JP7132183B2 - 管理サーバ、管理方法および管理プログラム - Google Patents

管理サーバ、管理方法および管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、配送における管理装置、管理方法および管理プログラムに関する。
近年、主に商品購入に伴う物品の配送業務量が増大し、配送業界において宅配物の配送作業の円滑化、効率化する技術の開発に注力されている。
例えば、配送対象となる複数の宅配物と宅配物それぞれの配送先を示す配送先情報と地図情報からコンピュータにより配送順が決定され、その配送順に従って当該複数の宅配物が配送されるという方法などが一般的に採用されている。
また、ユーザは配達希望日や時間帯を指定したとしても、多くの場合、配送業者により定められた配達時間帯には時間幅があるため、さらに詳細に、配送対象となる宅配物をいつ受け取ることができるのかを把握したいという要望がある。そこで、新規登録を行うユーザの希望に合致した配送時間で配送を行う配送ルートを設定する方法や、詳細な配達予想時間を算出しユーザに提示する方法なども提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2011-28462号公報 特開2008-30951号公報
しかしながら、コンピュータなどにより設定された配送ルートであっても、実際の交通事情など諸事情により算出された配達予定時刻にずれが生じることもあり、この場合、宅配物の受け取りを待機しているユーザは配達予定時刻のずれが実際にどれくらい発生しているかを知ることができないので他の予定を調整することが困難となる。また、配送ルートが一度設定され、ユーザが宅配物の受け取りを受取場所にて待機していた場合や、一時的に短時間不在にしたがすぐに受取場所に戻ったような場合であっても、配達員による宅配時に受け取ることができないような状況もある。このような場合、現状では、待機していたユーザは宅配物を受け取る準備をしていたものの、配達員による宅配のタイミングを逃し、再度別の時間帯にて宅配物の受け取りのために時間を調整する必要が生じている。また、これにより、配送業者側も再度配送の調整をする作業や時間が発生し、ユーザだけでなく配送業者にも無駄な作業が発生している。
そこで、本発明は、配達予定時刻および配達状況に関する情報をユーザに提示するとともに、他のユーザに配達予定時刻の遅延を心配させることなく再配達依頼を受け付けることができる管理装置、管理システム、管理方法および管理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る管理サーバは、配送担当者端末と、ユーザ端末とにネットワークを介して接続された配送を管理する管理サーバであって、配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する取得部と、取得部により取得された配送担当者端末の位置情報と、目的地情報と、移動速度とから、目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて各目的地への配送順番を付与する算出部と、算出部により算出された配送予定時刻と、付与された配送順番とを配送受取人となるユーザのユーザ端末に出力する出力部と、再度の配送依頼であって、目的地情報を含む再配送依頼を受け付ける受付部と、受付部により再配送依頼が受け付けられた場合に、算出部により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる配送先に配送することが可能か否かを判定する判定部と、判定部により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる配送先に配送することが可能であると判定された場合に、配送順番を変更する変更部と、を備え、出力部は、変更部により変更された配送順番をユーザ端末に出力しないこと、を特徴とする。
上記管理サーバにおいて、受付部は、目的地情報と、所定の配送時間帯を指定する情報とを含む再配送依頼を受け付け、判定部は、受付部により再配送依頼が受け付けられた場合に、配送担当者端末を携行する配送担当者に割り当てられた配送時間帯における全ての配送を完了することが可能であるか否かを判定し、変更部は、配送担当者端末を携行する配送担当者に割り当てられた配送時間帯における全ての配送を完了することが可能であると判定された場合に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、算出部により算出された配送順番を変更すること、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、受付部は、目的地情報と、所定の配送時間帯を指定する情報とを含む再配送依頼を受け付け、判定部は、受付部により再配送依頼が受け付けられた場合に、算出部により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、かつ、配送時間帯が示す時間内に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定すること、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、変更部は、判定部により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、次の配送順番が付与されているユーザの配送順番は変更せず、次々回以降の配送順番を変更すること、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、変更部は、判定部により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先から所定範囲内に、算出部により配送順番が付与された配送先がある場合に、当該配送先に付与された配送順番より後の順番を再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に付与すること、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、出力部は、所定の配送順番以降の配送順番が付与されたユーザのユーザ端末には配送順番を出力しないこと、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、出力部は、所定の配送順番より前の配送順番が付与されたユーザのユーザ端末には配送順番を出力し、出力部は、変更部により配送順番が変更された場合であっても、出力部により配送順番が出力されたユーザ端末には、変更後の配送順番を出力しないこと、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、出力部は、所定の配送順番より前の配送順番が付与されたユーザのユーザ端末には配送順番を出力し、変更部は、出力部により配送順番が出力されたユーザ端末のユーザの配送順番は変更しないこと、としてもよい。
