JP6323026B2 - 位置推定システム - Google Patents

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本発明は位置推定システムに関する。
従来、GPS等の衛星測位システムを用いて車両の位置を推定する方法が用いられている。この方法においては、衛星の電波が遮られると、測位誤差が増加する。誤差を低減する方法として、他の通信装置の絶対位置を受信し、自車両のGPS位置情報と平均化する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−145167号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術は、GPSを使用できない環境(トンネル、地下駐車場等)では、効果を得ることができない。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、GPSを必ずしも使用しなくても位置を推定できる位置推定システムを提供することを目的とする。
本発明の位置推定システムは、第1の装置、及び第2の装置を含む。第1の装置は、測距用信号を送信する測距用信号送信手段と、測距用信号が対象物で反射して成る反射波を受信する反射波受信手段と、測距用信号及び反射波に基づき、自身を基準とする対象物の相対位置を算出する相対位置算出手段とを備える。
また、第2の装置は、測距用信号を検出する測距用信号検出手段と、測距用信号の検出を条件として、自身のID情報を送信するID情報送信手段とを備え、第1の装置と情報の送受信が可能である。
さらに、第1の装置は、ID情報を受信するID情報受信手段と、ID情報の受信を条件として、相対位置算出手段を用いて第2の装置の相対位置を算出する第2の装置相対位置算出手段を備える。
また、第1の装置及び第2の装置のうちの少なくとも一方は、第1の装置を基準とする第2の装置の相対位置、及び第1の装置の絶対位置に基づき、第2の装置の絶対位置を算出する絶対位置算出手段を備える。
本発明の位置推定システムは、GPSを必ずしも使用しなくても、第2の装置の絶対位置を算出することができる。そのため、GPS衛星の電波が届かないトンネル、地下駐車場等においても、第2の装置の絶対位置を算出することができる。
前記絶対位置算出手段は、例えば、第1の装置が備えることができる。この場合、第1の装置は、絶対位置算出手段を用いて算出した第2の装置の絶対位置を、対応するID情報を有する第2の装置に送信することができる。
また、前記絶対位置算出手段は、例えば、第2の装置が備えることができる。この場合、第1の装置は、第1の装置を基準とする第2の装置の相対位置、及び第1の装置の絶対位置を、対応するID情報を有する第2の装置に送信することができる。そして、第2の装置の絶対位置算出手段は、第1の装置を基準とする第2の装置の相対位置、及び第1の装置の絶対位置を用いて、第2の装置の絶対位置を算出することができる。
本発明の位置推定システムは、例えば、複数の第1の装置を備えることができる。この場合、絶対位置算出手段は、複数の第1の装置から、それぞれ、第1の装置の絶対位置、及びその第1の装置を基準とする第2の装置の相対位置を取得し、第2の装置の絶対位置を算出することができる。この場合、第2の装置の絶対位置の測位誤差が一層小さくなる。
複数の第1の装置の少なくとも一部は、例えば、測距用信号の送信方向を同期させることができる。この場合、第2の装置の絶対位置の測位誤差が一層小さくなる。
複数の前記第1の装置の少なくとも一部は、例えば、対向して配置することができる。この場合、第2の装置の絶対位置の測位誤差が一層小さくなる。
前記絶対位置算出手段は、例えば、複数の第1の装置でそれぞれ算出した第2の装置の相対位置が所定の範囲内にあることを条件として、第2の装置の絶対位置を算出することができる。この場合、第2の装置の絶対位置の測位誤差が一層小さくなる。
前記絶対位置算出手段は、例えば、複数の第1の装置でそれぞれ相対位置を算出した時刻が所定の範囲内にあることを条件として、第2の装置の絶対位置を算出することができる。この場合、第2の装置の絶対位置の測位誤差が一層小さくなる。
位置推定システム1の構成を表す説明図である。 第1の装置3の構成を表すブロック図である。 第2の装置5の構成を表すブロック図である。 第1の装置3が実行する処理を表すフローチャートである。 第2の装置5が実行する処理を表すフローチャートである。 第2の装置5が実行する処理を表すフローチャートである。 第1の装置3と第2の装置5との通信を表す説明図である。 位置推定システム1の動作例を表すタイミングチャートである。 位置推定システム1の構成を表す説明図である。 第1の装置3の構成を表すブロック図である。 第1の装置3が実行する処理を表すフローチャートである。 第1の装置3が実行する処理を表すフローチャートである。 第1の装置3の構成を表すブロック図である。 第1の装置3が実行する処理を表すフローチャートである。 第1の装置3の構成を表すブロック図である。 第2の装置5の構成を表すブロック図である。 第1の装置3が実行する処理を表すフローチャートである。 第2の装置5が実行する処理を表すフローチャートである。 第2の装置5が実行する処理を表すフローチャートである。 位置推定システム1の動作例を表すタイミングチャートである。 第1の装置3の構成を表すブロック図である。 第2の装置5が実行する処理を表すフローチャートである。 第1の装置3の他の配置例を表す説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.位置推定システム1の構成
