JP6341492B1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6341492B1
JP6341492B1 JP2017061497A JP2017061497A JP6341492B1 JP 6341492 B1 JP6341492 B1 JP 6341492B1 JP 2017061497 A JP2017061497 A JP 2017061497A JP 2017061497 A JP2017061497 A JP 2017061497A JP 6341492 B1 JP6341492 B1 JP 6341492B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response
delivery
notification
unit
acquisition unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017061497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018163593A (ja
Inventor
栄倫 奥野
栄倫 奥野
Original Assignee
株式会社トレイル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トレイル filed Critical 株式会社トレイル
Priority to JP2017061497A priority Critical patent/JP6341492B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6341492B1 publication Critical patent/JP6341492B1/ja
Publication of JP2018163593A publication Critical patent/JP2018163593A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】運転、荷物の運搬等の業務と平行して、配達先の受取可否の確認を行うことが可能な情報処理装置等を提供すること。【解決手段】情報処理装置40は、荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、前記計画取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
荷物に貼付されたRFID(Radio Frequency Identifier)タグから配達先の電話番号を読取り、電話をかけて、受取人の在宅等を確認する配送物取り扱いシステムが提案されている(特許文献1)。
特開2002−37417号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、荷物を運ぶドライバ等が、RFIDタグを読み込んで、電話をかける操作を行う。この作業中は、運転および荷物の運搬は行えない。したがって、配達業務を十分に効率良く行えないという問題点がある。
一つの側面では、運転、荷物の運搬等の業務と平行して、配達先の受取可否の確認を行うことが可能な情報処理装置等を提供することを目的とする。
情報処理装置は、荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、前記荷物を積載した移動体内に配置された携帯型のクライアントが内蔵する位置情報取得部により取得された位置情報を、無線ネットワークを介して前記クライアントから取得する位置取得部と、前記計画取得部が取得した前記配送計画、および、前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、前記応答取得部が取得した前記通知状況または前記応答と、前記配送計画とを関連づけて前記クライアントの表示部に表示させるための情報を前記クライアントに送信する応答送信部と、前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知部が通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差に基づいて生成される自動音声により応答する応答部とを備える。
一つの側面では、運転、荷物の運搬等の業務と平行して、配達先の受取可否の確認を行うことが可能な情報処理装置等を提供することができる。
情報処理システムの動作の概要を説明する説明図である。 情報処理システムの構成を示す説明図である。 情報処理システムの構成を示す説明図である。 ユーザDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 配達DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 オペレータクライアントが表示する画面を示す説明図である。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 配達予告のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2の配達予告のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 変更のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3の情報処理システムの動作の概要を説明する説明図である。 実施の形態3のプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態4の配達DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 結果DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 実施の形態5の情報処理システムの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態6の情報処理システムの構成を示す説明図である。
[実施の形態1]
図1は、情報処理システム10の動作の概要を説明する説明図である。図1を使用して、本実施の形態の動作の概要を説明する。なお、各ハードウェアの構成等については、後述する。
本実施の形態の情報処理システム10は、主に小口荷物の配送を取り扱う運送会社が、使用する。荷物を配送するトラックに、移動体クライアント30が搭載されている。移動体クライアント30は、測位情報を随時サーバコンピュータ40に送信する。ここで測位情報は、移動体クライアント30の位置を示す測位データと、測位した日時と、移動体クライアント30を識別する情報とを含む。
サーバコンピュータ40は、配送計画と測位情報とに基づいて、移動体クライアント30が配達先の近くに到達したと判定した場合に、電話をかけるように架電サーバ60に要求する。要求を受け付けた架電サーバ60は、配達先に電話をかける。電話が繋がった場合、架電サーバ60は、たとえば「約1時間後にA書店からの荷物を配達します」のような自動音声により、配達予告を行う。
以上により、ドライバの手を煩わせずに、自動的に配達先に荷物の到着を予告することができる。予告することにより、たとえば、トイレや、すれ違いでの外出などにより荷物が届けられないという状況を減らすことができる。
ところで、架電サーバ60がかけた番号が携帯電話の番号である場合には、電話が繋がった場合であっても、配達先は不在で、荷物を受け取ることができない可能性がある。架電サーバ60は、たとえば「受取可能な場合には1を、再配達を御希望の場合には2を押して下さい」等の自動音声を流し、プッシュボタンの操作による応答を受け付ける。架電サーバ60は受け付けた応答をサーバコンピュータ40に送信する。架電サーバ60は、再配達の希望日時等の入力を受け付けても良い。
架電サーバ60は、自動音声を流すのみで、配達先からの応答を受け付けなくても良い。このような処理を行う場合、たとえば架電サーバ60は自動音声によるメッセージに、営業所の番号等の情報を含めることにより、配達先が再配達の依頼を行いやすくすることができる。
サーバコンピュータ40は、移動体クライアント30に配達先の応答を送信する。移動体クライアント30の画面に、配達先の応答内容が表示される。移動体クライアント30は、自動音声によりスピーカ37から配達先の応答内容を出力しても良い。ドライバは、不在であることが判明している配達先の近くで駐停車したり、荷物を玄関先まで運んだりする必要が無い。そのため、効率良く配達作業を行うことができる。
サーバコンピュータ40は、不在であることが判明した配達先や、再配達の希望、道路状況を反映して、配送計画を更新して、移動体クライアント30に送信しても良い。計画の立案は、いわゆる巡回セールスマン問題であり、様々な立案手法が実用化されているので、説明を省略する。
サーバコンピュータ40に記録された配達先の応答や、再配達の希望等に基づいて、たとえば運送会社の管理担当者等が配送計画を更新して、移動体クライアント30に送信しても良い。
ドライバは、移動体クライアント30に表示される画面等を参照して、随時更新される配送計画に基づいて配達作業を行うことができる。不慣れなドライバであっても、効率良く配達作業を行うことができる。
図2は、情報処理システム10の構成を示す説明図である。情報処理システム10は、インターネット等のネットワークを介して接続されたオペレータクライアント20、移動体クライアント30、サーバコンピュータ40、地図サーバ50および架電サーバ60を備える。
移動体クライアント30は、第1CPU(Central Processing Unit)31、主記憶装置32、補助記憶装置33、通信部34、タッチパネル35、マイク36、スピーカ37、GPS(Global Positioning System)38およびバスを備える。第1CPU31は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。移動体クライアント30には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。第1CPU31は、バスを介して移動体クライアント30を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置32は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置32には、第1CPU31が行う処理の途中で必要な情報および第1CPU31で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置33は、SRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等の記憶装置である。補助記憶装置33には、第1CPU31に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部34は、移動体クライアント30とネットワークとの間の通信を行うインターフェイスである。
タッチパネル35は、液晶表示パネル等の表示部351と、表示部351に積層された入力部352とを備える。スピーカ37は、後述する音声ファイルを出力する本実施の形態の出力部の一例である。マイク36およびスピーカ37は、BLUETOOTH(登録商標)のような短距離無線通信方式により移動体クライアント30に接続されたヘッドセットであっても良い。
GPS38は、位置情報衛星の電波および基地局の電波等に基づいて測位を行い、移動体クライアント30の位置を示す測位情報を出力する。なお、本実施の形態においてはGPSと記載するが、位置情報衛星は米国のGPS衛星に限定しない。EU(European Union)のガリレオ、ロシアのGLONASS(Global Navigation Satellite System)などの、全地球的公航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)、準天頂衛星みちびき等、任意の位置情報衛星を使用できる。また、これらの位置情報衛星の電波を組み合わせて使用することもできる。
本実施の形態の移動体クライアント30は、スマートフォンまたはタブレット等の汎用の携帯用情報処理装置である。移動体クライアント30は、ドライバがトラック等の車両を運転している間は、運転席の近くに取り付けたホルダ等により保持される。ホルダは、移動体クライアント30に電源を供給するコネクタを備えていても良い。ドライバは、納品、休憩等のために車両を離れる場合には、移動体クライアント30をポケット等に入れて持ち歩いても良い。
サーバコンピュータ40は、サーバCPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44およびバスを備える。サーバCPU41は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。サーバCPU41には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。サーバCPU41は、バスを介してサーバコンピュータ40を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置42は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置42には、サーバCPU41が行う処理の途中で必要な情報およびサーバCPU41で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置43は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置43には、ユーザDB(Database)58、配達DB59、サーバCPU41に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。なお、ユーザDB58および配達DB59は、サーバコンピュータ40に接続された外部の大容量記憶装置等に保存されていても良い。
通信部44は、サーバコンピュータ40とネットワークとの間の通信を行うインターフェイスである。
本実施の形態のサーバコンピュータ40は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機、または、大型計算機上で動作する仮想マシンである。
図3は、情報処理システム10の構成を示す説明図である。図3においては、オペレータクライアント20、地図サーバ50および架電サーバ60の構成を示す。
オペレータクライアント20は、運送会社の営業所等に1台または複数台設置される。オペレータクライアント20を使用するオペレータは、自社の車両の運行状況、道路情報等を総合的に判断して、必要に応じて各ドライバに対して指示を行う。
オペレータクライアント20は、第2CPU21、主記憶装置22、補助記憶装置23、通信部24、表示部251、入力部252、マイク26、スピーカ27およびバスを備える。第2CPU21は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。第2CPU21には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。第2CPU21は、バスを介してオペレータクライアント20を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置22は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置22には、第2CPU21が行う処理の途中で必要な情報および第2CPU21で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置23は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置23には、第2CPU21に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部24は、オペレータクライアント20とネットワークとの間の通信を行うインターフェイスである。
表示部251は、たとえば液晶表示パネル等である。入力部252は、たとえばキーボードおよびマウス等である。入力部252と表示部251とは、一体となっていわゆるタッチパネルを構成しても良い。
マイク26およびスピーカ27は、オペレータクライアント20の外部に接続されていても良い。スピーカ27およびマイク26は、BLUETOOTH(登録商標)のような短距離無線通信方式によりオペレータクライアント20に接続されたヘッドセットであっても良い。
本実施の形態のオペレータクライアント20は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機、タブレット等の情報機器等である。また、本実施の形態のオペレータクライアント20は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。
地図サーバ50は、地図CPU51、主記憶装置52、補助記憶装置53、通信部54およびバスを備える。地図CPU51は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。地図CPU51には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。地図CPU51は、バスを介して地図サーバ50を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置52は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置52には、地図CPU51が行う処理の途中で必要な情報および地図CPU51で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置53は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置53には、地図CPU51に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部54は、地図サーバ50とネットワークとの間の通信を行うインターフェイスである。
本実施の形態の地図サーバ50は、汎用のパーソナルコンピュータまたは大型計算機である。地図サーバ50は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。地図サーバ50は、地図情報提供会社等により運営されており、所定のコマンドおよび位置情報等を受け付けた場合に、地図、経路、および、予想所要時間等を送信する。
架電サーバ60は、架電CPU61、主記憶装置62、補助記憶装置63、通信部64、電話部65およびバスを備える。架電CPU61は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。架電CPU61には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。架電CPU61は、バスを介して架電サーバ60を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置62は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置62には、架電CPU61が行う処理の途中で必要な情報および架電CPU61で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置63は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置63には、架電CPU61に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部64は、架電サーバ60とネットワークとの間の通信を行うインターフェイスである。電話部65は、架電CPU61による制御に基づいて、指定された電話番号に対して電話をかけ、電話が繋がった場合に自動音声を送信する。
本実施の形態の架電サーバ60は、いわゆるクラウド型コールセンタサービスを提供するサーバである。架電サーバ60は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。架電サーバ60は、TCP−IP(Transmission Control Protocol - Internet Protocol)ネットワーク上で音声通話用の構内交換機を実現するIP−PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)と、IP−PBXの制御および自動音声の生成を行うコンピュータとの組合せでも良い。
図4は、ユーザDB58のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザDB58は、移動体クライアント30を使用するユーザのユーザID(Identifier)と、移動体クライアント30の状態とを関連づけて記録するDBである。
ユーザDB58は、ユーザIDフィールド、名前フィールド、オンラインフィールド、更新日時フィールド、測位日時フィールド、測位データフィールド、作業状況フィールドおよび目的地フィールドを有する。ユーザDB58は、一つのユーザIDについて、一つのレコードを有する。ユーザIDフィールドには、ユーザのユーザIDが記録されている。名前フィールドには、ユーザの名前が記録されている。
オンラインフィールドには、移動体クライアント30またはオペレータクライアント20がオンライン状態であるか否かが記録されている。オンラインフィールドの「YES」はクライアントがオンライン状態であることを、「NO」はクライアントがオフライン状態であることをそれぞれ示す。ここでオンライン状態とは、本実施の形態のプログラムがアクティブで、サーバコンピュータ40と通信可能な状態であることを意味する。
更新日時フィールドには、移動体クライアント30またはオペレータクライアント20から受信した情報に基づいてサーバCPU41がレコードの記録内容を更新した日時が記録されている。測位日時フィールドには、GPS38が最新の測位を行った日時が記録されている。測位データフィールドには、GPS38が出力した最新の測位データが記録されている。
作業状況フィールドには、ドライバがタッチパネル35を使用して設定した作業状況が記録されている。目的地フィールドには、ドライバの目的地が記録されている。
図5は、配達DB59のレコードレイアウトを示す説明図である。配達DB59は、ドライバと、荷物の配達先、配達の計画および架電サーバ60による電話の結果を関連づけて記録するDBである。配達DB59は、ドライバフィールド、配達先フィールド、荷主フィールド、計画フィールド、当初計画フィールドおよび電話フィールドを有する。
配達先フィールドは、配達先IDフィールド、住所フィールド、名称フィールド、電話番号フィールドおよび緯度経度フィールドを有する。計画フィールドは、順番フィールド、移動距離フィールド、移動時間フィールド、予定時刻フィールド、遅れフィールドおよび計算時刻フィールドを有する。電話フィールドは、架電可否フィールド、結果フィールドおよび応答フィールドを有する。配達DB59は、一口の荷物について、一つのレコードを有する。
配達先IDフィールドには、配達先に固有に付与されたIDが記録されている。住所フィールドには、配達先の住所が記録されている。名称フィールドには、配達先の名称が記録されている。電話番号フィールドには、配達先の電話番号が記録されている。緯度経度フィールドには、配達先の住所に対応する緯度および経度が記録されている。
荷主フィールドには、荷物の出荷元の名称が記録されている。順番フィールドには、荷物の配達の順番が記録されている。順番フィールドに「1」と記録されているレコードに対応する荷物が、次に配達する予定の荷物である。配達が完了した荷物については、順番フィールドに「済」と記録される。翌日に再配達を行う予定の荷物については、順番フィールドに「翌日」と記録される。
移動距離フィールドには、荷物の配達先までの移動距離が記録されている。順番フィールドに「1」と記録されているレコードについては、移動体クライアント30の最新の位置情報に基づいて算出した移動距離が記録されている。順番フィールドに「2」以降の数字が記録されているレコードについては、一つ前の順番の荷物の配達先からの移動距離が記録されている。
移動時間フィールドには、移動距離に対応する移動時間が記録されている。予定時刻フィールドには、配達先に到着する予定時刻が記録されている。遅れフィールドには、当初計画からの遅れ時間が記録されている。計算時刻フィールドには、各レコードの移動距離フィールド、移動時間フィールド、予定時刻フィールドおよび遅れフィールドのデータを計算した時刻が記録されている。
当初計画フィールドには、配達開始当初の計画に基づく配達予定時刻が記録されている。前述の遅れフィールドに記録されている遅れ時間は、当初計画フィールドに記録されている時刻と、予定時刻フィールドに記録されている時刻との差分である。
架電可否フィールドには、配達先への確認電話の可否が記録されている。架電可否フィールドに「不可」と記録されているレコードは、電話を拒否している配達先を示す。結果フィールドには、配達確認の電話の結果が記録されている。結果フィールドに「済」と記録されているレコードは、配達確認の電話が繋がった配達先を示す。結果フィールドに「不在」と記録されているレコードは、配達確認の電話をかけたが繋がらなかった配達先を示す。結果フィールドに「未」と記録されているレコードは、配達確認の電話をかけていない配達先を示す。
応答フィールドには、配達先の応答が記録されている。応答フィールドに「在宅」と記録されているレコードは、在宅している旨の応答をした配達先を示す。「再配達」と記録されているレコードは、再配達を希望した配達先を示す。再配達フィールドに、再配達の希望日時を記録しても良い。「未」と記録されているレコードは、希望を確認できていない配達先を示す。
図6は、移動体クライアント30が表示する画面を示す説明図である。図6に示す画面には、作業状況設定欄91および更新状況欄92が表示されている。作業状況設定欄91は、配達ボタン911、帰社ボタン912、休憩ボタン913および待機ボタン914を含む。
第1CPU31は、作業状況設定欄91の各ボタンにより、ドライバの作業状況を受け付ける。なお、作業状況設定欄91に示すボタンの種類および数は例示であり、任意の作業状況のボタンを配置することができる。ただし、詳細を後述する配達ボタン911は必須である。
第1CPU31は、ユーザDB58に即位情報および作業状況等を送信した最新の時刻および送信した作業状況を更新状況欄92に表示する。
図7は、移動体クライアント30が表示する画面を示す説明図である。図7に示す画面は、図6を使用して説明した画面において、配達ボタン911の選択を受け付けた場合に、第1CPU31が表示する画面である。
図7に示す画面には、配達中ボタン915、進捗状況欄93および荷物欄94が表示されている。配達中ボタン915の選択を受け付けた場合、第1CPU31は、図6を使用して説明した画面に表示を戻す。
第1CPU31は、ネットワークを介して配達DB59よりドライバが担当している荷物に関するレコードを取得し、補助記憶装置33に記憶する。第1CPU31は、文字と棒グラフを用いて配達作業の進捗状況を進捗状況欄93に表示する。
「配達」は、ドライバが担当する配達件数を示す。「済」は配達を完了した件数を示す。「未」は、配達に行ったが、不在等により配達できなかった件数を示す。「再」は、再配達することが決定した件数を示す。「経過」は、配達作業開始後の経過時間を示す。「終了予定」は、配達の進捗状況に基づいて算出した、配達終了予定時刻を示す。「遅延」は、当初計画からの遅れ時間を示す。
棒グラフの全長は、「配達」に記載された配達件数に対応する。棒グラフの左端のブロックは、「済」に記載された件数に対応する。棒グラフの左から2番目のブロックは「未」に対応する。棒グラフの左から3番目のブロックは、「再」に対応する。棒グラフの右端のブロックは、未着手の件数に対応する。
第1CPU31は、配達DB59の順番フィールドに記録された順番に基づいて、配達先の住所、名称等の概要を示す荷物欄94を表示する。1個の荷物欄94は、配達DB59の一つのレコードに対応する。
具体的に説明する。第1CPU31は、順番フィールドに「1」と記録されている荷物、すなわち、次に配達する荷物の概要を一番上の荷物欄94に表示する。第1CPU31は、順番フィールドに「2」と記録されている荷物、すなわち2番目に配達する荷物の概要を、上から二番目の荷物欄94に表示する。
荷物欄94は、架電状況欄941を含む。第1CPU31は、架電状況欄941に配達DB59の電話フィールドに対応する情報を表示する。たとえば、図7の一番上の荷物欄94においては、架電状況欄941に「架電 可 済 在宅」と表示されている。この表示は、図5を使用して説明した配達DB59の、一番上に示すレコード、すなわち、順番フィールドに「1」が記録されているレコードの電話フィールドに対応する。
架電状況欄941の最初の「架電 可」は、配達確認の電話を拒否していない配達先であることを示す。次の「済」は、架電CPU61がかけた配達確認の電話が繋がったことを示す。最後の「在宅」は、架電CPU61が、在宅している旨の応答を受け付けたことを示す。以上の表示により、ドライバは次の配達先が在宅して荷物を受け取ると期待することができる。
同様に、図7の上から二番目の荷物欄94においては、架電状況欄941に「架電 不可 未 未」と表示されている。この表示は、図5を使用して説明した配達DB59の、上から二番目に示すレコード、すなわち、順番フィールドに「2」が記録されているレコードの電話フィールドに対応する。
架電状況欄941の最初の「架電 不可」は、配達確認の電話を拒否している配達先であることを示す。次の「未」は、架電CPU61が配達確認の電話をかけていないことを示す。最後の「未」は、配達先からの応答を受け付けていないことを示す。以上の表示により、ドライバは次の配達先が配達確認の電話を拒否しており、電話による在宅確認ができないことを知ることができる。
同様に、図7の上から3番目の荷物欄94においては、架電状況欄941に「架電 可 不在 未」と表示されている。この表示は、図5を使用して説明した配達DB59の、上から3番目に示すレコード、すなわち、順番フィールドに「3」が記録されているレコードの電話フィールドに対応する。
架電状況欄941の最初の「架電 可」は、配達確認の電話を拒否していない配達先であることを示す。次の「不在」は、架電CPU61が配達確認の電話をかけたが、電話が繋がらなかったことを示す。最後の「未」は、配達先からの応答を受け付けていないことを示す。以上の表示により、ドライバは次の配達先が不在である可能性が高いことを知ることができる。
第1CPU31は、配達完了または翌日以降の再配達が決定する等の理由により、当日配達する必要の無い荷物に関する荷物欄94は表示しない。したがって、ドライバは画面右端のスクロールバー95を操作することにより、これから配達する予定の荷物の概要を、配達計画の順番に沿ってすばやく確認することができる。
図8は、移動体クライアント30が表示する画面を示す説明図である。図8は、図7を使用して説明した画面において、一番上の荷物欄94の選択を受け付けた場合に第1CPU31が表示する画面を示す。選択された荷物欄94が縦方向に広がり、配達完了ボタン942および不在ボタン943が表示される。
ドライバは、荷物の配達を完了した場合に、配達完了ボタン942を選択する。ドライバは、配達先が不在で荷物を渡せなかった場合に、不在ボタン943を選択する。第1CPU31は、配達完了ボタン942または不在ボタン943の選択を受け付けたことをサーバCPU41に送信する。
サーバCPU41は、受信した情報に基づいて配達DB59を更新する。具体的には、配達完了ボタン942の選択を受け付けた場合には、サーバCPU41は、対応するレコードの順番フィールドに「済」を記録し、2番以降を順次繰り上げる。
不在ボタン943の選択を受け付けた場合には、サーバCPU41は順番フィールドの2番以降を順次繰り上げ、不在ボタン943の選択を受け付けた荷物の番号を最後にする。サーバCPU41は、いわゆる巡回セールスマン問題に基づいて配達ルートの再計算を行い、順番フィールドの番号を設定しても良い。サーバCPU41は、オペレータクライアント20を介してオペレータによる順番の変更を受け付けても良い。
第1CPU31は、たとえばドラッグアンドドロップ操作により、荷物欄94の順番の入れ替えを受け付け、入れ替えた順番をサーバCPU41に送信しても良い。このような処理を行う場合、サーバCPU41は入れ替えた後の順番に基づいて順番フィールドに順番を記録する。担当者が熟練したドライバである場合には、このようにすることにより手動により配達ルートを適切に組み替えることができる。
なお、移動体クライアント30が実行するプログラムは、いわゆるWEB(World Wide Web)アプリであり、第1CPU31とサーバCPU41とが連携して、図6から図8を使用して説明した画面を表示する。
図9は、オペレータクライアント20が表示する画面を示す説明図である。画面の左端に、上から順に検索窓851、検索結果欄852および移動体アイコン811が並んでいる。画面の上部に、左から順に経路表示ボタン825、過去ボタン826よび予定ボタン827が並んでいる。その下に、4個の絞込受付部87が並んでいる。その下に、左から順に移動体状況窓83および地図欄82が表示されている。
第2CPU21は、検索窓851を介して候補地の検索に用いる名称または住所等のキーワードの入力を受け付ける。第2CPU21は、検索窓851から受け付けたキーワードを地図サーバ50に送信する。第2CPU21は、検索窓851から受け付けた名称または住所等に基づいて地図サーバ50から取得した結果を検索結果欄852に表示する。
第2CPU21は、ユーザDB58からドライバのレコードを取得し、一人のドライバに関する情報を一つの移動体アイコン811にまとめて表示する。それぞれの移動体アイコン811は、ドライバ欄812、更新時刻欄813、作業状況欄814および接続状況欄815を含む。
ドライバ欄812には、ドライバの名前が表示される。更新時刻欄813には、ユーザDB58のレコードが更新された時刻が表示される。作業状況欄814には、ドライバがタッチパネル35を使用して設定した作業状況が表示される。
接続状況欄815には、移動体クライアント30がオンライン状態であるか否かが表示される。図6において「オン」は移動体クライアント30がオンライン状態であることを意味し、「オフ」は移動体クライアント30がオンライン状態ではないこと、すなわちオフライン状態であることを意味する。
第2CPU21は、入力部252を介して移動体アイコン811の選択を受け付ける。第2CPU21は、選択を受け付けた移動体アイコン811に対応する移動体クライアント30の表示部351に表示される画面と同様の画面を、移動体状況窓83に表示する。
具体的には、第2CPU21は、選択を受け付けた移動体アイコン811のユーザに対応するレコードを、ユーザDB58から取得する。第2CPU21は、そのユーザが配達中の荷物に対応するレコードを配達DB59から取得する。第2CPU21は、ユーザDB58および配達DB59から取得した画面に基づいて、移動体クライアント30の表示部351と同様の画面を構築し、移動体状況窓83に表示する。
第2CPU21は、地図サーバ50から地図を取得し、移動体指標821、経由地指標823および目的地指標822と、これらを結ぶ経路線828とを表示する。ここで、移動体指標821は、移動体クライアント30の位置を示す。経由地指標823は、ドライバが立ち寄った配達先の位置を示す。目的地指標822は、ドライバが向かう予定の配達先の位置を示す。
なお、オペレータによる操作に基づいて、第2CPU21は、地図の縮尺および中心位置を適宜変更する。また、第2CPU21は、ユーザDB58のレコードが更新される都度、移動体指標821の位置を更新する。
第2CPU21は、絞込受付部87を介して、移動体アイコン811と、移動体指標821、目的地指標822、経由地指標823および経路線828との絞込みの指示を受け付ける。たとえば、「配達」の絞込受付部87が選択された場合には、第2CPU21は絞込受付部87にチェックマークを表示するとともに、作業状況が「配達」である移動体クライアント30に対応する移動体アイコン811、移動体指標821、目的地指標822、経由地指標823および経路線828を表示する。
同様に、「配達」の絞込受付部87の選択が解除された場合には、第2CPU21は絞込受付部87にチェックマークを消去するとともに、作業状況が「配達」である移動体クライアント30に対応する移動体アイコン811、移動体指標821、目的地指標822、経由地指標823および経路線828を削除する。
なお、絞込受付部87に示す項目の種類および数は例示であり、任意の条件の項目を配置することができる。
図9の地図欄82は、経路表示ボタン825、過去ボタン826および予定ボタン827の選択を受け付けた状態を示す。経路表示ボタン825の選択が解除された場合、第2CPU21は目的地指標822、経由地指標823および経路線828を削除する。
過去ボタン826の選択が解除された場合、第2CPU21は、経由地指標823および経由地指標823と移動体指標821とを結ぶ経路線828を削除する。予定ボタン827の選択が解除された場合、第2CPU21は、目的地指標822および目的地指標822と移動体指標821とを結ぶ経路線828を削除する。
オペレータクライアント20のユーザであるオペレータは、図9を説明した画面で各ドライバの状況を確認しながら、自動車無線等を使用してドライバに指示およびアドバイスを行える。
なお、オペレータクライアント20が実行するプログラムは、いわゆるWEBアプリであり、第2CPU21とサーバCPU41とが連携して、図9を使用して説明した画面を表示する。
図10および図11は、プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、第2CPU21は、ネットワークを介してユーザDB58および配達DB59からレコードを随時取得して、図9を使用して説明した画面を表示するのみであるので、フローチャートによる説明を省略する。
図10においては、ドライバが移動体クライアント30を操作してログオンすることにより、本実施の形態のプログラムがアクティブになった状況から説明を開始する。なお、ログオンの認証時に、サーバCPU41は、ユーザDB58のオンラインフィールドに「YES」を記録する。サーバCPU41は、ログオンを受け付けた場合、または移動体クライアント30との通信が切断された場合に、オンラインフィールドに「NO」を記録する。
第1CPU31は、配達ボタン911の選択を受け付けているか否かを判定する(ステップS501)。受け付けていると判定した場合(ステップS501でYES)、第1CPU31はサーバCPU41に対して配送計画を要求する(ステップS502)。
サーバCPU41は、配送計画の要求を受信しているか否かを判定する(ステップS601)。受信していると判定した場合(ステップS601でYES)、サーバCPU41は配達DB59から配送計画を要求している移動体クライアント30を使用しているドライバが担当する荷物に関するレコードを抽出する(ステップS602)。サーバCPU41は、抽出したレコードを第1CPU31に送信する(ステップS603)。
第1CPU31は、送信されたレコードを受信する(ステップS504)。第1CPU31は、図7を使用して説明した画面の荷物欄94を用いて、配送計画を表示部351に表示する(ステップS505)。第1CPU31は、GPS38から測位データを取得する(ステップS506)。第1CPU31は、測位データおよび測位日時をサーバCPU41へ送信する(ステップS507)。
サーバCPU41は、ユーザDB58から、移動体クライアント30のユーザに対応するレコードを抽出する。サーバCPU41は、受信した測位データおよび測位日時を、抽出したレコードの測位データフィールドおよび測位日時フィールドに記録する(ステップS605)。サーバCPU41は、作業状況フィールドに「配達」を記録する。サーバCPU41は、ステップS602で抽出したレコードのうち、順番フィールドに「1」と記録されているレコードの配達先の名称を、目的地フィールドに記録する。サーバCPU41は、更新日時フィールドに、レコードの更新日時を記録する。
サーバCPU41は、移動体クライアント30の位置および配達先の住所を地図CPU51に送信する。地図CPU51は、配達先までの移動距離および移動時間を計算して、サーバCPU41に送信する。なお、地図CPU51は、渋滞状況等の交通情報を加味して移動時間を計算することが望ましい。
サーバCPU41は、受信したデータに基づいて、配達DB59の移動距離フィールド、移動時間フィールド、予定時刻フィールド、遅れフィールドおよび計算時刻フィールドを更新する(ステップS606)。
ステップS606の終了後、または受信していないと判定した場合(ステップS601でNO)、サーバCPU41は、配達DB59に記録された配達先に電話をかけるトリガがONになったか否かを判定する(ステップS607)。サーバCPU41は、たとえば配達予定時刻までの時間が所定の時間より短くなった場合に、トリガがONになったと判定する。サーバCPU41は、移動体クライアント30と配達先との間の距離が所定の距離より短くなった場合に、トリガがONになったと判定しても良い。サーバCPU41は、順番が所定の値よりも小さくなった場合に、トリガがONになったと判定しても良い。
トリガがONになったと判定した場合(ステップS607でYES)、サーバCPU41は、配達DB59の電話番号フィールドに記録された電話番号に電話をかけるように、架電CPU61に要求する(ステップS608)。なお、ステップS607において複数の配達先に対するトリガがONになったと判定した場合、サーバCPU41は複数の配達先に電話を掛けるように要求する。
架電CPU61は、要求を受信する(ステップS701)。架電CPU61は、配達予告のサブルーチンを起動する(ステップS702)。配達予告のサブルーチンは、指定された電話番号に電話を掛けて自動音声によるメッセージを流すとともに、プッシュボタンの操作による応答を受け付けるサブルーチンである。配達予告のサブルーチンの処理の流れは後述する。
架電CPU61は、電話をかけた結果を送信する(ステップS703)。サーバCPU41は、配達DB59の電話フィールドに結果を記録する(ステップS610)。
以上の処理により、本情報処理システム10は、架電CPU61が配達先に対して自動音声による通知を行って得た応答を、配達DB59に記録することができる。第1CPU31は、配達DB59ステップS502からステップS505の処理により、配達DB59に記録された最新の情報を取得して、表示部351に表示する。すなわち、表示部351の表示は、最新の応答内容に基づいて更新される。
第1CPU31は、図8を使用して説明した画面から、配達完了ボタン942または不在ボタン943の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS510)。選択を受け付けたと判定した場合(ステップS510でYES)、第1CPU31は、選択を受け付けた荷物とボタンとをサーバCPU41に送信する(ステップS511)。
サーバCPU41は、ステップS511で送信された情報を割り込み処理により受け付けて、主記憶装置42または補助記憶装置43に記憶する。
選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS510でNO)、または、ステップS511の終了後、第1CPU31は処理を終了するか否かを判定する(ステップS512)。第1CPU31は、本実施の形態のプログラムを終了する操作を受け付けた場合、または、サーバコンピュータ40との通信が切れた場合等に、処理を終了すると判定する。
処理を終了しないと判定した場合(ステップS512でNO)、第1CPU31はステップS501に戻る。処理を終了すると判定した場合(ステップS512でYES)、第1CPU31は処理を終了する。
トリガがONになっていないと判定した場合(ステップS607でNO)、または、ステップS610の終了後、サーバCPU41は配送計画を修正するか否かを判定する(ステップS612)。たとえば、第1CPU31がステップS511で送信したデータを受信している場合、ステップS612においてサーバCPU41は配送計画を修正すると判定する。
計画を修正すると判定した場合(ステップS612でYES)、サーバCPU41は配送計画を修正して配達DB59の順番フィールドに記録する(ステップS613)。具体的には、配達完了ボタン942の選択を受け付けたと受信した場合には、サーバCPU41は、配達DB59の対応するレコードの順番フィールドに「済」を記録し、2番以降を順次繰り上げる。
不在ボタン943の選択を受け付けたと受信した場合には、サーバCPU41は順番フィールドの2番以降を順次繰り上げ、不在ボタン943の選択を受け付けた荷物の番号を最後にする。サーバCPU41は、いわゆる巡回セールスマン問題に基づいて配達ルートの再計算を行い、順番フィールドの番号を設定しても良い。サーバCPU41不在ボタン943の選択を受け付けたことを、第2CPU21に通知し、オペレータクライアント20を介してオペレータによる順番の変更を受け付けても良い。
サーバCPU41は、ステップS606で更新した配達予定時刻の遅れが所定の範囲を超えた場合に、ステップS612で計画を修正すると判定しても良い。ステップS613の終了後、または、計画を修正しないと判定した場合(ステップS612でNO)、サーバCPU41はステップS601に戻る。
以上の処理により、ドライバが配達ボタン911を選択している間、移動体クライアント30は測位情報を随時サーバコンピュータ40に送信し、サーバコンピュータ40はトリガの状態を判定する。サーバコンピュータ40がトリガがONになったと判定した場合、架電サーバ60を介して配達先への電話が自動的に行われる。
配達ボタン911の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS501でNO)、第1CPU31は帰社ボタン912の選択を受け付けているか否かを判定する(ステップS521)。帰社ボタン912の選択を受け付けていると判定した場合(ステップS521でYES)、第1CPU31は、GPS38から測位データを取得する(ステップS522)。第1CPU31は、測位データおよび測位日時をサーバCPU41へ送信する(ステップS523)。その後、第1CPU31は、ステップS501に戻る。
サーバCPU41は、ユーザDB58から、移動体クライアント30のユーザに対応するレコードを抽出する。サーバCPU41は、受信した測位データおよび測位日時を、抽出したレコードの測位データフィールドおよび測位日時フィールドに記録する(ステップS621)。サーバCPU41は、作業状況フィールドに「帰社」を記録する。サーバCPU41は、目的地フィールドにドライバが戻る営業所等の名称を記録する。サーバCPU41は、更新日時フィールドに、レコードの更新日時を記録する。
以上の処理により、ドライバが帰社ボタン912を選択している間、移動体クライアント30は測位情報を随時サーバコンピュータ40に送信する。
帰社ボタン912の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS521でNO)、第1CPU31は休憩ボタン913の選択を受け付けているか否かを判定する(ステップS531)。休憩ボタン913の選択を受け付けていると判定した場合(ステップS531でYES)、第1CPU31は、GPS38から測位データを取得する(ステップS532)。第1CPU31は、測位データおよび測位日時をサーバCPU41へ送信する(ステップS533)。
第1CPU31は、図6を使用して説明した画面において、休憩ボタン913以外のボタンの選択を受け付けるまで、すなわちドライバの休憩が終了したことを受け付けるまで待機する(ステップS534)。その後、第1CPU31はステップS501に戻る。
サーバCPU41は、ユーザDB58から、移動体クライアント30のユーザに対応するレコードを抽出する。サーバCPU41は、受信した測位データおよび測位日時を、抽出したレコードの測位データフィールドおよび測位日時フィールドに記録する(ステップS622)。サーバCPU41は、作業状況フィールドに「休憩」を記録する。サーバCPU41は、更新日時フィールドに、レコードの更新日時を記録する。
以上の処理により、第1CPU31はドライバが休憩している間は測位データの取得と送信を停止する。したがって、移動体クライアント30のバッテリの消耗を抑えることができる。
なお、第1CPU31は、ステップS533の終了後、すぐにステップS501に戻っても良い。このような処理を行う場合には、ドライバが休憩ボタン913を選択している間、移動体クライアント30は測位情報を随時サーバコンピュータ40に送信する。
休憩ボタン913の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS531でNO)、図6を使用して説明した画面において、待機ボタン914の選択が受け付けられている。第1CPU31は、GPS38から測位データを取得する(ステップS542)。第1CPU31は、測位データおよび測位日時をサーバCPU41へ送信する(ステップS543)。
第1CPU31は、図6を使用して説明した画面において、待機ボタン914以外のボタンの選択を受け付けるまで、すなわちドライバの休憩が終了したことを受け付けるまで待機する(ステップS544)。その後、第1CPU31はステップS501に戻る。
サーバCPU41は、ユーザDB58から、移動体クライアント30のユーザに対応するレコードを抽出する。サーバCPU41は、受信した測位データおよび測位日時を、抽出したレコードの測位データフィールドおよび測位日時フィールドに記録する(ステップS623)。サーバCPU41は、作業状況フィールドに「待機」を記録する。サーバCPU41は、目的地フィールドに「未定」を記録する。サーバCPU41は、更新日時フィールドに、レコードの更新日時を記録する。
以上の処理により、第1CPU31はドライバが待機している間は測位データの取得と送信を停止する。したがって、移動体クライアント30のバッテリの消耗を抑えることができる。
なお、第1CPU31は、ステップS543の終了後、すぐにステップS501に戻っても良い。このような処理を行う場合には、ドライバが待機ボタン914を選択している間、移動体クライアント30は測位情報を随時サーバコンピュータ40に送信する。
図12は、配達予告のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。配達予告のサブルーチンは、指定された電話番号に電話をかけて自動音声によるメッセージを流すとともに、プッシュボタンの操作による応答を受け付けるサブルーチンである。
架電CPU61は、指定された電話番号宛の通話を発信する(ステップS711)。架電CPU61は、相手先が所定の時間内に電話に出たか否か、すなわちオフフックになったか否かを判定する(ステップS712)。所定の時間は、一般的に人が電話に出るまでの時間、たとえば10コール程度とする。
オフフックになったと判定した場合(ステップS712でYES)、架電CPU61は自動音声により、荷物の配達を予告する第1メッセージを流す(ステップS713)。第1メッセージは、たとえば「約1時間後に、A書店からの荷物を配達します。受取可能な場合は1番を、御不在の場合は3番を押して下さい」という内容である。
架電CPU61は、プッシュボタンの操作による応答を受け付けたか否かを判定する(ステップS714)。なお、選択肢として指定した以外の番号が操作された場合、たとえば上述の第1メッセージに対して1番または3番以外の番号が操作された場合、架電CPU61は応答を受け付けていないと判定する。これは、以後の処理についても同様である。
受け付けたと判定した場合(ステップS714でYES)、架電CPU61は、受取可能な旨の応答を受け付けたか否かを判定する(ステップS715)。受取可能な旨の応答を受け付けたと判定した場合(ステップS715でYES)、架電CPU61は、その応答を主記憶装置62または補助記憶装置63に記録する(ステップS716)。
受取可能ではない旨の応答を受け付けたと判定した場合(ステップS715でNO)、架電CPU61は自動音声により、受取方法を問い合わせる第2メッセージを流す(ステップS721)。第2メッセージは、たとえば「荷物を持ち帰ります。再配達を希望する場合は1番を、配送センタでの引き取りを希望する場合は3番を押して下さい」という内容である。
架電CPU61は、受け付けた受取方法を判定する(ステップS722)。再配達を希望する旨の応答を受け付けた場合(ステップS722で再配達)、架電CPU61は、再配達希望日時を問い合わせる第3メッセージを流す(ステップS723)。
第3メッセージは、たとえば「本日夜の再配達を希望する場合は1番を、明日の午前中の再配達を希望する場合は2番を、明日の午後の再配達を希望する場合は3番を押して下さい」という内容である。なお、第3メッセージは、まず日付の入力を促し、その後、時間の入力を促す内容でも良い。
架電CPU61は、プッシュボタンによる応答を受け付ける(ステップS724)。架電CPU61は、その応答を主記憶装置62または補助記憶装置63に記録する(ステップS725)。
以上の処理により、本情報処理システム10は、架電CPU61による自動音声と、プッシュボタンの操作による応答とに基づいて、再配達の依頼を受け付けることができる。
配送センタでの引き取りを希望する旨の応答を受け付けた場合(ステップS722で引き取り)、架電CPU61は自動音声により、配達先の連絡先を確認する第4メッセージを流す(ステップS731)。第4メッセージは、たとえば「連絡が可能な電話番号を市外局番から入力し、最後にシャープを押して下さい」という内容である。架電CPU61は、プッシュボタンによる応答を受け付ける(ステップS732)。架電CPU61は、その応答を主記憶装置62または補助記憶装置63に記録する(ステップS733)。
なお、架電CPU61は、ステップS731およびステップS732を省略して、ステップS733において配達先が再配達を希望しない旨を記録しても良い。配達先への確認の連絡が必要である場合には、ステップS711と同様に、配達DB59の電話番号フィールドに記録された電話番号を利用することが可能である。
ステップS716、ステップS725またはステップS733の終了後、架電CPU61は自動音声により、配達先の応答内容を確認する確認メッセージを流す(ステップS741)。確認メッセージは、たとえば「御依頼内容を確認します。明日の午後に再配達ですね。よろしければ1番、やりなおす場合には3番を押して下さい」という内容である。
架電CPU61は、やり直しの指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS742)。やり直しの指示を受け付けたと判定した場合(ステップS742でYES)、架電CPU61はステップS713に戻る。
所定の時間内にオフフックにならないと判定した場合(ステップS712でNO)、または、第1メッセージに対する入力が無いと判定した場合(ステップS714でNO)、架電CPU61は、配達先が不在である旨を主記憶装置62または補助記憶装置63に記録する(ステップS743)。
なお、オフフックになった(ステップS712でYES)が、第1メッセージに対する入力が無い(ステップS714でNO)場合は、たとえば留守番電話が応答した場合、ファクシミリが応答した場合、または、プッシュボタンによる応答ができない幼児等が電話を取った場合等である。架電CPU61は、音声解析等の手法によりこれらの事象を区別して、記録しても良い。
やり直しの指示を受け付けていない判定した場合(ステップS742でNO)またはステップS743の終了後、架電CPU61は処理を終了する。
本実施の形態によると、運転、荷物の運搬等の業務と平行して、配達先の受取可否の確認を行うことが可能な情報処理システム10を提供することができる。ドライバは、運転および荷物の受け渡し等の業務に集中することができる。さらにドライバは、不在であることが判明している配達先の近くで停車したり、荷物を玄関先まで運んだりする必要が無い。以上により、配送作業の効率を高めることが可能である。
配達先に予告の電話をかけることにより、配達先が外出時間を調整する等して、在宅して荷物を受け取る可能性を高めることができる。したがって、再配達の件数を減らすことができる。
配送トラックが配達先にある程度近付いた後に電話をかけることにより、予告の精度を高め、配達先の協力を得やすくすることができる。サーバCPU41は、たとえば前日の夜8時頃等、配達計画の立案後、電話を掛けても非常識にならない時間に、一回目の電話を配達先に掛けても良い。この場合、たとえば「配達の2時間前を目処に再度電話します」等のメッセージを含めることが望ましい。
また、ドライバは、運転および荷物の受け渡し等の業務に集中することができる。さらに、図7を使用して説明した画面により、ドライバは作業の進捗状況および当初計画に対する遅れの発生を把握することができる。
図9を使用して説明した画面により、運送会社の営業所等でドライバの勤務状況を把握することができる。また、勤務状況を記録することにより、ドライバの過重労働を防止することができる。
架電CPU61は、自動音声の代わりに電話番号あてに文章を送信する、いわゆるショートメッセージを使用しても良い。ショートメッセージに応答受付フォームのURL(Uniform Resource Locator)を入れることにより、WEBサイト経由で配達先からの応答を得ることが可能である。
架電CPU61は、プッシュボタンの代わりに音声認識により配達先の人間の希望を取得しても良い。
[実施の形態2]
本実施の形態は、配達先の変更を受け付ける情報処理システム10に関する。変更先は、たとえば配送業者と提携しているコンビニエンスストア等である。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図13は、実施の形態2の配達予告のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。図13に示すサブルーチンは、図12を使用して説明した配達予告のサブルーチンの代わりに使用するサブルーチンである。受取方法を問い合わせる第2メッセージを流すステップS721までの処理は、図12を使用して説明した処理と同一であるので説明を省略する。
ただし、本実施の形態における第2メッセージは、たとえば「荷物を持ち帰ります。再配達を希望する場合は1番を、配送センタでの引き取りを希望する場合は3番を、配達先を変更する場合は5番を押して下さい」という内容である。
再配達の希望を受け付けた場合(ステップS722で再配達)、および、配送センタでの引き取りの希望を受け付けた場合(ステップS722で引き取り)の処理は、図12のサブルーチンと同様であるので説明を省略する。配達先変更の希望を受け付けた場合(ステップS722で配達先変更)、架電CPU61は変更のサブルーチンを起動する。その後、架電CPU61は処理を終了する。
図14は、変更のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。変更のサブルーチンは、配達先の変更を受け付けるサブルーチンである。
架電CPU61は、サーバCPU41に対して変更先の候補の問い合わせを送信する(ステップS751)。サーバCPU41は問い合わせを受信する(ステップS631)。サーバCPU41は、候補を取得する(ステップS632)。
候補は、たとえば配達先の住所の近傍にある、提携先のコンビニエンスストアである。候補は、荷物受取用のロッカー等でも良い。サーバCPU41は、事前に補助記憶装置43等に記録したDBから候補を取得しても良いし、提携先の企業等のサーバに候補を問い合わせて回答を取得しても良い。サーバCPU41は、取得した候補を架電CPU61に送信する(ステップS633)。
架電CPU61は、候補を受信する(ステップS753)。架電CPU61は自動音声により、変更先の候補を示す第5メッセージを流す(ステップS754)。第5メッセージは、たとえば「配達先の変更を受け付けます。AストアB駅前店を希望する場合は1番を、CマートB駅前店を希望する場合は3番を押して下さい」という内容である。
架電CPU61は、プッシュボタンによる応答を受け付ける(ステップS755)。架電CPU61は、その応答をサーバCPU41に送信する(ステップS756)。架電CPU61は、その後処理を終了する。
サーバCPU41は、応答を受信して、配達DB59の応答フィールドに記録する(ステップS635)。サーバCPU41は、ネットワークを介して変更先のサーバに荷物の配達先に指定されたことを通知する(ステップS636)。
以上の処理により、本情報処理システム10は、架電CPU61による自動音声と、プッシュボタンの操作による応答とに基づいて、配達先の変更の依頼を受け付けることができる。
本実施の形態によると、たとえば深夜に帰宅する人が、24時間営業のコンビニエンスストア等に荷物の配達先を変更して、受け取ることが可能な情報処理システム10を提供できる。
ステップS754で変更先の候補を提示する前に、サーバCPU41と提携先の企業等のサーバに問い合わせることにより、提携先が引き受け可能な量を超えた荷物を預けてしまうことを防止することが可能である。
[実施の形態3]
本実施の形態は、配達先からの着信を受け付けて、状況に応じた対応を行う情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図15は、実施の形態3の情報処理システム10の動作の概要を説明する説明図である。図15は、図1において架電サーバ60がかけた電話の着信履歴に基づいて、配達先が架電サーバ60に対して電話をかけた状況を示す。
架電サーバ60は、発信番号通知に基づいて送信元の電話番号を取得し、サーバコンピュータ40に対して着信があることを通知する。サーバコンピュータ40は、電話番号に基づいて配達先および移動体クライアント30を抽出する。サーバコンピュータ40は、配達中の移動体クライアント30から随時受信している測位情報に基づいて、すぐに配達に向かえるか否か等を判定する。
サーバコンピュータ40は、判定結果に基づいて架電サーバ60に応答を指示する。たとえば、配達予告の電話をかけた時点から、移動体クライアント30があまり移動していない場合には、サーバコンピュータ40は図1を使用して説明した配達予告の応答を指示する。たとえば、移動体クライアント30が遠くに移動しており、当日の配達が難しい場合には、サーバコンピュータ40は受取方法を問い合わせる応答を指示する。
図16は、実施の形態3のプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。架電CPU61は、着信を検知する(ステップS761)。架電CPU61は、発信番号通知に基づいて、発信元の電話番号を取得する(ステップS762)。架電CPU61は、取得した電話番号をサーバCPU41に送信する(ステップS763)。
サーバCPU41は、割り込み処理により電話番号を取得する。サーバCPU41は、配達DB59の電話番号フィールドを検索し、配達中の荷物があるか否かを判定する(ステップS641)。配達中の荷物が無いと判定した場合(ステップS641でNO)、サーバCPU41は処理を終了する。したがって、架電CPU61は着信に対して応答しない。
配達中の荷物があると判定した場合(ステップS641でYES)、サーバCPU41は配達DB59のドライバフィールドに記録されたドライバ名をキーとして、ユーザDB58を検索し、即位データフィールドより移動体クライアント30の現在位置を抽出する(ステップS642)。
サーバCPU41は、移動体クライアント30の現在位置と、配達先の緯度経度とから、移動体クライアント30が配達先の近くにいるか否かを判定する(ステップS643)。なお、サーバCPU41は移動体クライアント30の現在位置と配達先の住所とに基づいて地図CPU51から予想所要時刻を取得して、ステップS643の判定を行っても良い。
移動体クライアント30が配達先の近くにいると判定した場合(ステップS643でYES)、サーバCPU41は第1メッセージによる応答を架電CPU61に指示する(ステップS644)。架電CPU61は、電話をオフフック状態にして自動音声により、荷物の配達を予告する第1メッセージを送話する(ステップS764)。
以後、架電CPU61は、図12を使用して説明した配達予告のサブルーチンのステップS713以降の処理を行い、配達先からの応答を記録する。通話の終了後、架電CPU61はサーバCPU41に結果を送信する(ステップS765)。サーバCPU41は、受信した応答を配達DB59に記録する(ステップS646)。
サーバCPU41は、受信した応答に基づいてすぐに配達するか否かを判定する(ステップS647)。たとえば、配達先から受取可能である旨の応答を受け付けており、移動体クライアント30が配達先のごく近く場合、サーバCPU41は、すぐに配達すると判定する。
すぐに配達すると判定した場合(ステップS647でYES)、サーバCPU41は第1CPU31に指示を送信する(ステップS648)。第1CPU31は、指示を割り込み処理により受け付ける。移動体CPU31は、表示部351に通知を表示する(ステップS551)。移動体CPU31は、スピーカ37から自動音声により指示を出力しても良い。ドライバは、指示を見聞きすることにより、その電話をかけてきた配達先のある地区から離れる前に配達を行うことができる。
移動体クライアント30が配達先の近くにいないと判定した場合(ステップS643でNO)、サーバCPU41は第2メッセージによる応答を架電CPU61に指示する(ステップS651)。架電CPU61は、電話をオフフック状態にして自動音声により、受取方法を問い合わせる第2メッセージを送話する(ステップS771)。
以後、架電CPU61は、図12を使用して説明した配達予告のサブルーチンのステップS721以降の処理を行い、配達先からの応答を記録する。通話の終了後、架電CPU61はサーバCPU41に結果を送信する(ステップS772)。サーバCPU41は、受信した応答を配達DB59に記録する(ステップS652)。
すぐに配達しないと判定した場合(ステップS647でNO)、ステップS648の終了後、またはステップS652の終了後、サーバCPU41は処理を終了する。
本実施の形態によると、配達先からの着信を受け付けて、状況に応じた対応を行う情報処理システム10を提供できる。番号通知と移動体クライアント30の位置に基づいて応答を判定するので、配達先の人に対して要求する入力操作の少ない情報処理システム10を提供できる。
[実施の形態4]
本実施の形態は、AI(Artificial Intelligence)学習に基づいて配達先への配達率等を予測する情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。ここで、配達率はドライバが荷物を持っていった場合に、手渡しまたは留守番ロッカーへの預け入れ等により、配達を完了する確率を示す。
図17は、実施の形態4の配達DB59のレコードレイアウトを示す説明図である。本実施の形態の配達DB59は、図5を使用して説明した実施の形態1の配達DB59に加えて、配達率フィールドを有する。配達率フィールドは、AIによる学習に基づいてサーバCPU41が予測した配達先への配達率を記録するフィールドである。
図18は、結果DBのレコードレイアウトを示す説明図である。結果DBは、配達先を識別する配達先IDと、架電CPU61による電話の状況と配達結果とを関連づけて記録するDBである。
結果DBは、配達先IDフィールド、伝票番号フィールド、電話フィールドおよび配達結果フィールドを有する。電話フィールドは、呼出音数フィールド、応答フィールド、内容フィールドおよび詳細フィールドを有する。
配達先IDフィールドには、配達先IDフィールドには、配達先に固有に付与されたIDが記録されている。伝票番号フィールドには、個々の荷物に添付された配達伝票の番号が記録されている。
呼出音数フィールドには、架電CPU61がかけた電話の呼出音の回数が記録されている。応答フィールドには架電CPU61がかけた電話に対する応答の有無が記録されている。内容フィールドには、プッシュボタンの操作により受け付けた応答の内容が記録されている。詳細フィールドには、プッシュボタンの操作により受け付けた応答の詳細が記録されている。
配達結果フィールドには、配達の結果が記録されている。たとえば、「受取」は手渡しにより受取が行われたことを、「持ち帰り」は配達先が不在のため荷物を持ち帰ったことを、「ロッカー」は留守番ロッカーに荷物を入れたことを、それぞれ示す。
結果DBは、一回の電話について一つのレコードを有する。結果DBは、AIに入力する学習データに利用される。なお、結果DBのフィールドは例示である。結果DBは、多数のフィールドおよびレコードを有することにより、AIの学習効果を高めることができる。
サーバCPU41は、結果DBをディープラーニングにより学習して、配達率を予測するモデルを構築する。なお、モデルの構築は、ネットワークにより接続された他のコンピュータで行われても良い。構築したモデルは、新たに配送した荷物に関するデータに基づいて随時更新される。これにより、予測精度を随時高めることができる。
サーバCPU41は、構築したモデルに基づいて個々の荷物の配達率を算出し、配達DB59の配達率フィールドに記録する。サーバCPU41は、巡回セールスマン問題に基づいて、全体の配達率を高くするように、配送計画を自動生成する。
なお、サーバCPU41は、時間帯を細分化して、それぞれの時間帯の配達率を算出しても良い。サーバCPU41は、配達率の高い時間に配達するように、配送計画を自動生成する。
以上により、不在による持ち帰りおよび再配達を削減し、効率の高い配送を行う情報処理システム10を提供できる。
[実施の形態5]
図19は、実施の形態5の情報処理システム10の動作を示す機能ブロック図である。本実施の形態の情報処理システム10は、第1CPU31およびサーバCPU41による制御に基づいて以下のように動作する。
情報処理システム10は、ネットワークで接続されたサーバコンピュータ40と移動体クライアント30とを含む。
サーバコンピュータ40は、第1計画取得部71と位置取得部73と通知部72とを備える。第1計画取得部71は、荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する。位置取得部73は、荷物を積載した移動体の位置情報を取得する。通知部72は、第1計画取得部71が取得した配送計画および位置取得部73が取得した位置情報に基づいて、連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う。
移動体クライアント30は、第2計画取得部75と、通知取得部76と表示部77とを備える。第2計画取得部75は、荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する。通知取得部76は、通知部72による通知状況を取得する。表示部77は、第2取得部75が取得した配送計画と通知取得部76が取得した通知状況とを表示する。
[実施の形態6]
本実施の形態は、汎用のコンピュータとプログラム97とを組み合わせて動作させることにより、本実施の形態の情報処理システム10を実現する形態に関する。図20は、実施の形態6の情報処理システム10の構成を示す説明図である。なお、実施の形態1と共通する部分の説明は省略する。
本実施の形態の情報処理システム10は、ネットワークを介して接続されたオペレータクライアント20と、移動体クライアント30と、地図サーバ50と、架電サーバ60と、コンピュータ49とを含む。
コンピュータ49は、サーバCPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44、読取部48およびバスを備える。コンピュータ49は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機等の情報機器等である。また、本実施の形態のコンピュータ49は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。
プログラム97は、可搬型記録媒体96に記録されている。サーバCPU41は、読取部48を介してプログラム97を読み込み、補助記憶装置43に保存する。またサーバCPU41は、コンピュータ49内に実装されたフラッシュメモリ等の半導体メモリ98に記憶されたプログラム97を読出しても良い。さらに、サーバCPU41は、通信部44および図示しないネットワークを介して接続される図示しない他のサーバコンピュータからプログラム97をダウンロードして補助記憶装置43に保存しても良い。
プログラム97は、コンピュータ49の制御プログラムとしてインストールされ、主記憶装置42にロードして実行される。これにより、コンピュータ49は上述したサーバコンピュータ40として機能する。
移動体クライアント30およびオペレータクライアント20は、ネットワークを介してコンピュータ49からプログラム97を取得し、コンピュータ49と連携して上述した移動体クライアント30およびオペレータクライアント20として機能する。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報処理システム
20 オペレータクライアント
21 第2CPU
22 主記憶装置
23 補助記憶装置
24 通信部
251 表示部
252 入力部
26 マイク
27 スピーカ
30 移動体クライアント(クライアント)
31 第1CPU
32 主記憶装置
33 補助記憶装置
34 通信部
35 タッチパネル
351 表示部
352 入力部
36 マイク
37 スピーカ
38 GPS
40 サーバコンピュータ(情報処理装置)
41 サーバCPU
42 主記憶装置
43 補助記憶装置
44 通信部
48 読取部
49 コンピュータ
50 地図サーバ
51 地図CPU
52 主記憶装置
53 補助記憶装置
54 通信部
58 ユーザDB
59 配達DB
60 架電サーバ
61 架電CPU
62 主記憶装置
63 補助記憶装置
64 通信部
65 電話部
71 第1計画取得部
72 通知部
73 位置取得部
75 第2計画取得部
76 通知取得部
77 表示部
811 移動体アイコン
812 ドライバ欄
813 更新時刻欄
814 作業状況欄
815 接続状況欄
82 地図欄
821 移動体指標
822 目的地指標
823 経由地指標
825 経路表示ボタン
826 過去ボタン
827 予定ボタン
828 経路線
83 移動体状況窓
851 検索窓
852 検索結果欄
87 絞込受付部
91 作業状況設定欄
911 配達ボタン
912 帰社ボタン
913 休憩ボタン
914 待機ボタン
915 配達中ボタン
92 更新状況欄
93 進捗状況欄
94 荷物欄
941 架電状況欄
942 配達完了ボタン
943 不在ボタン
95 スクロールバー
96 可搬型記録媒体
97 プログラム
98 半導体メモリ

Claims (15)

  1. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、
    前記荷物を積載した移動体内に配置された携帯型のクライアントが内蔵する位置情報取得部により取得された位置情報を、無線ネットワークを介して前記クライアントから取得する位置取得部と、
    前記計画取得部が取得した前記配送計画、および、前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況または前記応答と、前記配送計画とを関連づけて前記クライアントの表示部に表示させるための情報を前記クライアントに送信する応答送信部と
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知部が通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差に基づいて生成される自動音声により応答する応答部と
    を備える情報処理装置。
  2. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、
    前記荷物を積載した移動体内に配置された携帯型のクライアントが内蔵する位置情報取得部により取得された位置情報を、無線ネットワークを介して前記クライアントから取得する位置取得部と、
    前記計画取得部が取得した前記配送計画、および、前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況または前記応答と、前記配送計画とを関連づけて前記クライアントの表示部に表示させるための情報を前記クライアントに送信する応答送信部と、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記位置取得部が取得した前記位置情報と前記荷物の配送先の住所とに基づいて生成される自動音声により応答する応答部と
    を備える情報処理装置。
  3. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、
    前記荷物を積載した移動体内に配置された携帯型のクライアントが内蔵する位置情報取得部により取得された位置情報を、無線ネットワークを介して前記クライアントから取得する位置取得部と、
    前記計画取得部が取得した前記配送計画、および、前記位置取得部が取得した前記位置情報に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況または前記応答と、前記配送計画とを関連づけて前記クライアントの表示部に表示させるための情報を前記クライアントに送信する応答送信部と、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知部が通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差、および、前記位置取得部が取得した前記位置情報と前記荷物の配送先の住所とに基づいて生成される自動音声により応答する応答部と
    を備える情報処理装置。
  4. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、
    前記計画取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知部が通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差に基づいて生成される自動音声により応答して、前記連絡先からの応答を取得する応答部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況もしくは前記応答、または、前記応答部が取得した前記連絡先からの応答と、前記配送計画とを関連づけて送信する応答送信部と
    を備える情報処理装置。
  5. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、
    前記荷物を積載した移動体内に配置された携帯型のクライアントが内蔵する位置情報取得部により取得された位置情報を、無線ネットワークを介して前記クライアントから取得する位置取得部と、
    前記計画取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記位置取得部が取得した前記位置情報と前記荷物の配送先の住所とに基づいて生成される自動音声により応答して、前記連絡先からの応答を取得する応答部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況もしくは前記応答、または、前記応答部が取得した前記連絡先からの応答と、前記配送計画とを関連づけて送信する応答送信部と
    を備える情報処理装置。
  6. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する計画取得部と、
    前記荷物を積載した移動体内に配置された携帯型のクライアントが内蔵する位置情報取得部により取得された位置情報を、無線ネットワークを介して前記クライアントから取得する位置取得部と、
    前記計画取得部が取得した前記配送計画に基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、または、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知部が通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差、および、前記位置取得部が取得した前記位置情報と前記荷物の配送先の住所とに基づいて生成される自動音声により応答して、前記連絡先からの応答を取得する応答部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況もしくは前記応答、または、前記応答部が取得した前記連絡先からの応答と、前記配送計画とを関連づけて送信する応答送信部と
    を備える情報処理装置。
  7. 前記応答取得部は、再配達希望日時を受け付ける
    請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記応答取得部は、配達先の変更の依頼を受け付ける
    請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 過去の荷物の配送先と、前記過去の荷物に関連して前記応答取得部が取得した前記通知状況または前記応答と、前記過去の荷物の配達結果との学習結果に基づいて、未配達の荷物の配送計画を作成または修正する
    請求項1から請求項8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記通知部は、所定の時刻に前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う
    請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  11. 荷物の配送計画を取得する計画取得部と、
    内蔵する位置情報取得部により取得した自己の位置情報を無線ネットワークを介して送信する位置送信部と
    記荷物の配送先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行って得た通知状況、および、前記通知に対する再配達希望日時を含む応答を受信する応答受信部と、
    前記応答受信部が受信した前記通知状況および再配達希望日時を含む前記応答、前記計画取得部が取得した前記配送計画とを関連づけて表示する表示部と
    を備える情報処理装置。
  12. サーバコンピュータとクライアントとがネットワークで接続された情報処理システムにおいて、
    前記クライアントは、
    内蔵する位置情報取得部により取得した自己の位置情報を無線ネットワークを介して送信する位置送信部を備え、
    前記サーバコンピュータは、
    前記位置送信部が送信した位置情報を取得する位置取得部と、
    荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得する第1計画取得部と、
    前記第1計画取得部が取得した前記配送計画基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行う通知部と、
    前記通知部による通知状況、および、前記通知部からの通知に対する応答を取得する応答取得部と、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知部が通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差に基づいて生成される自動音声により応答して、連絡先からの再配達希望日時を含む応答を取得する応答部と、
    前記応答取得部が取得した前記通知状況と、前記応答取得部が取得した前記応答、または、前記応答部が取得した前記連絡先からの応答と、前記配送計画とを関連づけて送信する応答送信部を備える
    情報処理システム。
  13. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得し
    得した前記配送計画基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行ない、
    前記通知にかかる通知状況、または、前記通知に対する応答を取得し、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差に基づいて生成される自動音声により応答して、前記連絡先からの応答を取得し、
    取得した前記通知状況または前記応答と、前記配送計画とを関連づけて送信する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  14. 荷物の配送先の住所および連絡先を含む配送計画を取得し
    得した前記配送計画基づいて、前記連絡先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行ない、
    前記通知にかかる通知状況、または、前記通知に対する応答を取得し、
    前記連絡先からの通話が着信した場合に、前記通知を行った時刻と前記通話が着信した時刻との差に基づいて生成される自動音声により応答して、前記連絡先からの応答を取得し、
    取得した前記通知状況または前記応答と、前記配送計画とを関連づけて送信する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  15. 荷物の配送計画を取得し、
    内蔵する位置情報取得部により取得した自己の位置情報を無線ネットワークを介して送信し、
    送信した前記位置情報に基づいて、前記荷物の配送先に自動的に電話をかけて自動音声による通知を行って得た通知状況と、前記電話または前記配送先から受信した電話を介して取得した再配達希望日時とを受信し、
    受信した前記通知状況と、再配達希望日時と、取得した前記配送計画とを関連づけて表示する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2017061497A 2017-03-27 2017-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Expired - Fee Related JP6341492B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061497A JP6341492B1 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061497A JP6341492B1 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018090146A Division JP2018162163A (ja) 2018-05-08 2018-05-08 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6341492B1 true JP6341492B1 (ja) 2018-06-13
JP2018163593A JP2018163593A (ja) 2018-10-18

Family

ID=62555236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017061497A Expired - Fee Related JP6341492B1 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6341492B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7336615B1 (ja) 2022-04-27 2023-08-31 三ツ星ベルト株式会社 自転車用無段変速機に備わるベルト機構

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7407395B2 (ja) 2020-03-19 2024-01-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05268354A (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 Csk Corp 配送業務における在宅確認装置
JPH08315029A (ja) * 1995-05-22 1996-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 宅配支援装置
JPH11304522A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Casio Comput Co Ltd ルート決定装置、及び記憶媒体
JP3287630B2 (ja) * 1993-02-26 2002-06-04 カシオソフト株式会社 電話案内システム
JP2003315059A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Fujitsu Ltd 宅配支援プログラム、宅配支援センタプログラム及び記録媒体
JP2003346292A (ja) * 2002-05-27 2003-12-05 Nec Corp 情報提供システムおよび情報提供方法
JP2004231402A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Fujitsu Ltd 配達作業支援方法、配達作業支援プログラム、及び記録媒体
JP2006335565A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Masaomi Akashi 宅配管理システム
JP2011195226A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Fujitsu Ltd 配達管理装置、配達管理方法及び配達管理プログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05268354A (ja) * 1992-03-19 1993-10-15 Csk Corp 配送業務における在宅確認装置
JP3287630B2 (ja) * 1993-02-26 2002-06-04 カシオソフト株式会社 電話案内システム
JPH08315029A (ja) * 1995-05-22 1996-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 宅配支援装置
JPH11304522A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Casio Comput Co Ltd ルート決定装置、及び記憶媒体
JP2003315059A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Fujitsu Ltd 宅配支援プログラム、宅配支援センタプログラム及び記録媒体
JP2003346292A (ja) * 2002-05-27 2003-12-05 Nec Corp 情報提供システムおよび情報提供方法
JP2004231402A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Fujitsu Ltd 配達作業支援方法、配達作業支援プログラム、及び記録媒体
JP2006335565A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Masaomi Akashi 宅配管理システム
JP2011195226A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Fujitsu Ltd 配達管理装置、配達管理方法及び配達管理プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7336615B1 (ja) 2022-04-27 2023-08-31 三ツ星ベルト株式会社 自転車用無段変速機に備わるベルト機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018163593A (ja) 2018-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11605246B2 (en) Programmatically determining location information in connection with a transport service
US7941753B2 (en) Communicating appointment and/or mapping information among a calendar application and a navigation application
US20120130627A1 (en) Taxi dispatch system
US20140026094A1 (en) Service notification and alert system and method
US20080082257A1 (en) Personal navigational device and method with automatic call-ahead
JP3387475B2 (ja) データ配信システム
WO2015089221A1 (en) Intelligent queuing for user selection in providing on-demand services
JPH09130861A (ja) 移動端末への情報提供方法、情報提供システム及び移動端末
CN102426798A (zh) 一种车队通讯导航系统及其好友导航、车队导航方法
JP2009020608A (ja) 配達支援システム、配達支援方法、およびコンピュータプログラム
JP2018162163A (ja) 情報処理装置
JP2010092398A (ja) 配達作業支援システム、配達作業支援方法、及び配達作業支援プログラム
US20200051021A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP6341492B1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JP7337598B2 (ja) 宅配システム、宅配システムの制御方法およびプログラム
JP2009288946A (ja) 配送応答システム、配送応答方法および配送応答プログラム
US20180330318A1 (en) Systems and Methods for Dynamically Updating Stored Lists Based on Contemporaneous Location Data Associated with Client Devices
JP2019149771A (ja) プログラムおよび情報処理システム
JP2003315059A (ja) 宅配支援プログラム、宅配支援センタプログラム及び記録媒体
JP7132183B2 (ja) 管理サーバ、管理方法および管理プログラム
JP2018148317A (ja) 情報処理装置、サーバコンピュータ、情報処理システム、プログラムおよび情報処理方法
JP2005190001A (ja) タクシー利用システム、タクシー利用方法、情報サーバ及びプログラム
JP2020013286A (ja) 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム
JP2024058242A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP2019028499A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6341492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees