JP6332512B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに穿孔処理を行うシート処理装置及びこのシート処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、コピー機や複合機等の画像形成装置から搬送されたシートに対し、穿孔処理(パンチ処理)を行うシート処理装置が知られている。このようなシート処理装置には、シートの搬送方向と交差する方向に配置された複数の穿孔刃を用いて穿孔処理を行うものが一般的であった。その理由の一つとしては、シートの搬送方向と交差する方向に複数の穿孔刃を配置すると、一枚のシートに穿孔処理を行う回数が一度で済み、生産性が大きく低下しないためである。もう一つの理由としては、A3サイズのシートを処理できるシート処理装置では、A3サイズのシートを縦方向に搬送することで、A3サイズのシートの短辺に穿孔処理できるためである。
しかし、画像形成装置やシート処理装置の省スペース化が進む近年では、A4サイズのシートを縦向きに搬送する方式が普及しつつあり、この方式に対応して、縦向きに搬送されるA4サイズのシートの幅方向の端部に穿孔処理する必要が生じてきた。これに対して、シートの搬送方向と交差する方向に複数の穿孔刃を配置した穿孔部を、シートの搬送方向と交差する方向において穿孔位置と待機位置との間で移動させるように構成し、シートを搬送しつつ穿孔部を穿孔位置と待機位置との間で移動させながらシートの幅方向の端部に沿って穿孔を行うシート処理装置も開示されている。
穿孔部をシートの搬送方向と交差する方向に移動させるように構成されたシート処理装置として、特許文献1には、シートを二つ折りした際に、穿孔孔が重なるように制御された構成が開示されている。また、特許文献2には、シートの幅方向の端部を検知する検知部を備え、検知部をシートの搬送方向と交差する方向に移動させて、穿孔位置ずれを防止するように構成されたシート処理装置が開示されている。
特開2002−68577号公報 特開2000−211802号公報
しかしながら上記の特許文献1に記載のシート処理装置においては、シートの幅方向の端部を検知する検知部が備えられていないため、穿孔孔の位置ずれが発生する虞がある。また、特許文献2に記載のシート処理装置では、穿孔部と検知部とが別々に構成されているため、装置が大型化すると共に制御が煩雑になるという問題がある。
本発明は上記事情を考慮し、正確な位置での穿孔と省スペース化が可能なシート処理装置及びこのシート処理装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、搬送されたシートに処理を行うシート処理装置であって、前記シートの搬送方向と交差する幅方向に配置された複数の穿孔刃を昇降させることによって前記シートに穿孔処理を行う穿孔部と、前記幅方向において前記シートの両側縁をそれぞれ検知する検知部と、前記穿孔部及び前記検知部を前記幅方向に移動させる移動装置と、を備え、前記穿孔部は、前記幅方向の両側に配置された前記穿孔刃が同時に昇降し、一方側に配置された前記穿孔刃によって前記シートの一方の側縁側に穿孔処理を行うと共に他方側に配置された前記穿孔刃によって前記シートの他方の側縁側に穿孔処置を行うように設けられており、前記両側に配置された穿孔刃が前記シートの両側縁と平面視において重なるように配置された基準位置から、前記シートの一方の側縁が前記検知部で検知されて前記一方側に配置された穿孔刃によって穿孔処理が行われる一方で前記他方側に配置された穿孔刃は前記シートから前記幅方向に離間した第1の穿孔位置と、前記シートの他方の側縁が前記検知部で検知されて前記他方側に配置された穿孔刃によって穿孔処理が行われる一方で前記一方側に配置された穿孔刃は前記シートから前記幅方向に離間した第2の穿孔位置と、に前記移動装置によって前記幅方向に移動するように設けられ、前記穿孔部が前記シートの側縁側に一つ目の孔を形成した後に二つ目以降の孔を形成する際に、前記移動装置は、前記穿孔部を前記基準位置まで戻さないことを特徴とする。
このような構成を採用することにより、 穿孔部の両側に配置された穿孔刃間の間隔を狭くすることができるので、シート処理装置の幅方向における長さを短くすることができる。
本発明のシート処理装置において、前記穿孔部は、前記基準位置において、前記両側に配置された穿孔刃の中心と前記シートの両側縁とが平面視において重なるように設けられていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、縦向きに搬送されるシートの側縁(長辺)に穿孔処理を行う穿孔装置において、穿孔部の移動量を少なくすることができるので、シート処理装置を小型化できる。
本発明のシート処理装置において、前記検知部は、前記両側に配置された穿孔刃から前記幅方向における外側に配置されており、前記幅方向における前記検知部と前記穿孔刃の中心との間隔は15mm以内であることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、検知部が側縁を検知した位置で穿孔処理を行うと、シートの側縁から適宜な距離だけ離れた位置に穿孔することができる。
本発明のシート処理装置において、前記穿孔部には、前記両側に配置された前記穿孔刃の間に複数の穿孔刃が備えられていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、中間に配置された穿孔刃によって、縦向きに搬送されるシートの端縁(短辺)にも穿孔処理を行うことができる。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、正確な位置での穿孔と省スペース化が可能なシート処理装置及びこのシート処理装置を備えた画像形成装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係るシート処理装置及び画像形成装置の構成を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置の一部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置の穿孔部を示す正面図であり、図5(A)は穿孔刃上昇状態、図5(B)は穿孔刃下降状態を示す。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置において、穿孔部及び検知部の位置を説明する平面図であり、図6(A)は基準位置、図6(B)は前位置、図6(C)は後位置を示す。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置における穿孔作業を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置における穿孔作業を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係るシート処理装置において、基準位置の他の例を示す平面図であり、図9(A)は前位置を説明する図、図9(B)は後位置を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る画像形成装置及びシート処理装置について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1とシート処理装置3の全体構成について説明する。図1は画像形成装置1とシート処理装置3の構成を模式的に示す正面図である。なお、以下の説明では、図1における手前側を画像形成装置1及びシート処理装置3の正面側(前側)とし、左右の向きは、画像形成装置1及びシート処理装置3を正面から見た方向を基準とする。
画像形成装置1は、略箱型形状の筐体4を有する。筐体4には、作像装置5と、原稿上の画像を読み取る画像読取装置6等が収容されている。また、筐体4の上面には、画像読取装置6に原稿を一枚ずつ自動的に送り込む自動原稿搬送装置7(ADF)が設けられている。
作像装置5は、例えば、パーソナルコンピューターや画像読取装置6から送信された画像データに基づいて画像形成処理を行うものである。作像装置5は、A4サイズのシートSを収納するシート収容部8と、シート収容部8から供給されたシートSにトナー像を転写する4個の画像形成部10と、転写したトナー像をシートSに定着させる定着装置11と、定着後のシートSの排出先となるシート排出部12と、を備えている。なお、シートSには、紙製の記録材に限らず、樹脂フィルムやOHPシート等のシート状の記録材も含まれる。
シート収容部8の上方には、レーザー・スキャニング・ユニットで構成される露光器13が配設されている。露光器13の上方には、像担持体としての中間転写ベルト14が複数のローラー間に架設され、中間転写ベルト14の上方には、4個のトナーコンテナ15がトナーの色ごとに設けられている。また、中間転写ベルト14の下側に沿って4個の画像形成部10がトナーの色ごとに設けられている。
各画像形成部10は、回転可能に設けられた感光体ドラム16の周囲に一次転写のプロセス順に配置される帯電器17と、現像器18と、一次転写部19と、クリーニング装置20と、除電器21と、を含んで構成されている。
筐体4の内部には、シート収容部8からシート排出部12へ向かって、シートを縦向きの姿勢で搬送する搬送経路9が左側面に沿って設けられている。搬送経路9の上流部分には、シート収容部8等からシートSを縦向きの姿勢で取り出す給紙部22が設けられている。搬送経路9の中流部分には、中間転写ベルト14の端部との間に二次転写部23が設けられている。二次転写部23よりも下流側における搬送経路9には、加熱ローラーと加圧ローラーとで構成される定着装置11が設けられている。
搬送経路9の下流端部には、シートSの搬送方向を第1シート排出部24又は第2シート排出部25に切り換える切換部26が設けられている。第1シート排出部24から筐体4の外部に排出されたシートSは、シート排出部12上に積層される。一方、第2シート排出部25から筐体4の外部に排出されたシートSは、シート処理装置3内に搬入される。
なお、画像読取装置6及び自動原稿搬送装置7は、これらの機能を備えた一般的なものと同様の構成であるため、その説明を省略する。
次に、画像形成装置1の画像形成動作について説明する。画像形成装置1に接続されたコンピューターや画像読取装置6から画像データが入力(印刷開始の指示)されると、まず、帯電器17によって帯電された感光体ドラム16の表面に対し、露光器13によって画像データに応じた露光が行われる。露光によって感光体ドラム16上に形成された静電潜像は、現像器18によって各色のトナー像に現像される。このトナー像は、一次転写部19において中間転写ベルト14上に一次転写される。以上の動作を各画像形成部10が順次繰り返すことによって、中間転写ベルト14上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、各感光体ドラム16上の残留トナーおよび電荷は、クリーニング装置20および除電器21によって除去される。
一方、給紙部22によってシート収容部8等から取り出されたシートSは、上述の画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部23へと搬送される。中間転写ベルト14上のフルカラーのトナー像はシートSに二次転写され、そのシートSは搬送経路9を通って定着装置11に搬送される。定着装置11によってトナー像の定着が行われたシートSは、第1シート排出部24または第2シート排出部25に進入し、シート排出部12またはシート処理装置3内に排出される。
次に、シート処理装置3について説明する。シート処理装置3は、画像形成装置1の第2シート排出部25から排出されたシートSに穿孔処理等を行う。
シート処理装置3は、略箱型形状の筐体31と、筐体31を支持する脚部32と、を有する。筐体31には、画像形成装置1側の側面に、画像形成装置1の第2シート排出部25から排出されたシートSが搬入される搬入部33が形成されており、反対側の側面には、排出トレイ34が配置されている。筐体31の内部には、搬入部33から排出トレイ34に向かって、シートSを搬送するシート搬送経路35が設けられている。シート搬送経路35において、搬入部33の下流には、シートSの先端位置を検知するセンサ37が配置されている。センサ37の下流には、前後方向に延びるレール部44が形成されており、このレール部44に、シートSに対して所定の穿孔処理を行う穿孔装置40が設けられている。さらに、レール部44の下流には、レジストローラー38が配置されている。なお、レジストローラー38の下流側に、複数枚のシートSをスタックしてステープルで綴じるステープル装置70を設けることもできる。
次に、穿孔装置40について図2〜図5を参照して説明する。図2は穿孔装置の斜視図、図3は穿孔装置の側面図、図4は穿孔装置の一部を示す平面図、図5(A)は穿孔装置において穿孔刃が待避している状態を示す正面図、図5(B)は穿孔装置において穿孔刃が下降している状態を示す正面図である。
穿孔装置40は、図2〜図4に示されるように、穿孔処理を行う穿孔部41と、シートSの搬送方向と直交する前後方向(幅方向)におけるシートSの両側縁の位置を検知する検知部42(図4参照)と、穿孔部41と検知部42とを前後方向に移動させる移動装置43と、を有する。穿孔部41と検知部42とは、筐体31に設けられたレール部44(図1参照)上を移動装置43によって前後方向に移動可能となっている。
穿孔部41は、図2及び図3に示されるように、前後方向に所定の間隔を開けて配置された4個の穿孔刃45と、穿孔刃45と共にシートSを穿孔する固定刃46と、各穿孔刃45を昇降させる昇降機構47と、を備えている。穿孔刃45と昇降機構47とは上ガイド板48に支持され、固定刃46は、シート搬送経路35を挟んで上ガイド板48と対向する下ガイド板49に支持されている。
上ガイド板48は、上面が開口した断面形状が略コの字状の、前後方向に延びる枠状部材であり、下ガイド板49は、下面が開口した断面形状が略コの字状の、前後方向に延びる枠状の部材である。下ガイド板49の下端部には、前後方向における両端付近に、レール部44を前後方向に走行可能なコロ49aが設けられている。
穿孔刃45は、前側に配置された穿孔刃45F、後側に配置された穿孔刃45R、中間に配置された2個の穿孔刃45M、を有する。各穿孔刃45は、図5に示されるように、円筒状の形状を有し、下端は二股状に分かれて一対の半円形の刃部が形成されている。穿孔刃45は、ガイド筒50に沿って上下に移動するように設けられている。ガイド筒50は、穿孔刃45が挿通可能な貫通孔を有し、貫通孔が直角に上方に延びるように上ガイド板48に支持されている。ここで、前後の穿孔刃45F、45Rの穿孔中心間の距離がシートSの両側縁間の距離(シートの幅)と同等となるように、前後の穿孔刃45F、45Rに対応するガイド筒50は上ガイド板48に位置決めされている。
固定刃46は、図2等に示されるように、シート処理装置3の前後方向に延びる直方体の箱状の部材で形成されている。なお、固定刃46は全ての穿孔刃45において共通に使用される。図4に示されるように、固定刃46の上面において、各穿孔刃45に対応する位置には、穿孔刃45が貫通する孔51が形成されている。固定刃46は、各孔51がそれぞれ穿孔刃45と直線上に並ぶように、下ガイド板49に固定されている。穿孔刃45が孔51に挿入されると、穿孔刃45と孔51の周囲とによってシートSが穿孔される。
昇降機構47は、図5に示されるように、各穿孔刃45を支持する支持部材53と、各支持部材53に係合するカム54と、を有する。支持部材53は、搬送方向に長い平板部53aと、板状片を略半円状に湾曲した形状の湾曲部53bとで形成されている。平板部53aの下面の搬送方向における中央付近には、穿孔刃45が略垂直となるように固定されている。湾曲部53bは、両端部が平板部53aの上面の左右方向の両端部に支持されており、平板部53aと湾曲部53bとの間には、正面視にて略半円状の中空部53cが形成されている。
支持部材53と上ガイド板48との間において、ガイド筒50の外周には、コイルばね55が介装されている。コイルばね55は、支持部材53を上方に付勢している。
カム54は、扁平な円柱状の形状であり、軸心から偏心した位置において回転軸56に支持されている。回転軸56は、支持部材53の中空部53cを貫通して、図2や図3に示されるように、前後の端部が、上ガイド板48の上面の前後の端部から立設された前側板部48aと後側板部48bとに軸支されている。
また、回転軸56の前端と前側板部48aとの間にはコイルばね57が介装されている。コイルばね57は回転軸56を前方に付勢している。回転軸56は、ソレノイド(図示されず)によって軸方向に移動可能となっており、中央の2個の昇降機構47と両端の2個の昇降機構47とにおいて、選択的にカム54と支持部材53とを係合させるようになっている。すなわち、両端の2個の昇降機構47においてカム54が支持部材53に係合すると、中央の2個の昇降機構47においてはカム54が支持部材53から離脱し、前後の2個の穿孔刃45F、45Rのみが昇降する。一方、中央の2個の昇降機構47においてカム54が支持部材53に係合すると、両端の2個の昇降機構47においてはカム54が支持部材53から離脱し、中央の2個の穿孔刃45Mのみが昇降する。通常状態においては、前述のように回転軸56はコイルばね57で前方に付勢されて、両端の2個の昇降機構47においてカム54が支持部材53に係合し、前後の2個の穿孔刃45F、45Rのみが昇降するようになっている。ソレノイドが切り替えられると、回転軸56はコイルばね57が付勢力に抗して後方に移動し、中央の2個の昇降機構47においてカム54が支持部材53に係合して、中央の2個の穿孔刃45Mのみが昇降する。
