JP6324833B2 - 2軸ヒンジ及びこの2軸ヒンジを用いた端末機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ノートパソコンやモバイルパソコン、PDAなどの端末機器の第1筐体と第2筐体を相対的に開閉する際に用いて好適な2軸ヒンジに関する。
キーボード部を設けた第1筐体とディスプレイ部を設けた第2筐体を有する、ノートパソコンやモバイルパソコン、PDAなどの端末機器においては、第1筐体と第2筐体を上下方向へ開閉可能に連結する1軸からなる1軸ヒンジと、第1筐体と第2筐体を上下方向へ90度から180度開いた後、さらに水平方向へ第2筐体を第1筐体に対して回転できるようにするための2軸から成る2軸ヒンジとがある。本発明はこの2軸ヒンジに関する。
従来、このような構成の2軸ヒンジとして、下記特許文献1に記載されたものが公知である。この特許文献1に記載の2軸ヒンジは、第1の部材(第1筐体)に取り付けたシャフトと、第2の部材(第2筐体)に取り付けたシャフトを、連結アームで連結すると共に各シャフトにフリクショントルク発生手段を設け、さらにリンクアームを設けたものであるが、第1の部材と第2の部材を180度以上開くことができるようには構成されていない。
そこで本出願人は、このような要望に応えることのできる2軸ヒンジを提案した(特願2013−247542号)。この2軸ヒンジの構成は、第1筐体側へ取り付けられる第1ヒンジシャフトと、第2筐体側へ取り付けられる第2ヒンジシャフトとを、少なくとも第1連結部材と第2連結部材で平行状態に連結して互いに回転可能に設け、第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトとの間に、当該第1ヒンジシャフトと当該第2ヒンジシャフトを選択的に回転させる第1選択的回転規制手段と第2選択的回転規制手段を設け、これらの第1選択的回転規制手段と第2選択的回転規制手段により、第1筐体と第2筐体を所定の順序で開閉することができるように成して、閉成状態の0°から全開成状態の360°までの間をその開閉方向を複数段階に切り替えて開閉できるように成したものである。
この先願発明において、第1選択的回転規制手段は、第2連結部材と前記第1ヒンジシャフト及び前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させたスライドガイド部材との間に、上下方向へスライド可能に設けたところの下部と上部に第1カム凸部と第2カム凸部を有するロック部材と、このロック部材を挟んで前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトをそれぞれ挿通係合させ互いにそれぞれ第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部を有する第1Aロックカム部材及び第1Bロックカム部材とで構成し、第2選択的回転規制手段を、前記第1ヒンジシャフト及び前記第2ヒンジシャフトにそれぞれ回転を拘束されて取り付けられた第2Aロックカム部材及び第2Bロックカム部材と、これらの第2Aロックカム部材及び第2Bロックカム部材の間に回転可能に設けられ、その回転角度によって前記第2Aロックカム部材及び第2Bロックカム部材と係合する移動ストッパーと、前記第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトに回転可能に取り付けられ前記移動ストッパーと係合させられると共に、第1A弾性手段と第1B弾性手段によって前記第2Aロックカム部材と前記第2Bロックカム部材に圧接させられる第1ストッパーレバー及び第2ストッパーレバーとで構成したものである。
しかるに、この先願発明の2軸ヒンジは、構成部品が多く構造もかなり複雑となるため、製造コストが高くなるという問題が新たに生じた。ノートパソコンのような端末機器の製造メーカーが、その構成部品に求めるコストダウンの要請は非常に厳しいものがある。
特開2009−063039号公報
そこで本発明の目的は、キーボード部を構成する第1筐体とディスプレイ部を構成する第2筐体とを相対的に360度に渡って開閉することができ、しかも構造が簡単で開閉速度が速く、操作性の良い2軸ヒンジを提供せんとするにある。
上記した目的を達成するために本発明に係る2軸ヒンジは、端末機器の第1筐体と第2筐体を互いに開閉可能に連結する2軸ヒンジであって、第1取付プレートを介して第2筐体へ取り付けられる第1ヒンジシャフトと、第2取付プレートを介して第1筐体へ取り付けられる第2ヒンジシャフトとを、複数の連結部材を介して互いに平行状態で回転可能となるように成すと共に、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトの回転を制御する回転制御手段を前記連結部材に関連して設けたものにおいて、前記回転制御手段を、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトにそれぞれ設けたフリクショントルク発生手段と、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトのそれぞれに設けた吸込み手段と、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトのそれぞれに設けた当該第1ヒンジシャフトと当該第2ヒンジシャフトの回転角度を規制するために設けたストッパー手段と、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトを一方のヒンジシャフトの回転に同期して他方のヒンジシャフトをそれぞれ異なる方向に回転させる同期回転手段と、で構成すると共に、この同期回転手段を、前記第1ヒンジシャフトに回転を拘束させて取り付けた第1ギアと、前記第2ヒンジシャフトに回転を拘束させて取り付けた第2ギアと、この第1ギアと第2ギアに隣接させつつ離間対向させて設けた前記第1ヒンジシャフトを回転可能に挿通させた上部突出部と前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させて下部突出部とを有するギアサポート部材と、前記第1ギアと前記第2ギアとかみ合い前記上部突出部と前記下部突出部の間に回転可能に設けた中間ギアで構成したことを特徴とする。
