JP6327079B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6327079B2
JP6327079B2 JP2014185369A JP2014185369A JP6327079B2 JP 6327079 B2 JP6327079 B2 JP 6327079B2 JP 2014185369 A JP2014185369 A JP 2014185369A JP 2014185369 A JP2014185369 A JP 2014185369A JP 6327079 B2 JP6327079 B2 JP 6327079B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
pad layer
resist
metal film
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014185369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016058630A (ja
Inventor
剛一 澤田
剛一 澤田
理崇 野田
理崇 野田
優輝 稲垣
優輝 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014185369A priority Critical patent/JP6327079B2/ja
Publication of JP2016058630A publication Critical patent/JP2016058630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6327079B2 publication Critical patent/JP6327079B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

本発明は、半導体素子と電気的に接続されるパッド層を有する半導体装置の製造方法に関するものである。
従来より、半導体素子が形成された基板を有する半導体装置において、半導体素子と電気的に接続されるパッド層を有するものが知られている。具体的には、このような半導体装置は、基板上に、半導体素子と電気的に接続される配線部と、層間絶縁膜とが交互に積層された配線層を有している。そして、配線層(層間絶縁膜)には、配線部を露出させるビアホールが形成されており、当該ビアホールに配線部と電気的に接続されることで半導体素子と電気的に接続されるパッド層が配置されている。
このような半導体装置では、パッド層にプローブ針を接触させて特性検査を行ったり、パッド層にワイヤボンディングが行われることによって当該パッド層と外部回路とが電気的に接続される。
しかしながら、上記半導体装置では、パッド層へのプローブ針を接触させる際や、パッド層に対してワイヤボンディングを行う際、パッド層に応力が印加される。この場合、パッド層にクラックが発生する可能性があり、ひいてはパッド層が破壊されてしまうことがある。
この問題を解決するため、例えば、特許文献1には、パッド層の面積を大きくし、プローブ針を接触させる領域と、ワイヤボンディングを行う領域とを異なる領域にした半導体装置が提案されている。これによれば、プローブ針を接触させる領域とワイヤボンディングを行う領域とが異なっているため、プローブ針を接触させる際の応力とワイヤボンディングを行う際の応力とが同じ領域に印加されることを抑制でき、パッド層が破壊されることを抑制できる。
特開2010−153901号公報
しかしながら、上記特許文献1の半導体装置においても、プローブ針を接触させる際やワイヤボンディングを行う際に一度に印加される応力が大きいと、当該応力によってパッド層が破壊されてしまう可能性がある。
このため、本出願人らは、特願2013−229502号において、下層パッド層、硬質層、上層パッド層を順に積層してパッド層を構成した半導体装置を提案している。具体的には、下層パッド層および上層パッド層は、Cuを含むAl系合金にて構成され、硬質層は、下層パッド層および上層パッド層より硬いTi系合金やW系合金等の遷移金属にて構成されている。
これによれば、プローブ針を接触させる際や、ワイヤボンディングを行う際に一度に大きな応力が印加されて上層パッド層にクラックが発生したとしても、硬質層によって当該クラックが下層パッド層に伝播されることを抑制できる。つまり、パッド層が全体として破壊されることを抑制できる。
このような半導体装置は、次のように製造される。すなわち、まず、半導体素子が形成された基板を用意し、基板上に、配線部および層間絶縁膜を有する配線層を形成する。そして、配線層にビアホールを形成した後、当該ビアホールに埋め込まれるように、下層パッド層を構成する第1金属膜、硬質層を構成する第2金属膜、上層パッド層を構成する第3金属膜を順に成膜する。その後、第1〜第3金属膜を流動させてビアホールへの埋め込み性を向上させる熱処理工程を行う。そして、第3金属膜上にレジストを配置して当該レジストをパターニングし、パターニングしたレジストをマスクとしてエッチングを行って第1〜第3金属膜をパターニングすることにより、下層パッド層、硬質層、上層パッド層を有するパッド層を形成する工程を行う。これにより、上記半導体装置が製造される。
しかしながら、このような製造方法では、硬質層を構成する第2金属膜が遷移金属で構成されているため、熱処理工程を行った際、第1、第3金属膜と第2金属膜との界面において、第1、第3金属膜に含まれるAlと第2金属膜とが反応して合金層を形成すると共に、第1、第3金属膜に含まれるCuが析出する。
