JP2013167972A - 配送スケジュール管理システム、配送スケジュール管理方法、および配送スケジュール管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図る。
【解決手段】コンピュータが、配送先テーブル600における各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を在宅確率テーブル500から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報700を通信部107を介して配送車のナビゲーション装置102に配信する処理を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】コンピュータが、配送先テーブル600における各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を在宅確率テーブル500から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報700を通信部107を介して配送車のナビゲーション装置102に配信する処理を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、配送スケジュール管理システム、配送スケジュール管理方法、および配送スケジュール管理プログラムに関するものであり、具体的には、顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図る技術に関する。
荷物を所定の宛先に送り届ける配送業務を行う場合、その配送効率を良好なものと出来れば、該当業務に振り分ける人員や時間などの各種リソースを低減出来る。一方、現実には、配送車が荷物を届けようと顧客先に赴いてもその顧客が不在であれば、該当荷物を保持したまま配送業務を継続し不在顧客からの配送指示を待つか、或いは配送基地等へ荷物を持ち帰り、その後に再配達を行うといった事態が生じる。この再配達は配送効率を低下させる要因であるため、配送業者にとって回避したい事象である。特に、ネットスーパーに代表される、生鮮食料品等の配送を行う事業者にとっては、傷みやすい荷物を決まった日に確実に配達したいという要求があり、再配達回避のニーズが大きい。
そこで、そうした顧客不在時を回避して各種業務を行う技術として、以下のような技術が提案されている。すなわち、電子管理台帳に記録されている訪問履歴データに基いて、滞納者の在宅日および在宅時間帯や税金の徴収率などのデータを蓄積し、次いで、これら各データを合算して分析することにより、訪問推奨時間を算出して次回の訪問に際して滞納者が在宅している確率の高い曜日や時間帯を正確に算定して予測する滞納者訪問スケジュール算定方法(特許文献1:[要約]、段落[0007]〜[0008]等参照)などが提案されている。
また他にも、顧客立ち会いの下に点検作業をする点検作業者を支援するもので、不在傾向を記録したデータベースを用い、点検作業者の訪問スケジュールや訪問ルートを作成し、点検作業の実施率向上を実現する保守点検作業支援装置(特許文献2:[要約]、段落[0008]〜[0017]等参照)などが提案されている。
従来技術によれば、顧客の在宅可能性が高い時間帯を予測して業務を行うことができる。しかしながら顧客の在宅確率を考慮するのみであり、ある時間内(例:1日)に配送を完了すべき各顧客間での移動時間や、全顧客間を跨ったトータルの配送時間を考慮して、配送効率が最適となる配送経路を提案することは実現されていない。また、配送中における顧客不在の事象に即応して、最適な配送経路を迅速に再提案することも出来ない。してみれば、顧客の在宅確率を踏まえた配送の効率化を実現すると共に、所定時間内での確実な配送完了を期すべく配送時間についても配慮する配送要求に応えられていなかった。
そこで本発明の目的は、顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図る技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の配送スケジュール管理システムは、所定時間内に複数の顧客を順次訪れて荷物を配送するための配送スケジュールを管理するコンピュータシステムであり、配送を行う配送車に搭載されたナビゲーション装置とネットワークを介して通信する通信部と、所定時間内の配送予定先である顧客の所在地情報を格納した配送先テーブルと、過去行われた配送により判明している各顧客の時間帯別の在宅確率を格納した在宅確率テーブルとを記憶した記憶部と、前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、前記計算した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行する演算部と、を備えた情報処理装置を含むことを特徴とする。
また、本発明の配送スケジュール管理方法は、配送を行う配送車に搭載されたナビゲーション装置とネットワークを介して通信する通信部と、所定時間内の配送予定先である顧客の所在地情報を格納した配送先テーブルと、過去行われた配送により判明している各顧客の時間帯別の在宅確率を格納した在宅確率テーブルとを記憶した記憶部とを備えて、所定時間内に複数の顧客を順次訪れて荷物を配送するための配送スケジュールを管理するコンピュータが、前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、前記計算した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の配送スケジュール管理プログラムは、配送を行う配送車に搭載されたナビゲーション装置とネットワークを介して通信する通信部と、所定時間内の配送予定先である顧客の所在地情報を格納した配送先テーブルと、過去行われた配送により判明している各顧客の時間帯別の在宅確率を格納した在宅確率テーブルとを記憶した記憶部とを備えて、所定時間内に複数の顧客を順次訪れて荷物を配送するための配送スケジュールを管理するコンピュータに、前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、前記計算した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図ることが可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の配送スケジュール管理システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す配送スケジュール管理システム100(以下、システム100)は、顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図るコンピュータシステムである。本実施形態においては、通信機能を具備するナビゲーション装置102を各配送車両に搭載する一方、これら各配送車両のナビゲーション装置102に対して、無線通信網103(ネットワーク)を介して、配送経路や配送順序などを含む配送スケジュールに関する命令を伝達するサーバ101が結ばれているネットワーク構成を想定している。本実施形態では、一例として、生鮮食料品等の傷みやすい荷物を決まった日に配達する必要があるネットスーパー等の事業者が上記のサーバ101を運用し、生鮮食料品等の荷物を各顧客に配送する配送車に上記のナビゲーション装置102を搭載しているものとする。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の配送スケジュール管理システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す配送スケジュール管理システム100(以下、システム100)は、顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図るコンピュータシステムである。本実施形態においては、通信機能を具備するナビゲーション装置102を各配送車両に搭載する一方、これら各配送車両のナビゲーション装置102に対して、無線通信網103(ネットワーク)を介して、配送経路や配送順序などを含む配送スケジュールに関する命令を伝達するサーバ101が結ばれているネットワーク構成を想定している。本実施形態では、一例として、生鮮食料品等の傷みやすい荷物を決まった日に配達する必要があるネットスーパー等の事業者が上記のサーバ101を運用し、生鮮食料品等の荷物を各顧客に配送する配送車に上記のナビゲーション装置102を搭載しているものとする。
