JP2020013286A - 情報処理方法、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】配達効率を確保できる配達時間帯の候補を配達先に提案することが可能な情報処理方法等を提供すること。【解決手段】情報処理方法は、複数の荷物の配達に関する配送計画を取得し、取得した配送計画に基づいて、それぞれの配達先に事前に配達予定時間を通知し、通知に対する応答をそれぞれの配達先から取得し、配達先から取得した応答が、受け取れないことを示す応答である場合、前記配送計画に基づいて配達提案時間帯を決定し、決定した配達提案時間帯を提案すべく送信する処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理方法、情報処理装置およびプログラムに関する。
個人の住宅および小規模事業所宛の荷物が、宅配サービス事業者により小口配送されている。配達先への配達予告電話を行なうとともに、配達時間の変更依頼および再配達依頼を自動受付する情報処理システムが提案されている(特許文献1)。
特許6341492号公報
しかしながら、配達時間帯または再配達時間帯の指定を、配達先の希望する時間帯で、配達先から受け付けた場合、配達作業を行なうドライバは、当所予定していた配達ルートから大きく外れた配達先に立ち寄る必要が生じる場合がある。そのため、配達業務を十分に効率良く行なえないという問題点がある。
一つの側面では、配達効率を確保できる配達時間帯の候補を配達先に提案することが可能な情報処理方法等を提供することを目的とする。
情報処理方法は、複数の荷物の配達に関する配送計画を取得し、取得した配送計画に基づいて、それぞれの配達先に事前に配達予定時間を通知し、通知に対する応答をそれぞれの配達先から取得し、配達先から取得した応答が、受け取れないことを示す応答である場合、前記配送計画に基づいて配達提案時間帯を決定し、決定した配達提案時間帯を提案すべく送信する処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面では、配達効率を確保できる配達時間帯の候補を配達先に提案することが可能な情報処理方法等を提供できる。
情報処理システムの動作の概要を説明する説明図である。 情報処理システムの動作の概要を説明する説明図である。 情報処理システムの動作の概要を説明する説明図である。 情報処理システムの構成を示す説明図である。 情報処理システムの構成を示す説明図である。 伝票DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 ドライバDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 レスポンスDBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 応答処理のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 応答処理のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 配達可能数DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 実施の形態2の応答処理のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2の応答処理のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3の伝票DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。 実施の形態3の移動体クライアントが表示する画面を示す説明図である。 実施の形態4の情報処理装置の機能ブロック図である。 実施の形態5の情報処理システムの構成を示す説明図である。
[実施の形態1]
図1から図3は、情報処理システム10の動作の概要を説明する説明図である。図1から図3を使用して、本実施の形態の動作の概要を説明する。なお、各ハードウェアの構成等については、後述する。
本実施の形態の情報処理システム10は、主に小口荷物の配送を取り扱う運送会社が使用する。情報処理システム10は、移動体クライアント30、配達サーバ40、架電サーバ60、管理者クライアント20および地図サーバ50(図3参照)を含む。
図1は、配送車両の出発準備段階の動作の概要を説明する。ドライバは、当日配送を担当する荷物の伝票26を受け取り、配送ルートを検討して、配達する順番に並べ替える。その後、荷物を配送車両に積み込む。
ドライバは、移動体クライアント30にバーコードリーダ25を接続する。ドライバは、バーコードリーダ25を用いて、並べ替えた伝票26に記載されたバーコード27を順次読み取る。移動体クライアント30は配達サーバ40に、伝票26に固有に付与された伝票番号と、当該伝票26に対応する荷物の配達時間帯および配達順とを送信する。
送信された情報は配達サーバ40に記録される。運送会社の管理者等は、管理者クライアント20を用いて配達サーバに記録された情報を参照し、配達先、発送元または配達作業中のドライバからの問合せ等に適宜対応する。
ドライバの操作に基づいて、移動体クライアント30から配達サーバ40を介して架電サーバ60に対して、それぞれの配達先に対して配達予告の電話を掛ける一斉架電の要求が送信される。架電サーバ60は、一斉架電を行なう。
図2は、一斉架電の通話の流れの一例を示す。配達サーバ40から架電サーバ60に一斉架電の要求が送信される(ステップS401)。架電サーバ60は、配達先に電話を掛け、オフフックになるのを待つ。オフフックになった場合、架電サーバ60は、たとえば「本日8時から12時の間にお届けできる予定です。御不在の予定でお受け取りができない方は1番を押してください。」のように自動音声による配達予告を行なう(ステップS402)。
電話を受けた配達先が、8時から12時の間では都合が悪い場合、電話機の1番のボタンを押す(ステップS403)。架電サーバ60は、配達サーバ40に代わりの配達時間帯の候補を問い合わせる(ステップS404)。配達サーバ40は、ドライバの配達作業効率が高い配達時間帯の候補を抽出して、架電サーバ60に送信する(ステップS405)。
架電サーバ60は、たとえば「荷物の受け取りができる時間帯があれば、ボタンを押してください。14時から16時の場合、3番を、16時から18時の場合、4番を」のように、自動音声により候補時間帯とその選択方法を出力する(ステップS406)。配達先は、都合の良い時間帯のボタンを押す(ステップS407)。架電サーバ60は、選択されたボタンを検出し、配達先による選択を配達サーバ40に通知する(ステップS408)。
なお、ステップS406において、架電サーバ60は、最後にたとえば「どの時間でも都合が合わない場合は9番を押してください」のようなアナウンスを出力する。配達先により9番が選択された場合には、たとえば運送会社のオペレータに処理を引き継ぐか、電話機のボタン操作を介して翌日以降の希望日時の入力を受け付ける。架電サーバ60は、翌日以降の配達指定を受け付ける電話番号またはURL(Uniform Resource Locator)等を自動音声により案内しても良い。
図3は、配達開始後の動作の概要を説明する。移動体クライアント30は、GPS38(図4参照)を用いて現在位置の測位を行なう。移動体クライアント30は、測位情報と、目的地情報とを地図サーバ50に随時送信する。地図サーバ50は、移動体クライアント30の現在位置から、目的地、すなわち配達先までの道程および所要時間等の経路情報を算出し、移動体クライアント30に送信する。地図サーバ50は、本実施の形態の外部サーバの一例である。
配達先までの所要時間が所定の範囲内になった場合、移動体クライアント30は配達サーバ40を介して架電サーバ60に直前架電を要求する。架電サーバ60は、配達先に電話を掛け、オフフックになるのを待つ。オフフックになった場合、架電サーバ60は、たとえば「9時25分頃に荷物を配達します」のように配達予告を行なう。直前架電においては、一斉架電時よりも高い精度で配達までの時間を予告できるため配達先の在宅率が高くなり、1回の配達で荷物を受け取って貰える可能性が高まる。
一斉架電と直前架電との2回にわたって、事前の配達予告を行なうことにより、配達先の在宅率を高め、1回の配達で受け取って貰える可能性を高めることができる。
図4は、情報処理システム10の構成を示す説明図である。前述のとおり、情報処理システム10は、インターネット等のネットワークを介して接続された管理者クライアント20、移動体クライアント30、配達サーバ40、地図サーバ50および架電サーバ60を備える。
移動体クライアント30は、CPU(Central Processing Unit)31、主記憶装置32、補助記憶装置33、通信部34、タッチパネル35、マイク36、スピーカ37、GPS(Global Positioning System)38、接続I/F(Interface)39およびバスを備える。CPU31は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU31には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU31は、バスを介して移動体クライアント30を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置32は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置32には、CPU31が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU31で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置33は、SRAM、フラッシュメモリまたはハードディスク等の記憶装置である。補助記憶装置33には、CPU31に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部34は、移動体クライアント30とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。タッチパネル35は、液晶表示パネル等の表示部351と、表示部351に積層された入力部352とを備える。マイク36およびスピーカ37は、BLUETOOTH(登録商標)のような短距離無線通信方式により移動体クライアント30に接続されたヘッドセットであっても良い。
