JPWO2008139833A1 - 携帯式卓上スクリーン及びプロジェクタユニット - Google Patents

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Abstract

ビジネスカバンにも収納可能なコンパクトな携帯式卓上スクリーンを提供する。携帯式卓上スクリーンは、平板状のスクリーン本体(1)とスタンド(2)とを備える。当該スタンドは、前記スクリーン本体の前面の下辺部に固定された固定部(21)と、当該固定部の上縁に折れ線(22)を介して連続する第1折り曲げ部(23)と、当該第1折り曲げ部に折れ線(24)を介して連続する第2折り曲げ部(25)と、当該第2折り曲げ部に折れ線(26)を介して連続する第3折り曲げ部(27)とを有する1枚のプレートで構成される。使用時は、前記第1折り曲げ部を下方に折り曲げ、前記第2折り曲げ部を後方に折り曲げ、さらに、前記第3折り曲げ部を上方に折り曲げて、当該第3折り曲げ部の端部を、前記スクリーン本体の背面に設けた係止部に係止する。不使用時は、展開した前記第1、第2及び第3折り曲げ部で前記スクリーン本体の前面を覆う。

Description

本発明は、持ち運び可能で、且つ、机等の卓上で使用できる携帯式卓上スクリーン及びこれを用いたプロジェクタユニットに関する。
従来、プロジェクタから投影される画像を映すスクリーン装置として、幕状のスクリーンと、スクリーンをロール状に巻回して収納する、巻き取り機構を内蔵する筒状のケースと、ケースから引き出されたスクリーンを伸張状態に保持する支柱部材とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−135527号公報
このスクリーン装置は、スクリーンをケース内に収納した状態で持ち運びでき、また、ケースを机等に載置した状態でスクリーンを引き出すことにより卓上で使用できる。
しかし、上記従来例のものは、ケースに巻き取り機構が内蔵されると共に支柱部材が付設されるため、持ち運び可能とはいっても嵩張り、通常のビジネスカバンに収納することはできない。従って、外出先で使用する場合は、ビジネスカバンの他にスクリーン装置を別途持ち運ばなければならず、不便である。
本発明は、以上の点に鑑み、ビジネスカバンにも収納可能としたコンパクトな携帯式卓上スクリーン及びこのスクリーンを用いたプロジェクタユニットを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本願の第1発明は、平板状のスクリーン本体と、スクリーン本体を起立姿勢に保持するスタンドとを備える携帯式の卓上スクリーンであって、スクリーン本体の起立姿勢で上下前後の方向性を規定して、スタンドは、スクリーン本体の前面の下辺部に固定される固定部と、固定部の上縁に第1の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第1折り曲げ部と、第1折り曲げ部に第2の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第2折り曲げ部と、第2折り曲げ部に第3の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第3折り曲げ部とを有する1枚のプレートで構成され、固定部に対し第1折り曲げ部を下方に折り曲げると共に、第1折り曲げ部に対し第2折り曲げ部を後方に折り曲げ、更に、第2折り曲げ部に対し第3折り曲げ部を上方に折り曲げた状態で、第3折り曲げ部の端部が着脱自在に係止される係止部がスクリーン本体の後面に設けられ、第3折り曲げ部の端部を係止部に係止させた状態では、第2折り曲げ部上にスクリーン本体の下辺の端縁が当接し、第2折り曲げ部がスクリーンを載置する面上に着座可能になることを特徴とする。
また、本願の第2発明は、平板状のスクリーン本体と、スクリーン本体を起立状態に保持するスタンドとを備える携帯式の卓上スクリーンであって、スクリーン本体の起立姿勢で上下前後の方向性を規定して、スタンドは、スクリーン本体の後面に固定される固定部と、固定部の下縁に第1の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第1折り曲げ部と、第1折り曲げ部に第2の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第2折り曲げ部と、第2折り曲げ部に第3の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第3折り曲げ部とを有する1枚のプレートで構成され、固定部に対し第1折り曲げ部を斜め後方に折り曲げると共に、第1折り曲げ部に対し第2折り曲げ部を前方に折り曲げ、更に、第2折り曲げ部に対し第3折り曲げ部を上方に折り曲げた状態で、第3折り曲げ部が着脱自在に係止される係止部がスクリーン本体の前面の下辺部に設けられ、第3折り曲げ部を係止部に係止させた状態では、第2折り曲げ部上にスクリーン本体の下辺の端縁が当接し、第2折り曲げ部がスクリーンを載置する面上に着座可能になることを特徴とする。
