JP6320264B2 - エアバッグの取付装置及びエアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、折り畳まれた状態で収納されてガスの導入により展開するエアバッグ本体部を備えたエアバッグを車体に取り付けるエアバッグの取付装置及びこれを備えたエアバッグ装置に関する。
従来、ガスが導入されて膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置について、自動車の車室の側部のドアの窓部などの所定面に沿ってエアバッグを展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置が知られている。このようなエアバッグ装置のエアバッグは、通常時は細長く折り畳まれ、窓部の上縁部のルーフサイド部に沿って配置されている。そして、側面衝突や横転(ロールオーバー)などの衝撃を受けた際に、インフレータからガスが供給され、エアバッグが側部の窓部などに沿って下方に膨張展開して、乗員を拘束して頭部などを保護する。
このようなエアバッグを車体に取り付ける際には、エアバッグと車体との干渉を防止するためのプロテクタの長手方向に離間した位置に設けた挿通部に対して、長手状のブラケットの両端部を挿通して固定し、このブラケットにエアバッグから延出した取付部を固定するとともに、このブラケットを車体に対して固定する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−6892号公報 (第5−6頁、図5及び図6)
上述の構成の場合、ブラケットの一端をプロテクタの一方の挿通部に差し込んで嵌合させた後、ブラケットの他端を、プロテクタの他方の挿通部を撓ませながら差し込む必要がある。このとき、プロテクタの形状によっては、挿通部の剛性が大きいため、挿通部を撓ませる際に力を要する。そのため、このような力を必要とせず、ブラケットをより簡単にプロテクタに固定できる構成が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、固定部材に対するブラケットの取り付けの作業性が良好なエアバッグの取付装置及びこれを備えたエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグの取付装置は、折り畳まれた状態で収納されてガスの導入により展開するエアバッグ本体部及びこのエアバッグ本体部から延出された取付部を備えるエアバッグを車体に対して取り付けるエアバッグの取付装置であって、前記車体に取り付けられる車体取付部、及び前記エアバッグの取付部を保持する保持部を備えたブラケットと、このブラケットが所定の挿入方向に沿って挿入される固定部材とを具備し、前記固定部材は、前記車体取付部が挿通される開口部と、前記保持部の前記挿入方向に対して交差する方向の一端に設けられ、前記保持部を支持する台座部と、前記挿入方向に対して交差する方向の他端に突設され、前記固定部材に対する前記ブラケットの挿入により前記保持部に押圧されて弾性変形するとともに復帰変形することで前記保持部を係止する係止部と、前記台座部及び前記係止部により支持係止された前記ブラケットの前記保持部の位置を、前記挿入方向及びこの挿入方向に対して交差する方向に規制する受け入れ部とを備えたものである。
請求項2記載のエアバッグの取付装置は、請求項1記載のエアバッグの取付装置において、固定部材は、台座部が開口部に位置し、係止部がこの固定部材に挿入されたブラケットの回動により保持部によって押圧されて弾性変形するものである。
請求項3記載のエアバッグの取付装置は、請求項1または2記載のエアバッグの取付装置において、固定部材は、台座部及び係止部との間で、保持部に保持されたエアバッグの取付部の少なくとも一部を挟持する押さえ部を備えたものである。
請求項4記載のエアバッグの取付装置は、請求項3記載のエアバッグの取付装置において、押さえ部は、固定部材に対する保持部の挿入方向に対して交差する方向の一端側から他端側に向けて、係止部との間隙が狭くなるように形成されているものである。
