JP6303602B2 - 陳列台、陳列台システム - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み可能な陳列台、陳列台システムに関するものである。
従来、折り畳んだ状態から、使用時に組み立てる陳列台があった(例えば特許文献1)。
しかし、従来の陳列台は、組み立て時には、多くの部品を組み合わせる必要があった。このため、従来の陳列台は、組み立て作業が複雑であった。
特許第4286932号公報
本発明の課題は、組み立てが容易な陳列台、陳列台システムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、開状態及び閉状態の間で変形をする筒体(20,320)と、前記筒体の上側に設けられ、陳列物を載置可能な上板(30)と、前記筒体の内部に配置された中芯(40,240,340)と、前記筒体が閉状態において、前記中芯及び前記上板の間の移動をロックするロック部(50)と、を備え、前記筒体は、複数の板部(21a〜21f)を接続して形成され、平行に対向配置された1組の対向板部(21a,21b)と、前記複数の板部の間を、前記変形を可能に接続する筒体ヒンジ(22a〜22f)を備え、前記上板は、前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの筒体−上板間ヒンジ(34a,34b)によって接続され、前記上板の2つの部分を、回転可能に接続する上板ヒンジ(35)を備え、前記中芯は、前記中芯の下端と、前記筒体の下端との位置が等しく、前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの中芯−筒体間ヒンジ(44a,44b)によって接続され、前記中芯の2つの部分(41a,41b,341)を、回転可能に接続する中芯ヒンジ(45)とを備え、前記筒体が開状態において、前記中芯の2つの部分が屈曲した状態であり、前記中芯の上端が、前記上板の下面に接触し、前記筒体が閉状態において、前記中芯の2つの部分が中芯ヒンジの回りに回転することにより、開状態よりも平らに折り畳まれ、前記筒体の前記対向板部の相対移動と、前記上板の前記上板ヒンジの回りの回転と、前記筒体の前記対向板部及び前記中芯の間の回転と、前記中芯の2つの部分の中芯ヒンジの回りの回転とが連動すること、を特徴とする陳列台である。
・第2の発明は、第1の発明の陳列台において、前記ロック部(50)は、前記上板(30)の下側に設けられた上板切り欠き(32c)と、前記中芯(40,240,340)の上端に設けられ、前記上板切り欠きに係合する中芯切り欠き(42c)とを備えること、を特徴とする陳列台である。
・第3の発明は、第2の発明の陳列台において、前記ロック部(50)は、前記筒体(20,320)の開状態から閉状態への変形に応じて、前記上板切り欠き(32c)及び前記中芯切り欠き(42c)が接近し、前記上板切り欠きの間口を広げるように設けられた案内部(32d)を備えること、を特徴とする陳列台である。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の陳列台において、前記筒体(320)板部のうち前記対向板部とは異なるもの(21c〜21f)を、内側に付勢する付勢部材(360)を備えること、を特徴とする陳列台である。
・第5の発明は、第4の発明の陳列台において、前記中芯(340)は、前記付勢部材(360)を逃げる逃げ孔(326L,326R)を備えること、を特徴とする陳列台である。
・第6の発明は、開状態及び閉状態の間で変形をする筒体(20,320)と、前記筒体を閉状態から開状態になるように付勢する付勢部材(360)と、前記筒体(20,320)の上側に設けられ、陳列物を載置可能な上板(30)と、前記筒体の内部に配置された中芯(40,240,340)と、を備え、前記筒体は、複数の板部(21a〜21f)を接続して形成され、平行に対向配置された1組の対向板部(21a,21b)と、前記複数の板部の間を、前記変形を可能に接続する筒体ヒンジ(22a〜22f)とを備え、前記上板は、前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの筒体−上板間ヒンジ(34a,34b)によって接続され、前記上板の2つの部分を、回転可能に接続する上板ヒンジ(35)を備え、前記付勢部材は、前記筒体の板部のうち前記対向板部とは異なるもの(21c〜21f)を、内側に付勢し、前記中芯は、前記中芯の下端と、前記筒体の下端との位置が等しく、前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの中芯−筒体間ヒンジ(44a,44b)によって接続され、前記中芯の2つの部分(41a,41b,341)を、回転可能に接続する中芯ヒンジ(45)と、前記付勢部材を逃げる逃げ孔(426L,426R)とを備え、前記筒体が開状態において、前記中芯の2つの部分が屈曲した状態であり、前記中芯の上端が、前記上板の下面に接触し、前記筒体が閉状態において、前記中芯の2つの部分が中芯ヒンジの回りに回転することにより折り畳まれ、前記筒体の前記対向板部の相対移動と、前記上板の前記上板ヒンジの回りの回転と、前記筒体の前記対向板部及び前記中芯の間の回転と、前記中芯の2つの部分の中芯ヒンジの回りの回転とが連動すること、を特徴とする陳列台である。