また、本願の第3発明は、プロジェクタとプロジェクタから投影される画像を映すスクリーンとから成るプロジェクタユニットであって、スクリーンは上記第1発明又は上記第2発明の携帯式卓上スクリーンで構成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、第3折り曲げ部の端部をスクリーン本体の後面の係止部に係止させた状態において、スクリーン本体の前側に第1の折れ線と第2の折れ線と第2折り曲げ部に対するスクリーン本体の端縁の当接箇所とを結ぶ側面視三角形の擬似トラス構造が形成されると共に、スクリーン本体の後側にも第2折り曲げ部に対するスクリーン本体の当接箇所と第3の折れ線と係止部とを結ぶ側面視三角形の擬似トラス構造が形成される。そのため、スクリーン本体が前後に倒れることなく起立姿勢にしっかりと保持される。
そして、第1発明のスクリーンの不使用時には、係止部に対する第3折り曲げ部の係止を解除した後、第1乃至第3折り曲げ部を展開した状態でスクリーン本体の前面に重ねることにより、スタンドをスクリーン本体から出っ張らない薄くコンパクトな収納状態に変形させることができる。従って、この状態で通常のビジネスカバンにスクリーンを無理なく収納することができ、持ち運びが便利になる。
ここで、第1発明において、スタンドは、係止部に対する第3折り曲げ部の係止を解除し、第1乃至第3折り曲げ部を展開した状態でスクリーン本体の前面に重ねたときに、スクリーン本体の前面全体がスタンドで覆われるように形成されていることが望ましい。これによれば、スクリーンの持ち運び時にスタンドが保護カバーとして機能し、スクリーン本体の前面に傷や汚れが付くことを防止できる。尚、スクリーン本体の前面の下辺部はこれに固定するスタンドの固定部で覆われるから、展開状態の第1乃至第3折り曲げ部の大きさをスクリーン本体の前面の下辺部以外の部分の大きさに等しくすれば、スクリーン本体の前面全体がスタンドで覆われる。
また、第1発明においては、スクリーン本体の前面にその左右の側辺部及び上辺部に亘って固定される保護枠部を備え、スタンドは、係止部に対する第3折り曲げ部の係止を解除し、第1乃至第3折り曲げ部を展開した状態でスクリーン本体の前面に重ねたときに、保護枠部の内側のスクリーン本体の前面全体がこれら第1乃至第3折り曲げ部で覆われるように形成されていることが望ましい。この場合にも、スクリーンの持ち運び時にスタンドが保護カバーとして機能し、スクリーン本体の前面に傷や汚れが付くことを防止できる。更に、使用中にスクリーンが前方に押し倒されても、スクリーンを載置する面に当接するのは保護枠部となるため、スクリーン本体の前面の傷付きや汚れを防止することが可能となる。
また、このように保護枠部を設ける場合には、スクリーン本体の前面下辺部に固定されるスタンドの固定部に保護枠部が一体に形成され、第1乃至第3折り曲げ部の部分は保護枠部の内側の打ち抜き部分で構成されることが望ましい。これによれば、部品点数を削減できると共に、第1乃至第3折り曲げ部が本来スクラップとなる保護枠部の内側の打ち抜き部で構成されるため、材料が無駄にならずコストダウンを図ることができる。
また、第1発明においては、第2折り曲げ部に、スクリーン本体の下辺の端縁が係合自在な係合部が形成されていることが望ましい。これによれば、スクリーン本体の下辺の端縁の位置は、当該端縁が係合部に係合するため、使用中にスクリーン本体が押されてもずれない。従って、上述したスクリーン本体の前側と後側のトラス構造の形が崩れず、スクリーン本体を起立姿勢に確実に保持できる。
ここで、係合部は、第2折り曲げ部に第2の折れ線と第3の折れ線との対向方向の間隔を存して複数形成されていることが望ましい。これによれば、スクリーン本体の下辺の端縁を前後方向(使用状態において第2の折れ線と第3の折れ線との対向方向は前後方向になる)に異なる位置の係合部に選択的に係合させて、スクリーン本体の起立角度を変更することができる。
また、第1発明において、スクリーン本体の後面の係止部は、第3折り曲げ部の端部を挿入自在な下向きに開口する凹状に形成されていることが望ましい。
