JP6327231B2 - 遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置 - Google Patents
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Description
エンジンの駆動力が、油圧制御式の断接機構を介して遠心振子ダンパが連絡された動力伝達軸と変速機構とを介して駆動輪側に伝達される遠心振子ダンパ付きパワートレインを制御する制御装置であって、
前記断接機構への供給油圧の制御を行う油圧制御弁と、
該油圧制御弁の制御を行う断接制御手段と、
前記断接機構への供給油圧を検出する油圧検出手段と、
前記断接機構の異常時に前記断接機構の油圧を排出する油圧排出手段と、
前記変速機構への供給油圧を生成するための可変容量型のオイルポンプと、を有し、
前記断接制御手段は、前記油圧検出手段の出力に基づいて前記断接機構の断接制御および異常検知を行い、
前記油圧排出手段は、前記オイルポンプの回転数に対する吐出量を下げるための油圧室に供給される油圧を利用して制御される
ことを特徴とする。
前記油圧排出手段は、前記断接機構を制御する前記油圧制御弁と独立して設けられる
ことを特徴とする。
エンジンの駆動力が、油圧制御式の断接機構を介して遠心振子ダンパが連絡された動力伝達軸と変速機構とを介して駆動輪側に伝達される遠心振子ダンパ付きパワートレインを制御する制御装置であって、
前記断接機構への供給油圧の制御を行う油圧制御弁と、
該油圧制御弁の制御を行う断接制御手段と、
前記断接機構への供給油圧を検出する油圧検出手段と、
前記断接機構の異常時に前記断接機構の油圧を排出する油圧排出手段と、
前記変速機構のライン油圧を調整するためのライン圧調整手段と、を有し、
前記断接制御手段は、前記油圧検出手段の出力に基づいて前記断接機構の断接制御および異常検知を行い、
前記油圧排出手段は、前記ライン圧調整手段によって前記ライン油圧を調整する際に排圧される油圧を利用して制御される
ことを特徴とする。
前記動力伝達軸の回転数を検出する回転数検出手段を有し、
前記断接制御手段は、前記回転数検出手段及び前記油圧検出手段の出力に基づいて前記断接機構への供給油圧を制御する
ことを特徴とする。
前記断接制御手段は、前記回転数検出手段の出力に基づいて前記油圧検出手段の異常を判定する、又は前記油圧検出手段の出力に基づいて前記回転数検出手段の異常を判定するための異常判定手段を有する
ことを特徴とする。
また、請求項1に記載の発明によれば、可変容量型のオイルポンプによって変速機構への供給油圧を生成し、オイルポンプの回転数に対する吐出量を下げるための油圧室に供給される油圧を利用して油圧排出手段が制御されるので、可変容量型のオイルポンプが変速機構の油圧生成源である場合にも、油圧排出手段を制御して上述のような不具合を防止することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、断接制御手段が油圧検出手段の出力に基づいて断接機構の異常検知を行うので、例えば、異常検知時に断接機構の油圧を排出したり、変速機構の変速制御を抑制する等の適切な対処を行うことで、遠心振子ダンパが過回転となって信頼性が低下したり、エンジンが低回転時に遠心振子ダンパで異音が発生したり、振動、騒音の抑制ができなくなる等の不具合を防止することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、断接機構の異常検知時に油圧排出手段が断接機構の油圧を排出するので、この油圧の排出によって断接機構を接続状態から切断状態へ強制的に切り替えることで、遠心振子ダンパが過回転となって信頼性が低下したり、エンジンが低回転時に遠心振子ダンパで異音が発生する等の不具合を防止することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、ライン圧調整手段によって変速機構のライン油圧を調整し、ライン油圧の調整のために排圧される油圧を利用して油圧排出手段が制御されるので、エンジンが高速回転時にライン圧調整手段の排圧を有効活用して油圧排出手段を制御することができ、上述のような不具合を防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遠心振子ダンパ付きパワートレイン10(以下、単に「パワートレイン10」という。)の構成を示す骨子図である。図1に示すように、このパワートレイン10は、エンジン1と、該エンジン1の駆動力を駆動輪2に伝達する自動変速機3の変速機構3aと、エンジン1の出力軸1aと変速機構3aの入力軸3bとの間を連絡するねじりダンパ機構4と、変速機構3aの入力軸3bに連絡された遠心振子ダンパ機構5と、を備える。
次に、図2を参照しながら、クラッチ機構14へ供給される油圧を制御するための油圧制御回路30について説明する。
次に、図3を参照しながら、コントロールユニット100によって構成されたパワートレイン10の制御システムについて説明する。
また、断接制御部400は、油圧センサ106の出力に基づいてリニアSV34乃至クラッチ機構14の異常検知を行う断接異常検知部410と、入力軸回転数センサ102の出力に基づいて油圧センサ106の異常を判定するセンサ異常判定部420と、を有している。
次に、図5、図6を参照しながら、第2の実施形態に係るパワートレイン10を制御する制御装置について説明する。なお、以下の説明では、上述の第1の実施形態の制御装置と共通する構成については、説明を省略する。
次に、図5を参照しながら、クラッチ機構14へ供給される油圧を制御するための油圧制御回路130について説明する。
また、断接制御部400は、第1の実施形態と同様に、油圧センサ106の出力に基づいて第1リニアSV134乃至クラッチ機構14の異常検知を行う断接異常検知部410と、入力軸回転数センサ102の出力に基づいて油圧センサ106の異常を判定するセンサ異常判定部420と、を有している。
次に、図7を参照しながら、第3の実施形態に係るパワートレイン10を制御する制御装置について説明する。なお、以下の説明では、上述の第2の実施形態の制御装置と共通する構成については、説明を省略する。
次に、図7を参照しながら、クラッチ機構14へ供給される油圧を制御するための油圧制御回路130’について説明する。
2 駆動輪
3a 変速機構
3b 入力軸(動力伝達軸)
10 パワートレイン
13 遠心振子ダンパ
14 クラッチ機構(断接機構)
31 オイルポンプ(油圧生成源)
32 調圧弁(ライン圧調整手段)
34 リニアソレノイドバルブ(油圧制御弁、油圧供給手段)
35 ドレンバルブ(油圧排出手段)
100 コントローラユニット(制御装置)
106 油圧センサ(油圧検出手段)
131 可変容量ポンプ(油圧生成源)
134 第1リニアソレノイドバルブ(油圧供給手段)
400 断接制御部(断接制御手段)
Claims (5)
- エンジンの駆動力が、油圧制御式の断接機構を介して遠心振子ダンパが連絡された動力伝達軸と変速機構とを介して駆動輪側に伝達される遠心振子ダンパ付きパワートレインを制御する制御装置であって、
前記断接機構への供給油圧の制御を行う油圧制御弁と、
該油圧制御弁の制御を行う断接制御手段と、
前記断接機構への供給油圧を検出する油圧検出手段と、
前記断接機構の異常時に前記断接機構の油圧を排出する油圧排出手段と、
前記変速機構への供給油圧を生成するための可変容量型のオイルポンプと、を有し、
前記断接制御手段は、前記油圧検出手段の出力に基づいて前記断接機構の断接制御および異常検知を行い、
前記油圧排出手段は、前記オイルポンプの回転数に対する吐出量を下げるための油圧室に供給される油圧を利用して制御される
ことを特徴とする遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置。 - 前記油圧排出手段は、前記断接機構を制御する油圧制御弁と独立して設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置。 - エンジンの駆動力が、油圧制御式の断接機構を介して遠心振子ダンパが連絡された動力伝達軸と変速機構とを介して駆動輪側に伝達される遠心振子ダンパ付きパワートレインを制御する制御装置であって、
前記断接機構への供給油圧の制御を行う油圧制御弁と、
該油圧制御弁の制御を行う断接制御手段と、
前記断接機構への供給油圧を検出する油圧検出手段と、
前記断接機構の異常時に前記断接機構の油圧を排出する油圧排出手段と、
前記変速機構のライン油圧を調整するためのライン圧調整手段と、を有し、
前記断接制御手段は、前記油圧検出手段の出力に基づいて前記断接機構の断接制御および異常検知を行い、
前記油圧排出手段は、前記ライン圧調整手段によって前記ライン油圧を調整する際に排圧される油圧を利用して制御される
ことを特徴とする遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置。 - 前記動力伝達軸の回転数を検出する回転数検出手段を有し、
前記断接制御手段は、前記回転数検出手段及び前記油圧検出手段の出力に基づいて前記断接機構への供給油圧を制御する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置。 - 前記断接制御手段は、前記回転数検出手段の出力に基づいて前記油圧検出手段の異常を判定する、又は前記油圧検出手段の出力に基づいて前記回転数検出手段の異常を判定するための異常判定手段を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置。
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JP2015213412A JP6327231B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=58711675
Family Applications (1)
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JP2015213412A Active JP6327231B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 遠心振子ダンパ付きパワートレインの制御装置 |
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