JP6303080B2 - サンシェードセット具 - Google Patents
サンシェードセット具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6303080B2 JP6303080B2 JP2015153290A JP2015153290A JP6303080B2 JP 6303080 B2 JP6303080 B2 JP 6303080B2 JP 2015153290 A JP2015153290 A JP 2015153290A JP 2015153290 A JP2015153290 A JP 2015153290A JP 6303080 B2 JP6303080 B2 JP 6303080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sunshade
- substrate
- upper edge
- integrated
- sheet member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
不使用時は蛇腹状に折畳んで収納し、使用時には、インストルメントパネル上に載せて広げ、且つその上部を係止具でフロントガラスに係止させるサンシェードが普及している。ただ、現実はサンシェード上部を係止具に係止するのに手間取り、単にインストルメントパネル上に立て掛けるだけで使用されるケースが多く見られる。そして、不使用時に折畳まれるといっても、その収納場所を確保しなければならず、使わないときに厄介品となっていた。
こうしたなか、不使用時に場所をとらない自動車のサンシェード構造の発明が提案されている(例えば、特許文献1)。
ベース体BSは、基板1と結束バンド3と第一マグネット体22,第二マグネット体21のマグネット体2とを備える。ベース体BSは、基板1の裏面に結束バンド3を固着し、且つ基板表面1S側の下縁14沿い横方向に第一マグネット体22を一体化すると共に基板表面1S側の上縁13沿い横方向に第二マグネット体21を一体化したサンバイザー9への取付け固定具である。
ここでの基板1は、左右対称の四角枠で、その中央域に矩形の開口部10が設けられる。サンバイザー9に基板1が取付けられた状態下でも、サンバイザー9のバニティミラー910を使用できるようにするためである。この四角枠の基板1の両側寄りに、図6のごとく結束バンド3が固着される。
ここで、本発明でいう「基板1の裏面」,「裏面側」とは、サンバイザー9を下ろして使用状態にし、該サンバイザー9へ車室内から乗員がサンシェード本体SHを取付ける図8で、サンバイザー9と対向する「基板1の面」,「面側」を指し、「基板1の表面」,「表面側」は乗員と向き合う「基板1の面」,「面側」を指す。サンシェード本体SHについて、「表面側」とは、運転席側サンバイザー9に、サンシェード本体SHがベース体BSに取付け状態にある図7のサンシェードセット具を、運転席に座った乗員から見たとする該図7の正面視で、その紙面表面側の面をいう。また、「上側」,「下側」とは、図7のサンシェードセット具の正面視で、「紙面上側」,「紙面下側」を指す。
結束バンド3には、図1のごとく上側バンド部32の先端部分の表面と下側バンド部33の先端部分の裏面に、対の面ファスナー37,38がそれぞれ貼着一体化されている。よって、図2のように該結束バンド3をサンバイザー9に巻き付けるだけで、基板1がサンバイザー9に簡便に取付け保持される。
第一マグネット体22は、基板表面1S側の下縁14沿い横方向に埋設一体化される。複数(図1は七個)の第一マグネット体22が所定ピッチで互いに離間して、図1のように基板下縁14沿いの全域に亘るように一体化している。各第一マグネット体22は左右対称位置にあり、基板表面1Sと第一マグネット体22が基板表面1S側に現れる面は面一とする。図7や図11のごとく、左右に展開した両半割り部41,42が、第一マグネット体22と後述する第一板片71との接合(又は近接)による磁力吸着で、その展開状態に維持される。
サンシェード本体SHは、展開状態で、図7,図9のごとく広げたサンシェード本体SHの正面視大きさになる矩形シート部材4と、縦折り目域45と横折り目域46とで区画化されたシート部材4の表面側に貼着される矩形薄板の芯材5と、を備え、さらに該芯材5をシート部材4とでサンドイッチ状に挟着する表面側シート材6を備える。保形材たる芯材5がシート部材4とシート材6に挟まれ、両者の真ん中に位置する文字通りの芯材となる。上縁部410から下方に延在するシート部材4の領域で、縦折り目域45及び横折り目域46用のスペースを空け、折り重ね体4Kの平面視形状に合わせた大きさにして、シート部材4の表面4S側に板状のシート状芯材5が貼着される。縦折り目域45や横折り目域46での折畳みを円滑実施できるようにするためである。使用時にフロントガラスFGと対向するシート面側をアルミ蒸着されたシート部材4とする。シート材6は上縁部410よりも下方に配されるシート部材4の部分と略同じ大きさとする(図9のロ)。本シート材6やシート部材4のシートにはシートの他、フィルムを含む。