位置推定システム1の構成を、図1〜図3に基づき説明する。位置推定システム1は、図1に示すように、道路101の路側に設置された路側機である第1の装置3と、車両103に搭載された第2の装置5とを含む。
第1の装置3は、図2に示すように、測距部7、送受信部9、位置推定部11、及び送受信制御部13から構成される。
測距部7は、レーダ光(測距用信号の一実施形態)105を周期的に送信する。レーダ光105は、道路101上の範囲107内で走査される。また、測距部7は、レーダ光105が対象物で反射して成る反射波を受信する。そして、レーダ光105を送信してから、反射波を受信するまでの時間差に基づき、第1の装置3から対象物までの距離を算出する。また、測距部7は、反射波の方向に基づき、第1の装置3を基準とする対象物の方向を算出する。ここで、第1の装置3から対象物までの距離と、第1の装置3を基準とする対象物の方向とを合わせて、第1の装置3を基準とする対象物の相対位置とする。測距部7は、レーダ光105及び反射波に基づき、第1の装置3を基準とする対象物の相対位置を算出する。
送受信部9は、赤外線信号109を送受信可能であり、第2の装置5における後述する送受信部19との間で情報の送受信が可能である。位置推定部11は、周知のコンピュータにより構成され、後述する処理を実行し、第2の装置5の絶対位置を推定する。ここで絶対位置とは、地球を基準として決まる位置であり、緯度及び経度で表現可能な位置である。位置推定部11は、第1の装置3の絶対位置を記憶しており、その第1の装置3の絶対位置を、第2の装置5の絶対位置の推定に使用する。送受信制御部13は、位置推定部11から送られる信号に基づき、送受信部9を制御する。
第2の装置5は、図3に示すように、レーダ信号検出部15、送受信制御部17、及び送受信部19を備えている。
レーダ信号検出部15は、レーダ光105が入射したとき、レーダ信号を検出する。送受信制御部17は送受信部19を制御する。送受信部19は、赤外線信号109を送受信可能であり、第1の装置3における送受信部9との間で情報の送受信が可能である。送受信部19が送信する情報には、第2の装置5のID情報が含まれる。ID情報は、第2の装置5を搭載する車両103のID情報でもある。送受信部19は、所定の条件が充足され、送受信制御部17がトリガ信号を出力したとき、ID情報を送信する。
なお、測距部7は、測距用信号送信手段、反射波受信手段、及び相対位置算出手段の一実施形態である。レーダ信号検出部15は、測距用信号検出手段の一実施形態である。送受信部19は、ID情報送信手段の一実施形態である。送受信部9は、ID情報受信手段の一実施形態である。位置推定部11は、第2の装置相対位置算出手段、及び絶対位置算出手段の一実施形態である。
2.位置推定システム1が実行する処理
位置推定システム1が実行する処理を図4〜図8に基づき説明する。最初に、第1の装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図4に基づき説明する。図4のステップ1では、位置推定部11が、送受信部9において、第2の装置5のID情報(車両103のID情報)を含む赤外線信号109を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ2に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。なお、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109は、後述するステップ13において、第2の装置5が送信するものである。
ステップ2では、位置推定部11が、測距部7を用いて、第1の装置3を基準とする対象物(前記ステップ1で受信したID情報の送信元である第2の装置5)の相対位置を算出する。すなわち、前記ステップ1で受信したと判断した赤外線信号109の受信よりも前に受信された反射波のうち、最も新しい反射波と、その反射波に対応するレーダ光105とに基づき、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置を算出する。
ステップ3では、位置推定部11が、第1の装置3の絶対位置と、前記ステップ2で算出した、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置とから、第2の装置5の絶対位置(すなわち、第2の装置5を搭載する車両103の絶対位置)を算出する。
ステップ4では、位置推定部11が、送受信制御部13及び送受信部9を用いて、前記ステップ3で算出した車両103の絶対位置を、その車両103宛に送信する。送信する情報には、前記ステップ1で受信したと判断した、車両103のID情報を含める。このことにより、車両103は、受信した情報に含まれる絶対位置が自己の絶対位置であると判断できる。
