JP5731019B2 - 局中心のマルチユーザ多入力多出力(mu−mimo) - Google Patents

局中心のマルチユーザ多入力多出力(mu−mimo) Download PDF

Info

Publication number
JP5731019B2
JP5731019B2 JP2013556663A JP2013556663A JP5731019B2 JP 5731019 B2 JP5731019 B2 JP 5731019B2 JP 2013556663 A JP2013556663 A JP 2013556663A JP 2013556663 A JP2013556663 A JP 2013556663A JP 5731019 B2 JP5731019 B2 JP 5731019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
packet
indication
mac address
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013556663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014510477A (ja
Inventor
ウェンティンク、マーテン・メンゾ
バン・ネー、ディディエー・ヨハネス・リチャルド
ベルマニ、サミーア
メルリン、シモーネ
アブラハム、サントシュ・ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2014510477A publication Critical patent/JP2014510477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5731019B2 publication Critical patent/JP5731019B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/26Network addressing or numbering for mobility support
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0452Multi-user MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/186Processing of subscriber group data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/18Processing of user or subscriber data, e.g. subscribed services, user preferences or user profiles; Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/20Transfer of user or subscriber data
    • H04W8/205Transfer to or from user equipment or user record carrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、ここに参照により組み込まれ、2011年3月2日に出願された米国仮特許出願第61/448484号(代理人番号第110994P1号)の優先権を主張する。
発明の分野
[0002]本開示のある特定の態様は、概してワイヤレス通信に関し、より具体的には、直接リンクのマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)送信を送る局(STA)の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを、その送信を受信する1つまたは複数のSTAが、そのSTAが属するグループを示すグループ識別子(ID)を解釈することができるように、使用することに関する。
[0003]ワイヤレス通信システムに対して要望される帯域幅要求を増加させる問題を取り扱うために、高データスループットを達成しながらチャネルリソースを共有することにより、複数のユーザ端末が単一のアクセスポイントと通信することが可能にする異なるスキームが開発されている。多入力多出力(MIMO)技術は、次世代通信システムのための人気のある技法として近年登場してきたような1つのアプローチを表している。MIMO技術は、電気電子技術者委員会(IEEE)802.11規格のような、いくつかの新興のワイヤレス通信規格で採用されてきた。IEEE802.11規格は、短距離通信(例えば、数十メートルから数百メートル)のためにIEEE802.11委員会により開発されたワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)エアインターフェース標準規格のセットを表す。
[0004]MIMOワイヤレスシステムは、データ送信用に、多数の(N個の)送信アンテナおよび多数の(N個の)受信アンテナを用いる。N個の送信およびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたは空間ストリームとしても称される多数の(N個の)独立チャネルに分解され、ここにおいて、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルの各々は、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信および受信アンテナにより作り出される追加の次元が利用される場合に、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きな信頼性)を提供することができる。
[0005]単一のアクセスポイント(AP)および複数のユーザ局(STA)を有するワイヤレスネットワークでは、アップリンク方向およびダウンリンク方向の両方において、異なる局に向けて、複数のチャネル上で、並行した送信が生じうる。このようなシステムには、多くの課題が存在する。
[0006]本開示のある特定の態様は、局(STA)が複数の他の局(STA)に送るべきデータを有するワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)に概して適用する。空間分割多元接続(SDMA)技法を使用することによって、例えば、直接リンク送信ができるSTAは、同時に複数のSTAにデータを送信することができる。本開示のある特定の態様は、概して、直接リンクのマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)送信を送る局(STA)の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを、その送信を受信する1つまたは複数のSTAが、そのSTAが属するグループを示すグループ識別子(ID)を解釈することができるように、使用することに関する。グループIDおよびMACアドレスを使用することは、STAが、ベーシックサービスセット(BSS)にあるアクセスポイント(AP)または他のSTAから独立した、そのグループIDを独立して管理することを可能にする。
[0007]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供している。第1の装置は、概して、第1の装置および送信機のMACアドレスを決定するように構成された処理システムを含む。送信機は、通常、1つまたは複数の第2の装置にマルチユーザ(MU)パケットを送信し、ここにおいて、MUパケットが第2の装置が属するグループを示すグループIDの指示を含み、第1の装置のMACアドレスの指示を、MACアドレスに基づく第2の装置によるグループIDの解釈のために、第2の装置に送信するように構成される。
[0008]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供している。方法は、概して、第1の装置のMACアドレスを決定すること、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信すること、ここにおいて、MUパケットは、第2の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、および第1の装置のMACアドレスの指示を、MACアドレスに基づく第2の装置によるグループIDの解釈のために、第2の装置に送信すること、を含む。
[0009]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供している。第1の装置は、概して、第1の装置のMACアドレスを決定するための手段、およびMUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、を含み、ここにおいて、MUパケットは、第2の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、ならびにここにおいて送信するための手段はまた、第1の装置のMACアドレスの指示を、MACアドレスに基づく第2の装置によるグループIDの解釈のために、第2の装置に送信するようにも構成される。
[0010]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供している。コンピュータプログラム製品は、概して、第1の装置のMACアドレスを決定し、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信し、ここにおいて、MUパケットは、第2の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、第1の装置のMACアドレスの指示を、MACアドレスに基づく第2の装置によるグループIDの解釈のために、第2の装置に送信することが実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体を含む。
[0011]本開示のある特定の態様は、ワイヤレスノードを提供している。ワイヤレスノードは、概して、少なくとも1つのアンテナ、ワイヤレスノードのMACアドレスを決定するように構成された処理システム、および送信機を含む。送信機は、通常、少なくとも1つのアンテナを介して、MUパケットを1つまたは複数の装置に送信し、ここにおいて、MUパケットは装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、少なくとも1つのアンテナを介して、ワイヤレスノードのMACアドレスの指示を、MACアドレスに基づく装置によるグループIDの解釈のために装置に送信するように構成される。
[0012]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供している。第1の装置は、概して、受信機および処理システムを含む。受信機は、通常、MUパケットを第2の装置から受信し、ここにおいて、MUパケットは、第1の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、第2の装置のMACアドレスの指示を受信するように構成される。処理システムは、通常、MACアドレスに基づくグループIDを解釈するように構成される。ある特定の態様では、受信機は、第2の装置からメッセージを受信するように構成され、そのメッセージは、グループへの第1の装置の割り当てを示し、ならびにそのグループIDに対して、第2の装置からそのグループに送信されたMUパケットにおける第1の装置のための空間ストリームを示す。ある特定の態様では、処理システムは、MUパケットが第2の装置によって送信され、グループIDが第2の装置に関連付けられるように、MACアドレスが第2の装置に関連付けられることを決定することによってグループIDを解釈するように構成される。
[0013]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供している。方法は、概して、第1の装置でMUパケットを第2の装置から受信すること、ここにおいてMUパケットは、その第1の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、第2の装置のMACアドレスの指示を受信すること、およびMACアドレスに基づいてグループIDを解釈することを含む。
[0014]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供している。第1の装置は、概して、第2の装置からMUパケットを受信するための手段、ここにおいてMUパケットは第1の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、ならびにここにおいて受信するための手段はまた、第2の装置のMACアドレスの指示を受信するように構成され、MACアドレスに基づいてグループIDを解釈するための手段、を含む。
[0015]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供している。コンピュータプログラム製品は、概して、第1の装置でMUパケットを第2の装置から受信し、ここにおいてMUパケットは、第1の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備え、第2の装置のMACアドレスの指示を受信し、MACアドレスに基づいてグループIDを解釈する、ことが実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体を含む。
[0016]本開示のある特定の態様は、ワイヤレスノードを提供している。ワイヤレスノードは、概して、少なくとも1つのアンテナ、少なくとも1つのアンテナを介してMUパケットを装置から受信し、ここにおいてMUパケットは、ワイヤレスノードが属するグループを示すグループIDの指示を備え、少なくとも1つのアンテナを介して装置のMACアドレスの指示を受信するように構成された受信機、およびMACアドレスに基づいてグループIDを解釈するように構成された処理システムを含む。
[0017]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供している。第1の装置は、概して、送信機、および1つまたは複数の第2の装置のグループを決定するように構成された処理システムを含む。送信機は、通常、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信し、第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信するように構成される。
[0018]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供している。方法は、概して、第1の装置で1つまたは複数の第2の装置のグループを決定すること、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信すること、および第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信することを含む。
[0019]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供している。第1の装置は、概して、1つまたは複数の第2の装置のグループを決定するための手段、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するように構成された送信するための手段を含み、ここにおいて送信するための手段はまた、第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信するように構成される。
[0020]本開示のある特定の態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供している。コンピュータプログラム製品は、概して、第1の装置で1つまたは複数の第2の装置のグループを決定し、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信し、第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信することが実行可能な命令を有するコンピュータ可読媒体を含む。
[0021]本開示のある特定の態様は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、概して、少なくとも1つのアンテナ、送信機、1つまたは複数の装置のグループを決定するように構成された処理システムを含む。送信機は、通常、少なくとも1つのアンテナを介してMUパケットを1つまたは複数の装置に送信し、少なくとも1つのアンテナを介して装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信するように構成される。
[0022]本開示の上記で記載された特徴が詳細に理解されることができる方法のように、上記で簡潔に要約されたより特定の説明が、態様への参照によって記され、そのいくつかが添付の図面において例示される。しかしながら、添付の図面は、この開示のある特定の典型的な態様のみを例示し、したがって、その説明が他の同等の効果的な態様を認めるので、その範囲の限定を考慮されるべきではないことは留意されたい。
本開示のある特定の態様にしたがった、ワイヤレス通信ネットワークの図。 本開示のある特定の態様にしたがった、例示的なアクセスポイント(AP)およびユーザ端末のブロック図。 本開示のある特定の態様にしたがった、例示的なワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示のある特定の態様にしたがった、プリアンブルの例示的な構造を示す図。 本開示のある特定の態様にしたがった、局(STA)間の直接リンク送信ができるマルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)ネットワークの図。 本開示のある特定の態様にしたがった、マルチユーザ(MU)パケットに先行するプライマフレーム(primer frame)を例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケットにおいてアドレス指定されるSTAの各々のための関連識別子(AID)を使用する例示的なプライマフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケットにおいてアドレス指定されるSTAの各々のためのMU識別子(MID)を使用する例示的なプライマフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、一時的なグループ識別子(ID)およびグループ割り当てをアナウンスするための例示的なプライマフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケットのためのプライマフレームとして機能するヌルデータパケット割り当て(NDPA)フレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、図10のNDPAフレーム中の例示的なSTA情報フィールドを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、後続のMUパケットが続く、一時的なグループIDをアナウンスするためのプライマフレームとして機能する例示的なNDPAフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、リザーブされたグループIDの一時的な定義を提供するプライマフレームとして機能する例示的な制御または管理アクションフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、グループID割り当てのための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを使用する例示的なプライマフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、図14のものよりも効率的な、MACアドレスを使用するプライマフレームを例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、プライマフレームとして機能するNDPAフレームに基づくサウンディングとの例示的なMUフレーム交換を例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、プライマフレームとして機能するNDPAフレームに基づく、ブロック肯定応答(BA)およびサウンディングとの例示的なMUフレーム交換を例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、シーケンシャルなアクセスに基づく、BAおよびサウンディングとの例示的なMUフレーム交換を例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、第2の装置に対してグループIDの指示を有するMUパケットを送信し、第2の装置によるグループIDの解釈のための第1の装置のMACアドレスを送信するための、1つまたは複数の第2の装置への直接リンク送信ができる第1の装置で実行されうる、例示的な動作を例示する図。 図19で提示される動作を実行することができる例示的な手段を例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケットで受信され、第1の装置が属するグループを示すグループIDを、第2の装置の受信されたMACアドレスに基づいて解釈するための、第2の装置からの直接リンク送信を受信することができる第1の装置で実行されうる、例示的な動作を例示する図。 図20で提示される動作を実行することができる例示的な手段を例示する図。 本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケットを第2の装置に送信するための、および第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信するための、1つまたは複数の第2の装置への直接リンク送信ができる第1の装置で実行されうる、例示的な動作を例示する図。 図21で提示される動作を実行することができる例示的な手段を例示する図。