GPS38は、位置情報衛星の電波および基地局の電波等に基づいて測位を行ない、移動体クライアント30の位置を示す測位情報を出力する。なお、本実施の形態においてはGPSと記載するが、位置情報衛星は米国のGPS衛星に限定しない。EU(European Union)のガリレオ、ロシアのGLONASS(Global Navigation Satellite System)などの、全地球的公航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)、準天頂衛星みちびき等、任意の位置情報衛星を使用できる。また、これらの位置情報衛星の電波を組み合わせて使用することもできる。
接続I/F39は、たとえばUSB(Universal Serial Bus)コネクタである。接続I/F39を介して移動体クライアント30にバーコードリーダ25が接続される。なお、移動体クライアント30とバーコードリーダ25とは、BLUETOOTHのような短距離無線通信方式により接続されても良い。バーコードリーダ25は、移動体クライアント30に内蔵されたカメラとアプリケーションソフトウェアとにより実現されても良い。
本実施の形態の移動体クライアント30は、スマートフォンまたはタブレット等の汎用の携帯情報端末である。移動体クライアント30は、ドライバがトラック等の車両を運転している間は、運転席の近くに取り付けたホルダ等により保持される。ホルダは、移動体クライアント30に電源を供給するコネクタを備えていても良い。ドライバは、納品、休憩等のために車両を離れる場合には、移動体クライアント30をポケット等に入れて持ち歩いても良い。
配達サーバ40は、CPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44およびバスを備える。CPU41は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU41には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU41は、バスを介して配達サーバ40を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置42は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置42には、CPU41が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU41で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置43は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置43には、伝票DB(Database)57、ドライバDB58、レスポンスDB59、CPU41に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。なお、伝票DB57、ドライバDB58およびレスポンスDB59は、配達サーバ40に接続された外部の大容量記憶装置等に保存されていても良い。
通信部44は、配達サーバ40とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。
本実施の形態の配達サーバ40は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機、または、大型計算機上で動作する仮想マシンである。
図5は、情報処理システム10の構成を示す説明図である。図5においては、管理者クライアント20、地図サーバ50および架電サーバ60の構成を示す。
管理者クライアント20は、運送会社の営業所等に1台または複数台設置される。管理者クライアント20を使用するオペレータは、自社の車両の運行状況、道路情報等を総合的に判断して、必要に応じて配達先または発送元からの問合せに対する応答およびドライバに対する指示を行なう。
管理者クライアント20は、CPU21、主記憶装置22、補助記憶装置23、通信部24、表示部251、入力部252およびバスを備える。CPU21は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU21には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU21は、バスを介して管理者クライアント20を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置22は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置22には、CPU21が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU21で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置23は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置23には、CPU21に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部24は、管理者クライアント20とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。
表示部251は、たとえば液晶表示パネル等である。入力部252は、たとえばキーボードおよびマウス等である。入力部252と表示部251とは、一体となっていわゆるタッチパネルを構成しても良い。
本実施の形態の管理者クライアント20は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機、タブレット等の情報機器等である。また、本実施の形態の管理者クライアント20は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。
地図サーバ50は、CPU51、主記憶装置52、補助記憶装置53、通信部54およびバスを備える。CPU51は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU51には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU51は、バスを介して地図サーバ50を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置52は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置52には、CPU51が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU51で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置53は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置53には、CPU51に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部54は、地図サーバ50とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。
本実施の形態の地図サーバ50は、汎用のパーソナルコンピュータまたは大型計算機である。地図サーバ50は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。地図サーバ50は、地図情報提供会社等により運営されており、所定のコマンドおよび位置情報等を受け付けた場合に、地図、経路、道程および予想所要時間等を送信する。
架電サーバ60は、CPU61、主記憶装置62、補助記憶装置63、通信部64、電話部65およびバスを備える。CPU61は、本実施の形態のプログラムを実行する演算制御装置である。CPU61には、一または複数のCPUまたはマルチコアCPU等が使用される。CPU61は、バスを介して架電サーバ60を構成するハードウェア各部と接続されている。
主記憶装置62は、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ等の記憶装置である。主記憶装置62には、CPU61が行なう処理の途中で必要な情報およびCPU61で実行中のプログラムが一時的に保存される。
補助記憶装置63は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは磁気テープ等の記憶装置である。補助記憶装置63には、CPU61に実行させるプログラム、およびプログラムの実行に必要な各種データが保存される。
通信部64は、架電サーバ60とネットワークとの間の通信を行なうインターフェイスである。電話部65は、CPU61による制御に基づいて、指定された電話番号に対して電話を掛け、電話が繋がった場合に自動音声を送信する。
本実施の形態の架電サーバ60は、いわゆるクラウド型コールセンタサービスを提供するサーバである。架電サーバ60は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。架電サーバ60は、TCP−IP(Transmission Control Protocol - Internet Protocol)ネットワーク上で音声通話用の構内交換機を実現するIP−PBX(Internet Protocol Private Branch exchange)と、IP−PBXの制御および自動音声の生成を行なうコンピュータとの組合せでも良い。
図6は、伝票DB57のレコードレイアウトを説明する説明図である。伝票DB57は、伝票26に固有に付与された伝票番号と、配達先情報と、発送条件と、配達計画と、配達状況とを関連づけた配送計画を記録するDBである。
伝票DB57は、伝票番号フィールド、配達先情報フィールド、発送条件フィールド、配達計画フィールドおよび配達状況フィールドを有する。配達先情報フィールドは、住所フィールド、名称フィールドおよび電話番号フィールドを有する。発送条件フィールドは、日時指定フィールド、時間指定フィールドおよび代引金額フィールドを有する。配達計画フィールドは、ドライバIDフィールド、配達予定時間帯フィールドおよび順番フィールドを有する。
伝票番号フィールドには、伝票26に固有に付与された伝票番号が記録されている。なお、伝票番号はアルファベット、記号、ひらがな、カタカナおよび漢字等、数字以外の文字を含んでも良い。
住所フィールドには、配達先の住所が記録されている。名称フィールドには、配達先の名称が記録されている。電話番号フィールドには、配達先の電話番号が記録されている。日付指定フィールドおよび時間指定フィールドには、配達を引き受けた際に指定された日付および時間がそれぞれ記録されている。代引金額フィールドには、代引金額が記録されている。
ドライバIDフィールドには、配達を担当するドライバに固有に付与されたドライバIDが記録されている。配達予定時間帯フィールドには、荷物を配達する予定の時間が記録されている。順番フィールドには、配達する順番が記録される。配達状況フィールドには、配達の進行状況が記録されている。
伝票DB57の伝票番号フィールド、配達先情報フィールドおよび発送条件フィールドの情報は、荷物の配達を引き受けた際に記録される。たとえば、運送会社のオペレータが、管理者クライアント20を操作して、伝票番号フィールド、配達先情報フィールドおよび発送条件フィールドの情報を伝票DB57に取り込む。
図示を省略する荷主または運送会社のサーバから、自動的に、またはオペレータの指示に基づいて、FTP等のデータ連携手段を用いて伝票番号フィールド、配達先情報フィールドおよび発送条件フィールドの情報が伝票DB57に取り込まれても良い。その他、任意の手段により、伝票DB57の伝票番号フィールド、配達先情報フィールドおよび発送条件フィールドにデータを取り込んでも良い。
ドライバがバーコードリーダ25を用いて、バーコード27を読み取ることにより、配達計画フィールドに配送計画にかかる情報が記録される。なお、ドライバIDは、バーコード27の読み取りに使用する移動体クライアント30に関連づけられている。配送計画フィールドに情報が記録される際に、配送状況フィールドに「配達中」が記録される。伝票DB57は、1つの伝票番号について、1つのレコードを有する。
図7は、ドライバDB58のレコードレイアウトを説明する説明図である。ドライバDB58は、ドライバIDフィールドおよび測位データフィールドを有する。ドライバIDフィールドには、ドライバIDが記録されている。測位データフィールドには、GPS38により測位されて配達サーバ40に送信された最新の位置が記録されている。ドライバDB58は、一人のドライバについて1つのレコードを有する。
図8は、レスポンスDB59のレコードレイアウトを説明する説明図である。レスポンスDB59は、伝票番号フィールド、一斉架電フィールドおよび直前架電フィールドを有する。一斉架電フィールドは、架電時刻フィールド、応答フィールドおよび配達希望フィールドを有する。直前架電フィールドは、架電時刻フィールド、通知時刻フィールドおよび通知状況フィールドを有する。
伝票番号フィールドには、伝票番号が記録されている。一斉架電フィールドの架電時刻フィールドには、図2を使用して説明した一斉架電を行なった時刻が記録されている。応答フィールドには、一斉架電に対する配達先の応答が記録されている。「切断」は、オフフックになり、電話機のボタン操作が行なわれずに通話が終了したことを意味する。「不在」は、オフフックになり、予告された時点に不在である旨のボタン操作が行なわれたことを意味する。「接続できず」はオフフックにならなかったことを意味する。配達希望フィールドには、一斉架電時に配達先により指定された、配達希望時間帯が記録されている。
直前架電フィールドの架電時刻フィールドには、図3を使用して説明した直前架電を行なった時刻が記録されている。通知時刻フィールドには、直前架電の際に通知した配達予定時刻が記録されている。通知状況フィールドには、直前架電の通知状況が記録されている。「完了」はオフフックになり、予告音声を出力することにより直前架電を完了したことを意味する。「接続できず」はオフフックにならなかったことを意味する。「未」は、直前架電を行なっていないことを意味する。レスポンスDB59は、1つの伝票番号について、1つのレコードを有する。
図9から図27は、移動体クライアント30が表示する画面を示す説明図である。図9は、本実施の形態のプログラムを起動した際にCPU31が表示部351に表示する、トップ画面を示す。トップ画面には、伝票登録ボタン811、配達予定ボタン812および終了ボタン813が表示されている。
図10は、伝票登録ボタン811の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する時間帯選択画面を示す。時間帯選択画面には、あらかじめ設定された時間帯ごとに配達時間帯ボタン831が表示されている。時間帯選択画面の右下に、登録指定ボタン834が表示されている。時間帯選択画面の左下に、合計数欄835が表示されている。合計数欄835には、バーコード27を読取済の荷物の数が表示されている。
時間帯選択画面の右上に、閉ボタン836が表示されている。閉ボタン836の選択を受け付けた場合、CPU31は図9を使用して説明したトップ画面に戻る。
図11は、配達時間帯ボタン831の一つが選択された場合にCPU31が表示部351に表示するバーコード読取画面を示す。バーコード読取画面の上部に、選択を受け付けた配達時間帯ボタン831に対応する時間帯が記載された配達時間帯欄84が表示されている。画面の中央部に前時間帯ボタン832、次時間帯ボタン833および戻るボタン79が表示されている。
図12は、バーコードリーダ25を操作して、3枚の伝票26からバーコード27を読み取った場合にCPU31が表示部351に表示するバーコード読取画面を示す。図11を使用して説明した配達時間帯欄84と前時間帯ボタン832等との間に3個の読取番号欄85が表示されている。読取番号欄85には、バーコード27から読み取った伝票番号が記録されている。読取番号欄85の右端に、ゴミ箱アイコン851が表示されている。バーコードリーダ25の操作を間違えた場合等には、ドライバはゴミ箱アイコン851を選択することにより、バーコード27の読み取りをキャンセルできる。
ドライバは、前時間帯ボタン832および次時間帯ボタン833を操作することにより、配達時間帯欄84に表示される配達時間帯を変更できる。その後読み取ったバーコード27に対応する荷物の配達時間帯は、変更後の配達時間帯に設定される。
図13は、図12に示す画面において、戻るボタン79の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する時間帯選択画面を示す。配達時間帯ボタン831の右端に、当該時間帯に配達する予定の荷物の数が表示されている。合計数欄835に、1日に配達する予定の荷物の合計数が表示されている。合計数欄835の「(更新中)」は、読み取ったバーコード27に関するデータが配達サーバ40にまだ送信されていないことを意味する。
図14は、登録指定ボタン834の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。図10および図13を使用して説明した時間帯選択画面の上に、登録確認窓861がポップアップ表示されている。登録確認窓861には、登録ボタン862および取消ボタン863が表示されている。取消ボタン863の選択を受け付けた場合、CPU31は一つ前の画面に戻る。
登録ボタン862の選択を受け付けた場合、CPU31は伝票番号、配達時間帯および順番を配達サーバ40に送信する。CPU41は、伝票番号をキーとして伝票DB57を検索し、抽出したレコードの配達計画フィールドにドライバID、配達予定時間帯フィールドおよび順番フィールドにデータを記録する。
データの送信完了後、CPU31は合計数欄835から「(更新中)」の文字を削除する。ドライバが、図9から図14を使用して説明した操作を繰り返すことにより、CPU41は、ドライバが定めた配送計画を伝票DB57に記録する。
図15は、図9を使用して説明したトップ画面において配達予定ボタン812の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する配送予定画面を示す。配送予定画面の上部には、ドライバによる操作を受け付ける操作ボタン87が配置されている。操作ボタン87は、朝電ボタン872、経路ボタン873、前電ボタン874、選択ボタン875および閉ボタン876を含む。閉ボタン876の選択を受け付けた場合、CPU31は図9を使用して説明したトップ画面に戻る。
なお、CPU31は、CPU41を介して伝票DB57のドライバIDフィールドをキーとして抽出したレコードの配達先情報フィールド、配達予定時間帯フィールドおよび順番フィールドに記録されたデータを随時取得したデータに基づいて、配達先欄88を配達予定順に沿って表示部351に一覧表示する。
操作ボタン87の下側に、個々の荷物にかかる情報を長方形のブロック状に表示した配達先欄88が縦一列に配置されている。配達先欄88には、配達先の住所および電話番号に加えて、順番変更ボタン881、休憩挿入ボタン882および計画時間帯欄885が表示されている。計画時間帯欄885には、ドライバが伝票26に表示されたバーコード27を読み取る際に指定した時間帯が表示されている。ドライバは、タッチパネル35のスライド操作を行なうことにより、バーコード27を読み取った伝票26にかかる配達先欄88をスクロールできる。
なお、CPU31は、配達サーバ40との通信を適宜行ない、伝票DB57およびレスポンスDB59に記録された情報を補助記憶装置33に一時的に記憶して、配送予定画面を表示する。
図16は、朝電ボタン872の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。図15を使用して説明した配送予定画面の上に、朝電指定窓71がポップアップ表示されている。朝電指定窓71には、対象選択ボタン711、発信ボタン712および取消ボタン713が表示されている。取消ボタン713の選択を受け付けた場合、CPU31は一つ前の画面に戻る。
ドライバは、対象選択ボタン711を用いて一斉架電を行なう配達先を選択できる。なお、図16においては、「すべて」は一日分の配達先すべてに一斉架電を行なうことを意味する。同様に、「午前」は午前に配達する予定の配達先に一斉架電を行なうことを意味し、「午後」は午後に配達する予定の配達先に一斉架電を行なうことを意味する。ドライバは、対象選択ボタン711により配送計画に含まれる一部の配達先宛に一斉架電を行なうか、全部の配達先宛に一斉架電を行なうかを選択できる。
発信ボタン712の選択を受け付けた場合、CPU31は、配達サーバ40を介して架電サーバ60に一斉架電の指示が送信される。架電サーバ60は、複数の電話回線を平行して使用し、指定された配達先に順次配達予告の電話を掛ける。CPU41は、架電サーバ60から電話を掛けた結果を取得して、レスポンスDB59の一斉架電フィールドに記録する。
図17は、一斉架電後にCPU31が表示部351に表示する画面を示す。それぞれの配達先欄88の上部に、朝電結果欄886が追加されている。朝電結果欄886には、架電サーバ60が配達先に一斉架電の電話を掛けた時間およびその結果が表示されている。配達先が予告された時間に不在で、配達時間の変更を希望した場合、朝電結果欄886の右側に希望時間帯欄887が表示される。
なお、CPU31は、CPU41を介してレスポンスDB59の一斉架電フィールドに記録されたデータを随時取得して、朝電結果欄886および希望時間帯欄887に表示する。
図17にハッチングで示すように、配達先から配達時間の変更希望を受け付けた荷物については、CPU31は配達先欄88を他の配達先欄88とは異なる色で表示する。これにより、ドライバは配達時間の変更希望が受け付けられたことを速やかに把握できる。
図18は、配達時間の変更を受け付けた荷物にかかる配達先欄88の順番変更ボタン881をドライバが選択した場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。順番変更ボタン881の選択を受け付けた配達先欄88の周囲は太枠で囲まれて、選択中であることが示されている。配達先欄88同士の間に、二重丸型の指標889が表示されている。
ドライバは、選択中の配達先欄88を移動させたい場所に対応する指標889を選択する。図19は、ドライバによる図18の最下部に示す指標889の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。選択中の配達先欄88は、選択された指標889の位置に移動する。配達先欄88同士の間に表示された指標889は消去され、配達先欄88同士が密着した状態で一列に並んで表示される。
画面の上部に、保存ボタン878およびキャンセルボタン879が表示される。キャンセルボタン879の選択を受け付けた場合、CPU31は一つ前の画面に戻る。
図20は、保存ボタン878の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。図19を使用して説明した画面の上に、変更確認窓89がポップアップ表示されている。変更確認窓89には、保存ボタン898および取消ボタン899が表示されている。取消ボタン899の選択を受け付けた場合、CPU31は一つ前の画面に戻る。
保存ボタン898の選択を受け付けた場合、CPU31は順番が変更された配達先欄88にかかる伝票番号、配達時間帯および順番を配達サーバ40に送信する。CPU41は、伝票番号をキーとして伝票DB57を検索し、抽出したレコードの配達計画フィールドにドライバID、配達予定時間帯フィールドおよび順番フィールドのデータを更新する。
図17から図20を使用して説明した操作を適宜実行することにより、ドライバは配達先からの配達時間帯変更要求に基づいて配送計画を修正し、伝票DB57に反映させるとともに、移動体クライアント30に最新の情報を閲覧できる。管理者クライアント20を使用するオペレータも、伝票DB57を参照することにより、ドライバの予定を閲覧できる。
以上の操作により、ドライバは配達先からの要求に合わせて配達先欄88の順番を変更する。配送地域を熟知したドライバであれば、配達先からの指定を受け付けた時間帯の中で、最も効率良く配達を行なえる順番に、配達順序を並べ替えることができる。
なお、指定された時間帯の範囲内でいわゆる巡回セールスマン問題を解くことにより、CPU31またはCPU41が配達先欄88を自動的に並べ替えても良い。このようにすることにより、熟練していないドライバであっても、適切に配達作業を行なえる。
図21は、CPU31が表示部351に表示する配送予定画面を示す。ドライバは、配達先欄88の中に表示された休憩挿入ボタン882を選択することにより、配達先欄88の下に休憩表示欄883を挿入できる。図21においては、一番上の配達先欄88と、2番目の配達先欄88との間に10分間の休憩表示欄883が2個表示されている。
休憩表示欄883を使用することにより、ドライバは運転の合間に必要な休憩時間を配送計画に適宜盛り込むことができる。たとえば配達先から離れた場所に駐車して徒歩で荷物を運ぶ必要がある場合、または、配達先で設置作業等を行なう場合等、地図サーバ50から得た情報には含まれない必要時間および予備時間を配送計画に盛り込むことができる。
図22は、経路ボタン873の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。それぞれの配達先欄88の下部に、経路表示欄72が表示されている。経路表示欄72は、道程表示欄721、所要時間欄722および到着予定時刻欄723を含む。
一番上の配達先欄88の道程表示欄721には、移動体クライアント30の現在位置から1番目の配達先までの道程が表示されている。一番上の配達先欄88の所要時間欄722には、移動体クライアント30の現在位置から1番目の配達先までの所要時間が表示されている。一番上の配達先欄88の到着予定時刻欄723には、1番目の配達先への到着時刻が表示されている。
2番目以降の配達先欄88の道程表示欄721および所要時間欄722には、1つ前の配達先からの道程および所要時間がそれぞれ表示されている。2番目以降の配達先欄88の到着予定時刻欄723には、一つ前の配達先欄88の到着予定時刻欄723に表示された到着予定時刻に、所要時間、および、休憩表示欄883に対応する時間を加えた到着予定時刻が表示されている。なお、CPU31は、到着予定時刻を算出する際に、荷物の受け渡しに要する標準的な時間を加算しても良い。
CPU31は、GPS38により測定した測位情報と、経由地の住所と、目的地の住所とを地図サーバ50に随時送信し、経路表示欄72の表示に必要な道程および所要時間を取得する。CPU31は、情報を取得する都度、経路表示欄72の表示を更新する。
図23は、前電ボタン874の選択を受け付けた場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。前電ボタン874が選択されている場合、CPU31は、図3を使用して説明した直前架電を行なう。
前電ボタン874が選択されている場合、CPU31は順番変更ボタン881を表示せず、図18から図20を使用して説明した順番の変更を受け付けない。
配達先までの所要時間が所定の範囲内になった場合、CPU31は配達サーバ40を介して架電サーバ60に直前架電を要求する。架電サーバ60は、指定された配達先に順次配達予告の電話を掛け、オフフックになるのを待つ。オフフックになった場合、CPU61は、たとえば「9時25分頃に荷物を配達します」のように自動音声による配達予告を行なう。CPU41は、架電サーバ60から電話を掛けた結果を取得して、レスポンスDB59の直前架電フィールドに記録する。CPU41は、電話を掛けた結果をCPU31に通知する。
図23は、一番上の配達先欄88に対応する配達先に直前架電を行なった後に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。配達先欄88の上部に、前電結果欄888および通知時刻欄884が追加されている。前電結果欄888には、架電サーバ60が配達先に直前架電の電話を掛けた時間およびその結果が表示されている。通知時刻欄884には、直前架電時に自動音声を用いて配達先に通知した到着予定時刻が表示されている。前電結果欄888および通知時刻欄884に表示する情報は、CPU41からCPU31あての通知に含まれている。
なお、CPU31は、CPU41を介してレスポンスDB59の直前架電フィールドに記録されたデータを随時取得して、前電結果欄888および通知時刻欄884に表示しても良い。
配達作業の完了後、ドライバは配達完了した荷物に対応する配達先欄88にタッチして右に払うスワイプ操作を行なう。図24は、スワイプ操作を行なった後に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。図23等を使用して説明した配送予定画面の上に、ステータス登録窓73がポップアップ表示されている。
ステータス登録窓73には、登録ボタン731、電話拒否欄737、登録ボタン738および取消ボタン739が表示されている。登録ボタン738は、完了ボタン732、設置完了ボタン733、置配完了ボタン734、持帰ボタン735および住所不定ボタン736を含む。
ドライバは、荷物を配達先に引渡した場合には、完了ボタン732を選択する。ドライバは、荷物を配達先に引渡すとともに、設置作業を行なった場合には、設置完了ボタン733を選択する。ドライバは、荷物を宅配ボックス等の指定場所に置いた場合には、置配完了ボタン734を選択する。ドライバは、不在票を置いて荷物を持ち帰った場合には、持帰ボタン735を選択する。ドライバは、伝票26に記載された住所に配達先を見つけられない場合には、住所不定ボタン736を選択する。
ドライバは、配達先から一斉架電および直前架電の電話を差し控えて欲しい旨の要望を受けた場合には、電話拒否欄737を選択して、チェクマークを入れる。取消ボタン739の選択を受け付けた場合、CPU31は一つ前の画面に戻る。登録ボタン738の選択を受け付けた場合、CPU31は伝票番号およびドライバが選択した内容をCPU41に送信する。
CPU41は、伝票番号をキーとして伝票DB57を検索し、抽出したレコードの配達状況フィールドに登録ボタン731を介して取得した配達状況を記録する。電話拒否欄737が選択されている場合は、CPU41は図示を省略する顧客情報DB等に電話を拒否する顧客である旨を記録し、以後の配送時には一斉架電および直前架電を行なわないように設定する。
図25は、図24において登録ボタン738の選択を受け付けた後に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。配達作業を完了した荷物にかかる配達先欄88が消去されて、次の配達先欄88が上に繰り上げ表示されている。
図26および図27を使用して、特定の配達先にのみ直前架電を行なう場合の操作について説明する。図26は、ドライバが選択ボタン875を押して選択モードにした状態で、架電対象とする配達先欄88を押した場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。タップされた配達先欄88の周囲が太枠で囲まれて、選択中であることが示される。なお、ドライバは、複数の配達先欄88を選択中に設定できる。
図27は、ドライバが図26を使用して説明した操作を所定の時間継続した場合に、CPU31が表示部351に表示する画面を示す。図17を使用して説明した画面の上に、自動確認設定窓74がポップアップ表示されている。自動確認設定窓74には、目安選択ボタン741、発信ボタン742および再選択ボタン743が表示されている。再選択ボタン743の選択を受け付けた場合、CPU31は図26を使用して説明した画面に戻る。
ドライバは、目安選択ボタン741を使用して当該配達先に直前架電を行なう目安時間を選択できる。たとえば、一番上の「約30分以内」を選択した場合、地図サーバ50から得た経路情報に基づいて配達先への到着の約30分前に直前架電を行なうことが選択される。
発信ボタン742の選択を受け付けた場合、CPU31は補助記憶装置33に伝票番号と直前架電のタイミングとを関連づけて記録する。以上により、ドライバは特定の配達先に対して自動的に直前架電を行なえる。
図28は、プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。図28は、図1および図10から図14を使用して説明した配送車両の出発準備段階で行なう処理の流れを示す。CPU31は、ドライバの指示に基づいて図10を使用して説明した画面を表示部351に表示する。CPU31は、配達時間帯ボタン831を介して時間帯の選択を受け付ける(ステップS501)。
CPU31はバーコードリーダ25を介して、伝票26に記載されたバーコード27を読み込む。CPU31は、読み込んだバーコード27をデコードして伝票番号を取得する(ステップS502)。CPU31は、時間帯と伝票番号と読み込んだ順番とを関連づけて、補助記憶装置33に一時的に記録する(ステップS503)。なお、図11を使用して説明した前時間帯ボタン832または次時間帯ボタン833の選択を受け付けた場合、CPU31はそれ以後に取得した伝票番号と関連づける時間帯を変更する。
CPU31は、図13を使用して説明した登録指定ボタン834の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS504)。受け付けていないと判定した場合(ステップS504でNO)、CPU31はステップS502に戻る。受け付けたと判定した場合(ステップS504でYES)、CPU31は、ドライバIDおよびステップS503で記録した時間帯と伝票番号と読み込んだ順番とを配達サーバ40に送信する(ステップS505)。
CPU41は、情報を受信する(ステップS601)。CPU41はステップS601により、配送計画を取得する計画取得部の機能を実現する。CPU41は、伝票番号をキーとして伝票DB57を検索し、抽出したレコードの配達計画フィールドにドライバID、配達予定時間帯フィールドおよび順番フィールドにデータを記録する(ステップS602)。
CPU41は、記録の完了、または、エラーの発生を示す情報を移動体クライアント30に送信する(ステップS603)。CPU31は、記録の完了、または、エラーの発生を示す情報を受信して、表示部351に表示する(ステップS507)。
CPU31は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS508)。たとえば、閉ボタン836の選択を受け付けた場合、CPU31は処理を終了すると判定する。処理を終了しないと判定した場合(ステップS508でNO)、CPU31はステップS502に戻る。処理を終了すると判定した場合(ステップS508でYES)、CPU31は処理を終了する。
図29は、プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。図29は、図1、図2および図15から図21を使用して説明した一斉架電および配達先欄88の順番変更の段階で行なう処理の流れを示す。
CPU31は、図16を使用して説明した対象選択ボタン711および発信ボタン712の選択を受け付ける(ステップS511)。CPU31は、一斉架電を行なう発信対象リストをCPU41に送信する(ステップS512)。発信対象リストは、一斉架電先の伝票番号、配達予定時間帯、および配達先の電話番号を含む。
CPU41は、発信対象リストを受信する(ステップS611)。CPU41は、CPU61に対して、発信対象リストに含まれるそれぞれの配達先に対する架電指示を送信する(ステップS612aからステップS612d)。CPU41は、ステップS612aからステップS612dにより、配達先に事前に配達予定時間を通知させる通知部の機能を実現する。
CPU61は、それぞれの架電指示を受信する(ステップS701)。CPU61は、応答取得のサブルーチンを起動する(ステップS702)。応答取得のサブルーチンは、配達先に電話を掛けて応答を取得するサブルーチンである。応答取得のサブルーチンの処理の流れは後述する。
CPU61は、応答取得のサブルーチンが配達先から取得した応答、および、応答を取得した配達先にかかる伝票番号をCPU41に送信する(ステップS703)。CPU41は、伝票番号と応答とを関連づけてレスポンスDB59に記録する(ステップS615)。CPU41は、ステップS615により配達先からの応答を取得する応答取得部の機能を実現する。
CPU61は、応答取得のサブルーチンが配達先から取得した応答、および、応答を取得した配達先にかかる伝票番号をCPU31に送信する(ステップS704)。CPU31は、配達先欄88に図17を使用して説明した朝電結果欄886および希望時間帯欄887を追加で表示する(ステップS515)。
なお、ステップS612aからステップS612dまでのそれぞれの架電指示に対応するステップS702の応答処理は一斉に行なわれ、それぞれの架電先からの応答がステップS704においてCPU31に順次送信される。したがって、ステップS515においては、架電先からの応答結果が順次表示される。
CPU31は、図20を使用して説明した保存ボタン898の選択を介してドライバから配達順番の変更を受け付けたか否かを判定する(ステップS516)。受け付けたと判定した場合(ステップS516でYES)、CPU31はドライバにより順番が変更された配達先欄88にかかる伝票番号、配達時間帯および順番をCPU41に送信する(ステップS517)。
CPU41は、順番の変更にかかる情報を受信する(ステップS618)。CPU41は、伝票番号をキーとして伝票DB57を検索し、抽出したレコードの配達計画フィールドにドライバID、配達予定時間帯フィールドおよび順番フィールドのデータを更新する(ステップS619)。
配達順番の変更を受け付けていないと判定した場合(ステップS516でNO)、またはステップS517の終了後、CPU31は処理を終了するか否かを判定する(ステップS518)。たとえば、CPU31はステップS512で送信した発信対象リストに含まれるすべての配達先からの応答を取得した場合に、処理を終了すると判定する。
処理を終了しないと判定した場合(ステップS518でNO)、CPU31はステップS515に戻る。処理を終了すると判定した場合(ステップS518でYES)、CPU31は処理を終了する。
なお、ドライバは、ステップS612aからステップS612dまでのそれぞれの架電指示に対応する複数の応答がステップS515において表示された状態で、任意のタイミングで複数の配達先の順番の変更を指示できる。ドライバが順番変更を指示しない場合、CPU31は、ステップS516でNO、ステップS518でNO、および、ステップS515の処理を繰り返して、ドライバによる指示を待つ。
なお、図29を使用して説明したプログラムにおいて、CPU61は複数の電話回線を使用して、ステップS701からステップS704までの処理を複数平行して実行する。
図30および図31は、応答処理のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。応答取得のサブルーチンは、配達先に電話を掛けて応答を取得するサブルーチンである。CPU61は、指定された電話番号に架電して呼び出す(ステップS711)。
CPU61は、電話回線がオフフックになったか否かを判定する(ステップS712)。所定の時間が経過してもオフフックにならないと判定した場合(ステップS712でNO)、CPU61は配達先からの応答は「接続できず」であると判定する(ステップS713)。CPU61は、処理を終了する。
電話回線がオフフックになったと判定した場合(ステップS712でYES)、CPU61は、たとえば「本日8時から12時の間にお届けできる予定です。御不在の予定でお受け取りができない方は1番を押してください。」のように、配達予定時間帯を通知する自動音声を出力する(ステップS714)。
CPU61は、配達先から配達時間帯の変更要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS715)。配達時間帯の変更要求を受け付けずに電話回線が切断されたと判定した場合(ステップS715でNO)、CPU61は配達先からの応答は「切断」であると判定する(ステップS716)。CPU61は、処理を終了する。
配達時間帯の変更要求を受け付けたと判定した場合(ステップS715でYES)、CPU61は配達先からの応答は「不在」であると判定する(ステップS717)。CPU61は、たとえば「ドライバの位置と配達予定を確認しています。しばらくお待ちください」等の音声を出力する(ステップS718)。CPU61は、CPU41に変更要求を受け付けた配達先にかかる伝票番号と、配達時間帯の候補要求とを送信する(ステップS719)。
CPU41は、要求を受信する(ステップS631)。CPU41は、受信した伝票番号をキーとして伝票DB57を検索して、当該荷物を担当するドライバのドライバIDを取得する。CPU41は、当該ドライバの配達順番を変更した候補案を作成する(ステップS632)。
候補案は、たとえば表1に示すように複数の配達時間帯のそれぞれの末尾に不在である旨の通知を受け付けた配達先を追加することにより作成する。なお、表1においてアルファベット大文字は当該配達時間帯に配達を行なう予定の配達先を意味し、黒三角は不在である旨の通知を受け付けた配達先を意味する。
Figure 2020013286
候補案は、たとえば表2に示すように複数の配達時間帯のそれぞれの途中に不在である旨の通知を受け付けた配達先を挿入することにより作成しても良い。
Figure 2020013286
たとえば、それぞれの配達時間帯において、単純距離が不在である旨の通知を受け付けた配達先に最も近い既存の配達先を、配達先の緯度および経度に基づいて算出し、その直後に不在でる旨の通知を受け付けた配達先を挿入することにより、表2に示す各案を作成できる。
表2において、8時から12時の間に配達を予定しているAからGの中では、Cが最も黒三角で示す配達先に近い。同様に、12時から14時の間に配達を予定しているHからKの中では、Hが最も黒三角で示す配達先に近く、14時から16時の間に配達を予定しているLからOの中では、Oが最も黒三角で示す配達先に近い。
それぞれの配達先の緯度および経度から、配達先同士の単純距離を算出する計算は、計算量が少なく高速に行なえる。そのため、表2に示す各案は、短時間で作成できる。
なお、表1、表2および図30には、候補案が3個である場合を例に示すが、ステップS631においてCPU41が作成する候補案の数は任意である。たとえば、夕方等、当日の配達時間帯が少ない場合には、候補案の数は1つでも良い。
CPU41は、それぞれの案に対応する配達リストを地図サーバ50に送信する(ステップS633aからステップS633c)。配達リストは、当該時間帯に配達する予定のそれぞれの配達先の住所を、配達予定の順番に並べたものである。
CPU51は、配達リストを受信する(ステップS801)。CPU51は、配達先を順番に回る経路を検索して、所要時間を含む経路情報を作成する(ステップS802)。CPU51は、CPU41に経路情報を送信する(ステップS803)。なお、CPU51は、CPU41から送信されたそれぞれの配達リストについて、経路情報を作成して送信する。CPU41は、それぞれの配達リストの処理を平行して行っても、1つずつ順番に行なっても良い。
CPU41は、それぞれの配達リストに対する経路情報を受信する(ステップS634aからステップS634c)。送信したすべての配達リストに対する経路情報を受信した後に、CPU41は配達先に提示する時間帯の候補を判定する(ステップS635)。CPU41は、ステップS635により配達提案時間帯を決定する提案決定部の機能を実現する。
たとえば、CPU41は地図サーバ50から取得した所要時間が、配達時間帯の時間幅を超過する候補案を、配達先に提示する候補から除外する。条件に合致する候補が多数存在する場合、CPU41は元の計画と比較して所要時間の増加量が少ない方から所定数の候補を抽出する。
CPU41は、CPU61に候補時間帯を送信する(ステップS636)。CPU41は、ステップS636により配達提案時間帯を提案すべく送信させる送信部の機能を実現する。CPU61は、候補時間帯を受信する(ステップS721)。CPU61は自動音声により、たとえば「荷物の受け取りができる時間帯があれば、ボタンを押してください。14時から16時の場合、3番を、16時から18時の場合、4番を」のように、自動音声により候補時間帯とその選択方法を音声出力する(ステップS722)。
CPU41は、配達先のボタン操作による応答を取得する(ステップS723)。CPU41は処理を終了する。
候補案は、たとえば表3に示すように複数の配達時間帯のそれぞれにおいて、複数作成しても良い。
Figure 2020013286
このようにする場合、CPU41は、ステップS635において、最初にそれぞれの配送時間帯において元の計画と比較して所要時間の増加量が最も少ない候補を抽出する。その後、CPU41は配達時間帯同士を比較して、配達先に提示する候補を判定する。
CPU41は、表1に示すように不在である旨を受け付けた配達先を配達時間帯の末尾に仮置きした状態でステップS633aからステップS633cにおいてCPU51に送信し、CPU51に経由場所の順番を並べ替える最適化を行なわせても良い。そのようにする場合には、CPU51はステップS803において経由場所の順番も送信する。
図32は、プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。図32は、図3および図23を使用して説明した直前架電の段階で行なう処理の流れを示す。CPU31は、GPS38が測位した現在位置を取得する(ステップS521)。フローチャートでは省略するが、CPU31は取得した位置情報を、CPU41を介してドライバDB58の測位データフィールドを随時更新する。これにより運送会社のオペレータ等は管理者クライアント20を使用してそれぞれのドライバの位置等を把握できる。
CPU31は、CPU51にステップS521で取得した位置情報、および、配達先の住所一覧を送信する(ステップS522)。CPU51は、位置情報、および、配達先の住所一覧を受信する(ステップS811)。CPU51は、移動体クライアント30が現在地から順番に配達先を回る経路を検索し、それぞれの配達先までの道程および所要時間を含む経路情報を算出する(ステップS812)。CPU51は、CPU31に経路情報を送信する(ステップS813)。
CPU31は、経路情報を受信する(ステップS531)。CPU31は、所要時間にそれぞれの配達先で必要な作業時間を追加して、それぞれの配達先への到着時刻を算出する(ステップS532)。CPU31は、図22を使用して説明した経路表示欄72を含む配達先欄88を表示部351に表示する(ステップS533)。
CPU31は、直前架電を行なうか否かを判定する(ステップS534)。ここでCPU31は、前電ボタン874の選択を受け付けており、かつ、配達先までの所要時間が所定の範囲内になった場合に、直前架電を行なうと判定する。直前架電を行なわないと判定した場合(ステップS534でNO)、CPU31はステップS521に戻る。
直前架電を行なうと判定した場合(ステップS534でYES)、CPU31はCPU41に直前架電要求を送信する(ステップS535)。直前架電要求は、直前架電を行なう配達先の電話番号と、到着予定時刻とを含む。CPU31は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS536)。処理を終了しないと判定した場合(ステップS536でNO)、CPU31はステップS521に戻る。処理を終了すると判定した場合(ステップS536でYES)、CPU31は処理を終了する。
CPU41は、直前架電要求を受信する(ステップS641)。CPU41は、CPU61に架電指示を送信する(ステップS642)。CPU61は、架電指示を受信する(ステップS731)。CPU61は、指定された電話番号に架電して呼び出す(ステップS732)。
CPU61は、電話回線がオフフックになったか否かを判定する(ステップS733)。電話回線がオフフックになったと判定した場合(ステップS733でYES)、CPU61は、たとえば「9時25分頃に荷物を配達します」のように自動音声を出力する(ステップS734)。
所定の時間が経過してもオフフックにならないと判定した場合(ステップS733でNO)、または、ステップS734の終了後、CPU61は直前架電の結果をCPU41に送信する(ステップS735)。CPU41は、直前架電の結果を受信して、レスポンスDB59に記録する(ステップS651)。具体的には、CPU41は、直前架電を要求した配達先にかかる伝票番号をキーとしてレスポンスDB59を検索してレコードを抽出する。CPU41は、抽出したレコードの直前架電フィールドに直前架電を行なった時刻、直前架電で通知した予定時刻および通知状況を記録する。
CPU41は、CPU31に直前架電の結果を送信する(ステップS652)。CPU31は、割り込み処理により直前架電の結果を受信して、図23を使用して説明した前電結果欄888および通知時刻欄884を表示する(ステップS537)。
図33および図34は、プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。図33および図34は、ドライバが配達した不在票に記載された電話番号に対して、配達先からの電話が着信した場合に、情報処理システム10が実行するよりの流れを示す。
CPU61は、配達先からの着信を検出して、電話回線をオフフック状態にする(ステップS741)。CPU61は、自動応答により不在票に記載された伝票番号を取得する(ステップS742)。なお、CPU61は、着信した電話の発信番号通知に基づいて伝票番号を取得しても良い。CPU61は自動音声により、たとえば「ドライバの位置と配達予定を確認しています。しばらくお待ちください。」のように、音声案内を出力する(ステップS743)。
CPU61は、CPU41に伝票番号を送信する(ステップS744)。CPU41は、伝票番号を受信する(ステップS661)。CPU41は、伝票番号をキーとして伝票DB57を検索して、レコードを抽出する(ステップS662)。CPU31は、抽出した伝票番号に対応する荷物を担当するドライバの配達順番を変更した、配達提案時間帯候補の案を作成する(ステップS663)。
CPU41は、それぞれの案に対応する配達リストを地図サーバ50に送信する(ステップS664aからステップS664c)。CPU51は、配達リストを受信する(ステップS821)。CPU51は、配達先を順番に回る経路を検索して、所要時間を含む経路情報を作成する(ステップS822)。CPU51は、CPU41に経路情報を送信する(ステップS823)。
CPU41は、それぞれの配達リストに対する経路情報を受信する(ステップS655aからステップS655c)。送信したすべての配達リストに対する経路情報を受信した後に、CPU41は配達先に提示する時間帯の候補を判定する(ステップS671)。
CPU41は、CPU61に候補時間帯を送信する(ステップS672)。CPU61は、候補時間帯を受信する(ステップS751)。CPU61は、自動音声により候補時間帯とその選択方法を音声出力する(ステップS752)。
CPU41は、配達先のボタン操作による応答を取得する(ステップS753)。CPU61は、配達先から取得した応答、および、応答を取得した配達先にかかる伝票番号をCPU41に送信する(ステップS754)。CPU41は、伝票番号と応答とを関連づけてレスポンスDB59に記録する(ステップS675)。
CPU41は、配達先から取得した応答、および、応答を取得した配達先にかかる伝票番号をCPU31に送信する(ステップS676)。CPU41は、処理を終了する。CPU31は、配達先欄88に図17を使用して説明した朝電結果欄886および希望時間帯欄887を追加で表示する(ステップS551)。
配達先から、一斉架電に対するいわゆるコールバックによる着信を受けた場合にも、情報処理システム10は図33および図34を使用して説明した処理と同様の処理を行うことができる。
本実施の形態によると、配達効率を確保できる配達時間帯の候補を配達先に提案することが可能な情報処理システム10を提供できる。
図28を使用して説明したステップS504で登録ボタン862の選択を受け付けた後に、複数の伝票26にかかる伝票番号等を一括して配達サーバ40に送信するため、通信量を抑制し、通信料金を節約する情報処理システム10を提供できる。
ドライバが携行する移動体クライアント30を使用して伝票番号を読み取り、送信するため、伝票26の読取時にドライバがドライバIDを入力する手間を省ける情報処理システム10を提供できる。
外付けのバーコードリーダ25を移動体クライアント30に接続して使用するため、伝票26を読み取る作業時のドライバの疲労の少ない情報処理システム10を提供できる。ドライバが手動で配達先欄88を入れ替えられるため、熟練したドライバの知識および経験を活かせる情報処理システム10を提供できる。
配達先からの応答を、自然言語を用いてユーザとの会話を行なういわゆる音声チャットボットサービスを介して取得しても良い。
ドライバが配達時間枠および順番を決めて、伝票26のバーコード27を読み取る代わりに、図示しないコンピュータにより自動的に作成された配送計画が伝票DB57に読み込まれても良い。コンピュータが配達時間枠および順番を自動的に作成することにより、ドライバの負担を減らすことができる。
ドライバが配達する順番を決めてバーコード27を読み込んだ後に、図示しないコンピュータがCPU51と連動して所要時間を算出して、配達時間枠を自動的に割り振っても良い。
伝票DB57、ドライバDB58およびレスポンスDB59に記録されたデータに基づいて、配達状況をWEBサービス上に公開しても良い。配達先は、たとえば伝票番号を入力することにより、自分宛の荷物の配送状況を確認できる。
[実施の形態2]
本実施の形態は、配達時間帯ごとに設定した配達可能数量に基づいて配達時間帯の候補を定める情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図35は、配達可能数DBのレコードレイアウトを説明する説明図である。配達可能数DBは、配達時間帯ごとに配達可能数量を関連づけて記録するDBである。配達可能数DBは、配達時間帯フィールドと、配達可能数量フィールドとを有する。配達時間帯フィールドには、配達時間帯が記録されている。配達可能数量フィールドには、配達時間帯中に配達可能な荷物の最大数が記録されている。配達可能数DBは配達時間帯ごとに一つのレコードを有する。
図36および図37は、実施の形態2の応答処理のサブルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。図36および図37に示すサブルーチンは、図30および図31を使用して説明した応答処理のサブルーチンの代わりに使用されるサブルーチンである。ステップS631までの処理は、図30および図31を使用して説明したサブルーチンの処理の流れと同一であるため、説明を省略する。
CPU41は、変更要求を受け付けた伝票番号をキーとして伝票DB57を検索して、当該荷物を担当するドライバのドライバIDを取得する。CPU41は、ドライバIDおよび1つの配達予定時間帯をキーとして伝票DB57を検索して、当該ドライバが一つの配達時間帯に配達を予定している荷物の数を取得する(ステップS681)。
CPU41は、ステップS681でキーとした配達予定時間帯と同一の配達時間帯をキーとして配達可能数DBを検索して、当該時間帯の配達可能数量を取得する(ステップS682)。CPU41は、ステップS682で取得した配達可能数量からステップS681で取得した配達予定数量を減算して余裕数量を算出し、補助記憶装置43または主記憶装置42に一時的に記録する(ステップS683)。
CPU41は、現在時刻以降のすべての配達時間帯の処理を終了したか否かを判定する(ステップS684)。終了していないと判定した場合(ステップS684でNO)、CPU41はステップS681に戻り、次の配達時間帯についての処理を行なう。終了したと判定した場合(ステップS684でYES)、CPU41は配達先に提示する時間帯の候補を判定する(ステップS685)。
たとえば、CPU41はステップS683で算出した余裕数量が大きい配達時間帯から優先して配達先に提示する時間帯であると判定する。CPU41は、CPU61に候補時間帯を送信する(ステップS636)。以後の処理は、図30および図31を使用して説明したサブルーチンの処理の流れと同一であるため、説明を省略する。
なお、配達可能数量は、配達時間帯ごとに加えて、ドライバごと、または、配達ルートごとに異なる数量に設定されていても良い。
本実施の形態によると、地図サーバ50を使用せずに、配達先へ連絡した配達時間帯をオーバさせることの無い候補を提示する情報処理システム10を提供できる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、自動音声を用いた一斉架電および直前架電の代わりに、たとえばLINE(登録商標)等のSNS(Social Network Service)が提供するメッセージサービスを使用する情報処理システム10に関する。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図38は、実施の形態3の伝票DB57のレコードレイアウトを説明する説明図である。本実施の形態の伝票DB57の配達先情報フィールドは、住所フィールド、名称フィールドおよび電話番号フィールドに加えて連絡方法フィールドを有する。連絡方法フィールドは、種類フィールドおよびアカウント情報フィールドを有する。
種類フィールドには、一斉架電および直前架電に対応する連絡方法の種類が記録されている。「電話」は、実施の形態1と同様に自動音声を用いた一斉架電および直前架電を使用することを意味する。「LINE」は、LINEのメッセージサービスを使用することを意味する。なお、使用するSNSはLINEに限定しない。任意のSNSのメッセージサービスを使用できる。
アカウント情報フィールドには、種類フィールドに記載された連絡方法を用いて配達先に連絡する際に使用する情報が記録されている。たとえば、種類フィールドに「電話」が記録されている場合に、アカウントフィールドには電話番号が記録される。種類フィールドに「LINE」が記録されている場合、アカウント情報フィールドにはLINEを使用して配達先にメッセージを送る際に使用するアカウント情報が記録されている。
アカウント情報は、たとえばSNSサービスのユーザアカウント、SNSサービスに紐付けられた携帯電話番号、または、SNSサービスの認証用のメールアドレス等である。
図39は、実施の形態3の移動体クライアント30が表示する画面を示す説明図である。図39は、メッセージサービスを介して一斉架電に対応する通知を行なう画面の例を示す。画面の右端に、運送会社からのメッセージであることを示す運送会社アイコン751が表示されている。運送会社アイコン751の右側に、運送会社のメッセージを示す発言部752が吹き出し状に表示されている。
図39の一番上に示す発言部752に、一斉架電の最初の自動音声と同様の内容のメッセージが表示されている。発言部752の下部に「受け取れます」と「受け取れません」の2つの選択ボタン753が表示されている。図39においては、配達先が「受け取れません」を選択した状態を示す。
図39の上から2番目に示す発言部752に、一斉架電の配達時間を提案する自動音声と同様の内容のメッセージが表示されている。配達先による選択は、それぞれの配達提案時間帯を示す選択ボタン753を介して受け付けられる。図39においては、配達先が「16時〜18時」の配達提案時間帯を選択した状態を示す。
図39の一番下に示す発言部752に、受け付けた配達提案時間帯を確認するメッセージが表示されている。配達先は、受け付けられた配達時間帯を確認できる。
直前架電に関しても同様にメッセージにより通知できる。開封確認機能を有するメッセージサービスを使用することにより、ユーザがメッセージを閲覧したことを確認できる情報処理システム10を提供できる。
なお、電話番号を利用したSMS(Short Message Service)を使用して、一斉架電および直前架電と同様の通知を行なっても良い。このようにする場合には、配達先からSMSに対する返信を受信すること、SMSにより送信したメッセージに記載した電話番号に架電して貰うこと、または、SMSにより送信したメッセージに記載したURLにアクセスして貰うことにより、配達先からの応答を取得する。
本実施の形態によると、メッセージサービス等を介して配達の予告および代替の配達時間帯の候補を提示できる情報処理システム10を提供できる。
なお、自動音声を使用せず、すべての配達先に対してメッセージサービス等を介して連絡を行なっても良い。配達先がWEBサイト等を介して随時連絡方法を変更可能であっても良い。
[実施の形態4]
図40は、実施の形態4の情報処理装置40の機能ブロック図である。情報処理装置40は、計画取得部921と、通知部922と、応答取得部923と、提案決定部924と、送信部925とを備える。計画取得部921は、複数の荷物の配達に関する配送計画を取得する。通知部922は、計画取得部921が取得した配送計画に基づいて、それぞれの配達先に事前に配達予定時間を通知させる。
応答取得部923は、通知部922が通知させた通知に対するそれぞれの配達先からの応答を取得する。提案決定部924は、応答取得部923が取得した応答が、受け取れないことを示す応答である場合、前記配送計画に基づいて配達提案時間帯を決定する。送信部925は、提案決定部924が決定した配達提案時間帯を提案すべく送信させる。
[実施の形態5]
本実施の形態は、汎用のサーバコンピュータ90とプログラム97とを組み合わせて動作させることにより、本実施の形態の情報処理システム10を実現する形態に関する。図41は、実施の形態5の情報処理システム10の構成を示す説明図である。実施の形態1と共通する部分については、説明を省略する。
本実施の形態の情報処理システム10は、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータ90と、移動体クライアント30と、管理者クライアント20と、地図サーバ50と、架電サーバ60とを含む。
サーバコンピュータ90は、CPU41、主記憶装置42、補助記憶装置43、通信部44、読取部48およびバスを備える。サーバコンピュータ90は、汎用のパーソナルコンピュータ、大型計算機等の情報機器等である。また、本実施の形態のサーバコンピュータ90は、大型計算機上で動作する仮想マシンでも良い。
プログラム97は、可搬型記録媒体96に記録されている。CPU41は、読取部48を介してプログラム97を読み込み、補助記憶装置43に保存する。またCPU41は、サーバコンピュータ90内に実装されたフラッシュメモリ等の半導体メモリ98に記憶されたプログラム97を読出しても良い。さらに、CPU41は、通信部44および図示しないネットワークを介して接続される図示しない他のサーバコンピュータからプログラム97をダウンロードして補助記憶装置43に保存しても良い。
プログラム97は、サーバコンピュータ90の制御プログラムとしてインストールされ、主記憶装置42にロードして実行される。これにより、サーバコンピュータ90は上述した配達サーバ40として機能する。
移動体クライアント30は、ネットワークを介してサーバコンピュータ90からプログラム97を取得し、サーバコンピュータ90と連携して上述した移動体クライアント30として機能する。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報処理システム
20 管理者クライアント
21 CPU
22 主記憶装置
23 補助記憶装置
24 通信部
25 バーコードリーダ
251 表示部
252 入力部
26 伝票
27 バーコード
30 移動体クライアント
31 CPU
32 主記憶装置
33 補助記憶装置
34 通信部
35 タッチパネル
351 表示部
352 入力部
36 マイク
37 スピーカ
38 GPS
39 接続I/F
40 配達サーバ(情報処理装置)
41 CPU
42 主記憶装置
43 補助記憶装置
44 通信部
48 読取部
50 地図サーバ
51 CPU
52 主記憶装置
53 補助記憶装置
54 通信部
57 伝票DB
58 ドライバDB
59 レスポンスDB
60 架電サーバ
61 CPU
62 主記憶装置
63 補助記憶装置
64 通信部
65 電話部
71 朝電指定窓
711 対象選択ボタン
712 発信ボタン
713 取消ボタン
72 経路表示欄
721 道程表示欄
722 所要時間欄
723 到着予定時刻欄
73 ステータス登録窓
731 登録ボタン
732 完了ボタン
733 設置完了ボタン
734 置配完了ボタン
735 持帰ボタン
736 住所不定ボタン
737 電話拒否欄
738 登録ボタン
739 取消ボタン
74 自動確認設定窓
741 目安選択ボタン
742 発信ボタン
743 再選択ボタン
751 運送会社アイコン
752 発言部
753 選択ボタン
79 戻るボタン
811 伝票登録ボタン
812 配達予定ボタン
813 終了ボタン
831 配達時間帯ボタン
832 前時間帯ボタン
833 次時間帯ボタン
834 登録指定ボタン
835 合計数欄
836 閉ボタン
84 配達時間帯欄
85 読取番号欄
851 ゴミ箱アイコン
861 登録確認窓
862 登録ボタン
863 取消ボタン
87 操作ボタン
872 朝電ボタン
873 経路ボタン
874 前電ボタン
875 選択ボタン
876 閉ボタン
878 保存ボタン
879 キャンセルボタン
88 配達先欄
881 順番変更ボタン
882 休憩挿入ボタン
883 休憩表示欄
884 通知時刻欄
885 計画時間帯欄
886 朝電結果欄
887 希望時間帯欄
888 前電結果欄
889 指標
89 変更確認窓
898 保存ボタン
899 取消ボタン
90 サーバコンピュータ
921 計画取得部
922 通知部
923 応答取得部
924 提案決定部
925 送信部
96 可搬型記録媒体
97 プログラム
98 半導体メモリ

Claims (14)

  1. 複数の荷物の配達に関する配送計画を取得し、
    取得した配送計画に基づいて、それぞれの配達先に事前に配達予定時間を通知し、
    通知に対する応答をそれぞれの配達先から取得し、
    配達先から取得した応答が、受け取れないことを示す応答である場合、前記配送計画に基づいて配達提案時間帯を決定し、
    決定した配達提案時間帯を提案すべく送信する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  2. 送信した配達提案時間帯に関して、受け取れることを示す応答を取得する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 受け取れることを示す応答を取得した場合、取得した応答にかかる配達提案時間帯をドライバが使用する携帯情報端末に表示させる
    請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 受け取れることを示す応答を取得した場合、取得した応答にかかる配達提案時間帯に基づいて前記配送計画を変更し、
    前記携帯情報端末に変更後の前記配送計画を表示させ、
    受け取れることを示す応答にかかる配達提案時間帯の範囲内で配達予定時間の変更を受け付ける
    請求項3に記載の情報処理方法。
  5. それぞれの配達時間帯における配達予定数量に基づいて前記配達提案時間帯を決定する
    請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の情報処理方法。
  6. 複数の配達提案時間帯候補における配達先の順番およびそれぞれの配達先の位置にかかる情報を外部サーバに送信し、
    外部サーバから受信した結果に基づいて前記配達提案時間帯を決定する
    請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の情報処理方法。
  7. 不在票に記載された電話番号に基づく発信を受け付け、
    前記不在票にかかる荷物を特定し、
    複数の荷物の配達に関する配送計画に基づいて配達提案時間帯を決定し、
    決定した配達提案時間帯を提案すべく送信する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
  8. 複数の荷物の配達に関する配送計画を取得する計画取得部と、
    前記計画取得部が取得した配送計画に基づいて、それぞれの配達先に事前に配達予定時間を通知させる通知部と、
    前記通知部が通知させた通知に対するそれぞれの配達先からの応答を取得する応答取得部と、
    前記応答取得部が取得した応答が、受け取れないことを示す応答である場合、前記配送計画に基づいて配達提案時間帯を決定する提案決定部と、
    前記提案決定部が決定した配達提案時間帯を提案すべく送信させる送信部と
    を備える情報処理装置。
  9. 荷物の配送計画を一覧表示し、
    前記配送計画に含まれる一部または全部の配達先宛に配達予定時間を通知させ、
    通知に対する応答に基づいて配達予定が変更された荷物にかかる配達先から受け付けられた配達提案時間帯を受信して表示する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 配達先から受け付けられた配達提案時間帯に基づいて、変更された前記配送計画を表示する
    請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記配達提案時間帯内で、前記配送計画に含まれる荷物の配達先の順番を変更する
    請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記配送計画に含まれる荷物の配達先の順番を変更する指示を受け付ける
    請求項9から請求項11のいずれか一つに記載のプログラム。
  13. 荷物の配達先の順番およびそれぞれの配達先の位置にかかる情報を外部サーバに送信し、
    外部サーバから受信した結果に基づいてそれぞれの荷物の配達予定時間を表示する
    請求項9から請求項12のいずれか一つに記載のプログラム。
  14. 荷物の配送計画を、個々の荷物にかかる情報を表示するブロックが一列に並べられた態様で表示し、
    前記ブロックの一つの選択を受け付けた場合、それぞれの前記ブロックの間に指標を表示し、
    表示した前記指標の一つの選択を受け付けた場合、選択を受け付けた前記指標の位置に選択を受け付けた前記ブロックを移動する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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