JP6120070B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被印字テープに所望の印字を形成する印刷装置に関する。
被印字テープに印字を形成する印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の印刷装置では、被印字テープロールが装着されて用いられる。被印字テープロールには、上記被印字テープ(タグテープ)がロール状に巻回されており、被印字テープロールから引き出されて搬送される被印字テープに対し、所望の印字が形成される。このとき、この従来技術では、被印字テープロールは略筒状の巻芯の回りに巻回されており、巻芯を回転可能に支持するテープホルダに、上記被印字テープがばらけるのを防止するための切り込みが設けられている。
特開2006−159413号公報
上記のような印刷装置において、印刷動作の間、被印字テープロールは、上記被印字テープの引き出しによって回転する。印刷動作が停止すると、引き出しの中止によって被印字テープロールの回転も停止する。印刷動作の実行及び停止が繰り返されると、被印字テープロールの回転及び停止も反復される。このとき被印字テープロールの慣性による回転で被印字テープに弛みが生じる。その結果、被印字テープロールにおいて、上記ロール状に巻回された被印字テープが径方向にばらける場合があり得る。このようなばらけが生じた場合、その後の印刷動作開始後の搬送時において被印字テープの蛇行が生じ、印字位置の不揃いや印字品質の低下を招くおそれがある。
上記従来技術では、上記のような印刷動作を行っていない非動作時やテープホルダの着脱時における被印字テープのばらけ防止には配慮されているが、上述のような印刷動作時における被印字テープのばらけ防止を図ることについては配慮されていなかった。
本発明の目的は、印刷動作時における被印字テープのばらけ防止を図れる、印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字テープをロール状に巻回した被印字テープロールを、前記被印字テープが前記被印字テープロールの上側より繰り出されるように回転可能に支持して収納するロール収納部と、前記ロール収納部により支持された前記被印字テープロールの前記被印字テープを引き出して搬送する搬送手段と、前記搬送手段の前記引き出しにより前記被印字テープロールから繰り出されて搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を行う印字手段と、前記被印字テープが繰り出されつつ前記ロール収納部により支持されている前記被印字テープロールを、当該被印字テープロールの径方向内側へ弾性的に押圧する付勢手段と、を有し、前記ロール収納部には、前記搬送手段によって前記ロールから前記被印字テープの前記引き出しが行われる際に、前記被印字テープロールの外周面に接触することにより回転して当該被印字テープロールを回転可能に載置する少なくとも1つの支持ローラが設けられており、前記付勢手段は、前記少なくとも1つの支持ローラに支持されて回転する前記被印字テープロールのうちロール中心よりも前記引き出し方向側の部位の外周面に対し摺動し接触しつつ前記押圧を行うように、かつ、前記被印字テープロールの前記ロール中心よりも下側の位置となるように、前記ロール収納部に配置されていることを特徴とする。
本願発明の印刷装置においては、被印字テープロールが装着されて用いられる。被印字テープロールには、被印字テープがロール状に巻回されており、搬送手段によって当該被印字テープが引き出され、搬送される。この搬送される被印字テープに対し、印字手段によって所望の印字が形成される。
このとき、被印字テープロールは、ロール支持部によって回転可能に支持されている。上述のような印刷動作の間、被印字テープロールは、ロール支持部により支持された状態で、上記搬送手段による被印字テープの引き出しによって回転する。印刷動作が停止すると、上記搬送手段による引き出しの中止によって、上記被印字テープロールの回転も停止する。印刷動作の実行及び停止が繰り返されると、被印字テープロールの回転及び停止も反復される。その結果、被印字テープロールにおいて、上記ロール状に巻回された被印字テープが径方向にばらける場合があり得る。このようなばらけが生じた場合、その後の搬送時において被印字テープの蛇行が生じ、印字位置の不揃いや印字品質の低下を招くおそれがある。
そこで、本願発明においては、付勢手段が設けられる。この付勢手段は、ロール支持部により回転可能に支持された被印字テープロールを、(上記のようにして被印字テープが繰り出されている状態において)径方向内側へ弾性的に押圧する。これにより、上記のようにして被印字テープが径方向にばらけるのを防止することができる。この結果、上述の印字位置の不揃いや印字品質の低下を防止することができる。
本発明によれば、印刷動作時における被印字テープのばらけ防止を図ることができる。