詳細な説明
[0047]添付の図面を参照して、本開示の様々な態様がここより後でさらに全面的に記述される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で実現され、本開示全体を通して表される任意の特定の構造または機能に限定されるものとしてみなされるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が徹底的で完全であり、当業者に本開示の範囲を全面的に伝達することになるように提供される。ここでの教示に基づいて、本発明の他のいずれかの態様から独立してインプリメントされようと、本発明の他のいずれかの態様と組み合わせてインプリメントされようと、本開示の範囲が、ここで開示される開示のいずれの態様もカバーするように意図されていることを、当業者は認識すべきである。例えば、ここで述べられる様々な態様を使用して、装置がインプリメントされ、または方法が実施されうる。加えて、本開示の範囲は、他の構造、機能、あるいはここで述べられる開示の様々な態様以外のまたはそれらの態様に加えた構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするように意図されている。ここで開示される開示のいずれの態様も請求項の1つまたは複数の要素によって実現されうることは理解されるべきである。
[0048]「例示的な」という言葉は、「例、事例、または例示としての役割をする」を意味するようにここで使用される。「例示的な」として、ここで記述されるいずれの態様も、他の態様に対して、必ずしも好ましいものとして、または、有利なものとしてみなされるべきではない。ここで使用されるように、「レガシ局」という用語は、概して、電気電子技術者委員会(IEEE)802.11nまたはIEEE802.11標準へのより早期の補正をサポートするワイヤレスネットワークノードを称する。
[0049]特定の態様がここで説明されるけれども、これらの態様の多くのバリエーションおよび置換が本開示の範囲内に入る。好ましい態様の何らかの利益および利点が言及されるけれども、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または、目的に限定されると意図されていない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および、送信プロトコルに広く適用可能であるように意図されており、そのうちのいくつかは、例として、図面中および好ましい態様の以下の説明中で例示されている。詳細な説明および図面は、限定ではなく、本開示の単なる例示であり、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物により定義されている。
例示的なワイヤレス通信システム
[0050]ここで記述される技法は、直交多重化スキームに基づいている通信システムを含む、様々なブロードバンドワイヤレス通信システムに対して使用されうる。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)などを含む。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するために、十分に異なる方向を利用することができる。TDMAシステムは、複数のユーザ端末が、送信信号を異なる時間スロットに分割することによって同じ周波数チャネルを共有することを可能にし、各時間スロットは異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、システム全体の帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビンなどとも呼ばれうる。OFDMでは、各サブキャリアは、データで独立して変調されうる。SC−FDMAシステムは、インターリーブされたFDMA(IFDMA)を利用して、システム帯域幅にわたって分散されているサブキャリア上で送信し、局所化されたFDMA(LFDMA)を利用して、隣り合ったサブキャリアのブロック上で送信し、または、拡張されたFDMA(EFDMA)を利用して、隣り合ったサブキャリアの複数のブロック上で送信することができる。概して、変調シンボルは、OFDMでは周波数ドメイン中で、および、SC−FDMAでは時間ドメイン中で送られる。
[0051]ここでの教示は、様々なワイヤード(wired)またはワイヤレスの装置(例えば、ノード)に組み込まれうる(例えば、これらの装置内でインプリメント、または、これらの装置により実行されうる)。いくつかの態様では、ここでの教示にしたがってインプリメントされるワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備えることができる。
[0052]アクセスポイント(AP)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局(BS)、トランシーバ機能(TF)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、無線基地局(RBS)、または何らかの他の専門用語を備えることができ、これらとしてインプリメントされることができ、または、これらとして周知でありうる。
[0053]アクセス端末(AT)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または、何らかの他の専門用語を備えることができ、これらとしてインプリメントされることができ、または、これらとして周知でありうる。いくつかのインプリメンテーションでは、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、局(STA)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを備えることができる。したがって、ここで教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、タブレット、携帯型通信デバイス、携帯型コンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽またはビデオのデバイス、あるいは、衛星ラジオ)、グローバルポジショニングシステム(GPS)デバイス、あるいは、ワイヤレスまたはワイヤードの媒体を介して通信するように構成されている何らかの他の適切なデバイス中に、組み込まれうる。いくつかの態様では、ノードはワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、例えば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラーネットワークのような広域ネットワーク)のための接続、またはネットワークへの接続を提供することができる。
[0054]図1は、アクセスポイントおよびユーザ端末を有する多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を例示している。簡潔さのために、図1では、1つのアクセスポイント110のみが提示されている。アクセスポイントは、概して、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の専門用語と称されうる。ユーザ端末は、固定または可動であることができ、移動局、局(STA)、クライアント、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の専門用語としても称されうる。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンクで、あらゆる所与の瞬間に1つまたは複数のユーザ端末120と通信することができる。ダウンリンク(すなわち、フォワードリンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、リバースリンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末は、別のユーザ端末とピアツーピアで通信することもできる。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、アクセスポイントに対して調整および制御を提供する。
[0055]以下の開示の一部が空間分割多元接続(SDMA)を介して通信することができるユーザ端末120を記述しているのに対して、ある特定の態様では、ユーザ端末120は、SDMAをサポートしていないいくつかのユーザ端末も含むことができる。したがって、そのような実施形態では、AP110はSDMAおよび非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成されうる。都合のよいことに、この手法は、古いバージョンのユーザ端末(「レガシ」局)が企業で採用され続けることを可能にし、それらの効率的寿命を拡張する一方で、適していると思われるときには、より新しいSDMAユーザ端末が導入されることを可能にする。
[0056]システム100は、データ送信のために、ダウンリンク上およびアップリンク上で、複数の送信および複数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110は、Nap本のアンテナで装備され、ダウンリンク送信に対する複数入力(MI)、およびアップリンク送信に対する複数出力(MO)を表している。1組のK個の選択されたユーザ端末120は、集合的に、ダウンリンク送信に対する複数出力、およびアップリンク送信に対する複数入力を表している。純粋なSDMAでは、何らかの手段により、K個のユーザ端末に対するデータシンボルストリームが、コード、周波数、または、時間において多重化されていない場合に、Nap≧K≧1を有することが望ましい。TDMA技術を使用して、CDMAでは異なるコードチャネルを使用して、OFDMでは互いに素な(disjoint)組のサブバンドを使用するなどして、データシンボルストリームが多重化される場合に、Kは、Napよりも大きいことがある。各選択されたユーザ端末は、アクセスポイントに対して、ユーザ固有のデータを送信し、および/または、アクセスポイントから、ユーザ固有のデータを受信する。概して、各選択されたユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナ(すなわち、Nut≧1)で装備されうる。K個の選択されたユーザ端末は、同じ数のアンテナまたは異なる数のアンテナを有することができる。
[0057]システム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムでありうる。TDDシステムでは、ダウンリンクとアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムでは、ダウンリンクとアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、送信のために、単一の搬送波または複数の搬送波も利用することができる。各ユーザ端末は、(例えば、コストを低く抑えるために)単一のアンテナで装備され、または、(例えば、付加的なコストがサポートされることができる場合には)複数のアンテナで装備されうる。ユーザ端末120が、各時間スロットが異なるユーザ端末120に割り当てられている異なる時間スロットに、送信/受信を分割することにより、同じ周波数チャネルを共有する場合、システム100は、TDMAシステムであることもできる。
[0058]図2は、MIMOシステム100中の、アクセスポイント110および2つのユーザ端末120mと120xのブロック図を例示している。アクセスポイント110は、N本のアンテナ224aから224apで装備されている。ユーザ端末120mは、Nut,m本のアンテナ252maから252muで装備されており、ユーザ端末120xには、Nut,x本のアンテナ252xaから252xuで装備されている。アクセスポイント110は、ダウンリンクリンクに対しては送信エンティティであり、アップリンクに対しては受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクに対しては送信エンティティであり、ダウンリンクに対しては受信エンティティである。ここで使用するように、「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することができる、独立して動作する装置またはデバイスであり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することができる、独立して動作する装置またはデバイスである。以下の記述では、下付き文字「dn」は、ダウンリンクを意味し、下付き文字「up」は、アップリンクを意味し、Nup個のユーザ端末が、アップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンク上での同時送信のために選択され、Nupは、Ndnに等しい場合もあり、または、等しくない場合もあり、NupおよびNdnは、静的な値である場合もあり、あるいは、各スケジューリング間隔の間に変化することもできる。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法が、アクセスポイントならびにユーザ端末において、使用されうる。
[0059]アップリンク上では、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータプロセッサ288が、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、そのユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられた符号化および変調スキームに基づいて、そのユーザ端末のためのトラヒックデータ{dup,m}を処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、データシンボルストリーム{Sup,m}を提供する。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリーム{Sup,m}上で空間処理を実行し、Nut,m本のアンテナに対してNut,m個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理(例えば、アナログにコンバート、増幅、フィルタ、および周波数のアップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m本のアンテナ252からアクセスポイント110への送信に対して、Nut,m個のアップリンク信号を提供する。
[0060]Nup個のユーザ端末がアップリンク上での同時送信に対してスケジュールされうる。これらのユーザ端末の各々は、そのデータシンボルストリーム上で空間処理を実行し、その組の送信シンボルストリームをアップリンク上でアクセスポイントに送信する。
[0061]アクセスポイント110において、Nap本のアンテナ224aから224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のユーザ端末からアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に対して、受信された信号を提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254により実行される処理と相補的な処理を実行し、受信されたシンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap台の受信機ユニット222からのNap個の受信されたシンボルストリーム上で、受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。チャネル相関マトリクス逆変換(CCMI)、最小平均二乗誤差(MMSE)、ソフト干渉消去(SIC)、または、何らかの他の技法にしたがって、受信機空間処理が実行される。各復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリーム{Sup,m}の推定である。RXデータプロセッサ242は、そのストリームに対して使用されているレートにしたがって、各復元されたアップリンクデータシンボルストリーム{Sup,m}を処理(例えば、復調、デインターリーブ、および、復号)して、復号されたデータを取得する。各ユーザ端末に対する復号されたデータは、記憶のためにデータシンク244に提供され、および/または、さらなる処理のためにコントローラ230に提供されうる。
[0062]ダウンリンク上では、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信に関してスケジュールされているNdn個のユーザ端末に対するトラフィックデータをデータソース208から受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によっては、スケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータが、異なるトランスポートチャネル上で送られうる。TXデータプロセッサ210は、そのユーザ端末のために選択されているレートに基づいて、各ユーザ端末に対するトラフィックデータを処理する(例えば、エンコードする、インターリーブする、および、変調する)。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末に対するNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリーム上で(プリコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を実行し、Nap本のアンテナに対してNap個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信し、処理する。Nap台の送信機ユニット222は、Nap本のアンテナ224からユーザ端末への送信に対して、Nap個のダウンリンク信号を提供する。
[0063]各ユーザ端末120において、Nut,m本のアンテナ252は、アクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット(RCVR)254は、関連付けられたアンテナ252からの受信信号を処理し、受信されたシンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m台の受信機ユニット254からのNut,m個の受信されたシンボルストリーム上で受信機空間処理を実行し、ユーザ端末に対する復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、または何らかの他の技法にしたがって実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末に対する復号されたデータを得るために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および、復号)する。
[0064]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、チャネル利得推定、SNR推定、ノイズ分散などを含むことができるダウンリンクチャネル推定を提供する。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定を提供する。各ユーザ端末に対するコントローラ280は、通常、そのユーザ端末に対するダウンリンクチャネル応答マトリクスHdn,mに基づいて、ユーザ端末に対する空間フィルタマトリクスを導出する。コントローラ230は、効果的なアップリンクチャネル応答マトリクスHup,effに基づいて、アクセスポイントに対する空間フィルタマトリクスを導出する。各ユーザ端末に対するコントローラ280は、アクセスポイントにフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンクの固有ベクトル、固有値、SNR推定など)を送ることができる。コントローラ230および280はまた、アクセスポイント110およびユーザ端末120における様々な処理ユニットの動作をそれぞれ制御する。
[0065]図3は、MIMOシステム100のようなワイヤレス通信システム内で用いられうるワイヤレスデバイス302において利用されうる様々なコンポーネントを例示している。ワイヤレスデバイス302は、ここで記述される様々な方法をインプリメントするように構成されうるデバイスの例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120でありうる。
