JP3149094U - 携帯型スクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】小型・軽量に構成することができ、カバン等に入れても嵩張らず、気軽に携帯することができるとともに、簡易な構造で安価に製造でき、さらにはスクリーン面の平面度が維持でき、良好な映像品質を維持できる携帯型スクリーンを提供する。【解決手段】縦横の寸法が270mm?380mm以下に収まるサイズで、かつその表面がスクリーン面として構成されるスクリーンパネル2と、スクリーンパネルの端縁部22または裏面に、ヒンジ部4を介して回動可能に設けられる脚パネル3とを備え、脚パネル3がスクリーンパネル2の表面または裏面に重なった状態に閉じる収納姿勢と、脚パネル3をスクリーンパネル2の裏面2b側に開いて、該スクリーンパネル2を立った状態に支持する使用姿勢P1とに姿勢変更可能に構成した。【選択図】図1

Description

本考案は、持ち運び用に好適な小型の携帯型スクリーンに関する。
従来、この種の携帯型スクリーンとして、可撓性の映写シートが開閉可能な筐体の内部に緩く折畳まれて収納され、該筐体を開くことによって映写シートが平面状に展開される機構を具備し、展開および収納の操作が簡便で、保管や輸送の便がよく、保管中や移動中の映写面の汚染や損傷等を発生する危険が少ない。また収納時には映写シートは緩く折り畳まれているだけなので、巻き段や巻き癖等の映写面の変形を発生して映像の歪み等を生ずることがないものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、同じく映写シートを折り畳んで収納できるタイプの携帯型スクリーンとして、折り畳み自在のシート状部材で構成されたほぼ矩形状のスクリーン部と、伸縮性の高い部材によって袋状に形成され、スクリーン部の外周に沿ってエンドレス状に結合されたフレーム挿通部と、弾性を有し、フレーム挿通部内に沿って挿通されて両端が結合されたエンドレス状の弾性フレームとを備えたものであり、使用後にスタンド部等を取り外し、弾性フレームの弾性に抗して全体を3つの小円形の3段重ね状態に折り畳んで収納及び携帯することができるものも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
これらは使用時に映写シートを平面上にのばして映像を写しだすことが可能となり、使用後の収納時には、特許文献1では筐体を二つ折りにして畳み、その内部に映写シートも折り畳み状態で収納するものであり、特許文献2では車輌の日除け用スクリーンとして提供されている構造と同様、弾性フレームを3段に曲げ重ねて折り畳むことができるものである。これによれば収納の際にサイズを1/2、1/3に小さくできるが、スクリーン面となる映写シートを折り畳んで収納するため皺になりやすく、また使用時に十分な平面度が維持できず、映像品質が維持できないという問題がある。また、使用時に当該携帯型スクリーンを起立させる脚構造が別途必要になり、コストアップの原因になる。さらに、特に特許文献1では折り畳み時に映写シートを内部に収納する筐体が存在するため、収納状態でも厚みが増大し、携帯時に嵩張ることとなる。
また、他の例として、分割された複数の構成部材を連結して一体化することにより構成される枠体と、この枠体に取り外し自在に装着され、かつ、取り外した状態で小型化が可能な袋状のスクリーン幕とから構成し、使用の際には、分割された複数の構成部材を連結することによって枠体を構成し、この枠体に袋状のスクリーン幕を装着してスクリーンを構成するものも提案されている(例えば、特許文献3参照。)。このように構成されたスクリーンを持ち運ぶ場合には、スクリーン幕の袋を枠体から取り外し、その取り外したスクリーン幕を折り畳んだり、丸くすることによって、スクリーン幕を小さく(小型化)することができる。次に、構成部材の連結を解除することによって、複数の構成部材になったものをひとまとめにすると共に、前記小さくなったスクリーン幕を収納バック等に一緒に収納して持ち運ぶことができるのである。これによれば、枠体を起立させればこれに袋状のスクリーン幕を被せるだけでスクリーンが構成できるが、枠体を組み立てることが必要であり、作業性が悪く、また部品点数が多くなり、コストアップの原因になる。また、スクリーン幕は袋状であるので、上記と同様、十分な平面度が維持できないケースがある。
特開平9−230503号公報 特開2003−57756号公報 特開2002−311506号公報
そこで、本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、小型・軽量に構成することができ、カバン等に入れても嵩張らず、気軽に携帯することができるとともに、簡易な構造で安価に製造でき、さらにはスクリーン面の平面度が維持でき、良好な映像品質を維持できる携帯型スクリーンを提供する点にある。
本考案は、前述の課題解決のために、縦横の寸法が270mm×380mm以下に収まるサイズで、かつその表面がスクリーン面として構成されるスクリーンパネルと、前記スクリーンパネルの端縁部または裏面に、ヒンジ部を介して回動可能に設けられる脚パネルとを備え、前記脚パネルが前記スクリーンパネルの表面または裏面に重なった状態に閉じる収納姿勢と、前記脚パネルを前記スクリーンパネルの裏面側に開いて、該スクリーンパネルを立った状態に支持する使用姿勢とに姿勢変更可能に構成したことを特徴とする携帯型スクリーンを構成した。
ここで、前記スクリーンパネルを、パネル基板の表面にスクリーン用シートを貼設して構成するとともに、前記脚パネルを該スクリーン用シートを完全に覆うサイズに構成して、前記スクリーンパネルの一端縁部にヒンジ部を介して回動可能に設け、前記収納姿勢として、当該脚パネルをスクリーンパネルの表面に重なった状態に閉じることで、前記スクリーン用シートを該脚パネルで完全に覆う状態にして保護できるように構成し、且つ、前記使用姿勢として、該脚パネルを前記スクリーンパネルの裏面側に開いて、該スクリーンパネルを縦または横にして起立できるように構成したものが好ましい。
また、前記スクリーンパネルを2層以上のパネル構造体とし、前記脚パネルを、前記スクリーンパネルの裏面側の層を切り起こして構成したものが好ましい。
さらに、前記脚パネルにおける横方向に開いた使用姿勢で下側となる端縁部を、当該使用姿勢でスクリーンパネルが裏面側に傾斜するようにスクリーンパネル下端部よりも上側位置に突出するように傾斜形状または段差形状としたものが好ましい。
以上にしてなる本願考案に係る携帯型スクリーンは、スクリーンパネルの端縁部または裏面に脚パネルをヒンジ部を介して回動可能に枢支した簡易な構造であり、コスト安に効率よく製造できる。また、縦横の寸法が270mm×380mm以下に収まるサイズのスクリーンパネルで構成したので、スクリーン面は従来の携帯型スクリーンのように折り畳んだり巻き取ったスクリーン布を広げて使用するのではなく、もともとパネル状のものをそのまま使用するため平面度が維持でき、良好な映像品質を維持できる。また、収納姿勢では脚パネルがスクリーンパネルに重なり、薄板状になるため従来の携帯型スクリーンのように厚みが増えることがなく、その大きさも270mm×380mm以下に収まるサイズであり、書類等といっしょにカバンに入れても嵩張ることなく容易に持ち運ぶことが可能となる。
また、前記スクリーンパネルを、パネル基板の表面にスクリーン用シートを貼設して構成するとともに、前記脚パネルを該スクリーン用シートを完全に覆うサイズに構成して、前記スクリーンパネルの一端縁部にヒンジ部を介して回動可能に設け、前記収納姿勢として、当該脚パネルをスクリーンパネルの表面に重なった状態に閉じることで、前記スクリーン用シートを該脚パネルで完全に覆う状態にして保護できるように構成し、且つ、前記使用姿勢として、該脚パネルを前記スクリーンパネルの裏面側に開いて、該スクリーンパネルを縦または横にして起立できるように構成したので、スクリーン面に傷のつきやすいデリケートで高品質なスクリーン面を構成しても収納姿勢では脚パネルにより当該スクリーン面が保護されることとなり、カバン等に入れて持ち歩いても傷が付かず、スクリーン面への傷の付着を防止でき、良好な映像品質を長期間維持できる。
また、前記スクリーンパネルを2層以上のパネル構造体とし、前記脚パネルを、前記スクリーンパネルの裏面側の層を切り起こして構成したので、脚パネルのヒンジ部として糊しろ部などを形成して取り付ける必要がなくなり、スクリーンパネル裏面側に切り起こし用の切り目を入れるだけで製造を完了することができ、自動化に適した構造となる。
