JP6337717B2 - 副室式内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、主燃焼室と副燃焼室とを備え、副燃焼室の燃料に着火して発生した火炎により、主燃焼室の燃料を燃焼させる副燃焼室式内燃機関に関する。
従来、主燃焼室と、主燃焼室へと連通する連通路を有する副燃焼室とを備えた副燃焼室式内燃機関として、特許文献1に記載の副燃焼室式内燃機関がある。
特許文献1に記載の副燃焼室式内燃機関では、副燃焼室に空気を供給する空気噴射弁を設け、副燃焼室へ供給した燃料を、空気噴射弁から供給された空気により主燃焼室へ押し出す。これにより、主燃焼室内には成層混合気が形成され、副燃焼室には新気混合器が形成される。そして、副燃焼室内の新気混合気に点火をし、火炎が主燃焼室内の成層混合気に伝搬し、主燃焼室内では成層燃焼が行われることとなる。
特開2006−266169号公報
特許文献1記載の副燃焼室式内燃機関では、副燃焼室に空気噴射弁を設けているため、製造コストの増大を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、副燃焼室に空気噴射弁を設けることなく主燃焼室に成層混合気を形成でき、且つ、副燃焼室内の混合気の濃度を適切に管理することが可能な副室式内燃機関を提供することにある。
本発明は、主燃焼室と、主燃焼室と連通する噴孔が設けられた副燃焼室とを備える副室式内燃機関であって、副燃焼室は、その中心軸線に垂直な断面形状が円であり、噴孔は、円の中心から、所定距離離間した位置に設けられており、副燃焼室には、副燃焼室内で周方向に向けて燃料を噴射する燃料供給部が設けられていることを特徴とする。
上記構成により、副燃焼室内において燃料が旋回流となり、当量比が高い領域が副燃焼室の内周近傍に形成され、当量比が低い領域が副燃焼室の中心近傍に形成される。そして、副燃焼室の内周近傍に形成された、当量比が高い領域から、燃料が噴孔を介して主燃焼室へ噴出する。そのため、副燃焼室の中心近傍の当量比が低い領域に、空気が残存することとなる。ゆえに、副室式内燃機関の吸気行程において、副燃焼室内へと流入した空気を、副燃焼室内の燃料の燃焼に用いることができる。さらに、噴孔からは、当量比が高い領域の混合気、すなわち濃厚混合気が噴出するため、主燃焼室内には燃料の成層を形成することができる。したがって、副燃焼室内に空気供給装置を設けることなく、副燃焼室内の当量比を適切に管理することができ、且つ、主燃焼室内には燃料の成層を形成することができる。
第1実施形態に係る副室式内燃機関の概略図である。 (a)が第1実施形態における副室構成部の縦断面図であり、(b)が(a)におけるA−A断面図である。 (a)が第1実施形態における燃料の濃度分布を示しており、(b)が(a)におけるA−A断面図である。 第1実施形態における噴孔が設けられる位置の条件を示す図である。 第1実施形態における主室用燃料及び副室用燃料の噴射タイミングを示している。 (a)が第2実施形態における副室構成部の横断面図であり、(b)が(a)におけるB−B断面図である。 (a)が第3実施形態における副室構成部の横断面図である。 (a)が第4実施形態における副室構成部の縦断面図であり、(b)が(a)におけるA−A断面図である。 (a)が第5実施形態における副室構成部の縦断面図であり、(b)が(a)におけるA−A断面図である。
以下、各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
<第1実施形態>
本実施形態に係る副室式内燃機関は、コジェネレーション用エンジンや、レンジエクステンダ等の、運転中に運転状態が変わらない定点運転エンジンとして用いられることを想定している。
図1は、副室式内燃機関10の全体概略構成を示している。副室式内燃機関10は、副室構成部30が設けられたシリンダブロック11とシリンダヘッド12とを含んで構成されている。シリンダヘッド12には、吸気ポート13と排気ポート14とが形成されており、吸気ポート13と排気ポート14とにはそれぞれ吸気管と排気管とが接続されている。
