JP6323637B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被印字テープに印刷を行う印刷装置に関する。
被印字層(ラベル)、粘着剤層、剥離材層を備えた被印字テープ(台紙)に所望の印字を形成する印刷装置(プリンター)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この印刷装置では、印字形成後の被印字テープの搬送経路を、剥離板(剥離用横断板)の先端で下方へと折り返すことで、腰が強い被印字層が折返し経路に追従できないことを利用し、被印字層及び粘着剤層が当該剥離板において剥離材層から引き剥がされる。
特開2011−246259号公報
上記引き剥がしを行う際、被印字テープの実際の搬送経路がたるむことなく略一直線となり被印字テープや剥離材層がピンと張った状態であるときに、引き剥がしを最も良好かつ効率的に行うことができる。逆に、被印字テープや剥離材層が上記とは異なり搬送経路のどこかで弛んだ状態となっている場合には、上記引き剥がしが十分良好とはならないおそれがある。
上記従来技術では、上記のような上記被印字テープや剥離材層への張力増大による引き剥がし性能の向上に特に配慮されていない。但し、剥離用横断板が上下方向に揺動可能に構成されているが、上記被印字テープや剥離材層への張力増大に有効である水平方向へ進退する構成とはなっていない。この結果、上記引き剥がしを良好に行えない可能性があった。
本発明の目的は、被印字テープの被印字層及び粘着剤層を剥離材層から良好かつ効率的に引き剥がすことができる、印刷装置を提供することにある。
た上記目的を達成するために、本願発明は、装置外郭を構成する筐体と、前記筐体の第1水平方向一方側に設けられ、被印字層、前記被印字層を被着体に貼り付けるための粘着剤層、及び、前記粘着剤層を覆う剥離材層、を備えた被印字テープをロール状に巻回したロールを、該巻回の軸線を前記第1水平方向と直交する第2水平方向となる状態で回転可能に収納するロール収納部と、前記収納部に収納された前記ロールから繰り出される前記被印字テープに下方から当接し、当該被印字テープをテープ幅方向を前記第2水平方向としたテープ姿勢で前記第1水平方向他方側へ搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラの上方に設けられ、当該プラテンローラとの間を前記プラテンローラの駆動力により搬送される前記被印字テープの前記被印字層に対し、所望の印字を行う印字ヘッドと、前記プラテンローラよりも前記第1水平方向他方側において、前記第1水平方向他方側及び前記第1水平方向一方側へと可動に設けられ、前記印字ヘッドにより前記被印字層に印字が形成され当該第1水平方向他方側に搬送されてきた前記被印字テープのうち、前記剥離材層を前記プラテンローラの下方側へ折り返し、当該剥離材層から前記被印字層及び前記粘着剤層を引き剥がす剥離板と、前記可動に設けられた前記剥離板に対し、前記第1水平方向他方側への付勢力を付与する付勢手段と、前記筐体のうち、前記剥離板よりも前記第1水平方向他方側の部位に設けられ、前記剥離板により引き剥がされた前記被印字層及び前記粘着剤層を、前記筐体の外部へ排出する第1排出口と、前記プラテンローラの下方に設けられ、前記剥離板により前記第1水平方向一方側へ折り返された前記剥離材層を当該プラテンローラとの間に挟み込んで搬送するピンチローラと、前記筐体のうち、前記第1排出口よりも下方側の部位に設けられ、前記ピンチローラにより搬送された前記剥離材層を、前記筐体の外部へ排出する第2排出口と、前記剥離板を、前記第1水平方向に略沿って可動となるように支持する支持手段と、を有し、前記付勢手段は、前記支持手段により支持された前記剥離板を、前記第1水平方向に略沿って当該第1水平方向他方側へ付勢することを特徴とする。
本願発明の印刷装置は、筐体の第1水平方向一方側(例えば後方側)に、ロール収納部を備えている。ロール収納部に収納されたロールからは、被印字層、粘着剤層、及び剥離材層を備えた被印字テープが繰り出される。繰り出される被印字テープには、下方からプラテンローラが当接して第1水平方向他方側(例えば前方側)へと搬送する。プラテンローラの上方には、被印字テープを挟持するように印字ヘッドが設けられており、上記のようにして搬送される被印字テープの被印字層に所望の印字が行われる。被印字層への印字形成後の被印字テープはさらに第1水平方向他方側(例えば前方側)へ搬送された後、剥離板へと到達する。剥離板では、被印字テープの搬送経路がプラテンローラの下方側(かつ第1水平方向一方側)へと折り返される。この折返しにより、被印字テープのうちの上記被印字層及び粘着剤層が剥離材層から引き剥がされる。剥離材層から引き剥がされた被印字層及び粘着剤層は、剥離板よりも第1水平方向他方側(例えば前方側)に位置する第1排出口から筐体の外部へと排出される。上記引き剥がし後にプラテンローラの下方へ折り返された剥離材層は、プラテンローラの下方に設けられたピンチローラと当該プラテンローラとの間に挟み込まれてさらに搬送された後、第2排出口から筐体の外部へと排出される。
上述のように、本願発明においては、被印字層、粘着剤層、剥離材層を備えた被印字テープの搬送経路を剥離板により下方へ折り返すことで、(腰が強い被印字層が折返し経路に追従できないことを利用して)被印字層及び粘着剤層を剥離材層から引き剥がす。その際、被印字テープや剥離材層の実際の搬送経路がたるむことなく一直線となるように、被印字テープや剥離材層がピンと張った状態であるときに、引き剥がしを最も良好かつ効率的に行うことができる。逆に、被印字テープや剥離材層が上記とは異なり搬送経路のどこかで弛んだ状態となっている場合には、上記引き剥がしが十分良好とはならない可能性がある。
そこで本願発明では、被印字層及び粘着剤層の剥離材層からの引き剥がし時に、剥離材層の折り返し部位を支持する機能(裏当てとしての機能)を果たす、上記剥離板が、第1水平方向他方側及び一方側へ(例えば前後方向へ)可動に設けられる。そして、この可動に設けられた剥離板が、付勢手段の付勢力によって常に第1水平方向他方側(例えば前方側)へと付勢される。これにより、上記のようにして被印字テープの被印字層及び粘着剤層が剥離材層から剥離される際、当該被印字テープや剥離材層に対し適宜な張力を付与することができるので、上記のような弛んだ状態が生じるのを防止し、上記ピンと張った状態とすることができる。この結果、引き剥がしを良好かつ効率的に行うことができる。
本発明によれば、被印字テープの被印字層及び粘着剤層を剥離材層から良好かつ効率的に引き剥がすことができる。
本発明の一実施形態のラベル作成装置の外観を示す斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態を表す斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態を表す、図2中A−A断面による側断面図である。 ラベル作成装置の全体構造を表す、図2中B−B断面(但し開閉蓋を閉じた状態)による側断面図である。 剥離板により被印字層及び粘着剤層が引き剥がされる状態の説明図である。 剥離板に付勢力を付与するための構成の一例を表す分解斜視図である。 剥離板が固定構造である比較例を表す説明図である。 テープに張力を付与するためにバネによって剥離板に対し前方側への付勢力が加えられている状態の一例(剥離板が前方位置にある状態)を表す、部分拡大断面図である。 テープに張力を付与するためにバネによって剥離板に対し前方側への付勢力が加えられている状態の一例(剥離板が後方位置にある状態)を表す、部分拡大断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<外観概略構成>
まず、図1を用いて、本実施形態のラベル作成装置1(印刷装置)の外観概略構成を説明する。なお、以下の説明において、前・後方向、左・右方向、上・下方向は、図1等の各図中に適宜示す矢印の方向を表す。
図1において、ラベル作成装置1は、フロントパネル6を備えた筐体2と、上カバーユニット5とを有している。これら筐体2及び上カバーユニット5は例えば樹脂製である。上カバーユニット5は、タッチパネル部5Aと、略矩形状の液晶パネル部5Bと、操作ボタン部5Cと、を備えている。
上カバーユニット5は、後方端部において筐体2に回転軸部2a(後述の図3及び図4参照)を介して回動可能に接続されており、これにより上カバーユニット5は筐体2に対し開閉可能な構造となっている。なお、上カバーユニット5の下部には、上記筐体2の一部を構成する筐体カバー部2Aが一体に構成されており、上カバーユニット5の開閉時には、筐体カバー部2Aも一体となって開閉する(後述の図2、図3等を参照)。
液晶パネル部5Bは、後方端部においてタッチパネル部5Aに回転軸部(図示省略)を介して回動可能に接続されており、これにより液晶パネル部5Bはタッチパネル部5Aに対し開閉可能な構造となっている。
操作ボタン部5Cは、上カバーユニット5の前方寄りの上面位置に設けられ、ラベル作成装置1の電源ボタン7Aや、周辺機器作動状態を表示させるためのステータスボタン7B、フィードボタン7C等が配置されている。
筐体2の左右の両側壁には、解除つまみ17が設けられている。この解除つまみ17を上方に押し上げることによって、筐体2への上カバーユニット5の係止が解除され、上カバーユニット5が開放可能な状態となる。