本発明の一実施形態のラベル作成装置の外観を示す斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを装着した状態を表す斜視図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態を表す斜視図である。 ラベル作成装置の全体構造を表す側断面図である。 ラベル作成装置において、上カバーユニットを開放し、ロールを外した状態を表す斜視図である。 ガイド部材が設けられているロール収納部を下面側から視た状態の斜視図である。 ばねが取り付けられた状態のロール収納部の前側部分を、上カバーユニットを省略して表した、ラベル作成装置の斜視図である。 ばねが取り外された状態のロール収納部の前側部分を、上カバーユニットを省略して表した、ラベル作成装置の斜視図である。 ばねの詳細構造を表す斜視図である。 ロール収納部にばねが設置された状態を表すラベル作成装置の要部側断面図、及び、ばねによるロールの押圧の様子を表すラベル作成装置の要部側断面図である。 一対のガイド部材の最近接状態を表す平面図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
<外観概略構成>
まず、図1を用いて、本実施形態のラベル作成装置1の外観概略構成を説明する。なお、以下の説明において、前・後方向、左・右方向、上・下方向は、図1等の各図中に適宜示す矢印の方向を表す。
図1において、ラベル作成装置1(印刷装置に相当)は、フロントパネル6を備えた筐体2と、上カバーユニット5とを有している。これら筐体2及び上カバーユニット5は例えば樹脂製である。上カバーユニット5は、タッチパネル部5Aと、略矩形状の液晶パネル部5Bと、操作ボタン部5Cと、を備えている。
上カバーユニット5は、後方端部において筐体2に回転軸部2a(後述の図4参照)を介して回動可能に接続されており、これにより上カバーユニット5は筐体2に対し開閉可能な構造となっている。なお、上カバーユニット5の下部には、上記筐体2の一部を構成する筐体カバー部2Aが一体に構成されており、上カバーユニット5の開閉時には、筐体カバー部2Aも一体となって開閉する(後述の図2、図3等を参照)。
液晶パネル部5Bは、後方端部においてタッチパネル部5Aに回転軸部5a(後述の図4参照)を介して回動可能に接続されており、これにより液晶パネル部5Bはタッチパネル部5Aに対し開閉可能な構造となっている。
操作ボタン部5Cは、上カバーユニット5の前方寄りの上面位置に設けられ、ラベル作成装置1の電源ボタン7Aや、周辺機器作動状態を表示させるためのステータスボタン7B、フィードボタン7C等が配置されている。
筐体2の左右の両側壁には、解除つまみ17が設けられている。この解除つまみ17を上方に押し上げることによって、筐体2への上カバーユニット5の係止が解除され、上カバーユニット5が開放可能な状態となる。
フロントパネル6には、第1排出口6Aと、当該第1排出口6Aよりも下方側の部位に位置する第2排出口6Bとが、設けられている。また、フロントパネル6のうち第2排出口6Bを備えた部分は、例えば後述の被印字テープ3Aの設置や排紙等の便宜を図るために、前方側へ回動可能な開閉蓋6Cとなっている。
第1排出口6Aは、上カバーユニット5を閉じ状態としたときに、筐体2の前面側上縁部と上記上カバーユニット5の前面側下縁部とによって形成される。なお、上カバーユニット5の第1排出口6A側における下縁部内側には、切断刃8が下方に向けて設けられている(後述する図2、図3等も参照)。
<内部構造>
次に、図2〜図5を用いて、本実施形態のラベル作成装置1の内部構造を説明する。
図2及び図3に示すように、ラベル作成装置1は、筐体2の内部空間の後方に、凹状のロール収納部4(ロール支持部に相当)を有している。ロール収納部4は、所望の幅の被印字テープ3Aをロール状に巻回したロール3(被印字テープロールに相当)を、この例では被印字テープ3Aがロール上側より繰り出されるように収納する。ロール3は、上記被印字テープ3Aの巻回の軸線を、前後方向と直交する左右方向となる状態で、回転可能にロール収納部4に収納されている。
<被印字テープ>
ロール3を構成する被印字テープ3Aには、図4中拡大図中に示すように、ラベル台紙Lが剥離材層3c上に長手方向に沿って連続配置されている。すなわち、ラベル台紙Lは、この例では2層構造となっており、印字ヘッド61(印字手段に相当)によって所望の印字が形成される被印字層3aと、粘着剤層3bと、の順で積層されている。そして、ラベル台紙Lは、上記粘着剤層3bの粘着力により所定間隔おきに剥離材層3cの一方側の面に接着されている。すなわち、被印字テープ3Aは、ラベル台紙Lが接着された部分では被印字層3a、粘着剤層3b、及び剥離材層3cの3層構造となっており(図4中拡大図参照)、ラベル台紙Lが接着されていない部分(すなわちラベル台紙L同士の間の部分)では、剥離材層3cのみの1層構造となっている。印字が完了したラベル台紙Lは、最終的に剥離材層3cより剥がされることで印字ラベルとして被着体に貼り付けられる。なお、図4では、図示の煩雑防止のために後述のばね400の図示を省略している。