[0066]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含むことができる。プロセッサ304は、中央処理ユニット(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含みうるメモリ306は、命令およびデータをプロセッサ304に提供する。メモリ306の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含むことができる。プロセッサ304は、通常、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理および演算動作を実行する。メモリ306における命令は、ここで記述される方法をインプリメントするために実行可能でありうる。
[0067]ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302と遠隔ロケーションとの間でのデータの送受信を可能にする送信機310および受信機312を含むことができるハウジング308を含むこともできる。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に合わされうる。単一のまたは複数の送信アンテナ316が、ハウジング308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合されうる。ワイヤレスデバイス302はまた、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含むことができる(図示せず)。
[0068]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出して定量化するために使用されうる信号検出器318も含むことができる。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルあたりのサブキャリアごとのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号のような信号を検出することができる。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際の使用ための、デジタル信号プロセッサ(DSP)320も含むことができる。
[0069]ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バスを含むことができる、バスシステム322により、共に結合されうる。
グループ定義を有するプリアンブル構造
[0070]図1によるシステム100のような、次世代WLANでは、ダウンリンク(DL)マルチユーザ(MU)MIMO送信は、ネットワークスループット全体を増加させるための将来有望な技法を表すことができる。DL MU−MIMO送信の大抵の態様では、アクセスポイントから複数のユーザ局(STA)に送信されるプリアンブルのビームフォーミングされていない部分は、STAに対する空間ストリーム割り振りを示す、空間ストリームの割り振りフィールドを搬送することができる。
[0071]この割り振り情報をSTAにおいて構文解析するために、各STAは、MU送信を受信するようにスケジュールされた複数のSTAからの1組のSTAにおける、その順序付けまたはSTA番号を通知されうる。このことは、グループを形成することを必要とし、ここにおいて、プリアンブル中のグループ識別子(グループID)フィールドは、所定のMU送信で送信されている1組のSTA(およびそれらの順序)を、STAに伝達することができる。送信オーバヘッドにプリアンブルビットが加わることで、STAが所与の時点におけるMU−MIMO送信で一緒にスケジュールされることができるフレクシビリティに関して犠牲にならないと同時に、グループIDに対して可能な限り少ないビットを消費することが望ましい。図4は、本開示のある特定の実施例にしたがったプリアンブル400の例示的な構造を例示している。プリアンブル400は、例えば、図1において例示されているシステム100中で、アクセスポイント(AP)110からユーザ端末120に送信されうる。ある特定の態様では、プリアンブル400はまた、直接リンク送信を使用して1つのSTAから1つまたは複数の他のSTAにも送信されうる。
[0072]プリアンブル400は、全レガシ部分402(すなわち、ビームフォーミングされていない部分)、およびプリコードされた802.11ac VHT(超高スループット)部分404を備えることができる。レガシ部分402は、レガシ短トレーニングフィールド(L−STF)406、レガシ長トレーニングフィールド408、レガシ信号(L−SIG)フィールド410、およびVHT信号A(VHT−SIG−A)フィールド412、414に対する2つのOFDMシンボルを備えることができる。VHT−SIG−Aフィールド412、414は、全方向に送信され、1つの組み合わせ(組)のSTAに対する、空間ストリームの数の割り振りを示すことができる。
[0073]プリコードされた802.11ac VHT部分404は、超高スループット短トレーニングフィールド(VHT−STF)418、超高スループット長トレーニングフィールド1(VHT−LTF1)420、超高スループット長トレーニングフィールド(VHT−LTF)422、超高スループット信号B(VHT−SIG−B)フィールド424、およびデータ部分426を備えることができる。VHT−SIG−Bフィールドは、1つのOFDMシンボルを備え、送信、プリコード/ビームフォーミングされうる。(may be transmitted precoded/beamformed)
[0074]ロバストMU−MIMO受信は、APが、すべてのサポートされたSTAに、すべてのVHT−LTF422を送信することを伴うことができる。VHT−LTF422は、各STAが、すべてのAPアンテナからSTAのアンテナへのMIMOチャネルを推定することを可能にする。STAは、他のSTAに対応するMU−MIMOストリームからの効率的な干渉ヌリングを実行するために、推定されたチャネルを利用することができる。ロバスト干渉消去を実行するために、各STAは、どの空間ストリームがそのSTAに属するかを、および、どの空間ストリームが他のユーザに属するかを知ることを予期されうる。
[0075]上記で論じられたように、グループIDフィールド416は、特定の組のSTAがMU−MIMO送信の空間ストリームを受信することになることを、すべてのサポートされたSTAに伝達するために、プリアンブル400中に含まれうる。ベースラインとして、特有の組のSTAにマッピングされうるグループが形成される場合、プリアンブル400中の非常に大きい数のグループIDビットは、完全なスケジューリングのフレクシビリティのために伴われうる。一方、複数の組(組み合わせ)のSTAが1つのグループIDにマッピングされうる場合にグループIDの過負荷が可能にされると、より高いフレクシビリティが、一緒にスケジュールされることができるSTAの数において達成されうる。
例示的なSTA中心のMU−MIMO
[0076]上記で記述されたように、グループは、空間ストリームの位置をSTAに伝達するために、WLAN用のDL MU−MIMO送信において形成されうる。IEEE802.11acにおいて定義されるような、MU−MIMOは、データパケットを複数の受信器に並行にビームフォーミングするように使用されうる。IEEE802.11acの補正に先立って、データ送信は、シーケンシャルにのみで並行ではなく、個々の受信機にビームフォーミングされうる。
[0077]MU−MIMOパケット(つまり、複数の宛先へのパケット)の物理層(PHY)ヘッダは、どのSTAにMU−MIMOパケットが向かうか、およびどの(1つまたは複数の)空間ストリームを各受信するSTAが傾聴すべきかを指定する、グループ識別子(グループID)の指示を包含することができる。現在、グループIDとアドレス指定された組のSTAとの間のマッピングは、APによって制御され、管理フレームを介してSTAに分散される。このことは、STAがグループID割り当てへのアクセスを有さないために、STAが他のSTAへの直接リンク送信上でMU−MIMOを確実に使用することができないことを暗示している。
[0078]図5は、AP110とSTA502との間のダウンリンクまたはアップリンク送信よりもむしろ、STA502間の直接リンク送信ができるMU−MIMOネットワーク500の図を例示している。図5では、STA1は、STA2、STA3、およびSTA4用の直接リンクMUパケット504を送信することができる。同じベーシックサービスセット(BSS)と関連付けられているSTA間の直接リンク接続は、例えば、トンネリングされた直接リンクセットアップ(TDLS)プロトコルを使用してセットアップされうる。TDLSは、IEEE802.11標準へのIEEE802.11zの補正において定義されている。
[0079]したがって、必要とされるものは、直接リンクMU−MIMO送信が使用されるときにグループIDのコンテキストを解釈するための技法および装置である。
[0080]この課題を解決するために、マルチユーザ(MU)パケットにおけるグループIDは、MUパケットを送るSTAの媒体アクセス制御(MAC)アドレスと合わせられうる。MACアドレスは、STAの特有の識別子であり、したがってそれは、グループIDが解釈されるべきコンテキストを一義的に提供する。グループIDをMACアドレスと合わせることは、STAがBBSにおけるAPおよび他のSTAから独立して、それらのグループIDを独立して管理することを可能にする。グループID割り当てメッセージは、STAが自立的に(つまり、この機能を実行するためにAPに依拠することなく)関連するピアSTAに更新を送ることができるように、TDLSフレーム中にカプセル化されうる。
[0081]グループIDのMACアドレスコンテキストを提供するためには、いくつかのオプションがある。1つのオプションは、STAからのMU送信が、MU送信の送り手(つまり、STA)のMACアドレスを定義する短プライマフレームによって先行されうることである。図6は、本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケット602に先行するプライマフレーム600を例示している。プライマフレーム600は、プライマフレームの後の短期間(例えば、短インタフレーム空間(SIFS)604)に続くパケット602の間、または、プライマフレームの後の短期間に続く全送信機会(TXOP)の間、コンテキストを設定することができる。コンテキストは、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)のような、比較的長い期間よりも長いギャップが生じるときに再設定されうる。
[0082]プライマフレームは、グループIDが解釈されることになるコンテキストを定義することができる。ある特定の態様では、プライマフレームは新たに定義された制御フレームであり、一方、他の態様では、プライマフレームは新たに定義された制御拡張制御フレームでありうる。他の態様では、プライマフレームは自己への送信可(CTS)フレーム(CTS−to−self frame)であり、その場合、CTSフレームがプライマフレームとして機能するという事実は、CTSメッセージがMU送信によって後続されるときに明確になる。代わりとして、現存するフィールドへの小さな変更は、CTSフレームがグループIDコンテキストを設定するプライマフレームであることを示すことができる。
[0083]プライマフレームによって設定されるコンテキストは、STAのMACアドレスでありうる。MACアドレスは、STAの特有の識別子であり、それによってグループIDをどのように解釈すべきか一義的に識別する。MUパケットは、先立つプライマフレームなしで受信される(つまり、MUパケットが対応するプライマフレームによってすぐに先行されない)とき、受信するSTAは、MUパケットがAPによって送られた(つまり、グループIDを解釈するためのデフォルトコンテキストがAPである)と推定することができる。
[0084]プライマフレームはまた、どの空間ストリーム上で、ならびにどのSTAがMUパケットにおいてアドレス指定されるかを識別することもできる。STAは、関連識別子(AID)によって識別され、その場合、MACアドレスは、AIDが解釈されることになるBSSコンテキストを設定するためにプライマフレームに存在する可能性が最も高い。MACアドレスは、STAが関連付けられているAPのMACアドレスであるベーシックサービスセット識別子(BSSID)であり、あるいはMACアドレスはSTAアドレスであり、その場合受信するSTAは、直接リンクがそのMACアドレスと共に存在するかどうかを検査する可能性が最も高い。
[0085]図7は、アドレス指定されたSTAのAIDを包含する例示的なプライマフレーム700を例示している。フレーム制御(FC)フィールド702は、これが「プライマフレーム」タイプの制御(拡張)フレームであることを示すことができる。持続期間フィールド704は、フレーム交換の可能性がある持続期間を示すことができる。a1フィールド706は、受信機アドレス(RA)としてブロードキャストアドレスを包含することができる。a2フィールド708は、送信機アドレス(TA)として、プライマフレーム700を送るSTAのMACアドレスを包含することができる。a3フィールド710は、BSSIDを包含することができる。a3フィールド710は、a2フィールド708が保留のMU送信のためにコンテキストを一義的に設定するので、このフレームから排除されうる。MUinfoフィールド712は、AIDフィールド714と多くの空間ストリーム(Nsts)フィールド716のいくつかの繰り返し(several repetitions of a AID field 714 and a number of spatial streams (Nsts) field 716)を備え、MU送信の各STAに対して1つある(この例は4つのSTAを提示している)。4つよりも少ないSTAが保留のMU送信においてアドレス指定されるとき、使用されていないAIDサブフィールドが存在しないAIDに設定されうる。Nstsフィールド716は、Nstsフィールドをすでに包含している、プリアンブルから再使用されうる。MUinfoフィールド712は、フレーム検査シーケンス(FCS)フィールド718によって後続されうる。
[0086]AIDは、STAがAPと関連する際に受信する識別子である。しかしながらMU−MIMOのために使用される識別子は、直接リンクの形成、または関連付けの際に、それぞれ、APまたはSTAによって割り当てられる特定のマルチユーザ識別子(MID)でありうる。MIDは、AIDよりもさらに短い場合がある。
[0087]2つのアドレスおよびMIDに基づくプライマフレーム800のより短いバージョンが、図8において提示されている。FCフィールド802は、これが「プライマフレーム」タイプの制御(拡張)フレームであることを示すことができる。持続期間フィールド804は、フレーム交換の可能性がある持続期間を示すことができる。a1フィールド806は、受信機アドレス(RA)としてブロードキャストアドレスを包含することができる。a2フィールド808は、送信機アドレス(TA)として、プライマフレーム800を送るSTAのMACアドレスを包含することができる。MUinfoフィールド810は、MIDフィールド812とNstsフィールド814のいくつかの繰り返しを備え、MU送信の各STAに対して1つある(この例は4つのSTAを提示している)。4つよりも少ないSTAが保留のMU送信においてアドレス指定されるとき、使用されていないMIDサブフィールドが存在しないMIDに設定されうる。Nstsフィールド814は、Nstsフィールドをすでに包含している、プリアンブルから再使用されうる。MUinfoフィールド810は、FCSフィールド816によって後続されうる。
[0088]この例におけるMIDサブフィールドは、4ビットの幅であり、これは16個のSTAがあらゆる所与の時間においてMU送信を介してアドレス指定されうることを意味する。他のSTAはMU送信に含まれることになり、全ての16のMIDが割り当てられたとき、STAはいくつかのSTAからMIDを呼び戻し、他にこれらを割り当てる可能性が最も高い。これは動的プロセスであり、STAがそれ自身の割り当てを担っている(つまり、MIDが所与のSTAのコンテキスト内でのみ成り立つ)ので管理することが容易である。
[0089]STAは、MID割り当てを管理するために、TDLSフレーム中にカプセル化された動きフレームを使用することができる。AIDが使用されるとき、プライマフレームは各STAで容易に利用可能である識別子を使用する(つまり、この方法は、他のSTAに対してMUを利用するSTAの観点から処理状態を把握していない)ので、ピアSTA間のシグナリングは実行される必要はない。
[0090]プライマフレームに対するオプションとしての他の態様では、STAのMACアドレスは、MU送信のPHYプリアンブルに追加されうる。MACアドレスは、ある特定の態様に関して、現存するVHT−SIG−Aフィールドの後、およびトレーニングフィールドの前に位置付けられうる。グループIDコンテキストフィールドの存在(つまり、MACアドレス)はL−SIGフィールドの一部(例えば、現存するビット)を通じてシグナリングされうる。グループIDコンテキストを有さない現在定義されたMUプリアンブルは、未だこの場合に使用されうる。グループIDコンテキストの存在はまた、グループIDをMU値(つまり、すべてのゼロおよびすべての1を除いたあらゆる値)に設定することによってシグナリングされうる。グループIDコンテキストを有さない現在定義されたMUプリアンブルは、もはやこの場合には使用されず、このことは、このオプションが、現在定義されたMUプリアンブルと下位互換的ではないことを意味する。
[0091]ある特定の態様では、プライマフレームは、一時的なグループIDおよびグループ割り当てをアナウンスするように定義されうる。図9は、一時的なグループIDおよびグループ割り当てをアナウンスするための例示的なプライマフレーム900を例示している。MAC層は、プライマフレーム900とMU送信との間のSIFS時間の間に一時的なグループIDをPHYにプログラミングすることができる。元のグループIDは、プライマフレーム900の後、または違う方法(PHYがSIFSタイミングに気付く必要がないようにMACがタイムアウトを提供しうる)のSIF+xμsの後にSIFS内で効果的なMU送信が開始するとき、MUパケットの終わりでPHYによって独立して回復されうる。値xはおおよそ数μsである。
[0092]IEEE802.11acは、ヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームを定義する。NDPAフレームは、フレームがプライマフレームであり、NDPアナウンスメントでないと示すために、サウンディングシーケンス0を再定義することによって、プライマフレームとしての役割をするように再定義されうる。図10は、再定義されたNDPA/プライマフレーム1000のための例示的なフレームフォーマットを例示している。ある特定の態様では、サウンディングシーケンスフィールドの1ビットは、NDPAとプライマフレーム機能とをスイッチし、効率的にサウンディングシーケンスの範囲を半分にカットすることに専用でありうる。
[0093]NDPA/プライマフレーム1000において、持続時間フィールド1002は、適した持続時間の値に設定されうる。NDPA/プライマフレーム1000は、少なくとも1つのSTA情報(Info)フィールド1004を含むことができる。NDPA/プライマフレーム1000は、1つのSTAInfoフィールド1004のみを備え、そしてRAフィールド1006は、STAInfoフィールド中のSTA IDによって識別されたアドレスSTAに設定されうる。NDPA/プライマフレーム1000は、1つよりも多いSTAInfoフィールドを備え、その後RAフィールド1006がブロードキャストアドレスに設定されうる。TAフィールド1008は、NDPAフレームを送信するSTAのアドレスに設定されうる。サウンディングシーケンスフィールド1010は、現在のサウンディングシーケンスに関連付けられたシーケンス番号を示すことができる。0に等しいサウンディングシーケンスは、これがMU送信に先行するプライマフレームである(つまり、従来のNDPAフレームでない)ことを示すことができる。
[0094]図11は、STAInfoフィールド1004の例示的なフォーマットを例示している。STA IDサブフィールド1100は、対象STAのAIDまたはMIDを包含することができる。フィードバックタイプサブフィールド1102は、要求されたフィードバックのタイプを示すことができる。フィードバックタイプサブフィールド1102は、単一ユーザ(SU)送信に関しては0に設定され、MU送信に関しては1に設定されうる。サウンディングシーケンス0に関して、このフィールドはリザーブされている。
[0095]Ncインデックスサブフィールド1104は、MUフィードバックに関して要求されるフィードバックディメンションを示すことができる。Ncインデックスサブフィールド1104は、Nc=1を要求するために0に設定され、Nc=2を要求するために1に設定され、…Nc=8を要求するために7に設定されうる。このサブフィールドは、フィードバックタイプサブフィールド1102がSUに設定される場合にリザーブされる。サウンディングシーケンス0に関して、このフィールドは空間ストリームの数を示す。
[0096]ある特定の態様では、NDPA/プライマフレーム1000は、リザーブされたグループIDを一時的に定義するために使用されうる。リザーブされたグループIDは、グループIDがプライマフレームの一部としてシグナリングされる必要がないように、STAによって事前に知られうる。リザーブされたグループIDは、グループID割り振りの一部として、STAへAPによってシグナリングされ、あるいはリザーブされたグループIDは、IEEE802.11ac標準において定義されうる(つまり、標準は、ある特定のグループIDが、このグループIDがSTAによるMU−MIMO送信用のものであるので、APによって使用されないだろう)。
[0097]NDPA/プライマフレーム1000は、有効なMU送信が、プライマフレームの後、または違う方法で、SIFS+xμsの後にSIFS中で開始するMUパケットの終わりまで、リザーブされたグループIDの一時的な定義を提供することができ、ここにおいてxは数μsでありうる。NDPA/プライマフレーム1000は、図12に例示されるようなリザーブされたグループIDを示すPHYヘッダを有するMU送信1202によって後続されうる。Nstsフィールドは、リザーブされたグループIDの一時的な定義における各STAに対する空間ストリーム割り当て(つまり、空間ストリーム割り振り)を示すことができる。
[0098]リザーブされたグループIDが上記で記述されるように使用されるとき、グループIDに基づいた通常の動作の場合と同様に、空間ストリーム割り振りは、MUパケットのPHYヘッダでNstsフィールドを介して供給されうる。このことは、空間ストリーム割り振りが、サウンディングシーケンス0を有するNDPAフレームのNcインデックスフィールドによって割り振られる必要はないことを暗示している。この場合、Ncインデックスサブフィールドは、MUフィードバックに関して要求されるフィードバックディメンションを示すことができる。Ncインデックスサブフィールドは、Nc=1を要求するために0に設定され、Nc=2を要求するために1に設定され、…Nc=8を要求するために7に設定されうる。このサブフィールドは、フィードバックタイプフィールドがSUに設定される場合にリザーブされうる。サウンディングシーケンス0に関して、このフィールドはリザーブされている。
[0099]サウンディングシーケンス0を有するNDPAフレームをプライマフレームであると再定義するよりむしろ、リザーブされたグループIDの一時的な定義を提供する専用の制御または管理動作フレームが定義されうる。図13は、AIDを有する例示的なグループID定義フレーム1300を例示している。
[0100]図14は、MACアドレスフィールド1402を有する例示的なグループID定義フレーム1400を例示している。MACアドレスフィールド1502を有するより効率的なグループID定義フレーム1500が、図15において例示されている。フレーム1500では、規則的なアドレスa2およびa3が、グループID割り当てに対するMACアドレスとして再定義されている。a1アドレス1504は、ブロードキャストアドレスまたはグループアドレスを包含することができる。AIDの代わりに単調なMACアドレスを使用する利点は、MACアドレスが(AIDとは対照的に)それらを定義するためにBSSIDに依存しないことであり、このことはプライマフレームが同じBSSにないSTAを割り当てることを可能にする。FCフィールドは、フレーム1500をプライマフレーム(つまり、グループID定義フレーム)として定義することができる。
[0101]図16は、プライマフレーム(つまり、NDPA/プライマフレーム1000)として機能するNDPAフレームに基づくサウンディングとの例示的なMUフレーム交換1600を例示している。上記で記述されているように、NDPA/プライマフレーム1000は、グループIDが後続のMU送信1602に関して解釈されることになるコンテキストを定義することができる。NDPA/プライマフレーム1000を送信する直接リンク送信ができる第1のSTA(例えば、図5におけるSTA1)に先立って、MUフレーム交換1600は、NDPフレーム1606によって後続される、NDPアナウンスメントとして機能するNDPAフレーム1604を送信する第1のSTAを含むことができる。第2のSTA(例えば、図5におけるSTA2)は、チャネル状態情報(CSI)フレーム1608(例えば、CSI2)を有するNDPフレーム1606に応答することができる。その後、第1のSTAが(STA2、STA3、およびSTA4に)NDPA/プライマフレーム1000およびMU送信1602を送信する前に、第1のSTAは、サウンディングポールフレーム1610を送信することができ、他のSTA(例えば、図5におけるSTA3およびSTA4)はCSIフレーム1608(CSI3およびCSI4)に応答することができる。3つのSTA(STA2、STA3、およびSTA4)は、例示的なMUフレーム交換1600に伴われるけれども、そのアイディアは、より少ないまたはより多いSTAと交換するために拡張されうる。
[0102]図17は、NDPA/プライマフレーム1000に基づいて、ブロック肯定応答(BA)およびサウンディングとの例示的なMUフレーム交換1700を例示している。MUフレーム交換1700は、MU送信1602の後に送信されるBAフレーム1702(例えば、BA2、BA3、およびBA4)およびブロック肯定応答要求(BAR)フレーム1704を加えた、図16のMUフレーム交換1600に類似する。
[0103]図18は、シーケンシャルアクセスに基づき、ならびにNDPA/プライマフレーム1000を使用して、BAおよびサウンディングとの例示的なMUフレーム交換1800を例示している。MUフレーム交換1800は、(NDPフレーム1606以外の)追加のサウンディングポールフレーム1610、またはBARフレーム1704がシーケンシャルアクセス過程において送信されないことを除いては、図17のMUフレーム交換1700に類似する。
[0104]図19は、本開示のある特定の態様にしたがった、第2の装置に対してグループIDの指示を有するMUパケットを送信し、第2の装置によるグループIDの解釈のための第1の装置のMACアドレスを送信するための、1つまたは複数の第2の装置(例えば、他のSTA)への直接リンク送信ができる第1の装置(例えば、STA)で実行されうる、例示的な動作1900を例示している。動作1900は、1902において、第1の装置が第1の装置のMACアドレスを決定することで始まることができる。1904で、第1の装置は第2の装置にMUパケットを送信することができ、ここにおいてMUパケットは第2の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備える。1906で、第1の装置は、MACアドレスに基づく第2の装置によるグループIDの解釈のために、第2の装置に第1の装置のMACアドレスの指示を送信することができる。
[0105]ある特定の態様にしたがって、第1の装置は、MUパケットに先立って送信されるフレーム(例えば、プライマフレーム)中のMACアドレスの指示を送信することができる。フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つでありうる。ある特定の態様では、フレームは送信可(CTS)フレームでありうる。ある特定の態様では、フレームは、グループIDに関連付けられた第2の装置の各々に関して、関連識別子(AID)の指示、および空間ストリームの数の指示を含むことができる。他の態様では、フレームは、グループIDに関連付けられた第2の装置の各々に関して、直接リンクの形成の際に(つまり、直接リンクが、第1の装置と、第2の装置の少なくとも1つとの間で確立される場合に)第1の装置によって割り当てられるマルチユーザ識別子(MID)の指示、および空間ストリームの数の指示を含むことができる。フレームは、第2の装置がMUパケットに対して属するグループを示す一時的なグループIDの指示を含むことができる。フレームは、グループIDに関連付けられた第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を含むことができる。ある特定の態様では、フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームでありうる。NDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールドにおけるビットは、フレームが従来のNDPAフレームでないことを示すことができる(例えば、ヌルデータパケット(NDP)をアナウンスしない)。
[0106]他の態様にしたがって、第1の装置は、MUパケットのプリアンブル中のMACアドレスの指示を送信することができる。ある特定の態様では、MACアドレスの指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、およびプリアンブル中のトレーニングフィールド前に位置付けられうる。プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、MACアドレスの指示がプリアンブル中に含まれることをシグナリングすることができる。
[0107]図20は、本開示のある特定の態様にしたがった、MUパケットで受信され、第1の装置が属するグループを示すグループIDを、第2の装置の受信されたMACアドレスに基づいて解釈するための、第2の装置(例えば、第2のSTA)からの直接リンク送信を受信することができる第1の装置(例えば、第1のSTA)で実行されうる、例示的な動作2000を例示している。動作2000は、2002において、第1の装置が第1の装置との直接リンク送信ができる第2の装置からMUパケットを受信することで、始まることができ、ここにおいてMUパケットは、第1の装置が属するグループを示すグループIDの指示を備える。2004で、第1の装置は、第2の装置のMACアドレスの指示を受信することができる。2006で、第1の装置は、MACアドレスに基づいてグループIDを解釈することができる。
[0108]ある特定の態様にしたがって、第1の装置は第2の装置からメッセージを受信することでき、そのメッセージは、グループへの第1の装置の割り当てを示し、ならびにグループIDに関する、第2の装置からグループに送信されるべき後続のMUパケットにおける、第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す。この場合では、第1の装置は、2006において、MUパケットが第2の装置によって送信され、グループIDが第2の装置に関連付けられるように、MACアドレスが第2の装置に関連付けられることを決定することによってグループIDを解釈することができる。ある特定の態様では、第1の装置は、第1の装置に関するグループIDに関連付けられた空間ストリームを使用してMUパケットを復号することができる。ある特定の態様では、第1の装置のグループへの割り当ては、最大でもMUパケットの持続時間の間有効であるとして考慮されうる。他の態様では、第1の装置のグループへの割り当ては、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして考慮されうる。
[0109]ある特定の態様にしたがって、第1の装置は、2004において、MUパケットのプリアンブル中のMACアドレスの指示を送信することができる。ある特定の態様では、プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、MACアドレスの指示がプリアンブル中に含まれることをシグナリングすることができる。この場合、第1の装置は、L−SIGフィールドの一部に基づいて、プリアンブル中のMACアドレスの指示を位置付けることができる。
[0110]ある特定の態様にしたがって、第1の装置は、2004において、MUパケットに先立って受信されたフレーム中のMACアドレスの指示を受信することができる。ある特定の態様では、第1の装置は、第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することができ、ここにおいて他のMUパケットは、別のMACアドレスを有する別のフレームによってすぐに先行されず、他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定することができ、APによって割り当てられるように他のグループIDを解釈することができる。他の態様では、第1の装置は、第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することができ、他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信することができ、BSSIDに基づいて他のグループIDを解釈することができる。
[0111]図21は、MUパケットを第2の装置に送信するための、および第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信するための、1つまたは複数の第2の装置(例えば、他のSTA)への直接リンク送信ができる第1の装置(例えば、STA)で実行されうる、例示的な動作2100を例示している。動作2100は、2102において、第1の装置が1つまたは複数の第2の装置のグループを決定することで始まることができる。2104で、第1の装置は、MUパケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することができる。ある特定の態様では、MUパケットは、第2の装置が属するグループを示す、グループIDの指示を含むことができる。ある特定の態様では、MUパケットのプリアンブルは、第1の装置のMACアドレスの指示を含むことができる。
[0112]2106おいて、第1の装置は、第2の装置をグループに一時的に割り当てるための指示を送信することができる。ある特定の態様では、第1の装置は、MUパケットの送信に先立ってその指示を送信することができる。ある特定の態様では、第2の装置は、最大でもパケットの持続時間の間にグループに一時的に割り当てられうる。
[0113]ある特定の態様にしたがって、(第2の装置をグループに一時的に割り当てるための)指示は、第2の装置の各々の識別子を含むことができる。ある特定の態様では、この識別子は、関連識別子(AID)、マルチユーザ識別子(MID)、またはMACアドレスのうちの少なくとも1つを備えることができる。ある特定の態様では、指示は、第2の装置の各々に関する空間ストリーム割り当ての指示を備えることができる。ある特定の態様では、指示は、第2の装置が属するグループを示す、グループIDの指示を備えることができる。MUパケットは、第2の装置の各々に関する空間ストリーム割り当ての指示、および/またはグループIDの別の指示を含むことができる。
[0114]ある特定の態様にしたがって、(第2の装置をグループに一時的に割り当てるための)指示は、グループアドレスである受信機アドレスの指示を含むことができる。ある特定の態様では、その指示は、ベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を含むことができる。ある特定の態様では、指示は、第1の装置のMACアドレスの指示を含むことができる。
[0115]上記に記述された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することができるあらゆる適切な手段によって実行されることができる。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、または、プロセッサを、これらに限定されないが含む、様々なハードウェアならびに/あるいは(1つまたは複数の)ソフトウェアのコンポーネントおよび/または(1つまたは複数の)モジュールを含むことができる。概して、動作が図中に例示されている場合、それらの動作は、同様の参照番号を付した、対応する対照のミーンズプラスファンクション(means-plus-function)コンポーネントを有すことができる。例えば、図19に例示される動作1900は、図19Aに例示された手段1900Aに対応する。
[0116]例えば、送信するための手段は、図2に描写されているユーザ端末120の送信機ユニット254、または図3に提示されているワイヤレスデバイス302の送信機310のような、送信機を備えることができる。受信するための手段は、図2に描写されているユーザ端末120の受信機ユニット254、または図3に提示されているワイヤレスデバイス302の受信機312のような、受信機を備えることができる。処理するための手段、決定するための手段、復元するための手段、復号するための手段、考慮するための手段、位置付けるための手段、および/または解釈するための手段は、図2において例示されているユーザ端末120のRXデータプロセッサ270、TXデータプロセッサ288、および/または、コントローラ280のような、1つまたは複数のプロセッサを含むことができる、処理システムを備えることができる。
[0117]ここで使用されるような、「決定する」という用語は、幅広い様々な動きを網羅している。例えば、「決定する」は、算出する、計算する、処理する、導出する、調べる、検索する(例えば、表、データベース、または、別のデータ構造中において検索する)、確認する、などを含むことができる。また、「決定する」は、受信する(例えば、情報を受信する)、アクセスする(例えば、メモリ中のデータにアクセスする)など、を含むことができる。さらに、「決定する」は、解決する、選択する、選ぶ、確立するなど、を含むことができる。
[0118]ここで使用されるような、アイテムのリスト「のうちの少なくとも1つ」を称する表現は、単一のメンバーを含む、これらのアイテムのいずれの組み合わせも称する。例として、「a、b、または、cのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、および、a−b−cをカバーすることが意図されている。
[0119]本開示に関係して記述された、様々な例示的な論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで、インプリメントまたは実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、その代わりに、プロセッサは、商品として入手可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはあらゆる他のそのような構成のもののような、コンピューティングデバイスの組み合わせとしてインプリメントされうる。
[0120]本開示に関連して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアで、プロセッサにより実施されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つの組み合わせで実現されうる。ソフトウェアモジュールは、当技術分野において知られている何らかの形態の記憶媒体中に存在することができる。使用されうる記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーブバルディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多くの命令を備えており、いくつかの異なるコードセグメントを通して、異なるプログラム間で、および、複数の記憶媒体にわたって、分散されうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されうる。代わりとして、記憶媒体は、プロセッサに一体化しうる。
[0121]ここに開示される方法は、記述された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動きは、請求項の範囲から逸脱することなくお互いと交換されうる。言い換えると、ステップまたは動きの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動きの順序および/または使用は、請求項の範囲から逸脱することなく、変更されうる。
[0122]記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの何らかの組み合わせでインプリメントされうる。ハードウェアでインプリメントされた場合、例示的なハードウェア構成は、ワイヤレスノード中の処理システムを備えることができる。処理システムは、バスアーキテクチャでインプリメントされうる。バスは、処理システムの特定の適用および設計全体の制約に依存して、あらゆる数の相互接続するバスおよびブリッジを含むことができる。バスは、プロセッサ、機械可読媒体、および、バスインタフェースを含む様々な回路を共にリンクすることができる。バスインタフェースは、バスを介して、ネットワークアダプタを、とりわけ、処理システムに接続するために使用されうる。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能をインプリメントするために使用されうる。ユーザ端末120の場合では(図1参照)、ユーザインターフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティックなど)もまた、バスに接続されることができる。バスは、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路などのような、他の様々な回路もリンクすることができ、これらは当技術分野においてよく知られており、これ以上記述されない。
[0123]プロセッサは、バスを管理すること、および機械可読媒体上に記憶されているソフトウェアの実施を含む汎用処理を担っている。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または特定用途プロセッサでインプリメントされうる。例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、および、ソフトウェアを実行できる他の回路を含む。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または違う方法で称されるか否かにかかわらず、命令、データ、または、これらの何らかの組み合わせを意味するように広くみなされるべきである。機械可読媒体は、一例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取専用メモリ)、PROM(プログラム可能読取専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラム可能読取専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能プログラム可能読取専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または、何らかの他の適切な記憶媒体、あるいは、これらの何らかの組み合わせを含むことができる。機械可読媒体は、コンピュータプログラム製品で実現されうる。コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を備えることができる。
[0124]ハードウェアインプリメンテーションでは、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部でありうる。しかしながら、当業者が容易に認識することになるように、機械可読媒体またはその何らかの一部は、処理システムの外部にある場合がある。例として、機械可読媒体は、伝送回線、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み、そのすべてはバスインタフェースを通じてプロセッサによってアクセスされうる。代わりとして、もしくは加えて、機械可読媒体、もしくはその任意の部分は、キャッシュ、および/もしくは一般的なレジスタファイルを伴うような場合、プロセッサに一体化されうる。
[0125]処理システムは、プロセッサ機能性を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、および機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリを有し、すべてが外部バスアーキテクチャを通して他の支援回路と共にリンクされている、汎用処理システムとして構成されうる。代わりとして、処理システムは、プロセッサと、バスインタフェースと、(アクセス端末のケースでは)ユーザ端末と、支援回路と、単一のチップ中に統合されている機械読取可能媒体の少なくとも一部とを持つASIC(特定用途向け集積回路)によってインプリメントされ、あるいは、1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラム可能ゲートアレイ)、PLD(プログラム可能論理デバイス)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または、何らかの他の適切な回路、もしくは、本開示全体を通して記述された様々な機能を実行できる回路の何らかの組み合わせによって、インプリメントされうる。当業者は、システム全体に課された全体的な設計の制約および特定の適用に依存して、処理システムに関して記述された機能を実現することがどれほど最善かを認識するだろう。
[0126]機械可読媒体は、多くのソフトウェアモジュールを備えることができる。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されるときに、処理システムに様々な機能を実行させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールおよび受信モジュールを含むことができる。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイス中に存在することができ、または、複数の記憶デバイスにわたって分散されうる。例として、ソフトウェアモジュールは、トリガイベントが生じたときに、ハードドライブからRAMにロードされうる。ソフトウェアモジュールの実施の間、プロセッサは、アクセススピードを増加させるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードすることができる。その後、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実施のために汎用レジスタファイルにロードされうる。以下でソフトウェアモジュールの機能に言及する場合、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールから命令が実行されるとき、プロセッサによってインプリメントされるということが理解されるであろう。
[0127]ソフトウェアでインプリメントされる場合に、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶、または送信されうる。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる何らかの利用可能な媒体でありうる。例として、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または、他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによってアクセスされることができ、命令またはデータ構造の形態で、所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができる何らかの他の媒体を、これらに限定されないが、備えることができる。また、いずれの接続も、コンピュータ可読媒体と正確に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波のような無線技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここにおいて一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的でないコンピュータ可読媒体(例えば、有体的媒体)を備えることができる。加えて、他の態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、信号)を備えることができる。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0128]したがって、ある特定の態様は、ここで表された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備えることができる。例えば、このようなコンピュータプログラム製品は、その上に命令を記憶(および/または、エンコード)させるコンピュータ可読媒体を備え、命令は、ここで記述された動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある特定の態様では、コンピュータプログラム製品は、パッケージングマテリアルを含むことができる。
[0129]さらに、モジュールおよび/またはここで記述された方法および技法を実行するための他の適した手段が、ユーザ端末および/または基地局によって、適宜、ダウンロード、ならびに/あるいは、そうでなければ取得されることができる。例えば、このようなデバイスは、ここで記述された方法を実行するための手段の転送を促進するために、サーバに結合されることができる。代わりとして、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合、または提供する際に、様々な方法を取得できるように、ここで記述された様々な方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)もしくはフロッピーディスクのような物理記憶媒体など)を介して提供されることができる。さらに、ここで記述された方法および技術をデバイスに提供するための何らかの他の適切な技法が利用されることができる。
[0130]特許請求の範囲は、上記で例示された精密な構成およびコンポーネントに限定されないことは理解されるべきである。特許請求の範囲から逸脱することなく、上記で記述された方法および装置の、配列、動作、および詳細において、様々な変更、修正、およびバリエーションが行われうる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
下記を行うように構成される、送信機;
マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること。
[C2]
前記送信機は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記MACアドレスの前記指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、および前記プリアンブル中のトレーニングフィールドの前に位置付けられる、C1に記載の第1の装置。
[C3]
前記送信機は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングする、C1に記載の第1の装置
[C4]
前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つである、C1に記載の第1の装置。
[C5]
前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは送信可(CTS)フレームである、C1に記載の第1の装置。
[C6]
前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDと関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置のうちの少なくとも1つに関して下記を備えるC1に記載の第1の装置;
空間ストリームの数の指示と、
直接リンクが前記第1の装置と前記1つまたは複数の第2の装置のうちの前記少なくとも1つとの間に確立された場合に前記第1の装置によって割り当てられた、マルチユーザ識別子(MID)の指示または関連識別子(AID)の指示。
[C7]
前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記1つまたは複数の第2の装置が前記MUパケットに対して属する前記グループを示す一時的なグループIDの指示を備える、C1に記載の第1の装置。
[C8]
前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームであり、前記再定義されたNDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールド中のビットは、前記フレームが従来のNDPAフレームでないことを示す、C1に記載の第1の装置。
[C9]
前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記第1の装置の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDに関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を備える、C1に記載の第1の装置。
[C10]
下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること。
[C11]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記MACアドレスの前記指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、および前記プリアンブル中のトレーニングフィールドの前に位置付けられる、C10に記載の方法。
[C12]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングする、C10に記載の方法。
[C13]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つである、C10に記載の方法。
[C14]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、送信可(CTS)フレームである、C10に記載の方法。
[C15]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、前記グループIDと関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置のうちの少なくとも1つに関して下記を備えるC10に記載の方法;
空間ストリームの数の指示と、
直接リンクが前記第1の装置と前記1つまたは複数の第2の装置のうちの前記少なくとも1つとの間に確立された場合に前記第1の装置によって割り当てられた、マルチユーザ識別子(MID)の指示または関連識別子(AID)の指示。
[C16]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、前記1つまたは複数の第2の装置が前記MUパケットに対して属する前記グループを示す一時的なグループIDの指示を備える、C10に記載の方法。
[C17]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームであり、前記再定義されたNDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールド中のビットは、前記フレームが従来のNDPAフレームでないことを示す、C10に記載の方法。
[C18]
前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記第1の装置の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、前記グループIDに関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を備える、C10に記載の方法。
[C19]
下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するための手段と、
マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記送信するための手段はまた、前記グループIDの解釈のために、前記1つまたは複数の第2の装置に前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を送信するように構成される。
[C20]
前記送信するための手段は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記MACアドレスの前記指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、および前記プリアンブル中のトレーニングフィールドの前に位置付けられる、C19に記載の第1の装置。
[C21]
前記送信するための手段は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングする、C19に記載の第1の装置
[C22]
前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つである、C19に記載の第1の装置。
[C23]
前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは送信可(CTS)フレームである、C19に記載の第1の装置。
[C24]
前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDと関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置のうちの少なくとも1つに関して下記を備えるC19に記載の第1の装置;
空間ストリームの数の指示と、
直接リンクが前記第1の装置と前記1つまたは複数の第2の装置のうちの前記少なくとも1つとの間に確立された場合に前記第1の装置によって割り当てられた、マルチユーザ識別子(MID)の指示または関連識別子(AID)の指示。
[C25]
前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記1つまたは複数の第2の装置が前記MUパケットに対して属する前記グループを示す一時的なグループIDの指示を備える、C19に記載の第1の装置。
[C26]
前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームであり、前記再定義されたNDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールド中のビットは、前記フレームが従来のNDPAフレームでないことを示す、C19に記載の第1の装置。
[C27]
前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記第1の装置の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDに関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を備える、C19に記載の第1の装置。
[C28]
下記を実行可能な命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品;
第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること。
[C29]
下記を備える、ワイヤレスノード;
少なくとも1つのアンテナと、
前記ワイヤレスノードの媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
下記を行うように構成される、送信機;
前記少なくとも1つのアンテナを介してマルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記グループIDの解釈のために、前記ワイヤレスノードの前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の装置に送信すること。
[C30]
下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
下記を行うように構成される受信機と;
マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、
前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信すること、
前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するように構成された処理システム。
[C31]
前記処理システムは、前記MUパケットが前記第2の装置によって送信された、ならびに前記グループIDが前記第2の装置に関連付けられるように、前記MACアドレスが前記第2の装置に関連付けられることを決定することによって前記グループIDを解釈するように構成される、C30に記載の第1の装置。
[C32]
前記受信機は、前記第2の装置からメッセージを受信するように構成され、前記メッセージは、前記グループへの前記第1の装置の割り当てを示し、ならびに前記グループIDに関して前記第2の装置から前記グループに送信されるべきMUパケットにおける前記第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す、C30に記載の第1の装置。
[C33]
前記第1の装置に対する前記グループIDに関連付けられた前記空間ストリームを使用して前記MUパケットを復号することをさらに備える、C32に記載の第1の装置。
[C34]
前記処理システムは、最大でも前記MUパケットの持続時間の間、または、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして、前記グループへの前記第1の装置の前記割り当てを考慮するようにさらに構成される、C32に記載の第1の装置。
[C35]
前記受信機は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングし、前記処理システムは、前記L−SIGフィールドの前記一部に基づいて、前記プリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を位置付けする、C30に記載の第1の装置。
[C36]
前記受信機は、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記受信機はさらに、前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信するように構成され、前記他のMUパケットは別のMACアドレスを有する別のフレームにすぐに先行されず、前記処理システムは下記を行うように構成される、C30に記載の第1の装置;
前記他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定することと、
前記APによって割り当てられたとして前記他のグループIDを解釈すること。
[C37]
前記受信機は、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記受信機はさらに下記を行うように構成される、C30に記載の第1の装置;
前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、
前記他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信すること、ここにおいて前記処理システムは前記BSSIDに基づいて前記他のグループIDを解釈するように構成される。
[C38]
下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
第1の装置で、マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、
前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信することと、
前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈すること。
[C39]
前記解釈することは、前記MUパケットが前記第2の装置によって送信され、ならびに前記グループIDが前記第2の装置に関連付けられるように、前記MACアドレスが前記第2の装置に関連付けられることを決定することによって前記グループIDを解釈することを備える、C38に記載の方法。
[C40]
前記第2の装置からメッセージを受信することをさらに備え、前記メッセージは、前記グループへの前記第1の装置の割り当てを示し、ならびに前記グループIDに関して前記第2の装置から前記グループに送信されるべきMUパケットにおける前記第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す、C38に記載の方法。
[C41]
前記第1の装置に対する前記グループIDに関連付けられた前記空間ストリームを使用して前記MUパケットを復号することをさらに備える、C40に記載の方法。
[C42]
最大でも前記MUパケットの持続時間の間、または、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして、前記グループへの前記第1の装置の前記割り当てを考慮することをさらに備える、C40に記載の方法。
[C43]
前記MACアドレスの前記指示を受信することは、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を受信することを備え、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングし、前記方法はさらに、前記L−SIGフィールドの前記一部に基づいて、プリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を位置付けすることを備える、C38に記載の方法。
[C44]
前記MACアドレスの前記指示を受信することは、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することを備え、前記方法はさらに下記を備えるC38に記載の方法;
前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、ここにおいて前記他のMUパケットは、別のMACアドレスを有する別のフレームにすぐに先行されない、
前記他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定することと、
前記APによって割り当てられたとして前記他のグループIDを解釈すること。
[C45]
前記MACアドレスの前記指示を受信することは、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することを備え、前記方法はさらに下記を備えるC38に記載の方法;
前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、
前記他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信することと、
前記BSSIDに基づいて前記他のグループIDを解釈すること。
[C46]
下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
第2の装置からマルチユーザ(MU)パケットを受信するための手段と、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記受信するための手段はさらに、前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信するように構成され、
前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するための手段。
[C47]
前記解釈するための手段は、前記MUパケットが前記第2の装置によって送信され、ならびに前記グループIDが前記第2の装置に関連付けられるように、前記MACアドレスが前記第2の装置に関連付けられることを決定することによって前記グループIDを解釈するように構成される、C46に記載の第1の装置。
[C48]
前記受信するための手段は、前記第2の装置からメッセージを受信するように構成され、前記メッセージは、前記グループへの前記第1の装置の割り当てを示し、ならびに前記グループIDに関して前記第2の装置から前記グループに送信されるべきMUパケットにおける前記第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す、C46に記載の第1の装置。
[C49]
前記第1の装置に対する前記グループIDに関連付けられた前記空間ストリームを使用して前記MUパケットを復号するための手段をさらに備える、C48に記載の第1の装置。
[C50]
最大でも前記MUパケットの持続時間の間、または、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして、グループへの第1の装置の前記割り当てを考慮するための手段をさらに備える、C48に記載の第1の装置。
[C51]
前記受信するための手段は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングし、前記第1の装置はさらに、前記L−SIGフィールドの前記一部に基づいて、前記プリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を位置付けするための手段を備える、C46に記載の第1の装置。
[C52]
前記受信するための手段は、下記を行うように構成されるC46に記載の第1の装置;
前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することと、
前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、ここにおいて前記他のMUパケットは、別のMACアドレスを有する別のフレームにすぐに先行されず、前記第1の装置はさらに下記を備える;
前記他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定するための手段と、
前記APによって割り当てられたとして前記他のグループIDを解釈するための手段。
[C53]
前記受信するための手段は、下記を行うように構成されるC46に記載の第1の装置;
前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することと、
前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、
前記他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信すること、ここにおいて前記解釈するための手段は前記BSSIDに基づいて前記他のグループIDを解釈するように構成される。
[C54]
下記を実行可能な命令を備えるコンピュータ可読媒体を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品;
第1の装置で、マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、
前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信することと、
前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈すること。
[C55]
下記を備える、ワイヤレスノード;
少なくとも1つのアンテナと、
下記を行うように構成される受信機と;
前記少なくとも1つのアンテナを介してマルチユーザ(MU)パケットを装置から受信することと、ここにおいて前記MUパケットは、前記ワイヤレスノードが属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
前記少なくとも1つのアンテナを介して前記装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信すること、
前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するように構成された処理システム。

Claims (55)

  1. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
    下記を行うように構成される、送信機;
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記MUパケットが送信された後に、前記MACアドレスに基づく前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  2. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
    下記を行うように構成される、送信機;
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信機は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記MACアドレスの前記指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、および前記プリアンブル中のトレーニングフィールドの前に位置付けられる、第1の装置。
  3. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
    下記を行うように構成される、送信機;
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信機は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングする、第1の装置
  4. 前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の第1の装置。
  5. 前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは送信可(CTS)フレームである、請求項1に記載の第1の装置。
  6. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
    下記を行うように構成される、送信機;
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDと関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置のうちの少なくとも1つに関して下記を備える、第1の装置;
    空間ストリームの数の指示と、
    直接リンクが前記第1の装置と前記1つまたは複数の第2の装置のうちの前記少なくとも1つとの間に確立された場合に前記第1の装置によって割り当てられた、マルチユーザ識別子(MID)の指示または関連識別子(AID)の指示。
  7. 前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記1つまたは複数の第2の装置が前記MUパケットに対して属する前記グループを示す一時的なグループIDの指示を備える、請求項1に記載の第1の装置。
  8. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
    下記を行うように構成される、送信機;
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームであり、前記再定義されたNDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールド中のビットは、前記フレームが従来のNDPAフレームでないことを示す、第1の装置。
  9. 前記送信機は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記第1の装置の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDに関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を備える、請求項1に記載の第1の装置。
  10. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記MUパケットが送信された後に、前記MACアドレスに基づく前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  11. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記MACアドレスの前記指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、および前記プリアンブル中のトレーニングフィールドの前に位置付けられる、方法。
  12. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングする、方法。
  13. 前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つである、請求項10に記載の方法。
  14. 前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、送信可(CTS)フレームである、請求項10に記載の方法。
  15. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、前記グループIDと関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置のうちの少なくとも1つに関して下記を備える、方法;
    空間ストリームの数の指示と、
    直接リンクが前記第1の装置と前記1つまたは複数の第2の装置のうちの前記少なくとも1つとの間に確立された場合に前記第1の装置によって割り当てられた、マルチユーザ識別子(MID)の指示または関連識別子(AID)の指示。
  16. 前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、前記1つまたは複数の第2の装置が前記MUパケットに対して属する前記グループを示す一時的なグループIDの指示を備える、請求項10に記載の方法。
  17. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定することと、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームであり、前記再定義されたNDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールド中のビットは、前記フレームが従来のNDPAフレームでないことを示す、方法。
  18. 前記MACアドレスの前記指示を送信することは、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記第1の装置の前記MACアドレスの前記指示を送信することを備え、前記フレームは、前記グループIDに関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を備える、請求項10に記載の方法。
  19. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するための手段と、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記送信するための手段はまた、前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記MUパケットが送信された後に、前記MACアドレスに基づく前記グループIDの解釈のために、前記1つまたは複数の第2の装置に前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を送信するように構成される、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  20. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するための手段と、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記送信するための手段はまた、前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記1つまたは複数の第2の装置に前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を送信するように構成される、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信するための手段は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記MACアドレスの前記指示は、超高スループット(VHT)信号A(VHT−SIG−A)フィールドの後、および前記プリアンブル中のトレーニングフィールドの前に位置付けられる、第1の装置。
  21. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するための手段と、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記送信するための手段はまた、前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記1つまたは複数の第2の装置に前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を送信するように構成される、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信するための手段は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングする、第1の装置
  22. 前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、制御フレームまたは制御拡張制御フレームのうちの少なくとも1つである、請求項19に記載の第1の装置。
  23. 前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは送信可(CTS)フレームである、請求項19に記載の第1の装置。
  24. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するための手段と、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記送信するための手段はまた、前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記1つまたは複数の第2の装置に前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を送信するように構成される、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDと関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置のうちの少なくとも1つに関して下記を備える、第1の装置;
    空間ストリームの数の指示と、
    直接リンクが前記第1の装置と前記1つまたは複数の第2の装置のうちの前記少なくとも1つとの間に確立された場合に前記第1の装置によって割り当てられた、マルチユーザ識別子(MID)の指示または関連識別子(AID)の指示。
  25. 前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記1つまたは複数の第2の装置が前記MUパケットに対して属する前記グループを示す一時的なグループIDの指示を備える、請求項19に記載の第1の装置。
  26. 下記を備える、ワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するための手段と、
    マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信するための手段、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記送信するための手段はまた、前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記グループIDの解釈のために、前記1つまたは複数の第2の装置に前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を送信するように構成される、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、再定義されたヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームであり、前記再定義されたNDPAフレームのサウンディングシーケンスフィールド中のビットは、前記フレームが従来のNDPAフレームでないことを示す、第1の装置。
  27. 前記送信するための手段は、前記MUパケットに先立って送信されるフレーム中の前記第1の装置の前記MACアドレスの前記指示を送信するように構成され、前記フレームは、前記グループIDに関連付けられた前記1つまたは複数の第2の装置の各々に関するMACアドレスの指示を備える、請求項19に記載の第1の装置。
  28. 下記を備るコンピュータプログラム;
    コンピュータに、第1の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定させるためのコードと、
    前記コンピュータに、マルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の第2の装置に送信させるためのコードと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の第2の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記コンピュータに、前記MUパケットが送信された後に、前記MACアドレスに基づく前記グループIDの解釈のために、前記第1の装置の前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の第2の装置に送信させるためのコード
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  29. 下記を備える、ワイヤレスノード;
    少なくとも1つのアンテナと、
    前記ワイヤレスノードの媒体アクセス制御(MAC)アドレスを決定するように構成された処理システムと、
    下記を行うように構成される、送信機;
    前記少なくとも1つのアンテナを介してマルチユーザ(MU)パケットを1つまたは複数の装置に送信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記1つまたは複数の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記MUパケットが前記1つまたは複数の第2の装置への直接リンクMUパケット送信である場合、前記MUパケットが送信された後に、前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記MACアドレスに基づく前記グループIDの解釈のために、前記ワイヤレスノードの前記MACアドレスの指示を前記1つまたは複数の装置に送信すること、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記ワイヤレスノードが、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  30. 下記を備える、第2の装置から直接リンク送信を受信することができるワイヤレス通信のための第1の装置;
    下記を行うように構成される受信機と;
    マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、
    前記MUパケットが受信された後に、前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信すること、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するように構成された処理システム、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  31. 前記処理システムは、前記MUパケットが前記第2の装置によって送信された、ならびに前記グループIDが前記第2の装置に関連付けられるように、前記MACアドレスが前記第2の装置に関連付けられることを決定することによって前記グループIDを解釈するように構成される、請求項30に記載の第1の装置。
  32. 前記受信機は、前記第2の装置からメッセージを受信するように構成され、前記メッセージは、前記グループへの前記第1の装置の割り当てを示し、ならびに前記グループIDに関して前記第2の装置から前記グループに送信されるべきMUパケットにおける前記第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す、請求項30に記載の第1の装置。
  33. 前記第1の装置に対する前記グループIDに関連付けられた前記空間ストリームを使用して前記MUパケットを復号することをさらに備える、請求項32に記載の第1の装置。
  34. 前記処理システムは、最大でも前記MUパケットの持続時間の間、または、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして、前記グループへの前記第1の装置の前記割り当てを考慮するようにさらに構成される、請求項32に記載の第1の装置。
  35. 下記を備える、第2の装置から直接リンク送信を受信することができるワイヤレス通信のための第1の装置;
    下記を行うように構成される受信機と;
    マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、
    前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信すること、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するように構成された処理システム、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記受信機は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングし、前記処理システムは、前記L−SIGフィールドの前記一部に基づいて、前記プリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を位置付けする、第1の装置。
  36. 前記受信機は、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記受信機はさらに、前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信するように構成され、前記他のMUパケットは別のMACアドレスを有する別のフレームにすぐに先行されず、前記処理システムは下記を行うように構成される、請求項30に記載の第1の装置;
    前記他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定することと、
    前記APによって割り当てられたとして前記他のグループIDを解釈すること。
  37. 前記受信機は、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記受信機はさらに下記を行うように構成される、請求項30に記載の第1の装置;
    前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、
    前記他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信すること、ここにおいて前記処理システムは前記BSSIDに基づいて前記他のグループIDを解釈するように構成される。
  38. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置で、マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記第1の装置は第2の装置から直接リンク送信を受信することができ、
    前記MUパケットが受信された後に、前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信することと、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈すること、ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  39. 前記解釈することは、前記MUパケットが前記第2の装置によって送信され、ならびに前記グループIDが前記第2の装置に関連付けられるように、前記MACアドレスが前記第2の装置に関連付けられることを決定することによって前記グループIDを解釈することを備える、請求項38に記載の方法。
  40. 前記第2の装置からメッセージを受信することをさらに備え、前記メッセージは、前記グループへの前記第1の装置の割り当てを示し、ならびに前記グループIDに関して前記第2の装置から前記グループに送信されるべきMUパケットにおける前記第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す、請求項38に記載の方法。
  41. 前記第1の装置に対する前記グループIDに関連付けられた前記空間ストリームを使用して前記MUパケットを復号することをさらに備える、請求項40に記載の方法。
  42. 最大でも前記MUパケットの持続時間の間、または、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして、前記グループへの前記第1の装置の前記割り当てを考慮することをさらに備える、請求項40に記載の方法。
  43. 下記を備える、ワイヤレス通信のための方法;
    第1の装置で、マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信することと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記第1の装置は第2の装置から直接リンク送信を受信することができ、
    前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信することと、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈すること、ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記MACアドレスの前記指示を受信することは、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を受信することを備え、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングし、前記方法はさらに、前記L−SIGフィールドの前記一部に基づいて、プリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を位置付けすることを備える、方法。
  44. 前記MACアドレスの前記指示を受信することは、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することを備え、前記方法はさらに下記を備える請求項38に記載の方法;
    前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、ここにおいて前記他のMUパケットは、別のMACアドレスを有する別のフレームにすぐに先行されない、
    前記他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定することと、
    前記APによって割り当てられたとして前記他のグループIDを解釈すること。
  45. 前記MACアドレスの前記指示を受信することは、前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することを備え、前記方法はさらに下記を備える請求項38に記載の方法;
    前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、
    前記他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信することと、
    前記BSSIDに基づいて前記他のグループIDを解釈すること。
  46. 下記を備える、第2の装置から直接リンク送信を受信することができるワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第2の装置からマルチユーザ(MU)パケットを受信するための手段と、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記受信するための手段はさらに、前記MUパケットが受信された後に、前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信するように構成され、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するための手段、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  47. 前記解釈するための手段は、前記MUパケットが前記第2の装置によって送信され、ならびに前記グループIDが前記第2の装置に関連付けられるように、前記MACアドレスが前記第2の装置に関連付けられることを決定することによって前記グループIDを解釈するように構成される、請求項46に記載の第1の装置。
  48. 前記受信するための手段は、前記第2の装置からメッセージを受信するように構成され、前記メッセージは、前記グループへの前記第1の装置の割り当てを示し、ならびに前記グループIDに関して前記第2の装置から前記グループに送信されるべきMUパケットにおける前記第1の装置に関連付けられた空間ストリームを示す、請求項46に記載の第1の装置。
  49. 前記第1の装置に対する前記グループIDに関連付けられた前記空間ストリームを使用して前記MUパケットを復号するための手段をさらに備える、請求項48に記載の第1の装置。
  50. 最大でも前記MUパケットの持続時間の間、または、ポイント調整機能(PCF)インタフレーム空間(PIFS)よりも長いギャップが生じるまで有効であるとして、グループへの第1の装置の前記割り当てを考慮するための手段をさらに備える、請求項48に記載の第1の装置。
  51. 下記を備える、第2の装置から直接リンク送信を受信することができるワイヤレス通信のための第1の装置;
    前記第2の装置からマルチユーザ(MU)パケットを受信するための手段と、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記受信するための手段はさらに、前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信するように構成され、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するための手段、
    ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にし、
    前記受信するための手段は、前記MUパケットのプリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を受信するように構成され、前記プリアンブル中のレガシ信号(L−SIG)フィールドの一部は、前記MACアドレスの前記指示が前記プリアンブル中に含まれることをシグナリングし、前記第1の装置はさらに、前記L−SIGフィールドの前記一部に基づいて、前記プリアンブル中の前記MACアドレスの前記指示を位置付けするための手段を備える、第1の装置。
  52. 前記受信するための手段は、下記を行うように構成される請求項46に記載の第1の装置;
    前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することと、
    前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、ここにおいて前記他のMUパケットは、別のMACアドレスを有する別のフレームにすぐに先行されず、前記第1の装置はさらに下記を備える;
    前記他のMUパケットがアクセスポイント(AP)によって送信されたことを決定するための手段と、
    前記APによって割り当てられたとして前記他のグループIDを解釈するための手段。
  53. 前記受信するための手段は、下記を行うように構成される請求項46に記載の第1の装置;
    前記MUパケットに先立って受信されるフレーム中の前記MACアドレスの前記指示を受信することと、
    前記第1の装置が属する別のグループを示す別のグループIDの指示を備える別のMUパケットを受信することと、
    前記他のMUパケットに先立って受信された別のフレーム中のベーシックサービスセット識別子(BSSID)の指示を受信すること、ここにおいて前記解釈するための手段は前記BSSIDに基づいて前記他のグループIDを解釈するように構成される。
  54. 下記を備るコンピュータプログラム;
    コンピュータに、第1の装置で、マルチユーザ(MU)パケットを第2の装置から受信させるためのコードと、ここにおいて、前記MUパケットは、前記第1の装置が属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備え、前記第1の装置は第2の装置から直接リンク送信を受信することができ、
    前記コンピュータに、前記MUパケットが受信された後に、前記第2の装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈させるためのコード、ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記第1の装置が、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
  55. 下記を備える、ワイヤレスノード;
    少なくとも1つのアンテナと、
    下記を行うように構成される受信機と;
    前記少なくとも1つのアンテナを介してマルチユーザ(MU)パケットを装置から受信することと、前記ノードは前記装置から直接リンク送信を受信することができ、ここにおいて前記MUパケットは、前記ワイヤレスノードが属するグループを示すグループ識別子(ID)の指示を備える、
    前記少なくとも1つのアンテナを介して、前記MUパケットが受信された後に、前記装置の媒体アクセス制御(MAC)アドレスの指示を受信すること、
    前記MACアドレスに基づいて前記グループIDを解釈するように構成された処理システム、ここにおいて前記グループIDおよび前記MACアドレスを使用することは、前記ワイヤレスノードが、ベーシックサービスセットにある他の局またはアクセスポイントから独立した、そのグループIDを管理することを可能にする。
JP2013556663A 2011-03-02 2012-03-02 局中心のマルチユーザ多入力多出力(mu−mimo) Expired - Fee Related JP5731019B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161448484P 2011-03-02 2011-03-02
US61/448,484 2011-03-02
US13/409,948 2012-03-01
US13/409,948 US9179300B2 (en) 2011-03-02 2012-03-01 Station-centric multi-user multiple input multiple output (MU-MIMO)
PCT/US2012/027611 WO2012119127A1 (en) 2011-03-02 2012-03-02 Station-centric multi-user multiple input multiple output (mu-mimo)

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014510477A JP2014510477A (ja) 2014-04-24
JP5731019B2 true JP5731019B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=46758318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013556663A Expired - Fee Related JP5731019B2 (ja) 2011-03-02 2012-03-02 局中心のマルチユーザ多入力多出力(mu−mimo)

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9179300B2 (ja)
EP (1) EP2681943A1 (ja)
JP (1) JP5731019B2 (ja)
KR (1) KR101519836B1 (ja)
CN (1) CN103404187B (ja)
WO (1) WO2012119127A1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101698365B1 (ko) * 2010-12-01 2017-01-20 삼성전자주식회사 그룹 아이디를 할당하는 액세스 포인트 및 그룹 아이디 할당 방법
US9118473B2 (en) 2011-03-15 2015-08-25 Qualcomm Incorporated Efficient multi-user multiple input multiple output (MU-MIMO)
CN102780519B (zh) * 2011-05-13 2017-02-01 中兴通讯股份有限公司 无线帧发送的方法及装置、通信网元
GB2506302B (en) 2011-06-15 2018-09-19 Lg Electronics Inc Method for transmitting and receiving data unit based on uplink multiple user multiple input multiple output transmission and apparatus for the same
EP2707969B1 (en) * 2011-07-12 2018-11-28 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for direct multi-user transmission
WO2013069906A1 (ko) * 2011-11-07 2013-05-16 엘지전자 주식회사 액티브 스캐닝 방법에서 링크 적응 방법 및 장치
WO2014011006A1 (ko) * 2012-07-13 2014-01-16 엘지전자 주식회사 무선랜 시스템에서 널 데이터 패킷 프레임을 이용하는 채널 액세스 방법 및 장치
US10063290B2 (en) 2013-03-15 2018-08-28 Interdigital Patent Holdings, Inc. Methods and procedures for non-linear precoding based multiuser multiple input multiple output
US9680626B2 (en) * 2013-05-03 2017-06-13 Qualcomm Incorporated Methods and systems for frequency multiplexed communication in dense wireless environments
US10212086B2 (en) 2013-08-28 2019-02-19 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for target transmission duration in multiple user uplink
US9936502B2 (en) 2013-12-18 2018-04-03 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for OFDMA resource management in WLAN
US9755795B2 (en) 2013-12-18 2017-09-05 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for WLAN OFDMA design of subcarrier groups and frame format
US9681386B2 (en) * 2014-03-06 2017-06-13 Apple Inc. Wi-Fi low energy preamble
US10278172B2 (en) 2014-08-07 2019-04-30 Lg Electronics Inc. Method for transmitting frame in wireless communication system and device therefor
CN105554708B (zh) * 2014-11-04 2019-02-22 北京信威通信技术股份有限公司 Idle态ue迟后进入组呼的方法、装置和系统
CN105554903A (zh) * 2014-11-04 2016-05-04 北京信威通信技术股份有限公司 一种idle态ue迟后进入组呼的方法
JP6463490B2 (ja) * 2015-02-02 2019-02-06 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド He−sig bを送受信する方法及び装置
US10149284B2 (en) * 2015-02-05 2018-12-04 Qualcomm Incorporated Systems and methods for group block acknowledgment transmissions
WO2016167608A1 (ko) * 2015-04-16 2016-10-20 엘지전자(주) 무선 통신 시스템에서 채널 사운딩 방법 및 이를 위한 장치
WO2016173103A1 (zh) 2015-04-30 2016-11-03 华为技术有限公司 Wlan系统的资源指示方法及装置
KR102072283B1 (ko) * 2015-05-15 2020-02-03 주식회사 윌러스표준기술연구소 다중 사용자 상향 전송을 위한 무선 통신 단말 및 무선 통신 방법
US9872306B2 (en) * 2015-06-02 2018-01-16 Qualcomm, Incorporated Efficient optimal group id management scheme for MU-MIMO systems
KR102372357B1 (ko) * 2015-06-15 2022-03-10 한국전자통신연구원 프레임 전송 방법 및 상기 방법을 수행하는 통신 장치
JP6594682B2 (ja) * 2015-07-09 2019-10-23 Kddi株式会社 送信装置、受信装置、無線通信システム、無線通信方法及びコンピュータプログラム
CN108029147B (zh) 2015-10-29 2021-09-28 松下知识产权经营株式会社 通信装置、终端及通信方法
US20170187435A1 (en) * 2015-12-23 2017-06-29 Intel IP Corporation Initiating and protecting multi-user multiple input multiple output transmissions in communication networks
US20170279766A1 (en) * 2016-03-24 2017-09-28 Chittabrata Ghosh Group addresses in wireless networks
US20170303328A1 (en) * 2016-04-15 2017-10-19 Intel IP Corporation Antenna weight vector group identification for wireless communication
CN107613569B (zh) * 2016-07-12 2021-04-27 珠海市魅族科技有限公司 无线局域网的通信方法、通信装置、接入点和站点
GB2577471B (en) * 2018-07-11 2021-02-10 Canon Kk MAC/PHY interface of wireless stations compliant to direct link and downlink transmissions in trigger-based multi-user transmissions
US11405171B2 (en) * 2019-02-22 2022-08-02 Nxp B.V. System and method for controlling full duplex communications at an access point
WO2021031904A1 (en) * 2019-08-16 2021-02-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and entity for transmitting a plurality of mac addresses
US11219078B2 (en) 2019-09-05 2022-01-04 Apple Inc. System and method for enhanced high throughput (EHT) stations

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100438685C (zh) 2004-09-20 2008-11-26 上海贝尔阿尔卡特股份有限公司 处理多用户/多业务的方法及设备
KR100918748B1 (ko) 2005-01-07 2009-09-24 삼성전자주식회사 이동통신 시스템에서 다중 사용자 패킷 송/수신 장치 및방법
US8830846B2 (en) 2005-04-04 2014-09-09 Interdigital Technology Corporation Method and system for improving responsiveness in exchanging frames in a wireless local area network
WO2007043815A1 (en) * 2005-10-12 2007-04-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting and receiving data in a code division multiple access system
JP4558639B2 (ja) 2005-12-16 2010-10-06 富士通株式会社 無線lan装置および通信モード切替え方法
US7804800B2 (en) 2006-03-31 2010-09-28 Intel Corporation Efficient training schemes for MIMO based wireless networks
US7570916B2 (en) 2006-08-22 2009-08-04 Motorola, Inc. Method and apparatus for providing and obtaining broadcast multicast service feedback
US20080056227A1 (en) 2006-08-31 2008-03-06 Motorola, Inc. Adaptive broadcast multicast systems in wireless communication networks
US8731594B2 (en) 2006-09-12 2014-05-20 Aruba Networks, Inc. System and method for reliable multicast transmissions over shared wireless media for spectrum efficiency and battery power conservation
JP5177892B2 (ja) 2007-01-29 2013-04-10 パナソニック株式会社 無線通信システム、無線通信装置及び再送制御方法
CN101796880B (zh) * 2007-08-31 2015-04-01 皇家飞利浦电子股份有限公司 增强的多用户传输
US8254244B2 (en) 2007-10-30 2012-08-28 Qualcomm Incorporated Arrangement and method for transmitting control information in wireless communication systems
US7936753B1 (en) * 2007-11-30 2011-05-03 Qlogic, Corporation Method and system for reliable multicast
KR101449024B1 (ko) 2008-03-14 2014-10-10 엘지전자 주식회사 다이렉트 링크 설정 네트워크에서의 데이터 전송 방법과이를 지원하는 장치, 그 데이터 전송 방법을 위한 프레임포맷
US8412222B2 (en) 2008-06-27 2013-04-02 Qualcomm Incorporated Broadcast-multicast transmission with rate adaption
EP2342938A2 (en) 2008-08-29 2011-07-13 Interdigital Patent Holdings, Inc. Method and apparatus for sending feedback for a downlink shared service and estimating a number of wireless transmit/receive units
US8374080B2 (en) * 2009-01-14 2013-02-12 Stmicroelectronics, Inc. High throughput features in 11S mesh networks
JP5329244B2 (ja) 2009-01-16 2013-10-30 株式会社東芝 無線端末および無線通信方法
US9137815B2 (en) 2009-06-17 2015-09-15 Qualcomm Incorporated Multi-user multiple input multiple output wireless communications
WO2011005004A2 (en) 2009-07-07 2011-01-13 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for indicating destination stations in wlan system supporting multi-user multiple input multiple output
JP5633048B2 (ja) 2009-08-12 2014-12-03 マーベル ワールド トレード リミテッド Sdmaマルチデバイス無線通信
US8923172B2 (en) 2009-08-24 2014-12-30 Qualcomm Incorporated Deterministic backoff channel access
US8681815B1 (en) * 2009-08-28 2014-03-25 Marvell International Ltd. Method and apparatus for multi-user frame aggregation
US8554148B2 (en) 2009-09-18 2013-10-08 Electronics And Telecommunications Research Institute Data transmission/reception apparatus and method for wireless communication system
KR101711657B1 (ko) 2009-10-20 2017-03-02 한국전자통신연구원 고용량 무선 통신 시스템에서의 자원 관리 방법
US8885620B2 (en) * 2009-12-02 2014-11-11 Marvell World Trade Ltd Method and apparatus for sounding multiple stations
US9350495B2 (en) 2009-12-08 2016-05-24 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for multicast block acknowledgment
EP2529490B1 (en) 2010-01-29 2016-12-14 LG Electronics Inc. Method and apparatus of transmitting a spatial stream for mu - mimo in a wireless local area network system
EP2534772B1 (en) 2010-02-10 2019-12-18 Marvell World Trade Ltd. Transmission protection for wireless communications
US20110205968A1 (en) 2010-02-22 2011-08-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for performing sounding in wireless communication system
US8675556B2 (en) 2010-03-12 2014-03-18 Electronics & Telecommunications Research Institute Method of transmitting data frame to multi-user in wireless communication systems
US8982758B2 (en) 2010-03-29 2015-03-17 Intel Corporation Techniques for efficient acknowledgement for UL MU MIMO and uplink OFDMA in wireless networks
TWI552635B (zh) * 2010-04-13 2016-10-01 內數位專利控股公司 在無線區域網路中群傳輸
US8594007B2 (en) 2010-04-23 2013-11-26 Qualcomm Incorporated Sequential ACK for multi-user transmissions
EP2600536B1 (en) * 2010-07-01 2017-05-03 LG Electronics Inc. Method and apparatus for transceiving a mimo packet in a wireless lan system
JP5016710B2 (ja) 2010-08-19 2012-09-05 シャープ株式会社 無線伝送システム
US9118473B2 (en) 2011-03-15 2015-08-25 Qualcomm Incorporated Efficient multi-user multiple input multiple output (MU-MIMO)

Also Published As

Publication number Publication date
US9179300B2 (en) 2015-11-03
CN103404187A (zh) 2013-11-20
EP2681943A1 (en) 2014-01-08
JP2014510477A (ja) 2014-04-24
KR20130143115A (ko) 2013-12-30
WO2012119127A1 (en) 2012-09-07
US20130058273A1 (en) 2013-03-07
CN103404187B (zh) 2017-03-15
KR101519836B1 (ko) 2015-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5731019B2 (ja) 局中心のマルチユーザ多入力多出力(mu−mimo)
US10819471B2 (en) Protocols for multiple user frame exchanges
US10075873B2 (en) Methods and apparatus for channel state information sounding and feedback
JP6698690B2 (ja) チャネルボンディングのためのレガシ対応シグナリング
US9615397B2 (en) Efficient group ID management for wireless local area networks (WLANs)
US9819770B2 (en) Legacy-compatible control frames
US8982812B2 (en) Group ID allocation for direct link service (DLS)
JP6382164B2 (ja) ワイヤレスデバイスにおけるフレームのためのレート選択
KR20130087045A (ko) 랜덤 오프셋을 이용한 물리층 전력 절감 설비
KR20130130865A (ko) 효율적인 멀티-사용자 다중 입력 다중 출력(mu­mimo)
US20160128048A1 (en) Control channel on plcp service data unit (psdu) tones

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5731019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees