JP6314382B2 - リチウム−硫黄二次電池用の電極材料及びリチウム−硫黄二次電池並びにリチウム−硫黄二次電池用の電極材料の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)硫黄の正極活物質としての利用率が低い。
(2)充放電サイクル特性に乏しい。
ことを挙げることができ、リチウム−硫黄二次電池の特徴である極めて大きな理論容量密度を十分に生かすことができていない。
多孔質炭素材料から成り、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)が、360゜Cにおいて0を超える値を有し、且つ、290゜Cにおいて0.016以上の値を有する。
多孔質炭素材料から成り、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)が、ケッチェンブラックとS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)KBが0になる温度において、0を超える値を有する。
多孔質炭素材料から成り、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)が、325゜Cにおいて0.01以上の値を有する。
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)が、360゜Cにおいて0を超える値を有し、且つ、290゜Cにおいて0.016以上の値を有する。
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)が、ケッチェンブラックとS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)KBが0になる温度において、0を超える値を有する。
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値(|−d(TG)/dt|)が、325゜Cにおいて0.01以上の値を有する。
1.本開示の第1の態様〜第3の態様に係る電極材料及び二次電池、全般に関する説明
2.実施例1(本開示の第1の態様〜第3の態様に係る電極材料及び二次電池)
3.実施例2(実施例1の変形)、その他
以下、本開示の第1の態様に係る二次電池用の電極材料及び本開示の第1の態様に係る二次電池を纏めて、単に、『本開示の第1の態様』と呼ぶ場合があるし、本開示の第2の態様に係る二次電池用の電極材料及び本開示の第2の態様に係る二次電池を纏めて、単に、『本開示の第2の態様』と呼ぶ場合があるし、本開示の第3の態様に係る二次電池用の電極材料及び本開示の第3の態様に係る二次電池を纏めて、単に、『本開示の第3の態様』と呼ぶ場合があるし、本開示の第1の態様〜本開示の第3の態様を纏めて、単に、『本開示』と呼ぶ場合がある。
[p/{Va(p0−p)}]
=[(C−1)/(C・Vm)](p/p0)+[1/(C・Vm)] (1’)
Vm=1/(s+i) (2−1)
C =(s/i)+1 (2−2)
asBET=(Vm・L・σ)/22414 (3)
Va:吸着量
Vm:単分子層の吸着量
p :窒素の平衡時の圧力
p0:窒素の飽和蒸気圧
L :アボガドロ数
σ :窒素の吸着断面積
である。
V :相対圧での吸着量
Mg:窒素の分子量
ρg:窒素の密度
である。
Vpn=Rn・dVn−Rn・dtn・c・ΣApj (6)
但し、
Rn=rpn 2/(rkn−1+dtn)2 (7)
rp:細孔半径
rk:細孔半径rpの細孔の内壁にその圧力において厚さtの吸着層が吸着した場合のコア半径(内径/2)
Vpn:窒素の第n回目の着脱が生じたときの細孔容積
dVn:そのときの変化量
dtn:窒素の第n回目の着脱が生じたときの吸着層の厚さtnの変化量
rkn:その時のコア半径
c:固定値
rpn:窒素の第n回目の着脱が生じたときの細孔半径
である。また、ΣApjは、j=1からj=n−1までの細孔の壁面の面積の積算値を表す。
SiO2+4HF → SiF4+2H2O (B)
所望の温度 半値幅
実施例1A 4.8度
実施例1B 1000゜C 4.8度
実施例1C 1200゜C 4.8度
実施例1D 1300゜C 3.9度
実施例1E 1400゜C 3.9度
実施例1F 1500゜C 3.0度
実施例2A 4.8度
実施例2C 4.9度
所望の温度 (|−d(TG)/dt|)PC
360゜Cにおける値 290゜Cにおける値
実施例1A 900゜C 0.001 0.020
実施例1B 1000゜C 0.005 0.025
実施例1C 1200゜C 0.011 0.023
実施例1D 1300゜C 0.015 0.032
実施例1E 1400゜C 0.011 0.028
実施例1F 1500゜C 0.010 0.027
実施例2A 0.004 0.017
実施例2B 0.004 0.017
実施例2C 0.016 0.016
S8硫黄 0 0
ケッチェンブラック[KB] 0 0.015
所望の温度 (|−d(TG)/dt|)PC
所定の温度(365゜C)における値
実施例1A 900゜C 0.003
実施例1B 1000゜C 0.004
実施例1C 1200゜C 0.019
実施例1D 1300゜C 0.008
実施例1E 1400゜C 0.014
実施例1F 1500゜C 0.008
実施例2A 0.002
実施例2B 0.002
実施例2C 0.012
所望の温度 (|−d(TG)/dt|)PC
325゜Cにおける値
実施例1A 900゜C 0.020
実施例1B 1000゜C 0.020
実施例1C 1200゜C 0.019
実施例1D 1300゜C 0.020
実施例1E 1400゜C 0.020
実施例1F 1500゜C 0.020
実施例2A 0.013
実施例2B 0.012
実施例2C 0.016
所望の温度 窒素BET法 全細孔容積 MP法 BJH法
実施例1A 900゜C 1472 1.18 0.646 0.733
実施例1B 1000゜C 1489 1.16 0.646 0.686
実施例1C 1200゜C 1445 1.15 0.624 0.674
実施例1D 1300゜C 1438 1.19 0.589 0.780
実施例1E 1400゜C 1326 0.96 0.627 0.550
実施例1F 1500゜C 1268 1.07 0.502 0.717
実施例2A 909 1.29 0.118 1.04
実施例2B 882 1.36 0.103 1.13
実施例2C 1921 1.43 0.90 0.84
ケッチェンブラック[KB] 924 1.82 0.28 1.53
質量%
S8硫黄 60
多孔質炭素材料 27
[KB] 3
PVA 10
電流 :0.05C(正極1cm2当たり0.057ミリアンペア)
カットオフ:放電時1.5ボルト(但し、定電流放電)
充電時3.5ボルト(但し、定電流/定電圧充電)
[A01]《電極材料:第1の態様》
多孔質炭素材料から成り、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、360゜Cにおいて0を超える値を有し、且つ、290゜Cにおいて0.016以上の値を有する二次電池用の電極材料。
[A02]《電極材料:第2の態様》
多孔質炭素材料から成り、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、ケッチェンブラックとS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が0になる温度において、0を超える値を有する二次電池用の電極材料。
[A03]《電極材料:第3の態様》
多孔質炭素材料から成り、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、325゜Cにおいて0.01以上の値を有する二次電池用の電極材料。
[A04]多孔質炭素材料は、ケイ素の含有率が5質量%以上である植物由来の材料を原料としている[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料。
[A05]多孔質炭素材料は、泥炭又は木質系材料を原料としている[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料。
[A06]多孔質炭素材料は、窒素BET法による比表面積の値が10m2/グラム以上、BJH法及びMP法による細孔の容積が0.1cm3/グラム以上である[A01]乃至[A05]のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料。
[A07]多孔質炭素材料の、X線回折法による(100)面又は(101)面の回折強度ピークにおける半値幅が、回折角2θを基準として5度以下である[A01]乃至[A06]のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料。
[B01]《二次電池:第1の態様》
多孔質炭素材料から成る電極を備えた二次電池であって、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、360゜Cにおいて0を超える値を有し、且つ、290゜Cにおいて0.016以上の値を有する二次電池。
[B02]《二次電池:第2の態様》
多孔質炭素材料から成る電極を備えた二次電池であって、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、ケッチェンブラックとS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が0になる温度において、0を超える値を有する二次電池。
[B03]《二次電池:第3の態様》
多孔質炭素材料から成る電極を備えた二次電池であって、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、325゜Cにおいて0.01以上の値を有する二次電池。
[B04]多孔質炭素材料は、ケイ素の含有率が5質量%以上である植物由来の材料を原料としている[B01]乃至[B03]のいずれか1項に記載の二次電池。
[B05]多孔質炭素材料は、泥炭又は木質系材料を原料としている[B01]乃至[B03]のいずれか1項に記載の二次電池。
[B06]多孔質炭素材料は、窒素BET法による比表面積の値が10m2/グラム以上、BJH法及びMP法による細孔の容積が0.1cm3/グラム以上である[B01]乃至[B05]のいずれか1項に記載の二次電池。
[B07]多孔質炭素材料の、X線回折法による(100)面又は(101)面の回折強度ピークにおける半値幅が、回折角2θを基準として5度以下である[B01]乃至[B06]のいずれか1項に記載の二次電池。
[B08]電極によって正極が構成される[B01]乃至[B07]のいずれか1項に記載の二次電池。
[B09]リチウム−硫黄二次電池から成り、
電極は、硫黄又は硫黄化合物を担持する[B01]乃至[B08]のいずれか1項に記載の二次電池。
Claims (11)
- 二次電池用の電極材料であって、
前記二次電池が、リチウム−硫黄二次電池から成り、
前記電極材料が、多孔質炭素材料から成るとともに、硫黄又は硫黄化合物を担持しており、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、360゜Cにおいて0.005以上であり、且つ、290゜Cにおいて0.025以上である二次電池用の電極材料。 - 二次電池用の電極材料であって、
前記二次電池が、リチウム−硫黄二次電池から成り、
前記電極材料が、多孔質炭素材料から成るとともに、硫黄又は硫黄化合物を担持しており、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、ケッチェンブラックとS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が0になる温度において、0.004以上である二次電池用の電極材料。 - 多孔質炭素材料は、窒素BET法による比表面積の値が10m2/グラム以上、BJH法及びMP法による細孔の容積が0.1cm3/グラム以上である請求項1又は請求項2に記載の二次電池用の電極材料。
- 多孔質炭素材料の、X線回折法による(100)面又は(101)面の回折強度ピークにおける半値幅が、回折角2θを基準として5度以下である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料の製造方法であって、
多孔質炭素材料は、ケイ素の含有率が5質量%以上である植物由来の材料を原料としている二次電池用の電極材料の製造方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の二次電池用の電極材料の製造方法であって、
ケイ素の含有率が5質量%以上である植物由来の材料を、400゜C乃至1400゜Cにて炭素化した後、酸又はアルカリで処理を行い、次いで、賦活処理を施した後、賦活処理における温度よりも高い温度であって、1000゜C乃至1500゜Cの温度にて加熱処理を行う二次電池用の電極材料の製造方法。 - 多孔質炭素材料から成る電極を備えた二次電池であって、
前記二次電池がリチウム−硫黄二次電池から成り、前記電極が硫黄又は硫黄化合物を担持しており、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、360゜Cにおいて0.005以上であり、且つ、290゜Cにおいて0.025以上である二次電池。 - 多孔質炭素材料から成る電極を備えた二次電池であって、
前記二次電池がリチウム−硫黄二次電池から成り、前記電極が硫黄又は硫黄化合物を担持しており、
多孔質炭素材料とS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が、ケッチェンブラックとS8硫黄を質量比1:2で混合した混合物を熱分析したときに得られる、温度をパラメータとした質量の値の微分値の絶対値が0になる温度において、0.004以上である二次電池。 - 多孔質炭素材料は、窒素BET法による比表面積の値が10m2/グラム以上、BJH法及びMP法による細孔の容積が0.1cm3/グラム以上である請求項7又は請求項8に記載の二次電池。
- 多孔質炭素材料の、X線回折法による(100)面又は(101)面の回折強度ピークにおける半値幅が、回折角2θを基準として5度以下である請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の二次電池。
- 電極によって正極が構成される請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の二次電池。
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