また、前記脚パネルにおける横方向に開いた使用姿勢で下側となる端縁部を、当該使用姿勢でスクリーンパネルが裏面側に傾斜するようにスクリーンパネル下端部よりも上側位置に突出するように傾斜形状または段差形状としたので、スクリーン面が上方向を向いたより安定した使用姿勢にすることができる。
次に、本考案の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1(a),(b)は、本考案に係る携帯型スクリーンの全体構成を示す斜視図、図3は使用状態を示す説明図であり、図1〜4は第1実施形態、図5〜7は第2実施形態を示し、図中符号1は携帯型スクリーン、2はスクリーンパネル、3は脚パネル、4はヒンジ部、5は携帯型の小型プロジェクターをそれぞれ示している。
本考案の携帯型スクリーン1は、図1(a),(b)に示すように、表面2aがスクリーン面として構成されるスクリーンパネル2と、スクリーンパネル2の端縁部22に、ヒンジ部4を介して回動可能に設けられる脚パネル3とを備えたものであり、スクリーンパネル2の縦横の寸法は、270mm×380mm以下に収まるサイズとされ、ビジネス用バッグ等に入れて持ち歩くことができる携帯型のスクリーンである。本実施形態では、スクリーンパネル2を長方形のパネルで構成したが、角部をカットしたり丸めたりした形状や楕円形など種々の形状のパネルとすることが可能である。
図1(a),(b)は、脚パネル3をスクリーンパネル2の裏面2b側に開いて、該スクリーンパネル2を立った状態に支持する使用姿勢P1を示している。本考案では、このようにスクリーンパネル2を横にして使用するだけでなく(図中(a))、縦にして使用することもできる(図中(b))。縦にしての使用例としては、縦に撮った写真データをスクリーン一杯に映すことが可能となる。そして、使用後にバッグ等に仕舞う際には、図2の矢印に示すように脚パネル3を脚パネル3を後ろから前に回して、スクリーンパネル2の表面に重なった状態に閉じる収納姿勢P2とすることで、平らな状態としてコンパクトに収納できるように構成されている。
本例では、脚パネル3を取り付けるヒンジ部4が、長方形状のスクリーンパネル2の短辺側の端縁部22に設けられており、図1(a)のように脚パネル3を横方向に開いて支持させることでスクリーンパネル2を横にした使用姿勢P1とすることができ、図1(b)のようにヒンジ部4を上にして縦に開いた脚パネル3で支持させることでスクリーンパネル2を縦にした使用姿勢P1とすることができるのであるが、ヒンジ部4を長辺側の端縁部に設けることも勿論可能であり、この場合は反対に、脚パネル3を横方向に開いて支持させることでスクリーンパネル2を縦姿勢で使用でき、縦方向に開いて支持させることでスクリーンパネル2を横姿勢で使用することができる。
スクリーンパネル2の縦横の寸法は、より具体的には、ほぼA4サイズ(210mm×297mm)の大きさ、或いはほぼB5サイズ(182mm×257mm)の大きさとすることが好ましい。A4サイズ(210mm×297mm)は、丁度ビジネス用バッグに入れることができる大きさであり、ビジネス用の他の書類ファイル等と均等な大きさとなり扱いやすくなる。また、B5サイズ(182mm×257mm)は女性用バッグにも入れることができる大きさであり、プライベート等で出かける際にも容易に持ち歩くことができる大きさとなる。また、スクリーンパネル2や脚パネル3の厚みは、携帯用として軽量化が図れ、且つ必要な強度を有する最小限の厚みに設定され、例えば合成樹脂パネルでは1〜2mm程度に設定され、とくにスクリーン用パネル2は脚パネル3に比べて厚くし、表面のスクリーン面の平面性を維持することが好ましい。
スクリーンパネル2や脚パネル3の素材は、たとえば(発泡)合成樹脂パネルや厚紙パネル、木材パネル、金属パネルなど、適宜な素材を用いることができ、これらを組み合わせた(積層した)ものも好ましい。たとえばスクリーンパネル2として、市販されている下敷きを使うことで安価なスクリーンができる。また、スクリーンパネル2としてポリプロピレン樹脂からなるパネルを使うことで、ホワイトボード用のマーカーで書いたり消したりでき、携帯型のホワイトボードとして兼用することも可能となる。本実施形態のスクリーンパネル3の表面には、後述するスクリーン用シート21が貼られている。また、ヒンジ部4は可撓性を有するシート状の素材の両端部をそれぞれスクリーンパネル2の端部や脚パネル3の端部に両面テープ等で接着して構成されるが、とくにその構成は限定されず、スクリーンパネル2と脚パネル3を互いに回動可能に連結する構造であれば、たとえばスクリーンパネル2と脚パネル3を単一部材で構成し、ヒンジ部4として切欠部を形成し、該切欠部を介して互いに回動できるようにしたものでもよい。
本実施形態におけるスクリーンパネル2は、パネル基板20の表面にスクリーン用シート21を貼設して構成されている。スクリーン用シート21は、従来から公知のスクリーン幕を広く用いることができ、たとえばポリウレタンやシリコン等の合成樹脂フィルム、繊維(織布など)を使用でき、その他、表面にエンボス状の凹凸を有する塩ビなどの建材シートを用いることも好ましい。パネル基板20は、上述のとおり(発泡)合成樹脂パネルなど適宜な素材を用いることができる。尚、本実施形態のスクリーンパネル2は、パネル基板20とスクリーン用シート21の2層以上の構造であるが、一枚のスクリーン用パネルで構成してもよいことは勿論である。また、スクリーン用シート21を貼設して構成するかわりに、表面に塗布・コーティングしてスクリーン幕を形成したものでもよい。
また、脚パネル3は、不使用状態P2において、図2に示すように該スクリーン用シート21を完全に覆うことのできるほぼ同一のサイズに構成されている。したがって、スクリーン用シート21が傷のつきやすいスクリーン幕で構成される場合にも、カバン等で持ち運ぶ収納姿勢P2では脚パネル3でその表面が完全に保護され、映像品質に影響するスクリーン面を保護する傷防止カバーとして機能する保護カバー兼用の脚パネルである。
図3はスクリーンパネル2を縦にして使用した使用状態を示しており、脚パネル3を裏面側に回して支持させた使用姿勢P1としてテーブル6上に載置し、使用者がいる手前側に同じく携帯型の小型プロジェクター5を載置し、スクリーン面に映像を映し出して使用している様子を示している。本実施形態の携帯型スクリーン1の場合、図3に示すように縦にした使用状態では、脚パネル3がスクリーンパネル2と略同一の大きさであり、図示したように側面視で二等辺三角形となり、スクリーン面が上を向いた姿勢となるが、図1(a)のように横にした使用状態ではスクリーン面が垂直となる。そこで、若干でもスクリーン面を上向けに設定したい場合は、脚パネル3における横方向に開いた使用姿勢P1で下側となる端縁部30をスクリーンパネル下端部23よりも上側の位置に突出するように傾斜形状または段差形状とすることも好ましい例である。携帯型の小型プロジェクター5は、近年提供されている51mm×105mm×17mmのサイズ(携帯電話と同等サイズ)の小型プロジェクターであり、このプロジェクター5の映像を映し出すには本実施形態のA4サイズのスクリーン面で十分である。
図4は、本実施形態の変形例を示しており、互いに対向する縦辺または横辺の端縁部22、22に、それぞれヒンジ部4を介して脚パネル3を同様に回動可能に枢支したものであり、本例では、スクリーンパネル2を横にした使用姿勢P1を作ることができる。この使用姿勢P1においては、脚パネル3、3でスクリーンパネル2の左右両側端部を支持するので、図1(a)に比べてより安定的に支持することができる。そして、収納姿勢では各脚パネル3が表側に回されてスクリーン面に重ねられ、本例では両脚パネル3、3の端部同士が接触または近接する状態に重ねられ、図1に示す場合と同様、スクリーン面が保護され、傷の付着を防止することが可能となる。尚、収納姿勢P2において、両脚パネル3、3の端部同士が互いに一部重なるようにしてもよい。
次に、図5〜7に基づき、本考案の第2実施形態について説明する。
本実施形態の携帯型スクリーン1は、脚パネル3をスクリーンパネル2の大きさに比べて小さく設定したものであり、スクリーンパネル2のスクリーン用シート21を保護する機能を有しておらず、より簡略化・コストダウンを図ったものである。本例は、スクリーン面に傷が付きにくく保護の必要がない場合に好適である。図5(a),(b)は、スクリーンパネル2の裏面2bの略中央部にヒンジ部4を介して脚パネル3を回動可能に設けたものである。図中(a)の例は、脚パネル3の糊しろ部分をスクリーンパネル2に粘着テープ等で取り付けるとともに、糊しろ部分と脚パネル本体部分の境界部分に切欠部などを設けてヒンジ部4として構成したものである。
