JP5031491B2 - スイッチング電源回路の異常検出回路 - Google Patents

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本発明は、異常な負荷電流を流し続けることを防止するためのスイッチング電源回路における異常検出回路に関する。
電気機器を長年使用すると、内部のプリント基板上にほこりや汚れが蓄積することによって、電気回路がショートする事故が発生することがある。システムの保護回路が作動するような大電流が流れると、該電流は遮断されて前記のような事故が発生することはない。しかし、このような保護回路が動作しないような電流であれば、ショート箇所で電流が流れ続け、異常な発熱が発生する可能性がある。プリント基板上で小さな抵抗を介したショートというモデルで表現できる、オーミックショートの状態がこのようなケースに該当する。
なお、本発明とはまったく異なるが、電源切断検出回路を1個のコンパレータで構成し、該コンパレータと1個のOR回路で構成される電源制御補助回路を、電源制御用ICに組み込むことで、チップ面積の増大を抑制しつつ、電源切断と出力短絡を検出することができる電源制御用ICがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3714091号公報
特に、商用電源から電力を受ける機器や、大容量のバッテリを内蔵する機器においては、前記オーミックショートによって不具合が発生する場合があり、十分な安全対策が求められている。また、ほこりや汚れとは違う原因として、プリント基板上の一部のICがラッチアップ状態となると、一定の電流を流し続け、不具合が発生する場合があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、オーミックショート等で流れる異常電流を検知してシステムにアラーム信号を出力し、不具合の発生を防止することができるスイッチング電源回路の異常検出回路を得ることを目的とする。
この発明に係る異常検出回路は、トランスの1次側コイルに流れる電流のスイッチングを行い、該トランスの2次側電圧を整流し平滑して負荷回路に電源として出力するスイッチング電源回路の異常検出回路において、
前記トランスの1次側コイルに流れる電流を電圧に変換してセンス電圧を生成し出力する電流検出回路部と、
生成した第1参照電圧と該センス電圧との電圧比較を行い、前記スイッチング電源回路が起動してから、前記スイッチング電源回路の出力電圧が、前記負荷回路の最低動作電圧になるまでの間、断続的に前記センス電圧が前記第1参照電圧以上であることを検出すると所定の異常検出信号を生成して出力する検出回路部と、
を備え
前記検出回路部は、前記センス電圧が前記第1参照電圧以上である間、所定の定電流でコンデンサを充電し、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力するものである。
また、前記スイッチング電源回路が、起動時に所定の速度で前記出力電圧を上昇させるソフトスタート動作を行う場合、前記検出回路部は、起動してから所定の傾斜で電圧が上昇するスロープ電圧を生成して前記第1参照電圧とするようにした。
この場合、前記検出回路部は、前記定電流の電流値を可変設定する手段を有するようにした。
また、前記検出回路部は、
前記第1参照電圧を生成して出力する第1参照電圧生成回路部と、
前記センス電圧と該第1参照電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する第1電圧比較回路部と、
所定の定電流を生成して出力する定電流回路部と、
前記第1電圧比較回路部の出力信号に応じて、該定電流回路部からの定電流を前記コンデンサに供給する第1スイッチ回路部と、
前記コンデンサの電圧と所定の第2参照電圧との電圧比較を行い、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力する異常検出信号生成回路部と、
を備えるようにした。
本発明の異常検出回路によれば、前記トランスの1次側コイルに流れる電流を電圧に変換してセンス電圧を生成し、生成した第1参照電圧と該センス電圧との電圧比較を行い、前記スイッチング電源回路が起動してから、前記スイッチング電源回路の出力電圧が、前記負荷回路の最低動作電圧になるまでの間継続して、前記センス電圧が前記第1参照電圧以上であることを検出すると所定の異常検出信号を生成して出力するようにした。このことから、スイッチング電源回路の1次側に設けた電流検出回路部から、2次側の異常電流を負荷回路が起動する前に検出することができ、該異常電流が流れ続けることによる不具合の発生を防止することができる。更に、スイッチング電源回路の2次側の各所にこのような異常検出回路を設けることなく異常検出を行うことができるため、コストの削減を図ることができる。
また、スイッチング電源回路の2次側回路のコンデンサの総容量や負荷回路の最低動作電圧等に合わせて、異常を検出するしきい値を設定することができ、様々なスイッチング電源回路に使用することができる。
また、異常検出値を調整することができるため、2次側の電子回路に設計変更があっても直ちに対応することができ、スイッチング電源回路を搭載した機器の開発期間を短縮させることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスイッチング電源回路の異常検出回路の回路例を示した図である。
図1において、異常検出回路1を有するスイッチング電源回路10は、入力端子INに入力された電源電圧Vddから所定の定電圧を生成して出力電圧Voutとして負荷回路(図示せず)に出力する。
スイッチング電源回路10は、異常検出回路1と、電力変換を行うトランス2と、ゲートに入力されたPWMパルス信号に応じてスイッチングを行ってトランス2の1次側コイルL1に電流を流すスイッチングトランジスタQ1と、トランス2の2次側電圧を整流して平滑し出力電圧Voutとして出力する整流回路3と、該出力電圧Voutが図示していないフォトカプラでフィードバックされ、該フィードバックされた電圧Vfbからトランス2の2次側コイルL2に接続された2次側回路に安定した電圧又は電流を供給するようにスイッチングトランジスタQ1のスイッチング制御を行う制御回路4とを備えている。
制御回路4の動作としては、例えば、フィードバック電圧Vfbが所定の電圧で一定になるようにPWM制御された信号を生成してスイッチングトランジスタQ1のゲートに出力することにより、前記2次側回路に供給する電圧を一定に保つ電圧制御型PWM制御方式等が知られている。なお、出力電圧Voutが供給される負荷を含めた2次側回路は、プリント基板上に搭載された電子回路を想定している。電子回路は一般的に、最低動作電圧の定められたICやLSI等の集積回路とそれらを安定動作させるためのデカップリングコンデンサ、ICやLSIの動作条件を決める抵抗素子等から構成される。電子回路の電源電圧対電源電流特性は、電源電圧が電子回路の最低動作電圧を超えてから電源電流が流れ出すという特徴がある。また電源電圧の立ち上がり時には、デカップリングコンデンサの充電電流も流れる。
異常検出回路1は、トランス2の1次側コイルL1に流れる電流から2次側回路内におけるオーミックショートの発生検出を行い、該オーミックショートの発生を検出すると所定の異常検出信号を生成して出力する。
異常検出回路1は、トランス2の1次側コイルL1に流れる電流を検出するためのセンス抵抗RSNSと、のこぎり波をなす所定のスロープ電圧VT1を生成して出力するスロープ回路11と、コンパレータ12〜14と、演算増幅回路15と、RSフリップフロップ16と、所定の参照電圧VT2を生成して出力する参照電圧生成回路17と、所定の参照電圧VT3を生成して出力する参照電圧生成回路18と、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路19と、パルス発生回路20と、ソフトスタート回路21と、PMOSトランジスタM1,M2と、NMOSトランジスタM3〜M5と、抵抗R1と、コンデンサC1とを備えている。
なお、センス抵抗RSNSを除く異常検出回路1の各回路は、制御回路4と共に1つの制御用ICに集積されており、端子CS、FLG、SET及びCONは該ICの接続端子をなしている。また、センス抵抗RSNSは電流検出回路部を、スロープ回路11、コンパレータ12〜14、演算増幅回路15、RSフリップフロップ16、参照電圧生成回路17,18、基準電圧発生回路19、パルス発生回路20、ソフトスタート回路21、PMOSトランジスタM1,M2、NMOSトランジスタM3〜M5、抵抗R1及びコンデンサC1は検出回路部をそれぞれなす。また、スロープ回路11は第1参照電圧生成回路部を、コンパレータ12は第1電圧比較回路部を、演算増幅回路15、基準電圧発生回路19、PMOSトランジスタM1,M2、NMOSトランジスタM3及び抵抗R1は定電流回路部を、NMOSトランジスタM4は第1スイッチ回路部を、コンパレータ13、RSフリップフロップ16及び参照電圧生成回路17は異常検出信号生成回路部をそれぞれなす。また、スロープ電圧VT1は第1参照電圧を、参照電圧VT2は第2参照電圧をそれぞれなす。
トランス2の1次側コイルL1、スイッチングトランジスタQ1及びセンス抵抗RSNSは直列に接続され、スイッチングトランジスタQ1とセンス抵抗RSNSとの接続部の電圧Vsnsが端子CSを介してコンパレータ12の非反転入力端に入力されている。コンパレータ12の反転入力端にはスロープ電圧VT1が入力され、コンパレータ12の出力信号CMPはNMOSトランジスタM4のゲートに入力されている。電源電圧Vddと接地電圧との間にはPMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM3及び抵抗R1が直列に接続され、NMOSトランジスタM3と抵抗R1との接続部は、演算増幅回路15の反転入力端に接続されると共に接続端子SETに接続されている。
演算増幅回路15の非反転入力端には基準電圧Vrefが入力されており、演算増幅回路15の出力端はNMOSトランジスタM3のゲートに接続されている。PMOSトランジスタM1及びM2はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM1及びM2において、各ソースは電源電圧Vddにそれぞれ接続され、各ゲートは接続され該接続部はPMOSトランジスタM1のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM2のドレインと接地電圧との間には、NMOSトランジスタM4とコンデンサC1が直列に接続され、NMOSトランジスタM4とコンデンサC1との接続部は、コンパレータ13の非反転入力端に接続されている。コンパレータ13において、反転入力端には参照電圧VT2が入力され、出力端はRSフリップフロップ16のセット入力端Sに接続されており、非反転入力端の電圧をV1とする。
また、パルス発生回路20及びソフトスタート回路21には、イネーブル信号ENがそれぞれ入力されており、パルス発生回路20の出力端は、RSフリップフロップ16のリセット入力端Rに接続されている。ソフトスタート回路21から出力されたソフトスタート信号SSは、コンパレータ14の非反転入力端に入力され、コンパレータ14の反転入力端には参照電圧VT3が入力されている。コンパレータ14の出力端は、NMOSトランジスタM5のゲートに接続され、NMOSトランジスタM5は、コンパレータ13の非反転入力端と接地電圧との間に接続されている。RSフリップフロップ16の出力端Qは、接続端子FLGに接続されており、該出力端Qから異常を検出したことを示す異常検出信号が出力される。
このような構成において、図2は、図1の各信号の波形例を示したタイミングチャートであり、図2を参照しながら図1の異常検出回路1の動作について説明する。なお、図2では、FLGは端子FLGの波形を示しており、すなわち前記異常検出信号を示している。
図2において、パルス発生回路20及びソフトスタート回路21を作動させるための所定のイネーブル信号ENが入力されると、パルス発生回路20からワンショットパルス信号がRSフリップフロップ16のリセット入力端Rに入力され、RSフリップフロップ16はリセットされて出力端Qはローレベルになる。同時に、ソフトスタート回路21は、ソフトスタート信号SSを所定の時間をかけて立ち上げ、例えば、1msの時間で1.2Vまで立ち上げて一定にする。
2次側の出力電圧Voutは、ソフトスタート信号SSと同じ時間で立ち上がり、例えば1msの時間で12Vまで立ち上がって一定になる。2次側コイルL2に流れる電流に比例した電流が1次側コイルL1に流れることから、1次側コイルL1に流れる電流をセンス抵抗RSNSで電圧に変換してセンス電圧Vsnsを生成している。
オーミックショートが発生していない通常負荷の状態では、ソフトスタート信号SSの立ち上がり開始時刻t0から、出力電圧Voutが負荷をなす電子回路の最低動作電圧、例えば1.0Vに達する時刻t1までは、整流回路3を構成する平滑用のコンデンサ等の充電電流が流れる。時刻t1になるまでは、ソフトスタート信号SSの電圧が参照電圧VT3未満であることから、コンパレータ14の出力信号はローレベルであり、NMOSトランジスタM5はオフして遮断状態になっている。
時刻t1以降は、前記電子回路が動作を開始し、出力電圧Voutの上昇に伴って、スイッチングトランジスタQ1がオンしたときの1次側コイルL1に流れる電流が増加し、このときのセンス電圧Vsnsも増加する。また、参照電圧VT3が、時刻t1のときのソフトスタート信号SSの電圧、例えば0.1Vに設定されており、時刻t1になるとコンパレータ14の出力信号がハイレベルになり、NMOSトランジスタM5がオンして電圧V1は接地電圧に接続される。このため、コンパレータ13の出力信号はローレベルになる。また、センス電圧Vsnsがスロープ電圧VT1以上になるのは、最初にスイッチングトランジスタQ1がオンしたときのみであり、これ以降、センス電圧Vsnsがスロープ電圧VT1未満になる。
このことから、コンパレータ12の出力信号CMPはローレベルになり、NMOSトランジスタM4はオフし、コンデンサC1は充電されず、電圧V1はほとんど上昇することはない。したがって、コンパレータ13の出力信号は、ローレベルの状態のままであり、時刻t0で所定のイネーブル信号ENが入力されていることから、パルス信号発生回路20からハイレベルのワンショットパルス信号が出力されており、RSフリップフロップ16の出力端Qはローレベルであり、ハイレベルになることはない。
これに対して、オーミックショートが発生した状態では、時刻t0から出力電圧Voutの増加と共にスイッチングトランジスタQ1がオンしたときの1次側コイルL1に流れる電流が増加し、センス電圧Vsnsも増加する。このときのセンス電圧Vsnsの包絡線は、オーミックショートの抵抗値が小さいほど傾斜が大きくなる。このことから、コンパレータ12は、所定の傾斜を有するスロープ電圧VT1とセンス電圧Vsnsとの電圧比較を行い、該比較結果を示す2値の信号CMPを生成して出力し、信号CMPがハイレベルになると、NMOSトランジスタM4がオンする。
ここで、演算増幅回路15は、NMOSトランジスタM3と抵抗R1との接続部の電圧が基準電圧Vrefになるように、NMOSトランジスタM3の動作を制御して、PMOSトランジスタM1に所定の定電流が流れるようにする。該定電流に比例した定電流がPMOSトランジスタM2から出力され、コンデンサC1は、NMOSトランジスタM4がオンしている間、PMOSトランジスタM2から出力される電流で充電される。このため、信号CMPがハイレベルである間に電圧V1が上昇する。電圧V1が参照電圧VT2を超えると、コンパレータ13の出力信号がハイレベルになり、RSフリップフロップ16がセットされて出力端Qがハイレベルになり、オーミックショートが発生していることを示す異常検出信号として端子FLGから出力される。
このようなことから、参照電圧VT1は、オーミックショートによる異常抵抗の検出値を決める設定値であり、参照電圧VT2は、該異常抵抗に与えた電力を判定するためのものである。端子SETを介して抵抗R1に並列に抵抗を接続することにより、電圧V1の傾きを調整することができ、スロープ回路11に同様の回路を設けるようにしてもよい。前記異常検出信号を2次側の負荷回路の制御部に出力し、該制御部から所定のイネーブル信号ENが入力されることにより、パルス信号発生回路20からハイレベルのワンショットパルス信号が出力され、RSフリップフロップ16がリセットされて出力端Qがローレベルになる。また、前記所定のイネーブル信号ENが入力されることにより、ソフトスタート回路21から出力されるソフトスタート信号SSが参照電圧VT3以下になるため、コンパレータ14の出力信号がローレベルになり、NMOSトランジスタM5がオフして遮断状態になる。このようにして、ICを再起動させることにより、異常負荷に電流を流し続けることを回避できる。
このように、本第1の実施の形態における異常検出回路は、スイッチングトランジスタQ1がオンしたときのトランス2の1次側コイルL1に流れる電流をセンス抵抗RSNSでセンス電圧Vsnsに変換してモニタし、センス電圧Vsnsが所定時間以上の間、断続的に異常値を示すとハイレベルの異常検出信号を端子FLGから出力するようにした。このことから、オーミックショート等で流れる異常電流を検知してシステムにアラーム信号を出力し、不具合の発生を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるスイッチング電源回路の異常検出回路の回路例を示した図である。 図1の各信号の波形例を示したタイミングチャートである。
符号の説明
1 異常検出回路
2 トランス
3 整流回路
4 制御回路
10 スイッチング電源回路
11 スロープ回路
12〜14 コンパレータ
15 演算増幅回路
16 RSフリップフロップ
17,18 参照電圧生成回路
19 基準電圧発生回路
20 パルス発生回路
21 ソフトスタート回路
Q1 スイッチングトランジスタ
RSNS センス抵抗
M1,M2 PMOSトランジスタ
M3〜M5 NMOSトランジスタ
R1 抵抗
C1 コンデンサ

Claims (4)

  1. トランスの1次側コイルに流れる電流のスイッチングを行い、該トランスの2次側電圧を整流し平滑して負荷回路に電源として出力するスイッチング電源回路の異常検出回路において、
    前記トランスの1次側コイルに流れる電流を電圧に変換してセンス電圧を生成し出力する電流検出回路部と、
    生成した第1参照電圧と該センス電圧との電圧比較を行い、前記スイッチング電源回路が起動してから、前記スイッチング電源回路の出力電圧が、前記負荷回路の最低動作電圧になるまでの間、断続的に前記センス電圧が前記第1参照電圧以上であることを検出すると所定の異常検出信号を生成して出力する検出回路部と、
    を備え
    前記検出回路部は、前記センス電圧が前記第1参照電圧以上である間、所定の定電流でコンデンサを充電し、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力することを特徴とする異常検出回路。
  2. 前記スイッチング電源回路が、起動時に所定の速度で前記出力電圧を上昇させるソフトスタート動作を行う場合、前記検出回路部は、起動してから所定の傾斜で電圧が上昇するスロープ電圧を生成して前記第1参照電圧とすることを特徴とする請求項1記載の異常検出回路。
  3. 前記検出回路部は、前記定電流の電流値を可変設定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の異常検出回路。
  4. 前記検出回路部は、
    前記第1参照電圧を生成して出力する第1参照電圧生成回路部と、
    前記センス電圧と該第1参照電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力する第1電圧比較回路部と、
    所定の定電流を生成して出力する定電流回路部と、
    前記第1電圧比較回路部の出力信号に応じて、該定電流回路部からの定電流を前記コンデンサに供給する第1スイッチ回路部と、
    前記コンデンサの電圧と所定の第2参照電圧との電圧比較を行い、該コンデンサの電圧が所定の第2参照電圧を超えると前記所定の異常検出信号を生成して出力する異常検出信号生成回路部と、
    を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の異常検出回路。
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