また、上記管理サーバにおいて、出力部は、算出部により付与された配送順番を配送担当者による配送が1件完了するごとにカウントダウンした配送順番を示す表示情報、または、次の配送先に付与された配送順番を示す表示情報をユーザ端末に出力すること、としてもよい。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る管理方法は、配送担当者端末と、ユーザ端末とにネットワークを介して接続された配送を管理する管理サーバにおける管理方法であって、配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する取得ステップと、取得ステップにより取得された配送担当者端末の位置情報と、目的地情報と、移動速度とから、目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて各配送先に配送順番を付与する算出ステップと、算出ステップにより算出された配送予定時刻と、配送順番とを配送先における配送受取人となるユーザのユーザ端末と、配送担当者端末とに出力する出力ステップと、再度の配送依頼であって、目的地情報を含む再配送依頼を受け付ける受付ステップと、受付ステップにより再配送依頼が受け付けられた場合に、算出ステップにより算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップにより配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、算出ステップにより算出された配送順番を変更する変更ステップと、
を含み、出力ステップは、変更ステップにより変更された配送順番を配送担当者端末に出力し、変更ステップにより変更された配送順番をユーザ端末に出力しないこと、を特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る管理プログラムは、コンピュータを、配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する取得機能と、取得機能により取得された配送担当者端末の位置情報と、目的地情報と、移動速度とから、目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて各配送先に配送順番を付与する算出機能と、算出機能により算出された配送予定時刻と、配送順番とを配送先における配送受取人となるユーザのユーザ端末と、配送担当者端末とに出力する出力機能と、再度の配送依頼であって、目的地情報を含む再配送依頼を受け付ける受付機能と、受付機能により再配送依頼が受け付けられた場合に、算出機能により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定する判定機能と、判定機能により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、算出機能により算出された配送順番を変更する変更機能と、を含み、出力機能は、変更機能により変更された配送順番を配送担当者端末に出力し、変更機能により変更された配送順番をユーザ端末に出力しないこと、として実現することを特徴とする。
本発明によれば、配送担当者によりユーザに配送物の配送順番を配送予定時刻とともにユーザ端末に出力するとともに、他のユーザの再配達依頼が受付可能であると判定された場合であっても他のユーザ端末に出力された配送順番を変更しないので、配達予定時刻配達状況に関する情報をユーザに提示するとともに、他のユーザに配達予定時刻の遅延を心配させることなく再配達依頼を受け付けることができる。
本発明の実施の形態に係る管理システムの構成を示すシステム図である。 本発明の一実施態様における携帯端末の機能構成例を示すブロック図である。 図3(a)は、本実施形態における配送先情報の一例を示す図であり、図3(b)は、本実施形態における配送担当者情報の一例を示す図である。 図4(a)は、本実施形態における配送リストの一例を示す図であり、図4(b)および(c)は、本実施形態における配送リストに付与された配送順番と配送予定時刻が対応付けられた配送リストの一例を示す図である。 本実施形態における配送担当者端末の入出力部(画面)に表示された配送リストの表示例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の画面に表示された配送予定時刻と配送順番と次の配送順番の表示例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の入出力部に表示された配送予定時刻とカウントダウン形式の配送順番を示す画面例である。 本実施形態における配送担当者端末の入出力部(画面)に表示された変更後の配送リストの表示例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ端末の画面に表示された変更部による変更後の配送予定時刻と配送順番と次の配送順番の表示例を示す図である。 本実施形態における管理サーバによる配送順番の決定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における管理サーバと、配送担当者端末と、ユーザ端末とによる配送状況の情報共有処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態におけるユーザ端末と、管理サーバと、配送担当者端末とによる配送が1件完了するごとの配送状況の情報共有処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態における携帯端末を実現可能なコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る管理システムの全体構成を示すシステム図である。図1に示すように、管理システム1は、管理サーバ100と、配送担当者端末200と、ユーザ端末300a、ユーザ端末300bとを含み、これらがネットワーク10を介して相互に通信可能となっている。ネットワーク10は、管理サーバ100と、配送担当者端末200と、ユーザ端末300の各々を相互に接続する役割を担う。例えば、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。なお、図1では、ユーザ端末300aと、ユーザ端末300bの2台を図示するが、さらに複数台あってもよい(以下、特に明示する場合を除き、ユーザ端末300と総称する。)。