<支持ローラ>
ロール収納部4の底面部には、3つの支持ローラ51〜53が設けられている。支持ローラ51〜53は、プラテンローラ66(搬送手段に相当)が回転駆動されてロール3の上側より被印字テープ3Aが引き出される際に、ロール3の最小径(被印字テープ3Aが最も消費された状態)から最大径(被印字テープ3Aが未消費の状態)までの範囲において、少なくとも2つのローラがロール3の外周面に接触することにより、従動的に回転してロール3を回転可能に支持する。これら3つの支持ローラは、ロール3に対する周方向位置がそれぞれ異なっており、前方(言い換えれば引き出し方向側。図4中の左側)から後方(言い換えれば引き出し方向と反対側。図4中の右側)に向かって、ロール3の周方向に沿って、第1支持ローラ51(第1ローラに相当)、第2支持ローラ52(第2ローラに相当)、及び第3支持ローラ53(第3ローラに相当)、の順に配置されている。これら第1〜第3支持ローラ51〜53は、上記左右方向(言い換えればロール幅方向)に複数の部分に分割されており、ロール幅に応じてロール3が搭載された部分だけが回転するようになっている。また、第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53は互いに略水平の位置関係となり、第1支持ローラ51が第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53よりも高位置となるように、配置されている。
<ガイド部材>
一方、ロール収納部4にはまた、ロール3の右側の端面3R(図2参照)に接触して被印字テープ3Aを左右方向(すなわちテープ幅方向。以下同様)にガイドする第1ガイド部材20Aと、ロール3の左側の端面3L(図2参照)に接触して被印字テープ3Aを左右方向にガイドする第2ガイド部材20Bと、が設けられている。これら第1ガイド部材20A及び第2ガイド部材20Bは、上記左右方向に沿って進退することで互いに遠近可能となっている。そして、ロール3に対し、第1ガイド部材20Aが右側から接触するとともに第2ガイド部材20Bが左側から接触することにより、ロール3を両側から挟み込みつつ、被印字テープ3Aをガイドする。このように両ガイド部材20A,20Bは、左右方向に沿って進退可能に設けられていることから、収納したロール3の幅に応じて両ガイド部材20A,20Bを進退させ位置を調整することで、任意な幅のロール3に対し、両ガイド部材20A,20Bでロール3を挟み込み、被印字テープ3Aの幅方向をガイドすることができる。なお、このガイド部材20A,20Bを進退させるための支持構造の詳細については、後述する。
<プラテンローラ、印字ヘッド、及びその周辺構造>
一方、図4に示すように、上カバーユニット5の前端部下側には上記印字ヘッド61が設けられている。また、この印字ヘッド61に上下方向に対向するように、筐体2の前端部上側に、上記プラテンローラ66が設けられている。プラテンローラ66のローラ軸66Aは、軸方向両端に設けたブラケット65(図4参照)により回転自在に支持されており、またローラ軸66Aの一方の軸端には、プラテンローラ66を駆動するギア(図示省略)が固定されている。
このとき、筐体2におけるプラテンローラ66の配置位置は、上カバーユニット5における印字ヘッド61の取り付け位置と対応している。そして、上カバーユニット5を閉じることによって、上カバーユニット5側に設けられた印字ヘッド61と、筐体2側に設けられたプラテンローラ66とで被印字テープ3Aが挟持され、印字ヘッド61による印字が可能な状態になる。また上カバーユニット5を閉じることによって、プラテンローラ66のローラ軸66Aに固定された上記ギアが、筐体2側の図示しないギア列に噛合し、例えばステッピングモータ等で構成されるプラテンローラ用モータ(図示省略)によりプラテンローラ66を回転駆動する。これにより、プラテンローラ66は、ロール収納部4に収納されたロール3のこの例では上側から(但し下側からとしてもよい)被印字テープ3Aを繰り出し、被印字テープ3Aをそのテープ幅方向を左右方向とした姿勢で搬送する。
印字ヘッド61は、特に図示しないが、その中間部を軸支されると共に適宜のバネ部材により下方に付勢されて設置されている。上記解除つまみ17によって上カバーユニット5を開放状態にすることで、印字ヘッド61はプラテンローラ66から離間した状態となる(図3等参照)。一方、上カバーユニット5を閉じることによって、バネ部材の付勢力により印字ヘッド61は被印字テープ3Aをプラテンローラ66に押圧付勢し、印字可能な状態となる。
なお、上記ロール3は、上記ラベル台紙Lが径方向外側となるように、被印字テープ3Aがロール状に巻回されて構成されている(但し前述のようにローラ3の下側から繰り出されるときは上記ラベル台紙Lが径方向内側となる)。その結果、被印字テープ3Aはラベル台紙L側の面を上方とした状態でロール3の上側から繰り出され、被印字テープ3Aの上側に配置された印字ヘッド61によって印字形成される。
また、プラテンローラ66よりも前方側には、剥離材層3cをプラテンローラ66の下方側へ折り返すことで、剥離材層3cから上記被印字層3a及び粘着剤層3bを引き剥がすための、剥離板200が設けられている。上記剥離板200により剥離材層3cから引き剥がされた印字済みの被印字層3a及び粘着剤層3bは、剥離板200のさらに前方側に位置する上記第1排出口6Aを介し筐体2の外部へ排出される(図4中の一点鎖線参照)。切断刃8は、上記第1排出口6Aを介し筐体2の外部へ排出される被印字層3a及び粘着剤層3bを、操作者が所望の位置で切断するのに用いられる。
一方、プラテンローラ66の下方には、上記剥離板200により下方側へ折り返された剥離材層3cを、当該プラテンローラ66との間に挟み込んで搬送するピンチローラ201が設けられている。上記ピンチローラ201により搬送された上記剥離材層3cは、上記第2排出口6Bから、筐体2の外部へ排出される(図4中の破線参照)。なお、このピンチローラ201は、適宜の支持部(図示せず)を介し、上記開閉蓋6Cに設けられている。
また、プラテンローラ66よりも後方側でロール収納部4に収納されたロール3における被印字テープ3Aの繰り出し位置近傍には、押さえローラ31が設けられている。この押さえローラ31は、上カバーユニット5から上記繰り出し位置近傍に向かって下方に延設された支持部材32の先端に回転可能に支持されている。この支持部材32及び押さえローラ31もまた、解除つまみ17によって上カバーユニット5を開放状態にすることで、ロール収納部4から離間した状態となる(図2、図3、図5等参照)。
<ガイド部材の進退支持構造の詳細>
次に、図6及び上記図5を用いて、上記第1〜第3支持ローラ51,52,53を用いた両ガイド部材20A,20Bの進退支持構造の詳細について説明する。
<レール部材及び案内嵌合部>
前述の図5に示すように、ロール収納部4の底面には、レール部材11が設けられている。一方、これに対応して、ガイド部材20A,20Bには、その下端部中央に凹状の案内嵌合部24を有している。そして、上記レール部材11は、ロール3の幅方向(すなわち上記左右方向)に沿ってガイド部材20A,20Bの上記案内嵌合部24と嵌合し、ガイド部材20A,20Bの進退を許容しつつ案内し、その進退方向位置を保持する。なお、図5中ではガイド部材20Bの詳細構造のみ示しているが、ガイド部材20Aについても(左右が逆となっている以外は)ほぼ同等の構造である。
このとき、ガイド部材20A,20Bには、案内嵌合部24に対して各片側に、図6に示すようなラック部材406,407が水平方向に突設されている。これらラック部材406,407は、ガイド部材20A,20Bの各案内嵌合部24に対して互い違いとなって対向するように設けられている。そして、図6に示すように、両ラック部材406,407はロール収納部4の下面側において中央のギア408に両側から噛合している。この結果、ガイド部材20A,20Bのうちの一方(この例ではガイド部材20A)のみをレール11に沿った一方側に移動させるだけで、これに連動してギア408を介し他方(この例ではガイド部材20B)がレールに沿った他方向へと移動する。
このようにして一対のガイド部材20A,20Bは、基準位置(左右中央位置)に対してロール3の幅方向(左右方向)に連動して進退することで互いに遠近可能に設けられており、収納されたロール3を挟み込みつつ当該ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向位置を規定する。
また、各ガイド部材20A,20Bには、ガイド突起部405が上記左右方向に沿って互いに対向するよう内向きに突出して設けられている。このガイド突起部405は、ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの幅方向の端部に対し上方から接触し、ガイドする。これにより、ロール収納部4内で回転するロール3から繰り出される被印字テープ3Aの両端部において当該被印字テープ3Aの上下方向のばたつきを押さえることができる。
<搬送及び印刷の基本動作>
上記の基本構成において、上カバーユニット5が閉じられ、上記プラテンローラ用モータによりプラテンローラ66が回転駆動されると、被印字テープ3Aが引っ張られる。これにより、ガイド部材20A及びガイド部材20Bにより幅方向をガイドされつつ、上記押さえローラ31で上方から当接されながら被印字テープ3Aがロール3から繰り出される。ロール3より繰り出された被印字テープ3Aは、印字ヘッド61によって所望の印字が形成された後、剥離板200によりプラテンローラ66の下方側へ折り返される。このとき、腰が強い被印字層3aがこのような折返し経路に追従できないことを利用して、前述のように剥離材層3cから被印字層3a及び粘着剤層3bが引き剥がされる。このように剥離板200により引き剥がされた被印字層3a及び粘着剤層3b(言い換えればラベル台紙L)は、第1排出口6Aより筐体2の外部へ排出され、印字ラベルとして使用される。なお、図4では、前述したように引き剥がされた被印字層3a及び粘着剤層3bの搬送経路を一点鎖線で、引き剥がされた剥離材層3cの搬送経路を破線でそれぞれ示している。
<本実施形態の特徴>
上記の基本構成及び動作において、本実施形態の特徴は、上記被印字テープ3Aがロール収納部4内において径方向にばらけるのを防止することにある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<被印字テープのばらけの発生>
前述したように、ロール3は、ロール収納部4に回転可能に支持されている。上述のような印字形成(印刷)の動作の間、ロール3は、ロール収納部4において支持された状態で、上記プラテンローラ66による被印字テープ3Aの引き出しによって回転する。上記印刷動作が停止すると、上記プラテンローラ66による引き出しの中止によって、ロール3の回転も停止する。印刷動作の実行及び停止が繰り返されると、ロール3の回転及び停止も反復される。その結果、ロール3において、上記ロール状に巻回された被印字テープ3Aが径方向にばらける場合があり得る。このようなばらけが生じた場合、その後の搬送時において被印字テープ3Aの蛇行が生じ、印字位置の不揃いや印字品質の低下を招くおそれがある。
そこで、本実施形態では、図7及び図8に示すように、ロール収納部4に、ばね400(付勢手段に相当)が設けられる。このばね400の詳細構造及び機能について、図9、図10、上記図7、及び上記図8を用いて説明する。
ばね400は、この例では、例えばフィルム等の弾性薄肉部材によって一体品として構成されている。このばね400は、図9に示すように、略平板状の基部400aと、基部400aの端部に設けられた屈曲部400c1と、屈曲部400c1を介し基部400aから立ち上がるように設けられる起立部400bと、起立部400bの端部に設けられた屈曲部400c2と、折り返し部400dと、係止部400eと、を備えている。
基部400aの一端側縁部には、凹部400abが設けられている。この凹部400abは、上記折り返し部400dよりわずかに大きく係止部400eよりも小さな、幅方向寸法を備えている。
折り返し部400dは、屈曲部400c2を介し、起立部400bと略ハの字形状を構成するように折り返して設けられる。係止部400eは、折り返し部400dの先端に、互いに同一の幅方向(上記左右方向に相当。以下同様)寸法である上記起立部400b、屈曲部400c1,400c2、折り返し部400dよりも広い、幅方向寸法となるように設けられる。このとき、図8及び図9に示すように、ロール収納部4のうち上記第1ロール51よりも前方側に、ばね400を収納するための凹部4Pと、その凹部4Pを下方へと貫通するように設けられたばね挿入孔4Qと、が設けられている。
ばね挿入孔4Qは、上記係止部400eと略同等の(わずかに大きな)幅方向寸法を備えた挿入部4Qaと、挿入部4Qaの略下方に位置し、当該挿入部4Qa及び上記係止部400eよりも小さな幅方向寸法を備えた被係止部4Qbと、を備えている。凹部4Pは、上記基部400aと略同等の(わずかに大きな)幅方向寸法を備えた基部ロール収納部4Paと、上記屈曲部400c1と略同等の(わずかに大きな)幅方向寸法を備えた屈曲部ロール収納部4Pbと、を備えている。
そして、ばね400のロール収納部4への取付時には、上記凹部400abに対し上記折り返し部400dを導入した状態で、上記係止部400eを上記挿入部400Qaに挿入して凹部4Pの裏側(すなわち下方)へと突出させた後、さらに係止部400eを下方へとスライドさせる。前述のように被係止部4Qbは挿入部4Qa及び上記係止部400eよりも小さな幅方向寸法を備えていることから、上記により、係止部400eは、被係止部4Qbの裏側(すなわち下方)で係止された状態となる。その後、上記凹部400abへの上記折り返し部400dの導入収納状態を維持したまま、基部400a及び屈曲部400c1がそれぞれ基部ロール収納部4Pa及び屈曲部ロール収納部4Pbへと導入され、収納固定される。基部400aはこの収納により、その表面400aaがロール収納部4の円弧状底面4Aと略同一面(突出せず凹みもしない状態)となる。また、基部400aの上記収納によって挿入部4Qaがふさがれる(図7参照)ことにより、上述のように被係止部4Qbの裏側で係止された状態の係止部400eの抜け止めが図られる。