さらに、本発明に係る2軸ヒンジは、前記ストッパー手段を第1ストッパー手段と第2ストッパー手段とで構成し、前記第1ストッパー手段は、第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材の上方部分に設けた前記第1ヒンジシャフトを回転可能に挿通させた第1A軸受孔と、この第1A軸受孔の外側に設けたところの第1ストッパー突起と、前記第1ヒンジシャフトの側に設けたところのその回転角度によって前記第1ストッパー突起に当接する第1突起部とで構成し、前記第2ストッパー手段は、第1連結部材を兼ねる前記ストッパープレート部材の下方部分に設けた前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させた第1B軸受孔と、この第1B軸受孔の外側に設けたところの第2ストッパー突起と、前記第2ヒンジシャフトの側に設けたところのその回転角度によって前記第2ストッパー突起に当接する第2突起部と、で構成したことを特徴とする。
さらに、本発明に係る2軸ヒンジは、フリクショントルク発生手段を、第1フリクショントルク発生手段と第2フリクショントルク発生手段で構成し、前記第1フリクショントルク発生手段を、前記第1ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、第2連結部材を兼ねるギアサポート部材と第3連結部材を兼ねるカムプレート部材の間に設けられた第1フリクションワッシャーと、この第1フリクションワッシャーに前記ギアサポート部材と前記カムプレート部材を圧接するために前記第1ヒンジシャフトに設けられた第1弾性手段とで構成し、前記第2フリクショントルク発生手段を、前記第2ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、前記ギアサポート部材とカムプレート部材の間に設けられた第2フリクションワッシャーと、この第2フリクションワッシャーに前記ギアサポート部材と前記カムプレート部材を圧接するために前記第2ヒンジシャフトに設けられた第2弾性手段と、で構成したことを特徴とする。
さらに本発明に係る吸込み手段は、第1吸込み手段と第2吸込み手段で構成し、前記第1吸込み手段を、前記第1ヒンジシャフトを回転可能に挿通させて設けたところの第3連結部材を兼ねるカムプレート部材の第3A軸受孔側の一側部外側に設けた略円弧状の第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と、前記第1ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、前記第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と対向する側に第1Aカム凸部及び第1Bカム凸部を有する第1カムフォロワーと、前記第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と前記第1Aカム凸部及び第1Bカム凸部とを互いに圧接させる第1弾性手段とで構成し、前記第2吸込み手段は、前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させて設けたところの前記第3連結部材を兼ねるカムプレート部材の第3B軸受孔側の一側部外側に設けた略円弧状の第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部と、前記第2ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、前記第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部と対向する側に第2Aカム凸部及び第2Bカム凸部を有する第2カムフォロワーと、前記第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部と前記第2Aカム凸部及び第2Bカム凸部とを互いに圧接させる第2弾性手段と、で構成したことを特徴とする。
そして、本発明に係る端末機器は、上記に各記載の2軸ヒンジを用いたことを特徴とするものである。
本発明は以上のように構成したので、構成部品を従来のものよりは省略した構成で、ストッパー手段で第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトの各回転を所定の回転角度に規制し、フリクショントルク発生手段で第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトの回転時にフリクショントルクを発生させて第1筐体と第2筐体をその開閉操作時に任意の開閉角度で安定停止させることができ、吸込み手段で第1筐体と第2筐体の全閉成時と全開成時に自動的に回動動作を行い、当該第1筐体と第2筐体を自動的に閉じさせてその閉成状態を維持させ、或は自動的に開かせてその開成状態を維持させることができた上で、同期回転手段によって、第1筐体と第2筐体のいずれか一方に対して他方のものの開閉操作を行うと、前記一方のものも同時に開閉することができるという作用効果を奏し得るものである。
