JP6296355B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、収穫された穀粒を空気搬送して機外に排出する排出筒を備えたコンバインに関する。
従来、主として大豆等を収穫するコンバインにあっては、収穫された穀粒を損傷させることなく機外に排出して商品価値を損なわないまま出荷するために、脱穀処理された穀粒を貯留するグレンタンクの底部にグレンタンク内の穀粒を下方の搬送筒内へ繰り出す繰出装置を設け、繰出装置の前側に送風装置を設け、搬送筒の後側に穀粒排出案内用の排出筒を設け、排出筒の先端部に穀粒の排出方向を調製する排出装置を設ける構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−155895号公報
しかし、従来のコンバインにあっては、グレンタンクが機体フレームに固定されているために、グレンタンクの内部、繰出装置の内部の清掃等の保守・点検作業を行なうのが困難であった。また、送風装置から送風される圧送空気によって排出筒内を搬送される穀粒が排出装置の内周部に衝突して、穀粒の外皮に損傷が加わり商品価値が低下する虞があった。さらに、穀粒排出案内用の排出筒の長さが調整できないために、穀粒をトラックの荷台に移送する排出作業が繁雑になる虞があった。
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、機体フレーム(2)の一側に脱穀装置(4)を配置し、他側にグレンタンク(6,6A)を配置し、該グレンタンク(6,6A)に貯留された穀粒を機外へ排出する排出筒(7)を設けたコンバインにおいて、
前記グレンタンク(6,6A)の下方に、前記排出筒(7)へ穀粒を空気搬送する搬送筒(69)と、該搬送筒(69)の前側に、前記搬送筒(69)へ空気を吹き込む送風装置(68)を設け、前記グレンタンク(6,6A)と搬送筒(69)の間に、前記グレンタンク(6,6A)内の穀粒を搬送筒(69)に供給する繰出装置(65,66)を設け、前記グレンタンク(6,6A)の後側に、前記排出筒(7)の上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)を立設し、前記揚穀用支持筒(7A)に、前記グレンタンク(6,6A)の後部を回転自在に支持し、前記機体フレーム(2)に、前記繰出装置(66)と送風装置(68)を支持し、前記排出筒(7)を、前記搬送筒(69)の後部に、下側ホース(72)を介して下部を連通し上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)と、該揚穀用支持筒(7A)の上部に、上側ホース(74)を介して後部を連通し前後方向に延在する排出用支持筒(7B)で形成し、前記揚穀用支持筒(7A)を縦筒(73)で形成し、前記排出用支持筒(7B)を、前記上側ホース(74)を介して縦筒(73)の上部と連通する後側内筒(75)と、前記後側内筒(75)に外嵌されて後側内筒(75)の軸心方向に沿って前後方向に移動可能な前側外筒(76)で形成し、前記搬送筒(69)の内径と、前記縦筒(73)の内径と、前記上側ホース(74)の内径と、前記後側内筒(75)の内径と、前記前側外筒(76)の内径を略同径に形成し、前記後側内筒(75)の後部を、前記上側ホース(74)と後側内筒(75)を連結する継手フランジ(88)に連結し、前記上側ホース(74)におけるローラ(87)よりも前側の水平部の略中間まで継手フランジ(88)の後部を延在させ、前記後側内筒(75)と前側外筒(76)の上側に、前記前側外筒(76)を移動させる伸縮駆動装置(78)を設け、該伸縮駆動装置(78)を、ケース(78A)と、該ケース(78)の後部に設けられたモータ(78B)と、前記ケース(78A)内にモータ(78B)によって前後方向に移動する移動体(78C)で形成したことを特徴とするコンバインである。
請求項2に係る発明は、前記グレンタンク(6,6A)の漏斗部(61,63)に、該漏斗部(61,63)の排出口(61E,63E)を開閉するシャッタ(64)を設けた請求項1記載のコンバインである。
請求項3に係る発明は、前記脱穀装置(4)の側壁(4A)に、脱穀フレーム(40)を支持し、前記脱穀フレーム(40)を、前後方向に延在して前記グレンタンク(6,6A)の固定用フック(43)と係合する第1フレーム(40A)と、前記グレンタンク(6,6A)の後側に左右方向に延在する第2フレーム(40B)で形成し、前記第2フレーム(40B)に、前記揚穀用支持筒(7A)を支持部材(41)を介して回転自在に支持し、前記グレンタンク(6,6A)の後部を、前記支持部材(41)の上側に配置された上側連結部材(80A)と、前記支持部材(41)の下側に配置された下側連結部材(80B)を介して前記揚穀用支持筒(7A)に回転自在に支持した請求項1又は2記載のコンバインである。
