JP6309638B2 - Phyレイヤとmacレイヤとの間のシグナリング - Google Patents

Phyレイヤとmacレイヤとの間のシグナリング Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体がともに参照により本明細書に組み込まれる、2014年1月13日に出願された米国仮特許出願第61/926,935号、および2015年1月12日に出願された米国特許出願第14/594,551号の利益を主張する。
[0002]本開示のいくつかの態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレスデバイスの物理(PHY)レイヤとメディアアクセス制御(MAC)レイヤとの間のいくつかのパラメータのシグナリングに関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]より大きいカバレージおよび増加した通信範囲に対する要望に対処するために、様々な方式が開発されている。1つのそのような方式は、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ahタスクフォースによって開発されている(たとえば、米国では902〜928MHz範囲内で運用している)サブ1GHz周波数範囲である。この開発は、他のIEEE802.11技術の周波数範囲に関連するワイヤレス範囲よりも大きいワイヤレス範囲と、妨害による経路損失に関連する潜在的により少ない問題とを有する周波数範囲を利用したいという要望によって推進される。
[0005]本開示の態様はワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成し、PHYレイヤにおいて生成された情報(たとえば、第1のMACパケットに対応する情報)を、第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムと、送信のための第1のMACパケットを出力し、第2のMACパケットを取得するためのインターフェースとを含む。
[0006]本開示の態様はワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成することと、PHYレイヤにおいて生成された情報(たとえば、第1のMACパケットに対応する情報)を、第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと、送信のための第1のMACパケットを出力し、第2のMACパケットを取得することとを含む。
[0007]本開示の態様はワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成するための手段と、PHYレイヤにおいて生成された情報(たとえば、第1のMACパケットに対応する情報)を、第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための手段と、送信のための第1のMACパケットを出力し、第2のMACパケットを取得するための手段とを含む。
[0008]本開示の態様はワイヤレス局を提供する。本ワイヤレス局は、概して、少なくとも1つのアンテナと、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成し、PHYレイヤにおいて生成された情報(たとえば、第1のMACパケットに対応する情報)を、第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムと、少なくとも1つのアンテナを介して、送信のための第1のMACパケットを送信し、第2のMACパケットを受信するためのトランシーバとを含む。
[0009]本開示の態様は、命令を記憶した、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。命令は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成するための命令と、PHYレイヤにおいて生成された情報(たとえば、第1のMACパケットに対応する情報)を、第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための命令と、送信のための第1のMACパケットを出力し、第2のMACパケットを取得するための命令とを含む。
[0010]本開示の態様はワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得するためのインターフェースと、第1のMACパケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを処理し、PHYヘッダを処理することから導出された情報を、第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムとを含む。
[0011]本開示の態様はワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得することと、第1のMACパケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを処理することと、PHYヘッダを処理することから導出された情報を、第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すこととを含む。
[0012]本開示の態様はワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得するための手段と、第1のMACパケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを処理するための手段と、PHYヘッダを処理することから導出された情報を、第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための手段とを含む。
[0013]本開示の態様はワイヤレス局を提供する。本ワイヤレス局は、概して、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介して第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを受信するための受信機と、第1のMACパケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを処理し、PHYヘッダを処理することから導出された情報を、第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムとを含む。
[0014]本開示の態様は、命令を記憶した、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。命令は、概して、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得するための命令と、第1のMACパケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを処理するための命令と、PHYヘッダを処理することから導出された情報を、第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための命令とを含む。
[0015]本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレス通信ネットワークの図。 [0016]本開示のいくつかの態様による、例示的なアクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図。 [0017]本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレスデバイスのブロック図。 [0018]本開示のいくつかの態様による、例示的な非ヌルデータパケット(非NDP)フレーム構造を示す図。 本開示のいくつかの態様による、例示的な非ヌルデータパケット(非NDP)フレーム構造を示す図。 [0019]本開示のいくつかの態様による、例示的なNDPフレーム構造を示す図。 [0020]本開示のいくつかの態様による、2MHz以上のNDP MACフレームを示す図。 [0021]本開示のいくつかの態様による、PHYレイヤとMACレイヤとの間のシグナリングのための、装置によるワイヤレス通信のための例示的な動作のブロック図。 [0022]図6に示された動作を実施することが可能な例示的な手段を示す図。 [0023]本開示のいくつかの態様による、PHYレイヤとMACレイヤとの間のシグナリングのための、装置によるワイヤレス通信のための例示的な動作のブロック図。 [0024]図7に示された動作を実施することが可能な例示的な手段を示す図。 [0025]本開示のいくつかの態様による、PHYレイヤとMACレイヤとの間のシグナリングを行うための例示的なシステムを示す図。 [0026]本開示のいくつかの態様による、RXVECTOR/TXVECTOR中でシグナリングされ得る様々なパラメータを示す図。
[0027]添付の図面を参照しながら本開示の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせられるにせよ、本明細書で開示する本開示のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載された本開示の様々な態様に加えてまたはそれら以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示する本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0028]いくつかのワイヤレスシステムでは、制御応答フレーム(たとえば、ヌルデータパケット(NDP)肯定応答(ACK)、NDP BlockAck、静的ACK(STACK)、NDP変更ACKなど)についてメディアアクセス制御(MAC)レイヤにおいてフレーム識別子を計算することは、物理(PHY)レイヤにおいて生成された様々な異なるタイプの情報を使用する。しかしながら、現在、MACレイヤからPHYレイヤへのおよびPHYレイヤからMACレイヤへの、フレーム識別子を生成するために使用される情報のシグナリングは欠落している。本開示の態様は、MACレイヤとPHYレイヤとの間で情報が共有され得るように、MACレイヤとPHYレイヤとの間のシグナリングのための技法を提供する。
[0029]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのいくつかを例として、図および好適な態様についての以下の説明において示す。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
例示的なワイヤレス通信システム
[0030]本明細書で説明する技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。そのような通信システムの例としては、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にし得、各タイムスロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもある。OFDMでは、各サブキャリアは独立してデータで変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA)を利用し得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。
[0031]本明細書の教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内に実装されるか、またはその装置によって実施され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードはアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
[0032]アクセスポイント(AP)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[0033]アクセス端末(AT)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(STA)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0034]図1に、アクセスポイントとユーザ端末とをもつ多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示す。簡単のために、図1にはただ1つのAP110が示されている。アクセスポイントは、概して、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定または移動であり得、移動局、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。システムコントローラ130が、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントのための調整および制御を行う。
[0035]システムコントローラ130は、これらのAPおよび/または他のシステムのための調整および制御を行い得る。APは、たとえば、無線周波数電力、チャネル、認証、およびセキュリティの調整を扱い得るシステムコントローラ130によって管理され得る。システムコントローラ130はバックホールを介してAPと通信し得る。APはまた、たとえば、直接、あるいはワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して間接的に、互いと通信し得る。
[0036]以下の開示の部分では、空間分割多元接続(SDMA)によって通信することが可能なユーザ端末120について説明するが、いくつかの態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含み得る。したがって、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。この手法は、より新しいSDMAユーザ端末が適宜に導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)が企業に配備されたままであることを都合よく可能にして、それらの有効寿命を延長し得る。
[0037]システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ伝送のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを採用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備し、ダウンリンク送信では多入力(MI)を表し、アップリンク送信では多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信では多出力をまとめて表し、アップリンク送信では多入力をまとめて表す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが何らかの手段によってコード、周波数または時間において多重化されない場合、Nap≧K≧1が成り立つことが望まれる。データシンボルストリームがTDMA技法、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの独立セットなどを使用して多重化され得る場合、KはNapよりも大きくなり得る。各選択されたユーザ端末は、ユーザ固有データをアクセスポイントに送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有データを受信する。概して、各選択されたユーザ端末は1つまたは複数のアンテナを装備し得る(すなわち、Nut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
[0038]SDMAシステムは時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、伝送のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを装備するか、または(たとえば、追加コストがサポートされ得る場合)複数のアンテナを装備し得る。送信/受信を異なるタイムスロットに分割し、各タイムスロットを異なるユーザ端末120に割り当てることによってユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100はTDMAシステムでもあり得る。