シリンダブロック11には気筒を構成するシリンダ15が形成されており、シリンダ15内にはシリンダ15に対して上下方向に往復動するピストン16が配設されている。ピストン16はコンロッド17を介して図示しないクランク軸に連結されている。ピストン16の上方には、シリンダ15とシリンダヘッド12により区画形成された主燃焼室18が設けられ、主燃焼室18は吸気弁19及び排気弁20をそれぞれ介して、吸気ポート13及び排気ポート14に連通している。
図2(a)は、図1における副室構成部30の拡大図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A断面図である。すなわち、図2(b)は、副燃焼室31の中心軸線C1に垂直な平面を示している。
副室構成部30は、半球形、すなわち、中心軸線C1に垂直な平面における断面形状が円形の副燃焼室31と、図示しない燃料タンクから供給された燃料を送出する燃料送出装置32と、燃料送出装置32と燃料通路33を介して接続される、燃料供給部として機能するインジェクタ34と、点火装置35とを含んで構成される。副燃焼室31は、シリンダブロック11との接合部が最大径となる半球形であるため、副燃焼室31の球面部のうち最もシリンダヘッド12寄りの部分を大径部と称し、副燃焼室31の球面部のうち最もシリンダヘッド12から離れた部分(最もピストン16寄りの部分)を底部と称する。
インジェクタ34は、中心軸線C1に垂直な平面上に、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4つ設けられている。すなわち、中心軸線C1に垂直な平面上において、いずれかのインジェクタ34と中心軸線C1とを結ぶ直線と、このインジェクタ34に隣り合うインジェクタ34と中心軸線C1とを結ぶ直線のなす角度は90°である。また、中心軸線C1に垂直な平面上において、インジェクタ34の燃料噴射方向は、平面に対して水平方向であり、且つ、いずれかのインジェクタ34と中心軸線C1とを結ぶ直線と、インジェクタ34の燃料噴射方向とのなす角度は90°となっている。すなわち、各インジェクタ34の燃料噴射方向は副燃焼室31の周方向である。
副燃焼室31には、主燃焼室18と連通する噴孔36が設けられている。噴孔36は、中心軸線C1に垂直な第1平面において、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4箇所、さらに、第1平面に対して所定間隔を空けて平行な第2平面においても、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4箇所設けられている。すなわち、第1平面上及び第2平面上において、いずれかの噴孔36と中心軸線C1とを結ぶ直線と、この噴孔36に隣り合う噴孔36と中心軸線C1とを結ぶ直線のなす角度は90°となっている。このとき、第1平面上の噴孔36と第2平面上の噴孔36とは、副燃焼室31の周方向における位置が等しくなっている。すなわち、底部と大径部とを結ぶ弧上、すなわち、副燃焼室31の底部と大径部とを最短距離で結ぶ曲線上に設けられている。
噴孔36の断面形状は円形になっている。これは、副燃焼室31内の燃料への点火により発生した火炎と噴孔36との接触面積を減らし、火炎の熱の副燃焼室31への伝播を抑制するためである。
図3(a)は、インジェクタ34から燃料を噴射した際の燃料分布を示しており、図3(b)は、図3(a)のA−A断面図を示している。なお、同図のグラデーションにおいて、燃料の当量比が高い部分ほど色が濃くなっている。上述した通り、インジェクタ34の燃料噴射方向は、副燃焼室31の周方向となっている。そのため、インジェクタ34から副燃焼室31内へ噴射される噴射燃料41は、副燃焼室31の内周に沿って流れる。これにより、副燃焼室31には、内周に沿って流れる燃料の旋回流が形成される。すなわち、副燃焼室31内には、当量比の高い第1領域42が、副燃焼室31の大径部近傍及び内周近傍に形成され、当量比の低い第2領域43が、副燃焼室31の中心軸線C1近傍及び底部に形成される。そのため、当量比の高い第1領域42の燃料が、噴孔36を介してペネトレーション44となり、主燃焼室18内へと噴出する。
