JP6317369B2 - エネルギ供給ユニットおよび、消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニットを運転するための方法 - Google Patents

エネルギ供給ユニットおよび、消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニットを運転するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニット、消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニットを運転するための方法、並びに相応のコンピュータプログラム製品に関する。
電圧レギュレータは、その出力電圧が、安全性に関連するシステムにおいて監視される。このような電圧レギュレータの入力電圧が、緩衝されたエネルギリザーバに基づくシステム(エアバッグその他)内で可能であるように、ゆっくり降下すると、最小のレギュレータ入力電圧を下回ったときに出力電圧が減少される。出力電圧が下側の監視限界に達すると、レギュレータに接続された消費器を制御するための監視信号として使用される(レギュレータ出力における低電圧を検知するための)RESET信号が発信される。このRESET(つまり、監視信号RESET)は、すべてのデジタル状態を始動状態にリセットし、クロッキングされたプログラム処理を停止し、またデジタルステートマシンを停止する。これによって、レギュレータの同期的な負荷減少が生じる(レギュレータ出力電流が同期的に減少される)。電圧レギュレータは、電圧制御範囲を下方に外れる際に、有限の内部抵抗を有しているので、この範囲内でのレギュレータ出力電流の減少により、降下するレギュレータドロップによってレギュレータ出力電圧が上昇する。これによって、RESET低電圧限界が新たに越えられ、この際に、特に強いレギュレータ入力緩衝(例えば大型のエネルギリザーバ)において、RESETパルスが何度も繰り返し生ぜしめられる。
以上のような背景から、本発明によれば、独立請求項に記載した、消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニット、乗員安全装置、消費器に自律的に供給するためにエネルギ供給ユニットを運転するための方法、並びに相応のコンピュータプログラム製品が提案されている。好適な実施態様は、それぞれの従属請求項および以下の説明に記載されている。
ここで提案された方式によれば、特に消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニットが得られ、この場合、エネルギ供給ユニットは、
電気消費器がエネルギ供給網から解除されたときに、電気エネルギを前記消費器に提供するために構成されたエネルギリザーバを有しており、
前記エネルギリザーバに接続された電気エネルギを受け取るための入力、および電気エネルギを前記消費器に引き渡すための出力を備えたエネルギ供給レギュレータユニットを有しており、
監視信号をアウトプットするための監視ユニットを有していて、この場合、前記監視ユニットは、出力と基準電位との間に印加された出力電圧が制御電圧の予め規定された作動閾値より小さいか、または出力と基準電位との間に印加された出力電圧が制御電圧の予め規定された作動閾値よりも大きいときに、監視信号を作動状態に設定するように構成されており、前記監視ユニットはさらに、出力電圧が作動閾値を侵犯せず、かつ/または入力と基準電位との間に印加されたエネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧が再びリセット閾値を越えて上昇するかまたはリセット閾値に達すると、監視信号を非作動にリセットするように構成されている、
ことを特徴としている。
RESET信号に関する時間的な要求も切換えられると、さらに好適である。RESET「作動」状態からRESET「非作動」状態への移行のための条件が生じると、移行は、RESET信号において遅延時間後にはじめて有効となる。逆の移行の際にも、「短い」フィルタリング時間は意義がある。
ここで提案された方式によって、消費器に自律的に供給するための、ここで提案された変化実施例によるエネルギ供給ユニットを運転するための方法も得られ、この方法は、
出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも小さいときに、監視信号を作動状態に設定するステップと、
入力と基準電位との間に印加された入力電圧がリセット閾値を再び上回ったときに、監視信号を非作動状態にもたらすステップと、
を有している。
さらに、特に好適な実施例による、ここで提案された方式によれば、消費器に自律的に供給するためのここで提案された変化実施例において、エネルギ供給ユニットを運転するための方法が提供されており、この方法は、
出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも小さいか、または出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも大きいときに、監視信号を作動状態に設定し、さらに「作動」状態が監視信号(RESET信号)において所定のフィルタリング時間後にはじめて有効となるように、(短い)遅延時計を始動させるステップと、
出力電圧が作動閾値を侵犯せず、かつ/または入力と基準電位との間に印加された、エネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧が再びリセット閾値を越えて上昇するかまたはリセット閾値に達すると、監視信号を非作動状態にもたらすステップと、
監視信号(RESET信号)の非作動状態を所定の少なくともRESET作動継続時間後にはじめて有効とするために、別の遅延時計を始動させるステップと、
を有している。
さらに、提案された方法の変化実施例のステップを相応の装置で実行するために若しくは実行に移すために構成された制御器が提案されている。本発明の、このような制御器の形式の変化実施例によっても、本発明による課題を迅速かつ効果的に解決することができる。
従って、ここで提案された方式によって、消費器に自律的に供給するための、ここで提案された変化実施例によるエネルギ供給ユニットを運転するための制御器が提案されており、この制御器は、
出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも小さいときに、監視信号を作動状態に設定するための装置と、
入力と基準電位との間に印加された入力電圧が再びリセット閾値を越えて上昇すると、監視信号を非作動状態にもたらす装置と、
を有していることを特徴としている。
本発明の特別な実施例によれば、ここで提案された変化実施例による、消費器に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニットを運転するための制御器が提案されており、この制御器は、
出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも小さいときに、監視信号を作動状態に設定するための、かつ/または出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも大きいときに、監視信号を作動状態に設定するための装置を有しており、
RESET信号の作動状態が所定のフィルタリング時間後にはじめて有効となるようにするために、(短い)遅延時計(タイマー)を始動させる装置を有しており、
出力電圧が作動閾値を侵犯せず、入力と基準電位との間に印加されたエネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧が再びリセット閾値を越えて上昇するかまたはリセット閾値に達した場合に、監視信号を非作動状態にもたらすための装置を有しており、
監視信号(RESET信号)の非作動状態が所定の少なくともRESET作動継続後にはじめて有効となるようにするために、さらに別の遅延時計を始動させること、
を特徴としている。
制御器とは、センサ信号を処理し、それに基づく制御信号および/またはデータ信号をアウトプットする電気機器であると理解されてよい。制御器は、ハードウエアおよび/またはソフトウエア的に構成されたインターフェースを有していてよい。ハードウエア的な構成において、インターフェースは、制御器の様々な機能を含む、例えばいわゆるシステムASICの一部であってよい。しかしながら、インターフェースは、固有の集積回路であるか、または少なくとも部分的に不連続的な素子より成っていてもよい。ソフトウエア的な構成において、インターフェースは、例えば他のソフトウエアモジュールと共にマイクロコントローラ上に設けられたソフトウエアモジュールであってよい。
機械読み取り可能な担体、例えば半導体メモリー、ハードディスクまたは光学メモリー等に記憶され、このプログラム製品がコンピュータまたは装置において実行されるときに、前記実施例のいずれか1つの方法を実施するために使用されるプログラムコードを有するコンピュータプログラム製品も好適である。
消費器の自律的な供給とは、例えばエネルギ供給網から解除された電気エネルギの供給であると解釈されてよい。エネルギリザーバとは、エネルギ供給網に接続されている継続時間中に充電され、かつエネルギ供給網からの解除後に消費器をエネルギ供給ユニットの補助を受けて自律的に供給することができる、例えばコンデンサまたは電気化学的なエネルギリザーバと理解されてよい。エネルギ供給レギュレータユニットとは、エネルギ供給レギュレータユニットの入力部における電圧および/または電流を、適合規定に応じて、エネルギ供給レギュレータユニットの出力でアウトプットされる電圧および/または電流に適合させるユニットであると理解されてよい。監視ユニットとは、エネルギ供給レギュレータユニットの入力および/または出力に印加された電圧の監視を行い、かつ、相応の監視信号をアウトプットするユニットであると理解されてよい。監視信号は例えばデジタル信号であってよく、さらに例えば、消費器の運転および/または機能を制御し、例えば維持するかまたは再始動させるために設けられていてよい。監視信号の作動状態とは、消費器の運転および/または機能を抑制するかまたは維持するべきであると消費器に指示する信号状態のことであると理解されてよい。監視信号の非作動状態とは、消費器の運転および/または機能が制限されることなく実施可能であると、消費器に信号で伝える信号状態であると理解されてよい。レギュレータ出力電圧の下側の作動閾値とは、例えば電圧の予め規定された下側の限界値であり、この下側の限界値を下回ると、監視信号は、消費器の運転または機能が停止されるべきであるか、または維持されるべきである(作動状態)と、消費器に信号で伝える状態に変えられると、理解されてよい。レギュレータ出力電圧の上側の作動閾値とは、例えば電圧の予め規定された上側の限界値であり、この上側の限界値を上回ると、監視信号は、消費器の運転または機能が停止されるかべきであるかまたは維持されるべきである(作動状態)と、信号で伝える状態に変えられる、と理解されてよい。基準電位とは、例えばアース電位または、エネルギ供給ユニットの素子のさらに別の接続部または接点における電圧を測定するための基準値として用いられる、エネルギ供給ユニット内の別の電位であると理解されてよい。
レギュレータ入力電圧のリセット閾値とは、エネルギリザーバが再び充電されるかまたは充電されたので、消費器の運転または機能を保証するためにまたは少なくとも所定の作動時間だけ可能にするために、電気エネルギが再び提供されているとの示唆を与える、電圧の予め規定された限界値であると理解されてよい(この場合、監視信号は別の条件に依存して非作動状態にもたらされる)。
ここで提案された方式は、消費器の自律的な供給の際に、使い果たされた蓄積されたエネルギによって支障のない運転または支障のない機能がもはや保証され得ない場合に、監視信号の繰り返された信号交換によって、消費器の欠陥/故障を招く周期的に変動する出力電圧が発生するのを阻止する必要がある、という認識に基づいている。
消費器の自律的な供給の際に、エネルギリザーバ内に蓄積されたエネルギが、消費器の支障のない運転または支障のない機能のためにもはや不十分であるときに、監視信号をアウトプットすることによって消費器の機能または運転が停止される。しかしながらこれによって、エネルギ供給レギュレータユニットの内部抵抗を考慮してエネルギ供給レギュレータユニットを介して電流が減少されることによって、エネルギ供給レギュレータユニットの入力と出力との間で電圧の降下が生じ、それによって、単独の監視時若しくは出力電圧に基づく監視信号の非作動時に、出力電圧が再び下側の作動閾値を越えて上昇され、ひいては監視信号がリセットされることになる。消費器が再びその運転または機能を再作動すると、出力電圧は、エネルギ供給レギュレータユニットを介して投入された電流によって再び降下して作動閾値を下回り、ひいては監視信号が再び作動されることになる。これによって、周期的に変動する供給を伴う消費器の運転が生じる(欠陥/故障―危険)。これに対して、エネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧の追加的な評価に基づいて監視信号の非作動が行われると、このような周期的プロセスは避けることができる。
ここで提案された方式は、エネルギ供給レギュレータユニットのゆっくりと降下する入力電圧において監視信号の繰り返される交換が避けられることによって(エネルギリザーバ内のエネルギ減少)、周期的に変動する入力電圧を伴う消費器の運転または機能が行われないので、全体的に消費器の頑丈で確実な作業形式が保証され、停止されるまで機能が保証される、という利点を有している。
本発明の好適な実施例によれば、監視ユニットは、入力電圧が第2の作動閾値(=エネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧の閾値)よりも低く、特に第2の作動閾値がリセット閾値と同じであるときに、監視信号を作動状態に設定するように、構成されている。本発明のこのような実施例によれば、技術的に簡単な手段によって、作動閾値を下回る出力電圧に代えてまたはこれに加えて、エネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧が予め規定された限界値(第2の作動閾値としての)よりも低いときに、監視信号の作動を確実に行うことができる、という利点を提供する。これによって、監視信号のための前記作動条件に代えてまたはこれに追加して、出力電圧(例えば全負荷範囲の外側での消費器の運転による)がまだ作動閾値を下回っていないがエネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧が既に第2の作動閾値を下回ることによって、出力に接続された消費器がもはや全負荷で運転され得ないと推定できるときに、既知の最大電圧降下時にエネルギ供給レギュレータユニットを介して監視信号が作動される、つまり作動状態に設定されるように、考慮することができる。
さらに本発明の好適な実施例によれば、監視信号を生ぜしめるために、監視ユニットが少なくとも1つのデジタル回路、特に論理回路を有している。本発明のこのような実施例は、技術的に非常に簡単な手段によって、エネルギ供給レギュレータユニットの出力に接続された消費器を制御またはコントロールするための明確な信号状態を可能にする監視信号を提供することができるという利点を提供する。
監視信号を生ぜしめるために、監視ユニットが少なくとも1つのリセット可能なフリップフロップ素子、特にD−フリップフロップを有している、本発明の実施例も好適である。監視信号がこのようなフリップフロップ素子の出力において取り出されるかまたはこのようなフリップフロップ素子の出力の信号から導き出されるようになっている、監視信号を生ぜしめるためのこのような素子は、特に技術的に簡単かつ安価に実装することができる。
監視信号の作動状態を、エネルギ供給レギュレータユニットにおける正しい比率(入力電圧および出力電圧が正しい)の検知後にも、所定の時間に亘ってさらに維持するために、本発明の好適な実施例によれば、監視ユニットが、規定されたクロック信号(CLK)でクロッキングされるかまたは出力電圧に依存してクロッキングされている、少なくとも1つのデジタル素子を有している(計数回路、その他)。
本発明の別の実施例によれば、監視ユニットは、エネルギ供給レギュレータユニットの入力電圧に依存してリセットされる少なくとも1つのデジタル素子を有している。本発明のこの実施例は、エネルギ供給レギュレータユニットの出力電圧とは無関係に記憶された、監視信号の作動が再び解消(リセット)される、という利点を提供する。
エネルギ供給レギュレータユニットの出力電圧の実際の降下だけが監視信号を作動させ、トランジェントが監視信号を作動させることがないように、特に強く保証するために、本発明の実施例によれば、監視ユニットは、監視信号が第1の状態から第2の状態へ切換わるときに第2の状態における監視信号のアウトプットを予め規定された時間だけ遅延させ、監視信号が第2の状態から第1の状態へ切換わるときに第1の状態における監視信号のアウトプットを遅延させないように、構成されている。
乗員および/または道路使用者保護装置を備えた、車両用の乗員安全ユニットとしての、本発明の特に好適な実施例によれば、乗員および/または道路使用者保護装置が消費器として、ここに記載された変化例によるエネルギ供給ユニットに連結されている。乗員保護装置は、事故の際に車両の乗員の安全性または保護を高める、例えばエアバッグのための制御装置、車両に取り付けるためのベルトテンショナまたはその他の部材であってよい。道路使用者保護装置は、例えば車両の外側にいる道路使用者を保護する装置であってよい。例えばこのような道路使用者は、歩行者、自転車運転者、バイク運転者等であってよい。特にこのような道路使用者は、車両、例えば乗用車、トラックまたは一般的な多車線車両に関連して弱いまたは傷つきやすい弱者としての道路使用者のことである。例えばこのような道路使用者保護装置は、車両との衝突時に道路使用者の保護を高めるための、エアバッグ、エンジンカバー取り付け装置等を有していてよい。本発明のこの実施例は、特に乗員保護装置の運転または機能を制御するための監視信号が使用されると、乗員保護装置の供給電圧の低下を警告することによって、乗員保護装置の運転安全性を実現できる、という利点を提供する。
消費器のためのエネルギ供給ユニットの回路図である。 図1Aに従って構成されたエネルギ供給ユニットの、時間の流れに沿った信号のチャートである。 本発明の1実施例による消費器のためのエネルギ供給ユニットの回路図である。 本発明の1実施例に対応する、図2Aに従って構成されたエネルギ供給ユニットの信号のチャートである。 本発明の1実施例に対応する、図2Aに従って構成されたエネルギ供給ユニットの別の信号のチャートである。 消費器のためのエネルギ供給ユニットに使用するための監視ユニットの1実施例の回路図である。 図3Aに従って構成された監視ユニットの、入力値と出力値との間の関係を示す表である。 本発明の1実施例に対応する、図3Aに従って構成された監視ユニットを使用した別の信号のチャートである。 消費器のためのエネルギ供給ユニットに使用するための監視ユニットの別の実施例の回路図である。 図4Aに従って構成された監視ユニットの入力値と出力値との間の関係を示す表である。 図4Aに従って構成された、本発明の1実施例に対応する監視ユニットを使用した別の信号のチャートである。 本発明の1実施例による方法のフローチャートである。
本発明を、以下に添付の図面を用いて例を挙げて詳しく説明する。
本発明の以下に記載した好適な実施例において、様々な図面のために示された、同じ作用を有する部材には、同じ符号または類似の符号が使用されており、これらの部材の繰り返しの説明は省略される。
図1Aは、ここに紹介された方式に基づく問題点を説明するために、エネルギリザーバERによって緩衝された電圧レギュレータ100の回路図を示す。この電圧レギュレータ100は、RESET監視および電流制限を備えたP−MOSFET電圧レギュレータとして設計されている。電圧レギュレータ100は、エネルギリザーバER例えばコンデンサによって入力110に供給され、この場合、エネルギリザーバERはエネルギ供給網115によって充電され、エネルギ供給網115の解除後に電圧レギュレータ100の自律的な供給を引き継ぐ。さらに、入力100と基準電位120、ここではアース電位との間で、入力電圧Uinは降下する。電圧レギュレータ100の出力130で、制御された電圧Uout(基準電位120に関連して)が出力電流ILでアウトプットされ、この出力電流ILは、電圧レギュレータ100によってすべての消費器140に提供可能な全電流を表わしている。この場合、消費器140はすべて、監視信号150として電圧レギュレータ100によってアウトプットされるRESET信号によって、制御可能である。以下の説明では、監視信号、RESET、RESET信号およびRESET状態の用語が使用されているが、これらの用語は、文脈に基づく内容に関連して、信号としてまたは監視信号の値として解釈される。
図1Bのチャートに示されているように、図1Aに示されたシステムは、自律ケース、つまりエネルギ供給網115が解除された状態において、次のように挙動する。
電圧レギュレータ100の入力電圧Uinは降下し、この際に、(オン)電流IL_onにおける電圧レギュレータ100の内部抵抗Riによって、負荷電流に依存する電圧降下(電圧ドロップ)も、この電圧降下が制御範囲を外れると、電圧レギュレータ100を介して記録される。これによって、時点t2から、入力電圧Uinに対する電圧差Udropを伴って出力電圧Uoutが降下される。この際に、出力電圧は時点t3で、電圧レギュレータ100によって本来得られるべき制御電圧Uout_regと、出力130における(最小の)電圧降下限界との間の差160だけ降下する。従って、電圧レギュレータ100の出力電圧Uoutは、次の式が適用されると、直ちに制御範囲を外れる。
Uin < Uout_reg + Ri × IL_on
例えば、出力電圧Uoutは、IL=1A,Ri=1Ohm、およびUin<7.7VでUout_reg=6.7Vにおいて、制御範囲から外れる。この場合、Riは、P−Channel MOSFETレギュレータ100の内部抵抗を表わし、IL_onは、監視信号が作動していないときのレギュレータ出力130における消費電流ILの総計を表わす。
レギュレータ100の入力電圧Uinは、出力電圧Uoutがレギュレータ出力電圧Uoutの下側の電圧監視限界Uout_ruに達するまで、さらに降下する。次いで、単数または複数の消費器140の運転および/または機能を妨げるかまたはスイッチオフするために、低準位能動RESET信号が生ぜしめられるので、電流IL_offだけが出力130を介して流れる。RESET低電圧限界のために、例えば、Uout_ru=Uout_reg−200mVが適用される。
RESET作動のためのレギュレータの入力条件は、次の式で表わされる。
Uin(reset) = Uout_ru + IL_on × Ri = Uout_reg − 200mV + 1V = 7.5V
監視信号が作動されると(つまりRESETが始まると)、この監視信号はレギュレータ100の負荷電流ILに同期的に反応する。作動された監視信号=RESET中に、負荷電流が以下のようになると、
IL_off=k×IL_on(k=0…1)例えば0.5×IL_on
RESETと同時にレギュレータ出力130において再び電圧上昇が生じる。
理論的に、この電圧上昇Ri×(IL_on―IL_off)は、上記実施例では電圧上昇値0.5Vである。しかしながらこの電圧上昇は、レギュレータによって制御電圧Uout_regに制限される。
従って、図1Bでは、RESET条件(つまり監視信号RESETのための作動条件)の入力直後に、このRESET条件は既に再び同期的に解消されていて、RESET状態は、この時点で開始されたREST継続時間Trによってのみ制限されて維持される。この時間中にも、入力電圧Uoutは低下する。何故ならば、エネルギ供給網の形の車両電源から新たなエネルギがエネルギリザーバERに供給されず、エネルギリザーバERは負荷電流IL_offを満たさなければならないからである。
RESETモノフロップタイムTrの最後で、電圧レギュレータ100の入力電圧Uoutが次の条件
Uin(dauer_reset) = Uout_ru + IL_off × Ri
(例えば7V)に減少されると、電圧レギュレータ100は、監視信号RESETを連続的に作動(時点t4)に維持する。そうでなければ、このシステムは再び解除され、新たにリセットされる。従って、図1Bのチャートに示された作動時間165で分かるように、繰り返しのRESET非作動/作動状態(RESETパルスとも称呼される)が生じる。
ここで提案された方式の重要な観点は、作動されたRESETと同期的に低下された制御電流ILの結果として、RESETパルスが複数回発生するのを、緩衝されたシステム内で阻止する、という点にある。これによって、エアバッグ等の拘束システム若しくはその消費器140としての制御器のスイッチオフ時における不安定性は避けられる。何故ならば、新たなRESET解除は、レギュレータ出力130の制御されていない電圧変化範囲内(低電圧RESET閾値Uout_ruと制御電圧Uout_regとの間の範囲)で行われるからである。
従って、ここで提案された方式によって、安定したRESET予設定(つまり監視信号RESETを作動させるための安定した作動プリセット)を、RESETの作動と同期的に降下するレギュレータ出力電流ILにおいても可能にすることができる。
ここで提案された方式は、低すぎる出力電圧Uout_ru(=接続されたすべての消費器140において、保証された下側の電圧が規格に従ってまだ完全に機能している)が発生した場合、さらにレギュレータ入力電圧も、Uin_min(=レギュレータ100が全負荷電流IL(=Iout_max)を下回る、規格に基づく公称の出力電圧Uoutをまだ提供できる下側の保証されたレギュレータ入力電圧Uin)と同じ程度に小さいときに、この状態がメモリーされるような、出力電圧の過電圧および低電圧監視、並びにレギュレータ入力電圧の追加的な閾値監視を伴う、エネルギリザーバERによって緩衝された電圧レギュレータ100を提供する。
図2Aは、ここで提案された方式に応じて負荷電流に依存しないRESET発生を伴う、エネルギリザーバによって緩衝された電圧レギュレータ100の回路図を示す。この場合、電圧レギュレータ100はエネルギ供給ユニットの一部であり、このエネルギ供給ユニットはさらに、エネルギリザーバERと監視ユニット200とを有しており、この監視ユニット200は、監視信号RESETをアウトプットするように構成されている。電圧レギュレータ200の入力部も形成するエネルギ供給ユニット200(エネルギ供給制御ユニットとも称呼される)は、供給回路210を介してエネルギリザーバERおよびエネルギ供給網115に接続されており、この場合、整流素子215は電気エネルギをエネルギ供給網115からUpコンバータ回路220に供給し、このUpコンバータ回路220は、電圧レギュレータ100の入力110に接続されている。さらに、マイクロコントローラμCによって制御された、制御可能な電流を有する充電回路225が、Upコンバータ220をエネルギリザーバERに接続する(充電運転中に)。さらに、この充電回路225は、自律運転中に電流をアウトプットするためにダイオード(エネルギリザーバERにおけるアノード)を入力110に電気的に接続する。電圧レギュレータ100の出力でもある、エネルギ供給ユニット200の出力は、やはり単数または複数の消費器140に接続されている。
図1Aに示された電圧レギュレータ100と異なり、監視信号150(RESET)は、監視ユニット230からドライバ235により供給される。監視ユニット230は入力電圧Uin、出力電圧Uoutを監視し、これらの入力電圧および出力電圧から様々な中間信号を算出し、これらの中間信号が監視信号RESETの算出のために考慮される。例えば入力電圧Uinが、抵抗R1およびR2を有する分圧器に印加されることによって、第1の中間信号CUin_minが算出され、この場合、抵抗R1とR2との間のピックオフポイントが、第1のコンパレータCMP1の変換されていない入力に導電接続される。第1のコンパレータCMP1の変換されていない入力は、第1の基準電圧VREF_TEST1に接続され、この第1の基準電圧VREF_TEST1は、分圧比((R1+R2)/R2)と合わせて、例えば以下に詳しく記載されているリセット閾値(=VREF_TEST1*(R1+R2)/R2)に相当する。第1のコンパレータCMP1の出力において第1の中間信号CUin_minを取り出すことができ、この第1の中間信号は、入力電圧Uinがリセット閾値よりも大きいときに、高い信号レベル(つまり理論的に「1」)を有する。
出力電圧Uoutは、分圧器を介して、直列接続された4つの抵抗R3,R4,R5,R6に供給される。抵抗R3とR4との間のピックオフポイントは、第2のコンパレータCMP2の変換されていない入力に導電接続される。第2のコンパレータCMP2の変換されていない入力は、第2の基準電圧VREF_TEST2に接続され、この場合、第2のコンパレータCMP2の出力において、第2の中間信号CUout_ruが取り出される。この際に、第2のコンパレータCMP2の出力において、レギュレータの出力電圧Uoutが、まだ許容されている下側の限界値(Uout_ru)よりも大きいときに、高い信号レベル(つまり理論的に「1」)を有している第2の中間信号CUout_ruを取り出すことができる。
抵抗R5とR6との間のピックオフポイントは、第3のコンパレータCMP3の変換されていない入力に導電接続される。第3のコンパレータCMP3の変換されていない入力は、第3の基準電圧VREF_TEST3に接続され、この場合、第3のコンパレータCMP3の出力において、第3の中間信号CUout_roを取り出すことができる。
この際に、第3のコンパレータCMP2の出力において、レギュレータの出力電圧Uoutがまだ許容されている上側の限界値(Uout_ro)よりも小さいときに、高い信号レベル(つまり理論的に「1」)を有する第2の中間信号CUout_roを取り出すことができる。
第1、第2および第3の基準電圧VREF_TEST1,VREF_TEST2若しくはVREF_TEST3は、同じ値を有していていもよい。
抵抗R4とR5との間のピックオフポイントにおいて、第4の中間信号VREG_setを取り出すことができる。
第1の中間信号CUin_min、第2の中間信号CUout_ruおよび第3の中間信号CUout_roは、供給電圧VDDおよびクロック信号CLK以外に、デジタル回路240を提供する。このデジタル回路240は、以下に詳しく記載されているように、ドライバ235によって増幅された監視信号RESETを提供するために、例えば単数または複数の論理素子、計数回路、フリップフロップ等を有している。
監視ユニット230の機能形式をさらに説明するために、以下の信号についてさらに詳しく記載する。
VREF_TEST(つまり、VREF_TEST1、VREF_TEST2若しくはVREF_TEST3)により、ここでは、電圧監視のための単数または複数の基準電圧レベルがまとめられる。これらの基準電圧レベルは、別個の電圧レギュレータにおいてはUinから、または集積されたシステムモジュールにおいては適切なシステム電圧から、バンドギャップを有する予めの安定化を介して生ぜしめられるが、これは、この明細書中では主題として扱われるべきではない。
変数CLKは、ここでは、必要なレギュレータサイクル(スイッチングレギュレータが使用されている場合)を生ぜしめるための、およびレギュレータの出力および入力条件が「GUT」状態へ移行する際に所定のRESET遅延時間を生ぜしめるための、若しくはフィルタリング時間を生ぜしめるためのクロック信号と称呼される。
符号VDDは、Logik240を供給するための補助電圧を示す。
変数VREG_setは、レギュレータフィードバック電圧(Uoutの実際値)を示す。
変数VREF_REGは、電圧制御のための基準電圧を示す。別個の電圧レギュレータにおいてはUinから、または集積されたシステムモジュールにおいては適切なシステム電圧から、バンドギャップを有する予めの安定化を介して生ぜしめられるが、これは、この明細書中では主題として扱われるべきではない。
特に、素子R1,R2,CMP1,Uin,VREF_testによって、電圧Uinを所定の閾値(Uin min)に監視するための回路が記述されており、この場合、Uin>Uin minであるときに、CUin min=「high」が当てはまり、またUin<=Uin minであるときに、CUin min=「low」が当てはまる。
図2Bには、図2Aの回路図に示された個別の信号の信号変化のチャートが示されている。この場合、特に入力電圧Uinの経時変化、出力電圧Uoutの経時変化、監視信号RESETの経時変化が示されている。
第1の時点t1で、例えば自律運転が実施されているときに、(エネルギ供給網による通常供給の状態270を起点として)緩衝されたレギュレータの供給減少の開始が行われる。第2の時点t2で、入力電圧Uinは、出力電圧Uoutがもはや制御値Uout_nom(公称)に維持できない、個別の(レギュレータ内部抵抗Riおよび、レギュレータ100における負荷の大きさに依存する)閾値Uin_mina(応用例)を下回る。第3の時点t3から、出力電圧Uoutは値Uout_ruを下回り、ひいては、監視信号RESETがフィルタリング時間Tf後にトリガーされる閾値を下回る(つまり監視信号が状態「low」に切換えられる)。第4の時点t4で、監視信号RESETがトリガーされ(つまり作動されて、状態「low」にある)、レギュレータの電流負荷は、IL_onからIL_offに減少され、それによって僅かなレギュレータ降下で、出力電圧Uoutは再び公称のレギュレータ電圧Uout_nomに上昇する(応用例に応じて上昇させることができる)。第5の時点t5で、Uout_ruよりも大きいレギュレータ電圧の再発生に伴って、RESET遅延時間Trがトリガーされ、著しく減少された負荷に基づく入力電圧Uoutの僅かな低下で、RESETが時点t6で再び解除される。時点t6で、論理的なモノフロップタイムTr(つまりRESET遅延時間)が開始され、RESETが再び解除される。減少された負荷電流は、レギュレータのために遅延されて(レギュレータの出力コンデンサから補充)、公称電流に上昇され、それによって、ドロップはレギュレータを介して高められ、RESET条件は時点t3におけるように調節される。このプロセスは、Uin≦Uout_ru+Udrop@IL_offが得られなくなるまで繰り返される。
図2Cは、ここで提案されたエネルギ供給ユニットの特性としての、入力電圧、出力電圧および監視信号の信号レベル値のタイムチャートを示す。本発明の1実施例によれば、図2Aの回路図に示したRESET−Logik240に、以下のものが新たに設けられている。時点t3で、出力電圧Uoutにおいて低電圧が検知されると(即ち=CUout_ru=0または「low」)、この時点で、新たに付け加えられた入力電圧Uinの監視も、低すぎる入力電圧を信号化する(つまり、CUin_min=0;Uin<=Uin_min)場合には、この状態がフィルタリング時間(Tf1>=0)後に記憶される。この記憶された低電圧リセット条件は、入力電圧Uinが値U_minを再び上回らなくなるまで、有効となる。入力電圧がUin_minを越えて高くなると、RESET Logik内で記憶された値は、監視信号RESETを形成するために、リセットされるかまたは作動停止される。
RESET条件(監視信号RESET)は、再び出力電圧Uoutの監視だけに依存する。出力電圧Uoutが監視帯域内にあれば(CUout_ru=1;CUout_ro=1)、RESET遅延時間発生のためのモノフロップ(デジタル素子、計数回路等も)が作動される。遅延時間が経過すると、RESET信号は「非作動」、つまり論理的に「1」に設定される。即ち、入力電圧Uinの新たな監視は、RESET信号がレギュレータ出力130における低電圧によって欠陥を検知したときにだけ、関与する。次いで、レギュレータ130の入力電圧Uinが、全電流負荷IL_maxを下回る正しい出力電圧Uoutを生ぜしめるために必要とされるよりもさらに低くなると直ちに、低電圧リセット信号RESETの(つまり監視信号の)「作動」状態が記憶される。監視信号RESET「作動」を形成するための、RESET Logik内に記憶された状態(=低すぎるレギュレータ入力電圧Uin<Uinmin、および低すぎるレギュレータ出力電圧Uuot<Uout_ru)は、入力電圧UinがUin_minよりも大きくなると、再び直ちにまたはフィルタリングされて解消される。これによって、これまで供給されていなかったレギュレータの始動時における欠点は回避される。
図3Aは、本発明の1実施例によるエネルギ供給ユニットを使用するための監視ユニット230の1実施例の回路図を示す。図3Aの回路図により、本発明のこの実施例によれば、第2の中間信号CUout_ruがインバータ310によって変換され、次いで、変換された中間信号CUout_ruがD−フリップフロップ315のD入力に供給される。第1の中間信号CUin_minおよび第2の中間信号CUout_ruは、NOR−ゲート320のそれぞれ1つの入力に供給され、この場合、NOR−ゲート320の出力信号は第1の遅延ユニット325にガイドされ、この第1の遅延ユニット325内で、信号レベルが論理的な0から論理的な1に変換されるときに、時間間隔Tf1だけ遅延された信号CPのアウトプットが行われ、これに対して、論理的な1から論理的な0への信号変換時には、信号CP内での信号変換の遅延は行われない。信号CPは、D−フリップフロップ315のクロック入力に接続され、D−フリップフロップ315のクロッキングのために用いられる。第1の中間信号CUin_minはさらに、第2のインバータ330に供給され、この第2のインバータ330は、変換された第1の中間信号CUin_minを、リセット信号MR(上付Bar)として、D−フリップフロップ315のリセット信号入力に供給する。この場合、インバータ310、D−フリップフロップ315、NOR−ゲート320、第1の遅延ユニット325および第2のインバータ330は、論理回路332を形成しており、この論理回路332は論理信号SPCUout_ruを提供する。この論理信号SPCUout_ruは変換された出力Q(上付Bar)で取り出され、次いで第2および第3の中間信号CUout_ru若しくはCUout_roに加えて、AND−ゲート335のそれぞれ1つの入力に供給される。AND−ゲート335の出力は第2のAND−ゲート340の第1の入力に供給され、この場合、第2のAND−ゲート340の第2の入力に、クロック信号CLKによってクロッキングされた第2の遅延素子345の出力の信号レベルが供給される。この第2の遅延素子345は、AND−ゲート335の出力におけるレベルが論理的な0の値から論理的な1の値へ切換わると、AND−ゲート335の出力における信号が作動時間Trだけ遅延され、この場合、AND−ゲート335の出力におけるレベルが論理的な1の値から論理的な0の値へ切換わると、AND−ゲート335の出力における信号は遅延されない。次いで、別のAND−ゲート340の出力において取り出される信号は、第3のAND−ゲート350の出力におけるレベルが論理的な1の値から論理的な0の値へ切換わると、第3の遅延ユニット350を使用して時間間隔Tf2だけ遅延され、この場合、第3のAND−ゲート350の出力におけるレベルが論理的な値0から論理的な値1へ切換わると、第3のAND−ゲート350の出力における信号は遅延されない。第3の遅延ユニット350からアウトプットされた信号は、ドライバ235によって増幅され、相応に消費器140に送られる監視信号RESETと理解されていてよい。
以下の関係
Uout>Uout_ru →CUout_ru=1
Uout≦Uout_ru →CUout_ru=0
Uout≧Uout_ro →CUout_ro=0
Uout<Uout_ro →CUout_ro=1
Uin>Uin_min →CUin_min=1
Uin≦Uin_min →CUin_min=0
を考慮して、
RESET=0 →リセット作動
RESET=1 →リセット非作動
が、得られた機能355、D−フリップフロップ315の入力360およびD−フリップフロップ315の出力370のための、図3Bの表に示した関係に適用される。
図3Cは、図3Aの図面に相当する構成要素の設計および接続回路において得られる、信号Uin,CUin_min,CUout_ru,CP,MR(上付Bar),Q(上付Bar),D,CUout_roおよびRESETの信号レベルのタイムチャートを示す。
図4Aは、エネルギ供給ユニットの1実施例に使用するための監視ユニット230のための別の実施例の回路図を示す。この実施例では、論理ユニット332は、図3Aに示した監視ユニット230の実施例の回路図とは別の構成を有している。特に、第1のインバータ310によって、第1の中間信号CUin_minは変換され、D−フリップフロップ315のD−入力に供給される。さらに、第2の中間信号CUout_ruは、別のインバータ410によって変換され、クロック信号としてD−フリップフロップ315のクロック入力に供給される。SPCUnin_minと称呼され、入力電圧を監視するためのステータス信号を表わす、論理回路332から発信された信号は、第2および第3の中間信号と共に、AND−ゲート335のそれぞれ1つの入力に供給される。
以下の関係
Uout>Uout_ru →CUout_ru=1
Uout≦Uout_ru →CUout_ru=0
Uout≧Uout_ro →CUout_ro=0
Uout<Uout_ro →CUout_ro=1
Uin>Uin_min →CUin_min=1
Uin≦Uin_min →CUin_min=0
を考慮して、
RESET=0 →リセット作動
RESET=1 →リセット非作動
が、RESET状態のための得られた機能455、D−フリップフロップ315の入力460およびD−フリップフロップ315の出力470のための、図4Bの表に示した関係に適用される。
図4Cは、図4Aの図面に相当する構成要素の設計および接続回路において得られる、信号Uin,CUin_min,CUout_ru,CP,MR(上付Bar),Q(上付Bar),D,CUout_roおよびRESETの信号レベルのタイムチャートを示す。
図5は、消費器への自律的な供給のための上記提案された変化実施例によるエネルギ供給ユニットを運転するための方法500としての、本発明による方法の1実施例のフローチャートを示す。この方法500は、出力と基準電位との間に印加される出力電圧が予め規定された作動閾値よりも小さいときに、監視信号を作動状態に設定するためのステップ510を有している。さらに、この方法500は、入力と基準電位との間に印加された入力電圧が再びリセット閾値を越えて上昇されたときに、監視信号を非作動状態にもたらすステップ520を有している。
要約すれば、論理回路332内に記憶された状態(Uout<=Uout_ru)=SPCUout_ru(図3Aに示した回路図に相当する論理回路332の設計において「0」で作動)は、外部のRESET状態を作動(つまり、論理的な「0」によって表わされている)に制御する、ということができる。論理回路332によって記憶された状態SPCUout_ruは、出力電圧Uoutに直接依存していない。レギュレータ出力電圧Uoutが再び限界Uout_ruを越えると、SPCUout_ruは強制的に変化しない、つまりレギュレータ100の正しい出力電圧Uoutにおいても、RESET作動(=「0」)がアウトプットされる。
これは、レギュレータ110の入力電圧Uinが再び限界Uin_minを越えるまで、静的に維持される。入力電圧が再び限界を越えると、記憶された状態は非作動に設定される(つまり、RESETにもはや影響が及ぼされることはなく、従って、SPCUout_ruはUoutに依存しない)。この時点で、出力電圧Uout<=Uout_ruであれば、外部のRESET出力は静的に作動(「0」)に保たれる。出力電圧Uoutが限界Uout_ruを越えるか、または既に越えている場合、RESET出力150は、RESET遅延時間Trだけ作動(つまり「0」)に保たれる。RESETが非作動状態(つまり「high」)にあり、SPCUout_ruが非作動状態(つまり図3Aの図面に示した接続回路において「1」)にある場合、レギュレータ100の入力電圧Uinの監視は無意味である。これは、自律運転において、減少するレギュレータ電圧Uinが予め規定された限界に依存するのではなく、出力130に関連した限界を下回らせる、レギュレータ100を介したドロップつまり降下を生ぜしめる、個別の制御および負荷パラメータに基づいて、RESETが調節される、という利点を有している。
これによって、エネルギリザーバERは、個別に、最も下側のUin限界まで利用される。システムの始動時に変更が生じることはないか、またはそれとは逆に、リセット遅延時間を短く維持することができる。何故ならば、リセット遅延時間は、複数回のRESETプロセスを阻止するためにもはや重要ではないからである。レギュレータ100の入力電圧Uinは、ER電圧に関係なく迅速に(<2ミリ秒)、昇圧コンバータ(図2Aに示したUpコンバータ)によって、20…35Vの電圧にもたらされる。これは、始動時のRESET解除(RESETが、存在していない出力電圧に基づいて既に「低準位能動」である)のために必要な、全負荷(ILmax)Uin_min時の正しい出力電圧Uoutをアウトプットするために、レギュレータ100の最悪ケースの入力電圧Uinを上回ることによって、長い待機時間を招くことがない、という利点を有している。さらに、この解決策は、NチャンネルMOSFETSまたはNPNトランジスタを備えた電圧レギュレータのためにも適している。
記載され、図面に示された実施例は例として選択されただけである。様々な実施例を、完全にまたは個別の特徴に関連して互いに組みわせることができる。1つの実施例を、別の実施例の特徴によって補ってもよい。
さらに、本発明による方法ステップは繰り返し実行されてよく、また記載された連続とは別の連続で実行されてよい。
1つの実施例が、第1の特徴と第2の特徴との間で「および/または」接続を有している場合、これは、この実施例が1実施態様に従って、第1の特徴も第2の特徴も有しており、また別の実施態様に従って第1の特徴だけまたは第2の特徴だけを有している、ということである。
100 エネルギ供給レギュレータユニット
110 入力
115 エネルギ供給網
120 基準電位
130 出力
140 消費器
150 監視信号
165 作動時間
200 エネルギ供給ユニット
210 供給回路
215 整流素子
220 Upコンバータ回路
225 充電回路
230 監視ユニット
235 ドライバ
240 デジタル回路
270 通常供給の状態
310 インバータ
315 フリップフロップ素子
320 NOR−ゲート
325 第1の遅延ユニット
330 第2のインバータ
332 論理回路
335 AND−ゲート
340 第2のAND−ゲート
345 第2の遅延素子
350 第3の遅延ユニット
355 機能
410 インバータ
455 機能
460 入力
470 出力
500 方法
510,520,530 ステップ
CLK クロック信号
CMP1 第1のコンパレータ
CMP2 第2のコンパレータ
CMP3 第3のコンパレータ
CP 信号
CUin_min 第1の中間信号
CUout_ru 第2の中間信号
CUout_ro 第3の中間信号
ER エネルギリザーバ(コンデンサ)
IL 出力電流
IL_on (オン)電流
IL_off (オフ)電流
Ri 内部抵抗
R1,R2,R3,R4,R5 抵抗
RESET 監視信号
Ri 内部抵抗
t2,t3,t4,t5,t6 時点
Tf フィルタリング時間
Tf1,Tf2 時間ウインド
Tr 遅延時間
Udrop 電圧差
Uin 入力電圧
Uin_min リセット閾値、第3の作動閾値
Uout 出力電圧
Uout_nom 公称のレギュレータ電圧
Uout_reg 制御電圧
Uout_ru 下側の電圧監視限界、第1の作動閾値
VDD 供給電圧
VREF_REG 電圧制御のための基準電圧
VREF_TEST1 第1の基準電圧
VREF_TEST2 第2の基準電圧
VREF_TEST3 第3の基準電圧
VREG_set レギュレータフィードバック電圧
μC マイクロコントローラ

Claims (13)

  1. 消費器(140)に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニット(200)において、前記エネルギ供給ユニット(200)は、
    前記電気消費器(140)がエネルギ供給網(115)から解除されたときに、電気エネルギを前記消費器(140)に提供するために構成されたエネルギリザーバ(ER)を有しており、
    前記エネルギリザーバ(ER)に接続された電気エネルギを受け取るための入力(110)および電気エネルギを前記消費器(140)に引き渡すための出力(130)を備えたエネルギ供給レギュレータユニット(100)を有しており、
    監視信号(150,RESET)をアウトプットするための監視ユニット(230)を有していて、該監視ユニット(230)は、
    前記出力(130)と基準電位(120)との間に印加された出力電圧(Uout)が予め規定された第1の作動閾値(Uout_ru)よりも小さいかまたは予め規定された第2の作動閾値(Uout_ro)よりも大きいときに、前記監視信号(150、RESET)を作動状態(「0」)に設定するように構成されており、

    前記監視ユニット(230)はさらに、
    前記入力(110)と前記基準電位(120)との間に印加された入力電圧(Uin)が予め定められた第3の作動閾値(Uin_min)を越えて上昇するかまたは第3の作動閾値(Uin_min)に達すると、前記監視信号(150、RESET)を非作動状態(「1」)にリセットするように構成されており、

    前記監視ユニット(230)はさらに、
    前記入力電圧(Uin)が前記第3の作動閾値(Uin_min)よりも小さいときに、前記監視信号(150,RESET)を前記作動状態(「0」)に切換えるように構成されており、

    前記第3の作動閾値(Uin_min)は、
    前記出力電圧(Uout)が前記第3の作動閾値(Uin_min)に相当する電圧値まで、全電流負荷においても、出力電圧の制御された電圧範囲を外れないように選定されている
    ことを特徴とするエネルギ供給ユニット。
  2. 前記監視ユニット(230)は、
    前記入力電圧(Uin)が一度だけまたは所定のフィルタリング時間(Tf1)だけ前記第3の作動閾値(Uin_min)よりも小さく、および/または前記出力電圧(Uout)が前記第1の作動閾値(Uout_ru)よりも小さいかまたは同じであるときに、前記監視信号(150、RESET)を前記作動状態(「0」)に維持するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  3. 前記監視ユニット(230)は、
    前記入力電圧(Uin)が前記第3の作動閾値(Uin_min)よりも大きいかまたは同じである場合、前記監視信号(150、RESET)を前記非作動状態(「1」)に切換えるように構成されており、
    前記第3の作動閾値は、
    前記エネルギ供給レギュレータユニット(100)の前記入力電圧(Uin)が、出力電圧がリセットされて前記エネルギ供給レギュレータユニット(100)の電流負荷が減少されることにより前記エネルギリザーバの有限の内部抵抗が存在する場合でも、制御された入力電圧範囲を外れないように選定されており、
    最大電流(ILonmax)に、前記エネルギリザーバ(ER)の内部抵抗(Ri)および/または前記エネルギ供給レギュレータユニット(100)の前記入力(110)に通じるダイオード接続部の内部抵抗(Ri)を掛けた積を加算して得られる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  4. 前記監視ユニット(230)は、
    前記監視信号(150,RESET)を生ぜしめるためのデジタル回路(240)を有している
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  5. 前記デジタル回路(240)は、
    所定のフィルタリング時間(Tf)を規定するために、および/または前記監視信号(RESET)を非作動状態に移行する条件が生じても作動状態に維持する遅延時間(Tr)を規定するために、連続的なデジタルクロック信号でクロッキングさせるように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  6. 前記デジタル回路(240)は、
    前記監視信号(150,RESET)を生ぜしめるために、D−フリップフロップ型式の単数または複数のリセット可能なフリップフロップ素子(315)を有している
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  7. 前記フリップフロップ素子(315)は、
    前記入力電圧(Uin)に依存してリセット可能である
    ことを特徴とする請求項6に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  8. 前記フリップフロップ素子(315)は、
    前記出力電圧(Uout)および/または前記入力電圧(Uin)に依存してクロッキング可能である
    ことを特徴とする請求項7に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  9. 前記監視ユニット(230)は、
    前記監視信号(150,RESET)が非作動状態(「1」)から作動状態(「0」)に切換わる際に前記監視信号(150,RESET)のアウトプットを前記作動状態(「0」)において予め規定された遅延時間(Tf2)だけ遅延させ、前記監視信号(150,RESET)が前記作動状態(「0」)から前記非作動状態(「1」)に切換わる際に前記監視信号(150,RESET)のアウトプットを前記非作動状態(「1」)において遅延させないように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のエネルギ供給ユニット(200)。
  10. 乗員および/または道路使用者保護装置と、請求項1〜9の何れか一項に記載のエネルギ供給ユニット(200)とを備えた車両用の乗員安全ユニットにおいて、
    前記乗員および/または道路使用者保護装置が、
    消費器として請求項1から9のいずれか1項に記載の前記エネルギ供給ユニット(200)に連結されている
    車両用の乗員安全ユニット。
  11. 請求項1から9のいずれか1項に記載の消費器(140)に自律的に供給するためのエネルギ供給ユニット(200)を運転するための方法(500)において、
    前記方法(500)が、
    前記出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された第1の作動閾値よりも小さく、前記出力電圧が前記第1の作動閾値よりも小さくなった時点からフィルタリング時間(tf2)を経過したとき、または、前記出力電圧が予め規定された第2の作動閾値よりも大きく、前記出力電圧が前記第2の作動閾値よりも大きくなった時点からフィルタリング時間(tf2)を経過したときに、監視信号(150)を作動状態に設定するステップ(510)と、
    前記出力電圧が前記第1の作動閾値よりも小さく、前記エネルギ供給ユニット(200)の入力と基準電位との間に印加された入力電圧が予め規定された第3の作動閾値よりも小さい場合に、前記監視信号(150)を作動状態に設定するステップ(520)と、
    前記出力電圧が前記第1の作動閾値よりも大きく、かつ前記第2の作動閾値よりも小さく、また、前記入力電圧が予め規定された第4の作動閾値よりも大きく、かつ/または前記監視信号を非作動状態に移行する条件が成立した時点から前記監視信号(150)の遅延時間(Tr)が経過した場合に、前記監視信号(150)非作動状態に設定するステップ(530)とを有しており、
    前記第3の作動閾値は、
    前記出力電圧が前記第3の作動閾値に相当する電圧値まで、全電流負荷においても、出力電圧の制御された電圧範囲を外れないように選定されている
    消費器に自律的に供給するためにエネルギ供給ユニットを運転するための方法。
  12. 請求項1から9のいずれか1項に記載の消費器に自律的に供給するためにエネルギ供給ユニット(200)を運転するための方法(500)において、
    前記方法(500)が、
    前記出力と基準電位との間に印加された出力電圧が予め規定された作動閾値よりも小さいときに、監視信号を作動状態に設定するステップ(510)と、
    前記入力と前記基準電位との間に印加された入力電圧が再びリセット閾値を越えて上昇したときに、前記監視信号を非作動状態にもたらすステップ(520)とを有している
    消費器に自律的に供給するためにエネルギ供給ユニットを運転するための方法。
  13. コンピュータに、
    請求項11に記載の方法における各ステップ(510、520、530)を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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