この場合、パッド層を形成する工程では、図5に示されるように、レジストJ105をマスクとして等方性エッチングで金属膜J101aをパターニングすると、Clラジカルが主成分のエッチングとなるためにスパッタ成分が弱い。このため、金属膜J101aから析出したCuJ104が除去されずに残存してしまう。
この問題を解決するためには、パッド層を形成する工程では、Arイオンが主成分のエッチングとなる異方性エッチングを行ってスパッタ成分を強くすることにより、析出したCuJ104を除去することが考えられる。しかしながら、異方性エッチングは、レジストとの選択比が小さいため、レジストも除去され易く、パッド層を構成する第3金属膜が露出する可能性がある。このため、単純には、レジストを厚く形成することが考えられる。
ところで、上記のような半導体装置において、パッド層の厚さを厚くし、パッド層の配線抵抗を小さくすることも望まれている。この場合、パッド層を形成する工程において異方性エッチングを行う場合には、パッド層の厚さより厚いレジストを配置すればよいが、レジストをパッド層の厚さより厚くした場合、レジストをパターニングする際、露光装置による露光を十分に行うことができずにフォトリソグラフィーの加工精度が著しく低下してしまう可能性がある。
本発明は上記点に鑑みて、下層パッド層、硬質層、上層パッド層を構成する金属膜上にこれらの各金属膜の合計の厚さよりも薄いレジストをマスクとしてパターニングを行う半導体装置の製造方法において、レジストを残しつつ、析出したCuを除去できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面(10a)を有し、半導体素子(20)が形成された基板(10)と、半導体素子と電気的に接続される配線部(31〜33)および層間絶縁膜(41〜43)が順に積層された配線層(50)と、配線層に形成されたビアホール(80)に配置されて配線部と電気的に接続されるパッド層(100)と、を備え、パッド層は、基板側から下層パッド層(101)、硬質層(102)、上層パッド層(103)が順に積層され、下層パッド層および上層パッド層は、Cuを含むAl系合金で構成され、硬質層は、下層パッド層および上層パッド層よりも硬度が高く、かつ遷移金属で構成されている半導体装置の製造方法において、以下の点を特徴としている。
すなわち、基板を用意する工程と、基板の一面上に配線層を形成する工程と、配線層に配線部を露出させるビアホールを形成する工程と、配線層上に、ビアホールに埋め込まれるように、下層パッド層を構成する第1金属膜(101a)、硬質層を構成する第2金属膜(102a)、上層パッド層を構成する第3金属膜(103a)を順に成膜する工程と、熱処理して第1〜第3金属膜を流動させる熱処理工程と、第3金属膜上に、第1〜第3金属膜の合計の厚さよりも薄いレジスト(105)を配置する工程と、第1〜第3金属膜のうちのパッド層を構成する部分上にレジストが残るように当該レジストをパターニングする工程と、レジストをマスクとして第1〜第3金属膜をパターニングすることでパッド層を形成する工程と、を行い、パッド層を形成する工程では、第2、第3金属膜が除去されると共に、熱処理工程の際に第1金属膜と第2金属膜との界面に析出するCu(104)が除去され、かつレジストおよび第1金属膜のうちの基板側の部分が残るように異方性エッチングを行う工程と、レジストを残しつつ、レジストから露出している第1金属膜を除去する等方性エッチングを行う工程と、を行うことを特徴としている。
これによれば、第1金属膜と第2金属膜との界面に析出したCuを異方性エッチングで除去していると共に、異方性エッチングで残っている第1金属膜をレジストが残るように等方性エッチングで除去している。このため、レジストが完全に除去されることを抑制しつつ、析出したCuを除去できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における半導体装置の断面図である。 図1に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図2に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図3に続く半導体装置の製造工程を示す断面図である。 等方性エッチングを行った際のCuが残存する状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の半導体装置は、図1に示されるように、基板10として、支持基板11、絶縁膜12、半導体層13が順に積層されたSOI(Silicon on Insulator)基板が用いられている。そして、半導体層13は、トレンチ14に絶縁膜15が埋め込まれることによって複数の形成領域に区画され、各形成領域にゲート電極16やLOCOS酸化膜17を有するMOSやIGBT等の半導体素子20が形成されている。
また、基板10の一面10a上には、ゲート電極16やLOCOS酸化膜17等を覆う保護膜18、および第1〜第3配線部31〜33および第1〜第3層間絶縁膜41〜43が交互に積層された多層配線層50が形成されている。第1〜第3配線部31〜33は、第1、第2層間絶縁膜41、42に形成されたビアホール41a、42aに埋め込まれている接続ビア41b、42bを介して互いに電気的に接続されており、第1配線部31は、保護膜18に形成されたコンタクトホール18aを介して半導体層13と電気的に接続されている。
なお、保護膜18としては、BPSGが用いられ、第1〜第3層間絶縁膜41〜43としては、TEOSが用いられ、第1〜第3配線部31〜33としてはAlが用いられる。また、図1とは別断面において、第1配線部31は、適宜ゲート電極16とも電気的に接続されている。
