JP6328040B2 - 波長可変光源、波長可変光源の制御方法、及び波長可変光源の製造方法 - Google Patents

波長可変光源、波長可変光源の制御方法、及び波長可変光源の製造方法 Download PDF

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本発明は、半導体レーザを用いた波長可変光源とその制御方法、並びにその製造方法に関するものである。
近年、動画配信等の大容量コンテンツの増加、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末の普及によりインターネットトラヒックは爆発的な増加を続けており、光通信システムの伝送容量増大が強く求められている。
その中核技術の一つに波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)があり、光源としては、対応した周波数のみを出力する光源を複数用意するのではなく、保守・運用上の観点から、任意の周波数を出力できる波長可変光源が望まれている。
ネットワークシステムにおいて、障害復旧時に新たなパスに切替える波長リストレーションの高速化や、電気の帯域や遅延に影響されない光スイッチの要求等により、波長可変光源には高速な波長切替動作が求められている。これを実現するための有力な手法は、半導体レーザの注入電流操作であるが、電流量の変化により副次的に生じる熱ドリフトによって波長が変動(波長ドリフト)してしまう。
これを防ぐために、半導体レーザチップ上に熱補償領域を付加し、波長切替前後で半導体レーザに投入する総電力を変化させないという制御手法によって、波長ドリフトの抑制を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−218947号
波長可変光源では、半導体レーザの温度を制御するために、温度制御素子(通常はペルチェ素子)が用いられており、温度観測点の温度情報を基に半導体レーザの温度が一定に保たれるように制御している。
上記の特許文献1による制御手法では、波長切替前後で半導体レーザチップによる総発熱量は一定に保たれるが、半導体レーザチップ内の半導体レーザ部と熱補償領域の発熱量がそれぞれ変化するので、半導体レーザチップ内及び半導体レーザチップ周辺の熱分布が変化する。これにより温度観測素子(サーミスタ)における温度が変化し、時定数が大きく立ち上がりが遅いペルチェ素子の動作特性により緩やかな温度変動が生じ、波長がドリフトしてしまうという課題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、半導体レーザへの注入(印加)電流量操作による波長の切替前後で温度観測点の温度を一定に保ち、ペルチェ素子の遅い応答による緩やかな熱変動を抑えることで、波長ドリフトを抑制可能にする波長可変光源とその制御方法並びにその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る波長可変光源は、温度制御素子と、前記温度
制御素子上に配置されたレーザサブマウントと、前記レーザサブマウント上に半導体基板
を介して配置され出射光の波長を任意に変化させることができる半導体レーザと、前記レ
ーザサブマウント上に配置された熱補償領域と、前記レーザサブマウント上において前記
半導体基板と前記熱補償領域との間に配置された温度観測素子であって、観測した温度が
前記温度制御素子によって一定に制御される温度観測素子と、波長切替の前後にそれぞれ
前記半導体レーザへ投入される第1及び第2の電力と、前記第1及び第2の電力による発
熱量の変化を打ち消すものとして前記波長切替の前後にそれぞれ前記熱補償領域へ投入さ
れる第3及び第4の電力とを予め求めて記憶しておき、動作時において、前記半導体レー
ザと前記熱補償領域に対し、前記波長切替前にはそれぞれ前記第1及び第3の電力を投入
し、前記波長切替後にはそれぞれ前記第2及び第4の電力を投入する制御部とを備え、前記電力が、前記波長切替前後の前記電力を与える、前記半導体レーザ及び前記熱補償領域それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせで構成され、前記第1及び第2の電力の差が、前記第3及び第4の電力差に逆極性で等しく、前記制御部は、前記第1及び第2の電力として前記半導体レーザの印加電流又は印加電圧を変化させるタイミングで、前記第3及び第4の電力として前記熱補償領域への印加電圧又は電流を変化させ、前記半導体基板上に、前記半導体レーザが並列に2つ以上形成され、前記レーザサブマウント上に、前記熱補償領域が複数個配置され、前記熱補償領域の各々の両端には電極対が設けられ、前記複数の電極対の各々の一方は電気スイッチに接続され、前記電極対の各々の他方は電源と接続されており、前記制御部は、前記半導体レーザの内の使用する半導体レーザに応じて、予め取得した前記波長切替前後における前記温度観測素子の温度変化が最も小さくなる熱補償領域を選択するように前記電気スイッチを切替える
また本発明では、温度制御素子と、前記温度制御素子上に配置されたレーザサブマウントと、前記レーザサブマウント上に半導体基板を介して配置され出射光の波長を任意に変化させることができる半導体レーザと、前記レーザサブマウント上に配置された熱補償領域と、前記レーザサブマウント上において前記半導体基板と前記熱補償領域との間に配置された温度観測素子であって、観測した温度が前記温度制御素子によって一定に制御される温度観測素子と、制御部とを備え、前記半導体基板上に、前記半導体レーザが並列に2つ以上形成され、前記レーザサブマウント上に、前記熱補償領域が複数個配置され、前記熱補償領域の各々の両端には電極対が設けられ、前記複数の電極対の各々の一方は電気スイッチに接続され、前記電極対の各々の他方は電源と接続された波長可変光源の制御方法であって、前記制御部が、予め記憶された、波長切替の前後にそれぞれ前記半導体レーザへ投入される第1及び第2の電力と、前記第1及び第2の電力による発熱量の変化を打ち消すものとして前記波長切替の前後にそれぞれ前記熱補償領域へ投入される第3及び第4の電力を、動作時において、前記半導体レーザと前記熱補償領域に対し、前記波長切替前にはそれぞれ前記第1及び第3の電力を投入し、前記波長切替後にはそれぞれ前記第2及び第4の電力を投入し、前記電力が、前記波長切替前後の前記電力を与える、前記半導体レーザ及び前記熱補償領域それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせで構成され、前記第1及び第2の電力の差が、前記第3及び第4の電力差に逆極性で等しく、前記制御部は、前記第1及び第2の電力として前記半導体レーザの印加電流又は印加電圧を変化させるタイミングで、前記第3及び第4の電力として前記熱補償領域への印加電圧又は電流を変化させ、前記制御部は、前記半導体レーザの内の使用する半導体レーザに応じて、予め取得した前記波長切替前後における前記温度観測素子の温度変化が最も小さくなる熱補償領域を選択するように前記電気スイッチを切替える波長可変光源の制御方法が提供される。
さらに本発明では、温度制御素子と、前記温度制御素子上に配置されたレーザサブマウントと、前記レーザサブマウント上に半導体基板を介して配置され出射光の波長を任意に変化させることができる半導体レーザと、前記レーザサブマウント上に配置された熱補償領域と、前記レーザサブマウント上において前記半導体基板と前記熱補償領域との間に配置された温度観測素子であって、観測した温度が前記温度制御素子によって一定に制御される温度観測素子と、制御部とを備え、前記半導体基板上に、前記半導体レーザが並列に2つ以上形成され、前記レーザサブマウント上に、前記熱補償領域が複数個配置され、前記熱補償領域の各々の両端には電極対が設けられ、前記複数の電極対の各々の一方は電気スイッチに接続され、前記電極対の各々の他方は電源と接続された波長可変光源の製造方法であって、波長切替前後にそれぞれ前記半導体レーザへ投入される第1及び第2の電力を測定し、前記第1及び第2の電力による発熱量の変化を打ち消すものとして前記波長切替の前後にそれぞれ前記熱補償領域へ投入される第3及び第4の電力を取得し、前記第1から第4の電力を、前記波長切替を行うときに前記半導体レーザと前記熱補償領域にそれぞれ与える電力として予め前記制御部に記憶しておき、前記電力が、前記波長切替前後の前記電力を与える、前記半導体レーザ及び前記熱補償領域それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせで構成され、前記第1及び第2の電力の差が、前記第3及び第4の電力差に逆極性で等しく、前記制御部は、前記第1及び第2の電力として前記半導体レーザの印加電流又は印加電圧を変化させるタイミングで、前記第3及び第4の電力として前記熱補償領域への印加電圧又は電流を変化させ、前記制御部は、前記半導体レーザの内の使用する半導体レーザに応じて、予め取得した前記波長切替前後における前記温度観測素子の温度変化が最も小さくなる熱補償領域を選択するように前記電気スイッチを切替える波長可変光源の製造方法が提供される。
本発明に係る波長可変光源によれば、波長切替の前後で、半導体レーザへの投入電力の増加分だけ熱補償領域への投入電力が減少しているか、若しくは、半導体レーザへの投入電力の減少分だけ熱補償領域への投入電力が増加しており、温度観測素子における温度は一定に保たれる。
また、温度制御素子(ペルチェ素子)は温度観測素子から得られる温度情報を元に温度一定制御を行っているので、波長切替前後でペルチェ素子の駆動状態は変化せず、時定数の大きいペルチェ素子の応答によって生じる緩やかな波長ドリフトを抑制できる。
本発明に係る波長可変光源の実施の形態1を示す平面概略図である。 図1において線A−Aで切断したときの断面図である。 本発明に係る波長可変光源の実施の形態2を示す平面概略図である。 本発明に係る波長可変光源の実施の形態3を示す平面概略図である。 本発明に係る波長可変光源の実施の形態4を示す平面概略図である。 本発明に係る波長可変光源の実施の形態5を示す平面概略図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1における構成図を示す。この制御装置は、温度制御素子としての例えばペルチェ素子1と、このペルチェ素子1上に配置されたレーザサブマウント2とを備え、このレーザサブマウント2上にはさらに、半導体基板3、抵抗4、及び温度観測素子としての例えばサーミスタ5と、半導体基板3上に形成された半導体レーザ6と、抵抗4の両端において抵抗4と電気的に接続されるように形成された電極対7とが配置されている。また、電極対7には制御部8が接続されている。
図2に示す断面図において、サーミスタ5は、抵抗4と半導体レーザ6の間に、半導体レーザ6とサーミスタ5との間の熱抵抗θ1と、抵抗4とサーミスタ5との間の熱抵抗θ2が等しくなるように(θ1=θ2)配置されている。
二点間の熱抵抗θは次式で表される。
θ=L/(λ×A) 式(1)
但し、Lは熱が伝達する経路に沿った二点間の距離、λは熱が伝達する物質の熱伝導率、Aは熱が伝達する経路の断面積である。
本実施の形態1では、抵抗4は、レーザサブマウント2を介してサーミスタ5と熱的に接続されているのに対し、半導体レーザ6は、半導体基板3とレーザサブマウント2を介してサーミスタ5と熱的に接続されている。従って、抵抗4と、サーミスタ5と、半導体レーザ6の位置関係は、半導体基板3のサイズ及び熱伝導率を考慮して決定する必要がある。
例えば、半導体基板3が或る基準値の熱伝導率及びサイズ(断面積)のときにθ1=θ2となる抵抗4、サーミスタ5及び半導体レーザ6の基準配置があるとして、半導体基板3の熱伝導率が基準値より小さい場合は、基準配置と比較して抵抗4をサーミスタ5から遠ざけるか、若しくは、半導体レーザ6をサーミスタ5に近づければよい。逆に、半導体基板3の熱伝導率が基準値より大きい場合は、基準配置と比較して抵抗4をサーミスタ5に近づけるか、若しくは、半導体レーザ6をサーミスタ5から遠ざければよい。
サイズについては、半導体基板3の熱伝達方向の断面積が基準値より小さい場合は、基準配置と比較して抵抗4をサーミスタ5から遠ざけるか、若しくは、半導体レーザ6をサーミスタ5に近づければよい。逆に、半導体基板3の熱伝達方向の断面積が基準値より大きい場合は、基準配置と比較して抵抗4をサーミスタ5に近づけるか、若しくは、半導体レーザ6をサーミスタ5から遠ざければよい。
このようにして、熱抵抗θ1とθ2とが等しくなるように調整することができるが、θ1=θ2であることが本発明に不可欠な条件ではなく、後述するように、半導体レーザ6の発熱量の変化を、熱補償領域である抵抗4の発熱量の変化で打ち消し、サーミスタ5の温度を、波長切替があっても一定に保つための、より好ましい条件である。
なお、ペルチェ素子1は、サーミスタ5から得られる温度情報を基に、レーザサブマウント2上のサーミスタ5の温度が一定になるように制御を行っている。なお、この制御回路は周知であるので、特に説明は割愛するとともに図示も省略している。
次に、波長切替動作時の制御手法について説明する。本制御手法においては、“予め実験等により”波長切替前後における半導体レーザ6の駆動条件(注入電流と電圧の値)と抵抗4への印加電圧及び電流の値(下記の表1参照)を取得する。
Figure 0006328040
まず、抵抗4に対しては何ら電圧・電流を印加しない状態で、切替前の波長λを発生する半導体レーザ6へ注入される注入電流IL1=0.15Aと、これに伴う半導体レーザ6への印加電圧VL1=1Vとによる投入電力(第1の電力)WL1=0.15W、及び、切替後の波長λ(λ<λ)を発生する半導体レーザ6への注入電流IL2=0.25Aと、これに伴う印加電圧VL2=1.2Vとによる投入電力(第2の電力)WL2=0.3W、を、それぞれ波長計と電圧計と電流計とを用いて計測するとともに制御部8に切替データとして記憶しておく。これにより、波長切替λ→λの前後における半導体レーザ6への投入電力(すなわち発熱量)の差分WR1−WR2(0.3−0.15=0.15W)が分かる。
次に、抵抗4への印加電圧Vと流れる電流Iとの関係を取得し、半導体レーザ6への投入電力との差分を補償するのに必要な条件(切替データ)を求める。
これは、抵抗4の抵抗値が分かっているので計算で求めることができる。すなわち、切替前の投入電力の総和W1と、切替後の投入電力の総和W2とが等しく且つ抵抗4への波長切替前後の投入電力の差分(WR1−WR2)が、上記の半導体レーザ6への投入電力の差分(WL1−WL2)(0.3−0.15=0.15W)と同一値で逆極性となるように、波長切替前後の電圧及び電流を求める。
このため、切替前の抵抗4への印加電圧VR1=1V及びこれに伴う電流IR1=0.2Aによる投入電力WR1=0.2Wと、切替後の抵抗4への印加電圧VR2=0.5V及び電流IR2=0.1Aによる投入電力WR2=0.05Wが求められ、これも切替データとして、制御部8に記憶される。なお、このデータは一義的ではなく、種々決めることができる。
この結果、波長切替前の投入電力の総和W1=0.35Wと、波長切替後の投入電力の総和W2=0.35Wは、互いに等しくなる。
これは、表1の例では、波長切替前後で、半導体レーザ6への投入電力が0.15Wから0.3Wへ増加しており、抵抗4への投入電力は0.2Wから0.05Wへ減少しているが、半導体レーザ6への投入電力が減少する場合(λ>λ)は、減少量を補償する分だけ抵抗4への投入電力を増加させればよいことを示している。
なお、抵抗4の抵抗値は、電圧/電流=5Ωとなっているが、この抵抗値に限る必要はなく、5Ω未満でも、5Ωより大きくても良い。また、VR1、IR1、VR2、IR2の組み合わせについては、波長切替前後における半導体レーザ6への投入電力の差を補償できれば良いので、表1の組み合わせに限られるものではない。
表1における投入電力は発熱量を示すものであり、この電力は、波長切替前後の電力を与える、半導体レーザ6及び熱補償領域4それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせ(4つのパターン)で構成され、波長切替前後の半導体レーザ6の投入電力差が、熱補償領域4の逆極性の投入電力差であればよい。言い換えると、半導体レーザ6への印加と抵抗4への印加の波長切替前後の組み合わせは、電圧印加−電圧印加、電圧印加−電流印加、電流印加−電圧印加、及び電流印加−電流印加の4つのパターンがあり、これらのいずれでもよい。
波長切替時においては、半導体レーザ6へIL1、抵抗4へVR1を印加している切替前状態から、半導体レーザ6への印加電圧をVL2に切替えるタイミングで抵抗4への印加電圧をVR2に切替える。これは「フィードフォワード制御」によって行われる。
なお、この例では、定電圧源を想定して印加電圧の切替えによる波長切替を行ったが、定電流源を使用して、注入電流の切替えによる波長切替を行っても良い。すなわち、半導体レーザ6へIL1、抵抗4へIR1を注入している状態から、半導体レーザ6への注入電流をIL2に切替えるタイミングで抵抗4に流れる電流をIR2に切替えても良い。
最後に、本実施の形態における作用効果について説明する。
本実施の形態においては、波長切替の前後で、半導体レーザ6への投入電力の増加分だけ抵抗4への投入電力が減少しているか、若しくは、半導体レーザ6への投入電力の減少分だけ抵抗4への投入電力が増加しており、かつ、半導体レーザ6−サーミスタ5間の熱抵抗θ1と、抵抗4−サーミスタ5間の熱抵抗θ2が等しいので、サーミスタ5における温度は一定に保たれる。
ペルチェ素子1はサーミスタ5から得られる温度情報を元に温度一定制御を行っているので、波長切替前後でペルチェ素子1の駆動状態は変化しない。本実施の形態では、熱補償領域である抵抗4は、半導体レーザ6の外部に形成されているので、レーザ注入電流の変化に伴って生じる半導体レーザ6の温度変化は補償されず、熱光学効果によって出射波長はドリフトする。しかし、熱光学効果によるドリフトは高々数msec程度で収束する。本実施の形態では、その後に生じる時定数の大きいペルチェ素子1の応答によって生じる緩やかな波長ドリフトを抑制できる。
なお、本実施の形態では、熱抵抗θ1=θ2で、かつ、波長切替前後における半導体レーザ6と抵抗4への投入電力の和が等しくなっているが、上述のように、波長切替前後においてサーミスタ5の温度が変化しなければ、上記の等号関係θ1=θ2は厳密に保たれなくても良い。
また、波長切替前後におけるサーミスタ5の温度も、厳密に一定でなくても、ペルチェ素子1の駆動状態が変わることによる波長ドリフトが十分小さい範囲であれば変化しても良い。
切替動作については、半導体レーザ6と抵抗4の駆動条件(電圧・電流)の切替が厳密に同時ではなくても、切替のタイミング差が、サーミスタ5の温度を検知してペルチェ素子1の駆動条件にフィードバックする回路の応答速度より短ければよい。
さらに、サーミスタ5は、温度観測素子であれば他の部品でも代用可能であり、例えば、熱ダイオード等でもよい。レーザサブマウント2は、熱伝導度に優れた材質であり得る。例えば、窒化アルミ、アルミナ等のセラミックが利用できるが、セラミックに限定されるものでなく、シリコン材質、合成樹脂材質、金属材質などが利用できる。また、温度を制御する素子はペルチェ素子だけに限られるものではなく、例えばヒータなどであっても良い。
実施の形態2.
図3に本発明の実施の形態2における構成図を示す。本実施の形態2は、実施の形態1の変形例であり、半導体基板3上に半導体レーザ6から出射される光をガイドする光導波路10、及びこの光導波路10を進行する光が入力する光増幅部11が配置されている。サーミスタ5の配置は、半導体レーザ6への注入電流量変化に伴う光増幅部11の電流量の変化も考慮して決める。
すなわち、光増幅部11は一般に定電圧動作するので、上記の表1からこの光増幅部11の電流値・電圧値を引いた値で半導体レーザ6を制御すればよいことになる。
半導体レーザ6への注入電流量が変化すると、光増幅部11へ入力する光の周波数及びパワーが変化する。これによって、光増幅部11の電流量及び発熱量も変化する。この影響も加味し、半導体レーザ6の電流量切替、抵抗4の電流量切替、光増幅部11の発熱量変化が同時に起きたときに、レーザサブマウント2上で温度変化が生じない位置にサーミスタ5を配置する。
この結果、より高出力の光を得る構成においても、波長切替前後でサーミスタ温度が変化しないので、波長ドリフトが抑制できる。なお、切替前後におけるサーミスタ温度も、厳密に一定でなくとも、ペルチェ素子1の駆動状態が変わることによる波長ドリフトが十分小さい範囲であれば、変化しても良い。
実施の形態3.
図4に本発明の実施の形態3における構成図を示す。本実施の形態は、実施の形態1の変形例であり、レーザサブマウント2上に抵抗サブマウント9が配置され、抵抗サブマウント9上に抵抗4及び電極対7が配置されている。二点間の熱抵抗は上記の式(1)で表わされるため、半導体基板3のサイズ及び熱伝導率と抵抗サブマウント9のサイズ及び熱伝導率が等しければ、半導体レーザ6からサーミスタ5までの距離と、抵抗4からサーミスタ5までの距離が等しいときに、半導体レーザ6とサーミスタ5の間の熱抵抗θ1と、抵抗4とサーミスタの間の熱抵抗θ2が等しくなる。
本実施の形態では、抵抗サブマウント9の材質やサイズにより、抵抗4−サーミスタ5間の熱抵抗が変わるため、部品配置の自由度が上がる。例えば、ある基準の抵抗サブマウント熱伝導率とそのときの抵抗位置を考え、熱伝導率が基準値より大きい物質を抵抗サブマウント9に選ぶと基準位置より抵抗4をサーミスタ5から遠ざけることができ、熱伝導率が基準値よりも小さい物質を抵抗サブマウント9に選ぶと、基準位置より抵抗4をサーミスタ5に近付けることができる。
また、熱伝達方向の抵抗サブマウント断面積のある基準値を考え、基準よりも抵抗サブマウント断面積を大きくすると基準位置より抵抗4をサーミスタ5から遠ざけることができ、基準よりも抵抗サブマウント断面積を小さくすると基準位置より抵抗4をサーミスタ5に近づけることができる。
なお、抵抗サブマウント9は、熱伝導度に優れる材質であり得る。例えば、窒化アルミ、アルミナ等のセラミックが利用できるが、セラミックに限定されるものでなく、シリコン材質、合成樹脂材質、金属材質などが利用できる。
実施の形態4.
図5に、実施の形態4の構成図を示す。本実施の形態は、実施の形態1の変形例であり、半導体基板3上に半導体レーザ101〜103が形成されている。半導体レーザ6はそれぞれ出射波長が異なっており、これらを使い分けることで出射可能な波長範囲を拡大できる。なお、半導体レーザ6の個数は2個でもよく、3個以上でも良い。
実施の形態5.
図6に、実施の形態5の構成図を示す。本実施の形態は実施の形態4の変形例であり、レーザサブマウント2上に抵抗201〜203が配置され、抵抗201〜203の両端には電極対301〜303がそれぞれ設けられ、電極対301〜303と制御部8とが接続されている。また、電極対301〜303の一方の電極はスイッチ12に接続されている。
動作時は、使用する半導体レーザ6に応じて、半導体レーザ6−サーミスタ5間の熱抵抗θ1と、抵抗4−サーミスタ5間の熱抵抗θ2との差の絶対値|θ1−θ2|が最も小さくなる抵抗4を予め計測しておき、これを制御部8に記憶しておき、波長切替時に制御部8がスイッチ12を切り替える。
これにより、波長切替前後におけるサーミスタ5の温度変化を抑制できるので、波長ドリフトを抑制できる。なお、抵抗4の個数は2個でもよく、3個以上でも良い。また、抵抗4の個数は半導体レーザ6の個数と異なっていても良い。
1 ペルチェ素子;2 レーザサブマウント;3 半導体基板;4,201〜203 抵抗(熱補償領域);5 サーミスタ;6,101〜103 半導体レーザ;7,301〜303 電極対;8 制御部;9 抵抗サブマウント;10 光導波路;11 光増幅部;12 スイッチ;θ1,θ2 熱抵抗。

Claims (8)

  1. 温度制御素子と、
    前記温度制御素子上に配置されたレーザサブマウントと、
    前記レーザサブマウント上に半導体基板を介して配置され出射光の波長を任意に変化させることができる半導体レーザと、
    前記レーザサブマウント上に配置された熱補償領域と、
    前記レーザサブマウント上において前記半導体基板と前記熱補償領域との間に配置された温度観測素子であって、観測した温度が前記温度制御素子によって一定に制御される温度観測素子と、
    波長切替の前後にそれぞれ前記半導体レーザへ投入される第1及び第2の電力と、前記第1及び第2の電力による発熱量の変化を打ち消すものとして前記波長切替の前後にそれぞれ前記熱補償領域へ投入される第3及び第4の電力とを予め求めて記憶しておき、動作時において、前記半導体レーザと前記熱補償領域に対し、前記波長切替前にはそれぞれ前記第1及び第3の電力を投入し、前記波長切替後にはそれぞれ前記第2及び第4の電力を投入する制御部とを備え、
    前記電力が、前記波長切替前後の前記電力を与える、前記半導体レーザ及び前記熱補償領域それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせで構成され、前記第1及び第2の電力の差が、前記第3及び第4の電力差に逆極性で等しく、前記制御部は、前記第1及び第2の電力として前記半導体レーザの印加電流又は印加電圧を変化させるタイミングで、前記第3及び第4の電力として前記熱補償領域への印加電圧又は電流を変化させ
    前記半導体基板上に、前記半導体レーザが並列に2つ以上形成され、
    前記レーザサブマウント上に、前記熱補償領域が複数個配置され、前記熱補償領域の各々の両端には電極対が設けられ、前記複数の電極対の各々の一方は電気スイッチに接続され、前記電極対の各々の他方は電源と接続されており、
    前記制御部は、前記半導体レーザの内の使用する半導体レーザに応じて、予め取得した前記波長切替前後における前記温度観測素子の温度変化が最も小さくなる熱補償領域を選択するように前記電気スイッチを切替える波長可変光源。
  2. 前記半導体レーザと前記温度観測素子との間の第1の熱抵抗と、前記温度観測素子と前記熱補償領域との間の第2の熱抵抗とが等しい請求項1に記載の波長可変光源。
  3. 前記半導体基板上において、前記半導体レーザには、前記半導体レーザから出射される光をガイドする光導波路と、前記光導波路を進行する光を増幅する光増幅部とが形成されており、前記第1及び第2の電力が、それぞれ前記光増幅部の一定電力を引いた値である請求項1の波長可変光源。
  4. 前記レーザサブマウントと前記熱補償領域との間に抵抗サブマウントが配置されており、前記第1及び第2の熱抵抗が等しくなるように前記抵抗サブマウントの材質及びサイズ又はこれらの一方が選択されている請求項2に記載の波長可変光源。
  5. 前記熱補償領域が抵抗であり、前記温度制御素子がペルチェ素子又はヒータであり、前記温度観測素子がサーミスタ又は熱ダイオードである
    請求項1からのいずれか一つに記載の波長可変光源。
  6. 前記レーザサブマウントがセラミック、シリコン材質、合成樹脂材質、金属材質である請求項1からのいずれか一つに記載の波長可変光源。
  7. 温度制御素子と、
    前記温度制御素子上に配置されたレーザサブマウントと、
    前記レーザサブマウント上に半導体基板を介して配置され出射光の波長を任意に変化させることができる半導体レーザと、
    前記レーザサブマウント上に配置された熱補償領域と、
    前記レーザサブマウント上において前記半導体基板と前記熱補償領域との間に配置された温度観測素子であって、観測した温度が前記温度制御素子によって一定に制御される温度観測素子と、
    制御部とを備え
    前記半導体基板上に、前記半導体レーザが並列に2つ以上形成され、
    前記レーザサブマウント上に、前記熱補償領域が複数個配置され、前記熱補償領域の各々の両端には電極対が設けられ、前記複数の電極対の各々の一方は電気スイッチに接続され、前記電極対の各々の他方は電源と接続された波長可変光源の制御方法であって、
    前記制御部が、予め記憶された、波長切替の前後にそれぞれ前記半導体レーザへ投入される第1及び第2の電力と、前記第1及び第2の電力による発熱量の変化を打ち消すものとして前記波長切替の前後にそれぞれ前記熱補償領域へ投入される第3及び第4の電力を、動作時において、前記半導体レーザと前記熱補償領域に対し、前記波長切替前にはそれぞれ前記第1及び第3の電力を投入し、前記波長切替後にはそれぞれ前記第2及び第4の電力を投入し、
    前記電力が、前記波長切替前後の前記電力を与える、前記半導体レーザ及び前記熱補償領域それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせで構成され、前記第1及び第2の電力の差が、前記第3及び第4の電力差に逆極性で等しく、前記制御部は、前記第1及び第2の電力として前記半導体レーザの印加電流又は印加電圧を変化させるタイミングで、前記第3及び第4の電力として前記熱補償領域への印加電圧又は電流を変化させ
    前記制御部は、前記半導体レーザの内の使用する半導体レーザに応じて、予め取得した前記波長切替前後における前記温度観測素子の温度変化が最も小さくなる熱補償領域を選択するように前記電気スイッチを切替える波長可変光源の制御方法。
  8. 温度制御素子と、
    前記温度制御素子上に配置されたレーザサブマウントと、
    前記レーザサブマウント上に半導体基板を介して配置され出射光の波長を任意に変化させることができる半導体レーザと、
    前記レーザサブマウント上に配置された熱補償領域と、
    前記レーザサブマウント上において前記半導体基板と前記熱補償領域との間に配置された温度観測素子であって、観測した温度が前記温度制御素子によって一定に制御される温度観測素子と、
    制御部とを備え
    前記半導体基板上に、前記半導体レーザが並列に2つ以上形成され、
    前記レーザサブマウント上に、前記熱補償領域が複数個配置され、前記熱補償領域の各々の両端には電極対が設けられ、前記複数の電極対の各々の一方は電気スイッチに接続され、前記電極対の各々の他方は電源と接続された波長可変光源の製造方法であって、
    波長切替前後にそれぞれ前記半導体レーザへ投入される第1及び第2の電力を測定し、
    前記第1及び第2の電力による発熱量の変化を打ち消すものとして前記波長切替の前後にそれぞれ前記熱補償領域へ投入される第3及び第4の電力を取得し、
    前記第1から第4の電力を、前記波長切替を行うときに前記半導体レーザと前記熱補償領域にそれぞれ与える電力として予め前記制御部に記憶しておき、
    前記電力が、前記波長切替前後の前記電力を与える、前記半導体レーザ及び前記熱補償領域それぞれの印加電流値とこれに伴う電圧値か、又は印加電圧値とこれに伴う電流値の組み合わせで構成され、前記第1及び第2の電力の差が、前記第3及び第4の電力差に逆極性で等しく、前記制御部は、前記第1及び第2の電力として前記半導体レーザの印加電流又は印加電圧を変化させるタイミングで、前記第3及び第4の電力として前記熱補償領域への印加電圧又は電流を変化させ
    前記制御部は、前記半導体レーザの内の使用する半導体レーザに応じて、予め取得した前記波長切替前後における前記温度観測素子の温度変化が最も小さくなる熱補償領域を選択するように前記電気スイッチを切替える波長可変光源の製造方法。
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