JP6337034B2 - ゲートガイド - Google Patents

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本発明は、工事現場の仮設ゲートに使用されるゲートガイドに関する。
土木工事や建築工事の現場等では、部外者が施工現場に無許可で進入したり、施工中の土砂や施工材料等が外部に飛散するのを防止するために、工事現場の周囲を囲うようにして組立式の仮設フェンスが設置される。また、この仮設フェンスには、人や車両が現場内に出入りするための仮設ゲートが設置されている。
この仮設ゲートは、開閉式の扉であり、その構造は種々のものがある。例えば、特許文献1で開示されている仮設ゲートは、蛇腹折りにして折り畳むことのできる扉体(遮蔽板)で構成されており、この扉体の下側には、360度回転自在なキャスターが取り付けられている。このキャスターは、地面上を転動しながら走行することで、扉体が地面に対して略平行にスムーズに移動できるようにしている。この扉体の左右方向の一端は、仮設ゲートが設置される開口(間口)の一端に固定されており、扉体の他端を開口の他端まで移動させて固定することでゲートが閉じられるようになる。
なお、上述した扉体の構造は一例であって、現場によっては蛇腹折りではなく一枚の板状に形成されたものを、引戸のようにして開閉するものや、リンク式(パンタグラフ式)の構造で開閉方向に伸縮して畳めるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。これらのような構造であっても、扉体の下側には上述したキャスターが取り付けられており、扉体が地面に対して略平行にスムーズに移動できるようになっている。
一方、特許文献3、4で開示されている仮設ゲートは、仮設ゲートの開口寸法に合わせて門型フレームを設け、この門型フレームの上梁から扉体を吊り下げる構造のものである。より詳細には、この上梁には開閉方向に延びるガイドレールが開口の全長に亘って設けられており、このガイドレールに沿って吊り下げられた扉体が自由に移動することでゲートが開閉するようになっている。
特開平10−72815号公報 特開平8−165872号公報 特開2004−150227号公報 特開2012−219484号公報
上述した特許文献1、2の仮設ゲートは、扉体が開口の両端のみで固定される構造であり、中間部分は固定されていない。そのため、扉体を閉じるときに、地面の凹凸、地面の傾斜などの影響によって扉体の中間部分が歩行帯側に膨らんで(はみ出して)しまうことがある。特に、キャスターは走行性をよくするために360度回転自在なものが使用されているので、扉体の中間部分が膨らみ易い。さらには、扉体を閉じた状態であっても、強風等で扉体が煽られると、扉体の中間部分が歩行帯側に膨らんでしまったり、さらには扉体が転倒するおそれもあった。
これらの膨らみ或いは転倒を防止する方法として、扉体の下側に開閉方向に沿って補強用のワイヤーを通しておくものがある。しかしながら、開閉動作によってワイヤーが弛むと、出入りする車両のタイヤに絡まって仮設ゲートを引きずって破損させてしまうことがある。また、ワイヤーが歩行帯側に弛んでしまうと、歩行者がつまずくおそれもある。
一方、特許文献3、4の仮設ゲートでは、上梁のガイドレールに沿って扉体が移動するので、上述した中間部分が膨らんだり転倒する等のおそれは少なくなるが、門型フレームを設ける分だけ構造が複雑になり、高価なものになってしまう。また、門型フレームを用いた構造では、上梁によって高さが制限されるため、出入りする車両や荷物の高さ等が制限されてしまう。
さらには、門型フレームを使用する構造では、門型フレームの寸法に合わせて仮設フェンスの開口寸法を決定しなければならず、現場の状況に合わせて間口を決定したり、寸法調整等をすることができない。これらの点から、現状では、特許文献1、2のような構造の仮設ゲートが一般的に多く用いられている。