JP2006135527A - 音声出力機能を有する投影スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のスクリーン装置は、据え置き型のスクリーンを想定しているために手軽に持ち運びができずモバイル性の面で劣っていた。また、非稼動時の装置に対してゴミ及び大気中の埃の付着を防止する手段が設けられていない。その上、設置場所に多大なスペースを有してしまった。また、スクリーン正面部に設けた素材自体が高価となり装置全体のコストが上がってしまい可搬性を考慮したものではなかった。
【解決手段】本発明は、開閉式のカバー部が設けられて、非稼動時や可搬時にゴミ、大気中の埃及び水滴等から保護し、且つ他との衝突や落下による破損から装置内に巻回されるスクリーンを保護し、スピーカ部と一体的に設けられた装置構成により、手軽に運べる可搬性に優れた音声出力部付き投影スクリーン装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フロントプロジェクタから投影した画像を受け、映像に音声を伴い観賞できるようにするための音声出力機能を有する投影スクリーン装置に関する。
近年、フロントプロジェクタは、ビジネスから家庭まで映像を楽しめる観賞用機器として普及しており、例えば、ビジネスではプレゼンテーションのために、家庭では映画等の観賞のためにと汎用的に利用されている。このプロジェクタは、汎用性と共に、家庭やビジネスにおいても手軽に使用できるように機器の小型化及び可搬性が要求されている。
さらに、このようなプロジェクタにあわせて、より可搬性の高い投影スクリーンが要求されている。利用時には画像を投影するためにスクリーンを広げ持ち運び、また収納の際は、スクリーンを巻回する形式のモバイルスクリーンが普及している。
例えば特許文献1に開示されている映像用スクリーン装置は、図12に示すように、画像投影を行うスクリーン101と、音声出力のためのスピーカボックス102、スクリーン101及びスピーカ102を収納する台兼収納箱103、映写用のシート107及びアーム109により構成されている。
映像用スクリーン装置は、非使用時には映写用のシート107の裏に設けられたアーム109を図示しない1個の駆動モータを駆動して起立及び倒伏してスクリーン101及びスピーカ102を台兼収納箱103に収納している。
また、特許文献2に開示されているリアプロジェクタは、図13に示すように、スクリーン本体140内の不透明樹脂層143上に音波を通すサウンドホール145及び複数配列される光学ビーズ142を設けている。
リアプロジェクタはスクリーン140上に設けられた光拡散粒子である光学ビーズ142の間に音波の通路となるサウンドホール145を設けて別途スピーカ部を設けなくても良い構成とすることでスピーカの配置自由度が増し装置全体の小型化を促進している。
特開平09−329844号公報 特開2001−133888公報
前述した特許文献1に開示された映像用スクリーン装置は、スクリーン101上でスピーカ102がスクリーン101に連動して台兼収納箱103から出し入れする構成が複雑である。さらに据え置き型のスクリーンを想定しているため、手軽に持ち運びができず可搬性の面で劣っている。また、非稼動時の装置に対してゴミ及び大気中の埃の付着を防止する対策が施されて無く、さらに、台兼収納箱103の設置場所に多大なスペースを有している。
また、特許文献2に記載のリアプロジェクタは、光拡散粒子である光学ビーズ142をスクリーン140の正面部に設けて利用しているが、正面部に設けた光学ビーズ142自体が高価となり装置全体のコストが上がってしまう。また、特許文献1に開示された映像用スクリーン装置と同様に手軽に持ち運ぶことができる可搬性を考慮したものではなかった。
そこで本発明は、投影のためのスクリーンとスピーカシステムを収納し可搬性に優れ、移動時における外部からの衝撃や埃及び水滴等から保護し、且つ切り換え可能ステレオ再生及び大音量出力を実現する音声出力機能付きスクリーン装置を提供することを目的とする。
投影スクリーンの上端部に収納部を配置する第1の設定態様及び前記投影スクリーンの下端部に収納部を配置する第2の設定態様を有する投影スクリーン装置において、 前記収納部に巻回収納可能な投影スクリーン部と、前記収納部の両端部近傍に設置された左右一対の音声出力部と、前記音声出力部の左右チャンネルを切り換える切り換え部と、を具備し、前記切り換え部は、前記第1及び第2の設定態様に対応して制御することを特徴とする音声出力部付き投影スクリーン装置。
本発明は、投影のためのスクリーンとスピーカシステムを収納し可搬性に優れ、移動時における外部からの衝撃や埃及び水滴等から保護し、且つステレオ再生及び大音量再生を実現する音声再生機能付きスクリーン装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について詳細に説明する。
図1、図2及び図3を参照して第1の実施形態について詳細に説明をする。図1(a)は、本発明に係る第1の実施形態における音声出力機能(スピーカ)付きスクリーン装置(以下、スクリーン装置と称する)をフック7を用いて壁に掛けた際の概略的な正面図である。図1(b)は、第1の実施形態におけるスクリーン装置内に巻回されるスクリーンを引き出し、支柱で支えている際の概略的な正面図である。図1(c)は、スクリーンを収納した際の状態の図である。図1(d)は、図1(a)における側面図である。図1(e)は、図1(b)における側面図である。
本実施形態に係るスクリーン装置は、スクリーン2を巻回して収納する筒状の収納部1、収納部1を持ち運ぶ際に利用するベルト部3、収納部1をカバーするカバー部4及び音声出力のためのスピーカ部5a,5bで構成されている。また図1(b)に示すように机や床等の上に設置した際、収納部1からスクリーン2を引き出すためにスクリーン背面に設けた支柱部6で支えている。支柱部6は、図1(c)に示すように中央に関節を設けた2本のアームにより伸縮自在に構成される。
次に図2(a)は、カバー部4を開放したスクリーン2を上部に引き出した状態を示す図である。図2(b)は、カバー部4を閉じて持ち運びする状態を示す図である。図2(c)は、カバー部4の収納部に対向する面を示した図である。図3(a)は、図2(a)の状態の側面断面図である。図3(b)は、スクリーン2を収納部1に収納してカバー部4が閉じた際の状態の側面図である。
本構成において、収納部1は、カバー部4を開けると、左右に配置されるスピーカ部5a,5bが露呈される。これらのスピーカ部5a,5bから出力されるステレオ音声のステレオ(L,R)チャンネル等を切り換えるための切り換えスイッチ部8、音声入力用コネクタ部12が露出する。この切り換えスイッチ部8は、使用形態つまり、引き出されたスクリーン2が吊られて下方に垂れ下がる形態か(図1(a))、装置本体からスクリーン2が上方に引き出されて支柱部6で支持される形態(図1(b))になるかにより、ステレオ音声のL,Rチャンネルが入れ替わるため、使用形態にあった音声位置となるように切り換えるものである。また、図2(c)に示すようにカバー部4を閉じることにより、移動時にぶつけて収納部1及びスピーカ部5a,5bに加わる衝撃を防ぐ。さらに、カバー部4が閉じている状態でスクリーン2のスリット部15、スイッチ部8及びコネクタ内にゴミ、埃及び水滴が侵入しないように、例えばカバー部4の内面側の全外周にOリング(ゴム部材)からなるシール部材13が嵌め込まれ、カバー部4が収納部1に密着するように構成されている。また、収納部1に巻回されて収納されるスクリーン2は、支柱部6を伸長させると共にスピーカ部5a及び5b間に設けられたスリット部15から引っ張り出される。尚、このスクリーン2は、巻回する方向に回転するようにバネ等で付勢されており、収納時にはフック7から外した時等、係止状態を止めれば、自動的に巻き取れられる。また、スクリーンが巻き戻らないように、引き出された状態を維持させるストッパを設けてもよい。
次に図1乃至図5を参照して、第1の実施形態に係るスクリーン装置における使用方法について詳細に説明する。
図4は、スクリーン2を収納部1に収納しベルト部3を肩にかけて持ち運んでいる状態を示す図である。図5(a)及び図5(b)は、実際にスクリーンに画像を投影して使用する状態を示す状態図である。図4に示すように、本実施形態は、図1(c)に示したように収納することができ、スクリーン2とスピーカ部5a及び5bが同一構成なためにどこへでも手軽に持ち運ぶことができる。
実際に使用する場合には、図5(a)に示したように、スクリーン2を引き出し、ベルト部3を壁のフック7に掛け、プロジェクタ11が例えばノートパソコン10に接続される。
ユーザー110の操作により、ノートパソコン10に内蔵する画像データがプロジェクタ11に送信される。プロジェクタ11は、画像データを映像化してスクリーン2に画像を投影する。図5(a)は、スクリーンの下に適当な置き場がない場合であり、壁掛けベルト部3を利用して窓の上方の壁のフック7に掛けて使用している例を示している。このような使い方をすることで、専用の場所が無くても、窓上方などのスペースが有効利用でき、大画像投影による鑑賞が可能となる。
また、音声は無線通信又は光通信により送受する構成でもよく、勿論、ケーブル接続による有線通信でもよい。
また、会議等でプレゼンテーションに用いる例では、図5(b)に示すように、机上に配置したスクリーン装置からスクリーン2を引き出した状態でセットし、同じく机上に載置したプロジェクタ11からユーザー110の操作により、ノートパソコン10から画像信号がプロジェクタ11に送信されプロジェクタからスクリーン2上に拡大投影する。これによりプレゼンテーションを聞いている人120は、プレゼンテーションを受ける。
また、投影する画像データに音声データが付与されているデータであった場合には、画像データの送信と共に音声データをスクリーン装置に送信して、画像を表示させると共にスピーカ部5a,5bから音声を再生出力させることができる。マイク機能を有するプロジェクタであれば、画像を投影しつつ、マイク音声により解説等を加えることも可能である。
次に図6及び図7を参照してスピーカ部5a,5bからの音声出力の切り換え方法について詳細に説明をする。図6(a)及び図6(b)は、スピーカ部5における回路図である。図7は、切り換えスイッチ部8の具体的な構成例を示す図である。
スピーカ部5a及び5bは、切り換えスイッチ部8の切り換え操作によりスイッチ切片8a,8bがストレイトに接続され、ステレオ(L−R)音声の切り換えが行われる。つまり、図6(a)に示す切り換え状態では、スピーカ部5aからはR音声、スピーカ部5bからはL音声が出力される。他方、図6(b)に示す切り換え状態では、スイッチ切片8a及び8bが交差するように接続しているために、スピーカ部5aからはL音声、スピーカ部5bからはR音声が出力される。
図7は、切り換えスイッチ部8の具体的な構成を示し、導電性を有する金属切片からなるスイッチ切片8a,8bを電極9a,9b,9c及び9dに接触させて9c及び9bと9c及び9dを導通させている。この状態からスイッチ切片の台座8cを矢印方向にスライドさせると、スイッチ切片8aは、電極9a、スイッチ切片8bは、電極9cと接続する。この移動により、図6(b)に示すように交差する結線状態となる。この切り換えスイッチ部8の切り換え操作により、スピーカ部5a及び5bから出力される音声の左右(L音声とR音声)を入れ替えて出力することができる。
以上説明した第1の実施形態では、持ち歩く際には、スクリーン2を収納部1に収納させると共に、密閉性が高いカバー部4により収納部1を覆われた状態となる。これによりスクリーン装置内への水滴及び大気中の埃等の侵入を防止できる。また、カバー部4で覆うことにより、携帯時に他のものとの衝突や落下による衝撃を緩和して、破損を防止することができる。さらにスクリーン装置は、スクリーン2正面側から音声を出力するようにスクリーン2とスピーカ部5a,5bを一体構造にすることで、スクリーン正面側から音声が出力され、迫力ある音声を聴きながら画像を鑑賞することができる。
また、肩掛けにも利用するベルト部3を用いて壁掛けを行うことにより、フロア上や机上等にスクリーン装置の設置場所が無くとも使用することができる。さらに、スクリーンとスピーカ部が一体的に構成されているため、スクリーンを収納してカバー部で覆うだけで、容易に可搬(例えば、肩に掛けて携帯)することができ、スピーカ部4とスクリーン2を別々に持ち歩く必要がない。これにより、ユーザーは、天気や運搬状態に左右されずに、持ち運ぶことができ、装置の利用率を上げることができる。スクリーン装置(及びプロジェクタ)の利用率があがればコストパフォーマンスが向上し、顧客の満足度も向上させることができる。
次に図8及び図9を参照して本発明に係る第2の実施形態について詳細に説明を行う。
図8(a)は、切り換えスイッチを概念的な構成例を示す図、図8(b)は、切り換えスイッチの回路を示す図である。図9は、スクリーン装置に搭載される状態の切り換えスイッチの概念的な外観構成を示す図である。
前述した第1の実施形態では装置正面にスライドタイプの切り換えスイッチ8を設けた構成であったが、本実施形態では、図1(e)に示すようにスクリーン2を上方に引き出して支持部6で支持する形態で使用する場合、カバー部4が収納部1の後方に倒れる形態となる。そこで、カバー部4の回動位置の変化を利用する切り換えスイッチ21を設けている。
この切り換えスイッチ21は、スイッチ切片22a,22bをカバー部4に取り付けて、収納部1の側壁面にスイッチ切片22aといずれか片方が接触するパターン26a,26bと、スイッチ切片22bと常時接続するパターン26cとを形成する。この構成における切り換えスイッチ21は、図8(b)に示す回路構成となる。
このように構成された切り換えスイッチ21によれば、図1(e)に示すよう状態では、閉位置(携帯時)から図8(a)に示した位置Aに、カバー部4が回動して開けられる。このカバー部4の回動に連動して台座23が回転し、スイッチ切片22aは、パターン26aからパターン26bの位置Bへ移動してパターンが切り替わる。この時、パターン26cは長く、スイッチ切片22bが位置Aから位置Bに移動しても接触状態が維持される。
これにより図6(a)に示した右側音声のスピーカ部5a,5bは、出力する音声が左右入れ替えることができる。
従って、本実施形態によれば、図2(a)に示したように手動切り換えのスイッチ部8に換わって、カバー部4の回動を利用することで、スイッチ切り換えが行われてスクリーン使用法に従った正しい位置のステレオ音声を得ることができる。
尚、本実施形態は、限定されるものではなく、他にも要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して実施することができる。また、本実施形態で開示した複数の構成要素を適宜組み合せて、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本実施形態では図8(a)に示したように、スイッチ切片が露出した状態で設けられていたが、実際には、携帯時にぶつけて破損させたりするため、内部に配置する。例えば、図9に示すように、切り換えスイッチ21は、スイッチ切片22a,22bを支持する台座23と、一端がカバー部4を回動軸24に連結し、他端が台座23と連結する軸部25と、スイッチ切片22aといずれか片方が接触するパターン26a,26bと、スイッチ切片22bと常時接続するパターン26cとで構成する。
また、このような回動式切り換えスイッチ以外にも、カバー部4の開閉角度による押し込み方法により図7に示すようなスライドスイッチであるスイッチ部8を用いた切り換え機構にしてもよい。さらに、例えば光センサ及び磁気センサ等のセンサをカバー部4の移動経路上に設置することで、カバー部4の位置を検出して、電子的に切り換えを行う図10に示すようなアナログスイッチであってもよい。
次に図11(a)〜(e)を参照して、本発明に係る第3の実施形態について詳細に説明をする。
図11(a)は、本発明に係る第3の実施形態における別構成であるスクリーンとスピーカ部を組み立てる際の構成図である。図11(b)は、第3の実施形態における机等に設置された際の概略的な正面図である。図11(c)は、第3の実施形態における壁に掛けられた際の概略的な正面図である。図11(d)は、第3の実施形態におけるスピーカ部の内部構成を示す図である。図11(e)は、第3の実施形態における持ち運ぶ際の状態を示す図である。尚、本実施形態において構成部位は、前述した第1の実施形態と同等の部位には同じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態において、一対のスピーカ部5a及び5bは対向する側面に、嵌合できる円柱状の凸部31と、円柱状の凹部32とが形成されている。円柱状の凸部31は、スピーカ部5a側面の高さの半分程度の高さを有し、下方の径が狭まるような円錐形状を成している。凹部32は凸部31の円錐形状を受けるように形成され、嵌め込まれた際にスピーカ部5bが下に抜け落ちないように工夫されている。また、凸部31の上方には、円柱状の嵌め込み部34が設けられ、凹部32の上方には、凹部32の径より広い同様な円柱状の嵌め込み部33が設けられている。
これらの嵌め込み部33,34は、スクリーン2の両側に設けられた柱部2a及び2cが差し込まれる。さらに、スクリーン2を広げた状態で支持する支持部材2cをはめ込む嵌め込み部35a,35bがそれぞれに設けられている。またスピーカ部5aには外部音声入力部であるジャック12が設けられている。また、持ち運び時及び壁等に吊り下げる際に使用するベルト部3がスピーカ部5a及び5bに設けられている。
使用時には、スクリーン2を広げ、嵌め込み部33,34に両側の柱部2a及び2bを差し込み、支持部材2cを嵌め込み固定する。支持部材2cの両端には、後述する音声信号を伝搬するために、通電している電極2dがそれぞれ設けられている。
スクリーン2を使用する際は、図11(b)に示すように床及び机上に立てかけ、または図11(c)に示すようにベルト部3を使用して壁等に設けられたフック7に引っ掛けて使用することができる。
図11(d)は、スピーカ部の内部構成を示している。
このスピーカ部5aの正面には、音声信号等を外部から入力するためのジャック部12と、スピーカ40とが設けられている。スピーカ部5aの内部には、スライドスイッチ14とおもり41とからなる切り換え機構を備えている。この切り換え機構は、スライドスイッチ14の可動切片におもり41が取り付けられている。スライドスイッチ41をスピーカ部5a内で上下方向におもり41が摺動するように取り付けられている。これにより、スクリーン2の配置によりスピーカ部5a,5bの上下方向が変わり、この方向に合わせてスライドスイッチ9が重り41によって摺動され切り換えられる。
スピーカ部5a,5bの嵌め込み部35a,35bには、支持部材2cの装着時に電極2dと接触して電気的に接続する図示しない電極が設けられている。これらの電極は、支持部材2cが装着された際に、電極2dを通じてスピーカ部5aからスピーカ部5bへ音声信号を伝搬するために設けられている。
ジャック部12から入力された音声信号(ステレオ音声信号)は、例えば、Lチャンネルの音声信号がリード線42を通過しスライドスイッチ14を経てリード線44によりスピーカ40に伝搬される。またRチャンネルの音声信号は、リード線42を通過しスライドスイッチ14で分岐され、リード線44を経由して図示しない電極に伝搬される。この電極に送信されたRチャンネルの音声信号は、装着されている支持部材2cの電極部2dを経由してスピーカ部5bに伝搬されて出力される。スライドスイッチ14が切り換えられると、音声信号のLチャンネルとRチャンネルとが入れ替えられて出力される。
スクリーン2を使用する際は、図11(b)に示すように床及び机上に立てかけ、または図11(c)に示すようにベルト部3を使用して壁等に設けられたフック7に引っ掛けて使用することができる。これらのように、スクリーン2が上方又は下方を向くことで、スピーカ部5a,5bの上下方向が入れ替わり、おもり41によりスライドスイッチ14が切り換えられ、音声信号のLチャンネルとRチャンネルが入れ替わる。
また可搬時(携帯時)には図11(e)に示すように、スピーカ部5a,5bの凸部31と凹部32を嵌合してスピーカ部5a,5bを1つに一体的にして、さらに巻回したスクリーン2と支持部2cをスピーカ部5a,5bと一体的に纏めてベルト部3で肩掛し、簡易に持ち運ぶことが可能となる。
本実施形態では、スクリーン2とスピーカ部5が別構成であっても可搬性を活かしつつ、一対のスピーカからステレオ音声を出力するプロジェクタ用スクリーンを提供することができる。
図1(a)は、本発明に係る第1の実施形態におけるスピーカ付きスクリーン装置を壁に掛けた際の概略的な正面図である。図1(b)は、第1の実施形態におけるスピーカ付きスクリーン装置のスクリーンを引き出し、支柱で支えている際の概略的な正面図である。図1(c)は、スクリーンを収納した際の状態の図である。図1(d)は、図1(a)における側面図である。図1(e)は、図1(b)における側面図である。 図2(a)は、カバー部4を開放したスクリーン2を上部に引き出した状態を示す図である。図2(b)は、カバー部4を閉ざした持ち運びの際の状態である。図2(c)は、カバー部4の収納部に対向する面を示した図である。 図3(a)は、図2(a)の状態の側面断面図である。図3(b)は、スクリーン2を収納部1に収納してカバー部4が閉じた際の状態の側面図である。 スクリーン2を収納部1に収納しベルト部3を肩にかけて持ち運んでいる際の状態図である。 図5(a)及び図5(b)は、実際にスクリーンに画像投影して使用する際の状態を示す状態図である。 図6(a)及び図6(b)は、スピーカ部5における回路図である。 半導体のアナログ化スイッチで構成した際のロジック回路図である。 本発明の第2の実施形態に係るスピーカ付きスクリーン装置のメカニカルスイッチによる切り換え機構を示した図である。 第2の実施形態における収納部の内側の状態を示す図である。 第2の実施形態におけるアナログスイッチによる切り換え機構を示す図である。 図11(a)は、本発明に係る第3の実施形態における別構成であるスクリーンとスピーカ部を組み立てる際の構成図である。図11(b)は、第3の実施形態における机等に設置された際の概略的な正面図である。図11(c)は、第3の実施形態における壁に掛けられた際の概略的な正面図である。図11(d)は、第3の実施形態におけるスピーカ部の内部構成を示す図である。図11(e)は、第3の実施形態における持ち運ぶ際の状態を示す図である。 従来のスクリーン装置の構成を示す図である。 従来のスクリーン装置の構成を示す図である。
符号の説明
1:収納部、2:スクリーン、3:ベルト部、4:カバー部、5a,5b:スピーカ部、6:支柱部、7:フック、8:スイッチ部、8a,8a―1、8b:スイッチ切片、9:切り換えスイッチ部、9a,9b,9c,9d:電極、10:ノートパソコン、11:プロジェクタ、12:音声入力用コネクタ部、13:防具部材、14:スライドスイッチ、15:スリット部、110:ユーザー、20,21:軸、40:スピーカ部、41:重り、42,43,44:リード線。

Claims (10)

  1. 投影スクリーンの上端部に収納部を配置する第1の設定態様及び前記投影スクリーンの下端部に収納部を配置する第2の設定態様を有する投影スクリーン装置において、
    前記収納部に巻回収納可能な投影スクリーン部と、
    前記収納部の両端部近傍に設置された左右一対の音声出力部と、
    前記音声出力部の左右チャンネルを切り換える切り換え部と、
    を具備し、
    前記切り換え部は、前記第1及び第2の設定態様に対応して制御することを特徴とする音声出力部付き投影スクリーン装置。
  2. 前記切り換え部は、前記第1及び第2の設定態様を判定する判定手段を具備し、前記判定手段の判定結果に応じて動作することを特徴とする請求項1に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  3. 前記収納部は、前記投影スクリーンを収納する際にスリット状開口部を覆う可動のカバー部材を具備し、
    前記切り換え部は、前記カバー部材の状態を検知して前記第1及び第2の設定態様のいずれかであるかを判定することを特徴とする請求項2に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  4. 投影された画像を表示するためのスクリーンを、スリットを通過させて出し入れ可能に巻回収納する収納部と、
    前記収納部の長手方向の両端に設けられ、ステレオ音声を出力する音声出力部と、
    前記音声出力部から出力されるステレオ音声を左右逆出力するための切り換え機構を有する音声切り換え部と、
    外部から音声信号を入力するための音声入力部と、
    前記収納部及び前記スリットを密閉するように覆う開閉可能なカバー部と、
    を具備することを特徴とする音声出力部付き投影スクリーン装置。
  5. さらに、前記収納部に設けられ、可搬時に片掛け用に用いられ、且つ前記スクリーンを吊り下げた状態で前記収納部を掛止するためのベルト部を具備することを特徴とする請求項4に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  6. 前記カバー部は、前記収納部と対向する面に該収納部内部への塵埃の侵入を防止するためのシール部材を具備することを特徴とする請求項4に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  7. 前記シール部材は、Oリングであることを特徴とする請求項6に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  8. 前記音声切り換え部は、前記第1及び第2の設定機構を検知し、検知結果により音声出力を行うことを特徴とする請求項4に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  9. 前記音声切り換え部は、前記カバー部の開閉状態により音声切り換えを行うスイッチ部を具備することを特徴とする請求項4に記載の音声出力部付き投影スクリーン装置。
  10. 画像表示を行い巻回収納可能で2本の柱部が両端に設けられたスクリーンと、
    外部音声入力部を有し、外部から入力されたステレオ音声の内の一方のチャンネルの音声出力を行う第1の音声出力部と、
    前記第1の音声出力部に入力された前記ステレオ音声の内の他方の音声出力を行う第2の音声出力部と、
    前記第1音声出力部と前記第2の音声出力部とを脱着可能に結合し、且つ電気的に接続して音声信号を伝搬する機能を有する支持部材と、
    前記第1音声出力部及び前記第2の音声出力部に設けられ、前記スクリーンの両端に設けられた前記柱部をそれぞれ嵌合して該スクリーンを固定するための嵌め込み部と、
    前記第1及び第2の音声出力部に設けられて可搬時、又は前記スクリーンの吊り下げ時に掛止するためのベルト部と、
    を具備し、
    稼動時には前記スクリーンに設けられた前記柱部を前記嵌め込み部に嵌合して画像表示を行い、可搬時には第1及び第2の音声出力部を互いに嵌合させて持ち運ぶことを特徴とする音声出力部付き投影スクリーン装置。
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