JP6341600B2 - 屋外表示装置の逆光防止機構,屋外表示装置および逆光防止方法 - Google Patents
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Description
(11)道路標識板の文字,記号(矢印)などの道路情報の部分またはそれ以外の部分に、表裏方向に貫通する多数の孔部を形成し、道路標識板への入射逆光をこの孔部経由で道路標識板の表側へと通過させる(下記特許文献1参照)、
(12)道路標識板を、それぞれ透光性部材からなる表面板部および裏面板部で構成して、表面板部の表側に、文字,記号(矢印)などの道路情報の形状にカットした光透過性の反射色シートを貼り付け、透光性裏面板部への入射逆光を透光性表面板部の反射色シートに照射する(下記特許文献2参照)、
(13)道路標識板の表側に鏡面反射層を形成してその上に、蓄光顔料含有の塗料と蓄光顔料含有なしの塗料とで文字,記号(矢印)などの道路情報を記した表示面を形成し、この表示面を照射するための紫外線光源などを設ける(下記特許文献3参照)、
などの新たな構造からなる道路標識板が提案されている。
(21)その製造に手間がかかり、製造コストも高くなりやすい、
(22)そして何よりもこれまでに日本各地に設置済みの多くの道路標識板への逆光防止には何ら寄与しえない、
という問題点があった。
(1)表示情報(例えば後述の道路情報1b,広告情報4b)が記された表示面(例えば後述の表示面1a,4a)を持つ屋外表示装置(例えば道路標識,屋外広告など)の逆光防止機構において、
前記表示面の照射用光源を設けない形で、
前記表示面の直前方エリアに相当する視認対象空間域の外側部分に設けられて、当該表示面に、それへの自然光からなる逆光を反射して入射させるための反射鏡(例えば後述の凸面状反射鏡3,5)からなる、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
前記反射鏡は、
前記表示面の横方向に沿って延びる形で設けられる、
構成態様のものを用いる。
(3)屋外表示装置において、
表示情報が記された表示面と、
上記(1),(2)の逆光防止機構と、を備えた、
構成態様のものを用いる。
(4)上記(3)において、
前記表示面は、
前記表示情報としての道路標識を記した道路標識表示面であり、
前記反射鏡は、
前記表示面の前方上側に設けられている、
構成態様のものを用いる。
(5)表示情報(例えば後述の道路情報1b,広告情報4b)が記された表示面(例えば後述の表示面1a,4a)を持つ屋外表示装置(例えば道路標識,屋外広告など)の逆光防止方法において、
前記表示面の照射用光源を用意することなしに、
前記表示面の直前方エリアに相当する視認対象空間域の外側部分に反射鏡(例えば後述の凸面状反射鏡3,5)を設け、
前記反射鏡は、
前記表示面に、それへの自然光からなる逆光を反射して入射させる、
構成態様のものを用いる。
(6)上記(5)において、
前記表示面は、
前記表示情報としての道路標識を記した道路標識表示面であり、
前記反射鏡は、
前記表示面の横方向に沿って延びる形でその前方上側に設けられる、
構成態様のものを用いる。
ただ、以下の記載では、単なる説明の便宜上「凸面状反射鏡」を前提とする。
1は厚さ2mmの耐食アルミ板に反射部を設けた平板形状で周知の道路標識板(表示板),
1aは当該道路標識板の表側となる表示面,
1bは当該表示面に記された道路情報(道路方向情報,地名情報など),
2は道路標識板1を屋外の所定空間に固定保持するための周知の支柱,
3は表示面1aの上側前方(広義の視認対象空間域の上側)に取り付けられて当該表示部に対する逆光を表示面1aに照射するための横長でいわば蒲鉾型の凸面状反射鏡,
3aは凸面状反射鏡3の上下方向の全範囲へ入射する逆光(大入射角光線),
3bは逆光3aの反射光,
3cは凸面状反射鏡3の上下方向の全範囲へ入射する逆光(小入射角光線),
3dは逆光3cの反射光,
4はいわばボックス形状の広告表示部,
4aは当該広告表示部の表側となる表示面,
4bは当該表示面に記された広告情報,
5は表示面4aの上側前方(広義の視認対象空間域の上側)に取り付けられて、当該表示面に対し凸面状反射鏡3と同様の反射作用を呈する凸面状反射鏡,
5aは凸面状反射鏡5の上下方向の全範囲へ入射する逆光(大入射角光線),
5cは凸面状反射鏡5の上下方向の全範囲へ入射する逆光(小入射角光線),
6は凸面状反射鏡3,5を道路標識板1,広告表示部4に固定するためのそれぞれ略U字状断面からなる左右一対のアルミ製,合成樹脂製などの支持部材,
をそれぞれ示している。
H1は道路標識板1の縦方向長さ,
W1は道路標識板1の横方向長さ,
θ1は鉛直方向に対する道路標識板1の図示前かがみ状態の傾斜角度,
H2は凸面状反射鏡3の縦方向長さ,
W2は凸面状反射鏡3の横方向長さ,
Rは凸面状反射鏡3の鏡面曲率半径,
θ2は鉛直方向に対する凸面状反射鏡3の図示後かがみ状態の傾斜角度,
L1は逆光3a,3cそれぞれの上下方向の広がり(長さ),
θ3は逆光3aの水平面に対する入射角度,
θ4は逆光3cの水平面に対する入射角度,
をそれぞれ示している。
・道路標識板1の大きさ,傾斜角度に関して〔H1:2650mm,W1:4000mm,θ1:3.5°〕
・蒲鉾型の凸面状反射鏡3の大きさ,鏡面曲率半径および傾斜角度に関して〔H2:314mm,W2:4000mm,R:1000mm,θ2:29.6°〕
・逆光3a,3cに関して〔L1:250mm,θ3:14°,θ4:12°〕
となる。
上記数値が、
・道路標識板1の設置環境,傾斜角度,大きさ
・凸面状反射鏡3と道路標識板1との位置関係,
・凸面状反射鏡3の傾斜角度,大きさ
などに応じて、相対的に変化するのは勿論である。
(31)凸面状反射鏡3,5に代えて平面状反射鏡,凹面状反射鏡を用いる、
(32)凸面状反射鏡3,5,平面状反射鏡や凹面状反射鏡を、
表示面1a,4aの下側前方,左右横側前方の各空間域(広義の視認対象空間域の外側部分)や、
当該広義の視認対象空間域の中の表示情報視認の妨げとならない周辺部を捨象した形の、狭義の視認対象空間域の上下左右の外側部分に設ける、
(33)凸面状反射鏡3,5,平面状反射鏡や凹面状反射鏡を支柱2に取り付ける、
(34)道路標識板1,広告表示部4として、その表側の表示面1a,4aや裏側の逆光入射面が曲面形状のものを用いる、
(35)左右一対の支持部材6に代えて、透光性状のもので横方向に連続した形状からなる透光性部材を用いる、
ようにしてもよい。
1:道路標識板
1a:表示面
1b:道路情報(道路方向情報,地名情報など)
2:支柱
3:蒲鉾型の凸面状反射鏡
3a:逆光(大入射角光線)
3b:逆光3aの反射光
3c:逆光(低入射角光線)
3d:逆光3cの反射光
4:広告表示部
4a:表示面
4b:広告情報
5:蒲鉾型の凸面状反射鏡
5a:逆光(大入射角光線)
5c:逆光(低入射角光線)
6:支持部材
H1:道路標識板1の縦方向長さ
W1:道路標識板1の横方向長さ
θ1:道路標識板1の傾斜角度
H2:凸面状反射鏡3の縦方向長さ
W2:凸面状反射鏡3の横方向長さ
R:凸面状反射鏡3の鏡面曲率半径
θ2:凸面状反射鏡3の傾斜角度
L1:逆光3a,3cそれぞれの上下方向の広がり(長さ)
θ3:逆光3aの水平面に対する入射角度
θ4:逆光3cの水平面に対する入射角度
Claims (6)
- 表示情報が記された表示面を持つ屋外表示装置の逆光防止機構において、
前記表示面の照射用光源を設けない形で、
前記表示面の直前方エリアに相当する視認対象空間域の外側部分に設けられて、当該表示面に、それへの自然光からなる逆光を反射して入射させるための反射鏡からなる、
ことを特徴とする屋外表示装置の逆光防止機構。 - 前記反射鏡は、
前記表示面の横方向に沿って延びる形で設けられる、
ことを特徴とする請求項1記載の屋外表示装置の逆光防止機構。 - 表示情報が記された表示面と、
請求項1または2記載の逆光防止機構と、を備えた、
ことを特徴とする屋外表示装置。 - 前記表示面は、
前記表示情報としての道路標識を記した道路標識表示面であり、
前記反射鏡は、
前記表示面の前方上側に設けられている、
ことを特徴とする請求項3記載の屋外表示装置。 - 表示情報が記された表示面を持つ屋外表示装置の逆光防止方法において、
前記表示面の照射用光源を用意することなしに、
前記表示面の直前方エリアに相当する視認対象空間域の外側部分に反射鏡を設け、
前記反射鏡は、
前記表示面に、それへの自然光からなる逆光を反射して入射させる、
ことを特徴とする屋外表示装置の逆光防止方法。 - 前記表示面は、
前記表示情報としての道路標識を記した道路標識表示面であり、
前記反射鏡は、
前記表示面の横方向に沿って延びる形でその前方上側に設けられる、
ことを特徴とする請求項5記載の屋外表示装置の逆光防止方法。
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