[0039]図2に、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示す。アクセスポイント110はNt個のアンテナ224a〜224apを装備する。ユーザ端末120mはNut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備し、ユーザ端末120xはNut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備する。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用する「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンク上の同時送信のために選択され、NupはNdnに等しいことも等しくないこともあり、NupおよびNdnは、静的値であり得るか、またはスケジューリング間隔ごとに変化することがある。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法がアクセスポイントおよびユーザ端末において使用され得る。
[0040]アップリンク上で、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。コントローラ280はメモリ282と結合され得る。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連するコーディングおよび変調方式に基づいてユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを与える。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を実施し、Nut,m個の送信シンボルストリームをNut,m個のアンテナに与える。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、および周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのNut,m個のアップリンク信号を与える。
[0041]Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のためにスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、それのデータシンボルストリームに対して空間処理を実施し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそれのセットをアクセスポイントに送信する。
[0042]アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に与える。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実施された処理を補足する処理を実施し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実施し、Nup個の復元アップリンクデータシンボルストリームを与える。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI:channel correlation matrix inversion)、最小平均2乗誤差(MMSE:minimum mean square error)、ソフト干渉消去(SIC:soft interference cancellation)、または何らかの他の技法に従って実施される。各復元アップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号データを得るために、そのストリームのために使用されたレートに応じて各復元アップリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末のための復号データは、記憶のためにデータシンク244に与えられ、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に与えられ得る。コントローラ230はメモリ232と結合され得る。
[0043]ダウンリンク上で、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィックデータをデータソース208から受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータが異なるトランスポートチャネル上で送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末のために選択されたレートに基づいてそのユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210はNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームをNdn個のユーザ端末に与える。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(本開示で説明するプリコーディングまたはビームフォーミングなどの)空間処理を実施し、Nap個の送信シンボルストリームをNap個のアンテナに与える。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのNap個のダウンリンク信号を与えるNap個の送信機ユニット222。
[0044]各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252はアクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実施し、復元ダウンリンクデータシンボルストリームをユーザ端末に与える。受信機空間処理は、CCMI、MMSEまたは何らかの他の技法に従って実施される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号データを取得するために、復元ダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブおよび復号)する。
[0045]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、信号対雑音(SNR)推定値、雑音分散などを含み得るダウンリンクチャネル推定値を与える。同様に、アクセスポイント110において、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を与える。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、一般に、そのユーザ端末のためのダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいてユーザ端末のための空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、有効アップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいてアクセスポイントのための空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、フィードバック情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値など)をアクセスポイントに送り得る。コントローラ230およびコントローラ280はまた、それぞれアクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御する。
[0046]図3に、MIMOシステム100内で採用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302はアクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
[0047]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に与える。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実施する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するために実行可能であり得る。
[0048]ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302とリモートノードとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含み得るハウジング308を含み得る。送信機310と受信機312とは組み合わせられてトランシーバ314になり得る。単一または複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機と、複数の受信機と、複数のトランシーバとを含み得る(図示せず)。
[0049]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用するデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
[0050]ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る、バスシステム322によって互いに結合され得る。
PHYレイヤとMACレイヤとの間の例示的なシグナリング
[0051]上述のように、いくつかのワイヤレスシステムでは、制御応答フレームについてメディアアクセス制御(MAC)レイヤにおいてフレーム識別子を計算することは、物理(PHY)レイヤにおいて生成された様々な異なるタイプの情報を使用する。たとえば、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11ah規格は、ヌルデータパケット(NDP)肯定応答(ACK)、NDP BlockAck、静的ACK(STACK)、およびNDP変更ACKフレームについてフレーム識別子を計算することが、スクランブラ初期化情報と、フレーム検査シーケンス(FCS)フィールド情報と、巡回冗長検査(CRC)情報とを使用し得ることを規定している。
[0052]これらのフレーム識別子の計算はMACレイヤにおいて実施され得るが、フレーム識別子を計算するために使用される情報はPHYレイヤにおいて生成され得る。本開示の態様は、そのような情報がMACレイヤとPHYレイヤとの間で共有され得るように、MACレイヤとPHYレイヤとの間のシグナリングのための技法を提供する。
[0053]本開示の態様は、802.11ahなどのワイヤレス規格によって規定されているように、フレーム識別子計算が可能にされ得るように、MACからPHYへのおよびPHYからMACへのパラメータ(たとえば、スクランブラ初期化情報、フレーム検査シーケンス(FCS)フィールド情報、およびCRC情報、またはPHYレイヤとMACレイヤとの間でシグナリングされる必要があり得る他のタイプの情報)のシグナリングの手段を提供する。
[0054]本開示の態様は、フレーム(たとえば、応答フレームを引き出すフレームの受信機においてPHYからMACへのシグナリングを介して搬送され得るパラメータ(たとえば、RXVECTORパラメータSCRAMBLER_OR_CRC)を提供する。同じタイプのパラメータが、フレームの送信機においてPHYシグナリングを介して(たとえば、PHY.TXENDプリミティブ中で)搬送され得る)。
[0055]そのようなシグナリングは、受信機におけるプロトコルスタックの上位レイヤが(たとえば、MACレイヤにおいて)、それのPHYレイヤから、受信されたフレームのスクランブラまたはCRC値を取得することを可能にし得る。同様に、そのようなシグナリングは、送信機におけるプロトコルスタックの上位レイヤが、送信されたフレームについて、それのPHYレイヤによって生成された値を取得することを可能にし得る。
[0056]いくつかの場合には、このシグナリングは新しいパラメータとして与えられ得る。他の場合には、シグナリングは、たとえば、RXVECTORおよびPHY.TXENDプリミティブのうちの一方または両方中の既存のパラメータに情報を連結することによって与えられ得る。いずれの場合も、このシグナリングによって搬送される情報は、ショートビーコン(Short Beacon)フレームおよびショートプローブ応答(Short Probe Response)など、IEEE802.11ahにおける他の量の計算のためにMACによって使用され得る、フレームのFCSフィールドの値を取得するために使用され得る。場合によっては、情報は、PHY.RXENDプリミティブまたはPHY.TXENDプリミティブのいずれか中で搬送され得る。
[0057]いくつかの態様によれば、スクランブラ初期化値またはCRC値のシグナリングは、PHY.TXEND.confirmプリミティブ(PLCPプロトコルデータユニット(PPDU)送信の終端を示すために使用される機構)中で搬送され得る、本明細書ではSCRAMBLER_OR_CRCと呼ぶパラメータを介して搬送され得る。SCRAMBLER_OR_CRCパラメータは、パケットが(たとえば、フラグdot11S1GOptionImplementedが真であることによって示されるように)サブ1GHz「S1G」シグナリングをサポートする能力を示す場合に存在し得る。実際のSCRAMBLER_OR_CRCパラメータ値およびそれの意味は、送信されたフレームのタイプに依存し得る。
[0058]一例として、図4に示されているような非ヌルデータパケット(非NDP)フレーム400の場合、SCRAMBLER_OR_CRCパラメータの値は、スクランブリングの後のサービスフィールド中のスクランブラ初期化値であり得る。図示のように、SCRAMBLER_OR_CRCパラメータは、非NDPフレーム400のデータフィールドの、図4Aに示されているサービスフィールドのビットB0:B6中の値であり得る。
[0059]図5を参照すると、NDP MACフレームの場合、SCRAMBLER_OR_CRCパラメータの値は、PHYヘッダの信号SIG/SIGAフィールド中の計算されたCRC値であり得る。図5は1MHz NDP MACフレームを示しているが、パラメータは、(たとえば、802.11ahネットワークにおいて)生成された任意のフレームの場合と同様にして計算され得る。図5に示されたS1G NDPフレームでは、CRC値はSIGフィールドのビット[B26:B29]中で搬送され得る。図5Aに示されているように、別のタイプのNDP MACフレーム(≧2MHz)では、CRC値はSIGAフィールドのビット[B38:B41]中で搬送され得る。
[0060]いくつかの態様によれば、受信機は、スクランブラ、FCS、および/またはCRC情報を備えるMACプロトコルデータユニット(MPDU)を送信機から受信し得る。受信機は、次いで、受信されたMPDU中に含まれている情報(たとえば、スクランブラ初期化情報、FCSフィールド情報、および/またはCRC情報)に基づいて応答フレーム(たとえば、NDP ACK、NDP BlockAck、STACK、NDP変更ACK)を生成し得る。たとえば、受信機は、受信されたNDP省電力(PS)ポールのCRC値に基づいて計算されたACK識別子(ID)を含むNDP変更ACKを送り得る。送信機は、NDP変更ACKを受信し、ACK IDに基づいて、送信機が送ったMPDUが受信されたかどうかを決定し得る。
[0061]本開示の態様は、ACK IDを決定するために、(PHYレイヤにおいて処理を実施する)送信機のPHYエンティティにおいて生成された情報を(MACレイヤにおいて処理を実施する)MACエンティティにシグナリングするための機構を提供する。
[0062]図6は、本開示の態様による、PHYレイヤとMACレイヤとの間のシグナリングのための動作600のブロック図である。動作600は、たとえば、応答を引き出すように設計されたフレームを送る要求側装置によって実施され得る。
[0063]動作600は、602において、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成することから開始する。604において、装置は、PHYレイヤにおいて生成された情報(たとえば、第1のMACパケットに対応する情報)を、第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡す。606において、装置は、送信のための第1のMACパケットを出力し、第2のMACパケットを取得する。