フロントパネル6には、第1排出口6Aと、当該第1排出口6Aよりも下方側の部位に位置する第2排出口6Bとが、設けられている。また、フロントパネル6のうち第2排出口6Bを備えた部分は、例えば後述の被印字テープ3Aの設置や排紙等の便宜を図るために、前方側へ回動可能な開閉蓋6Cとなっている。
第1排出口6Aは、上カバーユニット5を閉じ状態としたときに、筐体2の前面側上縁部と上記上カバーユニット5の前面側下縁部とによって形成される。なお、上カバーユニット5の第1排出口6A側における下縁部内側には、切断刃8が下方に向けて付設されている(後述する図2、図3等も参照)。
<内部構造>
次に、図2、図3、及び図4を用いて、本実施形態のラベル作成装置1の内部構造を説明する。
図2及び図3に示すように、ラベル作成装置1は、筐体2の内部空間の後方(第1水平方向一方側に相当)に、凹状のロール収納部4を有している。ロール収納部4は、所望の幅の被印字テープ3Aをロール状に巻回したロール3を、被印字テープ3Aがロール上側より繰り出されるように収納する。
ロール3は、上記被印字テープ3Aの巻回の軸線を、前後方向(第1水平方向に相当)と直交する左右方向(第2水平方向に相当)となる状態で、回転可能にロール収納部4に収納されている。
<被印字テープ>
ロール3を構成する被印字テープ3Aには、図4中拡大図中に示すように、例えば値札等に使用されるラベル台紙Lが剥離材層3c上に長手方向に沿って連続配置されている。すなわち、ラベル台紙Lは、この例では2層構造となっており、印字ヘッド61によって印字が形成される被印字層3aと、粘着剤層3bと、の順で積層されている。そして、ラベル台紙Lは、上記粘着剤層3bの粘着力により所定間隔おきに剥離材層3cの一方側の面に接着されている。すなわち、被印字テープ3Aは、ラベル台紙Lが接着された部分では被印字層3a、粘着剤層3b、及び剥離材層3cの3層構造となっており(図4中拡大図参照)、ラベル台紙Lが接着されていない部分(すなわちラベル台紙L同士の間の部分)では、剥離材層3cのみの1層構造となっている。印字が完了したラベル台紙Lは、最終的に剥離材層3cより剥がされることで印字ラベルとして所定の商品等の被着体に貼り付けられる。
<支持ローラ>
ロール収納部4の底面部には、3つの支持ローラ51〜53が設けられている。支持ローラ51〜53は、プラテンローラ66が回転駆動されてロール3より被印字テープ3Aを引き出す際に、少なくとも2つのローラがロール3の外周面に接触することにより、従動的に回転してロール3を回転可能に支持する。これら3つの支持ローラは、ロール3に対する周方向位置がそれぞれ異なっており、前方から後方に向かって、ロール3の周方向に沿って、第1支持ローラ51、第2支持ローラ52、及び第3支持ローラ53、の順に配置されている。これら第1〜第3支持ローラ51〜53は、上記左右方向(言い換えればロール幅方向)に複数の部分に分割されており、ロール幅に応じてロール3が搭載された部分だけが回転するようになっている。
<ガイド部材>
一方、ロール収納部4にはまた、ロール3の右側の端面に接触して被印字テープ3Aを左右方向(すなわちテープ幅方向。以下同様)にガイドする第1ガイド部材20Aと、ロール3の左側の端面に接触して被印字テープ3Aを左右方向にガイドする第2ガイド部材20Bと、が設けられている。これら第1ガイド部材20A及び第2ガイド部材20Bは、上記左右方向に沿って進退することで互いに遠近可能となっている。そして、ロール3に対し、第1ガイド部材20Aが右側から接触するとともに第2ガイド部材20Bが左側から接触することにより、ロール3を両側から挟み込みつつ、被印字テープ3Aをガイドする。このように両ガイド部材20A,20Bは、左右方向に沿って進退可能に設けられていることから、収納したロール3の幅に応じて両ガイド部材20A,20Bを進退させ位置を調整することで、任意な幅のロール3に対し、両ガイド部材20A,20Bでロール3を挟み込み、被印字テープ3Aの幅方向をガイドすることができる。なお、このガイド部材20A,20Bを進退させるための支持構造の詳細については、後述する。
<センサユニット>
また、ロール収納部4の前方側において、被印字テープ3Aの搬送経路には、凹部載置面であるセンサ配置部(図示省略)が設けられている。このセンサ配置部には、上記被印字テープ3Aの所定の基準位置を光学的に検出するためのセンサユニット100がロール3(被印字テープ3A)の幅方向(すなわち上記左右方向)に沿って移動可能に設けられている。
<プラテンローラ、印字ヘッド、及びその周辺構造>
一方、図4に示すように、上カバーユニット5の前端部下側には印字ヘッド61が設けられている。また、この印字ヘッド61に上下方向に対向するように、筐体2の前端部上側に、プラテンローラ66が設けられている。プラテンローラ66のローラ軸66Aは、軸方向両端に設けたブラケット65(図4参照)により回転自在に軸支されており、またローラ軸66Aの一方の軸端には、プラテンローラ66を駆動するギア(図示省略)が固定されている。
このとき、筐体2におけるプラテンローラ66の配置位置は、上カバーユニット5における印字ヘッド61の取り付け位置と対応している。そして、上カバーユニット5を閉じることによって、上カバーユニット5側に設けられた印字ヘッド61と、筐体2側に設けられたプラテンローラ66とで被印字テープ3Aが挟持され、印字ヘッド61による印字が可能な状態になる。また上カバーユニット5を閉じることによって、プラテンローラ66のローラ軸66Aに固定された上記ギアが、筐体2側の図示しないギア列に噛合し、ステッピングモータ等で構成される上記プラテンローラ用モータ(図示せず)によりプラテンローラ66を回転駆動する。これにより、プラテンローラ66は、ロール収納部4に収納されたロール3より被印字テープ3Aを繰り出し、被印字テープ3Aをそのテープ幅方向を左右方向とした姿勢で搬送する。
印字ヘッド61は、その中間部を軸支されると共に適宜のバネ部材(図示せず)により下方に付勢される、支持部材62(後述の図5参照)の一端に固定されている。解除つまみ17によって上カバーユニット5を開放状態にすることで、印字ヘッド61はプラテンローラ66から離間した状態となる(図3等参照)。一方、上カバーユニット5を閉じることによって、バネ部材の付勢力により印字ヘッド61は被印字テープ3Aをプラテンローラ66に押圧付勢し、印字可能な状態となる。
なお、上記ロール3は、この例では、上記ラベル台紙Lが径方向外側となるように、被印字テープ3Aがロール状に巻回されて構成されている。その結果、被印字テープ3Aはラベル台紙L側の面を上方とした状態でロール3の上側から繰り出され(図4中の破線参照)、被印字テープ3Aの上側に配置された印字ヘッド61によって印字形成される。
また、プラテンローラ66よりも前方側(第1水平方向他方側に相当)には、剥離材層3cをプラテンローラ66の下方側へ折り返すことで、剥離材層3cから上記被印字層3a及び粘着剤層3bを引き剥がすための、剥離板200が設けられている。上記剥離板200により剥離材層3cから引き剥がされた印字済みの被印字層3a及び粘着剤層3bは、剥離板200のさらに前方側に位置する上記第1排出口6Aを介し筐体2の外部へ排出される。切断刃8は、上記第1排出口6Aを介し筐体2の外部へ排出される被印字層3a及び粘着剤層3bを、操作者が所望の位置で切断するのに用いられる。
一方、プラテンローラ66の下方には、上記剥離板200により下方側へ折り返された剥離材層3cを、当該プラテンローラ66との間に挟み込んで搬送するピンチローラ201が設けられている。上記ピンチローラ201により搬送された上記剥離材層3cは、上記第2排出口6Bから、筐体2の外部へ排出される。なお、このピンチローラ201は、適宜の支持部材(図示せず)を介し、上記開閉蓋6Cに設けられている。
<被印字テープの搬送の概略>
上記構成において、上カバーユニット5が閉じられ、上記プラテンローラ用モータによりプラテンローラ66が回転駆動されると、被印字テープ3Aが引っ張られる。これにより、ガイド部材20A及びガイド部材20Bにより幅方向をガイドされつつ、被印字テープ3Aがロール3から繰り出される。ロール3より繰り出された被印字テープ3Aは、印字ヘッド61によって印字された後、剥離板200によりプラテンローラ66の下方側へ折り返される。このとき、腰が強い被印字層3aがこのような折返し経路に追従できないことを利用して、前述のように剥離材層3cから被印字層3a及び粘着剤層3bが引き剥がされる。このように剥離板200により引き剥がされた被印字層3a及び粘着剤層3b(言い換えればラベル台紙L)は、第1排出口6Aより筐体2の外部へ排出され、印字ラベルとして使用される。なお、図4では、ロール3より繰り出され搬送される被印字テープ3Aの搬送経路を破線又は一点鎖線で示している。
<ガイド部材の進退支持構造の詳細>
次に、上記第1〜第3支持ローラ51,52,53を用いた両ガイド部材20A,20Bの進退支持構造の詳細について説明する。