請求項4に係る発明は、前記揚穀用支持筒(7A)を軸心回りに回動させる駆動手段(45)を設け、前記固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合している場合は、前記駆動手段(45)を駆動することができ、前記固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合していない場合には、前記駆動手段(45)を駆動することができない構成としている請求項3記載のコンバインである。
請求項5に係る発明は、前記排出筒(7)の先端部に、穀粒を排出筒(7)の軸心方向と直交する方向へ案内する排出口(77D)を形成した排出装置(77)を設け、該排出装置(77)の内周部に緩衝材(10)を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項6に係る発明は、前記繰出装置(65,66)に回転軸(65B)から放射方向へ突設されるとともに、回転軸(65B)の回転によって穀粒を搬送筒(69)へ送り出す複数の仕切板(65C)を設け、該仕切板(65C)の外周部における回転軸(65B)の軸心方向での一方側の端部を、他方側の端部に対して回転軸(65B)の回転方向にずらして配置した請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバインである。
前記
請求項1記載の発明によれば、グレンタンク(6,6A)の下方に、排出筒(7)へ穀粒を空気搬送する搬送筒(69)と、搬送筒(69)の前側に、搬送筒(69)へ空気を吹き込む送風装置(68)を設け、グレンタンク(6,6A)と搬送筒(69)の間に、グレンタンク(6,6A)内の穀粒を搬送筒(69)に供給する繰出装置(65,66)を設け、グレンタンク(6,6A)の後側に、排出筒(7)の上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)を立設し、揚穀用支持筒(7A)に、グレンタンク(6,6A)の後部を回転自在に支持し、機体フレーム(2)に、繰出装置(66)と送風装置(68)を支持し、排出筒(7)を、搬送筒(69)の後部に、下側ホース(72)を介して下部を連通し上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)と、揚穀用支持筒(7A)の上部に、上側ホース(74)を介して後部を連通し前後方向に延在する排出用支持筒(7B)で形成し、揚穀用支持筒(7A)を縦筒(73)で形成し、排出用支持筒(7B)を、上側ホース(74)を介して縦筒(73)の上部と連通する後側内筒(75)と、後側内筒(75)に外嵌されて後側内筒(75)の軸心方向に沿って前後方向に移動可能な前側外筒(76)で形成し、搬送筒(69)の内径と、縦筒(73)の内径と、上側ホース(74)の内径と、後側内筒(75)の内径と、前側外筒(76)の内径を略同径に形成し、後側内筒(75)の後部を、上側ホース(74)と後側内筒(75)を連結する継手フランジ(88)に連結し、上側ホース(74)におけるローラ(87)よりも前側の水平部の略中間まで継手フランジ(88)の後部を延在させ、後側内筒(75)と前側外筒(76)の上側に、前側外筒(76)を移動させる伸縮駆動装置(78)を設け、伸縮駆動装置(78)を、ケース(78A)と、ケース(78)の後部に設けられたモータ(78B)と、ケース(78A)内にモータ(78B)によって前後方向に移動する移動体(78C)で形成したので、繰出装置(66)の外側にグレンタンク(6,6A)を回動しグレンタンク(6,6A)の下側と繰出装置(66)の上側に作業空間を確保して、グレンタンク(6,6A)の内部とグレンタンク(6,6A)の内部の清掃等の保守・点検作業を容易に行なうことができる。
また、上側ホース(74)と排出用支持筒(7B)の連通部等に生じる空気抵抗を抑制して、穀粒を排出用支持筒(7B)内に効率良くに空気搬送することができ、揚穀用支持筒(7A)を自在に伸縮することができ、トラック等の荷台へ穀粒を排出する排出作業を効率良く行なうことができる。