JP6782432B2 - ヒンジ構造 - Google Patents
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Description
この従来構造は、内部空間が形成される第1筐体と、第1筐体の両端に折り曲げ可能に連結された第2筐体及び第3筐体とを有しており、フレキシブル表示パネルが第2筐体及び第3筐体に固定される。そして、第2筐体及び第3筐体を折り曲げない状態では、フレキシブル表示パネルの折り畳み部分が第1筐体の空間に格納され、第2筐体及び第3筐体が相互に離れる方向に折り曲げた開状態では、フレキシブル表示パネルが平坦になると共に、第1筐体が第2筐体及び第3筐体の平面から突出する脚として機能し、第2筐体と第3筐体とを繋ぐ保持部材により第2筐体と第3筐体とが固定され、フレキシブル表示パネルの折り畳み部分が支持されるようになっている。
フレキシブル表示パネルの平面状態を維持するためには、保持部材を第2筐体及び第3筐体の間に配置する必要がある。従って、第2筐体及び第3筐体の水平状態及び閉鎖状態への変化に際して保持部材の配置及び除去を行う付加操作が伴う。このため、操作が煩雑で操作性が悪い問題を有している。
さらに従来の構造では、フレキシブル表示パネルへの適用が可能であっても、屏風絵、古文書等の紙材に対しては適用が難しい問題を有している。紙材はフレキシブル表示パネルよりも薄く組織が脆弱で強度が小さいため、従来構造のような複雑な操作を行うと皺や折り目が発生し易いことによる。
又、前記展開状態は、前記一対の本体部材におけるヒンジプレートとの反対側の両端部と、前記ヒンジプレートの支持凸部との3点によって支持される。
又、前記掛け渡し部材は前記一対の本体部材の幅方向の両端部に掛け渡された板ばね部材と、前記板ばね部材を覆う弾性材料からなる外套部材とを備えている。
又、前記一対の本体部材は板厚が薄い部分が形成され、前記板厚が薄い部分の端面が対向して一対の本体部材が横並び状に配置され、前記一対のヒンジプレートは前記一対の本体部材における板厚が薄い部分の間に配置される。
この実施形態に用いる本体部材2のそれぞれは、長さ方向(X方向)に沿って板厚が薄くなるように形成される。すなわち図5及び図7に示すように、本体部材2は板厚が薄い部分11(以下、薄板部分11)を長さ方向の一側の端部に有し、この薄板部分11から長さ方向の他側に向かって徐々に板厚が厚くなった厚い部分12(以下、厚板部分12)となっている。図5に示すように、厚板部分12は本体部材2の大部分を占めており、厚板部分12の厚さによって本体部材2の板厚が決定される。一対の本体部材2は図1に示すように、薄板部分11の端面11aが対向した状態で横並び状に配置される。
板ばね部材21とスペーサ22とを重ね合わせて外套部材23に差し込むことにより掛け渡し部材4を作成する。又、一対のヒンジプレート3を横並びさせ、その取付ブラケット部17に掛け渡し部材4を取り付けることにより一対のヒンジプレート3及び掛け渡し部材4を組み付ける。そして図1に示すように、薄板部分11の端面11aを対向させて一対の本体部材2を横並びさせ、この本体部材2の間に上述した組み付け体を配置し、本体部材2の取り付け部14にヒンジプレート3の取付ブラケット部17及び掛け渡し部材4の取り付け片部21a、22aをねじ止めして組み付ける。
その後、本体部材2及びヒンジプレート3の裏側の面に対してカバー5を取り付ける。カバー5はその本体覆い部26を本体部材2の裏側の面に接着することにより取り付ける。このときカバー5のヒンジ覆い部27はヒンジプレート3の裏側の面に接着することなく単に覆った状態とする。これによりヒンジ構造1の組み付けが終了する。
その後、シート状物6をヒンジ構造1に取り付ける。シート状物6が有機EL等のフレキシブル表示パネルの場合、長さ方向の中央部分を除く両側のシート本体部6b(図1参照)を本体部材2の表側の面に接着する。シート状物6が屏風絵、古地図を含む古文書、掛け軸等のように紙材の場合、接着は好ましくないため、フック等の手段によって本体部材2の表側の面に係止する。