上記の取付状態により、ばね400は、基部400aが基部ロール収納部4Paに固定された状態で弾性変形する(特に屈曲部400c1の屈曲角度が変化する)ことで、上記起立部400b、屈曲部400c2、及び折り返し部400dのなす上記ハの字形状がロール収納部4内に完全に出現した状態(図10(a)参照)から、折り返し部400dがロール収納部4の下方へ抜け出した状態(図10(b)参照)までの間、で変位する。これにより、ロール収納部4にロール3が収納されると、ばね400は、図10(b)に示すように、上記支持ローラ51,52,53に支持されて回転するロール3の外周面に対し、常に摺動しつつ接触する。この結果、ばね400は、被印字テープ3Aが繰り出されるロール3を、当該ロール3の径方向内側へ弾性的に押圧することができる。この例では、ばね400は、ロール3のうち、ロール中心O(図10(b)参照)よりも前方側(図10中の左側)の部位の外周面に対し押圧を行うために、第1支持ローラ51よりも前方側となるように配置されている。
なお、このとき、図11に示すように、前述の押さえローラ31のローラ幅は、上記ガイド部材20A,20Bを連動させて最小幅まで接近させた状態(最小のテープ幅のロール3を挟み込んだ状態)で、それらガイド部材20A,20B同士の間隔よりも小さくなるように、設定されている。そして、ばね400は、図示のように、このガイド部材20A,20Bの最近接状態にあるときにそれらガイド部材20Aとガイド部材20Bの間に位置するように、配置されている。
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、ばね400が、回転可能に支持されたロール3を、(上記のようにして被印字テープ3Aが繰り出されている状態において)径方向内側へ弾性的に押圧する。これにより、前述のようにして被印字テープ3Aが径方向にばらけるのを防止することができる。この結果、上述の印字位置の不揃いや印字品質の低下を防止することができる。
また、本実施形態では特に、ロール3は、ロール収納部4において、支持ローラ51,52,53上に回転可能に載置される。上述したように、印刷動作の際には、ロール3は、被印字テープ3Aの引き出しによって回転し、支持ローラ51,52,53はその回転するロール3の外周面に接触しつつ回転する。このような支持態様の場合、ロール3は、下部における支持ローラ51,52,53との接触点以外では径方向に何ら拘束されない状態となるので、上記径方向のばらけが生じやすい傾向となる。したがって、ばね400の上記径方向押圧によるばらけ防止効果が特に有効である。
また、上記のように支持ローラ51,52,53上に載置された状態でロール3が回転する構成においては、既に述べたように、上記のようにロール3の上側から被印字テープ3Aが繰り出される配置と、ロール3の下側から被印字テープ3Aが繰り出される配置と、が考えられる。仮にロール3の下側から被印字テープ3Aが繰り出される場合を想定すると、繰り出し位置の近傍に上記支持ローラ51,52,53による載置点が位置する(すなわち繰り出し位置及びその近傍にロール3の自重が作用する)ことから、上記引き出しによってロール3が支持ローラ51,52,53から浮き上がったり等の可能性は比較的低い。これに対して、上記実施形態のようにロール3の上側から被印字テープ3Aが繰り出される場合には、繰り出し位置及びその近傍に上記のような自重の作用がないことから、上記引き出しによってロール3が支持ローラ51,52,53から浮き上がったりして、ロール3の位置が変動する可能性がある。したがって、本実施形態では特に、上記のような場合に対応し、ばね400は、前述のようなばらけ防止作用に加え、径方向への押圧によってロール3の位置変動を抑制できる効果もある。
また、上記のようにしてロール3の上側から被印字テープ3Aが繰り出される場合には、前述の引き出しにより、ロール3に対し、当該引き出し方向へ引っ張るような力(前方側、すなわち図4中の左側へ向かう力)が作用する場合がある。本実施形態では特に、ロール3のロール中心Oよりも上記引き出し方向側の部位を、ばね400が径方向に押圧する。これにより、ロール3が上記の力で引き出し方向(前方)へ移動しようとするのを、反引き出し方向へと押しとどめることができる。この結果、前述したロール3の位置変動を確実に抑制することができる。
一方、上述した印刷動作時の被印字テープ3Aの繰り出し及び被印字テープ3Aの消費に伴い、ロール3の外周径は、最大値から中間値、そして最小値へと徐々に小さくなる。ここで、仮に、上記3つの支持ローラ51,52,53に代え、ロール収納部4内にロール3に対する周方向位置が異なる2つの支持ローラを設けた構成を想定する。この場合、それら2つの支持ローラ間の距離を大きくとることでロール3の外周径が大きい場合でも安定して支持することが可能であるが、上記ローラ間距離がロール3外周径の最小値より大きい場合には、ロール3の外周径が上記ローラ間距離より小さくなると同時にロール3が脱落してしまうという問題がある。一方で、2つの支持ローラ間の距離をロール3の外周径の最小値よりも小さくすることでロール3の脱落を防止することは可能であるが、この場合にはロール3の外周径が大きい場合に安定して支持することができないという問題がある。
そこで、本実施形態では特に、ロール収納部4内に、上記引き出し方向側からその反対側へ向かって、第1支持ローラ51、第2支持ローラ52、及び第3支持ローラ53の順で3つの支持ローラを設け、第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53を略水平の位置関係に配置し、第1支持ローラ51を、第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53よりも高位置に配置する(図4等参照)。これにより、ロール3の外周径が最大値から中間値となる前までは、第1支持ローラ51及び第3支持ローラ53によりロール3を支持し(図4に示す状態)、ロール3の外周径が中間値となった場合には、第1支持ローラ51、第2支持ローラ52、及び第3支持ローラ53の3つでロール3を支持し、ロール3の外周径が中間値より小さくなった後最小値となるまでは、第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53によりロール3を支持することができる。
このように、ロール3の外周径に応じて支持する支持ローラ構成が異なるようにした結果、ロール3外周径が比較的大きな範囲である、最大値から中間値となる前までの範囲では、第1支持ローラ51及び第3支持ローラ53によりロール3を支持することでローラ間距離を大きくとることができるので、ロール3を安定して支持することができる。また、ロール3外周径が比較的小さな範囲である、中間値より小さくなった後最小値となるまでの範囲では、第2支持ローラ52及び第3支持ローラ53によりロール3を支持するので、これらのローラ間距離をロール3外周径の最小値より小さく設定することにより、ロール3の外周径が最小値となってもその脱落を防止することが可能となる。したがって、上述のばね400によるロール3の位置変動を抑制効果に加え、これら第1〜第3支持ローラ51,52,53によっても、(ロール3の外周径によらずに)ロール3を安定して支持することができる。
さらに、ロール3の外周径が中間値となる時には以下のような効果が得られる。すなわち、搬送時の上記引き出しによってロール3から被印字テープ3Aが繰り出される際には、一般に、ロール3の外周径が大きく、且つ、ロール3を支持する支持ローラの数が多いほど、ロール3の自重による慣性及び支持ローラの摩擦等によるテープ繰り出しに対する負荷が増大する。この負荷が所定の値より大きくなると、ロール3からの被印字テープ3Aの繰り出しが円滑に行われず、被印字テープ3Aが蛇行したり印字品質が低下したりするおそれがある。
本実施形態では特に、上述のようにロール3の外周径が中間値となった時に、第1支持ローラ51、第2支持ローラ52、及び第3支持ローラ53の3つでロール3を支持する。すなわち、ロール3を支持する支持ローラの数が最大の3つとなるときのロール外周径を中間値とすることができ、最大値である場合に比べて大幅に小さくすることができる。その結果、ロール3から被印字テープ3Aを繰り出す際の負荷を低減することができる。この結果、上記ばね400による蛇行防止及び印字品質向上効果に加え、これら第1〜第3支持ローラ51,52,53によっても同様の蛇行防止及び印字品質向上効果を得ることができる。
また、本実施形態では特に、ロール3から繰り出される被印字テープ3Aの両側端面に接触してガイドする一対のガイド部材20A,20Bが、ロール3の幅方向に遠近可能に設けられる。これにより、種々のテープ幅を備えた複数種類のロール3が用いられる場合でも、各テープを確実に幅方向両側からガイドして、円滑なテープ搬送を行うことができる。その際、ばね400は、図11に示したように、それら一対のガイド部材20A,20Bが最も近接した状態において当該一対のガイド部材20A,20Bの間に位置するよう、配置されている。これにより、上記一対のガイド部材20A,20Bを遠近させても上記被印字テープ3Aのガイド機能を阻害することなく、ばね400をロール収納部4に配置することができる。
なお、上記では、支持ローラ51,52,52により下部を接触された態様でロール3がロール収納部4内で回転支持する構成を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ロールが例えば略筒状の巻芯の回りに巻回されており、当該巻芯がテープホルダを介し筐体側に回転可能に支持される構成に本発明を適用することもできる。この場合は、巻芯及びテープホルダがロール支持部を構成し、上記同様の効果を得る。