次に、図5を用いて、第2の装置5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を説明する。図5のステップ11では、送受信制御部17が、レーダ信号検出部15においてレーダ信号を検出したか否かを判断する。検出した場合はステップ12に進み、検出しなかった場合は本処理を終了する。なお、レーダ信号は、レーダ光105がレーダ信号検出部15に入射したときに生じる信号である。
ステップ12では、送受信制御部17が、トリガ信号を送受信部19に出力する。
ステップ13では、送受信部19が、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109を送信する。なお、この赤外線信号109は、第1の装置3の送受信部9で受信可能である(前記ステップ1参照)。
次に、図5に示す処理とは別に、第2の装置5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図6に基づき説明する。図6のステップ21では、送受信制御部17が、送受信部19において第2の装置5の絶対位置を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ22に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。なお、第2の装置5の絶対位置は、第1の装置3が送信するものである(前記ステップ4参照)。
ステップ22では、前記ステップ21で受信したと判断した、第2の装置5の絶対位置を取得する。
位置推定システム1における信号の送信と受信の関係は、図7に示すとおりである。すなわち、第1の装置3における測距部7が送信したレーダ光105は、第2の装置5におけるレーダ信号検出部15で検出可能である。また、第2の装置5における送受信部19で送信した赤外線信号109は、第1の装置3における送受信部9で受信可能である。また、第1の装置3における送受信部9で送信した赤外線信号109は、第2の装置5における送受信部19で受信可能である。
位置推定システム1における信号の送信及び受信のタイミングは、例えば、図8に示すとおりである。時刻t、t、tは、それぞれ、測距部7がレーダ光105を送信した時刻である。時刻tは、時刻tで送信したレーダ光105が、車両103以外の対象物で反射して成る反射波を測距部7が受信した時刻である。時刻tは、時刻tで送信したレーダ光105が、車両103で反射して成る反射波を測距部7が受信した時刻である。時刻t11は、時刻tで送信したレーダ光105が、車両103以外の対象物で反射して成る反射波を測距部7が受信した時刻である。
時刻tは、時刻tに送信されたレーダ光105をレーダ信号検出部15で検出した時刻である。時刻tは、時刻tにおいてレーダ光105を検出したことを条件として、送受信部19が、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109を送信した時刻である。時刻tは、時刻tにおいて送信された赤外線信号109を送受信部9で受信した時刻である。
第1の装置3は、時刻tにおいて、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109を受信したことを条件として、時刻tに送信したレーダ光105、及びそれに対応する、時刻tに受信した反射波に基づき、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置を算出する。
そして、第1の装置3は、第1の装置3の絶対位置と、上記のように算出した、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置とから、第2の装置5の絶対位置を算出し、その第2の装置5の絶対位置を、送受信部9を用いて、時刻tにおいて送信する。
第2の装置5は、時刻tに送信された、第2の装置5の絶対位置を、送受信部19を用いて、時刻t10において受信する。
3.位置推定システム1が奏する効果
位置推定システム1によれば、GPSを必ずしも使用しなくても、第2の装置5の絶対位置(すなわち車両103の絶対位置)を算出することができる。そのため、GPS衛星の電波が届かないトンネル、地下駐車場等においても、第2の装置5の絶対位置を算出することができる。また、車両103は必ずしも、GPSやレーダ等の位置特定手段を備えなくてもよい。
<第2の実施形態>
1.位置推定システム1の構成
位置推定システム1の構成を、図9、図10に基づき説明する。位置推定システム1は、図9に示すように、道路101の路側に設置された複数の第1の装置3と、車両103に搭載された第2の装置5とを含む。複数の第1の装置3は、道路101の進行方向に沿って、所定の間隔で配置されている。また、複数の第1の装置3は、道路101の上方であって、車両103と接触しない高さに設置されている。
複数の第1の装置3は、それぞれ同じ構成を有する。なお、以下では、図9に示す複数の第1の装置3を区別する場合は、上側のものを第1の装置3Aとし、下側のものを第1の装置3Bとする。第1の装置3Aと第1の装置3Bとは対向している。ここで対向しているとは、第1の装置3Aがレーダ光105を走査する範囲107内に第1の装置3Bが含まれ、第1の装置3Bがレーダ光105を走査する範囲107内に第1の装置3Aが含まれることを意味する。
第1の装置3は、図10に示すように、測距部7、送受信部9、位置推定部11、送受信制御部13、路路間送受信部21、時計23、位置情報記憶部25、及び測距部制御部27を備える。
測距部7、送受信部9、位置推定部11、及び送受信制御部13の構成は前記第1の実施形態と同様である。路路間送受信部21は、他の第1の装置3との間で、無線通信により情報の送受信を行う。時計23は、リアルタイムの時刻情報を生成する。位置情報記憶部25は、各種情報を記憶する。
測距部制御部27は、測距部7がレーダ光105を送信する方向を制御する。より詳しくは、自己の測距部7がレーダ光105を送信する先と、対向する他の第1の装置3が送信するレーダ光105の送信先とが同一になるように、レーダ光105の送信方向を制御する。
なお、複数の第1の装置3における測距部制御部27は、各時刻においてレーダ光105を送信する方向を定めたタイムスケジュールを予め保持しており、そのタイムスケジュールに沿って、レーダ光105を送信する方向を制御する。
あるいは、複数の第1の装置3における測距部制御部27は、外部から共通のトリガ信号を取得し、そのトリガ信号に従い、レーダ光105の送信方向を制御してもよい。
第2の装置5は、基本的には、前記第1の実施形態と同様の構成を有する。ただし、第2の装置5は、図9に示すように、車両103の前部と後部とにそれぞれ、レーダ信号検出部15及び送受信部19を備えている。そのため、第2の装置5は、車両103の前方及び後方から送られるレーダ光105を検出でき、車両103の前方及び後方に位置する第1の装置3との間で情報の送受信を行うことができる。
2.位置推定システム1が実行する処理
位置推定システム1が実行する処理を図11、図12に基づき説明する。最初に、第1の装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図11に基づき説明する。図11のステップ31では、位置推定部11が、送受信部9において、第2の装置5のID情報(車両103のID情報)を含む赤外線信号109を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ32に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。なお、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109は、第2の装置5が送信するものである。
ステップ32では、位置推定部11が、測距部7を用いて、第1の装置3を基準とする対象物(前記ステップ31で受信したID情報の送信元である第2の装置5)の相対位置を算出する。すなわち、前記ステップ31で受信したと判断した赤外線信号109の受信よりも前に受信された反射波のうち、最も新しい反射波と、その反射波に対応するレーダ光105とに基づき、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置を算出する。
ステップ33では、位置推定部11が、前記ステップ32で相対位置を算出した時刻(以下、相対位置算出時刻とする)を時計23から取得する。
ステップ34では、位置推定部11が、前記ステップ31で受信したと判断したID情報と、前記ステップ32で算出した相対位置と、前記ステップ33で取得した相対位置算出時刻と、第1の装置3の絶対位置との組み合わせの情報(以下、第1位置情報とする)を位置情報記憶部25に記憶する。
ステップ35では、位置推定部11が、路路間送受信部21を用いて、前記ステップ34で記憶した第1位置情報を、他の第1の装置3に送信する。
次に、図11に示す処理とは別に、第1の装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図12に基づき説明する。ここでは、第1の装置3Aが実行する処理を例に挙げて説明する。
図12のステップ41では、位置推定部11が、別の第1の装置3Bから第1位置情報を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ42に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ42では、位置推定部11が、前記ステップ41で受信したと判断した第1位置情報に含まれるID情報と同一のID情報を含む第1位置情報を、自己の位置情報記憶部25から呼び出す。
ステップ43では、位置推定部11が、前記ステップ41で受信したと判断した第1位置情報に含まれる相対位置算出時刻と、前記ステップ42で呼び出した第1位置情報に含まれる相対位置算出時刻との差が所定の範囲内であるか否かを判断する。所定の範囲内である場合はステップ44に進み、所定の範囲外である場合は本処理を終了する。
ステップ44では、位置推定部11が、第1の装置3Aの絶対位置と、前記ステップ41で受信したと判断した第1位置情報に含まれる、第1の装置3Bを基準とする第2の装置5の相対位置及び第1の装置3Bの絶対位置と、前記ステップ42で呼び出した第1位置情報に含まれる第1の装置3Aを基準とする第2の装置5の相対位置とから、第2の装置5の絶対位置(すなわち、第2の装置5を搭載する車両103の絶対位置)を周知の三角法により算出する。
ステップ45では、位置推定部11が、送受信制御部13及び送受信部9を用いて、前記ステップ44で算出した車両103の絶対位置を、その車両103宛に送信する。
第2の装置5は、第1の装置3により送信された、車両103の絶対位置を受信する等、前記第1の実施形態と同様の処理を実行する。
3.位置推定システム1が奏する効果
(1)本実施形態の位置推定システム1は、前記第1の実施形態と同様の効果を奏する。
(2)第1の装置3は、自己の絶対位置、及び自己を基準とする第2の装置5の相対位置に加えて、別の第1の装置3の絶対位置、別の第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置を用いて、三角法により、第2の装置5の絶対位置を算出する。
そのため、第1の装置3の絶対方位を取得することが必須ではなくなるため、第1の装置3の設置が容易になる。
(3)第1の装置3Aで相対位置を算出した相対位置算出時刻と、第1の装置3Bで相対位置を算出した相対位置算出時刻との時間差が大きいと、その時間差において車両103が走行した分が測位誤差となる。第1の装置3Aは、上記の時間差が所定の範囲内であることを条件として、第2の装置5の絶対位置を算出する。そのため、測位誤差を抑制できる。
(4)第1の装置3A、3Bは、レーダ光105を送信する先が同一となるように、レーダ光105の送信方向を制御する。そのため、第1の装置3Aで相対位置を算出した相対位置算出時刻と、第1の装置3Bで相対位置を算出した相対位置算出時刻との時間差が一層小さくなる。
(5)第1の装置3A、3Bは、対向して配置されている。そのため、レーダ光105の送信先を同一とする制御が容易である。
<第3の実施形態>
1.位置推定システム1の構成
位置推定システム1の構成を、図13に基づき説明する。位置推定システム1は、基本的には前記第2の実施形態と同様の構成を有する。ただし、第1の装置3の構成において一部相違する。第1の装置3は、図13に示すように、時計を備えておらず、測距部7、送受信部9、位置推定部11、送受信制御部13、路路間送受信部21、位置情報記憶部25、及び測距部制御部27を備える。これらの構成は前記第2の実施形態と同様である。
2.位置推定システム1が実行する処理
位置推定システム1が実行する処理を図14に基づき説明する。位置推定システム1が実行する処理は、基本的には前記第2の実施形態と同様である。ただし、第1の装置3は、図12に示す処理の代わりに、図14に示す処理を所定時間ごとに繰り返し実行する。なお、図14に示す処理も、図12に示す処理と同様に、第1の装置3Aが実行する処理を例示する。
図14のステップ51では、位置推定部11が、別の第1の装置3Bから第1位置情報を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ52に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ52では、位置推定部11が、前記ステップ51で受信したと判断した第1位置情報に含まれるID情報と同一のID情報を含む第1位置情報を、自己の位置情報記憶部25から呼び出す。
ステップ53では、位置推定部11が、前記ステップ51で受信したと判断した第1位置情報から特定される、第2の装置5の相対位置と、前記ステップ52で呼び出した第1位置情報から特定される、第2の装置5の相対位置とが、所定の範囲内であるか否かを判断する。所定の範囲内である場合はステップ54に進み、所定の範囲外である場合は本処理を終了する。
ステップ54では、位置推定部11が、第1の装置3Aの絶対位置と、前記ステップ51で受信したと判断した第1位置情報に含まれる、第1の装置3Bを基準とする第2の装置5の相対位置及び第1の装置3Bの絶対位置と、前記ステップ52で呼び出した第1位置情報に含まれる第1の装置3Aを基準とする第2の装置5の相対位置とから、第2の装置5の絶対位置(すなわち、第2の装置5を搭載する車両103の絶対位置)を周知の三角法により算出する。
ステップ55では、位置推定部11が、送受信制御部13及び送受信部9を用いて、前記ステップ54で算出した車両103の絶対位置を、その車両103宛に送信する。
3.位置推定システム1が奏する効果
(1)本実施形態の位置推定システム1は、前記第2の実施形態と同様の効果を奏する。
(2)第1の装置3Aは、自己が取得した第2の装置5の相対位置と、第1の装置3Bから受信した第1位置情報に含まれる、第2の装置5の相対位置とが所定の範囲内にあることを条件として、第2の装置5の絶対位置を算出する。
ところで、第1の装置3A、3Bが対向して配置され、第1の装置3A、3Bが送信するレーダ光105の送信先が同一であるので、上記の条件は、前記第2の実施形態において判断した、「第1の装置3Aで相対位置を算出した相対位置算出時刻と、第1の装置3Bで相対位置を算出した相対位置算出時刻との時間差が所定の範囲内である」という条件と等価である。