そして、本発明はまた、本発明に係る2軸ヒンジを用いて、第1筐体と第2筐体を同期して合計で最大360度開閉できる端末機器を提供できるものである。
本発明に係る2軸ヒンジを取り付けた、例えば端末機器の1例であるノートパソコンを示し、(a)は第2筐体を第1筐体に対して開いた状態を前方から見た斜視図であり、(b)は第1筐体と第2筐体を閉じた状態を後方から見た斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジを端末機器に取り付けた状態を説明する説明図である。 本発明に係る2軸ヒンジの斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジの分解斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジの第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトの拡大斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジのストッパー手段の第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材の拡大斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジの第1ギアと第2ギアの拡大斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジの中間ギアを示し、(a)はその拡大正面図、(b)はその拡大斜視図である。 本発明に係る2軸ヒンジのギアサポート部材の拡大側面図である。 本発明に係る2軸ヒンジのカムプレート部材を示し、(a)はその拡大側面図、(b)はその拡大正面図である。 本発明に係る2軸ヒンジの第1カムフォロワーと第2カムフォロワーを示し、(a)はその拡大左側面図、(b)はその拡大正面図、(c)はその拡大平面図である。 本発明に係る2軸ヒンジのヒンジケースを示し、(a)はその側面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明に係る2軸ヒンジのストッパー手段の説明図であり、(a) は第1筐体と第2筐体の閉成時の状態を示し、(b) は第1筐体と第2筐体をそれぞれ180度開いた状態を示している。 本発明に係る2軸ヒンジの動作を示す説明図である。
以下に本発明に係る2軸ヒンジを端末機器の1例であるノートパソコンに用いた場合の実施例について図面に基づいて説明するが、本発明に係る2軸ヒンジを用いるものはノートパソコンに限定されず、互いに上下方向へ180度以上の範囲で開閉可能に連結される第1筐体と第2筐体を有するモバイルパソコン、PDA等の端末機器、その他のものにも用いることができるものである。
図1(a)、(b)は、本発明に係る2軸ヒンジを用いた端末機器の1例としてのノートパソコン1を示す。このノートパソコン1は、キーボード部2aを設けた第1筐体2と、ディスプレイ部3aを設けた第2筐体3の各後部の左右個所を、本発明に係る一対の2軸ヒンジ4と5で開閉可能に連結させて成る。
2軸ヒンジ4と5の構成は、両者共に同じ構成であるので、以下その一方の指示記号4のもののみを説明し、他方の指示記号5で示したものの説明は省略する。勿論、動作に支障がない場合には、指示記号5で示した2軸ヒンジの構成を別なものとしても良い。
図2〜図12は、本発明に係る2軸ヒンジ4の一実施例を示す。とくに図2〜図5において、指示記号10と12で示したものは、第1ヒンジシャフトと第2ヒンジシャフトである。この両者は第1ヒンジシャフト10の取付孔10bが第2ヒンジシャフト12の取付孔12bと比べて1個多い点を除けば、構成が同じであるので、図5においては、第1ヒンジシャフト10を示し、第2ヒンジシャフト12の指示記号を括弧の中に記載してある。このうち第1ヒンジシャフト10からその構成を説明すると、とくに図4と図5に示したように、その一端部側から断面扁平形状を呈し、その表面に取付孔10b、10b、10bを設けた取付板部10aと、この取付板部10aに続いて設けられたフランジ部10cと、このフランジ部10cに続いて設けられた円形軸部10dと、この円形軸部10dに続いて設けられた当該円形軸部10dより小径の断面略楕円形状を呈した第1変形軸部10eと、この第1変形軸部10eに続いて設けられたところの当該第1変形軸部10eよりもやや小径の同じく断面略楕円形状を呈して成る第2変形軸部10fと、この第2変形軸部10fに続いて設けられた雄ネジ部10gと、前記円形軸部10dの外周に設けられた第1突起部10hとから構成されている。
図2〜図4に示したように、取付板部10aには、第1取付プレート11が取り付けられており、この第1取付プレート11の取付板部10aへの取付方法は、第1ヒンジシャフト10の3個の取付孔10b、10b、10bのうちの2個の取付孔10b、10bと第1取付プレート11の取付孔11a、11aを通したフランジ部付の取付ピン10i、10iの各端部をかしめることによってなされている。そして、第1取付プレート11は、とくに図2に示したように、当該第1取付プレート11に設けた取付孔11b、11b・・を介して、取付ネジ3c、3cを用いて第2筐体3の下面側へ取り付けられる構成である。尚、取付ピン10i、10iはこれを取付ネジとしてもよい。
