JP6296355B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP6296355B2 JP6296355B2 JP2014219502A JP2014219502A JP6296355B2 JP 6296355 B2 JP6296355 B2 JP 6296355B2 JP 2014219502 A JP2014219502 A JP 2014219502A JP 2014219502 A JP2014219502 A JP 2014219502A JP 6296355 B2 JP6296355 B2 JP 6296355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- discharge
- grain
- support
- glen tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。
請求項1に係る発明は、機体フレーム(2)の一側に脱穀装置(4)を配置し、他側にグレンタンク(6,6A)を配置し、該グレンタンク(6,6A)に貯留された穀粒を機外へ排出する排出筒(7)を設けたコンバインにおいて、
前記グレンタンク(6,6A)の下方に、前記排出筒(7)へ穀粒を空気搬送する搬送筒(69)と、該搬送筒(69)の前側に、前記搬送筒(69)へ空気を吹き込む送風装置(68)を設け、前記グレンタンク(6,6A)と搬送筒(69)の間に、前記グレンタンク(6,6A)内の穀粒を搬送筒(69)に供給する繰出装置(65,66)を設け、前記グレンタンク(6,6A)の後側に、前記排出筒(7)の上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)を立設し、前記揚穀用支持筒(7A)に、前記グレンタンク(6,6A)の後部を回転自在に支持し、前記機体フレーム(2)に、前記繰出装置(66)と送風装置(68)を支持し、前記排出筒(7)を、前記搬送筒(69)の後部に、下側ホース(72)を介して下部を連通し上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)と、該揚穀用支持筒(7A)の上部に、上側ホース(74)を介して後部を連通し前後方向に延在する排出用支持筒(7B)で形成し、前記揚穀用支持筒(7A)を縦筒(73)で形成し、前記排出用支持筒(7B)を、前記上側ホース(74)を介して縦筒(73)の上部と連通する後側内筒(75)と、前記後側内筒(75)に外嵌されて後側内筒(75)の軸心方向に沿って前後方向に移動可能な前側外筒(76)で形成し、前記搬送筒(69)の内径と、前記縦筒(73)の内径と、前記上側ホース(74)の内径と、前記後側内筒(75)の内径と、前記前側外筒(76)の内径を略同径に形成し、前記後側内筒(75)の後部を、前記上側ホース(74)と後側内筒(75)を連結する継手フランジ(88)に連結し、前記上側ホース(74)におけるローラ(87)よりも前側の水平部の略中間まで継手フランジ(88)の後部を延在させ、前記後側内筒(75)と前側外筒(76)の上側に、前記前側外筒(76)を移動させる伸縮駆動装置(78)を設け、該伸縮駆動装置(78)を、ケース(78A)と、該ケース(78)の後部に設けられたモータ(78B)と、前記ケース(78A)内にモータ(78B)によって前後方向に移動する移動体(78C)で形成したことを特徴とするコンバインである。
前記
また、上側ホース(74)と排出用支持筒(7B)の連通部等に生じる空気抵抗を抑制して、穀粒を排出用支持筒(7B)内に効率良くに空気搬送することができ、揚穀用支持筒(7A)を自在に伸縮することができ、トラック等の荷台へ穀粒を排出する排出作業を効率良く行なうことができる。さらに、上側ホース(74)が後側内筒(75)の後部から抜け落ちるのを防止することができる。
刈取前処理装置5は、フィーダハウス51と、オーガ装置52と、刈刃装置53と、掻込み装置54から構成されており、必要に応じてオーガ装置52の未刈取り側である左側フレームに縦刈刃装置を取付けることができる。
脱穀装置4によって脱穀処理された穀粒は、脱穀装置4の下部とグレンタンク6の上部を連結する揚穀装置(図示省略)によって揚穀されグレンタンク6に貯留される。
次に、他のグレンタンク6Aについて説明する。なお、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。図6〜8に示すように、グレンタンク6Aは、穀粒を貯留する略長方体形状に形成されたタンク部60と、タンク部60の下側の縦断面が略台形形状に形成された漏斗部63等から構成されている。
図4,5に示すように、繰出装置65から搬送筒69に繰り出された穀粒は、送風装置68から送風される圧送空気によって排出筒7に搬送され外部に排出される。排出筒7は、グレンタンク6の後側に立設された揚穀用支持筒7Aと、脱穀装置4とグレンタンク6の上側に横設された排出用支持筒7B等から構成されている。
次に、グレンタンク6を上下方向に延在する揚穀用支持筒7Aの軸心を中心として左右に回動させる構成について説明する。
図11〜13に示すように、排出筒7の揚穀用支持筒7Aは、脱穀装置4の右側側壁4Aに支持された脱穀フレーム40の後部に固定された支持部材41の後部に回転自在に支持されている。また、グレンタンク6は、グレンタンク6の後側側壁6Bに設けられた上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下部補強部60Bに固定された下側連結部材80Bを介して揚穀用支持筒7Aに回転自在に支持されている。
揚穀用支持筒7Aを回動する構成に替えて、図15に示すように、揚穀用支持筒7Aを回動不能に固定して、上側ガイドカバー84等を介して揚穀用支持筒7Aの上部に連結される排出用支持筒7Bのみを回動させる構成にすることもできる。なお、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