また、第1発明において、スタンドを構成するプレートは弾力的に撓み得る弾性板であることが望ましい。これによれば、使用時にスクリーン本体が後方や前方に押されたとき、第3折り曲げ部や第1折り曲げ部が弾力的に撓んで、この撓みにより押し力が吸収され、スクリーンが倒れることを有効に防止できる。また、第2折り曲げ部に上記の如く複数の係合部を形成して、スクリーン本体の起立角度を変更可能とする場合、起立角度の変更により係止部と第3折れ線との間の距離が変化する。スタンドが剛性板で構成されている場合は、係止部と第3折れ線との間の距離の変化に合わせて係止部の位置を調節可能にすることが必要になる。一方、スタンドが弾性板で構成されている場合には、係止部と第3折れ線との間の距離の変化を第3折り曲げ部の撓みで吸収することができ、係止部の位置調節機構が不要になる。更に、係止部を上記の如く凹状に形成する場合、スタンドが弾性板で構成されていれば、係止部に挿入される第3折り曲げ部の端部が第3折り曲げ部の撓みにより係止部の内面に弾力的に圧接し、係止部にしっかりと係止される。
上記第2発明によれば、第3折り曲げ部をスクリーン本体の前面下辺部の係止部に係止させた状態において、第1の折れ線と第2の折れ線と第3の折れ線とを結ぶ側面視三角形の疑似トラス構造が形成される。そのため、スクリーン本体が前後に倒れることなく起立姿勢にしっかりと保持される。
そして、第2発明のスクリーンの不使用時には、係止部に対する第3折り曲げ部の係止を解除した後、第1折り曲げ部の後面に第2折り曲げ部及び第3折り曲げ部を折り重ねた状態で第1折り曲げ部をスクリーン本体の後面に重ね、或いは、第1折り曲げ部をスクリーン本体の後面に重ねると共に、第2折り曲げ部を第1折り曲げ部との間にスクリーン本体を挟んだ状態で上方に折り曲げて、第2折り曲げ部及び第3折り曲げ部をスクリーン本体の前面に重ねることにより、スタンドをスクリーン本体から出っ張らない薄くコンパクトな収納状態に変形させることができる。従って、この状態で通常のビジネスカバンにスクリーンを無理なく収納することができ、持ち運びが便利になる。
尚、第2の折れ線がスクリーン本体の厚さ分の間隔を存して形成した2重の折れ線で構成されていれば、スクリーン本体の厚みとほぼ同じ幅またはそれより若干広い幅を有する形で折れ線が構成されるため、スクリーン本体を挟み込んだときに第2折り曲げ部や第1折り曲げ部を痛めることなく、上方に無理なく折り曲げることが可能となる。また、第2折り曲げ部をスクリーン本体の前面に重ねた状態で、使用時に第3折り曲げ部が係止されるスクリーン本体の前面下辺部の係止部に第2折り曲げ部が着脱自在に係止されるようにすれば、収納状態のスタンドが勝手に開くことを防止できる。
また、第2発明においては、第2折り曲げ部に、第3折り曲げ部を係止部に係止させた状態で第3の折れ線より前方に張り出す舌片状の張り出し部が設けられていることが望ましい。これによれば、スタンド本体が前方に押されても、張り出し部が支えとなって、スタンドが前方に倒れることを防止できる。
また、第2発明においては、スクリーン本体の前面にその下辺部、左右の側辺部及び上辺部に亘って固定される額縁状の保護枠部を備え、保護枠部の下辺部分に前記係止部が設けられていることが望ましい。これによれば、使用中にスクリーンが前方に押し倒されても、スクリーンを載置する面に当接するのは保護枠部になり、スクリーン本体の前面に傷や汚れが付くことを防止できる。更に、係止部をスクリーン本体の前面に直に設ける場合と異なり、係止部に対する第3折り曲げ部の着脱作業時にスクリーン本体の前面に傷を付けることも可及的に防止できる。
本発明によれば、ビジネスカバンにも収納可能としたコンパクトな携帯式卓上スクリーン及びこのスクリーンを用いたプロジェクタユニットが提供される。
(a)本発明の第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの使用時の状態を示す斜視図、(b)第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの不使用時の状態を示す斜視図。 スクリーン本体の構造を示す模式的断面図。 (a)図1(a)のIII−III線で切断した第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図、(b)スクリーン本体の起立角度を変更した状態を示す第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図。 (a)第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図の他の例、(b)スクリーン本体の起立角度を変更した状態を示す第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図の他の例。 プロジェクタユニットのスクリーンとして第1実施形態の携帯式卓上スクリーンを使用した状態を示す斜視図。 本発明の第2実施形態の携帯式卓上スクリーンの使用時の状態を示す斜視図。 (a)図5のVI−VI線で切断した第2実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図、(b)第2実施形態の携帯式卓上スクリーンの不使用時の断面図。 (a)第2実施形態の他の携帯式卓上スクリーンの部分断面図、(b)折りたたんだ状態を示す第2実施形態の他の携帯式卓上スクリーンの部分断面図。 第2実施形態の他の携帯式卓上スクリーンの部分断面図。
符号の説明
A,A´ 携帯式卓上スクリーン
B プロジェクタ
1,1´ スクリーン本体
2,2´ スタンド
21,21´ 固定部
22,22´ 第1の折れ線
23,23´ 第1折り曲げ部
24,24´ 第2の折れ線
25,25´ 第2折り曲げ部
25a 係合部
25a´ 張り出し部
26,26´ 第3の折れ線
27,27´ 第3折り曲げ部
3,3´ 保護枠部
4,4´ 係止部



図1(a)は、本発明の第1実施形態の携帯式卓上スクリーンAの使用時の状態を示した斜視図である。このスクリーンAは、平板状のスクリーン本体1と、スクリーン本体1を起立姿勢に保持するスタンド2とを備えている。以下、スクリーン本体1の起立姿勢で上下前後の方向性を規定して、スクリーンの詳細を説明する。
スクリーン本体1は、プロジェクタ等の光源から出射される画像光等を反射して映し出すスクリーンであれば特に制限はない。本実施形態のスクリーン本体1の構成を図2に示す。スクリーン本体1は、光源から遠い順に、基板11と、基板11の前面に接着剤12を介して積層したベースフィルム13と、ベースフィルム13の前面に接着剤14を介して積層したアルミ箔等から成る反射層15と、反射層15の前面に接着剤16を介して積層したポリプロピレンフィルム等から成る拡散層17とで構成される。尚、画像光のコントラストを向上させるために、反射層15と拡散層17との間の接着剤16には、映像光以外の光(いわゆる外光)を低減させるために、例えば黒色染料等の光吸収剤を適宜加えることができる。本実施形態では、スクリーン本体1のトップゲイン(白色板に光を照射した際の該白色板における輝度(cd/m)を1とした場合の比の最大値)が1.5以上になるようにしている。
スタンド2は、スクリーン本体1の前面の下辺部に接着剤等で固定される固定部21と、固定部21の上縁に第1の折れ線22を介して折曲げ自在に連続する第1折り曲げ部23と、第1折り曲げ部23に第2の折れ線24を介して折曲げ自在に連続する第2折り曲げ部25と、第2折り曲げ部25に第3の折れ線26を介して折曲げ自在に連続する第3折り曲げ部27とを有する1枚のプレートで構成される。尚、このプレートは弾力的に撓み得る弾性板であり、ポリプロピレン等で形成される。
また、スタンド2の固定部21には、スクリーン本体1の前面にその左右の側辺部及び上辺部に亘って接着剤等で固定される保護枠部3が一体に形成されている。これにより、スクリーンAが使用中に前方に押し倒されても、スクリーンAを載置する面に当接するのは保護枠部3となるため、スクリーン本体1の前面の傷付きや汚れを防止することが可能となる。また、スタンド2の第1乃至第3折り曲げ部23,25,27の部分は、保護枠部3の内側の打ち抜き部分で構成されている。これにより、本来スクラップとなる保護枠部3の内側の打ち抜き部で第1乃至第3折り曲げ部23,25,27を構成することにより、材料が無駄にならずコストダウンを図ることが可能となる。
図1(b)は、携帯式卓上スクリーンAの不使用時の状態を示した斜視図である。スクリーンAの不使用時には、当該打ち抜き部である第1乃至第3折り曲げ部23,25,27が展開状態で保護枠部3に嵌め込まれる。これにより、スクリーンAの不使用時や持ち運び時にスタンド2が保護カバーとして機能し、スクリーン本体1の前面に傷や汚れが付くのを防止することが可能となる。また、スタンド2はスクリーン本体1から出っ張らず、薄くてコンパクトに収納可能な状態に変形させることができる。これにより、スクリーンAはビジネスカバンに無理なく収納することができ、持ち運びが便利になる。
なお、第3折り曲げ部27の端部中央にはストラップ28が取付けられていてもよい。これにより第1乃至第3折り曲げ部23,25,27を保護枠部3から容易に引き出すことが可能となる。また、スタンド2の固定部21と保護枠部3とを別体とすることも可能である。
図3(a)は、図1(a)のIII−III線で切断した携帯式卓上スクリーンAの断面図であり、図3(b)は、スクリーン本体1の起立角度を変更した状態を示す携帯式卓上スクリーンAの断面図である。スクリーン本体1の後面の中間部には、下向きに開口した凹状を形成する形で係止部4が設けられている。以下、図3(a)及び(b)に示すスクリーンAを起立姿勢状態にするための手順について説明する。
まず、第1乃至第3折り曲げ部23,25,27を保護枠部3から引き出した後、固定部21に対し第1折り曲げ部23を下方(正確には斜め前下方)に折り曲げると共に、第1折り曲げ部23に対し第2折り曲げ部25を後方に折り曲げる。更に、第2折り曲げ部25に対し第3折り曲げ部27を上方(正確には斜め前上方)に折り曲げる。次に、上方に折り曲げられた第3折り曲げ部27の端部を前記係止部4に下方から挿入係止することにより、スタンド2を組み立て、スクリーンAは起立可能な状態となる。
ここで、スタンド2の組み立て状態では、第2折り曲げ部25上にスクリーン本体1の下辺の端縁が当接する。そして、スクリーン本体1の前側に第1の折れ線22と第2の折れ線24と第2折り曲げ部25に対するスクリーン本体1の当接箇所とを結ぶ側面視三角形の擬似トラス構造が形成されると共に、スクリーン本体1の後側にも第2折り曲げ部25に対するスクリーン本体1の当接箇所と第3の折れ線26と係止部4とを結ぶ側面視三角形の擬似トラス構造が形成される。これにより、スクリーン本体1が前後に倒れることなく起立姿勢をしっかりと保持することが可能となる。さらに、前記疑似トラス構造の面積は、前記疑似トラス構造の面積よりも大きくすることが好ましい。これにより、スクリーン本体1における後方転倒防止機能が向上する。
また、第2折り曲げ部25とスクリーン本体1の下辺の端縁とは固定されていてもよい。これにより、スクリーン本体1が前後に移動することを防止することが可能となる。本実施形態では、第2折り曲げ部25に、横方向に長孔から成る係合部25aを形成している。また、スクリーン本体1の下辺の端縁には係合部25aに対応する凸部1aを形成する。この係合部25aに凸部1aを係合させることにより、使用中にスクリーン本体1が押されてもずれが生じず、スクリーン本体1を起立姿勢に確実に保持できる。さらに本実施形態によれば、第2折り曲げ部25とスクリーン本体1の下辺の端縁とを脱着自在に固定することが可能となる。
図4(a)は、第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図の他の例であり、図4(b)は、スクリーン本体の起立角度を変更した状態を示す第1実施形態の携帯式卓上スクリーンの断面図の他の例である。これらの図に示すように、第2折り曲げ部25に、横方向に長手のバーリング孔から成る係合部251a,251bを形成し、スクリーン本体1の下辺の端縁を凸部1aにおいて係合部251a,251bを係合させてもよい。
また、図示は省略するが、第2折り曲げ部25の断面厚さが剛性を有する程度に肉厚であれば、第2折り曲げ部25に凹溝状の係合部を形成して、これにスクリーン本体1の下辺の端縁を係合させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、第2折り曲げ部25に、第2の折れ線24と第3の折れ線26との対向方向の間隔をおいて所定の間隔で係合部25a、25bを2個形成している。具体的には、図3(a)は、スクリーン本体1の下辺の端縁を係合部25aに係合させたときの断面図であり、スクリーン本体1が直立した起立姿勢状態となる。これに対して、図3(b)は、スクリーン本体1の下辺の端縁を係合部25bに係合させたときの断面図であり、スクリーン本体1が若干後傾した起立姿勢となる。これにより、使用状態によりスクリーン本体の角度を調節させることが可能となる。例えばスクリーン本体1を後傾させた場合は、映像光を後傾角度分だけ上向きに反射させることが可能となるため、目線の高い位置でも投影画像が見やすくなる。尚、前記係合部は、必要に応じて2個以上形成してもよい。
尚、このようにスタンド本体1の起立角度を変更すると、第3の折れ線26と係止部4との間の距離が変化する。本実施形態では、スタンド2が弾性板で構成されているため、第3の折れ線26と係止部4との間の距離変化を第3折り曲げ部27の撓みで吸収することができる。従って、第3の折れ線26と係止部4との間の距離変化に合わせて係止部4の位置を調節する位置調節機構が不要になる。
また、第3折り曲げ部27の端部を係止部4に挿入係止すると、スクリーン本体1と第3折り曲げ部27との角度差に起因する第3折り曲げ部27の撓みを生ずる。そして、この撓み反力により、第3折り曲げ部27の端部が係止部4の内面に弾力的に圧接して、係止部4にしっかりと係止される。更に、使用中にスクリーン本体1が後方や前方に押されたとき、第3折り曲げ部27や第1折り曲げ部23が弾力的に撓んで、この撓みにより押し力が吸収され、スクリーンAが倒れることを有効に防止することができる。
図5は、プロジェクタユニットのスクリーンとして第1実施形態の携帯式卓上スクリーンを使用した状態を示す斜視図である。机T上には、プロジェクタBと、プロジェクタBに画像データを送信するためのパソコンCが接続される。ユーザPの操作により、パソコンCに内蔵する画像データがプロジェクタBに送信される。プロジェクタBは画像データを映像化してスクリーン本体1の前面に投影する。このプロジェクタBとスクリーンAとで本発明のプロジェクタユニットが構成される。
