JP6318490B2 - 積層体 - Google Patents
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Description
従来、この種のガスバリア材には、ポリビニルアルコール(PVA)とエチレンビニルアルコールとの共重合体、ポリ塩化ビニリデン系樹脂等の樹脂フィルム、あるいはこれらの樹脂がコートされたフィルムや、セラミック蒸着フィルム等が使用され、それらを様々な基材に積層させた積層体が検討されている。
しかし、これらの手法は、充分なバリア性を付与できるほどではないものや、接触・あるいは貼り合わせただけなので、紙繊維との相互作用が少ない手法である。また、コーティングや含浸などにより目止めをする手法であっても、紙表面のミリオーダーあるいはナノオーダーでの凹凸に追従した層を形成してしまい、充分な機能を発揮することができず、そのため、相当の厚みを有する層を形成して紙の凹凸の影響を除去するしかなく、単なる目止め、穴埋め材に過ぎなかった。
そして、この積層体は、紙からなる基材の少なくとも片面に、10μm以下の繊維径を有するセルロースの微細繊維を含む繊維層を備えるので、セルロースの微細繊維の繊維径をこの範囲に規定すれば、紙繊維との相互作用により、優れた強度を有するとともに、紙基材との親和性・密着にも優れ、薄膜でも充分にガス・臭気・液体・薬剤など各種バリア性を付与し得るバリア材料となりうる。
また、セルロースの微細繊維を含む層に微細繊維の中でも、上述したような所定の範囲の径をもつ繊維あるいは粒子を含む構成とすれば、効率よく基材の表面を改質することができ、優れた積層体を得ることができる。
図1に示す第1実施形態の積層体100は、少なくとも紙からなる基材1と、この基材1の片面に付設された繊維層2と疎水性樹脂層3、蒸着層4を有して構成されている。
基材1としては、通常の上質紙、各種コート紙、裏打ち紙、含浸紙、ボール紙や板紙、それらと樹脂フィルム層や金属層などを貼合せ製函してなるものや、箱型に成形されたパルプモールドなどを用いることができるが、これらに限定されるものではない。
ここで、上記セルロースの微細繊維は、その平均径が、1nm以上200nm以下の範囲にあると、ナノレベルで塗布あるいはキャスト膜表面の平滑性が向上し、紙基材の平滑化に大きな効果を及ぼす。また、繊維の絡み合いや水素結合面積が膨大になることから、良好なバリア性と紙基材中の繊維との相互作用も増大し、密着性も向上する。
また、紙の基材1と、繊維層2に含まれるセルロースの微細繊維の相互作用を利用し、親和性・密着性も高い複合材料からなるバリア材を提供することができる。また、径の大きな微細繊維と、径の小さな微細繊維を含むことにより、紙の細孔に効率よく充填した緻密な膜を形成することができる。また硬い構造と柔らかい構造を有することで、薄膜でも充分な強度とバリア性を有する材料を提供することができる。
カルボキシル基量が0.1mmol/g以上3.5mmol/g以下の範囲にあると、特に包装材料の性能として重要な項目である酸素バリア性が良好な積層体が得られる。カルボキシル基は0.1mmol/g未満であると、酸素バリア性が充分に発揮できず、また、3.5mmol/g以上であると高湿度下での酸素バリア性や、水への耐性が低くなってしまう。
ここで、上記水溶性高分子は繊維層のうち1%以上90%以下が好ましい。水溶性高分子の添加量が少なすぎると紙と繊維層の界面が明確で剥離しやすくなる。また添加量が多すぎる場合、塗液が紙に完全に染み込んでしまい、紙表面の凹凸を埋める事ができず、金属や酸化金属層を付与したときに、孔や欠陥のある膜となりバリア性が悪化する。
セルロースの微細繊維を含む液の塗布の手法としては、公知の方法を用いることができる。具体的には、グラビアコーター、ディップコーター、リバースコーター、ワイヤーバーコーター、ダイコーター等である。ウェット成膜方法を用いることにより、紙の基材1の凹凸に追従しない表面形状の塗膜を形成することができる。また、塗液の溶媒についても特に限定されるものではないが、アルコールをはじめとした各種有機溶剤を1種類または複数種混合して用いることができる。
樹脂を含む液の塗布の手法としては、公知の方法を用いることができる。具体的には、グラビアコーター、ディップコーター、リバースコーター、ワイヤーバーコーター、ダイコーター等である。
決することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて設計の変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれるものである。
なお、上述した本発明に係る積層体は、各種フィルムやシートに用いることができるほか、ボトル状、筒状、箱状などの各種成形容器に用いることができる。
[セルロース繊維の製造方法]
針葉樹クラフトパルプ30gを水600gに浸漬し、ミキサーにて分散させた。分散後のパルプスラリーにあらかじめ水200gに溶解させたTEMPOを0.3g、NaBrを3g添加し、更に水で希釈し全体を1400mLとした。系内を20℃に保ち、セルロース1gに対し10mmolになるよう次亜塩素酸ナトリウム水溶液を計りとり滴下した。
水溶性高分子である市販品のPVA(PVA−124、クラレ社製)5gをビーカーに量りとり、純水500gを加えた。これを100℃に加熱し、溶解させ1%溶液として用いた。同様の手順で10%の溶液を作製した。
[塗工液の製造方法]
セルロース繊維の製造方法で得られた微細繊維の分散液と水溶性高分子水溶液の調製方法1で得られたPVA水溶液を混合する。この際の混合比は固形分で微細繊維/PVA=9/1、7/3、5/5、3/7、1/9となるように混合し、それぞれを塗工液(1)から(5)とする。この際使用するPVA溶液は、塗工液(1)と(2)の場合1%のものを、塗工液(3)から(5)の場合10%のものを微細繊維の分散液に混合する事とする。
塗工液(1)−(5)の各塗工液を坪量260g/m2のカップ原紙の表面にバーコーターにて膜厚1000nmとなるように塗布し、120℃のオーブンで10分間乾燥した。さらに疎水性樹脂としてXP8812(星光PMC社製)を水で希釈し、固形分濃度20%とした後にバーコーターにてそれぞれの膜厚が0.3μmとなるように塗布し、80℃のオーブンで10分間乾燥した。さらに真空蒸着により酸化ケイ素の皮膜を50nmで積層し、蒸着面にさらにウレタン系接着剤を用い、厚み30μmのポリエチレンフィルムをドライラミネートし、実施例1−5の積層体を作製した。
塗工液(1)−(5)の各塗工液を坪量260g/m2のカップ原紙の表面にバーコーターにて膜厚1000nmとなるように塗布し、120℃のオーブンで10分間乾燥した。さらに疎水性樹脂としてTD−4010(ユニチカ社製)を水で希釈し、固形分濃度20%とした後にバーコーターにてそれぞれの膜厚が0.3μmとなるように塗布し、120℃のオーブンで10分間乾燥した。さらに真空蒸着により酸化ケイ素の皮膜を50nmで積層し、蒸着面にさらにウレタン系接着剤を用い、厚み30μmのポリエチレンフィルムをドライラミネートし、実施例6−10の積層体を作製した。
繊維層2を形成させていない坪量260g/m2のカップ原紙に真空蒸着により酸化ケイ素の皮膜を50nmで積層し、蒸着面にさらにウレタン系接着剤を用い、厚み30μmのポリエチレンフィルムをドライラミネートしたものを比較例1として用いた。
繊維層2としてセルロース繊維の製造方法で得られた微細繊維の分散液を坪量260g/m2のカップ原紙の表面にバーコーターにて膜厚1000nmとなるように塗布し、120℃のオーブンで10分間乾燥した。さらに真空蒸着により酸化ケイ素の皮膜を50nmで積層し、蒸着面にさらにウレタン系接着剤を用い、厚み30μmのポリエチレンフィルムをドライラミネートし、比較例2の積層体を作製した。
繊維層2としてセルロース繊維の製造方法で得られた微細繊維の分散液と水溶性高分子水溶液の調製方法で得られたPVA水溶液を混合し、混合比は固形分で微細繊維/PVA=5/5となるようにしたものを坪量260g/m2のカップ原紙の表面にバーコーターにて膜厚1000nmとなるように塗布し、120℃のオーブンで10分間乾燥した。さらに真空蒸着により酸化ケイ素の皮膜を50nmで積層し、蒸着面にさらにウレタン系接着剤を用い、厚み30μmのポリエチレンフィルムをドライラミネートし、比較例3の積層体を作製した。
各積層体について、モコン法を用いて、酸素透過度(単位:ml/m2・day・atm)を30℃、70%RHの条件で測定した。酸素透過度が0.001から10(ml/m2・day・atm)の範囲内にあれば、酸素を嫌う多くの内容物を保護するのに十分な機能があるといえ、紙基材とセルロース繊維という天然物からバリア性フィルム並みの性能を示すものが得られる。これらは、紙としての廃棄が可能なだけでなく、これまでフィルムでは着色や印刷、貼り合わせ、金属蒸着により酸素ガスの他、光を遮断していたものが、工程も少なく同等の性能を得ることができる。また、金属箔などの貼り合わせを行なっていないため、金属探知器を通すことも可能となる。また、酸素と同じような大きさのガスやにおいの漏れも防止することができる。
各積層体について、モコン法を用いて、40℃、90%RH雰囲気下での水蒸気透過度(g/m2・day)を、40℃、90%RH雰囲気下で測定した。疎水性樹脂層を積層することによって水蒸気透過率が改善する事がわかる。
各積層体について、ラミネート強度の測定を行った。積層体を、幅15mm×長さ10cmの短冊状に切り抜き、試験片とした。該試験片について、JIS−K−7127に準拠して、引張り速度300mm/minでT字剥離を行って、基材とPPフィルムの間の密着強度(N/15mm)を測定した。結果に示すようにセルロース繊維にPVAを混合することによって、積層体の密着性が向上する事がわかる。PVAを添加することによって紙に塗液が染み込み、繊維層との界面の密着が向上することで剥離しにくい強度の強い積層体を得る事ができる。
2・・・繊維層
3・・・疎水性樹脂層
4・・・蒸着層
5・・・保護層
6・・・シーラント層
Claims (6)
- 複数の層が積層されてなる積層体において、
紙からなる基材と、
該基材の少なくとも片面に積層されて、無機層状化合物を含まず、繊維径10μm以下のセルロース微細繊維と水溶性高分子とを含む厚さ0.01μm以上、10μm以下の繊維層と、
該繊維層上に厚さ0.01μm以上、10μm以下の疎水性樹脂層、該疎水性樹脂層上に、さらに金属又は金属酸化物よりなる蒸着層を設け、当該蒸着層上に更に樹脂層を備えた積層体であり、当該積層体の酸素透過度が0.001から10(ml/m2・day)の間、かつ、水蒸気透過度が3.0以下(ml/m2・day)であることを特徴とする積層体。 - 請求項1に記載の積層体であり、前記セルロース微細繊維を含む繊維層はセルロースの微細繊維を10%以上99%以下含有することを特徴とする積層体。
- 請求項1または2に記載の積層体であり、前記セルロースの微細繊維がセルロース質量に対してカルボキシル基を0.1mmol/g以上3.5mmol/g以下有することを特徴とする積層体。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の積層体であり、前記セルロースの微細繊維が50%以上100%以下の結晶性を有することを特徴とする積層体。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の積層体であり、前記樹脂層のラミネート強度が1.0N以上であることを特徴とする積層体。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の積層体であり、積層体の少なくとも片面側にシーラント層を設けたことを特徴とする積層体。
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