JP2019149771A - プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

プログラムおよび情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019149771A
JP2019149771A JP2018034882A JP2018034882A JP2019149771A JP 2019149771 A JP2019149771 A JP 2019149771A JP 2018034882 A JP2018034882 A JP 2018034882A JP 2018034882 A JP2018034882 A JP 2018034882A JP 2019149771 A JP2019149771 A JP 2019149771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
selection
server
call
delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018034882A
Other languages
English (en)
Inventor
栄倫 奥野
Shigenori Okuno
栄倫 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trail Co Ltd
Original Assignee
Trail Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trail Co Ltd filed Critical Trail Co Ltd
Priority to JP2018034882A priority Critical patent/JP2019149771A/ja
Publication of JP2019149771A publication Critical patent/JP2019149771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】運転、および、荷物の運搬等の業務と平行して、再配達の依頼を受け付けることが可能なプログラム等を提供すること。【解決手段】プログラムは、不在票20に記載された電話番号宛に発信された通話に基づいて再配達を自動受付する第1モードと、自動受付を保留する第2モードとのいずれかの選択を受け付け、受け付けた選択をサーバ40に送信し、前記第1モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバ40が自動受付した結果を出力し、前記第2モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバ40が受信した通話に対して再配達の自動受付を行なうか、または、再配達受付を終了した旨を通知するかのいずれかの選択を受け付け、受け付けた選択を前記サーバ40に送信する処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラムおよび情報処理システムに関する。
個人の住宅および小規模事業所宛の荷物が、宅配サービス事業者により小口配送されている。配達先が不在である場合に、配達を担当するドライバが荷物を預ける宅配ボックスが利用されている(特許文献1)。
特開2017−147559号公報
しかしながら、宅配ボックスが設置されていない住宅へ荷物を配達する場合、設置されている宅配ボックスが満杯である場合、または、クール便等の温度管理が必要な荷物を配達する場合等、宅配ボックスを利用できない場合がある。宅配ボックスが利用できない場合には、ドライバは不在票を置いて、荷物を持ち帰る。
不在票には、当日中の再配達を希望する場合の連絡先として、ドライバの電話番号が記載されている。配達先からの電話が着信した場合、ドライバは、運転および荷物の運搬を中断して対応する。したがって、配達業務を十分に効率良く行なえないという問題点がある。
一つの側面では、運転、および、荷物の運搬等の業務と平行して、再配達の依頼を受け付けることが可能なプログラム等を提供することを目的とする。
プログラムは、不在票に記載された電話番号宛に発信された通話に基づいて再配達を自動受付する第1モードと、自動受付を保留する第2モードとのいずれかの選択を受け付け、受け付けた選択をサーバに送信し、前記第1モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが自動受付した結果を出力し、前記第2モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが受信した通話に対して再配達の自動受付を行なうか、または、再配達受付を終了した旨を通知するかのいずれかの選択を受け付け、受け付けた選択を前記サーバに送信する処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面では、運転、および、荷物の運搬等の業務と平行して、再配達の依頼を受け付けることが可能なプログラム等を提供できる。
情報処理システムの動作の概要を説明する説明図である。 情報処理システムの構成を示す説明図である。 配送リストDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 クライアントが表示する画面を示す説明図である。 クライアントが表示する画面を示す説明図である。 クライアントが表示する画面を示す説明図である。 クライアントが表示する画面を示す説明図である。 クライアントが表示する画面を示す説明図である。 クライアントが表示する画面を示す説明図である。 プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。 再配達可モードのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 選択モードのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 選択再配達モードのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態2のクライアントが表示する画面を示す説明図である。 実施の形態2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。 選択モード2のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態3の選択モード2のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態4の着信表示のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態5の情報処理システムの構成を示す説明図である。
[実施の形態1]
図1は、情報処理システム10の動作の概要を説明する説明図である。図1を使用して、本実施の形態の動作の概要を説明する。なお、各ハードウェアの構成の詳細については、後述する。
本実施の形態の情報処理システム10は、主に小口荷物の配送を取り扱う運送会社が、使用する。荷物を配送するトラックに、電話機能およびネットワーク通信機能を有するクライアント30が搭載されている。クライアント30は、ネットワークを介してサーバ40に接続されている。クライアント30のクライアントCPU31(図2参照)は、ドライバによる再配達受付方法を示すモードの選択を随時受け付ける。クライアントCPU31は、受け付けたモードを、サーバ40に送信する。
配達先が不在である場合、ドライバは配達先に不在票20を置いて、次の配達先に向かう。不在票20には、当日中の再配達を希望する場合の電話番号、および、翌日以降の再配達を希望する場合の電話番号と、配達対象の荷物に固有に付与された荷物ID(Identifier)とが記載されている。不在票20には、さらにWEB(World Wide Web)を用いて再配達等を依頼する場合のURL(Uniform Resource Locator)等の連絡先が記載されていても良い。
なお、不在票20に記載される当日中の再配達を希望する場合の電話番号は、トラック等の移動体に固有に付与された移動体IDごとに異なる番号である。サーバCPU41は、配達先から着信した電話番号に基づいて、当該不在票にかかる移動体IDを特定できる。
不在票20を見た配達先は、当日中の再配達を希望する場合、不在票20に記載された電話番号に電話をかける。電話は、サーバ40に着信する。サーバ40のサーバCPU41(図2参照)は着信した電話番号に基づいて、当該荷物を配達中の移動体に固有に割り当てられた移動体IDを特定する。特定された移動体IDと、その移動体に搭載されたクライアント30とは紐付けられている。サーバCPU41は、移動体IDに対応するクライアントCPU31が担当ドライバから受け付けたモードを判定する。
図1Aは、再配達を自動受付する第1モードが受け付けられた場合を、図1Bは、自動受付を保留して、ドライバの判断を待つ第2モードが受け付けられた場合をそれぞれ示す。図1Aを使用して、第1モードが受け付けられたとサーバCPU41が判定した場合について説明する。
サーバCPU41は、自動音声により「これからご在宅の方は1番を押して下さい。」と応答する。配達先から1番のプッシュボタンの選択を受け付けた場合、サーバCPU41は自動音声により「この後、配達に伺います。」と応答して、通話を終了する。
サーバCPU41はクライアントCPU31に再配達依頼を受け付けたことを送信する。クライアントCPU31は、再配達依頼を受け付けたことを画面、または、音声により出力する。以上により、ドライバは再配達の依頼を受けたことを知ることができる。
なおサーバCPU41は、さらに「ドライバとお話したい方は2番を押して下さい。」、「オペレータとお話したい方は3番を押して下さい。」等の自動応答により、翌日以降の再配達、または、勤務先等への再配達等、配達先からの要望を受け付けても良い。サーバCPU41は、プッシュボタンの代わりに音声入力その他任意の入力手段により、配達先が選択した番号等を受け付けても良い。
配達先により2番が選択されたことを受け付けた場合には、サーバCPU41はクライアント30に電話をかける。ドライバが電話に出た場合、サーバCPU41は配達先とクライアント30との間の電話回線を接続する。以上により、クライアント30の電話番号を配達先に知らせずに、配達先とドライバとの間の通話を実現できる。
クライアント30の電話番号の公開を避けることにより、電話の着信による運転や配達作業の中断を防止できる。これにより、ドライバの業務効率および安全性が向上する。さらに、ドライバの勤務が終了した後の着信に対して、自動応答によるアナウンスができる。
同様に、配達先によりオペレータとの会話が選択されたことを受け付けた場合には、サーバCPU41は宅配サービス事業者のコールセンタに電話を転送する。コールセンタでは、オペレータが電話応対を行なう。
図1Bを使用して、第2モードが受け付けられたとサーバCPU41が判定した場合について説明する。たとえば、担当地域が広いドライバである場合、遠方の地域からの再配達依頼には対応できないが、近場の地域からの再配達依頼には対応できる場合がある。このように、すべての再配達要求には対応できない場合に、ドライバは第2モードを選択する。
サーバCPU41は、着信中の配達先の氏名および住所等を、再配達の要求を受けた荷物を積んだトラックに搭載されたクライアントCPU31に、ネットワークを介して送信する。クライアントCPU31は、受信した情報をポップアップ表示または音声により出力する。
担当地域を熟知したドライバであれば、出力された情報と現在地とに基づいて、再配達の可否を即座に判断できる。ドライバは、タッチパネル35または音声によりクライアントCPU31に再配達の可否を入力する。クライアントCPU31は、ドライバによる入力を取得して、ネットワークを介してサーバCPU41に送信する。
再配達が可能である旨を受信した場合、サーバCPU41は、自動音声により「これからご在宅の方は1番を押して下さい。」と応答する。以後の処理は、前述の第1モードと同様である。再配達が不可能である旨を受信した場合、サーバCPU41は、自動音声により「本日の配達業務は終了しました。」と応答する。
なおサーバCPU41は、さらに「配送センターのオペレータとお話したい方は3番を押して下さい。」等の自動応答により、配達先からの要望を受け付けても良い。
配達時に不在であった配達先が、帰宅して不在票20を確認し、当日中の再配達を依頼したい旨の電話をかけてきた場合には、以後の時間は在宅を予定している場合が多い。したがって、当日中の再配達依頼の多くは、サーバ40による自動応答で受け付けることができる。ドライバは、運転、および、荷物の運搬等の業務を止めずに、再配達の依頼に対応できる。そのため、配達業務の効率が向上する。
第2モードにおいては、たとえば渋滞の発生状況、裏道の存在有無、および、駐停車可能な場所等、配達地域を熟知したドライバのノウハウに基づいて、再配達の可否を決定できる。
ドライバは、たとえば就業時間の終わりが近付いている場合に、第2モードを選択する。ドライバは、営業所に戻るルート上の配達先からの再配達依頼を承諾し、それ以外の配達先からの再配達依頼を断ることができる。したがって、ドライバは過剰勤務の発生を防止しながら、可能な範囲で多くの再配達を行なえる。
さらにドライバは、配達業務を終了した旨を自動的に案内する第3モードを選択することもできる。第3モードが選択されている場合、サーバCPU41は着信した電話に対して自動音声により「本日の配達業務は終了しました。」と応答する。
なお、クライアント30は、第1モードおよび第3モードの選択を受け付けず、常に第2モードで動作しても良い。ドライバは、再配達の可否を適宜判断できる。クライアント30は、常に第2モードの選択を受け付けず、第1モードまたは第3モードで動作しても良い。
図2は、情報処理システム10の構成を示す説明図である。情報処理システム10は、前述のサーバ40とクライアント30とを備える。サーバ40とクライアント30とは、インターネット等のネットワークNを介して接続されている。
クライアント30は、クライアントCPU(Central Processing Unit)31、主記憶装置32、補助記憶装置33、通信部34、タッチパネル35、マイク36、スピーカ37、GPS(Global Positioning System)38、クライアント電話部39およびバスを備える。クライアントCPU31は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。クライアントCPU31には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。クライアントCPU31は、バスを介してクライアント30を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置32は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置32には、クライアントCPU31が行なう処理の途中で必要な情報およびクライアントCPU31で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置33は、SRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等の記憶装置である。補助記憶装置33には、クライアントCPU31に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部34は、クライアント30とネットワークとの間のデータ通信を行なうインターフェイスである。クライアント電話部39は、ネットワークまたは電話網を介して他の電話機との通話を行なうインターフェイスである。
タッチパネル35は、液晶表示パネル等の表示部351と、表示部351に積層された入力部352とを備える。スピーカ37は、後述する音声ファイルを出力する本実施の形態の出力部の一例である。マイク36およびスピーカ37は、BLUETOOTH(登録商標)のような短距離無線通信方式によりクライアント30に接続されたヘッドセットであっても良い。
GPS38は、位置情報衛星の電波および基地局の電波等に基づいて測位を行ない、クライアント30の位置を示す測位情報を出力する。なお、本実施の形態においてはGPSと記載するが、位置情報衛星は米国のGPS衛星に限定しない。EU(European Union)のガリレオ、ロシアのGLONASS(Global Navigation Satellite System)などの、全地球的公航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)、準天頂衛星みちびき等、任意の位置情報衛星を使用できる。また、これらの位置情報衛星の電波を組み合わせて使用することもできる。
本実施の形態のクライアント30は、スマートフォンまたはタブレット等の汎用の携帯用情報処理装置である。クライアント30は、ドライバがトラック等の車両を運転している間は、運転席の近くに取り付けたホルダ等により保持される。ホルダは、クライアント30に電源を供給するコネクタを備えていても良い。ドライバは、納品、休憩等のために車両を離れる場合には、クライアント30をポケット等に入れて持ち歩いても良い。
クライアント30はネットワーク通信機能を有するスマートフォンまたはタブレット等の情報処理装置と、音声通話機能を有する携帯電話等の2体に分かれていても良い。この場合、後述するサーバ40からクライアント30への電話は、携帯電話宛に発信される。
サーバ40は、サーバCPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44、サーバ電話部49およびバスを備える。サーバCPU41は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。サーバCPU41には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。サーバCPU41は、バスを介してサーバ40を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置42は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置42には、サーバCPU41が行なう処理の途中で必要な情報およびサーバCPU41で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置43は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置43には、配送リストDB(Database)51、サーバCPU41に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。なお、配送リストDB51は、サーバ40に接続された外部の大容量記憶装置等に保存されていても良い。
通信部44は、サーバ40とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。サーバ電話部49は、ネットワークまたは電話網を介してクライアント30等の電話機との通話を行なうインターフェイスである。サーバ電話部49は、複数の相手先のそれぞれとの通話を、同時に行なえる。
本実施の形態のサーバ40は、いわゆるクラウド型コールセンタサービスを提供する。サーバ40は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。サーバ40は、TCP−IP(Transmission Control Protocol - Internet Protocol)ネットワーク上で音声通話用の構内交換機を実現するIP−PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)と、IP−PBXの制御および自動音声の生成を行なうコンピュータとの組合せでも良い。
図3は、配送リストDB51のレコードレイアウトを示す説明図である。配送リストDB51は、荷物IDと、宛先に関する情報と、配達状態と、再配達依頼状況とを関連づけて記録するDBである。
配送リストDB51は、移動体IDフィールド、配達モードフィールド、位置フィールド、荷物IDフィールド、宛先フィールド、状態フィールド、再配達依頼フィールド、着信履歴表示フィールドおよび配達リスト表示フィールドを有する。宛先フィールドは、氏名フィールド、住所フィールド、電話番号フィールドおよび荷主フィールドを有する。再配達依頼フィールドは、着信フィールド、着信時間フィールドおよび折返フィールドを有する。
移動体IDフィールドには、移動体IDが記録されている。配達モードフィールドには、ドライバが入力した配達モードが記録されている。図3に示す「再配達可」は、前述の第1モードを意味する。位置フィールドには、GPS38により測位されたクライアント30の位置が記録されている。
荷物IDフィールドには、荷物に固有に付与された荷物IDが記録されている。氏名フィールドには、配達先の氏名が記録されている。なお、配達先が法人等である場合には、氏名フィールドには配達先の名称が記録されている。住所フィールドには、配達先の住所が記録されている。電話番号フィールドには、配達先の電話番号が記録されている。荷主フィールドには、荷物の発送者が記録されている。
状態フィールドには、荷物の配達状態が記録されている。ここで「不在票」は、配達先が不在で、不在票20を置いてきたことを意味する。配達完了または不在票発行の都度、配送リストDB51の状態フィールドが更新される。配達状態に応じて、サーバ40に記録されたDBの内容を随時更新することは、従来から実施されているため、説明を省略する。
着信フィールドには、不在票20に記載された、当日中の再配達を希望する場合の電話番号への着信状態が記録されている。「在宅予定」は、配達先が以後在宅する旨を入力したことを意味する。「選択応答なし」は、第2モードが設定されており、配達先からの着信がクライアント30を介してドライバに通知されたが、ドライバが再配達の可否を入力しなかったことを意味する。「着信応答なし」は、配達先がドライバとの会話を希望したが、ドライバが電話に出なかったことを意味する。
着信時間フィールドには、配達先からの電話の着信時間が記録されている。折り返しフィールドには、着信フィールドに「選択応答なし」または「着信応答なし」が記録されている場合に、ドライバがコールバックを行なったか否かが記録されている。
着信履歴表示フィールドには、各レコードを後述する着信履歴画面に表示するか否かが記録されている。着信フィールドに着信した旨が記録されており、ドライバにより表示を除外する旨の指示を受け付けていないレコードの着信フィールドに、表示することを意味する「YES」が記録されている。着信履歴フィールドの初期値、すなわち当日の配達を開始する際の値は、「NO」である。
配達リスト表示フィールドには、各レコードを後述する配達リスト画面に表示するか否かが記録されている。配達リスト表示フィールドの初期値、すなわち当日の配達を開始する際の値は「YES」である。
なお、クライアント30で本実施の形態のプログラムが起動した際に、配送リストDB51に記録されたレコードのうち、当該クライアント30にかかる移動体IDが記録されたレコードを抽出した、いわゆるサブセットDBが補助記憶装置33にコピーされる。
クライアント30の補助記憶装置33にコピーされたサブセットDBと、サーバ40に記録されたオリジナルの配送リストDB51との間で、随時同期処理が行われる。サブセットDBのレコードレイアウトは、配送リストDB51のレコードレイアウトと同一であるため、説明を省略する。なお、サブセットDBの位置フィールドには、GPS38により測位されたクライアント30の位置が随時記録される。
図4から図9は、クライアント30が表示する画面を示す説明図である。図4は、不在票20を見た配達先からの電話が着信していない場合に、クライアントCPU31がタッチパネル35に表示する画面を示す。
画面の上部に、モード選択ボタン81が表示されている。モード選択ボタン81は、第1モードの選択を受け付ける第1モードボタン811、第2モードの選択を受け付ける第2モードボタン812および第3モードの選択を受け付ける第3モードボタン813を含む。
モード選択ボタン81の下に、着信履歴欄82が表示されている。着信履歴欄82には、サブセットDBの着信履歴表示フィールドに「YES」と記載されたレコードに記録された情報が表示される。具体例については後述する。
着信履歴欄82の下に、配送リストボタン83およびログアウトボタン84が表示されている。配送リストボタン83が選択された場合に、クライアントCPU31が表示する画面については、後述する。ログアウトボタン84が選択された場合には、クライアントCPU31はログアウトの処理を行ない、本実施の形態のプログラムを終了する。
ドライバは、再配達を自動受付する第1モードを選択する場合には、第1モードボタン811をタップする。ドライバは、再配達を受け付けるか否かを個別に判断する第2モードを選択する場合には第2モードボタン812をタップする。ドライバは、再配達を受け付けない第3モードを選択する場合には、第3モードボタン813をタップする。
クライアントCPU31は、ドライバによるモードの選択を随時受け付ける。クライアントCPU31は、選択されたモードに対応するモード選択ボタン81を、他のモード選択ボタン81とは異なる色または形状を用いて識別可能に表示する。なお、クライアントCPU31は、タップの代わりに音声入力等によりドライバの選択を受け付けても良い。
ドライバが、第1モードを選択している場合を例にして、説明を続ける。図5は、図3を使用して説明した荷物ID「Z03」にかかる不在票20を見た配達先からの電話があり、サーバCPU41が自動応答により再配達を受け付けた場合に、表示部351に表示される画面を示す。自動応答による受付が終了した後、サーバCPU41は、着信フィールドに「在宅予定」を記録し、着信時間フィールドに電話が着信した時間を記録する。
着信履歴欄82に、荷物ID「Z03」に関してサーバCPU41が自動受付した結果を示す履歴窓821が表示されている。履歴窓821の上部の「この後再配達を希望」により、配達先が当日の再配達を希望しており、在宅予定であることが表示されている。その下に、着信時間、配達先の電話番号、住所および氏名が表示されている。ドライバは、履歴窓821に表示された情報をみて、たとえばすぐに再配達に向かうか、営業所に戻る直前に再配達を行なうか等の配達ルートを判断する。
履歴窓821の下部に、発信ボタン85および完了ボタン86が表示されている。発信ボタン85が選択された場合、クライアントCPU31はネットワークを介してサーバCPU41に発信ボタン85の選択を受け付けたことを通知する。サーバCPU41は、電話回線を通じてクライアント電話部39に電話をかける。
ドライバが電話に出ることにより、クライアント30がオフフック状態になった後に、サーバCPU41は配達先に電話をかける。配達先がオフフック状態になった後に、サーバCPU41はクライアント30と配達先との電話回線を接続する。ドライバは、たとえば到着時刻の見込みを配達先に口頭で伝える等のコミュニュケーションを行なえる。
なお、以後の説明においては、クライアントCPU31が発信ボタン85の選択を受け付けてから、サーバCPU41が配達先に電話をかけるまでの一連の処理を、「サーバ40を介して配達先に電話をかける」と記載する。
完了ボタン86の選択を受け付けた場合、クライアントCPU31はサブセットDBの着信履歴表示フィールドに「NO」を記録する。DBの同期処理により、配送リストDB51の着信履歴表示フィールドにも「NO」が記録される。前述の通り、着信履歴表示フィールドにNOが記録されたレコードは、着信履歴欄82に表示されない。したがって、ドライバは完了ボタン86を選択することにより、着信履歴欄82の表示を削除できる。
図6は、ドライバが第2モードを選択しており、不在票20を見た配達先からの電話がサーバ40に着信した場合に、クライアントCPU31が表示する画面を示す。画面の中央に、着信中の配達先の情報を示すポップアップ窓87が表示されている。ポップアップ窓87の下部に、拒否ボタン871および対応ボタン872が表示されている。
ドライバはポップアップ窓87の表示に基づいて、再配達の可否を判断する。再配達を行なわないと判断した場合、ドライバは拒否ボタン871を選択する。クライアントCPU31は、ネットワークを介してサーバCPU41に拒否ボタン871の選択を受け付けたことを送信する。サーバCPU41は、自動音声により配達業務が終了した旨を応答する。なお、サーバCPU41は、着信フィールドに「拒否」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「NO」をそれぞれ記録してもよい。以上により、配達先からの着信は着信履歴欄82に表示されない。
再配達を行なうと判断した場合、ドライバは対応ボタン872を選択する。クライアントCPU31は、ネットワークを介してサーバCPU41に対応ボタン872の選択を受け付けたことを送信する。サーバCPU41は、自動音声により配達先が以後在宅するか否かを確認する。以後在宅する旨を確認した場合、サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「在宅予定」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「YES」をそれぞれ記録する。以上により、配達先からの着信は着信履歴欄82に表示される。
ドライバが所定の時間内に拒否ボタン871も、対応ボタン872も選択しない場合、サーバCPU41は、自動音声により「ドライバを呼び出しましたが応答がありません。後ほどお掛け直し下さい。」と応答する。サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「選択応答なし」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「YES」をそれぞれ記録する。
なお、番号通知なしの通話が着信した場合、ポップアップ窓87には配達先の電話番号、住所および氏名等が不明である旨が表示される。ドライバによる対応ボタン872の選択を受け付けた場合、サーバCPU41は自動音声およびプッシュボタン等により、荷物IDの入力を受け付ける。
図7は、ドライバが所定の時間内に拒否ボタン871も、対応ボタン872も選択せず、配達先とサーバ40との間の通話が終了した後に、クライアントCPU31が表示する画面を示す。着信履歴欄82に、2個の履歴窓821が表示されている。履歴窓821は、新しいもの、すなわち着信時刻が遅いものが上になるように表示される。ドライバは着信履歴欄82に触れた指を上下に動かすスライド操作により、着信履歴欄82内の表示をスクロールさせることができる。着信履歴欄82内の履歴窓821がすべて上にスライドした後に、図4を使用して説明した配送リストボタン83およびログアウトボタン84が表示される。
図7に示す着信履歴欄82の上側の履歴窓821の上部の「選択に未対応」により、ドライバがポップアップ窓87に表示された拒否ボタン871も対応ボタン872も選択しなかったことが示されている。その下に、着信時間、配達先の電話番号、住所および氏名が表示されている。ドライバは、発信ボタン85を選択することにより、サーバ40を介して配達先に電話をかけることができる。
発信ボタン85の選択を受け付けた場合、クライアントCPU31はサブセットDBの折返フィールドに「済」を記録する。クライアントCPU31は、折り返しフィールドに「済」が記録されているレコードにかかる履歴窓821と、「済」が記録されていないレコードにかかる履歴窓821とを異なる配色で表示する。以上により、ドライバは折り返し通話を行なった配達先と、折り返し通話を行なっていない配達先とを容易に区別できる。
なお、クライアントCPU31は、配達先との通話が繋がった後に、折返フィールドに「済」を記録しても良い。ドライバは折り返し通話が繋がった配達先と、折り返し通話が繋がっていない配達先とを容易に区別できる。
ドライバは、完了ボタン86を選択することにより、履歴窓821を削除することもできる。履歴窓821が削除された場合、着信履歴欄82内の履歴窓821は順番に上に詰めて表示される。以上により、クライアントCPU31は、ドライバが必要とする着信だけを表示部351に表示できる。
図8は、図7に示す状態にさらに1件の着信があった場合に、クライアントCPU31が表示する画面を示す。着信履歴欄82の上側の履歴窓821の上部の「着信に不応答」により、配達先がドライバとの会話を希望したが、ドライバが電話に出なかったことが示されている。
なお、番号通知なしの着信を示すポップアップ窓87に対して、ドライバが所定の時間内に拒否ボタン871も、対応ボタン872も選択せず、配達先とサーバ40との間の通話が終了した場合、着信に対応する履歴窓821は表示されない。同様に、番号通知なしの配達先がドライバとの会話を希望したが、ドライバが電話に出なかった場合も、着信に対応する履歴窓821は表示されない。
図9は、図4を使用して説明した配送リストボタン83の選択を受け付けた場合に、クライアントCPU31が表示する、配送リスト画面を示す。複数の配送先欄88が、縦一列に配置されている。各配送先欄88には、配送リスト表示フィールドに「YES」が記録された配送リストレコードの宛先フィールドに関する情報が表示されている。
それぞれの配送先欄88内に、発信ボタン85が表示されている。発信ボタン85が選択された場合、クライアントCPU31はサーバ40を介して電話をかける。
なお、図9においては、配送先欄88内に、クライアント30から配送先までの距離を表示する距離欄881が表示されている。クライアントCPU31は、GPS38により取得したクライアント30の位置と、配送先の住所とを、ネットワークを介して地図サーバに送信し、配送先までの距離を受信する。地図サーバは、地図に関する種々の情報を提供するサーバである。クライアントCPU31は、受信した距離が短い配達先を、画面の上側に表示する。これにより、ドライバは、現在地に近い配達先を容易に確認できる。
なお、配送DB51の宛先フィールドに、配送先の住所の座標を記録する座標フィールドを設けても良い。クライアントCPU31は、座標フィールドに記録された座標と、CPU38により取得したクライアント30の位置とに基づいて、配達先までの直線距離を算出できる。以上により、クライアントCPU31は地図サーバとの通信を行なわずに、距離欄881を表示できる。
クライアントCPU31は、着信フィールドに「在宅予定」が記録されたレコード、および、状態フィールドに「不在票」が記録されたレコードに対応する配送先欄88を、それ以外のレコードに対応する配送先欄88とは異なる色で示す。図9においては、色違いの配送先欄88をハッチングの違いで示す。ドライバは、確実に在宅すると期待できる配達先、および、2回目以降に訪問する配達先を、容易に確認できる。
図10は、プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。図10は、サーバ40に配達先からの電話が着信した場合に動作するプログラムを示す。サーバCPU41は、配達先から着信した電話番号に基づいて、当該不在票にかかる移動体IDを取得する(ステップS900)。
サーバCPU41はステップS900で取得した移動体IDをキーとして配送リストDB51を検索し、抽出したレコードの配達モードフィールドから配達モードを抽出する(ステップS910)。
サーバCPU41は、ステップS910で抽出した配達モードが第3モード、すなわち当日中の再配達受付を終了したモードであるか否かを判定する(ステップS911)。第3モードであると判定した場合(ステップS911でYES)、サーバCPU41は自動音声により「本日の配達業務は終了しました。」と応答する(ステップS912)。
3モードではないと判定した場合(ステップS911でNO)、サーバCPU41は、ステップS910で抽出した配達モードが第1モード、すなわち当日中の再配達を自動受付するモードであるか否かを判定する(ステップS913)。
第1モードであると判定した場合(ステップS913でYES)、サーバCPU41は、着信番号通知機能により発信元の電話番号が通知されているか否かを判定する(ステップS901)。
通知されていると判定した場合(ステップS901でYES)、サーバCPU41は発信元の電話番号を取得する(ステップS902)。サーバCPU41は、取得した電話番号をキーとして、配送リストDB51を検索して該当するレコードの有無を判定する(ステップS903)。
該当するレコードがあると判定した場合(ステップS903でYES)、サーバCPU41は当該レコードの荷物IDフィールドから荷物IDを抽出する(ステップS904)。
該当するレコードがないと判定した場合(ステップS903でNO)、または、発信元の番号が通知されていないと判定した場合(ステップS901でNO)、サーバCPU41は「不在票に記載された荷物IDを入力して下さい。」等の音声を出力する。サーバCPU41は、電話機のプッシュボタンまたは音声認識により、発信元により入力された荷物IDを取得する(ステップS918)。
サーバCPU41は、取得した荷物IDをキーとして配送リストDBを検索して、該当するレコードが記録されているか否かを判定する(ステップS919)。記録されていると判定した場合(ステップS919でYES)、またはステップS904の終了後、サーバCPU41は再配達可モードのサブルーチンを起動する(ステップS914)。再配達可モードのサブルーチンは、再配達の依頼を自動受付するサブルーチンである。再配達可モードのサブルーチンの処理の流れは後述する。
記録されていないと判定した場合(ステップS919でNO)、サーバCPU41は「該当する不在票がありません。もう一度入力して下さい」等の自動音声により、入力のやりなおしを要求して、ステップS918に戻る。
なお、サーバCPU41は入力のやりなおしを要求する代わりに、オペレータに通話を引き継いでも良い。オペレータは、配達先とコミュニュケーションを行ない、配送リストDB51に「在宅予定」等の情報を適宜入力できる。
第1モードでないと判定した場合(ステップS913でNO)、サーバCPU41は選択モードのサブルーチンを起動する(ステップS915)。選択モードのサブルーチンは、ドライバの判断に基づいて再配達の依頼を処理するサブルーチンである。
ステップS912、ステップS914、または、ステップS915の終了後、サーバCPU41は、回線を切断して処理を終了する。
図11は、再配達可モードのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。サーバCPU41は、自動音声により「これからご在宅の方は1番を押して下さい。」と応答して、配達先の在宅確認を行なう(ステップS551)。
サーバCPU41は、配達先から1番のプッシュボタンの選択を受け付けることにより在宅を確認したか否かを判定する(ステップS552)。在宅を確認したと判定した場合(ステップS552でYES)、サーバCPU41は、自動音声により「この後、配達に伺います。」のように、再配達の要求を確認した旨の応答を行なう(ステップS553)。
サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「在宅予定」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「YES」をそれぞれ記録する(ステップS554)。サーバCPU41は、処理を終了する。
在宅を確認していないと判定した場合(ステップS552でNO)、すなわち、ドライバとの通話を要求する2番のプッシュボタンの選択を受け付けたと判定した場合、サーバCPU41はサーバ電話部49およびクライアント電話部39を介してクライアント30に電話をかける(ステップS561)。サーバCPU12は、自動音声により「ドライバを呼び出し中です。しばらくお待ち下さい。」のように、ドライバを呼び出し中である旨の案内を行なう(ステップS562)。
サーバCPU41は、クライアント30がオフフック状態になったか否かを判定する(ステップS563)。オフフック状態になったと判定した場合(ステップS563でYES)、サーバCPU41は配達先とクライアント電話部39との通話回線を接続する(ステップS564)。
サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「通話済」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「NO」をそれぞれ記録する(ステップS565)。サーバCPU41は、処理を終了する。
所定時間内に、クライアント30がオフフック状態にならないと判定した場合(ステップS563でNO)、サーバCPU41は自動音声により「ドライバを呼び出しましたが応答がありません。後ほどお掛け直し下さい。」のように応答して、ドライバとの通話ができない旨の案内を行なう(ステップS566)。
サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「着信応答なし」を、着信時間フィールドに着信時間をそれぞれ記録する(ステップS567)。サーバCPU41は、処理を終了する。
図12は、選択モードのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。
サーバCPU41は、着信番号通知機能により発信元の電話番号が通知されているか否かを判定する(ステップS712)。通知されていると判定した場合(ステップS712でYES)、サーバCPU41は発信元の電話番号を取得する(ステップS713)。サーバCPU41は、取得した電話番号をキーとして、配送リストDB51を検索して該当するレコードの有無を判定する(ステップS714)。
該当するレコードがあると判定した場合(ステップS714でYES)、サーバCPU41は当該レコードの荷物IDフィールドから荷物IDを抽出する(ステップS715)。
該当するレコードがないと判定した場合(ステップS714でNO)、または、発信元の番号が通知されていないと判定した場合(ステップS712でNO)、サーバCPU41は、荷物IDが不明である旨を主記憶装置42または補助記憶装置43に記録する(ステップS716)。
ステップS715またはステップS716の終了後、サーバCPU41は、着信中の電話にかかる荷物を配達中にクライアントCPU31に対して、荷物IDを送信する(ステップS921)。なお、ステップS716で荷物IDが不明である旨を記録した場合、サーバCPU41は荷物IDの代わりに荷物IDが不明である旨を送信する。
クライアントCPU31は、荷物ID、または、荷物IDが不明である旨を受信する(ステップS801)。クライアントCPU31は、荷物IDをキーとしてサブセットDBを検索して、レコードを抽出する。クライアントCPU31は、抽出したレコードに基づいて図6を使用して説明したポップアップ窓87を表示部351に表示する(ステップS802)。なお、荷物IDが不明である場合、クライアントCPU31は、ポップアップ窓87に着信元が不明である旨を表示する。
クライアントCPU31は、ドライバによる拒否ボタン871または対応ボタン872の選択を受け付ける(ステップS803)。なお、選択は音声入力により受け付けられても良い。所定の時間内にいずれのボタンの選択も受け付けない場合、クライアントCPU31は選択しない旨を受け付ける。
クライアントCPU31は、受け付けた選択をサーバCPU41に送信する(ステップS804)。サーバCPU41は、選択を受信する(ステップS531)。サーバCPU41は、拒否ボタン871の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS532)。拒否ボタン871の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS532でYES)、サーバCPU41は自動音声により「本日の配達業務は終了しました。」と応答する(ステップS533)。サーバCPU41は、処理を終了する。
なお、サーバCPU41は、着信フィールドに「拒否」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「NO」をそれぞれ記録してもよい。以上により、配達先からの着信は着信履歴欄82に表示されない。
サーバCPU41は、着信フィールドに「拒否」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「YES」をそれぞれ記録してもよい。以上により、配達先からの着信は着信履歴欄82に表示される。
拒否ボタン871の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS532でNO)、サーバCPU41は、対応ボタン872の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS941)。対応ボタン872の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS941でNO)、サーバCPU41は自動音声により「ドライバを呼び出しましたが応答がありません。後ほどお掛け直し下さい。」と応答し、ドライバとの通話が一時的にできない状態である旨を案内する(ステップS542)。
サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「選択応答なし」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「YES」をそれぞれ記録する(ステップS543)。なお、ステップS716で荷物IDが不明である旨を記録した場合、ステップS543においてサーバCPU41は記録を行なわない。サーバCPU41は、処理を終了する。
対応ボタン872の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS941でYES)、サーバCPU41は選択再配達モードのサブルーチンを起動する(ステップS544)。選択再配達モードのサブルーチンは、選択モードにおいて対応ボタン872の選択を受け付けた場合に、再配達の依頼を自動受付するサブルーチンである。選択再配達モードの処理の流れは後述する。サーバCPU41は、処理を終了する。
図13は、選択再配達モードのサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。サーバCPU41は、処理中の着信に関する荷物IDを取得済である否かを判定する(ステップS721)。取得済でないと判定した場合(ステップS721でNO)、サーバCPU41は「不在票に記載された荷物IDを入力して下さい。」等の音声を出力する。サーバCPU41は、電話機のプッシュボタンまたは音声認識により、発信元により入力された荷物IDを取得する(ステップS722)。
サーバCPU41は、取得した荷物IDをキーとして配送リストDBを検索して、該当するレコードが記録されているか否かを判定する(ステップS723)。記録されていないと判定した場合(ステップS723でNO)、サーバCPU41は「該当する不在票がありません。もう一度入力して下さい」等の自動音声により、入力のやりなおしを要求して、ステップS722に戻る。
なお、サーバCPU41は入力のやりなおしを要求する代わりに、オペレータに通話を引き継いでも良い。オペレータは、配達先とコミュニュケーションを行ない、配送リストDB51に「在宅予定」等の情報を適宜入力できる。
記録されていると判定した場合(ステップS723でYES)、または、荷物IDを取得済であると判定した場合(ステップS721でYES)、サーバCPU41は、自動音声により「これからご在宅の方は1番を押して下さい。」と応答して、配達先の在宅確認を行なう(ステップS551)。以後の処理は、図11を使用して説明した再配達可モードのサブルーチンと同様であるため、説明を省略する。
図14は、プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。図14は、クライアント30側で動作するプログラムの流れを主に示す。
クライアントCPU31は、ログオン処理によりドライバおよびドライバが運転する移動体との紐付けを取得する。クライアントCPU31は、サーバCPU41に移動体IDを送信して、サブセットDBに記録するデータを要求する(ステップS611)。
サーバCPU41は、要求を受信する。サーバCPU41は、配送リストDB51から受信した移動体IDが記録されたレコードを抽出する(ステップS581)。サーバCPU41は、抽出したレコードをクライアントCPU31に送信する(ステップS582)。クライアントCPU31は、送信されたレコードを受信して、サブセットDBを補助記憶装置33に保存する(ステップS612)。
サーバCPU41と、クライアントCPU31とは、配送リストDB51とサブセットDBとの同期処理を行なう(ステップS613、および、ステップS583)。同期処理は、両方のDBに記録された情報を最新の状態に揃える処理である。DBの同期処理は、一般的に行われている処理であるため、詳細な説明は省略する。
クライアントCPU31は、図4、図5、図7および図8を使用して説明した画面を用いて、サブセットDBの着信履歴フィールドに「YES」が記録されたレコードを表示部351に表示する(ステップS614)。この際、クライアントCPU31は、着信時間フィールドに記録された着信時間が新しいレコードにかかる履歴窓821が上側になるように、ソートして表示する。
なお、図5を使用して説明した配送リストボタン83の選択を受け付けた場合、クライアントCPU31は図9を使用して説明した画面を用いて、サブセットDBの配達リスト表示フィールドに「YES」が記録されたレコードを表示部351に表示する。図5を使用して説明した完了ボタン86の選択を受け付けた場合、クライアントCPU31はサブセットDBの完了フィールドに「NO」を記録する。
クライアントCPU31は、発信ボタン85の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS615)。発信ボタン85の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS615でYES)、クライアントCPU31は発信ボタン85の選択を受け付けた履歴窓821に対応する電話番号を、ネットワークを介して送信する(ステップS616)。
クライアントCPU31はサブセットDBの折返フィールドに「済」を記録する(ステップS618)。クライアントCPU31は「電話を発信中です」という自動音声をスピーカ37から繰り返し出力する(ステップS619)。
サーバCPU41は、発信ボタン85の選択を受け付けた履歴窓821に対応する電話番号を受信する(ステップS591)。サーバCPU41は、電話回線を通じてクライアント電話部39に電話をかける。サーバCPU41は、ドライバが電話に出ることにより、クライアント30がオフフック状態になるまで待つ。
サーバCPU41は、サーバ電話部49を介してクライアントCPU31から受信した電話番号に電話をかける(ステップS592)。サーバCPU41は、ステップS592でかけた電話がオフフック状態になったか否かを判定する(ステップS593)。
オフフック状態になったと判定した場合(ステップS593でYES)、サーバCPU41はステップS592でかけた電話と、クライアント30にかけた電話との通話回線を接続する(ステップS594)。クライアントCPU31は、ステップS619で出力した自動音声を停止して、ドライバが配達先と通話できる状態にする(ステップS620)。
以上により、クライアント30と、発信ボタン85により選択を受け付けた配達先との電話が繋がる。ドライバは、配達先と会話できる。
所定の時間内に配達先がオフフックにならないと判定した場合(ステップS593でNO)、サーバCPU41は、電話回線を通じてクライアント30に「御客様を呼び出しましたが、応答がありませんでした」という自動音声を送る(ステップS597)。自動音声は、クライアント30のスピーカ37から出力される。その後、サーバCPU41はクライアント30との電話の回線をオンフック状態にする(ステップS598)。クライアントCPU31は、電話がオンフック状態になったことを検出する(ステップS621)。
発信ボタン85の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS615でNO)、または、ステップS620もしくはステップS621の終了後、クライアントCPU31は処理を終了するか否かを判定する(ステップS623)。クライアントCPU31は、たとえばログアウトボタン84の選択を受け付けた場合に、処理を終了すると判定する。
処理を終了すると判定した場合(ステップS623でYES)、サーバCPU41と、クライアントCPU31とは、配送リストDB51とサブセットDBとの同期処理を行なう(ステップS624、および、ステップS596)。クライアントCPU31は、処理を終了する。処理を終了しないと判定した場合(ステップS623でNO)、クライアントCPU31は、ステップS613に戻る。
なお、ドライバから第2モードの選択を受け付けた状態で、配達先からの電話が着信した場合には、図12を使用して説明した通り、サーバCPU41からクライアントCPU31に荷物ID、または、荷物IDが不明である旨が送信される(ステップS921)。
クライアントCPU31は荷物ID、または、荷物IDが不明である旨を受信し(ステップS801)、ドライバから受け付けた選択をサーバCPU41に送信する(ステップS804)までの処理を、割り込み処理により行なう。割り込み処理の終了後、クライアントCPU31は割り込み発生前の処理に戻る。
配送リストDB51は、同一の配達先から複数回着信した場合に着信回数を記録するフィールドを有しても良い。クライアントCPU31は、たとえば図7および図8を使用して説明した履歴窓821に、着信回数を表示できる。ドライバは、繰り返し電話をかけてきた配達先を容易に把握できる。
本実施の形態によると、当日中の再配達を自動的に受け付けて、ドライバに伝達する情報処理システム10を提供できる。ドライバは、運転、および、荷物の運搬等の業務を止めずに、再配達の依頼に対応できる。そのため、配達業務の効率が向上する。
本実施の形態によると、当日中の再配達依頼をすべて自動的に受け付けるか、ドライバが受付可否を選択するか、それとも再配達依頼を自動的に断るかを、ドライバが選択できる情報処理システム10を提供できる。したがって、担当地域を熟知したドライバの知識およびノウハウを十分に生かせる情報処理システム10を提供できる。
本実施の形態によると、単に「これから在宅するから再配達して欲しい」という簡単な要望を伝えるだけの配達先は、ドライバが運転中で電話に出られない場合であっても、要望を伝えることができる。
本実施の形態によると、配達先へのクライアント30の電話番号の公開を避けることができる。そのため、電話の着信による運転や配達作業の中断を防止できる。これにより、ドライバの業務効率および安全性が向上する。さらに、ドライバの勤務が終了した後の着信に対して、自動応答によるアナウンスができる。
本実施の形態によると、ドライバが不要と判断した情報を表示部351から削除することにより、ドライバが情報を速やかに確認できる情報処理システム10を提供できる。本実施の形態によると、必要に応じてドライバが配達先に容易に電話をかけられる情報処理システム10を提供できる。
サーバCPU41は、クライアント30と配達先との距離に応じて、図11を使用して説明した再配達可モードのサブルーチン中のステップS553で出力する自動音声を変更しても良い。具体的には、サーバCPU41は、配送リストDB51の住所フィールドから、対応中の配達先の住所を取得する。サーバCPU41は、位置フィールドからクライアント30の位置を取得する。
サーバCPU41は、ネットワークを介して図示を省略する外部の地図サーバにクライアント30の位置と配達先の住所とを送信する。サーバCPU41は、地図サーバから配達先までの距離を受信する。
サーバCPU41は、受信した距離が所定の閾値以下である場合、自動音声により「この後配達へ伺います」と応答し、ドライバがすぐに再配達に行く旨を伝える。サーバCPU41は、受信した距離が所定の閾値を超える場合、自動音声により「本日中に配達へ伺います」と応答し、ドライバが当日の業務終了までに行く旨を伝える。
サーバCPU41は、地図サーバから距離の代わりに所要時間を受信しても良い。ここで所要時間は、クライアント30が配達先まで移動する場合の予想所要時間を意味する。サーバCPU41は、受信した予想所要時間に応じて、たとえば「いまから1時間程度で配達に伺います」等の応答を行なう。
クライアント30の位置と配達先の住所とに応じて、再配達の依頼を確認する際の応答を、変更することにより、配達先に再配達までの時間の目処を自動的に伝える情報処理システム10を提供できる。
図6を使用して説明したポップアップ窓87に、たとえば「30分以内」「2時間以内」等の複数の対応ボタン872が表示されても良い。ドライバは、現在地と配達先との関係から、いつ頃再配達に行くかを判断して、適切な対応ボタン872を選択する。サーバCPU41は、選択を受け付けた対応ボタン872に基づいて、配達先に自動応答を行なう。
クライアント30の補助記憶装置33に、サブセットDBが記録されなくても良い。この場合、クライアントCPU31およびサーバCPU41は、図14を使用して説明した配送リストDB51とサブセットDBとの同期処理は行わない(ステップS613およびステップS583と、ステップS596およびステップS624)。
クライアントCPU31は、サブセットDBを参照する代わりに、ネットワークを介して配送リストDB51を参照する。また、クライアントCPU31は、図14を使用して説明したステップS618において、サブセットDBに記録する代わりに、ネットワークを介して、配送リストDB51に記録する。
[実施の形態2]
本実施の形態は、配達先までの距離に応じて再配達の要求への対応方法を選択できる情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図15は、実施の形態2のクライアント30が表示する画面を示す説明図である。図15は、不在票20を見た配達先からの電話が着信していない場合に、クライアントCPU31がタッチパネル35に表示する画面を示す。
画面の上部に、近距離モード選択ボタン71および遠距離モード選択ボタン72が表示されている。近距離モード選択ボタン71は、第1モードの選択を受け付ける第1近距離モードボタン711、第2モードの選択を受け付ける第2近距離モードボタン712および第3モードの選択を受け付ける第3近距離モードボタン713を含む。遠距離モード選択ボタン72は、第1モードの選択を受け付ける第1遠距離モードボタン721、第2モードの選択を受け付ける第2遠距離モードボタン722および第3モードの選択を受け付ける第3遠距離モードボタン723を含む。
遠距離モード選択ボタン72の下に、着信履歴欄82、配送リストボタン83およびログアウトボタン84が表示されている。
ドライバは、近距離の配達先からの再配達要求を処理するモードを近距離モード選択ボタン71から、遠距離の配達先からの再配達要求を処理するモードを遠距離モード選択ボタン72からそれぞれ選択する。本実施の形態の配送リストDB51の配達モードフィールドには、近距離モード選択ボタン71から取得した近距離配達モードと、遠距離モード選択ボタン72取得した遠距離配達モードとがそれぞれ記録される。
本実施の形態では、近距離であるか、遠距離であるかは、クライアント30と配達先との間の距離に基づいて判定する。たとえば、クライアント30から3キロメートル以内であれば近距離と判定する。閾値は、ドライバの担当地域の特性等を考慮して、任意に設定できる。
図16は、実施の形態2のプログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。サーバCPU41は、配達先から着信した電話番号に基づいて、当該不在票にかかる移動体IDを取得する(ステップS500)。サーバCPU41は、着信番号通知機能により発信元の電話番号が通知されているか否かを判定する(ステップS501)。
通知されていると判定した場合(ステップS501でYES)、サーバCPU41は発信元の電話番号を取得する(ステップS502)。サーバCPU41は、取得した電話番号をキーとして、配送リストDB51を検索して該当するレコードの有無を判定する(ステップS503)。該当するレコードがあると判定した場合(ステップS503でYES)、サーバCPU41は当該レコードの荷物IDフィールドから荷物IDを抽出する(ステップS504)。
該当するレコードがないと判定した場合(ステップS503でNO)、または、電話番号が通知されていないと判定した場合(ステップS501でNO)、サーバCPU41は「不在票に記載された荷物IDを入力して下さい。」等の音声を出力する。サーバCPU41は、電話機のプッシュボタンまたは音声認識により、発信元により入力された荷物IDを取得する(ステップS505)。
サーバCPU41は、取得した荷物IDをキーとして配送リストDB51を検索して該当するレコードの有無を判定する(ステップS506)。該当するレコードがないと判定した場合(ステップS506でNO)、サーバCPU41は「該当する不在票がみつかりません。通話を終了します。」等の音声を出力した後に、回線を切断して処理を終了する。
なお、サーバCPU41は処理を終了する代わりに、オペレータに通話を引き継いでも良い。オペレータは、配達先とコミュニュケーションを行ない、配送リストDB51に「在宅予定」等の情報を適宜入力できる。
該当するレコードがあると判定した場合(ステップS506でYES)、または、ステップS504の終了後、サーバCPU41はクライアント30と配達先との間の距離を取得する(ステップS701)。
具体的には、サーバCPU41は荷物IDをキーとして配送リストDB51を検索してレコードを抽出する。サーバCPU41は、抽出したレコードの住所フィールドから、配達先の住所を取得する。サーバCPU41は、位置フィールドからクライアント30の位置を取得する。
サーバCPU41は、ネットワークを介して図示を省略する外部の地図サーバに現在地と配達先の住所とを送信する。サーバCPU41は、地図サーバから配達先までの距離を受信する。
サーバCPU41は、ステップS701で取得した距離に基づいて、配達先が近距離であるか否かを判定する(ステップS702)。近距離であると判定した場合(ステップS702でYES)、サーバCPU41は配送リストDB51の配達モードフィールドから、近距離である場合の配達モードを取得する(ステップS703)。
近距離ではないと判断した場合(ステップS702でNO)、サーバCPU41は配送リストDB51の配達モードフィールドから、遠距離である場合の配達モードを取得する(ステップS704)。
サーバCPU41は、ステップS703またはステップS704で取得した配達モードが第3モード、すなわち当日中の再配達受付を終了したモードであるか否かを判定する(ステップS511)。第3モードであると判定した場合(ステップS511でYES)、サーバCPU41は自動音声により「本日の配達業務は終了しました。」と応答する(ステップS512)。
第3モードではないと判定した場合(ステップS511でNO)、サーバCPU41は、ステップS510で抽出した配達モードが第1モード、すなわち当日中の再配達を自動受付するモードであるか否かを判定する(ステップS513)。
第1モードであると判定した場合(ステップS513でYES)、サーバCPU41は再配達可モードのサブルーチンを起動する(ステップS514)。再配達可モードのサブルーチンは、再配達の依頼を自動受付するサブルーチンである。再配達可モードのサブルーチンの処理の流れは、図11を使用して説明したサブルーチンと同一である。
第1モードでないと判定した場合(ステップS513でNO)、サーバCPU41は選択モード2のサブルーチンを起動する(ステップS515)。選択モード2のサブルーチンは、ドライバの判断に基づいて再配達の依頼を処理するサブルーチンである。選択モード2のサブルーチンの処理の流れは後述する。
ステップS512、ステップS514、または、ステップS515の終了後、サーバCPU41は、回線を切断して処理を終了する。
図17は、選択モード2のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。サーバCPU41は、着信中の電話にかかる荷物を配達中のクライアントCPU31に対して、荷物IDを送信する(ステップS521)。
クライアントCPU31は、荷物IDを受信する(ステップS601)。クライアントCPU31は、荷物IDをキーとしてサブセットDBを検索して、レコードを抽出する。クライアントCPU31は、抽出したレコードに基づいて図6を使用して説明したポップアップ窓87を表示部351に表示する(ステップS602)。
クライアントCPU31は、ドライバによる拒否ボタン871または対応ボタン872の選択を受け付ける(ステップS603)。なお、選択は音声入力により受け付けられても良い。所定の時間内にいずれのボタンの選択も受け付けない場合、クライアントCPU31は選択しない旨を受け付ける。
クライアントCPU31は、受け付けた選択をサーバCPU41に送信する(ステップS604)。サーバCPU41は、選択を受信する(ステップS531)。サーバCPU41は、拒否ボタン871の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS532)。拒否ボタン871の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS532でYES)、サーバCPU41は自動音声により「本日の配達業務は終了しました。」と応答する(ステップS533)。サーバCPU41は、処理を終了する。
拒否ボタン871の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS532でNO)、サーバCPU41は、対応ボタン872の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS541)。対応ボタン872の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS541でNO)、サーバCPU41は自動音声により「ドライバを呼び出しましたが応答がありません。後ほどお掛け直し下さい。」と応答し、ドライバとの通話が一時的にできない状態である旨を案内する(ステップS542)。
サーバCPU41は配送リストDB51の着信フィールドに「選択応答なし」を、着信時間フィールドに着信時間を、着信履歴表示フィールドに「YES」をそれぞれ記録する(ステップS543)。サーバCPU41は、処理を終了する。
対応ボタン872の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS541でYES)、サーバCPU41は再配達可モードのサブルーチンを起動する(ステップS545)。再配達可モードのサブルーチンは、再配達の依頼を自動受付するサブルーチンである。再配達可モードのサブルーチンの処理の流れは、図11を使用して説明したサブルーチンと同一である。サーバCPU41は、処理を終了する。
本実施の形態によると、配達先までの距離に応じてモードを変更できる情報処理システム10を提供できる。ドライバは、たとえば遠距離の配達先については再配達の依頼を受け付けない第3モードを選択し、近距離の配達先については個別の再配達の可否を判断する第2モードを選択する等、状況に応じてモードを選択できる。
たとえば、近距離、中距離、遠距離等、モードを選択する距離を3段階以上に分けても良い。地図サーバから距離を取得する代わりに、都道府県または市町村等、配達先の住所表示に基づいて、近距離であるか否かを判定しても良い。地図サーバから、距離の代わりに所要時間を取得し、所要時間に基づいて近距離であるか否かを判定しても良い。
[実施の形態3]
本実施の形態は、配達先までの所要時間に基づいて、図6を使用して説明したポップアップ窓87の表示方式を選択する情報処理システム10に関する。実施の形態2と共通する部分については、説明を省略する。
図18は、実施の形態3の選択モード2のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。サーバCPU41は、着信中の電話にかかる荷物を配達中のクライアントCPU31に対して、荷物IDを送信する(ステップS521)。
クライアントCPU31は、荷物IDを受信する(ステップS601)。クライアントCPU31は、クライアント30から配達先までの所要時間を取得する(ステップS631)。ここで所要時間は、クライアント30が配達先まで移動する場合の予想所要時間を意味する。
具体的には、クライアントCPU31は荷物IDをキーとしてサブセットDBを検索してレコードを抽出する。クライアントCPU31は、抽出したレコードの住所フィールドから、配達先の住所を取得する。クライアントCPU31は、GPS38からクライアント30の位置を取得する。
クライアントCPU31は、ネットワークを介して図示を省略する外部の地図サーバに現在地と配達先の住所とを送信する。地図サーバは、公知の手法によりクライアント30が配達先まで移動する場合の所要時間を予想し、クライアントCPU31に送信する。クライアントCPU31は、配達先までの所要時間を地図サーバから受信する。
クライアントCPU31は、配達先までの所要時間に基づいて、ポップアップ窓87の表示方式を判定する(ステップS632)。表示方式は、たとえば2分以下である場合に緑色、2分を超え10分以下である場合に黄色、10分を超える場合に赤色のように、ポップアップ窓87の背景色を変えることにより、変化させることができる。
クライアントCPU31は、判定した表示方式に基づいて表示部351にポップアップ窓87を表示する(ステップS633)。クライアントCPU31は、ドライバによる拒否ボタン871または対応ボタン872の選択を受け付ける(ステップS603)。以後の処理は、図17を使用して説明した実施の形態2の選択モード2のサブルーチンの処理と同一であるため、説明を省略する。
本実施の形態によると、配達先までの所要時間に応じて異なる表示形式でポップアップ窓87を表示するため、たとえば作業中にポップアップ窓87が表示された場合であっても、ドライバが再配達の可否を容易に判断できる情報処理システム10を提供できる。
クライアントCPU31は、所要時間の代わりに配達先までの距離、または、配達先の住所表示に基づいて、ポップアップ窓87の表示方式を判定しても良い。ポップアップ窓87の背景色を変更する代わりに、所要時間によって異なる音をスピーカ37から出力しても良い。
サーバCPU41がクライアント30から配達先までの所要時間を取得し、ステップS521で荷物IDとともに所要時間を送信しても良い。このようにする場合、クライアントCPU31はステップS631を実行しない。
[実施の形態4]
本実施の形態は、配達先までの距離に応じて、図5、図7および図8を使用して説明した履歴窓821の表示形式を選択する情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図19は、実施の形態4の着信表示のサブルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。着信表示のサブルーチンは、図14を使用して説明したプログラムのステップS614の代わりに、クライアントCPU31が実行するプログラムである。
クライアントCPU31は、サブセットDBから着信履歴表示フィールドに「YES」が記録されたレコードを抽出することにより、履歴窓821を表示する対象を抽出する(ステップS641)。クライアントCPU31は、着信時間フィールドに記録された着信時刻の新しいものから順に、抽出したレコードをソートする(ステップS642)。
クライアントCPU31は、ステップS641で抽出したすべてのレコードの処理を終了したか否かを判定する(ステップS643)。終了したと判定した場合(ステップS643でYES)、クライアントCPU31は処理を終了する。
終了していないと判定した場合(ステップS643でNO)、クライアントCPU31はステップS642でソートしたレコードのうち、一つのレコードに記載された配達先と、クライアント30との間の距離を取得する(ステップS644)。
具体的には、クライアントCPU31は対象レコードの住所フィールドから、配達先の住所を取得する。クライアントCPU31は、GPS38からクライアント30の位置を取得する。
クライアントCPU31は、ネットワークを介して図示を省略する外部の地図サーバに現在地と配達先の住所とを送信する。クライアントCPU31は、地図サーバから配達先までの距離を受信する。
クライアントCPU31は、配達先までの距離に基づいて、履歴窓821の表示方式を判定する(ステップS645)。表示方式は、たとえば履歴窓821の背景色を変えることにより、変化させることができる。表示方式は、履歴窓821に表示するアイコンにより変化させても良い。
クライアントCPU31は、判定した表示方式に基づいて、履歴窓821を表示する(ステップS646)。その後、クライアントCPU31はステップS643に戻る。
なお、クライアントCPU31は、スピーカ37を介して音声により、履歴窓821に表示される情報を出力しても良い。この場合、クライアントCPU31は、配達先までの距離に基づいて、声質、BGM(Back Ground Music)、またはバイブレーション機能の振動状態等を変更しても良い。
本実施の形態によると、図5、図6および図7を使用して説明した画面において、再配達の要求を視覚的に判りやすく表示する情報処理システム10を提供できる。
なお、クライアントCPU31は、ステップS644で取得した距離が近いレコードが上になるように、履歴窓821の表示順を変更しても良い。ドライバは、現在位置から近い再配達先を容易に確認できる。
[実施の形態5]
本実施の形態は、汎用のコンピュータとプログラム97とを組み合わせて動作させることにより、本実施の形態の情報処理システム10を実現する形態に関する。図20は、実施の形態5の情報処理システム10の構成を示す説明図である。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態の情報処理システム10は、ネットワークを介してサーバコンピュータ90と、クライアント30とを含む。
サーバコンピュータ90は、サーバCPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44、読取部48、サーバ電話部49およびバスを備える。サーバコンピュータ90は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機等の情報機器等である。また、本実施の形態のサーバコンピュータ90は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。
プログラム97は、可搬型記録媒体96に記録されている。サーバCPU41は、読取部48を介してプログラム97を読み込み、補助記憶装置43に保存する。またサーバCPU41は、サーバコンピュータ90内に実装されたフラッシュメモリ等の半導体メモリ98に記憶されたプログラム97を読出しても良い。さらに、サーバCPU41は、通信部44および図示しないネットワークを介して接続される図示しない他のサーバコンピュータからプログラム97をダウンロードして補助記憶装置43に保存しても良い。
プログラム97は、サーバコンピュータ90の制御プログラムとしてインストールされ、主記憶装置42にロードして実行される。これにより、サーバコンピュータ90は上述したサーバ40として機能する。
クライアント30は、ネットワークを介してサーバコンピュータ90からプログラム97を取得し、サーバコンピュータ90と連携して上述したクライアント30として機能する。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報処理システム
20 不在票
30 クライアント
31 クライアントCPU
32 主記憶装置
33 補助記憶装置
34 通信部
35 タッチパネル
351 表示部
352 入力部
36 マイク
37 スピーカ
38 GPS
39 クライアント電話部
40 サーバ
41 サーバCPU
42 主記憶装置
43 補助記憶装置
44 通信部
48 読取部
49 サーバ電話部
51 配送リストDB
71 近距離モード選択ボタン
711 第1近距離モードボタン
712 第2近距離モードボタン
713 第3近距離モードボタン
72 遠距離モード選択ボタン
721 第1遠距離モードボタン
722 第2遠距離モードボタン
723 第3遠距離モードボタン
81 モード選択ボタン
811 第1モードボタン
812 第2モードボタン
813 第3モードボタン
82 着信履歴欄
821 履歴窓
83 配送リストボタン
84 ログアウトボタン
85 発信ボタン
86 完了ボタン
87 ポップアップ窓
871 拒否ボタン
872 対応ボタン
88 配送先欄
881 距離欄
90 サーバコンピュータ
96 可搬型記録媒体
97 プログラム
98 半導体メモリ

Claims (10)

  1. 不在票に記載された電話番号宛に発信された通話に基づいて再配達を自動受付する第1モードと、自動受付を保留する第2モードとのいずれかの選択を受け付け、
    受け付けた選択をサーバに送信し、
    前記第1モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが自動受付した結果を出力し、
    前記第2モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが受信した通話に対して再配達の自動受付を行なうか、または、再配達受付を終了した旨を通知するかのいずれかの選択を受け付け、
    受け付けた選択を前記サーバに送信する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  2. 前記第1モード、前記第2モード、または、再配達に関する通話に対して再配達受付を終了した旨を応答する第3モードのいずれかの選択を受け付ける
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第2モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが受信した通話に関連する不在票の配達先までの距離または所要時間に関連する情報を出力する
    請求項1または請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記第1モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが自動受付した再配達先までの距離または所要時間に関連する情報を出力する
    請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のプログラム。
  5. 自動受付した再配達に関する情報を、一つの画面に複数配列させて表示する
    請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のプログラム。
  6. 不在票に記載された電話番号宛の通話が着信したことを表示し、
    着信した通話に関連する不在票の配達先の位置に関連する情報を出力し、
    着信した通話に対して再配達の自動受付を行なうか、または、再配達受付を終了した旨を通知するかのいずれかの選択を受け付ける
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 不在票に記載された電話番号宛に発信された通話に基づいて再配達を自動受付する第1モードと、自動受付を保留する第2モードとのいずれか選択を取得し、
    前記第1モードの選択を取得した場合、
    前記不在票に記載された電話番号宛に発信された通話を受信し、
    再配達を自動受付し、
    自動受付した再配達に関する情報を送信し、
    前記第2モードの選択を取得した場合、
    前記不在票に記載された電話番号宛に発信された通話を受信し、
    受信した通話に関する情報を送信する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 不在票に記載された電話番号宛に発信された通話に基づいて再配達を自動受付する第1モードと、自動音声により再配達受付を終了した旨を通知する第3モードとのいずれかの選択を受け付け、
    受け付けた選択をサーバに送信し、
    前記第1モードの選択を受け付けた場合に、前記サーバが自動受付した結果を出力する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. サーバとクライアントとを備える情報処理システムにおいて、
    前記クライアントは、
    不在票に記載された電話番号宛に発信された通話に基づいて再配達を自動受付する第1モードと、自動受付を保留する第2モードとのいずれか選択を受け付けるモード受付部と、
    前記モード受付部が受け付けた選択を前記サーバに送信するモード送信部とを備え、
    前記モード送信部が前記第1モードの選択を送信した場合、
    前記サーバは、
    前記不在票に記載された電話番号宛に発信された通話を受信する通話受信部と、
    前記通話受信部が受信した通話を介して再配達を自動受付する再配達受付部と、
    前記再配達受付部が自動受付した再配達に関する情報を前記クライアントに送信する再配達送信部とを備え、
    前記クライアントは、前記再配達送信部から送信された再配達に関する情報を出力する再配達出力部を備え、
    前記モード送信部が前記第2モードの選択を送信した場合、
    前記サーバは、
    前記不在票に記載された電話番号宛に発信された通話を受信する前記通話受信部と、
    前記通話受信部が受信した通話に関する情報を、前記クライアントに送信する通話情報送信部とを備え、
    前記クライアントは、
    前記通話情報送信部から受信した情報に関する通話に対して再配達の自動受付を行なうか、または、再配達受付を終了した旨を通知するかのいずれかの選択を受け付ける選択受付部と、
    前記選択受付部が受け付けた選択を前記サーバに送信する選択送信部とを備える
    情報処理システム。
  10. サーバとクライアントとを備える情報処理システムにおいて、
    前記クライアントは、
    自己の位置を取得する位置取得部と、
    前記位置取得部が取得した前記位置を前記サーバに送信する位置送信部とを備え、
    前記サーバは、
    前記位置送信部から送信された前記位置を受信する位置受信部と、
    不在票に記載された電話番号宛に発信された通話を受信する通話受信部と、
    前記通話受信部が受信した通話を介して再配達を自動受付する再配達受付部と、
    前記不在票に関連づけられた住所と、前記位置受信部が受信した前記位置との関係に基づいて、再配達に要する予想所要時間を自動音声により前記通話を介して出力する所要時間出力部とを備える
    情報処理システム。
JP2018034882A 2018-02-28 2018-02-28 プログラムおよび情報処理システム Pending JP2019149771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018034882A JP2019149771A (ja) 2018-02-28 2018-02-28 プログラムおよび情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018034882A JP2019149771A (ja) 2018-02-28 2018-02-28 プログラムおよび情報処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019149771A true JP2019149771A (ja) 2019-09-05

Family

ID=67850895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018034882A Pending JP2019149771A (ja) 2018-02-28 2018-02-28 プログラムおよび情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019149771A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021052280A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 楽天株式会社 電話転送システム、電話転送方法、ならびに、プログラム
JP2022037711A (ja) * 2020-08-25 2022-03-09 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 再配達音声受付システムおよび再配達音声受付方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021052280A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 楽天株式会社 電話転送システム、電話転送方法、ならびに、プログラム
JP2022037711A (ja) * 2020-08-25 2022-03-09 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 再配達音声受付システムおよび再配達音声受付方法
JP7064539B2 (ja) 2020-08-25 2022-05-10 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 再配達音声受付システムおよび再配達音声受付方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7877204B2 (en) System and method for sending destination locations to navigation devices
US20120264452A1 (en) System and Method for Using Location Information to Execute an Action
JP2007147439A (ja) ナビゲーション装置
JP5279761B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JPH09130861A (ja) 移動端末への情報提供方法、情報提供システム及び移動端末
US20110293082A1 (en) Method for Enabling and Blocking Distance and Location Information Between Callers
JP2019149771A (ja) プログラムおよび情報処理システム
JP5763952B2 (ja) サービス提供システム,サービス提供方法,サーバ,及びサービス提供プログラム
JP2018162163A (ja) 情報処理装置
JP6341492B1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
JPH08315029A (ja) 宅配支援装置
WO2008142373A1 (en) A method and device for position data transfer
KR20130005151A (ko) 위치기반 매칭 방식의 대리운전 중계 시스템
JP3978538B2 (ja) 宅配支援プログラム、宅配支援センタプログラム及び記録媒体
JP4774785B2 (ja) 車両用情報提供装置および、車両用情報提供システム
JP6666510B1 (ja) 配車管理システム、管理装置及び車両提示方法
JP2020013286A (ja) 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム
JP2018148317A (ja) 情報処理装置、サーバコンピュータ、情報処理システム、プログラムおよび情報処理方法
CN111339413B (zh) 景区地图数据推送方法及系统
US20170149980A1 (en) Facilitating a conference call
JP2013088827A (ja) 避難誘導サーバ
JP2004110758A (ja) 複数の付近のタクシーの位置を地図に表示し、選択したタクシーを呼び出せるタクシー配車システム
JP2002032898A (ja) 営業車用客情報提供システム
JP2001357495A (ja) 自動配車装置
KR100858159B1 (ko) 이동단말기를 이용한 별자리정보 알람 서비스 방법 및서비스 서버