こうしたシステム100を構成するサーバ101、およびナビゲーション装置102のハードウェア構成は以下の如くとなる。サーバ101は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される外部記憶装置106(記憶部)、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ105、外部記憶装置106に保持されるプログラム200をメモリ105に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU104(演算部)、無線通信網103と接続しナビゲーション装置102との通信処理を担う外部通信装置107(通信部)、および上記各装置104〜107を相互に接続するバス108を備える。なお、外部記憶装置106は、サーバ101の筐体外に配置された、いわゆる外付けの記憶装置であっても良い。
また、ナビゲーション装置102は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される外部記憶装置115(記憶部)、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ110、外部記憶装置115に保持されるプログラム300をメモリ110に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU109(演算部)、無線通信網103と接続しサーバ101との通信処理を担う外部通信装置114(通信部)、タッチパネルやスイッチ等の入力装置111(入力部)、ディスプレイ(出力部)における表示画面を制御する表示出力装置112(ディスプレイを含むものとする)、GPS信号受信機や慣性センサ等を有する測位装置113、および上記各装置109〜115を相互に接続するバス116を備える。なお、外部記憶装置115は、ナビゲーション装置102の筐体外に配置された、いわゆる外付けの記憶装置であっても良い。
続いて、本実施形態の配送スケジュール管理システム100を構成する、上記のサーバ101、およびナビゲーション装置102がそれぞれ備える機能について説明する。上述したように、以下に説明する機能は、サーバ101やナビゲーション装置102らがそれぞれ備えるプログラムを実行することで実装される機能と言える。
図2は本実施形態におけるサーバ101(情報処理装置)の構成例を示す図であり、具体的には、本実施形態に係るサーバ101のプログラム200の機能ブロック図である。このサーバ101が備えるプログラム200は、受信ハンドラ201、配送結果受信部202、センタアプリI/F204、在宅確率計算部207、配送スケジュール算出部208、配送スケジュール送信部209、送信ハンドラ210、の各機能に対応したプログラムで構成されている。これら機能部は、必要に応じて、外部記憶装置106における配送履歴DB203、在宅確率DB205、配送先DB206らのDBMS(DataBase Management System)にアクセス要求を送り、データの格納、更新、読み出し等を実行する。
そのうち受信ハンドラ201は、外部通信装置106がナビゲーション装置102からデータを受信する際に呼び出される。また、受信ハンドラ201は、配送結果受信部202を呼び出して、ナビゲーション装置102から受信したデータを渡すものとなる。また、配送結果受信部202は、外部通信装置106がナビゲーション装置102から受け取った配送結果を解析するものとなる。
また、センターアプリI/F204は、配送結果受信部202から受け取ったナビゲーション装置102由来のデータを在宅確率計算部207、配送スケジュール算出部208へ振り分けるものとなる。またセンターアプリI/F204は、配送スケジュール算出部208が算出した配送スケジュールを配送スケジュール送信部209へ渡す。配送スケジュール送信部209は、配送スケジュール算出部208が算出した配送スケジュール(最新配送スケジュールを含む)をセンターアプリI/Fより受取り、これを送信ハンドラ210に渡す。送信ハンドラ210は、配送スケジュール送信部209より受け取った配送スケジュールを配送車のナビゲーション装置102に配信する。
また、在宅確率計算部207は、センターアプリI/F204からナビゲーション装置102由来の配送結果の情報を受け取って、配送履歴DB203へ書き込む。また在宅確率計算部207は、配送履歴DB203から読み出した過去の配送結果の情報を利用して、各顧客の所定時間帯毎の在宅確率を計算し、在宅確率DB205の在宅確率テーブルを更新する。なお、配送履歴DB203は、配送スケジュール算出に必要となる配送履歴テーブル400を持つ。また、在宅確率DB205は、配送スケジュール算出に必要となる在宅確率テーブル500を持つ。また、配送先DB206は、配送スケジュール算出に必要となる配送先テーブル600を持つ。
また、配送スケジュール算出部208は、配送先DB206、在宅確率DB205のデータを元に配送スケジュールを算出し、その結果をセンターアプリI/Fへ渡す。この配送スケジュール算出部208は、配送先DB206の配送先テーブル600における各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算するものとなる。経路検索機能は、従来のカーナビゲーション装置が具備する機能と同様の機能であり、該当機能を実現するプログラムがプログラム200には含まれている。
また配送スケジュール算出部208は、上記したように算出した各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内(例:1日の中で顧客を訪問出来る時間帯に対応する時間長。午前9時から午後9時までの12時間など)である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、これをセンターアプリI/Fに渡すものとなる。なお、算出した各経路パターンにおいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち、在宅確率平均が最高の経路パターンが複数あった場合、配送スケジュール算出部208は、在宅確率平均最高の経路パターンのうち所要時間が最短のものを配送スケジュール情報として特定する。
なお、配信された配送スケジュール情報に従って配送を行う配送車では、実際に顧客への荷物の配送が達成された時刻と、配送スケジュール情報が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻との間に所定の差異(時間差)が生じることがある。その場合、そうしさ差異が生じている事を示す情報が、該当配送車のナビゲーション装置102より、サーバ101に送信されることになる。この時、サーバ101の受信ハンドラ201は、ナビゲーション装置102から送信されてきた、上記の差異が生じたことを示すデータを受信し、これを配送結果受信部202に渡すことになる。配送結果受信部202は、このデータをセンターアプリI/F204に渡す。センターアプリI/F204は、配送結果受信部202から受け取ったナビゲーション装置102由来の上記データを配送スケジュール算出部208へ渡すことになる。
この場合、配送スケジュール算出部208は、該当配送車に配信した配送スケジュール情報において、配送予定先時刻との差異が生じた顧客以降の配送予定先たる顧客を特定し、該特定した顧客について配送先テーブル600より所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、上述の経路検索機能により計算する。またこの時、配送スケジュール算出部208は、上記で計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を在宅確率テーブル500から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する。
そして配送スケジュール算出部208は、前記特定した顧客らに関して得た、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新配送スケジュール情報として特定し、当該最新配送スケジュール情報をセンターアプリI/Fに渡す。当然、この最新配送スケジュールは、センターアプリI/Fから配送スケジュール送信部209に渡され、該当配送車のナビゲーション装置102に配信されることになる。
なお、ナビゲーション装置102より、配送先の顧客が不在であったとの配送結果を受けた場合、配送スケジュール算出部208は、該当配送車に配信してある配送スケジュール情報において、不在であった顧客とその顧客以降の配送予定先たる顧客とを特定し、該特定した顧客らを順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、経路検索機能により計算するとすれば好適である。また同様に、在宅確率計算部207は、顧客不在の結果を受けて該当顧客の該当時間帯での在宅確率を再計算し、在宅確率テーブル500を更新する。この計算結果を受けた配送スケジュール算出部208は、各経路パターンにおける在宅確率平均を算定し、この在宅確率平均と各経路パターンにおける所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新配送スケジュール情報として特定し、当該最新配送スケジュール情報をセンターアプリI/Fに渡す。この最新配送スケジュールは、センターアプリI/Fから配送スケジュール送信部209に渡され、該当配送車のナビゲーション装置102に配信されることになる。