・第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明の陳列台(10,210,310)と、前記陳列台に係合する表示部(70)と、を備える陳列台システム(1)であって、前記表示部は、表裏反転して組み立てることにより、折り畳み状態の前記陳列台を収納可能な箱体であること、を特徴とする陳列台システムである。
本発明によれば、組み立てが容易な陳列台、陳列台システムを提供できる。
第1実施形態の陳列台システム1の斜視図である。 第1実施形態の陳列台10の陳列状態の内部構成を説明する斜視図である。 第1実施形態の陳列台10の折り畳み状態の斜視図である。 第1実施形態の陳列状態の陳列台10の上面図、手前側Y1から見た断面図、左側X1から見た断面図を、模式的に示す図である。 第1実施形態の折り畳み状態の陳列台10の上面図、手前側Y1から見た断面図、左側X1から見た断面図を、模式的に示す図である。 第1実施形態のロック部50の構成を説明する図である。 第1実施形態の上板切り欠き32c及び上板切り欠き42cが離間した状態からロックするまでを説明する図である。 第1実施形態の筒体20の板材を説明する図である。 第1実施形態の上板30の板材、中芯40の板材を説明する図である。 第1実施形態の表示部70を、手前側Y1から見た図、右側X2から見た断面図、下側Z1から見た図である。 第1実施形態の陳列台10を、表示部70に収容する状態を説明する斜視図である。 第1実施形態の表示部70の展開図である。 第2実施形態の陳列台210の斜視図である。 第3実施形態の陳列台310の陳列状態の内部構成を説明する斜視図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の陳列台システム1の斜視図である。
図1(A)は、陳列台システム1の陳列状態の斜視図である。
図1(B)は、陳列台10及び表示部70の係合を説明する斜視図である。
実施形態、図面では、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けた。この座標系は、陳列台10の鉛直方向Z、左右方向X、奥行方向Yを表す。左右方向X、奥行方向Yは、水平方向の座標軸である。奥行方向Yのうち手前側Y1は、表示部70の表示面70aが向く方向である。また、実施形態では、筒体20の中心軸を鉛直方向Zに平行に配置し、かつ、対向板部21a,21bの面を左右方向Xに平行な状態に配置した状態において、各方向を説明する。
陳列台システム1は、陳列台10、表示部70を備える。
表示部70は、陳列台10の上部縁部に係合する。
陳列台システム1は、例えば、商品の販売促進、販売等に利用される。陳列台10には、販促品、商品等が載置される。表示部70の手前側Y1の面には、販促品、商品等の宣伝、説明等が印刷されている。
[陳列台10]
陳列台10の陳列状態の形態について説明する。
図2は、第1実施形態の陳列台10の陳列状態の内部構成を説明する斜視図である。
図3は、第1実施形態の陳列台10の折り畳み状態の斜視図である。
図4は、第1実施形態の陳列状態の陳列台10の上面図、手前側Y1から見た断面図、左側X1から見た断面図を、模式的に示す図である。
図5は、第1実施形態の折り畳み状態の陳列台10の上面図、手前側Y1から見た断面図、左側X1から見た断面図を、模式的に示す図である。
図6は、第1実施形態のロック部50(上板切り欠き32c、中芯切り欠き42c)の構成を説明する図である。
なお、図3、図5は、各部材の形態を分りやすく示すために、折り畳み状態からある程度開いた状態を図示した。
図2に示すように、陳列台10は、筒体20、上板30、2つの中芯40を備える。
筒体20、上板30は、それぞれ、ケント紙、段ボール等の板材により形成される(図8、図9参照)。
筒体20は、鉛直方向Zに長い部材である。筒体20を鉛直方向Zから見た形状は、六角形である。筒体20は、開状態(図2、図4参照)及び閉状態(図3、図5参照)の間で変形をする。筒体20が開状態では、陳列台10が陳列状態であり、また、筒体20が閉状態では、陳列台10が折り畳み状態である。
筒体20は、板部21a〜21f、筒体ヒンジ22a〜22fを備える。
板部21a〜21f(2つの対向板部21a,21b、4つの斜板部21c〜21f)は、筒体20の主要部を形成する。板部21a〜21fは、鉛直方向Zに延びる板状である。
板部21a〜21fの上端は、上板30よりも突出している。そのため、上板30に載置した販促物等は、落下しにくい。
筒体ヒンジ22a〜22fは、各板部21a〜21fを回転可能に接続する。