管理サーバ100は、配送担当者端末200を携行する配送担当者による配送を管理および指示するサーバであり、配送担当者端末200およびユーザ端末300と通信可能な情報処理装置である。
配送担当者端末200は、配送担当者が携行する端末であって、管理サーバ100と相互に送受信可能な端末であればよい。また、配送担当者端末200は、GPS(Global Positioning System)などの位置情報を送信する機能を有し、所定間隔で管理サーバ100に配送担当者端末200の位置情報を送信する。
ユーザ端末300は、配送を依頼するユーザが所有する端末であり、例えば、スマートフォンなどの携帯電話である。ユーザ端末300は、通信機能を有し、管理サーバ100からの配送に関する情報を随時受信する。
図2は、本発明の一実施態様における管理サーバ100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、管理サーバ100は、制御部110と、通信制御部120と、記憶部130とを備える。
通信制御部120は、通信回線や電話回線等に接続されるアンテナやルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースである。すなわち、通信制御部120は、配送担当者端末200や、ユーザ端末300等のような外部装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有している。
記憶部130は、配送情報データベース131を記憶する。配送情報データベース131には、配送に関する情報が格納されている。ここで、配送に関する情報とは、配送先情報や、配送担当者端末200を所有する配送担当者情報や、変更判定条件などである。また、配送先情報とは、配送担当者が配送するに際し必要となる配送先に関する情報であり、受取人氏名、配送先住所、電話番号などの配送先情報が少なくとも含まれる。図3(a)は、本実施形態における配送先情報の一例を示す図である。図3(a)では、配送先情報として、ユーザの識別情報を示すユーザID「0001a」に、配送の受取人氏名を示すユーザ氏名「山田太郎」、配送先の目的地を示す配送先住所「東京都品川区××」、配送先または配送受取人の電話番号「03-1234-××」、ユーザが配送を希望する時間帯を示す配送希望時間帯「12:00-14:00」が対応付けられている。
また、配送担当者情報とは、配送担当者による配送状況を示す情報であり、配送担当者により携行される配送担当者端末200の端末識別情報、配送担当者氏名、配送担当者の平均移動速度が少なくとも含まれる。図3(b)は、本実施形態における配送担当者情報の一例を示す図である。図3(b)では、配送担当者情報として、配送担当者の端末の識別情報を示す端末ID「080-9876-××××」に、配送担当者の氏名を示す担当者氏名「田中××」、配送担当者による配送担当の区域を示す担当区域「吉祥寺地区」、配送担当者により担当される配送時間を示す配送時間区分「12:00-14:00」、配送担当者による配送における平均的な移動速度を示す平均移動速度「40km」、配送先の目的地に到着してから配送物を配送受取人に手渡すまでの所要時間を示す配送引渡時間「2分」が対応付けられている。
また、変更判定条件とは、管理サーバ100がユーザ端末300から再配送依頼を受け付けた場合に、既に付与した配送順番を変更可能か、すなわち、再配送依頼にかかる配送を作成済みの配送リストに割込可能か否かを判定する条件である。ここで、配送順番とは、配送担当者により配送物が配送される順番であり、配送順番として固定の番号で示される順番であってもよいし、配送担当者による配送が1件終了するごとにカウントダウン形式で随時更新される順番であってもよい。また、配送リストとは、配送担当者により一時間帯に予定される配送のリストであり、配送先住所と配送受取人の氏名が少なくとも含まれる。また、再配送依頼とは、配送担当者により一度配送されたが不在などのため配送受取人が配送物を受け取ることができなかった場合の再度の配送依頼であり、再配送依頼には、配送先の目的地情報(配送先住所)と、ユーザによる希望の配送時間帯(例えば、10:00~12:00などの時間帯枠)を示す情報が少なくとも含まれる。また、配送依頼とは、配送物を所定の配送先に配送する依頼のことであり、配送先の目的地情報やユーザによる配送時間帯などの配送先情報が含まれる。
また、変更判定条件として、例えば、「既に算出された他のユーザの配送予定時刻を5分以上遅延しないこと」や、「次回の配送順番が付与されているユーザの配送順番は変更せず、次々回以降の配送順番を変更すること」や、「割込対象となる配送先の所定範囲内に、既に配送順番が付与された配送先がある場合に、当該配送先に付与された配送順番の前後の配送順番を割込対象となる配送先に付与すること」などが規定されている。ここで、割込対象となる配送先とは、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先のことである。このように、次回の配送順番を変更しないことや、共同住宅など所定範囲内の住人同士の間で割込が発生したことをユーザ側に把握させないことにより、ユーザに配送までの待機時間に焦燥感を与えることなく、当初の配送予定時刻を所定時間以上超えない範囲において配送の割込を可能とすることができる。
制御部110は、受付部111と、取得部112と、算出部113と、判定部114と、変更部115と、送受信部116とを備える。なお、送受信部116は、本発明における出力部に相当する。
受付部111は、ユーザ端末300などの外部装置から各種情報を受け付ける。例えば、受付部111は、ユーザ端末300または店舗の端末(不図示)などから配送依頼や、再配送依頼を受け付ける。また、受付部111は、ユーザ端末300などにより受け付けられた配送依頼に基づいて配送リストを生成する。具体的には、受付部111は、配送依頼に含まれる配送先の目的地情報と、ユーザによる希望の配送時間帯から1つの配送時間帯における1人の配送担当者により担当される配送をリスト化する。図4(a)は、本実施形態における配送リストの一例を示す図である。図4(a)に示すように、配送リストには、例えば、配送先住所「吉祥寺南町1-1」に、受取人氏名「山田××」が対応付けられている。
取得部112は、配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する。具体的には、配送担当者端末200からGPSにより位置情報を取得し、前回取得時における位置情報と今回取得時における位置情報とに基づいて配送担当者端末200の移動速度を取得する。なお、取得部112は、車両から直接速度情報を取得してもよい。また、取得部112は、受付部111により受け付けられた配送依頼に含まれる配送先情報から配送先となる目的地の目的地情報を取得する。なお、取得部112は、配送担当者端末200から所定の時間間隔で位置情報を取得する。
算出部113は、配送担当者の配送出発地点の位置情報、または、取得部112により取得された配送担当者端末の位置情報と、目的地情報と、移動速度と、地図情報と、目的地での所要時間とから、目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて配送リストが示す各目的地への配送順番を付与する。なお、目的地での所要時間は、配送担当者による配送現場での移動の効率性に鑑みて、マンション等の集合住宅であるか戸建てであるか等の住宅状況に応じて設定されている(例えば、集合住宅であれば3分、戸建てであれば5分など)。例えば、配送担当者が配送のために配送会社の本社や営業所を出発する際は、あらかじめ登録された当該出発地点の位置情報に基づいて、また、配送途中であれば、取得部112により取得された配送担当者端末の位置情報に基づいて目的地への配送予定時刻を算出する。算出部113は、配送リストに含まれる配送先住所ごとに配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻の早い順に配送順番を付与する。図4(b)および図4(c)は、本実施形態における配送リストに付与された配送順番と配送予定時刻が対応付けられた配送リストの一例を示す図である。図4(b)は、算出部113による初回算出時における配送順番および配送予定時刻が対応付けられた配送リストを示し、図4(c)は、再配送依頼受付後における配送順番および配送予定時刻が対応付けられた配送リストを示す。図4(b)では、配送順番「1」に、配送予定時刻「12:05」、配送先住所「吉祥寺南町1-1」、配送の受取人氏名「山田××」が対応付けられている。
また、算出部113は、配送担当者端末200を携行する配送担当者が配送を1件完了するごと、または、所定の時間間隔で、取得部112により取得された配送担当者端末の位置情報と、目的地情報と、移動速度とから、目的地への配送予定時刻を算出し、前回算出時の配送予定時刻を更新する。また、算出部113は、後述する判定部114により再配送依頼にかかる配送を可能と判定された場合も、取得部112により取得された配送担当者端末の位置情報と、目的地情報と、移動速度と、地図情報と、目的地での所要時間とから、目的地への配送予定時刻を算出する。
判定部114は、受付部111により再配送依頼が受け付けられた場合に、配送担当者端末200を携行する配送担当者に割り当てられた配送時間帯における全ての配送を完了することが可能であるか否かを判定する。例えば、判定部114は、配送担当者が担当している配送時間帯が10:00~12:00である場合、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先を含めた全ての配送リストの配送を当該時間帯に完了可能か否かを判定する。また、判定部114は、配送担当者が担当している配送時間帯内であって、かつ、算出部113により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定することとしてもよい。例えば、判定部114は、変更判定条件により、変更可能な所定時間として5分が定められている場合、判定部114は、算出部113により算出された配送予定時刻を5分以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であるか否かを判定する。
具体的には、例えば、図4(b)および図4(c)において、受取人氏名「船越××」に対する配送の再配送依頼が受け付けられた場合であって、現在時刻が12時22分であり、配送担当者による配送が図4(b)における配送順番「5」まで完了し、配送担当者の位置が配送順番「5」に対応付けられている住所であるとする。この場合、配送順番「5」に対応付けられた配送先住所「吉祥寺東町2-2」から、再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先住所「吉祥寺東町2-2-3」までの移動時間と配達時間(例えば、5分など。)と、再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先住所「吉祥寺東町2-2-3」から配送順番「6」までの移動時間と配達時間(例えば、5分など。)と、配送順番「6」に対応付けられた配送先住所「吉祥寺東町2-3」から配送順番「7」に対応付けられた配送先住所「吉祥寺東町2-4」までの移動時間と配達時間の合計時間が、現在時刻12時22分から配送時間帯の終了時刻である14時までに完了可能か否かが判定部114により判定される。なお、他の例として、配送担当者による配送が1件終了するごとに、配送リストから配送が終了した配送先を削除し、配送順番を順次繰り上げる(例えば、配送順番「2」が配送順番「1」となる。)こととしてもよい。
変更部115は、判定部114により、配送担当者端末200を携行する配送担当者に割り当てられた配送時間帯における全ての配送を完了することが可能であると判定された場合に、配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、算出部113により算出された配送順番を変更する。図4(b)は、算出部113による初回算出時における配送順番および配送予定時刻が対応付けられた配送リストを示し、図4(c)は、再配送依頼受付後における変更部115により変更された配送順番および配送予定時刻が対応付けられた配送リストを示す。図4(b)に示す配送順番「6」と「7」に着目すると、配送予定時刻「12:30」、「12:35」であり、受取人氏名がそれぞれ「池田××」と「中村××」である。これに対し、変更部115による変更後の配送リストである図4(c)では、配送順番「6」~「8」では、配送予定時刻「12:28」、「12:32」、「12:37」であり、受取人氏名が「船越××」、「池田××」、「中村××」となっている。すなわち、再配達依頼の配送の受取人氏名「船越××」への配送先が、当初は受取人氏名「池田××」への配送の前、すなわち配送順番「6」に割り込まれたことにより、元々の配送順番「6」が付与されていた受取人氏名「池田××」と、元々の配送順番「7」が付与されていた受取人氏名「中村××」への配送順番が1番ずつ後の順番に変更されていることを示す。また、変更部115は、配送担当者が担当している配送時間帯内であって、かつ、判定部114により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、算出部113により算出された配送順番を変更することとしてもよい。
また、変更部115は、判定部114により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、次の配送順番が付与されているユーザの配送順番は変更せず、次々回以降の配送順番を変更する。なお、配送順番は、所定の順番以降(例えば、6番以降など)はユーザに送受信部116により表示情報を送信しないこととしてもよい。また、ユーザ端末300に配送順番を示す表示情報が出力されている場合には、変更部115により配送順番が変更された場合であっても、送受信部116により変更後の配送順番を当該ユーザ端末300に送信しないこととしてもよい。さらに、ユーザ端末300に配送順番を示す表示情報が出力されている場合には、変更部115は、当該ユーザ端末300のユーザを宛先とする配送順番は変更しないこととしてもよい。変更部115による配送順番の変更において、次の配送順番が付与されているユーザの配送順番を変更しないことにより、次回の配送順番としてユーザ端末300に表示されている順番のユーザにトラブルなどが発生したことによる遅延の心配など無用な焦燥感を与えることを回避できる。
また、変更部115は、判定部114により配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先から所定範囲内に、算出部113により配送順番が付与された配送先がある場合に、当該配送先に付与された配送順番より後の順番を再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に付与する。
送受信部116は、算出部113により算出された配送予定時刻と、配送順に関する情報の表示情報を配送先における配送受取人となるユーザのユーザ端末300と、配送担当者端末200とにそれぞれ送信する。ここで、配送順に関する情報とは、ユーザへの配送順を示す情報であって、算出部113により算出された配送順番であってもよいし、ユーザへの配送までの待ち人数であってもよい。図5は、本実施形態における配送担当者端末200の入出力部(画面)230に表示された配送リストの表示例を示す図である。図5に示すように、配送担当者端末200には、最上部に現在担当している配送時間帯を示す配送時間帯「10:00-12:00」と次の配送予定である配送順番を示す次の配送順番「5番」が表示され、その下に配送順番と配送予定時刻が対応付けられた配送リストが表示されている。なお、他の例として、配送担当者による配送が1件終了するごとに、配送リストから配送が終了した配送先を削除し、配送順番を順次繰り上げる(例えば、配送順番「2」が配送順番「1」となる。)こととしてもよい。また、送受信部116は、担当者による配送が1件完了するごとに次回の配送順番を配送担当者端末200およびユーザ端末300に送信する。また、図6は、本実施形態におけるユーザ端末300の入出力部330に表示された配送予定時刻と配送順番と次の配送順番の表示例を示す図である。図6に示すように、ユーザ端末300の入出力部(画面)330には、ユーザ端末300を所有するユーザへの配送予定時刻を示す配送予定時刻「12:30」と、当該ユーザへの配送順番を示す配送順番「7番」と、配送担当者による次の配送の順番を示す次の配送順番「5番」とが表示されている。なお、他の例として、配送予定時刻の他、配送予定時間帯が表示されることとしてもよい。ここで、図6においては、ユーザ端末300の入出力部330において配送順番が表示されているが、配送順番に限らず、例えば、「あなたの配送まであと2人です」などのメッセージが示すカウントダウン形式の配送待ちの人数などであってもよい。図7は、本実施形態におけるユーザ端末300の入出力部330に表示された配送予定時刻とカウントダウン形式の配送順番を示す画面例である。図7では、「あなたの配送順番まであと2人です」という表示が入出力部330に出力されており、当該ユーザ端末300のユーザは今からあと2人への配送が終わった後の順番であることを示す。なお、この場合、待ち人数の2人という表示は変更部115による再配達依頼における変更があったとしても変更されないこととなる。また、ユーザ端末300の入出力部330における表示は、配送予定時刻ではなく、配送予定時間帯であってもよい。なお、他の例として、ユーザ端末300の入出力部330に「あなたの配送順番は〇番目です」などの表示情報が出力されることとしてもよい。
また、送受信部116は、変更部115により変更された配送順番を配送担当者端末200に出力し、変更部115により変更された配送順番をユーザ端末300には出力しない。例えば、図4(b)に示した配送リストにおける配送順番「6」が、再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に付与され、図4(c)に示した配送リストに配送順番「6」以降の配送順番が変更されたとする。ここで、図8は、本実施形態における配送担当者端末200の入出力部(画面)230に表示された変更後の配送リストの表示例を示す図である。図8に示すように、配送担当者端末200には、最上部に配送時間帯「10:00-12:00」と次の配送順番「5番」が表示され、その下に配送順番と配送予定時刻が対応付けられた配送リストが表示されている。図8において、配送順番「6」~「8」のレコードは、図5に示した配送リストから変更されている。一方、図9は、本実施形態におけるユーザ端末300の画面320に表示された変更部115による変更後の配送予定時刻と配送順番と次の配送順番の表示例を示す図である。図9に示すように、ユーザ端末300の入出力部(画面)330には、ユーザ端末300を所有するユーザへの配送予定時刻「12:32」と、配送順番「7番」と、次の配送順番「5番」とが表示されている。すなわち、配送担当者端末200の入出力部220においては変更部115により変更された配送順番「6」~「8」が、配送予定時刻とともに変更されているが、ユーザ端末300の入出力部330の表示においては配送予定時刻のみが変更され、配送順番は変更されていないこととなる。なお、配送予定時刻が変更されない場合、すなわち、ユーザ端末300に変更後の配送予定時刻を示す表示情報が送信されない場合は、配送順番の変更は当該ユーザ端末300には送信されないこととなる。
次に、管理サーバ100による配送順番の決定処理について説明する。図10は、本実施形態における管理サーバ100による配送順番の決定処理の流れを示すフローチャートである。
送受信部116は、ユーザ端末300を含む配送依頼主から配送依頼を受信する(ステップS1)。取得部112は、ステップ1において受信した配送依頼に含まれる配送先情報をもとに配送リストを作成する(ステップS2)。算出部113は、ステップS2において作成された配送リストに含まれる各配送先への配送予定時刻を算出する(ステップS3)。算出部113は、ステップS3において算出した配送予定時刻の早い順に配送元に配送順番を付与し、配送順番を決定する(ステップS4)。送受信部116は、ステップS2において作成された配送リスト、ステップS3において算出された配送予定時刻、およびステップS4において決定された配送順番を配送担当者端末200に送信する(ステップS5)。
送受信部116は、ユーザ端末300から再配達依頼を受信する(ステップS6)。判定部114は、ステップS6において受信した再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先への配送をステップS4において決定した配送順番に割込可能であるか否かを判定する(ステップS7)。変更部115は、ステップS7において、ステップS6において受信した再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先への配送をステップS4において決定した配送順番に割込可能であると判定された場合は(ステップS7:Yes)、ステップS4において決定された配送順番を変更する(ステップS8)。なお、ここで、算出部113により配送リストのうち未配送である配送先への配送予定時刻が再度算出されることとなる。送受信部116は、ステップS8において変更された配送順番および再度算出された配送予定時刻を配送担当者端末200に送信する(ステップS9)。
次に、管理サーバ100と、配送担当者端末200と、ユーザ端末300とによる配送状況の情報共有処理について説明する。図11は、本実施形態における管理サーバ100と、配送担当者端末200と、ユーザ端末300とによる配送状況の情報共有処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザ端末300は、管理サーバ100に配送依頼を送信する(ステップS11)。ここで、管理サーバ100は複数のユーザ端末300から配送依頼を受信する。なお、配送依頼の送信はユーザ端末300のほか、ユーザに商品を販売した販売業者など配送依頼主はユーザ以外であってもよい。管理サーバ100は、ステップS11において受信した配送依頼のうち配送担当者が担当する配送リストを作成し、配送予定時刻を算出する(ステップS12)。管理サーバ100は、ステップS12において算出した配送予定時刻に基づいて、配送リストに含まれる各配送先に配送順番を付与する(ステップS13)。管理サーバ100は、ステップS12において算出した配送予定時刻と、ステップS13において付与した配送順番をユーザ端末300とを配送担当者端末200に送信する(ステップS14)。
ユーザ端末300は、管理サーバ100に再配達依頼を送信する(ステップS15)。管理サーバ100は、ステップS15において受信した再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先への配送をステップS13において付与した配送順番に予定されている配送時刻において割込可能であるか否かを判定する(ステップS16)。管理サーバ100は、ステップS16において、ステップS15において受信した再配達依頼に含まれる目的地情報が示す配送先への配送をステップS13において付与した配送順番に予定されている配送時刻において割込可能であると判定した場合、ステップS13において付与した配送順番を変更する(ステップS17)。管理サーバ100は、ステップS17において変更した配送順番に基づいて配送予定時刻を算出し、ステップS12において算出した配送予定時刻を更新する(ステップS18)。管理サーバ100は、ステップS17において変更した配送順番と、ステップS18において更新した配送予定時刻を配送担当者端末200に送信する(ステップS19)。また、管理サーバ100は、ステップS18において更新した配送予定時刻をユーザ端末300に送信する(ステップS20)。なお、ここで、管理サーバ100は、ステップS19において配送担当者端末200には送信する更新された配送順番をユーザ端末300には送信しないことにより、ユーザに配送順番が変更することによる焦燥感を与えることなく、かつ、割込配送がない場合における配送予定時刻を大幅に変更することなく全てのユーザに配送物を配送することが可能となる。
次に、配送担当者端末200による配送が1件完了するごとの配送状況の情報共有処理について説明する。図12は、本実施形態におけるユーザ端末300と、管理サーバ100と、配送担当者端末200とによる配送が1件完了するごとの配送状況の情報共有処理の流れを示すシーケンス図である。
配送担当者端末200は、配送担当者による1件の配送が完了すると、配送完了入力を受け付ける(ステップS21)。配送担当者端末200は、管理サーバ100に完了報告を送信する(ステップS22)。管理サーバ100は、ステップS22において完了報告を受信した時点で、配送予定時刻を再度算出する(ステップS23)。管理サーバ100は、次回の配送順番を更新する(ステップS24)。すなわち、管理サーバ100は、配送リストにおける配送が1件完了したことにより、当該配送が完了する前は、次々回の配送が予定されていた配送順番を、次回の配送順番として更新する(ステップS24)。管理サーバ100は、ステップS23において算出した配送予定時刻と、ステップS24において更新した次回の配送順番を配送担当者端末200およびユーザ端末300それぞれに送信する(ステップS25)。
図13は、本実施形態における管理サーバ100を実現可能なコンピュータ20の一例を示すハードウェア構成図である。図13示すように、コンピュータ20は、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、HDD(Hard Disk Drive)24、通信インターフェース(I/F)25、入出力インターフェース(I/F)26、およびメディアインターフェース(I/F)27を備える。
CPU21は、ROM23またはHDD24に格納されたプログラムにより動作し、各部の制御を行う。ROM23は、コンピュータ20の起動時にCPU21によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ20のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD24は、CPU21によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース25は、通信回線を介して外部機器から受信したデータをCPU21に送り、CPU21が生成したデータを、通信回線を介して外部機器に送信する。
CPU21は、入出力インターフェース26を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU21は、入出力インターフェース26を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU21は、生成したデータを、入出力インターフェース26を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース27は、記憶媒体(不図示)格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM22を介してCPU21に提供する。CPU21は、当該プログラムを、メディアインターフェース27を介して記憶媒体からRAM22上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記憶媒体は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)等の光学記憶媒体、磁気記憶媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ20が本実施形態における管理サーバ100として機能する場合、コンピュータ20のCPU21は、RAM22上にロードされたプログラムを実行することにより、受付部111、取得部112、算出部113、変更部115、判定部114、送受信部116の各機能を実現する。また、HDD24には、配送情報データベース131内のデータが格納される。
管理システムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。コンピュータ20のCPU21は、これらのプログラムを、メディアインターフェース27を介して上記の記憶媒体から読み取って実行するが、他の例として、外部装置から、通信回線を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
なお、管理システムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)、Python、Rubyなどのスクリプト言語、C言語、C++、C#、Objective-C、Swift、Java(登録商標)などのコンパイラ言語などを用いて実装できる。
このように、本実施形態における管理システム1によれば、配送担当者によりユーザに配送物の配送順番を配送予定時刻とともにユーザ端末に出力するとともに、他のユーザの再配達依頼が受付可能であると判定された場合であっても他のユーザ端末に出力された配送順番を変更しないので、配達予定時刻配達状況に関する情報をユーザに提示するとともに、他のユーザに配達予定時刻の遅延を心配させることなく再配達依頼を受け付けることができる。
1 管理システム
100 管理サーバ
110 制御部
111 受付部
112 取得部
113 算出部
114 変更部
115 判定部
116 送受信部
120 通信制御部
130 記憶部
131 配送情報データベース
200 配送担当者端末
230 入出力部
300 ユーザ端末
330 入出力部

Claims (11)

  1. 配送担当者端末と、ユーザ端末とにネットワークを介して接続された配送を管理する管理サーバであって、
    配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された配送担当者端末の位置情報と、前記目的地情報とから、前記目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて各配送先に配送順番を付与する算出部と、
    前記算出部により算出された前記配送予定時刻と、前記配送順番とを前記配送先における配送受取人となるユーザのユーザ端末と、前記配送担当者端末とに出力する出力部と、
    再度の配送依頼であって、前記目的地情報を含む再配送依頼を受け付ける受付部と、
    前記受付部により前記再配送依頼が受け付けられた場合に、前記算出部により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、前記算出部により算出された配送順番を変更する変更部と、
    を備え、
    前記出力部は、前記変更部により変更された配送順番を前記配送担当者端末に出力し、前記変更部により変更された配送順番を配送順に関する情報として前記ユーザ端末に出力しないこと、
    を特徴とする管理サーバ。
  2. 前記受付部は、前記目的地情報と、所定の配送時間帯を指定する情報とを含む再配送依頼を受け付け、
    前記判定部は、前記受付部により前記再配送依頼が受け付けられた場合に、前記配送担当者端末を携行する配送担当者に割り当てられた前記配送時間帯における全ての配送を完了することが可能であるか否かを判定し、
    前記変更部は、前記配送担当者端末を携行する配送担当者に割り当てられた前記配送時間帯における全ての配送を完了することが可能であると判定された場合に、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、前記算出部により算出された配送順番を変更すること、
    を特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記受付部は、前記目的地情報と、所定の配送時間帯を指定する情報とを含む再配送依頼を受け付け、
    前記判定部は、前記受付部により前記再配送依頼が受け付けられた場合に、前記算出部により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、かつ、前記配送時間帯が示す時間内に、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  4. 前記変更部は、前記判定部により前記配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、次の配送順番が付与されているユーザの配送順番は変更せず、次々回以降の配送順番を変更すること、
    を特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の管理サーバ。
  5. 前記変更部は、前記判定部により前記配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先から所定範囲内に、前記算出部により配送順番が付与された配送先がある場合に、当該配送先に付与された配送順番より後の順番を前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に付与すること、
    を特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の管理サーバ。
  6. 前記出力部は、所定の配送順番以降の配送順番が付与されたユーザのユーザ端末には配送順番を出力しないこと、
    を特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の管理サーバ。
  7. 前記出力部は、所定の配送順番より前の配送順番が付与されたユーザのユーザ端末には配送順番を出力し、
    前記出力部は、前記変更部により配送順番が変更された場合であっても、前記出力部により配送順番が出力されたユーザ端末には、変更後の配送順番を出力しないこと、
    を特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の管理サーバ。
  8. 前記出力部は、所定の配送順番より前の配送順番が付与されたユーザのユーザ端末には配送順番を出力し、
    前記変更部は、前記出力部により配送順番が出力されたユーザ端末のユーザの配送順番は変更しないこと、
    を特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の管理サーバ。
  9. 前記出力部は、前記算出部により付与された配送順番を前記配送担当者による配送が1件完了するごとにカウントダウンした配送順番を示す表示情報、または、次の配送先に付与された配送順番を示す表示情報を前記ユーザ端末に出力すること、
    を特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の管理サーバ。
  10. 配送担当者端末と、ユーザ端末とにネットワークを介して接続された配送を管理する管理サーバにおける管理方法であって、
    配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された配送担当者端末の位置情報と、前記目的地情報と、前記移動速度とから、前記目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて各配送先に配送順番を付与する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された前記配送予定時刻と、前記配送順番とを前記配送先における配送受取人となるユーザのユーザ端末と、前記配送担当者端末とに出力する出力ステップと、
    再度の配送依頼であって、前記目的地情報を含む再配送依頼を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより前記再配送依頼が受け付けられた場合に、前記算出ステップにより算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、前記算出ステップにより算出された配送順番を変更する変更ステップと、
    を含み、
    前記出力ステップは、前記変更ステップにより変更された配送順番を前記配送担当者端末に出力し、前記変更ステップにより変更された配送順番を前記ユーザ端末に出力しないこと、
    を特徴とする管理方法。
  11. コンピュータを、
    配送担当者端末の位置情報と、配送先となる目的地の目的地情報と、配送担当者の移動速度とを取得する取得機能と、
    前記取得機能により取得された配送担当者端末の位置情報と、前記目的地情報と、前記移動速度とから、前記目的地への配送予定時刻を算出し、算出した配送予定時刻に基づいて各配送先に配送順番を付与する算出機能と、
    前記算出機能により算出された前記配送予定時刻と、前記配送順番とを前記配送先における配送受取人となるユーザのユーザ端末と、前記配送担当者端末とに出力する出力機能と、
    再度の配送依頼であって、前記目的地情報を含む再配送依頼を受け付ける受付機能と、
    前記受付機能により前記再配送依頼が受け付けられた場合に、前記算出機能により算出された配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能か否かを判定する判定機能と、
    前記判定機能により前記配送予定時刻を所定時間以上変更することなく、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先に配送することが可能であると判定された場合に、前記再配送依頼に含まれる目的地情報が示す配送先にいずれかの配送順番を付与し、前記算出機能により算出された配送順番を変更する変更機能と、
    を含み、
    前記出力機能は、前記変更機能により変更された配送順番を前記配送担当者端末に出力し、前記変更機能により変更された配送順番を前記ユーザ端末に出力しないこと、
    として実現することを特徴とする管理プログラム。
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