一本の縦折り目域45が左右の半割り部41,42の大きさを同じにして、図7のごとく該縦折り目域45が対称軸線になって、両半割り部41,42が線対称品になる。右側半割り部41の横長さLを、図示のごとく基板1の横長さaよりも小さくする一方、両半割り部41,42を展開すれば、基板1の横長さaよりも大きく設定する。ここで、右側半割り部41は、サンシェード本体SHが運転席サンバイザーに取付けセット状態にある図7で、運転席から見て右側に配される半割り部とする。横折り目域46は三本設けており、横折り目域46間長さを基板1の縦長さbに合わす。該横折り目域46よって上下方向に四分割されるが、上縁部410,展開上縁部420は芯材5を貼着せず、芯材5の合計は図2のごとく合計六枚とする。
図1,図2で、右側半割り部41は、上縁部410から横折り目を介して第一段部分411が下方へ延在し、さらに該第一段部分411から横折り目を介して第二段部分412、第二段部分412から第三段部分413が延在する。尚、図1はシート部材4の裏面4Rが現れているので、左右逆表示になる。そして、右側半割り部41から他方の左側半割り部42が縦折り目域45を介して延在する。詳しくは、上縁部410から展開上縁部420が縦折り目域45を介して延び、第一段部分411から展開第一段部分421が、第二段部分412から展開第二段部分422が、第三段部分413から展開第三段部分423が、それぞれ縦折り目域45を介して延在する。サンシェード本体SHは左右対称、上下非対称になっている。符号43,44はサンシェード本体SHの上縁,下縁を示す。
前記両半割り部の上縁部410,展開上縁部420の夫々に第一板片71が一体固着される。
両半割り部41,42を重ね合わせた後、横折り目域46で、図5から図4のようにして巻き込むように折畳み、さらに図3のように巻き込むように折畳んでなる折り重ね体4Kが、第二板片72と前記第二マグネット体21との接合又は近接による磁力吸着で、該基板1に係止される構成とする。一連の折畳みによって、図3の折り重ね体4Kに係る第二段部分412の裏面に現れる第二板片72と、基板表面1Sの上縁13沿いに配された第二マグネット体21とが対面接合して、第二マグネット体21の磁力吸着で、折り重ね体4Kが図3の状態を保って基板1に係止保持される。
また、上縁部410,展開上縁部420の横折り目域46が屈曲自在になっていることから、車のサンバイザー9がどのような角度でも、第一板片71を第一マグネット体22に磁力吸着させて、基板1にサンシェード本体SHを取付け維持でき、極めて優れものになっている。本発明は車室内温度を下げるのが目的でなく、炎天下で、停止後の再運転操作をし易くしたり、座席シートが熱くなるのを防いだりするものであることから、サンシェード本体SHの軽量化,薄型を図ることもできる。
これに対し、本発明のサンシェードセット具は、図3のようにサンバイザー9に取付けたまま小さく折畳んだ後、該サンバイザー9を持ち上げれば、図8のごとくフロントガラスFG上方の車両ボディルーフ82へ寄せられる。サンバイザー9の天井側に付くので、場所をとらず、置き場所に困ることがない。サンバイザー9で隠れるので目障りにならず、運転に支障もでない。また、サンシェード本体SHに、図7のように縦折り目域45,横折り目域46が設けられているので、サンバイザー9に取付けたまま、折り重ね体4Kへスムーズに小さく折畳むことができる。折り重ね体4Kには、基板1上に置かれる際、第二マグネット体21と対向する部位に強磁性体の第二板片72が一体化されているので、第二マグネット体21と第二板片72とが磁力の吸引し合う力で、折り重ね体4Kの形成を助け、サンバイザー9に取付けたまま小さく折畳み収納する作業が容易になる。折り畳み易くする縦折り目域45,横折り目域46の形成にとどまらず、第二マグネット体21が磁力による自律的作用で、サンシェード本体SHを円滑収納できる。サンシェードセット具はこのコンパクト化した収納状態を保ったまま走行できる。勿論、折り重ね体4Kの状態で磁力吸着によって基板表面1Sに係止できる一方、磁力吸着であるので、基板1から第一板片71,第二板片72付きサンシェード本体SHを磁力に抗して取り外すこともできる。使い勝手に優れる。
加えて、本サンシェードセット具はサンバイザー9に取付けるので、図8のようにフロントガラスFGに対向するようにサンバイザー9を下ろして、ハンドルやシャフトの日除けだけでなく、サンバイザー9の棒状支持部材92をサイドウィンドゥに沿うように回転させれば、第一マグネット体22への第一板片71の磁力吸着位置を調整して、サイドウィンドゥから日差しが入るのも簡単に防ぐことができる。
かくのごとく、本サンシェードセット具は数々の優れた効果を発揮し極めて有益である。
