JP2968512B2 - 電子機器の保護構造 - Google Patents

電子機器の保護構造

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JP2968512B2
JP2968512B2 JP8216198A JP8216198A JP2968512B2 JP 2968512 B2 JP2968512 B2 JP 2968512B2 JP 8216198 A JP8216198 A JP 8216198A JP 8216198 A JP8216198 A JP 8216198A JP 2968512 B2 JP2968512 B2 JP 2968512B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の外表、
特に表示部などの被保護部を保護する電子機器の保護構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯用の電子機器の場合には、運
搬時における衝突や、塵埃などから、外表に表出する表
示部や各種操作部などの被保護部を保護する必要があ
る。このため、従来では、硬質の保護カバーによって、
上記被保護部を覆うことによりその保護を行っている。
具体的に、例えば被保護部が表示部で有る場合、保護カ
バーを蓋状に構成し、表示部あるいは表示部のある面全
体を覆っている。そして、電子機器の使用時には、この
保護カバーを取り外している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子機器の保護構造では、電子機器の使用時に
は、全く不必要となるために、取り外した保護カバーが
邪魔になるという問題がある。特に、上述のように表示
部のある面全体を覆うように保護カバーを構成すると、
保護カバー自体の大きさが大きくなり、保護カバーを所
持することが電子機器の使用時での問題とされる。
【0004】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、被保護部を的確に保護するとともに、電子機器の使
用時に邪魔にならないように適宜利用所持することがで
きる電子機器の保護構造を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子機
器の保護構造は、一対の板体3A,3Bが折畳自在とな
るようにそれぞれの一端縁3Aa、3Baで枢着された
保護部材3と、電子機器1の正面側に配された被保護部
2の側部において該被保護部2を間に介在するように対
向して配設され、前記板体3A,3Bのそれぞれの他端
縁3Ab,3Bbを挿入する凹溝6を有し、一葉に拡張
された前記保護部材3を係止するための第一の係止部5
と、前記電子機器1の背面側に配設され、電子機器1の
使用時における左右方向に沿って、前記板体3A,3B
のそれぞれの他端縁3Ab,3Bbを挿入する凹溝10
を上下に複数列併設した第三の係止部9と、前記電子機
器1の背面側に配された前記第三の係止部9の側部にお
いて前記第三の係止部9を間に介在するように対向して
配設され、前記板体3A,3Bのそれぞれの他端縁3A
b,3Bbを挿入する凹溝8を有し、一葉に拡張された
前記保護部材3を係止するための第二の係止部7とを備
え、前記保護部材3は、前記第一の係止部5に対して装
着される状態と、前記第二の係止部7に対して装着され
る状態と、傾斜脚として前記第三の係止部9に対して装
着され前記電子機器1を所望角度で係止する状態の3つ
の状態をとりうることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は電子機器の保護構
造の実施の形態を示す正面側の斜視図、図2は同電子機
器の保護構造の実施の形態を示す背面側の斜視図、図3
(a)、(b)は同電子機器の保護構造の使用態様を示
す平面図、図4(a),(b)は同電子機器の保護構造
の他の使用態様を示す側面図である。
【0007】本実施の形態における電子機器の保護構造
は、主として、電子機器1における被保護部2である表
示部、操作部(表示部がタッチパネルとされて操作部を
備えている場合もある)などを保護するためのものであ
る。
【0008】上記被保護部2を保護するための保護部材
3は、図1に示すように、硬質なる一対の板体3A、3
Bによって構成されている。これらの板体3A、3B