次に、同じく図2〜図5に示したように、指示記号12で示したものは、第1ヒンジシャフト10に対して上下方向へ平行に配置される第2ヒンジシャフトであり、この第2ヒンジシャフト12は、とくに図4と図5に示したように、その一端部側から断面扁平形状を呈し、その表面に取付孔12b、12bを設けた取付板部12aと、この取付板部12aに続いて設けられたフランジ部12cと、このフランジ部12cに続いて設けられた円形軸部12dと、この円形軸部12dに続いて設けられた当該円形軸部12dより小径の断面略楕円形状を呈した第1変形軸部12eと、この第1変形軸部12eに続いて設けられたところの当該第1変形軸部12eよりもやや小径の同じく断面略楕円形状を呈して成る第2変形軸部12fと、この第2変形軸部12fに続いて設けられた雄ネジ部12gと、前記円形軸部12dの外周に設けられた第2突起部12hとから構成されている。
図2乃至図4に示したように、取付板部12aには、第2取付プレート13が取り付けられており、この第2取付プレート13の取付板部12aへの取付方法は、第2ヒンジシャフト12の取付孔12b、12bと第2取付プレート13の取付孔13a、13aを通したフランジ部付の取付ピン12i、12iの各端部をかしめることによってなされている。そして、第2取付プレート13は、とくに図2に示したように、当該第2取付プレート13に設けた取付孔13b、13b・・を介して、取付ネジ2c、2cを用いて第1筐体2の上面側へ取り付けられる構成である。尚、取付ピン12i、12iはこれを取付ネジとしてもよい。
次に、2軸ヒンジ4の第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12の間に設けられた回転制御手段4aについて順次説明する。この回転制御手段4aは、ストッパー手段15、同期回転手段16、弾性手段21、フリクショントルク発生手段30、及び吸込み手段35から構成されている。まず、第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12の回転角度を規制するストッパー手段15から説明する。このストッパー手段15は、図3〜図4と図13に示したように、第1ストッパー手段15aと第2ストッパー手段15bとから成る、このうち第1ストッパー手段15aは、第1ヒンジシャフト10の円形軸部10dを回転可能に軸受させた第1A軸受孔14aを有するところの第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14の前記第1A軸受孔14aと、この第1A軸受孔14aの外側に位置して設けた第1ストッパー突起14cと、第1ヒンジシャフト10の円形軸部10dの外周に設けた第1突起部10hとから成り、第1ヒンジシャフト10の回転角度を180度に規制するものである。第2ストッパー手段15bは、第2ヒンジシャフト12の円形軸部12dを回転可能に軸受させた第1B軸受孔14bを有する第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14の前記第1B軸受孔14bと、この第1B軸受孔14bの外側に位置して設けた第2ストッパー突起14dと、第2ヒンジシャフト12の円形軸部12dの外周に設けた第2突起部12hとから成り、第2ヒンジシャフト12の回転角度を180度に規制するものである。
次に、このストッパー手段15に隣接して設けられた同期回転手段16について説明する。この同期回転手段16は、とくに図3と図4に示したように、第1ヒンジシャフト10の第1変形軸部10eに、その中心部軸方向に設けた変形挿通孔17aを挿通係合させた傘歯車から成る第1ギア17と、第2ヒンジシャフト12の第1変形軸部12eにその中心部軸方向に設けた変形挿通孔18aを挿通係合させた同じく傘歯車から成る第2ギア18と、上部と下部に一側方に向けて設けた上部突出部19aと下部突出部19bにそれぞれ第2A軸受孔19cと第2B軸受孔19dを有し、この各第2A軸受孔19cと第2B軸受孔19dに、第1ヒンジシャフト10の第2変形軸部10fと第2ヒンジシャフト12の第2変形軸部12fをそれぞれ挿通させて成る第2連結部材を兼ねるギアサポート部材19と、このギアサポート部材19の上部突出部19aの下側と下部突出部19bの上側に設けた第1軸支溝19eと第2軸支溝19fに、軸心を共通にして設けた上部支軸20aと下部支軸20bを回転可能に挿入支持させたところの、その上部と下部に設けた上部傘歯部20cと下部傘歯部20dに、第1ギア17と第2ギア18を噛合させて成る中間ギア20とで構成されている。尚、第1ギア17と第2ギア18は構成が同じであるので、図7においては、第1ギア17のみを示し、第2ギア18は括弧書きで表示してある。また、図4において指示記号17c、18cで示したものは滑りワッシャーである。
次に、2軸ヒンジ4の先端部側に設けられている弾性手段21について説明する。この弾性手段21は、第1ヒンジシャフト10側の第1弾性手段21aと第2ヒンジシャフト12側の第2弾性手段21bから成る。第1弾性手段21aは、その各円形挿通孔22aに第1ヒンジシャフト10の第2変形軸部10fを挿通させつつ重ねて設けた複数の皿バネ、或いはスプリングワッシャーなどの第1弾性部材22と、この第1弾性部材22に隣接して設けたところのその変形挿通孔23aに第2変形軸部10fを挿通係合させて設けた第1押えワッシャー23と、この第1押えワッシャー23に隣接して第1ヒンジシャフト10の雄ネジ部10gにその雌ネジ孔24aをネジ着させて設けた第1締付ナット24とで構成されている。