回転軸56の後端には、図2等に示されるように、ギア列を介してモーター58の回転軸が接続されている。モーター58が駆動されて回転軸56が駆動されると、カム54は支持部材53の中空部53c内で回転する。この際、図5(A)に示されるように、カム54のカム面54aが支持部材53の湾曲部53bの内面に係合すると、穿孔刃45は上昇した状態に維持されている。また、図5(B)に示されるように、カム54のカム面54aが支持部材53の平板部53aの上面に係合すると、支持部材53はコイルばね55の付勢力に抗して押し下げられる。これにより、穿孔刃45がガイド筒50に案内されてほぼ垂直に下降し、シート搬送経路35に突き出て穿孔刃45の先端と固定刃46の孔51との間でシートSを穿孔する。
また、図2等に示されるように、回転軸56の後端部には、ホームポジション検知用のセンサ61や、回転軸56の回転速度制御用のロータリーエンコーダ62等が設けられている。
検知部42は、図4に示されるように、前側の穿孔刃45Fの前側において搬送方向の上流側に配置された前検知部42Fと、後側の穿孔刃45Rの後側において搬送方向の上流側に配置された後検知部42Rと、を有する。前後の穿孔刃45F、45Rの中心と前後検知部42F、42Rとの距離Lは15mm以内である。つまり、検知部42によってシートSの前後側縁の位置が検知された状態では、前後の穿孔刃45F、45RはシートSの前後側縁から距離Lだけ離れた位置に位置し、この位置で穿孔を行うことになる。
検知部42としては、例えば光センサを使用することができる。光センサは、対向して配置される発光部と受光部とを有し、いずれか一方は上ガイド板48に固定されており、他方は下ガイド板49に固定されている。つまり、検知部42は穿孔部41と一体に設けられている。発光部と受光部との間にシートSが存在すると、発光部から発光される光の光路が遮断されて受光部で受光される光量が変化する。この光量の変化に基づいてシートSの前後側縁を検知する。
移動装置43は、図2等に示されるように、穿孔部41の後端部の下方に配置されており、ラック及びピニオンギアからなる駆動機構66と、ピニオンギアを回転させるモーター67と、を有する。ラックは、下ガイド板49の下面に前後方向に延びるように配置されており、ピニオンギアは、モーター67の回転軸に接続されて、モーター67と共に支持プレート68に取り付けられている。支持プレート68は、シート処理装置3の側板に固定されている。モーター67によってピニオンギアが回転すると、ピニオンギアと噛み合うラックと共に穿孔部41と検知部42とが、基準位置を中心として前位置(第1の穿孔位置)と後位置(第2の穿孔位置)との間を前後方向に往復移動するようになっている。
図6を参照して、穿孔装置40において、穿孔部41と検知部42とが位置決めされる基準位置、前位置、後位置について説明する。図6は穿孔装置40の平面図であり、図6(A)は基準位置、図6(B)は前位置、図6(C)は後位置を示す。
図6(A)に示される基準位置においては、前後の穿孔刃45F、45Rの穿孔中心が、搬送されるシートSの前後側縁S1、S2と平面視において重なるように穿孔部41が位置決めされる。
図6(B)に示される前位置においては、シートSの後側縁S2の位置が後検知部42Rで検知され、後側の穿孔刃45Rは、シートSの後側縁S2から距離Lだけ前方の穿孔位置に位置する。一方、前側の穿孔刃45Fは、シートSの前側縁S1から前方に離れている。
図6(C)に示される後位置においては、シートSの前側縁S1の位置が前検知部42Fで検知され、前側の穿孔刃45Fは、シートSの前側縁S1から距離Lだけ後方の穿孔位置に位置する。一方、後側の穿孔刃45Rは、シートSの後側縁S2から後方に離れている。
上記構成を有する穿孔装置40において、シートSの搬送方向に沿って穿孔する作業について、図7〜図9を参照して説明する。図7〜図9は、穿孔装置40とシートSの平面図である。この例では、シートSの前側の長辺に沿って穿孔を行う作業について説明する。
シートSが搬入部33(図1参照)から穿孔装置40に搬入された時点においては、図7(A)に示されるように、穿孔装置40において、穿孔部41と検知部42とは基準位置(図6(A)参照)に待機している。また、レジストローラー38は停止している。
搬入部33(図1参照)から搬入されたシートSは、シートSの搬送方向の先端がセンサ37で検知されてから所定の時間(シートSの搬送方向の先端がレジストローラー38に達してからシートの斜行を補正するたわみを形成するまでの時間)搬送される。
所定の時間経過後、レジストローラー38を回転させて、図7(B)に示されるように、シートSを一つ目の孔の穿孔位置まで搬送させる。シートSが一つ目の孔の穿孔位置まで搬送されると、レジストローラー38を停止させ、移動装置43で穿孔装置40を後方に移動させる。前検知部42FがシートSの前側縁S1を検知する位置まで穿孔装置40が後方に移動すると、穿孔装置40の移動を停止させる(停止時間は、例えば、100msec〜200msec)。なお、シートSの側縁から穿孔位置までの距離が異なる仕様によっては、シートSの前側縁S1が検知されてから更に所定の距離だけ移動させる場合もある。そして、前側の穿孔刃45FでシートSを穿孔し、一つ目の孔P1を形成する。なお、後側の穿孔刃45RはシートSの後側縁S2から後方に離れているので、空打ちする。
その後、穿孔装置40を前方に移動させるが、この際、基準位置まで戻さず、図8(A)に示されるように、前検知部42FがシートSの前端縁を検知しない程度の位置まで移動させる。穿孔装置40を基準位置まで戻さないようにすることにより、穿孔装置40の移動時間を短縮できる。
次に、図8(B)に示されるように、レジストローラー38を回転させて、シートSを二つ目の孔が穿孔される位置まで搬送させる。シートSが二つ目の孔の穿孔位置まで搬送されると、レジストローラー38を停止させ、穿孔装置40を後方に移動させる。前検知部42FがシートSの前側縁S1を検知する位置まで穿孔装置40が後方に移動すると、穿孔装置の移動を停止して、前側の穿孔刃45FでシートSを穿孔し、二つ目の孔P2を形成する。
以上のように、穿孔部41を、前検知部42FがシートSの前端縁を検知しない程度の位置(図8(A)参照)と後位置との間で往復移動させることによって、シートSの前側縁に沿って所定の個数の孔を開けることができる。なお、シートSの後側縁S2に沿って穿孔処理を行う場合は、穿孔部41を、後検知部42RがシートSの後側縁S2を検知しない程度の位置と前位置との間で往復移動させる。
また、前検知部42FがシートSの前側縁S1を検知した位置で穿孔を行って一つ目の孔を形成した後、穿孔装置40を前後方向に移動させずに、二つ目以降の孔を穿孔することもできる。この場合は、レジストローラー38でシートSの斜行が既に補正されているので、一孔ごとに前側縁の位置を検知する必要がなく、穿孔装置40の移動時間を短縮することができる。
上記したように本発明の一実施形態に係るシート処理装置3においては、穿孔部41の前後の穿孔刃45F、45Rを、各刃の穿孔中心がシートSの前後側縁S1、S2と平面視において重なるように配置したので、前後の穿孔刃45F、45R間の距離を短くすることができ、穿孔装置40の前後方向における長さを短くすることができる。
さらに、穿孔部41を基準位置から後方向に距離Lだけ移動させることにより、シートSの前側縁に沿って穿孔処理を行うことができる。また、シートSの後側縁に沿って穿孔処理を行う場合も、穿孔部41を基準位置から前方に距離Lだけ移動させる。すなわち、シートSの前側縁及び後側縁に穿孔処理を行うための穿孔部41の移動距離は、距離Lの2倍となる。距離Lを15mm以内とすることにより、穿孔部41の移動距離を短くすることができ、穿孔装置40を省スペース化できる。
なお、前後の穿孔刃45F、45RをシートSの前後側縁S1、S2よりも外側に配置した場合、前後の穿孔刃45F、45R間の距離が長くなり穿孔装置40の長さが長くなると共に、前位置及び後位置への移動距離も長くなる。一方、前後の穿孔刃45F、45RをシートSの前後側縁S1、S2よりも内側に配置した場合は、一方側に配置された穿孔刃45を前位置又は後位置に移動すると、他方側に配置された穿孔刃45がシートSの側縁から幅方向に十分に離間せず、他方側にも穿孔処理されるような事態にもなり得る。したがって、穿孔装置40の寸法や移動距離を考慮して、前後の穿孔刃45F、45RをシートSの前後側縁S1、S2と平面視においてそれぞれ重なるように配置することが好ましく、穿孔部41の前後の穿孔刃45F、45Rを、各刃の穿孔中心がシートSの前後側縁S1、S2と平面視において重なるように配置することが特に好ましい。ただし、穿孔刃45の穿孔中心がシートSの前後側縁S1、S2と厳密に重なる必要はなく、ある程度のずれを含む場合も本実施形態に含まれる。
図9を参照して、前後の穿孔刃45F、45RをシートSの前後側縁S1、S2と重なるように配置する他の例について説明する。図9は穿孔装置の平面図であり、図9(A)は前位置を説明する平面図、図9(B)は後位置を説明する平面図である。
基準位置においては、前側の穿孔刃45Fの内縁がシートSの前側縁S1と平面視において重なっており、後側の穿孔刃45Rの内縁がシートSの後側縁S2と平面視において重なっている。
図9(A)の二点鎖線で示される前位置においては、シートSの後側縁S2の位置が後検知部42Rで検知され、後側の穿孔刃45RはシートSの後側縁S2から距離Lだけ前方の穿孔位置に位置している。一方、前側端の穿孔刃45Fは、シートSの前側縁S1から前方に離れている。この際の基準位置から前位置までの移動量(図9(A)の矢印B1参照)は、距離Lに穿孔刃45Rの半径rを加えた距離L+rとなる。
図9(B)の二点鎖線で示される後位置においては、シートSの前側縁S1の位置が前検知部42Fで検知され、前側の穿孔刃45FはシートSの前側縁S1から距離Lだけ後方の穿孔位置に位置している。一方、後側の穿孔刃45Rは、シートSの後側縁S2から後方に離れている。この際の基準位置から後位置までの移動量(図9(B)の矢印B2参照)は、距離Lに穿孔刃45Rの半径rを加えた距離L+rとなる。
このように、前後の穿孔刃45F、45Rの穿孔中心がシートSの前後側縁S1、S2に重なるように配置した場合よりも、穿孔刃45の径(2×r)の長さだけ移動距離が長くなる。したがって、前後の穿孔刃45F、45RをシートSの前後側縁S1、S2と平面視においてそれぞれ重なるように配置することが特に好ましい。
また、本実施形態においては、穿孔部41の一部である上ガイド板48と下ガイド板49とに検知部42を設けて、穿孔部41と検知部42とを一体で移動させるようにしたので、穿孔部41と検知部42との相対位置が変化せず、穿孔孔の位置ずれを生じにくい。また、穿孔部41と検知部42の位置制御も容易となる。
さらに、本実施形態においては、穿孔部41において回転軸56を移動させて中央の穿孔刃45Mを昇降可能とすることにより、シートSの左右の端縁(短辺)に沿って穿孔処置を行うこともできる。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係るシート処理装置及び画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 画像形成装置
3 シート処理装置
40 穿孔装置
41 穿孔部
42 検知部
43 移動装置
45 穿孔刃

Claims (5)

  1. 搬送されたシートに処理を行うシート処理装置であって、
    前記シートの搬送方向と交差する幅方向に配置された複数の穿孔刃を昇降させることによって前記シートに穿孔処理を行う穿孔部と、前記幅方向において前記シートの両側縁をそれぞれ検知する検知部と、前記穿孔部及び前記検知部を前記幅方向に移動させる移動装置と、を備え、
    前記穿孔部は、前記幅方向の両側に配置された前記穿孔刃が同時に昇降し、一方側に配置された前記穿孔刃によって前記シートの一方の側縁側に穿孔処理を行うと共に他方側に配置された前記穿孔刃によって前記シートの他方の側縁側に穿孔処置を行うように設けられており、
    前記両側に配置された穿孔刃が前記シートの両側縁と平面視において重なるように配置された基準位置から、
    前記シートの一方の側縁が前記検知部で検知されて前記一方側に配置された穿孔刃によって穿孔処理が行われる一方で前記他方側に配置された穿孔刃は前記シートから前記幅方向に離間した第1の穿孔位置と、
    前記シートの他方の側縁が前記検知部で検知されて前記他方側に配置された穿孔刃によって穿孔処理が行われる一方で前記一方側に配置された穿孔刃は前記シートから前記幅方向に離間した第2の穿孔位置と、に前記移動装置によって前記幅方向に移動するように設けられ、
    前記穿孔部が前記シートの前記一方の側縁側に一つ目の孔を形成した後に前記一方の側縁側に二つ目以降の孔を形成する際に、前記移動装置は、前記穿孔部を前記基準位置まで戻さないことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記穿孔部は、前記基準位置において、前記両側に配置された穿孔刃の中心と前記シートの両側縁とが平面視において重なるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記検知部は、前記両側に配置された穿孔刃から前記幅方向における外側に配置されており、前記幅方向における前記検知部と前記穿孔刃の中心との間隔は15mm以内であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記穿孔部には、前記両側に配置された前記穿孔刃の間に複数の穿孔刃が備えられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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