そして、多層配線層50上には、パッシベーション膜60が形成されている。このパッシベーション膜60は、例えば、ヤング率が240GPa程度であり、第1〜第3層間絶縁膜41〜43よりも硬い窒化膜等が用いられる。なお、第1〜第3層間絶縁膜41〜43として用いられるTEOSのヤング率は、70GPa程度である。
パッシベーション膜60上には、後述するバリアメタル膜90との密着性を向上させる密着膜70が配置されている。この密着膜70としては、例えば、TEOS等が用いられる。
そして、密着膜70、パッシベーション膜60、第3層間絶縁膜43を貫通して第3配線部33の一部を露出させるビアホール80が形成されており、ビアホール80の壁面に沿うと共に、密着膜70上にバリアメタル膜90が形成されている。なお、バリアメタル膜90は、例えば、TiN等で構成されている。
そして、バリアメタル膜90上にパッド層100が形成されている。このパッド層100は、下層パッド層101、硬質層102、上層パッド層103が順に積層されて構成されており、硬質層102を介して下層パッド層101と上層パッド層103とが電気的に接続されている。
本実施形態では、下層パッド層101および上層パッド層103は、Cuを含むAl系合金としてのAlCuで構成されており、ヤング率が80GPa未満とされている。また、硬質層102は、下層パッド層101および上層パッド層103より硬度が高く、かつ、遷移金属で構成されている。具体的には、硬質層102は、TiやTi系合金、WやW系合金等で構成されており、ヤング率が80GPa以上とされている。
また、本実施形態では、下層パッド層101は、上層パッド層103に印加される応力を吸収できるように、上層パッド層103よりも厚く形成されている。言い換えると、硬質層102は、基板10の平面方向と直交する断面において、パッド層100の中央よりも上方(基板10側と反対側)に配置されている。
以上が本実施形態における半導体装置の構成である。次に、上記半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示されるように、半導体素子20が形成された基板10を用意し、当該基板10上に多層配線層50を形成する。この多層配線層50は、周知のように、スパッタ法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法等によって金属膜や絶縁膜を成膜し、適宜エッチング等によってパターニングしたり、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法によって平坦化したりすることによって形成される。
次に、図2(b)に示されるように、プラズマCVD法等によってパッシベーション膜60を成膜すると共に、CVD法等によって密着膜70を構成する膜70aを成膜する。そして、図2(c)に示されるように、エッチング等により、密着膜70を構成する膜70a、パッシベーション膜60、第3層間絶縁膜43を貫通して第3配線部33の一部を露出させるビアホール80を形成する。
続いて、図3(a)に示されるように、密着膜70を構成する膜70a上に、スパッタ法などにより、バリアメタル膜90を構成する金属膜90a、下層パッド層101を構成する金属膜101a、硬質層102を構成する金属膜102a、上層パッド層103を構成する金属膜103aを順に成膜する。
次に、図3(b)に示されるように、熱処理を行い、各金属膜90a、101a〜103aを流動させてビアホール80への埋め込み性を向上させる。このとき、硬質層102を構成する金属膜102aが遷移金属で構成されているため、金属膜102aと金属膜101a、103aとの界面にAlと金属膜102aとの合金層(図示せず)が形成されると共に、金属膜101a、103aに含まれるCu104が析出する。
続いて、図3(c)に示されるように、金属膜102a上にレジスト105を配置する。具体的には、各金属膜101a〜103aの合計の厚さよりも薄くなるようにレジスト105を配置する。本実施形態では、各金属膜101a〜103aの合計の厚さは4μm程度とされており、レジスト105の厚さは3.8μm程度とされている。そして、パッド層100を構成する部分上にレジスト105が残るように、当該レジスト105をフォトリソグラフィーによってパターニングする。
なお、レジスト105は、周知のように、厚さが3.8μm程度であれば、高精度にパターニングを行うことができる。また、ここでの厚さとは、膜厚のことであり、言い換えると、基板10の一面10aに対する法線方向の長さのことである。
その後、図4(a)に示されるように、レジスト105をマスクとし、スパッタ成分が強い異方性エッチングを行う。このとき、異方性エッチングは、金属膜103a側から金属膜102aと金属膜101aとの界面に析出したCu104が除去されると共に、レジスト105および金属膜101aのうちの基板10側の部分が残るように行う。これにより、硬質層102および上層パッド層103が形成される。
つまり、異方性エッチングは、スパッタ成分が強いために析出したCu104を除去することができるが、レジスト105との選択比が小さいためにレジスト105も除去される。そして、レジスト105は、金属膜101a〜103の合計の厚さよりも薄いため、異方性エッチングで金属膜101a〜103aを全て除去しようとすると、レジスト105も完全に除去されてしまう。このため、レジスト105および金属膜101aのうちの基板10側の部分が残るように異方性エッチングを行い、この工程では、硬質層102および上層パッド層103のみを形成する。なお、異方性エッチングの終了条件は、例えば、予め複数の実験データを取得しておき、当該実験データに基づいて、析出したCu104が確実に除去されるように行えばよい。
続いて、図4(b)に示されるように、再びレジスト105をマスクとし、スパッタ成分が弱い等方性エッチングを行うことにより、図4(a)の工程にて残っている金属膜101aを除去してバリアメタル膜90を構成する金属膜90aを露出させる。これにより、下層パッド層101、硬質層102、上層パッド層103を有するパッド層100が形成される。なお、等方性エッチングは、スパッタ成分が弱いが、レジスト105との選択比が大きいため、レジスト105を残存させつつ、金属膜101aを除去することができる。
次に、図4(c)に示されるように、レジスト105をマスクとし、レジスト105から露出するバリアメタル膜90を構成する金属膜90aおよび密着膜70を構成する膜70aが除去されるようにオーバーエッチングを行うことにより、バリアメタル膜90および密着膜70を形成する。その後は特に図示しないが、レジスト105を除去することにより、図1に示す半導体装置が製造される。
以上説明したように、本実施形態では、金属膜101aと金属膜102aとの界面に析出するCu104が除去されるまで異方性エッチングを行った後、レジスト105が残るように等方性エッチングを行っている。このため、レジスト105が完全に除去されることを抑制しつつ、析出したCu104も除去できる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記第1実施形態では、多層配線層50として第1〜第3配線部31〜33を有するものを説明したが、さらに複数の配線部を有していてもよいし、1つの配線部のみを有するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態において、下層パッド層101が上層パッド層103より厚く形成されていてもよいし、下層パッド層101と上層パッド層103との厚さが等しくされていてもよい。
10 基板
10a 一面
31〜33 配線部
41〜43 層間絶縁膜
50 配線層
100 パッド層
101 下層パッド層
102 硬質層
103 上層パッド層

Claims (2)

  1. 一面(10a)を有し、半導体素子(20)が形成された基板(10)と、
    前記半導体素子と電気的に接続される配線部(31〜33)および層間絶縁膜(41〜43)が順に積層された配線層(50)と、
    前記配線層に形成されたビアホール(80)に配置されて前記配線部と電気的に接続されるパッド層(100)と、を備え、
    前記パッド層は、前記基板側から下層パッド層(101)、硬質層(102)、上層パッド層(103)が順に積層され、前記下層パッド層および前記上層パッド層は、Cuを含むAl系合金で構成され、前記硬質層は、前記下層パッド層および前記上層パッド層よりも硬度が高く、かつ遷移金属で構成されている半導体装置の製造方法において、
    前記基板を用意する工程と、
    前記基板の一面上に前記配線層を形成する工程と、
    前記配線層に前記配線部を露出させる前記ビアホールを形成する工程と、
    前記配線層上に、前記ビアホールに埋め込まれるように、前記下層パッド層を構成する第1金属膜(101a)、前記硬質層を構成する第2金属膜(102a)、前記上層パッド層を構成する第3金属膜(103a)を順に成膜する工程と、
    熱処理して前記第1〜第3金属膜を流動させる熱処理工程と、
    前記第3金属膜上に、前記第1〜第3金属膜の合計の厚さよりも薄いレジスト(105)を配置する工程と、
    前記第1〜第3金属膜のうちの前記パッド層を構成する部分上に前記レジストが残るように当該レジストをパターニングする工程と、
    前記レジストをマスクとして前記第1〜第3金属膜をパターニングすることで前記パッド層を形成する工程と、を行い、
    前記パッド層を形成する工程では、前記第2、第3金属膜が除去されると共に、前記熱処理工程の際に前記第1金属膜と前記第2金属膜との界面に析出するCu(104)が除去され、かつ前記レジストおよび前記第1金属膜のうちの前記基板側の部分が残るように異方性エッチングを行う工程と、前記レジストを残しつつ、前記レジストから露出している前記第1金属膜を除去する等方性エッチングを行う工程と、を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記硬質層は、Ti、Ti系合金、WまたはW系合金にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
JP2014185369A 2014-09-11 2014-09-11 半導体装置の製造方法 Active JP6327079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014185369A JP6327079B2 (ja) 2014-09-11 2014-09-11 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014185369A JP6327079B2 (ja) 2014-09-11 2014-09-11 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016058630A JP2016058630A (ja) 2016-04-21
