JP5163720B2 - 情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラム - Google Patents

情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラム Download PDF

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Description

この発明は、情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラムに関し、特に、インストールされたアプリケーションプログラムを実行する際にログを記録する情報処理装置、その情報処理装置で実行されるログ記録方法およびログ記録プログラムに関する。
アプリケーションプログラムを、ユーザが利用可能とするために、アプリケーションプログラムを管理するサーバに記憶しておき、ユーザによるダウンロードを可能にしたシステムが知られている(特開2002−312506号公報)。しかしながら、機器の状態によっては、ダウンロードしたアプリケーションプログラムが、必ずしも正常に動作するとは限らない。このため、アプリケーションプログラムを実行するごとに、ログを記憶する機能を備えた複合機(以下「MFP」という)が知られている。
一方、ログを記録する機能を備えたMFPにおいては、それにインストールされているアプリケーションプログラムの全てについて、ログを記憶する。しかしながら、アプリケーションプログラムを実行するCPUが、ログを記憶することにより負荷が増大してしまうといった問題がある。アプリケーションプログラムによっては、ログを記録することが必要なものと、ログを記録する必要のないものとが存在する。例えば、実行することによりエラーが発生する確率の低いアプリケーションプログラムのログを記録する必要性は低い。しかしながら、複数のアプリケーションプログラム毎に、ログを記憶するか否かを設定するのは、煩雑な作業が必要になるといった問題がある。
特開2002−312506号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、全てのアプリケーションプログラムのログを記録する場合に比較して、ログを記録する処理の回数を少なくすることが可能な情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラムを提供することである。
この発明の他の目的は、実行されるアプリケーションプログラムに応じてログを記録する情報量を適切にすることが可能な情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラムを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムのログのみを記憶することが可能な情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、情報処理装置は、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、アプリケーション実行手段がアプリケーションプログラムを実行したログを記録するか否かを設定する設定手段と、設定手段によりログを記録することが設定されている場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するログ記録手段と、を備え、ログ記録手段は、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断する判断手段と、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合は、設定手段によりログを記録しないことが設定されている場合であっても、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録する強制記録手段と、を含む。
この局面に従えば、実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムのログを記録し、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムのログを記録しないようにすることができる。実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムの方が、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムよりもエラーの発生する確率が高い。このため、全てのアプリケーションプログラムのログを記録する場合に比較して、ログを記録する処理の回数を少なくすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
好ましくは、強制記録手段は、実行が保証されていないアプリケーションプログラムについてログ記録手段により記録されたログに含まれる正常を示すログの数が所定の条件を満たす場合、強制記録手段によるログの記録を禁止する記録禁止手段を含む。
この局面に従えば、実行が保証されていないアプリケーションプログラムであっても、正常に実行される回数の多い場合にログを記録しないようにして、ログを記録する処理の回数をさらに少なくすることができる。
好ましくは、アプリケーションプログラムのインストール時に、該インストールされるアプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合であって、かつ、設定手段によりログを記録しないことが設定されている場合は、ログを強制的に記録する旨を通知する記録通知手段を、さらに備える。
好ましくは、強制記録手段により実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログが、エラーを示すログを所定数以上含む場合は、ログを外部に送信するエラー送信手段と、アプリケーションプログラムのインストール時に、該インストールされるアプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合であって、かつ、設定手段によりログを記録しないことが設定されている場合は、エラー送信手段によりログが外部に送信される旨を通知するログ送信通知手段と、をさらに備える。
この発明の他の局面によれば、情報処理装置は、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出する保証レベル検出手段と、保証レベル検出手段により認定保証レベルが検出される場合、複数の保証レベルそれぞれに対応して、複数のログ記録レベルのうち保証レベルが高いほど低くなるログ記録レベルが対応付けられたログレベルテーブルを参照して、検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定するログ記録レベル決定手段と、アプリケーションプログラムが実行されたログであって、決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するログ記録手段と、保証レベル検出手段により認定保証レベルが検出されない場合、複数のログ記録レベルのうち記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録する強制ログ記録手段と、を備える。
この局面に従えば、実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムが実行されると、最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログが記録され、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムが実行されると、保証された認定保証レベルに対応するログ記録レベルにより定まる情報量のログが記録される。実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムの方が、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムよりもエラーの発生する確率が高い。このため、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムが実行される場合に、最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するようにして、記録されるログの情報量を適切な値にすることができる。その結果、実行されるアプリケーションプログラムに応じてログを記録する情報量を適切にすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
好ましくは、強制ログ記録手段は、保証レベル検出手段により認定保証レベルが検出されないアプリケーションプログラムについて記録されたログが、正常を示すログの数が所定の条件を満たす場合、正常を示すログの数に基づいて、複数のログ記録レベルのうちから最高レベルのログ記録レベルより記録する情報量の少ない低レベルのログ記録レベルに変更する変更手段を含み、強制ログ記録手段は、変更手段により最高レベルのログ記録レベルが低レベルのログ記録レベルに変更される場合には、変更された後の低レベルのログ記録レベルにより定まるログを記録する。
この発明のさらに他の局面に従えば、情報処理装置は、アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断する判断手段と、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断される場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するログ記録手段と、を備え、ログ記録手段は、実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログに含まれる正常を示すログの数に基づいて、ログの記録を禁止する記録禁止手段を含む
この局面に従えば、実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムのログを記録し、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムのログを記録しない。このため、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムのログのみを記憶することが可能な情報処理装置を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、ログ記録方法は、アプリケーションプログラムを実行するステップと、アプリケーションプログラムを実行したログを記録するか否かを設定するステップと、ログを記録することが設定されている場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含み、ログを記録するステップは、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合は、設定するステップにおいてログを記録しないことが設定されている場合であっても、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含む。
この局面に従えば、全てのアプリケーションプログラムのログを記録する場合に比較して、ログを記録する処理の回数を少なくすることが可能なログ記録方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、ログ記録方法は、アプリケーションプログラムを実行するステップと、アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出するステップと、検出するステップにおいて認定保証レベルが検出される場合、複数の保証レベルそれぞれに対応して、複数のログ記録レベルのうち保証レベルが高いほど低くなるログ記録レベルが対応付けられたログレベルテーブルを参照して、検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定するステップと、アプリケーションプログラムが実行されたログであって、決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、検出するステップにおいて認定保証レベルが検出されない場合、複数のログ記録レベルのうち記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、を含む。
この局面に従えば、実行されるアプリケーションプログラムに応じてログを記録する情報量を適切にすることが可能なログ記録方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、ログ記録方法は、アプリケーションプログラムを実行するステップと、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断される場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含み、ログを記録するステップは、実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログに含まれる正常を示すログの数に基づいて、ログの記録を禁止するステップを含む
この局面に従えば、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムのログのみを記憶することが可能なログ記録方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によればログ記録プログラムは、アプリケーションプログラムを実行するステップと、アプリケーションプログラムを実行したログを記録するか否かを設定するステップと、ログを記録することが設定されている場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含み、ログを記録するステップは、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合は、設定するステップにおいてログを記録しないことが設定されている場合であっても、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、全てのアプリケーションプログラムのログを記録する場合に比較して、ログを記録する処理の回数を少なくすることが可能なログ記録プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、ログ記録プログラムは、アプリケーションプログラムを実行するステップと、アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出するステップと、検出するステップにおいて認定保証レベルが検出される場合、複数の保証レベルそれぞれに対応して、複数のログ記録レベルのうち保証レベルが高いほど低くなるログ記録レベルが対応付けられたログレベルテーブルを参照して、検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定するステップと、アプリケーションプログラムが実行されたログであって、決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、検出するステップにおいて認定保証レベルが検出されない場合、複数のログ記録レベルのうち記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、実行されるアプリケーションプログラムに応じてログを記録する情報量を適切にすることが可能なログ記録プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、ログ記録プログラムは、アプリケーションプログラムを実行するステップと、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断される場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、をコンピュータに実行させ、ログを記録するステップは、実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログに含まれる正常を示すログの数に基づいて、ログの記録を禁止するステップを含む
この局面に従えば、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムのログのみを記憶することが可能なログ記録プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態におけるアプリケーション共有システムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 MFPが備えるCPUが有する機能の概要の一例をHDDに記憶するデータとともに示すブロック図である。 インストール処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ログ記録処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPUが有する機能の概要の一例をHDDに記憶するデータとともに示すブロック図である。 ログレベル情報の一例を示す図である。 ログの一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるインストール処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるログ記録処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態におけるMFPが備えるCPUが有する機能の概要の一例をHDDに記憶するデータとともに示すブロック図である。 第3の実施の形態におけるログ記録処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態におけるアプリケーション共有システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、アプリケーション共有システム1は、それぞれがネットワーク3に接続された複合機(Multi Function Peripheral)(以下、「MFP」という)100,100A〜100Dと、インターネット5に接続された検索サーバ200と、を含む。
MFP100,100A〜100Dは、情報処理装置の一例であり、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を備える。また、MFP100,100A〜100Dそれぞれは、CGI(Common Gateway Interface)を備えており、インターネットウェブサーバ(以下「IWS」)として機能する。さらに、CGIを起動するための関数としてのAPI(Application Program Interface)が公開されており、ユーザは、そのAPIを用いてアプリケーションプログラムを開発し、MFP100,100A〜100Dにインストールすることができる。さらに、MFP100,100A〜100Dには、ブラウジングプログラムがインストールされており、ブラウジングプログラムを実行するタスクが、IWSとして機能するMFP100,100A〜100Dのユーザインターフェースとして機能する。
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、有線および無線の別を問わない。MFP100,100A〜100Dそれぞれは、ネットワーク3を介して互いに通信可能であり、さらに、インターネット5を介して接続された検索サーバ200と通信可能である。なお、ネットワーク3は、LANに限らず、インターネット、ワイドエリアネットワーク(WAN)または公衆交換電話網等であってもよい。
検索サーバ200は、一般的なコンピュータである。本実施の形態においては、検索サーバ200は、MFP100,100A〜100Dのメーカが管理するコンピュータとしている。検索サーバ200は、MFP100,100A〜100Dそれぞれにおいてインストールされたアプリケーションプログラムがアップロードされ、アップロードされたアプリケーションプログラムを検索可能な状態で記憶し、要求に応じてダウンロードする。なお、検索サーバ200は、MFP100,100A〜100Dそれぞれにおいてインストールされたアプリケーションプログラムの他に、メーカが開発し、供給するアプリケーションプログラムを検索可能に記憶するようにしてもよい。なお、本実施の形態においては、検索サーバ200を、MFP100,100A〜100Dのメーカが管理するコンピュータとしたが、メーカとは関係のない者が管理するコンピュータであってもよい。