第2弾性手段21bは、その各円形挿通孔25aに第2ヒンジシャフト12の第2変形軸部12fを挿通させつつ重ねて設けた複数枚の皿バネ、或いはスプリングワッシャーなどの第2弾性部材25と、この第2弾性部材25に隣接して設けたところのその変形挿通孔26aに第2変形軸部12fを挿通係合させて設けた第2押えワッシャー26と、この第2押えワッシャー26に隣接して第2ヒンジシャフト12の雄ネジ部12gに雌ネジ孔27aをネジ着させて設けた第2締付ナット27とで構成されている。
この弾性手段21は、後述するように、フリクショントルク発生手段30と、吸込み手段35に圧接力を作用させ、第1筐体2と第2筐体3の開閉操作時の第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12の回転時に、フリクション機能と吸込み機能を発揮させるものである。
次に、フリクショントルク発生手段30について説明する。とくに図3と図4に示したように、同期回転手段16と弾性手段21との間に後述するフリクショントルク発生手段30と吸込み手段35が設けられている。フリクショントルク発生手段30は、同期回転手段16に隣接して設けられており、とくに図2〜図4に示したように、第1ヒンジシャフト10側の第1フリクショントルク発生手段30aと、第2ヒンジシャフト12側の第2フリクショントルク発生手段30bとで構成されている。このうち、第1フリクショントルク発生手段30aは、その中心部軸方向に設けた第1変形挿通孔32aに第1ヒンジシャフト10の第2変形軸部10fを挿通係合させてギアサポート部材19とカムプレート部材31の間に介在させた第1フリクションワッシャー32と、上記した構成の第1弾性手段21aとで構成されている。尚、第1フリクションワッシャー32のカムプレート部材31側にはナナコメ加工部32bが設けられている。
第2フリクショントルク発生手段30bは、その中心部軸方向に設けた第2変形挿通孔33aに第2ヒンジシャフト12の第2変形軸部12fを挿通係合させてギアサポート部材19とカムプレート部材31の間に介在させた第2フリクションワッシャー33と、上記した構成の第2弾性手段21bとで構成されている。尚、第2フリクションワッシャー33のカムプレート部材31側にはナナコメ加工部33bが設けられている。尚、第1フリクションワッシャー32と第2フリクションワッシャー33は、それぞれ第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12に回転を拘束されているが軸方向にスライド可能である。
つぎに、フリクショントルク発生手段30に隣接して弾性手段21との間に吸込み手段35が設けられている。この吸込み手段35は、上側の第1ヒンジシャフト10側の第1吸込み手段35aと、下側の第2ヒンジシャフト12側の第2吸込み手段35bとから成る。まず、第1吸込み手段35aは、第3連結部材を兼ねるカムプレート部材31の上側の第3A軸受孔31a側の一側部外側に設けた略円弧状の第1Aカム凹部31c及び第1Bカム凹部31dと、その変形挿通孔36aへ第1ヒンジシャフト10の第2変形軸部10fを挿通係合させることによって拘束されると共に、その側面の外側に対向させて設けた大小の第1Aカム凸部36b及び第1Bカム凸部36cを、第1Aカム凹部31c及び第1Bカム凹部31dと対向させて設けた第1カムフォロワー36と、この第1カムフォロワー36に接して当該第1カムフォロワー36をカムプレート部材31に圧接させる第1弾性手段21aとで構成されている。
第2吸込み手段35bは、第3連結部材を兼ねるカムプレート部材31の下側の第3B軸受孔31b側の一側部外側に設けた略円弧状の第2Aカム凹部31e及び第2Bカム凹部31fと、その変形挿通孔37aを第2ヒンジシャフト12の第2変形軸部12fを挿通係合させることによって拘束されると共に、その側面の外側に設けた大小の第2Aカム凸部37b及び第2Bカム凸部37cを、第2Aカム凹部31e及び第2Bカム凹部31fと対向させて設けた第2カムフォロワー37と、この第2カムフォロワー37に接して当該第2カムフォロワー37をカムプレート部材31に圧接させる第2弾性手段21bとで構成されている。尚、第1カムフォロワー36と第2カムフォロワー37は、それぞれ第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12に回転を拘束されているが、軸方向にスライド可能である。
尚、2軸ヒンジ4には、ストッパー手段15の第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14から弾性手段21に至る回転制御手段4aが収容されるヒンジケース6を取り付けることは推奨される。このヒンジケース6は、とくに図2と図4及び図12に示したように、断面長孔形状を示した筒状のものであり、その内部にその中央部を横切って取付孔6aを設けた取付部6bが設けられている。この取付部6bの上下部には2軸ヒンジ4の第1ヒンジシャフト10側の第1フリクショントルク発生手段30aと、第1吸込み手段35aを挿通させる第1挿通孔6cと、第2ヒンジシャフト12側の第2フリクショントルク発生手段30bと、第2吸込み手段35bを挿通させる第2挿通孔6dが設けられており、取付部6bを挟んで、一方の側にストッパー手段15、同期回転手段16が収容され、他方の側にフリクショントルク発生手段30、及び吸込み手段35が収容され、取付ネジ7で取付部6bに設けた取付孔6aを介して挿入され、カムプレート部材31に設けた雌ネジ孔31gに取り付けられる構成である。
そして、ヒンジケース6は、とくに図2に示したように、本発明に係る2軸ヒンジ4で連結されたノートパソコン1の第1筐体2と第2筐体3を閉じた際には、当該第1筐体2と第2筐体3に設けた収容凹部2bと3b内に収容されている。また、もう一方の2軸ヒンジ5のヒンジケース8も同じ構成である。
次に、上記した本発明に係る2軸ヒンジ4の動作について以下に説明する。まず、本発明に係る2軸ヒンジ4は、端末機器の1例であるノートパソコン1を構成する第1筐体2と第2筐体3を相対的に開閉させる2軸ヒンジである。その特徴は、第1筐体2側へ第1取付プレート11を介して取り付けられる第1ヒンジシャフト10と、第2筐体3側へ第2取付プレート13を介して取り付けられる第2ヒンジシャフト12とを、それぞれ第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14と第2連結部材を兼ねるギアサポート部材19と第3連結部材を兼ねるカムプレート部材31で平行状態に連結して互いに回転可能に設けたものである。第1筐体2と第2筐体3のどちらか一方を他方に対して開閉させると、同期回転手段16によって他方のものも同時に開かれることから、開閉操作が短時間で済みかつ容易となる。
即ち、第1筐体2に対して第2筐体3を図14において実線で示した閉成状態から、例えば第1筐体2を片手に持って、もう一方の手で第2筐体3を時計方向へ開くと、まず、第1ヒンジシャフト10が時計方向へ回転し、同時に第1ギア17が同一方向の時計方向へ回転する。この第1ギア17が時計方向へ回転すると、共に回転する第1ギア17の第1傘歯部17bが噛み合っている中間ギア20の上部傘歯部20cを介して当該中間ギア20が反時計方向へ回転し、この中間ギア20の下部傘歯部20dとその第2傘歯部18bを噛み合わせている第2ヒンジシャフト12に取り付けた第2ギア18が反時計方向へ回転することから、第2ヒンジシャフト12が第1ヒンジシャフト10とは反対方向へ回転することになり、第1筐体2は第2筐体3と共にその反対方向へ回転して開閉されることになる。したがって、第1ヒンジシャフト10が回転している間は、選択的回転規制手段によって第2ヒンジシャフト12の回転が阻止されている従来の2軸ヒンジと比べて、第1筐体2と第2筐体3の開閉操作が容易となり、短時間で開閉操作を行うことができることから、操作性の向上を図ることができるものである。
第1ヒンジシャフト10か第2ヒンジシャフト12の一方が180度回転すると、図13に示したように、第1ストッパー手段15a或は第2ストッパー手段15bにより前記一方の回転が停止され、同時に他方の回転が停止されることになる。この開成操作時の動きは、第1筐体2と第2筐体3の全開成状態から、閉じる際にも開成時とは逆の動作でなされる。
次に、第1筐体2が時計方向へ回転して第2筐体3に対して180度まで開かれた状態は、図14に想像線で示してある。また、この状態に至る少し手前で、吸込み手段35の第1吸込み手段35aの第1カムフォロワー36に設けた第1Aカム凸部36bと第1Bカム凸部36cが、第1Aカム凹部31cと第1Bカム凹部31d内に落ち込むことから、第1筐体2は第2筐体3に対して自動的に180度まで開かれることになる。この第1吸込み手段35aの動作は、第1筐体2が180度から0度まで閉じられる時にも動作する。また、その両者でもよい。そして、この吸込み手段35によって、第1筐体2と第2筐体3の閉成状態において、第1筐体2と第2筐体3の間にラッチ手段を設けなくとも、自然に第1筐体2及び第2筐体3が開いてしまうことなく閉成状態を保持できるものである。
さらに、この状態、つまり第1筐体2と第2筐体3が同期回転手段16を介して同期して互いに反対方向へ開かれ、合計で360度まで開かれた状態において、第1筐体2と第2筐体3は、図14に想像線で示したように、その閉成状態の時とは逆の方向において互いに重なり合うことになる。この状態においては、図13の(b)に示したように、第1ヒンジシャフト10は、ストッパー手段15の第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14の第1ストッパー突起14cが第1突起部10hに当接し、第2ストッパー突起14dが第2ヒンジシャフト12の第2突起部12hに当接しているので、第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12のそれ以上の回転は拘束されている。
以上の第1筐体2と第2筐体3の相対的開閉操作中において、フリクショントルク発生手段30の第1フリクショントルク発生手段30aと第2フリクショントルク発生手段30bは、第1ヒンジシャフト10と第2ヒンジシャフト12の交互の回転動作時にそれぞれ同時に動作し、第1フリクションワッシャー32及び第2フリクションワッシャー33と、第2連結部材を兼ねるギアサポート部材19と第3連結部材を兼ねるカムプレート部材31との間にフリクショントルクを発生させ、第1筐体2と第2筐体3の開閉動作時の任意の角度における安定停止作用を行うことができるものである。
また、ストッパー手段15は、上述し、また図13の(a)と(b)に示したように、その第1ストッパー手段15aにおいては、第1ヒンジシャフト10が合計で180度回転したときに、第1突起部10hが第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14に設けた第1ストッパー突起14cに当接することによって、それ以上の回転を規制する。また、第2ストッパー手段15bにおいては、第2ヒンジシャフト12が合計で180度回転したときに、第2突起部12hが第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材14に設けた第2ストッパー突起14dに当接することによって、それ以上の回転を規制する。
さらに、吸込み手段35は、その第1吸込み手段35aと第2吸込み手段35bが、開成角度0度と180度の時にその少し手前から動作し、第1カムフォロワー36の第1Aカム凸部36b及び第1Bカム凸部36cが、第3連結部材を兼ねるカムプレート部材31の第1Aカム凹部31c及び第1Bカム凹部31dへ落ち込み、第2カムフォロワー37の第2Aカム凸部37b及び第2Bカム凸部37cが、第3連結部材を兼ねるカムプレート部材31の第2Aカム凹部31e及び第2Bカム凹部31fに落ち込むことにより、吸込み機能を発揮し、第1筐体2と第2筐体3を自動的に開成方向及び閉成方向へ回転付勢させるものである。
そして、ノートパソコン1をそれ本来の用い方で用いることができた上で、第1筐体2を第2筐体3に対して2軸ヒンジ4を介して互いに反対方向へ同期して折り曲げて、略L形状にしたり、山形状にしたり、重ね合わせて平板状としたりして、第2筐体3を操作者側に向けてタブレットとして種々多様な用い方をすることができるものである。
尚、その他の実施例としては、図示は省略するが、第1ギア17と第2ギア18を平歯車にして、互いに中間ギアを介さずに直接噛み合うように構成することができる。また、中間ギアを介して第1ギアと第2ギアが同期して互いに反対方向へ回転するように構成することもできる。さらに、弾性手段21に用いている第1弾性部材22及び第2弾性部材25は、これらを圧縮コイルスプリング或は弾性を備えたゴムを始めとする合成樹脂製のものなどに代えることが可能である。また、ヒンジケース6や8は、これがなくともとくに2軸ヒンジ4や5の機能に支障は生じないが、このヒンジケース6や8があると、2軸ヒンジ4や5をノートパソコン1へ取り付けた際に、ストッパー手段15や同期回転手段16や、フリクショントルク発生手段30、吸込み手段35等が外部へ露出することがないので、外観上すっきりとしたものになるという利点がある。
本発明は以上のように構成したので、とくにノートパソコンのような端末機器やその他のもので、第1筐体と第2筐体を互いに同期させて開き、全部で360度の範囲で開閉させる場合の2軸ヒンジとして好適に用いられるものであるが、とくにノートパソコンを同時にタブレットとしての機能を有するものに用いて好適である。
1 ノートパソコン
2 第1筐体
3 第2筐体
4 2軸ヒンジ
4a 回転制御手段
5 2軸ヒンジ
6 ヒンジケース
6a 取付孔
6b 取付部
7 取付ネジ
8 ヒンジケース
10 第1ヒンジシャフト
10h 第1突起部
11 第1取付プレート
12 第2ヒンジシャフト
12h 第2突起部
13 第2取付プレート
14 ストッパープレート部材
14a 第1A軸受孔
14b 第1B軸受孔
14c 第1ストッパー突起
14d 第2ストッパー突起
15 ストッパー手段
15a 第1ストッパー手段
15b 第2ストッパー手段
16 同期回転手段
17 第1ギア
17a 変形挿通孔
17b 第1傘歯部
17c 滑りワッシャー
18 第2ギア
18a 変形挿通孔
18b 第2傘歯部
18c 滑りワッシャー
19 ギアサポート部材
19a 上部突出部
19b 下部突出部
19c 第2A軸受孔
19d 第2B軸受孔
19e 第1軸支溝
19f 第2軸支溝
20 中間ギア
20a 上部支軸
20b 下部支軸
20c 上部傘歯部
20d 下部傘歯部
21 弾性手段
21a 第1弾性手段
21b 第2弾性手段
22 第1弾性部材
22a 円形挿通孔
23 第1押えワッシャー
23a 変形挿通孔
24 第1締付ナット
24a 雌ネジ孔
25 第2弾性部材
25a 円形挿通孔
26 第2押えワッシャー
26a 変形挿通孔
27 第2締付ナット
27a 雌ネジ孔
30 フリクショントルク発生手段
30a 第1フリクショントルク発生手段
30b 第2フリクショントルク発生手段
31 カムプレート部材
31a 第3A軸受孔
31b 第3B軸受孔
31c 第1Aカム凹部
31d 第1Bカム凹部
31e 第2Aカム凹部
31f 第2Bカム凹部
31g 雌ネジ孔
32 第1フリクションワッシャー
32a 第1変形挿通孔
32b ナナコメ加工部
33 第2フリクションワッシャー
33a 第2変形挿通孔
33b ナナコメ加工部
35 吸込み手段
35a 第1吸込み手段
35b 第2吸込み手段
36 第1カムフォロワー
36a 変形挿通孔
36b 第1Aカム凸部
36c 第1Bカム凸部
37 第2カムフォロワー
37a 変形挿通孔
37b 第2Aカム凸部
37c 第2Bカム凸部

Claims (5)

  1. 端末機器の第1筐体と第2筐体を互いに開閉可能に連結する2軸ヒンジであって、第1取付プレートを介して第2筐体へ取り付けられる第1ヒンジシャフトと、第2取付プレートを介して第1筐体へ取り付けられる第2ヒンジシャフトとを、複数の連結部材を介して互いに平行状態で回転可能となるように成すと共に、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトの回転を制御する回転制御手段を前記連結部材に関連して設けたものにおいて、前記回転制御手段を、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトにそれぞれ設けたフリクショントルク発生手段と、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトのそれぞれに設けた吸込み手段と、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトのそれぞれに設けた当該第1ヒンジシャフトと当該第2ヒンジシャフトの回転角度を規制するために設けたストッパー手段と、前記第1ヒンジシャフトと前記第2ヒンジシャフトを一方のヒンジシャフトの回転に同期して他方のヒンジシャフトをそれぞれ異なる方向に回転させる同期回転手段と、で構成すると共に、この同期回転手段を、前記第1ヒンジシャフトに回転を拘束させて取り付けた第1ギアと、前記第2ヒンジシャフトに回転を拘束させて取り付けた第2ギアと、この第1ギアと第2ギアに隣接させつつ離間対向させて設けた前記第1ヒンジシャフトを回転可能に挿通させた上部突出部と前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させて下部突出部とを有するギアサポート部材と、前記第1ギアと前記第2ギアとかみ合い前記上部突出部と前記下部突出部の間に回転可能に設けた中間ギアで構成したことを特徴とする2軸ヒンジ。
  2. 前記ストッパー手段は、第1ストッパー手段と第2ストッパー手段から成り、前記第1ストッパー手段は、第1連結部材を兼ねるストッパープレート部材の上方部分に設けた前記第1ヒンジシャフトを回転可能に挿通させた第1A軸受孔と、この第1A軸受孔の外側に設けたところの第1ストッパー突起と、前記第1ヒンジシャフトの側に設けたところのその回転角度によって前記第1ストッパー突起に当接する第1突起部とで構成し、前記第2ストッパー手段は、第1連結部材を兼ねる前記ストッパープレート部材の下方部分に設けた前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させた第1B軸受孔と、この第1B軸受孔の外側に設けたところの第2ストッパー突起と、前記第2ヒンジシャフトの側に設けたところのその回転角度によって前記第2ストッパー突起に当接する第2突起部と、で構成したことを特徴とする請求項1に記載の2軸ヒンジ。
  3. 前記フリクショントルク発生手段は、第1フリクショントルク発生手段と第2フリクショントルク発生手段から成り、前記第1フリクショントルク発生手段を、前記第1ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、第2連結部材を兼ねるギアサポート部材と第3連結部材を兼ねるカムプレート部材の間に設けられた第1フリクションワッシャーと、この第1フリクションワッシャーに前記ギアサポート部材と前記カムプレート部材を圧接するために前記第1ヒンジシャフトに設けられた第1弾性手段とで構成し、前記第2フリクショントルク発生手段を、前記第2ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、前記ギアサポート部材とカムプレート部材の間に設けられた第2フリクションワッシャーと、この第2フリクションワッシャーに前記ギアサポート部材と前記カムプレート部材を圧接するために前記第2ヒンジシャフトに設けられた第2弾性手段と、で構成したことを特徴とする請求項1に記載の2軸ヒンジ。
  4. 前記吸込み手段は、第1吸込み手段と第2吸込み手段から成り、前記第1吸込み手段は、前記第1ヒンジシャフトを回転可能に挿通させて設けたところの第3連結部材を兼ねるカムプレート部材の第3A軸受孔側の一側部外側に設けた略円弧状の第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と、前記第1ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、前記第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と対向する側に第1Aカム凸部及び第1Bカム凸部を有する第1カムフォロワーと、前記第1Aカム凹部及び第1Bカム凹部と前記第1Aカム凸部及び第1Bカム凸部とを互いに圧接させる第1弾性手段とで構成し、前記第2吸込み手段は、前記第2ヒンジシャフトを回転可能に挿通させて設けたところの前記第3連結部材を兼ねるカムプレート部材の第3B軸受孔側の一側部外側に設けた略円弧状の第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部と、前記第2ヒンジシャフトに回転を拘束されて取り付けられ、前記第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部と対向する側に第2Aカム凸部及び第2Bカム凸部を有する第2カムフォロワーと、前記第2Aカム凹部及び第2Bカム凹部と前記第2Aカム凸部及び第2Bカム凸部とを互いに圧接させる第2弾性手段と、で構成したことを特徴とする、請求項1に記載の2軸ヒンジ。
  5. 前記請求項1〜に各記載の2軸ヒンジを用いたことを特徴とする、端末機器。
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