請求項5記載のエアバッグ装置は、折り畳まれた状態からガスが導入されて膨張展開するエアバッグ本体部、及びこのエアバッグ本体部から延出する取付部を備えたエアバッグと、前記取付部をブラケットの保持部により保持してこのブラケットの車体取付部が車体に取り付けられることで前記エアバッグを車体に取り付ける請求項1ないし4いずれか一記載の取付装置とを具備したものである。
請求項1記載のエアバッグの取付装置によれば、ブラケットを、車体取付部を開口部に挿通しながら固定部材に挿入することで、保持部を台座部により支持するとともに、保持部によって押圧された係止部の弾性変形及び復帰変形により保持部を係止し、かつ、受け入れ部によって保持部の位置を挿入方向及びこの挿入方向に対して交差する方向に規制するので、ブラケットを基本的に固定部材に挿入するだけで容易に取り付けることができ、固定部材に対するブラケットの取り付けの作業性が良好になる。
請求項2記載のエアバッグの取付装置によれば、請求項1記載のエアバッグの取付装置の効果に加え、ブラケットを固定部材に挿入して回動させることで保持部によって固定部材の係止部を押圧して弾性変形させるので、ブラケットをより容易に固定部材に取り付けできる。
請求項3記載のエアバッグの取付装置によれば、請求項1または2記載のエアバッグの取付装置の効果に加え、押さえ部と台座部及び係止部との間で、保持部に保持されたエアバッグの取付部の少なくとも一部を挟持するので、このエアバッグの取付部が開口部からブラケットの車体取付部側へとはみ出すことにより車体取付部での車体への取り付け作業を妨げることを防止できる。
請求項4記載のエアバッグの取付装置によれば、請求項3記載のエアバッグの取付装置の効果に加え、押さえ部を、固定部材に対する保持部の挿入方向に対して交差する方向の一端側から他端側に向けて係止部との間隙が狭くなるように形成したので、係止部側で保持部を確実に係止しつつ、係止部と反対側ではエアバッグの取付部の厚みを逃がし、ブラケットを固定部材に対してより挿入しやすくできる。
請求項5記載のエアバッグ装置によれば、請求項1ないし4いずれか一記載の取付装置を用いてエアバッグを車体に取り付けるので、取り付けの作業性が向上する。
本発明のエアバッグの取付装置の第1の実施の形態を示し、(a)はブラケットの斜視図、(b)は固定部材の斜視図、(c)は取付装置の斜視図である。 (a)は図1(c)のI−I相当位置の断面図、(b)は図1(c)のII−II相当位置の断面図である。 (a)はエアバッグの取付部とブラケットとの取り付けを模式的に示す説明図、(b)は取付部の一部を示す平面図である。 (a)は図1(c)のI−I相当位置でのブラケットの固定部材への取り付けを示す断面図、(b)は図1(c)のII−II相当位置でのブラケットの固定部材への取り付けを示す断面図である。 同上取付装置を備えたエアバッグ装置の車体への取り付け状態を車室側から示す説明図である。 本発明のエアバッグの取付装置の第2の実施の形態を示す分解斜視図である。 (a)は同上取付装置の中央断面図、(b)は同上取付装置エアバッグの取付装置の係止部の位置での断面図である。 本発明のエアバッグの取付装置の第3の実施の形態の一部を示す斜視図である。
以下、本発明のエアバッグの取付装置及びエアバッグ装置の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図5において、10はエアバッグで、このエアバッグ10を備えたエアバッグ装置11は、カーテンエアバッグ装置とも呼ばれ、車両である自動車の車体の車室14の収納位置としてのルーフサイド部15に配置されている。そして、このエアバッグ10は、カーテンエアバッグ、側突用エアバッグ、インフレータブルカーテン、あるいは頭部保護用エアバッグなどとも呼ばれるもので、側面衝突の衝撃を受けた際や横転(ロールオーバー)の際などに、被保護物としての乗員の側方にほぼ面状に所定方向である下方へと展開し、乗員の頭部などを保護するようになっている。
なお、以下、前後方向、車幅方向である両側方向、上下方向などの方向は、車両の直進方向を基準とし、前側方向(矢印F方向)、後側方向(矢印R方向)、上方(矢印U方向)、下方(矢印D方向)、車室14の外方及び内方などを説明する。
そして、この自動車の車体は、車室14内に乗員が着座可能な前席及び後席などの座席を備え、これら前席及び後席に対応して、それぞれ上部に開口可能な窓部(サイドウィンドウ)18を備えた図示しないドアが設けられている。また、車室14の両側には、前側から順に、Aピラーとも呼ばれる(第1の)柱状体としてのフロントピラー21、Bピラーとも呼ばれる(第2の)柱状体としてのピラー部であるセンターピラー22、Cピラーとも呼ばれる(第3の)柱状体としてのリアピラー23が設けられている。そして、これら窓部18、ドア及び各ピラー21,22,23により、車室14の両側部に所定面24が構成されている。また、これらピラー21,22,23の上側、すなわち窓部18の一縁部である上縁部に、ルーフサイドレールなどとも呼ばれる被取付部材を構成する車体パネル25が設けられ、この車体パネル25を介して天井部としての天井パネルが支持されている。また、両側のフロントピラー21の前側には図示しないフロントガラス(フロントウインドシールド)が設けられ、両側のリアピラー23の後側には図示しないリアガラスが設けられている。そして、収納位置としてのルーフサイド部15は、天井パネルの両側の縁部の部分から、この縁部の部分といわば交差する方向に伸びるフロントピラー21及びリアピラー23のほぼ全長にかかる部分にまで設定され、これら天井パネルの縁部の部分とフロントピラー21及びリアピラー23とで仮想的に構成される弧の内側に、エアバッグ10が展開する所定面24が設定される。
なお、ここで、センターピラー22とは、前後の端部のピラー部ではなく、展開したエアバッグ10に覆われるピラー部を示す。また、車両の種類によっては、片側に例えば4本以上のピラー部を備える場合があるが、前から3本目以後のピラー部は、リアピラー23として説明する。
そして、エアバッグ装置11は、前後の座席の乗員を保護可能な、いわゆる前後席用エアバッグであり、ルーフサイド部に沿って細長く折り畳んで収納されたエアバッグ10に加え、後席の後部上側に位置してエアバッグ10に膨張のためのガスを供給するガス発生器である図示しないインフレータ、エアバッグ10を取り付けるブラケット、エアバッグ10の前端部に連結されたテザー部としてのテザーベルト30及びインフレータの動作などを制御する制御装置などが備えられ、モジュールが構成されている。
そして、エアバッグ10は、通気性を有しない布状の単数、あるいは複数のパネル(基布)により構成されて、車幅方向に扁平な袋状に形成された膨張部としてのエアバッグ本体部31と、このエアバッグ本体部31の上縁部の後端部に突設されインフレータが挿入接続されてガスが導入されるガス導入部32と、エアバッグ本体部31の上縁部から上方に延出する車体取付用の複数の取付部33とを備え、これら取付部33が取付装置35を介し車体側に取り付けられて、細長く折り畳んだ状態でルーフサイド部15に前後方向に沿って長手状に収納される。すなわち、このエアバッグ10は、本実施の形態では、いわゆるリアマウントタイプのものである。
エアバッグ本体部31は、例えば前席の側方の位置から後席の側方の位置に亘る中空部である気室として構成されている。このエアバッグ本体部31は、インフレータから供給されたガスがガス導入部32を介して内部に導入されるようになっており、適宜の方法により例えばロール状、あるいは蛇腹状などに折り畳まれて集積された状態で例えば図示しない不織布などのカバー、あるいはテープなどにより折り畳み状態が保持され、流入したガスによる膨張圧力によってカバーやテープが破断することで保持を解除して下方に向けて膨張展開するように形成されている。
なお、このエアバッグ本体部31には、必要に応じてパネルを接合した接合部を適宜設けてガスの流れを制御してもよいし、例えば前席と後席との間、すなわちセンターピラー22の側方に対向する位置などに膨張しない非膨張部を設定してもよい。
ガス導入部32は、例えばエアバッグ本体部31の上縁部の前端側や、前後方向の略中央部などに配置されていてもよい。
図3(a)、図3(b)及び図5などに示す各取付部33は、タブとも呼ばれるもので、エアバッグ本体部31の上縁部の所定位置に前後方向に互いに略等間隔に離間されて形成され、上方に向けて舌片状となっている。これら取付部33は、エアバッグ本体部31と連続する基端側を構成する相対的に幅(前後方向寸法)が大きい取付部本体33aと、この取付部本体33aよりも幅(前後方向寸法)が小さくこの取付部本体33aの先端部からさらに舌片状に突出して取付装置35に保持される被保持部33bとを一体に備えた、略凸字状に形成されている。すなわち、各取付部33は、取付装置35内に位置する被保持部33bが前後方向に小さく、取付装置35外に位置する取付部本体33aが前後方向に大きく形成されている。そして、各取付部33には、被保持部33bに、取付装置35の一部を挿通する挿通孔33cが前後方向に沿って長手スリット状に形成されている。
図1、図2及び図5に示す取付装置35は、車体とエアバッグ10とを固定するブラケット41と、このエアバッグ10の位置を保持してこのエアバッグ10と車体との干渉を防止する固定部材としての保護部材であるプロテクタ42とを備えている。
ブラケット41(図1(a)、図1(c)、図2(a)及び図2(b))は、例えば金属などの剛性を有する部材により一体形成され、車体に取り付けられる車体取付部44と、エアバッグ10の取付部33を保持する保持部45とを備えている。
車体取付部44は、本実施の形態では、例えば上下方向に沿って形成され、取付部33の挿通孔33cに挿通される。この車体取付部44は、上下方向に長手状の略四角形状に形成された取付部本体44aと、この取付部本体44aの前後両側から車外方向に向けて屈曲して延出する位置決め部44bとを備えている。
取付部本体部44aには、前後方向の略中央部で、かつ、上端寄り、すなわち保持部45と反対側寄りの位置に、図示しないねじやリベットなどの固定体が挿入される円形状などの開口44cが開口されている。そして、この開口44cに対して、車室14側から固定体を挿入して車体側に固定することにより、ブラケット41(取付装置35)が車体側に固定されるようになっている。
位置決め部44bは、車体側と当接することで、各取付装置35(各ブラケット41)を車体に対して位置決めする部分である。
保持部45は、車体取付部44に対して交差(直交)するように、上下方向に面を向ける略長方形板状に形成されている。したがって、本実施の形態のブラケット41は、車体取付部44と保持部45とによって略L字状に屈曲されて形成されている。この保持部45は、前後両端部が車体取付部44の取付部本体44aの前後両端よりもそれぞれ延出する延出部45a,45aとなっている。また、この保持部45は、取付部33の被保持部33bと略等しく、取付部本体33aよりも短い前後方向寸法を有している。そして、この保持部45の車外方向である短手方向の一端から車体取付部44(取付部本体44a)が上方に延出しており、この車体取付部44の基端部である下端部の前後両端には、略三角形板状に形成され車体取付部44と保持部45との連結を補強する補強部46が形成されている。
また、プロテクタ42(図1(b)、図1(c)、図2(a)及び図2(b))は、例えばTPO(エラストマ)などの、ブラケット41よりも剛性が小さい合成樹脂などの部材により一体形成され、前面部51、後面部52、(一方及び他方の)側面部53,54、上面部55を有する例えば複数の固定部材本体部としてのプロテクタ本体部56と、これらプロテクタ本体部56の下端部などに一体に形成される図示しないカバー部とを備え、下端側すなわちエアバッグ10(エアバッグ本体部31)側が開口した箱状に形成されている。そして、このプロテクタ42のプロテクタ本体部56の上面部55、すなわち反エアバッグ10側には、ブラケット41の車体取付部44が挿通されて突出する例えば四角形状の開口部57が開口されており、この開口部57には受け部である台座部58が突設されている。さらに、このプロテクタ42のプロテクタ本体部56の上端側には、台座部58と反対側の位置に、係止部としての爪部59,59が突設されている。そして、このプロテクタ42には、開口した下側から、ブラケット41が挿入される。したがって、ブラケット41の挿入方向Xは、本実施の形態では上下方向となっている。
前面部51及び後面部52は、プロテクタ本体部56の前端部及び後端部を構成する部分であり、側面部53,54及び上面部55の前端部及び後端部に連続している。
側面部53は、プロテクタ本体部56の車室14側(車内側)に位置する部分であり、前後方向に沿って長手方向を有し、前面部51、後面部52及び上面部55に対して、挿入方向Xに対して交差(直交)する方向である左右方向(車幅方向)の一端に連続している。
側面部54は、プロテクタ本体部56の車外側に位置する部分であり、前後方向に沿って長手方向を有し、前面部51、後面部52及び上面部55に対して挿入方向Xに対して交差(直交)する方向である左右方向(車幅方向)の他端に連続している。
上面部55は、前後方向に沿って長手方向を有し、前後方向の略中央部に開口部57が形成されているとともに、この開口部57の前後に、爪部59を成形する際のアンダーカットを避けるための孔部61,61が側面部53に亘って切り欠き形成されている。そして、この上面部55は、開口部57の前後の位置が、それぞれブラケット41の保持部45に保持されたエアバッグ10の取付部33を挿入方向Xと反対方向に押さえ付ける(一方及び他方の)押さえ部62,62となっているとともに、前側に位置する押さえ部62と側面部53,54及び前面部51、及び、後側に位置する押さえ部62と側面部53,54及び後面部52とにより、それぞれブラケット41(保持部45)を挿入方向X及びこの挿入方向Xと交差(直交)する方向、すなわち上方向、車内外方向(左右方向)及び前後方向に位置規制する受け入れ部63が構成されている。すなわち、各押さえ部62は、台座部58及び爪部59,59の上方に対向して位置している。また、各押さえ部62の台座部58及び爪部59,59に対向する下面は、台座部58側から爪部59,59側、すなわち車外側から車内側へと、爪部59,59に徐々に接近するように、換言すれば爪部59,59との間隙が小さくなるように、下方に傾斜したテーパ面となっている。
台座部58は、開口部57の一縁である挿入方向Xに対して交差(直交)する方向の一端、すなわち車外側に位置しており、この挿入方向Xに対して交差(直交)する方向(車体の短手方向)に沿って開口部57内(プロテクタ42(プロテクタ本体部56)の内方)へと突出している。この台座部58は、プロテクタ42(プロテクタ本体部56)に挿入されたブラケット41の保持部45の下面すなわち取付部33(被保持部33b)に対して反対側の一縁を上下方向に支持してブラケット41の落下を防止するようになっている。
各爪部59は、台座部58に対して反対側である、挿入方向Xに対して交差(直交)する方向の他端、すなわち車内側に位置しており、この挿入方向Xに対して交差(直交)する方向(車体の短手方向)に沿ってプロテクタ42のプロテクタ本体部56の内方へと突出している。これら爪部59は、それぞれ受け入れ部63にて孔部61の位置に配置されている。また、これら爪部59は、台座部58と略等しい上下位置に配置されており、プロテクタ42(プロテクタ本体部56)に挿入されたブラケット41の保持部45の下面すなわち取付部33(被保持部33b)に対して反対側の他縁を上下方向に支持してブラケット41の落下を防止するようになっている。すなわち、これら爪部59の先端と台座部58の先端とは、互いに離間された位置で対向している。
また、カバー部は、前後方向に沿って長手状の円筒状に折り畳まれて集積されたエアバッグ本体部31の上方を覆うもので、前後方向に沿って長手状に形成され、円弧状に湾曲している。
一方、インフレータは、円柱状のインフレータ本体部を備え、このインフレータ本体部に、薬剤を燃焼させる燃焼式(パイロテクニックタイプ)、ガスを高圧で貯蔵する貯蔵式(ストレージタイプ)、あるいはこれら燃焼式と貯蔵式とを組み合わせたハイブリッド式などのガス発生手段が内蔵されている。そして、このインフレータ本体部には、ガスを噴射するガス噴射部が設けられ、このガス噴射部がエアバッグ10のガス導入部32に内挿されている。また、インフレータ本体部には、ハーネスと呼ばれる電線が接続されるコネクタ部が設けられ、このコネクタ部を介して、インフレータが制御装置と電気的に接続されている。
図5に示すテザーベルト30は、エアバッグ10を例えばフロントピラー21の位置で車室14に連結するためのものであり、吊り紐、テザー、あるいはストラップなどとも呼ばれる。このテザーベルト30は、例えば本実施の形態において、エアバッグ10(エアバッグ本体部31)の前部下側に位置している。
次に、エアバッグ10の車体への取り付け動作を説明する。
まず、エアバッグ10は、エアバッグ本体部31を平面状に広げた状態から、ガス導入部32にインフレータ本体部の前端部を挿入し、インフレータ本体部の他端部を除く全体をガス導入部32に収納するとともに、このインフレータ本体部の他端側を外部に露出させた状態とする。
そして、エアバッグ本体部31を適宜の方法により折り畳んで所定の細長い形状とした後、カバーあるいはテープなどにより折り畳み形状を保持する。このようにして、エアバッグ10が細長く折り畳まれ、かつ、折畳形状が保持された状態となり、カーテンエアバッグモジュールとなるエアバッグ装置11が構成される。
そして、このエアバッグ装置11(カーテンエアバッグモジュール)を車室内に持ち込み、ヘッドライニング及びピラーガーニッシュなどの内装部材が取り付けられる前に車体への取付作業を行う。この取付作業は、エアバッグ10の複数の取付部33に取付装置35を取り付けて、これら取付装置35と、テザーベルト30、インフレータに設けたインフレータ取付部などとをそれぞれボルトなどの固定具で車体に固定することにより行われる。
取付装置35については、まず、エアバッグ10の各取付部33の挿通孔33cにブラケット41の車体取付部44を挿通し、保持部45上に各取付部33の被保持部33bを重ねた状態とする。次いで、このブラケット41をプロテクタ42の各プロテクタ本体部56に対して下方から挿入方向Xに沿って挿入する。このとき、ブラケット41は、台座部58を避けるように車体取付部44側を車内側へと傾斜させた状態で挿入し、ブラケット41の保持部45の一縁の下部を台座部58に載せるようにブラケット41を上方へと回動させると(図4(a)及び図4(b))、保持部45の他縁が爪部59,59と接触(干渉)し、ブラケット41よりも剛性が小さい材質により形成されているプロテクタ42の爪部59,59が逃げるように微小弾性変形する。そして、保持部45が爪部59,59を乗り越えると爪部59,59が復帰変形して台座部58及び爪部59,59により保持部45が支持された状態でブラケット41がプロテクタ42(プロテクタ本体部56)に固定される。この状態で、保持部45に保持された取付部33の被保持部33bは、保持部45の上面と、押さえ部62の下面との間で挟持されるとともに、保持部45の一縁とプロテクタ42(プロテクタ本体部56)の側面部54との間で挟持される。また、ブラケット41は、台座部58及び爪部59,59による下方からの支持の他に、プロテクタ42(プロテクタ本体部56)の受け入れ部63(前面部51、後面部52及び側面部53,54)によって前後左右の位置が規制され、プロテクタ42(プロテクタ本体部56)に対して定位置で固定され、折り畳まれて集積されたエアバッグ本体部31がカバー部によって覆われる。
そして、取付装置35のプロテクタ42の開口部57から突出したブラケット41の車体取付部44を車体の所定の固定位置に位置合わせし、開口44cに対してねじやリベットなどの固定体を挿入して車体に対して固定する。
また、インフレータ本体部から導出されたハーネスを車体に備えた制御装置に接続する。次いで、車体の天井パネルにヘッドライニングを取り付け、各ピラー21,22,23にピラーガーニッシュを取り付けてエアバッグ装置11を覆うことにより、エアバッグ装置11の車体への取付作業、すなわち、折り畳んだエアバッグ10を所定面24の上縁部に沿った収納位置であるルーフサイド部15に配置する作業が完了する。
そして、車両の側面衝突あるいは横転などの際には、制御装置によりインフレータが作動し、このインフレータから噴射されるガスがガス導入部32からエアバッグ本体部31内へと直接導入される。この結果、エアバッグ10の折り畳んだエアバッグ本体部31がカバーあるいはテープを破断させて下方へと迅速に突出し、ヘッドライニング及び前後のピラーガーニッシュを押しのけ、エアバッグ10が車室の所定面24に沿った所定方向である略下方に迅速にカーテン状に膨張展開して、窓部18及びセンターピラー22などを覆い、側方に投げ出されてくる乗員を拘束してその頭部などを保護する。
このように、本実施の形態によれば、ブラケット41を、車体取付部44を開口部57に挿通しながらプロテクタ42(プロテクタ本体部56)に挿入することで、保持部45を台座部58により支持するとともに保持部45によって押圧された爪部59,59の弾性変形及び復帰変形により保持部45を係止し、かつ、受け入れ部63,63によって保持部45の位置を挿入方向X及びこの挿入方向Xに対して交差(直交)する方向(前後方向及び左右方向)に規制するので、ブラケット41を基本的にプロテクタ42(プロテクタ本体部56)に挿入するだけで容易に取り付けることができ、プロテクタ42に対するブラケット41の取り付けの作業性が良好になる。
特に、ブラケット41をプロテクタ42(プロテクタ本体部56)に挿入して回動させることで保持部45によってプロテクタ42の爪部59,59を押圧して弾性変形させるので、プロテクタ42を直接的に撓ませることなく、ブラケット41の回動を利用してプロテクタ42(爪部59,59)を撓ませることができ、このブラケット41をより容易にプロテクタ42に取り付けできる。
また、押さえ部62を、プロテクタ42に対する保持部45の挿入方向Xに対して交差(直交)する方向である左右方向(車幅方向)の一端側から他端側に向けて爪部59,59との間隙が狭くなるように形成したので、爪部59,59側で保持部45を確実に係止しつつ、爪部59,59と反対側ではエアバッグ10の取付部33の厚みを逃がし、ブラケット41をプロテクタ42(プロテクタ本体部56)に対してより挿入しやすくできる。
しかも、押さえ部62と保持部45との間で挟まれたエアバッグ10の取付部33(被保持部33b)は、これら押さえ部62と保持部45とによって若干潰されるように挟持されているので、取付部33(被保持部33b)から発生する反力により押さえ部62と保持部45とを互いに固定し、上下方向へのがたつきの発生を防止できる。
さらに、エアバッグ10の取付部33の被保持部33bは、押さえ部62と台座部58及び爪部59,59との間で開口部57から上方、すなわち車体取付部44側にはみ出さないように押さえられてプロテクタ42のプロテクタ本体部56の内部に収納されているので、車体取付部44の開口44cに対して固定体を挿入したり、この固定体により取付装置35を車体に固定するために工具によりアクセスしたりするなどの車体取付部44での車体への取り付け作業を妨げることを防止でき、エアバッグ10の取り付けの作業性がより向上する。
また、プロテクタ42は、形状が複雑でなく、爪部59,59の位置にも孔部61,61を設けたため、金型での成形の際にスライドコアを用いる必要がなく、より安価な金型で成形でき、製造性を向上できる。さらに、プロテクタ42の形状が簡単であるため、強度を確保しやすく、エアバッグ10の展開時の衝撃などによる割れや飛散を防止できる。
そして、上記の取付装置35を用いてエアバッグ10を車体に取り付けるので、取り付けの作業性が向上する。
なお、上記の第1の実施の形態において、図6及び図7に示す第2の実施の形態のように、ブラケット41をプロテクタ42(プロテクタ本体部56)に対して車両内側から挿入するようにしてもよい。この場合には、ブラケット41の車体取付部44を保持部45と略平行となるように、すなわち挿入方向Xに対して交差(直交)する方向に沿って形成するとともに、プロテクタ42(プロテクタ本体部56)の側面部54に開口部57、台座部58及び爪部59,59を設けることで、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、上記の各実施の形態において、エアバッグ10の取付部33(被保持部33b)に車体取付部44を挿通する挿通孔33cを設ける構成に代えて、図8に示す第3の実施の形態のように、ブラケット41の保持部45に取付部33(被保持部33b)を挿通する挿通孔45bを設けてもよい。この場合には、挿通孔45bに挿通した被保持部33bを折り返して取付部33に対して縫製などにより接合することでループ状とすることにより、保持部45によって取付部33を確実に保持できる。
さらに、上記の各実施の形態において、プロテクタ42の爪部59は、受け入れ部63毎に1つずつ設定したが、複数ずつ設定してもよい。
そして、カーテンエアバッグを例に挙げて説明したが、例えばドアの上部から上側に向かって展開する、いわゆるドアマウントエアバッグ、あるいは、前席などの座席の背部の側部から前側に向かって展開する、いわゆるサイドエアバッグなど、所定面に沿って面状に膨張展開する適宜のエアバッグ装置に適用できる。
本発明は、例えば自動車の側部の窓部に沿って取り付けられ展開することで乗員を保護するエアバッグに適用できる。
10 エアバッグ
11 エアバッグ装置
31 エアバッグ本体部
33 取付部
35 取付装置
41 ブラケット
42 固定部材としてのプロテクタ
44 車体取付部
45 保持部
57 開口部
58 台座部
59 係止部としての爪部
62 押さえ部
63 受け入れ部
X 挿入方向

Claims (5)

  1. 折り畳まれた状態で収納されてガスの導入により展開するエアバッグ本体部及びこのエアバッグ本体部から延出された取付部を備えるエアバッグを車体に対して取り付けるエアバッグの取付装置であって、
    前記車体に取り付けられる車体取付部、及び前記エアバッグの取付部を保持する保持部を備えたブラケットと、
    このブラケットが所定の挿入方向に沿って挿入される固定部材とを具備し、
    前記固定部材は、
    前記車体取付部が挿通される開口部と、
    前記保持部の前記挿入方向に対して交差する方向の一端に設けられ、前記保持部を支持する台座部と、
    前記挿入方向に対して交差する方向の他端に突設され、前記固定部材に対する前記ブラケットの挿入により前記保持部に押圧されて弾性変形するとともに復帰変形することで前記保持部を係止する係止部と、
    前記台座部及び前記係止部により支持係止された前記ブラケットの前記保持部の位置を、前記挿入方向及びこの挿入方向に対して交差する方向に規制する受け入れ部とを備えた
    ことを特徴とするエアバッグの取付装置。
  2. 固定部材は、台座部が開口部に位置し、係止部がこの固定部材に挿入されたブラケットの回動により保持部によって押圧されて弾性変形する
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグの取付装置。
  3. 固定部材は、台座部及び係止部との間で、保持部に保持されたエアバッグの取付部の少なくとも一部を挟持する押さえ部を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグの取付装置。
  4. 押さえ部は、固定部材に対する保持部の挿入方向に対して交差する方向の一端側から他端側に向けて、係止部との間隙が狭くなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載のエアバッグの取付装置。
  5. 折り畳まれた状態からガスが導入されて膨張展開するエアバッグ本体部、及びこのエアバッグ本体部から延出する取付部を備えたエアバッグと、
    前記取付部をブラケットの保持部により保持してこのブラケットの車体取付部が車体に取り付けられることで前記エアバッグを車体に取り付ける請求項1ないし4いずれか一記載の取付装置と
    を具備したことを特徴とするエアバッグ装置。
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