JP6312684B2 - イーサネット(登録商標)における高次複数入力複数出力 - Google Patents

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Description

[0001] 本実施形態は一般に、平衡型ケーブル(twin-axial cables)、具体的に平衡型ケーブルを使用する複数入力複数出力(multiple-input and multiple-output)(MIMO)信号の送信に関する。
[0002] 平衡型ケーブル(または「トワイナックス(twinax)」ケーブル)は、外部シールドによって包まれた2つの平衡状態の内部の導体(balanced inner conductor)を有する物理通信媒体である。外部シールドが、外部のノイズおよび干渉から、内部の導体において伝えられる電気信号を分離する間、2つの平衡状態の内部の導体は、トワイナックスケーブルが、差動信号(differential signal)を送信するために使用されることを可能にする。例えば、図1は、トワイナックスケーブル110のための従来型の送信構成100を表す。トワイナックスケーブル110は、第1の内部の導体101、第2の内部の導体102、および外部シールド103を含む。外部シールド103は、外部のノイズおよび干渉から内部の導体101および102を分離するため、グラウンド電位(ground potential)に典型的に結合される。電源104は、第1の内部の導体101および第2の内部の導体102の間に結合され、トワイナックスケーブル110を通した送信のための差動信号を生成する。したがって、トワイナックスケーブル110は、差動信号方式を使用してデータ信号の単一のセットを送信し得る。
[0003] トワイナックスケーブルは、比較的安価であるため、それらは、現代の高速差動信号送信アプリケーションでより広く使用されつつある。例えば、いくつかの10Gイーサネット(登録商標)システムは、トワイナックスケーブルを通して差動信号を送信する。光ファイバーケーブルは、銅ベースの媒体より早いデータレートを提供することができるが、光ファイバーケーブルは、高価であり、ネットワーク環境内でインプリメントするために追加のフロント‐エンドトランシーバ電気回路を要求し得る。結果的に、トワイナックスケーブルのデータ送信レートを増加させるためのコスト効率の良い方法が必要である。
[0004] この発明の概要は、発明を実施するための形態において、以下にさらに説明される概念のセレクションを簡略化された形態で紹介するために提供される。この発明の概要は、特許請求された主題事項の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図されておらず、特許請求された主題事項の範囲を限定することも意図されていない。
[0005] 単一のデータケーブルにおいて複数のデータ信号を同時に送信するための方法および装置が、開示される。データケーブルは、少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含む。いくつかの実施形態に関して、ケーブルは、平衡型(トワイナックス)ケーブルであり得る。本実施形態において、第1のデータ信号は、第1のまたは第2の内部の導体のうちの1つおよび導体シールドを使用して送信され得、第2のデータ信号は、第1のデータ信号を送信するために使用されていない他の(第1のまたは第2の)内部の導体を使用して送信され得る。第1のおよび第2のデータ信号は、同時に送信され得る。
[0006] いくつかの実施形態に関して、第2の信号は、第1のおよび第2の内部の導体を使用して送信され得る。第1のデータ信号は、第1のまたは第2の内部の導体のうちの1つおよび導体シールドの間第1の電圧を適用することによって送信され得る。第2のデータ信号は、第1のおよび第2の内部の導体の間第2の電圧を適用することによって送信され得る。いくつかの実施形態に関して、第1のデータ信号は、差動信号として送信され得、第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号として送信され得る。
[0007] 他の実施形態に関して、第1のデータ信号は、第1の内部の導体および導体シールドを使用して送信され得、第2のデータ信号は、第2の内部の導体および導体シールドを使用して送信され得る。第1のデータ信号は、第1の内部の導体および導体シールドの間第1の電圧を適用することによって生成され得る。第2のデータ信号は、第2の内部の導体および導体シールドの間第2の電圧を適用することによって生成され得る。
[0008] さらに、いくつかの実施形態に関して、符号器は、第1のおよび第2の内部の導体を介して送信向けのデータのセットを受信し得る。符号器はその次に、第1のおよび第2のサブセットにデータのセットを区切り得、それぞれ、データの第1のおよび第2のサブセットに基づいて第1のおよび第2のデータ信号を生成し得る。
[0009] 結果的に、例示的な実施形態に関して本明細書に説明された多様な信号送信技法は、従来型のデータ送信技法より高いデータレートをデータケーブルに提供し得る。加えて、本実施形態のうちの少なくともいくつかは、より低いデータレートで送信する場合、トランシーバの実施および/またはケーブルのロスにおいてより緩和された要件(more relaxed requirement)を可能にし得る。
[0010] 本実施形態は、例の目的で例証され、添付図面の図によって限定されることを意図されていない。
[0011] 図1は、トワイナックスケーブルのための従来型の送信構成の断面図である。 [0012] 図2は、いくつかの実施形態をふまえたトワイナックスケーブルのためのMIMO送信構成の断面図である。 [0013] 図3は、トワイナックスケーブルを通したMIMO送信のためのシステムの1つの実施形態を例証する集中定数モデル(lumped parameter model)である。 [0014] 図4は、トワイナックスケーブルを用いるMIMOデータ送信システムの1つの実施形態を例証するブロック図である。 [0015] 図5は、いくつかの実施形態をふまえたトワイナックスケーブルを通したMIMO信号を通信するための例示的な動作を図示する実例となる流れ図である。 [0016] 図6は、他の実施形態をふまえたトワイナックスケーブルのためのMIMO送信構成の断面図である。 [0017] 図7A‐7Bは、いくつかの実施形態をふまえた、ツイストペアのセットを含むケーブルのためのMIMO送信構成を例証する。 [0017] 図7A‐7Bは、いくつかの実施形態をふまえた、ツイストペアのセットを含むケーブルのためのMIMO送信構成を例証する。 [0018] 図8は、ツイストペアを用いるMIMOデータ送信システムの実施形態を例証するブロック図である。 [0019] 図9A‐9Bは、いくつかの実施形態をふまえた、ツイストペアのセットを含むケーブルを通してMIMO信号をやりとりするための例示的な動作を図示する実例となる流れ図である。 [0019] 図9A‐9Bは、いくつかの実施形態をふまえた、ツイストペアのセットを含むケーブルを通してMIMO信号をやりとりするための例示的な動作を図示する実例となる流れ図である。 [0020] 図10は、図8に表されたMIMOデータ送信システムのより詳細な実施形態を例証するブロック図である。 [0021] 図11は、図8に表されたMIMOデータ送信システムの別の実施形態を例証するブロック図である。 [0022] 図12は、いくつかの実施形態をふまえたMIMOトランシーバのブロック図である。
[0023] 下記の説明において、本開示の十分な理解を提供するために多数の具体的な詳細が記載される。また、下記の記述において、説明のために、特定の専門用語が、本実施形態の十分な理解を提供するために記載される。しかしながら、これらの具体的な詳細が本実施形態を実現するために要求され得ないことは、当業者にとって明白であろう。他の事例において、周知の回路およびデバイスが、本開示を不明確にすることを避けるために、ブロック図の形態で表される。本明細書で使用される場合「結合される」という語は、直接接続される、あるいは、1つ以上の介在するコンポーネントまたは回路を通って接続されることを意味する。本明細書に説明される多様なバスを通して提供される信号のいずれも、1つ以上の共通のバスを通して提供され、他の信号と時間多重(time-multiplexed)され得る。加えて、ソフトウェアブロックまたは回路要素の間の相互接続は、バスとしてまたは単一の信号線として表され得る。バスの各々は、代わりに単一の信号線であり得、単一の信号線の各々は、代わりにバスであり得、単一の線またはバスは、コンポーネントの間の通信のための無数の物理的または論理的メカニズムのうちの任意の1つ以上を示してもよい。
[0024] 図2は、いくつかの実施形態をふまえたトワイナックスケーブル210のためのMIMO送信構成200の断面図である。トワイナックスケーブル210は、第1の内部の導体201、第2の内部の導体202、および外部導体シールド203を含む。第1の電源204は、トワイナックスケーブル210の第1の内部の導体201および第2の内部の導体202の間に結合される。第2の電源205は、トワイナックスケーブル210の導体シールド203および第2の内部の導体202の間に結合される。
[0025] データ信号の第1のセット(例えば、データの第1のサブセットに相当する)は、第1の電源204によって生成され得、2つの内部の導体201および202を使用してトワイナックスケーブル210を通して送信され得る。より具体的には、第1の電源204は、第1のおよび第2の内部の導体201および202の間で第1の電圧V12を生成し得る。第1の電圧V12はしたがって、データ信号の第1のセットに置き換えられる(translated into)。いくつかの実施形態に関して(例えば、ここにおいて、第1のおよび第2の内部の導体201および202が、実質的に対称である)、データ信号の第1のセットは、第1のおよび第2の内部の導体201および202を通して差動信号方式を使用してトワイナックスケーブル210において送信され得る。
