JP6342797B2 - 多目的介護リフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高齢者、要介護人、身体事情により、自力起床、及び歩行移動の困難な人達の移動身体介助装置として、又介護人にとっても、介護作業を容易にし、力作業を軽減するベッド、椅子等からの自力、また介護人補助による移動動作達成可能な多目的移動介護補助装置である。
従来高齢者、要介護人のベッドからの起床、移動について、介護人の介助無しでは達成不可能であり、さらに現状での移動介助装置では、介護人の身体背面部への吊り用スリング等、身体吊り上げ帯を手作業によって通して準備し、吊り上げ装置を介して介護人身体を吊り上げ移動、その後、椅子または車椅子等への載せ替え、身体吊り上げ布を取り出してベッドから移動させている。またその逆の椅子等からのベッド等他の目的場所への移動介護補助は手間が多く、さらに介護人の体力を要する装置であった。
特開2011−172898号公報 特許弟4432155号
従来の介護用リフトの、公開文献には次のような欠点があった。高齢者、要介護人の身体の移動目的は多々であるが、そのすべての移動目的に対して、床面走行の移載装置であり室内段差、階段、スロープの昇り等に対して走行困難となる場所が多い。
リフト完了後、走行移動時に人体落下カバー等の装置がないため危険を伴う。
自力による、移動操作が不可能であり、自由な自分の意思による移動実行が出来ない。
ハンガー吊り上げ方式はそのスリングの着脱に、介護者の力技が必要とされ介護作業の改善につながらない。
単機能とした装置のため、限られた介護作業にしか対応させる事が出来ないため、数種の介護装置を必要とする介護では、その作業毎に人力による乗降作業が必要となり介護作業改善に繋がっていない。
本発明は、以上の問題点解決、及び、提案追加により発明されたものである。
上記課題を解決するために本発明の多目的介護リフト装置は、上下動用ストロークシリンダに連結され上下動可能な反転(回動)支持ピンを備えたセンターフレームと、センターフレーム下部に設置された固定側設置ブロックと、固定側設置ブロックの前方向に配された反転(回動)支持ピンに連結された連結軸上を移動するとともに、反転(回動)ストロークシリンダにより反転(回動)支持ピンを中心として反転(回動)可能に設けられた反転(回動)設置ブロックとを備え、固定設置ブロックにはリフトアーム開閉用ストロークシリンダによって開閉する左側、右側一対の人体リフトアームB、人体リフトアームAと、それぞれの先端部に取り付けられ、リフトパーム開閉用ストロークシリンダBによって開閉するリフトパームB、リフトパームAを設け、同様に反転(回動)設置ブロックにも、リフトアーム開閉用ストロークシリンダによって開閉する左側、右側一対の人体リフトアームC、人体リフトアームDと、それぞれの先端部に取り付けられリフトパーム開閉用ストロークシリンダAによって開閉するリフトパームC、リフトパームDを設け、横臥状態または座位状態の要介護人の抱き上げまたは抱き下ろしを行う。
これにより、要介護人がベッド、椅子等から移動するための、人体へのスリング、拘束ベルト等を装着する必要から開放される。
本発明を使用することにより、ベッド、椅子等から移動するための、人体へのスリング、拘束ベルト等を装着する必要から開放される。
要介護人、身体事情により自力での室内移動の困難な人の自分の意思と操作によって移動することが可能となり、また介護人にはその作業の体力的な軽減とともに、各目的によるリフト装置からの乗降をする作業から開放される。
本多目的介護リフト装置での移動を、レールに懸架して移動することにより、移動ルートの状態や形状(スロープ、階段、室内エレベータ)に左右されることなく移動が可能である。
本多目的介護リフト装置は昇降機能も備えているため、入浴、トイレ用の他の装置を必要としない。