なお、配送予定先の顧客が集合住宅に居住している場合がある。その場合にも本実施形態のシステム100は対応可能である。この時、配送スケジュール算出部208は、配送先テーブル600における各顧客の所在地情報を抽出し、該所在地情報に基づいて複数の顧客が所在する集合住宅を特定し、該特定した集合住宅に所在する顧客らを1つの配送先としてまとめた顧客群と集合住宅以外に所在する顧客らとを順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、経路検索機能により計算する。
また配送スケジュール算出部208は、上記で計算した各経路パターンにおける、集合住宅への訪問予定時刻での、集合住宅に所在する各顧客の在宅確率の値、および集合住宅以外に所在する各顧客の訪問予定時刻での在宅確率の値、をそれぞれ在宅確率テーブル500から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する。そして配送スケジュール算出部208は、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、センターアプリI/Fに渡す。この配送スケジュールは、センターアプリI/Fから配送スケジュール送信部209に渡され、配送車のナビゲーション装置102に配信されることになる。
続いて、ナビゲーション装置102が備える機能について説明する。図3は本実施形態におけるナビゲーション装置102の構成例を示す図であり、具体的には、ナビゲーション装置102が備えるプログラム300の機能ブロック図である。
このプログラム300は、入力ハンドラ301、ユーザ操作取得部302、受信ハンドラ303、位置座標取得部304、配送スケジュール受信部305、ナビアプリケーションI/F306、配送結果判定部308、配送スケジュール差異計算部309、経路誘導部311、表示生成部312、表示出力部313、配送結果送信部314、送信ハンドラ315を備える。これら機能部は、必要に応じて、外部記憶装置115における配送スケジュール保存部307、地図DB310らのDBMS(DataBase Management System)にアクセス要求を送り、データの格納、更新、読み出し等を実行する。
入力ハンドラ301は、ユーザの入力操作にて入力装置111が動作した時にユーザー操作取得部302を呼び出すものである。呼び出されたユーザ操作取得部302は、入力装置111から渡されたユーザの操作内容を解析し、入力データを振り分けてナビアプリケーションI/F306へ渡すものである。
また、位置座標取得部304は、測位装置113から渡されたデータを解析し、ナビアプリケーションI/F306へ渡す。また、配送スケジュール受信部305は、外部通信装置114がサーバ102から受け取った配送スケジュール情報を解析し、ナビアプリケーションI/F306へ渡す。このナビアプリケーションI/F306は、ユーザ操作取得部302、位置座標取得部304、配送スケジュール受信部305から受け取ったデータを振り分け、配送スケジュール保存部307(配送スケジュール情報たる配送スケジュールテーブル700を格納するデータベースのDBMS)、配送結果判定部308、配送スケジュール差異計算部309に渡す。また、ナビアプリケーションI/F306は、サーバ101から得た配送スケジュール情報を経路誘導部311に、配送結果判定の結果(顧客不在か否か)や配送予定先時刻との差異の有無に関する情報を配送結果送信部314に渡す。
配送スケジュール保存部307は、ナビアプリケーションI/F306を通してサーバ101より受け取った配送スケジュール情報を配送スケジュールテーブル700として外部記憶装置115に保存するDBMSである。
また、配送結果判定部308は、配送スケジュールテーブル700のデータ(すなわち配送スケジュール情報)と、ユーザ操作取得部302から受け取ったユーザ操作内容と、位置座標取得部304から受け取った自配送車の位置座標とから、荷物の配送が完了したか否か判定し、配送スケジュール保存部307にある配送スケジュールテーブル700にその結果を記録する。例えば、配送スケジュールテーブル700のデータが示す配送予定先の各顧客とその所在地に対し、自配送車の位置座標を照合することで、自配送車の位置座標と一致ないし所定範囲で近接する所在地の顧客を特定し、配送担当者が入力した或る荷物の配送完了ないし顧客不在による配送未完の情報をもって、前記特定した顧客に関する荷物の配送が完了ないし顧客不在により未完と特定出来る。
また、配送スケジュール差異計算部309は、配送スケジュールテーブル700のデータと、位置座標取得部304から受け取った位置座標とを照合し、現在の位置および時刻と配送スケジュールとの差異を計算することで、両者に所定基準以上の差異があるか判定し、配送スケジュールテーブル700にその結果を記録する。或いは、配送スケジュール差異計算部309は、入力装置111でユーザから受け付けた、顧客への荷物の配送が達成された時刻をユーザ操作取得部302より取得し、該当顧客への荷物の配送が達成された時刻と配送スケジュールテーブル700が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻とを比較し、その間に所定の時刻差が生じている場合に、所定の差異が生じている事を示す情報を、配送スケジュールテーブル700に記録する。
なお、地図DB310は、配送予定先のエリアを収めた地図情報と、該当エリアに存在する施設の情報すなわち施設情報を格納している。この地図DB310のDBMSは、経路誘導部311からのリクエストに応じて、配送経路の設定処理を行う際に必要となる地図情報と施設情報を渡すことになる。
経路誘導部311は、ナビアプリケーションI/F306から渡されたデータを基に経路設定処理をし、その結果を表示情報生成部312に渡す。より具体的には、経路誘導部311は、配送スケジュールテーブル700が示す配送予定先とその配送順序の情報に従って、現在地から各配送予定先を経由して最後の配送予定先に至る経路情報を表示情報生成部312に渡す。配送スケジュールテーブル700が、顧客間の配送順序のみを示すものであれば、この経路誘導部311が、現在地から各配送予定先を経由して最後の配送予定先に至る経路について、既存の経路検索機能を用いて検索して経路情報を算定する。他方、配送スケジュールテーブル700が、顧客間の配送順序のみならず、配送経路についても決定されているものであれば、経路誘導部311は配送スケジュールテーブル700が示す経路情報を表示情報生成部312に渡すのみとなる。
一方、表示情報生成部312は、地図DB310から得た地図情報および施設情報と、経路誘導部311から得た経路情報とに基づいて、地図上に経路案内用のアイコンや描画線などを表示する出力データを生成する。表示出力部313は、この表示情報生成部312により出力データを受け取り、ナビゲーション装置102におけるディスプレイ装置等に該当する表示出力装置112に渡し、経路案内画面の表示(経路案内用の音声出力も含まれる)をさせる。
また、配送結果送信部314は、上述の配送結果(顧客の在/不在、配送予定時刻との差異)を記録した配送スケジュールテーブル700を、送信ハンドラ315へ渡す。送信ハンドラ315は、この配送スケジュールテーブル700のデータを外部通信装置114へ渡し、この外部通信装置114を介してサーバ101に配送スケジュールテーブル700のデータを送信する。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の配送スケジュール管理システム100を構成するサーバ101やナビゲーション装置102らが用いるテーブルにおけるデータ構造例について説明する。
次に、本実施形態の配送スケジュール管理システム100を構成するサーバ101やナビゲーション装置102らが用いるテーブルにおけるデータ構造例について説明する。
図4は本実施形態の配送履歴テーブル400の一例を示す図である。配送履歴テーブル400は、サーバ101のメモリ105上で作成され、外部記憶装置106の配送履歴DB203に格納される。配送車が(配送スケジュールテーブル700の示す配送順序に従い)顧客宅を訪問する毎に、該当配送車のナビゲーション装置102によりサーバ101にレコードが送信されてきて、この配送履歴テーブル400において該当レコードの追加がなされる。この配送履歴テーブル400は、訪問ID401、顧客ID402、顧客名403、訪問日時404、在/不在結果405の各値を持つ。このうち訪問ID401は、テーブルの中でのレコードのIDを示し、顧客ID402は、顧客に一意に振ったIDを表す。なお、顧客ID402は、他のテーブルでも共通に使用するものとする。また、顧客名403は、対象とする顧客の氏名を示し、訪問日時404は、配送車が実際に該当顧客を訪問した日時を示す。また、在/不在結果405は、配送車が実際に訪問した時に顧客が在宅したか、不在だったかを示す。
