JP6622419B2 - ミリメートル波デバイスのためのセクタスイープ時間を短縮するための技法 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001]本特許出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2015年11月4日に出願された米国仮特許出願第62/250,879号、および2016年1月14日に出願された米国仮特許出願第62/278,505号、および2016年11月3日に出願された米国出願第15/342,735号の利益を主張する。
[0002]本発明は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ビームフォーミングを利用するシステムにおいてビームトレーニング中のセクタスイープ時間を短縮するための技法に関する。
[0003]60GHz帯域は、大量の帯域幅と広い世界的重複とを採用する無認可帯域である。大きい帯域幅は、極めて大量の情報がワイヤレスに送信され得ることを意味する。その結果、60GHz帯域の周りのワイヤレス通信を可能にするために、各々が大量のデータの送信を必要とする、複数のアプリケーションが開発され得る。そのようなアプリケーションのための例としては、限定はしないが、ゲームコントローラ、モバイル対話型デバイス、ワイヤレス高精細度TV(HDTV)、ワイヤレスドッキングステーション、ワイヤレスギガビットイーサネット(登録商標)、および多くの他のものがある。
[0004]そのようなアプリケーションを可能にするために、60GHz周波数範囲において動作する、増幅器、ミキサ、無線周波数(RF)アナログ回路、およびアクティブアンテナなど、集積回路(IC)を開発する必要がある。RFシステムは、一般に、アクティブモジュールとパッシブモジュールとを備える。アクティブモジュール(たとえば、フェーズドアレイアンテナ)は、パッシブモジュール(たとえば、フィルタ)によって必要とされない、それらの動作のための制御信号および電力信号を必要とする。それらの様々なモジュールは、プリント回路板(PCB:printed circuit board)上にアセンブルされ得る無線周波数集積回路(RFIC:radio frequency integrated circuit)として作製され、パッケージングされる。RFICパッケージのサイズは数平方ミリメートルから数百平方ミリメートルにわたり得る。
[0005]コンシューマーエレクトロニクスマーケットでは、電子デバイスの設計、したがってその中に組み込まれたRFモジュールの設計は、最小のコスト、サイズ、電力消費量、および重量の制約を満たすべきである。RFモジュールの設計はまた、ミリメートル波信号の効率的な送信および受信を可能にするために、電子デバイス、特に、ラップトップおよびタブレットコンピュータなど、ハンドヘルドデバイスの現在のアセンブル構成を考慮に入れるべきである。さらに、RFモジュールの設計は、受信および送信RF信号の最小電力損失と、最大無線カバレージとを考慮すべきである。
[0006]60GHz帯域における動作は、より低い周波数と比較して、より小さいアンテナの使用を可能にする。しかしながら、より低い周波数において動作することと比較して、60GHz帯域の周りの電波は、高い大気減衰を有し、大気ガス、雨、物体などによるより高いレベルの吸収を受け、その結果、より高い自由空間損失を生じる。より高い自由空間損失は、たとえば、フェーズドアレイ中に配置された多くの小さいアンテナを使用することによって補償され得る。
[0007]複数のアンテナは、所望の方向に進むコヒーレントビームを形成するために調整され得る。この方向を変更するために電界が回転され得る。結果として得られる送信は、電界に基づいて偏波される。受信機もまた、変化する送信極性に一致するように適応するかまたはそれに適応することができるアンテナを含み得る。
[0008]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システムと、各フレームが、装置の送信機アドレスまたは生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、送信機アドレスまたは受信機アドレスのうちの少なくとも1つよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含み、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを出力するように構成されたインターフェースとを含む。
[0009]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得するように構成されたインターフェースと、各フレームが、フレームの送信機の送信機アドレスまたはフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含み、1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて、送信機アドレスまたは受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定することと、決定に基づいてフレームの残りの部分を処理することとを行うように構成された処理システムとを含む。
[0010]本開示のいくつかの態様はまた、本明細書で説明される動作を実施するための様々な他の装置、方法、およびコンピュータ可読媒体を提供する。
本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレス通信ネットワークの図。 本開示のいくつかの態様による、例示的なアクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図。 本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示のいくつかの態様による、例示的な二重偏波パッチ要素を示す図。 フェーズドアレイアンテナの一実装形態における信号伝搬を示す図。 従来のセクタスイープフレームフォーマットを示す図。 本開示のいくつかの態様による、セクタスイーププロシージャ中のフレームを生成するための装置によって実施され得る例示的な動作を示す図。 本開示のいくつかの態様による、図6に示されている動作を実施することが可能な構成要素を示す図。 本開示のいくつかの態様による、セクタスイーププロシージャ中のフレームを受信するための装置によって実施され得る例示的な動作を示す図。 本開示のいくつかの態様による、図7に示されている動作を実施することが可能な構成要素を示す図。 本開示のいくつかの態様による、セクタスイープフレームフォーマットの一例を示す図。 本開示のいくつかの態様による、別の例示的なセクタスイープフレームフォーマットを示す図。 本開示のいくつかの態様による、本開示のいくつかの態様による、表表現における例を示す図。
[0024]本開示の態様は、セクタスイーププロシージャ中の時間を短縮するのを助け得る。セクタスイープフレームの長さを短縮することによって、たとえば、1つまたは複数のフィールドを圧縮または削除することによって、各セクタスイープフレームの送信時間が短縮され得る。一般に、複数のセクタスイープフレームがセクタスイーププロシージャ中に送信されるので、短縮はより大きくなる。局が数百個の局とのセクタスイーププロシージャを実施し得るとすれば、各フレームの送信時間をマイクロ秒ずつでも短縮することは、数ミリ秒の全体的短縮になり得る。
[0025]添付の図面を参照しながら、本開示の様々な態様が以下でより十分に説明される。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えられる。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせられるにせよ、本明細書で開示される本開示のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載される態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本開示の範囲は、本明細書に記載される本開示の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものである。本明細書で開示される本開示のいずれの態様も、請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
[0026]特定の態様が本明細書において説明されるが、これらの態様の多くの変形および置換が本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点が説明されるが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるものであり、それらのうちのいくつかは、例として、図および好適な態様についての以下の説明において示される。発明を実施するための形態および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびそれの均等物によって定義される。
例示的なワイヤレス通信システム
[0027]本明細書で説明される技法は、直交多重化方式に基づく通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。そのような通信システムの例としては、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムなどがある。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、送信信号を異なるタイムスロットに分割することによって、複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することを可能にし得、各タイムスロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどと呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアは独立してデータで変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリア上で送信するためのインターリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアのブロック上で送信するための局所FDMA(LFDMA)、または隣接するサブキャリアの複数のブロック上で送信するための拡張FDMA(EFDMA)を利用し得る。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送られる。
[0028]本明細書の教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、その装置内に実装されるか、またはその装置によって実施され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
[0029]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、基本サービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
[0030]アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラーフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、あるいはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットもしくはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を提供し得る。
[0031]図1に、本開示の態様が実施され得る、アクセスポイントとユーザ端末とをもつ多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示す。
[0032]たとえば、アクセスポイント110またはユーザ端末120は、本明細書で説明される技法を利用して、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成し得る。いくつかの場合には、ユーザ端末はゲームコントローラなどであり得、本技法は、(アクセスポイントとして働く)ゲーム局への、ゲームコントローラのセクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するために適用され得る。
[0033]簡単のために、ただ1つのアクセスポイント110が図1に示されている。アクセスポイントは、概して、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は、固定また移動であり得、移動局、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で所与の瞬間において1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。システムコントローラ130が、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントのための協調および制御を行う。
[0034]以下の開示の部分では、空間分割多元接続(SDMA)によって通信することが可能なユーザ端末120について説明するが、いくつかの態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含み得る。したがって、そのような態様では、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。この手法は、好都合なことに、より新しいSDMAユーザ端末が適切と見なされるときに導入されることを可能にしながら、古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)が企業において展開されたままであることを可能にし、それらの有効寿命を延長し得る。
[0035]システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のために複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとを採用する。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備し、ダウンリンク送信では多入力(MI)を表し、アップリンク送信では多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、ダウンリンク送信では多出力をまとめて表し、アップリンク送信では多入力をまとめて表す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータシンボルストリームが、何らかの手段によって、コード、周波数または時間において多重化されない場合、Nap≧K≧1が成り立つことが望まれる。TDMA技法、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの独立セットなどを使用してデータシンボルストリームが多重化され得る場合、KはNapよりも大きくなり得る。各選択されたユーザ端末は、アクセスポイントにユーザ固有データを送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有データを受信する。概して、各選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナを装備し得る(すなわち、Nut≧1)。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有することができる。
[0036]SDMAシステムは時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクとアップリンクは異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(たとえば、コストを抑えるために)単一のアンテナを装備するか、または(たとえば、追加のコストがサポートされ得る場合)複数のアンテナを装備し得る。送信/受信を異なるタイムスロットに分割し、各タイムスロットを異なるユーザ端末120に割り当てることによってユーザ端末120が同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100はTDMAシステムでもあり得る。
[0037]図2は、本開示の態様が実施され得る、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と2つのユーザ端末120mおよび120xとのブロック図を示す。アクセスポイント110はNt個のアンテナ224a〜224tを装備する。ユーザ端末120mはNut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備し、ユーザ端末120xはNut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備する。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用する「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な独立動作型の装置またはデバイスである。以下の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付き文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末がダウンリンク上の同時送信のために選択され、NupはNdnに等しいことも等しくないこともあり、NupおよびNdnは、静的値であり得るか、またはスケジューリング間隔ごとに変化することができる。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法がアクセスポイントおよびユーザ端末において使用され得る。
[0038]アップリンク上で、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連するコーディングおよび変調方式に基づいてユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリームを与える。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに対して空間処理を実施し、Nut,m個の送信シンボルストリームをNut,m個のアンテナに与える。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、および周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためのNut,m個のアップリンク信号を与える。
[0039]Nup個のユーザ端末がアップリンク上の同時送信のためにスケジュールされ得る。これらのユーザ端末の各々は、それのデータシンボルストリームに対して空間処理を実施し、アップリンク上で送信シンボルストリームのそれのセットをアクセスポイントに送信する。
[0040]アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に与える。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実施された処理を補足する処理を実施し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実施し、Nup個の復元アップリンクデータシンボルストリームを与える。受信機空間処理は、チャネル相関行列反転(CCMI)、最小平均2乗誤差(MMSE)、ソフト干渉消去(SIC)、または何らかの他の技法に従って実施される。各復元アップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定値である。RXデータプロセッサ242は、復号データを取得するために、各復元アップリンクデータシンボルストリームのために使用されたレートに応じてそのストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各ユーザ端末のための復号データは、記憶のためにデータシンク244に与えられ、および/またはさらなる処理のためにコントローラ230に与えられ得る。
[0041]ダウンリンク上で、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィックデータをデータソース208から受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータが異なるトランスポートチャネル上で送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末に関して選択されたレートに基づいて、そのユーザ端末に関するトラフィックデータを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210はNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームをNdn個のユーザ端末に与える。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(本開示で説明されるプリコーディングまたはビームフォーミングなどの)空間処理を実施し、Nap個の送信シンボルストリームをNap個のアンテナに与える。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのNap個のダウンリンク信号を与えるNap個の送信機ユニット222。
[0042]各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252はアクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを与える。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実施し、復元ダウンリンクデータシンボルストリームをユーザ端末に与える。受信機空間処理は、CCMI、MMSEまたは何らかの他の技法に従って実施される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末のための復号データを取得するために、復元ダウンリンクデータシンボルストリームを処理(たとえば、復調、デインターリーブおよび復号)する。
[0043]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散などを含み得る、ダウンリンクチャネル推定値を与える。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を与える。各ユーザ端末のコントローラ280は、一般に、そのユーザ端末のダウンリンクチャネル応答行列Hdn,mに基づいてユーザ端末の空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、有効アップリンクチャネル応答行列Hup,effに基づいてアクセスポイントの空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のコントローラ280は、フィードバック情報(たとえば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値など)をアクセスポイントに送り得る。コントローラ230およびコントローラ280はまた、それぞれ、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作を制御する。
[0044]本開示のいくつかの態様によれば、図2に示されている様々なプロセッサは、本明細書で説明される様々な技法を実施するために、それぞれ、AP110および/またはユーザ端末120における動作を指示し得る。
[0045]図3は、本開示の態様が実施され得、MIMOシステム100内で採用され得る、ワイヤレスデバイス302において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス302は、本明細書で説明される様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
[0046]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、命令とデータとをプロセッサ304に与える。メモリ306の一部分は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ304は、一般に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実施する。メモリ306中の命令は、本明細書で説明される方法を実装するために実行可能であり得る。プロセッサ304は、たとえば、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するために、図6中の動作600および/または本明細書で説明される技法のための他のプロセスを実施または指示し得、ならびに/あるいはセクタスイーププロシージャ中のそのようなフレームを処理するために、図7中の動作700を実施または指示し得る。
[0047]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含み得るハウジング308をも含み得る。送信機310と受信機312とは組み合わせられてトランシーバ314になり得る。単一または複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバを含み得る(図示せず)。
[0048]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス302は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含み得る。
[0049]ワイヤレスデバイス302の様々な構成要素は、データバスに加えて、電力バスと、制御信号バスと、ステータス信号バスとを含み得る、バスシステム322によって互いに結合され得る。
[0050]ビームフォーミングプロセスは、ミリメートル波スペクトルにおける通信についての問題のうちの1つを解決し得、これは、それの高い経路損失である。したがって、図2に示されているように、通信範囲を拡張するためのビームフォーミング利得を活用するために、多数のアンテナが各トランシーバに設置される。すなわち、同じ信号が、アレイ中の各アンテナから、ただしわずかに異なる時間に送られる。
[0051]例示的な実施形態によれば、BFプロセスは、セクタレベルスイープ(SLS:sector level sweep)フェーズとビーム改良(beam refinement)段階とを含む。SLSフェーズでは、STAのうちの1つが、開始側セクタスイープを行うことによって開始側として働き、(応答局が応答側セクタスイープを行う場合)その後に応答局による送信セクタスイープが続く。セクタは、セクタIDに対応する、送信アンテナパターンまたは受信アンテナパターンのいずれかである。上述のように、局は、アンテナアレイ(たとえば、フェーズドアンテナアレイ)中に1つまたは複数のアクティブアンテナを含むトランシーバであり得る。
[0052]SLSフェーズは、一般に、開始局がセクタスイープフィードバックを受信し、セクタ肯定応答(ACK)を送った後に終わり、それにより、BFを確立する。開始側局および応答局の各トランシーバは、スイープが連続する受信間で実施される、異なるセクタを介したセクタスイープ(SSW:sector sweep)フレームの受信機セクタスイープ(RXSS:receiver sector sweep)受信、およびスイープが連続する送信間で実施される、異なるセクタを介した複数のセクタスイープ(SSW)の送信(TXSS:transmission of multiple sector sweep)または指向性マルチギガビット(DMG:directional Multi-gigabit)ビーコンフレームの送信を行うように構成される。
[0053]ビーム改良フェーズ中に、各局は、ショートビームフォーミングフレーム間スペース(SBIFS:short beamforming interframe space)間隔によって分離された送信のシーケンスをスイープすることができ、そこにおいて、送信機または受信機におけるアンテナ構成は送信間で変更され得る。言い換えれば、ビーム改良は、送信と受信の両方のために、局がそれのアンテナ構成(またはアンテナ重みベクトル)を改善することができるプロセスである。すなわち、各アンテナはアンテナ重みベクトル(AWV:antenna weight vector)を含み、これは、アンテナアレイの各要素についての励振(振幅および位相)を表す重みのベクトルをさらに含む。
[0054]図4は、本開示のいくつかの態様による、採用され得る例示的な二重偏波パッチ要素400を示す。図4に示されているように、アンテナアレイの単一の要素は、複数の偏波アンテナを含んでいることがある。複数の要素が一緒に組み合わせられて、アンテナアレイを形成し得る。偏波アンテナは放射状に離間し得る。たとえば、図4に示されているように、水平偏波アンテナおよび垂直偏波アンテナに対応する、2つの偏波アンテナが直角に配置され得る。代替的に、任意の数の偏波アンテナが使用され得る。代替的にまたは追加として、要素の一方または両方のアンテナはまた、円偏波され得る。
[0055]図5は、フェーズドアレイアンテナの一実装形態における信号伝搬500を示す図である。フェーズドアレイアンテナは、(以下、個々に要素510と呼ばれるかまたは総称して要素510と呼ばれる)同等の要素510−1〜510−4を使用する。信号が伝搬される方向は各要素510についてほぼ同等の利得をもたらすが、要素510の位相は異なる。要素によって受信された信号は合成されて、所望の方向に正しい利得をもつコヒーレントビームになる。アンテナ設計の追加の考慮事項は、電界の予想される方向である。送信機および/または受信機が互いに対して回転される場合、電界も、方向の変化に加えて回転される。これは、ある極性に一致し、極性変化の場合には他の極性または合成された極性に適応することが可能なアンテナまたはアンテナフィードを使用することによって、フェーズドアレイが電界の回転を扱うことが可能であることを必要とする。
[0056]信号極性に関する情報は、信号の送信機の態様を決定するために使用され得る。信号の電力は、異なる方向に偏波された異なるアンテナによって測定され得る。アンテナは、アンテナが直交方向に偏波されるように配置され得る。たとえば、第1のアンテナが第2のアンテナに対して直角に配置され得、ここで、第1のアンテナは水平軸を表し、第2のアンテナは垂直軸を表し、したがって、第1のアンテナは水平偏波され、第2のアンテナは垂直偏波される。互いに対して様々な角度で離間された追加のアンテナも含まれ得る。受信機が送信の極性を決定すると、受信機は、受信を使用することにより、アンテナを受信信号に一致させることで性能を最適化し得る。
[0057]上述のように、セクタスイーププロシージャは、たとえば、IEEE802.11ad規格に従って、後続のビームフォーミング改良プロトコル(BRP)も伴う全体的ビームフォーミング(BF)トレーニングプロセスの一部として実施され得る。BFトレーニングプロセスは、一般に、ミリメートル波局のペア、たとえば、受信機および送信機によって採用される。局の各ペアリングは、それらのネットワークデバイス間の後続の通信のために必要なリンクバジェットを達成する。したがって、BFトレーニングは、BFトレーニングフレーム送信の双方向シーケンスであり、これは、セクタスイープを使用し、各局が送信と受信の両方のための適切なアンテナシステム設定を決定することを可能にするのに必要な信号を与える。BFトレーニングの完了に成功した後に、最適な受信および/または送信アンテナ設定をもつミリメートル波通信リンクが確立され得る。
セクタスイープ時間の例示的な短縮
[0058]上述のように、本開示の態様は、セクタスイーププロシージャ中の時間を短縮するのを助け得る。セクタスイープフレームのための圧縮されたフレームフォーマットを利用することによって(たとえば、1つまたは複数のフィールドから1つまたは複数のビットを圧縮または削除することによって、あるいは1つまたは複数のフレームを完全に削除することによって)、各セクタスイープフレームの送信時間は短縮され得る。本技法は、ゲームコントローラ、モバイルフォンなど、セクタスイープを伴うビームフォーミングトレーニングに関与する任意のタイプのデバイスに適用され得る。
[0059]図5Aは、セクタスイーププロシージャ中に使用され得る従来のセクタスイープ(SSW)フレームフォーマットを示す。図8Aおよび図8Bを参照しながら以下でより詳細に説明されるように、(たとえば、同じ情報を伝達するためにより少ないビットが使用されるように)図5Aに示されているフィールドのうちの1つまたは複数を圧縮することによって、またはフィールドのうちの1つまたは複数を完全に削除することによって、圧縮されたフレームフォーマットが生成され得る。
[0060]本開示のいくつかの態様によれば、送信アドレス(TA)および受信機アドレス(RA)の一方または両方は、それらの組み合わせられた元の合計よりも少ない数のビットに圧縮され得る。本明細書で使用されるアドレスという用語は、概して、(たとえば、デバイスを一意に定義する)従来のアドレスと考えられ得るもの、またはAPによって局に割り当てられた関連付けID(AID)を含む、任意のタイプのアドレスを指す。
[0061]図6は、本開示のいくつかの態様による、セクタスイーププロシージャ中の圧縮されたフレームフォーマットを使用してセクタスイープフレームを生成するための装置によって実施され得る例示的な動作600を示す。
[0062]装置によって実施される動作600は、602において、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成することによって開始し、各フレームは、装置の送信機アドレスまたは生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレス(組み合わせられたもの)のうちの少なくとも1つに基づいて決定され、送信機アドレスおよび受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含む。たとえば、アドレスフィールドは、(入力として送信機アドレスおよび受信機アドレスを用いて)送信機アドレスと受信機アドレスの両方に適用されるハッシュ関数を使用して生成され得、結果として得られる値出力は、送信機アドレスと受信機アドレスとが組み合わせられたものよりも少ないビット、あるいは、いくつかの場合には、送信機アドレスまたは受信機アドレスのいずれかよりも少ないビットを有し得る。604において、インターフェースが、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを出力する。
[0063]図7は、本開示のいくつかの態様による、セクタスイーププロシージャ中の圧縮されたセクタスイープフレームを処理するための装置によって実施され得る例示的な動作700を示す。言い換えれば、動作700は、上記で説明された動作600に従って圧縮されたセクタスイープフレームを生成する別の局とのビームフォーミングトレーニングに参加している局によって実施される相補的動作に対応し得る。
[0064]動作700は、702において、セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得することによって開始し、各フレームは、フレームの送信機の送信機アドレスおよびフレームの意図された受信側の受信機アドレス(組み合わせられたもの)よりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む。
[0065]704において、装置は、アドレスフィールドと追加情報とに基づいて、送信機アドレスまたは受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定する。706において、装置は、決定に基づいてフレームの残りの部分を処理する。
[0066](フレーム中に含まれないので「副次的(side)」情報と考えられ得る)追加情報は、たとえば、受信機に記憶された1つまたは複数の実際のアドレスであり得る。そのような場合、フレームを生成するときに適用される圧縮は、記憶されたアドレス間で選択するためのアドレスフィールドの値を設定し得る。受信デバイスは、(それが意図された受信側であることを検証するために)アドレスフィールドの値によって示された受信機アドレスがそれ自体のものに一致することを確認し得る。
[0067]いくつかの場合には、追加情報は、送信機アドレスと受信機アドレスとに基づいてアドレスフィールドの値を生成するために使用されるハッシュ値を示し得る。このようにして、受信デバイスは、送信機アドレスおよび/または受信機アドレスが、(ハッシュ関数が適用されたとき)アドレスフィールド中で受信される値においてどんな値になるかを決定することが可能であり得る。いくつかの場合には、追加情報は、たとえば、関連付けプロシージャ中に、(送信デバイスによって)受信デバイスに与えられ得る。
[0068]いくつかの場合には、圧縮されたフレームフォーマットは、装置の送信機アドレスまたは生成されたものの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて(たとえば、ハッシュ関数を適用することによって)決定されたアドレスフィールドを含み得る。このようにして達成される圧縮の量は変動し得る。たとえば、図8Aおよび図8Bに示されているように、それぞれ6バイトの送信機アドレス(TA)フィールドと受信機アドレス(RA)フィールドとが組み合わせられて、1バイト以下の長さをもつ単一のフィールドを形成し得る。
[0069]図8Aは、本開示のいくつかの態様による、(本明細書ではオプション1と呼ばれる)例示的な圧縮されたセクタスイープフレームフォーマット800Aを示す。圧縮されたセクタスイープフレームフォーマットのこの例は、フレーム長の20バイトの短縮(およびセクタスイープ時間の対応する短縮)をもたらし得る。時間短縮の一部は、ハッシュ関数を使用することによって得られ得る。ハッシュ関数は、たとえば、6バイトの受信機アドレス(RA)および6バイトの送信アドレス(TA)、または合計96ビットのアドレスを、1/2バイトまたは4ビットに圧縮し得る。
[0070]図8Aのセクタスイープフレームフォーマット例は、4バイトのフレーム検査シーケンス(FCS)フィールドが4ビットに縮められ得ることをさらに示す。概して、FCSは、上位レイヤへのペイロードの伝搬中にデータペイロードを保護するために必要とされ得る。しかしながら、セクタスイープフレーム中のエラーは上位レイヤに伝搬しないので、下位の保護は十分に提供され得る。
[0071]いくつかの場合には、セクタスイープフィードバックは応答側スイープにおいてのみ必要とされるので、いくつかの場合には、3バイトのセクタスイープフィードバックが削除され得る。いくつかの場合には、セクタスイープフレームは、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を示すセクタスイープフィールドを含むことができ、セクタスイープIDはセクタスイープカウントダウン番号に等しくなり得る。そのような場合、それ以上のアンテナ/RXSS長さ/方向のための追加のシグナリングは必要とされない。セクタスイープIDおよびカウントダウン値は、一般に、セクタスイープ(SSW)フィールド中で搬送されるので、たとえば、SSWフィールドを3バイトから1バイトまたは9ビットに圧縮することによって(たとえば、セクタスイープIDとセクタスイープカウントダウンの両方のための単一のセクタスイープフィールドを使用することによって)、SSWフレーム長はさらに短縮され得る。
[0072]いくつかの場合には、セクタスイープフレームは、アドレスフィールドが圧縮されたことを示す値を含み得る。たとえば、フレームフォーマットタイプは、アドレスフィールドが送信機アドレスおよび受信機アドレスよりも少ないビットを有することを示す値を有し得る。フレームフォーマットタイプの値に基づいて、局は、圧縮されたアドレスフィールドを識別し、それに応じて圧縮されたアドレスフィールドを処理し得る。
[0073]いくつかの場合には、セクタスイープフレームは、圧縮されたアドレスフィールドを処理(復元)した後に破棄され得る。たとえば、フレームのアドレスフィールドから決定された受信機アドレスまたは送信機アドレスが、受信機または送信機のどのアドレスにも一致しない場合(または、生成されたFCSがフレーム中に含まれるFCSに一致しない場合)、局はフレームを破棄し得る。
[0074]図8Bは、本開示のいくつかの態様による、(本明細書ではオプション2と呼ばれる)圧縮されたセクタスイープフレームフォーマット800Bの別の例を示す。セクタスイープフレームフォーマット例は、長さが16バイトの短縮(およびセクタスイープ時間からの対応する短縮)になり得る。
[0075]この例では、2つの6バイトのRA/TAアドレスは、(図8Aに示されている1/2バイトと比較して)単一バイトに圧縮され得る。この例では、FCSは図5Aに示されている従来のフレームと同じであり得るが、セクタスイープフィードバックは削除され得、SSWフィールドは依然として圧縮され得る(言い換えれば、セクタスイープフレームは、セクタスイープフィードバックフィールドを欠くことがある)。
[0076]本開示のいくつかの態様による、(本明細書ではオプション3と呼ばれる)圧縮されたセクタスイープフレームフォーマットの別の例では、RAとTAの組み合わせられた長さは、なお一層圧縮され得る。この例では、RA/TAアドレスは、2つの6バイトフィールド(合計96ビット)から、単一の2.5バイトフィールド(20ビット)に圧縮され得る。この圧縮は、たとえば、100ビットから20ビットへのハッシュ関数(100 bit to 20 bit hash function)を使用して達成され得る。関連するSTAにとって、圧縮されていないRAアドレスおよびTAアドレスは知られているので、受信側は、知られているアドレスにハッシュ関数を適用し、その結果が圧縮されたRA/TAアドレスフィールドの値に一致するかどうかを確かめることができる。
[0077]いくつかの場合には、圧縮されたRAフィールドおよびTAフィールドはまた、SSWフレームのスクランブラシードまたはPHYヘッダCRCに基づき得る。スクランブラシードは、SSWプロシージャごとに、またはSSWフレームごとに異なり得る。したがって、スクランブラシードのインジケーションが局に与えられ得る。たとえば、スクランブラシード(または、局が使用されたスクランブラシードを決定することを同じく可能にし得る、スクランブラシードを使用して生成されたハッシュ値)は、SSWフレームのうちの1つまたは複数中で(たとえば、圧縮されたアドレスフィールドの一部として、または別個のフィールドとして)与えられ得る。このようなスクランブラシードに対する依存性は、圧縮されたTA/RAフィールドを解凍した後にそれ自体のRAを間違って検出したSTAが、この誤検出を繰り返さないようになることを保証するのを助け得る。もちろん、圧縮の量を低減する(たとえば、ハッシュ関数の出力としてより多くのビットを使用する)ことは、誤RA一致の可能性をさらに低減し得る。
[0078]図8Aに示されているように、FCSフィールドも、たとえば、4バイトから1/2バイト(4ビット)に圧縮され得、これは、フォールスポジティブ(false positive)への比較的低い影響を有し得る。持続時間フィールドおよびセクタスイープフィードバックフィールドも削除され得る(したがってSSWフレームはこれらのフィールドを欠く)。いくつかの場合には、持続時間フィールドは、(たとえば、所与の持続時間を示すために、より少ないビットが必要とされるような、1μsよりも大きい)より低い解像度への量子化、または、たとえば、カウントダウンIDを考慮に入れて、(より短い最大持続時間が示され得ることを意味する)より短い長さをもつ同じ解像度を使用するのいずれかによって圧縮され得る。
[0079]図示のように、SSWフィールドも(たとえば、3バイトから1.5バイトに)圧縮され得る。このSSW圧縮は、たとえば、セクタのための10ビットとアンテナのための2ビットとをもつ(またはいくつかの他の同様のタイプのビット割振りをもつ)12ビットカウントダウンフィールドを使用することによって達成され得る。
[0080]図9は、図5Aに示されている従来のフレームフォーマットに対して、図8Aおよび図8Bに示されているフレームフォーマットを使用して達成され得る、セクタスイープ時間の例示的な短縮をリストする表900を示す。
[0081]図示のように、図8Aに示されているオプション1を利用することによって、最高37%の短縮が達成され得、図8Bに示されているオプション2を利用することは、最高15%の短縮をもたらし得る。達成される正確な歩留まりは、送信時間の短縮と検出されないエラーの増加確率との間のトレードオフを表し得る。さらに、セクタスイープ時間の短縮は、セクタスイープ時間を短縮する他の方法と直交し得る(たとえば、それらに依存しない)。
[0082]セクタスイーププロシージャ中にスイープされる必要がある数百個のセクタがあり得るので、セクタスイーププロシージャ中の本明細書で説明された圧縮されたフレームフォーマットを使用したセクタスイープ時間の累積的時間短縮は、有意であり得る。たとえば、比較的大きいアンテナアレイをもつデバイスは、トレーニングのために追加のセクタが使用される必要があり得、256個のセクタを使用する256個のアンテナをもつアクセスポイント(AP)は、セクタスイープのために4msを費やし得る。したがって、10個のSTAをトレーニングするための総計セクタスイープ時間は、40msよりも大きくなり得る。したがって、各フレームの送信時間を短縮するために本明細書で説明された圧縮されたフレームフォーマットを利用することは、有意な性能改善になり得る。
[0083]上記で説明された方法の様々な動作は、対応する機能を実施することが可能な任意の好適な手段によって実施され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。概して、図に示されている動作がある場合、それらの動作は、同様の番号をもつ対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図6および図7に示されている動作600および動作700は、図6Aおよび図7Aに示されている手段600Aおよび手段700Aに対応する。
[0084]たとえば、送信するための手段(または送信のために出力するための手段)は、図2に示されているアクセスポイント110の送信機(たとえば、送信機ユニット222)および/またはアンテナ224、あるいはユーザ端末120の送信機ユニット254および/またはアンテナ252を備え得る。受信するための手段(または取得するための手段)は、図2に示されているアクセスポイント110の受信機(たとえば、受信機ユニット222)および/またはアンテナ224、あるいはユーザ端末120の受信機ユニット254および/またはアンテナ254を備え得る。処理するための手段、取得するための手段、生成するための手段、選択するための手段、復号するための手段、行わせるための手段、サービスするための手段、割り当てるための手段、再割り当てするための手段、または決定するための手段は、図2に示されているアクセスポイント110のRXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、TX空間プロセッサ220、および/またはコントローラ230、あるいはユーザ端末120のRXデータプロセッサ270、TXデータプロセッサ288、TX空間プロセッサ290、および/またはコントローラ280など、1つまたは複数のプロセッサを含み得る、処理システムを備え得る。
[0085]いくつかの場合には、フレームを実際に送信するのではなく、デバイスは、送信のためのフレームを出力するためのインターフェース(出力するための手段)を有し得る。たとえば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信のために無線周波数(RF)フロントエンドにフレームを出力し得る。同様に、フレームを実際に受信するのではなく、デバイスは、別のデバイスから受信されたフレームを取得するためのインターフェース(取得するための手段)を有し得る。たとえば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、受信のためにRFフロントエンドからフレームを取得(または受信)し得る。
[0086]いくつかの態様によれば、そのような手段は、セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するための上記で説明された(たとえば、ハードウェアでまたはソフトウェア命令を実行することによって)様々なアルゴリズムを実装することによって、対応する機能を実施するように構成された処理システムによって実装され得る。
[0087]本明細書で使用される「生成すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「生成すること」は、計算すること(calculating)、行わせること(causing)、算出すること(computing)、作成すること(creating)、決定すること(determining)、処理すること(processing)、導出すること(deriving)、調査すること(investigating)、製作すること(making)、製造すること(producing)、与えること(providing)、生じること(giving rise to)、至ること(leading to)、結果をもたらすこと(resulting in)、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確認すること(ascertaining)などを含み得る。また、「生成すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「生成すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。
[0088]本明細書で使用される「決定すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「決定すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選定すること、確立することなどを含み得る。また、「決定すること」は、測定すること、推定することなどを含み得る。
[0089]本明細書で使用される、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、ならびに複数の同じメンバーを含む任意のそのようなリスト(たとえば、aa、bb、またはccを含む任意のリスト)を包含するものとする。
[0090]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0091]本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例としては、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取ることができ、その記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
[0092]本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
[0093]説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ハードウェアで実装される場合、例示的なハードウェア構成はワイヤレスノード中に処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バスは、処理システムの特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサと、機械可読媒体と、バスインターフェースとを含む様々な回路を互いにリンクし得る。バスインターフェースは、ネットワークアダプタを、特に、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHYレイヤの信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1参照)の場合、ユーザインターフェース(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もバスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明されない。
[0094]プロセッサは、機械可読媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含む、バスおよび一般的な処理を管理することを担い得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または専用プロセッサを用いて実装され得る。例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、およびソフトウェアを実行することができる他の回路がある。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、データ、またはそれらの任意の組合せを意味すると広く解釈されたい。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取り専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または他の好適な記憶媒体、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。機械可読媒体はコンピュータプログラム製品において実施され得る。コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を備え得る。
[0095]ハードウェア実装形態では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者なら容易に諒解するように、機械可読媒体またはその任意の部分は処理システムの外部にあり得る。例として、機械可読媒体は、すべてがバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る、伝送線路、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み得る。代替的に、または追加として、機械可読媒体、またはそれの任意の部分は、キャッシュおよび/または汎用レジスタファイルがそうであり得るように、プロセッサに統合され得る。
[0096]処理システムは、すべて外部バスアーキテクチャを介して他のサポート回路と互いにリンクされる、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部分を提供する外部メモリとをもつ汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、プロセッサをもつASIC(特定用途向け集積回路)と、バスインターフェースと、アクセス端末)の場合はユーザインターフェースと、サポート回路と、単一のチップに統合された機械可読媒体の少なくとも一部分とを用いて、あるいは1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、もしくは他の好適な回路、または本開示全体にわたって説明された様々な機能を実施することができる回路の任意の組合せを用いて、実装され得る。当業者は、特定の適用例と、全体的なシステムに課される全体的な設計制約とに応じて、どのようにしたら処理システムについて説明された機能を最も良く実装し得るかを理解されよう。
[0097]機械可読媒体はいくつかのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されたとき、処理システムに様々な機能を実施させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に常駐するか、または複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが発生したとき、ソフトウェアモジュールがハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中に、プロセッサは、アクセス速度を高めるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードし得る。次いで、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために汎用レジスタファイルにロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行したときにプロセッサによって実装されることが理解されよう。
[0098]ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を備え得る。さらに、他の態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備え得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0099]したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示された動作を実施するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明された動作を実施するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読媒体を備え得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
[00100]さらに、本明細書で説明された方法および技法を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実施するための手段の転送を可能にするためにサーバに結合され得る。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクなどの物理記憶媒体など)をデバイスに結合するかまたは与えると様々な方法を取得することができるように、記憶手段によって提供され得る。その上、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の好適な技法が利用され得る。
[00101]特許請求の範囲は、上記で示された厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記で説明された方法および装置の配置、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な修正、変更および変形が行われ得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための装置であって、
セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システム、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスと前記受信機アドレスとが組み合わせられたものよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力するように構成されたインターフェースと
を備える、装置。
[C2]
各フレームは、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を示すセクタスイープフィールドをも含む、
[C1]に記載の装置。
[C3]
前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
[C2]に記載の装置。
[C4]
各フレームは、セクタIDのためのカウントダウン値を示すための第1の数の1つまたは複数のビットと、アンテナ構成のためのカウントダウンを示すための第2の数の1つまたは複数のビットとを有するセクタスイープフィールドをも含む、
[C1]に記載の装置。
[C5]
各フレームは、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)をも含む、
[C1]に記載の装置。
[C6]
各フレームは、セクタスイープフィードバックフィールドを欠く、
[C1]に記載の装置。
[C7]
前記処理システムは、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つに適用されるハッシュ関数に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを決定するように構成された、
[C1]に記載の装置。
[C8]
前記処理システムは、送信より前に前記フレームをスクランブルするために使用されるべき1つまたは複数のスクランブラシードに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成するように構成された、
[C1]に記載の装置。
[C9]
前記フレームのうちの少なくとも1つ中の前記1つまたは複数のアドレスフィールドは、
スクランブラシードに依存しない第1のアドレス値と、
前記第1のアドレス値とスクランブラシードとに基づいて生成された第2のアドレス値と
を備える、[C8]に記載の装置。
[C10]
前記処理システムは、前記フレームのヘッダ部分のために生成された検査値に少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成するように構成された、
[C1]に記載の装置。
[C11]
前記フレームの各々は、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスと前記受信機アドレスとが組み合わせられたものよりも少ないビットを有することを示す値をもつフレームフォーマットタイプを有するフィールドを備える、
[C1]に記載の装置。
[C12]
ワイヤレス通信のための装置であって、
セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得するように構成されたインターフェース、各フレームは、前記フレームの送信機の送信機アドレスおよび前記フレームの意図された受信側の受信機アドレスよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドと追加情報とに基づいて、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定することと、前記決定に基づいて前記フレームの残りの部分を処理することとを行うように構成された処理システムと
を備える、装置。
[C13]
前記追加情報は、前記装置に記憶された1つまたは複数のアドレスを備え、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドの値は、前記記憶されたアドレスのうちの1つを示す、
[C12]に記載の装置。
[C14]
前記処理システムは、
前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された受信機アドレスが、前記装置のアドレスに一致しない場合、または
前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された送信機アドレスが、所望の送信機の前記アドレスに一致しない場合
のうちの少なくとも1つである場合に、そのフレームを破棄するように構成された、
[C12]に記載の装置。
[C15]
各フレームはまた、セクタスイープフィールドを含み、
前記処理システムは、前記セクタスイープフィールドに基づいて、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を決定することと、前記セクタID値と前記セクタスイープカウントダウン値とに基づいて、前記セクタスイーププロシージャのステータスを更新することとを行うように構成された、
[C12]に記載の装置。
[C16]
前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
[C15]に記載の装置。
[C17]
各フレームはまた、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)を含み、
前記処理システムは、各フレームについて、前記フレームに基づいてFCSを生成することと、前記生成されたFCSが前記フレーム中に含まれる前記FCSに一致しない場合に、前記フレームを破棄することとを行うように構成された、
[C12]に記載の装置。
[C18]
前記処理システムは、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つにハッシュ関数を適用することと、前記適用から取得された結果を前記1つまたは複数のアドレスと比較することとを行うように構成され、
前記決定は、前記比較に基づく、
[C12]に記載の装置。
[C19]
前記フレームの各々は、フレームフォーマットタイプを有するフィールドを備え、
前記処理システムは、前記フレームフォーマットタイプの値に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つよりも少ないビットを有することを識別することと、前記識別に基づいて前記1つまたは複数のアドレスフィールドを処理することとを行うように構成された、
[C12]に記載の装置。
[C20]
前記処理システムは、前記識別に基づいて、前記取得されたフレームのセクタスイープフィールドまたは前記取得されたフレームのフレーム検査シーケンス(FCS)フィールドのうちの少なくとも1つを処理するようにさらに構成された、
[C19]に記載の装置。
[C21]
前記決定は、1つまたは複数のスクランブラシードにさらに基づく、
[C12]に記載の装置。
[C22]
前記フレームのうちの少なくとも1つ中の前記1つまたは複数のアドレスフィールドは、スクランブラシードに依存しない第1のアドレス値と、前記第1のアドレス値とスクランブラシードとに基づいて生成された第2のアドレス値とを備え、
前記処理システムは、前記第2の値に基づいて前記スクランブラシードを決定するように構成され、前記1つまたは複数のスクランブラシードは、前記決定されたスクランブラシードを備える、
[C21]に記載の装置。
[C23]
装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成すること、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスおよび前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力することと
を備える、方法。
[C24]
各フレームは、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を示すセクタスイープフィールドをも含む、
[C23]に記載の方法。
[C25]
前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とが同じである、
[C24]に記載の方法。
[C26]
各フレームは、セクタIDのためのカウントダウン値を示すための第1の数の1つまたは複数のビットと、アンテナ構成のためのカウントダウンを示すための第2の数の1つまたは複数のビットとを有するセクタスイープフィールドをも含む、
[C23]に記載の方法。
[C27]
各フレームはまた、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)を含む、
[C23]に記載の方法。
[C28]
各フレームは、セクタスイープフィードバックフィールドを欠く、
[C23]に記載の方法。
[C29]
前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つに適用されるハッシュ関数に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを決定することをさらに備える、
[C23]に記載の方法。
[C30]
送信より前に前記フレームをスクランブルするために使用されるべき1つまたは複数のスクランブラシードに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成することをさらに備える、
[C23]に記載の方法。
[C31]
前記フレームのうちの少なくとも1つ中の前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、
スクランブラシードに依存しない第1のアドレス値と、
前記第1のアドレス値とスクランブラシードとに基づいて生成された第2のアドレス値と
を備える、[C30]に記載の方法。
[C32]
前記フレームのヘッダ部分のために生成された検査値に少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成することをさらに備える、
[C23]に記載の方法。
[C33]
前記フレームの各々は、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスと前記受信機アドレスとが組み合わせられたものよりも少ないビットを有することを示す値をもつフレームフォーマットタイプを有するフィールドを備える、
[C23]に記載の方法。
[C34]
装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得すること、各フレームは、前記フレームの送信機の送信機アドレスおよび前記フレームの意図された受信側の受信機アドレスよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドと追加情報とに基づいて、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定することと、
前記決定に基づいて前記フレームの残りの部分を処理することと
を備える、方法。
[C35]
前記追加情報は、前記装置に記憶された1つまたは複数のアドレスを備え、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドの値は、前記記憶されたアドレスのうちの1つを示す、
[C34]に記載の方法。
[C36]
前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された受信機アドレスが、前記装置のアドレスに一致しない場合、または
前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された送信機アドレスが、所望の送信機の前記アドレスに一致しない場合
のうちの少なくとも1つである場合に、そのフレームを破棄することをさらに備える、
[C34]に記載の方法。
[C37]
各フレームは、セクタスイープフィールドをも含み、
前記方法は、前記セクタスイープフィールドに基づいて、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を決定することと、前記セクタID値と前記セクタスイープカウントダウン値とに基づいて、前記セクタスイーププロシージャのステータスを更新することとをさらに備える、
[C34]に記載の方法。
[C38]
前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
[C37]に記載の方法。
[C39]
各フレームは、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)をも含み、
前記方法は、各フレームについて、前記フレームに基づいてFCSを生成することと、前記生成されたFCSが前記フレーム中に含まれる前記FCSに一致しない場合に、前記フレームを破棄することとをさらに備える、
[C34]に記載の方法。
[C40]
前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つにハッシュ関数を適用することと、前記適用から取得された結果を前記1つまたは複数のアドレスと比較することとをさらに備え、
前記決定は、前記比較に基づく、
[C34]に記載の方法。
[C41]
前記フレームの各々は、フレームフォーマットタイプを有するフィールドを備え、
前記方法は、前記フレームフォーマットタイプの値に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つよりも少ないビットを有することを識別することと、前記識別に基づいて前記1つまたは複数のアドレスフィールドを処理することとをさらに備える、
[C34]に記載の方法。
[C42]
前記識別に基づいて、前記取得されたフレームのセクタスイープフィールドまたは前記取得されたフレームのフレーム検査シーケンス(FCS)フィールドのうちの少なくとも1つを処理することをさらに備える、
[C41]に記載の方法。
[C43]
前記決定は、1つまたは複数のスクランブラシードにさらに基づく、
[C34]に記載の方法。
[C44]
前記フレームのうちの少なくとも1つ中の前記1つまたは複数のアドレスフィールドは、スクランブラシードに依存しない第1のアドレス値と、前記第1のアドレス値とスクランブラシードとに基づいて生成された第2のアドレス値とを備え、
前記方法は、前記第2の値に基づいて前記スクランブラシードを決定することをさらに備え、前記1つまたは複数のスクランブラシードは、前記決定されたスクランブラシードを備える、
[C43]に記載の方法。
[C45]
ワイヤレス通信のための装置であって、
セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するための手段、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスおよび前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力するための手段と
を備える、装置。
[C46]
各フレームはまた、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を示すセクタスイープフィールドを含む、
[C45]に記載の装置。
[C47]
前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
[C46]に記載の装置。
[C48]
各フレームはまた、セクタIDのためのカウントダウン値を示すための第1の数の1つまたは複数のビットと、アンテナ構成のためのカウントダウンを示すための第2の数の1つまたは複数のビットとを有するセクタスイープフィールドを含む、
[C45]に記載の装置。
[C49]
各フレームはまた、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)を含む、
[C45]に記載の装置。
[C50]
各フレームは、セクタスイープフィードバックフィールドを欠く、
[C45]に記載の装置。
[C51]
前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つに適用されるハッシュ関数に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを決定するための手段をさらに備える、
[C45]に記載の装置。
[C52]
送信より前に前記フレームをスクランブルするために使用されるべき1つまたは複数のスクランブラシードに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成するための手段をさらに備える、
[C45]に記載の装置。
[C53]
前記フレームのうちの少なくとも1つ中の前記1つまたは複数のアドレスフィールドは、
スクランブラシードに依存しない第1のアドレス値と、
前記第1のアドレス値とスクランブラシードとに基づいて生成された第2のアドレス値と
を備える、[C52]に記載の装置。
[C54]
前記フレームのヘッダ部分のために生成された検査値に少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成するための手段をさらに備える、
[C45]に記載の装置。
[C55]
前記フレームの各々は、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスと前記受信機アドレスとが組み合わせられたものよりも少ないビットを有することを示す値をもつフレームフォーマットタイプを有するフィールドを備える、
[C45]に記載の装置。
[C56]
ワイヤレス通信のための装置であって、
セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得するための手段、各フレームは、前記フレームの送信機の送信機アドレスおよび前記フレームの意図された受信側の受信機アドレスよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドと追加情報とに基づいて、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定するための手段と、
前記決定に基づいて前記フレームの残りの部分を処理するための手段と
を備える、装置。
[C57]
前記追加情報は、前記装置に記憶された1つまたは複数のアドレスを備え、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドの値は、前記記憶されたアドレスのうちの1つを示す、
[C56]に記載の装置。
[C58]
前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された受信機アドレスが、前記装置のアドレスに一致しない場合、または
前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された送信機アドレスが、所望の送信機の前記アドレスに一致しない場合
のうちの少なくとも1つである場合に、そのフレームを破棄するための手段をさらに備える、
[C56]に記載の装置。
[C59]
各フレームがセクタスイープフィールドをも含み、
前記装置は、前記セクタスイープフィールドに基づいて、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を決定するための手段と、前記セクタID値と前記セクタスイープカウントダウン値とに基づいて、前記セクタスイーププロシージャのステータスを更新するとをさらに備える、
[C56]に記載の装置。
[C60]
前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
[C59]に記載の装置。
[C61]
各フレームは、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)をも含み、
前記装置は、各フレームについて、前記フレームに基づいてFCSを生成するための手段と、前記生成されたFCSが前記フレーム中に含まれる前記FCSに一致しない場合に、前記フレームを破棄することとをさらに備える、
[C56]に記載の装置。
[C62]
前記装置は、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つにハッシュ関数を適用するための手段と、前記適用から取得された結果を前記1つまたは複数のアドレスと比較することとをさらに備え、
前記決定は、前記比較に基づく、
[C56]に記載の装置。
[C63]
前記フレームの各々は、フレームフォーマットタイプを有するフィールドを備え、
前記装置は、前記フレームフォーマットタイプの値に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つよりも少ないビットを有することを識別するための手段と、前記識別に基づいて前記1つまたは複数のアドレスフィールドを処理することとをさらに備える、
[C56]に記載の装置。
[C64]
前記識別に基づいて、前記取得されたフレームのセクタスイープフィールドまたは前記取得されたフレームのフレーム検査シーケンス(FCS)フィールドのうちの少なくとも1つを処理するための手段をさらに備える、
[C63]に記載の装置。
[C65]
前記決定は、1つまたは複数のスクランブラシードにさらに基づく、
[C56]に記載の装置。
[C66]
前記フレームのうちの少なくとも1つ中の前記1つまたは複数のアドレスフィールドは、スクランブラシードに依存しない第1のアドレス値と、前記第1のアドレス値とスクランブラシードとに基づいて生成された第2のアドレス値とを備え、
前記装置は、前記第2の値に基づいて前記スクランブラシードを決定するための手段をさらに備え、前記1つまたは複数のスクランブラシードは、前記決定されたスクランブラシードを備える、
[C65]に記載の装置。
[C67]
ワイヤレスノードであって、
セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システム、各フレームは、前記ワイヤレスノードの送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスおよび前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを送信するように構成された送信機と
を備える、ワイヤレスノード。
[C68]
ワイヤレスノードであって、
セクタスイーププロシージャ中のフレームを受信するように構成された受信機、各フレームは、前記フレームの送信機の送信機アドレスおよび前記フレームの意図された受信側の受信機アドレスよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドと追加情報とに基づいて、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定することと、前記決定に基づいて前記フレームの残りの部分を処理することとを行うように構成された処理システムと
を備える、ワイヤレスノード。
[C69]
コンピュータ可読媒体であって、実行されたとき、装置に、
セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成すること、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスおよび前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力することと
を行わせる命令を備える、コンピュータ可読媒体。
[C70]
コンピュータ可読媒体であって、実行されたとき、装置に、
セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得すること、各フレームは、前記フレームの送信機の送信機アドレスおよび前記フレームの意図された受信側の受信機アドレスよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
前記1つまたは複数のアドレスフィールドと追加情報とに基づいて、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定することと、
前記決定に基づいて前記フレームの残りの部分を処理することと
を行わせる命令を備える、コンピュータ可読媒体。

Claims (23)

  1. ワイヤレス通信のための装置であって、
    セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システム、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含み、各フレームは、セクタスイープフィードバックフィールドを欠く、と、
    前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力するように構成されたインターフェースと
    を備える、装置。
  2. 各フレームは、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を示すセクタスイープフィールドをも含む、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
    請求項2に記載の装置。
  4. 各フレームは、セクタIDのためのカウントダウン値を示すための第1の数の1つまたは複数のビットと、アンテナ構成のためのカウントダウンを示すための第2の数の1つまたは複数のビットとを有するセクタスイープフィールドをも含む、 請求項1に記載の装置。
  5. 前記セクタスイーププロシージャ中に前記フレームを送信するように構成された送信機をさらに備え、前記装置は、ワイヤレスノードとして構成される、
    請求項1に記載の装置。
  6. フレームは、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)をも含む
    請求項1に記載の装置。
  7. 記処理システムは、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つに適用されるハッシュ関数に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを決定するように構成される
    請求項1に記載の装置。
  8. ワイヤレス通信のための装置であって、
    セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システム、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含み、前記処理システムは、送信より前に前記フレームをスクランブルするために使用されるべき1つまたは複数のスクランブラシードに少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成するように構成される、と、
    前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力するように構成されたインターフェースと
    を備える、装置。
  9. 前記1つまたは複数のスクランブラシードは、前記フレームのうちの1つまたは複数中で与えられる、
    求項8に記載の装置。
  10. ワイヤレス通信のための装置であって、
    セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システム、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含み、前記処理システムは、前記フレームのヘッダ部分の検査値に少なくとも部分的に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドを生成するように構成される、と、
    前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力するように構成されたインターフェースと
    を備える、装置。
  11. ワイヤレス通信のための装置であって、
    セクタスイーププロシージャ中の送信のためのフレームを生成するように構成された処理システム、各フレームは、前記装置の送信機アドレスまたは前記生成されたフレームの意図された受信側の受信機アドレスのうちの少なくとも1つに基づいて決定され、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスよりも少ないビットを有する、1つまたは複数のアドレスフィールドを含み、前記フレームの各々は、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスよりも少ないビットを有することを示す値をもつフレームフォーマットタイプを有するフィールドを備える、と、
    前記セクタスイーププロシージャ中の送信のための前記フレームを出力するように構成されたインターフェースと
    を備える、装置。
  12. ワイヤレス通信のための装置であって、
    セクタスイーププロシージャ中のフレームを取得するように構成されたインターフェース、各フレームは、前記フレームの送信機の送信機アドレスまたは前記フレームの意図された受信側の受信機アドレスよりも少ないビットを有する1つまたは複数のアドレスフィールドを含む、と、
    前記1つまたは複数のアドレスフィールドと追加情報とに基づいて、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つを決定することと、前記決定に基づいて前記フレームの残りの部分を処理することとを行うように構成された処理システム、前記追加情報は、前記装置に記憶された1つまたは複数のアドレスを備える、
    を備える、
    装置。
  13. 前記1つまたは複数のアドレスフィールドの値は、前記記憶されたアドレスのうちの1つを示す、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記処理システムは、
    前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された受信機アドレスが、前記装置のアドレスに一致しない場合、または
    前記フレームのうちの1つの前記1つまたは複数のアドレスフィールドに基づいて決定された送信機アドレスが、所望の送信機のアドレスに一致しない場合
    のうちの少なくとも1つである場合に、そのフレームを破棄するように構成された、
    請求項12に記載の装置。
  15. 各フレームはまた、セクタスイープフィールドを含み、
    前記処理システムは、前記セクタスイープフィールドに基づいて、セクタID値とセクタスイープカウントダウン値の両方を決定することと、前記セクタID値と前記セクタスイープカウントダウン値とに基づいて、前記セクタスイーププロシージャのステータスを更新することとを行うように構成された、
    請求項12に記載の装置。
  16. 前記セクタID値とセクタスイープカウントダウン値とは、同じである、
    請求項15に記載の装置。
  17. 各フレームはまた、4バイトよりも短い長さを備えるフレーム検査シーケンス(FCS)を含み、
    前記処理システムは、各フレームについて、前記フレームに基づいてFCSを生成することと、前記生成されたFCSが前記フレーム中に含まれる前記FCSに一致しない場合に、前記フレームを破棄することとを行うように構成された、
    請求項12に記載の装置。
  18. 前記処理システムは、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つにハッシュ関数を適用することと、前記適用から取得された結果を前記1つまたは複数のアドレスと比較することとを行うように構成され、
    前記決定は、前記比較に基づく、
    請求項12に記載の装置。
  19. 前記フレームの各々は、フレームフォーマットタイプを有するフィールドを備え、
    前記処理システムは、前記フレームフォーマットタイプの値に基づいて、前記1つまたは複数のアドレスフィールドが、前記送信機アドレスまたは前記受信機アドレスのうちの少なくとも1つよりも少ないビットを有することを識別することと、前記識別に基づいて前記1つまたは複数のアドレスフィールドを処理することとを行うように構成された、
    請求項12に記載の装置。
  20. 前記処理システムは、前記識別に基づいて、前記取得されたフレームのうちの1つまたは複数のセクタスイープフィールドまたは前記取得されたフレームのうちの1つまたは複数のフレーム検査シーケンス(FCS)フィールドのうちの少なくとも1つを処理するようにさらに構成された、
    請求項19に記載の装置。
  21. 前記決定は、1つまたは複数のスクランブラシードにさらに基づく、
    請求項12に記載の装置。
  22. 前記1つまたは複数のスクランブラシードは、前記フレームのうちの1つまたは複数中で与えられる、
    請求項21に記載の装置。
  23. 前記セクタスイーププロシージャ中に前記フレームを受信するように構成された受信機をさらに備え、前記装置は、ワイヤレスノードとして構成される、
    請求項12に記載の装置。
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