JP6311928B2 - Ta−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲット - Google Patents

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本発明は、Ta−Si−O系薄膜をスパッタリング成膜で形成するためのスパッタリングターゲットに関する。
従来から、OA機器、プリンタ等の出力素子、即ち、感熱記録するための発熱素子として用いられる薄膜抵抗体には、Ta−Si−O系抵抗膜が知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。このTa−Si−O系抵抗膜の形成には、TaとSiOとを混合して焼結した焼結体からなるスパッタリングターゲットが用いられ、このスパッタリングターゲットによるスパッタリング成膜が行われている。
上記特許文献1に示されたスパッタリングターゲットの製造では、Ta粉末とSiO粉末を、所望の比抵抗が得られる比率で混合し、圧力200kgf/cm、温度1200℃で10分間のホットプレスを実施して、Ta−SiO焼結体を得ている。この焼結体をスパッタリングターゲットに加工している。
特開昭61−172303号公報 特開平7−258841号公報
しかしながら、上記特許文献1で提案されたTa−SiO焼結体によるスパッタリングターゲットでは、ターゲット割れを引き起こしやすく、特に、高電力によるスパッタリング時には、顕著である。
そこで、本発明は、高電力によるスパッタリングが行われても、ターゲット割れを防止できる、Ta−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットを提供することを目的とする。
本発明者らは、従来のTa−SiO焼結体によるスパッタリングターゲットでは、Ta金属相とSiO相が直接接しているため、Ta金属相とSiO相との熱膨張率の差に起因して界面で割れやすくなることに着目し、そのTa金属相とSiO相との界面に、TaSi系の金属間化合物相(Taシリサイド相)を形成すると、このTaシリサイド相の存在が、Ta金属相とSiO相との熱膨張率の差を緩和でき、両相の界面での割れを防止できるという知見を得た。
そこで、原料としてのTa金属粉末とSiO粉末とを、所望の比抵抗が得られる比率で混合した混合粉末をホットプレスで充分に焼結したところ、SiO粉末の一部が還元されて生じたSiが、Taの一部と金属間化合物相、即ち、Taシリサイド相を形成し、残りのTaは、SiO粉末の一部の還元によって生じたOと反応してTa酸化物相となるとともに、Ta金属相としてそのまま存在したTa相(Ta酸化物相及びTa金属相)を形成することが確認された。
ここで、Ta−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットの焼結体の一例についてEPMA(電子線マイクロアナライザー)により取得した反射電子像(COMPO像)と、Ta、Si、Oの各元素分布像とを図1に示した。なお、EPMAによる元素分布画像は、本来カラー像であるが、図1の写真では、白黒像に変換して示されているため、その写真中において、白いほど、当該元素の濃度が高いことを表している。具体的には、「Ta」に関する分布画像では、Ta成分が島状に分布し、白いほど、Taの濃度が高いことが分かる。「Si」に関する分布画像では、Si成分が、Taの島状領域を囲むように存在し、白いほど、Siの濃度が高いことが分かる。そして、「O」に関する分布画像では、Si成分が存在する部分で、特に白く表われていることが分かる。
次に、上述の焼結体について、粉砕した粉を用いて、理学電気社製XRD装置(RINT−Ultima/PC)により、2θ=5〜80°の範囲で、X線回折(XRD)による分析を行った。この分析結果として、図2に示されるXRDパターンが得られた。このパターンによれば、Ta(Ta金属)、TaSi(Taシリサイド)、SiO(Si酸化物)、Ta(Ta酸化物)に帰属されるピークが現れており、この焼結体は、Ta金属相、Taシリサイド相、Si酸化物相、Ta酸化物相を含んでいることが分かる。
これらの観察によれば、図3に示したCOMPO像による説明図のように、上述の焼結体には、Ta金属相、Ta酸化物相、Taシリサイド相、Si酸化物相が存在することが確認され、この焼結体は、Taシリサイド相が、Ta金属相及びTa酸化物相(Ta相と称す)を取り囲むように存在し、そのTaシリサイド相の外側に、Si酸化物相が存在する組織を有していることが分かる。
したがって、本発明は、上記知見から得られたものであり、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。
(1)本発明のTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットは、Ta酸化物相及びTa金属相を含むTa相とSiO相との界面にTaシリサイド相が形成された組織を有する焼結体であって、前記焼結体の電子線マイクロアナライザーにより取得した元素分布画像において、前記Taシリサイド相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以上であり、前記焼結体の相対密度が、80%以上であることを特徴とする。
(2)前記(1)のTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットにおける前記Ta金属相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以下であることを特徴とする。

以上の様に、本発明においては、Ta酸化物相及びTa金属相を含むTa相とSiO相との界面にTaシリサイド相が形成された組織を有するスパッタリングターゲット(焼結体)であって、前記Taシリサイド相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以上であるTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットを特徴としている。
ここで、従来のTa−SiO焼結体によるスパッタリングターゲットのように、Ta金属相とSiO相がそのまま直接接している場合には、Ta金属相とSiO相との熱膨張率の差によって、両相の界面で割れやすくなり、特に、高電力によるスパッタリング時には、顕著に割れが発生しやすくなるので、Ta金属相とSiO相との界面に、TaSi系の金属間化合物相(Taシリサイド相)が形成することによって、両相の界面での割れを防止している。そこで、本発明では、Ta酸化物相及びTa金属相を含むTa相の周囲に形成されるTaシリサイド(TaSi)相の面積率が、30%未満であると、高電力のスパッタリング時に割れやすくなるため、Taシリサイド相の面積は、Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以上であることが好ましい。
また、TaとSiOとのスパッタ率には、大きな差があり、Taが多くスパッタリングされる結果、ターゲット中には、SiOが残ってしまう。そのため、本発明に係る焼結体におけるTa金属相の面積が、Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以下であることが好ましい。このTa金属相の面積率が、30%を超えると、Taシリサイド相形成の反応が不十分となり、スパッタリング時に、ノジュールが多く発生する。
さらに、本発明に係る上記焼結体における相対密度が80%未満であると、高電力によるスパッタリングを行うと、ターゲット割れが発生しやすくなるので、その相対密度は、80%以上であることが好ましい。
以上の様に、本発明に係るTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットでは、Ta酸化物相及びTa金属相を含むTa相とSiO相との界面にTaシリサイド相が形成された組織を有する焼結体であって、前記Taシリサイド相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以上であり、また、前記Ta金属相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以下であり、さらには、前記焼結体の相対密度が、80%以上であるので、高電力によるスパッタリングが行われても、ターゲット割れを抑制し、ノジュールの発生も低減できる。そのため、このTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットを用いれば、Ta−Si−O系薄膜の生産性向上に寄与する。
本発明に係るTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットの焼結体の一例についてEPMAにより取得したTa−Si−O元素分布画像である。 図1に示された焼結体についてX線回折により測定した結果を表すXRDパターンである。 図1に示したCOMPO像により、ターゲット組織を説明する図である。
次に、本発明に係るTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットについて、以下に、実施例により具体的に説明する。
〔実施例〕
先ず、Ta−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットを製造するため、原料粉として、純度3N、平均粒径D50が15μmのTa粉末と、純度3N、平均粒径D50が0.2μmのSiO粉末を用意した。なお、例えば、D50=15μmとは、粉末における50%の粒子の粒径が、15μm以下であることを表わしている。このTa粉末とSiO粉末とを、表1に示された原料粉組成の割合となるように秤量した。
次いで、Ta粉末とSiO粉末とを混合するため、ボールミル装置を使用し、上記組成割合で秤量した粉末5kgと、5mmφのジルコニアボール10kgとを、内容量10Lのポリ容器に充填し、回転速度60rpmで、24時間のボールミルを行って、実施例1〜5の混合粉末を作製した。
作製された実施例1〜5の混合粉末を用いて、表1に示された「ホットプレス条件」に従って、ホットプレス焼結を実施して、実施例1〜5の焼結体を得た。得られた実施例1〜5の焼結体に対して、湿式機械加工を施し、φ125mm×5mmtの形状を有するTa−Si−O系薄膜形成用の実施例1〜5のスパッタリングターゲットを作製した。
〔比較例〕
実施例との比較のため、比較例1のスパッタリングターゲットを作製した。比較例1の場合は、原料粉組成に関して、実施例の場合と同様であるが、ホットプレス条件において、ホットプレス時間が、実施例の場合より短くなっている。

次に、作製された実施例1〜5及び比較例1のスパッタリングターゲットについて、相対密度と、平均面積率を測定した。
<相対密度の測定>
相対密度は、各スパッタリングターゲットを所定寸法に機械加工した後、重量を測定し、嵩密度を求めた後、理論密度Dで割ることで、算出し、その結果を、表2の「相対密度(%)」欄に示した。なお、理論密度Dは、以下に示す式により求められる。同式中においては、WTa:Taの重量%、WSiO2:SiOの重量%、DTa:Taの理論密度(16.6g/cm)、DSiO2:SiOの理論密度(2.2g/cm)である。

<平均面積率の測定>
面積率の計算には、実施例1〜5及び比較例1のスパッタリングターゲットについて、図1に示すようなEPMAにより取得した元素分布画像に基づいて測定した。この測定においては、加速電圧15kV、1000倍で、5視野を観察・マッピングして行われた。図1のような相分布になることを踏まえて、Ta、Siのマッピング結果から、Ta金属相、Taシリサイド相、Ta 酸化物相、 全Ta存在部、Si 酸化物相の面積率を計算した。ここで、全Ta存在部とは、Ta相(Ta金属相及びTa酸化物相)、Taシリサイド相の全てを含む領域である。
この面積率の測定に当たっては、変量解析を利用したソフトウェアを使用して、マッピング結果の相区分を行い、面積を算出した。
そこで、面積を算出するために、先ず、Taのマップについては、バックグラウンドを除去して黒色化し、画像面積値から、この黒色化部を差し引いた値を、全Ta存在部の面積とした。Siのマップについても、同様に、バックグラウンドを除去して黒色化し、SiOに相当する強度の高い部分を除去して白色化し、画像面積値から、黒色部及び白色部を差し引いた値を、Taシリサイド相の面積とした。さらに、Oのマップについては、バックグラウンドを除去して黒色化し、SiOに相当する強度の高い部分を除去して白色化し、画像面積値から、黒色部及び白色部を差し引いた値を、Ta酸化物相の面積とした。Ta金属相の面積は、全Ta存在部の面積から、Taシリサイド相の面積とTa酸化物相の面積とを差し引くことにより求められる。
以上の様にして算出した全Ta存在部の面積、Taシリサイド相の面積及びTa酸化物相の面積に基づいて、全Ta存在部に対するTaシリサイド相の面積率:(Taシリサイド相面積)/(全Ta存在部面積)と、全Ta存在部に対するTa金属相の面積率:(Ta金属相)/(全Ta存在部面積)とを求めた。なお、1000倍の像5枚で測定して得た数値を平均して、平均面積率を求めた。それらの測定結果を、表2の「平均面積率(%)」欄の「TaSi相」欄と「Ta金属相」欄とにそれぞれ示した。
<ターゲット割れ試験>
スパッタリング時のターゲット割れ試験には、φ125mm×5mmtの実施例1〜5及び比較例1のスパッタリングターゲットを用いて、次に示す手順で行った。
先ず、Ar:30sccm、 全圧:0.67Pa、高周波(RF)電力:1000Wで、30分間放電させて後、チャンバー開放してターゲット表面が割れていないかを確認した。そこで、ターゲット割れがなければ、RF電力を、1200W、1400Wのように200Wずつ段階的に上げていき、2000Wまで印加し、各段階において30分間放電させて、その段階の終了の都度、チャンバーを開放してターゲット表面が割れていないかを確認した。スパッタリングターゲットに割れが発生しているかどうかにつき、目視で観察した。
その割れ試験の結果を、表3の「高電力スパッタリング試験」欄に示した。ここで、各段階において、ターゲット割れがない場合には、「○」と、ターゲット割れが発生した場合には、「×」とした。なお、ターゲット割れ発生の場合には、それ以降の割れ試験を行わなかったので、「−」と表記した。
<連続スパッタリング試験>
φ125mm×5mmtの実施例1〜5及び比較例1のスパッタリングターゲットを用いて、連続スパッタリング試験を行い、ノジュール発生について観察した。
この連続スパッタリング試験では、先ず、Ar:30sccm、 全圧:0.67Pa、高周波(RF)電力:1000Wで、30分間放電させて後、チャンバー開放してターゲット表面が割れていないかを確認した。そこで、ターゲット割れがなければ、RF電力を、1200W、1400Wのように200Wずつ段階的に上げていき、2000Wまで印加し、各段階において30分間放電させて、その段階の終了の都度、チャンバーを開放してターゲット表面が割れていないかを確認し、ノジュール発生の箇所を観察した。
その観察結果を、表3の「ノジュール発生」欄に示した。ここで、6か所以上のノジュール発生があった場合には、「×」と、1〜5か所のノジュール発生の場合には、「○」と、さらに、ノジュール発生がない場合には「◎」とした。なお、比較例1の場合は、ターゲット割れ発生により、高電力スパッタリング試験を続行できなかったため、「−」と表記した。


以上に示した結果によれば、実施例1〜5のスパッタリングターゲットのいずれも、1600Wの高電力によるスパッタリングが行われても、割れが発生せず、特に、実施例1〜4のスパッタリングターゲットは、2000Wの高電力においても割れることがなかった。また、実施例3のスパッタリングターゲットの場合には、Ta金属相の面積率が30%を超えているため、1600W以上の高電力によるスパッタリングでは、少量のノジュールが発生したが、割れが発生せず、高電力によるスパッタリングに供することができた。さらに、実施例5のスパッタリングターゲットの場合には、Ta金属相が30%を超え、相対密度も低いため、1800W以上の高電力によるスパッタリングでは、少量のノジュールが発生するとともに、1800Wの高電力によるスパッタリングでは、割れが生じたが、1600Wの高電力によるスパッタリングに供することができた。
一方、比較例1の場合では、Ta粉末とSiO粉末とによる混合粉をホットプレス焼結する際に、ホットプレス時間が短いため、焼結が進まず、Taシリサイド相の形成が不十分であるので、ターゲット割れが発生し、高電力によるスパッタリングを実施することができなかった。
以上の様に、本発明によるTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットでは、Ta酸化物相及びTa金属相を含むTa相とSiO相との界面にTaシリサイド相が形成された組織を有する焼結体であって、前記Taシリサイド相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以上であり、また、前記Ta金属相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以下であり、さらには、前記焼結体の相対密度が、80%以上であり、このTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲットを用いて、高電力によるスパッタリングが行われても、ターゲット割れを抑制でき、ノジュールの発生も低減できることが確認できた。



Claims (2)

  1. Ta酸化物相及びTa金属相を含むTa相とSiO相との界面にTaシリサイド相が形成された組織を有する焼結体であって、
    前記焼結体の電子線マイクロアナライザーにより取得した元素分布画像において、前記Taシリサイド相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以上であり、
    前記焼結体の相対密度が、80%以上であることを特徴とするTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲット。
  2. 前記Ta金属相の面積が、前記Ta相及びTaシリサイド相の全面積に対して30%以下であることを特徴とする請求項1に記載のTa−Si−O系薄膜形成用スパッタリングターゲット。
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