1R 裏面(基板裏面)
1S 表面(基板表面)
21 第二マグネット体
22 第一マグネット体
3 結束バンド
4 シート部材
41,42 半割り部
410 上縁部
420 展開上縁部
45 縦折り目域
46 横折り目域
5 芯材
52 第二段目芯材
71 第一板片
72 第二板片
Claims (4)
- 基板の裏面に結束バンドを固着し、且つ基板表面側の下縁沿い横方向に第一マグネット体を一体化すると共に基板表面側の上縁沿い横方向に第二マグネット体を一体化したベース体と、該ベース体と別体構成のサンシェード本体と、を備え、
該サンシェード本体が、
中央に縦方向の縦折り目域を有し、該縦折り目域を中心にして左右の半割り部を折り重ねることにより、横長さが前記基板の横長さよりも小さくなり、且つ横折り目域を複数有するサンシェード用シート部材と、
該シート部材の裏面側で、左右の前記半割り部に係る上縁沿いの上縁部,展開上縁部に夫々一体化され、前記第一マグネット体に磁力吸着して、両半割り部が展開状態で保持されるようにした強磁性体の第一板片と、
左右の前記半割り部の表面側を対向させて重ね合わせると共に、前記第一マグネット体に一方の半割り部の前記第一板片を磁力吸着させた状態にして、前記横折り目域で巻き込むように折畳み、前記基板上に重ね置かれる前記シート部材の裏面側で、前記第二マグネット体と対向する部位に一体化された強磁性体の第二板片と、を具備し、該第二板片と前記第二マグネット体との磁力吸着で、左右の前記半割り部を重ね合わせると共に前記横折り目域で巻き込むように折畳んでなる折り重ね体を、前記基板に係止保持する一方、該基板から前記第一板片及び該第二板片付きサンシェード本体を磁力に抗して取り外すことができるようにしたことを特徴とするサンシェードセット具。 - 前記上縁部及び前記展開上縁部の下部分に前記横折り目域を有して、これよりも下方に延在する前記シート部材の領域で、前記横折り目域と前記縦折り目域とで区画化された該シート部材の表面側区域に夫々一体化されるシート状芯材を、さらに具備する請求項1記載のサンシェードセット具。
- 前記シート部材が矩形であり、一方、前記基板が四角枠で、その中央域に矩形の開口部が設けられた請求項1又は2に記載のサンシェードセット具。
- 前記ベース体は、複数の前記第一マグネット体が互いに離間して前記基板に一体化すると共に複数の前記第二マグネット体が互いに離間して該基板に一体化してなり、さらに、前記芯材のうち、前記上縁部及び前記展開上縁部から二つ下側に配される左右の二段目芯材が一体化した前記シート部材の裏面側部位に、前記第二板片が貼着一体化された請求項2又は3に記載のサンシェードセット具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015153290A JP6303080B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | サンシェードセット具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015153290A JP6303080B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | サンシェードセット具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017030587A JP2017030587A (ja) | 2017-02-09 |
JP6303080B2 true JP6303080B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
ID=57986047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015153290A Active JP6303080B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | サンシェードセット具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6303080B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108891078B (zh) * | 2018-08-31 | 2024-04-16 | 汕头市万奇包装材料有限公司 | 一种发泡复膜包装箱坯生产设备 |
JP7048110B2 (ja) * | 2020-03-23 | 2022-04-05 | 琢哉 高梨 | サンシェード装置、及びサンシェードシステム |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2070208A (en) * | 1934-02-06 | 1937-02-09 | Kelly George Lombard | Automobile glare shield |