また、図中(b)は、他の例であり、スクリーンパネルを2層以上のパネル構造体とし、脚パネル3を、スクリーンパネル2の裏面2b側の層2Lを切り起こして構成したものである。このようにスクリーンパネル2の裏面層2Lを切り起こして構成すれば、上記した糊しろ部分を接合したものに比べて強度がアップするとともに、製造時にも切り起こし用の切れ目を入れるだけですみ、自動化にも適する構造となる。裏面側の層2Lは、少なくとも最も裏面側の層を含んでいるものであり、中間層をさらに含むものでもよい。
また、図6は、同じく小さな脚パネル3を、スクリーンパネル2の端縁部にヒンジ部4を介して取り付けた変形例であり、図7は、図5(b)と同様、脚パネル3をスクリーンパネル2の裏面2b側の層2Lを切り起こして構成したものであり、とくに観音開き状に2つの脚パネル3を切り起こして使用できる変形例である。これら図5〜図7に示す第2実施形態においても、第1実施形態と同様、脚パネル3における横方向に開いた使用姿勢P1で下側となる端縁部30を、当該使用姿勢P1でスクリーンパネル2が裏面2b側に傾斜するようにスクリーンパネル下端部23よりも上側位置に突出するように傾斜形状または段差形状とすることが好ましい。また、第2実施形態はいずれもスクリーンパネル2を横にして使用する例を示しているが、縦にして使用できるように各脚パネル3を設けることも勿論できる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
(a),(b)は、それぞれ本考案の第1実施形態に係る携帯型スクリーンの使用姿勢を示す斜視図。 同じく携帯型スクリーンを収納姿勢に変更している様子を示す斜視図。 同じく携帯型スクリーンをテーブル上で縦にして使用している様子を示す説明図。 一対の脚パネルを設けた変形例を示す斜視図であり、(a)は使用姿勢、(b)は収納姿勢に変更している様子を示す。 (a)は本考案の第2実施形態に係る携帯型スクリーンをスクリーンパネル裏面側からみた斜視図、(b)はその変形例を示す同じく裏面側の斜視図。 同じく第2実施形態に係る携帯型スクリーンの他の変形例を示す裏面側の斜視図。 更に他の変形例を示す裏面側の斜視図。
符号の説明
P1 使用姿勢
P2 収納姿勢
1 携帯型スクリーン
2 スクリーンパネル
2L 層
2a 表面
2b 裏面
3 脚パネル
4 ヒンジ部
20 パネル基板
21 スクリーン用シート
22 端縁部
23 下端部
30 端縁部

Claims (4)

  1. 縦横の寸法が270mm×380mm以下に収まるサイズで、かつその表面がスクリーン面として構成されるスクリーンパネルと、
    前記スクリーンパネルの端縁部または裏面に、ヒンジ部を介して回動可能に設けられる脚パネルとを備え、
    前記脚パネルが前記スクリーンパネルの表面または裏面に重なった状態に閉じる収納姿勢と、前記脚パネルを前記スクリーンパネルの裏面側に開いて、該スクリーンパネルを立った状態に支持する使用姿勢とに姿勢変更可能に構成したことを特徴とする携帯型スクリーン。
  2. 前記スクリーンパネルを、パネル基板の表面にスクリーン用シートを貼設して構成するとともに、前記脚パネルを該スクリーン用シートを完全に覆うサイズに構成して、前記スクリーンパネルの一端縁部にヒンジ部を介して回動可能に設け、
    前記収納姿勢として、当該脚パネルをスクリーンパネルの表面に重なった状態に閉じることで、前記スクリーン用シートを該脚パネルで完全に覆う状態にして保護できるように構成し、且つ、前記使用姿勢として、該脚パネルを前記スクリーンパネルの裏面側に開いて、該スクリーンパネルを縦または横にして起立できるように構成した請求項1記載の携帯型スクリーン。
  3. 前記スクリーンパネルを2層以上のパネル構造体とし、前記脚パネルを、前記スクリーンパネルの裏面側の層を切り起こして構成してなる請求項1記載の携帯型スクリーン。
  4. 前記脚パネルにおける横方向に開いた使用姿勢で下側となる端縁部を、当該使用姿勢でスクリーンパネルが裏面側に傾斜するようにスクリーンパネル下端部よりも上側位置に突出するように傾斜形状または段差形状としてなる請求項1〜3の何れか1項に記載の携帯型スクリーン。
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