図4(A)に示すように、筒体20を鉛直方向Zから見た断面形状は、以下の通りである。
筒体20は、左右方向Xに平行な中心線を対称軸として、線対称である。また、筒体20は、奥行方向Yに平行な中心線を対称軸として、線対称である。
対向板部21a,21bによって形成される辺は、平行である。つまり、1組の対向板部21a,21bは、平行に対向配置されている。これらの辺の長さは、同じである。
斜板部21c〜21fによって形成される4つの斜辺の長さは、同じである。
図2に示すように、上板30は、筒体20の上側Z2に設けられている。陳列状態において、上板30の上面は、水平である。上板30は、筒体20の内部に丁度収まるように、収容されている。
図2、図6に示すように、上板30は、手前片31a、奥片31b、下片32a,32b、折り込み片33a,33b、ヒンジ34a,34b(筒体−上板間ヒンジ)、上板ヒンジ35を備える。
手前片31a及び奥片31b(上板の2つの部分)は、上板30のうち、上板ヒンジ35よりも手前側Y1及び奥側Y2を形成する部分である。
下片32a,32bは、手前片31aの奥側Y2の縁部、及び奥片31bの手前側Y1の縁部に、下側Z1に向けてそれぞれ接続されている。
なお、図3、図5では、下片32a,32bの図示を省略した。また、図6では、手前片31a、奥片31b、下片32a,32bを、一体の構成で図示した。
図6に示すように、下片32a,32bは、上板切り欠き32c、上板案内部32dを備える。
上板切り欠き32cは、中芯切り欠き42c(後述する)に係合する切り欠きである。上板切り欠き32cは、上板30の下側Z1に配置される。上板案内部32dは、上板切り欠き32cの間口を、下片32a,32bの下端縁部に向けて広げるような形状である。
図2に示すように、折り込み片33a,33bは、手前片31aの手前側Y1の縁部、及び奥片31bの奥側Y2の縁部に、それぞれ接続されている。つまり、折り込み片33a,33bは、上板30のうち、対向板部21a,21b側の縁部に設けられている。
折り込み片33a,33bは、対向板部21a,21bの内面にそれぞれ接着される。これにより、上板30は、筒体20に取り付けられる。
ヒンジ34aは、手前片31a及び折り込み片33aの接続部、つまり、手前片31a及び対向板部21aの接続部である。ヒンジ34aは、手前片31a及び対向板部21aを、左右方向Xの軸回りに回転可能に接続する。
同様に、ヒンジ34bは、奥片31b及び折り込み片33bの接続部、つまり、奥片31b及び対向板部21bの接続部である。ヒンジ34bは、奥片31b及び対向板部21bを、左右方向Xの軸回りに回転可能に接続する。
上板ヒンジ35は、上板30の左右方向Xに平行な中心線上に設けられている。つまり、上板ヒンジ35は、対向板部21a,21bと平行な線上に設けられている。上板ヒンジ35は、手前片31a及び奥片31bを、2つ折りの山折りに折り曲げ可能に接続する。
上板30を鉛直方向Zから見た形状は、筒体20の内側に収まる六角形である。つまり、上板30の各辺の長さと、筒体20の各板部21a〜21fの長さとは、等しい。上板30は、筒体20と同様に、左右方向Xに平行な中心線(つまり上板ヒンジ35)を対称軸として線対称であり、また、奥行方向Yに平行な中心線を対称軸として線対称である。
図2、図4に示すように、中芯40は、筒体20の内部に配置されている。中芯40は、筒体20の内部に、鉛直方向Zに延在するように配置される。
2つの中芯40は、左右対称の形状である。また、各中芯40は、奥行方向Yにおいて、中心線を介して、線対称である。鉛直方向Zにおいて、中芯40の下端の位置と、筒体20の下端の位置とは、同じである。
各中芯40は、中芯本体41a,41b(中芯の2つの部分)、中芯切り欠き42c、中芯案内部42d、折り込み片43a,43b、ヒンジ44a,44b(中芯−筒体間ヒンジ)、中芯ヒンジ45を備える。
中芯本体41a,41bは、中芯40の本体部分である。中芯本体41a,41bは、同様な形状である。中芯本体41a,41bは、中芯ヒンジ45によって、回転可能に接続されている。
中芯切り欠き42cは、中芯本体41a,41bの接続部(つまり中芯ヒンジ45)の上端に設けられている。中芯切り欠き42cは、上板切り欠き32cに係合する。中芯案内部42dは、中芯切り欠き42cの間口を、中芯40(中芯本体41a,41b)の上端縁部に向けて広げるような形状である。
折り込み片43a,43bは、中芯本体41aの手前側Y1の縁部、及び中芯本体41b奥側Y2の縁部に、それぞれ接続されている。折り込み片43a,43bは、対向板部21a,21bの内面にそれぞれ接着される。これにより、中芯40は、筒体20に取り付けられる。
ヒンジ44aは、中芯本体41a及び折り込み片43aの接続部、つまり、中芯本体41a及び対向板部21aの接続部である。ヒンジ44aは、中芯本体41a及び対向板部21aを、鉛直方向Zの軸回りに回転可能に接続する。
同様に、ヒンジ44bは、中芯本体41b及び折り込み片43bの接続部、つまり、中芯本体41b及び対向板部21bの接続部である。ヒンジ44bは、中芯本体41b及び対向板部21bを、鉛直方向Zの軸回りに回転可能に接続する。
中芯ヒンジ45は、中芯本体41a,41bの接続部である。中芯ヒンジ45は、中芯本体41a,41bを、鉛直方向Zの軸回りに回転可能に接続する。
図6に示すように、ロック部50は、上記上板切り欠き32c、中芯切り欠き42cを備える。
上板切り欠き32c及び中芯切り欠き42cは、係合することにより、中芯40及び上板30間が相対移動しないようにロックする。
(陳列状態における構成)
陳列台10の陳列状態の構成について説明する。
・ロック部50
図6(C)に示すように、上板切り欠き32cは、中芯40の上部の中芯切り欠き42cを挟み込む。これにより、中芯40及び上板30間は、左右方向Xにおいて、相対移動しないように規制される。つまり、ロック部50は、左右方向Xにおいて、中芯40及び上板30間が相対移動しないようにロックする。なお、後述するように、この左右方向Xのロックによって、陳列台10は、陳列状態が安定して維持される。
図6(B)に示すように、また、中芯切り欠き42cは、上板30の下片32a,32bの下部の上板切り欠き32cを挟み込む。これにより、中芯40及び上板30間は、奥行方向Yにおいて、相対移動しないように規制される。つまり、ロック部50は、奥行方向Yにおいて、中芯40及び上板30間が相対移動しないようにロックする。
このように、上板30は、中芯40の上端に当接した状態で、XY平面の移動が規制される。
また、陳列状態の陳列台10は、以下の理由により、耐荷重を向上できる。
図2、図4に示すように、陳列状態の陳列台10は、以下の状態である。
・中芯40及び筒体20の下端が、設置面に接地する。
・中芯40の上端が、上板30の下面に当接する。
このため、上板30の上面にかかる荷重Fは、主に、筒体20の対向板部21a,21b及び中芯40によって、支えられる。
2つの中芯本体41a,41bは、中芯ヒンジ45の部分で屈曲した状態である。このため、中芯本体41a,41bは、座屈(折れ曲がり)を抑制できる。
これにより、左右にそれぞれ設けられた中芯40は、上板30の上面にかかる荷重Fを中芯40の上端で受けて、座屈を抑制された状態で支えることができる(力F1参照)。
図4(A)に示すように、左側X1の中芯40の中芯本体41aは、筒体20の対向板部21aの端部に接続されている。このため、機能上は、ヒンジ44aの位置と、筒体ヒンジ22aの位置とは、同じである。つまり、3つの板材(中芯本体41a、筒体20の板部21a,21c)は、同じ軸に接続されている。これにより、これらの板材は、座屈等が抑制されるので、効果的に補強される。補強効果は、3つの板材を接続した方が、2つの板材を接続するよりも大きいからである。同様に、中芯本体41b、筒体20の板部21b,21dは、効果的に補強される。
右側X2の中芯40、筒体20の板部21a,21b,21e,21fについても、同様である。
このように、左右の中芯40は、上板30の上面にかかる荷重Fを受けて、座屈を抑制された状態で支えることができる。このため、陳列台10は、耐荷重を向上できる。
また、ロック部50が陳列台10の歪み等を抑制し、また、筒体20の各板材が座屈等を抑制される。これにより、陳列台10は、全体の剛性を向上できる。
(折り畳み状態から陳列状態への変形)
図7は、第1実施形態の上板切り欠き32c及び上板切り欠き42cが離間した状態からロックするまでを説明する図である。
陳列台10を折り畳み状態から陳列状態に変形させるには、作業者は、対向板部21a,21bを離間するように広げればよい。
これに応じて、各部材は、以下のように作用する。
・筒体20
斜板部21c,21dがヒンジ22b回りに回転して開き、また、斜板部21e,21fがヒンジ22e回りに回転して開く。つまり、斜板部21c〜21fは、閉じた状態から開く。これにより、筒体20は、開状態から閉状態へ変形する。
・上板30
手前片31a、奥片31bは、ヒンジ34a,34b、上板ヒンジ35回りに回転することにより開く。
ヒンジ34a,34b、上板ヒンジ35は、軸方向が平行である。このため、鉛直方向Zから見たXY断面において、上板30は、2つの対向板部21a,21bが平行に配置された状態を維持させる。
・中芯40
中芯本体41a,41bは、ヒンジ44a,44b、中芯ヒンジ45回りに回転して、閉じた状態から開く。
また、左側X1の中芯40の中芯ヒンジ45、筒体ヒンジ22b(ヒンジ44a),22c(ヒンジ44b)は、軸方向が平行である。さらに、中芯本体41a,41b及び斜板部21c,21dは、板材である。このため、陳列台10が折り畳み状態(図5(A)の状態)から陳列状態(図4(A)の状態)に変形する過程において、ヒンジ44a,44b、中芯ヒンジ45の各回転軸は、互いに平行な状態を維持する。そのため。上端から下端において中芯本体41a,41b及び斜板部21c,21dは、ほぼひし形の形状を維持して、一体で変形する。このため、中芯40及び斜板部は、一方側(例えば下端側)が他端側(例えば上端側)よりも広く開く等、ということがほとんどない。
右側X2の中芯本体41a,41b及び斜板部21e,21fについても、同様である。
かつ、前述したように、XY断面において、2つの対向板部21a,21bは、平行に配置された状態がされる。
その結果、対向板部21a,21bは、奥行方向Yから見たXZ平面視における相対位置を維持しながら、奥行方向Yにおいて離間するように平行移動する。
・ロック部50(上板切り欠き32c、中芯切り欠き42c)
図7(A)に示すように、鉛直方向Zにおいて、上板切り欠き32cは、下側Z1に向けて移動し、一方、中芯切り欠き42cは、移動しない。また、左右方向Xにおいて、上板切り欠き32cは、移動せず、一方、中芯切り欠き42cは、左右方向Xの外側に向けて移動する。このため、両者は、接近する。
図7(B)に示すように、両者が近接し続けると、中芯切り欠き42cの奥部は、上板案内部32dに当接する(点42e参照)。このため、中芯切り欠き42cは、上板案内部32dの周辺及び中芯切り欠き42cの周辺を変形させながら、上板案内部32dに沿って移動する。
図7(C)に示すように、そして、上板切り欠き32c及び中芯切り欠き42cが係合することにより、上板30及び中芯40間がロックする。
ロックが解除されるためには、上板案内部32dの周辺及び中芯切り欠き42cの周辺を変形する必要がある。このため、ロックは、強固である。また、上板30に陳列物が載置された状態では、通常は、上板30は、上側Z2に移動することはない。このため、ロックは、解除されにくい。
筒体20、上板30、中芯40は、各ヒンジ回りの回転が連動する。このため、中芯40及び上板30間の移動がロックされることにより、筒体20は、六角形の形状を、安定して維持できる。
なお、図示は省略するが、奥行方向Yにおいて、中芯切り欠き42cと、上板30の下片32a,32bの位置がずれていても、中芯案内部42dは、下片32a,32bを中芯切り欠き42cに導くことができる。
このように、対向板部21a,21bが離間するように広がれば、上板30の上板ヒンジ35回りの回転と、筒体20の対向板部21a,21b及び中芯40間の回転と、中芯40の2つの部分の中芯ヒンジ45回りの回転とが連動する。かつ、対向板部21a,21bは、上記の通り平行移動する。
これにより、陳列台10は、折り畳み状態から陳列状態へ容易に変形できるので、容易に組み立てることができる。また、陳列台10は、ロック部50によってロックされることにより、陳列状態を安定して維持できる。さらに、陳列台10は、他の部品を組み合わせることなく、組み立てることができる。
なお、上記は、対向板部21a,21bを離間するように広げることにより、陳列台10を陳列状態に変形する例を説明したが、これに限定されない。前述したように、筒体20、上板30、中芯40の変形は、連動する。このため、作業者は、筒体20、上板30、中芯40の一部を変形させることによって、陳列台10を陳列状態に変形できる。例えば、作業者は、筒体20の斜板部21c,21dと、斜板部21e,21fとに対して、左右方向Xの内側に力を加えてもよいし、中芯本体41a,41bを中芯ヒンジ45回りに開いてもよい。
(陳列状態からの折り畳み状態への変形)
陳列台10の折り畳み方法について説明する。
作業者は、上記「陳列状態からの折り畳み状態への変形」とは逆の作業をすればよい。
つまり、対向板部21a,21bを接近させるように変形させればよい。この場合、上板30を上側Z2に持ち上げるようにすると、上板切り欠き32c及び中芯切り欠き42cが離間して、ロック部50のロックを解除しやすい。
これにより、筒体20、上板30、中芯40は、上記「陳列状態からの折り畳み状態への変形」とは逆に変形する。
・筒体20
斜板部21c,21d,21e,21fは、閉じた状態に変形する。
・上板30
手前片31a、奥片31bは、閉じる。
この場合にも、2つの対向板部21a,21bは、平行に配置された状態を維持される。
・中芯40
中芯本体41a,41bは、中芯ヒンジ45回りに回転することにより、開状態よりも平らに折り畳まれる。
また、この場合にも、対向板部21a,21bは、奥行方向Yから見たXZ平面視における相対位置を維持しながら、奥行方向Yにおいて接近するように平行移動する。
以上により、陳列台10は、折り畳み状態に変形する。
なお、折り畳み状態に変形させる場合にも、作業者は、筒体20、上板30、中芯40の一部を変形させることによって、陳列台10を折り畳み状態に変形できる。
次に、陳列台10を構成する各部品の具体例について説明する。
図8は、第1実施形態の筒体20の板材を説明する図である。
図9は、第1実施形態の上板30の板材、中芯40の板材を説明する図である。