揚穀用支持筒7Aに、グレンタンク6を上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下部補強部60Bに固定された下側連結部材80Bを介して回転自在に支持する構成に替えて、図16に示すように、揚穀用支持筒7Aに、グレンタンク6を上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下側ガイドカバー81を介して回転自在に支持する構成にすることもできる。
4 脱穀装置
4A 右側側壁
6 グレンタンク
6A グレンタンク
7 排出筒
7A 揚穀用支持筒
7B 排出用支持筒
10 緩衝材
40 脱穀フレーム
40A 前後延在部(第1フレーム)
40B 左右延在部(第2フレーム)
41 支持部材
43 固定用フック
45 駆動手段
61 漏斗部
61E 排出口
63 漏斗部
63E 排出口
64 シャッタ
65 繰出装置
66 繰出装置
68 送風装置
69 搬送筒
72 下側ホース
73 縦筒
74 上側ホース
75 後側内筒
76 前側外筒
77 排出装置
77D 排出口
78 伸縮駆動装置
78A ケース
78B モータ
78C 移動体
80A 上側連結部材
80B 下側連結部材
87 ローラ
Claims (6)
- 機体フレーム(2)の一側に脱穀装置(4)を配置し、他側にグレンタンク(6,6A)を配置し、該グレンタンク(6,6A)に貯留された穀粒を機外へ排出する排出筒(7)を設けたコンバインにおいて、
前記グレンタンク(6,6A)の下方に、前記排出筒(7)へ穀粒を空気搬送する搬送筒(69)と、該搬送筒(69)の前側に、前記搬送筒(69)へ空気を吹き込む送風装置(68)を設け、前記グレンタンク(6,6A)と搬送筒(69)の間に、前記グレンタンク(6,6A)内の穀粒を搬送筒(69)に供給する繰出装置(65,66)を設け、前記グレンタンク(6,6A)の後側に、前記排出筒(7)の上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)を立設し、前記揚穀用支持筒(7A)に、前記グレンタンク(6,6A)の後部を回転自在に支持し、前記機体フレーム(2)に、前記繰出装置(66)と送風装置(68)を支持し、
前記排出筒(7)を、前記搬送筒(69)の後部に、下側ホース(72)を介して下部を連通し上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)と、該揚穀用支持筒(7A)の上部に、上側ホース(74)を介して後部を連通し前後方向に延在する排出用支持筒(7B)で形成し、
前記揚穀用支持筒(7A)を縦筒(73)で形成し、
前記排出用支持筒(7B)を、前記上側ホース(74)を介して縦筒(73)の上部と連通する後側内筒(75)と、前記後側内筒(75)に外嵌されて後側内筒(75)の軸心方向に沿って前後方向に移動可能な前側外筒(76)で形成し、
前記搬送筒(69)の内径と、前記縦筒(73)の内径と、前記上側ホース(74)の内径と、前記後側内筒(75)の内径と、前記前側外筒(76)の内径を略同径に形成し、
前記後側内筒(75)の後部を、前記上側ホース(74)と後側内筒(75)を連結する継手フランジ(88)に連結し、
前記上側ホース(74)におけるローラ(87)よりも前側の水平部の略中間まで継手フランジ(88)の後部を延在させ、
前記後側内筒(75)と前側外筒(76)の上側に、前記前側外筒(76)を移動させる伸縮駆動装置(78)を設け、
該伸縮駆動装置(78)を、ケース(78A)と、該ケース(78)の後部に設けられたモータ(78B)と、前記ケース(78A)内にモータ(78B)によって前後方向に移動する移動体(78C)で形成したことを特徴とするコンバイン。 - 前記グレンタンク(6,6A)の漏斗部(61,63)に、該漏斗部(61,63)の排出口(61E,63E)を開閉するシャッタ(64)を設けた請求項1記載のコンバイン。
- 前記脱穀装置(4)の側壁(4A)に、脱穀フレーム(40)を支持し、前記脱穀フレーム(40)を、前後方向に延在して前記グレンタンク(6,6A)の固定用フック(43)と係合する第1フレーム(40A)と、前記グレンタンク(6,6A)の後側に左右方向に延在する第2フレーム(40B)で形成し、前記第2フレーム(40B)に、前記揚穀用支持筒(7A)を支持部材(41)を介して回転自在に支持し、前記グレンタンク(6,6A)の後部を、前記支持部材(41)の上側に配置された上側連結部材(80A)と、前記支持部材(41)の下側に配置された下側連結部材(80B)を介して前記揚穀用支持筒(7A)に回転自在に支持した請求項1又は2記載のコンバイン。
- 前記揚穀用支持筒(7A)を軸心回りに回動させる駆動手段(45)を設け、前記固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合している場合は、前記駆動手段(45)を駆動することができ、前記固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合していない場合には、前記駆動手段(45)を駆動することができない構成としている請求項3記載のコンバイン。
- 前記排出筒(7)の先端部に、穀粒を排出筒(7)の軸心方向と直交する方向へ案内する排出口(77D)を形成した排出装置(77)を設け、該排出装置(77)の内周部に緩衝材(10)を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバイン。
- 前記繰出装置(65,66)に回転軸(65B)から放射方向へ突設されるとともに、回転軸(65B)の回転によって穀粒を搬送筒(69)へ送り出す複数の仕切板(65C)を設け、該仕切板(65C)の外周部における回転軸(65B)の軸心方向での一方側の端部を、他方側の端部に対して回転軸(65B)の回転方向にずらして配置した請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014219502A JP6296355B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014219502A JP6296355B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016082942A JP2016082942A (ja) | 2016-05-19 |
JP6296355B2 true JP6296355B2 (ja) | 2018-03-20 |
Family
ID=55971361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014219502A Active JP6296355B2 (ja) | 2014-10-28 | 2014-10-28 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6296355B2 (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3138923B2 (ja) * | 1997-10-02 | 2001-02-26 | ヤンマー農機株式会社 | コンバインの穀粒タンク装置 |
JP2000316368A (ja) * | 1999-05-11 | 2000-11-21 | Iseki & Co Ltd | コンバイン用の脱穀装置 |
JP4038603B2 (ja) * | 2000-01-25 | 2008-01-30 | 井関農機株式会社 | コンバインの排出装置 |
JP4228128B2 (ja) * | 2000-04-13 | 2009-02-25 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP3858620B2 (ja) * | 2001-05-08 | 2006-12-20 | 井関農機株式会社 | 穀粒搬送装置 |
JP2003219717A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-05 | Iseki & Co Ltd | 粉粒体吐出機 |
JP2005278450A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Kubota Corp | コンバインの穀粒回収装置 |
DE102005038553A1 (de) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Claas Selbstfahrende Erntemaschinen Gmbh | Verfahren zum Überladen von Erntegut |
DE102007036799A1 (de) * | 2007-08-03 | 2009-02-05 | Claas Selbstfahrende Erntemaschinen Gmbh | Erntemaschine mit verstellbarer Überladeeinrichtung |
JP5018551B2 (ja) * | 2008-02-28 | 2012-09-05 | 井関農機株式会社 | 穀粒排出装置 |
JP2010172243A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Iseki & Co Ltd | 穀粒排出装置 |
JP5353737B2 (ja) * | 2010-01-30 | 2013-11-27 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
2014
- 2014-10-28 JP JP2014219502A patent/JP6296355B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016082942A (ja) | 2016-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4924099B2 (ja) | コンバイン | |
JP2010035426A (ja) | コンバイン | |
JP6296355B2 (ja) | コンバイン | |
JP5018551B2 (ja) | 穀粒排出装置 | |
JP2017063658A (ja) | コンバイン | |
JP2016082941A (ja) | コンバイン | |
JP2007228943A (ja) | ロールベーラ付コンバイン | |
JP2006001461A (ja) | コンバインのクローラ走行装置 | |
KR100964218B1 (ko) | 콤바인 및 그 곡립 탱크 | |
JP2017163915A (ja) | コンバイン | |
JP4947260B2 (ja) | コンバインの排出装置 | |
JP2010075161A (ja) | コンバイン | |
JP2016220566A (ja) | コンバイン | |
JP2017060415A (ja) | コンバイン | |
JP2019080513A (ja) | 脱穀装置 | |
JP6330551B2 (ja) | コンバイン | |
JP7178967B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2016202059A (ja) | コンバイン | |
JP2016220564A (ja) | コンバイン | |
JP6472348B2 (ja) | コンバイン | |
JP3757593B2 (ja) | コンバインの穀粒搬出装置 | |
CN206472502U (zh) | 脱粒装置 | |
JP4005965B2 (ja) | コンバイン | |
JP6324345B2 (ja) | コンバイン | |
US617352A (en) | Pneumatic straw |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170411 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6296355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |