JP6332808B2 - ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 - Google Patents
ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6332808B2 JP6332808B2 JP2014248198A JP2014248198A JP6332808B2 JP 6332808 B2 JP6332808 B2 JP 6332808B2 JP 2014248198 A JP2014248198 A JP 2014248198A JP 2014248198 A JP2014248198 A JP 2014248198A JP 6332808 B2 JP6332808 B2 JP 6332808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- workpiece
- communication pipe
- endless belt
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 86
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 16
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 12
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G15/00—Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
- B65G15/30—Belts or like endless load-carriers
- B65G15/58—Belts or like endless load-carriers with means for holding or retaining the loads in fixed position, e.g. magnetic
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
- B65H5/22—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by air-blast or suction device
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
このようなワークを搬送するためのワーク搬送装置としては、例えば、複数の電磁マグネットが連続的に配設された磁着ベルトに、ワークを磁着させて、当該ワークを搬送するパイラーコンベアが知られている(特許文献1参照)。
ところが、非磁性ワークは、磁着ベルトには磁着しないため、上述した特許文献1記載のようなパイラーコンベアでは搬送することができない。
例えば、走行ベルトの長手方向に沿ってその内側に配される吸着ユニットが、吸気装置に連通する吸気室と、該吸気室を挟んで平行する一対の磁気室とからなり、駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回される走行ベルトの底面部にブランクを吸着せしめて搬送するブランクフィーダ(搬送装置)(特許文献2参照)や、無端環状のベルト、そのベルトの外周面に形成されワークを吸着させる吸着面と、そのベルトの内周部に配設されて吸気装置と連通される吸気室とを備え、ベルトの吸着面には、そのベルト搬送方向に対する交差方向へ延びる有底溝状の吸気穴が、そのベルト搬送方向に間隔を空けて筋状に多数凹設されており、その多数の吸気穴の底部には、ベルトの内周面にまで貫通して吸気室と連通されると共に吸気穴より内径が小さく形成される貫通孔が少なくとも1箇所ずつ穿設されているバキュームコンベア(搬送装置)(特許文献3参照)等が知られている。
また、上記特許文献2及び3に記載の搬送装置は、ワークの磁性に有無によらずワークを搬送できる利点があるものの、小型のワーク、内部に穴が設けられた穴空きワーク、矩形状ワークの一部が欠けた異形ワーク等は、必ずしも確実に搬送することができるとはいえない。
D2−R2<R1
D2<D1
R1<L
ワークの搬送方向の長さLが100mm以上であるワーク搬送装置に存する。
本発明は、(2)両端に設けられた案内ロールと、該案内ロールに架設されたループ状のエンドレスベルトと、両端の案内ロール間に設けられ、エンドレスベルトに接するように配置された吸着機構とからなり、ワークをエンドレスベルトの下側の吸着面に吸着させて搬送するワーク搬送装置であって、吸着機構が、エンドレスベルトの長手方向に対して左右に並設されたマグネット部及び吸引部を有し、マグネット部が、ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の電磁マグネットが連続的に配設されたものであり、吸引部が、ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の吸引室が連続的に配設されたものであり、圧縮エアを製造するコンプレッサーと、該コンプレッサーに連通され圧縮エアが流通する主連通管と、該主連通管から枝分かれした第1連通管と、該第1連通管から枝分かれした第2連通管と、該第2連通管から枝分かれした第3連通管と、該第3連通管に取り付けられた負圧を発生させるためのエジェクターと、第2連通管に設けられた吸引箇所を選択するための電磁弁と、第1連通管に設けられた吸引量を調整するための減圧弁と、を備え、各吸引室には、連通管が取り付けられ、該連通管を介して、吸引室内をそれぞれ独立に吸引可能となっており、吸引室が、エンドレスベルトに当接される吸引口と、該吸引口の中心から連通管に連通される吸引路とからなり、吸引口の水平断面積が、吸引路の水平断面積より大きくなっており、吸引室が側面視でT字状となっており、エンドレスベルトには、吸引室に対応する位置に貫通孔が設けられ、貫通孔が、エンドレスベルトの長手方向に延びる長円状であり、該貫通孔の長径をR1、隣り合う貫通孔同士の間の距離をD1、隣り合う吸引口同士の間の距離をD2、吸引口の長径をR2、ワークの搬送方向の長さをLとした場合に、下記式を満たし、
D2−R2<R1
D2<D1
R1<L
ワークの搬送方向の長さLが100mm以上であるワーク搬送装置に存する。
また、吸引部を、ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の吸引室が連続的に配設されたものとし、且つ、各吸引室内を独立して吸引可能とすることにより、部分的であってもエンドレスベルトの吸着面に吸着させることができるので、小型のワーク、内部に穴が設けられた穴空きワーク、矩形状ワークの一部が欠けた異形ワーク等であっても確実に搬送することが可能となる。
なお、マグネット部についても同様である。
さらに、吸引部においては、吸引室を複数設けるので、吸引室自体を小型にすることができ、それにより、吸着に必要な各吸引室における吸引力を小さくすることができる。
なお、マグネット部についても同様である。
これにより、ワーク搬送装置自体をコンパクトにすることができる。
D2−R2<R1
D2<D1
R1<L
このとき、主連通管とエジェクターとの間の連通管に、減圧弁及び電磁弁を設けることにより、簡単に、吸引量を調整することができると共に、吸引箇所を選択することが可能となる。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1の(a)に示すように、本実施形態に係るワーク搬送装置100は、両端に設けられた案内ロール1と、該案内ロール1に架設されたループ状のエンドレスベルト2と、両端の案内ロール1間に設けられ、下側のエンドレスベルト2に接するように配置された吸着機構10とからなる。
また、図1の(b)に示すように、ワーク搬送装置100は、4基が並設されている。
なお、かかる4基は、いずれも同じ構造であり、一般に動きを同期させて用いられる。
また、ワークWの形状としては、少なくとも一部に吸着可能な平面部があるものであれば、サイズ、形状は問わない。
これにより、エンドレスベルト2が回動すると共に、これに追従して他方側の案内ロール1が回動する。
ワーク搬送装置100においては、ワークWを各エンドレスベルト2の下側の吸着面2aに吸着させ、上述したようにエンドレスベルト2を回動させることにより、ワークWが搬送されるようになっている。
図2に示すように、ワーク搬送装置100において、エンドレスベルト2には、ワークWの吸着面2aとは反対側の面に、凹部2bが設けられている。
一方、吸着機構10には、凸部10aが設けられている。
そして、エンドレスベルト2の凹部2bに、吸着機構10の凸部10aが嵌合された状態で、吸着機構10は静止され、エンドレスベルト2だけが(図2の紙面に垂直な方向に)スライドするようになっている。
そして、後述するように、吸引室6と貫通孔5とを連通させ、これらの内部を吸引することにより、ワークWが吸着面2aに吸着されるようになっている。
このように、ワーク搬送装置100においては、吸着機構10が、マグネット部11と、吸引部12とを有するので、ワークWの磁性に拘わらずワークを搬送することができる。
そして、各電磁マグネットは、それぞれ独立に磁力を発揮させることが可能となっており、磁力を発揮させる電磁マグネットを選択することで、ワークWの適当な箇所で磁着させることが可能である。
また、ワークWを磁着させていた電磁マグネットの磁力をOFFとすることにより、ワークWを所望の位置でエンドレスベルト2から落下させることが可能となっている。
なお、各吸引室6の詳細については後述する。
そして、各吸引室6には、連通管7が取り付けられ、該連通管7を介して、吸引室6内をそれぞれ独立に吸引することが可能となっている。
そのため、吸引力を発揮させる吸引室6を選択することにより、ワークWに対して保持するために必要な箇所で吸着させることができる。
また、ワークWを吸着させていた吸引室6の吸引力をOFFとすることにより、ワークWを所望の位置でエンドレスベルト2から落下させることが可能となっている。
また、電磁マグネット及び吸引室6をそれぞれ複数設けるので、電磁マグネット及び吸引室6自体を小型にすることができる。
さらに、磁着に必要な各電磁マグネットの磁力、及び、吸着に必要な各吸引室6の吸引力、を共に小さくすることができるので、ワーク搬送装置100自体をコンパクトにすることができる。
なお、ワークW及び連通管7は図示していない。
図3の(a)に示すように、各吸引室6は、エンドレスベルト2に当接される吸引口6aと、該吸引口の中心から連通管7に連結される吸引路6bとからなる。
そして、吸引口6aの水平断面積は、吸引路6bの水平断面積より大きくなっている。すなわち、この場合、吸引室6は、側面視でT字状となっている。
このため、エンドレスベルト2が一定距離スライドしても、後述の貫通孔5を吸引口6aに連通させ続けることが可能となる。
また、吸引路6bの水平断面積が比較的小さくなっているので、連通管7を小さくすることができ、効率が良い。
ここで、図3の(a)及び図3の(b)に示すように、ワーク搬送装置100においては、貫通孔5の長径をR1、隣り合う貫通孔5同士(詳しくは中心同士)の間の距離をD1、隣り合う吸引口6a同士(詳しくは中心同士)の間の距離をD2、吸引口6aの長径をR2、ワークの搬送方向の長さをL(図1参照)とした場合に、下記式を満たすことが好ましい。
D2−R2<R1
D2<D1
R1<L
すなわち、図3の(b)に示すように、貫通孔が一方の吸引口6aからずれる前に、他方の吸引口6aと重なって連通することになる。
図4に示すように、ワーク搬送装置100においては、圧縮エアを製造するコンプレッサーCと、該コンプレッサーCに連結された主連通管8と、該主連通管8から枝分かれした第1連通管7aと、該第1連通管7aに設けられた減圧弁9と、該第1連通管7aから枝分かれした第2連通管7bと、該第2連通管7bに設けられた電磁弁21と、該第2連通管7bから枝分かれした連通管7(第3連通管7)と、該連通管7に設けられたエジェクター22とを備える。
なお、上述したように連通管7は、吸着機構10の各吸引室6に、それぞれ独立に連結されている。
そうすると、第1連通管7a、第2連通管7b及び連通管7を介して、エジェクター22内の空気が引き込まれ、エジェクター内が負圧となる。これにより、吸着機構10の吸引室6内が吸引されることになる。
また、第1連通管7aには、減圧弁9が設けられているので、当該減圧弁9の開閉により、吸引量を調整することができる。
さらに、第2連通管7bには、電磁弁21が設けられているので、当該電磁弁21の開閉により、吸引する吸引室6を選択することができる。
例えば、ワークWが磁性を有する磁性ワークである場合は、マグネット部11がその磁力により、磁性ワークをエンドレスベルト2の吸着面2aに吸着させた状態で、エンドレスベルト2がスライドすることにより、磁性ワークが搬送される。
また、ワークWが非磁性の非磁性ワークである場合は、吸引部12がその吸引力により、非磁性ワークをエンドレスベルト2の吸着面2aに吸着させた状態で、エンドレスベルト2がスライドすることにより、非磁性ワークが搬送される。
図5に示すように、他の実施形態に係るワーク搬送装置101は、両端に設けられた案内ロール1と、該案内ロール1に架設されたループ状のエンドレスベルト2と、両端の案内ロール1間に設けられ、上側のエンドレスベルト2に接するように配置された吸着機構10とからなる。
すなわち、他の実施形態に係るワーク搬送装置101は、上下を逆にしたこと以外は、本実施形態に係るワーク搬送装置100と同じである。
他の実施形態に係るワーク搬送装置101においては、ワークWをエンドレスベルト2の上側の吸着面2aに吸着させ、エンドレスベルト2を回動させることにより、ワークWを搬送している。
また、エジェクター22を用いて吸引しているが、吸引する方法は、これに限定されない。
例えば、バキュームを用いて、連通管7内を直接吸引してもよい。
上記ワーク搬送装置によれば、コンパクトであり、且つ、ワークの磁性に拘わらずワークを確実に搬送することができる。
2・・・エンドレスベルト
2a・・・吸着面
2b・・・凹部
5・・・貫通孔
6・・・吸引室
6a・・・吸引口
6b・・・吸引路
7・・・連通管(第3連通管)
7a・・・第1連通管
7b・・・第2連通管
8・・・主連通管
9・・・減圧弁
10・・・吸着機構
10a・・・凸部
11・・・マグネット部
12・・・吸引部
21・・・電磁弁
22・・・エジェクター
100・・・ワーク搬送装置
D1・・・隣り合う貫通孔同士の間の距離
D2・・・隣り合う吸引口同士の間の距離
L・・・ワークの搬送方向の長さ
R1・・・貫通孔の水平断面における長径
R2・・・吸引口の水平断面における長径
W・・・ワーク
Claims (5)
- 両端に設けられた案内ロールと、該案内ロールに架設されたループ状のエンドレスベルトと、両端の前記案内ロール間に設けられ、エンドレスベルトに接するように配置された吸着機構とからなり、ワークを前記エンドレスベルトの下側の吸着面に吸着させて搬送するワーク搬送装置であって、
前記吸着機構が、前記エンドレスベルトの長手方向に対して左右に並設されたマグネット部及び吸引部を有し、
前記マグネット部が、前記ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の電磁マグネットが連続的に配設されたものであり、
前記吸引部が、前記ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の吸引室が連続的に配設されたものであり、
圧縮エアを製造するコンプレッサーと、該コンプレッサーに連通され前記圧縮エアが流通する主連通管と、該主連通管から枝分かれした連通管と、該連通管に取り付けられた負圧を発生させるためのエジェクターと、前記主連通管と前記エジェクターとの間の前記連通管に設けられた吸引箇所を選択するための電磁弁と、前記主連通管と前記電磁弁との間の前記連通管に設けられた吸引量を調整するための減圧弁とを備え、
各吸引室には、前記連通管が取り付けられ、該連通管を介して、前記吸引室内をそれぞれ独立に吸引可能となっており、
前記吸引室が、前記エンドレスベルトに当接される吸引口と、該吸引口の中心から前記連通管に連通される吸引路とからなり、
前記吸引口の水平断面積が、前記吸引路の水平断面積より大きくなっており、
前記吸引室が側面視でT字状となっており、
前記エンドレスベルトには、前記吸引室に対応する位置に貫通孔が設けられ、
前記貫通孔が、前記エンドレスベルトの長手方向に延びる長円状であり、
該貫通孔の長径をR1、隣り合う貫通孔同士の間の距離をD1、隣り合う吸引口同士の間の距離をD2、前記吸引口の長径をR2、前記ワークの搬送方向の長さをLとした場合に、下記式を満たし、
D2−R2<R1
D2<D1
R1<L
前記ワークの搬送方向の長さLが100mm以上であるワーク搬送装置。 - 両端に設けられた案内ロールと、該案内ロールに架設されたループ状のエンドレスベルトと、両端の前記案内ロール間に設けられ、エンドレスベルトに接するように配置された吸着機構とからなり、ワークを前記エンドレスベルトの下側の吸着面に吸着させて搬送するワーク搬送装置であって、
前記吸着機構が、前記エンドレスベルトの長手方向に対して左右に並設されたマグネット部及び吸引部を有し、
前記マグネット部が、前記ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の電磁マグネットが連続的に配設されたものであり、
前記吸引部が、前記ワークの搬送方向の長さよりも小さい複数の吸引室が連続的に配設されたものであり、
圧縮エアを製造するコンプレッサーと、該コンプレッサーに連通され前記圧縮エアが流通する主連通管と、該主連通管から枝分かれした第1連通管と、該第1連通管から枝分かれした第2連通管と、該第2連通管から枝分かれした第3連通管と、該第3連通管に取り付けられた負圧を発生させるためのエジェクターと、前記第2連通管に設けられた吸引箇所を選択するための電磁弁と、前記第1連通管に設けられた吸引量を調整するための減圧弁と、を備え、
各吸引室には、前記連通管が取り付けられ、該連通管を介して、前記吸引室内をそれぞれ独立に吸引可能となっており、
前記吸引室が、前記エンドレスベルトに当接される吸引口と、該吸引口の中心から前記連通管に連通される吸引路とからなり、
前記吸引口の水平断面積が、前記吸引路の水平断面積より大きくなっており、
前記吸引室が側面視でT字状となっており、
前記エンドレスベルトには、前記吸引室に対応する位置に貫通孔が設けられ、
前記貫通孔が、前記エンドレスベルトの長手方向に延びる長円状であり、
該貫通孔の長径をR1、隣り合う貫通孔同士の間の距離をD1、隣り合う吸引口同士の間の距離をD2、前記吸引口の長径をR2、前記ワークの搬送方向の長さをLとした場合に、下記式を満たし、
D2−R2<R1
D2<D1
R1<L
前記ワークの搬送方向の長さLが100mm以上であるワーク搬送装置。 - 前記エンドレスベルトには、凹部が設けられ、該凹部に前記貫通孔が設けられており、
前記吸着機構には、凸部が設けられ、該凸部に前記吸引室が設けられており、
前記エンドレスベルトの前記凹部に、前記吸着機構の前記凸部が嵌合された状態で、前記エンドレスベルトがスライドするようになっている請求項1又は2に記載のワーク搬送装置。 - 前記貫通孔の長径R1が9〜12mm、前記隣り合う貫通孔同士の間の距離D1が50〜55mm、前記隣り合う吸引口同士の間の距離D2が44〜49mmであり、前記吸引口の長径R2が38〜43mmである請求項1〜3のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のワーク搬送装置を用いたワーク搬送方法であって、
前記ワークが磁性ワークである場合は、前記マグネット部により該ワークを前記エンドレスベルトの吸着面に吸着させた状態で、前記エンドレスベルトがスライドし、
前記ワークが非磁性ワークである場合は、前記吸引部により該ワークを前記エンドレスベルトの吸着面に吸着させた状態で、前記エンドレスベルトがスライドするワークの搬送方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248198A JP6332808B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 |
PCT/JP2015/005915 WO2016092763A1 (ja) | 2014-12-08 | 2015-11-27 | ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014248198A JP6332808B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016108111A JP2016108111A (ja) | 2016-06-20 |
JP6332808B2 true JP6332808B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=56106991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014248198A Active JP6332808B2 (ja) | 2014-12-08 | 2014-12-08 | ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6332808B2 (ja) |
WO (1) | WO2016092763A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017117790A1 (de) * | 2016-08-12 | 2018-02-15 | manroland sheetfed GmbH | Seitliche Bogenausrichtung |
JP6821753B2 (ja) * | 2018-09-20 | 2021-01-27 | 株式会社エイチアンドエフ | ワーク搬送装置 |
CN110697332B (zh) * | 2019-10-18 | 2021-05-04 | 新昌县益旭龙机械科技有限公司 | 一种安检传送带 |
JP7085682B1 (ja) * | 2021-04-21 | 2022-06-16 | エア・ウォーター・マッハ株式会社 | 弾性シート搬送装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322742B2 (ja) * | 1974-02-04 | 1978-07-11 | ||
US5979889A (en) * | 1997-04-15 | 1999-11-09 | Heidelberger, Druckmaschinen Ag | Apparatus for generating a vacuum |
JP3995243B2 (ja) * | 2003-04-16 | 2007-10-24 | 富士エンヂニアリング株式会社 | ブランクフィーダ |
JP4977596B2 (ja) * | 2007-06-26 | 2012-07-18 | 株式会社名南製作所 | 定形のシート類の搬送方法及び搬送装置 |
JP2009280320A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Seiko Epson Corp | 搬送装置及び搬送装置を備えた記録装置、記録媒体の搬送方法 |
-
2014
- 2014-12-08 JP JP2014248198A patent/JP6332808B2/ja active Active
-
2015
- 2015-11-27 WO PCT/JP2015/005915 patent/WO2016092763A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2016092763A1 (ja) | 2016-06-16 |
JP2016108111A (ja) | 2016-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6332808B2 (ja) | ワーク搬送装置及びそれを用いたワーク搬送方法 | |
JP2009184827A (ja) | 被搬送物の搬送装置 | |
US20170197792A1 (en) | Conveying Device for Conveying Goods and Method for Conveying Goods | |
CN107263520A (zh) | 永磁真空复合吸盘 | |
WO2018168360A1 (ja) | ガラス板の製造方法及び保護シートの分離装置 | |
KR20160135650A (ko) | 개별적인 진공 및 진공파괴 기능을 가지는 진공 흡착블럭 조립형 컨베이어 | |
JP2006290555A (ja) | バキュームコンベア及びバキュームコンベア用ベルト | |
JP6821753B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP4901407B2 (ja) | 吸着搬送構造 | |
KR101755575B1 (ko) | 자력 및 진공을 이용한 이송 장치 | |
KR101652065B1 (ko) | 전자석과 진공 흡착부를 구비한 시트 부재 적층 장치 | |
KR101627339B1 (ko) | 자력 및 진공을 이용한 흡착 이송 장치 | |
JP5766731B2 (ja) | ベルトコンベア | |
KR101019948B1 (ko) | 흡입식 그리퍼 장치 | |
CN102892693B (zh) | 旋流形成体及非接触式运送装置 | |
KR101261313B1 (ko) | 평판 이송물 정렬픽업 이송장치 | |
JP2014083622A (ja) | バキュームパッド装置及び吸着搬送方法 | |
JP2004315147A (ja) | ブランクフィーダ | |
JP2008265363A (ja) | 永久磁石を利用した走行装置 | |
JP3180917U (ja) | 吸着手段およびこれを具えたラミネータ | |
JP2021028226A (ja) | 開口装置および開口方法 | |
JP2535017Y2 (ja) | 真空吸着式ベルトコンベア | |
JP2005212908A (ja) | 搬送用ベルト | |
JP2003142896A (ja) | 吸着ブロック、吸着ユニット、吸着ユニット付コンベア | |
JP6302659B2 (ja) | チャックテーブル、搬送装置及び加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170519 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170628 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180215 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20180226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6332808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |