JP6266794B2 - フレーム中の帯域幅指示 - Google Patents

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関連出願の相互参照
[0001]本出願は、それらのすべての全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年1月9日に出願された米国出願第61/925,612号、2014年1月29日に出願された米国出願第61/933,161号、および2014年12月18日に出願された米国特許出願第14/575,705号の優先権の利益を主張する。
[0002]本開示のいくつかの態様は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、フレーム(たとえば、ショートフレーム)中の基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)帯域幅(BW:bandwidth)指示に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例としては、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。
[0004]より大きいカバレージおよび増加した通信範囲に対する要望に対処するために、様々な方式が開発されている。1つのそのような方式は、電気電子技術者協会(IEEE)802.11ahタスクフォースによって開発されている(たとえば、米国では902〜928MHz範囲中で動作している)サブ1GHz周波数範囲である。この開発は、他のIEEE802.11技術の周波数範囲に関連するワイヤレス範囲よりも広いワイヤレス範囲と、障害に起因する経路損失に関連する潜在的により少数の問題とを有する周波数範囲を利用したいという要望によって推進されている。
[0005]添付の特許請求の範囲内のシステム、方法、およびデバイスの様々な実装形態の各々は、1つまたは複数の態様を有し、単一の態様が、単独で、本明細書で説明する望ましい属性を担当するわけではない。添付の特許請求の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴について本明細書で説明する。この説明、特に「発明を実施するための形態」に鑑みて、様々な態様の特徴が、アクセスポイントなどのデバイスによって、ネットワーク中の通信のための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示すフレームを生成し、送信することをどのように可能にするかを理解されよう。さらに、様々な態様が、ユーザ機器などのデバイスによって、アクセスポイントから受信されたフレームに基づいてネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することをどのように可能にするかを理解されよう。
[0006]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するように構成された処理システムと、ネットワーク中の送信のためにフレームを出力するように構成されたインターフェースとを含む。
[0007]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ネットワーク中で送信されたフレームを取得するように構成されたインターフェースと、フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するように構成された処理システムとを含む。
[0008]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することと、ネットワーク中の送信のためにフレームを出力することとを含む。
[0009]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、ネットワーク中で送信されたフレームを取得することと、フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することとを含む。
[0010]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するための手段と、ネットワーク中の送信のためにフレームを出力するための手段とを含む。
[0011]本開示の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、ネットワーク中で送信されたフレームを取得するための手段と、フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するための手段とを含む。
[0012]本開示の態様は、少なくとも1つのアンテナと、ネットワーク中で通信することと、ネットワーク中の送信のためにフレームを出力することとを行うための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するように構成された処理システムと、少なくとも1つのアンテナを介して、ネットワーク中の送信のためにフレームを送信するように構成された送信機とを備えるアクセスポイントを提供する。
[0013]本開示の態様は、少なくとも1つのアンテナと、少なくとも1つのアンテナを介して、ネットワーク中で送信されたフレームを受信するように構成された受信機と、フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するように構成された処理システムとを備えるワイヤレス局を提供する。
[0014]本開示の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。本コンピュータプログラム製品は、概して、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することと、ネットワーク中の送信のためにフレームを出力することとを行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含む。
[0015]本開示の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。本コンピュータプログラム製品は、概して、ネットワーク中で送信されたフレームを取得することと、フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することとを行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を含む。
[0016]本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレス通信ネットワークの図。 [0017]本開示のいくつかの態様による、例示的なアクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図。 [0018]本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレスデバイスのブロック図。 [0019]本開示のいくつかの態様による、例示的なショートビーコン(Short Beacon)フレームフォーマットを示す図。 [0020]本開示のいくつかの態様による、ショートビーコンフレームの例示的なフレーム制御フィールドフォーマットを示す図。 [0021]本開示のいくつかの態様による、例示的なショートプローブ応答(Short Probe Response)フレームフォーマットを示す図。 [0022]本開示のいくつかの態様による、ショートプローブ応答フレームの例示的なフレーム制御フィールドフォーマットを示す図。 [0023]本開示のいくつかの態様による、装置によるワイヤレス通信のための例示的な動作のブロック図。 [0024]図6に示されている動作を実行することが可能な例示的な手段を示す図。 [0025]本開示のいくつかの態様による、ワイヤレスデバイスによるワイヤレス通信のための例示的な動作のブロック図。 [0026]図7に示されている動作を実行することが可能な例示的な手段を示す図。 [0027]本開示のいくつかの態様による、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せの一例を示す図。
[0028]添付の図面を参照しながら本開示の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わされるにせよ、本明細書で開示する本開示のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載された本開示の様々な態様に加えてまたはそれら以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示する本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0029]本開示の態様は、一般に、ショートフレームなどのフレーム中で最小チャネル帯域幅と最大チャネル帯域幅とを示すための技法に関する。本明細書でより詳細に説明するように、フレーム中の1つまたは複数のビットは、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示し得る。本明細書で説明する技法は、任意のタイプのフレームに適用され得ることが想定されるが、管理フレームの特定の例が与えられる。管理フレームの2つの例は、ビーコンフレームおよびプローブ応答フレームである。
[0030]他の態様によれば、ワイヤレス端末は、最小帯域幅と最大帯域幅との組合せへのフレーム中のビットの異なる値のマッピングに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅とを決定し得る。いくつかの態様によれば、フレーム中のフィールドは最小帯域幅と最大帯域幅とを示し得るが、基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドは、最小帯域幅と最大帯域幅との指示のために使用され得る。
[0031]本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのいくつかを例として、図および好適な態様についての以下の説明において示す。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義されている。
例示的なワイヤレス通信システム
[0032]本明細書で説明する技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。そのような通信システムの例としては、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にし得、各タイムスロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれることもある。OFDMでは、各サブキャリアは独立してデータで変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA)を利用し得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。
[0033]本明細書の教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内に実装されるか、またはその装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードはアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。
[0034]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらとして実装されるか、あるいはそれらとして知られ得る。
[0035]アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらとして実装されるか、あるいはそれらとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
[0036]図1に、本開示の態様が実施され得る例示的なワイヤレス通信システムを示す。たとえば、AP110は、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成し、送信するように構成され得る。UT120は、フレームを取得(たとえば、受信)し、フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するように構成され得る。
[0037]図1は、アクセスポイントとユーザ端末とをもつ多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示している。簡単のために、ただ1つのアクセスポイント110が図1に示されている。アクセスポイントは、概して、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定また移動であり得、移動局、ワイヤレスデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。
[0038]システムコントローラ130は、これらのAPおよび/または他のシステムのために協調および制御を行い得る。APは、たとえば、無線周波数電力、チャネル、認証、およびセキュリティに対する調整を扱い得るシステムコントローラ130によって管理され得る。システムコントローラ130は、バックホールを介してAPと通信し得る。APはまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いに通信し得る。
[0039]以下の開示の部分では、空間分割多元接続(SDMA)によって通信することが可能なユーザ端末120について説明するが、いくつかの態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含み得る。したがって、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。この手法は、より新しいSDMAユーザ端末が適宜に導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)が企業に配備されたままであることを都合よく可能にして、それらの有効寿命を延長し得る。
[0040]システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ伝送のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを採用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備し、ダウンリンク送信では多入力(MI)を表し、アップリンク送信では多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信では多出力をまとめて表し、アップリンク送信では多入力をまとめて表す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが何らかの手段によってコード、周波数または時間において多重化されない場合、Nap≧K≧1が成り立つことが望まれる。データシンボルストリームがTDMA技法、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの独立セットなどを使用して多重化され得る場合、KはNapよりも大きくなり得る。各選択されたユーザ端末は、ユーザ固有データをアクセスポイントに送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有データを受信する。概して、各選択されたユーザ端末は1つまたは複数のアンテナを装備し得る(すなわち、Nut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
[0041]SDMAシステムは時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、伝送のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを装備するか、または(たとえば、追加コストがサポートされ得る場合)複数のアンテナを装備し得る。送信/受信を異なるタイムスロットに分割し、各タイムスロットを異なるユーザ端末120に割り当てることによってユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100はTDMAシステムでもあり得る。
[0042]図2に、本開示の態様を実装するために使用され得る、図1に示されているAP110とUT120との例示的な構成要素を示す。AP110とUT120との1つまたは複数の構成要素は、本開示の態様を実施するために使用され得る。たとえば、アンテナ224、Tx/Rx222、プロセッサ210、220、240、242、および/またはコントローラ230は、本明細書で説明し、図6および図6Aを参照しながら示す動作を実行するために使用され得る。同様に、アンテナ252、Tx/Rx254、プロセッサ260、270、288、および290、ならびに/またはコントローラ280は、本明細書で説明し、図7および図7Aを参照しながら示す動作を実行するために使用され得る。
[0043]図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示している。アクセスポイント110はNt個のアンテナ224a〜224apを装備する。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備し、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備する。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用する「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンク上の同時送信のために選択され、NupはNdnに等しいことも等しくないこともあり、NupおよびNdnは、静的値であり得るか、またはスケジューリング間隔ごとに変化することがある。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法がアクセスポイントおよびユーザ端末において使用され得る。
[0044]アップリンク上で、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。コントローラ280はメモリ282と結合され得る。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連するコーディングおよび変調方式に基づいてユーザ端末のためにトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを与える。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を実行し、Nut,m個の送信シンボルストリームをNut,m個のアンテナに与える。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、および周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのNut,m個のアップリンク信号を与える。
[0045]Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のためにスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、それのデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそれのセットをアクセスポイントに送信する。
[0046]アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に与える。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理を補足する処理を実行し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、Nup個の復元アップリンクデータシンボルストリームを与える。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI:channel correlation matrix inversion)、最小平均2乗誤差(MMSE:minimum mean square error)、ソフト干渉消去(SIC:soft interference cancellation)、または何らかの他の技法に従って実行される。各復元アップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号データを得るために、そのストリームのために使用されたレートに応じて各復元アップリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末のための復号データは、記憶のためにデータシンク244に与えられ、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に与えられ得る。コントローラ230はメモリ232と結合され得る。
[0047]ダウンリンク上で、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィックデータをデータソース208から受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータが異なるトランスポートチャネル上で送信され得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末のために選択されたレートに基づいてそのユーザ端末のトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210はNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームをNdn個のユーザ端末に与える。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(本開示で説明するプリコーディングまたはビームフォーミングなどの)空間処理を実行し、Nap個の送信シンボルストリームをNap個のアンテナに与える。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのNap個のダウンリンク信号を与えるNap個の送信機ユニット222。
[0048]各ユーザ端末120において、Nap個のアンテナ252はアクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、復元ダウンリンクデータシンボルストリームをユーザ端末に与える。受信機空間処理は、CCMI、MMSEまたは何らかの他の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号データを取得するために、復元ダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブおよび復号)する。各ユーザ端末のための復号データは、記憶のためにデータシンク272に与えられ、および/またはさらなる処理のためにコントローラ280に与えられ得る。
[0049]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散などを含み得る、ダウンリンクチャネル推定値を与える。同様に、アクセスポイント110において、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を与える。各ユーザ端末のコントローラ280は、一般に、そのユーザ端末のダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいてユーザ端末の空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、有効アップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいてアクセスポイントの空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のコントローラ280は、フィードバック情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値など)をアクセスポイントに送り得る。コントローラ230およびコントローラ280はまた、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御する。
[0050]図3に、本開示の態様を実装するためにAP110および/またはUT120中で利用され得る例示的な構成要素を示す。たとえば、送信機310、(1つまたは複数の)アンテナ316、プロセッサ304および/またはDSP320は、APによって実装される本開示の態様を実施するために使用され得る。さらに、受信機312、(1つまたは複数の)アンテナ316、プロセッサ304および/またはDSP320は、UTによって実装される本開示の態様を実施するために使用され得る。
[0051]図3に、MIMOシステム100内で採用され得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302はアクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
[0052]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に与える。メモリ306の一部は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するために実行可能であり得る。
[0053]ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302とリモートノードとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含み得るハウジング308を含み得る。送信機310と受信機312とは組み合わせられてトランシーバ314になり得る。単一または複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバを含み得る(図示せず)。