ここで、図4を用いて、噴孔36が設けられる位置について詳述する。図4において、副燃焼室31の大径部の半径をrと定義している。このとき、中心軸線C1に垂直であり且つ噴孔36を含む平面において、中心軸線C1と噴孔36との距離は、r/3よりも長いものとなっている。すなわち、副燃焼室31の中心軸線C1と、大径部の中心と噴孔36とを通る直線とのなす角度θ1が、arcsin(1/3)よりも大きいということもできる。したがって、噴孔36は、中心軸線C1、すなわち、中心軸線C1に垂直であり噴孔36を通る円の中心から、所定距離離間しているといえる。
ところで、図4において、噴孔36が、副燃焼室31の中心軸線C1に垂直なひとつの平面上に複数設けられるものを示しているが、噴孔36は、副燃焼室31の中心軸線C1に垂直な複数の平面上にそれぞれ複数設けられていてもよい。その場合には、各平面上において、中心軸線C1と噴孔36との距離がr/3よりも長ければよい。すなわち、各平面の中で、最も副燃焼室31の底部に近い平面上において、噴孔36と中心軸線C1との距離がr/3よりも長ければよい。
なお、中心軸線C1に垂直な平面上の噴孔36と、その平面とは異なる平面上のインジェクタ34とを同一平面上に射影した場合に、インジェクタ34は、噴孔36よりも中心軸線C1側にあってもよいし、噴孔36よりも副燃焼室31の外径側(中心軸線C1と反対側)にあってもよい。また、噴孔36が副室の中心軸線C1方向に複数ある場合、インジェクタ34は噴孔36と噴孔36の間にあってもよいし、すべての噴孔36よりも中心軸線C1側にあってもよいし、すべての噴孔36よりも副燃焼室31の内周側にあってもよい。
ここで、本実施形態に係る副室式内燃機関10の動作について説明する。副室式内燃機関10は、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程を順に繰り返す。
まず、吸気行程において、吸気弁19を開放することにより、ピストン16の下降に伴って、排気ポート14から主燃焼室18へ空気が流入する。その後、吸気弁19を閉塞し、ピストン16が上昇することにより、主燃焼室18及び副燃焼室31の圧力が上昇する圧縮行程へと移行する。その際、主燃焼室18から副燃焼室31へ空気が流入する。
圧縮行程では、まず、インジェクタ34から副燃焼室31へ、主室用燃料が噴射される。副燃焼室31へ噴射された主室用燃料は、噴孔36を介して主燃焼室18へと噴出し、主燃焼室18内の空気と混ざり合い、混合気となる。
ピストン16が上死点近傍まで上昇すれば、インジェクタ34から副燃焼室31内へ副室用燃料が噴射される。副燃焼室31内へと噴射された副室用燃料は、上述したとおり、副燃焼室31内で当量比の高い第1領域42及び当量比の低い第2領域43を形成するとともに、第1領域42の混合気がペネトレーション44となり主燃焼室18へ流入する。副室用燃料が噴射された後、点火装置35に給電が行われることにより、副燃焼室31内の混合気への点火がなされ、副燃焼室31内に火炎を発生させる。
そして、副燃焼室31内で発生した火炎がペネトレーション44へ伝搬することにより主燃焼室18へ流入し、主燃焼室18内の混合気が燃焼する。これにより、主燃焼室18内の圧力が上昇し、ピストン16が下降する膨張行程へ移行する。
膨張行程の後の排気行程では、排気弁20を開放することにより、ピストン16の上昇に伴って、シリンダ15内のガスを、排気ポート14を介して外部へ放出させる。そして、再び吸気行程へと移行する。
ここで、図5(a)〜(c)を用いて、主室用燃料の噴射タイミングと副室用燃料の噴射タイミングについて詳述する。燃料の燃焼時において、主燃焼室18の当量比は1未満であることが望ましく、副燃焼室31の当量比は1よりも大きく、且つ、1よりも高い所定値よりは低いことが望ましい。しかしながら、副燃焼室31の形状、噴孔36の位置、副室用燃料の噴射タイミング等によっては、副燃焼室31内の当量比が望ましい値とならない場合が生ずる。そのため、本実施形態では、副燃焼室31の形状、噴孔36の位置等に応じて、副燃焼室31内の当量比が適切な値となるように、以下のいずれかの噴射タイミングに予め設定されている。
図5(a)は、代表的な、主室用燃料の噴射タイミングと副室用燃料の噴射タイミングとを示している。主室用燃料は、圧縮行程における時間T1まで噴射され、時間T1において、主室用燃料の噴射が終われば、副室用燃料が噴射される。その後、ピストン16が上死点近傍に位置する時間T2において副室用燃料の噴射が停止され、所定期間を空けて、点火装置35により副室用燃料への点火が行われる。
図5(b)は、図5(a)で示した噴射制御では、副燃焼室31内の当量比が好適な値よりも高くなる場合の、主室用燃料の噴射タイミングと副室用燃料の噴射タイミングとを示している。この場合には、主室用燃料の噴射は、時間T1より、期間tだけ早いタイミングである時間T0において停止される。そして、期間tの間隔を空けて、時間T1において、副室用燃料を噴射する。その後、ピストン16が上死点近傍に位置する時間T2において副室用燃料の噴射が停止され、所定期間を空けて、点火装置35により副室用燃料への点火が行われる。
このとき、期間tでは、インジェクタ34から燃料が供給されず、且つ、ピストン16が上昇し主燃焼室18内の圧力が上昇するため、主燃焼室18内の希薄混合気が、噴孔36を介して主燃焼室18へと逆流する。これにより、時間T1から時間T2にかけて、インジェクタ34から副燃焼室31内へと供給された副室用燃料と、主燃焼室18から逆流した希薄混合器とが混合し、副燃焼室31内の当量比は低下する。なお、期間tは、副室用燃料を副燃焼室31へ供給した際の当量比に基づいて決定される。
図5(c)は、図5(a)で示した噴射制御では、副燃焼室31内の当量比が好適な値よりも低くなる場合の、主室用燃料の噴射タイミングと副室用燃料の噴射タイミングとを示している。
まず、時間T0において、主室用燃料の噴射が、時間T0において停止され、時間T0から所定時間後の時間T1aにおいて、副室用燃料の1回目の噴射が行われる。この1回目の噴射は、時間T2aにおいて終了する。時間T2aから所定時間後の時間T1bにおいて、副室用燃料の2回目の噴射が行われ、この2回目の噴射は、時間T2bにおいて終了する。さらに、時間T2bから所定時間後の時間T1cにおいて、副室用燃料の3回目の噴射が行われ、この3回目の噴射は、時間T2において終了する。その後、所定期間を空けて、点火装置35により副室用燃料への点火が行われる。なお、副室用燃料の噴射時間は、それぞれ等しくなっている。
こうすることにより、副燃焼室31から噴孔36を介して主燃焼室18へ噴射される副室用燃料の量が抑制される。すなわち、副室用燃料により主燃焼室18に形成されるペネトレーション44が短くなる。一方、噴射と噴射の間の時間を、tよりも短くしているため、主燃焼室18から副燃焼室31への希薄混合気の流入も抑制することができる。したがって、副燃焼室31内に残存する副室用燃料の量を維持することができる。
上記構成により、本実施形態に係る副室式内燃機関10は、以下の効果を奏する。
・副燃焼室31内において燃料が旋回流となり、当量比が高い第1領域42が副燃焼室31の内周近傍に形成され、当量比が低い第2領域43が副燃焼室31の中心近傍に形成される。そして、副燃焼室31の内周近傍に形成された、第1領域42から、燃料が噴孔36を介して主燃焼室18へ噴出する。そのため、副燃焼室31の中心近傍の当量比が低い第2領域43に、空気が残存することとなる。ゆえに、副室式内燃機関10の吸気行程において、副燃焼室31内へと流入した空気を、副燃焼室31内の燃料の燃焼に用いることができる。さらに、噴孔36からは、当量比の高い第1領域42の混合気がペネトレーション44となり、主燃焼室18へと噴出する。これにより、主燃焼室18内において、ペネトレーション44により燃料の成層を形成することができる。したがって、副燃焼室31内に空気供給装置を設けることなく、副燃焼室31内の当量比を適切に管理することができ、且つ、主燃焼室18内には燃料の成層を形成することができる。
・半球形の副燃焼室31内に燃料の旋回流を発生させた場合、燃料は大径部に充満した後に、底部へと移動する。そのため、仮に、噴孔36が副燃焼室31の底部近傍に位置する場合には、噴射された燃料により、副燃焼室31内の空気が主燃焼室18へと押し出され、その後、混合気が噴孔36から噴出する。ゆえに、副燃焼室31内の当量比が過剰に上昇し、副燃焼室31内の燃料への点火が困難となる。本実施形態では、噴孔36を副燃焼室31の中心軸線C1から離間した位置に設けているため、旋回流となった燃料は、副燃焼室31の底部へ到達する前に噴孔36から噴出する。そのため、副燃焼室31内の当量比を維持しつつ、濃厚混合気を噴孔36から噴出させることができる。
<第2実施形態>
本実施形態に係る副室式内燃機関は、全体構成は第1実施形態と共通しており、インジェクタ34の燃料噴射方向が第1実施形態と異なっている。
図6(a)は、副室構成部30の横断面図を示しており、図6(b)は、図6(a)のB−B断面図を示している。図6(b)において、大径部を通る、中心軸線C1に垂直な平面をL1としており、インジェクタ34を通る、中心軸線C1に垂直な平面をL2としている。また、燃料噴射方向を示す破線をC2としている。このとき、C2と副燃焼室31の内周面との交点は、L1とL2の間に位置している。すなわち、インジェクタ34の燃料噴射方向は、インジェクタ34を通る中心軸線C1に垂直な平面L2よりも、大径部側へ向いており、且つ、大径部よりも、インジェクタ34を通る中心軸線C1に垂直な平面L2側に向いている。
上記構成により、本実施形態に係る副室式内燃機関10は、第1実施形態に係る副室式内燃機関10が奏する効果に準ずる効果に加えて、以下の効果を奏する。
・副燃焼室31の中心軸線C1の方向において、インジェクタ34を大径部側の反対側に向けた場合、インジェクタ34から供給された燃料が副燃焼室31の底部近傍に充満することとなり、副燃焼室31内の燃料が旋回流となりづらくなる。また、燃料噴射方向を、大径部よりも、インジェクタ34を通る中心軸線C1に垂直な平面L2側に向いていない場合、燃料が大径部の内周に沿って流れず、副燃焼室31内の燃料が旋回流となりづらくなる。そのため、副燃焼室31の内周近傍に当量比が高い第1領域42を形成し、副燃焼室31の中心近傍に当量比の低い第2領域43を形成することが困難となる。本実施形態では、インジェクタ34の燃料噴射方向を、インジェクタ34を通る中心軸線C1に垂直な平面L2よりも大径部側へ向けており、且つ、大径部よりも、インジェクタ34を通る中心軸線C1に垂直な平面L2側に向くものと規定しているため、副燃焼室31内に旋回流を形成することができる。それゆえに、副燃焼室31内の当量比を適切に管理することができ、且つ、主燃焼室18内には燃料の成層を形成することができる。
<第3実施形態>
本実施形態に係る副室式内燃機関は、全体構成は第1実施形態と共通しており、インジェクタ34の燃料噴射方向が第1実施形態と異なっている。図7は、本実施形態に係る副室構成部30の横断面図を示している。
を示している。
図7において、インジェクタ34の燃料噴射方向を示す一点鎖線の線分をC3としており、C3と副燃焼室31の内周面との交点における、副燃焼室31の接線をL3としている。このとき、C3とL3とのなす角度θ2は、45°よりも小さい角度に設定されている。
上記構成により、本実施形態に係る副室式内燃機関10は、第1実施形態に係る副室式内燃機関10が奏する効果に準ずる効果に加えて、以下の効果を奏する。
・インジェクタ34の燃料噴射方向と、燃料噴射方向における副燃焼室31の内周面の接線とのなす角度θ2が、直角に近い場合、副燃焼室31内の燃料の流れが旋回流となりづらい。そのため、副燃焼室31内の当量比を適切な当量比とする場合には、噴孔36から噴出する燃料が成層を形成せず、一方、噴孔36から噴出する燃料の当量比を成層を形成するものとした場合には、副燃焼室31内の当量比が過剰に上昇する。本実施形態では、インジェクタ34の燃料噴射方向と、燃料噴射方向における副燃焼室31の内周面の接線とのなす角度θ2を45°よりも小さい角度に規定しているため、副燃焼室31内に供給された燃料を旋回流とすることができる。それゆえに、副燃焼室31内の当量比を適切に管理することができ、且つ、主燃焼室18内には燃料の成層を形成することができる。
<第4実施形態>
本実施形態に係る副室式内燃機関は、全体構成は第1実施形態と共通しており、副室構成部30が第1実施形態と異なっている。図8(a)は、本実施形態における副室構成部30の縦断面図、及び、燃料を噴射した際の燃料の濃度分布を示しており、図8(b)は、図8(a)のA−A断面図である。
副室構成部30は、有底の円筒形、すなわち、中心軸線C1に垂直な平面における断面形状が円形の副燃焼室31aと、図示しない燃料タンクから供給された燃料を送出する燃料送出装置32と、燃料送出装置32と燃料通路33を介して接続される、燃料供給部として機能するインジェクタ34と、点火装置35とを含んで構成される。インジェクタ34は、中心軸線C1に垂直な平面上に、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4つ設けられており、インジェクタ34の燃料噴射方向は、副燃焼室31aの周方向となっている。なお、副燃焼室31aについて、中心軸線C1に垂直な平面となる部分のうち、シリンダヘッド12側を上端部と称し、上端部に対して他端側を底部と称する。
副燃焼室31aの側面には、主燃焼室18と連通する噴孔36aが設けられている。噴孔36は、中心軸線C1に垂直な第1平面において、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4箇所、さらに、第1平面に対して所定間隔を空けて平行な第2平面においても、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4箇所設けられている。すなわち、第1平面上及び第2平面上において、いずれかの噴孔36aと中心軸線C1とを結ぶ直線と、この噴孔36aに隣り合う噴孔36aと中心軸線C1とを結ぶ直線のなす角度は90°となっている。このとき、第1平面上の噴孔36aと第2平面上の噴孔36aとは、副燃焼室31aの側面の、中心軸線C1と平行な直線上に設けられている。すなわち、第1平面上の噴孔36aと第2平面上の噴孔36aとは、副燃焼室31aの周方向における位置が等しくなっている。
上述した通り、インジェクタ34の燃料噴射方向は、副燃焼室31aの周方向となっている。そのため、インジェクタ34から副燃焼室31内へ噴射される噴射燃料41は、副燃焼室31aの内周に沿って流れる。これにより、副燃焼室31aには、内周に沿って流れる燃料の旋回流が形成される。すなわち、副燃焼室31a内には、当量比の高い第1領域42aが副燃焼室31aの上端部近傍及び内周近傍に形成され、当量比の低い第2領域43aが、副燃焼室31aの中心軸線C1近傍及び底部に形成される。そのため、当量比の高い第1領域42aの燃料が、噴孔36aを介してペネトレーション44aとなり、主燃焼室18内へと噴出する。
なお、インジェクタ34を上端部寄りに設けるものとしたが、底部寄りに設けてもよい。この場合には、当量比の高い第1領域42aが副燃焼室31aの底部近傍及び内周近傍に形成され、当量比の低い第2領域43aが、副燃焼室31aの中心軸線C1近傍及び上端部近傍に形成される。
さらに、本実施形態において、副燃焼室31aの底部の形状を平面としたが、その形状は平面に限られず、半球形や円錐形等としてもよい。
上記構成により、本実施形態に係る副室式内燃機関10は、第1実施形態に係る副室式内燃機関10が奏する効果に加えて、以下の効果を奏する。
・円筒形の副燃焼室31a内に燃料の旋回流を発生させた場合、燃料は副燃焼室31aの側方に充満し後に、副燃焼室31aの中心部へと移動する。そのため、噴孔36aが副燃焼室31aの底部に位置する場合には、噴射された燃料により、副燃焼室31a内の空気が主燃焼室18へと押し出され、その後、混合気が噴孔36aから噴出する。ゆえに、副燃焼室31a内の当量比が過剰に上昇し、副燃焼室31a内の燃料への点火が困難となる。本実施形態では、噴孔36aを副燃焼室31aの側面に設けているため、旋回流となった燃料は、副燃焼室31aの中心部へ到達する前に噴孔36aから噴出する。そのため、副燃焼室31a内の当量比を維持しつつ、濃厚混合気を噴孔36aから噴出させることができる。
<第5実施形態>
本実施形態に係る副室式内燃機関は、全体構成は第1実施形態と共通しており、副室構成部30が第1実施形態と異なっている。図9(a)は、本実施形態における副室構成部30の縦断面図、及び、燃料を噴射した際の燃料の濃度分布を示しており、図9(b)は、図9(a)のA−A断面図である。
副室構成部30は、円錐形、すなわち、中心軸線C1に垂直な平面における断面形状が円形の副燃焼室31bと、図示しない燃料タンクから供給された燃料を送出する燃料送出装置32と、燃料送出装置32と燃料通路33を介して接続される、燃料供給部として機能するインジェクタ34と、点火装置35とを含んで構成される。インジェクタ34は、中心軸線C1に垂直な平面上に、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4つ設けられており、インジェクタ34の燃料噴射方向は、副燃焼室31bの周方向となっている。なお、副燃焼室31bについて、シリンダヘッド12側となる円錐の底面を大径部と称し、円錐の頂部を底部と称する。
副燃焼室31bの側面には、主燃焼室18と連通する噴孔36bが設けられている。噴孔36bは、中心軸線C1に垂直な第1平面において、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4箇所、さらに、第1平面に対して所定間隔を空けて平行な第2平面においても、中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に4箇所設けられている。すなわち、第1平面上及び第2平面上において、いずれかの噴孔36bと中心軸線C1とを結ぶ直線と、この噴孔36bに隣り合う噴孔36bと中心軸線C1とを結ぶ直線のなす角度は90°となっている。このとき、第1平面上の噴孔36bと第2平面上の噴孔36bとは、円錐形の副燃焼室31bの同一母線上に設けられている。
なお、噴孔36bは、第1実施形態に準ずる位置に設けられる。すなわち、副燃焼室31bの大径部の半径をrと定義すると、中心軸線C1に垂直であり且つ噴孔36bを含む平面において、中心軸線C1と噴孔36bとの距離は、r/3よりも長いものとなっている。すなわち、噴孔36bは、円錐形の副燃焼室31bの母線上において、底部から、母線の長さの1/3よりも離間した位置に設けられる。
上述した通り、インジェクタ34の燃料噴射方向は、副燃焼室31bの周方向となっている。そのため、インジェクタ34から副燃焼室31b内へ噴射される噴射燃料41は、副燃焼室31bの内周に沿って流れる。これにより、副燃焼室31bには、内周に沿って流れる燃料の旋回流が形成される。すなわち、副燃焼室31b内には、当量比の高い第1領域42bが副燃焼室31bの大径部近傍及び内周近傍に形成され、当量比の低い第2領域43bが、副燃焼室31bの中心軸線C1近傍及び底部に形成される。そのため、当量比の高い第1領域42bの燃料が、噴孔36bを介してペネトレーション44bとなり、主燃焼室18内へと噴出する。
なお、図9は概略図であり、副燃焼室31bの中心軸線C1と副燃焼室31bの側面とのなす角度は図9に示したものに限られることはない。
上記構成により、本実施形態に係る副室式内燃機関10は、第1実施形態に係る副室式内燃機関10に準ずる効果を奏する。
<変形例>
・上記各実施形態は組み合わせて用いることもできる。すなわち、インジェクタ34の燃料噴射方向を設定する際に、第2実施形態に係る燃料噴射方向と第3実施形態に係る燃料噴射方向とを共に用いるものとしてもよい。また、副燃焼室31の形状を第4実施形態又は第5実施形態で示したものとした際に、インジェクタ34の燃料噴射方向を第2実施形態及び/又は第3実施形態で示したものとしてもよい。
・副燃焼室31,31a,31bの形状は、上記実施形態に示したものに限られない。副燃焼室31,31a,31bの中心軸線C1に垂直な平面の形状が円形であれば、インジェクタ34から供給される燃料を旋回流とすることができる。
・上記各実施形態において、噴孔36,36a,36bの数、及び、インジェクタ34の数を特定しているが、噴孔36,36a,36bの数、及び、インジェクタ34の数は、これらに限られない。
・上記各実施形態において、中心軸線C1に垂直な平面上において、噴孔36,36a,36bを中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に設けるものとしたが、等間隔でなくてもよい。また、中心軸線C1に垂直な平面上において、インジェクタ34を中心軸線C1を中心とする中心角に対して等間隔に設けるものとしたが、等間隔でなくてもよい。
・上記各実施形態において、インジェクタ34を中心軸線C1に垂直な同一平面上に設けるものとしたが、同一平面上でなくてもよい。この場合、異なる平面上のインジェクタ34どうしは、副燃焼室31の周方向における位置が一致していてもよいし、一致していなくてもよい。すなわち、異なる平面上のインジェクタ34を同一平面上に射影した場合に、インジェクタ34どうしが重なってもよいし、重ならなくてもよい。
・上記各実施形態において、インジェクタ34と噴孔36,36a,36bとを、中心軸線C1に垂直な同一平面上に設けるものとしたが、異なる平面上に設けてもよい。この場合、インジェクタ34の位置を、中心軸線C1方向において、いずれの噴孔36,36a,36bよりも上端部側となるようにしてもよいし、いずれの噴孔36,36a,36bよりも底部側となるようにしてもよい。また、中心軸線C1方向において、噴孔36,36a,36bと噴孔36,36a,36bとの間にインジェクタ34が位置するものとしてもよい。
10…副室式内燃機関、18…主燃焼室、31…副燃焼室、31a…副燃焼室、31b…副燃焼室、34…インジェクタ、36…噴孔、36a…噴孔、36b…噴孔、C1…中心軸線。

Claims (6)

  1. 主燃焼室(18)と、前記主燃焼室と連通する噴孔(36,36a,36b)が設けられた副燃焼室(31,31a,31b)とを備える副室式内燃機関(10)であって、
    前記副燃焼室は、その中心軸線(C1)に垂直な断面形状が円であり、
    前記噴孔は、前記円の中心から、所定距離離間した位置に設けられており、
    前記副燃焼室には、前記副燃焼室内で周方向に向けて燃料を噴射する燃料供給部(34)が設けられており、
    前記副燃焼室は、前記断面の径が最大となる大径部を有し、
    前記燃料供給部の燃料噴射方向は、前記燃料供給部を通る前記中心軸線に垂直な平面よりも前記大径部側へ向いており、且つ、前記大径部よりも、前記燃料供給部を通る前記中心軸線に垂直な平面側に向いていることを特徴とする副室式内燃機関。
  2. 前記副燃焼室の中心軸線に垂直な断面において、前記燃料供給部の燃料噴射方向を示す線分と、前記燃料噴射方向を示す線分と前記副燃焼室の内周との交点における、前記副燃焼室の内周の接線とのなす角度(θ)が、45°よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の副室式内燃機関。
  3. 前記副燃焼室(31)は、半球形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の副室式内燃機関。
  4. 前記副燃焼室(31b)は、円錐形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の副室式内燃機関。
  5. 前記所定距離は、前記断面の径が最大となる大径部の半径(r)の1/3よりも大きいことを特徴とする請求項3又は4に記載の副室式内燃機関。
  6. 前記燃料供給部は、前記副燃焼室の中心から離間した位置に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の副室式内燃機関。
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