JP6303079B2 - サンシェードセット具 - Google Patents
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Description
不使用時は蛇腹状に折畳んで収納し、使用時には、インストルメントパネル上に載せて広げ、且つその上部を係止具でフロントガラスに係止させるサンシェードが普及している。ただ、現実はサンシェード上部を係止具に係止するのに手間取り、単にインストルメントパネル上に立て掛けるだけで使用されるケースが多く見られる。そして、不使用時に折畳まれるといっても、その収納場所を確保しなければならず、使わないときに厄介品となっていた。
こうしたなか、不使用時に場所をとらない自動車のサンシェード構造の発明が提案されている(例えば、特許文献1)。
請求項2の発明たるサンシェードセット具は、請求項1で、基板の中央域に矩形の開口部が設けられ、該開口部の両外方の基板裏面に、前記結束バンドが夫々固着されたことを特徴とする。請求項3の発明たるサンシェードセット具は、請求項1又は2で、サンシェードが、前記基板表面側の下部に上部が固着されるシート部材と、前記縦折り目及び前記横折り目用の隙間を空け、且つ前記折り重ね体の平面視形状に合わせる大きさにして、該シート部材の表面側に貼着される板状のシート状芯材と、を具備することを特徴とする。
基板2は、図7のごとくサンバイザー9の大きさに合わせた横長の矩形板状のベース板である。合成樹脂製や紙製等で造られ、ある程度の保形性を有しておれば足りる。ただ、車両搭載のため、ソリッドの樹脂成形品よりも発泡成形品や厚紙よりもダンボールなどで軽量化を図ったものが好ましい。例えば軽量で撓み難く、保形性に優れるスチレンボードの発泡ボードが好ましく、本実施形態の基板2もこれを用いる。
符号25は基板2の固着部分21の上縁23で、結束バンド3をかわした略中央に設けた凹状切欠25を示す。該切欠25を利用して、基板2に係止保持された折り重ね体4K(詳細後述)を、図6のように広がるサンシェード4に展開し易くする。
ここで、本発明でいう「基板2の裏面2R」,「裏面側」とは、サンバイザー9を下ろして使用状態にし、該サンバイザー9へ車室内から乗員がサンシェード4を取付ける図7で、サンバイザー9と対向する「基板2の面」,「面側」を指し、「基板2の表面2S」,「表面側」は乗員と向き合う「基板2の面」,「面側」を指す。またサンシェード4について、「表面側」とは図6のサンシェードセット具1の正面視で、その紙面表面側の面をいう。また、「上側」,「下側」とは、図6のサンシェードセット具1の正面視で、「紙面上側」,「紙面下側」を指す。
結束バンド3には、図7のごとく上側バンド先端部32の表面と下側バンド先端部33の裏面に、対の面ファスナー37,38がそれぞれ貼着一体化されている。よって、図1,図9のように該結束バンド3をサンバイザー9に巻き付けるだけで、基板2がサンバイザー9に簡便に取付け保持される。
左右の半割り部41,42の大きさを同じにして、図6のごとく該縦折り目45を中心線に両半割り部41,42を線対称品にする。図6で、右側半割り部41の横長さを、図示のごとく基板2の横長さよりも小さくする一方、両半割り部41,42を展開すれば、基板2の横長さよりも大きくなる。横折り目46は三本設けており、該横折り目46によって芯材48が上下方向に四分割される。芯材48は、図6のごとく合計八枚とし、最上段に配される二枚の芯材48だけを、他の芯材48の約半分ほどの縦長さにする以外は、折り重ね体4Kの縦長さに合わせる。
第一マグネット体62は一方の前記半割り部41(図6の右側半割り部)が固着された基板2の固着部分21から横外方に張り出す基板表面2S側の露出部分22に一体化される。図6で、右側の半割部41(一方の半割部)が固着された基板2が固着部分21から他側縁2fへ向かう露出部分22で、その下縁24沿いに第一マグネット体62が該基板2に埋設一体化される。基板表面2Sと第一マグネット体62が基板表面2S側に現れる面は面一とする。第一マグネット体62は図示のごとく所定ピッチで基板2下部の露出部分22に複数(ここでは三個)配設される。第一マグネット体62と第一板片51との接合(又は近接)による磁力吸着で、左右に展開した半割り部の他方42が、その展開状態に維持される。
両半割り部41,42を重ね合わせた後、横折り目46で、図4から図3のようにして巻き込むように折畳み、さらに図1のように巻き込むように折畳んでなる折り重ね体4Kが、第二板片52と前記第二マグネット体61との接合又は近接による磁力吸着で、該基板2に係止される構成とする。一連の折畳みによって、図1の折り重ね体4Kに係る第二段部分412の裏面4Rに現れる第二板片52と、基板表面2Sの上縁23沿いに配された第二マグネット体61とが対面接合して、第二マグネット体61の磁力吸着で、折り重ね体4Kが図1の状態を保って基板2に係止保持される。
尚、図1〜図9のサンシェードセット具1は右ハンドルの運転席側に取付けるものであるが、左ハンドル用も必要な場合は、図6で、側縁2c,4cを中心線とする左右対称品の図示しない右側品を揃えることになる。
これに対し、本発明のサンシェードセット具1は、図1のようにサンバイザー9に取付けたまま小さく折畳んだ後、該サンバイザー9を持ち上げれば、図7のごとくフロントガラス7上方の車両ボディルーフ8へ寄せられる。サンバイザー9の天井側に付くので、場所をとらず、置き場所に困ることがない。サンバイザー9で隠れるので目障りにならず、運転に支障もでない。また、サンシェード4に縦折り目45,横折り目46が設けられているので、図1のようにサンバイザー9に取付けたまま、折り重ね体4Kへスムーズに小さく折畳むことができる。加えて、基板2に第二マグネット体61が一体化され、サンシェード4に第二板片52が一体化しているので、折り重ね体4Kの状態で磁力吸着によって基板表面2Sに係止できる。折り重ね体4Kには、基板2上に置かれる際、第二マグネット体61と対向する部位に強磁性体の第二板片52が配され、これがサンシェード3に一体化しているので、第二マグネット体61と第二板片52とが磁力の吸引し合う力で、折り重ね体4Kの形成を助け、サンバイザー9に取付けたまま小さく折畳み収納する作業が容易にする。折り畳み易くする縦折り目45,横折り目46の形成にとどまらず、第二マグネット体61が磁力による自律的作用で、車室内でサンシェード4を円滑収納できる。サンシェードセット具1はこのコンパクト化した収納状態を保ったまま走行できる。従来、使用時に手を伸ばしてサンバイザーを取り易くするため、後部座席にサンバイザーを置くケースが多い。斯かる場合、乗員が後部座席に乗り込んでくると、急遽、サンバイザーの移し代えを迫られたが、そうした事態に陥ることもない。
加えて、本サンシェードセット具1はサンバイザー9に取付けるので、図7,図10のようにフロントガラス7に対向するようにサンバイザー9を下ろして、ハンドルやシャフトの日除けだけでなく、サンバイザー9の棒状支持部材92をサイドウィンドゥに沿うように回転させれば、ここから日差しが入るのも簡単に防ぐことができる。勿論、斯かる用途品には、シート材49をシート部材47と同様、アルミ蒸着等がされた反射材とするのがより好ましい。
このように、本サンシェードセット具1は数々の優れた効果を発揮し極めて有益である。
2 基板
20 開口部
3 結束バンド
4 サンシェード
41 一方の半割り部(図6の右側半割り部)
42 他方の半割り部(図6の左側半割り部,半割り部の他方)
45 縦折り目
46 横折り目
47 シート部材
48 芯材
51 第一板片
52 第二板片
61 第二マグネット体
62 第一マグネット体
Claims (3)
- 板状の基板と、
該基板の裏面に固着された帯状の結束バンドと、
シート状又は板状にして、中央に縦方向の縦折り目が設けられ、該縦折り目を中心にして左右の半割り部を折り重ねることにより、横長さが前記基板の横長さよりも小さくなり、且つ一方の半割り部の一側縁を前記基板の一側縁に合わせて、その半割り部の上部が前記基板表面側の下部に接着剤等で固着され、さらに複数の横折り目が設けられ、該横折り目で折畳むことにより前記基板の縦長さと同等又はそれ以下になるサンシェードと、
一方の前記半割り部が固着された前記基板の固着部分から横外方に張り出す基板表面側の露出部分に一体化された第一マグネット体と、
前記基板表面側の上部に一体化された第二マグネット体と、
他方の前記半割り部の展開時に、第一マグネット体と対向する前記サンシェードの裏面側の部位に一体化される強磁性体の第一板片と、
両半割り部を重ね合わせ、さらに前記横折り目で巻き込むように折畳み、該基板上に重ね置かれる前記サンシェードの折り重ね体で、前記第二マグネット体と対向する部位に一体化される強磁性体の第二板片と、を具備し、
左右に展開した前記半割り部の他方が、該第一マグネット体と前記第一板片との接合又は近接による磁力吸着で、その展開状態に維持される一方、両半割り部を重ね合わせ、さらに横折り目で巻き込むように折畳んでなる前記折り重ね体が、前記第二板片と前記第二マグネット体との接合又は近接による磁力吸着で、該基板に係止されることを特徴とするサンシェードセット具。 - 前記基板の中央域に矩形の開口部が設けられ、該開口部の両外方の基板裏面に、前記結束バンドが夫々固着された請求項1記載のサンシェードセット具。
- 前記サンシェードが、前記基板表面側の下部に上部が固着されるシート部材と、前記縦折り目及び前記横折り目用の隙間を空け、且つ前記折り重ね体の平面視形状に合わせる大きさにして、該シート部材の表面側に貼着される板状のシート状芯材と、を具備する請求項1又は2に記載のサンシェードセット具。
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