JP6167974B2 - 乗物用シートのテーブル - Google Patents

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Description

本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載されるシートに関し、特に、シートに設置される展開、格納自在のテーブルに関する。更に言えば、買い物袋を保持するためのフックを備えたテーブルに関する。
乗物室内において傘、買い物袋等の小物を保持するための工夫が従来より種々行われている。例えば、乗物用シートの背面に設置された展開、格納自在のテーブルに傘を保持するための構造を備えた発明が下記特許文献1に開示されている。また、同様のテーブルに買い物袋を保持するためのフックを設けることも車両用テーブルにおいて検討されている(未公知)。後者の構造を図8、9に示す。図8はテーブル100の表側からの斜視図であり、図9はテーブル100の裏側からの斜視図である。テーブル100の側縁部には切欠部101が形成され、フック110は切欠部101内にキノコ形状に形成して設けられている。買い物袋の取っ手部分をキノコ形状のフック110に引っ掛けることにより買い物袋を保持できるようにしている。
特開2013−112173号公報
しかし、この場合のキノコ形状のフック110は比較的小さなものであり、買い物袋の取っ手部分が太いと、取っ手部分がフック110のキノコ形状の傘111に相当する引っ掛かり部分から食み出して外れ易い問題がある。この問題に対応するためにはフック110を大きく形成すれば良いが、フック110は本来テーブルとして使用されるものの一部に付随的に設けられたものであるため、大きくすることにも限界がある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、乗物用シートに付随的に設けられたテーブルに買い物袋を保持するためのフックを設けた乗物用シートのテーブルにおいて、買い物袋の取っ手部分が引っ掛かる引っ掛かり部分を一つにまとめて大きく形成することにより、フック全体の大きさを大きくしないで買い物袋の取っ手部分がフックから外れ難くすることにある。
第1発明は、所定広さを有する板材を、その一端縁側を回動中心としてシート壁面等の固定部材に回動自在に結合されたテーブルと、該テーブルを水平状態である展開状態に支持すると共に、展開状態から下方に回動させて前記固定部材に沿った格納状態に移動させる移動機構と、前記テーブルが展開状態と格納状態とに回動される際の回動軌跡の側端部であり、しかも同回動軌跡の外周側より回動中心に近い側に設けられたフックとを備え、該フックは、前記テーブルの側端部に形成された切欠部内で、該切欠部を臨むテーブルの外周側縁部から回動中心側に向けて突出して形成され、該フックの突出端である先端部には、テーブルの中央側に向けて突部が形成され、該突部を含む前記フックの先端部は、前記切欠部内でテーブルの縁部から離間して形成されている乗物用シートのテーブルである。
第1発明によれば、買い物袋の取っ手部分を引っ掛けるフックの引っ掛かり部分は、フックの先端部から基端部までの間の領域となる。フックは切欠部に対して一つのみ設けられ、切欠部の大きさが同じでも、従来のキノコ形状のフックのように引っ掛かり部分がキノコ形状の傘の周りに分散して形成される場合に比べて引っ掛かり部分を大きく形成することができる。そのため、買い物袋の取っ手部分が太い場合でも取っ手部分がフックの先端部から食み出してしまう可能性を抑制することができる。係る作用効果はテーブルが展開状態か格納状態かに係わらず同様である。即ち、展開状態ではフックがシート壁面等の固定部材に近い側にあり、しかも、フックの突出方向が回動中心側、つまり固定部材側とされているため、買い物袋が固定部材に当接して反対側に押される状況では買い物袋の取っ手部分がフックの引っ掛かり部分から外れる可能性は抑制される。テーブルが格納状態にあるときはフックが上を向いて突出される状態となるため、買い物袋の取っ手部分がフックの引っ掛かり部分に引っ掛かった状態とされ、外れる可能性は抑制される。いずれの状態においてもフックの先端部に形成された突部は、フックの引っ掛かり部分から買い物袋の取っ手部分が外れるのを抑制する効果を更に高めることができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図である。 上記実施形態の平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 上記実施形態におけるフック部分のテーブル表側からの斜視図である。 上記実施形態におけるフック部分のテーブル裏側からの斜視図である。 上記実施形態の一つの使用状態を示す斜視図である。 上記実施形態の他の使用状態を示す斜視図である。 本発明の従来例におけるフック部分のテーブル表側からの斜視図である。 本発明の従来例におけるフック部分のテーブル裏側からの斜視図である。
図1〜5は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、車両用フロントシート(以下、単にシートという)に本発明を適用した例を示す。各図中、矢印によりシートの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1に示すように、テーブル40はシート10におけるシートバック20の背面上にベース60(本発明のシート壁面等の固定部材に相当)を介して取り付けられている。テーブル40は、主にシート10の後方に配置された後席の乗員が使用するために設けられており、テーブル40を使用するときは図1にて実線で示すように展開状態とされ、テーブル40を使用しないときは図1にて破線で示すように格納状態とされる。展開状態ではテーブル40は水平状態とされ、後席乗員がテーブル40上に弁当、本等の小物を置けるようにされる。また、格納状態ではテーブル40はシートバック20の背面に沿った状態とされて格納される。そのため、テーブル40はベース60との接続部分をヒンジ中心として回動自在に結合されている。なお、テーブル40は展開状態では水平状態とされるが、シート10においてシートバック20はシートクッション30に対してリクライニング角度(傾斜角度)を自在に調整されるため、展開状態のテーブル40の水平状態も水平線に対してリクライニング角度に応じて変動することになる。
詳細な説明は省略するが、ベース60とテーブル40下面との間には、テーブル40を展開状態に支持すると共に、展開状態から下方に回動させて格納状態に移動させる移動機構を備えている。この移動機構としては公知の各種のものを採用することができる。
テーブル40が展開状態と格納状態とに回動される際の回動軌跡の側端部となるテーブル40の左右両側にはフック51が設けられている。しかも、フック51は上記回動軌跡の外周側より回動中心に近い側に設けられている。詳細には、テーブル40の表面の中央部には平坦な中央平坦部41が形成され、その中央平坦部41の周りには、テーブル40の表面側に堤状に突出して形成されたフレーム部42が形成されている。そして、テーブル40の側端部にあるフレーム部42には概ね四角形状に切り欠かれた切欠部43が形成されている。フック51は、切欠部43内で、該切欠部43を臨むテーブル40の外周側縁部42aから回動中心側に向けて突出して形成されている。フック51の突出端である先端部51bには、テーブル40の中央平坦部41側に向けて突部52が形成され、該突部52を含むフック51の先端部51bは切欠部43内でテーブル40の縁部から離間して形成されている。そして、切欠部43内でフック51とテーブル40の縁部との間には隙間53が形成されている。フック51はテーブル40が樹脂の一体成形にて形成される際に同時に一体成形にて形成されている。フック51とテーブル40は別々に形成され、互いに結合されても良い。このとき、フック51は金属とし、テーブル40は樹脂としても良い。なお、図3において、44はテーブル40の裏面の見栄えを良くするための化粧板を示す。
図6、7は買い物袋Bをテーブル40のフック51に引っ掛けた状態を示している。図6はテーブル40が展開状態にある場合を示し、買い物袋Bの取っ手部分が隙間53に入り、買い物袋Bがフック51に支持されている。このとき、買い物袋Bの取っ手部分を引っ掛けるフック51の引っ掛かり部分は、フック51の先端部51bから基端部51aまでの間の領域となる。フック51は切欠部43に対して一つのみ設けられ、切欠部43の大きさが同じでも、従来のキノコ形状のフック110のように引っ掛かり部分がキノコ形状の傘111の周りに分散して形成される場合に比べて引っ掛かり部分を大きく形成することができる。そのため、買い物袋Bの取っ手部分が太い場合でも取っ手部分がフック51の先端部51bから食み出してしまう可能性を抑制することができる。また、フック51の先端部51bに形成された突部52は、フック51の引っ掛かり部分から買い物袋Bの取っ手部分が外れるのを抑制する効果を更に高めることができる。テーブル40の展開状態ではフック51がシートバック20の背面に近い側にあり、しかも、フック51の突出方向が回動中心側、つまりシートバック20側とされているため、買い物袋Bがシートバック20の背面に当接して反対側(車両後方側)に押される状況では買い物袋Bは車両後方側へ付勢され、その取っ手部分が隙間53の奥側へ移動されてフック51の引っ掛かり部分から外れる可能性は抑制される。図7はテーブル40が格納状態にある場合を示し、このときはフック51が上を向いて突出される状態となるため、買い物袋Bの取っ手部分がフック51の引っ掛かり部分に引っ掛かった状態とされ、外れる可能性は抑制される。この状態においてもフック51の先端部に形成された突部52は、フック51の引っ掛かり部分から買い物袋Bの取っ手部分が外れるのを抑制する効果を更に高めている。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を車両用シートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
10 車両用フロントシート
20 シートバック
30 シートクッション
40 テーブル
41 中央平坦部
42 フレーム部
42a 外周側縁部
43 切欠部
51 フック
51a 基端部
51b 先端部
52 突部
53 隙間
60 ベース(シート壁面等の固定部材)
B 買い物袋

Claims (1)

  1. 所定広さを有する板材を、その一端縁側を回動中心としてシート壁面等の固定部材に回動自在に結合されたテーブルと、
    該テーブルを水平状態である展開状態に支持すると共に、展開状態から下方に回動させて前記固定部材に沿った格納状態に移動させる移動機構と、
    前記テーブルが展開状態と格納状態とに回動される際の回動軌跡の側端部であり、しかも同回動軌跡の外周側より回動中心に近い側に設けられたフックとを備え、
    該フックは、前記テーブルの側端部に形成された切欠部内で、該切欠部を臨むテーブルの外周側縁部から回動中心側に向けて突出して形成され、
    該フックの突出端である先端部には、テーブルの中央側に向けて突部が形成され、該突部を含む前記フックの先端部は、前記切欠部内でテーブルの縁部から離間して形成されている乗物用シートのテーブル。
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