図4及び図5は、一対の本体部材2及び一対のヒンジプレート3を折り畳んだ状態を示す。一対の本体部材2の薄板部分11には薄板部分11とほぼ同じ薄い板厚のヒンジプレート3が連設されている。折り畳み状態では、一対のヒンジプレート3が対向した状態で離れていることから、対向したヒンジプレート3の間に収容空間7が形成される。このため、本体部材2の折り畳みによってシート状物6に発生した弛み部分6aを折り目のない状態で収納することができる。折り目が発生しないことから、シート状物6を損傷のない状態で格納することができる。従って、展開状態におけるシート状物6の視認を良好に行うことができる。
一対の本体部材2及び一対のヒンジプレート3の展開状態では、図6に示すように、カバー5のヒンジ覆い部27に形成した支持凸部28がヒンジプレート3の凹みを防止するため、シート状物6を面一の平面状に展開させることができる。又、この支持凸部28と本体部材2の長さ方向の両端部29との三点で展開状態を支持するため、シート状物6の平面状態を安定させることができる。このため、シート状物6の視認を良好に行うことができ、シート状物6がフレキシブル表示パネルの場合には、タップ操作、キーイン操作を安定して行うことができる。
例えば、一対の本体部材2に薄板部分11を形成することなく、均一厚さの板厚の一対の本体部材2としても良く、薄板部分11と厚板部分12とを段部によって仕切る形状としても良い。又、本体部材2の展開状態を三点支持で行うことなく、ヒンジ構造1の裏側の面の全体を支持する面支持によって行っても良い。又、ヒンジプレート3の係止部16としては、ピンとピン孔による係止構造としても良い。
2 本体部材
3 ヒンジプレート
4 掛け渡し部材
5 カバー
6 シート状物
7 収容空間
11 薄板部分
11a 薄板部分の端面
16 係止部
18 係止凸部
19 係止凹部
21 板ばね部材
23 外套部材
28 支持凸部
Claims (6)
- 端面が対向した横並び状となって配置される板状の一対の本体部材と、
前記本体部材よりも薄い板厚に形成され、前記一対の本体部材の間に配置される一対のヒンジプレートと、
それぞれのヒンジプレートをそれぞれの本体部材に取り付けると共に前記一対の本体部材及び一対のヒンジプレートを展開及び折り畳み動作可能に連結する掛け渡し部材と、を備え、
前記展開動作によって相互に係止して展開状態を保つ係止部が前記一対のヒンジプレートのそれぞれに形成され、
前記折り畳み動作では、前記一対のヒンジプレートの間が収容空間となり、
前記一対の本体部材の裏側の面及び前記一対のヒンジプレートの裏側の面を覆うカバーをさらに備えており、前記カバーには一対のヒンジプレートの展開状態の支えとなる支持凸部が前記一対のヒンジプレートを跨ぐように形成されていることを特徴とするヒンジ構造。 - 前記展開状態は、前記一対の本体部材におけるヒンジプレートとの反対側の両端部と、前記ヒンジプレートの支持凸部との3点によって支持されることを特徴とする請求項1記載のヒンジ構造。
- 前記掛け渡し部材は前記展開及び折り畳み動作に追随可能な弾性を有し、前記一対のヒンジプレートの幅方向の両端部に取り付けて組み付けられた状態で前記一対の本体部材の幅方向の両端部に掛け渡されて一対の本体部材及び一対のヒンジプレートを展開及び折り畳み動作可能に連結していることを特徴とする請求項1記載のヒンジ構造。
- 前記掛け渡し部材は前記一対のヒンジプレートの幅方向の両端部に取り付けて組み付けられた状態で前記本体部の幅方向の両端部に掛け渡された板ばね部材と、前記板ばね部材を覆う弾性材料からなる外套部材とを備えていることを特徴とする請求項3記載のヒンジ構造。
- 前記係止部は、前記展開動作によって相互に噛み合って係止する係止凸部及び係止凹部によって形成されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジ構造。
- 前記一対の本体部材は板厚が薄い部分が形成され、前記板厚が薄い部分の端面が対向して一対の本体部材が横並び状に配置され、前記一対のヒンジプレートは前記一対の本体部材における板厚が薄い部分の間に配置されることを特徴とする請求項1記載のヒンジ構造。
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