多目的介護リフト装置例図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)はA部拡大図である。 図1のB部拡大図である。 多目的介護リフト装置例図の平面図である。 図2側面例図の右側、手前位置のリフトパーム図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)はリフトパーム断面図、(D)は側面図、(E)はA部拡大図である。 図2側面例図の右側、向側位置のリフトパーム図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)はリフトパーム断面図、(D)は側面図、(E)はA部拡大図である。 図2側面例図の左側、手前置のリフトパーム図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)はリフトパーム断面図、(D)は側面図、(E)はA部拡大図である。 図2側面例図の左側、向側位置のリフトパーム図である(A)は平面図、(B)は正面図、(C)はリフトパーム断面図、(D)は側面図、(E)はA部拡大図である。 多目的介護リフト装置例正面図による、上下動動作説明図である。 多目的介護リフト装置例正面図による、(A)はベッド横臥状態からのリフトアップ、(B)はリフトダウンの動作説明図である。 多目的介護リフト装置例側面図による、(A)は椅子座位状態からのリフトアップ、(C)はリフトダウンの動作説明図であり、(B)はリフトアップ後の正面図、図(D)は介護人体リフトアーム及び、リフトパームの動作軌跡図である。 多目的介護リフト装置による横臥人体リフトアップ直後の状態図である。 多目的介護リフト装置による横臥人体リフトアップから、右側人体リフトアーム及びリフトパーム部を定量反転(回動)傾斜した状態図である。 多目的介護リフト装置による横臥人体リフトアップから、右側人体リフトアーム及びリフトパーム部をさらに定量反転(回動)傾斜した状態図である。 多目的介護リフト装置による横臥人体リフトアップから、右側人体リ)フトアーム及びリフトパーム部をさらに最終位置まで、定量反転(回動)傾斜し、椅子と同様な機能へと、反転変形させた人体座位状態図である 右側人体リフトアームとリフトパーム部が位置決めストロークシリンダの出動作により、人体背面部がベストの状態位置へ移動途中の状態図である。 右側人体リフトアームとリフトパーム部を位置決めストロークシリンダの出動作により移動させ、人体背面部がベストの状態位置の状態図である。 方向切り替えポイントの例図であり、(A)は正面図、(B)は平面図である。 多目的介護リフト装置走行例図であり、(A)走行装置、左右移動装置正面図、(B)は側面図、(C)はブラシブレーキ平面図、(D)はブラシブレーキ正面図、(E)はA部拡大図である。 単独走行用台車及びレールレベル位置合わせ例図である。 ストロークシリンダの機能を回転機とした例図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
なお各部は模式的に示すものであって、本発明は図示また形態(形状、数量等)に限定するものではない。また本多目的介護リフト装置に関する説明中の位置関係は、対象要介護者の頭部から脚部の背骨軸方向を前後方向とし、人体頭部側を前方向、脚部側を後方向さらに右手側を右側、左手側を左側とする。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1〜図18を用いて説明する。
図1の走行用レール1は曲げ板、引き抜き材、または型材で形成し、建屋天井部等に単列、または複列に設置させる、スロープ部、階段部では図18(A)に示すスリップ動力伝達方式または人力による走行方式や、駆動車輪を設け床面走行としても良く、降りによる急激な走行加速を防止する構造とする。
図1の走行用レール1の降り部や、コーナー部直前には、図18(B)、(C),(D),(E)に示す、ブラシ式ブレーキ装置を設け急激な加速を防止する。
図1の走行マスト6に、上下動用ストロークシリンダ8を設置し同じく走行マスト6に、スライドレール軸受ユニットA7を設け、その上面にセンターフレーム9を設置し上下動用ストロークシリンダ8と連結具26とピン連結させ、上下動の動作可能な構造とする。
走行マスト6を図18(A)に示すレール軸受けユニットB62を介して設置し、左方向芯だし用ストロークシリンダ63によってストローク範囲内で自由に移動可能な構造とすることにより多目的介護リフト装置の左側右側方向に対して芯だし出来る構造とすることが出来る。
