JP3123601U - 防水機能を備えたカラオケユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】防水機能を備えたカラオケユニットを提供する。
【解決手段】蓋と、当該蓋が勘合し密封状態とする段部を備えた本体と、上記本体の内部に配設され携帯電話機が支持される支持部と、上記蓋或いは本体に配設され上記携帯電話機からの音声を出力するスピーカと、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の操作部を外部から操作するための操作窓と、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の表示部を拡大して表示する魚眼レンズ7と、を有する防水機能を備えたカラオケユニットである。
【選択図】 図1
【解決手段】蓋と、当該蓋が勘合し密封状態とする段部を備えた本体と、上記本体の内部に配設され携帯電話機が支持される支持部と、上記蓋或いは本体に配設され上記携帯電話機からの音声を出力するスピーカと、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の操作部を外部から操作するための操作窓と、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の表示部を拡大して表示する魚眼レンズ7と、を有する防水機能を備えたカラオケユニットである。
【選択図】 図1
Description
本考案は、防水機能を備えたカラオケユニットに関する。
従来、カラオケは娯楽の一つとして幅広く市場に浸透しているが、今日では携帯電話機を用いて簡易にカラオケ用の演奏や歌詞等の表示が行えるようになっている。
この種の技術としては、例えば特許文献1に携帯電話機とは別のマイク付き装置を用いることなく、カラオケ用の楽曲、音声及び画像を当該携帯電話機から外部出力装置に出力することができるカラオケシステムが開示されている。
特開2005−300863号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術をはじめ、従来技術では、携帯電話機を用いてカラオケを実施する場合でも、例えば浴室等、防水機能が実現されていないと実施不可能な環境下で実施することは想定されておらず、その実現が嘱望されている。
本考案は、防水機能を備えたカラオケユニットを提供することを目的とする。
本考案の一態様によれば、蓋と、当該蓋が勘合し密封状態とする段部を備えた本体と、上記本体の内部に配設され携帯電話機が支持される支持部と、上記蓋或いは本体に配設され上記携帯電話機からの音声を出力するスピーカと、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の操作部を外部から操作するための操作窓と、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の表示画面を拡大して表示する魚眼レンズと、を有する防水機能を備えたカラオケユニットが提供される。
この態様において、上記魚眼レンズは、上記蓋或いは本体の外周面の一部に蛇腹部を介して設けられており、当該蛇腹部により角度調整可能であることとしてもよい。
また、この態様において、上記魚眼レンズは、携帯電話機の表示画面を視認可能な上記蓋或いは本体の透明な表示部の両端に設けたレール上をスライド可能であることとしてもよい。
更に、この態様において、上記魚眼レンズは、携帯電話機の表示画面を視認可能な上記蓋或いは本体の透明な表示部上の任意の場所に着脱可能であることとしてもよい。
本考案によれば、防水機能を備えたカラオケユニットを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本考案の第1の実施の形態について説明する。
図1には本考案の第一の実施の形態に係る防水機能を備えたカラオケユニットの斜視図を示し、図2には当該カラオケユニットの断面図を示し、その構成及び作用を説明する。
このカラオケユニット1は、その内部が中空で円筒型である蓋2と、同様にその内部が中空で円筒型である本体3とを備えており、この蓋2の内周面の下方端部が本体3の段部4に密接に勘合する構成となっている。このような関係により、その内部に水等が浸入するのを防止している。つまり、防水機能を実現している。このような目的から、本体3の段部4は、蓋2と本体3とを密封すべく、ゴム等の弾性部材で構成されている。
蓋2の上面にはスピーカ5が配設されており、当該スピーカ5から延出されたコード14は、携帯電話機10のイヤホンジャック部13に電気的に接続される。尚、このスピーカーは本体3に設けてもよい。
蓋2の外周面の一部には、蛇腹部6が配設されている。そして、この蛇腹部6の内部には、魚眼レンズ7が当該蛇腹部6により角度調整可能な状態で固着されている。本体3の内部底面には、携帯電話機10を装着するための支持部9が設けられている。
図2に示されるように、携帯電話機10を支持部9に装着した状態では、魚眼レンズ7の後面に携帯電話機10の表示画面11が位置し、操作窓8の後面に携帯電話機10の操作部12が位置する関係が成立する。携帯電話機10の種類により表示画面11や操作部12の大きさ、位置は異なるが、魚眼レンズ7は、前述したように蛇腹部6により角度調整可能となっているので、ユーザは、適宜、位置合わせを行うことができ、魚眼レンズを通して携帯電話機10の表示画面11を視認することができる。
また、操作窓8としては、柔軟性を有するで透明な部材が採用されるので、ユーザは当該操作窓8越しに当該操作窓8の後方に位置する携帯電話機10の操作部12のボタンを指で押下する等、適宜操作を行うことが可能である。
このような構成において、実際に使用する場合には、携帯電話機10を用いてカラオケダウンロード用のWebサイトにアクセスし、所望とする楽曲のファイルをダウンロードする。そして、本体3の内部底面に配設されている支持部9に携帯電話機10の下部を装着し、スピーカ5から延出されているコードを当該携帯電話機10のイヤホンジャック部13に接続し、本体3の段部4に蓋2の内周面の下方端部を勘合させて密封状態とする。
そして、操作窓8を介して携帯電話機10の操作部12を操作することでカラオケ用の楽曲の演奏を開始する。これ以降、楽曲を変更する場合には、適宜、操作窓8を介して携帯電話機10の操作部12を操作し、ダウンロードした所望とする楽曲の演奏を開始させればよい。尚、ここではその実施例として携帯電話機を使用しているが、これに限定するものではなく、歌詞など表示が可能な携帯式の音楽再生機器への適用が可能である。
そして、操作窓8を介して携帯電話機10の操作部12を操作することでカラオケ用の楽曲の演奏を開始する。これ以降、楽曲を変更する場合には、適宜、操作窓8を介して携帯電話機10の操作部12を操作し、ダウンロードした所望とする楽曲の演奏を開始させればよい。尚、ここではその実施例として携帯電話機を使用しているが、これに限定するものではなく、歌詞など表示が可能な携帯式の音楽再生機器への適用が可能である。
このように、前述した第1の実施形態では、円筒型の蓋2及び本体3からなるカラオケユニットを例示したが、これに限定されないことは勿論である。更に、前述した魚眼レンズ7を固着する蛇腹部6の仕様はこれに限定するものではない。
次に本考案の第2の実施の形態について説明する。図3は第2の実施の形態に係るカラオケユニットの斜視図である。
同図に示されるように、このカラオケユニット21は、蓋30及び本体31が、軸部32を回動中心として図中矢印Aで示す方向に開閉自在となっており、閉じた状態では、防水パッキン28により防水性が実現される。尚、図示していないが、本体31には段部が設けられており、これにより蓋30と本体31を密接に勘合する構成となっている。蓋30及び本体31により構成される直方体は、その内部に携帯電話機を配置可能なように中空になっている。蓋30の外周面には、透明なウレタンゴム等柔軟性を有する部材からなる操作窓26、透明なフィルム等からなる表示部23が形成されており、更に、この表示部の長手方向、両端には2本のレール24が設けられている。そして、このレール24上には魚眼レンズ22が図中矢印Bで示す方向に移動自在に保持される。表示部23と操作窓26の間の領域には防水スピーカ25が配設されており、さらに、蓋30の上記外周面の操作窓26配設側の最端部には防水通話用マイク27が設けられている。第2の本体31の外周面には、吸盤29が設けられており、浴槽壁等の所望とする位置に本カラオケユニット21を吸着することが可能となっている。以上のような構成によれば、携帯電話機の種類により表示画面の位置が異なっても、魚眼レンズ22がレール24により可動式である為、前記魚眼レンズ22を好適な位置に移動することができる。尚、魚眼レンズ22を任意の位置で掛止することが可能であることは勿論である。
次に、本考案の第3の実施の形態について説明する。
図4は第3の実施の形態に係るカラオケユニットに用いる魚眼レンズの斜視図である。
この第3の実施の形態は、基本的な構成は前述した第2の実施の形態と同様であり、レール24の上に魚眼レンズ22を移動自在に配設していた構成を、図4に示されるような吸盤34を備えた魚眼レンズ33に変更するものである。即ち、この第3の実施の形態では、カラオケユニット本体を略矩形とし、その本体の外周面に設けた透明な表示部に着脱手段としての吸盤34で魚眼レンズ33を取り付ける。以上のような構成によれば、携帯電話機の種類により表示画面の位置が異なっても魚眼レンズ33が着脱式であることから、好適な位置に設置を適宜変更可能となる。尚、着脱手段としては、前述した吸盤に限定されることなく、公知の種々の着脱手段が選択可能である。
次に、本考案の第4の実施の形態について説明する。
図5は、第4の実施の形態に係るレンズユニットの一部断面図である。
この第4の実施の形態は、前記した第2、第3の実施の形態に係るカラオケユニットと同様略矩形とし、蓋44、本体45と軸部46の構成からなり、前記軸部46は回動の中心として矢印A’で示す方向に開閉自在となっている。
前記した第1の実施の形態では、携帯電話機の支持部9をカラオケユニット1の本体3の下部に装着する仕様としている。一方、第4の実施の形態では、支持部を図5に示すように、カラオケユニット40の後部(携帯電話機42を収納時、その背面に位置する部分)全体を高反発の弾性支持部材43で覆う仕様とする。この弾性支持素材43としては、例えばポリウレタンフォームなどが使用可能である。更に、前部は柔軟性を有する透明ゴム素材41で覆う仕様であるため、携帯電話機の表示画面42a及び操作部42bが本体外部より視認可能としている。
これにより、携帯電話機42の形状に関係なく、当該携帯電話機42をカラオケユニット内に支持可能とし、更に前記弾性支持部材43は高反発であるため、前面の柔軟性を有する伸縮自在で透明ゴム素材41を介して操作部42bが押圧操作されても、携帯電話機42が動くことなく、操作部42bのボタンを押圧することが可能である。
以上説明したように、本考案によれば、携帯電話機等が簡易に着脱自在であり、当該携帯電話機を内部にて支持した状態で、当該携帯電話機を用いたカラオケの演奏、画像表示を行うことができる、防水機能を備えたカラオケユニットが提供される。
すなわち、蓋と、当該蓋が勘合し密封状態とする段部を備えた本体と、上記本体の内部に配設され携帯電話機が支持される支持部と、上記蓋或いは本体に配設され上記携帯電話機からの音声を出力するスピーカと、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の操作部を外部から操作するための操作窓と、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の表示画面を拡大して表示する魚眼レンズと、を有する防水機能を備えたカラオケユニットが提供される。
尚、上記魚眼レンズは、上記蓋或いは本体の外周面の一部に蛇腹部を介して設けられており、当該蛇腹部により角度調整可能であることとしてもよい。
また、この態様において、上記魚眼レンズは、携帯電話機の表示画面を視認可能な上記蓋或いは本体の透明な表示部の両端に設けたレール上をスライド可能としてもよい。
更に、この態様において、上記魚眼レンズは、携帯電話機の表示画面を視認可能な上記蓋或いは本体の透明な表示部上の任意の場所に着脱可能であることとしてもよい。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案はこれらに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、マイクやアンプ装置などの増幅装置を任意で設けてもよい。
更に本考案は、カラオケユニットとしているが、携帯電話機に録画されたコンテンツを観賞したり、ゲームコンテンツを楽しむなど、現在の携帯電話機の有する別な機能にも利用可能であることは勿論である。
1…カラオケユニット、2…蓋、3…本体、4…段部、5…スピーカ、6…蛇腹部、7…魚眼レンズ、8…操作窓、9…支持部、10…携帯電話機、11…表示画面、12…操作部、13…イヤホンジャック部、14…コード。
Claims (5)
- 蓋と、当該蓋が勘合し密封状態とする段部を備えた本体と、上記本体の内部に配設され携帯電話機が支持される支持部と、上記蓋或いは本体に配設され上記携帯電話機からの音声を出力するスピーカと、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の操作部を外部から操作するための操作窓と、上記蓋或いは本体の外周面の一部に形成され上記携帯電話機の表示画面を拡大して表示する魚眼レンズと、を有する防水機能を備えたカラオケユニット。
- 上記魚眼レンズは、上記蓋或いは本体の外周面の一部に蛇腹部を介して設けられており、当該蛇腹部により角度調整可能である請求項1に記載の防水機能を備えたカラオケユニット。
- 上記魚眼レンズは、携帯電話機の表示画面を視認可能な上記蓋或いは本体の透明な表示部の両端に設けたレール上をスライド可能である請求項1に記載の防水機能を備えたカラオケユニット。
- 上記魚眼レンズは、携帯電話機の表示画面を視認可能な上記蓋或いは本体の透明な表示部上の任意の場所に着脱可能である請求項1に記載の防水機能を備えたカラオケユニット。
- 上記支持部は、上記携帯電話機が上記本体に収納したときに当該携帯電話機の背面に位置する部分を高反発の弾性支持部材で覆った構成である、請求項1に記載のカラオケユニット。
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JP2006003513U JP3123601U (ja) | 2006-05-11 | 2006-05-11 | 防水機能を備えたカラオケユニット |
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KR100823028B1 (ko) * | 2006-09-07 | 2008-04-17 | 이종진 | 화면확대용 렌즈장착 휴대폰 거치대 |
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