JP6318752B2 - 画像形成装置、および、ログ保存装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、ログ保存装置、および、プログラムに関する。
特許文献1には、消耗検出部により所定の許容値を超えた部材が検出された場合に、検出されたこの部材に対する優先度が高く設定されている機能モジュールほど、障害記憶部の記憶容量をより多く割り当てる画像形成装置が開示されている。
特開2013−146906号公報
本発明の目的は、画像形成装置にて行われる各処理のログを保存する保存領域をより効率的に利用できるようにすることにある。
請求項に記載の発明は、予め設定された複数の対象項目の各々についてのログを保存するログ保存部と、ユーザが画像形成を行う際に発生したエラーの発生状況であるエラー発生状況をユーザ毎に把握する把握手段と、ユーザによる画像形成が行われる際、当該ユーザについての前記エラー発生状況に基づき、前記対象項目の絞り込みを行い、一部の対象項目についてのログが前記ログ保存部に保存されるように設定する設定手段と、を備える画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記把握手段は、エラーの種別毎のエラーの発生回数をユーザ毎に把握し、前記設定手段は、ユーザによる画像形成が行われる際、当該ユーザが画像形成を行う際に発生したエラーのうちの最も多く発生したエラーに関連する対象項目のログが前記ログ保存部に保存されるように前記設定を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、予め設定された複数の対象項目の各々についてのログであって画像形成装置にて行われる各処理についてのログを保存するログ保存部と、ユーザが画像形成を行う際に発生したエラーの発生状況であるエラー発生状況をユーザ毎に把握する把握手段と、ユーザによる画像形成が行われる際、当該ユーザについての前記エラー発生状況に基づき、前記対象項目の絞り込みを行い、一部の対象項目についてのログが前記ログ保存部に保存されるように設定する設定手段と、を備えるログ保存装置である。
本発明の請求項によれば、画像形成装置にて行われる各処理のログを保存する保存領域をより効率的に利用できるようになる。
本発明の請求項によれば、発生するエラーとは関連性が低い対象項目についてのログが保存されることを抑制できるようになる。
本発明の請求項によれば、画像形成装置にて行われる各処理のログを保存する保存領域をより効率的に利用できるようになる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 画像形成装置に設けられた制御部のハードウエア構成を例示したブロック図である。 ログ格納部により実現される各機能を示した機能ブロック図である。 保存対象ログ定義部に格納されている判断テーブルを示した図である。 ログの保存処理に関して実行される処理の流れを示したフローチャートである。 ログの保存処理に関して実行される処理の流れを示したフローチャートである。 ログ格納部の他の構成例を示した図である。 ユーザ/エラー統計部により生成されたエラーカウントテーブルを示した図である。 ログ格納部により実行される処理の流れを示したフローチャートである。 ログ格納部により実行される処理の流れを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成図である。
画像形成装置100には、用紙などの記録材に対して画像形成を行う画像形成部200が設けられている。また、画像形成装置100には、画像形成装置100の各部を制御する制御部300が設けられている。
画像形成部200では、例えば、電子写真方式が用いられて記録材への画像形成が行われる。この電子写真方式では、例えば、感光体ドラムの周面を予め定めた電位に帯電し、次いで、この周面に光ビームを照射して、この周面に静電潜像を形成する。そして、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。そして、このトナー像を記録材に転写する。これにより、記録材上に画像が形成される。なお、電子写真方式は一例であり、インクジェット方式などの他の方式を用いて画像を形成してもよい。
制御部300には、受信部310、画像描画部320、操作パネル制御部330、データ解析部340、ログ格納部350、および、画像形成制御部360が設けられている。
受信部310は、外部に設けられたPC(Personal Computer)500などから送信されてくる情報を受信する。例えば、受信部310は、画像データ、画像形成条件、画像形成を行うユーザに関する情報であるユーザ情報などを受信する。
画像描画部320は、受信部310にて受信された画像データをレンダリング(描画展開)し、マトリックス状に配列された画素で表現された印刷用の画像データ(ビットマップデータ)を生成する。
画像形成制御部360は、画像形成部200の制御を行う。具体的には、受信部310にて受信された画像形成条件等に基づき、画像形成部200の制御を行う。これにより、ユーザ等により指定された画像形成条件に基づき、記録材上への画像形成が行われるようになる。
操作パネル制御部330は、不図示の操作パネルにおける情報の表示制御を行う。さらに、操作パネルが、タッチパネル方式のディスプレイにより構成されている場合には、このディスプレイがユーザにより操作されることで入力される、ユーザからの情報を受信する。
データ解析部340は、画像形成装置100にて発生する情報や画像形成装置100の外部から送信されてきた情報の解析を行う。
ログ格納部350は、画像形成装置100にて行われる各種処理の各々についてのログ(履歴情報)を保存する。画像形成装置100にてエラーが発生した場合、ログ格納部350に格納されているログを参照することで、エラーの要因をより早期に特定できるようになる。
図2は、画像形成装置100に設けられた制御部300のハードウエア構成を例示したブロック図である。
制御部300は、予め定められたプログラムに従って演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)211、CPU211の作業用メモリ等として用いられるRAM(Random Access Memory)212、CPU211での処理に使用される各種設定値等が格納されるROM(Read Only Memory)213、および、ハードディスク装置等により構成された情報記憶装置214により構成されている。
制御部300では、CPU211が、ROM213に記憶されているプログラムを読み出し、RAM212を作業エリアにしてプログラムを実行する。これにより、図1に示した各機能部が実現される。
なお、上記プログラムに関する提供形態としては、予めROM213に格納された状態にて提供され、RAM212にロードされる形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROM213を備えている場合には、CPU211がセッティングされた後に、プログラムだけがROM213にインストールされ、RAM212にロードされる形態がある。また、インターネット等のネットワークを介してプログラムが伝送され、ROM213にインストールされ、さらに、RAM212にロードされる形態がある。さらにまた、DVD−ROMやフラッシュメモリ等の外部記録媒体からRAM212にロードされる形態がある。
図3は、ログ格納部350により実現される各機能を示した機能ブロック図である。
ログ格納部350には、エラーカテゴリー保持部351、保存対象ログ定義部352、ログ保存判定部353、ログ保存要求部354、ログ記憶部355が設けられている。
エラーカテゴリー保持部351は、画像形成装置100にてエラーが発生した場合に、発生したこのエラーが属するエラーカテゴリーについての情報を保持する。付言すると、発生したエラーの種別についての情報を保持する。
保存対象ログ定義部352には、予め定められた複数のログ保存対象項目の各々についてのログを保存するか否かの判断に用いる判断テーブルが格納されている。
ログ保存判定部353は、ログの保存要求を受け付けた場合に、保存対象ログ定義部352に格納されている上記判断テーブルを参照し、このログの保存を行うか否かの判断を行う。
ログ保存要求部354は、ログ保存対象項目に対応する処理がなされた場合に、ログの保存を、ログ保存判定部353に要求する。なお、このログ保存要求部354は、画像形成装置100内に複数設けられており(ログ保存要求部354A〜354C参照)、複数設定されたログ保存対象項目の各々に対応するように、ログ保存要求部354も複数設けられている。本実施形態では、ログ保存対象項目に対応する処理がなされると、このログ保存対象項目に対応したログ保存要求部(ログ保存要求部354A〜354Cの何れか)から、ログ保存判定部353に対し、ログの保存要求、ログ保存対象項目、ログの具体的内容が送られる。
ログ保存部の一例としてのログ記憶部355は、ログの保存を行う。付言すると、ログ記憶部355は、ログ保存判定部353によって保存の許可がなされたログ保存対象項目についてのログを記憶する。なお、本実施形態では、ログ記憶部355にログが順次記憶され、ログ記憶部355の容量が無くなると、上書きを行い、新たなログを保存するようにしている。
図4は、保存対象ログ定義部352に格納されている判断テーブルを示した図である。
本実施形態では、画像形成装置100にて発生するエラーが4つのエラーカテゴリー(種別)に分類される。具体的には、判断テーブルの最上欄に表示されているように、「復旧不可エラー」、「処理中ストール(描画中ストール)」、「印刷中ストール」、「節電復帰せず」、の4つのエラーカテゴリーに分類される。なお、ここで、「ストール」とは、処理が途中で停止することを指す。
また、判断テーブルの左欄(左から2つ目の欄)には、「SETキー押下」、「OKキー押下」など、ログの保存が行われるログ保存対象項目が表示されている。ここで、図4に示す例では、合計で16個のログ保存対象項目が設けられている。
さらに、本実施形態では、各ログ保存対象項目が3つのログカテゴリ(「操作ログ」、「状態変化ログ」、「動作(内部動作)ログ」)に分類されており、ログ保存対象項目の各々は、「操作ログ」、「状態変化ログ」、「動作ログ」の何れかに属している。
ここで、操作ログは、ユーザの操作を保存するログである。状態変化ログは、エラーの発生を保存するログである。さらに、動作ログは、制御部300にて行われる内部動作を保存するログである。
さらに、判断テーブルでは、ログ保存対象項目の各々について、上記4つのエラーカテゴリー毎に、保存を行うか否かの指示がなされている。ここで、図4では、図中「○」が、保存を行う指示を示し、図中「×」が、保存を行わない指示を示している。
ここで、上記では説明を省略したが、過去の経験から、概ねある環境で発生しうるエラーのカテゴリーは1つのエラーカテゴリーに偏る傾向にある。さらに説明すると、画像形成装置100では、様々なエラーカテゴリーのエラーが発生するのではなく、1つのエラーカテゴリーに属するエラーが発生することが多い。
このため、本実施形態では、上記4つのエラーカテゴリーのうちの、何れか1つのエラーカテゴリーに属するエラーが発生した場合には、以後、この1つのエラーカテゴリーに関連するログを収集するようにする。付言すると、この1つのエラーカテゴリーに含まれるエラーの解析に必要なログを収集するようにする。これにより、ログの保存に必要なメモリ(記録領域)の容量を減らせるようになる。
さらに、説明すると、本実施形態では、上記4つのエラーカテゴリーのうちの、何れか1つのエラーカテゴリーに属するエラーが発生した場合には、合計で16個設けられた上記ログ保存対象項目の中から、この1つのエラーカテゴリーに関連するログ保存対象項目への絞り込みを行う。そして、本実施形態では、絞り込みを行ったログ対象項目についてのログが、ログ記憶部355に記憶されるようになる。これにより、ログ記憶部355に記憶されるログの情報量が減るようになる。
なお、画像形成装置100の使用開始後、上記1つのエラーカテゴリーに属するエラーが最初に発生するまでの間は、何れのエラーカテゴリーに属するエラーが発生するかが不明である。このため、本実施形態では、上記1つのエラーカテゴリーに属するエラーが最初に発生するまでの間は、全てのログ保存対象項目について、ログが保存されるようになっている(図4の最右欄の「エラー未発生」の欄、参照)。
具体例を挙げて説明する。
例えば、上記4つのエラーカテゴリーのうちの、「復旧不可エラー」が最初に発生した場合には、図4に示すように、以後、「操作ログ」、「状態変化ログ」に属するログ保存対象項目についてのログの保存は行わず、「動作ログ」に属するログ保存対象項目についてのログを保存する。
また、例えば、「処理中ストール(描画中ストール)」が最初に発生した場合には、以後、「操作ログ」、「状態変化ログ」に属するログ保存対象項目についてのログの保存は行わない。また、この場合は、描画中に内部動作でストールしているため、「動作ログ」に属するログ保存対象項目のうち、給紙動作等についてのログ保存対象項目のログや、節電に関するログ保存対象項目のログの保存も行わない。
また、例えば、「印刷中ストール」が最初に発生した場合には、以後、「操作ログ」、「状態変化ログ」に属するログ保存対象項目についてのログの保存は行わない。また、この場合は、内部動作で且つ印刷中にストールしているため、「動作ログ」に属するログ保存対象項目のうち、給紙動作以前の処理に関連するログ保存対象項目についてのログや、節電に関するログ保存対象項目のログの保存も行なわない。
さらに、例えば、「節電復帰せず」が最初に発生した場合には、以後、「操作ログ」、「状態変化ログ」に属するログ保存対象項目についてのログの保存は行わない。また、「動作ログ」については、節電に関するログ保存対象項目のログのみを保存する。
図5、図6は、ログの保存処理に関して実行される処理の流れを示したフローチャートである。
図5に示すように、本実施形態の画像形成装置100では、エラーが発生すると(ステップ101)、エラーカテゴリー保持部351(図3参照)が、発生したこのエラーが、上記4つのエラーカテゴリーの何れかに属するかを判断し、このエラーが属するエラーカテゴリーを把握する。そして、エラーカテゴリー保持部351は、把握したこのエラーカテゴリーを保持する(ステップ102)。
図6は、ログ保存対象項目に対応する処理がなされた際の処理の流れを示したフローチャートである。
何れかのログ保存対象項目に対応する処理がなされると、ログ保存要求部354から(ログ保存要求部354A〜354Cの何れかから)、ログ保存判定部353に対し、このログ保存対象項目についてのログの保存要求がなされる(ステップ201)。
次いで、ログ保存判定部353は、エラーカテゴリー保持部351に保持されているエラーカテゴリー、および、図4にて示した判断テーブルに基づき、保存要求のあったログのログ保存対象項目が、ログの保存を行うべきログ保存対象項目であるか否かを判断する(ステップ202)。そして、ログの保存を行うべきログ保存対象項目であるとログ保存判定部353が判断した場合には、ログ記憶部355に、保存要求のあったログが保存されるようになる(ステップ203)。一方で、ログの保存を行うべきログ保存対象項目ではないとログ保存判定部353が判断した場合には、ログの保存が行われずに処理が終了する。
ステップ202の処理についてさらに説明すると、本実施形態では、設定手段として機能するログ保存判定部353が、まず、エラーカテゴリー保持部351に保持されているエラーカテゴリーに基づき、また、図4にて示した判断テーブルに基づき、合計で16個設けられた上記ログ保存対象項目の絞り込みを行う。具体的には、合計で16個設けられたログ保存対象項目の中から、エラーカテゴリー保持部351に保持されているエラーカテゴリーに関連するログ保存対象項目への絞り込みを行う。
そして、本実施形態では、絞り込まれたログ保存対象項目に含まれるログ保存対象項目であって、保存要求のあったログ保存対象項目についてのログが、ログ保存判定部353からログ記憶部355に出力され、このログが、ログ記憶部355に記憶される。
ステップ202の処理について具体例を挙げて説明する。
例えば、エラーカテゴリー保持部351が保持しているエラーカテゴリーが、「印刷中ストール」であり、且つ、保存要求のあったログ保存対象項目が、「状態変化ログ」に属する「ジャムエラー発生」であった場合には、図4にて「×」が表示され、ログを保存しない指示がなされている。このため、この場合は、「ジャムエラー発生」についてのログは保存されない。その一方で、例えば、ログ保存対象項目が、「動作ログ」に属する「給紙処理開始」であった場合には、図4にて「○」が表示され、「給紙処理開始」についてのログは保存される。
また、例えば、エラーカテゴリー保持部351が保持しているエラーカテゴリーが、「節電復帰せず」であり、且つ、ログ保存対象項目が、「操作ログ」に属する「OKキー押下」であった場合には、図4にて「×」が表示され、「OKキー押下」についてのログは保存されないようになる。その一方で、例えば、ログ保存対象項目が、「動作ログ」に属する「節電解除処理開始」であった場合には、図4にて「○」が表示され、「節電解除処理開始」についてのログは保存されるようになる。
なお、上記では、エラーカテゴリー保持部351は、最初に発生したエラーが属するエラーカテゴリーを保持し、以後、エラーカテゴリー保持部351が保持したこのエラーカテゴリーを用い、ログの保存を行うか否かの判断を行った。
ところで、このような処理に限らず、最初に発生したエラーが属するエラーカテゴリーとは異なるエラーカテゴリーに属する他のエラーが後に発生した場合には、エラーカテゴリー保持部351が保持しているエラーカテゴリー(最初に保持したエラーカテゴリー)を、この異なるエラーカテゴリーに置き換えるようにしてもよい。付言すると、属するエラーカテゴリーが異なるエラーが発生する度に、エラーカテゴリー保持部351が保持しているエラーカテゴリーを、新たに発生したエラーが属するエラーカテゴリーに置き換えるようにしてもよい。
また、例えば、各エラーカテゴリーに属するエラーの発生回数を、エラーカテゴリー毎に把握するようにし、エラーの発生頻度が最も大きいエラーカテゴリーを、エラーカテゴリー保持部351に保持させるようにしてもよい。
図7は、ログ格納部350の他の構成例を示した図である。
なお、図3にて示した機能と同様の機能を有する部分については、図3と同じ符号を付し、説明を省略する。
図7にて示すログ格納部350では、ユーザ/エラー統計部356が設けられている。このユーザ/エラー統計部356は、ユーザ毎に、また、上記4つのエラーカテゴリー毎に、発生したエラーの数をカウントする。さらに、ユーザ/エラー統計部356は、カウントにより得たエラー発生回数をエラーカウントテーブルに書き込み、エラー発生回数が記憶されたエラーカウントテーブルを生成する。
また、図7にて示すログ格納部350には、図3と同様、保存対象ログ定義部352が設けられている。この保存対象ログ定義部352には、図4にて示した判断テーブルと同じ判断テーブルが格納されている。
図8は、ユーザ/エラー統計部356により生成されたエラーカウントテーブルを示した図である。
ユーザ/エラー統計部356は、画像形成装置100にてエラーが発生すると、このエラーが発生した際に画像形成装置100を使用していたユーザを把握する。また、上記4つのエラーカテゴリーのうちの、このエラーが属するエラーカテゴリーを把握する。そして、ユーザ/エラー統計部356は、エラーカウントテーブルのうちの、把握したユーザ、および、把握したエラーカテゴリーに対応した箇所に、1を加算する(インクリメントする)。
なお、ユーザの把握は、例えば、PC500(図1参照)から送信されてくるユーザ情報に基づき把握される。また、例えば、画像形成装置100にカードリーダを設けておき、各ユーザが有するIDカードからユーザIDを読み取って把握してもよい。
図8に示す例では、ユーザA〜Cにより画像形成装置100が使用されている場合を例示しており、さらに、この例では、ユーザAが使用中に、「印刷中ストール」に属するエラーが5回発生した場合を例示している。さらに、ユーザBが使用中に、「復旧不可エラー」に属するエラーが4回発生し、「印刷中ストール」に属するエラーが1回発生した場合を例示している。また、図8に示す例では、ユーザCの使用によっては、何れのエラーも発生していないことを例示している。
なお、新規のユーザが画像形成装置100を使用する場合には、このユーザについて登録処理を行い、このユーザについても、エラーの発生回数をカウントするようにする。
また、画像形成装置100を使用しているユーザが明確ではない場合には、図8に示すように、このユーザはゲストとして扱うようにする。
ここで、ユーザの操作方法や使用条件等がユーザ毎に異なることが多いため、図8に示すように、エラーが多く起こるエラーカテゴリーが、ユーザ毎に異なることが起こる。本実施形態では、エラーが多く起こるエラーカテゴリーをユーザ毎に把握し、把握したこのエラーカテゴリーに基づき、ログの保存を行うか否かの判断を行う。
図9、図10は、図7にて示したログ格納部350により実行される処理の流れを示したフローチャートである。
図9に示すように、まず、エラーが発生すると(ステップ301)、ユーザ/エラー統計部356が、このエラーが属するエラーカテゴリーを把握する(ステップ302)。次いで、ユーザ/エラー統計部356が、このエラーが発生した際に画像形成装置100を使用していたユーザを把握する(ステップ303)。次いで、ユーザ/エラー統計部356が、上記エラーカウントテーブルに、把握したこのユーザが既に登録されているか否かを判断する(ステップ304)。
そして、登録されているとユーザ/エラー統計部356が判断した場合には、ステップ305の処理を行わずにステップ306の処理に進む。
一方で、登録されていないと判断した場合には、ユーザ/エラー統計部356は、エラーカウントテーブルに対し、ユーザの登録(新規のユーザ登録)を行う(ステップ305)。なお、この登録に際し、このユーザの、各エラーカテゴリーにおけるカウント値は0とする。
次いで、ステップ306では、エラーが発生した際に画像形成装置100を使用していた上記ユーザ(ステップ303にて把握したユーザ)のカウント値であって、上記ステップ302にて把握したエラーカテゴリーにおけるカウント値をインクリメントする(カウント値に対して1を加算する)。
図10は、ログ保存対象項目に対応する処理がなされた際の処理の流れを示したフローチャートである。
何れかのログ保存対象項目に対応する処理がなされると、この処理がなされた際に画像形成装置100を使用していたユーザの情報、ログ保存対象項目、ログの具体的内容が、ログ保存要求部354(ログ保存要求部354A〜354Cの何れか)からログ保存判定部353に対して通知される(ステップ401)。
次いで、ログ保存判定部353は、上記エラーカウントテーブルを参照し、ステップ401にて通知されたユーザの、エラーの最も発生頻度が高いエラーカテゴリーを把握する(ステップ402)。付言すると、把握手段としても機能するログ保存判定部353が、エラーカウントテーブルを参照し、ステップ401にて通知されたユーザについてのエラー発生状況を把握する。
そして、ログ保存判定部353は、ステップ402にて把握したエラーカテゴリー、および、保存対象ログ定義部352に格納されている判断テーブル(図4にて示した判断テーブル)に基づき、保存要求のあった上記ログが、保存を行うべきログであるか否かを判断する(ステップ403)。
そして、保存を行うべきログであるとログ保存判定部353が判断した場合には、ログ記憶部355にこのログが記憶されるようになる(ステップ404)。その一方で、保存を行うべきログであるとログ保存判定部353が判断しなかった場合には、ログ記憶部355へのログの記憶は省略される。
さらに説明すると、本実施形態では、ユーザによる画像形成が行われる際、このユーザについての過去のエラー発生状況が、設定手段として機能するログ保存判定部353により把握される。そして、ログ保存判定部353は、このエラー発生状況に基づき、上記16個のログ保存対象項目を、この16個のログ保存対象項目に含まれる一部のログ保存対象項目に絞り込む。そして、ログ保存判定部353は、この一部のログ保存対象項目に含まれるログ保存対象項目であって、保存要求のあったログ保存対象項目についてのログを、ログ記憶部355に出力する。そして、出力されたこのログは、ログ記憶部355に記憶される。
ここで、図10にて示した処理を、具体例を挙げて説明する。
例えば、ステップ401にて通知されてきたユーザが例えばユーザAであった場合、図8によると、エラーの発生頻度が最も高いエラーカテゴリーは、「印刷中ストール」となる。次いで、本実施形態では、図4に示した判断テーブルを参照し、発生頻度が最も高いエラーカテゴリーである「印刷中ストール」、および、保存要求のあったログのログ保存対象項目に基づき、ログを保存するか否かを判断する。
ここで、例えば、保存要求のあったログのログ保存対象項目が、「状態変化ログ」に属する「用紙サイズエラー発生」であった場合には、図4にて「×」が表示されており、ログの保存は行われない。一方で、例えば、ログ保存対象項目が、「動作ログ」に属する「用紙排出完了」であった場合には、図4にて「○」が表示されており、「用紙排出完了」についてのログは保存されるようになる。
このように、図9、図10にて示した処理例でも、全てのログ保存対象項目のログが保存されるのではなく、一部のログ保存対象項目のログが保存されるようになる。付言すると、ユーザが画像形成装置100を使用する際、全てのログ保存対象項目のログが保存されるのでなく、このユーザに関連する一部のログ保存対象項目に絞り込んだログが保存されるようになる。このため、この場合も、ログの保存に必要なメモリの容量を減らせるようになる。付言すると、ログ記憶部355に記憶されるログの情報量が減るようになる。
(その他)
図9、図10にて示した処理に限らず、例えば、ユーザ毎に、ログの保存を行うログ保存対象項目を予め設定しておいても、メモリの使用量は減らせるようになる。ところで、この場合は、ユーザの入れ替わりなど、環境条件が変わる度に、設定を変更する必要が生じ、手間を要するようになる。特に、多数のユーザがいる場合には、設定作業は極めて煩雑化する。一方で、本実施形態の構成では、このような事前の設定を不要としつつ、必要となるログの保存を行えるようになる。
なお、上記では、ログ格納部350が画像形成装置100に設けられた場合を一例に説明したが、このログ格納部350は、外部のサーバ装置など、画像形成装置100以外の箇所に設けるようにしてもよい。この場合、ログ格納部350が設置される上記サーバ装置等は、ログ保存装置として捉えることができるようになる。
100…画像形成装置、350…ログ格納部、353…ログ保存判定部、355…ログ記憶部

Claims (3)

  1. 予め設定された複数の対象項目の各々についてのログを保存するログ保存部と、
    ユーザが画像形成を行う際に発生したエラーの発生状況であるエラー発生状況をユーザ毎に把握する把握手段と、
    ユーザによる画像形成が行われる際、当該ユーザについての前記エラー発生状況に基づき、前記対象項目の絞り込みを行い、一部の対象項目についてのログが前記ログ保存部に保存されるように設定する設定手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記把握手段は、エラーの種別毎のエラーの発生回数をユーザ毎に把握し、
    前記設定手段は、ユーザによる画像形成が行われる際、当該ユーザが画像形成を行う際に発生したエラーのうちの最も多く発生したエラーに関連する対象項目のログが前記ログ保存部に保存されるように前記設定を行うことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 予め設定された複数の対象項目の各々についてのログであって画像形成装置にて行われる各処理についてのログを保存するログ保存部と、
    ユーザが画像形成を行う際に発生したエラーの発生状況であるエラー発生状況をユーザ毎に把握する把握手段と、
    ユーザによる画像形成が行われる際、当該ユーザについての前記エラー発生状況に基づき、前記対象項目の絞り込みを行い、一部の対象項目についてのログが前記ログ保存部に保存されるように設定する設定手段と、
    を備えるログ保存装置。
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