[0054]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320を含み得る。
[0055]ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る、バスシステム322によって互いに結合され得る。
フレーム中のBSS帯域幅指示
[0056]管理フレームは、UEがネットワーク中の通信を確立し、維持することを可能にする。管理フレームの2つの例としては、ビーコンフレームおよびプローブ応答フレームがある。ビーコンフレームは、たとえば、APによって周期的に送信され得、サービスセット識別子(SSID:service set identifier)、タイムスタンプ、および/またはAPに関する他の関連情報を含んでいることがある。プローブ応答フレームは、UEから受信された受信プローブ要求に応答してAPによって送信され得る。プローブ応答フレームは、たとえば、SSID、サポートされるデータレート、必要であれば暗号化タイプ、およびAPの他の能力を含み得る。
[0057]図4に、ショートビーコンフレーム400の一例を示す。図4に示されているように、ショートビーコンフレームはフレーム制御(FC:frame control)フィールド402を含み得る。
[0058]図4Aに、ショートビーコンフレーム400のFCフィールド402の例示的なフォーマットを示す。図示のように、FCフィールドは、基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールド404を含み得る。BSS BWフィールド404は、BSS中の特定の送信の帯域幅(たとえば、BSSが動作する帯域幅)を示すための3ビットから構成され得る。
[0059]図5に、ショートプローブ応答フレーム500の一例を示す。図5に示されているように、ショートプローブ応答フレームはフレーム制御(FC)フィールド502を含み得る。
[0060]図5Aに、ショートプローブ応答フレーム500のFCフィールド502の例示的なフォーマットを示す。図示のように、FCフィールド502は基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールド504を含み得る。BSS BWフィールド504は、BSS中の特定の送信の帯域幅(たとえば、BSSが動作する帯域幅)を示すための3ビットから構成され得る。
[0061]いくつかのシステムでは、BSS BWフィールド(たとえば、404、504)は、BSS中の送信の最大負荷帯域幅を示すために使用され得る。しかしながら、本開示の態様は、BSS BWフィールドがBSSのための最大帯域幅と最小帯域幅の両方を示すことを可能にし得る。図4〜図4Aおよび図5〜図5Aは、BSS BWフィールドがBSSのための最大帯域幅と最小帯域幅の両方を示すために使用され得る例示的なフレームを示しているが、本明細書で説明する技法は、BW情報フィールドを含むフレームに適用され得る。
[0062]図6に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレスネットワーク中で通信するための例示的な動作600を示す。動作600は、BW指示を搬送する任意のタイプのフレームに適用され得る。動作600は、図1、図2、および図3に示されているような、AP110などのアクセスポイントによって実行され得る。
[0063]動作600は、602において、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することによって開始する。604において、ネットワーク中の送信のためにフレームを出力する。
[0064]上記で説明したように、一例によれば、フレームは、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームを含む、任意のタイプの管理フレームを含み得る。態様によれば、1つまたは複数のビットの異なる値は、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし得る。
[0065]ビットを使用してシグナリングされ得る限られた数の組合せにより、1対多マッピングが、ビットの異なる値のうちの少なくとも1つのために使用され得る。たとえば、図8を参照しながら以下で説明するように、値のうちの少なくとも1つは、最小帯域幅と最大帯域幅との複数の組合せ(たとえば、少なくとも2つの組合せ)にマッピングし得る。これらの態様によれば、以下でより詳細に説明するように、ビットの同じ値を使用してシグナリングされる最小帯域幅と最大帯域幅との複数の組合せは、最小帯域幅が最大帯域幅と同じである組合せを含み得る。
[0066]図7に、本開示のいくつかの態様による、ワイヤレスネットワーク中で通信するための例示的な動作700を示す。動作700は、たとえば、図1、図2、および図3に示されているような、UT120を含むワイヤレス局によって実行され得る。
[0067]動作700は、702において、ネットワーク中で送信されたフレームを取得することによって開始する。フレームは、最大帯域幅と最小帯域幅の両方を指定するBW指示を搬送する任意のタイプのフレームを含み得る。
[0068]704において、フレーム中に含まれる1つまたは複数のビットに基づいて、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定する。
[0069]上記で説明したように、取得されたフレームは、管理フレームなど、任意のタイプのフレームであり得る。ワイヤレス局は、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて、最小帯域幅と最大帯域幅とを決定し得る。
[0070]上記で説明したように、ビットの異なる値のうちの少なくとも1つは、最小帯域幅と最大帯域幅との複数の組合せ(たとえば、少なくとも2つの組合せ)にマッピングし得る。フレーム中の1つまたは複数のビットの同じ値にマッピングする最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せは、それぞれ、最小帯域幅が最大帯域幅と同じである組合せを含み得る。
[0071]図8に、本開示の態様による、最小帯域幅と最大帯域幅とのために存在し得る異なる組合せ800を示す。いくつかの態様によれば、最小帯域幅が最大帯域幅よりも多くないことがあるので、いくつかの組合せは有効でないことがある。しかしながら、依然として、ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅とをシグナリングするために使用されるビットフィールドのための異なる値よりも有効な、最小帯域幅と最大帯域幅との組合せがあり得る。図8に示されているように、最小帯域幅は1または2MHzであり得、最大帯域幅は1、2、4、8、または16MHzであり得る。本開示のいくつかの態様によれば、1つまたは複数のビットの異なる値は、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし得る。
[0072]さらに、図8の行4に示されているように、送信されたフレーム中の1つまたは複数のビットの1つの組合せが、複数の最小および最大帯域幅組合せにマッピングし得る。この1対多マッピングによれば、ビット値の1つの組合せ(たとえば、この例では4の値に対応する)は、最小帯域幅と最大帯域幅との複数の組合せ(たとえば、最小帯域幅と最大帯域幅の両方が1MHzであるか、または両方が2MHzである)にマッピングし得る。場合によっては、ワイヤレス局は、BW指示を含んでいるフレーム(たとえば、物理プロトコルデータユニット、PPDU)を送信するためのAPによって使用される帯域幅に基づいて、複数の帯域幅組合せのうちのどれを使用すべきかを決定し得る。たとえば、フレームが1MHzにおいて送信された場合、局は、最大帯域幅と最小帯域幅とを両方とも1MHzであると見なし得る。
[0073]ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示し得るショートフレーム(たとえば、管理フレーム)の2つの例としてビーコンフレームとプローブ応答フレームとを参照しながら上記で説明した技法は、より一般的には、任意のタイプのフレームに適用され得る。さらに、(たとえば、上記で説明したように符号化する帯域幅指示を用いた)最小帯域幅と最大帯域幅とに関する情報は、フレーム中に含まれる任意のフィールドまたは要素中の1つまたは複数のビットを用いて搬送され得る。
[0074]上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示されている動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図6および図7に示されている動作600および動作700は、図6Aおよび図7Aに示されている手段600Aおよび手段700Aに対応する。