また、以上において、印字の終了した被印字層3a及び粘着剤層3bを切断刃8で切断して印字ラベルを作成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ラベルに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙L(いわゆるダイカットラベル)がロール3から繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、切断刃8で切断しなくても、テープが排出口6Aから排出されてきた後にラベル台紙(対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がして印字ラベルを作成しても良く、本発明はこのようなものに対しても適用できる。
また、以上においては、被印字テープ3Aに備えられた被印字層3aに印字を行う方式であったが、これに限られず、被印字層3aとは別のカバーフィルムに印字を行ってこれらを貼り合わせる方式に本発明を適用してもよい。
また、上記ロール3のようなラベル作成装置1本体側に着脱可能なものにも限られず、装置本体側に着脱不能のいわゆる据え付け型あるいは一体型としてロールを設けることも考えられる。この場合も同様の効果を得る。
また、以上は、印刷装置として、被印字テープ3Aに所望の印刷を行って印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、印刷装置の一例として、例えばA4、A3、B4、B5サイズ等の通常の被印刷用紙に画像を形成したり文字を印刷するプリンタや、バッテリ電源により駆動される携帯用プリンタに対し本発明を適用してもよい。この場合も同様の効果を得る。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 ラベル作成装置(印刷装置)
3 ロール(被印字テープロール)
3A 被印字テープ
4 ロール収納部(ロール支持部)
61 印字ヘッド(印字手段)
66 プラテンローラ(搬送手段)
400 ばね(付勢手段)

Claims (3)

  1. 被印字テープをロール状に巻回した被印字テープロールを、前記被印字テープが前記被印字テープロールの上側より繰り出されるように回転可能に支持して収納するロール収納部と、
    前記ロール収納部により支持された前記被印字テープロールの前記被印字テープを引き出して搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段の前記引き出しにより前記被印字テープロールから繰り出されて搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を行う印字手段と、
    前記被印字テープが繰り出されつつ前記ロール収納部により支持されている前記被印字テープロールを、当該被印字テープロールの径方向内側へ弾性的に押圧する付勢手段と、
    を有し、
    前記ロール収納部には、
    前記搬送手段によって前記ロールから前記被印字テープの前記引き出しが行われる際に、前記被印字テープロールの外周面に接触することにより回転して当該被印字テープロールを回転可能に載置する少なくとも1つの支持ローラが設けられており、
    前記付勢手段は、
    前記少なくとも1つの支持ローラに支持されて回転する前記被印字テープロールのうちロール中心よりも前記引き出し方向側の部位の外周面に対し摺動し接触しつつ前記押圧を行うように、かつ、前記被印字テープロールの前記ロール中心よりも下側の位置となるように、前記ロール収納部に配置されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記少なくとも1つの支持ローラは、前記被印字テープロールの最小径から最大径までの範囲において少なくとも2つのローラが前記被印字テープロールの外周面に接触するように配置された、3つのローラを含み、
    前記3つのローラは、
    前記引き出し方向側からその反対側へ向かって、第1ローラ、第2ローラ、及び第3ローラの順で配置されており、
    前記第2ローラ及び前記第3ローラが互いに略水平の位置関係となり、前記第1ローラが前記第2ローラ及び前記第3ローラよりも高位置となるように、配置されており、
    前記付勢手段は、
    前記第1ローラよりも前記引き出し方向側となるように、前記ロール収納部に配置されている
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は2記載の印刷装置において、
    前記被印字テープロールの幅方向に沿って互いに遠近可能に前記ロール収納部に設けられ、前記被印字テープロールの幅方向両側の端面にそれぞれ接触することにより、当該被印字テープロールから繰り出される前記被印字テープをガイドする、一対のガイド部材を有し、
    前記付勢手段は、
    前記一対のガイド部材が互いに最も近接した状態にあるときにそれら一対のガイド部材の間に位置するように、前記ロール収納部に設けられている
    ことを特徴とする印刷装置。
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