JP6326954B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、他の装置との間で無線通信を実行する通信端末に関する。
従来、人が所持して使用する通信端末が知られている(特許文献1参照)。
この種の通信端末においては、通信端末自身の現在位置を表す位置情報を、車両に搭載された車載通信装置に無線情報通信により定期的に送信している。
特開2009−134363号公報
このような通信端末では、電池を電源とするため、電力の消費を抑制することが求められている。
この要求を満たすために、特許文献1に記載された通信端末では、狭域無線通信による信号を受信可能な範囲内に他の通信端末が存在していれば、当該通信端末自身からの位置情報の送信を停止している。これは、通信端末自身の近傍に他の通信端末が存在し、その他の通信端末が位置情報を送信する場合、他の通信端末からの位置情報を、当該通信端末自身の位置情報とみなせるためである。
すなわち、特許文献1に記載された通信端末では、通信端末自身から規定範囲内に他の通信端末が存在する場合には、自身からの位置情報の送信を停止でき、電力の消費を抑制できる。
ところで、通信端末から規定範囲内に他の通信端末が存在しないことも考えられる。このような場合であっても、例えば、通信端末の所持者と、道路上を走行する車両との間の状況によっては、通信端末からの位置情報の送信が不要である可能性がある。
しかしながら、特許文献1に記載された通信端末では、通信端末自身から規定範囲内に他の通信端末が存在しない場合には、位置情報の送信が不要と考えられる状況下であっても、定期的に位置情報を送信する。このため、特許文献1に記載された通信端末では、電力の消費を抑制することが不十分であるという課題があった。
つまり、従来の技術では、必要な位置情報の送信と、電力消費の抑制との両立が不十分であるという課題があった。
そこで、本発明は、通信端末において、必要な位置情報の送信と、電力消費の抑制とを両立させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、蓄電池に蓄えられた電力によって動作し、かつ、外部に設置された通信装置(5,40)との間で情報通信を実行する通信端末(50)である。
本発明の通信端末は、位置取得手段(52,76,S210,S310)と、第1判定手段(76,S120〜S140)と、第1送信制御手段(66,76,S160,S170)とを備えている。
このうち、位置取得手段は、当該通信端末の現在位置及び高度を含む端末位置情報を取得する。第1判定手段は、位置取得手段で取得した端末位置情報に基づいて、当該通信端末が存在する現在位置及び高度が高危険箇所であるか否かを判定する。本発明における高危険箇所とは、車両が走行する可能性を表す走行尤度が規定閾値以上である場所である。この高危険箇所は、例えば、歩道や路側帯を含む道路上である。
さらに、第1送信制御手段は、第1判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所であれば、位置取得手段で取得した現在位置を含む特定情報を情報通信により定期的に送信する。一方、第1送信制御手段は、第1判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所でなければ、情報通信による特定情報の定期的な送信を停止する。
すなわち、通信端末の所持者が高危険箇所に存在する場合、通信端末の所持者と車両との間で事故が発生する可能性がある。このため、通信端末が高危険箇所に存在する場合には、本発明の通信端末は、現在位置を含む特定情報を定期的に送信する。
このような本発明の通信端末によれば、外部に設置された通信装置の利用者に、通信端末を所持する人間が高危険箇所に存在する旨を通知することができる。このため、本発明の通信端末によれば、例えば、通信装置の設置場所を自動車内とすれば、安全な道路交通の実現に貢献できる。
一方、通信端末の所持者が高危険箇所に存在しない場合には、通信端末の所持者と車両との間で事故が発生する可能性は低い。このため、本発明の通信端末では、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所でなければ、特定情報の定期的な送信を停止している。
この結果、本発明の通信端末によれば、特定情報が必要以上に送信されることを防止でき、消費電力を抑制できる。
以上のことから、本発明の通信端末によれば、必要な位置情報の送信と、電力消費の抑制とを両立させることができる。
さらに、本発明の通信端末によれば、不要な特定情報の送信を防止できるため、通信チャンネルにおける輻輳の可能性を低下させる。
ところで、端末位置情報に含まれる高度が、車両位置情報に含まれる高度に一致しているとみなせる場合には、当該通信端末の所持者が、歩道や路側帯を含む道路上に存在している可能性が高い。一方、端末位置情報に含まれる高度が車両位置情報に含まれる高度と不一致である場合には、当該通信端末の所持者は、建築物の中や歩道橋などの車両との間で事故が発生する可能性が低い場所に存在する可能性が高い。
このため、本発明の通信端末においては、車両の現在位置及び高度を含む車両位置情報を取得する車両情報取得手段を備えていても良い。
さらに、本発明の第1判定手段においては、端末位置情報と車両位置情報とを照合した結果、端末位置情報に含まれる高度と、車両位置情報に含まれる高度との差が、一致しているとみなせるものとして予め規定された規定範囲内であれば、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所であるものと判定し、端末位置情報に含まれる高度と、車両位置情報に含まれる高度との差が規定範囲を超えていれば、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所でないものと判定しても良い。
このような通信端末によれば、当該通信端末の所持者が高危険箇所に存在するか否かを、端末位置情報に含まれる高度と、車両位置情報に含まれる高度とを比較することで判定できる。さらに、通信端末によれば、当該通信端末の所持者が建築物の中や歩道橋などに存在し、車両との間で事故が発生する可能性が低い場合には、特定情報の定期的な送信を停止できる。
なお、本発明において、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所であるか否かの判定は、位置取得手段で取得した端末位置情報を、道路の位置及び高度を表す道路情報データに照合した結果に従って実施しても良い。
この場合、本発明における第1判定手段は、位置取得手段で取得した端末位置情報を道路情報データに照合した結果、端末位置情報に含まれる現在位置及び高度に適合する道路が存在すれば、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所であるものと判定すれば良い。そして、本発明における第1判定手段は、端末位置情報に含まれる現在位置及び高度に適合する道路が存在しなければ、当該通信端末が存在する場所が高危険箇所でないものと判定すれば良い。
このような通信端末によれば、当該通信端末の所持者が存在する場所が高危険箇所であるか否かの判定を、端末位置情報を道路情報データに照合することで実現できる。
なお、「特許請求の範囲」及び「課題を解決するための手段」の欄に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、本発明は、前述した通信端末の他、特定情報を送受信するためにコンピュータが実行するプログラム、特定情報を送受信する方法等、種々の形態で実現することができる。
通信システムの概略構成を示すブロック図である。 車載システムの概略構成を示すブロック図である。 路側機の概略構成を示すブロック図である。 通信端末の概略構成を示すブロック図である。 通信端末が実行する送信設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 第一実施形態における存在高度判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 存在位置判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 移動操作判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 第二実施形態における存在高度判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第一実施形態]
<通信システム>
図1に示す通信システム1は、自動車AMに搭載される車載システム5と、交差点や横断歩道の周辺に設置される路側機40と、人が所持する通信端末50とを備えている。本実施形態の通信システム1は、規定された条件を満たす通信端末50が自身の位置(緯度,経度,高度)を含む情報(以下、「特定情報」と称す)を定期的に送信する。そして、特定情報を受信した車載システム5は、その特定情報に含まれる位置を自動車の乗員に報知する。
なお、本実施形態においては、通信端末50と車載システム5とは、周知の車車間通信または歩車間通信により情報通信を実行する。また、通信端末50と路側機40とは、周知の路車間通信により情報通信を実行する。さらに、路側機40と車載システム5とは、周知の路車間通信により情報通信を実行する。
なお、図1に示す符号「M」は、自動車AMに搭載された車載システム5を識別する識別子であり、1以上の自然数である。また、符号「N」は、通信端末50を識別する識別子であり、1以上の自然数である。
<車載システム>
車載システム5は、図2に示すように、電子制御装置群7と、センサ群9と、報知装置21と、車載通信装置23とを備えている。本実施形態の車載システム5において、電子制御装置群7と、センサ群9と、報知装置21と、車載通信装置23とは、車載ネットワーク30を介して接続されている。
このうち、電子制御装置群7に含まれる各電子制御装置(以下、「ECU」と称す)は、ROM,RAM,CPUを備えた周知のマイクロコンピュータを中心に構成され、少なくとも車載ネットワーク30を介して通信を実施するためのバスコントローラを備えている。
電子制御装置群7は、テレマティクスECU、盗難防止ECU、エンジン制御ECU、運転支援ECU、エアバッグECUなどを備えている。
盗難防止ECUは、自車両が盗まれたか否かを判定し、盗まれた場合には、他のECUに通知したり、外部に対して警報を出力したりする。エンジン制御ECUは、自車両に搭載された内燃機関や燃料噴射装置を制御する。運転支援ECUは、自車両の走行の安全性を向上させる運転支援制御を実行する。この運転支援制御には、例えば、周知のアダプティブクルーズコントロールやクルーズコントロール、プリクラッシュセーフティシステム、レーンキーピングアシストを含む。
エアバッグECUは、図示しない加速度センサにて検知した自車両に加わる加速度が予め規定された規定値以上となると、発火装置を発火して当該自車両に搭載されたエアバッグを展開する。テレマティクスECUは、移動体通信機能を持ち、アンテナを介して移動体通信網(携帯電話網)に接続され、情報を送受信すると共に、自車両に搭載された車載装置を介して各種サービスを自車両の乗員に提供する。テレマティクスECUは、車載通信装置23を介して情報を送受信しても良い。
センサ群9は、自車両に関する各種情報を取得するセンサまたはスイッチであり、少なくとも、位置検出装置11を備えている。位置検出装置11は、自車両の現在位置(緯度,経度,高度)及び進行方向の方位を検出するものであり、周知のGPS受信機13、ジャイロセンサ15、及び地磁気センサ17を少なくとも備えている。センサ群9には、この他、自車両に加わる加速度を検出する加速度センサや、自車両の車速を検出する車速センサなどが含まれている。
報知装置21は、車載通信装置23からの信号や電子制御装置群7からの信号に基づいて、各種情報を出力する周知の装置である。この報知装置21は、例えば、画像を表示する表示装置や、情報を音声で出力するスピーカなどである。
車載通信装置23は、周知の車車間通信により他車両に搭載された車載通信装置との間で情報通信を実行すると共に、周知の路車間通信により路側機40との間で情報通信を実行する。さらに、車載通信装置23は、周知の歩車間通信により通信端末50との間で情報通信を実行する。なお、ここで言う歩車間通信は、車車間通信及び路車間通信と同様の通信形式であり、たとえば、IEEE802.11pに定める方式である。
この車載通信装置23は、車載ネットワークインターフェース(I/F)25と、制御部27と、無線通信回路29とを備えている。
車載ネットワークI/F25は、車載ネットワーク30を介して、電子制御装置群7、センサ群9、及び報知装置21との間で情報を送受信する。
無線通信回路29は、制御部27からの情報を通信データへと変換し、アンテナ24を介して送信する。さらに、無線通信回路29は、アンテナ24を介して通信データを受信すると共に、その受信した通信データを制御部27にて処理可能な情報へと変換する。ここで言う通信データとは、車車間通信に周知の通信形式のデータ、路車間通信に周知の通信形式のデータ、及び歩車間通信に周知の通信形式のデータである。
制御部27は、ROM,RAM,CPUを有した周知のマイクロコンピュータを中心に構成された周知の制御装置である。本実施形態の制御部27は、位置検出装置11にて検出した自車両の現在位置(即ち、緯度,経度,高度)、進行方向の方位、自車両の車速を含む車両位置情報を、予め規定された時間間隔で定期的に生成する。そして、制御部27は、車両位置情報を生成するごとに、無線通信回路29を介して通信端末50や路側機40へと送信する。なお、車両位置情報には、電子制御装置群7にて生成・取得した各種情報を含んでも良い。
つまり、車載システム5では、車両位置情報を規定された時間間隔で定期的に生成して、無線通信回路29から通信端末50や路側機40へと定期的に送信する。これと共に、車載システム5では、通信端末50から受信した特定情報や路側機40から受信した情報に基づいて、自車両周辺の道路の状況を、報知装置21を介して報知する。
<路側機>
図3に示す路側機40は、交差点や横断歩道の周辺に設置される周知の装置であり、周辺情報取得装置42と、路側通信装置44とを備えている。
周辺情報取得装置42は、路側機40の設置場所の周辺における状況を表す周辺状況情報を定期的に取得する。
本実施形態における周辺情報取得装置42は、例えば、当該路側機40の設置場所の周辺を定期的に撮像するカメラであり、撮像した画像を画像処理することで、路側機40の設置場所の周辺に人(歩行者)が存在するか否かを判定する。そして、歩行者が存在していれば、周辺情報取得装置42は、路側機40の設置場所の周辺に歩行者が存在する旨(特許請求の範囲の記載における歩行者検出通知の一例)を含む周辺状況情報を生成する。
また、路側通信装置44は、無線通信回路46と、制御部48とを備えている。
無線通信回路46は、制御部48からの情報を通信データへと変換すると共に、その変換した通信データを、アンテナ45を介して送信する。さらに、無線通信回路46は、アンテナ45を介して通信データを受信すると共に、その受信した通信データを制御部48にて処理可能な情報へと変換する。ここで言う通信データとは、路車間通信に周知の通信形式のデータ、及び歩車間通信に周知の通信形式のデータであり、例えば、周辺情報取得装置42にて生成した周辺状況情報を変換したデータである。
制御部48は、ROM,RAM,CPUを有した周知のマイクロコンピュータを中心に構成された周知の制御装置である。
つまり、路側機40では、周辺情報取得装置42が、当該路側機40の設置場所の周辺における歩行者の有無を判定し、その歩行者の有無を含む周辺状況情報を定期的に生成する。そして、路側機40では、周辺情報取得装置42が生成した周辺状況情報を、路側通信装置44が定期的に送信する。
<通信端末>
図4に示す通信端末50は、周知の情報処理端末や携帯電話である。本実施形態における通信端末50は、位置検出部52と、記憶部60と、報知部62と、操作受付部64と、第1無線通信回路66と、第2無線通信回路70と、制御部76と、蓄電池74とを備えている。
このうち、位置検出部52は、通信端末50自身の現在位置(緯度,経度,高度)を検出するものであり、少なくとも周知のGPS受信機54を備えている。GPS受信機54は、アンテナ56を介して、複数のGPS衛星からの信号を受信し、通信端末50自身の現在位置(緯度,経度,高度)を算出する。なお、位置検出部52は、通信端末50自身の現在位置を補正することを目的として、ジャイロセンサや地磁気センサなど、GPS受信機54以外のセンサを備えていても良い。
記憶部60は、書き換え可能な不揮発性の記憶装置(例えば、ハードディスクドライブや、フラッシュメモリ等)として構成されている。この記憶部60には、地図データMDが予め記憶されている。地図データMDには、道路上の特定の地点それぞれにおける緯度,経度,高度を表すノードに関するノードデータ、ノード間を接続する道路それぞれを表すリンクに関するリンクデータ、各リンクに予め割り当てられた単位コストに関するコストデータ、道路データ、地形データ、マークデータ、各交差点の緯度,経度,高度を表す交差点データ、横断歩道の緯度,経度,高度を含む施設のデータ等の各種データが含まれている。本実施形態における地図データMDは、特許請求の範囲の記載における道路情報データ及び道路状況データの一例である。
報知部62は、制御部76からの信号に基づいて、各種情報を出力する周知の装置である。この報知部62は、例えば、画像を表示する表示装置や、情報を音声で出力するスピーカなどである。なお、表示装置は、タッチパネルと兼用されていても良い。
操作受付部64は、通信端末50に設けられた入力機構(図示せず)を介した情報の入力を受け付ける。ここで言う入力機構とは、外部からの情報の入力を受け付ける周知の構造であり、例えば、メカニカルなキー(図示せず)や、タッチパネル、マイクロホンなどを含む。
第1無線通信回路66は、車車間通信、路車間通信、及び歩車間通信によって情報通信を実行する。この第1無線通信回路66は、制御部76からの情報を通信データへと変換すると共に、その変換した通信データを、アンテナ68を介して送信する。さらに、第1無線通信回路66は、アンテナ68を介して通信データを受信すると共に、その受信した通信データを制御部76にて処理可能な情報へと変換する。
第2無線通信回路70は、携帯電話網を介した情報通信や音声通信を実行する。この第2無線通信回路70は、制御部76からの情報(即ち、通信データや音声信号)を、アンテナ72を介して携帯電話網へ送信する。さらに、第2無線通信回路70は、アンテナ72を介して携帯電話網からの情報を受信する。
制御部76は、ROM,RAM,CPUを有した周知のマイクロコンピュータを中心に構成された周知の制御装置である。この制御部76のROMには、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度)を含む特定情報を、通信端末50から定期的に送信するか否かを設定する送信設定処理を、制御部76が実行するための処理プログラムが格納されている。
なお、本実施形態の通信端末50は、蓄電池74に接続されている。すなわち、通信端末50は、蓄電池74から供給される電力によって動作する。なお、通信端末50の動力源は、蓄電池に限るものではなく、一次電池であっても良い。
<送信設定処理>
図5に示す、通信端末50の制御部76が実行する送信設定処理について説明する。
この送信設定処理は、通信端末50を構成する各部に対して電力供給が開始されると起動され、その後、予め規定された時間間隔(以下、「規定時間間隔」と称す)で繰り返し実行される。
この送信設定処理は、起動されると、図5に示すように、制御部76は、まず、蓄電池74の電池残量が予め規定された規定値未満であるか否かを判定する(S110)。このS110での判定の結果、蓄電池74の電池残量が規定値未満であれば(S110:YES)、制御部76は、詳しくは後述するS120へと送信設定処理を移行させる。
一方、S110での判定の結果、蓄電池74の電池残量が規定値以上であれば(S110:NO)、制御部76は、送信設定処理をS160へと移行させる。そのS160では、制御部76は、特定情報の定期的な送信を許可するように最終送信設定をオンとする。ここで言う最終送信設定とは、特定情報の定期的な送信を許可するか停止するかを表す指標である。
その後、制御部76は、本送信設定処理を終了し、次の起動タイミングまで待機する。
なお、制御部76は、最終送信設定が変更されない限り、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度)を規定時間間隔にて繰り返し取得し、その取得した現在位置を含む特定情報を生成する。そして、制御部76は、その生成した特定情報を第1無線通信回路66に出力する。その第1無線通信回路66は、特定情報を通信データに変換して外部に送信する。
ところで、S110での判定の結果、蓄電池74の電池残量が規定値未満である場合(S110:YES)に移行するS120では、制御部76は、通信端末50が存在する現在の高度に基づいて、第1送信設定を設定する存在高度判定処理を実行する。ここで言う第1送信設定は、特定情報の定期的な送信を許可すべきか停止すべきかを、通信端末50が存在する高度に基づいて判定した結果である。この第1送信設定は、通信端末50が存在する現在位置及び高度が高危険箇所であれば、特定情報の定期的な送信を許可すべき態様に設定される。一方、第1送信設定は、通信端末50が存在する現在位置及び高度が高危険箇所でなければ、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様に設定される。なお、本実施形態における高危険箇所とは、通信端末50を所持する人と自動車AMとの間で事故が発生する可能性の大きさを表す事故尤度が規定閾値以上である場所であり、例えば、歩道や路側帯を含む道路上である。
続いて、制御部76は、通信端末50が存在する現在の緯度,経度に基づいて、第2送信設定を設定する存在位置判定処理を実行する(S130)。ここで言う第2送信設定は、特定情報の定期的な送信を許可すべきか停止すべきかを、通信端末50が存在する現在の緯度,経度に基づいて判定した結果である。この第2送信設定は、事故尤度が規定閾値以上であれば、特定情報の定期的な送信を許可すべき態様に設定され、事故尤度が規定閾値未満であれば、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様に設定される。
さらに、制御部76は、通信端末50を所持する人物が移動体に乗車中であるか歩行中であるかに基づいて、第3送信設定を設定する移動操作判定処理を実行する(S140)。ここで言う第3送信設定は、特定情報の定期的な送信を許可すべきか停止すべきかを、通信端末50を所持する人物が移動体に乗車中であるか歩行中であるかに基づいて判定した結果である。この第3送信設定は、通信端末50を所持する人物が移動体に乗車中であれば、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様に設定され、通信端末50を所持する人物が移動体に乗車中でなければ、特定情報の定期的な送信を許可すべき態様に設定される。ここで言う移動体とは、通信端末50の所持者が運転者または乗客として乗車等する乗り物であり、例えば、自動車、バスや電車、船舶、航空機などである。
また、ここで言う第3送信設定は、通信端末50を所持する人物が停止中であれば、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様に設定される。
さらに、制御部76は、第1送信設定、第2送信設定、及び第3送信設定の全てが、特定情報の定期的な送信を許可する態様であるか否かを判定する(S150)。このS150での判定の結果、第1送信設定、第2送信設定、及び第3送信設定の全てが、特定情報の定期的な送信を許可する態様であれば(S150:YES)、制御部76は、送信設定処理をS160へと移行する。そのS160では、制御部76は、特定情報の定期的な送信を許可するように最終送信設定をオンとする。
その後、制御部76は、本送信設定処理を終了し、次の起動タイミングまで待機する。
なお、制御部76は、最終送信設定が変更されない限り、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度)を規定時間間隔にて繰り返し取得し、その取得した現在位置を含む特定情報を生成する。そして、制御部76は、その生成した特定情報を第1無線通信回路66に出力する。その第1無線通信回路66は、特定情報を通信データに変換して、外部に送信する。
一方、S150での判定の結果、第1送信設定、第2送信設定、及び第3送信設定のうちの少なくとも1つが、特定情報の定期的な送信を停止する態様であれば(S150:NO)、制御部76は、送信設定処理をS170へと移行する。そのS170では、制御部76は、特定情報の定期的な送信を停止するように最終送信設定をオフとする。
その後、制御部76は、本送信設定処理を終了し、次の起動タイミングまで待機する。
なお、S170にて、最終送信設定がオフとされた場合には、制御部76は、最終送信設定がオンへと変更されない限り、特定情報の定期的な送信を実行しない。
<存在高度判定処理>
送信設定処理のS120にて実行される存在高度判定処理では、図6に示すように、制御部76は、まず、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度、特許請求の範囲の記載における端末位置情報)を取得する(S210)。続いて、S210にて取得した現在位置(緯度,経度,高度)を、記憶部60に記憶されている地図データMDに照合する(S220)。
そして、S220での照合の結果に基づいて、通信端末50が存在する場所が高危険箇所であるか否かを判定する(S230)。本実施形態のS230では、記憶部60に格納されている地図データMDによって表される道路の中に、通信端末50の現在位置に含まれる緯度,経度,及び高度に一致(適合)する道路が存在していれば、事故尤度が規定閾値以上であるもの、即ち、通信端末50が存在する場所が高危険箇所であるものと判定する。一方、本実施形態のS230では、記憶部60に格納されている地図データMDによって表される道路の中に、通信端末50の現在の緯度,経度に一致する道路が存在していたとしても、通信端末50の現在の高度に一致する道路が存在していなければ、通信端末50が存在する場所が高危険箇所ではないものと判定する。
なお、ここで言う「一致」には、通信端末50の現在位置に含まれる緯度,経度,及び高度と、地図データに含まれていれる道路の緯度,経度,及び高度とのそれぞれの差が、一致しているものとみなせる範囲として規定された規定範囲内であることを含む。
このS230での判定の結果、通信端末50が存在する場所が高危険箇所でなければ(S230:NO)、制御部76は、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様となるように、第1送信設定をオフとする(S240)。その後、制御部76は、本存在高度判定処理を終了し、送信設定処理のS130へと処理を移行させる。
一方、S230での判定の結果、通信端末50が存在する場所が高危険箇所であれば(S230:YES)、制御部76は、特定情報の定期的な送信を許可すべき態様となるように、第1送信設定をオンとする(S250)。その後、制御部76は、本存在高度判定処理を終了し、送信設定処理のS130へと処理を移行させる。
つまり、本実施形態の存在高度判定処理では、通信端末50における現在の高度が道路上であること(ここで言う道路上には、路側帯や歩道を含む)を表していれば、第1送信設定をオンとする。一方、存在高度判定処理では、通信端末50における現在の高度が道路上でなければ、建築物の中や歩道橋上に通信端末50の所持者が存在しているものとして、第1送信設定をオフとする。
<存在位置判定処理>
送信設定処理のS130にて実行される存在位置判定処理では、図7に示すように、制御部76は、まず、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度)を取得する(S310)。続いて、S310にて取得した現在位置を、記憶部60に記憶されている地図データMDに照合する(S320)。
そして、制御部76は、S320での照合の結果、通信端末50の現在位置が交差点であるか否かを判定する(S330)。本実施形態のS330では、記憶部60に格納されている地図データMDによって表される交差点の中あるいはその近傍に、通信端末50の現在の緯度,経度,及び高度に一致する地点が存在していれば、通信端末50の現在位置が交差点であるものと判定する。一方、本実施形態のS330では、記憶部60に格納されている地図データMDによって表される交差点の中あるいはその近傍に、通信端末50の現在の緯度,経度,及び高度に一致する地点が存在していなければ、通信端末50の現在位置が交差点ではないものと判定する。なお、ここで言う「一致」には、通信端末50の現在位置に含まれる緯度,経度,及び高度と、地図データに含まれている交差点の緯度,経度,及び高度とのそれぞれの差が規定範囲内であることを含む。
このS330での判定の結果、通信端末50の現在位置が交差点であれば(S330:YES)、制御部76は、詳しくは後述するS360へと存在位置判定処理を移行させる。
一方、S330での判定の結果、通信端末50の現在位置が交差点でなければ(S330:NO)、制御部76は、S320での照合の結果、通信端末50の現在位置が横断歩道であるか否かを判定する(S340)。本実施形態のS340では、記憶部60に格納されている地図データMDによって表される横断歩道の中に、通信端末50の現在の緯度,経度,及び高度に一致する横断歩道が存在していれば、通信端末50の現在位置が横断歩道であるものと判定する。一方、本実施形態のS340では、記憶部60に格納されている地図データMDによって表される横断歩道の中に、通信端末50の現在の緯度,経度,及び高度に一致する横断歩道が存在していなければ、通信端末50の現在位置が横断歩道ではないものと判定する。なお、ここで言う「一致」には、通信端末50の現在位置に含まれる緯度,経度,及び高度と、地図データに含まれている横断歩道の緯度,経度,及び高度とのそれぞれの差が規定範囲内であることを含む。
このS340での判定の結果、通信端末50の現在位置が横断歩道であれば(S340:YES)、制御部76は、存在位置判定処理をS360へと移行させる。一方、S340での判定の結果、通信端末50の現在位置が横断歩道でなければ(S340:NO)、制御部76は、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様となるように、第2送信設定をオフとする(S350)。その後、制御部76は、本存在位置判定処理を終了し、送信設定処理のS140へと処理を移行させる。
ところで、通信端末50の現在位置が交差点である場合(S330:YES)や、通信端末50の現在位置が横断歩道である場合(S340:YES)に移行するS360では、制御部76は、歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信したか否かを判定する。
このS360での判定の結果、歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信していれば(S360:YES)、制御部76は、第2送信設定をオフとする(S350)。その後、制御部76は、本存在位置判定処理を終了し、送信設定処理のS140へと処理を移行させる。
一方、S360での判定の結果、歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信していなければ(S360:NO)、制御部76は、特定情報の定期的な送信を許可すべき態様となるように、第2送信設定をオンとする(S370)。その後、制御部76は、本存在位置判定処理を終了し、送信設定処理のS140へと処理を移行させる。
つまり、存在位置判定処理では、通信端末50の現在位置が交差点上または横断歩道上であることを表していなければ、第2送信設定をオフとする。なお、ここで言う交差点上または横断歩道上には、交差点や横断歩道とみなせる交差点または横断歩道近辺での位置を含む。
一方、本実施形態の存在位置判定処理では、通信端末50の現在位置が交差点上または横断歩道上であることを表していれば、第2送信設定をオンとする。
ただし、本実施形態の存在位置判定処理では、通信端末50の現在位置が交差点上または横断歩道上であることを表していたとしても、歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信していれば、第2送信設定をオフとする。
これは、通信端末50が、歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信した場合には、車載システム5も歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信しているためである。すなわち、この場合、通信端末50から特定情報を送信しなくとも、歩行者が存在する旨を車載システム5の利用者に通知できるためである。
<移動操作判定処理>
送信設定処理のS140にて実行される移動操作判定処理では、図8に示すように、制御部76は、まず、先回起動された移動操作判定処理において取得された、通信端末50の位置(即ち、緯度,経度,高度、以下、「過去位置」と称す)を取得する(S410)。続いて、制御部76は、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度)を取得すると共に、その取得した現在位置を記憶部60に格納する(S420)。すなわち、S420にて記憶部60に格納された現在位置が、次に移動操作判定処理が起動される際に過去位置となる。
そして、制御部76は、S410にて取得した過去位置と、S420にて取得した現在位置とに基づいて、通信端末50の移動速度を算出する(S430)。このS430では、例えば、過去位置と現在位置との間の距離(以下、「移動距離」と称す)を算出し、その移動距離を規定時間間隔で除すことで、通信端末50の移動速度を算出すれば良い。
続いて、制御部76は、S430にて算出した通信端末50の移動速度が歩行下限速度以上かつ歩行上限速度以下であるか否かを判定する(S440)。ここで言う歩行下限速度とは、人間が歩行していると考えられる速度の下限値として予め規定された速度である。歩行上限速度とは、人間が歩行可能な歩行速度の上限値として予め規定された速度である。
このS440での判定の結果、通信端末50の移動速度が歩行下限速度を下回っているか、または歩行上限速度を超えていれば(S440:NO)、制御部76は、移動操作判定処理をS470へと移行させる。すなわち、移動速度が歩行下限速度を下回っていれば、通信端末50の所持者が立ち止まっているものと判定し、移動速度が歩行上限速度を超えていれば、通信端末50の所持者が移動体に乗って移動中であるものと判定し、S470へと進む。
そのS470では、制御部76は、特定情報の定期的な送信を停止すべき態様となるように、第3送信設定をオフとする。その後、制御部76は、本移動操作判定処理を終了し、送信設定処理のS150へと処理を移行させる。
一方、S440での判定の結果、通信端末50の移動速度が歩行下限速度以上かつ歩行上限速度以下であれば(S440:YES)、通信端末50の所持者は歩行中であるものと判定して、制御部76は、操作受付部64を介して入力機構の操作状況を取得する(S450)。続いて、制御部76は、S450にて取得した入力機構の操作状況が、入力機構を介した情報の入力を受け付けていることを表しているか否かを判定する(S460)。
このS460での判定の結果、入力機構を介した情報の入力を受け付けていなければ(S460:NO)、通信端末50の所持者は自身の周辺に注意を向けているものと判定して、制御部76は、移動操作判定処理をS470へと移行させる。そのS470では、制御部76は、第3送信設定をオフとする。その後、制御部76は、本移動操作判定処理を終了し、送信設定処理のS150へと処理を移行させる。
なお、S460での判定の結果、入力機構を介した情報の入力を受け付けていれば(S460:YES)、通信端末50の所持者は自身の周辺に注意を向けていないものと判定して、制御部76は、移動操作判定処理をS480へと移行させる。そのS480では、制御部76は、特定情報の定期的な送信を許可すべき態様となるように、第3送信設定をオンとする。その後、制御部76は、本移動操作判定処理を終了し、送信設定処理のS150へと処理を移行させる。
つまり、本実施形態の移動操作判定処理では、通信端末50の所持者が立ち止まっている場合や移動体に乗っている場合には、当該所持者と自動車AMとの間で事故が発生する可能性が低いため、特定情報の定期的な送信を禁止すべき旨を表すように、第3送信設定をオフとする。
一方、本実施形態の移動操作判定処理では、通信端末50の所持者が歩行中であれば、当該所持者と自動車AMとの間で事故が発生する可能性が高くなるため、特定情報の定期的な送信を許可すべき旨を表すように、第3送信設定をオンとする。ただし、通信端末の所持者が歩行中であっても、当該所持者が入力機構を介した情報の入力をしていなければ、所持者自身が周囲に注意を向けている可能性が高く、当該所持者と自動車AMとの間で事故が発生する可能性は低下する。このため、所持者が入力機構を介した情報の入力をしていない場合には、第3送信設定をオフとする。
[第一実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の送信設定処理では、通信端末50が高危険箇所に存在する場合には、現在位置を含む特定情報を定期的に送信する。
したがって、通信端末50によれば、車載システム5が搭載された自動車AMの乗員に、通信端末50を所持する人間が高危険箇所に存在する旨を通知することができる。このため、通信端末50によれば、安全な道路交通の実現に貢献できる。
一方、通信端末50が高危険箇所に存在しない場合には、通信端末50の所持者と車両との間で事故が発生する可能性は低い。この場合、送信設定処理においては、特定情報の定期的な送信を停止している。
したがって、通信端末50によれば、特定情報が必要以上に送信されることを防止でき、消費電力を抑制できる。
以上のことから、通信端末50によれば、必要な位置情報の送信と、電力消費の抑制とを両立させることができる。
さらに、通信端末50によれば、不要な特定情報の送信を防止できるため、車車間通信,路車間通信、または歩車間通信に用いる通信チャンネルにおける輻輳を減らすことが出来る。
さらに、本実施形態の存在高度判定処理では、通信端末50の存在場所が高危険箇所であるか否かの判定を、位置情報に含まれる現在位置及び高度に適合する道路の有無を確認することで実現している。このため、本実施形態の存在高度判定処理によれば、通信端末50における現在の高度が道路上でなければ、建築物の中や歩道橋上に通信端末50の所持者が存在しているものと判定でき、特定情報が必要以上に送信されることを防止できる。
ところで、通信端末50の所持者が交差点または横断歩道に存在している場合には、その通信端末50の所持者と車両との間で事故が発生する可能性がある。
このため、通信端末50では、通信端末50の存在場所が交差点または横断歩道である場合には、特定情報の定期的な送信を実行する。これにより、通信端末50によれば、当該通信端末50の所持者が交差点または横断歩道に存在することを、車載システム5が搭載された車両の乗員に通知できる。この結果、自動車の乗員は、その通知に従って、交差点または横断歩道に通信端末の所持者が存在することを認識でき、より安全な道路交通の実現に貢献できる。
また、上記実施形態の存在位置判定処理では、路側機40からの周辺状況情報に、交差点や横断歩道の周辺に歩行者が存在する旨が含まれていれば、特定情報の定期的な送信を停止する。
これは、交差点や横断歩道の周辺に歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報が、路側機40から送信されている場合には、通信端末50が、特定情報を送信しなくとも、車載システム5が搭載された車両の乗員は、交差点または横断歩道の周辺に人が存在することを認識できるためである。
つまり、通信端末50によれば、交差点や横断歩道の周辺に歩行者が存在する旨を表す情報が重複して送信されることを防止でき、蓄電池74の電力消費を抑制できる。
ところで、通信端末50が移動体内に存在している場合、その通信端末50の所持者は、移動体に乗車している可能性が高く、自動車との間で事故に遭う可能性が低い。また、通信端末50の所持者が、移動体外に存在しかつ立ち止まっている場合には、その通信端末50の所持者が自動車との間で事故に遭う可能性が低い。
このため、移動操作判定処理においては、通信端末50が移動体外に存在し歩行していれば、情報通信による特定情報の定期的な送信を実行し、当該通信端末50が停止しているか移動体内に存在していれば、情報通信による特定情報の定期的な送信を停止する。
したがって、通信端末50によれば、不要な特定情報が定期的に送信されることを防止でき、消費電力を抑制できる。
なお、本実施形態の操作判定処理においては、移動速度の算出を、通信端末50の位置の推移に基づいて実施している。このため、通信端末50によれば、位置検出部52の他に、速度を検出する新たなセンサを別途設ける必要がない。このため、通信端末50によれば、通信端末50の装置構成を簡易なものとすることができる。
また、本実施形態の操作判定処理では、入力機構を介して情報の入力を受け付けている場合、即ち、通信端末50の入力機構をその通信端末50の所持者が操作している場合には、情報通信による特定情報の定期的な送信を実行するように、第3送信設定をオンとする。
これは、通信端末50のキーをその通信端末50の所持者が操作している場合には、通信端末50の所持者は、自身の周辺に注意を向けていない可能性が高く、車両や他の歩行者と衝突する可能性があるためである。
すなわち、通信端末50のキーが操作されている場合に、特定情報の定期的な送信を実行する通信端末50によれば、その他の通信端末50の利用者に、当該通信端末50自身の位置を通知できる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
第二実施形態の通信システムは、第一実施形態の通信システム1とは、主として、通信端末が実行する存在高度判定処理の処理内容が異なる。このため、本実施形態においては、第一実施形態と同様の構成及び処理には、同一の符号を付して説明を省略し、第一実施形態とは異なる存在高度判定処理を中心に説明する。
<存在高度判定処理>
本実施形態の存在高度判定処理では、図9に示すように、制御部76は、まず、通信端末50の現在位置(緯度,経度,高度)を取得する(S210)。続いて、車両高度情報を取得する(S215)。ここで言う車両高度情報とは、車載システム5から送信された自動車AMの位置情報に含まれる自動車AMの高度であり、この車両高度情報を含む自動車AMの位置情報が、特許請求の範囲の記載における車両位置情報の一例である。
そして、通信端末50が存在する場所が高危険箇所であるか否かを判定する(S225)。本実施形態のS225では、通信端末50の現在位置に含まれる高度が、S215にて取得した車両高度情報と一致していれば、通信端末50が存在する場所が高危険箇所であるものと判定する。一方、本実施形態のS225では、通信端末50の現在位置に含まれる高度が、S215にて取得した車両高度情報と不一致であれば、通信端末50が存在する場所が高危険箇所ではないものと判定する。
なお、ここで言う「一致」には、通信端末50の現在位置に含まれる高度と、車両高度情報との差が規定範囲内であることを含む。
このS225での判定の結果、通信端末50が存在する場所が高危険箇所でなければ(S225:NO)、制御部76は、第1送信設定をオフとする(S240)。その後、制御部76は、本存在高度判定処理を終了し、送信設定処理のS130へと処理を移行させる。
一方、S225での判定の結果、通信端末50が存在する場所が高危険箇所であれば(S225:YES)、制御部76は、第1送信設定をオンとする(S250)。その後、制御部76は、本存在高度判定処理を終了し、送信設定処理のS130へと処理を移行させる。
[第二実施形態の効果]
つまり、通信端末50が現在存在する高度が、車両高度情報に一致しているとみなせる場合には、当該通信端末50の所持者が、歩道や路側帯を含む道路上に存在している可能性が高い。一方、通信端末50が現在存在する高度が車両高度情報と不一致である場合には、当該通信端末50の所持者は、建築物の中や歩道橋などの自動車AMとの間で事故が発生する可能性が低い場所に存在する可能性が高い。
このため、本実施形態の存在高度判定処理においては、通信端末50の現在位置に含まれる高度が車両高度情報と一致していれば、第1送信設定をオンとし、通信端末50の現在位置に含まれる高度が車両高度情報と不一致であれば、第1送信設定をオフとする。
このような通信端末50によれば、当該通信端末50の所持者が高危険箇所に存在するか否かを、通信端末50が現在存在する高度と、車両高度情報とを比較することで判定できる。さらに、通信端末50によれば、当該通信端末50の所持者が建築物の中や歩道橋などに存在し、自動車との間の事故が発生する可能性が低い場合には、特定情報の定期的な送信を停止できる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記実施形態の送信設定処理においては、存在高度判定処理と、存在位置判定処理と、移動操作判定処理とを実行していたが、本発明においては、存在高度判定処理と存在位置判定処理と移動操作判定処理とのうちの少なくとも一つの処理が実行されていれば、他方は省略されていても良い。
また、上記実施形態の存在位置判定処理では、S360において、歩行者が存在する旨を含む周辺状況情報を路側機40から受信したか否かを判定していたが、本発明においては、S360が省略されていても良い。
さらに、上記実施形態の移動操作判定処理では、通信端末50の位置の推移に基づいて、移動速度を算出していたが、本発明における移動速度の算出は、これに限るものではない。また、上記実施形態の移動操作判定処理におけるS440では、移動速度が、「歩行下限速度」以上であるか否か、及び「歩行上限速度」以下であるか否かを判定していたが、S440においては、「歩行下限速度」以上であるか否か、及び「歩行上限速度」以下であるか否かのどちらか一方を判定しても良い。
特に、存在位置判定処理や存在高度判定処理が省略されている場合は、立ち止まっている場所が高危険箇所であることもありうるので、歩行下限速度による判定は行わない。
ところで、上記実施形態における通信端末50は、周知の情報処理端末や携帯電話として構成されていたが、本発明における通信端末は、これに限るものではない。
例えば、本発明の通信端末においては、第2無線通信回路70及びアンテナ72が省略され、所持者の現在位置(緯度,経度,高度)を送信する専用端末として構成されていても良い。また、本発明の通信端末においては、報知部62が省略されていても良い。
上記実施形態における通信端末50は、人が携帯可能な態様に形成されていたが、本発明における通信端末は、据え置き型の装置として構成しても良い。
さらに、第二実施形態の通信端末50において、存在位置判定処理が省略されている場合には、記憶部60及び記憶部60に格納された地図データMDが省略されていても良い。
なお、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記実施形態と変形例とを適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。
1…通信システム 5…車載システム 7…電子制御装置群 9…センサ群 11…位置検出装置 13…GPS受信機 21…報知装置 23…車載通信装置 25…車載ネットワークI/F 27…制御部 29…無線通信回路 30…車載ネットワーク 40…路側機 42…周辺情報取得装置 44…路側通信装置 46…無線通信回路 48…制御部 50…通信端末 52…位置検出部 54…GPS受信機 60…記憶部 62…報知部 64…操作受付部 66…第1無線通信回路 70…第2無線通信回路 74…蓄電池 76…制御部

Claims (10)

  1. 電池に蓄えられた電力によって動作し、かつ、外部に設置された通信装置(5,40)との間で情報通信を実行する通信端末(50)であって、
    当該通信端末の現在位置及び高度を含む端末位置情報を取得する位置取得手段(52,76,S210,S310)と、
    前記位置取得手段で取得した端末位置情報に基づいて、当該通信端末が存在する現在位置及び高度が、車両との間で事故が発生する可能性を表す事故尤度が規定閾値以上である高危険箇所であるか否かを判定する第1判定手段(76,S120〜S140)と、
    前記第1判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所であれば、前記位置取得手段で取得した現在位置を含む特定情報を前記情報通信により送信し、前記第1判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所でなければ、前記情報通信による前記特定情報の送信を停止する第1送信制御手段(66,76,S160,S170)と、
    前記位置取得手段で取得した端末位置情報に含まれる現在位置及び高度を、交差点及び横断歩道の位置を表す道路状況データに照合し、当該通信端末が存在する場所が、前記交差点または前記横断歩道であるか否かを判定する第2判定手段(76,S320〜S340)と、
    前記第2判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が前記交差点または横断歩道であれば、前記情報通信による前記特定情報の送信を実行し、前記第2判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が前記交差点または横断歩道でなければ、前記情報通信による前記特定情報の送信を停止する第2送信制御手段(66,76,S350,S370)と、
    交差点または横断歩道の周辺に設置される路側機であって、周辺に存在する人物を検出して、外部に設置された通信装置及び通信端末との間で情報通信を実行する路側機から、交差点または横断歩道の周辺に人物が存在する旨の通知である歩行者検出通知を受信する受信手段(66,76,S360)と
    を備え、
    前記第2送信制御手段は、
    前記第2判定手段での判定の結果、当該通信端末が存在する場所が前記交差点または前記横断歩道であっても、前記受信手段にて歩行者検出通知を受信した場合には、前記情報通信による前記特定情報の送信を停止する
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記位置取得手段にて取得した端末位置情報に基づいて、当該通信端末が停止しているか移動しているかを判定する第4判定手段(76,S410〜S440)と、
    前記第4判定手段での判定の結果、当該通信端末が移動していれば、前記情報通信による前記特定情報の送信を実行し、当該通信端末が停止していれば、前記情報通信による前記特定情報の送信を停止する第4送信制御手段(66,76,S440〜S480)と
    を備えることを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  3. 前記第4判定手段は、
    前記位置取得手段にて取得した端末位置情報の時間軸に沿った推移から、当該通信端末の移動速度を算出し、その算出した移動速度が、人間の歩行速度の下限値として予め規定された速度下限値以下であれば、前記通信端末が停止しているものと判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  4. 前記通信端末は、
    人が携帯可能な態様であることを特徴とする請求項から請求項までのいずれか一項に記載の通信端末。
  5. 車両の現在位置及び高度を含む車両位置情報を前記情報通信により取得する車両情報取得手段(66,76,S215)を備え、
    前記第1判定手段は、
    前記位置取得手段で取得した端末位置情報と、前記車両情報取得手段で取得した車両位置情報とを照合した結果、前記端末位置情報に含まれる高度と、前記車両位置情報に含まれる高度との差が、一致しているとみなせるものとして予め規定された規定範囲内であれば、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所であるものと判定し、前記端末位置情報に含まれる高度と、前記車両位置情報に含まれる高度との差が前記規定範囲を超えていれば、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所でないものと判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の通信端末。
  6. 前記第1判定手段は、
    前記位置取得手段で取得した端末位置情報を、道路の位置及び高度を表す道路情報データに照合した結果に従って、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所であるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の通信端末。
  7. 前記第1判定手段は、
    前記位置取得手段で取得した端末位置情報を前記道路情報データに照合した結果、前記端末位置情報に含まれる現在位置及び高度に適合する道路が存在すれば、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所であるものと判定し、前記端末位置情報に含まれる現在位置及び高度に適合する道路が存在しなければ、当該通信端末が存在する場所が前記高危険箇所でないものと判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  8. 前記位置取得手段にて取得した端末位置情報に基づいて、当該通信端末が移動体内に存在しているか否かを判定する第3判定手段(76,S410〜S440)と、
    前記第3判定手段での判定の結果、当該通信端末が移動体外に存在していれば、前記情報通信による前記特定情報の送信を実行し、当該通信端末が移動体内に存在していれば、前記情報通信による前記特定情報の送信を停止する第3送信制御手段(66,76,S440〜S480)と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の通信端末。
  9. 前記第3判定手段は、
    前記位置取得手段にて取得した端末位置情報の時間軸に沿った推移から、当該通信端末の移動速度を算出し、その算出した移動速度が、人間の歩行速度の上限値として予め規定された速度上限値以上であれば、前記通信端末が移動体内に存在しているものと判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信端末。
  10. 外部からの情報の入力を受け付ける入力受付手段(76,S450)と、
    前記入力受付手段にて情報の入力を受け付けている場合、前記情報通信による前記特定情報の送信を実行し、前記入力受付手段にて情報の入力を受け付けていなければ、前記情報通信による前記特定情報の送信を停止する第5送信制御手段(66,76,S460〜S480)と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の通信端末。
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