は、略同一の矩形状をなし、それぞれの一端縁3Aa、
3Baが枢着されることにより、互いに面で接触する如
く折り畳まれるようになっている。各板体3A、3Bに
おける枢着構造は、この実施の形態では、板体3A、3
Bのそれぞれの一端縁3Aa、3Baが互いの凹凸を以
て組接されるとともに、組接部分に枢軸4を介設させる
ことでなし得ている。その他、枢着構造として、別の蝶
番(不図示)を以て各板体3A、3Bの一端縁3Aa、
3Baを接続してもよい。また、保護部材3は、各板体
3A、3Bを一葉となるように拡張した際に、電子機器
1側の被保護部2を覆う如く大きさ(面積)をなす。さ
らに、保護部材3は、枢着部分にバネ部材などの付勢手
段(不図示)を有して、各板体3A、3Bが互いに面で
接して折り畳まれるように付勢されているとよい。
【0009】被保護部2を有した電子機器1側には、第
一の係止部5が設けられている。この第一の係止部5
は、図1に示すように、被保護部2の近傍となる側部に
おいて被保護部2を間に介在するようにして対向して配
設されている。そして、それぞれの第一の係止部5は、
上記保護部材3をなす各板体3A、3Bの揺動端となる
それぞれの他端縁3Ab、3Bbを挿入係止する凹溝6
を備えている。また、第一の係止部5は、各凹溝6が対
向しており、その溝底6aの間隔を、保護部材3の各板
体3A、3Bを一葉に拡張した際の各他端縁3Ab、3
Bbの間隔と対応させている。
【0010】また、上記電子機器1側には、第二の係止
部7が設けられている。この第二の係止部7は、図2に
示すように、被保護部2に関与しない別の部位として、
例えば被保護部2が電子機器1の正面側に配されている
とすれば電子機器1の背面側などの部位に配設されてい
る。また、第二の係止部7は、上述した第一の係止部5
と同様に、保護部材3の各板体3A、3Bを一葉に拡張
した際の各他端縁3Ab、3Bbの間隔と対応する溝底
8aを有し、各板体3A、3Bのそれぞれの他端縁3A
b、3Bbを挿入係止する凹溝8を対向して備えてい
る。
【0011】さらに、上記電子機器1側には、第三の係
止部9が設けられている。この第三の係止部9は、図2
に示すように、被保護部2に関与しない別の部位とし
て、例えば被保護部2が電子機器1の正面側に配されて
いるとすれば電子機器1の背面側などの部位に配設され
ている。また、第三の係止部9は、保護部材3の各板体
3A、3Bにおける他端縁3Ab、3Bbの何れか一方
を挿入係止する凹溝10を備えている。この凹溝10
は、電子機器1の使用時における左右方向に沿って、上
下に複数列併設されている。
【0012】以下、本実施の形態における電子機器の保
護構造の使用態様を説明する。まず、図3(a)に示す
ように、保護部材3の板体3A、3Bを折曲させた状態
で、各他端縁3Ab、3Bbを第一の係止部5の各凹溝
6に臨ませる。さらに、保護部材3の各板体3A、3B
を一葉に拡張させることにより、図3(b)に示すよう
に各他端縁3Ab、3Bbが各凹溝6に挿入係止され、
保護部材3が第一の係止部5を以て電子機器1に装着さ
れて、各板体3A、3Bの一葉な面を以て被保護部2を
被覆する。この状態の保護部材3によって、運搬時にお
ける衝突や、塵埃などから被保護部2を保護する。
【0013】また、保護部材3を第一の係止部5に係止
する際には、付勢手段によって折り畳まれようとしてい
る板体3A、3Bを付勢手段の付勢力に抗して折り返し
状に折曲させる。この状態で保護部材3を第一の係止部
5に係止させるようにすれば、付勢手段の付勢力によっ
て、図3(b)中矢印で示すように、保護部材3の他端
縁3Ab、3Bbが凹溝6に係止されつつ、枢着部分が
電子機器1側に付勢されるので、保護部材3の係止状態
が十分に維持されることとなる。
【0014】また、電子機器1の使用時には、上記装着
状態にある保護部材3の各板体3A、3Bを山折りに折
り曲げるようにして枢着部分を引き上げれば、第一の係
止部5による係止が外れて保護部材3が電子機器1から
取り外される。取り外された保護部材3は付勢手段によ
って折り畳まれて小型化されるので、邪魔にならずに所
持しておける。
【0015】また、本実施の形態における電子機器の保
護構造の他の使用態様として、電子機器1の使用時にお
いて、取り外した保護部材3を第二の係止部7を以て電
子機器1に装着する。保護部材3を第二の係止部7へ係
止する手順は、上述した第一の係止部5への係止の手順