[0075]生成するための手段は、図2に示されているアクセスポイント110のプロセッサ210、242、および/またはコントローラ230、あるいは図3に描かれているプロセッサ304および/またはDSP320など、1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを含み得る。出力(たとえば、送信)するための手段は、図2に示されているアクセスポイント110の送信機(たとえば、送信機ユニット222)および/または(1つまたは複数の)アンテナ224、あるいは図3に示されている送信機310および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。
[0076]取得(たとえば、受信)するための手段は、図2に示されているUT120の受信機(たとえば、受信機ユニット254)および/または(1つまたは複数の)アンテナ252、あるいは図3に示されている受信機312および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。決定するための手段は、UT120のプロセッサ260、270、288、および290、ならびに/またはコントローラ280、あるいは図3に描かれているプロセッサ304および/またはDSP320など、1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを含み得る。
[0077]いくつかの態様によれば、そのような手段は、(たとえば、ハードウェアでまたはソフトウェア命令を実行することによって)上記で説明した様々なアルゴリズムを実装することによって、対応する機能を実行するように構成された処理システムによって実装され得る。
[0078]本明細書で使用する「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。さらに、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。
[0079]本明細書で使用する「出力すること」という用語は、送信のためにあるエンティティ(たとえば、処理システム)から別のエンティティ(たとえば、RFフロントエンドまたはモデム)への構造の実際の送信または出力を伴い得る。本明細書で使用する「取得すること」という用語は、オーバージエアで送信された構造の実際の受信、またはあるエンティティ(たとえば、処理システム)によって別のエンティティ(たとえば、RFフロントエンドまたはモデム)から構造を取得することを伴い得る。
[0080]本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、ならびに複数の同じ要素を用いた任意の組合せ(たとえば、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−c、およびc−c−c、またはa、b、およびcの任意の他の配列)を包含するものとする。
[0081]本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0082]本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
[0083]本明細書で開示した方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
[0084]説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェアで実装される場合、例示的なハードウェア構成はワイヤレスノード中に処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサと、機械可読媒体と、バスインターフェースとを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、ネットワークアダプタを、特に、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、物理(PHY)レイヤの信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もバスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路などの様々な他の回路をリンクし得るが、それらは当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上説明しない。
[0085]プロセッサは、機械可読媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担当し得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または他の好適な記憶媒体、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。機械可読媒体は、本明細書で説明した動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令をその上に記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え、コンピュータプログラム製品中に組み込まれ得る。コンピュータプログラム製品は、消費者による購入のためにその中でコンピュータ可読媒体を広告するためのパッケージング材料を備え得る。
[0086]ハードウェア実装形態では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者なら容易に理解するように、機械可読媒体またはその任意の部分は処理システムの外部にあり得る。例として、機械可読媒体は、すべてがバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のその上に記憶された命令をもつコンピュータ可読記憶媒体を含み得る。代替的に、または追加として、機械可読媒体またはその任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサに統合され得る。
[0087]処理システムは、すべて外部バスアーキテクチャを介して他のサポート回路と互いにリンクされる、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとをもつ汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、プロセッサをもつASIC(特定用途向け集積回路)と、バスインターフェースと、アクセス端末)の場合はユーザインターフェースと、サポート回路と、単一のチップに統合された機械可読媒体の少なくとも一部分とを用いて、あるいは1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、もしくは他の好適な回路、または本開示全体にわたって説明した様々な機能を実行することができる回路の任意の組合せを用いて、実装され得る。当業者なら、特定の適用例と、全体的なシステムに課される全体的な設計制約とに応じて、どのようにしたら処理システムについて説明した機能を最も良く実装し得るかを理解されよう。
[0088]機械可読媒体はいくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサなどの装置によって実行されたときに、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
[0089]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0090]さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)によって提供され得る。その上、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[0091]特許請求の範囲は、上記で示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明した方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形が行われ得る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することと、
前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力することと
を備える、方法。
[C2]
前記フレームが管理フレームを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記フレームが、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームのうちの1つを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングする、C1に記載の方法。
[C5]
前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、C4に記載の方法。
[C6]
前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、C5に記載の方法。
[C7]
前記フレームを送信するために使用されるべき帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを示すことをさらに備える、C5に記載の方法。
[C8]
前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、C8に記載の方法。
[C10]
ワイヤレス通信のための方法であって、
ネットワーク中で送信されたフレームを取得することと、
前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することと
を備える、方法。
[C11]
前記フレームが管理フレームを備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記フレームが、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームのうちの1つを備える、C10に記載の方法。
[C13]
前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われる、C10に記載の方法。
[C14]
前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、C13に記載の方法。
[C15]
前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、C14に記載の方法。
[C16]
前記フレームがその上で取得された帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを決定することをさらに備える、C14に記載の方法。
[C17]
前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、C10に記載の方法。
[C18]
前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、C17に記載の方法。
[C19]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するように構成された処理システムと、
前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力するためのインターフェースと
を備える、装置。
[C20]
前記フレームが管理フレームを備える、C19に記載の装置。
[C21]
前記フレームが、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームのうちの1つを備える、C19に記載の装置。
[C22]
前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングする、C19に記載の装置。
[C23]
前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、C22に記載の装置。
[C24]
前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、C23に記載の装置。
[C25]
前記装置の前記処理システムが、前記フレームを送信するために使用されるべき帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを示すようにさらに構成された、C23に記載の装置。
[C26]
前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、C19に記載の装置。
[C27]
前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、C26に記載の装置。
[C28]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ネットワーク中で送信されたフレームを取得するように構成されたインターフェースと、
前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するように構成された処理システムと
を備える、装置。
[C29]
前記フレームが管理フレームを備える、C28に記載の装置。
[C30]
前記フレームが、1つまたはビーコンフレームまたはプローブ応答フレームを備える、C28に記載の装置。
[C31]
前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われる、C28に記載の装置。
[C32]
前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、C31に記載の装置。
[C33]
前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、C32に記載の装置。
[C34]
前記装置の前記処理システムは、前記フレームがその上で取得された帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを決定するようにさらに構成された、C32に記載の装置。
[C35]
前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、C28に記載の装置。
[C36]
前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、C35に記載の装置。
[C37]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するための手段と、
前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力するための手段と
を備える、装置。
[C38]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ネットワーク中で送信されたフレームを取得するための手段と、
前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するための手段と
を備える、装置。
[C39]
少なくとも1つのアンテナと、
ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するように構成された処理システムと、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを送信するように構成された送信機と
を備える、アクセスポイント。
[C40]
少なくとも1つのアンテナと、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、ネットワーク中で送信されたフレームを受信するように構成された受信機と、
前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するように構成された処理システムと
を備える、ワイヤレス局。
[C41]
ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することと、
前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力することと
を行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C42]
ネットワーク中で送信されたフレームを取得することと、
前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することと
を行うための命令を記憶したコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品。

Claims (34)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力することと
    を備える、方法。
  2. 前記フレームが管理フレームを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フレームが、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームのうちの1つを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記フレームを送信するために使用されるべき帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを示すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、請求項6に記載の方法。