さらに、上側ホース(74)が後側内筒(75)の後部から抜け落ちるのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、グレンタンク(6,6A)の漏斗部(61,63)に、漏斗部(61,63)の排出口(61E,63E)を開閉するシャッタ(64)を設けているので、繰出装置(66)の外側にグレンタンク(6,6A)を回動させる前に、シャッタ(64)で漏斗部(61,63)の排出口(61E,63E)を塞ぐことができ、漏斗部(61,63)に残留した穀粒の外部への排出を防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、脱穀装置(4)の側壁(4A)に、脱穀フレーム(40)を支持し、脱穀フレーム(40)を、前後方向に延在してグレンタンク(6,6A)の固定用フック(43)と係合する第1フレーム(40A)と、グレンタンク(6,6A)の後側に左右方向に延在する第2フレーム(40B)で形成し、第2フレーム(40B)に、揚穀用支持筒(7A)を支持部材(41)を介して回転自在に支持し、グレンタンク(6,6A)の後部を、支持部材(41)の上側に配置された上側連結部材(80A)と、支持部材(41)の下側に配置された下側連結部材(80B)を介して揚穀用支持筒(7A)に回転自在に支持しているので、揚穀用支持筒(7A)を回転支持する部品点数を削減でき、また、揚穀用支持筒(7A)にグレンタンク(6,6A)の後部を強固に回転支持することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の効果に加えて、揚穀用支持筒(7A)を軸心回りに回動させる駆動手段(45)を設け、固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合している場合は、駆動手段(45)を駆動することができ、固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合していない場合には、駆動手段(45)を駆動することができない構成としているので、グレンタンク(6,6A)の保守・点検作業中に揚穀用支持筒(7A)が回動することを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、排出筒(7)の先端部に、穀粒を排出筒(7)の軸心方向と直交する方向へ案内する排出口(77D)を形成した排出装置(77)を設け、排出装置(77)の内周部に緩衝材(10)を設けているので、空気搬送される穀粒が排出装置(77)の内周部に衝突しても穀粒の外皮に外傷が加わるのを防止して、穀粒の高い商品価値を維持することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、繰出装置(65,66)に回転軸(65B)から放射方向へ突設されるとともに、回転軸(65B)の回転によって穀粒を搬送筒(69)へ送り出す複数の仕切板(65C)を設け、仕切板(65C)の外周部における回転軸(65B)の軸心方向での一方側の端部を、他方側の端部に対して回転軸(65B)の回転方向にずらして配置しているので、繰出装置(65,66)から搬送筒(69)へ均一に穀粒を供給することができる。
汎用コンバインの正面図である。 汎用コンバインの左側面図である。 汎用コンバインの平面図である。 グレンタンクと排出筒の要部右側面図である。 グレンタンクの正面図である。 他のグレンタンクの右側面図である。 他のグレンタンクの平面図である。 他のグレンタンクの背面図である。 穀粒定量繰出装置を左右方向に断面した説明図である。 穀粒定量繰出装置の前後方向に断面した説明図である。 揚穀用支持筒回りにグレンタンクを回動させる構成の説明図である。 収納状態にあるグレンタンクの平面図である。 開放状態にあるグレンタンクの平面図である。 漏斗部に設けられたシャッタの説明図である。 揚穀用支持筒回りにグレンタンクを回動させる他の構成の説明図である。 揚穀用支持筒回りにグレンタンクを回動させるさらに他の構成の説明図である。 排出用支持筒の後側内筒と上側ホースの連結部の右側面図である。 排出装置の(a)は右側面図、(b)は正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、理解を容易にするために、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
図1〜3に示すように、汎用コンバイン1の機体フレーム2の下側には、土壌面を走行するための左右一対のクローラからなる走行装置3を設け、機体フレーム2の上側には、脱穀・選別を行なう脱穀装置4を設け、脱穀装置4の前側には、圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置5を設けている。脱穀装置4で脱穀・選別された穀粒は、脱穀装置4の右側に設けたグレンタンク6に貯留され、貯留された穀粒は、揚穀用支持筒7Aと排出用支持筒7Bからなる排出筒7により外部へ排出される。また、グレンタンク6の前側には、操縦者が搭乗する操縦部8を設けている。
<刈取前処理装置>
刈取前処理装置5は、フィーダハウス51と、オーガ装置52と、刈刃装置53と、掻込み装置54から構成されており、必要に応じてオーガ装置52の未刈取り側である左側フレームに縦刈刃装置を取付けることができる。
フィーダハウス51は、オーガ装置52によって搬送された稲、麦、大豆、そば等の穀稈を脱穀装置4に搬送する装置であり、オーガ装置52と脱穀装置4の間に設けている。
オーガ装置52は、掻込み装置54で掻込まれた穀稈を送込口の前側に寄せ集めてフィーダハウス51に引き継ぐ装置であり、フィーダハウス51の前側に配置し、汎用コンバイン1の機体の全幅とほぼ同一幅に形成している。
刈刃装置53は、掻込み装置54で掻込まれた穀稈の株元を切断する装置であり、オーガ装置52のオーガフレームの底板の前端部に、側面視において前側から後側に緩やかに後上がり傾斜して設けている。
掻込み装置54は、倒伏した穀稈、大豆やそば等の丈の低い穀稈、油菜や菜の花等の丈の高い穀稈をオーガ装置52に掻込む装置であり、オーガ装置52の全幅とほぼ同一幅に形成され、オーガ装置52の上側に設けている。
<グレンタンク>
脱穀装置4によって脱穀処理された穀粒は、脱穀装置4の下部とグレンタンク6の上部を連結する揚穀装置(図示省略)によって揚穀されグレンタンク6に貯留される。
図4,5に示すように、グレンタンク6は、穀粒を貯留する略長方体形状に形成されたタンク部60と、タンク部60の下側の略四角錐形状に形成された漏斗部61等から構成されている。
漏斗部61の前側側壁61Aは、前側側壁61Aの上部から後側下方に向かって延在し、後側側壁61Bは、後側側壁61Bの上部から前側下方に向かって延在し、左側側壁61Cは、左側側壁61Cの上部から右側下方に向かって延在し、右側側壁61Dは、右側側壁61Dの上部から左側下方に向かって延在して略四角錐形状に形成されている。これにより、穀粒が漏斗部61内で滞留することを防止して、漏斗部61の下側に設けた繰出装置65に穀粒を繰り入れることができる。なお、漏斗部61の前側側壁61Aには、後述する脱穀フレーム40の前後延在部(請求項における「第1フレーム」)40Aに係合してグレンタンク6を収納状態に維持する固定用フック43の基部が支持されている。
グレンタンク6から繰出装置65に繰り入れた穀粒は、繰出装置65の下側に設けた搬送筒69に繰り出される。搬送筒69の前部は、樹脂製の前側ホース71を介して漏斗部61の前側側壁61Aの前側に設けた送風装置68の排気口に連結され、後部は、樹脂製の下側ホース72を介して縦筒73の下部に連結されている。また、送風装置68は、搬送筒69等に圧送空気を供給するブロアを備えており、圧送空気の空気量は、後述する排出用支持筒7Bの前側外筒76を後側内筒75に対して最も前側に移動した状態において、穀粒をスムーズに排出できる空気量に設定している。
図9に示すように、繰出装置65は、外枠65Aと、外枠65Aの前側側壁と後側側壁に架設した回転軸65Bと、回転軸65Bに60度の間隔を隔てて基部を支持した6枚の仕切板65C等から構成されている。また、外枠65Aの上側側壁には、シャッタ65Dによって開閉可能な漏斗部61から穀粒を繰り入れる繰入れ口65Eが形成され、外枠65Aの下側側壁には、搬送筒69に穀粒を繰り出す繰出し口65Fが形成されている。なお、繰出装置65は、連結部材(図示省略)により機体フレーム2に固定され、繰入れ口65Eの周辺には、回動する漏斗部61の下部と接当するシール部材が設けられ、回転軸65Bは、回転軸65Aの後部に装着されたスプロケット65Gに巻回されたチェンにより駆動され、シャッタ65Dは、繰出装置65の近傍に設けられたモータ等により駆動される。
図10に示すように、回転軸65Bの回転方向の上流側に各仕切板65Cの後部を位置させ、回転軸65Bの回転方向の下流側に仕切板65Cの前部を位置させて、側面視において回転軸65Bを横断するように各仕切板65Cを傾斜して設けるのが好適である。換言すると、各仕切板65Cは、その外周部における後端部よりも前端部が回転方向の下流側に位置している。これにより、繰出装置65に繰り入れた穀粒を、繰出装置65から搬送風路70に前後方向に亘って均一に繰り出すことができ、搬送通路内での穀粒の偏りを防止することができる。
(他のグレンタンク)
次に、他のグレンタンク6Aについて説明する。なお、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。図6〜8に示すように、グレンタンク6Aは、穀粒を貯留する略長方体形状に形成されたタンク部60と、タンク部60の下側の縦断面が略台形形状に形成された漏斗部63等から構成されている。
漏斗部63の前側側壁63Aは、前側側壁63Aの上部から下方に向かって延在し、後側側壁63Bは、後側側壁63Bの上部から下方に向かって延在し、左側側壁63Cは、左側側壁63Cの上部から右側下方に向かって延在し、右側側壁63Dは、右側側壁63Dの上部から左側下方に向かって延在して縦断面が略台形形状に形成されている。これにより、漏斗部63の内容積が増加してグレンタンク6Aに多量の穀粒を貯留することができ、また、穀粒が漏斗部63内で滞留することを防止して、漏斗部63の下側に設けた繰出装置66に穀粒を繰り入れることができる。
繰出装置66は、漏斗部63の下部に前部から後部に亘って形成された排出口63Eの下側の前側に位置する前側繰出装置67Aと、排出口63Eの下側の後側に位置する後側繰出装置67Bを連結して構成している。繰出装置66に繰り入れた穀粒は、繰出装置66の下側に設けた搬送筒69に繰り出される。搬送筒69の前部は、前側ホース71を介して漏斗部61の前側側壁61Aの前側に設けた送風装置68の排気口に連結している。また、搬送筒69の後部は、下側ホース72を介して縦筒73の下部に連結されている。
<排出筒>
図4,5に示すように、繰出装置65から搬送筒69に繰り出された穀粒は、送風装置68から送風される圧送空気によって排出筒7に搬送され外部に排出される。排出筒7は、グレンタンク6の後側に立設された揚穀用支持筒7Aと、脱穀装置4とグレンタンク6の上側に横設された排出用支持筒7B等から構成されている。
揚穀用支持筒7Aは、タンク部60の上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下部補強部60Bに固定された下側連結部材80Bに回転自在に支持された上下方向に延在する鋼管からなる縦筒73等から構成されている。縦筒73の下部は、下側ホース72によって、搬送筒69の圧送空気の下流側である後部に連結されている。なお、縦筒73の下部の外周部と下側ホース72の内周部は、Oリング等のシール部材を介して回転自在に連結されている。
また、揚穀用支持筒7Aの下部の後側には、モータ等からなる駆動手段45が設けられ、縦筒73の下部には、駆動手段45によって回動される回転プレート73Aが固定され、連結プレート73Aの下面に形成された円周上の溝には、湾曲した下側ホース72の後部が挿通される下側ガイドカバー81の上部に形成された円周上の凸部が遊嵌されている。
縦筒73の上部には、縦筒73と共に回動する支持部材82が固定され、支持部材82の後部には、上下方向に延在する連結部材83が固定されている。また、連結部材83の上部には、左右方向に延在する支軸85を介して後述する樹脂製の上側ホース74を支持する上側ガイドカバー84の下後部が揺動自在に支持されている。なお、縦筒73に替えて、縦筒73の内部に樹脂製の連結ホースを配置して二重筒として、連結ホースにより下側ホース72と上側ホース74を連結することもできる。
上側ガイドカバー84の下前部には、支軸85の軸心を中心として上側ガイドカバー84の前部を上下方向に揺動させる油圧シリンダ86のロッド先端部が固定されている。なお、油圧シリンダ86の基部は、支持部材82の前部に固定されている。また、上側ガイドカバー84の前後部には、緩やかな湾曲状態に上側ホース74を維持する左右方向に延在するローラ87を設けている。
排出用支持筒7Bは、上側ガイドカバー83の前部に固定された前後方向に延在する鋼管からなる後側内筒75と、後側内筒75の外周部に外嵌され、前後方向に延在する鋼管からなる前側外筒76等から構成されている。
図17に示すように、後側内筒75の後部は、上側ガイドカバー84の前部に固定された継手フランジ88を介して上側ホース74に連結され、上側ホース74を介して縦筒73の上部に連結されている。また、継手フランジ88の後部の内周面には、継手フランジ88の後端部を先細にするテーパ88Aが形成されている。これにより、上側ホース74と継手フランジ88の連結部の段差を抑制し、圧送空気の損失を防止して、穀粒をスムーズに搬送することができる。さらに、継手フランジ88の挿入部88Bを上側ホース74の前側水平部の略中間まで延出するのが好適である。これにより、上側ガイドカバー84を上下方向に延在する揚穀用支持筒7Aの軸心を中心として左右方向に回動したり、又は、左右方向に延在する支軸85の軸心を中心として上下方向に回動した場合に、上側ホース74に生じるねじれ、変形等によって上側ホース74が継手フランジ88の後部から抜け落ちるのを防止することができる。
圧送空気によって搬送される穀粒の帯電を防止して穀粒をスムーズに搬送するために、搬送筒69,下側ホース72,縦筒73,上側ホース74,後側内筒75,及び前側外筒76の内周面に帯電防止材を塗布し、圧送空気の損失を防止して穀粒をスムーズに搬送するために、搬送筒69,下側ホース72,縦筒73,上側ホース74,後側内筒75,及び前側外筒76の内径を略同一径に設定して相互の連結部の段差を小さくするのが好適である。
後側内筒75と前側外筒76の上側には、後側内筒75の軸心上に沿って前側外筒76を前後方向に移動させる伸縮駆動装置78を設けている。伸縮駆動装置78は、前後方向に延在するケース78Aの後部に装着したモータ78Bの回転によってケース78A内を前後方向に移動する移動体78Cを備えた装置である。伸縮駆動装置78の後部は、ブラケット78Dを介して後側内筒75の外周部の後部に固定され、移動体78Cは、前側外筒76の外周部の後部に固定されている。
前側外筒76の先端部には、穀粒を外部に排出する排出装置77が設けられている。図18(a)に示すように、排出装置77は、前側外筒76の軸心に沿って前後方向に延在する縦断面が略正方形形状に形成された横筒部77Aと、前側外筒76の軸心と直交する上下方向に延在する横断面が略正方形形状に形成された縦筒部77Cと、横筒部77Aと縦筒部77Cを連結する連結部77Bから形成し、縦筒部77Cの下部には、排出口77Dが開口している。
圧送空気により搬送される多くの穀粒が衝突する横筒部77Aの上壁の内面と、連結部77Bの前壁の内面と、縦筒部77Cの前壁の内面には、ゴム、樹脂等からなるシート状の緩衝材10が貼り付けている。これにより、排出装置77の内周部との衝突時に発生する穀粒の外皮上の外傷を防止することができ、穀粒の商品価値の低下を防止することができる。なお、緩衝材10の貼付け部位は、上記に限定さることはなく、横筒部77Aの側壁や下壁の内面、連結部77Bの側壁や後壁の内面、縦筒部77Cの側壁や後壁の内面に貼り付けることもできる。
また、図18(b)に示すように、排出装置77は、前側外筒76の前側部に設けられたモータ等の駆動装置(図示省略)によって前側外筒76の軸心を中心として左右方向に揺動する。これにより、穀粒の排出時に、前側外筒76の軸心を中心として排出装置77を左右方向に揺動させることによってトラック等の荷台に均等に穀粒を排出することができる。
<グレンタンクの回動構成>
次に、グレンタンク6を上下方向に延在する揚穀用支持筒7Aの軸心を中心として左右に回動させる構成について説明する。
図11〜13に示すように、排出筒7の揚穀用支持筒7Aは、脱穀装置4の右側側壁4Aに支持された脱穀フレーム40の後部に固定された支持部材41の後部に回転自在に支持されている。また、グレンタンク6は、グレンタンク6の後側側壁6Bに設けられた上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下部補強部60Bに固定された下側連結部材80Bを介して揚穀用支持筒7Aに回転自在に支持されている。
脱穀フレーム40は、脱穀装置4の右側側壁4Aに沿って前後方向に延在する前後延在部40Aと、前後方向延在部40Aの後部からグレンタンク6の後側側壁6Bに沿って左右方向に延在する左右延在部(請求項における「第2フレーム」)40Bから形成されている。左右延在部40Bの左端部は、略グレンタンク6の後側側壁6Bの左右方向の中心部まで延在し、左右延在部40Bの右端部には、前後方向に延在する支持部材41が固定されている。また、揚穀用支持筒7Aの下部の後側には、揚穀用支持筒7Aを形成する縦筒73の下部に固定された回転プレート73Aを回動する駆動手段45が設けられている。
これにより、図12,13に示すように、グレンタンク6は、上下方向に延在する揚穀用支持筒7Aの軸心を中心としてグレンタンク6の前部を左右方向に回動可能となり、グレンタンク6と繰出装置65内の清掃作業時には、グレンタンク6の前部を右方向に回動させて後述する開放状態にし、グレンタンク6と繰出装置65の連通を解除して、清掃作業等の保守・点検作業を容易に行なうことができる。なお、図12は、揚穀用支持筒7Aの軸心を中心としてグレンタンク6の前部を左側方向に回動して、グレンタンク6の漏斗部61の排出口61Eを機体フレーム2に固定された繰出装置65の繰入れ口65Eに連通した収納状態を示し、図13は、揚穀用支持筒7Aの軸心を中心としてグレンタンク6の前部を右側方向に回動して、グレンタンク6内に残った穀粒を排出口61Eに装着された穀粒袋に排出する開放状態を示している。
図12〜14に示すように、漏斗部61の排出口61Eの上部には、左右方向に移動可能な開口部64Aが形成されたシャッタ64が設けられている。図12に示すように、グレンタンク6を収納状態から開放状態に回動する前に、シャッタ64を左方向に移動させて漏斗部61の排出口61Eを塞ぐことにより、グレンタンク6を収納状態から開放状態に回動中に、グレンタンク6内に残留した穀粒が外部に排出されるのを防止することができる。また、図13に示すように、グレンタンク6内に残った穀粒を穀粒袋に排出する場合には、シャッタ64を右方向に移動させて漏斗部61の排出口61Eを開放する。
(他の回動構成)
揚穀用支持筒7Aを回動する構成に替えて、図15に示すように、揚穀用支持筒7Aを回動不能に固定して、上側ガイドカバー84等を介して揚穀用支持筒7Aの上部に連結される排出用支持筒7Bのみを回動させる構成にすることもできる。なお、同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
揚穀用支持筒7Aは、左右延在部40Bの右端部に固定された支持部材41の後部に回転不能に固定されている。また、連結部材83を介して揚穀用支持筒7Aと上側ガイドカバー84を連結する支持部材82を、揚穀用支持筒7Aを形成する縦筒73の上部に回転自在に外嵌し、支持部材82の下部には、回転プレート82Aを固定している。さらに、揚穀用支持筒7Aの上部の後側に、支持部材82の下部に固定された回転プレート82Aを回動させる駆動手段45を設けられている。なお、グレンタンク6は、揚穀用支持筒7Aにグレンタンク6の上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下部補強部60Bに固定された下側連結部材80Bを介して回転自在に支持されている。
これにより、脱穀フレーム40の左右延在部40Bに固定された支持部材41の後部に揚穀用支持筒7Aを強固に固定することができ、グレンタンク6を左右方向にスムーズに回動させることができる。
(さらに他の回動形態)
揚穀用支持筒7Aに、グレンタンク6を上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下部補強部60Bに固定された下側連結部材80Bを介して回転自在に支持する構成に替えて、図16に示すように、揚穀用支持筒7Aに、グレンタンク6を上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、下側ガイドカバー81を介して回転自在に支持する構成にすることもできる。
グレンタンク6のタンク部60の左右側側壁の後側下部と漏斗部63の左右側側壁63C,63Dの後端部を連結する左右側補強プレート48A,48Bを設け、タンク部60の後側側壁6Bの下端部と左右側補強プレート48A,48Bの後端部を連結する後側補強プレート48Cを設け、後側補強プレート48Cに下側ホース72を内部に挿通する下側ガイドカバー81の前部を固定する。
揚穀用支持筒7Aに、グレンタンク6を上部補強部60Aに固定された上側連結部材80Aと、揚穀用支持筒7Aの下部が遊嵌されている下側ガイドカバー81を介して回転自在に支持されている。また、揚穀用支持筒7Aは、左右延在部40Bに固定された支持部材41の後部に回転自在に支持され、揚穀用支持筒7Aの下部の後側には、回転プレート73Aを回動する駆動手段45が設けられている。なお、駆動手段45は、固定用フック43が前後延在部40Aに係合してグレンタンク6が収納状態にある場合に、駆動可能とされ、グレンタンク6が開放状態にある場合には、駆動することができない。
これにより、グレンタンク6を揚穀用支持筒7Aに回転自在に支持する下部回動支点となる下側ガイドカバー81を強固に固定することができ、グレンタンク6を左右方向にスムーズに回動させることができる。
本発明は、汎用コンバインの排出筒の先端部に設けられる排出装置に利用できるものである。
2 機体フレーム
4 脱穀装置
4A 右側側壁
6 グレンタンク
6A グレンタンク
7 排出筒
7A 揚穀用支持筒
7B 排出用支持筒
10 緩衝材
40 脱穀フレーム
40A 前後延在部(第1フレーム)
40B 左右延在部(第2フレーム)
41 支持部材
43 固定用フック
45 駆動手段
61 漏斗部
61E 排出口
63 漏斗部
63E 排出口
64 シャッタ
65 繰出装置
66 繰出装置
68 送風装置
69 搬送筒
72 下側ホース
73 縦筒
74 上側ホース
75 後側内筒
76 前側外筒
77 排出装置
77D 排出口
78 伸縮駆動装置
78A ケース
78B モータ
78C 移動体
80A 上側連結部材
80B 下側連結部材
87 ローラ

Claims (6)

  1. 機体フレーム(2)の一側に脱穀装置(4)を配置し、他側にグレンタンク(6,6A)を配置し、該グレンタンク(6,6A)に貯留された穀粒を機外へ排出する排出筒(7)を設けたコンバインにおいて、