[0026] データ信号の第2のセット(例えば、データの第2のサブセットに相当する)は、第2の電源205によって生成され得、導体シールド203および第2の内部の導体202を使用してトワイナックスケーブル210を通して送信され得る。より具体的には、第2の電源205は、導体シールド203および第2の内部の導体202の間で第2の電圧V2Sを生成し得る。第2の電圧V2Sはしたがって、データ信号の第2のセットに置き換えられる。いくつかの実施形態に関して、データ信号の第2のセットは、シングル‐エンド(すなわち、非差動)信号方式の技法を使用して導体シールド203および第2の内部の導体202を介して送信され得る。例えば、導体シールド203の電圧は、第2の内部の導体202に適用される電圧のための基準電位(reference potential)として使用され得る。代わりに、第2の内部の導体202の電圧は、導体シールド203に適用される電圧のための基準電位として使用され得る。
[0027] 結果的に、図2に例証されるトワイナックス送信構成200は、導体シールド203および第2の内部の導体202を使用するシングル‐エンドデータ信号方式と並行して2つの内部の導体201および202を使用する差動データ信号方式を可能にし得る。送信媒体として導体シールド203を使用する能力は、例えば、コアックス(coax)ケーブルおよび/または従来型のトワイナックス送信技法と比較して追加の自由度(degree of freedom)を提供する。
[0028] 加えて、図2のトワイナックス送信構成200はまた、特により高いデータレートで、トランシーバの実施およびケーブルのロスにおける要件を緩和し得る。例えば、トワイナックスケーブル210の帯域幅が、Wとして表示され、総送信パワーが、Pとして表示され、ノイズスペクトル密度を持つ付加性白色ガウスノイズ(additive white Gaussian noise with noise spectral density)が、Nとして表示される場合、達成可能なデータレート(R)における上限(upper bound)は、単一‐ストリーム送信技法を使用する場合、R=W log(1+P/N)として表され得る。その一方、本実施形態のうちのいくつかをふまえた2‐ストリーム送信技法を使用する場合(各ストリームが、相互‐ストリーム干渉(inter-stream interference)を無視し、半分のパワーとして送信されると仮定する)、達成可能なデータレート(R)における上限は、R=2W log(1+P/2N)として表され得る。したがって、信号対ノイズ比(P/N)が高い場合、即ちR>R。代わりに、本実施形態のうちのいくつかをふまえた送信技法は、より低い総送信パワー(P)および同じ受信機ノイズ(N)を持つ、あるいはより低い受信機ノイズおよび同じ総送信パワーのどちらかを持つ単一‐ストリーム送信技法と同じデータレート(例えば、R=R)を達成し得る。相互‐ストリーム干渉は、本実施形態のうちのいくつかの実際のインプリメンテーションのためにトランシーバのゲイン(gain)を低減し得るが、干渉抑圧(interference suppression)および/または除去スキーム(cancellation scheme)は、本実施形態のうちのいくつかによって送信されるデータ信号の複数のセットのインテグリティ(integrity)を維持するために使用され得る。
[0029] いくつかの実施形態に関して、図2のトワイナックスケーブル210および図1のトワイナックスケーブル110の間の構造上の類似性は、本実施形態の送信技法が、従来型のトワイナックスケーブルを用いるレガシーネットワークに容易に適用されることを可能にし得る。そのうえ、導体シールド203は、本実施形態をふまえたデータ送信のために使用され得るが、導体シールド203は、外部のノイズおよび干渉から内部の導体201および202もシールドし得る。
[0030] 図3は、いくつかの実施形態をふまえたMIMO送信システム300を例証する集中定数モデルである。システム300は、トワイナックスケーブル210、送信機310、および受信機320を含む。トワイナックスケーブル210は、第1の内部の導体201、第2の内部の導体202、および導体シールド203を含む。送信機310は、トワイナックスケーブル210の一方の末端に結合され、受信機320は、トワイナックスケーブル210の他方の末端に結合される。送信機310は、受信機320にデータ信号を送信するための電源312および314を含む。受信機320は、送信機310から受信されるデータ信号を検出するための検出回路322および324を含む。
[0031] 作動中、送信機310は、第1の電源312に、第1のおよび第2の内部の導体201および202の間で第1の電圧V12を生成させることによって第1のデータ信号を送信し得る。送信機310は、第2の電源314に、第2の内部の導体202および導体シールド203の間で第2の電圧V2Sを生成させることによって第2のデータ信号を送信し得る。受信機320は、導体201‐203における電圧を検出することによってこれらのデータ信号を受信する。いくつかの実施形態に関して(例えば、ここにおいて、2つの内部の導体201および202が、実質的に対称である)、第1の電源312によって送信されるデータ信号は、差動信号であり得る。結果的に、第1の検出器322は、第1の内部の導体201における電圧Vを検出し得、第1のデータ信号を回復するために第2の内部の導体202において検出される電圧Vを加え(または差し引き)し得る。第2の検出器324は、導体シールド203における電圧Vに関して第2の内部の導体202における電圧Vを検出することによって導体シールド203および第2の内部の導体202を介して送信される第2のデータ信号を回復し得る。
[0032] 図3に表された例示的な実施形態において、第2の内部の導体202における電圧Vは、第1の内部の導体201における電圧Vおよび/または導体シールド203における電圧Vによって影響され得ることに留意されたい。とはいえ、少なくとも2つの自由度は、システム300を使用して達成され得る場合がある。例えば、送信機310は、電源312および314の両方を制御するため、電圧信号V12が、第1の検出器322によって検出される一方、電圧信号V2Sは、第2の検出器324によって検出され得ることを確実にするために、導体シールド203の電圧Vが、第2の内部の導体202の電圧Vより低い(またはより高い)電位で保持されるように、電源314はバイアスされ(biased)得る。いくつかの実施形態において、導体シールド203は、グラウンドされ(grounded)得る(例えば、V=0)。代わりに、送信機310は、2つの内部の導体201および202を使用するデータの送信が、導体シールド203および第2の内部の導体202を使用するデータの送信に干渉しないことを確実にするために電源312および314の各々を選択的に制御し得る。
[0033] いくつかの実施形態に関して、異なる波形が、データ信号の2つのセットの各々に関して生成され得る。例えば、第1のデータ信号は、レガシートワイナックスシステムとの下位互換性(backward compatibility)を保つためにレガシーベースバンド信号として2つの内部の導体201および202を使用して送信され得、一方、第2のデータ信号は、他の技法を使用する(例えば、OFDMシンボルを使用する)導体シールド203および第2の内部の導体202を使用して送信され得る。結果的に、いくつかの実施形態に関して、受信機320は、信号の間のクロス‐トークおよび干渉を除去または抑圧するためにデータ信号の2つのセットにおける異なる特性を利用し(exploit)得る。他の実施形態に関して、データ信号の2つのセットは、レガシーベースバンド信号を使用して送信され得る。どちらの実施形態においても、2つの信号ストリームの波形は、周波数領域において、それらのエネルギーがDC周波数をカバーすることができる性質(property)を共有し得る。いくつかの通信システムにおいて(例えば、DSLおよびパワー線通信システム等)、DCに最も近い周波数帯が、他の目的で、例えば、電話信号および/またはパワーを伝えるために典型的に使用されるため、データ信号はDC周波数をカバーすべきでない。本実施形態の下、全体の帯域幅(DCを含む)は、データ信号方式に使用され得る。実際には、周囲の環境から起こり得る大きい干渉(possible heavy interference)が原因で、情報を伝えるためにDC周波数を使用することは望ましくないものであり得る。しかしながら、本実施形態の下、たとえ信号がDCで伝えられても、より高い干渉は、他の通信に関して生成され得ない。
[0034] 図4は、他の実施形態をふまえたMIMO送信システム400のブロック図である。MIMO送信システム400は、MIMO符号器410、送信機420、受信機430、およびMIMO復号器440を含む。内部の導体201および202ならびに導体シールド203を含むトワイナックスケーブル210は、送信機420および受信機430の間に結合される。いくつかの実施形態において、送信機420および受信機430は、トワイナックスケーブル210を通してデータ信号を送信も受信もするように構成されるトランシーバに取り替えられ得ることに留意されたい。そのような構成は、トワイナックスケーブル210を介して双方向通信を可能にし得る。
[0035] 図5は、いくつかの実施形態をふまえたトワイナックスケーブルを通したMIMO信号を通信するための例示的な動作500を図示する実例となる流れ図である。例えば、図4を参照して、MIMO符号器410はまず、送信されるためのデータ401のセットを、入力として、受信し、データ402(1)および402(2)の2つのサブセットを作るためにデータセット401を符号化する(510)。データ401のセットは、例えば、差動信号技法を使用するトワイナックスケーブル210の2つの内部の導体201および202を通した送信向けであり得る。いくつかの実施形態に関して、MIMO符号器410は、データ402(1)および402(2)の2つのサブセットに入力データ401を区切り得、そしてそれは、データ信号の2つの別個のおよび/または並行の(parallel)セットとしてトワイナックスケーブル210を通して送信され得る。