図1(B)の、センターフレーム9の下部に連結軸B51が貫通装着された固定側設置ブロック22を設置し、さらに連結軸B51軸上に、左右一対の人体リフトアームA13、B14、を貫通装着し、その人体リフトアームA13、B14の先端部にはリフトパームA49,B50を設置する。
センターフレーム9に設置されたストロークシリンダブラケット18aと左右一対の人体リフトアームA13,B14との間にスラスト負荷測定ロードセル52と、動作位置検出センサー72を装備した、リフトアーム開閉用ストロークシリンダ17をそれぞれピン接合し、人体リフトアームA13,B14のスラスト負荷を測定し、動作位置を検出しながら開閉リフト可能な構造とする。
同様にリフトパームA49,B50もスラスト負荷測定ロードセル52と、動作位置検出センサー72を装備したリフトパーム開閉用ストロークシリンダB21、A20の一端を連結軸51に貫通装着し、もう一端を開閉用ブラケット36に同じくピン接合し、スラスト負荷を測定し、動作位置を検出しながら開閉動作する構造とする。
図1(B)センターフレーム9の前方向に、反転(回動)設置ブロック10を、反転(回動)支点となる反転(回動)支持ピン25に装着され前後方向に延びた連結軸12を貫通して設置する。
さらに反転(回動)側設置ブロック10の上面に設置された位置決めストロークシリンダ19に付属の移動テーブル65上に反転(回動)ブラケット53を設置し、センターフレーム9に設けられた、反転(回動)ストロークシリンダブラケット64のピン穴と反転(回動)ブラケット53のピン穴との間に、スラスト負荷測定ロードセル52と、動作位置検出センサー72を装備した反転(回動)用ストロークシリンダ11を取り付け、反転(回動)ストロークシリンダ11の伸縮動作によって反転(回動)側設置ブロック10と反転(回動)側設置ブロック10に設置されている、人体リフトアームC15、D16及びその先端部に設置された、リフトパームC47、D48が一体となって、吊り用スリング等、身体吊り上げ用帯を使用することなくスラスト負荷を測定し、動作位置を検出しながら反転(回動)動作可能な構造とする。
反転(回動)の機構の構造は反転(回動)ストロークシリンダブラケット64のピン穴と、反転(回動)ブラケット53のピン穴及び反転(回動)支持ピン25のピン穴の3ピンを支点とし、固定側設置ブロック22をローラ構造支持とした、反転(回動)ストロークシリンダ11をラーメン材1、反転(回動)ブラケット53から、反転(回動)側設置ブロック10を略ラーメン材2とし連結軸12を反転(回動)設置ブロック10に貫通ローラ支持構造のラーメン材3とした、略3ピンラーメン構造としている。反転(回動)側設置ブロック10にも左右一対の人体リフトアームC15,D16を連結軸12に貫通して取り付け、その人体リフトアームC15,16の先端部にはリフトパームC47,D48を設置する。
反転(回動)ブラケット53に設置されたストロークシリンダブラケット18bと左右一対の人体リフトアームC15,D16との間にスラスト負荷測定ロードセル52と、動作位置検出センサー72を装備した、リフトアーム開閉用ストロークシリンダ17をそれぞれピン接合し、人体リフトアームC15,D16のスラスト負荷を測定し動作位置を検出しながら開閉可能な構造とする。
同様にリフトパームC47,D48もスラスト負荷測定ロードセル52と、動作位置検出センサー72を装備したリフトパーム開閉用ストロークシリンダB21、A20の一端を連結軸12に貫通装着し、もう一端を開閉用ブラケット36に同じくピン接合し、スラスト負荷を測定し動作位置を検出しながら開閉動作する構造とする。
固定側設置ブロック22に左右一対に設置された人体リフトアームA13,B14及びリフトパームA49B50と、反転(回動)側設置ブロック10の左右一対に設置された人体リフトアームC15,D16及び、リフトパームC47,D48とをリフトパームA(49),B(50)が人体の臀部付近に,C(47),D(48)が人体の背部付近になるように人体とその接地面との間に挿入して開閉動作させ抱き上げることにより、吊り上げ用のシートやスリング等の吊り帯を使用しなくとも人体を抱き上げ、抱き下ろし、リフト可能な構造とする。
人体リフトアームA13、B14、C15、D16を開閉するリフトアーム開閉用ストロークシリンダ17と、リフトパームC47、D48、A49,B50を開閉するリフトパーム開閉用ストロークシリンダA20、B21と、反転(回動)側設置ブロック10を反転(回動)する、反転(回動)用ストロークシリンダ11と、反転(回動)側設置ブロック10の位置決めストロークシリンダ19はストローク出、縮作動方式でなく、回転原動機としても良く、またその場合のロードセル52はトーションバー式での捻り負荷ロードセルとし、動作位置検出センサーを装備したものでも良い。
人体リフトアーム開閉と、リフトパーム開閉と、多目的介護リフトの上下動と左右方向芯だし動作は、その開閉作動時に各ロードセル52と動作位置検出センサー72によって測定された数値によってデジタル制御される。
デジタル制御とは、各部に装備されたロードセル52と動作位置検出センサー72によって測定された装置作動のデータを数値変換し、そのデータを演算することにより、例えば人体抱き上げ時のリフトアームとリフトパームの動作による演算数値を平均化するようにリフトアームとリフトパームの関係を動作させることにより対象人体にソフトにアプローチさせることが可能となる、又は、左右方向のリフトアップ時のセンターリングは、左右に装備されたリフトアームやリフトパームが先行して人体へ接触した一方のロードセル52負荷数値を検出すれば、もう一方のリフトアームやリフトパームが優先して回動し、互いに左右同時にその計測負荷が平均化するような回動動作することである。
デジタル 制御によって、人体抱き上げ、抱き起こし時に人体側又は人体設置面側に生ずる反力をロードセル52によって測定された測定値を演算処理し、反力が平均する位置、又は要介護人等にとって楽な、違和感の無い多目的介護リフトの動作を実現出来る。 また、人体リフトアーム作動時にリフトパームのロードセル52に圧縮力又は、引張力のいずれかが生ずることになるが、圧縮側の力は人体横臥ベッド上面からの反発力であり、引張側の力は人体からの反発力である、このときのそれぞれの反発力をデジタル測定し、ロードセル52出力数値を演算することにより装置に反映させ、動作位置検出セ72によって検出された位置データと比較しながら動作することが可能となる。
上下動用ストロークシリンダ8及び、左右方向芯だし用ストロークシリンダ63も各、人体リフトアーム、リフトパームに設けられたロードセル52の出力デジタル数値によって上下動、又は左右芯だし動作をデジタル制御される。
反転(回動)側設置ブロック10を、反転(回動)支持ピン25を開閉支点として反転(回動)動作することにより、人体を横臥状態から座位状態に、あるいは座位状態から横臥状態へと体位を変形移動できる構造となる。
反転(回動)側設置ブロック10と反転(回動)側人体リフトアームC15,D16及びリフトパームC47,D48は位置決めストロークシリンダ19によって、人体身長差や、反転(回動)による位置変化に対応して連結軸12上を移動できる構造とする。
リフトパームC47,D48,A49,B50は駆動プーリ37と先端ローラ38をトラフ板40とサイドフレーム44にラジアル軸受け35及び半円軸受け39、ピボット軸受け43を介して設置し、トラフ板40 の両面にクッション材41を貼り付けベルト走行面を形成し、駆動プーリ37と先端ローラ38間にベルト42を掛ける、またリフトパームは全て上下2段構造のベルトコンベヤとし上下連結材45によってクサビ形状の構造
としても良く、または単なるクサビ形状のトラフ板40の上下を厚手のクッション材41を挟んでその表面を滑らかなシート等で包んだ固定式ものであっても良い。
全てのリフトパームの2段ベルトコンベヤはそれぞれ人体リフトアームに回転機ブラケット46を介して設置された各1台のブレーキまたは、ロック機能付き回転機27により回転伝達継ぎ手28を介しサイドフレーム44に設置された軸受け30に支えられた駆動軸29から歯車A31,B32,C33、D34に接続して伝達駆動され、それぞれ相接するベルトは同方向に同速で走行し、接触したベルトとベルト間の表面摩擦熱等を生じない構造とする。
全てのリフトパームは、2段重ねのクサビ状ベルトコンベヤとして人体接触面側と、ベッド、椅子、人体設置床面側との間に、互いに2段重ねのクサビ状ベルトコンベヤのそれぞれの速度と走行方向を同速、同一方向とし、さらにそれぞれのリフトアーム、リフトパームの回動速度と略同速、ベルト走行方向をリフトアーム、リフトパームの進行方向と逆方向として、人体とベッド、椅子、人体設置床面の間へ、人体への接触引き力を軽減しながら差込み、ひき抜きして要介護人の衣服やベッドに敷かれたシーツ等の巻き込みを防止して抱き上げまたは抱き下ろし動作が出来る構造とする。



上下動用ストロークシリンダ8、リフトアーム開閉ストロークシリンダ17、リフトパーム開閉ストロークシリンダ20、21、位置決めストロークシリンダ19、左右方向芯だし用ストロークシリンダ63のすべては動作限界位置検出センサーを装備している。
リフトパームC47,D48,A49,B50はその先端部の一部を耐水構造として入浴層の水中に投入しても良い。
人体リフトアーム にはその閉動作の限界位置に閉動作限界位置機械ブロック23を設け閉動作限界を機械的に安全のため制限する。
多目的介護リフト装置の動作は全て、パーソナルコンピュータ、シーケンスコントロー
ラ又は電磁、空圧リレー等の制御装置を内蔵した制御盤54に付属の操作箱55に設置された、各入力スイッチを操作することによりコントロールされる。
人体リフトアームの人体面側には、柔軟な緩衝材を配した安全カバー24を設ける。
本装置の動力源は、電力、油圧、空圧、水圧等のいずれかで実行可能な装置とする。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2を図1〜20を用いて説明する。
各動作負荷測定ロードセル52は、各種圧力センサー(ダイヤフラム、検出電流数値)
としても良い。
多目的介護リスト装置の制御は、ロードセル52や、トーションバー77による負荷測定値によるデジタル制御に限らず、予め試運転実行した上で例えば、試運転実行時に要介護人等の痛点値と対象ベッドや椅子等の強度許容負荷値を測定する事により、それぞれの状態に応じた出力をそれぞれの動作用のストロークシリンダや回転機等に施す制御でも良い。
多目的介護リフト装置は、設置建屋等の都合により天井面、床面、壁面への走行用レール1の施工が不都合な場合には図19に示す単独走行用台車66を設け、介護人による手押し走行、又は単独走行回転駆動機69による走行可能な単独走行台車66としても良い。
図19に示す、単独走行用台車66に補助レール71を設け吊り具5に懸架された多目的介護リフト装置とし、走行レール1とレールレベル合わせ台70によって位置合わせ出来る構造とすることにより、天井等に設置された走行用レール1での走行と単独走行用台車66による自由な単独走行可能な構造とする。
反転(回動)ストロークシリンダ11は、図20に示す反転(回動)用回転機73の中空出力軸を反転(回動)支持ピン25に挿入し回転機設置金具78を介してセンターフレーム9に固定させ、出力軸の一方の端面に設置されたトーションバー77を介して連結軸A12に固定させ、回転力を計測しながら回転動作することにより、反転(回動)ストロークシリンダ11の代用が可能で、リフトアーム開閉用ストロークシリンダ17も同様にリフトアーム開閉用回転機74の中空出力軸を、反転(回動)側設置ブロック10に設置された人体リフトアームC15,D16であれば、連結軸A12に挿入し、反転(回動)側設置ブロック10の略コの字状の一方の面A79に回転機設置金具78を介して固定させ、出力軸の一方の端面に設置されたトーションバー77を介して人体リフトアームC15,D16と固定させ、トーションバー77によって回転力を計測しながら回転動作することにより、リフトアーム開閉用ストロークシリンダ17の代用が可能で、同様に固定側設置ブロック22に取付けられた人体リフトアームA13,B14もリフトアーム開閉用回転機74の中空出力軸を、固定側設置ブロック22に設置された連結軸B51に挿入し、固定側設置ブロック22の略コの字状の一方の面A79に回転機設置金具78を介して固定させ、出力軸の一方の端面に設置されたトーションバー77を介して人体リフトアームA13,B14とそれぞれ固定させ、トーションバー77によって回転力を計測しながら回転動作することにより、リフトアーム開閉用ストロークシリンダ17の代用が可能で、同様に反転(回動)側設置ブロック10、固定側設置ブロック22の各人体リフトアームに設置された、リフトパームC47,D48、A49,B50の開閉用ストロークシリンダである、リフトパーム開閉用ストロークシリンダA20、B21も、リフトパーム開閉用回転機A75、B76の中空出力軸を駆動軸29に挿入し回転機設置金具78を介してそれぞれの人体リフトアームA13,B14,C15,D16に固定させ、出力軸の一方の端面に設置されたトーションバー77を介してリフトパームC47,D48、A49,B50とそれぞれ固定させ、それぞれのトーションバー77によって回転力を計測しながら回転動作することにより、リフトパーム開閉用ストロークシリンダA20,リフトパーム開閉用ストロークシリンダB21の代用が可能となり当然ロードセル52もトーションバー77で代用可能ですべてのデジタル動作も可能となる。
1 走行用レール
2 滑車連結軸
3 走行用滑車
4 走行用滑車軸受け
5 吊り具
6 走行マスト
7 スライドレール軸受けユニットA
8 上下動用ストロークシリンダ
9 センターフレーム
10 反転(回動)側設置ブロック
11 反転(回動)ストロークシリンダ
12 連結軸A
13 人体リフトアームA
14 人体リフトアームB
15 人体リフトアームC
16 人体リフトアームD
17 リフトアーム開閉用ストロークシリンダ
18 ストロークシリンダブラケットa
ストロークシリンダブラケットb
19 位置決めストロークシリンダ
20 リフトパーム開閉用ストロークシリンダA
21 リフトパーム開閉用ストロークシリンダB
22 固定側設置ブロック
23 閉動作限界位置機械ブロック
24 安全カバー
25 反転(回動)支持ピン
26 連結具
27 回転機
28 回転伝達継ぎ手
29 駆動軸
30 フランジ軸受け
31 歯車A
32 歯車B 33 歯車C
34 歯車D
35 軸受け
36 開閉用ブラケット
37 駆動プーリ
38 先端ローラ
39 半円軸受け
40 トラフ板
41 クッション材
42 ベルト
43 ピボット軸受け
44 サイドフレーム
45 上下連結材
46 回転機ブラケット
47 リフトパームC
48 リフトパームD
49 リフトパームA
50 リフトパームB
51 連結軸B
52 ロードセル
53 反転(回動)ブラケット
54 制御盤
55 操作箱
56 切り替えポイントレール
57 レール切り替え用ストロークシリンダ
58 切り替えレールフレーム
59 切り替えレールフレームガイドローラ
60 走行駆動輪
61 ブレーキ付き走行回転機A
62 レール軸受けユニットB
63 左右方向芯だし用ストロークシリンダ
64 反転(回動)ストロークシリンダブラケット
65 移動テーブル
66 単独走行用台車
67 取っ手
68 単独走行車輪
69 単独走行回転駆動機
70 レールレベル合わせ台
71 補助レール
72 動作位置検出センサー
73 反転(回動)用回転機
74 リフトアーム開閉用回転機
75 リフトパーム開閉用回転機A
76 リフトパーム開閉用回転機B
77 トーションバー
78 回転機設置金具
79 略コの字状の一方の面A

Claims (1)

  1. 上下動可能なセンターフレーム(9)と、センターフレーム(9)の下部に設けられた固定側設置ブロック(22)と、固定側設置ブロック(22)に上下方向に反転(回動)可能に取付けられ前方向に延びた連結軸A(12)と、連結軸A(12)の軸上を移動可能な反転(回動)側設置ブロック(10)とを備え、固定側設置ブロック(22)には、左右一対の開閉可能な人体リフトアームA(13)B(14)と、人体リフトアームA(13),B(14)それぞれの先端に開閉可能に取付けられたリフトパームA(49),B(50)を設け、反転(回動)側設置ブロック(10)には、左右一対の開閉可能な人体リフトアームC(15),D(16)と、人体リフトアームC(15),D(16)それぞれの先端に開閉可能に取付けられたリフトパームC(47),D(48)を設け、リフトパームA(49),B(50)が人体の臀部付近に,リフトパームC(47),D(48)が人体の背部付近になるように全てのリフトパームA(49),B(50),C(47),D(48)を人体下面と、人体設置面との間に差し込み、人体を抱き上げた状態で連結軸A(12)を上下方向に反転(回動)する事によって反転(回動)側設置ブロック(10)を反転(回動)させ、要介護人を横臥状態から座位状態へ、あるいは座位状態から横臥状態へと変形移動が可能な多目的介護リフト装置。
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