なお、組み込み時等に折り込まれる部分や、ヒンジとして機能する折り罫等を、二点鎖線で示した。つまり、陳列台10のヒンジは、段ボール等の折り罫等によって形成される。
図8(A)に示すように、筒体20は、2枚の板材を加工して構成される。板材は、ケント紙等によって形成される。
筒体20の板材の周囲には、補強片20aが設けられている。また、左右には、接着片20b,20cが設けられている。
作業者は、筒体20を、以下のようにして作製できる。
(1)図8(B)に示すように、板材の補強片20aを内側に折り込んで、補強片20a及び板部21a〜21fを貼り合わせる。また、左右の接着片20b,20cを、罫線(ヒンジ)部分で内側に折り込む。
(2)2つの板材の接着片20b同士を、貼り合わせる。また、接着片20cを、斜板部21c,21fの内面に接着する。
以上の工程により、筒体20が完成する。
筒体20の上端、下端は、補強片が折り込まれるので、強度が向上する。
なお、詳細な説明は省略するが、筒体20の強度を向上するために、適宜、他の板材を貼付してもよい。
図9(A1)に示すように、上板30は、2枚の板材を加工して構成される。板材は、段ボール等によって形成される。
上板30の各板材は、折り込み片33a、手前片31a、下片32aが順に連設されている。
作業者は、上板30を、以下のようにして作製できる。
(1)図9(A2)に示すように、2つの上板30を、罫線(ヒンジ)部分で内側に折り込む。
(2)下片32a,32b同士を接着する。
以上の工程により、上板30が完成する。
図9(B1)に示すように、2つの中芯40は、同様な形状の2つの板材を加工して構成される。板材は、段ボール等によって形成される。
中芯40の各板材は、折り込み片43a、中芯本体41a、中芯本体41b、折り込み片43bが順に連設されている。
作業者は、中芯40を、以下のようにして作製できる。
(1)図9(B2)に示すように、一方の中芯40の板材を罫線(ヒンジ)部分で折り込む。
(2)他方の中芯40の板材を、罫線(ヒンジ)部分で上記(1)とは反対側に折り込む。
以上の工程により、2つの中芯40がそれぞれ完成する。
作業者は、以上の工程で完成させた筒体20、上板30、中芯40を接着することにより、陳列台10を製造することができる。
[表示部70]
表示部70について説明する。
図10は、第1実施形態の表示部70を、手前側Y1から見た図、右側X2から見た断面図、下側Z1から見た図である。
図11は、第1実施形態の陳列台10を、表示部70に収容する状態を説明する斜視図である。
図10に示すように、表示部70は、下側Z1に開口部72を有する箱体である。
前述したように、表示部70は、手前側Y1の板部に切込み71を有している。
図11に示すように、陳列台システム1は、搬送時、保管時等には、折り畳んだ状態の陳列台10を、表示部70に収容できる。
表示部70の各寸法について説明する。
図1(B)に示すように、切込み71間の間隔X71と、筒体20の対向板部21bの左右方向Xの長さX21bとは、等しい。切込み71の鉛直方向Zの長さZ71と、対向板部21bが上板30から突出する長さZ21bとは、等しい。このため、表示部70は、切込み71を対向板部21bに挿入されることにより、陳列台10に装着される。
図11に示すように、表示部70は、折り畳んだ状態の陳列台10を収容できるように、表示部70の内寸は、筒体20を折り畳んだ状態の外寸X10,Y10,Z10よりも大きい。
表示部70を構成する板材の具体例について説明する。
図12は、第1実施形態の表示部70の展開図である。
図12(A)に示すように、表示部70は、板部72a〜72d、蓋部73、継ぎしろ74a、面ファスナ75a,75dを備える。
板部72a〜72dは、左側X1、手前側Y1、右側X2、奥側Y2を構成する部分である。
蓋部73は、上面を構成する部分である。蓋部73は、先端に差し込み部を有する差し込み蓋のタイプである。
なお、蓋部は、下側Z1にも設けて、上下を閉じる構成にしてもよい。この構成の場合、下側Z1の蓋部は、板部72dの下端に接続すればよい。
継ぎしろ74aは、板部72a,72d間を接続する部分である。
面ファスナ75a,75dは、継ぎしろ74a、板部72dにそれぞれ設けられている。
上記構成により、作業者は、表示面70aが外側になるように、継ぎしろ74a、板部72dを面ファスナ75a,75dで接続した後、蓋部73を閉じることにより、表示部70を組み立てることができる。
図12(B)に示すように、作業者は、各部材の折り曲げ方向が、図12(A)とは反対側になるように各折り罫で折り込むことにより、表示面70aが内側になり、かつ、裏面70bが外側になるように、表示部70を組み立てることができる。このように表裏反転して組み立てた表示部70内に、陳列台10を収容すれば、表示面70aへの汚れ等を抑制できる。
すなわち、搬送時、収容時等には、表示部70の露出部が、汚れてしまう場合が多い。このように表裏反転した状態で、露出部である裏面70bが汚れてしまっても、その後の使用時には、表示部70を一度展開して、図12(A)のように、表示面70aが外側になるように組み立てる。このため、陳列台システム1は、搬送時、収容時等に、表示面70aを保護でき、使用時には、表示面70aを、きれいな状態で組み立てることができる。
これにより、搬送時、収容時等に保護のためのカバー等が不要であり、低コストであり、かつ、組み立て後の廃棄物を減らして環境負荷を軽減できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。また、表示部、上板の構成は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図13は、第2実施形態の陳列台210の斜視図である。
図13(A)は、第2実施形態の中芯240(240L,240R)を説明する図である。
図13(B)は、第2実施形態の中芯240(240L,240R)を、筒体20に組み込む工程を説明する図である。
第2実施形態の陳列台210は、中芯240の構成が、第1実施形態とは異なる。
左側X1の中芯240Lの折り込み片243aの左右方向Xの長さは、筒体20の対向板部21aの長さと等しい。
右側X2の中芯240Rの折り込み片243bの左右方向Xの長さは、筒体20の対向板部21bの長さと等しい。
図13(A)に示すように、中芯240の組み立て方法は、左側X1の中芯240Lの折り込み片243aと、右側X2の中芯240Rの折り込み片43aを接着する。また、右側X2の中芯240Rの折り込み片243bと、左側X1の中芯240Lの折り込み片43bを接着する。これにより、2つの中芯240L,240Rが一体化したアッセンブリが完成する。
図13(B)に示すように、このアッセンブリは、筒体20に挿入された後、左側X1の中芯240Lの折り込み片243aと、対向板部21aの内面とが接着される。また、右側X2の中芯240Rの折り込み片243bと、対向板部21bの内面とが接着される。
このため、陳列台210は、対向板部21a,21bを、中芯240L,240Rの折り込み片243a,243bで補強できる。このため、陳列台210は、強度、耐荷重を向上できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図14は、第3実施形態の陳列台310の陳列状態の内部構成を説明する斜視図である。
陳列台310は、ゴム360(付勢部材)を備える。
ゴム360は、筒体320を閉状態から開状態になるように付勢するための部材である。ゴム360は、輪ゴム等である。
筒体320は、ゴム掛け部326L,326Rを備える。
ゴム掛け部326L,326Rは、ゴム360を引っ掛ける部分である。ゴム掛け部326L,326Rは、筒体ヒンジ22b,22eに対応した領域に配置されている。ゴム掛け部326L,326Rは、接着片(図8に示す接着片20b参照)の形状を変更することにより、設けることができる。
中芯340は、逃げ孔346を備える。
逃げ孔346は、ゴム360を中芯340に対して貫通させることにより、ゴム360を逃げる孔である。逃げ孔346は、中芯本体341のうち、ゴム掛け部326L,326Rに引っ掛けたゴム360を通る領域を、孔開け加工等することにより設けることができる。
このように、中芯340が逃げ孔346を備えるので、陳列台310は、中芯340を横切ってゴム360を配置できる。
上記構成により、ゴム360は、筒体320の筒体ヒンジ22b,22eを左右方向Xの内側に付勢する。このため、筒体320の板部のうち対向板部21a,21bとは異なる板部21c〜21fは、左右方向Xの内側に付勢される。これにより、対向板部21a,21bは、離間するように付勢される。
また、陳列台310は、第1実施形態と同様に、筒体320、上板、中芯340の各ヒンジ回りに回転が連動する。このため、折り畳み状態の陳列台310は、陳列状態に自ら変形する。これにより、作業者は、陳列台310を、折り畳み状態から陳列状態へ、容易に変形させることができる。
なお、第3実施形態の構成は、第2実施形態に適用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、後述する変形形態等のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
実施形態において、陳列台の外形は、六角形である例を示したが、これに限定されない。例えば、陳列台の外形は、四角形又は七角形以上でもよい。陳列台の外形を四角形する場合には、陳列状態において、上板を四角形にし、板部21c,21dが一体で平板状になり、また、板部21e,21fが一体で平板状になるようにすればよい。
1…陳列台システム 10,210,310…陳列台 20,320…筒体 21a,21b…対向板部 21c〜21f…斜板部 22a〜22f…筒体ヒンジ 30…上板 31a…手前片 31b…奥片 32…上板切り欠き 32a,32b…下片 32d…上板案内部 34a,34b…ヒンジ 35…上板ヒンジ 40,240(240L,240R),340…中芯 41a,41b,341…中芯本体 42c…中芯切り欠き 42d…中芯案内部 44a,44b…ヒンジ 45…中芯ヒンジ 50…ロック部 70…表示部 326L,326R…ゴム掛け部 346…逃げ孔 360…ゴム

Claims (5)

  1. 開状態及び閉状態の間で変形をする筒体と、
    前記筒体の上側に設けられ、陳列物を載置可能な上板と、
    前記筒体の内部に配置された中芯と、
    前記筒体が閉状態において、前記中芯及び前記上板の間の移動をロックするロック部と、
    を備え、
    前記筒体は、
    複数の板部を接続して形成され、
    平行に対向配置された1組の対向板部と、
    前記複数の板部の間を、前記変形を可能に接続する筒体ヒンジとを備え、
    前記上板は、
    前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの筒体−上板間ヒンジによって接続され、
    前記上板の2つの部分を、回転可能に接続する上板ヒンジを備え、
    前記中芯は、
    前記中芯の下端と、前記筒体の下端との位置が等しく、
    前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの中芯−筒体間ヒンジによって接続され、
    前記中芯の2つの部分を、回転可能に接続する中芯ヒンジを備え、
    前記筒体が開状態において、
    前記中芯の2つの部分が屈曲した状態であり、
    前記中芯の上端が、前記上板の下面に接触し、
    前記筒体が閉状態において、
    前記中芯の2つの部分が中芯ヒンジの回りに回転することにより、開状態よりも平らに折り畳まれ、
    前記筒体の前記対向板部の相対移動と、前記上板の前記上板ヒンジの回りの回転と、前記筒体の前記対向板部及び前記中芯の間の回転と、前記中芯の2つの部分の中芯ヒンジの回りの回転とが連動し、
    前記ロック部は、
    前記上板の下側に設けられた上板切り欠きと、
    前記中芯の上端に設けられ、前記上板切り欠きに係合する中芯切り欠きとを備え、
    前記ロック部は、
    前記筒体の開状態から閉状態への変形に応じて、前記上板切り欠き及び前記中芯切り欠きが接近し、
    前記上板切り欠きの間口を広げるように設けられた案内部を備えること、
    を特徴とする陳列台。
  2. 請求項に記載の陳列台において、
    前記筒体の板部のうち前記対向板部とは異なるものを、内側に付勢する付勢部材を備えること、
    を特徴とする陳列台。
  3. 請求項に記載の陳列台において、
    前記中芯は、前記付勢部材を逃げる逃げ孔を備えること、
    を特徴とする陳列台。
  4. 開状態及び閉状態の間で変形をする筒体と、
    前記筒体を閉状態から開状態になるように付勢する付勢部材と、
    前記筒体の上側に設けられた上板と、
    前記筒体の内部に配置された中芯と、
    を備え、
    前記筒体は、
    複数の板部を接続して形成され、
    平行に対向配置された1組の対向板部と、
    前記複数の板部の間を、前記変形を可能に接続する筒体ヒンジとを備え、
    前記上板は、
    前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの筒体−上板間ヒンジによって接続され、
    前記上板の2つの部分を、回転可能に接続する上板ヒンジを備え、
    前記付勢部材は、
    前記筒体の板部のうち前記対向板部とは異なるものを、内側に付勢し、
    前記中芯は、
    前記中芯の下端と、前記筒体の下端との位置が等しく、
    前記筒体の前記対向板部に対して、それぞれ2つの中芯−筒体間ヒンジによって接続され、
    前記中芯の2つの部分を、回転可能に接続する中芯ヒンジと、
    前記付勢部材を逃げる逃げ孔とを備え、
    前記筒体が開状態において、
    前記中芯の2つの部分が屈曲した状態であり、
    前記中芯の上端が、前記上板の下面に接触し、
    前記筒体が閉状態において、
    前記中芯の2つの部分が中芯ヒンジの回りに回転することにより折り畳まれ、
    前記筒体の前記対向板部の相対移動と、前記上板の前記上板ヒンジの回りの回転と、前記筒体の前記対向板部及び前記中芯の間の回転と、前記中芯の2つの部分の中芯ヒンジの回りの回転とが連動すること、
    を特徴とする陳列台。
  5. 請求項1から請求項のいずれかに記載の陳列台と、
    前記陳列台に係合する表示部と、
    を備える陳列台システムであって、
    前記表示部は、
    表裏反転して組み立てることにより、折り畳み状態の前記陳列台を収納可能な箱体であること、
    を特徴とする陳列台システム。
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