JP6340623B2 - 光学ガラス - Google Patents

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本発明は光学ガラスに関し、特に高屈折率かつ低分散の光学特性を有する光学ガラスに関する。
近年、カメラ、顕微鏡及び内視鏡等に用いられる光学系の小型化や軽量化に伴い、使用される光学レンズに用いられるガラスの光学特性として、より高屈折率、低分散(高アッベ数)が求められている。
ガラスをより高屈折率、低分散にするためには、ガラスネットワーク成分であるSiOやBの含有量を少なくし、La、Gd、Ta等の希土類酸化物を多量に含有させる必要がある。しかしながら、この場合、ガラス化が困難になる。これは、一般に、光学ガラスは原料を坩堝等の溶融容器内で溶融し、冷却することで作製されるため、ネットワーク成分が少ないガラス系では、溶融容器との接触界面を起点として結晶の析出が進行しやすくなるからである。
上記のようにガラス化しにくい組成であっても、溶融容器との界面での接触をなくすことによりガラス化が可能となる。このような方法として、原料を浮遊させた状態で溶融、冷却する無容器凝固法(無容器浮遊法)が知られている。当該方法を用いると、溶融ガラスが溶融容器にほとんど接触することがないため、溶融容器との界面を起点とする結晶の析出を防止することができ、ガラス化が可能となる。例えば、特許文献1には、無容器凝固法により、ガラス組成としてTiOとBaOのみを含有するガラスを作製できることが記載されている。
特許第4789086号公報
特許文献1に記載のガラスはTiOを多量に含有している。TiOは屈折率を高くする効果が大きいが、アッベ数を顕著に低下させるため、低分散特性を得ることが困難である。
以上に鑑み、本発明は、高屈折率かつ低分散特性を有する新規な光学ガラスを提供することを目的とする。
本発明の光学ガラスは、モル%で、La 35〜60%、Gd+Nb+Ta+Y+Yb+TiO 0〜50%(ただし0%を含まない)、及び、SiO+B 0〜60%(ただし0%を含まない)を含有することを特徴とする。
本発明の光学ガラスは、モル%で、Gd 0〜30%、Nb 0〜30%、Ta 0〜30%、Y 0〜30%、Yb 0〜30%、及び、TiO 0〜15%からなる群から選ばれた少なくとも一種を含有することが好ましい。
本発明の光学ガラスは、さらに、モル%で、ZrO 0〜25%、Al 0〜25%、及び、GeO 0〜10%からなる群から選ばれた少なくとも一種を含有することが好ましい。
本発明の光学ガラスは、屈折率(nd)が1.8〜2.05、アッベ数(νd)が20〜47であることが好ましい。
本発明の光学ガラスの製造方法は、前記いずれかの光学ガラスを製造するための方法であって、成形型の成形面の上方にガラス原料を浮遊させて保持した状態で、前記ガラス原料を加熱融解させて溶融ガラスを得た後に、前記溶融ガラスを冷却することによりガラス材を得る工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高屈折率かつ低分散特性を有する新規な光学ガラスを提供することが可能となる。
本発明の光学ガラスを製造するための装置の一実施形態を示す模式的断面図である。
本発明の光学ガラスは、モル%で、La 35〜60%、Gd+Nb+Ta+Y+Yb+TiO 0〜50%(ただし0%を含まない)、及び、SiO+B 0〜60%(ただし0%を含まない)を含有することを特徴とする。ガラス組成範囲をこのように限定した理由を以下に説明する。なお、以下の説明において、特に断りのない場合は、「%」は、「モル%」を示すものとする。
Laはアッベ数をほとんど低下させることなく屈折率を高める成分である。また、耐候性を向上させる効果もある。Laの含有量は35〜60%であり、35.5〜55%であることが好ましく、36〜50%であることがより好ましく、36〜45%であることがさらに好ましい。Laの含有量が少なすぎると、上記効果が得られにくくなる場合がある。一方、Laの含有量が多すぎると、ガラス化しにくくなる場合がある。
Gd、Nb、Ta、Y、Yb及びTiOは屈折率を高める成分である。Gd+Nb+Ta+Y+Yb+TiOの含有量は0〜50%(ただし0%を含まない)であり、1〜45%であることが好ましく、5〜45%であることがより好ましく、5〜35%であることがさらに好ましい。Gd+Nb+Ta+Y+Yb+TiOの含有量が少なすぎると、上記効果が得られにくくなる場合があり、一方、多すぎると、ガラス化しにくくなる場合がある。
なお、上記各成分の含有量の好ましい範囲は以下の通りである。
Gdはアッベ数をほとんど低下させることなく屈折率を高める成分である。また、耐候性を向上させる効果もある。ただし、Gdの含有量が多すぎると、ガラス化しにくくなる場合がある。従って、Gdの含有量は0〜30%であることが好ましく、0〜20%であることがより好ましく、2〜16%であることがさらに好ましい。
Nbは屈折率を高める効果が大きい成分であり、ガラス化範囲を広げる効果もある。ただし、Nbはアッベ数を低下させやすいため、その含有量が多すぎると、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、Nbの含有量は0〜30%であることが好ましく、0〜20%であることがより好ましく、0.5〜15%であることがさらに好ましく、0.5〜12%であることがさらに好ましい。
Taは屈折率を高める成分である。また、化学的耐久性を高める効果もある。ただし、Taを多量に含有させると、アッベ数が低下してしまい、所望の光学特性を得られにくくなる場合がある。また、原料コストが高くなる傾向がある。従って、Taの含有量は0〜30%であることが好ましく、1〜20%であることがより好ましく、5〜15%であることがさらに好ましい。
はアッベ数をほとんど低下させることなく屈折率を高める成分である。ただし、Yを多量に含有させると、ガラス化しにくくなる場合がある。従って、Yの含有量は0〜30%であることが好ましく、1〜20%であることがより好ましく、2〜10%であることがさらに好ましく、2〜5%であることがさらに好ましい。
Ybはアッベ数をほとんど低下させることなく屈折率を高める成分である。ただし、Ybを多量に含有させると、ガラス化しにくくなる場合がある。また、原料コストが高くなる傾向がある。従って、Ybの含有量は0〜30%であることが好ましく、1〜10%であることがより好ましく、2〜8%であることがさらに好ましく、2〜5%であることがさらに好ましい。
TiOは屈折率を高める効果が大きい成分である。ただし、アッベ数を低下させやすいため、その含有量が多すぎると、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、TiOの含有量は0〜15%であることが好ましく、1〜5%であることがより好ましい。
SiO及びBはガラス骨格となり、ガラス化範囲を広げる成分である。無容器凝固法を用いることで、溶融ガラスと溶融容器の界面を起点とする結晶化は防止することができるが、極端にガラス化しにくい組成では、特にガラス径が大きくなる(例えば直径5mm以上)と内部まで冷却するのに時間がかかり、結晶化が起こりやすくなる。本発明の光学ガラスはSiO及びBを所定量含有するため、ガラス化が容易となり、大きいサイズのガラスを得ることが可能となる。SiO+Bの含有量は0〜60%(ただし0%を含まない)であり、10〜50%であることが好ましく、10〜45%であることがより好ましく、20〜40%であることがより好ましい。SiO+Bが少なすぎると、上記効果が得られにくくなる場合がある。一方、SiO+Bの含有量が多すぎると、屈折率が低下して所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。
SiO及びBのそれぞれの含有量の好ましい範囲は以下の通りである。
SiOの含有量は0〜60%であることが好ましく、0〜40%であることがより好ましく、2〜40%であることがさらに好ましく、2〜30%であることがさらに好ましく、2〜25%であることがなお好ましい。なお、SiOは耐候性を向上させる効果も有する。
の含有量は0〜60%であることが好ましく、10〜45%であることがより好ましく、20〜40%であることがさらに好ましい。
本発明の光学ガラスには、上記成分以外にも、ZrO、AlまたはGeOを含有させることができる。これらの成分を導入することで、所望の屈折率及びアッベ数を有するガラスを容易に作製することができる。
ZrOはアッベ数をほとんど低下させることなく屈折率を高める成分である。また、中間酸化物としてガラス骨格を形成するため、ガラス化範囲を広げる効果がある。さらに、化学的耐久性を向上させる効果もある。ただし、ZrOを多量に含有させると、ガラス化しにくくなる場合がある。従って、ZrOの含有量は0〜25%であることが好ましく、0〜20%であることがより好ましく、0.5〜15%であることがさらに好ましい。
Alは中間酸化物としてガラス骨格を形成し、ガラス化範囲を広げる成分である。また、化学的耐久性を向上させる効果もある。ただし、Alを多量に含有させると、屈折率及びアッベ数が低下してしまい、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、Alの含有量は0〜25%であることが好ましく、0〜20%であることがより好ましく、0〜15%であることがさらに好ましく、0〜12%であることがさらに好ましく、0.1〜10%であることがさらに好ましい。
GeOは屈折率を高める成分であり、ガラス化範囲を広げる効果もある。ただし、GeOを多量に含有させると、アッベ数が低下してしまい、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。また、原料コストが高くなる傾向がある。従って、GeOの含有量は0〜10%であることが好ましく、0〜5%であることがより好ましい。
本発明の光学ガラスには、上記成分以外にも、下記の成分を含有させることができる。
WOは屈折率を高める効果がある。また、中間酸化物としてガラス骨格を形成するため、ガラス化範囲を広げる効果もある。ただし、WOを多量に含有させると、アッベ数が低下してしまい、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、WOの含有量は0〜10%であることが好ましく、0.5〜5%であることがより好ましく、1〜3.5%であることがさらに好ましい。
SnOは屈折率を高める効果が大きい成分である。ただし、アッベ数を低下させやすいため、その含有量が多すぎると、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、SnOの含有量は0〜10%であることが好ましく、1〜5%であることがより好ましい。
はガラス骨格を構成する成分であり、ガラス化範囲を広げる効果がある。ただし、Pを多量に含有させると、分相しやすくなる場合がある。従って、Pの含有量は0〜10%であることが好ましく、0〜3%であることがより好ましい。
MgO、CaO、SrO、BaO及びZnOはガラスの安定性と化学的耐久性を高める効果がある。ただし、その含有量が多すぎると、屈折率が低下して、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、これらの成分の含有量はそれぞれ0〜10%であることが好ましく、1〜5%であることがより好ましい。
LiO、NaO、KO及びCsOは溶融温度を低下させる効果があるが、屈折率が低下しやすくなるため、合量で0〜10%であることが好ましく、0〜5%であることがより好ましい。
Biは屈折率を高める成分であるが、同時にアッベ数を低下させるため、その含有量が多すぎると、所望の光学特性が得られにくくなる場合がある。従って、Biの含有量は30%以下であることが好ましく、10%以下であることがより好ましく、5%以下であることがさらに好ましい。
清澄剤としてSbを含有させることができる。ただし、着色を避けるため、あるいは環境面を考慮して、Sbの含有量は0.1%以下であることが好ましく、含有させないことがより好ましい。
PbO、CdO及びAsは環境面から含有させないことが好ましい。
本発明の光学ガラスの屈折率は1.8以上であることが好ましく、1.83以上であることがより好ましく、1.85以上であることがさらに好ましく、1.9以上であることがなお好ましい。例えば、本発明の光学ガラスをレンズとして使用する場合、屈折率を高めるほどレンズを薄くすることが可能となり、光学デバイスを小型化する上で有利となる。なお、屈折率の上限は、ガラスの安定性を考慮して、2.05以下であることが好ましく、2以下であることがより好ましい。
本発明の光学ガラスのアッベ数は20以上であることが好ましく、30以上であることがより好ましく、35以上であることがさらに好ましい。アッベ数が高いほど屈折率の波長分散が小さくなるため好ましいが、高屈折率特性の維持とガラスの安定性の観点から、47以下であることが好ましく、45以下であることがより好ましく、43以下であることがさらに好ましい。
本発明の光学ガラスは、例えば無容器凝固法により作製することができる。図1は、無容器凝固法によりガラス材を作製するための製造装置の模式的断面図である。
図1に示されるように、ガラス材の製造装置1は、成形型10を有する。成形型10は溶融容器としての役割も果たす。成形型10は、成形面10aを有する。成形型10は、成形面10aに開口している複数のガス噴出孔10bを有する。ガス噴出孔10bは、ガスボンベなどのガス供給機構11に接続されている。このガス供給機構11からガス噴出孔10bを経由して、成形面10aにガスが供給される。ガスの種類は、特に限定されない。ガスは、例えば、空気や酸素であってもよいし、窒素ガスやアルゴンガス、ヘリウムガス等の不活性ガスであってもよい。
製造装置1を用いてガラス材を製造するに際しては、まず、ガラス原料塊12を成形面10a上に配置する。ガラス原料塊12としては、例えば、原料粉末をプレス成形等により一体化したものや、原料粉末をプレス成形等により一体化した後に焼結させた焼結体や、目標ガラス組成と同等の組成を有する結晶の集合体等が挙げられる。
次に、ガス噴出孔10bからガスを噴出させることにより、ガラス原料塊12を成形面10a上で浮遊させる。すなわち、ガラス原料塊12を、成形面10aに接触していない状態で保持する。その状態で、レーザー光照射装置13からレーザー光をガラス原料塊12に照射する。これによりガラス原料塊12を加熱溶融してガラス化させ、溶融ガラスを得る。その後、溶融ガラスを冷却することにより、ガラス材を得ることができる。ガラス原料塊12を加熱溶融する工程と、溶融ガラス、さらにはガラス材の温度が少なくとも軟化点以下となるまで冷却する工程とにおいては、少なくともガスの噴出を継続し、ガラス原料塊12、溶融ガラス、さらにはガラス材と成形面10aとの接触を抑制することが好ましい。なお、加熱溶融する方法としては、レーザー光を照射する方法以外にも、輻射加熱であってもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1〜3は本発明の実施例及び比較例をそれぞれ示している。
Figure 0006340623
Figure 0006340623
Figure 0006340623
各試料は次のようにして調製した。まず表に示すガラス組成になるように調合した原料をプレス成型し、1250〜1400℃で12時間焼結することによりガラス原料塊を作製した。または、表に示すガラス組成になるように調合した原料をアルミナまたは白金坩堝中で1450〜1580℃で30分間溶融し、溶融物をカーボン板状に流し出すことによりガラス原料塊(ガラス化せず)を作製した。
次に、乳鉢中でガラス原料塊を粗粉砕し、0.1〜0.5gの小片とした。得られたガラス原料塊の小片を用いて、図1に準じた装置を用いた無容器凝固法によってガラス材(直径約2〜8mm)を作製した。なお、熱源としては100W COレーザー発振器を用いた。また、原料塊を浮遊させるためのガスとして酸素ガスを用い、流量1〜15L/minで供給した。
なお、表1〜表3において、Gd+Nb+Ta+Y+Yb+Tiは、詳細には、Gd+Nb+Ta+Y+Yb+TiOのモル%を示す。表1〜表3において、Si+Bは、詳細には、SiO+Bのモル%を示す。
得られたガラス材について、屈折率(nd)及びアッベ数(νd)を測定した。結果を表1〜3に示す。
屈折率(nd)は、ガラス材を厚さ5mmのソーダ板基板上に接着後、直角研磨を行い、KPR−2000(島津製作所製)を用いて、ヘリウムランプのd線(587.6nm)に対する測定値で評価した。
アッベ数(νd)は上記d線の屈折率と、水素ランプのF線(486.1nm)及びC線(656.3nm)の屈折率の値を用い、アッベ数(νd)={(nd−1)/(nF−nC)}の式から算出した。
表1〜3に示すように、実施例1〜14のガラスは、屈折率が1.86900〜2.03973と高く、アッベ数も30.58〜43.39と高かった。
一方、比較例1及び2ではガラス化しなかった。比較例3及び4のガラスは、屈折率が1.77312以下と低かった。比較例5のガラスは屈折率が2.01422と高いものの、アッベ数が19.42と低かった。
本発明の光学ガラスは、カメラや顕微鏡、内視鏡等に用いられる光学レンズに好適である。
1:ガラス材の製造装置
10:成形型
10a:成形面
10b:ガス噴出孔
11:ガス供給機構
12:ガラス原料塊
13:レーザー光照射装置

Claims (6)

  1. モル%で、La 35〜55%、Gd+Nb+Ta+Y+Yb+TiO 0〜50%(ただし0%を含まない)、Nb 0〜15%Ta 0〜15%、SiO 2〜40%、及び、SiO+B 〜60%を含有し、屈折率(nd)が1.85以上、アッベ数(νd)が30以上であり、直径が5mm以上であることを特徴とする光学ガラス。
  2. モル%で、Gd 0〜30%、Y 0〜30%、Yb 0〜30%、及び、TiO 0〜15%からなる群から選ばれた少なくとも一種を含有することを特徴とする請求項1に記載の光学ガラス。
  3. さらに、モル%で、ZrO 0〜25%、Al 0〜25%、及び、GeO 0〜10%からなる群から選ばれた少なくとも一種を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の光学ガラス。
  4. さらに、モル%で、MgO 0〜10%、CaO 0〜10%、SrO 0〜10%、BaO 0〜10%、及び、ZnO 0〜10%からなる群から選ばれた少なくとも一種を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学ガラス。
  5. 屈折率(nd)が1.8〜2.05、アッベ数(νd)が0〜47であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光学ガラス。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の光学ガラスを製造するための方法であって、
    成形型の成形面の上方にガラス原料を浮遊させて保持した状態で、前記ガラス原料を加熱融解させて溶融ガラスを得た後に、前記溶融ガラスを冷却することによりガラス材を得る工程を備えることを特徴とする、光学ガラスの製造方法。
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