[0064]図7は、本開示の態様による、PHYレイヤとMACレイヤとの間のシグナリングのための動作700のブロック図である。動作700は応答側装置によって実施され得る。言い換えれば、動作700は、動作600と相補関係にあると考えられ得る。
[0065]動作700は、702において、第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得することから開始する。704において、装置は、第1のMACパケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを処理する。706において、装置は、PHYヘッダを処理することからの情報を、第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡す。
[0066]いくつかの態様によれば、情報は、第1のMACパケットの送信を確認する構造中でMACレイヤに受け渡される。上述のように、情報は、第1のMACパケットのためのCRC値を生成するために使用された情報を備え得る。いくつかの態様によれば、CRC値は、MACパケットを搬送するフレームのPHYヘッダのSIG/SIGAフィールドを保護するために生成される。上述のように、MACパケットは、情報がSIG/SIGAフィールド中に含まれるヌルデータパケット(NDP)であり得る。一例として、パケットはNDP PSポールフレームであり得る。
[0067]いくつかの態様によれば、情報は、第1のMACパケットのためのFCS値を生成するために使用された情報を備え得る。他の態様によれば、情報は、第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備え得る。
[0068]いくつかの態様によれば、MACレイヤに受け渡される情報のタイプは第1のMACパケットのタイプに依存し得る。たとえば、いくつかの態様によれば、MACパケットが(図4および図4Aに示された)第1のタイプである場合、CRC値を生成するために使用された情報がMACレイヤに受け渡され得、またはMACパケットが(図5および図5Aに示された)第2のタイプである場合、MACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報がMACレイヤに受け渡され得る。さらなる態様によれば、MACレイヤは、第2のMACパケットが第1のMACパケットに応答して受信されたかどうかを決定するために情報を使用し得る。
[0069]図8に、PHYレイヤとMACレイヤとの間のシグナリングが要求側デバイス(リクエスタ)および応答側デバイス(レスポンダ)においてどのように使用されるか、すなわち、図6および図7に示された動作600および動作700の一例を示す。図示のように、802において、リクエスタは、送信請求パケットを生成するときにPHYレイヤにおいて生成された情報をMACレイヤに受け渡す。804において、レスポンダは、PHYにおいて生成された情報をMACレイヤに受け渡す。808において、MACレイヤは、応答パケットを生成するために情報を使用する。応答パケットを受信すると、808において、リクエスタは、応答が送信請求パケットへのものであると決定するために(802においてPHYからMACに受け渡された)情報を使用する。
[0070]図9に示す表900は、本開示のいくつかの態様による、RXVECTOR/TXVECTORパラメータ中でシグナリングされ得る様々なパラメータを示している。表900は、パラメータの値および意味がフレームのタイプに応じてどのように異なり得るかを示している。図示のように、非NDPフレームの場合、パラメータは、逆スクランブルより前のサービスフィールド中のスクランブラ初期化値を示し得る。一方、NDPフレームの場合、パラメータは、SIG/SIGAフィールド中の計算されたCRCの値を示し得る。
[0071]上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実施することが可能な任意の好適な手段によって実施され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示された動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図6および図7に示された動作600および動作700は、図6Aおよび図7Aに示された手段600Aおよび手段700Aに対応する。
[0072]たとえば、送信(または出力)するための手段は、図2に示されたアクセスポイント110の送信機(たとえば、送信機ユニット222)および/または(1つまたは複数の)アンテナ224、あるいは図3に示された送信機310および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。受信(または取得)するための手段は、図2に示されたアクセスポイント110の受信機(たとえば、受信機ユニット222)および/または(1つまたは複数の)アンテナ224、あるいは図3に示された受信機312および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。
[0073]生成するための手段、決定するための手段、処理するための手段、および情報を受け渡すための手段は、図2に示されたアクセスポイント110のRXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、および/またはコントローラ230、あるいは図3に描かれたプロセッサ304および/またはDSP320など、1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを備え得る。
[0074]いくつかの態様によれば、そのような手段は、上記で説明した(たとえば、ハードウェアでまたはソフトウェア命令を実行することによって)様々なアルゴリズムを実装することによって、対応する機能を実施するように構成された処理システムによって実装され得る。
[0075]本明細書で使用する「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること(calculating)、計算すること(computing)、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含み得る。さらに、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。
[0076]本明細書で使用する「出力すること」という用語は、実際の送信、または送信のためのあるエンティティ(たとえば、処理システム)から別のエンティティ(たとえば、RFフロントエンドまたはモデム)への(バスなどのインターフェースを介した)構造の出力を伴い得る。同様に、本明細書で使用する「取得すること」という用語は、オーバージエアで送信された構造の実際の受信、またはあるエンティティ(たとえば、処理システム)が別のエンティティ(たとえば、RFフロントエンドまたはモデム)から(バスなどのインターフェースを介して)構造を取得することを伴い得る。
[0077]本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、ならびに複数の同じ要素をもつ任意の組合せ(たとえば、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−c、およびc−c−c、またはa、b、およびcの任意の他の順序)を包含するものとする。
[0078]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0079]本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
[0080]本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0081]説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェアで実装される場合、例示的なハードウェア構成はワイヤレスノード中に処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサと、機械可読媒体と、バスインターフェースとを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、ネットワークアダプタを、特に、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHYレイヤの信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もバスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクし得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上説明しない。
[0082]プロセッサは、バスを管理することと、機械可読媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担当し得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または他の好適な記憶媒体、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。機械可読媒体はコンピュータプログラム製品において実施され得る。コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を備え得る。
[0083]ハードウェア実装形態では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者が容易に諒解するように、機械可読媒体またはその任意の部分は処理システムの外部にあり得る。例として、機械可読媒体は、すべてバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/または、ワイヤレスノードとは別個の、命令がその上に記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。代替的に、または追加として、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサに統合され得る。
[0084]処理システムは、すべて外部バスアーキテクチャを介して他のサポート回路と互いにリンクされる、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとをもつ汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、単一のチップに統合されたプロセッサ、バスインターフェース、アクセス端末)の場合はユーザインターフェース、サポート回路、機械可読媒体の少なくとも一部分をもつASIC(特定用途向け集積回路)を用いて、あるいは1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、もしくは他の好適な回路、または本開示全体にわたって説明した様々な機能を実行することができる回路の任意の組合せを用いて実装され得る。当業者は、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて、処理システムについて説明した機能をどのようにしたら最も良く実装し得るかを認識されよう。
[0085]機械可読媒体はいくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサなどの装置によって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実施させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
[0086]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0087]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示した動作を実施するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実施するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令をその上に記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
[0088]さらに、本明細書で説明した方法および技法を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実施するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[0089]特許請求の範囲は、上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理(PHY)レイヤヘッダを生成し、前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムと、
送信のための前記第1のMACパケットを出力し、前記第2のMACパケットを取得するためのインターフェースと
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C2]
前記情報が、前記第1のMACパケットの送信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、C1に記載の装置。
[C3]
前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、C1に記載の装置。
[C4]
前記第1のMACパケットの前記一部分が前記PHYヘッダの信号(SIG)フィールドを備える、C3に記載の装置。
[C5]
前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、C1に記載の装置。
[C6]
前記情報が、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備える、C1に記載の装置。
[C7]
前記第1のMACパケットの前記1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された前記情報が前記第1のMACパケットのサービスフィールド中に含まれる、C6に記載の装置。
[C8]
前記MACレイヤに受け渡される前記情報のタイプが前記第1のMACパケットのタイプに依存する、C1に記載の装置。
[C9]
前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
C1に記載の装置。
[C10]
前記MACレイヤは、前記第2のMACパケットが前記第1のMACパケットに応答して受信されたかどうかを決定するために前記情報を使用する、C1に記載の装置。
[C11]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得するためのインターフェースと、
前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理し、前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムと
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C12]
前記情報が、前記第1のMACパケットの受信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、C11に記載の装置。
[C13]
前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、C11に記載の装置。
[C14]
前記第1のMACパケットの前記一部分が前記PHYヘッダの信号(SIG)フィールドを備える、C13に記載の装置。
[C15]
前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、C11に記載の装置。
[C16]
前記情報が、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備える、C11に記載の装置。
[C17]
前記第1のMACパケットの前記1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された前記情報が前記第1のMACパケットのサービスフィールド中に含まれる、C16に記載の装置。
[C18]
前記MACレイヤに受け渡される前記情報のタイプが前記第1のMACパケットのタイプに依存する、C11に記載の装置。
[C19]
前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
C11に記載の装置。
[C20]
前記MACレイヤは、前記第2のMACパケットが前記第1のMACパケットに応答して生成されたという指示として前記第2のMACパケットのためのフレーム識別子を生成するために前記情報を使用する、C11に記載の装置。
[C21]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理(PHY)レイヤヘッダを生成することと、
前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと、
送信のための前記第1のMACパケットを出力し、前記第2のMACパケットを取得することと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C22]
前記情報が、前記第1のMACパケットの送信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、C21に記載の方法。
[C23]
前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、C21に記載の方法。
[C24]
前記第1のMACパケットの前記一部分が前記PHYヘッダの信号(SIG)フィールドを備える、C23に記載の方法。
[C25]
前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、C21に記載の方法。
[C26]
前記情報が、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備える、C21に記載の方法。
[C27]
前記第1のMACパケットの前記1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された前記情報が前記第1のMACパケットのサービスフィールド中に含まれる、C26に記載の方法。
[C28]
前記MACレイヤに受け渡される前記情報のタイプが前記第1のMACパケットのタイプに依存する、C21に記載の方法。
[C29]
前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記MACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
C21に記載の方法。
[C30]
前記MACレイヤは、前記第2のMACパケットが前記第1のMACパケットに応答して受信されたかどうかを決定するために前記情報を使用する、C21に記載の方法。
[C31]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得することと、
前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理することと、
前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C32]
前記情報が、前記第1のMACパケットの受信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、C31に記載の方法。
[C33]
前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、C31に記載の方法。
[C34]
前記第1のMACパケットの前記一部分が前記PHYヘッダの信号(SIG)フィールドを備える、C33に記載の方法。
[C35]
前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、C31に記載の方法。
[C36]
前記情報が、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備える、C31に記載の方法。
[C37]
前記第1のMACパケットの前記1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された前記情報が前記第1のMACパケットのサービスフィールド中に含まれる、C36に記載の方法。
[C38]
前記MACレイヤに受け渡される前記情報のタイプが前記第1のMACパケットのタイプに依存する、C31に記載の方法。
[C39]
前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記MACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
C31に記載の方法。
[C40]
前記MACレイヤは、前記第2のMACパケットが前記第1のMACパケットに応答して生成されたという指示として前記第2のMACパケットのためのフレーム識別子を生成するために前記情報を使用する、C31に記載の方法。
[C41]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成するための手段と、
前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための手段と、
送信のための前記第1のMACパケットを出力し、前記第2のMACパケットを取得するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C42]
前記情報が、前記第1のMACパケットの送信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、C41に記載の装置。
[C43]
前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、C41に記載の装置。
[C44]
前記第1のMACパケットの前記一部分が前記PHYヘッダの信号(SIG)フィールドを備える、C43に記載の装置。
[C45]
前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、C41に記載の装置。
[C46]
前記情報が、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備える、C41に記載の装置。
[C47]
前記第1のMACパケットの前記1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された前記情報が前記第1のMACパケットのサービスフィールド中に含まれる、C46に記載の装置。
[C48]
前記MACレイヤに受け渡される前記情報のタイプが前記第1のMACパケットのタイプに依存する、C41に記載の装置。
[C49]
前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
C41に記載の装置。
[C50]
前記MACレイヤは、前記第2のMACパケットが前記第1のMACパケットに応答して受信されたかどうかを決定するために前記情報を使用する、C41に記載の装置。
[C51]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得するための手段と、
前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理するための手段と、
前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C52]
前記情報が、前記第1のMACパケットの受信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、C51に記載の装置。
[C53]
前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、C51に記載の装置。
[C54]
前記第1のMACパケットの前記一部分が前記PHYヘッダの信号(SIG)フィールドを備える、C53に記載の装置。
[C55]
前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、C51に記載の装置。
[C56]
前記情報が、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報を備える、C51に記載の装置。
[C57]
前記第1のMACパケットの前記1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された前記情報が前記第1のMACパケットのサービスフィールド中に含まれる、C56に記載の装置。
[C58]
前記MACレイヤに受け渡される前記情報のタイプが前記第1のMACパケットのタイプに依存する、C51に記載の装置。
[C59]
前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
C51に記載の装置。
[C60]
前記MACレイヤは、前記第2のMACパケットが前記第1のMACパケットに応答して生成されたという指示として前記第2のMACパケットのためのフレーム識別子を生成するために前記情報を使用する、C51に記載の装置。
[C61]
少なくとも1つのアンテナと、
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理(PHY)レイヤヘッダを生成し、前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムと、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、送信のための前記第1のMACパケットを送信し、前記第2のMACパケットを受信するためのトランシーバと
を備える、ワイヤレス局。
[C62]
少なくとも1つのアンテナと、
前記少なくとも1つのアンテナを介して第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを受信するための受信機と、
前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理し、前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すように構成された処理システムと
を備える、ワイヤレス局。
[C63]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理(PHY)レイヤヘッダを生成することと、
前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと、
送信のための前記第1のMACパケットを出力し、前記第2のMACパケットを取得することと
を行うための命令を記憶した、コンピュータ可読媒体を備えるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C64]
第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得することと、
前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理することと、
前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと
を行うための命令を記憶した、コンピュータ可読媒体を備えるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。

Claims (15)

  1. 第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理(PHY)レイヤヘッダを生成することと、
    前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと、ここにおいて、
    前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
    前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記MACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
    送信のための前記第1のMACパケットを出力し、前記第2のMACパケットを取得することと
    を備える、装置によって実行されるワイヤレス通信のための方法。
  2. 前記情報が、前記第1のMACパケットの送信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得することと、
    前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理することと、
    前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すことと、ここにおいて、
    前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
    前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記MACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
    を備える、装置によって実行されるワイヤレス通信のための方法。
  6. 前記情報が、前記第1のMACパケットの受信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記情報が、前記第1のMACパケットのためのフレーム検査シーケンス(FCS)値を生成するために使用された情報を備える、請求項5に記載の方法。
  9. 請求項1−8のうちのいずれか一項に記載の方法を実行するための命令を備えるコンピュータプログラム。
  10. 第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットのための物理レイヤ(PHY)ヘッダを生成するための手段と、
    前記PHYレイヤにおいて生成された情報を、前記第1のMACパケットに応答して受信されるべき第2のMACパケットを処理する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための手段と、ここにおいて、
    前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
    前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
    送信のための前記第1のMACパケットを出力し、前記第2のMACパケットを取得するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  11. 前記情報が、前記第1のMACパケットの送信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、請求項10に記載の装置。
  13. 第1のメディアアクセス制御(MAC)パケットを取得するための手段と、
    前記第1のMACパケットの物理(PHY)レイヤヘッダを処理するための手段と、
    前記PHYヘッダを処理することから導出された情報を、前記第1のMACパケットに応答して送信されるべき第2のMACパケットを生成する際に使用するためにMACレイヤに受け渡すための手段と、ここにおいて、
    前記第1のMACパケットが第1のタイプである場合、巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡され、または
    前記第1のMACパケットが第2のタイプである場合、前記第1のMACパケットの1つまたは複数の部分をスクランブルするために使用された情報が前記MACレイヤに受け渡される、
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  14. 前記情報が、前記第1のMACパケットの受信を確認する構造中で前記MACレイヤに受け渡される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記情報が、前記第1のMACパケットの一部分のための巡回冗長検査(CRC)値を生成するために使用された情報を備える、請求項13に記載の装置。
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