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、扉体がキャスターで移動する構造の仮設ゲートに用いられ、扉体が歩行帯側にはみ出したり転倒したりするのを防止することができるゲートガイドを提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、地面上を走行するキャスターが扉体下部に取り付けられた仮設ゲートに用いられ、前記地面と前記キャスターとの間に配置されるゲートガイドであって、略平坦な面が形成され、前記扉体を開閉するときに前記キャスターが前記面上を走行するキャスター走行部と、前記キャスター走行部の幅方向の両側或いはいずれかの片側に設けられ、前記キャスター走行部よりも上側に突出するキャスター止め部と、を備え、当該ゲートガイドには、前記キャスターの走行方向に隣り合う当該ゲートガイドを連結するための連結用穴が設けられ、2つの挿入部とこの挿入部を結ぶ連結部とを有する略コ字形状の連結具を用いて、隣り合う当該ゲートガイドの前記連結用穴に2つの前記挿入部をそれぞれ挿通することで、前記キャスターの走行方向に当該ゲートガイドを連結可能に構成したことを特徴とする。
さらに、前記連結具は、前記キャスター止め部の上側から取り付けられ、前記キャスター止め部には、上下方向に延びる前記連結用穴と、前記連結用穴から前記キャスターの走行方向の端部まで延びる連結用溝とが形成され、前記連結用溝に前記連結部が上側から埋め込まれるようにしてもよい。
また、前記キャスター止め部は、前記キャスター走行部から幅方向外側へ斜め上側に向けて傾斜する内側傾斜面と、前記内側傾斜面の上端から幅方向外側へ略水平に延びる頂部平面と、前記頂部平面から幅方向外側へ斜め下側に向けて傾斜する外側傾斜面とを備えていてもよい。
さらにまた、前記キャスター止め部の全部或いは一部には、前記キャスター走行部の色とは異なる注意喚起色が着色されていてもよい。
本発明に係るゲートガイドでは、略平坦な面が形成され、扉体を開閉するときにキャスターが前記面上を走行するキャスター走行部と、キャスター走行部の幅方向の両側に設けられ、キャスター走行部よりも上側に突出するキャスター止め部とを備えているので、地面の凹凸等の影響を受けることなく、キャスター走行部上をキャスターがスムーズに走行できるようになる。また、扉体が風によって煽られたりしたとしても、キャスターがキャスター止め部によって止められるので、キャスター止め部よりも外側(歩行帯側)に膨らまないようになる。
本発明に係るゲートガイドを利用した仮設ゲートの正面図である。 図1のA方向から見た平面図であって、(A)は仮設ゲートを閉じた状態、(B)は仮設ゲートを開いた状態である。 ゲートガイドを単体で示す平面図である。 図3のゲートガイドを下側から見た図である。 図3のゲートガイドを右側から見た図である。 隣り合うゲートガイドを連結具を用いて連結する状態を示す断面図である。 地面に敷設されたゲートガイドの上をキャスターが走行する状態を示す概要図である。
以下、本発明の実施の形態に係るゲートガイド10について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係るゲートガイド10を設置した仮設ゲート1の正面図である。また、図2は、図1のA方向から見た平面図であって、(A)は扉体を閉じた状態、(B)は扉体を開いた状態を示している。
なお、本実施の形態で使用する上下方向とは、図1の紙面の上下方向をいう。また、左右方向(開閉方向、走行方向)とは、図1の紙面の左右方向をいう。さらに、幅方向とは、図1の紙面の奥行き方向をいうものとする。
仮設ゲート1(キャスターゲートともいう)は、図1に示すように、仮設フェンス2に設けられた開口部(仮設フェンス2が設けられていない部分。開口寸法を符号Lで示す)に組み立てられる。より詳細には、左右の仮設フェンス2、2の端部には、地面Gに対して略垂直に延びる支柱3、3がそれぞれ立設され、仮設ゲート1の左右の両端部がこの支柱3,3にそれぞれ固定されている。本実施の形態では、図2(A)および図2(B)に示すように、仮設ゲート1の左端部が支柱3に強固に取り付けられ、右端部が支柱に対して着脱可能に取り付けられている。
仮設ゲート1は、図1に示すように、左右方向に間隔を空けて設けられた複数本の縦フレーム4と、縦フレーム4の下側に取り付けられたキャスター5と、隣り合う縦フレーム4の間を覆う防塵シート6(扉体)とで構成されている。また、隣り合う縦フレーム4は、補強梁4aによってそれぞれ連結されている。
この仮設ゲート1は、図2(A)に示すように、閉じた状態では、隣り合う縦フレーム4同士が離間することで、防塵シート6が平面状に張られ、仮設フェンス2の開口部が閉じられるようになる。一方、図2(B)に示すように、開いた状態では、縦フレーム4が左側の支柱3の位置付近までキャスター5によってそれぞれ移動し、防塵シート6が蛇腹折りに折り畳まれるようになる。
キャスター5は、縦フレーム4を軸線として、360度回転自在なものが使用されている。これは、キャスター5の走行方向が左右方向(開方向および閉方向)の2方向であるため、仮設ゲート1の開動作から閉動作または閉動作から開動作に移る際にキャスター5の向きを180度回転させなければならないためである。また、扉体6が閉じた状態のときに風によって煽られると、キャスター5が回転して幅方向に向けて走行できるようにも回転してしまうため、扉体6が幅方向へ膨らみ易い構造であるとも言える。
なお、従来技術にも記載した通り、仮設ゲートは種々の構造があり、上述した仮設ゲート1の構造はその一実施例に過ぎない。また、扉体の蛇腹折りの構造や伸縮構造等は既知の技術であるため、本実施形態ではその詳細な説明を省略する。
図3は、ゲートガイド10を単体で示す平面図、図4は、図3のゲートガイド10を下側から見た図、図5は、図3のゲートガイド10を右側から見た図である。また、図6は、隣り合うゲートガイド10、10同士を連結具20を用いて連結する状態を示す断面図である。さらに、図7は、地面Gに敷設されたゲートガイド10の上をキャスター5が走行する状態を示す概要図である。
ゲートガイド10は、図7に示すように、地面G上に敷設され、地面Gとキャスター5との間に配置されている。なお、地面G上に直接敷設せずに、地面Gとゲートガイド10との間に介在物(例えば、板状物)を設ける態様であってもかまわない。
また、このゲートガイド10は、左右方向に所定の単位長さで形成されている。ゲートガイド10は、図1、図2(A)、図2(B)に示すように、仮設ゲート1の開口寸法Lにあわせて必要な数量を左右方向に連結し、開口寸法Lの全長に亘って連続するようにして使用される。
ゲートガイド10は、図3に示すように、平面視で略長方形に形成されている。ゲートガイド10は、図3の紙面左右方向が図1の紙面左右方向(開閉方向)に向けて敷設される。このゲートガイド10は、幅方向(図3の紙面上下方向)中央部にキャスター走行部11が形成されており、このキャスター走行部11の幅方向の両端部にキャスター止め部12、12がそれぞれ形成されている。このキャスター走行部11およびキャスター止め部12は、左右方向の全長に亘って連続して形成されている。また、キャスター走行部11およびキャスター止め部12は、樹脂材料或いはゴム材料によって一体成形されている。
キャスター走行部11は、ほぼ平坦な面であり、この面上をキャスター5が走行する。また、キャスター走行部11には、雨水等を排水するための水抜き穴15が、上下方向に貫通する態様で設けられている。また、この水抜き穴15は、アンカーボルト30(図7参照)を挿通させることによって、ゲートガイド10を地面Gに固定するためのアンカーボルト挿通穴としても使用することができる。なお、設置する地面Gの状況などによって、アンカーボルト30を使用するか否かは自由に選択される。
キャスター走行部11の上下方向の厚みは、地面Gの凹凸(図7参照)によって上述した平坦な面が歪む等の影響を受けない寸法に形成されている。この寸法は、凹凸のある地面Gに載置して実験した結果から、樹脂材料であれば約20mm以上にすれば問題ないことが分かった。
キャスター止め部12は、キャスター走行部11よりも上側に突出するように形成されている。このキャスター止め部12は、キャスター走行部11から幅方向外側へ斜め上側に向けて傾斜する内側傾斜面12bと、この内側傾斜面12bの上端から幅方向外側へ略水平に延びる頂部平面12aと、この頂部平面12aから幅方向外側へ斜め下側に向けて傾斜する外側傾斜面12cとを有している。
キャスター走行部11から頂部平面12aまでの高さ寸法は、キャスター5がこの頂部平面12aの上を容易に乗り越えられない程度にしている。この寸法は、実験の結果、約30mm以上であることが好ましい。
外側傾斜面12cは、仮設ゲート1を通過する車両が容易にゲートガイド10を乗り越えられ、かつ、乗り越えるときに運転者に大きな衝撃を与えないようにするために設けられている。また、内側傾斜面12bは、キャスター走行部11を移動するキャスター5の車輪が接触したときに、車輪を痛めないようにすると共に、外側傾斜面12cと同様に、通過する車両が容易に乗り越えられるように設けられている。
キャスター止め部12は、仮設ゲート1を通過する車両の運転者が目視で確認できるように、注意喚起を促す色に着色されている。例えば、黄色或いは黄色と黒の縞模様など、工事現場等でよく使用されている注意喚起の色である。一方、キャスター走行部11の色は、キャスター止め部12の色とは異ならせ、例えば、目立たない黒色等にしてある。
なお、キャスター止め部12の着色部分は、キャスター止め部12の全表面でなくてもよく、例えば、運転者から見える外側傾斜面12cのみ、或いは外側傾斜面12cと頂部平面12aのみであってもよい。また、左右方向の全長に亘って着色されていなくても、注意喚起ができる程度に、左右方向に間隔を空けた部分毎に施されていてもよい。
一方、頂部平面12aの左右方向の両端部には、図3および図6に示すように、連結用穴13および連結用溝14がそれぞれ形成されている。この連結用穴13は、頂部平面12aから下側に貫通している。また、連結用溝14は、連結用穴13の上側部分から左右方向の端部まで延びている。
これらの連結用穴13および連結用溝14は、隣り合って配置されるゲートガイド10、10を左右方向に連結するためのものである。より詳細には、図6に示すように、連結具20がキャスター止め部12の上側から取り付けられて、互いに連結されるようになる。
連結具20は、下側が開口する略コ字形状に形成されており、上下方向に延びる2つの挿入部21と、この挿入部21の上側を水平に結ぶ連結部22とを備えている。この2つ挿入部21は、隣り合うゲートガイド10の連結用穴13にそれぞれ挿通される。また、連結部22は、それぞれの連結用溝14内に埋め込まれ、この連結部22が頂部平面12aよりも上側に突出しないようになっている。
次に、ゲートガイド10の作用について、図7を用いて説明する。
凹凸のある地面G上に敷設されたゲートガイド10は、縦フレーム4等の重量を受けるようになる。キャスター走行部11の厚み(強度)は、この重量を受けても平坦な面が変形してキャスター5のスムーズな走行を妨げないように決定されている。
このゲートガイド10は、既設の仮設ゲート1にも後から簡単に設置することができる。また、ゲ−トガイド10を設置するために、既設の仮設ゲート1を改造する必要もない。そのため、門型フレームを用いた従来技術と比較して、安価な値段で構成することができる。
また、ゲートガイド10は、左右方向に連結して設置することで、現地の開口寸法L(図1および図2参照)に合わせた左右方向の長さを自由に調整することができる。
ゲートガイド10が設けられた状態では、図7に示すように、キャスター5は扉体6の開閉方向に沿って略直線的に走行できるようになり、幅方向に大きく膨らむようなことがなくなる。また、仮に膨らんだとしても、キャスター5がキャスター止め部12に当接することで、このキャスター止め部12を超えて膨らむことはなくなる。
また、強風によって扉体6が煽られたとしても、キャスター5がキャスター止め部12に当接することで、このキャスター止め部12を超えて膨らむことはなくなる。特に、強風で煽られたときには、従来、扉体6が上面視で弓状に撓んだ後に、その中央部に大きな力(回転モーメント)が集中して発生し仮設ゲート1が転倒するおそれがあったが、ゲートガイド10を用いることによって弓状に撓むことがなくなる。すなわち、扉体6の全体に力が分散されて特定の箇所に大きな力が集中して作用することがなくなるので、ゲートガイド1が転倒する危険性を少なくすることができる。
本発明の実施の形態に係るゲートガイドによれば、扉体6を開閉するときにキャスター5が面上を走行するキャスター走行部11と、キャスター走行部11の幅方向の両側に設けられ、キャスター走行部11よりも上側に突出するキャスター止め部12とを備えているので、キャスター5がキャスター止め部12を超えて移動できなくなる。そのため、扉体6が幅方向に大きく膨らんで、歩行者帯側にはみ出してしまうことを防止することができる。
また、キャスター止め部12の上側から取り付けられる連結具20を有し、キャスター5の走行方向にゲートガイド10、10を連結可能にしているので、現地の開口寸法Lに合わせて左右方向の長さを自由に調整することで、設置作業を容易に行うことができる。そのため、門型フレームを使用する仮設ゲートと比較して、より安価である。また、連結具を設けることにより、隣り合うゲートガイド10,10のキャスター走行部11、11が幅方向でずれないように連結することができる。また、連結されるキャスター走行部11、11の上下方向に大きな段差ができるのを防止することができる。
さらに、キャスター止め部12には、上下方向に貫通する連結用穴13と、連結用穴13からキャスター5の走行方向の外側端部まで延びる連結用溝14とが形成され、連結具20は、互いに隣り合う連結用穴13、13のそれぞれに上側から挿入される挿入部21、21と、挿入部21を連結し、連結用溝14に上側から埋め込まれる連結部22とを備えているので、隣り合って配置されるゲートガイド10、10に連結具20を上側から挿入する作業のみで簡単に連結することができる。また、連結具20がキャスター止め部12の外表面から突出しないようにして取り付けることができる。
また、キャスター止め部12は、キャスター走行部11から幅方向外側へ斜め上側に向けて傾斜する内側傾斜面12bを設けているので、キャスター5が当たったときにキャスターを痛めることがない。また、内側傾斜面12bの上端から幅方向外側へ略水平に延びる頂部平面12aを備えているので、この頂部平面12aに連結用穴13および連結用溝14を形成することで、連結作業を容易に行うことができる。さらに、頂部平面12aから幅方向外側へ斜め下側に向けて傾斜する外側傾斜面12cを備えているので、仮設ゲート1を通過する車両がこのゲートガイド10の上を乗り越え易くなるとともに、乗り越えるときに運転者に大きな振動や衝撃を与えないようにすることができる。
さらに、キャスター止め部12の全部或いは一部には、キャスター走行部11の色とは異なる注意喚起色が着色されているので、ゲートガイド10の段差があることを車両の運転手が事前に目視で確認できるようになる。また、歩行している作業者等にも段差があることを事前に知らせることができる。
以上、本発明の実施の形態に係るゲートガイド10について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、キャスター止め部12をキャスター走行部11の幅方向の両側に設けているが、いずれかの片側にだけ設けるようにしてもよい。例えば、歩行帯側にのみキャスター止め部12を設けて、歩行帯側にだけ扉体6がはみ出さないように工夫することもできる。
1 仮設ゲート
2 仮設フェンス
3 支柱
4 縦フレーム
4a 補強梁
5 キャスター
6 防塵シート(扉体)
10 ゲートガイド
11 キャスター走行部
12 キャスター止め部
12a 頂部平面
12b 内側傾斜面
12c 外側傾斜面
13 連結用穴
14 連結用溝
15 水抜き穴
20 連結具
21 挿入部
22 連結部
30 アンカーボルト

Claims (4)

  1. 地面上を走行するキャスターが扉体下部に取り付けられた仮設ゲートに用いられ、前記地面と前記キャスターとの間に配置されるゲートガイドであって、
    略平坦な面が形成され、前記扉体を開閉するときに前記キャスターが前記面上を走行するキャスター走行部と、
    前記キャスター走行部の幅方向の両側或いはいずれかの片側に設けられ、前記キャスター走行部よりも上側に突出するキャスター止め部と、を備え、
    当該ゲートガイドには、前記キャスターの走行方向に隣り合う当該ゲートガイドを連結するための連結用穴が設けられ、
    2つの挿入部とこの挿入部を結ぶ連結部とを有する略コ字形状の連結具を用いて、隣り合う当該ゲートガイドの前記連結用穴に2つの前記挿入部をそれぞれ挿通することで、前記キャスターの走行方向に当該ゲートガイドを連結可能に構成したことを特徴とするゲートガイド。
  2. 前記連結具は、前記キャスター止め部の上側から取り付けられ、
    前記キャスター止め部には、上下方向に延びる前記連結用穴と、前記連結用穴から前記キャスターの走行方向の端部まで延びる連結用溝とが形成され、前記連結用溝に前記連結部が上側から埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載のゲートガイド。
  3. 前記キャスター止め部は、前記キャスター走行部から幅方向外側へ斜め上側に向けて傾斜する内側傾斜面と、前記内側傾斜面の上端から幅方向外側へ略水平に延びる頂部平面と、前記頂部平面から幅方向外側へ斜め下側に向けて傾斜する外側傾斜面とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゲートガイド。
  4. 前記キャスター止め部の全部或いは一部には、前記キャスター走行部の色とは異なる注意喚起色が着色されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のゲートガイド。
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