JP6336352B2 - 給紙補助ローラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製函機又は印刷機の給紙送出部における給紙補助ローラ装置に関する。
一般に、製函機は、上流側から順に、給紙送出部、印刷部、スロッタ、ダイカッタ、グルア、フォルダ、及びカウンタユニットを備える。印刷機は、上流側から順に、給紙送出部、及び印刷部を備える。製函機又は印刷機が加工対象とするシート状ワークには、段ボールシート、厚紙、それらと樹脂や金属等との複合材料からなるシートなどが挙げられる。代表的なものは段ボールシートである。本明細書では、これらシート状ワークを、以下、単にシートと表記する。給紙送出部は、シートを印刷部側に送り出す装置である。給紙送出部は、送出方式によってリードエッジフィーダ、キッカとも呼称されている。
前記シート状ワークを印刷部側に送り出す技術としては、例えば特許文献1が文献公知となっている。
特許文献1には、給紙送出部に関し、積層されたシート状ワークのうちの最下層のシート状ワークを印刷部側に送り出す複数の給紙ローラと、これら給紙ローラの駆動軸ごとに配されて前記給紙ローラをそれぞれ回転駆動させる第1の駆動手段と、前記給紙ローラと最下層のシート状ワークとの接離をその昇降動作によって調整するグレートと、当該グレートを昇降動作させる第2の駆動手段と、送り出されたシート状ワークを印刷部の印刷ローラに受け渡すフィーダローラと、当該フィーダローラを回転駆動させる第3の駆動手段と、これら駆動手段を制御する制御手段とを備え、前記第1、第2及び第3の駆動手段がそれぞれ独立して配されており、前記制御手段によって前記給紙ローラの加速パターンが決定され、前記加速パターンに基づいて前記第1、第2及び第3の駆動手段と前記印刷部の印刷ローラとが連動する位相同期制御が行われる構成、が記載されている。
特許第4976362号公報
しかしながら、特許文献1記載の既知の装置は、シート状ワークのシート長が長い場合や反りが大きい場合に送り出し動作が不安定となることがあった。
図14と図15は、従来の給紙送出部100を側面側から見たときの構造図である。図14は、給紙送出前の状態を示す図である。図15は、給紙送出開始直後の状態を示す図である。
ここでは、説明の都合上、図14と図15は、その右側を上流側とし、その左側を下流側として説明する。
従来の給紙送出部100は、その給紙送出動作において、(1)シート200が手動あるいは自動で載置台110上のグレート109上に積層される。(2)シート200の先端面(下流側垂直端面)はフロントゲージ103に当接し、揃えられる。(3)シート200の後端面(上流側垂直端面)はバックストップ107に当接し、揃えられる。(4)最下層のシート先端側下面はグレート109に当接し、サクションボックス105の吸引作用で、吸引される。(5)最下層のシート後端側と後端側下面はシート受け108に当接する。(6)給紙送出動作を開始すると、グレート109が降下し、最下層のシート先端側下面は吸引されたまま降下する。(7)シート200の先端側下面は給紙ローラ104に密着される。(8)給紙ローラ104が回転すると最下層のシートが加速され、ゲートを抜け、上下に配されたフィードローラ102の間を経由して印刷部へ到達する。(9)シートの搬送をフィードローラ102に受け渡すと、グレート109が上昇し、シート200は給紙ローラ104から離脱する。(10)シート200はその後も引出され、給紙送出動作が完了すると直上のシートが降下し、次の給紙送出動作まで待機する。このようにしてシート200は積層状態から1枚ずつ分離し、送出される。ところが、シート200が長い場合、上記(8)の過程でシート側下面がシート受け108から離脱直後に給紙送出部上面のカバー106に衝突し衝撃を受ける(図15)。また、上記(9)(10)の過程でシート200の後半部が下方に垂れ下がった状態で搬送される。そして、前記衝撃はシート200の姿勢を悪化させ、上記(13)の過程での垂れ下がった部分は載置台110との間、特に符号b1で示す区間で引出抵抗を増大させる。この結果、シート200の送出姿勢が悪くなり、送出タイミングがバラつくことになる。そして、このバラツキは、下流側におけるシート印刷ズレなどの品質低下に繋がる。この不具合は、シート長にかかわらず初期状態で反っているシートにおいてはさらに大きく発生する。
そこで上述した従来技術の問題点に鑑みて、本発明の目的は、製函機又は印刷機の給紙送出部において、シート引出抵抗の増大を防止し、シートの送出姿勢と送出タイミングを安定化させる新規な給紙補助ローラ装置を提供することにある。