以上、本発明の第1実施形態の携帯式卓上スクリーンAについて説明したが、以下のように構成することも可能である。例えば、保護枠部3を省略し、展開状態の第1乃至第3折り曲げ部23,25,27の大きさをスクリーン本体1の前面の下辺部(スタンド2の固定部21に重なる部分)以外の部分の大きさに等しくして、スクリーン本体1の前面全体がスタンド2で覆われるようにしてもよい。但し、第1実施形態のように保護枠部3を設けた方がスクリーンAの使用中の転倒でスクリーン本体1の前面に傷や汚れが付くことを防止でき、有利である。
また、第1乃至第3折り曲げ部23,25,27のスクリーン本体1の前面に対する接触面に、スクリーン本体1に傷を付けにくいポリエステル、フリース素材、合成スエード等の材質の被覆層を設けてもよい。この場合、スクリーンAの使用時に第2折り曲げ部25が被覆層で机Tに接触することになる。被覆層を上記材質にすれば、机Tとの摩擦係数が大きくなり、スクリーンAを滑り難くすることもできる。
また、係止部4をベルベットファスナとすることも可能である。これによれば、係止部4を簡単で安価に取り付けることができる。尚、通常のビジネスカバンに収納できるように、スクリーンAはA3サイズ以下の大きさにすることが望ましい。
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第2実施形態の携帯式卓上スクリーンA´について説明する。
図6は、第2実施形態の携帯式卓上スクリーンA´の使用時の状態を示す斜視図である。このスクリーンA´は、平板状のスクリーン本体1´と、スクリーン本体1´を起立姿勢に保持するスタンド2´とを備えている。
スクリーン本体1´の構造は上記第1実施形態のスクリーン本体1と同一の構造である。スクリーン本体1´の前面には、その上辺部、下辺部、及び左右の側辺部に亘って額縁状の保護枠部3´が接着剤等で固定されている。
スタンド2´は、スクリーン本体1´の後面の中間部に接着剤等で固定される固定部21´と、固定部21´の下縁に第1の折れ線22´を介して折り曲げ自在に連続する第1折り曲げ部23´と、第1折り曲げ部23´に第2の折れ線24´を介して折り曲げ自在に連続する第2折り曲げ部25´と、第2折り曲げ部25´に第3の折れ線26´を介して折り曲げ自在に連続する第3折り曲げ部27´とを有する1枚のプレートで構成される。尚、本実施形態における第2の折れ線24´は、スクリーン本体1の厚さ分の間隔を存して形成した2重の折れ線24a´,24b´で構成される。
図7(a)は、図5のVI−VI線で切断した第2実施形態の携帯式卓上スクリーンA´の断面図である。固定部21´に対し第1折り曲げ部23´を斜め後方に折り曲げると共に、第1折り曲げ部23´に対し第2折り曲げ部25´を前方に折り曲げ、更に、第2折り曲げ部25´に対し第3折り曲げ部27´を上方に折り曲げる。ここで、保護枠部3の下辺部分には、ベルベットファスナから成る係止部4´が設けられている。そして、上方に折り曲げた第3折り曲げ部27´に取り付けたベルベットファスナ用の植毛部27a´を係止部4´に係止し、スタンド2´の組み立てを行う。そして、スタンド2´の組み立て後、スクリーンA´を図4に示す机Tの上面に第2折り曲げ部25´において着座させる。
スタンド2´の組み立て状態では、第2折り曲げ部25´とスクリーン本体1´の下辺の端縁が当接する。そして、第1の折れ線22´と第2の折れ線24´と第3の折れ線26´とを結ぶ側面視三角形のトラス構造が形成される。これにより、スクリーン本体1´が後に倒れることなく起立姿勢を保持することが可能となる。
また、第2折り曲げ部25´には、第3折り曲げ部27´を係止部4´に係止させた状態で第3の折れ線26´より前方に張り出す舌片状の張り出し部25a´が第3折り曲げ部27´の左右両側に位置させて一対に設けられている。これにより、スタンド本体1´が前方に押されても、張り出し部25a´が支えとなって、スクリーンA´が前方に倒れることを防止することが可能となる。
図7(b)は、第2実施形態の携帯式卓上スクリーンA´の不使用時の断面図である。図7(a)のスクリーンA´の使用状態(起立姿勢状態)から図7(b)の不使用状態へは、以下の手順により行う。
まず、係止部4´に対する第3折り曲げ部27´の係止を解除する。次に、第1折り曲げ部23´をスクリーン本体1´の後面に重ねると共に、前記第1折り曲げ部23´と第2折り曲げ部25´との間にスクリーン本体1´が挟み込まれた状態となるように、第2折り曲げ部25´を上方に引き上げながら、折り曲げる。ここで、第2折れ線24´は、図7(b)に示すようにスクリーン本体1の厚みとほぼ同じ幅またはそれより若干広い幅を有する形で折れ線24a´,24b´が構成されるため、スクリーン本体1´を挟み込んだときに第2折り曲げ部25´や第1折り曲げ部23´を痛めることなく、上方に無理なく折り曲げることが可能となる。