よって、本実施形態の位置推定システム1も、測位誤差を抑制できる。
(3)本実施形態の位置推定システム1は、第1の装置3に時計を備えることが必須ではないので、第1の装置3の構成を簡素化できる。
<第4の実施形態>
1.位置推定システム1の構成
位置推定システム1の構成を、図15、図16に基づき説明する。位置推定システム1は、基本的には前記第2の実施形態と同様の構成を有する。ただし、第1の装置3、及び第2の装置5の構成において一部相違する。
第1の装置3は、図15に示すように、測距部7、送受信部9、送受信制御部13、時計23、及び測距部制御部27を備える。これらの構成は前記第2の実施形態と同様のものである。
第2の装置5は、図16に示すように、レーダ信号検出部15、送受信制御部17、送受信部19、位置推定部29、及び位置情報記憶部31を備えている。レーダ信号検出部15、送受信制御部17、及び送受信部19は、前記第2の実施形態と同様のものである。
位置推定部29は、周知のコンピュータにより構成され、後述する処理を実行し、第2の装置5の絶対位置を推定する。位置情報記憶部31は、各種情報を記憶する。
2.位置推定システム1が実行する処理
位置推定システム1が実行する処理を図17〜図19に基づき説明する。最初に、第1の装置3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図17に基づき説明する。
図17のステップ61では、送受信部9において、第2の装置5のID情報(車両103のID情報)を含む赤外線信号109を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ62に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。なお、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109は、後述するステップ73において、第2の装置5が送信するものである。
ステップ62では、測距部7を用いて、第1の装置3を基準とする対象物(前記ステップ61で受信したID情報の送信元である第2の装置5)の相対位置を算出する。すなわち、前記ステップ61で受信したと判断した赤外線信号109の受信よりも前に受信された反射波のうち、最も新しい反射波と、その反射波に対応するレーダ光105とに基づき、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置を算出する。
ステップ63では、前記ステップ61で受信したと判断したID情報と、前記ステップ62で算出した相対位置と、前記ステップ62で相対位置を算出した時刻(相対位置算出時刻)と、第1の装置3の絶対位置との組み合わせの情報(第1位置情報)を、送受信制御部13及び送受信部9を用いて、対応するID情報を有する車両103宛に送信する。
次に、図18を用いて、第2の装置5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を説明する。図18のステップ71では、送受信制御部17が、レーダ信号検出部15においてレーダ信号を検出したか否かを判断する。検出した場合はステップ72に進み、検出しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ72では、送受信制御部17が、トリガ信号を送受信部19に出力する。
ステップ73では、送受信部19が、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109を送信する。なお、この赤外線信号109は、第1の装置3の送受信部9で受信可能である(前記ステップ61参照)。
次に、図18に示す処理とは別に、第2の装置5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図19に基づき説明する。図19のステップ81では、第1の装置3から第1位置情報を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ82に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ82では、前記ステップ81で受信したと判断した第1位置情報(以下、新規の第1位置情報とする)を位置情報記憶部31に記憶する。
ステップ83では、新規の第1位置情報と比べて、相対位置算出時刻の時間差が所定の範囲内である既存の第1位置情報(以下、既存の第1位置情報とする)が既に(直前の前記ステップ82よりも前に)位置情報記憶部31に記憶されていたか否かを判断する。記憶されていた場合はステップ84に進み、記憶されていない場合は本処理を終了する。
ステップ84では、位置推定部29が、新規の第1位置情報に含まれる、第1の装置3の絶対位置と、その第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置と、既存の第1位置情報に含まれる、第1の装置3の絶対位置と、その第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置とから、第2の装置5の絶対位置(すなわち、第2の装置5を搭載する車両103の絶対位置)を周知の三角法により算出する。
位置推定システム1における信号の送信及び受信のタイミングは、例えば、図20に示すとおりである。時刻t、t、tは、それぞれ、測距部7がレーダ光105を送信した時刻である。時刻tは、時刻tで送信したレーダ光105が、車両103以外の対象物で反射して成る反射波を測距部7が受信した時刻である。時刻tは、時刻tで送信したレーダ光105が、車両103で反射して成る反射波を測距部7が受信した時刻である。時刻tは、時刻tで送信したレーダ光105が、車両103以外の対象物で反射して成る反射波を測距部7が受信した時刻である。
時刻tは、時刻tに送信されたレーダ光105をレーダ信号検出部15で検出した時刻である。時刻tは、時刻tにおいてレーダ光105を検出したことを条件として、送受信部19が、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109を送信した時刻である。時刻tは、時刻tにおいて送信された赤外線信号109を送受信部9で受信した時刻である。
第1の装置3は、時刻tにおいて、第2の装置5のID情報を含む赤外線信号109を受信したことを条件として、時刻tに送信したレーダ光105、及びそれに対応する、時刻tに受信した反射波に基づき、第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置を算出する。
そして、第1の装置3は、時刻tで受信したID情報と、上記のように算出した第2の装置5の相対位置と、相対位置を算出した時刻である相対位置算出時刻と、第1の装置3の絶対位置との組み合わせの情報(第1位置情報)を、送受信部9を用いて、時刻tにおいて送信する。
第2の装置5は、時刻tに送信された、第1位置情報を、送受信部19を用いて、時刻tにおいて受信する。そして、第2の装置5は、受信した第1位置情報を用いて、第2の装置5の絶対位置を算出する。
3.位置推定システム1が奏する効果
(1)本実施形態の位置推定システム1は、前記第2の実施形態と同様の効果を奏する。
(2)本実施形態では、第2の装置5の絶対位置を第2の装置5において算出する。そのため、第1の装置3の構成を簡素化できる。また、第2の装置5の絶対位置を算出する処理の間における車両103の移動に起因する誤差の補正が容易である。
<第5の実施形態>
1.位置推定システム1の構成
位置推定システム1の構成を、図21に基づき説明する。位置推定システム1は、基本的には前記第4の実施形態と同様の構成を有する。ただし、第1の装置3の構成において一部相違する。第1の装置3は、図21に示すように、時計を備えず、測距部7、送受信部9、送受信制御部13、及び測距部制御部27を備える。これらの構成は前記第2の実施形態と同様のものである。なお、第2の装置5の構成は、前記第4の実施形態と同様である。
2.位置推定システム1が実行する処理
位置推定システム1が実行する処理を図22に基づき説明する。本実施形態の位置推定システム1が実行する処理は、基本的には、前記第4の実施形態と同様である。ただし、第2の装置5は、図19に示す処理の代わりに、図22に示す処理を所定時間ごとに繰り返し実行する。
図22のステップ91では、第1の装置3から第1位置情報を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ92に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ92では、前記ステップ91で受信したと判断した第1位置情報(新規の第1位置情報)を位置情報記憶部31に記憶する。
ステップ93では、以下の条件を充足する、既存の(直前の前記ステップ92より前に記憶されていた)第1位置情報が位置情報記憶部31に存在するか否かを判断する。
条件:新規の第1位置情報から特定される、第2の装置5の相対位置と、既存の第1位置情報から特定される、第2の装置5の相対位置とが、所定の範囲内である。
上記の条件を充足する既存の第1位置情報が存在する場合はステップ94に進み、存在しない場合は本処理を終了する。
ステップ94では、新規の第1位置情報に含まれる、第1の装置3の絶対位置と、その第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置と、既存の第1位置情報に含まれる、第1の装置3の絶対位置と、その第1の装置3を基準とする第2の装置5の相対位置とから、第2の装置5の絶対位置(すなわち、第2の装置5を搭載する車両103の絶対位置)を周知の三角法により算出する。
3.位置推定システム1が奏する効果
(1)本実施形態の位置推定システム1は、前記第4の実施形態と同様の効果を奏する。
(2)本実施形態の位置推定システム1は、第1の装置3に時計を備えることが必須ではないので、第1の装置3の構成を簡素化できる。
<その他の実施形態>
(1)前記第2〜第5の実施形態において、複数の第1の装置3は、図23に示すように、道路101の両脇に(道路101の進行方向に交差する方向に沿って)設置されていてもよい。この場合も、複数の第1の装置3を対向して配置することができる。道路の両脇に設置する場合、第1の装置3を必ずしも高所に設置する必要が無いので、第1の装置3の設置が容易になる。
第1の装置3の上下方向における位置を低くすると、測距部7の高さの補正が、不要になるか、軽減される。この場合、測距部7の光軸を下に傾けることが好ましい。こうすることで、レーダ光105が他の第1の装置3に入射し難くなる。
(2)前記第2〜第5の実施形態において、複数の第1の装置3との間で通信が可能であるならば、第2の装置5が備える送受信部19は1つでもよい。この場合、第2の装置5の構成を簡素化できる。
(3)前記第2〜第5の実施形態において、複数の第1の装置3が送信するレーダ光を検出可能であるならば、第2の装置5が備えるレーダ信号検出部15は1つでもよい。この場合、第2の装置5の構成を簡素化できる。
(4)前記第1〜第5の実施形態において、第1の装置3又は第2の装置5は、測距部7の高さに起因する、相対位置の誤差を補正する手段を備えることができる。
(5)前記第1の実施形態において、前記第4、第5の実施形態と同様に、第2の装置5が位置推定部29を備えていてもよい。この場合、第2の装置5は、第1の装置3から、第1位置情報を取得し、位置推定部29を用いて、第2の装置5の絶対位置を算出することができる。
1…位置推定システム、3、3A、3B…第1の装置、5…第2の装置、7…測距部、9…送受信部、11…位置推定部、13…送受信制御部、15…レーダ信号検出部、17…送受信制御部、19…送受信部、21…路路間送受信部、25…位置情報記憶部、27…測距部制御部、29…位置推定部、31…位置情報記憶部、101…道路、103…車両、105…レーダ光、107…範囲、109…赤外線信号

Claims (8)

  1. 測距用信号を送信する測距用信号送信手段と、
    前記測距用信号が対象物で反射して成る反射波を受信する反射波受信手段と、
    前記測距用信号及び前記反射波に基づき、自身を基準とする前記対象物の相対位置を算出する相対位置算出手段と、を備えた第1の装置、及び
    前記測距用信号を検出する測距用信号検出手段と、
    前記測距用信号の検出を条件として、自身のID情報を送信するID情報送信手段と、を備え、前記第1の装置と情報の送受信が可能な第2の装置、
    を含む位置推定システムであって、
    前記第1の装置は、
    前記ID情報を受信するID情報受信手段と、
    前記ID情報の受信を条件として、前記相対位置算出手段を用いて前記第2の装置の相対位置を算出する第2の装置相対位置算出手段を備え、
    前記第1の装置及び前記第2の装置のうちの少なくとも一方は、
    前記相対位置、及び前記第1の装置の絶対位置に基づき、前記第2の装置の絶対位置を算出する絶対位置算出手段を備えることを特徴とする位置推定システム。
  2. 前記第1の装置が前記絶対位置算出手段を備え、
    前記第1の装置は、前記絶対位置算出手段を用いて算出した前記第2の装置の絶対位置を、対応する前記ID情報を有する前記第2の装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の位置推定システム。
  3. 前記第2の装置が前記絶対位置算出手段を備え、
    前記第1の装置は、前記相対位置、及び前記第1の装置の絶対位置を、対応する前記ID情報を有する前記第2の装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の位置推定システム。
  4. 複数の前記第1の装置を備え、
    前記絶対位置算出手段は、複数の前記第1の装置から、それぞれ、前記第1の装置の絶対位置、及びその第1の装置で算出した前記相対位置を取得し、前記第2の装置の絶対位置を算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の位置推定システム。
  5. 複数の前記第1の装置の少なくとも一部は、前記測距用信号の送信方向を同期させることを特徴とする請求項4に記載の位置推定システム。
  6. 複数の前記第1の装置の少なくとも一部は、対向して配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の位置推定システム。
  7. 前記絶対位置算出手段は、複数の前記第1の装置でそれぞれ算出した前記第2の装置の相対位置が所定の範囲内にあることを条件として、前記第2の装置の絶対位置を算出することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の位置推定システム。
  8. 前記絶対位置算出手段は、複数の前記第1の装置でそれぞれ前記相対位置を算出した時刻が所定の範囲内にあることを条件として、前記第2の装置の絶対位置を算出することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の位置推定システム。
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