JP6327079B2 true JP6327079B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=55758852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014185369A Active JP6327079B2 (ja) 2014-09-11 2014-09-11 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6327079B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018125345A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 トヨタ自動車株式会社 半導体装置とその製造方法
US10879187B2 (en) 2017-06-14 2020-12-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor package and method of fabricating the same
US11348876B2 (en) 2017-06-14 2022-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor package and method of fabricating the same

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08191104A (ja) * 1995-01-11 1996-07-23 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JPH10106972A (ja) * 1996-09-26 1998-04-24 Denso Corp 電極配線構造の製造方法
JPH11340231A (ja) * 1998-05-21 1999-12-10 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP3612249B2 (ja) * 1999-09-24 2005-01-19 株式会社東芝 半導体装置の製造方法
JP2009141141A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Mitsubishi Electric Corp 金属パターンの形成方法
JP5655308B2 (ja) * 2010-01-07 2015-01-21 ヤマハ株式会社 半導体装置の製造方法
JP5772926B2 (ja) * 2013-01-07 2015-09-02 株式会社デンソー 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016058630A (ja) 2016-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6568994B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4401874B2 (ja) 半導体装置
JP5096278B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
TW200402802A (en) Semiconductor device
JP6327079B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008166422A (ja) 半導体装置
KR100739975B1 (ko) 반도체 소자의 제조 방법
JP2008091457A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2008060606A (ja) 半導体装置の製造方法
JPWO2018123757A1 (ja) 電子デバイス及びその製造方法
JP4001115B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5078823B2 (ja) 半導体装置
JP5261926B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4525534B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2006228977A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US7005343B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2006196642A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008124070A (ja) 半導体装置
JP4167672B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100781422B1 (ko) 듀얼 다마신 패턴 형성 방법
JP2006203025A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2005019696A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5424551B2 (ja) 半導体装置
KR100929424B1 (ko) 반도체 소자의 패드 형성방법
JP2008041783A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180402

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6327079

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250