    前記グレンタンク(6,6A)の下方に、前記排出筒(7)へ穀粒を空気搬送する搬送筒(69)と、該搬送筒(69)の前側に、前記搬送筒(69)へ空気を吹き込む送風装置(68)を設け、前記グレンタンク(6,6A)と搬送筒(69)の間に、前記グレンタンク(6,6A)内の穀粒を搬送筒(69)に供給する繰出装置(65,66)を設け、前記グレンタンク(6,6A)の後側に、前記排出筒(7)の上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)を立設し、前記揚穀用支持筒(7A)に、前記グレンタンク(6,6A)の後部を回転自在に支持し、前記機体フレーム(2)に、前記繰出装置(66)と送風装置(68)を支持し、
    前記排出筒(7)を、前記搬送筒(69)の後部に、下側ホース(72)を介して下部を連通し上下方向に延在する揚穀用支持筒(7A)と、該揚穀用支持筒(7A)の上部に、上側ホース(74)を介して後部を連通し前後方向に延在する排出用支持筒(7B)で形成し、
    前記揚穀用支持筒(7A)を縦筒(73)で形成し、
    前記排出用支持筒(7B)を、前記上側ホース(74)を介して縦筒(73)の上部と連通する後側内筒(75)と、前記後側内筒(75)に外嵌されて後側内筒(75)の軸心方向に沿って前後方向に移動可能な前側外筒(76)で形成し、
    前記搬送筒(69)の内径と、前記縦筒(73)の内径と、前記上側ホース(74)の内径と、前記後側内筒(75)の内径と、前記前側外筒(76)の内径を略同径に形成し、
    前記後側内筒(75)の後部を、前記上側ホース(74)と後側内筒(75)を連結する継手フランジ(88)に連結し、
    前記上側ホース(74)におけるローラ(87)よりも前側の水平部の略中間まで継手フランジ(88)の後部を延在させ、
    前記後側内筒(75)と前側外筒(76)の上側に、前記前側外筒(76)を移動させる伸縮駆動装置(78)を設け、
    該伸縮駆動装置(78)を、ケース(78A)と、該ケース(78)の後部に設けられたモータ(78B)と、前記ケース(78A)内にモータ(78B)によって前後方向に移動する移動体(78C)で形成したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記グレンタンク(6,6A)の漏斗部(61,63)に、該漏斗部(61,63)の排出口(61E,63E)を開閉するシャッタ(64)を設けた請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記脱穀装置(4)の側壁(4A)に、脱穀フレーム(40)を支持し、前記脱穀フレーム(40)を、前後方向に延在して前記グレンタンク(6,6A)の固定用フック(43)と係合する第1フレーム(40A)と、前記グレンタンク(6,6A)の後側に左右方向に延在する第2フレーム(40B)で形成し、前記第2フレーム(40B)に、前記揚穀用支持筒(7A)を支持部材(41)を介して回転自在に支持し、前記グレンタンク(6,6A)の後部を、前記支持部材(41)の上側に配置された上側連結部材(80A)と、前記支持部材(41)の下側に配置された下側連結部材(80B)を介して前記揚穀用支持筒(7A)に回転自在に支持した請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記揚穀用支持筒(7A)を軸心回りに回動させる駆動手段(45)を設け、前記固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合している場合は、前記駆動手段(45)を駆動することができ、前記固定用フック(43)と第1フレーム(40A)が係合していない場合には、前記駆動手段(45)を駆動することができない構成としている請求項3記載のコンバイン。
  5. 前記排出筒(7)の先端部に、穀粒を排出筒(7)の軸心方向と直交する方向へ案内する排出口(77D)を形成した排出装置(77)を設け、該排出装置(77)の内周部に緩衝材(10)を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバイン。
  6. 前記繰出装置(65,66)に回転軸(65B)から放射方向へ突設されるとともに、回転軸(65B)の回転によって穀粒を搬送筒(69)へ送り出す複数の仕切板(65C)を設け、該仕切板(65C)の外周部における回転軸(65B)の軸心方向での一方側の端部を、他方側の端部に対して回転軸(65B)の回転方向にずらして配置した請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバイン。
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