FR2399332A1 (fr) * | 1977-08-05 | 1979-03-02 | Coissard Paul | Pare-soleil additionnel perfectionne |
JPS6141624Y2 (ja) * | 1981-02-26 | 1986-11-27 | ||
JPH0565629U (ja) * | 1992-02-19 | 1993-08-31 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車用サンバイザー装置 |
DE19504248A1 (de) * | 1995-02-09 | 1996-08-22 | Happich Gmbh Gebr | Sonnenblende für Fahrzeuge |
US5882059A (en) * | 1996-12-10 | 1999-03-16 | Romero; Jose L. | Adjustable visor extension |
US20080315616A1 (en) * | 2007-06-23 | 2008-12-25 | Jilin Wang | Method apparatus for extending sun visor in vehicles |
WO2015093888A1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 백일근 | 길이 및 폭 조절이 가능한 차량용 접이식 차광판 |
-
2015
- 2015-08-03 JP JP2015153290A patent/JP6303080B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017030587A (ja) | 2017-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9272671B2 (en) | Display screen arrangement and method of assembly | |
US5775919A (en) | Combination bulletin/write board | |
CN110525662A (zh) | 用于座椅组件的可展开的分隔系统和方法 | |
US20080236000A1 (en) | Craft Set and Elements for Constructing Pop-Up Cards | |
US10315582B2 (en) | Motor vehicle and a multi-functional cover for same | |
JP2009126516A (ja) | 支持フレームと支持フレームのための連結部とを有する収納構造 | |
JP6303080B2 (ja) | サンシェードセット具 | |
US20050170743A1 (en) | Attachment device and method | |
US20180319262A1 (en) | Magnetic Sun Shade | |
JP6303079B2 (ja) | サンシェードセット具 | |
JP6204548B1 (ja) | サンシェードセット具 | |
JP4886413B2 (ja) | 携帯型スクリーン及び携帯型スクリーン装置 | |
US12084886B2 (en) | Vehicle occupancy reminder flap for exiting driver | |
AU2018400162B2 (en) | Method and system for mounting a sheet | |
JP6283780B2 (ja) | 製品の取付け具 | |
JP2006523574A (ja) | 自動車用遮光膜組立体 | |
US20170313162A1 (en) | Colorable window shade | |
JP3135464U (ja) | 簡易スタンド | |
JP3640016B2 (ja) | 携帯標識 | |
JP3149094U (ja) | 携帯型スクリーン | |
JP3136217U (ja) | ティッシュペーパー・ケース | |
JP6167974B2 (ja) | 乗物用シートのテーブル | |
JP2024115834A (ja) | 手提げ袋 | |
JP3077781U (ja) | 車体保護カバー | |
JP2005029045A (ja) | 車両用ラック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6303080 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |