JP5633048B2 - Sdmaマルチデバイス無線通信 - Google Patents

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Description

本開示は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のような無線通信システムに関する。
[優先権情報]
本開示は、2009年8月12日出願の米国仮出願第61/233,428号"SDMA MAC SUPPORTS(SDMA MACサポート)"、2009年9月9日出願の米国仮出願第61/240,933号"MULTI-USER RESPONSES(マルチユーザー応答)"、2009年9月11日出願の米国仮出願第61/241,826号"SDMA MAC SUPPORT(SDMA MACサポート)"、2009年9月16日出願の米国仮出願第61/242,928号"SDMA MAC SUPPORT(SDMA MACサポート)"、2009年10月14日出願の米国仮出願第61/251,411号"SDMA MAC SUPPORT(SDMA MACサポート)"、2009年10月16日出願の米国仮出願第61/252,480号"MULTI-USER RESPONSE RECOVERY(マルチユーザー応答回復)"、及び、2010年4月14日出願の米国仮出願第61/324,254号"MULTI-USER RESPONSES(マルチユーザー応答)"の優先権を主張するものであり、前記出願の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
無線通信システムは、1以上の無線チャネル上で通信を行う複数の無線通信デバイスを備えてもよい。インフラストラクチャモードで動作する場合には、アクセスポイント(AP)と称される無線通信デバイスは、インターネットのようなネットワークと、例えば、クライアント局又はアクセス端末(AT)であるその他の無線通信デバイスとの接続を提供する。無線通信デバイスの様々な例として、携帯電話、スマートフォン、無線ルータ、無線ハブが含まれる。ある場合には、無線通信電子機器は、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、及び、コンピュータのようなデータ処理機器と一体化されている。
WLANのような無線通信システムは、直交周波数分割多重(OFDM)のような1以上の無線通信技術を使用することができる。OFDMベースの無線通信システムでは、1つのデータストリームが、複数のデータサブストリームに分割される。このようなデータサブストリームは、トーン又は周波数トーンとも称される複数の異なるOFDMサブキャリア上で送信される。
無線通信システムの中には、各無線通信デバイスが1つのアンテナを使用する単入植単出力(SISO)通信法を利用するものが存在する。また、無線通信デバイスが、例えば、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを使用する複数入力複数出力(MIMO)通信法を利用する無線通信システムも存在する。電気電子技術者協会(IEEE)無線通信規格、例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11n、又は、IEEE802.11acのような規格に規定されるWLANは、信号の送受信にOFDMを使用することができる。また、IEEE802.11n規格に基づくWLANは、OFDM及びMIMOを使用することができる。
WLANにおける無線通信デバイスは、媒体アクセス制御(MAC)及び物理(PHY)層に対して1以上のプロトコルを使用することができる。例えば、無線通信デバイスは、MAC層に対して、衝突回避方式(CA)を採用した搬送波感知多重アクセス(CSMA)ベースのプロトコルを使用し、PHY層に対してOFDMを使用することができる。MIMOベースの無線通信デバイスは、OFDM信号のトーン各々において、複数のアンテナを介した複数の空間ストリームを送受信することができる。
本開示は、無線ローカルエリアネットワークのシステム及び技術を含む。記載されるシステム及び技術の一側面によれば、無線ローカルエリアネットワークのための方法は、ある周波数帯域において、情報を複数の無線通信デバイスに送信する段階を備える。送信する段階は、複数の無線通信デバイスにデータを同時に提供する空間的ステアリングされた第1信号を送信する段階、及び、周波数帯域における無線通信デバイスからの確認応答(acknowledgement)のような応答の送信を制御するべく、複数の無線通信デバイスに1以上の第2信号を送信する段階を含む。確認応答は、データの対応する部分の受信の成功を示してもよい。方法は、周波数帯域における応答を監視する段階を備える。方法は、また、予期される確認応答が受信されないことに基づいて、周波数帯域において選択的に第3信号を送信する段階を備えてもよく、これにより、当無線通信デバイスとは異なる別の無線通信デバイスからの送信を防ぐことができる。第3信号は、1以上のデバイスからの応答をリスケジュールするための情報を含むことができる。
ある実装形態では、周波数帯における確認応答を監視する段階は、複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスからの確認応答が受信されないことを検出する段階を含んでもよい。第3信号を選択的に送信する段階は、複数の通信デバイスのうちの第2デバイスからの応答の送信をリスケジュールするべく、情報を第2デバイスに送信する段階を有してもよく、第2デバイスは最初に、第1デバイスの後に確認応答を送信するようにスケジュールされる。1以上の第2信号を送信する段階は、複数の無線デバイスのうちの第1デバイスに確認応答期間の第1部分の間に確認応答を送信させるべく、第1応答スケジューリング情報送信する段階と、複数の無線デバイスのうちの第2デバイスに確認応答期間の第1部分に続く第2部分の間に確認応答を送信させるべく、第2応答スケジューリング情報送信する段階とを含む。
また、実装形態は、到達可能性試験を実行させるべく、複数の無線通信デバイスを制御する段階を備えてもよい。到達可能性試験は、第1デバイスから発信された信号が、少なくとも前記第2デバイスによって受信されたかを判断することを含んでもよい。ある実装形態では、第1応答スケジューリング情報及び第2応答スケジューリング情報は、確認応答スケジュールに基づく。
空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階は、
第1空間無線チャネルを介して、複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに、媒体アクセス制御(MAC)層の第1パケットデータユニット(PDU)を送信する段階と、
第2空間無線チャネルを介して、複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに、MAC層の第2PDUを送信する段階とを含んでもよい。第1PDUは、第1期間において、第1デバイスに選択的に確認応答を送信させる第1情報を含んでもよい。第2PDUは、第1期間に続く第2期間において、第2デバイスに選択的に確認応答を送信させる第2情報を含んでもよい。
空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階は、複数の無線通信デバイスへと、複数の空間分割多元接続フレームを送信する段階を含んでもよい。ある実装形態では、複数のフレームのうちの少なくとも1つは、パディングを含んでもよい。ある実装形態では、パディングの量は、前記複数の空間分割多元接続フレームの長さによって決定される最大の長さに基づく。
1以上の第2信号を送信する段階は、複数の通信デバイスのうちの少なくとも第1デバイスに、ブロック確認応答要求を送信する段階を含んでもよい。ブロック確認応答要求を送信する段階は、複数の無線通信デバイスに統合ブロック確認応答要求を送信する段階を含んでもよい。統合ブロック確認応答は、第1デバイスに対する確認応答時間の第1情報、及び、無線通信デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く確認応答時間を示す第2情報を含んでもよい。
1以上の第2信号を送信する段階は、複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに対する第1確認応答時間を通知するべく、第1空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する段階と、複数の無線デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く第2確認応答時間を通知すべく、第2空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する段階とを含む。
上記のシステム及び技術は、電子回路、コンピュータ、ハードウェア、ソフトウェア、又は、これらの組み合わせに実装することができ、例えば、本明細書に開示される構造的手段及び構造的均等物として実装することができる。これには、1以上のデータ処理装置(例えば、プログラマブルプロセッサを含む信号処理デバイス)に、記載されたオペレーションを実行させるプログラムを実現する少なくとも1つのコンピュータ可読媒体が含まれてもよい。したがって、プログラムの実装は、開示された方法、システム又は装置から実現され、装置の実装は、開示されたシステム、コンピュータ可読媒体又は方法から実現することができる。同様に、方法の実装は、開示されたシステム、コンピュータ可読媒体又は装置から実現することができ、システムの実装は、開示された方法、コンピュータ可読媒体又は装置から実現することができる。
例えば、1以上の開示された実施形態を、様々なシステム及び装置に実装することができ、これに限定されないが、例えば、特定用途データ処理装置(例えば、無線アクセスポイント、リモート環境モニタ、ルータ、スイッチ、コンピュータシステムコンポーネント、媒体アクセスユニット等の無線通信デバイス)、携帯データ処理装置(例えば、無線クライアント、携帯電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モバイルコンピュータ、デジタルカメラ)、コンピュータのような汎用データ処理装置、又は、これらの組み合わせに実装することができる。
無線通信を行うシステム及び装置は、ある周波数帯において、複数の無線通信デバイスへと同時にデータを供給する空間的にステアリングされた第1信号、及び、周波数帯域における、データの対応する部分の受信に成功したこと示す確認応答の複数の無線通信デバイスからの送信を制御するべく、複数の無線通信デバイスに送信される1以上の第2信号を含む信号を、前記複数の無線通信デバイスに送信する回路と、周波数帯における前記確認応答を監視する回路と、無線通信デバイスとは異なる別の無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、予期される確認応答が受信されないことに基づいて、周波数帯域における第3信号を選択的に送信する回路とを備える。
ある実装形態では、監視する回路は、前記複数の無線デバイスのうちの第1デバイスから確認応答を受信しなかったことを検出する。ある実装形態では、第3信号を選択的に送信する回路は、複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスからの応答の送信をリスケジュールするべく、情報を第2デバイスに送信する。
ある実装形態では、1以上の第2信号は総じて、複数の無線デバイスのうちの第1デバイスに確認応答期間の第1部分の間に確認応答を送信させる第1応答スケジューリング情報と、複数の無線デバイスのうちの第2デバイスに確認応答期間の前記第1部分に続く第2部分の間に確認応答を送信させる第2応答スケジューリング情報とを含む。
実装形態は、到達可能性試験を実行させるべく、複数の無線通信デバイスを制御する回路を含んでもよい。到達可能性試験は、第1デバイスから発信された信号が、少なくとも前記第2デバイスによって受信されたかを判断することを含んでもよい。実装形態はまた、到達可能性試験に基いて、確認応答スケジュールを生成する回路を備えてもよい。ある実装形態では、第1応答スケジューリング情報及び第2応答スケジューリング情報は、確認応答スケジュールに基づく。
ある実装形態では、1以上の第2信号は、複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも第1デバイスに対するブロック確認応答要求を示す。ある実装形態では、1以上の第2信号は、複数の無線通信デバイスに対する統合ブロック確認応答要求を示す。統合ブロック確認応答要求は、第1デバイスに対する確認応答時間の第1情報、及び、無線通信デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く確認応答時間を示す第2情報を含む。
ある実装形態では、空間的にステアリングされた第1信号は総じて、第1空間無線チャネルを介して、前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに送信されるMAC層の第1PDUと、第2空間無線チャネルを介して、前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに送信されるMAC層の第2PDUとを含む。第1PDUは、第1期間において、前記第1デバイスに選択的に確認応答を送信させる第1情報を含んでもよい。第2PDUは、第1期間に続く第2期間において、第2デバイスに選択的に確認応答を送信させる第2情報を含んでもよい。
実装形態は、複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに対する第1確認応答時間を通知するべく、第1空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する回路を含んでもよい。実装形態は、複数の無線デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く第2確認応答時間を通知すべく、第2空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する回路を含んでもよい。実装形態は、複数の無線通信デバイスへと、複数の空間分割多元接続フレームを送信する回路を含んでもよい。1以上のフレームがパディングを含んでもよい。パディングの量は、前記複数の空間分割多元接続フレームの長さによって決定される最大長に基づいてもよい。
別の側面では、システム及び装置は、2つ以上の無線通信デバイスと通信を行う回路とプロセッサとを備える。プロセッサは、ある周波数帯において、2つ以上の無線通信デバイスへの信号の送信を制御するよう構成されていてもよい。信号は、複数の無線通信デバイスへと同時にデータを供給する空間的にステアリングされた第1信号を含んでもよい。また、信号は、前記周波数帯域における、データの対応する部分の受信に成功したこと示す確認応答の複数の無線通信デバイスからの送信を制御するべく、複数の無線通信デバイスに送信される1以上の第2信号を含んでもよい。プロセッサは、上記周波数帯における応答を監視するよう構成されてもよい。プロセッサはまた、無線通信デバイスとは異なる別の無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、予期される確認応答が受信されないことに基いて、周波数帯域における第3信号の選択的送信を制御するよう構成されていてもよい。
ある実装形態では、プロセッサは、複数の無線デバイスのうちの第1デバイスから確認応答を受信しなかったことを検出するよう構成されていてもよい。第3信号は、複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスからの応答の送信をリスケジュールするための情報を含んでもよい。
1以上の実装形態の詳細が、添付の図面及び以下の説明に記載される。その他の特徴及び利点についても、詳細な説明、図面及び特許請求の範囲から明らかとなるであろう。様々な図面にわたって使用されている同様な参照番号は、同様な要素を指している。
2つの無線通信デバイスを有する無線ローカルエリアネットワークの一例を示した図である。 無線通信デバイスアーキテクチャの一例を示した図である。 無線通信デバイスの送信経路の機能ブロック図の一例を示した図である。 複数のアンテナで送信するための複数の送信信号を結合するアーキテクチャの一例を示した図である。 通信プロセスの一例を示した図である。 通信プロセスの一例を示した図である。 通信プロセスの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づくMACのスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく物理層のスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく物理層のスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく物理層のスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく物理層のスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 空間分割多元接続通信に基づく物理層のスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 即応スケジューリング情報を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー応答回復に基づく送信シーケンスの一例を示した図である。 マルチユーザー到達可能性確認プロセスに関する通信フローレイアウトの一例を示した図である。
マルチユーザー到達可能情報に基づく通信フローレイアウトの一例を示した図である。 ダウンリンク及びアップリンク空間分割多元接続通信を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。 ダウンリンク及びアップリンク空間分割多元接続通信を含む通信フローレイアウトの一例を示した図である。
本開示は、空間分割多元接続(SDMA)通信及びマルチデバイス確認応答メカニズムのためのシステム及び技術を含む、無線ローカルエリアネットワーク技術の詳細及び例を提供する。応答メカニズムの例としては、ポーリングベースのマルチデバイス応答メカニズム、スケジュールベースマルチデバイス応答メカニズム及び順次マルチデバイス応答メカニズムが含まれる。本明細書に記載される技術及び構造は、例えば、IEEE802.11n又はIEEE802.11acに基づくシステムのような、様々な無線通信システムに実装することができる。
図1Aには、2つの無線通信デバイスを有する無線ローカルエリアネットワークの一例が示されている。例えば、アクセスポイント(AP)、基地局(BS)、接続端末(AT)、クライアント局、又は移動局(MS)である無線通信デバイス105、107は、プロセッサ電子回路110、112のような回路を有することができる。プロセッサ電子機器110、112は、本開示に記される技術を有効にする方法を実装する1以上のプロセッサを含むことができる。無線通信デバイス105、107は、1以上のアンテナ120a、120b、122a、122bを介して無線信号を送受信する送受信機115、117のような回路を含む。ある実装形態では、送受信機115、117は、複数の無線ユニットを含む。ある実装形態では、無線ユニットは、信号を送受信するベースバンドユニット(BBU)及び無線周波数ユニット(RFU)を含む。無線通信デバイス105、107は、データ、命令、又は、この両方のような情報を格納する1以上のメモリ125、127を有する。ある実装形態では、無線通信デバイス105、107は、送信専用の回路及び受信専用の回路を有する。ある実装形態では、無線通信デバイス105、107は、サービングデバイス(例えば、アクセスポイント)又はクライアントデバイスとして機能することができる。
第1無線デバイス105は、例えば、直交空間分割多元接続(SDMA)サブスペースのような直交空間サブスペース等の2つ以上の空間無線通信チャネルを介して、2つ以上のデバイスにデータを送信する。例えば、第1無線通信デバイス105は、一の空間無線チャネルを使用して第2無線通信デバイス107に、及び、別の空間無線通信チャネルを使用して第3無線デバイス(図示せず)に、同時にデータを送信することができる。ある実装形態では、第1無線通信デバイス105は、1つの周波数範囲における空間的に分離した複数の無線チャネルを提供するべく、2つ以上の空間多重化行列を使用して、2つ以上の無線通信デバイスへとデータを送信する空間分割技術を実装する。
MIMO使用可能アクセスポイントのような無線通信デバイスは、1以上の送信機側ビーム形成行列を、異なる複数のクライアント無線通信デバイスと関連付けられた空間的に分離した信号複数の信号に適用することにより、同じ周波数範囲で同時に複数のクライアント無線通信デバイスに対して、信号を送信することができる。無線通信デバイスの異なるアンテナの異なる信号パターンに基づいて、各クライアント無線通信デバイスは、自身の信号を区別する。MIMO使用可能アクセスポイントは、クライアント無線通信デバイス各々のチャネル状態情報を取得するべく、サウンディングに参加することができる。アクセスポイントは、異なるチャネル状態情報に基づいて、空間ステアリング行列のような空間多重化行列を計算することにより、異なるクライアントデバイスへと空間的に信号を分離することができる。
無線通信デバイスは、2つ以上のデバイスへのSDMA送信信号を生成するべく、送信信号モデルを使用することができる。SDMA送信信号の生成は、各クライアントデバイスに関連付けられた空間多重化行列を使用することを含んでもよい。ある実装形態では、無線通信デバイスは、干渉回避、信号対干渉雑音比(SINR)均等化、又は、これらの組み合わせに基づいて、クライアントデバイスの多重化行列Wを構築することができる。干渉回避では、クライアントデバイスに到達する望ましくない信号エネルギーの量を最小化することを試みる。干渉回避では、特定のクライアントに向けた信号が、その特定のクライアントデバイスにのみ到達させ、異なるクライアントデバイスに到達する信号を打ち消すことを確かにする。無線通信デバイスは、SINR平衡化を実行することができる。SINR平衡化は、異なるクライアントデバイスで観測されたSINRを動的に制御するべく、多重化行列を決定することを含む。例えば、SINR平衡化の1つの方法として、サービス提供を受けるクライアントデバイス全てにわたって、最小SINRを最大化することが含まれてもよい。
アクセスポイントとして動作するデバイスのようなサービングデバイスは、複数の異なる空間無線チャネルを介して、複数のクライアントデバイスと同時に通信を行うことができる。サービングデバイスは、異なる複数の空間無線チャネルで情報を送信するのに、ステアリング行列のような多重化行列を使用することができる。サービングデバイスは、i番目のクラインアントデバイスの送信ベクトルに、対応する多重化行列を乗じる。各クライアントデバイスに対する多重化行列は、異なっていてもよい。多重化行列は、サービングデバイスとクライアントデバイス間の無線チャネルの関数であってもよい。サービングデバイスは、複数のクライアントデバイスに対応する複数の操作された信号ベクトルを組み合わせて、異なる情報を同時にそれぞれのクライアントデバイスに送信する送信信号を生成することができる。
ある実装形態では、サービングデバイスは、
Figure 0005633048
に基づくOFDM送信信号モデルを使用する。ここで、sは、1つのトーンに対する送信された信号ベクトルであり、Nは、同時にサービス提供を受けるクライアントの数であり、xは、i番目のクライアント宛の情報ベクトル(T×1、T<P)であり、Wは、i番目のクライアントに対する多重化行列(M×T)であり、Mは、サービングデバイスの送信アンテナの数であり、Pは、i番目のクライアントの受信アンテナの数である。
ある実装形態では、無線通信デバイスは、1以上の受信された信号に基づいて、複数の無線チャネル行列
Figure 0005633048
を決定することができる。ここで、
Figure 0005633048
は、i番目のクライアントと関連付けられたk番目のトーンについてのチャネル状態を表している。サービングデバイスは、複数のトーン上で、2つ以上のクライアントへの送信を行うことができる。例えば、第1クライアントが受信する第1トーンは、
Figure 0005633048
のように表すことができ、ここで
Figure 0005633048
は、k番目のトーンにおけるi番目のクラインアントに対する多重化行列である。
多重化行列Wは、第1クライアントが、
Figure 0005633048
を受信し、残りの信号x,x,・・・,xが第1クライアントのヌル空間(null space)となるように選択されてもよい。したがって、信号干渉法を使用する場合には、多重化行列Wの値は、
Figure 0005633048
のように選択される。すなわち、多重化行列Wは、第1クライアントにおいてヌルが生成されるように、OFDMトーンの位相及び振幅を調整することができる。このように、第1クライアントは、他のクライアント宛のその他の信号x,x,・・・,xからの干渉を受けずに、目的の信号xを受信することができる。
一般的に、受信された信号は、i番目のクライアント宛の信号成分、及び、1以上の別のクライアント宛の1以上の信号からの1以上の共通チャネル干渉成分を含みうる。例えば、i番目のクライアントにおける受信された信号を、
Figure 0005633048
と表すことができ、ここで、
Figure 0005633048
は、サービングデバイスとi番目のクライアントとの間の無線チャネルと関連付けられた無線チャネル行列を表し、
Figure 0005633048
は、i番目のクライアントにおけるノイズを表す。総和は、i番目のクライアント以外のクライアントに対応するjの値について行われる。
複数のクライアントに同時にサービスを提供する場合、サービングデバイスにおいて利用可能な電力を、複数のクライアントに割り当てることができる。これは、クライアント各々において観察されるSINRに影響を与える。サービングデバイスは、複数のクライアントに渡って、柔軟な電力管理を実行することができる。例えば、低いデータレート要求を有するクライアントに対しては、サービングデバイスは低い電力を割り当てることができる。ある実装形態では、送信電力は、信頼できる受信状態を高い確率で有するクライアントに(送信電力を無駄にしないために)割り当てられる。別の振幅調整方法又はその両方を使用して、対応する多重化行列W内における電力を調整することができ、例えば、別の方法を使用した後で、行列Wを使用して電力を調整することができる。
サービングデバイスは、サービングデバイス及びクライアントの間のチャネル状態に基づいて、クライアントと関連付けられた多重化行列Wを決定することができる。サービングデバイス及びクライントは、無線チャネル特徴を決定するべく、サウンディングを実行することができる。サウンディング技術の様々な例として、明示的サウンディング及び黙示的サウンディングが含まれる。
図1Bには、無線通信デバイスアーキテクチャの一例が示されている。無線通信デバイス150は、例えば、ステアリング行列である、対応する多重化行列Wによって空間的に分離される異なる複数のクライントに対する信号を生成することができる。Wはそれぞれ、サブスペースに関連付けられる。無線通信デバイス150は、MACモジュール155を含む。MACモジュール155は、1以上のMAC制御ユニット(MCU)(図示せず)を含む。無線通信デバイス150は、異なる複数のクライアントと関連付けられているMACモジュール155からのデータストリームを受信する2つ以上のモジュール160a、160bを含む。2つ以上のモジュール160a、160bは、前方誤り訂正(FEC)エンコーディング技術のようなエンコーディング及び変調を、データストリームに対して実行する。2つ以上のモジュール160a、160bはそれぞれ、2つ以上の空間マッピングモジュール165a、165bと結合される。
空間マッピングモジュール165a、165bはメモリ170a、170bにアクセスして、データストリームが目的とするクライアントと関連付けられた空間多重化行列を読み出すことができる。ある実装形態では、空間マッピングモジュール165a、165bは、同じメモリにアクセスするが、異なる行列を読み出すために異なるオフセットでアクセスする。加算器175は、空間マッピングモジュール165a、165bからの出力を加算する。
逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール180は、加算器175の出力に対してIFFTを実行して、時間領域信号を生成する。デジタルフィルタリング及び無線モジュール185は、時間領域信号をフィルタして、アンテナモジュール190を介して送信される信号を増幅する。アンテナモジュール190は、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを含むことができる。ある実装形態では、アンテナモジュール190は、無線通信デバイス150の外側に設けられた取り外し可能ユニットである。
ある実装形態では、無線通信デバイス150は、1以上の集積回路(IC)を含む。ある実装形態では、MACモジュール155は、1以上のICを含む。ある実装形態では、無線通信デバイス150は、MACモジュール、MCU、BBU又はRFUのような複数のユニット及び/又はモジュールの機能を実装するICを含む。ある実装形態では、無線通信デバイス150は、送信のためにデータストリームをMACモジュール155に提供するホストプロセッサを含む。ある実装形態では、無線通信デバイス150は、MACモジュール155からデータストリームを受信するホストプロセッサを含む。ある実装形態では、ホストプロセッサは、MACモジュール155を含む。
MACモジュール155は、インターネットプロトコル上の送信制御プロトコル(TCP/IP)のような上位レベルプロトコルから受信されたデータに基づいて、MACサービスデータユニット(MSDU)を生成することができる。MACモジュール155は、MSDUに基づいて、MACプロトコルデータユニット(MPDU)を生成することができる。ある実装形態では、MACモジュール155は、MPDUに基づいて、物理層サービスデータユニット(PSDU)を生成することができる。例えば、無線通信デバイスは、1つの無線通信デバイス受信者宛のデータユニット、例えば、MPDU又はPSDUを生成することができる。
ある実装形態では、無線通信デバイス150は、複数のクライアントデバイス宛の無指向性送信を実行することができる。例えば、MACモジュール155は、MACジュール155及びIFFTモジュール180との間の1つのデータ経路を操作する。ある実装形態では、無線通信デバイス150は、複数のクライアントデバイスに並列にデータを分離するステアリング(steered)送信を実行することができる。デバイス150は、無指向性送信とステアリング送信とを切り替えることができる。ステアリング送信では、デバイス150は、第1空間無線チャネルを介して、第1クライアントへ物理層プロトコルデータユニット(PPDU)を送信し、同時に、第2空間無線チャネルを介して、第2クライアントへPPDUを送信することができる。
図2には、無線通信デバイスの送信経路の機能ブロック図の一例が示されている。この例では、送信経路は、MIMO通信用に構成されている。APのような無線通信デバイスは、1以上の送信経路を有することができる。APの送信経路は、オーディオデータストリーム、ビデオデータストリーム又はこれらの組み合わせのようなデータストリームを受信するように構成されるエンコーディングモジュール205有することができる。エンコーディングモジュール205は、エンコードしたビットストリームを、複数の出力を生成するべく空間マッピングを実行する空間解析モジュール210に出力する。
空間解析モジュール210の出力はそれぞれ、コンステレーションマッピング(constellation mapping)モジュール215へと入力される。ある実装形態では、コンステレーションマッピングモジュール215は、入力シリアルストリームを複数の平行ストリームへと変換するシリアル−パラレル変換器を含む。コンステレーションマッピングモジュール215は、シリアル−パラレル変換によって生成された複数のストリームに対して、直角位相振幅変調(QAM)を実行することができる。コンステレーションマッピングモジュール215は、空間多重化行列モジュール220に入力されるOFDMトーンを出力することができる。空間多重化行列モジュール220は、OFDMトーンに空間多重化行列を乗じて、複数の送信アンテナに対して信号データを生成することができる。
空間多重化行列モジュール220の出力は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール225に入力される。ある実装形態では、IFFTモジュール225は、異なる複数のサブキャリアグループに複数の異なるストリームをマップする複数のアクセスモジュールを含むことができる。IFFTモジュール225の出力は、サイクリックプリフィックス(CP)モジュール230に入力される。CPモジュール230の出力は、複数の送信アンテナにおけるアナログ信号を生成するデジタル/アナログ変換器(DAC)235に入力される。
図3には、複数のアンテナにおける送信のための複数の送信信号を結合するアーキテクチャの一例が示されてる。無線通信デバイスは、MIMO通信用に構成された2つ以上の送信経路301、302、303を有することができる。第1送信経路301は、複数の送信アンテナ320a、320b、320n上でそれぞれ送信される複数の送信信号310a、310b、310nを生成する。第2送信経路302は、複数の送信アンテナ320a、320b、320n上でそれぞれ送信される複数の送信信号311a、311b、311nを生成する。第3送信経路303は、複数の送信アンテナ320a、320b、320n上でそれぞれ送信される複数の送信信号312a、312b、312nを生成する。
無線通信デバイスは、複数の送信アンテナ320a、320b、320nのそれぞれと関連付けられた複数の加算モジュール315a、315b、315nを含むことができる。ある実装形態では、加算モジュール315a、315b、315nは、送信経路301、302、303の各々において、DACの対応する出力を加算して、アンテナ320a、320b、320nの各々に対する結合送信信号を生成する。
アクセスポイントは、複数のクライアントに、個別化された情報を同時に送信することができる。これに応答して、クライアントは、情報の受信に成功したことを示す確認応答をアクセスポイントに送信することができる。また、アクセスポイントは、例えば、クライアントが確認応答の送信をスケジュールされた期間に行うように、クライアントの確認応答を制御するべく、確認応答情報をクライアントに送信することができる。クライアントが確認応答を送信しなかった場合には、アクセスポイントは、確認応答のための送信期間をリスケジュール、延長又は保護するべく、情報を送信することができる。
図4には、通信プロセスの一例が示されている。405において、通信プロセスは、2つ以上の無線通信デバイスに同時にデータを提供する空間的に操作された第1信号を、ある周波数帯において送信する段階を備える。例えば、アクセスポイントのようなサービングデバイスは、無線媒体を介して2つ以上のクライアントデバイスに2つ以上の操作された通信情報の送信を実行することができる。無線媒体は、例えば、サービングデバイスと通信を行わないデバイスのような不参加デバイス等の他のデバイスによって共有されてもよい。
ある実装形態では、空間的にステアリングされた信号の送信は、第1空間無線チャネルを介して第1クライアントに第1パケットデータユニットを送信すること、及び、第2空間無線チャネルを介して第2クライアントに第2パケットデータユニットを送信することを含むことができる。ある実装形態では、第1パケットデータユニットは、例えば、第1デバイスに選択的に第1期間に確認応答を送信させるような第1MAC期間値のような第1応答スケジューリング情報を含み、第2パケットデータユニットは、例えば、第2デバイスに、第1期間に続く第2期間に選択的に確認応答を送信させるような長い第2MAC期間値のような第2応答スケジューリング情報を含む。本明細書に記載される上記方法及び技術は、3つ以上のクライアントの場合にも拡張可能である。
ある実装形態では、空間的にステアリングされた第1信号の送信は、SDMAフレームを、複数の無線通信デバイスにそれぞれ送信することを含んでもよい。ある場合には、複数のSDMAフレームのうちの少なくとも1つは、MACパディング又はPHYパディングのようなパディング(padding)を含む。パディングの量は、SDMAフレームの長さによって決定される最長の長さに基づいて決定されてもよい。
410において、プロセスは、周波数帯におけるデバイスからの確認応答の送信を制御するべく、1以上の第2信号を、無線通信デバイスに送信する段階を備える。1以上の第2信号の送信は、応答スケジューリング情報を送信することを含んでもよい。ある実装形態では、1以上の第2信号の送信は、応答の送信をトリガする情報を送信することを含む。例えば、アクセスポイントは、応答についてクライアントをポーリングするメッセージを送信することができる。ある実装形態では、第1信号及び第2信号とは、1つの信号の第1部分及び第2部分を指す。ある実装形態では、クライアントが応答を送信する前に、アクセスポイントにより、第1信号及び第2信号が、ある1つのフレームで送信される。ある実装形態では、第2信号の1以上が、クライアント応答とインターリーブされる。ある実装形態では、空間的に操作された第1信号を送信することは、1以上の第2信号を送信することを含む。例えば、アクセスポイントは、空間的に操作された応答スケジュール情報を第2信号としてデバイスに送信することができる。ある実装形態では、応答は、受信したフレームの確認応答、受信されたフレームにおける要求(存在する場合)に対するフィードバック、及び、これらの両方を含んでもよい。
415において、プロセスは、同じ周波数帯において、確認応答をモニタする段階を備える。確認応答は、操作された通信データの対応する部分の受信に成功したことを示してもよい。クライアントが、サービングデバイスからのデータの受信に成功しなかった場合、クライアントは、応答の送信を要求されない。クライアントが、サービングデバイスからのデータの受信に成功した場合、クライアントは、確認応答を送信することができる。ある実装形態では、確認応答は、ブロック確認応答(block acknowledgement:BA)を含んでもよい。
420において、プロセスは、予期された確認応答が受信されないことに基づいて、同じ周波数帯において、選択的に第3信号を送信する段階を備え、これにより不参加デバイスからの送信を防ぐ。第3信号は、応答をリスケジュールする情報を含んでもよい。例えば、サービングデバイスは、複数のクライアントデバイスのうちの少なくとも1つからの確認応答を受信し損ねたことを検出した場合に、第3信号を送信してもよい。ある実装形態では、第3信号は、送信期間を確立又は延長するための情報を含む。
ある実装形態では、通信プロセスは、第1空間無線チャネルを介して、第1デバイスに対する第1確認応答時間を信号で通知するべく、物理層における信号フィールドを送信する段階を備える。プロセスは、第2空間無線チャネルを介して、第2デバイスに対する第1確認応答時間に続く第2確認応答時間を信号で通知するべく、物理層における信号フィールドを送信する段階を備える。
図5には、通信プロセスの別の例が示されている。通信プロセスは、サービングデバイスと通信を行うデバイスを管理するべく、到達可能性情報を収集するための到達可能性(reachability)テストを開始することができる。505において、通信プロセスは、到達可能性テストを実行するべく、2つ以上のクライアントデバイスを制御する段階を備える。到達可能性テストは、例えば、ある1つのデバイスから発信された信号が、2つ以上のクライアントデバイスのうちの別のデバイスによって受信されたかを判断することを含んでもよい。この判断は、SDMAベースクライアントのグループ内の複数のデバイスについて繰り返して行ってもよい。
510において、プロセスは、到達可能性テストに基づいて、確認応答スケジュールを生成する段階を備える。確認応答スケジュールは、応答シーケンスを規定してもよい。515において、プロセスは、確認応答期間の第1部分の間に第1クライアントデバイスに確認応答を送信させるべく、スケジュールに基づく第1情報を送信する段階を備える。第1クライアントデバイスは、いつ応答を送信すべきか決定するのに、第1情報を送信することができる。520において、プロセスは、確認応答期間の第1部分に続く第2部分の間に第2クライアントデバイスに確認応答を送信させるべく、スケジュールに基づく第2情報を送信する段階を備える。第2クライアントデバイスは、いつ応答を送信すべきか決定するのに、第2情報を送信することができる。ある実装形態では、第2情報が到着すると、第2デバイスをトリガして応答を送信させる。
ある実装形態では、アクセスポイントが、SDMAフレームにおいて応答シーケンス情報を送信した後に、クライアントデバイスは、受信した応答シーケンスに基づいて、順次応答を送信することができ、また、必要であれば、別のクライアントからの1以上の応答を数える。クライアントが他のクライアント送信を受信できない場合、アクセスポイントは、クライアントに応答をトリガする要求を送信することができる。
図6には、通信プロセスの別の例が示されている。通信プロセスは、不参加デバイスが、確認応答のシーケンスを中断させることを防ぐべく、送信期間を再確認する又は延長することを選択的に行うことができる。605において、通信プロセスは、複数のデバイスに対する操作された送信を実行する段階を備える。操作された送信を複数のデバイスに実行する段階は、異なる複数のデータパケットを同時にそれぞれのクライアントに送信する複数の送信信号を生成することを含む。610において、プロセスは、第1デバイスからの確認応答が受信されなかったことを検出する段階を備える。例えば、アクセスポイントは、確認応答が受信されるであろうと予想される時間の範囲に基づいて、タイマを設定してもよい。タイマの設定時間に基づいて、アクセスポイントは、確認応答が受信されていないことを検出することができる。615において、プロセスは、ブロック確認応答要求を第2デバイスに送信する段階を備え、第2デバイスは、確認応答を第1デバイスの後に送信するようにスケジュールされている。ブロック確認応答要求は、確認応答の既存のスケジュールに基づいて、パディングされてもよい。
以下に参照する図面について、送信信号としては、レガシー短期トレーニングフィールド(L−STF)又はレガシー長期トレーニングフィールド(L−LTF)のような、1以上のレガシートレーニングフィールド(L−TF)を含むことができる。送信信号としては、1以上のレガシー信号フィールド(L−SIG)を含むことができる。送信信号はまた、Very High Throughput(VHT)信号フィールド(VHT−SIG)、VHT短期トレーニングフィールド(VHT−STF)又はVHT長期トレーニングフィールド(VHT−LTF)のような1以上のVHTフィールドを含むことができる。また、送信信号は、VHT−データフィールドを含むことができる。
図7A、7B、7C、7D、7E及び7Fには、空間分割多元接続通信に基づく1以上のブロック確認応答要求を含む通信フローレイアウトの例が示されている。 アクセスポイントは、アプリケーションデータ及び1以上のブロック確認応答要求(BAR)を含む複数のSDMAクライアントへ情報を送信することができる。信号の受信に成功すると、クライアントは、ブロック確認応答(block acknowledgement:BA又はブロックACK)を送信することができる。ある実装形態では、アクセスポイントは、ブロック確認応答追加(ADDBA)要求及び応答交換を利用して、複数のブロックACK可能SDMAクライアントで、ブロックACKを開始させることができる。ある実装形態では、アクセスポイントは、黙示的ACKポリシーを使用して、VHTデータセグメントを受信した後すぐに、クライアントに、確認応答要求を送信させることができる。ある実装形態では、VHTデータセグメントを受信した後すぐに、クライアントに確認応答要求を送信させることは、確認応答を送信する前に、ガード期間のような所定の期間待つことを含んでもよい。ある実装形態では、VHTデータセグメントは、パディング(padding)を含む又はパディングが付加される。
図7Aに示すように、アクセスポイントは、無指向性送信期間及びステアリング送信期間を使用して、信号をSDMAクライアントに送信する。ステアリング送信期間では、アクセスポイントは、2つの異なる確認応答ポリシーを使用する。アクセスポイントは、例えば、STA1である第1クライアントに対しては黙示的ACKポリシー701を使用し、例えば、STA2である第2クライアントに対してはブロックACKポリシー702を使用する。黙示的ACKポリシー701では、クライアントは、PHYパディングを含み得る受信されたフレームの終了後に、確認応答703を送信することができる。SDMAクライアントが、ブロックACKを実行することができない又はアクセスポイントにおいてブロックACKを開始することに失敗した場合、このようなSDMAクライアントは、黙示的ACKポリシーを使用して制御され、受信フレームの直後に応答を送信する。
アクセスポイントは、複数のSDMAクライアントとのアクティブブロックACKアグリーメントを有してもよい。アクセスポイントは、第1クライアントから確認応答703を受信すると、BAR704を送信することができる。BAR704を受信すると、第2クライアントは、ブロック確認応答705を送信することができる。図7Aに示されるように、短期フレーム間空間(Short Interframe Space:SIFS)により、メッセージトラフィックが分割されている。ある実装形態では、SIFSの長さは、16マイクロ秒である。
図7Bに示すように、アクセスポイントは、SDMAクライアントに、CTS−to−Self706を送信する。CTS−to−Self706では、CTS−to−SelfMAC期間は、SDMAベースの通信に対するイミディエイト確認応答(immediate acknowledgement:直接確認応答)の終了を示す。クライアントは、アクセスポイントから受信された情報に基づいて"イミディエイト確認応答"を送信する時間を決定してもよい。異なるクライアントは、それぞれの"イミディエイト確認応答"を異なる時間に送信することができる。ある実装形態では、ガード期間により、クライアント送信と、アクセスポイント送信とを分離する。イミディエイト確認応答を送信する時間を決定することは、ガード期間値、L−SIGの長さ、共通VHT−SIGの長さ及びVHTデータMAC期間等の情報を使用することを含んでもよい。L−SIGの長さは、PPDU最大長の終わりを示してもよい。ある実装形態では、L−SIGレートが、PPDU最大長の終了を示す。PPDUの長さは、PHYパディング708を含めることを考慮した長さであってもよい。ある実装形態では、L−SIGの長さ又はレートは、イミディエイト確認応答の終了(例えば、最後の応答の終了)を示してもよい。共通VHT−SIGの長さ又はMCSが、最長PPDUの終了を示してもよい。VHT−SIGの長さ又はMCSは、PHYパディングのないPSDUの終了を示してもよい。VHTデータMAC期間は、対応するイミディエイト応答の終了を示すことができる。ある実装形態では、VHTデータMAC期間は、複数のイミディエイト確認応答の終了を示すことができる。
応答MAC期間は、対応するイミディエイト応答の終了を示すことができる。ある実装形態は、応答MAC期間は、複数のイミディエイト確認応答の終了を示すことができる。
BAR MAC期間は、対応するイミディエイト応答の終了を示すことができる。ある実装形態では、VHT−データMAC期間は、対応するイミディエイト応答の終了を示すことができる。
図7Cに示すように、アクセスポイントは、VHT−データ送信710、712を確認応答711、713でインターリーブすることができる。また、アクセスポイントは、VHT−データ送信にBAR714を付加することができる。
図7Dに示すように、アクセスポイントは、次のSDMA送信まで、1以上の確認応答を遅らせてもよい。この例では、アクセスポイントは、様々なクライアントを順に回り、確認応答をスケジュールしている。アクセスポイントは、SDMA信号のあるグループを第1クライアント及び第2クライアントに送信した後、第1クライアントに確認応答715を送信させる。アクセスポイントは、SDMA信号の第2グループを第1クライアント及び第2クライアントに送信した後、第2クライアントに、確認応答716を送信させる。
図7Eに示すように、アクセスポイントの送信は、PPDUの開始から、対応するSDMAクライアントに対するステアリング送信を含む。ステアリング送信の終了後、アクセスポイントは、統合BAR720の無指向性送信を実行する。複数のSDMAクライアントにそれぞれ対応する複数のBARを使用する替わりに、統合BAR720を使用することができる。統合BAR720は、2つ以上のクライアントにそれぞれ対応する2つ以上の確認応答開始時間値を含むことができる。ある実装形態では、統合BAR720は、2つ以上のSDMAクライアントのアドレス、各クライアントに対するBAR制御及び情報フィールド、及び、ブロック確認応答送信時間又は送信シーケンスのような確認応答情報を含むことができる。
図7Eに示したように統合BARを送信する替わりに、図7Fに示すように、アクセスポイントは、SDMAベース通信により、個別のBAR725、726をSDMAクライアントへと平行して送信することができる。BAR725、726は、応答送信時間又は送信シーケンス情報のような確認応答情報を含んでもよい。VHTデータ送信の終了後、アクセスポイントは、複数のクライアントへ、対応するBARのステアリング送信を同時に実行することができる。この例では、第1クライアントに対するBARは、第1確認応答時間の開始を示し、第2クライアントに対するBARは、第1確認応答期間に続く第2確認応答時間の開始を示す。
図8A、8B、8C、8D、8E、8F、8G、8H、8I、8J及び8Kには、空間分割多元接続通信に基づくMACスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの例が示されている。アクセスポイントは、MAC層に関連付けられた1以上のフィールドを使用して、確認応答スケジュールを送信することができる。
図8Aに示すように、アクセスポイントは、無指向性送信及びステアリング送信を実行する。ステアリング送信では、アクセスポイントは、第1VHT−データ805を第1クライアントに、第2VHT−データ806を第2クライアントに送信する。第1及び第2VHT−データ805、806は、それぞれ対応するPPDUを含んでもよい。第1及び第2VHT−データ805、806は、それぞれ対応するMACヘッダを含んでもよい。アクセスポイントは、期間フィールドのようなMACヘッダフィールドを使用して、クライアントが対応するVHT−データ805、806を確認するための確認応答送信時間情報を搬送してもよい。
ある実装形態では、確認応答送信時間情報は、PPDUの終了と予期される確認応答送信時間との間のオフセットを含む。ある実装形態では、確認応答送信時間情報は、予期される確認応答送信時間の前のSIFSの継続時間を示す。ある実装形態では、アクセスポイントは、ステアリング送信に含まれる最長のPPDUを選択して、予期される確認応答送信時間を決定する。
図8Bに示すように、アクセスポイントは、無指向性送信及びステアリング送信を実行する。アクセスポイントは、第1クライアントに対して第1確認応答ポリシーを、第2クライアントに対して第2確認応答ポリシーを使用する。アクセスポイントは、ACKポリシーを黙示的ACKに設定することにより、1つのSDMAクライアントからのイミディエイト応答810を要請することができる。アクセスポイントは、ACKポリシーをSDMAイミディエイトACKに設定することにより、2つ以上の更なるSDMAクライアントからイミディエイト応答811を要請することができる。SIFSの期間が、イミディエイト応答810、811の間を分離してもよい。
ある実装形態では、黙示的ACKポリシー設定を、SDMAイミディエイトACKポリシー設定に変更することができる。SDMAクライアントは、SDMAプリアンブルに基づいて、SDMAイミディエイトACKと黙示的ACKとを区別することができる。ある実装形態では、SDMAクライアントは、VHT−SIG又はMACヘッダのSDMA情報に基づいて、ポリシーを識別することができる。
ある実装形態では、"No Explicit/PSMP ACK"のようなパワーセーブマルチポール(PSMP)フィールドを、SDMAイミディエイトACKポリシー設定へと変更することができる。例えば、PSMP UTT割り当てが存在しない場合など、PSMPが使用されない場合には、SDMAイミディエイトACK又はPSMP ACKに従ってもよい。
ある実装形態では、VHT−SIGは、SDMAイミディエイトACKポリシーをクライアントに示すべく、SDMAイミディエイトACK情報を含んでもよい。ある実装形態では、MACヘッダは、SDMAイミディエイトACKポリシーをクライアントに示すべく、SDMAイミディエイトACK情報を含んでもよい。
図8Cに示すように、アクセスポイントは、確認応答の異なる時間を通知するべく、異なるVHTデータMAC期間値815、816を使用する。アクセスポイントは、第1VHTデータMAC期間値815を使用して、第1クライアントの対応する確認応答の終了を示す。アクセスポイントは、第2VHTデータMAC期間値816を使用して、第2クライアントの対応する確認応答の終了を示す。クライアントは、VHTデータMAC期間値815、816を使用して、確認応答開始時間を決定する。例えば、クライアントは、受信されたVHTデータMAC期間値から、応答フレームの送信に要する時間を差し引いた値に基づいて、応答開始時間を計算する。
アクセスポイントは、VHTデータMAC期間値を計算及び送信することができる。値の計算には、プライマリ応答送信レート及び応答フレームのサイズを使用して応答フレームの期間を推定することが含まれてもよい。クライアントは、同じプライマリ応答送信レート及び応答フレームのサイズを使用して、応答フレームの期間を計算し、応答開始時間を決定することができる。クライアントは、計算された応答開始時間に基づいて、確認応答の送信を開始させることができる。クライアントは、受信フレームのVHTデータMAC期間によって示すことができる応答終了時間の前に送信を完了させることができる。
ある実装形態では、アクセスポイントは、VHTデータMAC期間値を使用して、対応するイミディエイト応答の開始を示してもよい。クライアントは、このような期間値とSIFSの期間との和に基いて、応答開始時間を計算してもよい。クライアント毎に異なるアクセスポイント送信期間値に基いて、クライアントは、確認応答それぞれに対して、異なる開始時間を決定する。
図8Dに示すように、アクセスポイントは、第1クライアントに黙示的ACKポリシーを使用させ、第2クライアントに異なるポリシーを使用させるようクライアント各々を制御する。第1クライアントは、受信フレームの終了に基いて、確認応答820を送信する。第1クライアントは、応答期間内で送信を完了させてもよい。ある実施形態では、応答期間は、プライマリ応答レート及び応答フレームのサイズに基いて計算される。確認応答は、イミディエイト応答の終了を示すべく、MAC期間を含んでもよい。第2クライアントは、VHTデータMAC期間に基いて、確認応答821の開始時間を決定することができる。
図8Eに示すように、アクセスポイントは、MAC期間を使用して、ACKスケジューリング情報を搬送することができる。CTS−to−Self 825は、送信シーケンスの期間を示すのに使用されてもよい。期間は、最も長い送信シーケンスに基いてもよい。ある実装形態では、CTS−to−Self は、送信シーケンスの終了を示すのに使用されてもよい。ある実装形態では、Transmission Opportunity(TXOP)の期間を示すのに、CTS−to−Selfが使用されてもよい。ある実装形態では、クライアントは、CTS−to−Self期間に基づいて、確認応答期間フィールドを設定する。ある実装形態では、L−SIGは、送信シーケンスの期間を示すのに使用されてもよい。ある実装形態では、クライアントは、L−SIGに示される期間に基づいて確認応答期間フィールドを設定する。
図8Fに示すように、アクセスポイントは、異なる長さを有する複数のVHTデータセグメントを送信することができる。アクセスポイントは、第1空間無線チャネルを介して、第1VHT−SIG長さ値826を第1クライアントへと送信することができる。アクセスポイントは、より長い第2のVHT−SIG長さ値827を、第2空間無線チャネルを介して第2クライアントへと送信することができる。共通のVHT−SIG長さ値828は、ステアリング送信のグループ内での最大の長さを有するPPDUの終了を示してもよい。PPDUは、VHTデータセグメントを含んでもよい。必要に応じて、PPDUは、パディングを含んでもよい。アクセスポイントは、全てのイミディエイト応答の終了を示す第1VHT−データMACを第1クライアントに送信することができる。アクセスポイントは、対応するイミディエイト応答の終了を示す第2VHT−データMACを第2クライアントに送信することができる。第3クライアント(図示せず)に対しては、アクセスポイントは、対応するイミディエイト応答の終了を示す第3VHTデータMAC期間を第3クライアントに送信することができる。
図8Gに示すように、アクセスポイントは、QoS制御フィールド又はVHT制御フィールドにおけるTXOP制限のようなMACヘッダフィールドを使用して、ACKスケジューリング情報を搬送することができる。ある実装形態では、ACKスケジューリングは、PPDUの終了と確認応答830の開始時間との時間オフセットに基づく。ある実装形態では、MAC期間は、送信シーケンス又はTXOPの継続期間及び終了を示すために使用される。クライアントは、受信されたSDMAフレーム内のMAC期間に基いて、確認応答期間を決定することができる。
図8Hに示すように、アクセスポイントは、応答スケジューリング情報を搬送するべく、MACパディングデリミタ(delimiter:区切り文字)を使用することができる。アクセスポイントは、SDMA PPDUの各々において、MACパディングデリミタ840、841を含むことができる。PPDUは、1以上のMPDUを含んでもよい。MPDUの長さは、応答スケジューリングを信号で通知するのに使用されてもよい。ある実施形態では、MACパディングデリミタ840、841は、所定の期間を有する。
図8Iに示すように、アクセスポイントは複数のクライアントに対してCTS−To−Self845の無指向性送信を実行した後に、これらクライアントに対してステアリング送信を実行してもよい。CTS−To−Self845は、複数のSDMAクライアントについての確認応答送信時間情報を含むことができる。ある実装形態では、確認応答送信時間情報は、CTS−To−Self845の終了と、予期される確認応答送信時間との間のオフセットを含んでもよい。ある実装形態では、確認応答送信時間情報は、最長PPDUの終了と予期される確認応答送信時間との間のオフセットを含むことができる。
図8Jに示すように、アクセスポイントは、SDMAクライアント各々に対する確認応答送信時間情報を含むRequest to Send(RTS)850の無指向性送信を実行することができる。
図8Kに示すように、アクセスポイントは、RTS855、856の複数のステアリング送信を実行することができる。ステアリング送信は、第1クライアントに対する第1RTS855及び第2クライアントに対する第2RTS856を含む。RTS855、856は、クライアントに異なる時間に確認応答の送信を選択的に開始させる、異なる複数の確認応答送信時間値を含む。
図9A、9B、9C、9D及び9Eには、空間分割多元接続通信に基づくPHYスケジュールされた確認応答情報を含む通信フローレイアウトの例が示されている。
図9Aに示すように、アクセスポイントは、SDMAフレームの開始点において、ステアリング送信905、906を開始してもよい。アクセスポイントは、2つ以上のクライアントに確認応答送信時間情報を搬送するべく、2つ以上のステアリング送信905、906においてL−SIG907、908を使用する。アクセスポイントは、2つ以上の確認応答送信時間値を2つ以上の対応するクライアントに搬送するべく、異なる空間無線チャネルを使用することができる。
ある実装形態では、アクセスポイントは、確認応答送信時間情報を搬送するべく、L−SIGの長さ及びデータレートフィールドを使用する。確認応答送信時間情報は、L−SIGと予期される確認応答送信時間との間のオフセットの値を含んでもよい。ある実装形態では、確認応答送信時間情報は、予期される確認応答送信の前の最後の送信の終了、例えば、予期される確認応答送信時間の前のSIFSに基いていてもよい。クライアントは、受信されたL−SIG長さ及びデータレート値に示されるL−SIG期間の終了まで、PHY Clear Channel Assessment (PHY−CCA)をビジー(busy)に設定することができる。
図9Bに示すように、アクセスポイントの送信は、無指向性送信及びステアリング送信を含んでもよい。アクセスポイントは、2つ以上のステアリング送信においてVHT−SIG910、911を使用して、確認応答送信時間情報を搬送する。確認応答送信情報は、VHT−SIG910、911の終了と、予期される確認応答送信時間との間の時間オフセットを示してもよい。ある実装形態では、確認応答送信情報は、最長PPDUと予期される確認応答送信時間との間の時間オフセットを示してもよい。ある実装形態では、PPDUの終了は、SIFS期間を含む。クライアントは、SDMA送信に対する応答として、確認応答を送信してもよい。ある実装形態では、クライアントは、複数のクライアントに共通の固定期間内において、応答フレームの送信を完了させてもよい。
ある実装形態では、確認応答送信情報は、確認応答送信シーケンスを含むことができる。アクセスポイントは、最大16個のSDMAクライアントを制御するのに、4ビット情報フィールドを使用することができる。ある実装形態では、SDMAクライアントは、同じ大きさの確認応答送信スロット及び同じデータレートに割り当てられる。ある実装形態では、複数のSDMAクライアントのうち、最も低い共通サポートレートを使用して、スロットサイズが計算される。L−SIGは、最も長いPPDUの終了にSIFS期間を加えた確認応答シーケンスの開始点を通知することができる。
図9Cに示すように、アクセスポイントは、2つ以上のSDMA PPDU/PSDUが同じ期間を有することを確かにするべく、MACパディング915を使用することができる。アクセスポイントは、複数のPPDUの終了又は期間を示すのに、共通のVHT−SIG長さ値を使用することができる。ある実装形態では、VHT−SIG MCSは、対応するPSDUのMCSに設定され、PSDUのサイズは、VHT−SIG MCS、及び、共通PPDU及びPSDU期間から導き出される。アクセスポイントは、異なるVHT−SIG長さ値を使用して、確認応答の開始時間を異ならせることができる。例えば、クライアントは、受信されたVHT−SIG長さ値及びVHT−SIG MCSを使用して、対応するイミディエイト応答の開始時間を計算することができる。
ある実装形態では、クライアントは、応答開始時間に又は応答開始時間以降に送信を開始し、応答期間内に1以上の送信を終了させる。ある実装形態では、応答期間は、プライマリ応答レート及び応答フレームサイズによって計算される。ある実装形態では、アクセスポイントは、1つのSDMAクライアントを黙示的ACKポリシーに従わせるべく制御する。ある実装形態では、アクセスポイントは、VHT−SIG長さを使用して、対応するPSDUのサイズを示すことができる。
図9Dに示すように、アクセスポイントは、例えば、2つ以上のSDMAクライアントからの2つ以上の確認応答の終了のように、複数のイミディエイト応答の終了を示すCTS−To−Self MAC期間において、CTS−to−Self 920の無指向性送信を実行することができる。アクセスポイントは、MACパディングを含んでもよい最長PPDUの終了を示すVHT−SIG長さフィールドを第1クライアントに対して送信することができる。アクセスポイントは、対応するイミディエイト応答の開始を示すVHT−SIG長さフィールドを第2クライアントに対して送信することができる。
図9Eに示すように、アクセスポイントは、1以上の共通VHT−SIG925の無指向性送信を実行することができる。共通VHT−SIG925における長さ又は期間フィールドのようなフィールドは、2つ以上のSDMA PPDUの終了を示すことができる。ある実装形態では、このようなフィールドは、2つ以上のイミディエイト応答の終了を示すことができる。応答スケジューリングフィールドには、対応する確認応答開始時間を示すべく、2つ以上のステアリングVHT−SIG926、927を含めることができる。ある実装形態では、対応する応答開始時間は、2つ以上のSDMA PPDUの終了からのオフセットである。ある実装形態では、対応する応答開始時間は、2つ以上のイミディエイト応答からのオフセットである。
図10には、イミディエイト応答スケジューリング情報を含む通信フローレイアウトの一例が示されている。アクセスポイントは、イミディエイト応答スケジューリング情報1005を、第1クライアントに対するVHT−SIG1010に含めることができる。アクセスポイントは、イミディエイト応答スケジューリング情報1015を、第2クライアントに対するVHT−SIG1020に含めることができる。ある実装形態では、MACヘッダは、イミディエイト応答スケジューリングフィールドを含んでもよい。イミディエイト応答スケジューリング情報1005、1015は、応答開始時間、応答期間又はこれらの両方を示すことができる。アクセスポイントが、アクティブなブロックACKアグリーメントを有するSDMAから、予想されたイミディエイト応答を受信しない場合には、アクセスポイントは、BARを送信して、データをすぐに再送信するのではなく応答することを要求する。アクセスポイントは、1以上の共通VHT−SIG1035に、共通応答期間1030を含めることができる。
ある実装形態において、アクセスポイントは、VHT−SIG又はMACヘッダの1以上に、応答開始時間を含む。クライアントは、応答開始時間以降に、送信を開始することができる。ある実装形態では、クライアントは、応答期間内に1以上の送信を終了することを要求される。ある実装形態では、応答期間は、プライマリ応答レート及び予想される応答フレームのサイズによって計算される。
ある実装形態では、アクセスポイントは、VHT−SIGに、応答開始時間又は応答シーケンスを含む。アクセスポイントは、1以上のVHT−SIGにおいて共通応答期間を含ませることができる。クライアントは、応答開始時間又は応答シーケンスに続いて、1以上の送信を開始することができる。クライアントは、共通応答期間内に1以上の送信を完了させてもよい。ある実装形態では、応答シーケンスは2ビットである。2ビット応答シーケンスは、4つのSDMAクライアントをサポート可能である。ある実装形態では、応答シーケンスは、3ビット以上である。3ビット応答シーケンスは、8個のSDMAクライアントをサポートすることができる。ある実装形態では、アクセスポイントは、MACヘッダに、応答開始時間又は応答シーケンスを含む。
ある実装形態では、アクセスポイントは、個別の応答開始時間及び個別の応答期間を、VHT−SIG、MACヘッダ又はこれらの両方に含む。クライアントは、応答開始時間に続いて送信を開始し、個別の応答期間内で送信を完了することができる。個別化された値が、ステアリング通信で送信される。
ある実装形態では、アクセスポイントは、応答開始時間又は応答シーケンスのような情報を、VHT−SIG、MACヘッダ又はその両方に含む。アクセスポイント及びクライアントは、固定共通応答期間に従ってもよい。ある実装形態では、固定共通応答期間は、最も低い応答率、及び、基本又は圧縮ブロックACKフレームによって計算される。クライアントは、応答開始時間又は応答シーケンスに続いて、1以上の送信を開始することができる。クライアントは、固定共通応答期間内で1以上の送信を完了させることができる。
ある実装形態では、SDMA送信シーケンスがMACメカニズム(例えば、CTS−to−Self又はRTS/CTSエクスチェンジ)又はPHYメカニズム(例えば、L−SIG TXOP)によって保護される場合には、クライアントは、予定終了時間よりも早く応答送信を完了させることができる。最後のイミディエイト応答を行ったクライアントは、応答フレームの予定終了時間の後に、送信を完了させることを許可されていてもよい。
アクセスポイントは、共有された無線媒体において、参加クライアントからの複数の確認応答を監視してもよい。イミディエイト応答が予測どおりに受信されない場合には、次にスケジュールされている応答まで、媒体はアイドル状態となってもよく、例えば、次の確認応答までアイドル状態となってもよく、この場合、ギャップが生成される。不参加クライアントは、このギャップを、不参加クライアントが共有無線媒体において送信を開始することができることを意味すると解釈してもよい。しかしながら、関係のない送信を開始すると、別の参加クライアントからの確認応答の送信と干渉を引き起こしてしまう可能性がある。
アクセスポイントが確認応答が受信されていないと判断した場合には、アクセスポイントは、不参加無線通信デバイスから無線媒体を保護することを継続するべく信号を送信してもよい。アクセスポイントは、次のクライアントをポーリングして、確認応答の送信を開始させるべく、BARのようなメッセージを送信することができる。
ある実装形態では、アクセスポイントは、例えば、TXOPといった期間の間、無線媒体を確保することができる。この期間、アクセスポイントは、確認応答を監視してもよい。無線媒体が、所定の時間の長さ(例えば、PIFS(PCF(Point Coordination Function) InterFrame Space))アイドル状態である場合には、TXOPを有する装置は、BAR又はデータを含む信号を送信してポーリングすることができる。信号は、確認応答を送信する予定である次のクライアントのアドレスを示してもよい。
ある場合には、BARは、ブロック確認応答のような予期される確認応答よりも短くてもよく、これにより、追加の応答が予想される場合には、送信ギャップが生成されてもよい。ある場合には、ポーリングするデータは、予測される確認応答の長さよりも長くてもよく、この場合、1以上の予期される確認応答が残っている場合には、衝突(collision)が生じる。さらに、1以上のクライアントが互いに秘匿されていてもよく、それにより、クライアントからの遅延した確認応答が、別のクライアント周辺でビジー媒体を生じさせないため、アクセスポイントにおいて1以上の衝突が引き起こされる可能性がある。
図11A、11B、11C、11D、11E、11F、11G及び11Hには、複数のユーザー応答リカバリに基づく、送信シーケンスの例が示されている。アクセスポイントは、4つ以上のクライアント(例えば、STA1、STA2、STA3及びSTA4)に対して、確認応答をスケジュールすることができる。
図11Aに示すように、アクセスポイントは、第1ネット割り当てベクトル(NAV)期間1101のような第1保護期間に、4つ以上のクライアントについての確認応答を最初にスケジュールすることができる。STA2から応答が受信されないことに基いて、アクセスポイントは、第2NAV期間1102を示すBARをSTA3に送信することができる。ある実装形態では、無線媒体がPIFSの期間にアイドルである場合には、TXOPを有する装置は、BARを次のイミディエイト応答を行うクライアントにBARを送信することができる。スケジュールされた応答の前にBARを受信する場合には、1以上の次の応答を行うクライアントは、各々のスケジュール済み応答をキャンセルしてもよい。次のイミディエイト応答を行うクライアントは、受信されるBARに基いて確認応答を送信することができる。1以上の残りの応答を行うクライアントは、確認応答を送信する前に、自身のBARを待ってもよい。
図11Bに示すように、アクセスポイントは、パディングされたBAR1105を送信して、それぞれのクライアントからの確認応答の当初スケジュールされたシーケンスを順守する。ある実装形態では、アクセスポイントが、PIFSの期間内に確認応答(例えば、BA)を受信しない場合には、アクセスポイントは、パディングされたBAR1105を送信することができる。ある場合には、BARは、受信し損ねたBAよりも短くてもよい。アクセスポイントは、BARにパディングを付加してもよい。例えば、BARは、受信されなかったBAの最後にパディングされてもよい。ある実装形態では、元々設計されたレートよりも低いレートを有するBARを使用することができる。対応するBAが低いレートを使用し、BAの終了は、次のBAよりも早くてもよく、これは、Reduced Inter-Frame Spacing(RIFS)の継続時間に基いていてもよい。
図11Cに示すように、アクセスポイントは、受信し損ねた確認応答の継続時間よりも長いBAR1110を送信する。確認応答間のSIFSの継続時間の替わりに、BAR1110の後に送信される残りの確認応答では、短い継続時間(例えば、RIFS)が使用される。
図11Dに示すように、アクセスポイントは、確認応答を受信し損ねたこと検出した後で、ヌル(null)フレーム1115を送信する。ある実装形態では、無線媒体がPIFSの間にアイドル状態である場合には、アクセスポイントは、受信し損ねたBAの終了まで無線媒体をビジー状態に保つべく、ヌルフレーム1115を送信することができる。ある実装形態では、アクセスポイントは、受信し損ねたBAの終了よりも前に(例えば、9ミリ秒前に)ヌルフレーム1115を送信することができる。ある実装形態では、ヌルフレーム1115は、ペイロードにおいて1以上のゼロ長デリミターを有するデータフレームであってもよい。ある実装形態では、ヌルフレーム1115は、フレームの一部、例えば、プリアンブルの一部であってもよい、ヌル信号を含む。受信し損ねたBAに続くBAは、元のスケジュールを維持してもよい。ある実装形態では、最も短いヌルフレーム継続時間は、19ミリ秒であり、最も長いヌルフレーム継続時間は、55ミリ秒である。
図11Eに示すように、アクセスポイントは、次にスケジュールされた確認応答の終了と一致するように延長されたヌルフレーム1120を送信する。アクセスポイントが、受信し損ねたBAの終了の前に最も短いヌルフレームを完了できない場合には、アクセスポイントは、ヌルフレーム1120を次にスケジュールされたBAの終了まで延長することができる。次に応答するクライアントは、ヌルフレーム1120を受信する時に、スケジュールされた応答をキャンセルすることができる。ある実装形態では、次に応答するクライアントは、ビジー状態のチャネルを検出することに基いて、スケジュールされた応答をキャンセルすることができる。次にスケジュールされたBAの後に続くBAは、元のスケジュールを維持する。スケジュールされた応答の後、アクセスポイントは、確認応答をキャンセルされたクライアントに対してBAR1125を送信することができる。
図11Fに示すように、アクセスポイントは、第1保護期間、例えば、第1NAVにおいて、確認応答を受信すると予期する。確認応答が受信されなかったことに基いて、アクセスポイントは、CTS−to−Self1130を送信して、第2保護期間、例えば、第2NAVを生成する。アクセスポイントは、BAR1131、1132を送信して、残りのクライアントそれぞれからの確認応答を要請する。
ある実装形態では、BAを受信し損なった場合、マルチユーザー確認応答を、BARポーリングベースの方法に戻してもよい。無線媒体が、PIFSの間アイドル状態である場合には、アクセスポイントは、1以上の次に続くスケジュールされた応答をキャンセルするべく、CTS−to−Selfフレームを送信することができる。CTS−to−Selfフレームは、最後の応答の終了までカバーする新しいNAVを示すことができる。
キャンセル応答に対して送信されたCTS−to−Selfフレームは、キャンセルフレームと称されてもよい。このようなキャンセルフレームが受信される場合、次に続く応答クライアントは、スケジュールされた応答をキャンセルして、BARを待つ。直後の応答クライアント(例えば、キャンセルフレームの後又はキャンセルフレームの終了前の40マイクロ秒内にスケジュールされたBAを有するクライアント)は、明示的ポーリングを行わずにキャンセルフレームの後にBAを送信することができる。
図11Gに示すように、アクセスポイントは、受信し損なった確認応答に基づいて、応答オフセット1135を送信する。応答オフセット1135は、新しい応答スケジュールと古い応答スケジュールとの間のオフセット値を信号で通知することができる。ある場合には、応答オフセットフレームの終了が、受信し損なったBAの終了よりも後にくる場合には、オフセット値は正となる。ある場合には、応答オフセットフレームの終了が、受信し損なったBAの終了よりも前にくる場合には、オフセット値は負となる。ある実装形態では、応答オフセット1135は、十分長くフォーマットされて低いレートで送信されてもよく、応答オフセット1135が、受信し損なったBAよりも長く、オフセット値が正となるようにしてもよい。応答オフセット1135は、新しいスケジュールに基づいて、最後の応答の終了までをカバーする新しいNAVを示すことができる。応答オフセット1135を受信する場合、受信し損ねたBAの後にスケジュールされた1以上の応答クライアントは、応答オフセット1135によって示されるオフセット値に基いて、応答を進める又は遅延させることができる。
図11Hでは、アクセスポイントは、第1保護期間、例えば、第1NAVにおいて、確認応答の受信を予期する。確認応答が受信されなかったことに基いて、アクセスポイントは、第2保護期間、例えば、第2NAVを生成するべく、CTS−to−Self1140を送信する。第1NAVは、SDMAデータにおけるRTS−CTSエクスチェンジ、L−SIG又はMAC期間のうちの1以上によって示されてもよい。CTS−to−Self1140は、受信し損ねた確認応答を考慮した新しいスケジュールに基づいて、最後の応答の終了までをカバーする第2NAVを通知することができる。
ある実装形態では、受信し損ねた確認応答シナリオにおいてCTS−to−Self1140を受信する場合、1以上の残りのクライアントは、第2NAVと第1NAVとの間の応答オフセットを計算することができる。このようなクライアントは、計算された応答オフセットに基づいて、応答を進める又は遅延させることができる。ある実装形態では、CTS−to−Selfの期間フィールドが、応答オフセットを通知してもよい。オフセットは正又は負であってもよく、CTS−to−Selfの終了が、受信し損ねたBAの終了よりも前である場合には、別のCTS−to−Self又はBARが送信されてもよい。
ある実装形態では、直後の応答が最後にスケジュールされた応答である場合には、アクセスポイントは、直接BARを送信して、最後の応答を生じさせることができる。最後に応答するクライアントは、元のスケジュールをキャンセルして、受信されたBARに基いてBAを送信することができる。
SDMAフレーム、例えば、複数のステアリング通信を含むマルチユーザー(MU)フレームによって呼び出されるクライアントは、応答を順次送信することができる。ある実装形態では、応答シーケンスは、MUグループメンバーインデックスに基いている。ある実装形態では、応答シーケンスは、プリアンブル又はMACヘッダにおける応答シーケンスフィールドに基づいている。1以上のクライアントは、MUベースのPPDUの後に受信されたフレームの数を数えて、いつ確認応答を送信すべきかを決定することができる。ある実装形態では、1以上のクライアントは、MUベースのPPDUの後に受信されたL−SIGの数を数えて、いつ確認応答を送信すべきかを決定することができる。しかしながら、隠れ端末シナリオでは、クライアントは、互いの送信を受信することができない場合がある。
MUフレームに対する順次MU応答を可能にする前に、アクセスポイントは、MUクライアントに相互到達可能性チェックを実行するように要求することができる。例えば、MUクライアントは、クライアントが、別のMUクライアントから正しく信号を受信可能であるかを確認してもよい。MUクライアントは、アクセスポイントに、MUグループの到達可能性情報を報告してもよい。MUグループ到達可能性確認に基いて、アクセスポイントは、MU応答のシーケンスを配列することができる。
図12Aには、マルチユーザー到達可能性チェックプロセスに関する通信フローレイアウトの一例が示されている。MUグループ到達可能性チェックプロセスは、試験段階1205及び報告段階1210を備える。試験段階1205では、1以上のクライアントに、ポーリング、スケジューリング又は所定の順次順序付けに基いて、試験メッセージを送信するよう要求し、別のクライアントは、この試験メッセージを受信することを試みる。報告段階1210では、1以上のクライアントは、アクセスポイントに、到達可能性情報を報告するように要求される。ある実装形態では、試験フレーム及び報告フレームは、統合フレーム1230に統合されて、統合フレームは、MU到達試験フレーム及び到達可能性情報を含む応答フレームを有する。
ある実装形態では、マルチユーザー到達可能性チェックプロセスは、ポーリング又はスケジューリングされた応答、及び、応答を報告するための報告期間を有する1以上のMU送信期間を含む。ある実装形態では、マルチユーザー到達可能性チェックプロセスは、ポーリングされた又はスケジュールされた応答を有する2つ以上のMU送信期間を含む。この応答は、MU到達可能性報告及びMU送信に対する応答を含むことができる。ある実装形態では、MU到達可能性報告は、4つのデバイスのグループメンバーインデックスに対応する4ビットのビットマップを含んでもよい。ビットマップでは、1つのビットが1に設定されると、対応するグループメンバーデバイスからのフレームが受信されて、1に設定されない場合には、グループメンバーデバイスは、隠れ端末となる。
ある実装形態では、MU到達可能性試験及び報告に使用されるMU送信及び応答シーケンスは、サウンディング及びフィードバックシーケンスであってもよい。ある実装形態では、MU到達可能性試験及び報告に使用されるMU送信及び応答シーケンスは、グループID(GID)割り当て及び確認シーケンスであってもよい。
図12Bには、マルチユーザー到達可能性情報に基づく通信フローレイアウトの一例が示されている。MUクライアントの相互到達可能性報告に基いて、アクセスポイントは、シーケンスMU応答1255、1260、1270、1275をSDMAベースのMU送信1250に配列させることができる。グループメンバーの一部からの送信を検出することができるクライアントは、MU送信1250(例えば、応答#1)よりも前に応答を送信するよう制御されてもよく、グループメンバー全て又は多くのメンバーの送信を検出することができるクライアントは、応答を後で(例えば、応答#3)送信するよう制御されてもよい。2つ以上の隠れ端末の問題により、複数のクライアントに対する順次応答が配列できない場合には、別のクライアントによって受信できないクライアントは、応答のためにポーリング又はスケジューリングされてもよい。例えば、アクセスポイントは、ポール1280を送信して、応答1275を送信させるようにグループメンバーを制御することができる。
ある無線通信システムでは、クライアント及びアクセスポイント間のアップリンクにおいて、SDMAが使用される。例えば、複数のクライアントは、SDMAを使用して、アクセスポイントに並列に確認応答をすることができる。
図13Aには、ダウンリンク及びアップリンクSDMA通信を含む通信フローレイアウトの一例が示されている。ダウンリンクSDMAクライアントは、アクセスポインとのアップリンクSDMAチャネルを確立することができる。異なる複数のダウンリンクSDMAクライアントからの応答フレーム1305、1310は、アップリンクSDMAを使用して、最長SDMAベースのPPDUの後に送信される。SDMAベースのPPDUは、同じ長さを有するようにパディングされてもよい。応答フレーム1305、1310は、それぞれのPPDUで受信されたデータに対する確認応答を含んでもよい。
ある実装形態では、RTSは、ダウンリンクSDMAを使用してSDMAクライアントへと送信され、アップリンクSDMAを使用してSDMAクライアントからCTSが返送される。CTSスケジューリングを使用してもよい。ある実装形態では、更なるCTS−to−SelfをSDMA送信されたRTSで使用される。
図13Bには、ダウンリンク及びアップリンクSDMA通信を含む通信フローレイアウトの別の例が示されている。複数のダウンリンクSDMAクライアントは、2つ以上のダウンリンク空間無線チャネルを介してアクセスポイントから並列にデータを受信することができる。クライアントは、アップリンク空間無線チャネルを介して、確認応答1320、1325をアクセスポイントに送信することができる。アクセスポイントは、CTS−to−self MAC期間を示すことができるCTS−to−Self1330を送信してもよい。L−SIG長さは、最長のイミディエイト応答の終了を示してもよい。アクセスポイントは、2つ以上のクライアントにそれぞれ宛てられたVHT−データフレームの長さを表す別のVHT−SIG長さ値を別個に送信することができる。
本明細書に記載された技術及びパケットフォーマットは、例えば、IEEE802.11acに基づくシステムのように様々な対応する無線システムに対して規定された様々なパケットフォーマットに準拠していてもよい。例えば、様々な無線システムは、複数のクライアントを介したサウンディングに関するシグナリング及びSDMAフレームのシグナリングを含むように、本明細書に記載された技術及びシステムに適用させることができる。
上記では、数個の実施形態が説明されたが、様々な変形例が可能である。本明細書で説明された機能オペレーションを含む開示された特徴は、電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、これらの組み合わせに実装することができ、1以上のデータ処理装置に上記のオペレーションを実行させるプログラムを含む本明細書に開示された構造的手段及び構造的均等物(メモリデバイス、記憶デバイスのようなコンピュータ可読媒体、機械可読ストレージ基板、又は、その他の物理的、機械可読媒体、又は、これらの1以上の組み合わせにエンコードされたプログラム)として実装することができる。
"データ処理装置"という言葉は、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ又はマルチプロセッサ又はコンピュータを含むデータを処理するためのあらゆる装置、デバイス及び機械を包含する。装置としては、ハードウェアに加えて、対象のコンピュータプログラムに対する実行環境を生成するコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、又は、これらの1以上の組み合わせを構成するコードも含まれる。
プログラム(コンピュータプログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト又はコードとしても称される)は、コンパイルされた又は解釈された言語、又は、宣言型又は手続き型言語を含むあらゆる形式のプログラミング言語で記載されてもよく、また、スタンドアローンプログラム、又は、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、又は、コンピューティング環境における使用に好適なその他のユニットを含むあらゆる形式で装備されてもよい。プログラムは、必ずしもファイルシステムにおけるファイルに対応していない。プログラムは、その他のプログラム又はデータ(例えば、マークアップ言語ドキュメントに格納された1以上のスクリプト)を保持するファイルの一部、対象のプログラム専用の1つのファイル、又は、複数の調整されたファイル(例えば、1以上のモジュール、サブプログラム、又は、コード部分を格納する複数のファイル)に格納されてもよい。プログラムは、1つのコンピュータ、又は、1つの場所に位置する、又は、複数のサイトにわたって分布し通信ネットワークによって接続されている複数のコンピュータ上で実行されるように設けられていてもよい。
本明細書は、多くの詳細事項を含むが、これらは、特許請求される範囲を限定するとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有の特徴に関する記載として解釈されるべきである。別個の実施形態として本明細書で説明された特定の特徴は、1つの実施形態に組み合わせて実装することもできる。反対に、1つの実施形態として説明された様々な特徴を、複数の実施形態に別個に実装することも、又は、好適なサブコンビネーションに実装することもできる。さらに、上記では、特定の組み合わせにおいて動作するとして記載された特徴であっても、さらに、最初に請求項に記載された組み合わせからの1以上の特徴は、ある場合には、組み合わせて実行することができ、特許請求される組み合わせは、サブコンビネーション又は様々なサブコンビネーションを提供してもよい。
同様に、オペレーションが特定の順番で図示されたが、これは、オペレーションは、図示された特定の順番又は順次実行されることを要求されることを示しているのでなく、また、所望の結果を得るのに図示された全てのオペレーションが実行される必要があることを意味しているわけではない。ある状況下では、マルチタスク及び並列処理が有効である。さらに、上記の実施形態で示された様々なシステムコンポーネントの分離は、このような分離が全ての実施形態において要求されると解釈されるべきではない。
その他の実施形態についても、添付の特許請求の範囲内に含まれる。
[項目1]
ある周波数帯において、情報を複数の無線通信デバイスに送信する段階であって、(i)前記複数の無線通信デバイスへと同時にデータを供給する空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階、及び、(ii)前記周波数帯において、前記データの対応する部分の受信に成功したこと示す確認応答の前記複数の無線通信デバイスからの送信を制御するべく、前記複数の無線通信デバイスに1以上の第2信号を送信する段階を有する送信段階と、
前記周波数帯において、前記確認応答を監視する段階と、
前記複数の無線通信デバイスとは異なる別の無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、予期される確認応答が受信されないことに基づいて、前記周波数帯において第3信号を選択的に送信する段階とを備える方法。
[項目2]
前記周波数帯において前記確認応答を監視する段階は、前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスから確認応答を受信しないことを検出する段階を有し、
前記第3信号を選択的に送信する段階は、前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスからの応答の送信をリスケジュールするべく、情報を前記第2デバイスに送信する段階を有し、
前記第2デバイスは最初に、前記第1デバイスの後に確認応答を送信するようにスケジュールされる項目1に記載の方法。
[項目3]
前記1以上の第2信号を送信する段階は、
前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに確認応答期間の第1部分の間に確認応答を送信させるべく、第1応答スケジューリング情報送信する段階と、
前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに前記確認応答期間の前記第1部分に続く第2部分の間に確認応答を送信させるべく、第2応答スケジューリング情報送信する段階とを含む項目1に記載の方法。
[項目4]
前記第1デバイスから発信された信号が、少なくとも前記第2デバイスによって受信されたかを判断することを含む到達可能性試験を実行させるべく、前記複数の無線通信デバイスを制御する段階と、
前記到達可能性試験に基いて、確認応答スケジュールを生成する段階とを更に備え、
前記第1応答スケジューリング情報及び前記第2応答スケジューリング情報は、前記確認応答スケジュールに基づく項目3に記載の方法。
[項目5]
前記1以上の第2信号を送信する段階は、前記複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも第1デバイスに、ブロック確認応答要求を送信する段階を含む項目1に記載の方法。
[項目6]
前記ブロック確認応答要求を送信する段階は、
前記複数の無線通信デバイスに統合ブロック確認応答要求を送信する段階を含み、
前記統合ブロック確認応答要求は、
(i)前記第1デバイスに対する確認応答時間の第1情報、及び、(ii)前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに対する、次に続く確認応答時間を示す第2情報を含む項目5に記載の方法。
[項目7]
前記空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階は、
第1空間無線チャネルを介して、前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに、媒体アクセス制御(MAC)層の第1パケットデータユニット(PDU)を送信する段階と、
第2空間無線チャネルを介して、前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに、前記MAC層の第2PDUを送信する段階とを含み、
前記第1PDUは、第1期間において、前記第1デバイスに選択的に確認応答を送信させる第1情報を含み、
前記第2PDUは、前記第1期間に続く第2期間において、前記第2デバイスに選択的に確認応答を送信させる第2情報を含む項目1に記載の方法。
[項目8]
前記1以上の第2信号を送信する段階は、
前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに対する第1確認応答時間を通知するべく、第1空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する段階と、
前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く第2確認応答時間を通知すべく、第2空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する段階とを含む項目1に記載の方法。
[項目9]
前記空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階は、
前記複数の無線通信デバイスへと、複数の空間分割多元接続フレームを送信する段階を含み、
前記複数の空間分割多元接続フレームのうちの少なくとも1つは、パディングを含み、
前記パディングの量は、前記複数の空間分割多元接続フレームの長さによって決定される最大の長さに基づく項目1に記載の方法。
[項目10]
ある周波数帯において、(i)複数の無線通信デバイスに同時にデータを供給する空間的にステアリングされた第1信号、及び、(ii)前記周波数帯において、前記データの対応する部分の受信に成功したこと示す確認応答の前記複数の無線通信デバイスからの送信を制御するべく、前記複数の無線通信デバイスに送信される1以上の第2信号を含む信号を、前記複数の無線通信デバイスに送信する回路と、
前記周波数帯において前記確認応答を監視する回路と、
前記複数の無線通信デバイスとは異なる別の無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、予期される確認応答が受信されないことに基いて、前記周波数帯において第3信号を選択的に送信する回路とを備える装置。
[項目11]
前記確認応答を監視する回路は、前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスから確認応答を受信しないことを検出し、
前記第3信号を選択的に送信する回路は、前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスからの応答の送信をリスケジュールするべく、情報を前記第2デバイスに送信し、
前記第2デバイスは最初に、前記第1デバイスの後に確認応答を送信するようにスケジュールされる項目10に記載の装置。
[項目12]
前記1以上の第2信号は総じて、
(i)前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに確認応答期間の第1部分の間に確認応答を送信させる第1応答スケジューリング情報と、
(ii)前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに確認応答期間の前記第1部分の次に続く第2部分の間に確認応答を送信させる第2応答スケジューリング情報とを含む項目10に記載の装置。
[項目13]
前記第1デバイスから発信された信号が、少なくとも前記第2デバイスによって受信されたかを判断することを含む到達可能性試験を実行させるべく、前記複数の無線通信デバイスを制御する回路と、
前記到達可能性試験に基いて、確認応答スケジュールを生成する回路とを更に備え、
前記第1応答スケジューリング情報及び前記第2応答スケジューリング情報は、前記確認応答スケジュールに基づく項目12に記載の装置。
[項目14]
前記1以上の第2信号は、前記複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも第1デバイスに対するブロック確認応答要求を示す項目10に記載の装置。
[項目15]
前記1以上の第2信号は、前記複数の無線通信デバイスに対する統合ブロック確認応答要求を示し、
前記統合ブロック確認応答要求は、
(i)第1デバイスに対する確認応答時間の第1情報、及び、(ii)前記無線通信デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く確認応答時間を示す第2情報を含む項目10に記載の装置。
[項目16]
前記空間的にステアリングされた第1信号は総じて、
第1空間無線チャネルを介して、前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに送信される媒体アクセス制御(MAC)層の第1パケットデータユニット(PDU)と、
第2空間無線チャネルを介して、前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに送信されるMAC層の第2PDUとを含み、
前記第1PDUは、第1期間において、前記第1デバイスに選択的に確認応答を送信させる第1情報を含み、
前記第2PDUは、前記第1期間に続く第2期間において、前記第2デバイスに選択的に確認応答を送信させる第2情報を含む項目10に記載の装置。
[項目17]
複数の無線通信デバイスに信号を送信する前記回路は、
前記複数の無線通信デバイスのうちの第1デバイスに対する第1確認応答時間を通知するべく、第1空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する回路と、
前記複数の無線通信デバイスのうちの第2デバイスに対する次に続く第2確認応答時間を通知すべく、第2空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する回路とを含む項目10に記載の装置。
[項目18]
前記複数の無線通信デバイスに信号を送信する前記回路は、
前記複数の無線通信デバイスへと、複数の空間分割多元接続フレームを送信する回路を含み、
前記複数の空間分割多元接続フレームのうちの少なくとも1つは、パディングを含み、
前記パディングの量は、前記複数の空間分割多元接続フレームの長さによって決定される最大長に基づく項目10に記載の装置。
[項目19]
2つ以上の無線通信デバイスと通信を行う回路と、
(i)ある周波数帯において、前記2つ以上の無線通信デバイスへの信号の送信を制御し、(ii)前記周波数帯において応答を監視し、(iii)前記2つ以上の無線通信デバイスとは異なる別の無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、予期される確認応答が受信されないことに基づいて、前記周波数帯において第3信号の選択的送信を制御するプロセッサとを備えるシステムであって、
前記信号は、前記2つ以上の無線通信デバイスへと同時にデータを供給する空間的にステアリングされた第1信号、及び、前記周波数帯において、前記2つ以上の無線通信デバイスからの応答の送信を制御するべく、前記2つ以上の無線通信デバイスに送信される1以上の第2信号を含むシステム。
[項目20]
前記プロセッサは、前記2つ以上の無線通信のうちの第1デバイスから確認応答を受信しなかったことを検出し、
前記第3信号は、前記2つ以上の無線通信デバイスのうちの第2デバイスからの応答の送信をリスケジュールするための情報を含み、
前記第2デバイスは最初に、前記第1デバイスの後に確認応答を送信するようにスケジュールされる項目19に記載のシステム。

Claims (21)

  1. ある周波数帯において、空間分割多元接続通信に参加する第1デバイス及び第2デバイスを含む複数の無線通信デバイスに情報を送信する段階であって、(i)前記空間分割多元接続通信を形成し、前記複数の無線通信デバイスへと同時にデータを供給する空間的にステアリングされた複数の第1信号を送信する段階、及び、(ii)前記周波数帯において、前記データの対応する部分の受信に成功したこと示す複数の確認応答の前記複数の無線通信デバイスからの送信を制御するべく、前記複数の無線通信デバイスに1以上の第2信号を送信する段階を有する段階と、
    前記周波数帯において、前記複数の確認応答を監視する段階であって、空間的にステアリングされた前記複数の第1信号の終了後の、PIFS(PCF(Point Coordination Function) InterFrame Space)期間の終了に基づいて、前記第1デバイスから予期される確認応答を受信しないことを検出する段階を含む段階と、
    前記空間分割多元接続通信に参加していない無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、前記予期される確認応答が受信されないこと及び前記PIFS期間が終了したことに基づいて、前記周波数帯において第3信号を選択的に送信する段階であって、前記複数の無線通信デバイスの少なくとも1つからの応答の送信を制御するべく情報を送信する段階を含む段階とを備える方法。
  2. 前記第デバイスは最初に、空間的にステアリングされた前記複数の第1信号終了後にイミディエイト確認応答を送信するようにスケジュールされ
    前記第3信号は、ブロック確認応答要求を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1以上の第2信号を送信する段階は、
    記第1デバイスに確認応答期間の第1部分の間に確認応答を送信させるべく、第1応答スケジューリング情報送信する段階と、
    記第2デバイスに前記確認応答期間の前記第1部分に続く第2部分の間に確認応答を送信させるべく、第2応答スケジューリング情報送信する段階とを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1デバイスから発信された信号が、少なくとも前記第2デバイスによって受信されたかを判断することを含む到達可能性試験を実行させるべく、前記複数の無線通信デバイスを制御する段階と、
    前記到達可能性試験に基いて、確認応答スケジュールを生成する段階とを更に備え、
    前記第1応答スケジューリング情報及び前記第2応答スケジューリング情報は、前記確認応答スケジュールに基づく請求項3に記載の方法。
  5. 前記1以上の第2信号を送信する段階は、前記複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも1つに、ブロック確認応答要求を送信する段階を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記1以上の第2信号を送信する段階は、
    前記複数の無線通信デバイスに統合ブロック確認応答要求を送信する段階を含み、
    前記統合ブロック確認応答要求は、
    (i)前記第1デバイスに対する確認応答時間の第1情報、及び、(ii)前記第2デバイスに対する、次に続く確認応答時間を示す第2情報を含む請求項に記載の方法。
  7. 前記空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階は、
    第1空間無線チャネルを介して、前記第1デバイスに、媒体アクセス制御(MAC)層の第1パケットデータユニット(PDU)を送信する段階と、
    第2空間無線チャネルを介して、前記第2デバイスに、前記MAC層の第2PDUを送信する段階とを含み、
    前記第1PDUは、第1期間において、前記第1デバイスに選択的に確認応答を送信させる第1情報を含み、
    前記第2PDUは、前記第1期間に続く第2期間において、前記第2デバイスに選択的に確認応答を送信させる第2情報を含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記1以上の第2信号を送信する段階は、
    記第1デバイスに対する第1確認応答時間を通知するべく、第1空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する段階と、
    記第2デバイスに対する次に続く第2確認応答時間を通知すべく、第2空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する段階とを含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記空間的にステアリングされた第1信号を送信する段階は、
    前記複数の無線通信デバイスへと、複数の空間分割多元接続フレームを送信する段階を含み、
    前記複数の空間分割多元接続フレームのうちの少なくとも1つは、パディングを含み、
    前記パディングの量は、前記複数の空間分割多元接続フレームの長さによって決定される最大の長さに基づく請求項1に記載の方法。
  10. ある周波数帯において、空間分割多元接続通信に参加する第1デバイス及び第2デバイスを含む複数の無線通信デバイスに複数の信号を送信する回路であって、前記複数の信号は、(i)前記空間分割多元接続通信を形成し、前記複数の無線通信デバイスに同時にデータを供給する空間的にステアリングされた複数の第1信号、及び、(ii)前記周波数帯において、前記データの対応する部分の受信に成功したこと示す複数の確認応答の前記複数の無線通信デバイスからの送信を制御するべく、前記複数の無線通信デバイスに送信される1以上の第2信号を含む回路と、
    前記周波数帯において前記複数の確認応答を監視し、かつ、空間的にステアリングされた前記複数の第1信号の終了後の、PIFS(PCF(Point Coordination Function) InterFrame Space)期間の終了に基づいて、前記第1デバイスから予期される確認応答を受信しないことを検出する回路と、
    前記空間分割多元接続通信に参加していない無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、前記予期される確認応答が受信されないこと及び前記PIFS期間が終了したことに基いて、前記周波数帯において、前記複数の無線通信デバイスの少なくとも1つからの応答の送信を制御するための情報を含む第3信号を選択的に送信する回路とを備える装置。
  11. 前記第デバイスは最初に、空間的にステアリングされた前記複数の第1信号終了後にイミディエイト確認応答を送信するようにスケジュールされ
    前記第3信号は、ブロック確認応答要求を含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記1以上の第2信号は総じて、
    (i)前記第1デバイスに確認応答期間の第1部分の間に確認応答を送信させる第1応答スケジューリング情報と、
    (ii)前記第2デバイスに確認応答期間の前記第1部分の次に続く第2部分の間に確認応答を送信させる第2応答スケジューリング情報とを含む請求項10に記載の装置。
  13. 前記第1デバイスから発信された信号が、少なくとも前記第2デバイスによって受信されたかを判断することを含む到達可能性試験を実行させるべく、前記複数の無線通信デバイスを制御する回路と、
    前記到達可能性試験に基いて、確認応答スケジュールを生成する回路とを更に備え、
    前記第1応答スケジューリング情報及び前記第2応答スケジューリング情報は、前記確認応答スケジュールに基づく請求項12に記載の装置。
  14. 前記1以上の第2信号は、前記複数の無線通信デバイスのうちの少なくとも1つに対するブロック確認応答要求を示す請求項10に記載の装置。
  15. 前記1以上の第2信号は、前記複数の無線通信デバイスに対する統合ブロック確認応答要求を示し、
    前記統合ブロック確認応答要求は、
    (i)前記第1デバイスに対する確認応答時間の第1情報、及び、(ii)前記第2デバイスに対する次に続く確認応答時間を示す第2情報を含む請求項10に記載の装置。
  16. 前記空間的にステアリングされた第1信号は総じて、
    第1空間無線チャネルを介して、前記第1デバイスに送信される媒体アクセス制御(MAC)層の第1パケットデータユニット(PDU)と、
    第2空間無線チャネルを介して、前記第2デバイスに送信される前記MAC層の第2PDUとを含み、
    前記第1PDUは、第1期間において、前記第1デバイスに選択的に確認応答を送信させる第1情報を含み、
    前記第2PDUは、前記第1期間に続く第2期間において、前記第2デバイスに選択的に確認応答を送信させる第2情報を含む請求項10に記載の装置。
  17. 複数の無線通信デバイスに信号を送信する前記回路は、
    記第1デバイスに対する第1確認応答時間を通知するべく、第1空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する回路と、
    記第2デバイスに対する次に続く第2確認応答時間を通知すべく、第2空間無線チャネルを介して、物理層における信号フィールドを送信する回路とを含む請求項10に記載の装置。
  18. 前記複数の無線通信デバイスに信号を送信する前記回路は、
    前記複数の無線通信デバイスへと、複数の空間分割多元接続フレームを送信する回路を含み、
    前記複数の空間分割多元接続フレームのうちの少なくとも1つは、パディングを含み、
    前記パディングの量は、前記複数の空間分割多元接続フレームの長さによって決定される最大長に基づく請求項10に記載の装置。
  19. 空間分割多元接続通信に参加する第1デバイス及び第2デバイスを含む2つ以上の無線通信デバイスと通信を行う回路と、
    (i)ある周波数帯において、前記2つ以上の無線通信デバイスへの複数の信号の送信を制御し、(ii)前記周波数帯において応答を監視し、かつ、空間的にステアリングされた複数の第1信号の終了後の、ある期間の終了に基づいて、空間的にステアリングされた前記複数の第1信号の終了後にイミディエイト確認応答を送信するようにスケジュールされている前記第1デバイスから予期される確認応答を受信しないことを検出し、(iii)前記空間分割多元接続通信に参加していない無線通信デバイスからの送信を防ぐべく、前記予期される確認応答が受信されないこと及び前記期間が終了したことに基づいて、前記周波数帯において前記第2デバイスからの応答の送信を制御するための情報を含む第3信号の送信を制御するプロセッサとを備えるシステムであって、
    前記複数の信号は、前記空間分割多元接続通信を形成し、前記2つ以上の無線通信デバイスへと同時にデータを供給する空間的にステアリングされた前記複数の第1信号、及び、前記周波数帯において、前記2つ以上の無線通信デバイスからの応答の送信を制御するべく、前記2つ以上の無線通信デバイスに送信される1以上の第2信号を含むシステム。
  20. 前記第2デバイスは最初に、前記第1デバイスの後に確認応答を送信するようにスケジュールされる請求項19に記載のシステム。
  21. 前記1以上の第2信号は、前記第3信号を含み、
    前記第3信号は、前記第2デバイスからの前記応答の送信を制御するためのブロック確認応答要求を含む、請求項19に記載のシステム。
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