JP5031491B2 - スイッチング電源回路の異常検出回路 - Google Patents
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Description
前記トランスの1次側コイルに流れる電流を電圧に変換してセンス電圧を生成し出力する電流検出回路部と、
生成した第1参照電圧と該センス電圧との電圧比較を行い、前記スイッチング電源回路が起動してから、前記スイッチング電源回路の出力電圧が、前記負荷回路の最低動作電圧になるまでの間、断続的に前記センス電圧が前記第1参照電圧以上であることを検出すると所定の異常検出信号を生成して出力する検出回路部と、
を備え、
前記検出回路部は、前記センス電圧が前記第1参照電圧以上である間、所定の定電流でコンデンサを充電し、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力するものである。
前記第1参照電圧を生成して出力する第1参照電圧生成回路部と、
前記センス電圧と該第1参照電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する第1電圧比較回路部と、
所定の定電流を生成して出力する定電流回路部と、
前記第1電圧比較回路部の出力信号に応じて、該定電流回路部からの定電流を前記コンデンサに供給する第1スイッチ回路部と、
前記コンデンサの電圧と所定の第2参照電圧との電圧比較を行い、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力する異常検出信号生成回路部と、
を備えるようにした。
また、異常検出値を調整することができるため、2次側の電子回路に設計変更があっても直ちに対応することができ、スイッチング電源回路を搭載した機器の開発期間を短縮させることができる。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスイッチング電源回路の異常検出回路の回路例を示した図である。
図1において、異常検出回路1を有するスイッチング電源回路10は、入力端子INに入力された電源電圧Vddから所定の定電圧を生成して出力電圧Voutとして負荷回路(図示せず)に出力する。
異常検出回路1は、トランス2の1次側コイルL1に流れる電流を検出するためのセンス抵抗RSNSと、のこぎり波をなす所定のスロープ電圧VT1を生成して出力するスロープ回路11と、コンパレータ12〜14と、演算増幅回路15と、RSフリップフロップ16と、所定の参照電圧VT2を生成して出力する参照電圧生成回路17と、所定の参照電圧VT3を生成して出力する参照電圧生成回路18と、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路19と、パルス発生回路20と、ソフトスタート回路21と、PMOSトランジスタM1,M2と、NMOSトランジスタM3〜M5と、抵抗R1と、コンデンサC1とを備えている。
図2において、パルス発生回路20及びソフトスタート回路21を作動させるための所定のイネーブル信号ENが入力されると、パルス発生回路20からワンショットパルス信号がRSフリップフロップ16のリセット入力端Rに入力され、RSフリップフロップ16はリセットされて出力端Qはローレベルになる。同時に、ソフトスタート回路21は、ソフトスタート信号SSを所定の時間をかけて立ち上げ、例えば、1msの時間で1.2Vまで立ち上げて一定にする。
オーミックショートが発生していない通常負荷の状態では、ソフトスタート信号SSの立ち上がり開始時刻t0から、出力電圧Voutが負荷をなす電子回路の最低動作電圧、例えば1.0Vに達する時刻t1までは、整流回路3を構成する平滑用のコンデンサ等の充電電流が流れる。時刻t1になるまでは、ソフトスタート信号SSの電圧が参照電圧VT3未満であることから、コンパレータ14の出力信号はローレベルであり、NMOSトランジスタM5はオフして遮断状態になっている。
2 トランス
3 整流回路
4 制御回路
10 スイッチング電源回路
11 スロープ回路
12〜14 コンパレータ
15 演算増幅回路
16 RSフリップフロップ
17,18 参照電圧生成回路
19 基準電圧発生回路
20 パルス発生回路
21 ソフトスタート回路
Q1 スイッチングトランジスタ
RSNS センス抵抗
M1,M2 PMOSトランジスタ
M3〜M5 NMOSトランジスタ
R1 抵抗
C1 コンデンサ
Claims (4)
- トランスの1次側コイルに流れる電流のスイッチングを行い、該トランスの2次側電圧を整流し平滑して負荷回路に電源として出力するスイッチング電源回路の異常検出回路において、
前記トランスの1次側コイルに流れる電流を電圧に変換してセンス電圧を生成し出力する電流検出回路部と、
生成した第1参照電圧と該センス電圧との電圧比較を行い、前記スイッチング電源回路が起動してから、前記スイッチング電源回路の出力電圧が、前記負荷回路の最低動作電圧になるまでの間、断続的に前記センス電圧が前記第1参照電圧以上であることを検出すると所定の異常検出信号を生成して出力する検出回路部と、
を備え、
前記検出回路部は、前記センス電圧が前記第1参照電圧以上である間、所定の定電流でコンデンサを充電し、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力することを特徴とする異常検出回路。 - 前記スイッチング電源回路が、起動時に所定の速度で前記出力電圧を上昇させるソフトスタート動作を行う場合、前記検出回路部は、起動してから所定の傾斜で電圧が上昇するスロープ電圧を生成して前記第1参照電圧とすることを特徴とする請求項1記載の異常検出回路。
- 前記検出回路部は、前記定電流の電流値を可変設定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の異常検出回路。
- 前記検出回路部は、
前記第1参照電圧を生成して出力する第1参照電圧生成回路部と、
前記センス電圧と該第1参照電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する第1電圧比較回路部と、
所定の定電流を生成して出力する定電流回路部と、
前記第1電圧比較回路部の出力信号に応じて、該定電流回路部からの定電流を前記コンデンサに供給する第1スイッチ回路部と、
前記コンデンサの電圧と所定の第2参照電圧との電圧比較を行い、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力する異常検出信号生成回路部と、
を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の異常検出回路。
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