図4に示すように、ロール収納部4の底面には、レール部材11が設けられている。一方、これに対応して、ガイド部材20A,20Bには、案内支持部24が備えられている。案内支持部24は、その下端部中央に凹状の嵌合部24Aを有している。そして、上記レール部材11は、ロール3の幅方向(すなわち上記左右方向)に沿ってガイド部材20A,20Bの上記案内支持部24の嵌合部24Aと嵌合し、ガイド部材20A,20Bの進退を許容しつつ案内し、その進退方向位置を保持する。なお、図4にはガイド部材20Bを例にとって詳細構造を示しているが、ガイド部材20Aについても(左右が逆となっている以外は)ほぼ同等の構造である。
このとき、図4に示すように、ガイド部材20A,20Bには、案内支持部24の嵌合部に対して各片側に、ラック部材406,407が水平方向に突設されている。これらラック部材406,407は、ガイド部材20A,20Bの各案内支持部24に対して互い違いとなって対向するように設けられている。そして、両ラック部材406,407はロール収納部4の下面側において中央のギア(図示せず)に両側から噛合している。この結果、ガイド部材20A,20Bのうちの一方(この例ではガイド部材20A)のみをレール11に沿った一方側に移動させるだけで、これに連動してギアを介し他方(この例ではガイド部材20B)がレールに沿った他方向へと移動する。
<案内支持部の貫通孔>
そして、ガイド部材20A,20Bの案内支持部24のうち、被印字テープ3Aの搬送方向に沿った一方側と他方側との両側(図4中の左右方向)に、貫通孔400A,400Bが設けられている。これら貫通孔400A,400Bは、上記したロール収納部4の底面部に設けた前述の第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53を上記左右方向に沿ってそれぞれ挿通し、当該ガイド部材20A,20Bの上記左右方向に沿った進退を案内する。
また、ガイド部材20A,20Bの前方側の上部には、ガイド突起部405が上記左右方向に沿って突出して設けられている。このガイド突起部405は、ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向の両端部に対し上方から接触し、ガイドする。さらに、ガイド部材20A,20Bのガイド突起部405に対応して上カバーユニット5の内側には、ガイド突起部409が中央から下方に向けて突出して設けられている(図2、図3、及び図4参照)。このガイド突起部409は、ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向の中央部に対し上方から接触し、ガイドする。これら両ガイド突起部405,409により、ロール収納部4内で回転するロール3から繰り出される被印字テープ3Aの当該被印字テープ3Aの上下方向のばたつきを押さえることができる。
<センサユニット>
次に、被印字テープ3Aの搬送経路に設けたセンサユニット100について説明する。
前述の図2、図4に示したように、本実施形態のラベル作成装置1においては、前述したように、プラテンローラ66がロール収納部4に収納されたロール3より被印字テープ3Aを繰り出して搬送し、印字ヘッド61が被印字テープ3Aに対し所望の印字を行うことにより印字ラベルを作成する。このとき、被印字テープ3Aの搬送経路に設けられた上記センサユニット100により被印字テープ3Aの所定の基準位置が検出され、当該基準位置を用いて印字ヘッド61による印字開始位置の決定等の印字制御が行われる。このセンサユニット100は、印字ヘッド61の搬送方向上流側において、被印字テープ3Aのテープ面近傍に保持されている。
被印字テープ3Aの搬送経路におけるプラテンローラ66とロール収納部4との間に、センサ配置部(図示せず)が凹部として形成されている。上記センサユニット100は、種々の幅を備えた複数種類の被印字テープ3Aが用いられる場合に備えて、センサ配置部において、被印字テープ3Aの搬送方向に直交する当該被印字テープ3Aの幅方向(すなわち上記左右方向)に沿って移動可能に配置されている。
<センサユニット及びセンサ配置部の概略>
センサユニット100は、発光部(図示せず)及び受光部(図示せず)とからなる公知の反射型センサである。すなわち、発光部より発光された光は、被印字テープ3Aを透過して受光部により受光される。このとき、被印字テープ3Aは、前述したようにラベル台紙Lが接着された部分では被印字層3a、粘着剤層3b、及び剥離材層3cの3層構造となっており、ラベル台紙Lが接着されていない部分(ラベル台紙L同士の間の部分)では剥離材層3cのみの1層構造となっている。この結果、例えば、上記厚みの相違による受光部での受光量の差に基づき、ラベル台紙Lの搬送方向における端部位置が基準位置として検出される。
<第1リブ部材>
一方、図5に示すように、被印字テープ3Aの搬送経路のうち、印字ヘッド61とプラテンローラ66とによる挟持位置Oから上記剥離板200′の前方側端部による支持位置Qまでの間の区間(第1区間に相当)の上方に、第1リブ部材300が設けられている。この第1リブ部材300は、上記挟持位置Oと支持位置Qとの間の区間を搬送される被印字テープ3Aに対し上方から当接する。これにより、当該被印字テープ3Aの搬送経路を、確実に略直線状にピンと張った状態に近い状態で搬送できるようにする。なお、第1リブ部材300は、図5に示すように、その下端位置が、上記挟持位置Oと上記支持位置Qとを直線的に結ぶ線よりも上方に位置するように配置されている。また、剥離板200は、上記支持位置Qの高さ方向位置が、プラテンローラ66及び印字ヘッド61による上記挟持位置Oの高さ方向位置よりも下方となるように配置されている。
このとき、第1リブ部材300は、略矩形トレー状のブラケット301(図5参照)の端部に配置され、略弓形状に突設した複数のリブ300aが上記左右方向に略等間隔に並設されている。また、ブラケット301の上記第1リブ部材300と反対側の端部には、揺動支持部(図示せず)が突設されている。このとき、上記ブラケット301の中央開口部に矩形板状の上記印字ヘッド61が装着されている。これにより、第1リブ部材300と印字ヘッド61とは、これらが一体となったヘッドユニットHU(図5参照)として構成されている。この結果、図5に示すように、これらヘッドユニットHU(第1リブ部材300及び印字ヘッド61を含む)は、上記揺動支持部を介し全体として上記挟持位置Oを支点として揺動し、これによって柔軟に上記搬送経路に対し遠近することができる。
<第2リブ部材>
また、本実施形態では、図5に示すように、剥離板200により後方側(第1水平方向一方側)へ折り返された剥離材層3cの搬送経路のうち、当該剥離板200の前方側(第1水平方向他方側)の端部の支持位置Qとプラテンローラ66及びピンチローラ201による挟持位置Rとの間の区間(第2区間に相当)に第2リブ部材900が設けられている。第2リブ部材900は、上記第2区間を搬送される剥離材層3cに対し、下方から当接可能となっている。
すなわち、第2リブ部材900は、上記図2及び図4に示すように、フロントパネル6の前方側へ回動可能な開閉蓋6Cの上端に設けられ、開閉蓋6Cが閉じられた際には、上側に剥離板200が対向し、後側にプラテンローラ66が対向する。なお、第2リブ部材900は、図5に示すように、そのリブ900aの上端位置が、上記支持位置Qと挟持位置Rとを直線的に結ぶ線よりも上方に位置するように配置されている。これにより、上記支持位置Qから上記挟持位置Rまでの剥離材層3cの実際の搬送経路を、確実にたるむことなく一直線となるようにしている。
<剥離板に対する前方への付勢>
次に、上記剥離板200に対する付勢構造について説明する。
上述のように、本実施形態においては、被印字層3a、粘着剤層3b、剥離材層3cを備えた被印字テープ3Aの搬送経路を剥離板により下方へ折り返すことで、すなわち腰が強い被印字層3aが折返し経路に追従できないことを利用して、被印字層3a及び粘着剤層3bを剥離材層3cから引き剥がす。その際、被印字テープ3Aや剥離材層3cの実際の搬送経路がたるむことなく一直線となるように、被印字テープ3Aや剥離材層3cがピンと張った状態であるときに、引き剥がしを最も良好かつ効率的に行うことができる。
これに対して、上記とは逆に、被印字テープ3Aや剥離材層3cが上記とは異なり搬送経路のどこかで弛んだ状態となっている場合には、上記引き剥がしが十分良好とはならない可能性がある。そのような比較例を図7に示す。図7に示すように、この比較例では、(後述の本実施形態の剥離版200の構造とは異なり)剥離板200′が可動ではなく固定的に設けられている。この場合には、被印字テープ3Aの搬送経路のうち、上記挟持位置Oから上記支持位置Qまでの間の区間(上記第1区間)、及び、上記支持位置Qと上記挟持位置Rとの間の区間(上記第2区間)、のうち少なくとも一方の区間で、弛んだ状態となってしまい、上記引き剥がしが十分良好とはならないおそれがある。
そこで本実施形態では、上述の被印字層3a及び粘着剤層3bの剥離材層3cからの引き剥がし時に、剥離材層3cの折り返し部位を支持する機能(言い換えれば裏当てとしての機能)を果たす、上記剥離板200が、前後方向の前側及び後側(第1水平方向他方側及び一方側。言い換えれば前後方向。図5中の矢印ア参照)へ可動に設けられる。そして、この可動に設けられた剥離板200が、後述するバネ802の付勢力によって常に前後方向前側(第1水平方向他方側)へと付勢される。これにより、上記のような弛んだ状態が生じるのを防止できる。
具体的には、図8、図9、及び、上述の図5、図6に示すように、筐体2の内壁の、プラテンローラ66よりも前方側部位において、左右両側に支持部800,800が対向して配置されている。このとき、これら支持部800,800相互の対向面には、前後方向に延設される凹溝801が水平方向に略沿って(詳細には前方側へとやや斜めに上がる方向に)形成されている。この凹溝801には、剥離板200の両側に突設された突部200aが略前後方向にスライド可能に収納されている。この結果、上記剥離板200が略前後方向の前側及び後側(図5中、ア方向)に沿って可動となるように支持される。なお、上記凹溝801及び突部200aが各請求項記載の支持手段として機能する。
そして、図8、図9、及び図6に示すように、凹溝801の後部内壁端部801aと、剥離板200の突部200aとの間には、バネ802(付勢手段)が設けられ、上記支持部800の凹溝801により支持された剥離板200を、前方側へ付勢する。これにより、上記のようにして被印字テープ3Aの被印字層3a及び粘着剤層3bが剥離材層3cから剥離される際、剥離板200は、そのときの搬送状況等に応じて、後方位置(図5中の破線で表す位置。図9の状態に対応)と前方位置(図5中の実線で表す位置。図8の状態に対応)との間を適宜に進退しつつ、当該被印字テープ3Aや剥離材層3cに対し適宜な張力を付与することができる。この結果、上記挟持位置Oから上記支持位置Qまでの上記第1区間や、上記支持位置Qと上記挟持位置Rとの間の上記第2区間で、上記のような弛んだ状態が生じるのを防止し、ピンと張った状態とすることができる。なお、本実施形態では、凹溝801は、前方にむけて若干斜め上がり状態となって形成されているが、凹溝801を水平に配置しても良い。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、剥離板200は前後方向に沿って可動となるように支持される。そして、上記可動に支持された剥離板200に対し、バネ802により常に前方側への付勢力の付与が行われる。これにより、上記のようにして被印字層3a及び粘着剤層3bが剥離材層3cから剥離される際、当該被印字テープ3Aや剥離材層3cに対し、適宜な張力を付与することができる。この結果、確実に良好な引き剥がしを行うことができる。
また、本実施形態では特に、剥離板200は、突部200a及び凹溝801を介して水平方向に略沿って可動となるように支持される。そして、バネ802が、上記のように支持された剥離板200を、水平方向に略沿って前方側へと付勢する。これにより、被印字テープ3Aや剥離材層3cに対し水平方向に略沿って効率よく確実に張力を付与することができる。この結果、確実に良好な引き剥がしを行うことができる。
また本実施形態では特に、上記第1リブ部材300が、被印字テープ3Aの搬送経路のうち、上記挟持位置Oと上記支持位置Qとの間の第1区間に設けられ、当該第1区間を搬送される被印字テープ3Aに対し上方から当接する。これにより、プラテンローラ66及び印字ヘッド61による挟持位置Oから剥離板200の端部の支持位置Qまでの被印字テープ3Aの実際の搬送経路を、確実にたるむことなく一直線とすることができる。この結果、被印字テープ3Aや剥離材層3cを確実にピンと張った状態とすることができるので、さらに引き剥がしを良好かつ効率的に行うことができる。またこのとき、例えば平板状の部材とせず上記第1リブ部材300とすることにより、上方から被印字テープ3Aに対し当接するときの接触面積を低減することができる。この結果、搬送障害の発生や搬送抵抗の増大を防止できる効果もある。
また本実施形態では特に、上記第2リブ部材900が、被印字テープ3Aの搬送経路のうち、上記支持位置Qと上記挟持位置Rとの間の第2区間に、当該第2区間を搬送される被印字テープ3Aに対し上方から当接可能に設けられている。これにより、上記第2区間を搬送される剥離材層3cに対し下方から第2リブ部材900が当接することで、被印字テープ3Aや剥離材層3cを確実にピンと張った状態とすることができ、さらに引き剥がしを良好かつ効率的に行うことができる。このとき、例えば平板状の部材とせず上記第2リブ部材900とすることにより、下方から剥離材層3cに対し当接するときの接触面積を低減することができる。この結果、搬送障害の発生や搬送抵抗の増大を防止できる効果もある。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、以上ではテープ上にラベル台紙Lが連続配置された被印字テープ3Aを用いる場合を例にとって説明したが、これに限らず、テープ表面全体に被印字テープ層(感熱層や受像層)が形成された被印字テープに対し印字を行い、所定の長さに切断して印字ラベルを作成してもよく、本発明はこのようなものに対しても適用できる。また、以上では被印字テープ3Aに印字を行う方式(いわゆるノンラミネート方式)であったが、被印字テープ3Aとは別のカバーフィルムに印字を行ってこれらを貼り合わせる方式(いわゆるラミネート方式)に本発明を適用してもよい。
また以上においては、被印字テープ3Aがロール3の上側より繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限らず、ロール3の下側より繰り出される場合にも適用可能である。この場合、ロール3には、ロール3をテープ繰り出し方向側とは反対側(この例では後方側)の向きに転がそうとする力が作用するため、第3ローラ53を、第1及び第2ローラ51,52に対し、被印字テープ3Aの繰り出し方向側とは反対側に配置すればよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 ラベル作成装置(印刷装置)
2 筐体
3 ロール
3A 被印字テープ
3a 被印字層
3b 粘着剤層
3c 剥離材層
4 ロール収納部
6A 第1排出口
6B 第2排出口
61 印字ヘッド
66 プラテンローラ
200 剥離板
200a 突部(支持手段)
201 ピンチローラ
300 第1リブ部材
801 凹溝(支持手段)
802 バネ(付勢手段)
900 第2リブ部材

Claims (3)

  1. 装置外郭を構成する筐体と、
    前記筐体の第1水平方向一方側に設けられ、被印字層、前記被印字層を被着体に貼り付けるための粘着剤層、及び、前記粘着剤層を覆う剥離材層、を備えた被印字テープをロール状に巻回したロールを、該巻回の軸線を前記第1水平方向と直交する第2水平方向となる状態で回転可能に収納するロール収納部と、
    前記収納部に収納された前記ロールから繰り出される前記被印字テープに下方から当接し、当該被印字テープをテープ幅方向を前記第2水平方向としたテープ姿勢で前記第1水平方向他方側へ搬送するプラテンローラと、
    前記プラテンローラの上方に設けられ、当該プラテンローラとの間を前記プラテンローラの駆動力により搬送される前記被印字テープの前記被印字層に対し、所望の印字を行う印字ヘッドと、
    前記プラテンローラよりも前記第1水平方向他方側において、前記第1水平方向他方側及び前記第1水平方向一方側へと可動に設けられ、前記印字ヘッドにより前記被印字層に印字が形成され当該第1水平方向他方側に搬送されてきた前記被印字テープのうち、前記剥離材層を前記プラテンローラの下方側へ折り返し、当該剥離材層から前記被印字層及び前記粘着剤層を引き剥がす剥離板と、
    前記可動に設けられた前記剥離板に対し、前記第1水平方向他方側への付勢力を付与する付勢手段と、
    前記筐体のうち、前記剥離板よりも前記第1水平方向他方側の部位に設けられ、前記剥離板により引き剥がされた前記被印字層及び前記粘着剤層を、前記筐体の外部へ排出する第1排出口と、
    前記プラテンローラの下方に設けられ、前記剥離板により前記第1水平方向一方側へ折り返された前記剥離材層を当該プラテンローラとの間に挟み込んで搬送するピンチローラと、
    前記筐体のうち、前記第1排出口よりも下方側の部位に設けられ、前記ピンチローラにより搬送された前記剥離材層を、前記筐体の外部へ排出する第2排出口と、
    前記剥離板を、前記第1水平方向に略沿って可動となるように支持する支持手段と、
    を有し、
    前記付勢手段は、
    前記支持手段により支持された前記剥離板を、前記第1水平方向に略沿って当該第1水平方向他方側へ付勢する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記被印字テープの搬送経路のうち、前記プラテンローラ及び前記印字ヘッドによる挟持位置と前記剥離板の前記第1水平方向他方側の端部の支持位置との間の第1区間に設けられ、当該第1区間を搬送される前記被印字テープに対し上方から当接可能な、第1リブ部材を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の印刷装置において、
    前記剥離板により前記第1水平方向一方側へ折り返された前記剥離材層の搬送経路のうち、前記剥離板の前記第1水平方向他方側の端部の支持位置と前記プラテンローラ及び前記ピンチローラによる挟持位置との間の第2区間に設けられ、当該第2区間を搬送される前記剥離材層に対し下方から当接可能な、第2リブ部材を有することを特徴とする印刷装置。
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