と同様である。また、この場合においても、保護部材3
における付勢手段の付勢力によって、保護部材3の係止
状態が十分に維持される。
【0016】このように、保護部材3を被保護部2に関
与しない別の部位である電子機器1の背面側にある第二
の係止部7を以て装着させれば、電子機器1の使用時に
必要のない保護部材3を電子機器1側に取り付けてお
き、邪魔にならずに電子機器1と共に所持しておける。
【0017】また、本実施の形態における電子機器の保
護構造の他の使用態様として、電子機器1の使用時にお
いて、取り外した保護部材3を第三の係止部9を以て電
子機器1に装着する。この場合、図4(a)に示すよう
に、各他端縁3Ab、3Bbの何れか一方(他端縁3A
b)を、第三の係止部9の所望の凹溝10(ここでは図
2中最下列の凹溝10)に挿入係止させる。さらに、保
護部材3の板体3A、3Bを折曲させた状態となるよう
に、各他端縁3Ab、3Bbの何れか他方(他端縁3B
b)を、第三の係止部9の別の凹溝10に係止させる。
【0018】また、保護部材3を第三の係止部9に係止
する際には、付勢手段によって折り畳まれようとしてい
る板体3A、3Bを付勢手段の付勢力に抗して折り返し
状に折曲させる。この状態で保護部材3を第三の係止部
9に係止させるようにすれば、付勢手段の付勢力によっ
て、図4(a)中矢印で示すように、保護部材3が拡張
しようとするので、保護部材3の係止状態が十分に維持
されることとなる。
【0019】このように、保護部材3を被保護部2に関
与しない別の部位である電子機器1の背面側にある第三
の係止部9を以て装着させれば、電子機器1の使用時に
必要のない保護部材3を図4(a)の如く電子機器1側
の傾斜脚として用いることができ、邪魔にならずに電子
機器1と共に所持しておける。
【0020】さらに、第三の係止部9における凹溝10
は、電子機器1の使用時における上下に複数列併設され
ていので、図4(b)に示す如く、他端縁3Bbを、最
上列の凹溝10に挿入係止すれば、各板体3A、3Bが
なす角度が可変し、これにより電気機器1の使用時の傾
斜状態を可変させることが可能となる。また、この傾斜
角度は、板体3A、3Bの各他端縁3Ab、3Bbにお
ける各凹溝10への係止位置の変向で様々な状態を得る
ことができる。
【0021】したがって、このように構成された本実施
の形態における電子機器の保護構造では、保護部材3に
関し、第一の係止部5を以て電子機器1の被保護部2の
保護をし、これだけに止まらず第二の係止部7を以て電
子機器1使用時において、邪魔になることなく電子機器
1と共に所持し、さらに第三の係止部9を以て電子機器
1の使用時の傾斜脚をなすので様々な使用態様を得るこ
とが可能となる。また、保護部材3を傾斜脚として使用
する場合、各板体3A、3Bがなす角度を所望角度に変
えれば、電子機器1の使用時の傾斜状態を可変できる。
さらに、保護部材3は折り畳まれるように構成されてい
るので、この構成だけで小型化を図り、邪魔にならずに
所持することが可能となる。
【0022】なお、上述した実施の形態における電子機
器の保護構造では、保護部材3に関し、第一の係止部5
および第二の係止部7から容易に取り外しできるよう
に、図1に示す如く手指を掛ける把手部11を設けてお
くとよい。
【0023】また、上述した実施の形態において、第一
の係止部5および第二の係止部7に保護部材3を係止さ
せるには、板体3A、3Bの他端縁3Ab、3Bb側か
ら挿入すると説明したが、例えば、第一の係止部5およ
び第二の係止部7における凹溝6、8の上部が開口させ
れば、その開口から板体3A、3Bの他端縁3Ab、3
Bbを凹溝6、8に沿って摺動させて係止させることが
できる。また、この場合にも、付勢手段の付勢力によっ
て、保護部材3の他端縁3Ab、3Bbが凹溝6に係止
されつつ、枢着部分が電子機器1側に付勢されるので、
保護部材3の係止状態が十分に維持される。
【0024】また、上述した実施の形態において、保護
部材3をなす板体3A、3Bは、略同一の矩形状をなし
ているとしているが、一葉の拡張状態が略矩形状となれ
ば、板体3A、3Bが略同一の矩形状でなくてもよい。
【0025】以下、上述した実施の形態と同様に被保護
部を保護する電子機器の保護構造をなす参考例を図面を
参照して具体的に説明する。図5は電子機器の保護構造
の参考例を示す正面側の斜視図、図6は同参考例におけ
る蓋体の側断面図、図7は同参考例の使用態様を示す斜
視図、図8および図9は同参考例の他の使用態様を示す
側面図である。
【0026】この参考例における電子機器の保護構造
は、上述した実施の形態と同様に主として、電子機器1
における被保護部2である表示部、操作部(表示部がタ
ッチパネルとされて操作部を備えている場合もある)な
どを保護するためのものである。
【0027】上記被保護部2を保護する保護構造は、図
5および図6に示すように、被保護部2を被覆する板材
と、該板材の周囲の縁材とを以て、電子機器1の被保護
部2側(この参考例では正面側)と、被保護部2に関与
しない別の部位(この参考例では背面側)に被さる如く
形成された硬質なる蓋体20を有している。この蓋体2
0の外面には、突出部21が膨出して形成されている。
突出部21は、この参考例においては両側部が平坦面2
1aをなし、正面部が山形に傾斜面21bをなしてい
る。
【0028】また、突出部21の内部には、図6に示す
ように収納空間22が形成されている。そして突出部2
1にかかる蓋体20の内面には、収納空間22を開閉
し、蓋体20の内面と共に平滑面をなす如く内蓋23が
配設されている。この内蓋23は、収納空間22を開閉
するために、着脱自在、揺動自在、あるいは摺動自在に
形成されている。
【0029】また、突出部21の外側には、図5に示す
ように、脚部材24が配設されている。この脚部材24
は、略コ字状に形成された棒状体であり、略コ字状の開
口部分で対向する軸部24aを以て両平坦面21aを挟
む如く取り付けられている。これにより、脚部材24は
各平坦面21aを基端として揺動自在とされる。この脚
部材24は、平坦面21aに沿った脚体24bが平坦面
21a側に付勢されていて(脚部材24自体が各軸部2
4aを近づけるように弾性を備えている)、常に平坦面
21aに当接しようとしている。また、平坦面21aに
は、脚部材24の揺動に伴う脚体24bの配置に対応し
た多段(図1中三段)の溝部25が形成されている。こ
れにより、脚体24bは各溝部25に嵌まるため、多段
(三段)の揺動状態で係止される。さらに、軸部24a
がラッチ構造をなして、その揺動を多段階に係止できる
ように構成されていてもよい。
【0030】また、電子機器1に関し、被保護部2側
(正面側)の周縁および、被保護部2に関与しない別の
部位である背面側の周縁は、図示しないが上記蓋体20
の縁材と互いに係止できるように構成されている。
【0031】以下、参考例における電子機器の保護構造
の使用態様を説明する。まず、図7に示すように、電子
機器1の被保護部2側(正面側)に対し、蓋体20を取
り付ける。この状態の蓋体20によって、運搬時におけ
る衝突や、塵埃などから被保護部2を保護する。
【0032】また、蓋体20における収納空間22に
は、電子機器1に関わる部品類、例えばタッチペン、外
部接続配線、筆記用具などを収納することができ、運搬
時あるいは電子機器1の使用時における携帯性を向上し
ている。
【0033】次に、図8に示すように、電子機器1の背
面側に対し、蓋体20を取り付ける。この状態の蓋体2
0は、突出部21を以て、電子機器1の使用時における
傾斜脚として用いられるので、邪魔にならずに電子機器
1と共に所持しておける。
【0034】また、蓋体20を電子機器1の背面側に取
り付けた際、図9に示すように、上述の脚部材24を以
て、上記突出部21を傾斜脚とした時よりも、電子機器
1を立てた状態とすることが可能となる。さらに脚部材
24は溝部25を以て多段階(三段階)に揺動操作でき
るので、使用時の電子機器1における被保護部2表面
(具体的には表示部)を所望の傾斜状態とすることが可
能となる。
【0035】したがって、このように構成された参考例
による電子機器の保護構造は、被保護部2をなす正面側
を保護するだけに止まらず、電子機器1の使用時に背面
側に取り付けることで、突出部21を傾斜脚として用い
ることができるので、邪魔にならずに電子機器1と共に
所持しておくことができる。また、突出部21の内部を
収納空間22とすることで、電子機器1に関わる部品類
を収納し、運搬時における携帯性を向上することができ
る。さらに、突出部21に対し、多段階に揺動し得る脚
部材24を設ければ、使用時の電子機器1を所望の傾斜
状態とするとができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明による電子機
器の保護構造は、折畳自在となるようにそれぞれの一端
縁で枢着された一対の板体からなる保護部材におけるそ
れぞれ他端縁を、電子機器の正面側に配された被保護部
の側部に対向して配設された凹溝に挿入し、一葉に拡張
された保護部材を係止する第一の係止部を備えたことに
より、被保護部を被覆し、運搬時における衝突や、塵埃
などから被保護部を保護することができる。また、電子
機器の使用時には、保護部材を折り畳めば、保護部材が
小型化されて邪魔にならずに所持することができる。
【0037】そして、電子機器の背面側に対し、一葉に
拡張された保護部材のそれぞれの他端縁を係止する凹溝
を有した第二の係止部を設けたことにより、電子機器の
使用時に第二の係止部を以て保護部材を係止しておけ
ば、電子機器の使用時に必要のない保護部材を邪魔にな
らずに電子機器と共に所持しておくことができる。
【0038】さらに、電子機器の背面側に対し、保護部
材を所望角度に開いた状態で係止するとともに該所望角
度を可変し得るように複数形成された凹溝を有した第三
の係止部を設けたことにより、電子機器の使用時に所望
角度で係止された保護部材を電子機器の傾斜脚とすると
ともに、その傾斜状態を可変することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器の保護構造の実施の形態を示す正面側
の斜視図。
【図2】同電子機器の保護構造の実施の形態を示す背面
側の斜視図。
【図3】 (a)同電子機器の保護構造の使用態様を示す平面図。 (b)同電子機器の保護構造の使用態様を示す平面図。
【図4】 (a)同電子機器の保護構造の他の使用態様を示す側面
図。 (b)同電子機器の保護構造の他の使用態様を示す側面
図。
【図5】電子機器の保護構造の参考例を示す正面側の斜
視図。
【図6】同参考例における蓋体の側断面図。
【図7】同参考例の使用態様を示す斜視図。
【図8】同参考例の他の使用態様を示す側面図。
【図9】同参考例の他の使用態様を示す側面図。
【符号の説明】
1…電子機器、2…被保護部(表示部)、3…保護部
材、3A,3B…板体、3Aa,3Ab…一端縁、3A
b,3Bb…他端縁、5…第一の係止部、6…凹溝、7
…第二の係止部、8…凹溝、9…第三の係止部、10…
凹溝。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−283945(JP,A) 特開 平9−148757(JP,A) 特開 平10−5029(JP,A) 特開 平10−27982(JP,A) 実開 平1−146580(JP,U) 実開 昭64−13767(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/02 H05K 5/03

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の板体(3A,3B)が折畳自在と
    なるようにそれぞれの一端縁(3Aa,3Ba)で枢着
    された保護部材(3)と、 電子機器(1)の正面側に配された被保護部(2)の側
    部において該被保護部を間に介在するように対向して配
    設され、前記板体のそれぞれの他端縁(3Ab、3B
    b)を挿入する凹溝(6)を有し、一葉に拡張された前
    記保護部材を係止するための第一の係止部(5)と、前記電子機器の背面側に配設され、電子機器の使用時に
    おける左右方向に沿って、前記板体のそれぞれの他端縁
    (3Ab,3Bb)を挿入する凹溝(10)を上下に複
    数列併設した第三の係止部(9)と、 前記電子機器の背面側に配された前記第三の係止部
    (9)の側部において前記第三の係止部を間に介在する
    ように対向して配設され、前記板体のそれぞれの他端縁
    (3Ab,3Bb)を挿入する凹溝(8)を有し、一葉
    に拡張された前記保護部材を係止するための第二の係止
    部(7)とを備え、 前記保護部材は、前記第一の係止部に対して装着される
    状態と、前記第二の係止部に対して装着される状態と、
    傾斜脚として前記第三の係止部に対して装着され前記電
    子機器を所望角度で係止する状態の3つの状態をとりう
    ことを特徴とする電子機器の保護構造。
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