本発明の給紙補助ローラ装置は、製函機又は印刷機の給紙送出部において、シートを前方に送り出す給紙ローラが配された載置台と当該シートの後端を受けるシート受けとの間のエリアに、水平方向と垂直方向のそれぞれの方向へ独立して任意の位置に移動可能な給紙補助ローラが配されており、前記給紙補助ローラが所定位置に移動して前記シートを下支えすることを特徴とする。
本発明によれば、シートの積層状態(シート長さやその反りの状態)に応じて、前記給紙補助ローラを所定位置に移動させることによって最下層のシートが送出される過程で、その後半部の下面を支え滑走させる。その結果、シート後端が離脱する際の落差を小さくして衝撃を緩和するとともに、シートの屈曲を減少させてシートの引出抵抗の増大を防止する。すなわち、本発明によれば、シートが円滑に供給されるため、シートの送出姿勢と送出タイミングが安定し、印刷品質が向上する。
前記給紙補助ローラの位置は、手動で設定することができ、また、自動で設定することができる。
本発明は、第1のモータと第2のモータが備わっており、前記第1のモータによって前記給紙補助ローラを水平方向に移動させ、前記第2のモータによって前記給紙補助ローラを垂直方向に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、自動で前記給紙補助ローラを前進後退させながら昇降動作させることが容易となる。
本発明は、第1のモータと第2のモータが備わっており、前記第1のモータと前記第2のモータを位相同期制御し、その同相成分で前記給紙補助ローラを水平方向に移動させ、その位相差成分で前記給紙補助ローラを垂直方向に移動させることを特徴とする。
本発明によれば、前記給紙補助ローラを再現性良く前進後退させながら昇降動作させることが容易となる。特に、同相成分で水平移動し、また、位相差成分で垂直移動する方式では、前記第1のモータと前記第2のモータを同一回転量回転することで、速やかに水平移動させることができ、尚且つ、前記第1のモータと前記第2のモータを互いの回転量に差をつけて回転することで、速やかに垂直移動させることができる。
本発明は、前記給紙補助ローラが水平方向に移動させるためのベース上に連結され、前記給紙補助ローラが垂直方向に移動させるためのリフタに連結され、当該リフタがリンクベース上に連結されており、前記第1のモータによって前記ベースが水平移動し、また、前記第2のモータによって前記リンクベースが水平移動する構成となっていることを特徴とする。
本発明によれば、前記載置台と前記シート受けとの間のエリアのスペースを有効利用した装置構成となる。
本発明は、前記第1のモータと連動してその回転量を検出する第1のエンコーダと、前記第2のモータと連動してその回転量を検出する第2のエンコーダが備わっており、これらエンコーダの値から前記給紙補助ローラの水平位置および垂直位置を検出することを特徴とする。
本発明によれば、前記給紙補助ローラを最適な位置に再現性良く移動させることが容易となる。
本発明は、前記シートの進行方向に前記給紙補助ローラが複数配されていることを特徴とする。
本発明によれば、滑走させるシートの送出姿勢をより真っ直ぐな姿勢とすることが容易となる。
本発明の給紙補助ローラ装置によれば、シートの積層状態(シート長さやその反りの状態)に応じて、前記給紙補助ローラを移動させることによって最下層のシートが送出される過程で、その後半部の下面を支え滑走させる。その結果、シート後端が離脱する際の落差を小さくして衝撃を緩和するとともに、シートの屈曲を減少させてシートの引出抵抗の増大を防止する。すなわち、本発明によれば、シートが円滑に供給されるため、シートの送出姿勢と送出タイミングが安定し、印刷品質が向上する。
本発明を適用した実施形態の給紙補助ローラ装置が配されている給紙送出部を示す斜視図である。 上記実施形態の給紙送出部を側面側から見たときの構造図であり、給紙送出前の状態を示す図である。 上記実施形態の給紙送出部を側面側から見たときの構造図であり給紙送出開始直後の状態を示す図である。 上記実施形態の給紙送出部を上面側から見たときの構造図である。 上記実施形態の給紙補助ローラ装置を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が低いときの状態を示す図である。 上記実施形態の給紙補助ローラ装置を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が高いときの状態を示す図である。 上記実施形態の給紙補助ローラ装置を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が低いときの状態を示す図である。 上記実施形態の給紙補助ローラ装置を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が高いときの状態を示す図である。 