検索サーバ200に記憶されるアプリケーションプログラムは、認証情報と関連付けて記憶される。認証情報は、アプリケーションプログラムの実行を保証する情報である。認証情報は、検索サーバ200の管理者によって付与され、アプリケーションプログラムに関連付けるようにしてもよいし、アプリケーションプログラムの開発者が付与し、アプリケーションプログラムと関連付けるようにしてもよい。さらに、第三者である認証者が、検索サーバ200に記憶されたアプリケーションプログラムに付与し、アプリケーションプログラムと関連付けるようにしてもよい。
MFP100,100A〜100Dは、それぞれが備える機能は同じであってもよく異なっていてもよいが、基本的には、紙などの用紙に画像を形成するための画像形成機能を少なくとも有し、付加的に、原稿を読み取って画像データを出力する画像読取機能、画像データを処理する画像処理機能、画像形成後の用紙にパンチ穴加工、ソート処理等する後処理機能、ファクシミリ送受信機能のいずれかを含んでもよい。
MFP100,100A〜100D各々が有する機能は同じではない場合があるが、ここではMFP100が、他のMFP100A〜100Dのいずれかが有する機能を有している場合を例に説明する。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図2を参照して、MFP100は、自動原稿搬送装置(ADF)21と、画像読取部22と、画像処理部23(図3参照)と、画像形成部24と、給紙部25と、後処理部26とを含む。また、MFP100は、その上面にユーザインターフェースとして用いられる操作パネル11を備えている。
図3は、MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、MFP100は、情報処理部101と、ファクシミリ部27と、通信制御部28と、ADF21と、画像読取部22と、画像処理部23と、画像形成部24と、給紙部25と、後処理部26と、を含む。情報処理部101は、中央演算装置(CPU)111と、CPU111が実行するプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)112と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)113と、データを不揮発的に記憶するためのハードディスクドライブ(HDD)114と、表示部115と、操作部116と、ネットワークインターフェース(I/F)117と、外部記憶装置118とを含む。CPU111は、ROM112、RAM113、HDD114、表示部115、操作部116、ネットワークI/F117および外部記憶装置118とそれぞれ接続され、情報処理部101の全体を制御する。また、CPU111は、ファクシミリ部27、通信制御部28、ADF21、画像読取部22、画像処理部23、画像形成部24、給紙部25および後処理部26と接続され、MFP1の全体を制御する。
ADF21は、原稿台に搭載された複数枚の原稿をサーバいて1枚ずつ順に、画像読取部22に搬送する。ADF21は、原稿の片面を画像読取部22に読み取らせる場合、原稿を画像読取部22に搬送して表面を読み取らせる。さらに、ADF21は、原稿の両面を画像読取部22に読み取らせる場合、原稿を画像読取部22に搬送して表面を読み取らせた後、原稿を裏返して画像読取部22に搬送して裏面を読み取らせる。画像読取部22は、写真、文字、絵等の画像情報を原稿から光学的に読み取って画像データを取得し、画像処理部23に出力する。
画像処理部23は、CPU111により制御され、CPU111からの指示に基づき画像データを画像処理する。画像データは、画像読取部22が原稿を読み取って出力する画像データ、ネットワークI/F117により他のコンピュータから受信されるプリントジョブに含まれる画像データ、ネットワークI/F117により他のMFP100A〜100Dのいずれかから受信される画像データ、HDD114に記憶されている画像データを含む。画像処理は、例えば、画像を拡大する拡大処理、画像を縮小する縮小処理、複数の画像を合成して1つの画像を生成する合成処理、画像を回転させて方向を変換する回転処理等である。画像処理部23は、処理後の画像データを画像形成部24に出力する。
給紙部25は、複数の給紙トレイを有し、指定された給紙トレイに格納した用紙を1枚ずつ画像形成部24に供給する。複数の給紙トレイそれぞれは、複数のサイズの用紙のうちから選ばれたサイズの用紙を、複数の方向のうちから選ばれた方向に収納する。ここでは、給紙部25が4つの第1〜第4給紙トレイを有し、第1の給紙トレイがA4サイズの用紙を縦方向に収納し、第2の給紙トレイがA4サイズの用紙を横方向に収納し、第3の給紙トレイがA3サイズの用紙を縦方向に収納し、第4の給紙トレイがB5サイズの用紙を横方向に収納する。また、給紙部25は、両面印刷が指定されると、用紙の両面に画像を形成するために、画像形成部24に搬送した用紙を表裏反転させて、再度画像形成部24に搬送する。
画像形成部24は、画像処理部23から入力される画像データに基づき、給紙部25から搬送される用紙に画像を形成する。
後処理部26は、画像が形成された用紙を排紙する。後処理部26は、複数の排紙トレイを有し、ソート部、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えている。ソート部は、画像が形成された複数の用紙を複数の排紙トレイにソートして出力する。パンチ穴加工部は、用紙にパンチ穴を開ける。ステープル加工部は、画像が形成された複数の用紙をまとめるためにステープル加工する。
表示部115は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部116は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部116は、表示部115上に設けられたタッチパネルをさらに含む。表示部115と操作部116とで、操作パネル11を構成する。
ネットワークI/F117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはUDP(User Datagram Protocol)等の通信プロトコルで通信するためのインターフェースであり、ネットワーク3およびインターネット5を介して検索サーバ200と通信する。また、ネットワーク3に接続された他のMFP100A〜100Dと通信する。
外部記憶装置118は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)119が装着される。CPU111は、外部記憶装置118を介してCD−ROM119にアクセス可能であり、CD−ROM119に記憶されたプログラムをRAM113にロードして実行可能である。なお、CPU111が実行するプログラムは、CD−ROM119に記憶されたプログラムに限られず、他の記憶媒体に記憶されたプログラムでもよく、HDD116に記憶されたプログラムであってもよく、さらに、ネットワークI/F117を介してネットワーク3に接続された他のコンピュータによりHDD114に書込みされたプログラムであってもよい。
なお、プログラムを記憶する記憶媒体としては、CD−ROM119に限られず、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの半導体メモリでもよい。
ファクシミリ部27は、PSTN13に接続され、PSTN13にファクシミリデータを送信する、またはPSTN13からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部27は、受信したファクシミリデータを、画像形成部24がプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部24に出力する。これにより、画像形成部24は、ファクシミリ部27により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部27は、HDD114に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTN13に接続されたファクシミリ装置に送信する。
HDD114は、MFP100の環境情報を記憶する。環境情報は、MFP100に接続される周辺機器の接続状態を示す接続情報、MFP100が有する機能ごとに所定の設定項目の設定値を含む設定情報と、を含む。接続状態は、ADF21、画像読取部22、画像処理部23、後処理部26の接続有無を示す。MFP100が有する機能は、両面読み取り機能、カラー印字機能、給紙機能、両面印字機能、画像処理機能、後処理機能を含む。両面読取機能における設定項目と設定値は、原稿の両面を読み取り可能であるか否かが設定される。また、カラー印字機能における設定項目と設定値は、カラー印字が可能であるか否かを設定される。給紙機能における設定項目と設定値は、A4縦、A4横、A3縦およびB5横の用紙を選択可能か否かが設定される。プリント機能における設定項目と設定値は、片面または両面に画像を形成可能であるか否かが設定される。画像処理機能における設定項目と設定値は、画像のサイズを変更する変倍処理および複数ページの画像を合成して1つの用紙に画像形成するNin1処理が可能であるか否かが設定される。後処理機能における設定項目と設定値は、ソート処理、ステープル加工処理およびパンチ穴加工処理が可能であるか否かが設定される。通信機能における設定項目と設定値は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のバージョン情報が設定される。
MFP100,100A〜100D各々は、画像形成部24および給紙部25を少なくとも備えており、付加的に、ADF21、画像読取部22、画像処理部23、後処理部26およびファクシミリ部27のいずれかを備えている。したがって、MFP100,100A〜100DのうちADF21、画像読取部22、画像処理部23、画像形成部24、給紙部25、後処理部26およびファクシミリ部27の全てを備えていないものが存在してもよく、ADF21、画像読取部22、画像処理部23、画像形成部24、給紙部25、後処理部26およびファクシミリ部27のいずれを備えているかにより、MFP100,100A〜100D各々が備える機能が異なる場合がある。
さらに、画像処理部23は、拡大処理、縮小処理、合成処理、および回転処理を含む例を説明したが、画像処理部23は、拡大処理、縮小処理、合成処理、および回転処理の少なくとも1つを実行可能であればよい。したがって、MFP100,100A〜100Dのうちで画像処理部23を備えているものの間で、拡大処理、縮小処理、合成処理、および回転処理のいずれを実行可能かによって、機能が異なる場合がある。
また、後処理部26にあっては、上述したようにソート機能、ステープル機能、パンチ機能を備えている例を説明したが、これらの機能のうち少なくとも1つを備えていればよい。このため、MFP100,100A〜100Dのうちで後処理部26を備えるもののうち、ソート機能、ステープル機能、パンチ機能の全てを備えていないものが存在してもよい。したがって、MFP100,100A〜100Dのうちで後処理部26を備えるものの間で、ソート機能、ステープル機能、パンチ機能のいずれを備えているかによって、機能が異なる場合がある。
図4は、MFPが備えるCPUが有する機能の概要の一例をHDDに記憶するデータとともに示すブロック図である。図4に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111に形成される。
図4を参照して、CPU111は、アプリケーションプログラムをインストールするインストール部51と、インストールされたアプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行部53と、インストールされたアプリケーションプログラムが外部において保証されているか否かを判断する判断部55と、ユーザに通知する通知部57と、ログ記録機能を有効に設定する設定部59と、アプリケーションプログラムのログを記録するログ記録部61と、強制記録部63と、ログ送信部65と、を備える。
インストール部51は、外部から取得されるアプリケーションプログラムを、インストールする。具体的には、インストール部51は、検索サーバ200からアプリケーションプログラムをダウンロードすることにより、アプリケーションプログラムを取得し、HDD114に記憶する。これにより、HDD114にアプリケーションプログラム91が記憶される。検索サーバ200からダウンロードされるアプリケーションプログラムは、認証情報が関連付けられている場合は、その認証情報とともにアプリケーションプログラム91をHDD114に記憶する。
インストール部51は、HDD114に記憶されたアプリケーションプログラム91を実行可能に設定する種々の処理を実行することによりアプリケーションプログラムをインストールする。インストール部51がアプリケーションプログラム91をインストールするための処理は、例えば、メニュー画面にアプリケーションプログラムの実行を指示するためのボタンを追加する処理等である。なお、アプリケーションプログラム91は、検索サーバ200からダウンロードしたアプリケーションプログラムに限らず、ユーザが操作部116にAPIの関数を入力して作成されたアプリケーションプログラムであってもよいし、また、ユーザが、パーソナルコンピュータを用いて、APIの関数で記述されたアプリケーションプログラムを作成したものであってもよい。インストール部51は、インストールしたアプリケーションプログラム91を識別するためのアプリケーション識別情報を判断部55に出力する。
設定部59は、ログ記録機能を有効に設定する。ユーザが操作部116にログ記録機能を有効に設定する操作を入力すれば、ログ記録機能を有効に設定することを示す設定情報をHDD114に記憶する。ユーザが操作部116にログ記録機能を無効に設定する操作を入力すれば、ログ記録機能を無効に設定することを示す設定情報をHDD114に記憶する。これにより、HDD114にログ記録機能を有効または無効のいずれかに設定することを示す設定情報93が記憶される。
アプリケーション実行部53は、HDD114に記憶されたアプリケーションプログラム91を実行する。アプリケーション実行部53は、ユーザが操作部116に入力する操作に基づいて、アプリケーションプログラム91を実行する。HDD114に複数のアプリケーションプログラム91が記憶されている場合には、複数のアプリケーションプログラムのうちからユーザが操作部116を操作して、選択した1以上のアプリケーションプログラム91を実行する。例えば、アプリケーション実行部53は、表示部115にアプリケーションプログラムの一覧を表示し、ユーザが一覧のうちから1以上を選択することにより、HDD116に記憶された複数のアプリケーションプログラムのうちから実行するアプリケーションプログラムを選択する。アプリケーション実行部53は、アプリケーションプログラム実行すると、実行したアプリケーションプログラムを識別するためのアプリケーション識別情報を、判断部55、ログ記録部61および強制記録部63に出力するとともに、アプリケーションプログラムを実行した結果を、ログ記録部61および強制記録部63に出力する。アプリケーションプログラムの実行結果は、正常終了およびエラー終了のいずれかである。なお、実行結果は、アプリケーションプログラムに含まれるコマンドごとに正常終了およびエラー終了の別を含んでもよいし、MFP100の処理ごとに正常終了およびエラー終了の別を含んでもよい。さらに、エラー終了の場合には、エラーに対して予め定められたエラーコードを含んでもよい。
判断部55は、アプリケーションプログラムがその実行が外部で保証されているか否かを判断する。HDD114に記憶されたアプリケーションプログラム91に認証情報が関連付けられている場合に、実行が保証されていると判断するが、アプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていない場合に、実行が保証されていないと判断する。判断部55は、インストール部51からアプリケーション識別情報が入力される場合、アプリケーション識別情報で特定されるアプリケーションプログラム91に認証情報が関連付けられているか否か判断する。判断部55は、認証情報が関連付けられていないと判断する場合、通知部57に通知指令を出力する。
また、判断部55は、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報が入力される場合、アプリケーション識別情報で特定されるアプリケーションプログラム91に認証情報が関連付けられているか否か判断する。判断部55は、認証情報が関連付けられていないと判断する場合、強制記録部63に記録指令を出力する。
通知部57は、判断部55から通知指示が入力されると、設定情報93がログ記録機能を無効に設定することを示すことを条件に、ユーザに、強制的にログを記録する旨を通知するとともに、ログを外部に送信する旨を通知する。具体的には、強制的にログを記録する旨を示すメッセージと、ログを外部に送信する旨を示すメッセージとを、表示部115に表示する。例えば、強制的にログを記録する旨を示すメッセージは「ログを強制的に記憶する設定をしました。」であり、ログを外部に送信する旨を示すメッセージは「エラーの回数が所定数以上でログを送信する設定をしました。」である。
ログ記録部61は、設定情報93に従ってアプリケーションプログラムのログを記録する。ログ記録部61は、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報と実行結果とが入力される。ログ記録部61は、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報と実行結果とが入力されると、設定情報93がログ記録機能を有効に設定することを示すことを条件に、ログをHDD116に記憶する。これによりHDD114にログ情報95が記憶される。ログ情報95は、アプリケーション識別情報と実行結果との組を含む。
強制記録部63は、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報と実行結果とが入力され、判断部59から記録指示が入力される。強制記録部63は、判断部55から記録指示が入力されると、設定情報93がログ記録機能を無効に設定することを示すこと、および後述する記録禁止部71によってログの記録が禁止されていないことを条件に、ログをHDD116に記憶する。判断部59が記録指令を出力するのは、アプリケーション実行部53により実行されたアプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていない場合、換言すれば、外部において実行が保証されていない場合である。強制記録部63は、外部において実行が保証されていないアプリケーションプログラムが実行される場合、設定情報93においてログ記録機能が無効に設定されている場合であっても、ログを記憶する。ログは、上述したログ記録部61が記録するログと同じであり、強制記録部63は、アプリケーション実行部53から入力されるアプリケーション識別情報と実行結果との組を、HDD114に記憶する。強制記録部63は、ログを記録する場合、アプリケーション実行部53から入力されるアプリケーション識別情報をログ送信部65に出力する。
強制記録部63は、記録禁止部71を含む。記録禁止部71は、HDD114に記憶されているログ情報95のうちからアプリケーション実行部53から入力されるアプリケーション識別情報と組になる実行結果の全てを抽出する。そして、記録禁止部71は、抽出された実行結果のうちに正常終了を示す実行結果の件数が所定の条件を満たすならば、強制記録部63がログを記録するのを禁止する。所定の条件は、予め定められた数以上としている。なお、所定の条件は、抽出された実行結果の件数に対する正常終了を示す実行結果の件数の割合が、所定の割合以上としてもよい。正常終了の実行結果が所定数以上ならば、その後アプリケーションプログラムを実行しても正常終了する確率が高いので、そのようなアプリケーションプログラムのログを記録しないようにするためである。その結果、できるだけログを記録しないようにしてCPU111の負荷を低減することができる。
ログ送信部65は、強制記録部63により記録されたログが、エラーを示すログを所定数以上含む場合は、ログを外部に送信する。具体的には、ログ送信部65は、強制記録部63からアプリケーション識別情報が入力されると、HDD114に記憶されているログ情報95のうちから、強制記録部63から入力されるアプリケーション識別情報と組になる実行結果の全てを抽出する。そして、ログ送信部65は、抽出された実行結果のうちにエラー終了を示す実行結果の件数が所定数以上ならば、抽出されたログ情報の全てを検索サーバ200に、ネットワークI/F117を介して送信する。
図5は、インストール処理の流れの一例を示すフローチャートである。インストール処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図5を参照して、CPU111は、インストール指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS01)。インストール指示を受け付けるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、インストール指示を受け付けたならば(ステップS01でYES)、インストールを開始し、処理をステップS02に進める。インストール指示は、アプリケーションプログラムを特定するための指示を含む。例えば、検索サーバ200からアプリケーションプログラムをダウンロードする場合、インストール指示は、検索サーバ200に記憶されたアプリケーションプログラムの一覧を含むダウンロード画面を検索サーバ200からの取得する指示と、ダウンロード画面でアプリケーションプログラムをダウンロードする指示とを含む。
ステップS02においては、インストール指示により特定されるアプリケーションプログラムが認証情報と関連付けられているか否かを判断する。アプリケーションプログラムが認証情報と関連付けられているならば処理をステップS05に進めるが、そうでなければ処理をステップS03に進める。ステップS03においては、ログを強制的に記録することを通知するメッセージを表示部115に表示し、処理をステップS04に進める。ステップS04においては、エラーログが所定数記録された場合にログを検索サーバに送信することを通知するメッセージを表示部115に表示し、処理をステップS05に進める。
ステップS05においては、ステップS01において指示されたアプリケーションプログラムのインストールが終了したか否かを判断する。アプリケーションプログラムのインストールが終了するまで待機状態となり(ステップS05でNO)、インストールが終了すると(ステップS05でYES)、処理を終了する。
図6は、ログ記録処理の流れの一例を示すフローチャートである。ログ記録処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図6を参照して、CPU111は、アプリケーションプログラムを選択する指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS11)。アプリケーションプログラムを選択する指示を受け付けるまで待機状態となり(ステップS11でNO)、アプリケーションプログラムを選択する指示を受け付けると(ステップS11でYES)、処理をステップS12に進める。換言すれば、ログ記録処理は、アプリケーションプログラムを選択する指示を受け付けることを条件に実行される処理である。
ステップS12においては、実行指示を受け付けたか否かを判断する。実行指示を受け付けたならば処理をステップS13に進めるが、そうでなければ処理をステップS11に戻す。例えば、ユーザが操作部116の備えるスタートキーを押下する操作を検出すると、実行指示を受け付ける。
ステップS13においては、ステップS11において選択されたアプリケーションプログラムを実行する。次のステップS14においては、設定情報を取得する。ここでは、HDD114に記憶されている設定情報93を取得する。次のステップS15においては、設定情報93の内容により処理を分岐させる。設定情報93がログ記録機能を無効に設定することを示す場合、処理をステップS16に進めるが、設定情報93がログ記録機能を有効に設定することを示す場合、処理をステップS20に進める。
ステップS16においては、認証情報を取得する。ステップS11において選択されたアプリケーションプログラムに関連付けられた認証情報を取得する。次のステップS17においては、アプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられているか否かを判断する。認証情報が取得されたか否かにより処理を分岐させる。認証情報が取得された場合には、外部において実行が保証されていると判断し、処理を終了するが、認証情報が取得されない場合には、外部において実行が保証されていないと判断し、処理をステップS18に進める。
ステップS18においては、ステップS11において選択されたアプリケーションプログラムのログ情報を読み出す。具体的には、HDD114に記憶されているログ情報95のうちから、ステップS11において選択されたアプリケーションプログラムのアプリケーション識別情報を含む全てのログ情報95を読み出す。
次のステップS19においては、ステップS18において読み出されたログ情報95のうちに、正常終了を示すログの件数がしきい値T1以上か否かを判断する。正常終了を示すログの件数がしきい値T1以上ならば処理を終了するが、そうでなければ処理をステップS20に進める。正常終了するログの件数がしきい値T1以上ならば、アプリケーションプログラムを実行した結果が正常終了する確率が高いからである。
ステップS20においては、ステップS13において実行されたアプリケーションプログラムのログを記録する。具体的には、アプリケーションプログラムの実行結果と、そのアプリケーションプログラムのアプリケーション識別情報との組を、HDD114に記憶されているログ情報95に追加して記憶する。
次のステップS21においては、ステップS13において実行されたアプリケーションプログラムの実行が失敗したか否かを判断する。アプリケーションプログラムの実行に失敗したならば、処理をステップS22に進めるが、そうでなければ処理を終了する。ステップS22においては、ステップS13において実行されたアプリケーションプログラムのログ情報95のうちに、エラー終了を示すログの件数がしきい値T2以上か否かを判断する。エラー終了を示すログの件数がしきい値T2以上ならば処理をステップS23に進めるが、そうでなければ処理を終了する。ステップS23においては、エラー通知し、処理を終了する。具体的には、ステップS13において実行されたアプリケーションプログラムのログを、検索サーバ200にネットワークI/F117を介して送信する。
第1の実施の形態におけるMFP100は、アプリケーションプログラムを実行したログを記録するログ記録機能を有効または無効のいずれかを示す設定情報93が記憶され、設定情報93によりログ記録機能を有効にする設定がされている場合、アプリケーションプログラムが実行されたログが記録される。アプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていなく、実行が外部において保証されていない場合は、設定情報93によりログ記録機能を無効にする設定がされている場合であっても、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録する。このため、実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムのログを記録し、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムのログを記録しないようにすることができる。実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムの方が、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムよりもエラーの発生する確率が高いので、全てのアプリケーションプログラムのログを記録する場合に比較して、ログを記録する処理の回数を少なくすることができる。その結果、必要なログを記録するとともに、CPU111の負荷を少なくすることができる。
また、実行が保証されていないアプリケーションプログラムであっても、正常に実行される回数の多い場合にログを記録しない。このため、ログを記録する処理の回数をさらに少なくすることができる。
さらに、アプリケーションプログラムのインストール時に、該インストールされるアプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていない場合であって、かつ、設定情報93によりログ記録機能を無効にする設定がされている場合は、ログを強制的に記録する旨をユーザに通知する。このため、ユーザが設定した内容と異なる処理を実行することをユーザに通知することができる。
さらに、アプリケーションプログラムのインストール時に、該インストールされるアプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていない場合であって、かつ、設定情報93によりログ記録機能を無効にする設定がされている場合は、実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログが、エラーを示すログを所定数以上含む場合は、ログを検索サーバ200に送信することがユーザに通知される。このため、ユーザが設定した内容と異なる処理を実行することをユーザに通知することができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態におけるアプリケーション共有システム1は、アプリケーションプログラムの実行が保証される場合に、認証情報をアプリケーションプログラムに関連付けるようにした。第2の実施の形態におけるアプリケーション共有システム1Aは、アプリケーションプログラムに関連付けられる認証情報が、保証の程度を示す保証レベルを有するものである。ここでは、保証レベルを、高、中および低の3段階とする場合を例に説明する。認証情報は、検索サーバ200の管理者によって付与され、アプリケーションプログラムに関連付けるようにしてもよいし、アプリケーションプログラムの開発者が付与し、アプリケーションプログラムと関連付けるようにしてもよい。さらに、第三者である認証者が、検索サーバ200に記憶されたアプリケーションプログラムに付与し、アプリケーションプログラムと関連付けるようにしてもよい。
なお、認証情報に、保証レベルそのものに代えて、アプリケーションプログラムの実行を保証する者を識別する認証者識別情報を含めるようにし、認証者識別情報に保証レベルを予め関連付けるようにしてもよい。例えば、認証情報に含まれる認証者識別情報が、MFP100の製造メーカの場合に保証レベル「高」を関連付け、予め定められたプログラム開発会社等に保証レベル「中」を関連付け、その他の者に保証レベル「低」を関連付ける。
第2の実施の形態におけるアプリケーション共有システム1の全体概要は、図1に示したのと同じであり、MFP100の外観およびハードウエア構成は、図2および図3にそれぞれ示したのと同じである。したがって、ここでは説明を繰り返さない。
図7は、第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPUが有する機能の概要の一例をHDDに記憶するデータとともに示すブロック図である。図7に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111に形成される。
図7を参照して、図4に示した機能と異なる点は、判断部55、設定部59、ログ記録部61および強制記録部63が、保証レベル検出部55A、設定部59A、ログ記録部61Aおよび強制記録部63Aにそれぞれ変更された点、ログ記録レベル決定部73が追加された点である。その他の機能は図4に示したのと同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
設定部59Aは、保証レベルとログ記録レベルとの関連付を設定する。ログ記録レベルは、ログを記録する情報量を定める。具体的には、ユーザが操作部116に入力する保証レベルとログ記録レベルとの関連付けを受け付け、HDD114に受け付けられた関連付けをログレベル情報として記憶する。これにより、HDD114にログレベル情報93Aが記憶される。
図8は、ログレベル情報の一例を示す図である。図8を参照して、ログレベル情報93Aは、保証レベルの項目と、ログ記録レベルの項目とを含む。ログ記録レベルの項目は、レベルの項目と内容の項目とを含む。ログレベル情報93Aは、保証レベル「高」に対してログ記録レベル「低」を関連付け、保証レベル「中」に対してログ記録レベル「中」を関連付け、保証レベル「低」に対してログ記録レベル「高」を関連付ける。ログ記録レベル「低」は、ログの内容としてAPI呼び出しログを示し、ログ記録レベル「中」は、ログの内容としてAPI呼び出しログであって、APIに渡すパラメータを含むログを示し、ログ記録レベル「高」は、API呼び出しログとMFP内部の動作ログとを含むログを示す。
図7に戻って、アプリケーション実行部53は、アプリケーションプログラム実行すると、実行したアプリケーションプログラムを識別するためのアプリケーション識別情報を、保証レベル検出部55A、ログ記録部61Aおよび強制記録部63Aに出力するとともに、アプリケーションプログラムを実行した結果を、ログ記録部61Aおよび強制記録部63Aに出力する。アプリケーションプログラムの実行結果は、正常終了およびエラー終了のいずれかであり、アプリケーションプログラムに含まれるコマンドごとに正常終了およびエラー終了の別、MFP100の処理ごとに正常終了およびエラー終了の別を含む。なお、エラー終了の場合には、エラーに対して予め定められたエラーコードを含んでもよい。
保証レベル検出部55Aは、アプリケーションプログラムがその実行が外部で保証されている保証レベルを検出する。保証レベル検出部55Aは、HDD114に記憶されているアプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられている場合に、認証情報に含まれる保証レベルを検出する。保証レベル検出部55Aは、HDD114に記憶されているアプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていない場合に、保証レベルを検出しない。
保証レベル検出部55Aは、インストール部51からアプリケーション識別情報が入力される場合、HDD114に記憶されているアプリケーションプログラム91のうちからアプリケーション識別情報で特定されるアプリケーションプログラム91の保証レベルを検出する。保証レベル検出部55Aは、インストール部51から入力されるアプリケーション識別情報で特定されるアプリケーションプログラム91の保証レベルを検出しない場合、通知部57に通知指令を出力する。
保証レベル検出部55Aは、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報が入力される場合、HDD114に記憶されているアプリケーションプログラム91のうちからアプリケーション識別情報で特定されるアプリケーションプログラム91の保証レベルを検出する。保証レベル検出部55Aは、保証レベルを検出する場合、検出された保証レベルをログ記録レベル決定部73に出力し、保証レベルを検出しない場合、強制記録部63Aに記録指令を出力する。
ログ記録レベル決定部73は、保証レベル検出部55Aから保証レベルが入力され、入力される保証レベルに対応するログ記録レベルを決定する。ログ記録レベル決定部73は、HDD114に記憶されたログレベル情報93Aを参照して、保証レベル検出部55Aから入力される保証レベルに対応するログ記録レベルを取得し、取得されたログ記録レベルをログ記録部61Aに出力する。
ログ記録部61Aは、アプリケーションプログラムのログを、アプリケーションプログラムのログ記録レベルによって定まる情報量のログを記録する。ログ記録部61Aは、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報と実行結果とが入力され、ログ記録レベル決定部73からログ記録レベルが入力される。ログ記録部61は、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報と実行結果とが入力されると、ログ記録レベル決定部73から入力されるログ記録レベルによって定まる情報量のログをHDD116に記憶する。これによりHDD114にログ情報95が記憶される。ログ情報95は、アプリケーション識別情報と実行結果との組を含む。ログ記録レベルが「高」の場合、API呼び出しログと、MFP内部の動作ログとを含むログを記憶し、ログ記録レベルが「中」の場合、API呼び出しログであって、APIに渡すパラメータを含むログを記録し、ログ記録レベルが「低」の場合、API呼び出しログを記憶する。
図9は、ログの一例を示す図である。図9(A)は、ログ記録レベル「低」の場合に記録されるログの一例を示す。図9(A)を参照して、ログは、API「スキャン(Scan to E−mail)」に対して実行結果「成功」を含む。
図9(B)は、ログ記録レベル「中」の場合に記録されるログの一例を示す。図9(B)を参照して、ログは、API「スキャン(Scan to E−mail)」に対して実行結果「成功」と、そのAPIに渡されたパラメータを含む。
図9(C)は、ログ記録レベル「高」の場合に記録されるログの一例を示す。図9(C)を参照して、ログは、API「スキャン(Scan to E−mail)」に対して実行結果「成功」と、そのAPIに渡されたパラメータと、MFP100の内部動作の実行結果と、を含む。
図7に戻って、強制記録部63Aは、アプリケーション実行部53からアプリケーション識別情報と実行結果とが入力され、保証レベル検出部55Aから記録指示が入力される。強制記録部63Aは、保証レベル検出部55Aから記録指示が入力されると、HDD114に記憶されたログレベル情報を参照して、最高レベルのログ記録レベルを取得する。そして、強制記録部63Aは、後述する変更部75によりログ記録レベルが変更されないことを条件に、取得された最高レベルのログ記録レベルによって定まる情報量のログをHDD116に記憶する。
保証レベル検出部55Aが記録指示を出力するのは、アプリケーション実行部53により実行されたアプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていない場合、換言すれば、外部において保証されていない場合である。強制記録部63Aは、外部において保証されていないアプリケーションプログラムが実行される場合、最高レベルのログ記録レベルによって定まる情報量のログを記憶する。最高レベルのログ記録レベルによって定まる情報量は、上述したログ記録部61Aがログ記録レベル「高」で記録するログの情報量と同じである。強制記録部63Aは、ログを記録する場合、アプリケーション実行部53から入力されるアプリケーション識別情報をログ送信部65に出力する。
強制記録部63は、変更部75を含む。変更部75は、HDD114に記憶されているログ情報95のうちからアプリケーション実行部53から入力されるアプリケーション識別情報と組になる実行結果の全てを抽出する。そして、変更部75は、抽出された実行結果のうちに正常終了を示す実行結果の件数が予め定められた条件を満たすならば、強制記録部63がログを記録するログ記録レベルを、最高レベルのログ記録レベルから情報量の少ない中または低のログ記録レベルに変更する。ログ記録レベルを、中または低のログ記録レベルのいずれに変更するかは、正常終了を示す実行結果の件数によって定めるようにすればよい。予め定められた条件は、例えば、正常終了を示す実行結果の件数がしきい値TL1以上TL2以下ならば中または低のログ記録レベルに変更し、正常終了を示す実行結果の件数がしきい値TL2以上ならば低のログ記録レベルに変更する。なお、予め定められた条件は、例えば、抽出された実行結果の件数に対する正常終了を示す実行結果の件数の割合に基づいて定めるようにしてもよい。
正常終了の実行結果が所定数以上ならば、その後アプリケーションプログラムを実行しても正常終了する確率が高いので、そのようなアプリケーションプログラムのログの情報量を少なくするためである。その結果、記録するログの情報量をできるだけ少なくして、CPU111の負荷を低減することができる。
図10は、第2の実施の形態におけるインストール処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10を参照して、図5に示したインストール処理と異なる点は、ステップS02がステップS02Aに変更された点である。その他の処理は、図5に示したのと同じなので、ここでは説明を繰り返さない。ステップS02Aにおいては、ステップS01において受け付けられたインストール指示により特定されるアプリケーションプログラムの保証レベルを検出したか否かを判断する。HDD114に記憶されているアプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていれば保証レベルを検出し、アプリケーションプログラムに認証情報が関連付けられていなければ保証レベルを検出しない。アプリケーションプログラムの保証レベルを検出したならば処理をステップS05に進めるが、そうでなければ処理をステップS03に進める。
図11は、第2の実施の形態におけるログ記録処理の流れの一例を示すフローチャートである。ログ記録処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図11を参照して、ステップS31〜ステップS33は、図6のステップS11〜ステップS13と同じである。したがって、ここでは説明を繰り返さない。ステップS34においては、保証レベルを検出する。ステップS31において選択されたアプリケーションプログラムに関連付けられた認証情報に含まれる保証レベルを取得する。
次のステップS36においては、HDD114に記憶されているログレベル情報93Aを読み出す。そして、ログ記録レベルを決定し(ステップS37)、処理をステップS38に進める。ステップS36において読み出されたログレベル情報93Aにおいて、ステップS35において検出された保証レベルに対応付けられたログ記録レベルを取得し、取得されたログ記録レベルをログの記録に用いるログ記録レベルに決定する。
ステップS38においては、ステップS33において実行されたアプリケーションプログラムのログを、ステップS37において決定されたログ記録レベルで定まる情報量のログを記録する。具体的には、アプリケーションプログラムの実行結果のうちログ記録レベルで定まる部分と、そのアプリケーションプログラムのアプリケーション識別情報との組を、HDD114に記憶されているログ情報95に追加して記憶する。
一方、ステップS39においては、HDD114に記憶されているログレベル情報93Aのうち最高レベルのログ記録レベルを決定し(ステップS37)、処理をステップS40に進める。ここでは、ログ記録レベル「高」をログの記録に用いるログ記録レベルに決定する。
ステップS40においては、ステップS31において選択されたアプリケーションプログラムのログ情報を読み出す。具体的には、HDD114に記憶されているログ情報95のうちから、ステップS31において選択されたアプリケーションプログラムのアプリケーション識別情報を含む全てのログ情報95を読み出す。
次のステップS41においては、ステップS40において読み出されたログ情報のうちに、正常終了を示すログの件数がしきい値TL1以上か否かを判断する。正常終了を示すログの件数がしきい値TL1以上ならば処理をステップS42に進め、そうでなければ処理をステップS45に進める。ステップS42においては、ステップS40において読み出されたログ情報のうちに、正常終了を示すログの件数がしきい値TL2以上か否かを判断する。正常終了を示すログの件数がしきい値TL2以上ならば処理をステップS43に進め、そうでなければ処理をステップS44に進める。しきい値TL2は、しきい値TL1よりも大きい。
ステップS43においては、ログの記録に用いるログ記録レベルを、ログ記録レベル「高」からログ記録レベル「低」に変更し、処理をステップS45に進める。ステップS44においては、ログの記録に用いるログ記録レベルを、ログ記録レベル「高」からログ記録レベル「中」に変更し、処理をステップS45に進める。
ステップS45においては、ステップS13において実行されたアプリケーションプログラムのログを記録する。具体的には、アプリケーションプログラムの実行結果のうち、ログの記録に用いるログ記録レベルで定まる部分と、そのアプリケーションプログラムのアプリケーション識別情報との組を、HDD114に記憶されているログ情報95に追加して記憶する。ログの記録に用いるログ記録レベルは、ステップS40において読み出されたログ情報のうちに含まれる正常終了を示すログの件数がしきい値TL1より少なければログ記録レベル「高」であり、正常終了を示すログの件数がしきい値TL1以上しきい値TL2より少なければログ記録レベル「中」であり、正常終了を示すログの件数がしきい値TL2以上ならばログ記録レベル「高」である。
ステップS46〜ステップS48の処理は、図6のステップS21〜ステップS23とそれぞれ同じである。したがってここでは説明を繰り返さない。
第2の実施の形態におけるMFP100は、アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出し、認定保証レベルが検出される場合、ログレベル情報93Aを参照して、検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定し、アプリケーションプログラムが実行されたログであって、決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録し、認定保証レベルが検出されない場合、ログレベル情報93Aを参照して、記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録する。換言すれば、実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムが実行されると、最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録し、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムが実行されると、保証された認定保証レベルに対応するログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録する。実行が外部において保証されていないアプリケーションプログラムの方が、実行が外部において保証されているアプリケーションプログラムよりもエラーの発生する確率が高い。このため、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムが実行される場合に、最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するようにして、記録されるログの情報量を適切な値にすることができる。その結果、実行されるアプリケーションプログラムに応じてログを記録する情報量を適切にすることができる。
また、保証レベルが検出されないアプリケーションプログラムについて記録されたログが、正常を示すログの数が所定数以上の場合、正常を示すログの数に基づいて、複数のログ記録レベルのうちから最高レベルのログ記録レベルより記録する情報量の少ない低レベルのログ記録レベルに変更し、最高レベルのログ記録レベルが低レベルのログ記録レベルに変更された後は、変更された後の低レベルのログ記録レベルにより定まるログを記録する。このため、記録されるログの情報量を少なくすることができ、CPU111の負荷を少なくすることができる。
<第3の実施の形態>
第1の実施の形態におけるアプリケーション共有システム1は、MFP100のHDD114に設定情報93を記憶しておき、アプリケーションプログラムの実行が保証される場合に、設定情報93に従ってログを記録し、アプリケーションプログラムの実行が保証されない場合に、ログを強制的に記録するようにした。第3の実施の形態におけるアプリケーション共有システム1Bは、MFP100のHDD114に設定情報93を記憶することなく、アプリケーションプログラムが保証されていない場合にのみログを記録するようにしたものである。
第3の実施の形態におけるアプリケーション共有システム1Bの全体概要は、図1に示したのと同じであり、MFP100の外観およびハードウエア構成は、図2および図3にそれぞれ示したのと同じである。したがって、ここでは説明を繰り返さない。
図12は、第3の実施の形態におけるMFPが備えるCPUが有する機能の概要の一例をHDDに記憶するデータとともに示すブロック図である。図12に示す機能は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111に形成される。
図12を参照して、図4に示した機能と異なる点は、設定部59およびログ記録部61が削除された点、通知部57Aが変更された点である。以下、図4に示した機能と異なる点を主に説明する。
通知部57Aは、判断部55から通知指示が入力されると、ユーザに、強制的にログを記録する旨を通知するとともに、ログを外部に送信する旨を通知する。具体的には、強制的にログを記録する旨を示すメッセージと、ログを外部に送信する旨を示すメッセージとを、表示部115に表示する。
図13は、第3の実施の形態におけるログ記録処理の流れの一例を示すフローチャートである。ログ記録処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM112、HDD114またはCD−ROM119に記憶されたログ記録プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。
図13を参照して、図6に示したログ記録処理と異なる点は、ステップS15が削除された点である。その他の処理は、図6に示した処理と同じなのでここでは説明を繰り返さない。ステップS15が実行されないので、ステップS16において認証情報が取得されない場合(ステップS17でNO)にのみ、ログがステップS20において記憶される。
第3の実施の形態におけるMFP100は、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断し、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断する場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断する場合、アプリケーションプログラムが実行されたログを記録する。このため、エラーの発生する確率の高いアプリケーションプログラムのログのみを記憶することができる。
また、実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログに含まれる正常を示すログの数が所定数以上の場合に、ログを記録しない。このため、ログを記録する処理の回数を少なくすることができ、CPU111の負荷を低減することができる。
なお、上述した実施の形態においては情報処理装置の一例として、MFP100を説明したが、図5、図6、図10、図11および図13に示した処理をコンピュータに実行させるためのログ記録方法またはログ記録プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B アプリケーション共有システム、3 ネットワーク、5 インターネット、11 操作パネル、21 ADF、22 画像読取部、23 画像処理部、24 画像形成部、25 給紙部、26 後処理部、27 ファクシミリ部、28 通信制御部、51 インストール部、53 アプリケーション実行部、55 判断部、55A 保証レベル検出部、57,57A 通知部、59 設定部、59 判断部、59,59A 設定部、61,61A ログ記録部、63,63A 強制記録部、65 ログ送信部、71 記録禁止部、73 ログ記録レベル決定部、75 変更部、91 アプリケーションプログラム、93 設定情報、93A ログレベル情報、95 ログ情報、100,100A〜100D MFP、101 情報処理部、111 CPU、112 ROM、113 RAM、114 HDD、115 表示部、116 操作部、117 ネットワークI/F、118 外部記憶装置、119 CD−ROM、200 検索サーバ。

Claims (13)

  1. アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、
    前記アプリケーション実行手段が前記アプリケーションプログラムを実行したログを記録するか否かを設定する設定手段と、
    前記設定手段によりログを記録することが設定されている場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するログ記録手段と、を備え、
    前記ログ記録手段は、前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断する判断手段と、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合は、前記設定手段によりログを記録しないことが設定されている場合であっても、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録する強制記録手段と、を含む情報処理装置。
  2. 前記強制記録手段は、前記実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて前記ログ記録手段により記録されたログに含まれる正常を示すログの数が所定の条件を満たす場合、前記強制記録手段によるログの記録を禁止する記録禁止手段を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. アプリケーションプログラムのインストール時に、該インストールされるアプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合であって、かつ、前記設定手段によりログを記録しないことが設定されている場合は、ログを強制的に記録する旨を通知する記録通知手段を、さらに備えた、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記強制記録手段により前記実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて記録されたログが、エラーを示すログを所定数以上含む場合は、前記ログを外部に送信するエラー送信手段と、
    アプリケーションプログラムのインストール時に、該インストールされるアプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合であって、かつ、前記設定手段によりログを記録しないことが設定されている場合は、前記エラー送信手段によりログが外部に送信される旨を通知するログ送信通知手段と、をさらに備えた請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、
    前記アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出する保証レベル検出手段と、
    前記保証レベル検出手段により認定保証レベルが検出される場合、前記複数の保証レベルそれぞれに対応して、複数のログ記録レベルのうち前記保証レベルが高いほど低くなるログ記録レベルが対応付けられたログレベルテーブルを参照して、前記検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定するログ記録レベル決定手段と、
    前記アプリケーションプログラムが実行されたログであって、前記決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するログ記録手段と、
    前記保証レベル検出手段により認定保証レベルが検出されない場合、前記複数のログ記録レベルのうち記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録する強制ログ記録手段と、を備えた情報処理装置。
  6. 前記強制ログ記録手段は、前記保証レベル検出手段により認定保証レベルが検出されない前記アプリケーションプログラムについて記録されたログが、正常を示すログの数が所定の条件を満たす場合、正常を示すログの数に基づいて、前記複数のログ記録レベルのうちから前記最高レベルのログ記録レベルより記録する情報量の少ない低レベルのログ記録レベルに変更する変更手段を含み、
    前記強制ログ記録手段は、前記変更手段により最高レベルのログ記録レベルが前記低レベルのログ記録レベルに変更される場合には、変更された後の前記低レベルのログ記録レベルにより定まるログを記録する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション実行手段と、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断する判断手段と、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断される場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するログ記録手段と、を備え
    前記ログ記録手段は、前記実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて前記記録されたログに含まれる正常を示すログの数に基づいて、ログの記録を禁止する記録禁止手段を含む、情報処理装置。
  8. アプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記アプリケーションプログラムを実行したログを記録するか否かを設定するステップと、
    前記ログを記録することが設定されている場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含み、
    前記ログを記録するステップは、前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合は、前記設定するステップにおいてログを記録しないことが設定されている場合であっても、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含む、ログ記録方法。
  9. アプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出するステップと、
    前記検出するステップにおいて認定保証レベルが検出される場合、前記複数の保証レベルそれぞれに対応して、複数のログ記録レベルのうち前記保証レベルが高いほど低くなるログ記録レベルが対応付けられたログレベルテーブルを参照して、前記検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定するステップと、
    前記アプリケーションプログラムが実行されたログであって、前記決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、
    前記検出するステップにおいて認定保証レベルが検出されない場合、前記複数のログ記録レベルのうち記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、を含むログ記録方法。
  10. アプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断される場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含み、
    前記ログを記録するステップは、前記実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて前記記録されたログに含まれる正常を示すログの数に基づいて、ログの記録を禁止するステップを含む、ログ記録方法。
  11. アプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記アプリケーションプログラムを実行したログを記録するか否かを設定するステップと、
    前記ログを記録することが設定されている場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、を含み、
    前記ログを記録するステップは、前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合は、前記設定するステップにおいてログを記録しないことが設定されている場合であっても、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、をコンピュータに実行させるログ記録プログラム。
  12. アプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記アプリケーションプログラムが外部において保証された認定保証レベルが、予め定められた複数の保証レベルのうちのいずれであるかを検出するステップと、
    前記検出するステップにおいて認定保証レベルが検出される場合、前記複数の保証レベルそれぞれに対応して、複数のログ記録レベルのうち前記保証レベルが高いほど低くなるログ記録レベルが対応付けられたログレベルテーブルを参照して、前記検出された保証レベルに対応するログ記録レベルを決定するステップと、
    前記アプリケーションプログラムが実行されたログであって、前記決定されたログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、
    前記検出するステップにおいて認定保証レベルが検出されない場合、前記複数のログ記録レベルのうち記録するログの情報量が最も多い最高レベルのログ記録レベルにより定まる情報量のログを記録するステップと、をコンピュータに実行させるログ記録プログラム。
  13. アプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されているか否かを判断するステップと、
    前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていると判断される場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録することなく、前記アプリケーションプログラムの実行が外部において保証されていないと判断される場合、前記アプリケーションプログラムが実行されたログを記録するステップと、をコンピュータに実行させ
    前記ログを記録するステップは、前記実行が保証されていないアプリケーションプログラムについて前記記録されたログに含まれる正常を示すログの数に基づいて、ログの記録を禁止するステップを含む、ログ記録プログラム。
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