図5は本実施形態の在宅確率テーブル500の一例を示す図である。在宅確率テーブル500は、サーバ101のメモリ105上で作成され、外部記憶装置115の在宅確率DB205に格納される。この在宅確率テーブル500においては、過去に配送対象となった顧客の人数分のレコードが存在する(勿論、未だ配送対象となっていな顧客であってもレコードを登録し、在宅確率の値を“不明”などと設定してもよい)。こうした在宅確率テーブル500は、顧客ID402、顧客名403、訪問時間帯501、在宅確率502の各値を持つ。
このうち顧客ID402は、顧客に一意に振ったIDを表し、顧客名403は、対象とする顧客の氏名を示している。また、訪問時間帯501は、在宅確率502の算出対象となる時間帯を示しており、配送業務を行う事業者等における配達時間帯区分に対応したものが想定できる。なお、図5の例では、この訪問時間帯501の値を、10時から始まる30分単位で区切られたものとしているが、こうした時間帯の区切りは配送業務を行う事業者等の都合等に応じて自由に決定して良い。また、在宅確率502は、配送履歴テーブル400に記録された過去の訪問履歴に基づいて、前記訪問時間帯501に対応した各時間帯に該当顧客が在宅している可能性を示すものとなる。
図6は本実施形態の配送先テーブル600の一例を示す図である。この配送先テーブル600は、サーバ101のメモリ105上で作成され、外部記憶装置115の配送先DB206に格納される。この配送先テーブル600は、その日に荷物を配送すべき顧客の人数分のレコードが含まれている。配送先テーブル600における各レコードは、顧客ID402、顧客名403、顧客住所601の各値を持つ。そのうち顧客ID402は、顧客に一意に振ったIDを表し、顧客名403は、対象とする顧客の氏名を示す。また、顧客住所601は、対象とする顧客の所在地を示す
図7は本実施形態の配送スケジュールテーブル700の一例を示す図である。この配送スケジュールテーブル700は、サーバ101のメモリ105上で作成されて、ナビゲーション装置102に配信され、このナビゲーション装置102における外部記憶装置107の配送スケジュール保存部307に格納される。また、ナビゲーション装置102が、自配送車における配送結果をサーバ101に送信するにあたっては、ナビゲーション装置102からこの配送スケジュールテーブル700のデータがサーバ101にアップロードされる。
図7は本実施形態の配送スケジュールテーブル700の一例を示す図である。この配送スケジュールテーブル700は、サーバ101のメモリ105上で作成されて、ナビゲーション装置102に配信され、このナビゲーション装置102における外部記憶装置107の配送スケジュール保存部307に格納される。また、ナビゲーション装置102が、自配送車における配送結果をサーバ101に送信するにあたっては、ナビゲーション装置102からこの配送スケジュールテーブル700のデータがサーバ101にアップロードされる。
この配送スケジュールテーブル700は、ある日に荷物を配送すべき顧客について、担当の配送車別に作成されたものであり、ある日に該当配送車が配送すべき顧客数分のレコードを含んでいる。配送スケジュールテーブル700の各レコードは、訪問順701、顧客ID402、顧客名403、顧客住所601、訪問予定時刻702、在/不在結果405、差異有無フラグ704の各値を持つ。
このうち訪問順701は、顧客間における配送車の訪問順を示す。また顧客ID402は、顧客に一意に振ったIDを表し、顧客名403は、対象とする顧客の氏名を示す。また顧客住所601は、対象とする顧客の所在地を示す。また、訪問予定時刻702は、配送スケジュールに従った配送を行う際の各顧客宅への到着予定時刻を表す。また在/不在結果405は、顧客宅訪問時に顧客が在宅していたか不在だったかを表す。また差異有無フラグ704は、配送スケジュールにおける訪問予定時刻と実際の顧客宅への到着時刻との間に差異があった場合に、例えば“有り”などと設定されるものである。こうした在/不在結果405や差異有無フラグ704の値は、配送経路の情報としてナビゲーション装置102からサーバ101に送信される。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における配送スケジュール管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する配送スケジュール管理方法に対応する各種動作は、前記システム100を構成するサーバ101やナビゲーション装置102らがそれぞれメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
以下、本実施形態における配送スケジュール管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する配送スケジュール管理方法に対応する各種動作は、前記システム100を構成するサーバ101やナビゲーション装置102らがそれぞれメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例1を示すフロー図であり、具体的には、在宅確率テーブル500における在宅確率502の値を算出するフローである。ここで、本実施形態の配送スケジュール管理方法において利用される、各顧客の在宅確率の計算手順について示しておく。なお、サーバ101は、配送結果の情報(荷物配送時における顧客の在/不在の情報)をナビゲーション装置102から随時受信し、この配送経路の情報が示す対象顧客(顧客ID、顧客名)と対象時刻(訪問日時)と在/不在の情報を、配送履歴テーブル400に格納しているものとする。
この場合、ステップS801において、サーバ101は、配送履歴DB203から配送履歴テーブル400を呼び出す。ステップS802において、サーバ101は、呼び出した配送履歴テーブル400における顧客ID402、訪問日時404、在/不在結果405の各値から、在宅確率テーブル500の訪問時間帯501で予め区分しておいた各時間帯に、その顧客がどれくらいの確率で在宅するか算出する。例えば、ある顧客に関して得ている配送履歴のレコードのうち、例えば午前10時から午前10時30分までといった所定の時間帯に関するものを検索し、その在/不在405の値が“在”であるレコードの数を、該当顧客の該当時間帯に関する全レコードの数で除算して、該当顧客の該当時間帯における在宅確率を算定する。なお、過去に1度も配送履歴が得られていない時間帯に関しては、在宅確率は“不明”とする。また、ステップS803において、サーバ101は、上記までのステップで算定した顧客の所定時間帯ごとの在宅確率の値でもって、在宅確率DB205の在宅確率テーブル500を更新する。こうした在宅確率テーブル500の更新処理は、サーバ101がナビゲーション装置102より配送結果の情報を得るたびに行うとすれば、常に在宅確率テーブル500が最新の状態に維持されることとなり好適である。
−−−処理手順例2−−−
図9は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例2を示すフロー図であり、具体的には、配送車による配送開始に先だって、サーバ101でなされる処理のフローである。この場合、まずステップS901において、サーバ101は、ある日(例:当該フローを実行する当日ないし前日等)に荷物の配送を行うべき顧客に関して、配送先テーブル600から荷物の送付先、すなわち該当顧客の所在地情報を取得する。勿論、配送先テーブル600は、配送予定日毎に作成されているものとする。
図9は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例2を示すフロー図であり、具体的には、配送車による配送開始に先だって、サーバ101でなされる処理のフローである。この場合、まずステップS901において、サーバ101は、ある日(例:当該フローを実行する当日ないし前日等)に荷物の配送を行うべき顧客に関して、配送先テーブル600から荷物の送付先、すなわち該当顧客の所在地情報を取得する。勿論、配送先テーブル600は、配送予定日毎に作成されているものとする。
次にステップS902において、サーバ101は、在宅確率DB205の在宅確率テーブル500から、上記のステップS901で情報を得た顧客に関する在宅確率の値を取得し、配送先の顧客と在宅確率とを関連づけてメモリ105に保持する。なお、在宅確率テーブル500に在宅確率の値が登録されていた顧客或いは時間帯については、在宅確率502に記録されている在宅確率の値を取得し、一方、在宅確率テーブル500に在宅確率の値が登録されていなかった顧客或いは時間帯については、その在宅確率を50%として該当顧客ないし時間帯に対応付ける。