上記実施形態の他の例の給紙送出部を上面側から見たときの構造図である。 上記実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が低いときの状態を示す図である。 上記実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が高いときの状態を示す図である。 上記実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が低いときの状態を示す図である。 上記実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラの垂直位置が高いときの状態を示す図である。 従来の給紙送出部を側面側から見たときの構造図であり、給紙送出前の状態を示す図である。 従来の給紙送出部を側面側から見たときの構造図であり給紙送出開始直後の状態を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明を適用した実施形態の給紙補助ローラ装置10が配されている給紙送出部1を示す斜視図である。図2は、本実施形態の給紙送出部1を側面側から見たときの構造図であり、給紙送出前の状態を示す図である。図3は、本実施形態の給紙送出部1を側面側から見たときの構造図であり給紙送出開始直後の状態を示す図である。図4は、本実施形態の給紙送出部1を上面側から見たときの構造図である。図2や図3などの側面図において、図の右側は上流側であり、図の左側は下流側である。下段のフィードローラ102や給紙ローラ104などの回転方向は、図の左回りを正方向、図の右回りを逆方向としている。各図においてOP側は操作者側であり、DR側は駆動源側である。
製函機又は印刷機が加工対象とするシート200は、具体的には段ボールシートである。給紙送出部1は、シート200を印刷部側に送り出す装置である。給紙送出部1は、リードエッジフィーダ、キッカとも呼称されている。図1において、符号191,192はフロント・ラテラルアライナであり、載置台上シートの幅方向側面の端面を揃えるためのものである。また、図1において、符号181は操作パネルであり、データ入力を受付けるとともに装置の状態表示等を行うものである。
本実施形態の給紙送出部1は、その給紙送出動作において、(1)シート200が手動あるいは自動で載置台110上のグレート109上に積層される。(2)シート200の先端面(下流側垂直端面)はフロントゲージ103に当接し、揃えられる。(3)シート200の後端面(上流側垂直端面)はバックストップ107に当接し、揃えられる。(4)最下層のシート先端側下面はグレート109に当接し、サクションボックス105の吸引作用で、吸引される。(5)最下層のシート後端側と後端側下面はシート受け108に当接する。(6)給紙送出動作を開始すると、グレート109が降下し、最下層のシート先端側下面は吸引されたまま降下する。(7)シート200の先端側下面は給紙ローラ104に密着される。(8)給紙ローラ104が回転すると最下層のシートが加速され、ゲートを抜け、上下に配されたフィードローラ102の間を経由して印刷部へ到達する。(9)シートの搬送をフィードローラ102に受け渡すと、グレート109が上昇し、シート200は給紙ローラ104から離脱する。(10)シート200はその後も引出され、給紙送出動作が完了すると直上のシートが降下し、次の給紙送出動作まで待機する。このようにしてシート200は積層状態から1枚ずつ分離し、送出される。
本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、図1と図2に示すとおり、製函機又は印刷機の給紙送出部1において、シート200を前方に送り出す給紙ローラが配された載置台110と当該シート200の後端を受けるシート受け108との間のエリアに、水平方向と垂直方向のそれぞれの方向へ独立して任意の位置に移動可能な給紙補助ローラ11が配されており、前記給紙補助ローラ11がシート200を下支えする構成となっている。
図5は、本実施形態の給紙補助ローラ装置10を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が低いときの状態を示す図である。図6は、本実施形態の給紙補助ローラ装置10を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が高いときの状態を示す図である。図7は、本実施形態の給紙補助ローラ装置10を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が低いときの状態を示す図である。図8は、本実施形態の給紙補助ローラ装置10を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が高いときの状態を示す図である。図7や図8などの側面から見た図において、図の右側は上流側であり、図の左側は下流側である。
図5〜図8に示すとおり、本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、リフタ111によって昇降動作する給紙補助ローラ11が装置本体の下流側に配されており、また、低い位置に位置固定された給紙補助ローラ12が装置本体の上流側に配されている。リフタ111の上側はリンクベース13と連結されており、リフタ111の下側は摺動ローラ112と連結されている。そして、装置本体の下側に配されているベース119の上を摺動ローラ112が摺動する。下カバー106は上流側のカバー巻取りユニット152と下流側のカバー巻取りユニット151とに巻き回されて、張設されている。
つまり本実施形態では、給紙補助ローラ11が水平方向に移動させるためのベース119上に連結され、給紙補助ローラ11が垂直方向に移動させるためのリフタ111に連結され、当該リフタ111がリンクベース13上に連結されている。
図5と図6に示すとおり、本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、リフタ111が水平移動用ボールネジ31と連結しており、水平移動用ボールネジ31がプーリ及びベルトを介して第1のモータ21と連結している。よって、第1のモータ21によって給紙補助ローラ11を水平移動させる。そして、第1のモータ21と連動してその回転量を検出する第1のエンコーダ51が配されている。
図5と図6に示すとおり、本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、リンクベース13が垂直移動用ボールスプライン32と連結しており、垂直移動用ボールスプライン32がプーリ及びベルトを介して第2のモータ22と連結している。よって、第2のモータ22によって給紙補助ローラ11を垂直移動させる。そして、第2のモータ22と連動してその回転量を検出する第2のエンコーダ52が配されている。そして、これら第1のエンコーダ51と第2のエンコーダ52の値から前記給紙補助ローラ11の水平位置および垂直位置を検出する構成となっている。
前記モータ21,22としては、誘導モータ、サーボモータ、ステッピングモータなどが用いられる。
本実施形態では、第1のモータ21と第2のモータ22を位相同期制御し、その同相成分で前記給紙補助ローラ11を水平方向に移動させ、その位相差成分で前記給紙補助ローラ11を垂直方向に移動させる構成となっている。
本実施形態によれば、前記給紙補助ローラ11を再現性良く前進後退させながら昇降動作させることが容易となる。
図5と図6に示すとおり、本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、給紙補助ローラ11の下降端の位置検出用のセンサ171と、給紙補助ローラ11の上昇端の位置検出用のセンサ172が配されている。
図5と図6に示すとおり、本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、給紙補助ローラ11の下流端の位置検出用のセンサ181と、給紙補助ローラ11の上流端の位置検出用のセンサ182が配されている。
本実施形態によれば、シート200の積層状態(シート長さやその反りの状態)に応じて、前記給紙補助ローラ11を移動させることによって最下層のシートが送出される過程で、その後半部の下面を支え滑走させる。その結果、シート後端が離脱する際の落差を小さくして衝撃を緩和するとともに、シートの屈曲を減少させてシートの引出抵抗の増大を防止する。すなわち、本実施形態によれば、シート200が円滑に供給されるため、シート200の送出姿勢と送出タイミングが安定し、印刷品質が向上する。
(本発明の実施形態の他の例)
図9は、本実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置10を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が低いときの状態を示す図である。図10は、本実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置10を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が低いときの状態を示す図である。図11は、本実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置10を上面側から見たときの構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が高いときの状態を示す図である。図12は、本実施形態の他の例給紙補助ローラ装置10を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が低いときの状態を示す図である。図13は、本実施形態の他の例の給紙補助ローラ装置10を側面側から見たときの断面構造図であり、給紙補助ローラ11の垂直位置が高いときの状態を示す図である。図12や図13などの側面から見た図において、図の右側は上流側であり、図の左側は下流側である。ここで、同一の符号は同じ機能を示しており、その説明を適宜省略する。
図9〜図11に示す例によれば、給紙補助ローラ装置10は、リンクベース13が垂直移動用ボールネジ33と連結しており、垂直移動用ボールネジ33がプーリ及びベルトを介して第2のモータ22と連結している。
図12と図13に示す例によれば、本実施形態の給紙補助ローラ装置10は、リフタ113とリフタ115が連結軸117で連結したパンタグラフ機構によって昇降動作する給紙補助ローラ11が装置本体の下流側に配されているとともに、当該パンタグラフ機構によって昇降動作する給紙補助ローラ12が装置本体の上流側に配されている。符号118は、給紙補助ローラ12の浮き上がり防止ガイドである。
本実施例によれば、滑走させるシートの送出姿勢をより真っ直ぐな姿勢とすることが容易となる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。給紙補助ローラ11の位置は、手動で設定することができ、また、自動で設定することができる。本発明の給紙補助ローラ装置10は、既存の製函機又は印刷機の給紙送出部に後付けすることができ、また、最初から搭載した新規な給紙送出部とすることができる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1 製函機又は印刷機の給紙送出部、
10 本発明の給紙補助ローラ装置、
11、12 給紙補助ローラ、
13 リンクベース、
21 第1のモータ、
22 第2のモータ、
51 第1のエンコーダ、
52 第2のエンコーダ、
102 フィードローラ、
103 フロントゲージ、
104 給紙ローラ、
105 サクションボックス、
107 バックストップ、
108 シート受け、
119 ベース、
200 シート(段ボールシート)

Claims (6)

  1. 製函機又は印刷機の給紙送出部において、シートを前方に送り出す給紙ローラが配された載置台と当該シートの後端を受けるシート受けとの間のエリアに、水平方向と垂直方向のそれぞれの方向へ独立して任意の位置に移動可能な給紙補助ローラが配されており、前記給紙補助ローラが所定位置に移動して前記シートを下支えすることを特徴とする給紙補助ローラ装置。
  2. 第1のモータと第2のモータが備わっており、前記第1のモータによって前記給紙補助ローラを水平方向に移動させ、前記第2のローラによって前記給紙補助ローラを垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の給紙補助ローラ装置。
  3. 第1のモータと第2のモータが備わっており、前記第1のモータと前記第2のモータを位相同期制御し、その同相成分で前記給紙補助ローラを水平方向に移動させ、その位相差成分で前記給紙補助ローラを垂直方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の給紙補助ローラ装置。
  4. 前記給紙補助ローラが水平方向に移動させるためのベース上に連結され、前記給紙補助ローラが垂直方向に移動させるためのリフタに連結され、当該リフタがリンクベース上に連結されており、前記第1のモータによって前記ベースが水平移動し、また、前記第2のモータによって前記リンクベースが水平移動する構成となっていることを特徴とする請求項3記載の給紙補助ローラ装置。
  5. 前記第1のモータと連動してその回転量を検出する第1のエンコーダと、前記第2のモータと連動してその回転量を検出する第2のエンコーダが備わっており、これらエンコーダの値から前記給紙補助ローラの水平位置および垂直位置を検出することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載の給紙補助ローラ装置。
  6. 前記シートの進行方向に前記給紙補助ローラが複数配されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の給紙補助ローラ装置。
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