JP5694528B2 - プリアンブルの信号フィールドを用いることによる省電力のための方法および装置 - Google Patents

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Description

優先権主張
本特許出願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている2010年7月16日出願の「プリアンブルの信号フィールドを用いることによる省電力」(Saving power by using signal field of preamble)と題された仮特許出願61/365,126号の利益を要求する。
本開示のある態様は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、送信プリアンブルの信号フィールド・ビットを用いる、超高スループット(VHT)無線システムにおける省電力のための方法および装置に関する。
無線通信システムのために要求される帯域幅要件が増加する問題に対処するために、複数のユーザ端末が、チャネル・リソースを共有することによって、高データ・スループットを達成しながら、単一のアクセス・ポイントと通信することを可能にするための、異なるスキームが開発されている。複数入力複数出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのためのポピュラーな技術として最近現れたこのような1つのアプローチを表す。MIMO技術は、例えば電気電子学会(IEEE)802.11規格のようないくつかの新興の無線通信規格に採用された。IEEE 802.11は、短距離通信(例えば、数10メートルから数100メートル)のためにIEEE 802.11委員会によって開発された無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)エア・インタフェース規格のセットを示す。
MIMOシステムはデータ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与えうる。
単一のアクセス・ポイント(AP)と複数のユーザ局(STA)とを備える無線ネットワークでは、アップリンク方向とダウンリンク方向との両方において、複数のチャネルにおいて、異なる局への同時送信が生じうる。このようなシステムには、多くのチャレンジがある。
本開示のある態様は、通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信するように構成された送信機と、を含む。
本開示のある態様は、通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義することと、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信することと、を含む。
本開示のある態様は、通信のための装置を提供する。この装置は一般に、第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義する手段と、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成する手段と、第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信する手段と、を含む。
本開示のある態様は、通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義することと、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信することと、を実行可能な命令群を備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示のある態様は、アクセス・ポイントを提供する。アクセス・ポイントは一般に、少なくとも1つのアンテナと、第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信するように構成された送信機と、を含む。
本開示のある態様は、通信のための装置を提供する。この装置は一般に、チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信するように構成された受信機と、第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、生成されたチェックサムを、受信されたチェックサムと比較し、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致する場合、パケットが、少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定するように構成された第3の回路とを含む。
本開示のある態様は、通信のための方法を提供する。この方法は一般に、チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信することと、第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義することと、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、生成されたチェックサムを、受信されたチェックサムと比較することと、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致する場合、パケットが、少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定することと、を含む。
本開示のある態様は、通信のための装置を提供する。この装置は一般に、チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信する手段と、第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義する手段と、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成する手段と、生成されたチェックサムを、受信されたチェックサムと比較する手段と、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致する場合、パケットが、少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定する手段と、を含む。
本開示のある態様は、通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信することと、第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義することと、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、生成されたチェックサムを、受信されたチェックサムと比較することと、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致する場合、パケットが、少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定することと、が実行可能な命令群を備えるコンピュータ読取可能な媒体を含む。
本開示のある態様は、アクセス端末を提供する。アクセス端末は一般に、少なくとも1つのアンテナと、チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを、少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された受信機と、第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、生成されたチェックサムを、受信されたチェックサムと比較し、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致する場合、パケットが、少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定するように構成された第3の回路と、を含む。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても適合するので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示していることや、この範囲を限定するものとしては考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう無線通信ネットワークの図解を例示する。 図2は、本開示のある態様にしたがうアクセス・ポイントおよびユーザ端末の例のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがう無線デバイスの例のブロック図を例示する。 図4は、本開示のある態様にしたがう、物理レイヤ・プロトコル・データ・ユニット(PPDU)の送信プリアンブルおよびデータの構造の例を例示する。 図5は、本開示のある態様にしたがって、宛先識別子またはソース識別子のうちの少なくとも1つを加えられたプリアンブルの信号フィールドの巡回冗長検査(CRC)サムを計算するための手順の例を例示する。 図6は、本開示のある態様にしたがって、送信機デバイスにおいて実行されうる動作の例を例示する。 図6Aは、図6に図示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。 図7は、本開示のある態様にしたがって、受信機デバイスにおいて実行されうる動作の例を例示する。 図7Aは、図7に図示された動作を実行することが可能な構成要素の例を図示する。
本開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して以下により十分に記載される。しかしながら、本開示は、異なる多くの形態で具体化され、本開示を通じて示されたどの具体的な構成または機能にも限定されるものとは解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が十分で完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達できるように提供される。本明細書における教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲は、独立して実施されようが、あるいは、本開示の任意の他の態様と組み合わされようが、本明細書で示された開示の態様をカバーすることが意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を用いて装置が実施され、方法が実現されうる。さらに、本開示の範囲は、別の構成、機能、または、本明細書に記載された開示のさまざまな態様またはそれ以外の態様が追加された構成および機能を用いて実現される装置または方法をカバーすることが意図されている。本明細書で示された開示のあらゆる態様は、特許請求の範囲の1または複数の要素によって具体化されうる。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」と記載されるいかなる態様も、他の態様よりも好適であるとか、有利であると必ずしも解釈される必要はない。
本明細書では、特定の態様が記載されているが、これら態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内にある。好適な態様のいくつかの利点および長所が述べられているが、本開示の範囲は、特定の利点、使用、および目的に限定されることは意図されていない。むしろ、本開示の態様は、このうちのいくつかが図面における例示によって、および、以下の好適な態様の記載によって例示されている異なる無線技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であることが意図されている。詳細な記載および図面は、限定ではない開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含むさまざまなブロードバンド無線通信システムのために使用される。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含んでいる。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用しうる。TDMAシステムによって、複数のユーザ端末は、送信信号を複数の異なる時間スロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有できるようになる。ここで、おのおのの時間スロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。TDMAシステムは、GSM(登録商標)、または、当該技術分野で周知のその他の規格を実施しうる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これは、システム帯域幅全体を、複数の直交サブ・キャリアへ分割する変調技術である。これらサブ・キャリアはまた、トーン、ビン等とも称されうる。各サブ・キャリアは、OFDMを用いて、データと独立して変調される。OFDMシステムは、IEEE 802.11、または、当該技術分野で周知のその他の規格を実施しうる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブ・キャリアで送信するインタリーブFDMA(IFDMA)、隣接するサブ・キャリアのブロックで送信するローカライズドFDMA(LFDMA)、あるいは、隣接するサブ・キャリアの複数のブロックで送信するエンハンストFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。SC−FDMAシステムは、3GPP−LTE(第3世代パートナシップ計画ロング・ターム・イボリューション)、または、当該技術分野で周知のその他の規格を実施しうる。
本明細書に記載された教示は、さまざまな有線装置または無線装置(例えば、ノード)へ組み込まれうる(例えば、これら内で実行されるか、これらによって実施される)。いくつかの態様では、ノードは、無線ノードを備える。このような無線ノードは、例えば、有線または無線による通信リンクによる(例えば、インターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワークのような)ネットワークへの、または、ネットワークのための接続を提供しうる。いくつかの態様では、本明細書における教示したがって実施される無線ノードは、アクセス・ポイントまたはアクセス端末を備えうる。
アクセス・ポイント(“AP”)は、ノードB、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(“RNC”)、eノードB、基地局コントローラ(“BSC”)、基地トランシーバ局(“BTS”)、基地局(“BS”)、トランシーバ機能(“TF”)、ラジオ・ルータ、ラジオ・トランシーバ、基本サービス・セット(“BSS”)、拡張サービス・セット(“ESS”)、ラジオ基地局(“RBS”)、または、その他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。いくつかの実施では、アクセス・ポイントは、セット・トップ・ボックス・キオスク、メディア・センタ、または、無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスを備えうる。本開示のある態様によれば、アクセス・ポイントは、無線通信規格の電気電子学会(IEEE)802.11体系にしたがって動作しうる。
例えば、アクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器、ユーザ局、またはその他いくつかの用語として知られているか、備えているか、または実現されうる。いくつかの実施において、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(“SIP”)電話、無線ローカル・ループ(“WLL”)局、携帯情報端末(“PDA”)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、局(“STA”)、あるいは無線モデムに接続されたその他いくつかの適切な処理デバイスを備えうる。したがって、本明細書で教示された1または複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマート・フォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブル・コンピューティング・デバイス(例えば、情報携帯端末)、タブレット、エンタティメント・デバイス(例えば、音楽またはビデオ・デバイス、または衛星ラジオ)、テレビ・ディスプレイ、フリップ・カム、セキュリティ・ビデオカメラ、デジタル・ビデオ・レコーダ(DVR)、全地球測位システム・デバイス、あるいは無線媒体または有線媒体によって通信するように構成されたその他任意の適切なデバイスに組み入れられうる。本開示のある態様によれば、アクセス端末は、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって動作しうる。
図1は、アクセス・ポイントおよびユーザ端末を備えた多元接続複数入力複数出力(MIMO)システム100を例示する。簡略のために、図1には、1つのアクセス・ポイント110だけしか示されていない。アクセス・ポイントは、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局、またはその他いくつかの用語でも称されうる。ユーザ端末は、据置式または移動式であり、移動局、無線デバイス、またはその他いくつかの用語でも称されうる。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンクにおいて、所与の瞬間において、1または複数のユーザ端末120と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセス・ポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセス・ポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピア・トゥ・ピアを通信しうる。システム・コントローラ130は、アクセス・ポイントに接続しており、アクセス・ポイントのための調整および制御を与える。
ある開示のために、後述する説明の一部は、空間分割多元接続で通信することが可能なユーザ端末120を説明しているが、ユーザ端末120はまた、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末をも含みうる。したがって、このような態様のために、AP110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末との両方と通信するように構成されうる。このアプローチによって、便利なことに、古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)は、エンタープライズ内に引き続き配置され、有用な寿命を延ばすことができるようになるとともに、新たなSDMAユーザ端末が、適切なものとみなされて導入されるようになる。
システム100は、ダウンリンクおよびアップリンクにおけるデータ送信のために複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナを適用する。アクセス・ポイント110は、Nap個のアンテナを装備しており、ダウンリンク送信のための複数の入力(MI)と、アップリンク送信のための複数の出力(MO)とを示す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、集合的に、ダウンリンク送信のための複数の出力と、アップリンク送信のための複数の入力とを示す。純粋なSDMAの場合、K個のユーザ端末のためのデータ・シンボル・ストリームが、ある手段によって、符号、周波数、または時間で多重化されていない場合、Nap≧K≧1を有することが望まれる。データ・シンボル・ストリームが、TDMA技術を用いて、CDMAで異なる符号チャネルを用いて、OFDMでサブ帯域の別のセットを用いて、等で多重化されうるのであれば、Kは、Napよりも大きくなりうる。選択された各ユーザ端末は、ユーザ特有データをアクセス・ポイントへ送信するか、および/または、ユーザ特有データをアクセス・ポイントから受信する。一般に、選択されたユーザ端末はそれぞれ、1または複数のアンテナ(つまり、Nut≧1)を装備しうる。K個の選択されたユーザ端末は、同じまたは異なる数のアンテナを有しうる。
SDMAシステム100は、時分割デュプレクス(TDD)システムまたは周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートしうる。TDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムの場合、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯を使用する。MIMOシステム100はさらに、送信のために単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用しうる。ユーザ端末はそれぞれ、(例えば、コスト・ダウンを維持するために)単一アンテナを、あるいは、(例えば、追加コストが支援されうる場合)複数アンテナを装備しうる。ユーザ端末120が、送信/受信を、別の時間スロットに分割することによって、同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100は、TDMAシステムでもありうる。ここで、おのおのの時間スロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられる。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセス・ポイント110と2つのユーザ端末120m,120xのブロック図を例示する。アクセス・ポイント110は、N個のアンテナ224a乃至224tを装備している。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma乃至252muを装備し、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa乃至252xuを装備している。アクセス・ポイント110は、ダウンリンクのための送信エンティティ、およびアップリンクのための受信エンティティである。ユーザ端末120はそれぞれ、アップリンクのための送信エンティティ、およびダウンリンクのための受信エンティティである。本明細書で使用されるように、「送信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを送信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、無線チャネルを介してデータを受信することが可能な、独立して動作する装置またはデバイスである。後述する説明では、添字“dn”はダウンリンクを示し、添字“up”はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末が、アップリンクにおける同時通信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンクにおける同時通信のために選択され、Nupは、Ndnに等しい場合も、等しくない場合もあり、NupおよびNdnは、固定値であることも、各スケジューリング・インタバルについて変動する場合もありうる。ビーム・ステアリングまたはその他のある空間処理技術が、アクセス・ポイントおよびユーザ端末において使用されうる。
アップリンクでは、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータ・プロセッサ288が、データ・ソース286からトラフィック・データを、コントローラ280から制御データを受け取る。TXデータ・プロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられた符号化スキームおよび変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)し、データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナのために、Nut,m個の送信シンボルを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、および周波数アップコンバート)し、アップリンク信号を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセス・ポイントへ送信のために、Nut,m個のアップリンク信号を提供する。
up個のユーザ端末は、アップリンクにおける同時通信のためにスケジュールされうる。これらユーザ端末の各々は、データ・シンボル・ストリームについて空間処理を実行し、送信シンボル・ストリームのセットを、アップリンクで、アクセス・ポイントへ送信する。
アクセス・ポイント110では、Nap個のアンテナ224a乃至224apが、アップリンクで送信しているNup個すべてのユーザ端末から、アップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信した信号を、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行されるものに対して相補的な処理を実行し、受信したシンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222から受信したNap個のシンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、復元されたNap個のアップリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関行列変換(CCMI)、最小平均平方誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC)、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。復号された各アップリンク・データ・シンボル・ストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータ・シンボル・ストリームの推定値である。RXデータ・プロセッサ242は、復号されたデータを取得するためにそのストリームのために使用されたレートにしたがって、復号されたアップリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。各ユーザ端末の復号されたデータは、格納のためにデータ・シンク244へ、および/または、さらなる処理のためにコントローラ230へ提供されうる。
ダウンリンクでは、アクセス・ポイント110において、TXデータ・プロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジュールされたNdn個のユーザ端末のためのトラフィック・データをデータ・ソース208から、制御データをコントローラ230から、そして、恐らくは、その他のデータをスケジューラ234から受信する。さまざまなタイプのデータが、異なる伝送チャネルで送信されうる。TXデータ・プロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、各ユーザ端末のためのトラフィック・データを処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)する。TXデータ・プロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためにNdn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンク・データ・シンボル・ストリームについて(例えば、本開示で説明されるようなプリコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を実行し、Nap個のアンテナのためにNap個の送信シンボル・ストリームを提供する。各送信機ユニット222はそれぞれ、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボル・ストリームを受信して処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末への送信のためのダウンリンク信号を提供する。
各ユーザ端末120では、Nut,m個のアンテナ252が、アクセス・ポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連するアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボル・ストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信ユニット254からのNut,m個の受信シンボル・ストリームについて受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のために復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはその他いくつかの技術にしたがって実行される。RXデータ・プロセッサ270は、ユーザ端末のために復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンク・データ・シンボル・ストリームを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)する。
各ユーザ端末120では、チャネル推定器278が、ダウンリンク・チャネル応答を推定し、ダウンリンク・チャネル推定値を提供する。これは、チャネル・ゲイン推定値、SNR推定値、ノイズ分散等を含みうる。同様に、チャネル推定器228は、アップリンク・チャネル応答を推定し、アップリンク・チャネル推定値を提供する。各ユーザ端末のコントローラ280は、一般に、ユーザ端末のためのダウンリンク・チャネル応答行列Hdn,mに基づいて、ユーザ端末のための空間フィルタ行列を導出する。コントローラ230は、実効的なアップリンク・チャネル応答行列Hup,effに基づいて、アクセス・ポイントのための空間フィルタ行列を導出する。各ユーザ端末のコントローラ280は、アクセス・ポイントへフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定値等)を送信しうる。コントローラ230,280はさらに、アクセス・ポイント110およびユーザ端末120それぞれにおけるさまざまな処理ユニットの動作を制御する。
本開示のある態様によれば、ユーザ端末120が、他のユーザ端末に向けられた受信パケットに関する早期の復号を停止することを保証することによってユーザ端末120によって使用される電力を低減することは、有利でありうる。ユーザ端末120における復号処理の早期停止を保証するために、宛先識別子および/またはソース識別子が、例えば、プリアンブルの信号(SIG)フィールド内に格納されうる。プリアンブルは、パケット(フレーム)内で、AP110から複数のユーザ端末120へ送信されうる。したがって、複数のユーザ端末のユーザ端末120は、単に、受信したプリアンブルをチェックすることによって、パケットがそのユーザ端末に向けられているのか否かを判定しうる。
図3は、無線通信システム100内で適用されうる無線デバイス302内で利用されうるさまざまな構成要素を示す。無線デバイス302は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス302は、アクセス・ポイント110でありうるか、または、ユーザ端末120のうちの何れかでありうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含みうる。このプロセッサ304は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含みうるメモリ306が、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)をも含みうる。プロセッサ304は、通常、メモリ306に格納されたプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ306内の命令が実行可能とされうる。
無線デバイス302は、無線デバイス302と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機310および受信機312を含みうるハウジング308をも含みうる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に結合されうる。単一あるいは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に接続されうる。無線デバイス302はまた、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含みうる。
無線デバイス302は、トランシーバ314によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器318をも含むことができる。信号検出器318は、合計エネルギ、シンボル毎のサブ・キャリア毎のエネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出しうる。無線デバイス302は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)320をも含みうる。
無線デバイス302のさまざまな構成要素が、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム322によってともに結合されうる。
図1に例示された無線システム100は、IEEE 802.11acベースの無線通信システムに対応しうる。IEEE 802.11acは、802.11無線ネットワークにおけるより高いスループットを可能にする新たな802.11修正を示す。例えば、一度に複数のユーザ端末(STA)へのパラレルな送信、または、より広いチャネル帯域幅(例えば、80MHzまたは160MHz)を用いることのようないくつかの手段によって、より高いスループットが実現されうる。IEEE 802.11acは、超高スループット(VHT)無線通信規格とも称される。
VHT無線ネットワークでは、モバイル・デバイスが、他のモバイルSTAに向けられたパケットに関する早期の復号を停止することを保証することによって、これらモバイル・デバイスによって使用される電力を低減することは、有利でありうる。受信STAにおける復号処理の早期停止を保証するための1つの方法は、プリアンブルのSIGフィールド内の宛先識別子および恐らくはソース識別子を格納することでありえる。ここで、プリアンブルは、パケット(フレーム)内で、アクセス・ポイントから、複数のSTAへ送信されうる。したがって、複数のSTAのうちのSTAは、単に、プリアンブルをチェックすることによって、パケットがSTAへ向けられているのか否かを判定しうる。しかしながら、ソースおよび宛先にシグナルすることが必要な追加のビットが、高い送信オーバヘッドをもたらしうる。
本開示のある態様は、プリアンブルのSIGフィールド内にすでに存在する巡回冗長検査(CRC)フィールドを用いることによって、必要な識別子をシグナルするための低オーバヘッド方法をサポートする。
(送信フレームにおけるプリアンブルおよびデータの構造)
図4は、本開示のある態様にしたがう、フレーム400の構造の例を例示する。フレーム400は、例えば、図1に例示するように、無線ネットワーク100において、アクセス・ポイント110からユーザSTA120へ送信されうる。あるいは、フレーム400は、STA120のうちの1つから、別のSTA120へ送信されうる。フレーム400の送信は、例えば、無線通信規格のIEEE 802.11体系に基づいて、ラジオ技術にしたがって実行されうる。
無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)では、パケット(例えばフレーム400)を復号する処理は、いくつかのステップを備えうる。フレーム400のレガシー・ショート・トレーミング・フィールド(L−STF)402は、1または複数のSTAにおいて最初に受信され、自動利得制御(AGC)設定のために使用されうる。その後、レガシー・ロング・トレーニング・フィールド(L−LTF)404が受信されうる。L−LTF404を受信することは、L−LTF404に続きレガシー信号フィールド(L−SIG)406が復号されうることを保証しうる。L−SIGフィールド406を受信することによって、フレーム400のシンボルの送信が継続する。
L−SIGフィールド406に続いて、超高スループット信号フィールド・タイプA(すなわち、VHT−SIGAフィールド408)が受信されうる。このフィールドは、単一ユーザ(SU)送信の場合、ユーザSTAに対して、専用の空間ストリームの数と、データのための変調−符号化スキーム(MCS)とを通知するために必要なビットを提供しうる。
チャネル推定のために利用されうる超高スループット・ショート・トレーニング・フィールド(VHT−STF)410と超高スループット・ロング・トレーニング・フィールド(VHT−LTF)412に続いて、STAはさらに、複数ユーザ複数入力複数出力(MU−MIMO)送信に関連付けられたVHT−SIGBフィールド414(超高スループット信号フィールド・タイプB)を受信しうる。このフィールドは、MCSおよび恐らくは長さ情報を、各宛先STAへ個別に提供するために使用されうる。図4に例示されるように、データ416が、VHT−SIGBフィールド414に続きうる。
宛先STAは、VHT−SIGAフィールド408またはVHT−SIGBフィールド414のうちの少なくとも1つを正しく復号することに失敗した場合、復号処理を停止しうる。これらフィールドのCRCサムが合格しない場合、受信しているSTAは、受信したデータの空間ストリーム・インデクスおよびMCSを判定することができないかもしれないことが注目されるべきである。したがって、意図された宛先ではないいくつかまたはすべての受信STAにおいて、CRCエラーを強要することによって、STAに向けられていないパケットをSTAが復号するための電力を浪費しないことを保証することが可能でありうる。
(プリアンブルの信号(SIG)フィールドを用いた省電力)
送信パケット(フレーム)のプリアンブルのSIGフィールド・ビットを用いる省電力の1つの方法は、意図された受信機および送信機において知られた識別子を用いてSIGフィールド・ビット・シーケンスをスクランブルすることによって、意図された宛先を除くすべての宛先STAにおける復号処理を停止させることでありうる。しかしながら、任意のスクランブラは、SIGフィールド内のビットの順序を変更しうるので、受信しているSTAにおける復号処理を複雑にしうる。
本開示では、プリアンブル内のSIGフィールド・ビットの順序を維持しうる方法が提案される。この方法は、送信されたパケットの意図された宛先ではないSTAにおいて、CRC失敗を強要しうる。
意図された宛先のみにおいて復号される必要のありうる単一ユーザ(SU)フレームの場合、宛先識別子(ID)またはソースIDのうちの少なくとも1つに加えられたプリアンブルのVHT−SIGBフィールドまたはVHT−SIGAフィールドのうちの少なくとも1つについて、CRCサムが計算されうる。すべての宛先において復号される必要のありうるフレーム(例えば、ブロードキャストされたフレーム、または、ネットワーク・アロケーション・ベクトル(NAV)情報がすべてのSTAへ通信される必要のありうるフレーム)について、CRCサムを計算するための現在の手順が利用されうる。
すべての宛先では、SIGフィールドの復号は、2つのステップを備えうる。受信されたVHT−SIGA/VHT−SIGBビットのためのCRCサムが最初に計算され、次に、CRCが合格したか否かがチェックされうる。CRCが合格した場合、STAは、受信したパケットを復号することに進みうる。一方、CRCが失敗した場合、受信したビットに、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを加えることによって、VHT−SIGA/VHT−SIGB CRCサムを再計算しうる。新たなCRCが合格すると、STAは、このパケットを復号することに進みうる。そうではない場合、STAは、復号処理を中止しうる。
送信ノード(例えば、アクセス・ポイント)においてソース識別子ビットまたは宛先識別子ビットのうちの少なくとも1つを加える1つの方法は、CRCサムを計算する前に、ソース識別子ビットおよび/または宛先識別子ビットをSIGビットの前に加えるか、後に加えることでありうる。しかしながら、すべてのケースについて、固定位置においてソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを加えることによって、いくつかの宛先STAにおいて、CRCサムが合格するようになる。なぜなら、CRCサム・ビットの数は少ないからである。例えば、このケースは、4ビットのCRCサムを計算する前に、8ビットの宛先IDが、後に加えられた場合であると考えられうる。この典型的な場合では、CRCサムが合格しうる場合、2/2の宛先IDが存在しうる。したがって、省電力は、このような宛先STAに対しては機能しない場合がありうる。
意図されない宛先においてCRCが合格する可能性を低減するために、ソース識別子ビットまたは宛先識別子ビットのうちの少なくとも1つが、CRCサムを計算する前に、SIGフィールド・ビット内に挿入される位置は変動しうる。送信機ノードにおいて実行されうるこの手順の例が、図5に例示されている。
図5に例示されているように、(例えば、ある関数を用いて)宛先IDまたはソースIDのうちの少なくとも1つに基づいて、パラメータK<Nが選択されうる。ここで、プリアンブルのSIGフィールド・ビット502は、合計Nビットを備えうる。SIGフィールド502のこれらNビットは、Kビットと、N−Kビットとからなる2つのグループ(すなわち、図5に例示されるようなグループ504とグループ506)へ分割されうる。宛先識別子ビットおよび/またはソース識別子ビット508は、その後、最初のK個のビット504の後に挿入されうる。そして、N−K個の残りのビット506が、CRCサム510を計算する前に、このビット・シーケンスへ追加されうる。
受信機STAでは、このSTAは、送信機とSTA自身のIDにおいて使用される関数を適用することによって、STA IDビットまたはソースIDビットのうちの少なくとも1つを挿入する、前述した手順を反復しうる。計算されたCRCサムが合格しない場合(すなわち、CRCサム510に等しくない場合)、STAは、受信されたパケットを復号することを停止しうる。
宛先IDビットまたはソースIDビットのうちの少なくとも1つを挿入する前述した手順はまた、SIGフィールド・ビットのその他の分割のために実行されうる。例えば、SIGフィールド・ビットは、可変サイズの3または4の部分に分割されうる。同様に、宛先IDビットおよび/またはソースIDビットもまた、いくつかの部分に分割され、その後、CRCサムを計算する前に、SIGフィールドの分割間に挿入されうる。
提案されたスキームは、SIGフィールド・ビットの順序を維持しうることが注目されるべきである。本開示の1つの態様では、SIGフィールドのビットのうちの1つは、CRCサムが、SIGフィールド・ビットのみを用いて計算されているか、または、提案された追加方法を用いて計算されているかを示すために使用されうる。
図6は、本開示のある態様にしたがって、無線通信システムの送信機側(例えば、アクセス・ポイント)において実行されうる動作600の例を例示する。602では、送信機は、第2の信号フィールドを変更することによって、第1の信号フィールドを定義しうる。この変更は、少なくとも1つの識別子に基づきうる。604では、第1の信号フィールドのためのチェックサムが生成されうる。606では、送信機は、第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信しうる。
変更中に修正された第2の信号フィールドのビットの位置は、少なくとも1つの識別子に基づいて判定されうる。本開示の1つの態様では、この変更は、第2の信号フィールドに、少なくとも1つの識別子を挿入し、第1の信号フィールドを定義することを備えうる。別の態様では、この変更は、第2の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行することを備えうる。
また別の態様では、この変更は、第2の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割することと、これらサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更することと、を備えうる。複数のサブ・フィールドは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの識別子に基づきうる。第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの識別子に関連付けられた装置に提供されうる。
本開示の1つの態様では、少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備えうる。送信機ノードは、この変更に関連する情報を、宛先IDに関連付けられた装置に提供しうる。さらに、送信機ノードは、この変更のために使用された手順を、宛先IDに関連付けられた装置へ示しうる。
別の態様では、少なくとも1つの識別子は、グループIDを備えうる。送信機ノードは、この変更のために使用された手順を、グループIDに関連付けられた装置へ示しうる。
本開示の1つの態様では、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに、チェックサムが配置されうる。このヘッダは、パケットのサービス・フィールドを示しうる。
本開示のある態様の場合、第2の信号フィールドは、パケットのVHT−SIGAフィールドまたはVHT−SIGBフィールドのうちの少なくとも1つを備えうる。このパケットは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されうる。
本開示のある態様の場合、少なくとも1つの識別子は、パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、または、ソース装置または宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備えうる。
図7は、本開示のある態様にしたがって、無線通信システムの受信機側(すなわち、ユーザSTAまたはアクセス端末)で実行されうる動作700の例を図示する。702では、STAが、チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信しうる。704では、STAが、第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義しうる。この変更は、少なくとも1つの識別子に基づく。706では、第2の信号フィールドのために、別のチェックサムが生成されうる。708では、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと比較されうる。710では、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致する場合、STAは、パケットが、少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定しうる。態様では、生成されたチェックサムが、受信されたチェックサムと一致しない場合、STAによるパケットのさらなる処理がディセーブルされうる。
1つの態様では、少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備えうる。別の態様では、少なくとも1つの識別子は、1または複数のSTAに関連付けられたグループIDを備えうる。
態様では、第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、受信されたチェックサムに一致しない場合、第1の信号フィールドから第2の信号フィールドが生成されうる。態様では、STAは、この変更に関連するシグナリング情報を受信しうる。そして、このシグナリング情報に基づいて、STAにおいて、第2の信号フィールドが定義されうる。
要約すると、本開示は、宛先STAが送信パケットの意図された宛先でありうることを、プリアンブルCRCによって、宛先STAへ示す方法を提案する。本開示はさらに、宛先STAが送信パケットの意図された宛先ではないことがありうることを、プリアンブルCRCによって、宛先STAへ示す方法を提案する。
態様では、宛先識別子および/またはソース識別子を利用するスクランブリング関数を用いてSIGフィールドのビットをスクランブルすることによって、宛先STAへ向けられたパケット内のプリアンブルのSIGフィールドが生成されうる。別の態様では、プリアンブルのSIGフィールド・ビットに、ソース識別子ビットまたは宛先識別子ビットのうちの少なくとも1つが加えられうる。その後、加えられたビットについてCRCサムが計算され、計算されたCRCサムが、送信されるSIGフィールドに挿入されうる。
本開示の1つの態様では、SIGフィールド・ビットに、宛先識別子ビットまたはソース識別子ビットのうちの少なくとも1つを加えることは、宛先識別子ビットまたはソース識別子ビットのうちの少なくとも1つをSIGフィールド・ビットの前に加えること、または後に加えることによって達成されうる。
本開示の別の態様では、SIGフィールド・ビットに加えることは、まず、SIGフィールドをn個の別々のサブセットに分割することによって達成されうる。ここで、SIGフィールド・ビットを分割する正確なパターンは、宛先識別子またはソース識別子のうちの少なくとも1つに基づきうる。その後、宛先識別子またはソース識別子のうちの少なくとも1つが、最大(n−1)個の別々のサブセットに分割されうる。これら別々のサブセットは、SIGフィールド・ビット・サブセットを用いてインタリーブされうる。その後、インタリーブされたビットのCRCサムが計算され、プリアンブル内のSIGフィールドのCRCフィールドへ設定されうる。
受信機側では、プリアンブルで受信されたSIGフィールド・ビットが復号されうる。SIGフィールド・ビットのCRCサムは、SIGフィールド・ビットに宛先識別子ビットまたはソース識別子ビットのうちの少なくとも1つを加えることにしたがって計算されうる。受信機自身の宛先識別子、および/または、既知のソース識別子が利用されうる。
受信機STAにおける省電力のための方法は、受信されたSIGフィールド・ビットを用いてSIGフィールドのCRCサムを計算することと、送信されたパケットにおけるCRCフィールドに対して、計算されたCRCサムをチェックすることとを備えうる。
本開示の1つの態様では、CRCサムを計算するために送信元のノードにおいて適用される方法を示すために、送信されたSIGフィールドのビットのうちの1つが使用されうる。受信機STAは、CRCサムを計算する前に、受信されたSIGフィールド内のビットをチェックしうる。
前述した方法のさまざまな動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の適切な手段によって実行されうる。これら手段は、限定される訳ではないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むさまざまなハードウェア構成要素および/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含みうる。一般に、図面に例示された動作が存在する場合、これら動作は、同じ符番を付された対応するミーンズ・プラス・ファンクション構成要素を有しうる。例えば、図6および図7に例示される動作600および動作700は、図6Aおよび図7Aに例示される構成要素600Aおよび構成要素700Aに対応する。
例えば、定義する手段は、例えば、アクセス・ポイント110の図2からのプロセッサ210、ユーザ端末120の図2からのプロセッサ270、または、無線デバイス302の図3からのプロセッサ304、のような特定用途向け集積回路を備えうる。生成する手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。送信する手段は、例えば、アクセス・ポイント110の図2からの送信機222、または、無線デバイス302の図3からの送信機310のような送信機を備えうる。挿入する手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。実行する手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。分割する手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。変更する手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。提供する手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。スクランブルする手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。示す手段は、例えばプロセッサ210、プロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。受信する手段は、例えば、ユーザ端末120の図2からの受信機254、または、無線デバイス302の図3からの受信機312のような受信機を備えうる。比較する手段は、例えばプロセッサ270、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路(比較器)を備えうる。判定する手段は、例えばプロセッサ210、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。ディセーブルする手段は、例えばプロセッサ210、またはプロセッサ304のような特定用途向け集積回路を備えうる。
本明細書で使用される場合、用語「判定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「判定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を行うことを含みうる。また、「判定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を行うことを含みうる。また、「判定すること」は、解決、選択、選定、確立等を行うことを含みうる。
本明細書に記載されるように、項目のリストのうちの「少なくとも1つ」と称する文言は、単数を含むこれら項目のうちの任意の組み合わせを称する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cをカバーすることが意図されている。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代替案では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して記載される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、あるいは、これらの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐しうる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にわたって分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書において開示された方法は、記載された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換されうる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・プログラムを1つの場所から別の場所へ転送することを容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる利用可能な任意の媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体として適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線(IR)、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは通常、データを磁気的に再生する一方、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、具体的な媒体)を備えうる。さらに、別の態様の場合、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備えうる。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
したがって、ある態様は、本明細書に記載された動作を実行するためのコンピュータ・プログラム製品を備えうる。例えば、このようなコンピュータ・プログラム製品は、格納された(および/または符号化された)命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。これら命令群は、本明細書において記載された動作を実行するために、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。ある態様の場合、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージング・マテリアルを含みうる。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明される方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、このようなデバイスは、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替案では、本明細書に記載されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供され、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を取得しうる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法が利用されうる。
特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形が、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施されうる。
前述したものは、本開示の態様に向けられているが、これら開示のその他およびさらなる態様が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
通信のための装置であって、
第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
前記第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを送信するように構成された送信機と、
を備える装置。
[C2]
前記変更中に修正された前記第2の信号フィールドのビットの位置は、前記少なくとも1つの識別子に基づいて判定される、C1に記載の装置。
[C3]
前記第1の回路はまた、前記第2の信号フィールドに、前記少なくとも1つの識別子を挿入し、前記第1の信号フィールドを定義するように構成された、C1に記載の装置。
[C4]
前記第1の回路はまた、前記第2の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、前記少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行するように構成された、C1に記載の装置。
[C5]
前記第1の回路はまた、前記第2の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割し、前記複数のサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更するように構成された、C1に記載の装置。
[C6]
前記複数のサブ・フィールドは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの識別子に基づく、C5に記載の装置。
[C7]
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つを、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられた装置に提供するように構成された第3の回路、をさらに備えるC6に記載の装置。
[C8]
前記第1の回路はまた、前記少なくとも1つの識別子に基づいて前記第2の信号フィールドのビットをスクランブルして、前記第1の信号フィールドを定義するように構成された、C1に記載の装置。
[C9]
前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の装置。
[C10]
前記変更に関連する情報を、前記宛先IDに関連付けられた装置に提供するように構成された第3の回路をさらに備える、C9に記載の装置。
[C11]
前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示すように構成された第3の回路をさらに備える、C9に記載の装置。
[C12]
前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
前記装置はさらに、前記変更のために使用された手順を、前記グループIDに関連付けられた装置へ示すように構成された第3の回路をさらに備える、C1に記載の装置。
[C13]
前記チェックサムは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに配置され、
前記ヘッダは、前記パケットのサービス・フィールドを備える、C1に記載の装置。
[C14]
前記第2の信号フィールドは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットの、超高スループット信号フィールド・タイプAまたは超高スループット信号フィールド・タイプBのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の装置。
[C15]
前記少なくとも1つの識別子は、前記パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、前記ソース装置または前記宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の装置。
[C16]
通信のための方法であって、
第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、
前記第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを送信することと、
を備える方法。
[C17]
前記変更中に修正された前記第2の信号フィールドのビットの位置は、前記少なくとも1つの識別子に基づいて判定される、C16に記載の方法。
[C18]
前記第1の信号フィールドを定義することは、前記第2の信号フィールドに、前記少なくとも1つの識別子を挿入することを備える、C16に記載の方法。
[C19]
前記第1の信号フィールドを定義することは、前記第2の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、前記少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行することを備える、C16に記載の方法。
[C20]
前記第1の信号フィールドを定義することは、
前記第2の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割することと、
前記複数のサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更することとを備える、C16に記載の方法。
[C21]
前記複数のサブ・フレームは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの識別子に基づく、C20に記載の方法。
[C22]
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つを、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられた装置に提供することをさらに備える、C21に記載の方法。
[C23]
前記第1の信号フィールドを定義することは、前記少なくとも1つの識別子に基づいて前記第2の信号フィールドのビットをスクランブルすることを備える、C16に記載の方法。
[C24]
前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、C16に記載の方法。
[C25]
前記変更に関連する情報を、前記宛先IDに関連付けられた装置に提供すること、をさらに備えるC24に記載の方法。
[C26]
前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示すこと、をさらに備えるC24に記載の方法。
[C27]
前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
前記方法はさらに、前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示すこと、を備えるC16に記載の方法。
[C28]
前記チェックサムは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに配置され、
前記ヘッダは、前記パケットのサービス・フィールドを備える、C16に記載の方法。
[C29]
前記第2の信号フィールドは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットの、超高スループット信号フィールド・タイプAまたは超高スループット信号フィールド・タイプBのうちの少なくとも1つを備える、C16に記載の方法。
[C30]
前記少なくとも1つの識別子は、前記パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、前記ソース装置または前記宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備える、C16に記載の方法。
[C31]
通信のための装置であって、
第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義する手段と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成する手段と、
前記第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを送信する手段と、
を備える装置。
[C32]
前記変更中に修正された前記第2の信号フィールドのビットの位置は、前記少なくとも1つの識別子に基づいて判定される、C31に記載の装置。
[C33]
前記第2の信号フィールドに、前記少なくとも1つの識別子を挿入し、前記第1の信号フィールドを定義する手段、をさらに備えるC31に記載の装置。
[C34]
前記第2の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、前記少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行し、前記第1の信号フィールドを定義する手段、をさらに備えるC31に記載の装置。
[C35]
前記第2の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割する手段と、
前記複数のサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更する手段と、さらに備えるC31に記載の装置。
[C36]
前記複数のサブ・フィールドは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの識別子に基づく、C35に記載の装置。
[C37]
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つを、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられた装置に提供する手段、をさらに備えるC36に記載の装置。
[C38]
前記少なくとも1つの識別子に基づいて前記第2の信号フィールドのビットをスクランブルして、前記第1の信号フィールドを定義する手段、をさらに備えるC31に記載の装置。
[C39]
前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、C31に記載の装置。
[C40]
前記変更に関連する情報を、前記宛先IDに関連付けられた装置に提供する手段、をさらに備えるC39に記載の装置。
[C41]
前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示す手段、をさらに備えるC39に記載の装置。
[C42]
前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
前記装置はさらに、前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示す手段、を備えるC31に記載の装置。
[C43]
前記チェックサムは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに配置され、
前記ヘッダは、前記パケットのサービス・フィールドを備える、C31に記載の装置。
[C44]
前記第2の信号フィールドは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットの、超高スループット信号フィールド・タイプAまたは超高スループット信号フィールド・タイプBのうちの少なくとも1つを備える、C31に記載の装置。
[C45]
前記少なくとも1つの識別子は、前記パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、前記ソース装置または前記宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備える、C31に記載の装置。
[C46]
無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、
前記第1の信号フィールドのために生成された前記チェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信することと、
を実行可能な命令群を備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C47]
アクセス・ポイントであって、
少なくとも1つのアンテナと、
第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
前記第1の信号フィールドのために生成された前記チェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを、前記少なくとも1つのアンテナを介して送信するように構成された送信機と、
を備えるアクセス・ポイント。
[C48]
通信のための装置であって、
チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信するように構成された受信機と、
前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、 前記第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較し、前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定するように構成された第3の回路と、
を備える装置。
[C49]
前記変更中に修正された前記第1の信号フィールドのビットの位置は、前記少なくとも1つの識別子に基づいて判定される、C48に記載の装置。
[C50]
前記第1の回路はまた、前記第1の信号フィールドに、前記少なくとも1つの識別子を挿入し、前記第2の信号フィールドを定義するように構成された、C48に記載の装置。
[C51]
前記第1の回路はまた、前記第1の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、前記少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行するように構成された、C48に記載の装置。
[C52]
前記第1の回路はまた、前記第1の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割し、前記複数のサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更するように構成された、C48に記載の装置。
[C53]
前記複数のサブ・フィールドは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの識別子に基づく、C52に記載の装置。
[C54]
前記受信機はまた、前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つのシグナリングを受信するように構成された、C53に記載の装置。
[C55]
前記第1の回路はまた、前記少なくとも1つの識別子に基づいて前記第1の信号フィールドのビットをスクランブルして、前記第2の信号フィールドを定義するように構成された、C48に記載の装置。
[C56]
前記受信機はまた、前記変更に関連するシグナリング情報を受信するように構成され、 前記第1の回路はまた、前記シグナリング情報に基づいて、前記第2の信号フィールドを定義するように構成された、C48に記載の装置。
[C57]
前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、C48に記載の装置。
[C58]
前記受信機はまた、前記ソースIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、C57に記載の装置。
[C59]
前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
前記受信機はまた、前記グループIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、C48に記載の装置。
[C60]
前記第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記第1の信号フィールドから前記第2の信号フィールドが生成される、C48に記載の装置。
[C61]
前記第3の回路はまた、前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記装置による前記パケットのさらなる処理をディセーブルするように構成された、C48に記載の装置。
[C62]
通信のための方法であって、
チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信することと、
前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、
前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較することと、
前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定することと、
を備える方法。
[C63]
前記変更中に修正された前記第1の信号フィールドのビットの位置は、前記少なくとも1つの識別子に基づいて判定される、C62に記載の方法。
[C64]
前記第2の信号フィールドを定義することは、前記第1の信号フィールドに、前記少なくとも1つの識別子を挿入することを備える、C62に記載の方法。
[C65]
前記第2の信号フィールドを定義することは、前記第1の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、前記少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行することを備える、C62に記載の方法。
[C66]
前記第2の信号フィールドを定義することは、
前記第1の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割することと、
前記複数のサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更することとを備える、C62に記載の方法。
[C67]
前記複数のサブ・フィールドは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの識別子に基づく、C66に記載の方法。
[C68]
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つのシグナリングを受信すること、をさらに備えるC67に記載の方法。
[C69]
前記第2の信号フィールドを定義することは、前記少なくとも1つの識別子に基づいて前記第1の信号フィールドのビットをスクランブルすることを備える、C62に記載の方法。
[C70]
前記変更に関連するシグナリング情報を受信することと、
前記シグナリング情報に基づいて、前記第2の信号フィールドを定義することと、
をさらに備えるC62に記載の方法。
[C71]
前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、C62に記載の方法。
[C72]
前記ソースIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信すること、をさらに備えるC71に記載の方法。
[C73]
前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
前記方法はさらに、前記グループIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信すること、をさらに備えるC62に記載の方法。
[C74]
前記第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、前記受信されたチェックサムに一致しない場合、前記第1の信号フィールドから前記第2の信号フィールドが生成される、C62に記載の方法。
[C75]
前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記パケットのさらなる処理をディセーブルすること、をさらに備えるC62に記載の方法。
[C76]
通信のための装置であって、
チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信する手段と、
前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義する手段と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成する手段と、
前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較する手段と、
前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定する手段と、
を備える装置。
[C77]
前記変更中に修正された前記第1の信号フィールドのビットの位置は、前記少なくとも1つの識別子に基づいて判定される、C76に記載の装置。
[C78]
前記第1の信号フィールドに、前記少なくとも1つの識別子を挿入し、前記第2の信号フィールドを定義する手段、をさらに備えるC76に記載の装置。
[C79]
前記第1の信号フィールドの少なくとも1つのビットと、前記少なくとも1つの識別子の少なくとも1つのビットとの間で、XOR演算を実行し、前記第2の信号フィールドを定義する手段、をさらに備えるC76に記載の装置。
[C80]
前記第1の信号フィールドを複数のサブ・フィールドに分割する手段と、
前記複数のサブ・フィールドのうちの1または複数におけるビットを変更する手段と、をさらに備えるC76に記載の装置。
[C81]
前記複数のサブ・フィールドは、第1の変更されていないサブ・フィールドと、第2の変更されていないサブ・フィールドとを備え、
前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つは、前記少なくとも1つの識別子に基づく、C80に記載の装置。
[C82]
前記受信する手段はさらに、前記第1の変更されていないサブ・フィールドのサイズ、または、前記第2の変更されていないサブ・フィールドのサイズのうちの少なくとも1つのシグナリングを受信するように構成された、C81に記載の装置。
[C83]
前記少なくとも1つの識別子に基づいて前記第1の信号フィールドのビットをスクランブルして、前記第2の信号フィールドを定義する手段、をさらに備えるC76に記載の装置。
[C84]
前記受信する手段はさらに、前記変更に関連するシグナリング情報を受信するように構成され、
前記装置はさらに、前記シグナリング情報に基づいて、前記第2の信号フィールドを定義する手段を備えるC76に記載の装置。
[C85]
前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、C76に記載の装置。
[C86]
前記受信する手段はさらに、前記ソースIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、C85に記載の装置。
[C87]
前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
前記受信する手段はさらに、前記グループIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、C76に記載の装置。
[C88]
前記第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、前記受信されたチェックサムに一致しない場合、前記第1の信号フィールドから前記第2の信号フィールドが生成される、C76に記載の装置。
[C89]
前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記装置による前記パケットのさらなる処理をディセーブルする手段、をさらに備えるC76に記載の装置。
[C90]
通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、
チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信することと、
前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第2の信号のフィールドのためのチェックサムを生成することと、
前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較することと、
前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定することと、
を実行可能な命令群を備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C91]
アクセス端末であって、
少なくとも1つのアンテナと、
チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを、前記少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された受信機と、
前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づく、
前記第2の信号のフィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較し、前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定するように構成された第3の回路と、
を備えるアクセス端末。

Claims (49)

  1. 通信のための装置であって、
    第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第2の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第2の信号フィールド内に挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第2のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
    前記第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを送信するように構成された送信機と
    を備える装置。
  2. 前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記変更に関連する情報を、前記宛先IDに関連付けられた装置に提供するように構成された第3の回路をさらに備える、請求項2に記載の装置。
  4. 前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示すように構成された第3の回路をさらに備える、請求項2に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
    前記装置はさらに、前記変更のために使用された手順を、前記グループIDに関連付けられた装置へ示すように構成された第3の回路をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記チェックサムは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに配置され、
    前記ヘッダは、前記パケットのサービス・フィールドを備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第2の信号フィールドは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットの、超高スループット信号フィールド・タイプAまたは超高スループット信号フィールド・タイプBのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つの識別子は、前記パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、前記ソース装置または前記宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の装置。
  9. 通信のための方法であって、
    第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第2の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第2の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第2のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、
    前記第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを送信することと、
    を備える方法。
  10. 前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記変更に関連する情報を、前記宛先IDに関連付けられた装置に提供すること、をさらに備える請求項10に記載の方法。
  12. 前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示すこと、をさらに備える請求項10に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
    前記方法はさらに、前記変更のために使用された手順を、前記グループIDに関連付けられた装置へ示すこと、を備える請求項9に記載の方法。
  14. 前記チェックサムは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに配置され、
    前記ヘッダは、前記パケットのサービス・フィールドを備える、請求項9に記載の方法。
  15. 前記第2の信号フィールドは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットの、超高スループット信号フィールド・タイプAまたは超高スループット信号フィールド・タイプBのうちの少なくとも1つを備える、請求項9に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つの識別子は、前記パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、前記ソース装置または前記宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備える、請求項9に記載の方法。
  17. 通信のための装置であって、
    第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義する手段と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第2の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第2の信号内に挿入する手段により変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第2のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成する手段と、
    前記第1の信号フィールドのために生成されたチェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを送信する手段と、
    を備える装置。
  18. 前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記変更に関連する情報を、前記宛先IDに関連付けられた装置に提供する手段、をさらに備える請求項18に記載の装置。
  20. 前記変更のために使用された手順を、前記宛先IDに関連付けられた装置へ示す手段、をさらに備える請求項18に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
    前記装置はさらに、前記変更のために使用された手順を、前記グループIDに関連付けられた装置へ示す手段、を備える請求項17に記載の装置。
  22. 前記チェックサムは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットのヘッダに配置され、
    前記ヘッダは、前記パケットのサービス・フィールドを備える、請求項17に記載の装置。
  23. 前記第2の信号フィールドは、無線通信規格のIEEE 802.11体系にしたがって送信されたパケットの、超高スループット信号フィールド・タイプAまたは超高スループット信号フィールド・タイプBのうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つの識別子は、前記パケットを送信しているソース装置の関連付け識別子(AID)、宛先装置のAID、前記ソース装置または前記宛先装置のうちの少なくとも1つにサービス提供するアクセス・ポイントの基本サービス・セット識別情報(BSSID)、のうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の装置。
  25. 無線通信のために実行可能な命令群を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記命令群は、
    第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第2の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第2の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第2のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、
    前記第1の信号フィールドのために生成された前記チェックサムを備えた第2の信号フィールドを備えるパケットを送信することとを備えるコンピュータ読取可能な記録媒体。
  26. アクセス・ポイントであって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    第2の信号フィールドを変更することにより、第1の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第2の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第2の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第2のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第1の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
    前記第1の信号フィールドのために生成された前記チェックサムを備えた前記第2の信号フィールドを備えるパケットを、前記少なくとも1つのアンテナを介して送信するように構成された送信機と、
    を備えるアクセス・ポイント。
  27. 通信のための装置であって、
    チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信するように構成された受信機と、
    前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第1の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
    前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較し、前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定するように構成された第3の回路と、
    を備える装置。
  28. 前記受信機はまた、前記変更に関連するシグナリング情報を受信するように構成され、
    前記第1の回路はまた、前記シグナリング情報に基づいて、前記第2の信号フィールドを定義するように構成された、請求項27に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、請求項27に記載の装置。
  30. 前記受信機はまた、前記ソースIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、請求項29に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
    前記受信機はまた、前記グループIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、請求項27に記載の装置。
  32. 前記第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記第1の信号フィールドから前記第2の信号フィールドが生成される、請求項27に記載の装置。
  33. 前記第3の回路はまた、前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記装置による前記パケットのさらなる処理をディセーブルするように構成された、請求項27に記載の装置。
  34. 通信のための方法であって、
    チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信することと、
    前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第1の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第1の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成することと、
    前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較することと、
    前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定することと、
    を備える方法。
  35. 前記変更に関連するシグナリング情報を受信することと、
    前記シグナリング情報に基づいて、前記第2の信号フィールドを定義することと、
    をさらに備える請求項34に記載の方法。
  36. 前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、請求項34に記載の方法。
  37. 前記ソースIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信すること、をさらに備える請求項36に記載の方法。
  38. 前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
    前記方法はさらに、前記グループIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信すること、をさらに備える請求項34に記載の方法。
  39. 前記第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、前記受信されたチェックサムに一致しない場合、前記第1の信号フィールドから前記第2の信号フィールドが生成される、請求項34に記載の方法。
  40. 前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記パケットのさらなる処理をディセーブルすること、をさらに備える請求項34に記載の方法。
  41. 通信のための装置であって、
    チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信する手段と、
    前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義する手段と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第1の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第1の信号フィールドに挿入する手段により変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第2の信号フィールドのためのチェックサムを生成する手段と、
    前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較する手段と、
    前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定する手段と、
    を備える装置。
  42. 前記受信する手段はさらに、前記変更に関連するシグナリング情報を受信するように構成され、
    前記装置はさらに、前記シグナリング情報に基づいて、前記第2の信号フィールドを定義する手段を備える請求項41に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つの識別子は、ソースIDまたは宛先IDのうちの少なくとも1つを備える、請求項41に記載の装置。
  44. 前記受信する手段はさらに、前記ソースIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、請求項43に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つの識別子は、グループIDを備え、
    前記受信する手段はさらに、前記グループIDに関連付けられた装置において、前記受信されたチェックサムを計算するために使用された手順に関するインジケーションを受信するように構成された、請求項41に記載の装置。
  46. 前記第1の信号フィールドのために生成された別のチェックサムが、前記受信されたチェックサムに一致しない場合、前記第1の信号フィールドから前記第2の信号フィールドが生成される、請求項41に記載の装置。
  47. 前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致しない場合、前記装置による前記パケットのさらなる処理をディセーブルする手段、をさらに備える請求項41に記載の装置。
  48. 通信のために実行可能な命令群を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記命令群は、
    チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを受信することと、
    前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義することと、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第1の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第1の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第2の信号のフィールドのためのチェックサムを生成することと、
    前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較することと、
    前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定することと
    を備えるコンピュータ読取可能な記録媒体。
  49. アクセス端末であって、
    少なくとも1つのアンテナと、
    チェックサムを備えた第1の信号フィールドを備えるパケットを、前記少なくとも1つのアンテナを介して受信するように構成された受信機と、
    前記第1の信号フィールドを変更することにより第2の信号フィールドを定義するように構成された第1の回路と、ここで、前記変更は、少なくとも1つの識別子に基づき、前記第1の信号フィールドは、前記少なくとも1つの識別子を前記第1の信号フィールドに挿入することにより変更され、前記少なくとも1つの識別子が前記第のフィールド内に挿入される位置は変動する、
    前記第2の信号のフィールドのためのチェックサムを生成するように構成された第2の回路と、
    前記生成されたチェックサムを、前記受信されたチェックサムと比較し、前記生成されたチェックサムが、前記受信されたチェックサムと一致する場合、前記パケットが、前記少なくとも1つの識別子に関連付けられていると判定するように構成された第3の回路と、
    を備えるアクセス端末。
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