JP6328456B2 - エネルギー分散型x線分析装置及びエネルギー分散型x線分析方法 - Google Patents
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Description
すなわち、上記従来の技術では、X線強度の二次元像を観察することで平面方向での元素分布を観察することができるが、深さ方向の分布状態を判断することは出来なかった。
また、特許文献2に記載の技術は、標準試料を用いた厚み測定であって、深さ方向の分布を判別することができない。
なお、深さ方向の分布が均一か否かを判断するため、試料の断面を作成し、その断面を測定することで深さ方向の分布状態を把握する方法もあるが、着目領域の断面を観察するには専用の設備が必要であり、且つ断面作成作業のため時間をかけて初めて深さ方向の分布状態を判断できることから、時間と手間がかかってしまう不都合があった。
すなわち、異なる加速電圧条件の2つのX線強度の分布像(補正されていない第1及び補正された第2のX線マッピング像)がほぼ同等の数値となる場合は、差分像における補正差分値がゼロに近い値となり、元素が深さ方向で均一に分布していると判断される。また、差分像における補正差分値の数値に差がある場合は、補正差分値の正負によって元素が表面付近に分布しているか下層付近に分布しているかが判別可能になる。
すなわち、このエネルギー分散型X線分析装置では、データ処理部が、差分像と共に走査型電子顕微鏡で取得した走査電子顕微鏡像も同時にディスプレイ部に表示可能であるので、差分像と二次電子像等の走査電子顕微鏡とを同時表示させることで、その区別を視覚的に行うことが可能になる。
すなわち、このエネルギー分散型X線分析装置では、データ処理部が、深さ方向の元素分布が均一な領域で予め取得した第1のX線マッピング像と第2のX線マッピング像とによって算出した測定強度変化率に基づいて前記補正を行うので、組成既知試料による補正値データベースの作成が不要になると共に、定量分析法と試料電流補正とにより補正値を決定する必要もなくなる。したがって、測定試料において深さ方向の分布が均一な領域があることがわかっているときに、この領域を着目領域として指定して補正値(測定強度変化率)を決定することで、補正された第1のX線マッピング像及び第2のX線マッピング像を簡便に作成することができ、実用性を向上させることができる。
すなわち、このエネルギー分散型X線分析装置では、EDS制御部が、差分像について、補正後のX線強度を強度に応じて色分け表示すると共に補正差分値を凹凸で表示した分布像をディスプレイ部に三次元面グラフとして表示可能であるので、立体的な表示方法によって補正後のX線強度の分布と深さ方向の分布との判断をより視覚的に行うことができる。
すなわち、本発明に係るエネルギー分散型X線分析装置及びエネルギー分散型X線分析方法によれば、第1の加速電圧条件と第2の加速電圧条件とで異なるX線励起効率による測定強度変化率に基づいて第2のX線マッピング像を加速電圧条件変化に依存しない画像に補正し、試料の深さ方向の元素分布を判断するために、補正を行っていない第1のX線マッピング像と補正を行った第2のX線マッピング像との差分像をディスプレイ部に表示するので、差分像によって元素の深さ方向の分布状態も検出することができる。したがって、本発明では、非破壊で測定元素の深さ方向の均一分布判断を簡便に行うことが可能になる。
また、SEM制御部3が、走査型電子顕微鏡2に第1の加速電圧条件と異なる第2の加速電圧条件で電子線eを試料Sに照射させると共に、データ処理部7は、第2のX線マッピング像M2を取得する機能を有している。
また、データ処理部7は、図3に示すように、差分像M3と共に走査型電子顕微鏡2で取得した走査電子顕微鏡像SEMも同時にディスプレイ部6に表示可能である。
上記EDS制御部5は、差分像M3について、図4に示すように、補正後のX線強度を強度に応じて色分け表示すると共に補正差分値を凹凸で表示した分布像M4をディスプレイ部6に三次元面グラフとして表示可能である。
上記検出器4は、電子線eが照射された試料Sから発生したX線Xを検出し、電気信号パルスを発生する。すなわち、この検出器4は、X線入射窓に設置されている半導体検出素子(例えば、pin構造ダイオードであるSi(シリコン)素子)(図示略)を備え、X線光子1個が入射すると、このX線光子1個に対応する電流パルス(電気信号パルス)が発生するものである。この電流パルスの瞬間的な電流値が、入射した特性X線のエネルギーに比例している。また、検出器4は、半導体検出素子で発生した電流パルスを電圧パルスに変換、増幅し、信号として出力するように設定されている。
また、スキャン信号処理部5aは、一画素分の走査量毎にクロックをシグナル処理部5bに送ることでシグナル処理部5bにおいて一画素分のX線計測データが保存され、最終的にX線マッピング像のデータが作成される。通常はシグナル処理部5bが持つメモリー容量の制限のため、1ライン分のX線計測データを保持し、このデータをデータ処理部7に送る。データ処理部7では、送られたデータをX線マッピング像データとして蓄積し、ディスプレイ部6にX線マッピング像を表示する。
上記データ処理部7は、EDS制御部5と接続され、走査電子顕微鏡像SEM、X線スペクトル、X線スペクトルから定量分析を行った定量結果、上記各X線マッピング像M1,M2及び差分像M3等をディスプレイ部6に表示可能である。
このデータ処理部7は、CPU等で構成されたコンピュータである。
まず、X線マッピング像の各点で以下の計算を実施する。ここで、電子線eの第1の加速電圧aでの元素nの測定強度をIa(n)、第2の加速電圧bでの測定強度をIb(n)とする。
第1の加速電圧aのX線スペクトルを使い定量計算を実施し、濃度組成を求める。
このとき、求められた測定強度変化率をk(n)とすると、もし深さ方向に元素が均一に分布している場合は理論計算通りで、以下の式(1)が成り立つ。
k(n)=Ib(n)/Ia(n) ・・・式(1)
Ia(n)>Ib(n)/k(n) ・・・式(2)
また、重量比率が深いところで大きくなる分布では、以下の式(3)となる。
Ia(n)<Ib(n)/k(n) ・・・式(3)
よって、補正差分値Diff(n)を以下の式(4)とすると、深さ方向に均一に分布しているかどうかの指標になる。
Diff(n)=Ia(n)−Ib(n)/k(n) ・・・式(4)
この補正差分値の計算を、取得したX線マッピング像の全画素にわたり処理を実施することで、元素nの差分像M3を得ることができる。この一連の処理を、表示する元素毎に実施する。
まず、事前準備について説明する。
標準試料を試料ステージ8に載置し、第1の加速電圧aで電子線eを標準試料に照射してX線測定し、X線スペクトル「XSPECa」を保存する。次に、第2の加速電圧bで電子線eを標準試料に照射してX線測定し、X線スペクトル「XPECb」を保存する。
なお、ここでは第1の加速電圧aと第2の加速電圧bとの2条件での測定としているが、事前準備としては他の加速電圧でもX線スペクトル測定をしておくと、準備レベルが上がり、試料測定での準備不足確率を下げることができる。
X線マッピング像の各点で以下の計算を実施する。
第1の加速電圧aでの標準試料における元素nの測定強度SIa(n)をX線スペクトル「XSPECa」から計算する。また、第2の加速電圧bでの標準試料における元素nの測定強度SIb(n)をX線スペクトル「XSPECb」から計算する。
ここから、電子線eの加速電圧を変更したときの測定強度変化率k(n)を以下の式(5)とする。
k(n)=SIb(n)/SIa(n) ・・・式(5)
Diff(n)=Ia(n)−Ib(n)/k(n) ・・・式(6)
この補正差分値の計算を、取得したX線マッピング像の全画素にわたり処理を実施することで、元素nの差分像M3を得ることができる。この一連の処理を、表示する元素毎に実施する。
次に、深さ方向の元素分布が均一な領域で予め取得した第1のX線マッピング像M1と第2のX線マッピング像M2とによって算出した測定強度変化率に基づいて前記補正を行う方法について説明する。
まず、予め元素nの深さ方向の分布が均一である領域を指定して第1のX線マッピング像M1と第2のX線マッピング像M2とを取得する。
上記の指定された均一分布領域で、第1のX線マッピング像M1から元素nの領域積分強度RIa(n)と、第2のX線マッピング像M2から元素nの領域積分強度RIb(n)とを計算する。
ここから、電子線eの加速電圧を変更したときの測定強度変化率k(n)を以下の式(7)とする。
k(n)=RIb(n)/RIa(n) ・・・式(7)
第1の加速電圧aでの元素nの測定強度をIa(n)とし、第2の加速電圧bでの測定強度をIb(n)とすると、補正差分値Diff(n)は以下の式(8)となる。
Diff(n)=Ia(n)−Ib(n)/k(n) ・・・式(8)
この補正差分値の計算を、取得したX線マッピング像の全画素にわたり処理を実施することで、元素nの差分像M3を得ることができる。この一連の処理を、表示する元素毎に実施する。
さらに、データ処理部7が、深さ方向の元素分布が均一な領域で予め取得した第1のX線マッピング像M1と第2のX線マッピング像M2とによって算出した測定強度変化率に基づいて前記補正を行うので、組成既知試料による補正値データベースの作成が不要になると共に、定量分析法と試料電流補正とにより補正値を決定する必要もなくなる。したがって、測定試料において深さ方向の分布が均一な領域があることがわかっているときに、この領域を着目領域として指定して補正値(測定強度変化率)を決定することで、補正された第1のX線マッピング像M1及び第2のX線マッピング像M2を簡便に作成することができ、実用性を向上させることができる。
例えば、半導体デバイス等におけるSiO2の厚い領域を上記着目領域に設定することで、SiO2が薄い領域の判断に本実施形態の分析方法を用いることが可能である。
Claims (5)
- 走査型電子顕微鏡に装着されるエネルギー分散型X線分析装置であって、
前記走査型電子顕微鏡による試料に対する電子線の走査を制御するSEM制御部と、
電子線が照射された前記試料から発生するX線を検出する検出器と、
前記検出器から出力される電気信号パルスを処理するEDS制御部と、
前記電気信号パルスに基づいてX線マッピング像を取得しディスプレイ部に表示するデータ処理部とを備え、
前記SEM制御部が前記走査型電子顕微鏡に第1の加速電圧条件で電子線を前記試料に照射させると共に前記データ処理部が第1のX線マッピング像を取得し、
前記SEM制御部が前記走査型電子顕微鏡に前記第1の加速電圧条件と異なる第2の加速電圧条件で電子線を試料に照射させると共に前記データ処理部が第2のX線マッピング像を取得し、
前記データ処理部が、前記第1の加速電圧条件と前記第2の加速電圧条件とで異なるX線励起効率による測定強度変化率に基づいて前記第2のX線マッピング像を加速電圧条件変化に依存しない画像に補正し、前記試料の深さ方向の測定元素の均一分布判断するために、前記補正を行っていない前記第1のX線マッピング像と前記補正を行った前記第2のX線マッピング像との差分像を前記ディスプレイ部に表示することを特徴とするエネルギー分散型X線分析装置。 - 請求項1に記載のエネルギー分散型X線分析装置において、
前記データ処理部が、前記差分像と共に前記走査型電子顕微鏡で取得した走査電子顕微鏡像も同時に前記ディスプレイ部に表示可能であることを特徴とするエネルギー分散型X線分析装置。 - 請求項1又は2に記載のエネルギー分散型X線分析装置において、
前記データ処理部が、深さ方向の元素分布が均一な領域で予め取得した前記第1のX線マッピング像と前記第2のX線マッピング像とによって算出した前記測定強度変化率に基づいて前記補正を行うことを特徴とするエネルギー分散型X線分析装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のエネルギー分散型X線分析装置において、
前記EDS制御部が、前記差分像について、補正後のX線強度を強度に応じて色分け表示すると共に補正差分値を凹凸で表示した分布像を前記ディスプレイ部に三次元面グラフとして表示可能であることを特徴とするエネルギー分散型X線分析装置。 - 走査型電子顕微鏡に装着されたエネルギー分散型X線分析装置による分析方法であって、
前記エネルギー分散型X線分析装置が、前記走査型電子顕微鏡による試料に対する電子線の走査を制御するSEM制御部と、
電子線が照射された前記試料から発生するX線を検出する検出器と、
前記検出器から出力される電気信号パルスを処理するEDS制御部と、
前記電気信号パルスに基づいてX線マッピング像を取得しディスプレイ部に表示するデータ処理部とを備え、
前記SEM制御部が前記走査型電子顕微鏡に第1の加速電圧条件で電子線を前記試料に照射させると共に前記データ処理部が第1のX線マッピング像を取得する過程と、
前記SEM制御部が前記走査型電子顕微鏡に前記第1の加速電圧条件と異なる第2の加速電圧条件で電子線を試料に照射させると共に前記データ処理部が第2のX線マッピング像を取得する過程と、
前記データ処理部が、前記第1の加速電圧条件と前記第2の加速電圧条件とで異なるX線励起効率による測定強度変化率に基づいて前記第2のX線マッピング像を加速電圧条件変化に依存しない画像に補正し、前記試料の深さ方向の元素分布を判断するために、前記補正を行っていない前記第1のX線マッピング像と前記補正を行った前記第2のX線マッピング像との差分像を前記ディスプレイ部に表示する過程とを有していることを特徴とするエネルギー分散型X線分析方法。
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