JP6342669B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

この発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、トラック・バス等の重荷重車両用の空気入りタイヤとして、ラジアル構造のスチールカーカスプライの内側にバイアス構造のテキスタイルカーカスプライを配置することで、サイドウォール部の剛性を大きくして、操縦安定性を向上させるものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平4−129803号公報
近年、重荷重車両用の空気入りタイヤを含む各種の空気入りタイヤにおいて、低燃費のタイヤが求められており、その対応策の一つとして、転がり抵抗の低減のために、構造を簡素化ひいてはタイヤを軽量化することが考えられている。特許文献1の技術では、テキスタイルカーカスプライの追加によって、操縦安定性を向上できるが、タイヤの軽量化の観点からは好ましくない。一方、タイヤの軽量化によって例えばサイドウォール部の剛性が低下すると、タイヤの横バネ定数が低下し、車両の旋回時等でタイヤにスリップアングルがついたときタイヤ幅方向に大きく変位するため、コーナリングフォースが定常状態になるまでの時間が長くなり、旋回時の車両応答性が低下する。またタイヤ幅方向の変位が増大するとキャンバーが付与された状態に近い接地形状となり、接地面内で均一なせん断力を発生することができず、結果としてコーナリングフォースが減少するので、旋回に必要なコーナリングフォースを得るには、より大きな操舵角が必要となる。以上2つの現象が生じることで操縦安定性が低下することが懸念される。
この発明は、上記のような懸念点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、部材の追加を要さずに、操縦安定性を向上できる、空気入りタイヤを提供することにある。
この発明の空気入りタイヤは、一対のビード部にそれぞれ埋設された一対のビードコアと、該一対のビードコア間をトロイド状に延びる少なくとも一層のカーカスプライを含むカーカスとを備える、空気入りタイヤにおいて、タイヤが適用リムに組み付けられるとともに実質的に内圧が充填されず無負荷の状態にある場合において、タイヤ幅方向に沿う断面にて、前記カーカスのタイヤ径方向最大高さをhとし、前記カーカスのタイヤ径方向最内位置からタイヤ径方向外側へh、0.91h、0.82h、0.63hだけ離れた高さ位置をそれぞれ第7高さ位置H7、第6高さ位置H6、第5高さ位置H5、第4高さ位置H4とするとき、前記第6高さ位置H6から前記第7高さ位置H7までの第7高さ範囲h7内での前記カーカスの曲率半径は、0.26h以上であるとともに、前記第6高さ位置H6での前記カーカス上の仮想点と、前記カーカスのタイヤ幅方向最外位置から0.4hだけタイヤ幅方向内側に離れたタイヤ幅方向位置での前記カーカス上の仮想点とを結んだ直線の、タイヤ幅方向に対する鋭角側の傾斜角度が14°以上であり、前記第5高さ位置H5から前記第6高さ位置H6までの第6高さ範囲h6内での前記カーカスの曲率半径の中間値は、前記第7高さ範囲h7内での前記カーカスの曲率半径よりも小さく、前記第4高さ位置H4から前記第5高さ位置H5までの第5高さ範囲h5内での前記カーカスの曲率半径は、前記第6高さ範囲h6内での前記カーカスの曲率半径の中間値よりも大きいとともに、前記第5高さ範囲h5のタイヤ径方向最内及び最外位置での前記カーカス上の仮想点どうしを結んだ直線の、タイヤ径方向に対する鋭角側の傾斜角度が23°以下であることを特徴とする。
この発明の空気入りタイヤによれば、部材の追加を要さずに、操縦安定性を向上できる。
なお、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) のJATMA YEAR BOOK、欧州ではETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organisation)のSTANDARDS MANUAL、米国ではTRA(The Tire and Rim Association, Inc.)のYEAR BOOK等に記載されている、適用サイズにおける標準リム(ETRTOのSTANDARDS MANUALではMeasuring Rim、TRAのYEAR BOOKではDesign Rim)を指す。
この発明の空気入りタイヤにおいて、前記第6高さ範囲h6内での前記カーカスの曲率半径の中間値は、0.13h〜0.26hであることが好ましい。これにより、タイヤの良好な耐久性を確保つつ、操縦安定性をより確実に向上できる。
この発明の空気入りタイヤにおいて、前記第5高さ範囲h5内での前記カーカスの曲率半径は、0.82h以上であることが好ましい。これにより、操縦安定性をさらに向上できる。
この発明の空気入りタイヤにおいて、前記カーカスのタイヤ径方向最内位置からタイヤ径方向外側へ0.48hだけ離れた高さ位置を第3高さ位置H3とするとき、前記第3高さ位置H3から前記第4高さ位置H4までの第4高さ範囲h4内での前記カーカスの曲率半径は、0.39h以上であり、前記カーカスの最大幅位置が、前記第4高さ範囲h4内に位置していることが好ましい。これにより、操縦安定性をさらに向上できる。
この発明によれば、部材の追加を要さずに、操縦安定性を向上できる、空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すタイヤ幅方向断面図である。 図1の空気入りタイヤの作用を説明するためのタイヤ幅方向断面図である。
以下に図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について例示説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という場合がある。)の一実施形態を示すものである。なお、本実施形態で説明するタイヤは、トラック・バス等の重荷重車両用の空気入りタイヤに特に好適なものであるが、本発明は他の種類の車両に用いられる空気入りタイヤにも適用可能である。図1の例では、タイヤの構造がタイヤ赤道面Cに対して対称であるが、タイヤ赤道面Cに対して非対称でもよい。
図1に示すタイヤは、トレッド部1と、トレッド部1のタイヤ幅方向両端部からそれぞれタイヤ径方向内側へ延びる一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2からそれぞれタイヤ径方向内側に連続する一対のビード部3とからなっている。このタイヤは、上記ビード部3にそれぞれ埋設された、図では六角形断面の、一対のビードコア4と、ビードコア4どうしの間をトロイド状に延びる少なくとも一層(図の例では1層)のカーカスプライ(この例では、ラジアル構造のカーカスプライ)を含むカーカス5とを、備えている。カーカスプライは、スチール製又は有機繊維製等のコードをゴム被覆することにより形成される。図の例において、カーカス5は、ビードコア4どうしの間をトロイド状に延びる本体部5aと、本体部5aの両端から延びて、ビードコア4の周りでタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に向けて折り返された一対の折り返し部5bとを含んでいる。トレッド部1の、カーカス5のクラウン域よりもタイヤ径方向外側には、複数のベルト層からなるベルト6及びトレッドゴム7が順次配置されており、このトレッドゴム7のタイヤ外表面には、例えばタイヤ周方向に延びる複数の周溝1a等を含むトレッドパターンが形成されている。
以降では、特に断りがない限り、タイヤが適用リムRに組みつけられるとともに実質的に内圧が充填されず無負荷の状態にある場合において、タイヤ幅方向に沿う断面での、タイヤの寸法及び形状について説明する。ここで、「実質的に内圧が充填されず」とは、タイヤの内圧が、例えば30〜50kpa等、タイヤが自身の荷重を支えリム組み時の形状を保持するのに最低限必要な、非常に低い内圧である場合をいう。
なお、図1では、便宜上、タイヤが適用リムRに組み付けられるとともに正規最大内圧が充填されて無負荷の状態にある場合と、タイヤが適用リムRに組みつけられるとともに実質的に内圧が充填されず無負荷の状態にある場合とでの、タイヤ形状の違いを考慮せずに図示している。「正規最大内圧」とは、前述のJATMA YEAR BOOK等に記載されている、適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力に対応する空気圧を指す。
図1に示すように、カーカス5のタイヤ径方向最大高さをhとし、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0からタイヤ径方向外側へh、0.91h、0.82h、0.63hだけ離れた高さ位置をそれぞれ第7高さ位置H7、第6高さ位置H6、第5高さ位置H5、第4高さ位置H4とする。
本発明のタイヤでは、第6高さ位置H6から第7高さ位置H7までの第7高さ範囲h7内でのカーカス5の曲率半径R7が、0.26h以上である(R7≧0.26h)とともに、第6高さ位置H6でのカーカス5上の仮想点Pと、カーカス5のタイヤ幅方向最外位置から0.4hだけタイヤ幅方向内側に離れたタイヤ幅方向位置でのカーカス5上の仮想点Pとを結んだ直線L7の、タイヤ幅方向に対する鋭角側の傾斜角度θ7が14°以上であり(θ7≧14°)、第5高さ位置H5から第6高さ位置H6までの第6高さ範囲h6内でのカーカス5の曲率半径の中間値R6は、第7高さ範囲h7内でのカーカス5の曲率半径R7よりも小さく(R6<R7)、第4高さ位置H4から第5高さ位置H5までの第5高さ範囲h5内でのカーカス5の曲率半径R5は、第6高さ範囲h6内でのカーカス5の曲率半径の中間値R6よりも大きい(R5>R6)とともに、第5高さ範囲h5内のタイヤ径方向最内及び最外位置(第4高さ位置H4及び第5高さ位置H5)でのカーカス5上の仮想点どうしを結んだ直線L5の、タイヤ径方向に対する鋭角側の傾斜角度θ5が23°以下(θ5≦23°)であることが必要である。
このようなカーカス5の構成によれば、以下に詳述するように、タイヤにスリップアングルが付与された際のタイヤ巾方向の変位が小さくなり、コーナリングフォースが定常状態になるまでの時間が短くなり旋回時の車両応答性が向上する。また変位が減少することで接地形状が矩形に近づき接地面内で発生するせん断力が均一化方向となるので、結果としてコーナリングフォースが増大し、小さな操舵角で旋回でき、操縦安定性を向上できる。
なお、「カーカス5のタイヤ径方向最大高さ(h)」とは、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0からカーカス5のタイヤ径方向最外位置までのタイヤ径方向距離をいう。「曲率半径の中間値R6」とは、第6高さ範囲h6内でのカーカス5の部分の曲率半径の下限値と上限値とのちょうど中央の値((下限値+上限値)/2)を指す。カーカス5が複数層のカーカスプライを含む場合、カーカス5の曲率半径を測定したり、カーカス5上の仮想点の位置やカーカス5の高さ位置等を見る際には、タイヤ最外側のカーカスプライとタイヤ最内側のカーカスプライとのちょうど中間を延びる仮想中間線を基準として行うものとする。
図の例では、曲率半径R7、R6をそれぞれ持つカーカス5の部分は、カーカス5の当該部分に対してタイヤ内側に曲率中心を有している。
ここで、車両の旋回時等でタイヤにスリップアングルを付与した時のタイヤの横バネについて、図2を参照して説明する。図2は、タイヤ幅方向にサイドフォースSFがタイヤに作用したときのタイヤを示しており、このとき、SF作用側(図2の左側)のサイド部が地面に沈み込むとともに、横力作用側とは反対側(図2の右側)のサイド部が、地面から浮き上がるように変形する。図中、破線矢印TBL、TBRは、横力SFがタイヤに作用していない時でのカーカス5のタイヤ幅方向両側部分に作用している張力のベクトルを示しており、実線矢印TAL、TARは、横力SFがタイヤに作用した時でのカーカス5のタイヤ幅方向両側部分に作用している張力のベクトルを示している。各矢印の向き及び長さは、それぞれ各張力ベクトルTBL、TBR、TAL、TARの向き及び大きさを表している。なお、実際には、主にタイヤのトレッド部1のタイヤ幅方向両端部からビード部3までに沿うカーカス5の部分に作用する張力が、コーナリングフォースに関与するが、説明の便宜上、ここではトレッド部1のタイヤ幅方向両端部からビード部3までに沿うカーカス5の部分に作用する張力を、包括的に、「カーカス5のタイヤ幅方向両側部分に作用する張力ベクトルTBL、TBR、TAL、TAR」としている。カーカス5の各箇所に作用する張力は、それぞれカーカス5の該箇所での接線方向に向く。
コーナリングフォースは、タイヤ幅方向両側でのカーカス5の張力ベクトルのタイヤ幅方向成分の和(TBLW+TBRW、TALW+TARW)の、横力SFが作用する前後での差分((TALW+TARW)−(TBLW+TBRW))として捉えることができる。ここで、コーナリングフォースの向き、すなわち横力SFと反対の向き(図の例では左方向)を、ベクトルの正の向きとする。
そして、第7高さ範囲h7内でのカーカス5の曲率半径R7をR7≧0.26hとすることで、第7高さ範囲h7内でカーカス5がよりまっすぐ延びるようにして、カーカス5の高い張力を確保している。さらに、第6高さ範囲h6内でカーカス5の曲率半径R6をR6<R7とし、さらに、第5高さ範囲h5内でカーカス5の曲率半径R5及びタイヤ径方向に対する傾斜角度θ5をそれぞれR5>R6およびθ5≦23°とすることで、タイヤに内圧が印加される際にタイヤが丸くなろうと変形するときに、第6高さ範囲h6内でのカーカス5がタイヤ内側(タイヤ内腔側)にせり出してきて、タイヤに正規最大内圧が充填された時に第6高さ範囲h6内でのカーカス5がよりまっすくに延びるようにし、ひいては第6高さ範囲h6内でのカーカス5の高い張力を確保できる。カーカス5の張力は、カーカス5の剛性すなわち変形し難さとして考えることができる。第7高さ範囲h7及び第6高さ範囲h6内でカーカス5の張力をより高くすることにより、横力SFがタイヤに作用したときに、横力作用側でカーカス5に生じる張力ベクトルTALをより大きくできるとともに、横力作用側とは反対側でカーカス5に生じる張力ベクトルTARをより小さくできるので、タイヤの横バネを大きくでき、スリップアングル付与時の横変位量を小さくすることができる。
また、第7高さ範囲h7内でカーカス5の傾斜角度θ7をθ7≧14°とすることで、横力SFがタイヤに作用した時に、横力作用側では、カーカス5のクラウン域がタイヤ幅方向に沿うように(すなわち地面に対して寝るように)より大きく変形でき、ひいては張力ベクトルTALがよりタイヤ幅方向に沿うように回転変位されることとなる。また、横力作用側とは反対側では、カーカス5のクラウン域がタイヤ径方向に沿うように(すなわち地面に対して立つように)より大きく変形でき、ひいては張力ベクトルTARがよりタイヤ径方向に沿うように回転変位されることとなる。したがって、タイヤの横バネをより大きくできる。
このように、本発明のタイヤでは、カーカス5自体の構成によって、横力作用時にタイヤの横バネを増大させ旋回時の車両応答性が向上でき、また横変位量の減少によりコーナリングフォースが増大し小さな操舵角で旋回できるので操縦安定性の向上が可能となるので、部材の追加を要さずに操縦安定性の向上ができる。
なお、このように本発明のタイヤでは、追加部材なしで操縦安定性を向上できるが、例えばサイドウォール部の剛性を増大させるべく部材の追加をしてもよく、その場合には、転がり抵抗への影響はあるものの、操縦安定性が増すこととなる。
上述したコーナリングフォースの増大の観点から、第7高さ範囲h7内でのカーカス5の曲率半径R7は、R7≧0.361hであることが好ましく、第7高さ範囲h7内でカーカス5の傾斜角度θ7をθ7≧18°とすることが好ましく、第5高さ範囲h5内でカーカス5の傾斜角度θ5をθ5≦18°とすることが好ましい。
一方、カーカス切れの防止の観点から、第7高さ範囲h7内でのカーカス5の曲率半径R7は、R7≦0.72hであることが好ましい。また、ベルト耐久の観点から、第7高さ範囲h7内でカーカス5の傾斜角度θ7は、θ7≦16°とすることが好ましい。さらに、カーカス切れの防止の観点から、第5高さ範囲h5内でのカーカス5の傾斜角度θ5は、θ5≧9°とすることが好ましい。
第6高さ範囲h6内でのカーカス5の曲率半径の中間値R6は、0.13h〜0.26hである(0.13h≦R6≦0.26h)ことが好ましい。仮にR6<0.13hであると、タイヤに内圧が印加される際に、第6高さ範囲h6内でカーカス5がタイヤ内側に過度にせり出してくることとなり、タイヤに正規最大内圧が充填された時に第6高さ範囲h6内でのサイドゴムに大きな歪みが生じて、クラックが生じ易くなる。一方、仮にR6>0.26hであると、タイヤに内圧が印加される際に、第6高さ範囲h6内でのカーカス5がタイヤ内側にせり出しにくくなるので、タイヤに正規最大内圧が充填された時に第6高さ範囲h6内でのカーカス5がさほどまっすぐには延びず、第6高さ範囲h6内でのカーカス5の張力を大きくは高めることができない。0.13h≦R6≦0.26hとすることで、タイヤの良好な耐久性を確保つつ、操縦安定性をより確実に向上できる。同様の観点から、第6高さ範囲h6内でのカーカス5の曲率半径の中間値R6をR6=0.155hとすることがさらに好ましい。
第5高さ範囲h5内でのカーカス5の曲率半径R5は、0.82h以上である(R5≧0.82h)ことが好ましい。これにより、第5高さ範囲h5内でカーカス5の張力をさらに高くすることができるので、タイヤにスリップが付与され横変位が生じた際の横力作用側でカーカス5に生じる張力ベクトルTALをより大きくでき、タイヤ横バネの増大による旋回時の応答性向上で操縦安定性のさらなる向上ができる。同様の観点から、第5高さ範囲h5内でのカーカス5の曲率半径R5は、R5≧1.031hであることがさらに好ましい。
カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0からタイヤ径方向外側へ0.48hだけ離れた高さ位置を第3高さ位置H3とするとき、第3高さ位置H3から第4高さ位置H4までの第4高さ範囲h4内でのカーカスの曲率半径R4は、0.39h以上であり(R4≧0.39h)、カーカス5の最大幅位置CWHが、h4内に位置していることが好ましい。「カーカス5の最大幅位置CWH」とは、一対のサイドウォール部2でのカーカス5どうしの間のタイヤ幅方向距離が最大となるタイヤ径方向位置(高さ位置)である。
カーカス5の最大幅位置CWHをh4内に配置することで、第7〜第5高さ範囲h7〜h5内でカーカス5の張力ベクトルがタイヤ幅方向外側を向くので、上述したタイヤ横バネの増大効果を十分に発揮させることができる。同様の観点から、カーカス5の最大幅位置CWHは、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0からタイヤ径方向外側へ0.55hだけ離れた高さ位置に配置されることがさらに好ましい。
また、h4内でのカーカス5の曲率半径R4をR4≧0.39hとすることも、コーナリングフォースの増大をもたらす。同様の観点から、h4内でのカーカス5の曲率半径R4をR4≧0.464hとすることがさらに好ましい。
なお、R7、R6、R5、R4は、それぞれ上述した条件を満たす限り、それぞれの高さ範囲h7、h6、h5、h4内で、一定でもよいし変化してもよい。
このタイヤが適用リムRに組み付けられるとともに正規最大内圧が充填されて無負荷の状態にある場合において、この状態での一対のビード部3それぞれのビードヒール3a間のタイヤ幅方向距離をWとするとき、カーカス5のタイヤ幅方向最大幅CWは1.35W以下である(CW≦1.35W)ことが好ましい。なお、「カーカス5のタイヤ幅方向最大幅CW」とは、カーカス5のタイヤ幅方向最外位置どうしの間のタイヤ幅方向長さを指す。これにより、サイドウォール部2でのカーカス5の本体部5aの部分がよりまっすぐに延びることとなるため、当該部分の張力が低下するのを抑制し、ゆえに横力作用時でのタイヤの変形を抑制することができ、ひいては操縦安定性を向上できる。
図1に示すように、タイヤが適用リムRに組みつけられるとともに実質的に内圧が充填されず無負荷の状態にある場合において、タイヤ最大幅位置SWHよりもタイヤ径方向内側で、かつ、ビード部3のタイヤ外表面のリムフランジRfからの離反点Sよりもタイヤ径方向外側で、タイヤ外表面は、タイヤ内側に向けて窪んだ凹部10を有していることが好ましい。なお、「タイヤ最大幅位置SWH」とは、一対のサイドウォール部2のタイヤ外表面どうしの間のタイヤ幅方向距離が最大となるタイヤ径方向位置(高さ位置)を指しており、図1の例ではカーカス最大幅位置CWHと同じ位置にある。凹部10を設けることによって、凹部10を設けない場合に比べて、タイヤのゴム量が低減されるので、タイヤの軽量化、ひいては転がり抵抗の低減や低燃費化を実現することができる。
図1において、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0からタイヤ径方向外側へ0.26h、0.10hだけ離れた高さ位置をそれぞれ第2高さ位置H2、第1高さ位置H1とする。このとき、第1高さ位置H1から第2高さ位置H2までの第2高さ範囲h2内で、かつ、ビードコア4よりもタイヤ径方向外側では、カーカス5の曲率半径R2が0.46h以上である(R2≧0.46h)ことが好ましい。また、第2高さ位置H2から第3高さ位置H3までの第3高さ範囲h3内では、カーカス5の曲率半径R3が0.62h以上である(R3≧0.62h)ことが好ましい。これにより、横力に対する第3高さ範囲h3及び第2高さ範囲h2内でのタイヤの変形を充分に抑制することができ、ひいては操縦安定性を向上できる。
なお、曲率半径R3、R2は、それぞれの高さ範囲内で、一定でもよいし、それぞれ上述した数値範囲内で変化してもよい。また、「第2高さ範囲h2内で、かつ、ビードコア4よりもタイヤ径方向外側」とは、第2高さ範囲h2の領域と、ビードコア4よりもタイヤ径方向外側(すなわちビードコア4のタイヤ径方向最外位置よりもタイヤ径方向外側)の領域との、重複領域を指す。さらに、「カーカス5の曲率半径」とは、カーカス5の本体部5aの曲率半径を指す。
曲率半径R2を持つカーカス5の部分(すなわち第2高さ範囲h2内で、かつ、ビードコア4よりもタイヤ径方向外側の部分)は、図の例ではカーカス5の当該部分に対してタイヤ内側に曲率中心を有しているが、カーカス5の当該部分に対してタイヤ外側(タイヤの外表面側)に曲率中心を有してもよい。また、図の例では、曲率半径R3を持つカーカス5の部分(すなわち第3高さ範囲h3内の部分)は、カーカス5の当該部分に対してタイヤ内側に曲率中心を有している。
また、第2高さ範囲h2内で、かつ、ビードコア4よりもタイヤ径方向外側では、カーカス5の曲率半径R2が0.51h以上である(R2≧0.51h)とともにカーカス5の曲率中心が該カーカス5よりもタイヤ内側に位置していることが、さらに好ましい。これにより、当該高さ範囲内でカーカス5にさらに高い張力を作用させて、横力に対するタイヤの変形をさらに抑制することができる。
カーカス5上の仮想点Pでのカーカス5の法線がビードコア4を通る場合における、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0に対する該仮想点Pのタイヤ径方向最外高さ位置をビードコア高さ位置Hbcとし、ビードコア高さ位置Hbcにある仮想点Pでのカーカス5の法線に沿って測ったタイヤのゲージをG0とする。このとき、仮想点Pがカーカス5に沿ってビードコア高さ位置Hbcから第3高さ位置H3へと向かう間、仮想点Pでのカーカス5の法線に沿って測ったタイヤのゲージGnは0.025×G0/mm以内の減少量で減少することが好ましい。さらに、仮想点Pが第3高さ位置H3にあるときのタイヤのゲージGn、すなわち仮想点Pがカーカス5に沿ってビードコア高さ位置Hbcから第3高さ位置H3までに至る間でのゲージGnの最小値は、ビードコア4のタイヤ幅方向最大幅Wcの10%以上となることが好ましい。これによりビードコア高さ位置Hbcと第3高さ位置H3との間の領域で、タイヤのゲージGnを充分に確保して、横力作用時での曲げの節位置(支点)となる部分を生じにくくすることができ、ひいては操縦安定性を向上できる。
ここで、「カーカス5上の仮想点Pでのカーカス5の法線がビードコア4を通る場合における、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0に対する該仮想点Pのタイヤ径方向最外高さ位置Hbc」とは、カーカス5上の仮想点Pでのカーカス5の法線のうち、ビードコア4を通るとともに仮想点Pがタイヤ径方向最外側に位置するような法線を選択したとき、選択した法線上の仮想点Pの、カーカス5のタイヤ径方向最内位置H0からタイヤ径方向外側への高さ位置を意味する。また、「0.025×G0/mm以内の減少量」とは、仮想点Pがカーカス5に沿って1mm進む毎に、ゲージGnの減少量が0より大きく0.025G0以内であることを意味する。さらに、「ビードコア4のタイヤ幅方向最大幅Wc」とは、ビードコア4のタイヤ幅方向最外位置とタイヤ幅方向最内位置との間のタイヤ幅方向長さをいう。
さらに、図1に示すように、カーカス5は、折り返し部5bを含み、かつ、カーカス5の折り返し部5bの終端は、リムフランジRfのタイヤ径方向最外位置よりもタイヤ径方向内側に位置していることが好ましく、また、カーカス5の折り返し部5bが、ビードコア4の周面に沿ってそれに巻き付く巻き付け部5cを含んでいることがさらに好ましい。これにより、より大きな凹部10をタイヤ外表面に形成することができるので、さらなる軽量化ひいては転がり抵抗の低減が可能になる。また、巻きつけ部5cによって、カーカス5の、ビードコア4の周りからの引き抜けを防止することができる。
第3高さ範囲h3内のタイヤ径方向最内及び最外位置(第2高さ位置H2及び第3高さ位置H3)でのカーカス5上の仮想点どうしを結んだ直線L3の、タイヤ径方向に対する鋭角側の傾斜角度θ3が27°以下(θ3≦27°)であることが好ましい。これにより、タイヤに正規最大内圧が充填された時に第3高さ範囲h3内でのカーカス5がよりまっすぐ延びるようにし、ひいては第3高さ範囲h3内でのカーカス5の高い張力を確保できる。
以下、本発明の実施例について説明する。実施例タイヤ1〜及び比較例タイヤ1〜6を表1に示す仕様のもと試作し、操縦安定性能を評価した。各供試タイヤは、いずれも、タイヤサイズが275/80R22.5で、図1に示すような構造を有しており、表1に示す仕様のみが異なる。表1の「R7/h」、「R6/h」、「R5/h」、「R4/h」、「θ7」、「θ5」は、タイヤが適用リムに組み付けられるとともに内圧50kPaで無負荷の状態にあるときに、測定した。
各供試タイヤを、サイズ22.5×7.5のリムに装着し、内圧は900kPaまで充填して、車両に取り付けて、乾燥路面のテストコースを走行させて、ドライバーによりフィーリング評価することにより操縦安定性能を評価した。そして、相対的な指数評価をした結果を表1に示す。値が大きいほど、操縦安定性が良いことを示す。
Figure 0006342669
表1に示す結果から明らかなように、実施例タイヤ1〜は、いずれも、比較例タイヤ1〜6に比して、操縦安定性能が向上されている。このことから、この発明の空気入りタイヤによれば、部材の追加を要さずに、操縦安定性を向上できることが解かった。
本発明は、例えばトラック・バス等の重荷重車両用の空気入りタイヤを含む各種の空気入りタイヤに利用することができる。
1:トレッド部、 1a:周溝、 2:サイドウォール部、 3:ビード部、 3a:ビードヒール、 4:ビードコア、 5:カーカス、 5a:本体部、 5b:折り返し部、 5c:巻き付け部、 6:ベルト、 7:トレッドゴム、 10:凹部、 20:ショルダー領域、 C:タイヤ赤道面、 CW:カーカスのタイヤ幅方向最大幅、 CWH:カーカスの最大幅位置、 G0、Gn:ゲージ、 h:カーカスのタイヤ径方向最大高さ、 h2〜h7:高さ範囲、 H0:カーカスのタイヤ径方向最内位置、 H0〜H7:高さ位置、 Hbc:ビードコア高さ位置、 SWH:タイヤ最大幅位置、 P:仮想点、 R:適用リム、 Rf:リムフランジ、 R2〜R7:曲率半径、 S:離反点、 SF:横力、 W:ビードヒール間のタイヤ幅方向距離、 Wc:ビードコアのタイヤ幅方向最大幅

Claims (2)

  1. 一対のビード部にそれぞれ埋設された一対のビードコアと、該一対のビードコア間をトロイド状に延びる少なくとも一層のカーカスプライを含むカーカスとを備える、空気入りタイヤにおいて、
    タイヤが適用リムに組み付けられるとともに実質的に内圧が充填されず無負荷の状態にある場合において、タイヤ幅方向に沿う断面にて、
    前記カーカスのタイヤ径方向最大高さをhとし、前記カーカスのタイヤ径方向最内位置からタイヤ径方向外側へh、0.91h、0.82h、0.63hだけ離れた高さ位置をそれぞれ第7高さ位置H7、第6高さ位置H6、第5高さ位置H5、第4高さ位置H4とするとき、前記第6高さ位置H6から前記第7高さ位置H7までの第7高さ範囲h7内での前記カーカスの曲率半径は、0.26h以上であるとともに、前記第6高さ位置H6での前記カーカス上の仮想点と、前記カーカスのタイヤ幅方向最外位置から0.4hだけタイヤ幅方向内側に離れたタイヤ幅方向位置での前記カーカス上の仮想点とを結んだ直線の、タイヤ幅方向に対する鋭角側の傾斜角度が14°以上であり、
    前記第5高さ位置H5から前記第6高さ位置H6までの第6高さ範囲h6内での前記カーカスの曲率半径の中間値は、前記第7高さ範囲h7内での前記カーカスの曲率半径よりも小さく、
    前記第4高さ位置H4から前記第5高さ位置H5までの第5高さ範囲h5内での前記カーカスの曲率半径は、前記第6高さ範囲h6内での前記カーカスの曲率半径の中間値よりも大きいとともに、前記第5高さ範囲h5のタイヤ径方向最内及び最外位置での前記カーカス上の仮想点どうしを結んだ直線の、タイヤ径方向に対する鋭角側の傾斜角度が23°以下であり、
    前記第5高さ範囲h5内での前記カーカスの曲率半径は、0.82h以上であり、
    前記カーカスのタイヤ径方向最内位置からタイヤ径方向外側へ0.48hだけ離れた高さ位置を第3高さ位置H3とするとき、前記第3高さ位置H3から前記第4高さ位置H4までの第4高さ範囲h4内での前記カーカスの曲率半径は、0.39h以上であり、
    前記カーカスの最大幅位置が、前記第4高さ範囲h4内に位置していることを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記第6高さ範囲h6内での前記カーカスの曲率半径の中間値は、0.13h〜0.26hである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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