続いてステップS903において、上記のステップS901、S902で得ている、配送先の顧客の所在地に基づいて、配送時の経路パターンと各経路パターンの所要時間の算出を予め備える経路検索機能により行う。例えば、図10に示すように、ある日に或る配送車が担当する配送予定先たる顧客が、“顧客A”、“顧客B”、“顧客C”、の3者であったとすれば、全部で6通りの経路パターンが存在することになる。各経路パターンで配送車の走行距離が異なる場合、所要時間も経路パターンで異なってくる。また、経路パターン間で顧客の訪問順序は異なる訳であるから、各顧客の訪問予定時刻は経路パターン毎に異なることになる。こうした経路パターンや所要時間、各顧客の訪問予定時刻の算出には、走行開始地点と経由地および走行終了地点を指定した経路検索が可能な既存のナビゲーションプログラム(サーバ101が備える経路検索機能)を利用すればよい。
また、ステップS904においてサーバ101は、ステップS903で算出した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値をメモリ105から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する。例えば、図10に例示するように、“顧客A”、“顧客B”、“顧客C”、を訪問する全6通りの経路パターンのうち、“顧客A”→“顧客B”→“顧客C”の順序で訪問する経路パターンの場合、“顧客A”の訪問予定時刻は「9:25」、“顧客B”の訪問予定時刻は「10:25」、“顧客C”の訪問予定時刻は「10:55」となっている。また、“顧客A”の訪問予定時刻「9:25」での、“顧客A”の在宅確率は在宅確率テーブル500より“85%”であり、“顧客B”の訪問予定時刻「10:25」での、“顧客B”の在宅確率は在宅確率テーブル500より“80%”であり、“顧客C”の訪問予定時刻「10:55」での、“顧客C”の在宅確率は在宅確率テーブル500より“70%”であったとする。この時、サーバ101は、該当経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を、“(85+80+70)/3”=78.3%と算定する。
続いて、ステップS905においてサーバ101は、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が予め定めた所定時間内(例:12時間)である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュールテーブル700のデータ(配送スケジュール情報)として特定し、ステップS908において、ナビゲーション装置102へ配信する。図10の例であれば、全6通りの経路パターンは、その所要時間が全て12時間以内であり、その全6通りの経路パターンのうち、“顧客A”→“顧客B”→“顧客C”の順序で訪問する経路パターンが、他の経路パターンと比べて最も在宅確率平均の値が高いため、この経路パターンが配送スケジュールテーブル700のデータとして特定されることになる。
他方、上記ステップS905において、所要時間が予め定めた所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものが複数特定された場合(S906:Y)、サーバ101は、ステップS907において、在宅確率平均最高の経路パターンのうち所要時間が最短のものを配送スケジュールテーブル700のデータとして特定し、これを、ステップS908においてナビゲーション装置102へ配信する。
−−−処理手順例3−−−
次に、配送スケジュールテーブル700に含まれる複数の顧客が1つの集合住宅に居住していた場合に対応した処理について説明する。図11は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例3を示すフロー図である。
次に、配送スケジュールテーブル700に含まれる複数の顧客が1つの集合住宅に居住していた場合に対応した処理について説明する。図11は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例3を示すフロー図である。
この場合、サーバ101は、ステップS921において、配送先テーブル600における各顧客の所在地情報を抽出し、該所在地情報に基づいて複数の顧客が所在する集合住宅を特定する。例えば、所在地情報における県、市、町、番地まで同じである顧客同士は同じ集合住宅に居住していると判定できる。
サーバ101は、ステップS922において、在宅確率DB205の在宅確率テーブル500から、上記のステップS921で情報を得た顧客に関する在宅確率の値を取得し、配送先の顧客と在宅確率とを関連づけてメモリ105に保持する。
次にステップS923において、サーバ101は、上記で特定した集合住宅に所在する顧客らを1つの配送先としてまとめた顧客群と、集合住宅以外に所在するその他の顧客らとを順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、経路検索機能により計算する。この場合、走行開始地点と経由地および走行終了地点のいずれかに、上記の集合住宅の所在地を指定した経路検索を行うことになる。
つづいてサーバ101は、ステップS924において、上記で計算した各経路パターンにおける、集合住宅への訪問予定時刻での、集合住宅に所在する各顧客の在宅確率の値、および集合住宅以外に所在する各顧客の訪問予定時刻での在宅確率の値、をそれぞれ在宅確率テーブル500から抽出する。同じ集合住宅に居住する顧客らへの訪問に関しては、配送スケジュールにおいて1回の訪問として扱うことになる。つまり、同じ集合住宅内であれば配送車の走行は伴わず、顧客間の移動時間は無視しうるものとする。また、サーバ101は、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する。この在宅確率平均の算定手法については、上記の処理手順例2におけるステップS904と同様である。
またステップS925において、サーバ101は、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いもの配送スケジュールテーブル700のデータ(配送スケジュール情報)として特定し、ステップS928において、ナビゲーション装置102へ配信する。なお、上記ステップS925において、所要時間が予め定めた所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものが複数特定された場合(S926:Y)、サーバ101は、ステップS927において、在宅確率平均最高の経路パターンのうち所要時間が最短のものを配送スケジュールテーブル700のデータとして特定し、これを、ステップS928においてナビゲーション装置102へ配信する。
−−−処理手順例4−−−
図12は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例4を示すフロー図であり、具体的には、サーバ101から配送スケジュールテーブル700のデータを受信したナビゲーション装置102でのフローである。
図12は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例4を示すフロー図であり、具体的には、サーバ101から配送スケジュールテーブル700のデータを受信したナビゲーション装置102でのフローである。
この場合、ステップS1001においてナビゲーション装置102は、サーバ101から配信されてくる、配送スケジュールテーブル700のデータ(配送スケジュール情報)を受信する。また、ステップS1002においてナビゲーション装置102は、配送スケジュールテーブル700のデータをメモリ110または外部記憶装置115に格納する。
ステップS1003において、ナビゲーション装置102は、配送スケジュールテーブル700が示す配送予定先とその配送順序の情報に従って、現在地から配送予定先に至る経路情報を表示出力装置112に出力し、配送車の運転手に対する経路誘導を開始する。具体的には、測位装置113で得ている配送車の現在位置を、地図DB310より読み出した地図上に表示させると共に、現在位置から次に向かうべき配送先までの経路に関する案内情報(車両の進行方向の指示、所要時間など)を通常のナビゲーション装置と同様に表示する。
その後、ステップS1004において、ナビゲーション装置102は、経路誘導中の配送車が現在誘導している顧客宅に到着しているか判定する。この判定は、測位装置113による配送車の現在位置が、誘導先の顧客の所在地(配送スケジュールテーブル700から得られる)に一致しているか、或いは所定距離内にあるか判定すればよい。こうした判定において、該当配送車が誘導先の顧客宅に到着していないと判明した場合(S1004:No)、ナビゲーション装置102は経路誘導をそのまま続ける。
他方、該当配送車が誘導先の顧客宅に到着していると判明した場合(S1004:Yes)、S1005において、ナビゲーション装置102は、入力装置111或いは該当荷物のタグ読み取りを行う所定のリーダー装置等より、配送結果のデータを取得し、この配送結果のデータに基づいて該当荷物の配送完了について判定する。前記のリーダー装置は、配送業務を行う車両において、運転手等が荷物伝票のバーコードを読み取らせるバーコードリーダ等を想定でき、当然ながらこのバーコードリーダはナビゲーション装置102と無線ないし有線で接続され通信可能となっている。
この場合、ナビゲーション装置102は、配送完了時に運転手が実行する、リーダー装置による該当荷物のタグ読み取りのデータや、運転手が該当荷物に関して入力装置111で入力した配送完了通知、を配送結果として得られている場合、該当顧客は在宅しており、荷物の配送が完了したと判定する。一方、ナビゲーション装置102は、運転手が該当荷物に関して入力装置111で入力した顧客不在の通知を配送結果として得られている場合、該当荷物の配送が未完であり、顧客は不在であったと判定する。ナビゲーション装置102は、こうした判定結果に対応した該当顧客の在宅状況の情報を、配送スケジュールテーブル700における、在/不在結果405の値として格納する。
その後、ステップS1006において、ナビゲーション装置102は、配送スケジュールテーブル700における配送先の顧客のうち、在/不在結果405の値が未設定か、“不在”である顧客、すなわち荷物の配送が完了していない顧客がまだ残っているかを判定する。
この判定により、配送未完の顧客が残っていないと判明したならば(S1006:No)、S1007においてナビゲーション装置102は、配送結果たる在/不在結果405の値を更新した配送スケジュールテーブル700のデータをサーバ101に送信し、処理を終了する。
一方、配送未完の顧客が残っているようならば(S1006:Yes)、S1008においてナビゲーション装置102は、上記のステップS1005で得た顧客への荷物の配送が達成された時刻と、配送スケジュールテーブル700が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻とを比較し、その間に所定幅の時刻差すなわち差異が生じているか判定する。例えば、ある顧客Xへの配送が顧客Xへの予定時刻Yより20分遅れたとする。また、配送スケジュールテーブル700によれば、顧客Xの次に配送を行うべき顧客Zであり、この顧客Zにそのまま配送を行うと、顧客Zに関する配送予定時刻Wより少なくとも20分遅れでの配送がなされることになる。この時、配送予定時刻Wでの顧客Zの在宅確率は90%であり、配送予定時刻Wから20分後での顧客Zの在宅確率は10%であったとすれば、そのまま顧客Zを訪問しても配送を完了出来ずに再配達の事象が発生する可能性が高くなってしまう。つまり、ある顧客への配送の遅れによって、以降の配送先となっている顧客の在宅確率が所定の許容幅以上変動する場合が生じる。従って、上記の差異の発生有無について判定しておくことは再配達を回避する意味で重要となる。
ここで、上記ステップS1008において差異がないと判定された場合(S1008:No)、ステップS1009においてナビゲーション装置102は、配送結果たる在/不在結果405の値を更新した配送スケジュールテーブル700のデータをサーバ101に送信し、配送スケジュールテーブル700における次なる配送先の顧客宅へ向けて経路誘導(S1003)を開始する。
一方、上記ステップS1008において差異があると判定された場合(S1008:Yes)、ステップS1010においてナビゲーション装置102は、配送スケジュールテーブル700における差異有無フラグ704として差異発生フラグ(例:「有り」)を格納する。またナビゲーション装置102は、ステップS1011において、差異有無フラグ704として差異発生フラグを書き込んだ配送スケジュールテーブル700のデータをサーバ101に送信する。
なお、差異発生フラグが書き込まれた配送スケジュールテーブル700のデータを受信したサーバ101では差異発生フラグを認識して、配送スケジュールを再計算して最新の配送スケジュールテーブル700を生成し、これをナビゲーション装置102へ送信してくる。この時、ナビゲーション装置102では、最新の配送スケジュールテーブル700のデータを受信し(ステップS1104)、このデータに基づいて経路誘導(S1003)を再び開始することになる。
−−−処理手順例5−−−
図13は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例5を示すフロー図であり、具体的には、上記のステップS1011で送信した差異発生フラグのついた配送スケジュールテーブル700のデータをサーバ101が受け取った場合のフローである。
図13は、本実施形態における配送スケジュール管理方法の処理手順例5を示すフロー図であり、具体的には、上記のステップS1011で送信した差異発生フラグのついた配送スケジュールテーブル700のデータをサーバ101が受け取った場合のフローである。
この場合、サーバ101は、ステップS1101において、配送スケジュールテーブル700のデータをナビゲーション装置102から受信すると、配送結果たる在・不在結果405の値や差異有無フラグ704の値を含む、配送スケジュールテーブル700のレコードを、配送履歴として配送履歴DB203の配送履歴テーブル400に格納する(ステップS1102)。
またステップS1103においてサーバ101は、ナビゲーション装置102から受信した配送スケジュールテーブル700のデータにおいて、差異有無フラグ704に差異発生フラグが書き込まれているか判定する。この判定により、配送スケジュールテーブル700に差異発生フラグが書き込まれていることが判明した場合(S1103:Yes)、サーバ101は、ステップS1103において、現在時刻、該当配送車の現在位置、配送スケジュールテーブル700に記載された顧客名、在宅確率テーブル500に記録された在宅確率を利用し、現在の配送車の状況から最も配送確率の高くなる経路を再計算する。
具体的には、サーバ101は、配送スケジュールテーブル700において、前記の差異が生じた顧客以降の配送予定先たる顧客を特定し、該特定した顧客について配送先テーブル600より所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を計算する。またサーバ101は、ここで計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を在宅確率テーブル500から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する。またサーバ101は、前記特定した顧客らに関して得た、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新の配送スケジュールテーブル700(配送スケジュール情報)として特定することとなる。
こうして新たに配送スケジュールテーブル700のデータを生成したサーバ101は、ステップS1104において、この配送スケジュールテーブル700のデータをナビゲーション装置102へ配信し、処理を終了する。なお、配送スケジュールテーブル700に差異発生フラグが書き込まれていないことが判明した場合(S1103:No)、サーバ101は、そのまま処理を終了する。
なお、上記では、ある顧客に関して配送スケジュールテーブル700が規定する配送予定時刻と、実際に該当顧客への配送が完了した時刻とに所定以上の差異が生じた場合に、サーバ101が配送スケジュールテーブル700の再生成と配信を行うとしたが、そうした差異の発生を契機とせず、顧客不在という配送結果をナビゲーション装置102からサーバ101が受信した時点を配送スケジュール再生成の契機としてもよい。
その場合、図14のフロー図に示す如く、ステップS1401においてサーバ101は、顧客不在の配送結果を受けて、該当顧客に関する該当時刻aにおける在宅状況が“不在”であるとの情報を配送履歴テーブル400に格納する。またステップS1402においてサーバ101は、当該配送履歴テーブル400より、該当顧客に関して格納されている前記の時刻aを含む所定時間帯Aでの在宅結果を抽出し、該当顧客に関する所定時間帯Aの在宅確率を再算定し、この算定結果を在宅確率テーブル500に格納する。
続いてステップS1403においてサーバ101は、配送スケジュールテーブル700において、前記の不在であった顧客とその顧客以降の配送予定先たる顧客とを特定し、該特定した顧客らについて配送先テーブル600より所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を計算する。
次にステップS1404においてサーバ101は、上記のステップS1403で計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を在宅確率テーブル500から抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する。