[0036] 送信機420は、トワイナックスケーブル210の2つの内部の導体201および202を使用してMIMO‐符号化されたデータ(MIMO-encoded data)402(1)の第1のサブセットを送信する(例えば、データ信号の第1のセットとして)(520)。図2および3に関して上述されたように、送信機420は、2つの内部の導体201および202の間電圧(V12)を適用することによってデータ信号の第1のセットを送信し得る(例えば、差動信号として)。送信機420はさらに、導体シールド203および内部の導体202を使用してMIMO‐符号化されたデータ402(2)の第2のサブセットを送信する(例えば、データ信号の第2のセットとして)(530)。例えば、図2および3に関して上述されたように、送信機420は、データ信号の第2のストリームを送信するために(例えば、シングル‐エンド信号として)導体シールド203および第2の内部の導体202の間第2の電圧信号(V2S)を適用し得る。いくつかの実施形態に関して、データ信号の第1のおよび第2のセットは、同時に送信され得る。
[0037] 受信機430は、トワイナックスケーブル210の内部の導体201および202を介してMIMO‐符号化されたデータ403(1)の第1のサブセットを受信する(例えば、データ信号の第1のセットとして)(540)。例えば、図3に関して上記に説明されたように、受信機430は、第1のおよび第2の内部の導体201および202の間の電圧をサンプリングすることによってデータ403(1)の第1のサブセットを受信し得る。受信機430はさらに、トワイナックスケーブル210の導体シールド203および内部の導体202を介してMIMO‐符号化されたデータ403(2)の第2のサブセットを受信する(例えば、データ信号の第2のセットとして)(550)。例えば、図3に関して上記に説明されたように、受信機430は、第2の内部の導体202および導体シールド203の間の電圧をサンプリングすることによってデータ403(2)の第2のサブセットを受信し得る。
[0038] 最後に、MIMO復号器440は、出力データ404のセットを作るためにMIMO‐符号化されたデータ403(1)および403(2)の2つのサブセットを復号化する(560)。例えば、MIMO復号器440は、もともと送信されたデータを回復するためにMIMO‐符号化されたデータ403(1)および403(2)の2つのサブセットを組み合わせ得る。いくつかの実施形態に関して、MIMO符号器410およびMIMO復号器440は、同じ符号化/復号化技法を使用するために事前設定(preconfigured)され得る。代わりに、MIMO符号器410は、データの送信より前に、またはデータの送信と同時にMIMO復号器440に復号化する命令を送信し得る。
[0039] 図4および5に関連して上記に説明されたように、MIMOシステム400は、多数のレガシートワイナックスアプリケーションのフロントエンドに電気回路を取り替えるおよび/または加えることによってインプリメントされ得る。結果的に、MIMOシステム400は、既存のトワイナックス通信システムのデータレートを増加させるための低コスト技法を提供し得る。
[0040] 図6は、他の実施形態をふまえたトワイナックスケーブル210のためのMIMO送信構成600の断面図である。上記に説明されたように、トワイナックスケーブル210は、第1のおよび第2の内部の導体201および202、ならびに導体シールド203を含む。さらに、第1の電源604は、第1の内部の導体201および導体シールド203の間に結合され、第2の電源605は、第2の内部の導体202および導体シールド203の間に結合される。
[0041] データ信号の第1のセットは、例えば、第1の内部の導体201および導体シールド203の間第1の電圧V1Sを適用することによって、第1の電源604を使用して導体シールド203および第1の内部の導体201を介して送信され得る。データ信号の第2のセットは、例えば、第2の内部の導体202および導体シールド203の間第2の電圧V2Sを適用することによって、第2の電源605を使用して導体シールド203および第2の内部の導体202を介して送信され得る。
[0042] いくつかの実施形態に関して、導体シールド203は、第1のおよび第2の内部の導体201および202の各々を通して送信されるデータ信号のための共通の復路として使用され得る。内部の導体201および202は、導体シールド203に関して対称であり得ないが、データ信号の2つのストリームの送信路は、それでもなお対称である。このことは、図6の送信構成600を使用してトワイナックスケーブル210を通して2つの並行のデータ信号を送信する場合、インピーダンス整合(impedance matching)をより簡単にする。
[0043] さらに、導体シールド203および第1の内部の導体201を介して送信されるデータは、シングル‐エンドデータ信号として示され得る。同様に、導体シールド203および第2の内部の導体202を介して送信されるデータもまた、シングル‐エンドデータ信号として示され得る。したがって、いくつかの実施形態に関して、導体シールド203における電圧は、第1のおよび第2の内部の導体201および202の各々における電圧のための基準電位としての役割を果たし得るため、グラウンドに固定され(pinned to ground)得る。このことは、データ信号送信のために導体シールド203を使用する場合、追加の自由度を可能にし得る。例えば、送信構成600は、並行してデータ信号の2つの実質的に対称なセットを送信し得、したがって従来型のトワイナックスケーブル送信技法と比較して通信のデータレートを増加する。加えて、送信構成600はまた、特により低いデータレートで(例えば、図2に関して上記に説明されたように)トランシーバの実施およびケーブルのロスにおける要件を緩和し得る。
[0044] 上記に説明された送信モードに関してカットオフ周波数が、ゼロ(例えば、DC)であると仮定されることに留意されたい。内部の導体201または202のうちの少なくとも1つおよび導体シールドを活用するデータ送信に関してより高い周波数で複数の送信モードが存在し得る。複数のデータ信号は、より高い周波数で、電場および磁場の異なる向きで(at different direction)ケーブル210を通して同時に送信され得る。したがって、いくつかの実施形態に関して、本明細書に説明されたデータ送信技法のうちの1つ以上が、同軸(「コアックス」)ケーブルに適用され得る。
[0045] 例えば、コアックスケーブルにおいて(さらにトワイナックスケーブル210における導体シールド203および内部の導体201または202のうちの1つの間のデータチャネルに関して)、低い周波数(例えば、数ギガヘルツまで)で送信されるデータに関して、相当する信号波は、主に横電磁界(transverse electric magnetic)(TEM)モードで伝播する。このことは、電場および磁場が、共に伝播の向きに垂直であることを意味する。しかしながら、あるカットオフ周波数を超えて、横電界(TE)または横磁界(TM)モードはまた、電波管と同様の方法で伝播し得る。従来型のデータ送信技法に関して、伝播するための異なる位相速度を持つ複数のモードをもたらし得、その結果互いに干渉し得るため、カットオフ周波数を超えて信号を送信することは典型的に望ましくないものである。しかしながら、そのような干渉を抑圧するおよび除去する進歩した受信機の技法を使用する場合、これらのより高いモードは、データ信号を確実に送信するために使用され得る。
[0046] 前述の実施形態が、トワイナックスケーブルに限定されるわけではないことに留意されるべきである。例えば、本明細書に説明されたMIMO送信技法は、トリアックス(tri-ax)および/またはクアドアックス(quad-ax)ケーブルに適用され得る。そのうえ、ケーブルが、N個の内部の導体を有すると仮定すると、本明細書に説明された送信技法は、追加の導体としてケーブルの導体シールドを(例えば、送信路または復路として)活用することによってN個の並行のデータ信号(concurrent data signal)を送信することを考慮する。例えば、図2に表された実施形態は、N個の内部の導体を使用してN‐1個の並行のデータ信号を送信するために拡大され得、それによって追加のデータ信号は、導体シールドおよびN番目の内部の導体を使用してさらに送信される。同様に、図6に表された実施形態は、各データ信号を送信するために導体シールド、およびN個の内部の導体のうちのそれぞれ1つを使用して、同時に、N個のデータ信号を送信するために拡大され得る。
[0047] 上記に説明された実施形態において、トワイナックスケーブル210の内部の導体201および202は、互いに非常に近くであり得る。したがって、並行してデータの2つのストリームを送信する場合、クロス‐トークは、チャネルの間に導入され得る。しかしながら、進歩した受信機および/または送信機の技法は、そのようなクロス‐トークを、効率的に抑圧する、または除外さえし得る。そのような受信機側(receiver-side)の技法の例は、逐次干渉除去(successive interference cancellation)(SIC)および線形最小2乗平均誤差(linear minimum-mean-square-error)(LMMSE)を含む。加えて、送信機は、受信機に基準信号を提供し得る。
[0048] より具体的には、受信機430から送信機420に2つの信号ストリームの達成可能なレートおよび/またはチャネル状況についてのフィードバックが、提供され得る。このフィードバックは、送信機420によって使用されるためのパケット形式としておよび/またはチャネル品質のインジケータとして提供され得る。フィードバックはまた、2つのストリームの間の相対位相(relative phase)についての情報を包含し得る。適切に選ばれた相対位相は、相互‐ストリーム干渉、またはストリームの間のクロス‐トークを低減し得る。同じチャネル状況の下、異なる能力を持つ受信機430(例えば、SIC受信機およびLMMSE等化器受信機(LMMSE equalizer receiver))は、送信機420に異なる達成可能なレートを報告し得る。このことは、SIC受信機によって実施される復号化のオーダー(order)が理由で、同じシステムおよび対称なデータ信号でさえその場合であり得る(例えば、ここにおいて、各データ信号は、導体シールドおよび1つの内部の導体を使用して送信される)。OFDM波形が、1つまたは複数の信号ストリームに使用される場合、ここにおいて、OFDM波形は、複数のサブ‐バンドから構成され、フィードバックは、各サブ‐バンドに関して2つのストリームの間の相対位相、および各ストリームのチャネル品質に関する情報を包含し得る。
[0049] 図7Aは、いくつかの実施形態をふまえた、ツイストペア750および760のセットを含むケーブルのためのMIMO送信構成700Aを例証する。第1のツイストペア750は、導体701および702を含み、第2のツイストペア760は、導体703および704を含む。ツイストペア750および760は、送信機710および受信機720の間に結合される。送信機710は、複数の電源712、714、および716を含む。いくつかの実施形態に関して、第1の電源712は、導体701および702に結合され、第2の電源714は、導体701および703に結合され、ならびに第3の電源716は、導体701および704に結合される。受信機720は、複数の検出回路722、724、および726を含む。いくつかの実施形態に関して、第1の検出器722は、導体701および702に結合され、第2の検出器724は、導体701および703に結合され、ならびに第3の検出器726は、導体701および704に結合される。
[0050] データ信号の第1のセット(例えば、データの第1のサブセットに相当する)は、第1の電源712によって生成され得、第1のツイストペア750を通して(例えば、導体701および702を介して)送信され得る。より具体的には、第1の電源712は、導体701および702にわたって(across)第1の電圧V 適用し得る。第1の電圧Vはしたがって、データ信号の第1のセットに置き換えられる。第1の検出器722は、第1の負荷インピーダンス(load impedance)Zにわたって電流および/または電圧を検出することによって、導体701および702を介して、データ信号の第1のセットを受信し得る。第1の検出器722はその次に、検出された電流(1つまたは複数の)および/または電圧(1つまたは複数の)に基づいて第1のデータストリームを回復し得る。いくつかの実施形態に関して(例えば、ここにおいて、導体701および702は、実質的に対称である)、データの第1のサブセットは、差動信号方式技法を使用してツイストペア750において送信され得る。
[0051] データ信号の第2のセット(例えば、データの第2のサブセットに相当する)は、第2の電源714によって生成され、導体701および703を介して送信され得る。具体的に、第2の電源714は、導体701および703にわたって第2の電圧V 適用し得る。第2の電圧Vはしたがって、データ信号の第2のセットに置き換えられる。第2の検出器724は、第2の負荷インピーダンスZにわたって電流および/または電圧を検出することによって、導体701および703を介して、データ信号の第2のセットを受信し得る。第2の検出器724はその次に、検出された電流(1つまたは複数の)および/または電圧(1つまたは複数の)に基づいて第2のデータストリームを回復し得る。いくつかの実施形態に関して、第2の電源714は、第1のツイストペア750の導体のうちの1つ(すなわち、導体701)および第2のツイストペア760の導体のうちの1つ(すなわち、導体703)を使用してデータ信号を送信する。
[0052] データ信号の第3のセット(例えば、データの第3のサブセットに相当する)は、第3の電源716によって生成され、導体701および704を介して送信され得る。具体的に、第3の電源716は、導体701および704にわたって第3の電圧V 適用し得る。第3の電圧Vはしたがって、データ信号の第3のセットに置き換えられる。第3の検出器726は、第3の負荷インピーダンスZにわたって電流および/または電圧を検出することによって、導体701および704を介して、データ信号の第3のセットを受信し得る。第3の検出器726はその次に、検出された電流(1つまたは複数の)および/または電圧(1つまたは複数の)に基づいて第3のデータストリームを回復し得る。いくつかの実施形態に関して、第3の電源716は、第1のツイストペア750の共有される導体(すなわち、導体701)および第2のツイストペア760の残りの導体(すなわち、導体704)を使用してデータ信号を送信する。
[0053] 導体701が、すべての3つの電源712、714、および716によって共有される(すなわち、結合される)ため、導体701の電圧レベルは、電源712、714、および716の各々によってそれらのそれぞれのデータ信号を生成するために共通の基準電圧として使用され得る。いくつかの実施形態に関して、導体701は、グラウンドされ得る。他の実施形態に関して、送信機710は、1つの電源によるデータの送信が、他の電源のうちのいずれかによるデータの送信にも干渉しないことを確実にするために電源712、714、および716の各々を選択的に制御するための電気回路を含み得る。
[0054] 個別の送信線として導体701‐704を扱うことは、例えば、従来型のツイストペア送信技法と比較して、追加の自由度(例えば、3つのデータ信号までが、並行して送信されることを可能にすること)を提供する。さらに、先行技術の実施形態および本明細書に説明されたツイストペアケーブルの間の構造上の類似性は、本実施形態に、従来型のツイスト‐ペアケーブル(例えば、カテゴリ5および/またはカテゴリ6ケーブル)を用いるレガシーネットワークに容易に適用されることを可能にし得る。
[0055] 上記に説明された実施形態において、ツイストペア750および760の導体701‐704は、互いに非常に近くであり得る。したがって、並行してデータの複数のストリームを送信する場合、クロス‐トークが、チャネルの間に導入され得る。さらに、信号反射(signal reflection)は、導体701‐704と送信機710および/または受信機720の間の接続でも導入され得る。したがって、いくつかの実施形態に関して、送信機710および/または受信機720は、信号干渉のそのようなソースを軽減するためのインピーダンス整合電気回路を含み得る。
[0056] 例えば、図7Bの構成700Bに表されたように、受信機720は、導体701‐704における反射および/またはクロストークを軽減するために使用されることができる追加の負荷インピーダンス727‐729を含み得る。具体的に、負荷727は、Z12のインピーダンス値を有し導体702および703の間に結合され、負荷728は、Z23のインピーダンス値を有し導体703および704の間に結合され、ならびに負荷729は、Z13のインピーダンス値を有し導体702および704の間に結合される。これらの負荷インピーダンス727‐729は、検出回路722、724、および726と関連するインピーダンスと併せて、導体701‐704と関連する入力インピーダンスに受信機720のインピーダンスを整合するために使用されることができる。
[0057] インピーダンス整合に加えて、進歩した受信機および/または送信機の技法は、導体の間のクロス‐トークを、効率的に抑圧する、または除外さえし得る。そのような受信機側の技法の例は、逐次干渉除去(SIC)および線形最小2乗平均誤差(LMMSE)を含む。加えて、送信機710は、外部のノイズまたは干渉を検出するおよび軽減するために受信機720に基準信号を提供し得る。
[0058] 本実施形態は、わかりやすさのためだけに2つのツイストペア(例えば、ツイストペア750および760)から構成されるケーブルに関して説明されていることに留意されるべきである。本明細書に説明された改良されたMIMO送信技法は、任意のN個の複数のツイストペアにわたって容易に適用されることができる。例えば、構成700Aおよび700Bは、N個のツイストペア(例えば、ここにおいて、導体のうちの1つが共有されるN個のツイストペアを構成する2N個の個別の導体を使用する)にわたって2N‐1データストリームを送信するために簡単に拡大されることができる。そのうえ、N個のツイストペアは、1つまたは複数のケーブルに物理的にパッケージされ得る。
[0059] 図8は、ツイストペアを用いるMIMOデータ送信システム800の実施形態を例証するブロック図である。システム800は、MIMO符号器810、送信機820、受信機830、およびMIMO復号器840を含む。ツイストペア750および760は、送信機820および受信機830の間に結合される。図9A‐9Bは、いくつかの実施形態をふまえたツイストペアのセットを通して、改良されたMIMO信号をやりとりするための例示的な動作900および901を図示する実例となる流れ図である。図9A‐9Bは、図8のシステム800を参照して以下に説明される。
[0060] MIMO符号器810は、N個のツイストペアを介して送信されるための入力データ801のN個のデータストリームを最初に受信する(910)。特定の例において、MIMO符号器810は、それぞれ、ツイストペア750および760を通して送信されることを意図されている2つのデータストリーム801(1)および801(2)を受信し得る。いくつかの実施形態に関して、N個のデータストリームの各々は、N個のツイストペア(例えば、差動信号方式を使用する)のそれぞれの1つを介して送信されることを意図されている差動データ信号に相当し得る。MIMO符号器810はその次に、M個の複数の改良されたMIMO(enhanced-MIMO)(EM)データストリームにN個のデータストリームを符号化する(例えば、変換する)(920)。いくつかの実施形態に関して、M=2N‐1。例えば、MIMO符号器810は、2つの受信されたデータストリーム801(1)および801(2)を3つのEMデータストリーム802(1)‐802(3)に符号化し得る。
[0061] 送信機820は、共通の導体、および残りの2N‐1導体のうちのそれぞれの1つを使用してEMデータを送信する(930)。より具体的には、送信機820は、導体701‐704にわたって相当する複数の電圧適用することによってEMデータを示すデータ信号を生成し得る。いくつかの実施形態に関して、導体701‐704のうちの1つの電圧レベルは、残りの3つの導体をバイアスするために共通の基準電位として使用され得る。例えば、送信機820は、導体701および残りの導体702‐704の各々の間のそれぞれの電圧バイアス適用することによって3つのEMデータストリーム802(1)‐802(3)を送信し得る。
[0062] 受信機830は、N個のツイストペアを介してM個の複数のEMデータ信号を受信する(940)。より具体的には、受信機830は、導体701‐704にわたって送信される電流および/または電圧を検出すること(例えば、サンプリングすること)によってM個の複数のEMデータストリームを回復し得る。いくつかの実施形態に関して、導体701‐704のうちの1つの電圧レベルは、残りの3つの導体における電圧を決定するための基準電位として使用され得る。例えば、受信機830は、導体701および残りの導体702‐704の各々の間のそれぞれの電圧差を検出することによって3つのEMデータストリーム803(1)‐803(3)を受信し得る。
[0063] MIMO復号器840は、M個の受信されたデータストリームをN個の複数のデータストリームのように、それのもとの形態に復号化し(例えば、変換し)(950)、さらなる処理のために復号化されたデータストリームを出力する(960)。例えば、MIMO復号器840は、2つのもとのデータストリーム804(1)および804(2)を示すEMデータ803(1)‐803(3)の3つの並行のストリームを受信し得る。言い換えれば、3つのEMデータストリーム803(1)‐803(3)は、データの2つだけの別個のストリームとして送信されることをもともと意図されている。MIMO復号器840はしたがって、3つのEMデータストリーム803(1)‐803(3)がそれから符号化された、もとの2つのデータストリーム804(1)および804(2)を復元し得る。
[0064] いくつかの実施形態において、送信機820および受信機830は、導体701‐704を介してデータ信号を送信も受信もする(すなわち、トランシーバ)ように構成されるトランシーバの代わりになり得ることに留意されたい。そのような構成は、導体701‐704を介して双方向通信を可能にし得る。さらに、上記に説明されたシステム800は、多数のレガシーツイスト‐ペアケーブル(例えば、Cat5および/またはCat6)アプリケーションのフロントエンドに追加の電気回路を加えることまたは取り替えることによってインプリメントされ得る。結果的に、システム800は、既存のツイストペアベースの通信システムのデータレートを増加するための低コストの代替手段を提供し得る。
[0065] 図10は、図8に表されたMIMOデータ送信システム800のより詳細な実施形態を例証するブロック図である。システム1000は、ツイストペア750および760の一方の末端に結合される複数の送信機1012、1014、および1016、ならびにツイストペア750および760の他方の末端に結合される複数の受信機1022、1024、および1026を含む。具体的に、第1の送信機1012および第1の受信機1022は、導体701および702に結合され、第2の送信機1014および第2の受信機1024は、導体701および703に結合され、ならびに第3の送信機1016および第3の受信機1026は、導体701および704に結合される。
[0066] 作動中、送信機1012、1014、および1016は、それぞれ、データストリームデータ_1、データ_2、およびデータ_3を受信し、導体701‐704を介して受信されるデータストリームを示すデータ信号を出力する。例えば、データストリームデータ_1、データ_2、およびデータ_3は、MIMO符号器(表されていない)によって符号化されるEMデータストリームに相当し得る。いくつかの実施形態に関して、送信機1012、1014、および1016の各々は、受信されるデータストリームをツイスト‐ペアケーブル導体のセットに変換する能力がある変成器(例えば、バラン変成器)に相当し得る。例えば、第1の送信機1012は、導体701および702を介してデータストリームデータ_1を送信し得、第2の送信機1014は、導体701および703を介してデータストリームデータ_2を送信し得、ならびに第3の送信機1016は、導体701および704を介してデータストリームデータ_3を送信し得る。
[0067] 受信機1022、1024、および1026は、導体701‐704によって伝えられるデータ信号をサンプリングすることによって、それぞれ、データストリームデータ_1、データ_2、およびデータ_3を回復するように構成される。いくつかの実施形態に関して、受信機1022、1024、および1026の各々は、相当するデータストリームにツイスト‐ペアケーブル導体のセットを通して受信されるデータ信号を変換する能力がある変成器に相当し得る。例えば、第1の受信機1022は、導体701および702からデータストリームデータ_1を回復し得、第2の受信機1024は、導体701および703からデータストリームデータ_2を回復し得、ならびに第3の受信機1026は、導体701および704からデータストリームデータ_3を回復し得る。
[0068] 図11は、図8に表されたMIMOデータ送信システム800の別の実施形態を例証するブロック図である。より具体的には、システム1100は、図10に表されたシステム1000のための代替の構成を示す。例えば、システム1100は、導体701および702に結合される第1の送信機1112および第1の受信機1122、導体702および703に結合される第2の送信機1114および第2の受信機1124、ならびに導体703および704に結合される第3の送信機1116および第3の受信機1126を含む。
[0069] 図10に関連して、上記に説明されたように、送信機1112、1114、および1116ならびに受信機1122、1124、および1126の各々は、変成器に相当し得る。具体的に、第1の送信機1112は、導体701および702を介してデータストリームデータ_1を送信し得、第2の送信機1114は、導体702および703を介してデータストリームデータ_2を送信し得、ならびに第3の送信機1116は、導体703および704を介してデータストリームデータ_3を送信し得る。同様に、第1の受信機1122は、導体701および702からデータストリームデータ_1を回復し得、第2の受信機1124は、導体702および703からデータストリームデータ_2を回復し得、ならびに第3の受信機1116は、導体703および704からデータストリームデータ_3を回復し得る。
[0070] 図10に表されるシステム1000に対し、システム1100において残りの導体のための共通の基準電位として使用される単一導体701‐704はないことに留意されるべきである。
[0071] 図12は、いくつかの実施形態をふまえたMIMOトランシーバ1200のブロック図である。トランシーバ1200は、ケーブルインタフェース1210、プラットフォームインタフェース1220、ローカルプロセッサ1230、およびメモリ1240を含む。ケーブルインタフェース1210は、プロセッサ1230に結合され、プロセッサ1230によって規定された方法でデータケーブル(例えば、トワイナックスまたはツイストペア)を通してデータ信号を送信および/または受信するために使用され得る。プラットフォームインタフェース1220も、プロセッサ1230に結合され、コンピューティングプラットフォームにおよび/またはコンピューティングプラットフォームから(例えば、PCIeリンクを介して)データを通信するために使用され得る。
[0072] メモリ1240は、符号化および/または復号化されるためのデータを一時的にバッファするために使用され得るデータ記憶装置1242を含み得る。さらに、メモリ1240はまた、下記のソフトウェアモジュールを記憶することができる非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(例えば、EPROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、ハードドライブ、等のような1つ以上の不揮発性のメモリ要素)を含み得る。
・データケーブルを通したMIMOベースの送信のために下りデータ(outgoing data)を符号化するためのMIMO符号化モジュール1244・データケーブルを通して受信されるMIMO‐符号化されたデータ信号を復号化するためのMIMO復号化モジュール1246各ソフトウェアモジュールは、ローカルプロセッサ1230によって実行される場合、トランシーバ1200に、相当する機能を実施させ得る命令を含み得る。したがって、メモリ1240の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、図5および9A‐9Bに関して説明された動作の全部または一部を実施するための命令を含み得る。
[0073] メモリ1240に結合されるローカルプロセッサ1230は、トランシーバ1200に(例えば、メモリ1240内に)記憶される1つ以上のソフトウェアプログラムの命令のスクリプトを実行する能力がある任意の適切なプロセッサであり得る。例えば、プロセッサ1230は、MIMO符号化モジュール1244および/またはMIMO復号化モジュール1246を実行することができる。
[0074] MIMO符号化モジュール1244は、データケーブルを通して送信されるためのデータ信号を符号化するためにローカルプロセッサ1230によって実行され得る。例えば、ローカルプロセッサ1230によって実行される際に、MIMO符号化モジュール1244は、データケーブルを介して送信されるための、データのセットを受信し得(例えば、コンピューティングプラットフォームから)、データの複数のサブセットを作るためにデータセットを符号化する。いくつかの実施形態に関して、MIMO符号化モジュール1244を実行するときに、プロセッサ1230は、データ信号の多くの別個のおよび/または並行のセットとしてデータケーブルを通して送信されるために、受信されるデータセットを区切り得る。MIMO符号化モジュール1244を実行するときに、プロセッサ1230はその次に、データケーブルの少なくとも1つの導体素子(conductive element)が、同時に2つ以上のデータ信号の送信で使用されるように、データケーブルにおいてデータ信号を送信し得る(例えば、図5および9A‐9Bに関して上記に説明されたように)。
[0075] MIMO復号化モジュール1246は、データケーブルから受信されるデータを復号化するためにローカルプロセッサ1230によって実行され得る。例えば、ローカルプロセッサ1230によって実行されるとして、MIMO復号化モジュール1246は、データケーブルを通して、並行して、多くのデータ信号を受信し得、もともと送信されたデータセットを回復するためにデータ信号を復号化する。いくつかの実施形態に関して、MIMO復号化モジュール1246を実行するときに、プロセッサ1230は、データケーブルの導体素子の各々にわたって電圧をサンプリングすることによってデータ信号を受信し得、ここにおいて、導体素子のうちの少なくとも1つの電圧は、2つ以上のデータ信号と関連する電圧を決定するための共通の基準電位として使用される(例えば、図5および9A‐9Bに関して上記に説明されたように)。MIMO復号化モジュール1246を実行するときに、プロセッサ1230はその次に、もとのデータセットを回復するためにMIMO符号化モジュール1244によって使用された符号化アルゴリズムをふまえて受信されるデータ信号を組み合わせ得る。
[0076] 例示的な実施形態に関して本明細書に説明された多様な信号送信技法は、データケーブルに、従来型のデータ送信技法より高いデータレートを提供し得る。加えて、本実施形態のうちの少なくともいくつかは、より低いデータレートで送信する場合、トランシーバの実施および/またはケーブルのロスにおいてより緩和された要件を可能にし得る。本実施形態は、既存のハードウェアインフラストラクチャにほとんど修正せずにレガシーデータ通信システムでインプリメントされ得る。
[0077] 前述の明細書において、本実施形態は、その特定の例示的な実施形態に関連して説明された。しかしながら、添付の特許請求の範囲に記載の開示のより広い範囲から逸脱することなく、多様な修正および変更がそれになされ得ることは明らかであろう。結果的に、本明細書および図面は、限定的な意味ではなく、例示的な意味において考慮される。例えば、図5および9A‐9Bの流れ図に図示された方法のステップは、他の適切なオーダーで実行され得、複数のステップは、単一のステップに組み合わせられ得、および/またはいくつかのステップは、除かれ得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含むケーブルを通したデータ通信の方法であって、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドを使用して第1のデータ信号を送信することと、そして、
少なくとも前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を送信することと、
を備える、前記方法。
[C2]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、同時に送信される、C1に記載の方法。
[C3]
前記第2のデータ信号を送信することは、
前記第1のおよび第2の内部の導体を使用して前記第2のデータ信号を送信すること、
を備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C3に記載の方法。
[C5]
前記第1のデータ信号を送信することは、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間で第1の電圧差に適用すること、
を備える、C3に記載の方法。
[C6]
前記第2のデータ信号を送信することは、
前記第1のおよび第2の内部の導体の間で第2の電圧差に適用すること、
を備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記第2のデータ信号を送信することは、
前記第2の内部の導体および前記導体シールドを使用して前記第2のデータ信号を送信すること、
を備える、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C7に記載の方法。
[C9]
前記第1のデータ信号を送信することは、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間で第1の電圧差に適用すること、
を備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記第2のデータ信号を送信することは、
前記第2の内部の導体および前記導体シールドの間で第2の電圧差に適用すること、
を備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記第1のおよび第2の内部の導体を介して送信向けのデータのセットを受信することと、
データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットにデータの前記セットを区切ることと、そして、
それぞれ、データの前記第1のおよび第2のサブセットに基づいて前記第1のおよび第2のデータ信号を生成すること、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C12]
少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含むケーブルを通したデータ通信の方法であって、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドを介して第1のデータ信号を受信することと、そして、
少なくとも前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を受信することと、
を備える、前記方法。
[C13]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、同時に受信される、C12に記載の方法。
[C14]
前記第2のデータ信号を受信することは、
前記第1のおよび第2の内部の導体を介して前記第2のデータ信号を受信すること、
を備える、C12に記載の方法。
[C15]
前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C14に記載の方法。
[C16]
前記第1のデータ信号を受信することは、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出すること、
を備える、C14に記載の方法。
[C17]
前記第2のデータ信号を受信することは、
前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を検出すること、
を備える、C16に記載の方法。
[C18]
前記第2のデータ信号を受信することは、
前記第2の内部の導体および前記導体シールドを介して前記第2のデータ信号を受信すること、
を備える、C12に記載の方法。
[C19]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C18に記載の方法。
[C20]
前記第1のデータ信号を受信することは、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出すること、
を備える、C19に記載の方法。
[C21]
前記第2のデータ信号を受信することは、
前記第2の内部の導体および前記導体シールドの間の第2の電圧差を検出すること、
を備える、C20に記載の方法。
[C22]
それぞれ、データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットを回復するために前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号を復号化することと、そして、
単一のデータストリームを作るためにデータの前記第1のサブセットおよびデータの前記第2のサブセットを組み合わせることと、
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C23]
通信デバイスであって、
ケーブルに結合される符号器と、少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含む前記ケーブルと、ここにおいて、前記符号器は、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドを使用して第1のデータ信号を送信する、そして、
少なくとも前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を送信する、
を備える、上記デバイス。
[C24]
前記符号器は、同時に前記第1のおよび第2のデータ信号を送信する、C23に記載のデバイス。
[C25]
前記符号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体を使用して前記第2のデータ信号を送信する、C23に記載のデバイス。
[C26]
前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C25に記載のデバイス。
[C27]
前記符号器は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間で第1の電圧差に適用することによって前記第1のデータ信号を送信する、C25に記載のデバイス。
[C28]
前記符号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体の間で第2の電圧差に適用することによって前記第2のデータ信号を送信する、C27に記載のデバイス。
[C29]
前記符号器は、前記第2の内部の導体および前記導体シールドを使用して前記第2のデータ信号を送信する、C23に記載のデバイス。
[C30]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C29に記載のデバイス。
[C31]
前記符号器はさらに、
前記第1のおよび第2の内部の導体を介して送信向けのデータのセットを受信する、
データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットにデータの前記セットを区切る、そして、
それぞれ、データの前記第1のおよび第2のサブセットに基づいて前記第1のおよび第2のデータ信号を生成する、C23に記載のデバイス。
[C32]
通信デバイスであって、
ケーブルに結合される復号器と、少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含む前記ケーブルと、ここにおいて、前記復号器は、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドを介して第1のデータ信号を受信する、そして、
少なくとも前記第2の内部の導体を介して第2のデータ信号を受信する、
を備える、上記デバイス。
[C33]
前記復号器は、同時に前記第1のおよび第2のデータ信号を受信する、C32に記載のデバイス。
[C34]
前記復号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体を介して前記第2のデータ信号を受信する、C32に記載のデバイス。
[C35]
前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C34に記載のデバイス。
[C36]
前記復号器は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出することによって前記第1のデータ信号を受信する、C34に記載のデバイス。
[C37]
前記復号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を検出することによって前記第2のデータ信号を受信する、C36に記載のデバイス。
[C38]
前記復号器は、前記第2の内部の導体および前記導体シールドを介して前記第2のデータ信号を受信する、C32に記載のデバイス。
[C39]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C38に記載のデバイス。
[C40]
前記復号器は、
それぞれ、データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットを回復するために前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号を復号化する、そして、
単一のデータストリームを作るためにデータの前記第1のサブセットおよびデータの前記第2のサブセットを組み合わせる、C32に記載のデバイス。
[C41]
少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含むケーブルにおいて信号を送信するためのデバイスであって、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドを使用して第1のデータ信号を送信するための手段、そして、
少なくとも前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を送信するための手段、
を備える、前記デバイス。
[C42]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、同時に送信される、C41に記載のデバイス。
[C43]
前記第2のデータ信号を送信するための前記手段は、
前記第1のおよび第2の内部の導体を使用して前記第2のデータ信号を送信するための手段、
を備える、C41に記載のデバイス。
[C44]
前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C43に記載のデバイス。
[C45]
前記第1のデータ信号を送信するための前記手段は、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間で第1の電圧差に適用するための手段、
を備える、C43に記載のデバイス。
[C46]
前記第2のデータ信号を送信するための前記手段は、
前記第1のおよび第2の内部の導体の間で第2の電圧差に適用するための手段、
を備える、C45に記載のデバイス。
[C47]
前記第2のデータ信号を送信するための前記手段は、
前記第2の内部の導体および前記導体シールドを使用して前記第2のデータ信号を送信するための手段、
を備える、C41に記載のデバイス。
[C48]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C47に記載のデバイス。
[C49]
前記第1のおよび第2の内部の導体を介して送信向けのデータのセットを受信するための手段、
データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットにデータの前記セットを区切るための手段、そして、
それぞれ、データの前記第1のおよび第2のサブセットに基づいて前記第1のおよび第2のデータ信号を生成するための手段、
をさらに備える、C41に記載のデバイス。
[C50]
少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含むケーブルにおいて信号を受信するためのデバイスであって、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドを介して第1のデータ信号を受信するための手段、そして、
少なくとも前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を受信するための手段、
を備える、前記デバイス。
[C51]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、同時に受信される、C50に記載のデバイス。
[C52]
前記第2のデータ信号を受信するための前記手段は、
前記第1のおよび第2の内部の導体を介して前記第2のデータ信号を受信するための手段、
を備える、C50に記載のデバイス。
[C53]
前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C52に記載のデバイス。
[C54]
前記第1のデータ信号を受信するための前記手段は、
前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出するための手段、
を備える、C52に記載のデバイス。
[C55]
前記第2のデータ信号を受信するための前記手段は、
前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を検出するための手段、
を備える、C54に記載のデバイス。
[C56]
前記第2のデータ信号を受信するための前記手段は、
前記第2の内部の導体および前記導体シールドを介して前記第2のデータ信号を受信するための手段、
を備える、C50に記載のデバイス。
[C57]
前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、C56に記載のデバイス。
[C58]
それぞれ、データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットを回復するために前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号を復号化するための手段、そして、
単一のデータストリームを作るためにデータの前記第1のサブセットおよびデータの前記第2のサブセットを組み合わせるための手段、
をさらに備える、C50に記載のデバイス。

Claims (30)

  1. 少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含むケーブルを通したデータ通信の方法であって、
    1つまたは複数のチャネル品質インジケータを受信することと、
    前記第2の内部の導体を使用することなしに前記第1の内部の導体および前記導体シールドを使用して第1のデータ信号を送信することと、そして、
    前記導体シールドと前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を送信することと、
    ここにおいて、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号は、前記1つまたは複数のチャネル品質インジケータに少なくとも部分的に基づいて送信される、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のチャネル品質インジケータは、チャネル状況についてのフィードバックを提供し、前記フィードバックは、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号の間の相対位相についての情報を包含する、
    を備える、前記方法。
  2. 前記第1のおよび第2のデータ信号は、同時に送信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のデータ信号を送信することは、
    前記第1のおよび第2の内部の導体を使用して前記第2のデータ信号を送信すること、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のデータ信号は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を適用することによって送信され、ここにおいて、前記第2のデータ信号は、前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を適用することによって送信される、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第2のデータ信号を送信することは、
    前記第2の内部の導体および前記導体シールドを使用して前記第2のデータ信号を送信すること、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のデータ信号は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を適用することによって送信され、およびここにおいて、前記第2のデータ信号は、前記第2の内部の導体および前記導体シールドの間の第2の電圧差を適用することによって送信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のおよび第2の内部の導体を介して送信されるためのデータのセットを、入力として受信することと、
    データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットにデータの前記セットを区切ることと、そして、
    それぞれ、データの前記第1のおよび第2のサブセットに基づいて前記第1のおよび第2のデータ信号を生成すること、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含むケーブルを通したデータ通信の方法であって、
    前記第2の内部の導体でなく前記第1の内部の導体および前記導体シールドを介して第1のデータ信号を受信することと、そして、
    前記導体シールドと前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を受信することと、
    ここにおいて、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号は、1つまたは複数のチャネル品質インジケータに少なくとも部分的に基づく、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のチャネル品質インジケータは、チャネル状況についてのフィードバックを提供し、前記フィードバックは、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号の間の相対位相についての情報を包含する、
    を備える、前記方法。
  11. 前記第1のおよび第2のデータ信号は、同時に受信される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2のデータ信号を受信することは、
    前記第1のおよび第2の内部の導体を介して前記第2のデータ信号を受信すること、
    を備える、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のデータ信号は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出することによって受信され、およびここにおいて、前記第2のデータ信号は、前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を検出することによって受信される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記第2のデータ信号を受信することは、
    前記第2の内部の導体および前記導体シールドを介して前記第2のデータ信号を受信すること、
    を備える、請求項10に記載の方法。
  16. 前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のデータ信号は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出することによって受信され、ここにおいて、前記第2のデータ信号は、前記第2の内部の導体および前記導体シールドの間の第2の電圧差を検出することによって受信される、請求項16に記載の方法。
  18. それぞれ、データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットを回復するために前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号を復号化することと、そして、
    単一のデータストリームを作るためにデータの前記第1のサブセットおよびデータの前記第2のサブセットを組み合わせることと、
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  19. 通信デバイスであって、
    ケーブルに結合される符号器
    を備え、前記ケーブルは、少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含み、ここにおいて、前記符号器は、
    1つまたは複数のチャネル品質インジケータを受信することと、
    前記第2の内部の導体を使用することなしに前記第1の内部の導体および前記導体シールドを使用して第1のデータ信号を送信することと、そして、
    前記導体シールドと前記第2の内部の導体を使用して第2のデータ信号を送信することと、
    ここにおいて、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号は、前記1つまたは複数のチャネル品質インジケータに少なくとも部分的に基づいて送信される、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のチャネル品質インジケータは、チャネル状況についてのフィードバックを提供し、前記フィードバックは、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号の間の相対位相についての情報を包含する、
    を行う、デバイス。
  20. 前記符号器は、同時に前記第1のおよび第2のデータ信号を送信する、請求項19に記載のデバイス。
  21. 前記符号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体を使用して前記第2のデータ信号を送信し、ここにおいて、前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項19に記載のデバイス。
  22. 前記符号器は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を適用することによって前記第1のデータ信号を送信し、およびここにおいて、前記符号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を適用することによって前記第2のデータ信号を送信する、請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記符号器は、前記第2の内部の導体および前記導体シールドを使用して前記第2のデータ信号を送信し、およびここにおいて、前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項19に記載のデバイス。
  24. 前記符号器はさらに、
    前記第1のおよび第2の内部の導体を介して送信されるためのデータのセットを、入力として受信することと、
    データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットにデータの前記セットを区切ることと、そして、
    それぞれ、データの前記第1のおよび第2のサブセットに基づいて前記第1のおよび第2のデータ信号を生成することと、
    を行う、請求項19に記載のデバイス。
  25. 通信デバイスであって、
    ケーブルに結合される復号器
    を備え、前記ケーブルは、少なくとも第1の内部の導体、第2の内部の導体、および外部導体シールドを含み、ここにおいて、前記復号器は、
    前記第2の内部の導体でなく前記第1の内部の導体および前記導体シールドを介して第1のデータ信号を受信することと、そして、
    前記導体シールドと前記第2の内部の導体を介して第2のデータ信号を受信することと、
    ここにおいて、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号は、1つまたは複数のチャネル品質インジケータに少なくとも部分的に基づく、
    ここにおいて、前記1つまたは複数のチャネル品質インジケータは、チャネル状況についてのフィードバックを提供し、前記フィードバックは、前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号の間の相対位相についての情報を包含する、
    を行う、デバイス。
  26. 前記復号器は、同時に前記第1のおよび第2のデータ信号を受信する、請求項25に記載のデバイス。
  27. 前記復号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体を介して前記第2のデータ信号を受信し、ここにおいて、前記第2のデータ信号は、差動信号であり、およびここにおいて、前記第1のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項25に記載のデバイス。
  28. 前記復号器は、前記第1の内部の導体および前記導体シールドの間の第1の電圧差を検出することによって前記第1のデータ信号を受信し、およびここにおいて、前記復号器は、前記第1のおよび第2の内部の導体の間の第2の電圧差を検出することによって前記第2のデータ信号を受信する、請求項27に記載のデバイス。
  29. 前記復号器は、前記第2の内部の導体および前記導体シールドを介して前記第2のデータ信号を受信し、およびここにおいて、前記第1のおよび第2のデータ信号は、シングル‐エンド信号である、請求項25に記載のデバイス。
  30. 前記復号器はさらに、
    それぞれ、データの第1のサブセットおよびデータの第2のサブセットを回復するために前記第1のデータ信号および前記第2のデータ信号を復号化し、そして、
    単一のデータストリームを作るためにデータの前記第1のサブセットおよびデータの前記第2のサブセットを組み合わせる、請求項25に記載のデバイス。
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