JP6327514B2 - 電子ミラーのレンズカバー清掃装置 - Google Patents
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Description
確認方法としては、首を左右に振り、視線をサイドミラーに集中させねばならず、僅かな時間ではあるが、その間前方から視線を外さなければならなかった。
その改良策として、例えば、特許文献1が知られている。
このようにして、テレビモニタが運転席にあるので、首を振らずに前方から一瞬だけ視線をテレビモニタに向けるだけでよいので、前方への注意をおこたる時間が短くてなるため、車両の右左折又は斜線変更等が安全にできる。
特許文献2によると、車外に露出した車載カメラのレンズの付着物を除去する拭取部と、水分を検知して変形する高分子樹脂を用いて前記拭取部を駆動させる駆動部とを備えるカメラレンズ用ワイパが知られている。
そして、その付着物は特許文献2の装置によって除去され、鮮明な映像をテレビモニタに映し出せる。
しかし、特許文献2によると、水分を検知しないとワイパ装置は駆動しない。
更に、ワイパ装置は、露出したレンズの表面に付着した付着物を直接除去する構造になっており、付着物によってレンズを傷付けると共に、レンズが傷つくと画像が不鮮明になる不具合を有している。
前記ハウジング内に収納され、前記カメラのレンズと対向した面を有して、前記レンズの汚れを防止する透明な材質で形成されたレンズカバーと、
前記レンズカバーに摺接して、該レンズカバーの移動により前記レンズカバーに付着した付着物を払拭する払拭部材と、
前記レンズカバーを所定量回転させる駆動装置と、
前記駆動装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置によって駆動制御される前記レンズカバーの前記所定量回転の所定量は、前記レンズが前記払拭部材による払拭範囲内に位置すると共に、前記レンズカバーの全周を前記所定量で分割した際に、余剰又は不足が生じるように設定されていることを特徴とする電子ミラーのレンズカバー清掃装置を提供できる。
これにより、カメラは鮮明な画像を得ることができ、車両の安全運転に貢献できる。
また、突出量を小さくすることにより、車両の走行抵抗を小さくでき、走行燃費の向上を図ることができる。
このような所定量にすることで、レンズカバーにおける前の払拭範囲と次の払拭範囲との区切り線が移動することで、区切り線に塵挨等が固着するのを防止することができる。
但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、その相対配置などはとくに特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
また、説明の方向性を示す場合、運転席に着座した状態で、車両の前後左右方向、上下方向を示す。
図1は、本発明の実施形態における、電子ミラーのレンズカバー清掃装置を搭載した車両の外観斜視図を示す。
電子ミラーカメラ3は、車両1のドア11のドアパネル上縁11aとフロントピラー15との接合部に装着されている。
図2(A)は、電子ミラーカメラ取付け状態の概略後方斜視図、(B)は、車両への取付状態概略側面図を示す。
電子ミラーカメラ3は、車両1に取付けられるハウジング31と、該ハウジング31内に内蔵され、レンズ51が車両後方に向いた円筒のカメラ5と、レンズ51に対向して近接した位置に、レンズ51への塵挨及び水滴等が付着するのを防止する円盤状の電子ミラーのレンズカバー6(以後、「レンズカバー6」と略称する。)と、該レンズカバー6を該円盤状のレンズカバー6の中心軸61(図3参照)回りに駆動する駆動装置7と、レンズカバー6の表面に摺接して、駆動装置7によって駆動されるレンズカバー6に付着した付着物を払拭する帯状の払拭部材8と、で構成されている。
電子ミラーカメラ3は、カメラ5によって撮影した映像を図示省略の運転席に配設されてモニターに映し出されるようになっている。
そして、レンズカバー6の半径Rは、レンズ51の直径Dより大きくなっている。
即ち、レンズカバー6は、レンズ51の直径D全面を覆う状態に形成されている。
駆動装置7は、モータ部71と、該モータ部71からの回転出力を減速させて、レンズカバー6の中心軸61に配設された駆動力伝達部材(図示省略)に連結して、中心軸61を中心にレンズカバー6を回転させるギヤボックス72と、モータ部71の回転を制御する制御装置73とを備えている。
尚、制御装置73は、車室内に配設されている。
駆動装置7は、ハウジング31に設けられた台座33に固着され、レンズカバー6は駆動装置7のギヤボックス72にレンズカバー6の中心軸61が回転駆動力伝達可能に軸支されている。
払拭部材8の略V形状に拡開した拡開部長さK(レンズカバー6の径方向)は、レンズ51の直径Dより長くなっている。
略V形状の頂点KPとレンズ51の中心DPは、レンズカバー6の同一半径R1の周上に位置するように配設されて、払拭部材8の払拭範囲内にレンズ51が位置するようになっている。
このようにすることで、カメラ5は、払拭範囲を介して鮮明な映像を得ることができる。
そして、払拭部材8、8は、はレンズカバー6の表裏両面に装着されている。
尚、図3では表現できないので、表裏に各1個と記載した。
払拭部材8は、ギヤボックス72又はモータ部71のいずれかに支持されている。
払拭部材8をギヤボックス72又はモータ部71のいずれかに支持することにより、ハウジング31内にカメラ5、モータ部71及びギヤボックス72及び払拭部材8をキットにして組込み可能となり、製品性能を安定させることができる。
尚、レンズカバー6は、傷が付き難いポリカーボネート、アクリル樹脂等の無色透明の硬質樹脂を使用している。
尚、本実施形態において、払拭部材8は、ハウジング31のレンズ51と対向した位置に開口された撮影孔32から塵挨等がハウジング31内に巻き込まれることが推察されるため、レンズカバー6の表裏両面に配設したが、いずれか片方でもよい。
また、本実施形態では、V字状としたが直線状でもよく、更には同一円周上に複数個配設しても良い。
制御装置73は、始動スイッチ74(イグニションスイッチとも称される。以後、始動S/W74と略称する。)又は、ワイパスイッチ75からの入力により、電源76からの電力をモータ部71に供給して、ギヤボックス72を介してレンズカバー6を所定量回転させる。
図5に払拭パターンの所定量と払拭回数の一例を示す説明図を示す。
所定量とは、始動スイッチ74又はワイパスイッチ75のいずれかが操作されると、円盤状のレンズカバー6を角度θだけ回転する。
そして、円盤状のレンズカバー6の円全体(360度)を角度θ1、θ2、θ3の順に分割した際に、θ4の4回目の払拭範囲は、角度δだけ不足している。従って、θ4はθ1側へ角度δだけ重複した範囲となる。
言い換えると、θ4は、角度θ―角度δの差分余剰が生じたことになる。
従って、一回の駆動範囲θは、円盤状のレンズカバー6の周方向を3θ+(θ―δ)で円盤全周を払拭するようになる。
尚、図5で明らかなように、角度θ1=θ2=θ3=θ4であり、角度δ<θである。
このような払拭範囲の位置を異なるようにすることで、払拭範囲の区切り線が移動することになり、区切り線に塵挨等が固着するのを防止することができる。
ステップS1においてスタートする。ステップS1にて始動S/W74をON操作することにより、本制御フローが起動する。
ステップS2においてモータ部71を駆動して、レンズカバー6を所定量(θ1)回転させることで、払拭部材8によってレンズカバー6の付着物を所定量払拭する。
車両の走行に対して、レンズカバー6の付着物を払拭した範囲がレンズ51に対向するようにして、鮮明な映像を得ることで、安全運転の一助とする。
これは、車両走行終了時に始動S/W74のOFF操作によって制御を終了することにより、制御が中途で終了することを防止するためである。
従って、始動S/W74がOFF操作されている場合は、NOを選択してステップS7に進み、制御を終了する。
ステップS3において、始動S/W74のON操作が維持されている場合は、YESを選択してステップS4に進む。
ワイパS/W75がON操作されていない場合は、NOを選択してステップS3に進み、モータ部71の駆動は実施されない。
即ち、晴天等でレンズカバー6の汚れる心配は無いものとしている。
ステップS4においてワイパS/W75がON操作されている場合は、YESを選択してステップS5に進みモータ部71を駆動して、レンズカバー6を所定量(θ2)回転させる。ステップS6に進む。
これは、雨天のためレンズカバー6には雨滴が付着し易いので、定期的にレンズカバー6を回転させてやり、払拭した範囲がレンズ51と対向した位置に来るようにして、カメラ5による映像を常に鮮明にすることで、安全運転を確保することができる。
経過時間T<所定時間T0の場合にはNOを選択して、ステップS6を繰返し、時間経過を待つ。
経過時間T≧所定時間T0の場合にはYESを選択して、ステップS3に戻る。
ステップS3において、再度、始動S/W74のONが維持されているか否かを判断する。
始動S/W74がOFF操作されていれば、ステップS7に進み、制御は終了し、ON操作が維持されていれば、制御は継続される。
また、雨の状況により、駆動サイクル(経過時間T)を調整できるようにしても良い。
これにより、カメラ5は鮮明な画像を得ることができ、車両1の安全運転に貢献できる。
また、雨天時には、レンズカバー6に水滴が付着し易いので、ワイパスイッチ75がON操作されている間は、レンズカバー6を所定時間T0毎に、所定量回転させることで、雨天時においても鮮明な映像が得られるようにして、走行の安全性を高めることができる。
本実施形態は、第1実施形態に対して、レンズカバーの形状が異なる以外は同じである。従って、同じ部品には同じ符号を付して、説明は省略する。
電子ミラーカメラ30は、車両1のドア11のドアパネル上縁11aとフロントピラー15との接合部に装着されている。
図6(A)は、電子ミラーカメラ取付け状態の概略後方斜視図、(B)は、車両への取付状態概略側面図を示す。
電子ミラーカメラ30は、車両1に取付けられるハウジング31と、該ハウジング31内に内蔵され、レンズ51が車両後方に向いた筒状のカメラ5と、レンズ51に対向して近接した位置に、レンズ51への塵挨及び水滴等が付着するのを防止する円筒状の電子ミラーのレンズカバー9(以後、「レンズカバー9」と略称する。)と、該レンズカバー9を該円筒状のレンズカバー9の軸線CL[図7(B)参照]回りに駆動する駆動装置7と、レンズカバー9の表面に摺接して、駆動装置7によって駆動されるレンズカバー6に付着した付着物を払拭する帯状の払拭部材8、8と、で構成されている。
筒状のカメラ5は、円筒状のレンズカバー9の内側に、円筒状の径方向に沿って配置されている。
レンズカバー9の軸線CL方向の幅(周壁)Wは、レンズ51の直径Dより大きくなっている。
そして、払拭部材8の略V形状に拡開した開方向の長さK(レンズカバー9の幅W方向)は、レンズ51の直径Dより長くなっている。
更に、略V形状の頂点KPとレンズ51の中心DPは、レンズカバー9の幅W方向中央部に位置して同一周上WLに配設されて、払拭部材8の払拭範囲内にレンズ51が位置するようになっている。
このようにすることで、カメラ5は、払拭範囲を介して鮮明な映像を得ることができる。
円筒状のレンズカバー9の内周面側に押圧され、2個の受動ローラ92,92の中間部に駆動ローラ91が配設されている。
駆動ローラ91は、円筒状のレンズカバー9の幅方向を跨ぐようにして配設され、両端部がハウジング31に固定された駆動ローラステイ94に回転自在に軸着されている。
従って、レンズカバー9を駆動ローラ91で受動ローラ92,92側に押圧することで、レンズカバー9を支持している。
尚、本実施形態では、レンズカバー9は、傷が付き難いポリカーボネート、アクリル樹脂等の無色透明の硬質樹脂を使用している。
制御装置73は、始動S/W74又は、ワイパスイッチ75からの入力信号により、電源76からの電力をモータ部71に供給して、ギヤボックス72を介してレンズカバー9を所定量(払拭範囲)回転させる。
所定量とは、始動スイッチ74又はワイパスイッチ75のいずれかが操作されると、円筒状のレンズカバー9の周壁をL/4の長さ分回転する。
そして、円筒状のレンズカバー9の外周長さをL+Nとした場合、駆動装置7の駆動をL/4、L/4、L/4・・の順に分割した際に、5回目のL/4の払拭範囲は、長さNが余剰となる。従って、長さNは、次(5回目)のL/4の払拭範囲に長さNだけ加えられる範囲となる。尚、長さL/4>Nとなっている。
このような払拭範囲の位置を異なるようにすることで、払拭範囲の区切り線が移動することになり、区切り線に塵挨等が固着するのを防止することができる。
尚、払拭部材8及び制御装置73の制御は、第1実施形態と同じなので省略する。
また、突出量を小さくすることにより、車両の走行抵抗を小さくでき、走行燃費の向上を図ることができる。また同幅の車両を設計する場合に室内空間を広くすることも可能となる。
本実施形態は、第2実施形態に対して、レンズカバーの形状が異なる以外は同じである。従って、同じ部品には同じ符号を付して、説明は省略する。
図9に第3実施形態におけるレンズカバーとカメラ、駆動モータ、払拭部材の位置関係の一例を表す側面図を示す。
電子ミラーカメラ50は、車両1に取付けられるハウジング31と、該ハウジング31内に内蔵され、レンズ51が車両後方に向いた筒状のカメラ5と、レンズ51に対向して近接した位置に、レンズ51への塵挨及び水滴等が付着するのを防止する帯状の電子ミラーのレンズカバー10(以後、レンズカバー10と略称する。)と、該レンズカバー10を車体側面視で略三角形状に配設する駆動ローラ101及び受動ローラ102,102と、該駆動ローラ101を駆動する駆動装置7と、レンズカバー10の表裏面に摺接して、駆動装置7によって回転されるレンズカバー10に付着した付着物を払拭する帯状の払拭部材8、8と、で構成されている。
筒状のカメラ5は、略三角形状の内側にレンズ51を車両後方向へ向けて配置されている。
レンズ51は、受動ローラ102,102間に上下方向に延在したレンズカバー10にレンズ51の軸線が略直角で且つ近接して配設されている。
レンズカバー10は、帯状のフィルムで、レンズ51の外径より大きい幅を有している。
レンズカバー10の材質としては、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が使われる。
ギヤボックス72は、ハウジング31に固定された駆動装置7のモータ部71に一体的に形成され、モータ部71の回転力を駆動ローラ101に伝達して、レンズカバー10を回転させる。
尚、払拭部材8及び制御装置73の制御は、第1実施形態と同じなので省略する。
また、本実施形態では、駆動ローラ101をカメラ5の車両前後方向前側に配設したが、受動ローラ102のいずれかの位置に置き換えてもよい。
更に、走行空気抵抗を少なくすることにより、電子ミラーカメラ50による風切り騒音を小さくでき、走行時の快適性向上が図れる。
図11は、本発明の制御装置の他の実施形態における制御フロー図を示す。
図4に示すように、他の実施形態による制御装置80は、始動S/W74、ターンシグナルスイッチ77(以後、ウィンカS/W77と略称する。)及び、図示省略のトランスミッションに装着されているリバースポジションスイッチ78(以後、リバースS/W78と略称する。)の作動信号が入力した場合の制御方法である。
ステップS11においてスタートする。ステップS11にて始動S/W74をON操作することにより本制御フローが起動する。
ステップS12において、モータ部71を駆動して、レンズカバー6を所定量(θ又はL/4)回転させることで、払拭部材8にてレンズカバー6の付着物を所定量払拭する。
車両の走行に対して、レンズカバー6の付着物を払拭した範囲がレンズ51に対向するようにして、鮮明な映像を得ることで、安全運転の一助とする。
これは、車両走行時に始動S/W74のOFF操作によって制御を終了することにより、制御が中途で終了することを防止するためである。
従って、始動S/W74がOFF操作されている場合は、NOを選択してステップS18に進み、制御を終了する。
ステップS13において、始動S/W74のON操作が維持されている場合は、YESを選択してステップS14に進む。
ウィンカS/W77がON操作された信号が入力されると、YESを選択して、ステップS15に進む。
ステップS15において、ウィンカS/W77が右折に操作された場合は、右側の電子ミラーカメラ3のモータ部71を駆動する。
ウィンカS/W77が左折に操作された場合は、左側の電子ミラーカメラ3のモータ部71を駆動する。
これは、走行方向を変更する際に、車両側面及び後方のより鮮明な映像をモニターに映し出させるために、レンズカバー6の付着物の払拭を行い鮮明な映像を得るようにして、より車両走行安全性を高めるものである。
リバースS/W78が操作されない場合は、車両1の後退がないものと判断して、NOを選択しステップS13に進み、レンズカバー6の回転は実施されない。
リバースS/W78が操作された場合は、車両1の後退があるものと判断して、YESを選択しステップS17に進む。
ステップS17において、左右の電子ミラーカメラ3のモータ部71を駆動する。
車両が後退する場合は、車両の両側面及び後方のより鮮明な映像をモニターに映し出させるために、レンズカバー6の付着物の払拭を行うもので、車両後退時の安全性確保を図るものである。
一方、始動S/W74がON操作されていればステップS14に進み、制御は継続される。
3、30、50 電子ミラーカメラ
5 カメラ
6、9、10 レンズカバー(電子ミラーレンズカバー)
7 駆動装置
8 払拭部材
11 ドア
11a ドアパネル上縁
15 フロントピラー
31 ハウジング
32 撮影孔
33 台座
51 レンズ
71 モータ部
72 ギヤボックス
73、80 制御装置
74 ワイパS/W(ワイパスイッチ)
75 始動S/W(始動スイッチ)
77 ウィンカS/W(ターンシグナルスイッチ)
78 リバースS/W(リバースポジションスイッチ)
Claims (8)
- 車両の外部後方を写しだすカメラを内部に収納すると共に、前記車両の外側部に装着されるハウジングと、
前記ハウジング内に収納され、前記カメラのレンズと対向した面を有して、前記レンズの汚れを防止する透明な材質で形成されたレンズカバーと、
前記レンズカバーに摺接して、該レンズカバーの移動により前記レンズカバーに付着した付着物を払拭する払拭部材と、
前記レンズカバーを所定量回転させる駆動装置と、
前記駆動装置の駆動を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置によって駆動制御される前記レンズカバーの前記所定量回転の所定量は、前記レンズが前記払拭部材による払拭範囲内に位置すると共に、前記レンズカバーの全周を前記所定量で分割した際に、余剰又は不足が生じるように設定されていることを特徴とする電子ミラーのレンズカバー清掃装置。 - 前記レンズカバーは、円盤状を成し、該円盤の半径が前記カメラのレンズ径より大きく且つ、前記円盤の中心軸を回転中心として回転されると共に、前記レンズは前記回転中心と外周との中間部に位置していることを特徴とする請求項1記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
- 前記レンズカバーは円筒を成し、該円筒の周壁の幅は、前記カメラのレンズ径より大きく且つ、前記カメラは前記円筒の内部に設置されることを特徴とする請求項1記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
- 前記払拭部材は帯状を成し、少なくとも前記レンズカバーに摺接する部分は、前記帯状の中央部が前記レンズカバーの回転方向と反対方向に突出したV字形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
- 前記払拭部材は、前記レンズカバーの表裏両面に配設されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
- 前記制御装置は、前記車両の始動スイッチがON操作されると、前記駆動装置を駆動させて前記レンズカバーを前記所定量回転させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
- 前記制御装置は、ワイパスイッチがON操作されると、前記駆動装置を駆動させて前記レンズカバーを所定時間毎に前記所定量回転させることを特徴とする請求項1記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
- 前記制御装置は、ターンシグナルスイッチ又はトランスミッションのリバースポジションスイッチがON操作されると、前記駆動装置を駆動させて前記レンズカバーを前記所定量回転させることを特徴とする請求項1記載の電子ミラーのレンズカバー清掃装置。
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