  8. ワイヤレス通信のための方法であって、
    ネットワーク中で送信されたフレームを取得することと、
    前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することと、ここにおいて、前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われ、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワーク中の通信のために出力することと
    を備える、方法。
  9. 前記フレームが管理フレームを備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記フレームが、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームのうちの1つを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、請求項8に記載の方法。
  12. 前記フレームがその上で取得された帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを決定することをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、請求項8に記載の方法。
  14. 前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、請求項13に記載の方法。
  15. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するように構成された処理システムと、ここにおいて、前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力するためのインターフェースと
    を備える、装置。
  16. 前記フレームが管理フレームを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記フレームが、ビーコンフレームまたはプローブ応答フレームのうちの1つを備える、請求項15に記載の装置。
  18. 前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、請求項15に記載の装置。
  19. 前記装置の前記処理システムが、前記フレームを送信するために使用されるべき帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを示すようにさらに構成された、請求項15に記載の装置。
  20. 前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、請求項15に記載の装置。
  21. 前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、請求項20に記載の装置。
  22. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ネットワーク中で送信されたフレームを取得するように構成されたインターフェースと、
    前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することと、ここにおいて、前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われ、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングし、前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワーク中の通信のために出力することとを行うように構成された処理システムと
    を備える、装置。
  23. 前記フレームが管理フレームを備える、請求項22に記載の装置。
  24. 前記フレームが、1つまたはビーコンフレームまたはプローブ応答フレームを備える、請求項22に記載の装置。
  25. 前記最小帯域幅が、前記少なくとも2つの異なる組合せの各々についての前記最大帯域幅と同じである、請求項22に記載の装置。
  26. 前記装置の前記処理システムは、前記フレームがその上で取得された帯域幅に基づいて、前記少なくとも2つの異なる組合せのうちのどちらを使用すべきかを決定するようにさらに構成された、請求項22に記載の装置。
  27. 前記1つまたは複数のビットが3ビットを備える、請求項22に記載の装置。
  28. 前記3ビットが基本サービスセット(BSS)帯域幅(BW)フィールドの3ビットを備える、請求項27に記載の装置。
  29. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するための手段と、ここにおいて、前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力するための手段と
    を備える、装置。
  30. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ネットワーク中で送信されたフレームを取得するための手段と、
    前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定するための手段と、ここにおいて、前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われ、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワーク中で通信するための手段と
    を備える、装置。
  31. ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成するように構成された処理システムと、ここにおいて、前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを送信するように構成された送信機と
    を備える、アクセスポイント。
  32. ネットワーク中で送信されたフレームを受信するように構成された受信機と、
    前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することと、ここにおいて、前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われ、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングし、前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワーク中の通信のために出力することとを行うように構成された処理システムと
    を備える、ワイヤレス局。
  33. ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を示す1つまたは複数のビットを有するフレームを生成することと、ここにおいて、前記1つまたは複数のビットの異なる値が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せにマッピングし、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記ネットワーク中の送信のために前記フレームを出力することと
    を行うための命令を記憶した、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  34. ネットワーク中で送信されたフレームを取得することと、
    前記フレーム中の1つまたは複数のビットに基づいて、前記ネットワーク中で通信するための最小帯域幅と最大帯域幅の両方を決定することと、ここにおいて、前記決定が、最小帯域幅と最大帯域幅との異なる組合せへの前記1つまたは複数のビットの異なる値のマッピングに基づいて行われ、前記異なる値のうちの少なくとも1つが、最小帯域幅と最大帯域幅との少なくとも2つの異なる組合せにマッピングする、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワーク中で通信することと
    を行うための命令を記憶した、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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