またステップS1405においてサーバ101は、前記特定した顧客らに関して得た、各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新の配送スケジュールテーブル700のデータ(配送スケジュール情報)として特定し、これを該当配送車のナビゲーション装置102に配信する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、顧客の在宅確率と配送時間を踏まえて配送業務の効率化を図ることができる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、前記配送スケジュール管理システムにおいて、前記情報処理装置の演算部は、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち、在宅確率平均が最高の経路パターンが複数あった場合、在宅確率平均最高の経路パターンのうち所要時間が最短のものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信するものである、としてもよい。
また、前記配送スケジュール管理システムにおいて、前記情報処理装置の演算部は、前記配送スケジュール情報に従って配送を行う配送車での、実際に顧客への荷物の配送が達成された時刻と、前記配送スケジュール情報が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻との間に所定の差異が生じている事を示す情報を、前記通信部を介し、前記ナビゲーション装置から受信した場合、前記配送スケジュール情報において、前記差異が生じた顧客以降の配送予定先たる顧客を特定し、該特定した顧客について前記配送先テーブルより所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、前記計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、前記特定した顧客らに関して得た、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新配送スケジュール情報として特定し、当該最新配送スケジュール情報を、通信部を介して前記配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行するものである、としてもよい。
また、前記配送スケジュール管理システムにおいて、前記情報処理装置の演算部は、荷物の配送時における顧客の在宅状況を示す情報を、前記通信部を介し前記配送車のナビゲーション装置から受信し、前記在宅状況の情報が含む対象顧客と対象時刻と在宅状況の情報を、記憶部における配送履歴テーブルに格納する処理と、前記配送先テーブルにおける各顧客の識別情報をキーにして、該当顧客に関する過去の在宅結果と時刻情報を前記配送履歴テーブルより抽出し、前記各顧客に関する時間帯別の在宅確率を算定し、この算定結果を前記在宅確率テーブルに格納する処理を実行するものである、としてもよい。
また、前記配送スケジュール管理システムにおいて、前記情報処理装置の演算部は、前記在宅状況を示す情報が該当顧客の所定時間帯での不在を示すものである場合、当該在宅状況の情報が含む対象顧客と対象時刻と在宅状況の情報を前記配送履歴テーブルに格納し、当該配送履歴テーブルより、該当顧客に関して格納されている前記所定時間帯での在宅結果を抽出し、前記顧客に関する前記所定時間帯の在宅確率を再算定し、この算定結果を前記在宅確率テーブルに格納する処理と、前記配送スケジュール情報において、前記在宅状況の情報が不在であった顧客とその顧客以降の配送予定先たる顧客とを特定し、該特定した顧客らについて前記配送先テーブルより所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、前記経路検索機能により計算する処理と、前記計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、前記特定した顧客らに関して得た、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新配送スケジュール情報として特定し、当該最新配送スケジュール情報を、通信部を介して前記配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行するものである、としてもよい。
また、前記配送スケジュール管理システムにおいて、前記情報処理装置の演算部は、前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、該所在地情報に基づいて複数の顧客が所在する集合住宅を特定し、該特定した集合住宅に所在する顧客らを1つの配送先としてまとめた顧客群と前記集合住宅以外に所在する顧客らとを順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、前記経路検索機能により計算する処理と、前記計算した各経路パターンにおける、前記集合住宅への訪問予定時刻での、前記集合住宅に所在する各顧客の在宅確率の値、および前記集合住宅以外に所在する各顧客の訪問予定時刻での在宅確率の値、をそれぞれ前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行するものである、としてもよい。
また、前記配送スケジュール管理システムにおいて、配送車に搭載され、自位置の計測および経路案内処理を実行するナビゲーション装置であり、前記情報処理装置とネットワークを介して通信する通信部と、前記情報処理装置より配信される前記配送スケジュール情報を、前記通信部を介して受信し、該受信した配送スケジュール情報が示す配送予定先とその配送順序の情報に従って、現在地から配送予定先に至る経路情報を出力部に出力する処理と、配送車において前記配送スケジュール情報に従った配送作業が行われた際の顧客の在宅状況を示す情報、および顧客への荷物の配送が達成された時刻を入力部を介して受け付けて、前記顧客の在宅状況を示す情報を前記通信部を介し前記情報処理装置に送信すると共に、前記顧客への荷物の配送が達成された時刻と前記配送スケジュール情報が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻とを比較してその間に所定の時刻差が生じている場合に、所定の差異が生じている事を示す情報を前記通信部を介し前記情報処理装置に送信する処理を実行する演算部と、を有するナビゲーション装置を含むとしてもよい。
100 配送スケジュール管理システム
101 サーバ(情報処理装置)
102 ナビゲーション装置
103 無線通信網(ネットワーク)
104、109 CPU(演算部)
105、110 メモリ
106、115 外部記憶装置(記憶部)
107、114 外部通信装置(通信部)
108、116 バス
111 入力装置
112 表示出力装置
113 測位装置
200、300 プログラム
203 配送履歴DB
205 在宅確率DB
206 配送先DB
400 配送履歴テーブル
500 在宅確率テーブル
600 配送先テーブル
700 配送スケジュールテーブル
101 サーバ(情報処理装置)
102 ナビゲーション装置
103 無線通信網(ネットワーク)
104、109 CPU(演算部)
105、110 メモリ
106、115 外部記憶装置(記憶部)
107、114 外部通信装置(通信部)
108、116 バス
111 入力装置
112 表示出力装置
113 測位装置
200、300 プログラム
203 配送履歴DB
205 在宅確率DB
206 配送先DB
400 配送履歴テーブル
500 在宅確率テーブル
600 配送先テーブル
700 配送スケジュールテーブル
Claims (9)
- 所定時間内に複数の顧客を順次訪れて荷物を配送するための配送スケジュールを管理するコンピュータシステムであり、
配送を行う配送車に搭載されたナビゲーション装置とネットワークを介して通信する通信部と、
所定時間内の配送予定先である顧客の所在地情報を格納した配送先テーブルと、過去行われた配送により判明している各顧客の時間帯別の在宅確率を格納した在宅確率テーブルとを記憶した記憶部と、
前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、
前記計算した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、
前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行する演算部と、
を備えた情報処理装置を含むことを特徴とする配送スケジュール管理システム。 - 前記情報処理装置の演算部は、
前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち、在宅確率平均が最高の経路パターンが複数あった場合、在宅確率平均最高の経路パターンのうち所要時間が最短のものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の配送スケジュール管理システム。 - 前記情報処理装置の演算部は、
前記配送スケジュール情報に従って配送を行う配送車での、実際に顧客への荷物の配送が達成された時刻と、前記配送スケジュール情報が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻との間に所定の差異が生じている事を示す情報を、前記通信部を介し、前記ナビゲーション装置から受信した場合、前記配送スケジュール情報において、前記差異が生じた顧客以降の配送予定先たる顧客を特定し、該特定した顧客について前記配送先テーブルより所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、
前記計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、
前記特定した顧客らに関して得た、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新配送スケジュール情報として特定し、当該最新配送スケジュール情報を、通信部を介して前記配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行するものである、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の配送スケジュール管理システム。 - 前記情報処理装置の演算部は、
荷物の配送時における顧客の在宅状況を示す情報を、前記通信部を介し前記配送車のナビゲーション装置から受信し、前記在宅状況の情報が含む対象顧客と対象時刻と在宅状況の情報を、記憶部における配送履歴テーブルに格納する処理と、
前記配送先テーブルにおける各顧客の識別情報をキーにして、該当顧客に関する過去の在宅結果と時刻情報を前記配送履歴テーブルより抽出し、前記各顧客に関する時間帯別の在宅確率を算定し、この算定結果を前記在宅確率テーブルに格納する処理を実行するものである、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の配送スケジュール管理システム。 - 前記情報処理装置の演算部は、
前記在宅状況を示す情報が該当顧客の所定時間帯での不在を示すものである場合、当該在宅状況の情報が含む対象顧客と対象時刻と在宅状況の情報を前記配送履歴テーブルに格納し、当該配送履歴テーブルより、該当顧客に関して格納されている前記所定時間帯での在宅結果を抽出し、前記顧客に関する前記所定時間帯の在宅確率を再算定し、この算定結果を前記在宅確率テーブルに格納する処理と、
前記配送スケジュール情報において、前記在宅状況の情報が不在であった顧客とその顧客以降の配送予定先たる顧客とを特定し、該特定した顧客らについて前記配送先テーブルより所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、前記特定した顧客らを現在時刻ないし現在時刻の所定時間後の時刻より順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、前記経路検索機能により計算する処理と、
前記計算した各経路パターンにおける、前記特定した各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける前記特定した顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、
前記特定した顧客らに関して得た、前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを最新配送スケジュール情報として特定し、当該最新配送スケジュール情報を、通信部を介して前記配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行するものである、
ことを特徴とする請求項4に記載の配送スケジュール管理システム。 - 前記情報処理装置の演算部は、
前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、該所在地情報に基づいて複数の顧客が所在する集合住宅を特定し、該特定した集合住宅に所在する顧客らを1つの配送先としてまとめた顧客群と前記集合住宅以外に所在する顧客らとを順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、前記経路検索機能により計算する処理と、
前記計算した各経路パターンにおける、前記集合住宅への訪問予定時刻での、前記集合住宅に所在する各顧客の在宅確率の値、および前記集合住宅以外に所在する各顧客の訪問予定時刻での在宅確率の値、をそれぞれ前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、
前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理を実行するものである、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の配送スケジュール管理システム。 - 配送車に搭載され、自位置の計測および経路案内処理を実行するナビゲーション装置であり、
前記情報処理装置とネットワークを介して通信する通信部と、
前記情報処理装置より配信される前記配送スケジュール情報を、前記通信部を介して受信し、該受信した配送スケジュール情報が示す配送予定先とその配送順序の情報に従って、現在地から配送予定先に至る経路情報を出力部に出力する処理と、
配送車において前記配送スケジュール情報に従った配送作業が行われた際の顧客の在宅状況を示す情報、および顧客への荷物の配送が達成された時刻を入力部を介して受け付けて、前記顧客の在宅状況を示す情報を前記通信部を介し前記情報処理装置に送信すると共に、前記顧客への荷物の配送が達成された時刻と前記配送スケジュール情報が示す該当顧客への荷物の配送予定時刻とを比較してその間に所定の時刻差が生じている場合に、所定の差異が生じている事を示す情報を前記通信部を介し前記情報処理装置に送信する処理を実行する演算部と、
を有するナビゲーション装置を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の配送スケジュール管理システム。 - 配送を行う配送車に搭載されたナビゲーション装置とネットワークを介して通信する通信部と、所定時間内の配送予定先である顧客の所在地情報を格納した配送先テーブルと、過去行われた配送により判明している各顧客の時間帯別の在宅確率を格納した在宅確率テーブルとを記憶した記憶部とを備えて、所定時間内に複数の顧客を順次訪れて荷物を配送するための配送スケジュールを管理するコンピュータが、
前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、
前記計算した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、
前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理と、
を実行することを特徴とする配送スケジュール管理方法。 - 配送を行う配送車に搭載されたナビゲーション装置とネットワークを介して通信する通信部と、所定時間内の配送予定先である顧客の所在地情報を格納した配送先テーブルと、過去行われた配送により判明している各顧客の時間帯別の在宅確率を格納した在宅確率テーブルとを記憶した記憶部とを備えて、所定時間内に複数の顧客を順次訪れて荷物を配送するための配送スケジュールを管理するコンピュータに、
前記配送先テーブルにおける各顧客の所在地情報を抽出し、当該所在地情報に基づいて、各顧客の所在地を順次訪問する際の経路パターンと経路パターン別の所要時間を、予め備える経路検索機能により計算する処理と、
前記計算した各経路パターンにおける各顧客の訪問予定時刻での、該当顧客の在宅確率の値を前記在宅確率テーブルから抽出し、該抽出した在宅確率の値に基づいて、各経路パターンにおける顧客間での在宅確率平均を算定する処理と、
前記各経路パターンにおける在宅確率平均と所要時間とに基づいて、所要時間が前記所定時間内である経路パターンのうち在宅確率平均が最も高いものを配送スケジュール情報として特定し、当該配送スケジュール情報を、通信部を介して配送車のナビゲーション装置に配信する処理と、
を実行させることを特徴とする配送スケジュール管理プログラム。
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JP2012029759A JP2013167972A (ja) | 2012-02-14 | 2012-02-14 | 配送スケジュール管理システム、配送スケジュール管理方法、および配送スケジュール管理プログラム |
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JP2012029759A JP2013167972A (ja) | 2012-02-14 | 2012-02-14 | 配送スケジュール管理システム、配送スケジュール管理方法、および配送スケジュール管理プログラム |
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