ここで、第2折り曲げ部25´には、所定の位置にベルベットファスナ用の植毛部25b´が設けられている。そして、上方に折り曲げた第2折り曲げ部25´はこの植毛部25b´において係止部4´によって係止される。これにより、スタンド2´はスクリーン本体1´と重ね合わされた状態となるため、薄くてコンパクトに収納可能な状態とすることができる。また、スクリーンA´は、ビジネスカバンに無理なく収納することができ、持ち運びが便利である。尚、スクリーンA´は、通常のビジネスカバンに収納できるように、スクリーン本体1´をA3以下の大きさにすることが望ましい。
また、第2折り曲げ部25´に植毛部25b´を設けると、スクリーンA´の使用時に、スクリーン本体1´の下辺の端縁が植毛部25b´と第3折り曲げ部27´との間に挟まれる。そのため、スクリーン本体1´の下辺の端縁の位置ずれが防止され、スクリーン本体1´の支持の安定性が向上する。
また、保護枠部3´を省略して、スクリーン本体1´の前面下辺部に係止部4´を直接設けることも可能である。
以上、本発明の第2実施形態の携帯式卓上スクリーンA´について説明したが、以下のように構成することも可能である。例えば、係止部4´を膨大頭部を有する突起で構成し、第3折り曲げ部27´や第2折り曲げ部25´をこれに形成した孔で突起に係止するようにしてもよい。図8(a)は、上記構成の携帯式卓上スクリーンの部分断面図であり、図8(b)は、その折りたたんだ状態を示す携帯式卓上スクリーンの部分断面図である。これらの図においては、係止部4´が膨大頭部4a´を有する突起で構成されている。スクリーンA´を使用する際には、第3折り曲げ部27´に形成した孔25c´で第3折り曲げ部27´を係止部4´に係止する。一方、第2折り曲げ部25´に形成した孔25d´で第3折り曲げ部27´や第2折り曲げ部25´を係止部4´に係止することにより、スクリーンA´を折りたたんだ状態にすることができる。
また、スクリーンA´の不使用時に、係止部4´に対する第3折り曲げ部27´の係止を解除した後、第2と第3の折り曲げ部25´,27´を第1折り曲げ部23´の後面に重ね合わせた状態で第1折り曲げ部23´をスクリーン本体1´の後面に重ねることにより、スタンド2´を収納状態に変形させることも可能である。但し、この場合には、収納状態のスタンド2´が開かないようにこれを押える手段が必要になる。これに対し、上記第2実施形態では、スタンド2´の収納状態で第2折り曲げ部25´が係止部4´に係止されるため、別途の押え手段を用いずに収納状態のスタンド2´が開くことを防止でき、有利である。
図9は、第2実施形態の携帯式卓上スクリーンの部分断面図の他の例である。この図に示すように、第3折り曲げ部27´の端部に折り代27b´を設け、この折り代27b´を下方に折り曲げた状態で係止部4´に係止することも可能である。この場合、第3の折れ線26´を上記第2実施形態の張り出し部25a´の先端と同等の位置にすれば、第3折り曲げ部27´が第3の折れ線26´から係止部4´の上端に向けて斜め後上方にのび、折り代27b´において係止部4´に係止されることになる。これによれば、スクリーン本体1´の前側に折り代27b´の折れ線27c´と第3の折れ線26´と第2折り曲げ部25´に対するスクリーン本体1´の当接箇所とを結ぶ側面視三角形の擬似トラス構造が形成され、スクリーン本体1´の支持剛性が向上する。
また、上記第1と第2の実施形態において、スクリーン本体1,1´の上辺部に吊り手を設けてもよい。これによれば、吊り手を把持してスクリーンA,A´を単独で持ち運ぶこともできるようになる。

Claims (13)

  1. 平板状のスクリーン本体と、スクリーン本体を起立姿勢に保持するスタンドとを備える携帯式の卓上スクリーンであって、
    スクリーン本体の起立姿勢で上下前後の方向性を規定して、
    スタンドは、スクリーン本体の前面の下辺部に固定される固定部と、固定部の上縁に第1の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第1折り曲げ部と、第1折り曲げ部に第2の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第2折り曲げ部と、第2折り曲げ部に第3の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第3折り曲げ部とを有する1枚のプレートで構成され、
    固定部に対し第1折り曲げ部を下方に折り曲げると共に、第1折り曲げ部に対し第2折り曲げ部を後方に折り曲げ、更に、第2折り曲げ部に対し第3折り曲げ部を上方に折り曲げた状態で、第3折り曲げ部の端部が着脱自在に係止される係止部がスクリーン本体の後面に設けられ、
    第3折り曲げ部の端部を係止部に係止させた状態では、第2折り曲げ部上にスクリーン本体の下辺の端縁が当接し、第2折り曲げ部がスクリーンを載置する面上に着座可能になることを特徴とする携帯式卓上スクリーン。
  2. 前記スタンドは、前記係止部に対する前記第3折り曲げ部の係止を解除し、前記第1乃至第3折り曲げ部を展開した状態で前記スクリーン本体の前面に重ねたときに、スクリーン本体の前面全体が前記スタンドで覆われるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯式卓上スクリーン。
  3. 前記スクリーン本体の前面にその左右の側辺部及び上辺部に亘って固定される保護枠部を備え、前記スタンドは、前記係止部に対する前記第3折り曲げ部の係止を解除し、前記第1乃至第3折り曲げ部を展開した状態で前記スクリーン本体の前面に重ねたときに、保護枠部の内側のスクリーン本体の前面全体がこれら第1乃至第3折り曲げ部で覆われるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯式卓上スクリーン。
  4. 前記スタンドの前記固定部に前記保護枠部が一体に形成され、前記第1乃至第3折り曲げ部の部分は保護枠部の内側の打ち抜き部分で構成されることを特徴とする請求項3記載の携帯式卓上スクリーン。
  5. 前記第2折り曲げ部に、前記スクリーン本体の下辺の端縁が係合自在な係合部が形成されていること特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の携帯式卓上スクリーン。
  6. 前記第2折り曲げ部に、前記係合部が前記第2の折れ線と前記第3の折れ線との対向方向の間隔を存して複数形成されていることを特徴とする請求項5記載の携帯式卓上スクリーン。
  7. 前記スクリーン本体の後面の前記係止部は、前記第3折り曲げ部の端部を挿入自在な下向きに開口する凹状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の携帯式卓上スクリーン。
  8. 前記スタンドを構成するプレートは弾力的に撓み得る弾性板であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項記載の携帯式卓上スクリーン。
  9. 平板状のスクリーン本体と、スクリーン本体を起立状態に保持するスタンドとを備える携帯式の卓上スクリーンであって、
    スクリーン本体の起立姿勢で上下前後の方向性を規定して、
    スタンドは、スクリーン本体の後面に固定される固定部と、固定部の下縁に第1の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第1折り曲げ部と、第1折り曲げ部に第2の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第2折り曲げ部と、第2折り曲げ部に第3の折れ線を介して折り曲げ自在に連続する第3折り曲げ部とを有する1枚のプレートで構成され、
    固定部に対し第1折り曲げ部を斜め後方に折り曲げると共に、第1折り曲げ部に対し第2折り曲げ部を前方に折り曲げ、更に、第2折り曲げ部に対し第3折り曲げ部を上方に折り曲げた状態で、第3折り曲げ部が着脱自在に係止される係止部がスクリーン本体の前面の下辺部に設けられ、
    第3折り曲げ部を係止部に係止させた状態では、第2折り曲げ部上にスクリーン本体の下辺の端縁が当接し、第2折り曲げ部がスクリーンを載置する面上に着座可能になることを特徴とする携帯式卓上スクリーン。
  10. 前記第2の折れ線は、前記スクリーン本体の厚さ分の間隔を存して形成した2重の折れ線で構成され、前記スタンドは、前記係止部に対する前記第3折り曲げ部の係止を解除した状態で、前記第1折り曲げ部を前記スクリーン本体の後面に重ねると共に、前記第2折り曲げ部を第1折り曲げ部との間にスクリーン本体を挟んだ状態で上方に折り曲げることにより、第2折り曲げ部が前記係止部に着脱自在に係止されるように構成されることを特徴とする請求項9記載の携帯式卓上スクリーン。
  11. 前記第2折り曲げ部に、前記第3折り曲げ部を前記係止部に係止させた状態で前記第3の折れ線より前方に張り出す舌片状の張り出し部が設けられていることを特徴とする請求項9又は10記載の携帯式卓上スクリーン。
  12. 前記スクリーン本体の前面にその下辺部、左右の側辺部及び上辺部に亘って固定される額縁状の保護枠部を備え、保護枠部の下辺部分に前記係止部が設けられていることを特徴とする請求項9〜11の何れか1項記載の携帯式卓上スクリーン。
  13. プロジェクタとプロジェクタから投影される画像を映すスクリーンとから成るプロジェクタユニットであって、スクリーンは請求項1〜12の何れか1項記載の携帯式卓上スクリーンで構成されることを特徴とするプロジェクタユニット。
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